2014年3月18日火曜日

上条「インデックスがちっちゃくなった…」

 
※未完作品
 
3VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2011/03/10(木) 21:48:59.71 ID:HZji2wDAO
いつもどおりのある夜。
夕食を終えた二人はそれぞれ皿洗い、テレビ鑑賞と自由に過ごしていました。

禁書「とうまーとうまーおなかがすいたんだよ」ゴロゴロ

上条「さっき夕飯食ったばっかだろー?それより風呂に入りなさい」カチャカチャ

禁書「」ムッ

禁書「私はねとうま!冷蔵庫のプリンが食べたいって言ってるんだよ?!」

上条「だーめ、明日のおやつが無くなっちまうだろぉ」ジャー

禁書「ぐぬぬ…食べたい食べたい食べたいー!!」ゴロゴロゴロゴロ!!

上条「なっ、危な!こっちに転がるな!」

ガシャーンッ 
 
5 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2011/03/10(木) 21:57:06.92 ID:HZji2wDAO
上条「ああー!!お、俺のお気に入りの茶碗があああ」

無惨に飛び散った破片は、先程まで食卓で活躍していたお茶碗。

禁書「とっとうまが悪いんだよっ!私にプリンをくれないから!」アセアセ

上条「」イラッ

言い訳するばかりで謝ろうとしないインデックスに、珍しく上条が声を荒らげた。

上条「インデックスがふざけるからだろ!いい加減にしなさい!」

禁書「うっ…も、もういいもん!お風呂はいるもん!」バタンッ
6 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2011/03/10(木) 22:13:46.72 ID:HZji2wDAO
間もなく、シャワーの音がバスルームから響いてきた。
上条はため息をついて割れてしまった破片を拾い集める。

インデックスのわがままには正直少々うんざりしていた。

特に最近は補習など予定が立て込んでいてただでさえ忙しいのに、家に帰ればこうしてインデックスに振り回される。

上条が心休まるのは入浴と睡眠の時間だけだった。

もちろんインデックスを守ると決めたのは自分だし、今でもその気持ちは揺るがない。

その一方で何もせずに日がな一日呆けている様子を見るとどうしても苛ついてしまうのも事実だった。

上条「せめて自分の食べた皿くらい洗ってくれよ…」ハァ…

インデックスがもっと家庭的な女の子だったらなぁ…
いや、せめてあの幼い内面と釣り合う年齢だったらあのわがままも笑って許せるかもしれないんだけどなぁ…
7 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2011/03/10(木) 22:24:30.64 ID:HZji2wDAO
上条「はぁー…やめやめ」カチャカチャ

考えても仕方ない。
ちゃっちゃと片付けてしまおう。

上条「あだっ」カチャンッ

破片で切れてしまった指から床に血が滴り落ちた。

上条「不幸だ…」

クローゼットから救急箱を引っ張り出して絆創膏を貼る。

血が止まるまで水仕事はやめておくか。

風呂場から盛大な物音が聞こえてきたのは、そう考えて補習プリントに取り掛かろうとした時だった。
10 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2011/03/10(木) 22:34:05.24 ID:HZji2wDAO
上条「インデックス?!大丈夫か?!」

慌てて脱衣所から声を掛けるが、返事はない。
バスルームの扉はきちんと閉まっていて、すりガラスの向こうで何かが動く様子はなかった。

まさか、逆上せてしまったのだろうか?

だが今扉を開ければたらいやらなんやらが顔面に命中することは火を見るより明らかである。

上条「インデックス?!大丈夫なのか?!」
慎重に近づいてノックをしてみる。
反応はない。

まさか本当に倒れて――――

上条「インデックス!!」ガチャッ
11 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2011/03/10(木) 22:42:50.20 ID:HZji2wDAO
扉を開けた瞬間、ふんわりと湯気が立ち上がる。

狭い風呂場のなかで見慣れた銀髪が湯船に沈んでいた。

上条「インデックス!!」

慌ててお湯から引き上げると、少女は激しく咳き込んだ。

いや、少女というには幼すぎる。

上条「なっ…」

抱き上げた彼女は、どういうわけか両手に収まるくらいの幼い女の子になっていた。
15 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2011/03/10(木) 23:49:02.21 ID:HZji2wDAO
上条「さて…」

目の前のベッドには、幼い姿のインデックスが横たわっていた。
あのあと気を失ってしまった彼女の体を拭き、以前洗濯に失敗して縮んだTシャツを着せてやったのだ。

規則正しい呼吸音と顔色を見るに、異常があるわけではなさそうだ。

それにしても…なぜ?

数十分前を振り返ってみても、特に変わったことはなかったように思える。

いや、僅かな変化に気が付かなかっただけかもしれない。

ためしに右手でインデックスの頬に触れてみたが、特に何も起こらなかった。

上条「魔術とかじゃないってことでいいのか…?」

幼い子供特有の柔らかくもっちりとした頬をつまむ。ぷにぷにした感触はなんだか癖になりそうだ。
19 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2011/03/11(金) 07:38:57.24 ID:OnaDOx0AO
禁書「んん…?」

ほんの少し身動ぎして、インデックスの長い睫毛が震えた。
ゆっくりと瞼が上がる。

上条「お、気がついたかインd」

禁書「びゃああああああああ!!」

寮じゅうに響きそうな大音量の泣き声に、上条が思わず飛び退いた。
だがすぐに気をとり直してインデックスを宥める。

上条「どうした?!どっか痛いのかインデックス!!」

慌てて肩を掴むと、インデックスがぴたりと泣き止んだ。が、上条がほっとしたのも束の間、次の瞬間にはこちらを指さしてまた泣き出してしまったのだ。

禁書「わああああああこわいよおおおお」

上条「なっ…えっ?えっ?」

こ、怖い?俺が?

禁書「まーまあああ!!」

今やインデックスは上条に背を向けてわんわん泣いていた。
騒ぎに驚いたのか、さっきまで眠っていたスフィンクスが近づいてくる。

ど、どうしたら…

上条「ど、どうしたのかなーインデックス?おなかすいちゃったかなー?」

なるべく優しく声を掛けてみるが、どうやら逆効果だったようで、インデックスはさらに激しく泣きわめいた。
20 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2011/03/11(金) 07:48:27.39 ID:OnaDOx0AO
禁書「びええええええっあ゛ーー」

ま、まずい…俺が声を掛けると逆効果なのか…?
そろそろ近所迷惑な時間帯である。なんとかインデックスを泣き止ませないと…
でも、どうしたら…

部屋中を見渡しても子供をあやすのに役に立ちそうなものは――――

スフィンクス「にゃあん?」
足元から可愛らしい三毛猫が顔をのぞかせていた。

上条「お前だ!スフィンクス!」ガシッ

スフィ「にゃっ?!」

禁書「うわあぁあぁあぁぁー」

いいぜ…インデックス

お前が俺を不審者〈こわいひと〉だって言うんなら…

まずはそのふざけた幻想をぶち[ピーーー]!
21 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2011/03/11(金) 08:05:38.11 ID:OnaDOx0AO
禁書「びゃあああああああ」

スフィ「…」ブラブラ

上条(裏声)「インデックスちゃん?どうちたのかにゃ?」

聞き慣れない声だと思ったのか、インデックスが振り返る。

禁書「キディ!ねこしゃんー!」

上条(裏声)「そうだよ、ねこちゃんだよー」
上条(裏声)「インデックスちゃん、どうして泣いてるのかにゃ?」
因みに上条は床に寝転がりスフィンクスを両手で持ち上げ―――インデックスから見れば人形劇のように見える体制を作るため、腹筋を酷使していた。

禁書「んっとねー…おなかすいたー」

インデックスが素直に答えると、ねこちゃんが少しよろめいたような気がした。

上条(裏声)「そ、そっかーわかったにゃ!お兄ちゃんが何か持ってきてくれるのにゃー」

禁書「おにいちゃん?」

上条(地声)「やあインデックスちゃんこんにちはー」ヒョコッ

禁書「おにいちゃん?」

上条「そうだよーとうま兄ちゃんだよー」ピクピク

禁書「とーまにーちゃん?」

上条「そうそう!はい、ちょっとスフィンクスと遊んでてねー」プルプル

禁書「ん!ねこちゃー」ナデナデ

スフィ「にゃあー」
23 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2011/03/11(金) 08:40:00.52 ID:OnaDOx0AO
上条「ふ、腹筋が…」プルプル

プルプルする腹筋を押さえながら上条はキッチンの影に身を隠していた。

どうやら作戦は上手くいったらしい。
インデックスはすっかり泣き止んで、ベッドの上でスフィンクスと遊んでいる。

上条「とりあえず…助かった~」ハァー

スプーンをとり、さっさと冷蔵庫からプリンを取り出す。また泣き出されてはたまらないと上条は急いでベッドへ向かった。

上条「ほーらインデックス、プリンだぞー」
スプーンを手渡しプリンを置いてやると、インデックスは大きな瞳を輝かせて早速手を伸ばした。

禁書「…?……??」ペリッペリッ

蓋を剥がそうとつまみに手をかけたインデックスだったが、どうやら小さな手では難しいらしい。

禁書「とーまにいちゃ、あかないーあかないー」

一生懸命にペリペリしていたが、やがて諦めたのか上条にプリンを手渡してきた。

上条「はいはい」ペリペリ…

禁書「ふわああ」キラキラ

上条「はい、どうぞー」

禁書「ありがとー」ニコニコ

満面の笑みに、思わずこちらも頬が緩む。

禁書「おいし~」

インデックスは嬉しそうにプリンを頬張った。
24 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2011/03/11(金) 08:51:05.96 ID:OnaDOx0AO
上条「おいしかったか?」

禁書「うん!」ニコニコ

すっかりご機嫌になったインデックスから空になったプリンの容器を受け取る。

インデックスは二度スフィンクスを抱き上げるとふわふわした背中を撫で始めた。

禁書「ねこちゃ♪ねこちゃ♪」

無邪気に笑う姿は可愛らしかった。
27 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2011/03/11(金) 10:33:12.25 ID:OnaDOx0AO
だが、なぜ突然彼女は幼児になってしまったのだろう。

上条「インデックス」

禁書「なあに?」

とりあえず屈託のない笑顔を向ける彼女にいくつか質問してみることにした。

上条「俺の名前わかるかな?」

禁書「とーまにいちゃ!」
びしっと指をさし、自信満々といった様子で答えるインデックス。
さっきそう教えたから分かったのだろうか。それとも体が縮んでしまっただけで記憶は残っているのか…?

上条「じゃあこの子の名前は?」

スフィ「にゃ」

禁書「ねこちゃ!」

上条「えーっと…じゃあここはどこだかわかるかなー…?」

禁書「…」フルフル

しばらく部屋を見回したあと悲しそうな顔で首を横に振った。

こうなる前の記憶は無くなってしまった…ということか。
もう一度インデックスの肩に触れてみる。
やはり変化はなかった。

32 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2011/03/11(金) 12:20:28.99 ID:OnaDOx0AO
上条「うーん…」ポリポリ

やっぱり土御門あたりに相談しといた方がいいよなぁ…

時計を見ると、もう11時を回っていた。
さすがに迷惑か…。
インデックスも眠たげに目を擦っている。

まあ、明日でもいいか…。幼くなってしまった以外は特に異常もないようだし。

上条「さあ寝る時間だぞー」

禁書「んー…」ウトウト

布団を掛ける仕草をするとインデックスは大人しく横になって、すぐに眠ってしまった。

上条「さて…明日も朝から補習だし上条さんも寝ますかね」
33 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2011/03/11(金) 12:32:17.54 ID:OnaDOx0AO
ジリリリリ…
ぱしっ
上条「うぅ…もう朝か…」

上条「う…あと5分だけ…」モソモソ

『わあああああああん!!』

上条「な、なんだ?!」ガバッ

ガチャッ
上条「ど、どうしたインデックス?!」

禁書「とーまにいちゃああああああ」ダキッ

慌てて部屋へ向かうと、大泣きのインデックスが上条の脚にしがみついた。

上条「ど、どうした?どっか痛いのか?」

禁書「とーまにいちゃあああいないいいい」
なるべく優しく聞いてみるが、インデックスの言葉は要領をえない。

上条「何がいないんだ?ん?落ち着いて言ってくれないか?」

なんとか泣き止まそうと抱っこすると、インデックスはようやく落ち着きを取り戻した。
34 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2011/03/11(金) 12:40:08.26 ID:OnaDOx0AO
というか…やっぱり現実なんだな。未だにいまいち実感が湧かないのだが…。

禁書「とーまにいちゃ…いない」ヒック…ヒック

上条「当麻兄ちゃんならここにいますよ~」ベロベロベー

そう言っておどけてみせると、インデックスは楽しそうに笑った。

もしかして、自分がいなくなったと思ってないていたのだろうか。
禁書「とーまにいちゃ!」グイーッ

上条「あだだだだだインデックスさん引っ張らないで!」
35 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2011/03/11(金) 12:45:24.23 ID:OnaDOx0AO
お粥をほおばるインデックスを尻目に、上条も朝食をとる。

上条「あ、朝から疲れた…」ヘロヘロ

禁書「おいひい!おいひい!」ニコニコ

既に満身創痍の上条とは対照的に、インデックスは朝から元気いっぱいである。

上条「そうかそうか…」

なんだか一気に年をとったような気持ちになって、上条はがくりと肩をおとした。
36 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2011/03/11(金) 12:53:17.09 ID:OnaDOx0AO
上条「ってやべぇ!もう8時?!」

因みに補習は7時半からである。既に30分は遅刻している。
どう見ても小学生にしか見えない担任はさぞご立腹だろう。

禁書「??」

急いで鞄に物をつめ、制服に着替える上条をインデックスが不思議そうに見つめていた。
禁書「とーまにいちゃ?」

上条「じゃあなインデックス!昼飯は冷蔵庫に昨夜の残りがあるからな!」バタバタ

禁書「??」

上条「行ってきまs「行っちゃやだあああああああ!!」


48 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2011/03/13(日) 20:07:53.32 ID:oWWA1/FAO
おまいら…ありがとう
ちょっと泣いた

靴を履きそこねた上条の片足に、インデックスがしがみつく。

禁書「とーまああいっちゃやだああああああ」

上条「イ、インデックス大丈夫だって!夕方には帰ってくるから!なっ?」

禁書「いーやあああああ!うあああああ!」ブンブン

同じ階の人「なんだオイっるせぇなぁ」

「虐待?」ヒソヒソ
「昨夜も子供の泣き声してたよね」ヒソヒソ
「やだーサイテー」ヒソヒソ


上条「…………」ダラダラ
49 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2011/03/13(日) 20:23:13.63 ID:oWWA1/FAO
禁書「とーまにいちゃ♪とーまにいちゃ♪」

ご機嫌のインデックスを膝にのせたまま上条はぐったりと壁に背中をあずけた。

時計は午前11時を指している。あのあと結局部屋を出ることはなかった。
どんなに遊んでも寝かしつけても、インデックスは上条が部屋を出ようとすると転がるように走ってきては上条にしがみついて大泣きするのだ。

上条(これなら元のインデックスの方が楽かもなぁ…)

禁書「えいっ」ムギュッ

上条「ふがっ?!」

動かない上条に飽きたのか、インデックスが彼の鼻をつまむ。呼吸を阻まれた上条は間抜けな声を上げる。

上条「はめなさいいんれっくす」

禁書「あはははは!」

じっとりした目で小さな少女を叱ると、インデックスは楽しそうに笑った。

今の彼女にとっては、これも愉快な遊びなのだろう。 
 
62 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2011/03/13(日) 22:46:21.95 ID:oWWA1/FAO
ピリリリリリピリリリリリ

上条「げっ…小萌先生に連絡するの忘れてた…」

上条「インデックス、しーっだぞ!しーっ!」

禁書「??」

ピッ

上条「はい」

小萌『かみじょーちゃん?!無断欠席なんて先生は悲しいです!』

上条「す、すみません…今連絡しようと思ってたんですけど…」

小萌『…ホントですかぁ?』

上条「もちろんです!じ、実は今朝熱が出て…げほごほ」

小萌『大変じゃないですかぁ!もう病院には?』

上条「いえ…寝てればよくなりますから」

小萌『それはいけません!こじらせてしまうのですよ!病院には先生連絡を…』

上条「いえ結構です大丈夫です平気です!!」ブチッ
ツーッツーッツーッ…

上条「ふぅ…」ダラダラ

禁書「とーま、あせいっぱいー」サワサワ
63 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2011/03/13(日) 22:53:39.77 ID:oWWA1/FAO
昼過ぎ
禁書「すー…すー…」

上条「はぁ…やっと寝てくれた…」ボロボロ

上条「どうして子供はこんなパワフルなんだよ…とてもじゃないけど上条さんの体力は持ちませんよー…」

禁書「……ん……とー…ま…」ムニャムニャ

上条「……」

上条(………まあ…たまには悪くないかもなー…なんて…)ホワン
64 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2011/03/13(日) 23:05:40.30 ID:oWWA1/FAO
上条「それにしても…これからどうするかな…」

上条「いつまでもこのままって訳にもいかないよなぁ」

上条「…とりあえず神裂かステイルあたりに相談した方がいいよなぁ」

>>67 神裂orステイル
どっち? 
 
 
67 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2011/03/13(日) 23:10:33.00 ID:7E/8fhWq0
あえてステイル 
 
68 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2011/03/13(日) 23:15:08.33 ID:ojzNT4pHo
いんでっくすが
さらわれた!!! 
 
70 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2011/03/13(日) 23:19:45.69 ID:oWWA1/FAO
ピンポーン
上条「おお、ステイル!よく来たなぁ」

ステイル「で、なんなんだい相談っていうのは」ムスッ

上条「…えーっとですねぇ…なんと説明したらいいものか…」

ステイル「はっきりしてくれ、こっちだって暇じゃないんだよ」イライラ

上条「とにかく、自分の目で見てくれ!その方が早い!」



禁書「ねこちゃ~…」ムニャムニャ

ステイル「」

ステイル「」 
 
71 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2011/03/13(日) 23:24:21.40 ID:g4jdYWuDO
エツァリ「――ん?」

土御門「――この感じ…」

一方通行「――ロリかァ!?」
73 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2011/03/13(日) 23:29:23.28 ID:oWWA1/FAO
禁書「すぅ…すぅ…」コテン

上条「緑茶でいいかー?というか緑茶しかないんだがいいよなー?」

ステイル「上条当麻ァアアア!」クワッ

上条「うわっ、おい!」ガチャンッ

ステイル「この子に何をした!!」クワワッ

上条「何にもしてねえよ!とりあえずそのイノケンティウスしまってくれ!部屋が燃えるー!」
ギャーギャー


禁書「んん…やきにくぅ……すぅ」ニヘラ

83 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2011/03/14(月) 15:47:29.85 ID:XqcXjJJAO
上条・ステイル「ゼェ…ゼェ…」

上条(とりあえず火事はまぬかれた…)ゼェハァ

上条「……というわけなんだ」

ステイル「とてもじゃないが信じられないね、そんな話」ムスッ

上条「本当なんだよ!右手で触っても元に戻らないし…上条さんだって困ってるんですよ!」

ステイル(…幻想殺しが効かない…?)

禁書「んー…とーまにいちゃー?」ゴシゴシ

ステイル「!!」

上条「おお、起きたかインデックス」
85 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2011/03/14(月) 16:43:21.39 ID:XqcXjJJAO
ステイル「……!」ドキドキ

禁書「んー……だっこー、だっこー」

上条「よしよし」ダッコダッコ

ステイル「……」イラッ

禁書「とーまにいちゃーおなかしゅいたー」

上条「よしよし、なんか作るからステイルとテレビ観て待ってなさい」

インデックスをステイルの隣におろし、キッチンへ向かう上条。

禁書「?…しゅているー?」

ステイル「!」ドキドキ

上条「そうそう、そいつがステイルですよー」

禁書「しゅている…」ジーッ

ステイル「!…そ、そうだよ…僕がステイルだよ」ドキドキ
86 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2011/03/14(月) 16:50:19.89 ID:XqcXjJJAO
禁書「しゅているとてれび、てれび」ヨジヨジ

ステイルの服を掴み、彼の膝に陣取るインデックス。

ステイル「わわっ…!」ドキドキ

上条「ステイル、悪いけどテレビつけてやってくれー」カチャカチャ

禁書「しゅている、ぷりきゅあにしてー」

ステイル「あ、ああ…」ピッ

バードキャッチ、プッリキュッア♪

禁書「ふぉ…」ジーッ

ステイル「……」ドキドキ
89 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2011/03/14(月) 17:02:00.17 ID:XqcXjJJAO
キュアブロッサム『私一人でも敵を倒してみせます!おりゃー!』タタタッ

敵『はっ、出来るもんならやってミナー』

禁書「ぶろっさむー!!がんばれー!!」キーン

ステイル「イ、インデックスもうちょっと小さい声n…」オロオロ

敵『はーっはっはっは!!』

キュアブロッサム『も…もうだめ…』ガクッ

禁書「キャー!!ぶろっさむー!!!」ブンブン
ガツッ!

ステイル「あたっ…あ、顎が…」

禁書「ふ、うわあああああん」ジンジン

ステイル「あ、手が痛かったのかい?ごめんごめん」オロオロ

ステイル(り、理不尽だ…)

上条「はー、子守がいると楽だなぁー」ジュウジュウ
90 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2011/03/14(月) 17:17:56.98 ID:XqcXjJJAO
つぶぉみ『今日も小鳥さんをミナーから守れました!』

ヱリカ『やったねっ♪』

ステイル(や、やっと終わった…)ボロッ

禁書「やったぁー!!」バンザイ

ステイル「あぶねっ」サッ

ED『ヘイ!ヘイ!バードキャッチ♪…バードキャッチ♪プッリキュッア♪』

禁書「!!」スクッ

ステイル「?!」

禁書「ひらけごま~♪ひらくぅ~♪」

疲れきったステイルが呆然と見守るなか、インデックスがキャラクターを真似て歌を口ずさみ体を動かす。

禁書「しゅているもおどろっ!おどろっ!」グイグイ

ステイル「えっ…ぼ、僕はいいよ…」

禁書「え~っ」

つぶぉみ『また見てねっ♪』

禁書「あーっ!おわっちゃったー!」ガーン

上条「なんだ、もう帰るのか?飯食っていけb」

ステイル「…君と違って忙しいんだよ僕は…」フラフラ

上条「またいつでも来いよー」


トボトボ…
ステイル(子供は苦手だ…)ボロボロ 
 
100 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2011/03/14(月) 18:57:53.65 ID:XqcXjJJAO
フェレット「大変だっぷー!町外れの林で小鳥さんがピンチだぷー!」
つぶぉみ「大変!早く行かなきゃ!ヱリカ!」
ヱリカ「うん!」



チュンチュン…チュンチュン…
農家「いやー、鳥っこ増えでまいったじゃー」
猟友会「おお、来だぞー」

農家「助かったべぁ、こっちだすー」

つぶぉみ「待って下さいおじさん!」ザッ

猟友会「じゃじゃ?!お嬢ちゃんらなんだず?!」

ヱリカ「私たちはバードキャッチプリキュア!主に野鳥の保護を目的に活動してるの!お願い!小鳥さんを殺さないで!」

農家「あんのねぇお嬢ちゃん、あの鳥っこ減らさねば米がとれねのっす」ザッザッ

猟友会「わいねぇ」(=悪いねぇ)ザッザッ

つぶぉみ「そんな!今や日本の野鳥は絶滅の危機に瀕しているんですよっ?!」
ヱリカ「待って!話を聞いt」

102 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2011/03/14(月) 19:04:58.44 ID:XqcXjJJAO
ズドォオォオン!!

つぶぉみ・ヱリカ「きゃああ!」

ヱリカ「あれは…!」

ダークプリキュア「お前たちのやり方は間違っていると忠告したはずだ、プリキュア」

農家・猟友会「」

つぶぉみ「おじさん!おじさんっ?!」ユサユサ

つぶぉみ「し、死んでる…!」

ヱリカ『おのれダークプリキュア!!』



打ち止め「……」ファア

一方通行「…」

一方通行「そのアニメおもしれェかァ?」

打ち止め「うーん…辛うじて鑑賞に耐えうるレベルかもってミサカはミサカは批評してみたり」

一方通行「くだらねェ」スッ

打ち止め「どこ行くのってミサカはミサカはあなたに尋ねてみたり!」

一方通行「別にィ」

打ち止め「ミサカも行くー!ってミサカはミサカはあなたの右手をギュッて握ってみる!」

一方通行「…勝手にしろォ」
103 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2011/03/14(月) 19:11:58.09 ID:XqcXjJJAO
上条「手を合わせてください」

禁書「」パンッ

上条「ごちそうさまでした」

禁書「ごいそーさまれした!」ペコリ

上条「ふぅ…まだ5時かぁ」カチャカチャ

禁書「ねこちゃー!にゃんにゃん♪」

スフィ「にゃあん」

上条(そういや、インデックスの着替えないよなぁ…)

上条「インデックスーちょっと出掛けるぞー」

禁書「どこいくのー?」トテトテ

上条「デパートだよ、デパート。はい抱っこ」ヨイショ

禁書「抱っこ~」
105 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2011/03/14(月) 19:18:58.77 ID:XqcXjJJAO
打ち止め「♪」ブンブン

一方通行「オイ、あんまり手ェ振り回すな歩きずれェ」

打ち止め「だってだって久しぶりにあなたと二人でお出掛けできるんだもんってミサカはミサカはますますはしゃいでみたりっ!」ブンブン

一方通行「……どこ行きてェんだ」

打ち止め「えっ?!あなたと一緒ならどこでもいいけど強いていうならセブンスミストとか行きたいかもってミサカはミサカは…」ドキドキ

一方通行「めんどくせェ…」

打ち止め(とか言いつつちゃんとセブンスミストに向かってくれてるってミサカはミサカは気づいてるけど口には出さなかったり)ドキドキ 
 
108 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2011/03/14(月) 19:58:44.44 ID:XqcXjJJAO
セブンスミスト

打ち止め「えーっと、まずはバニーズとトーストボーイが見たいなってミサカはミサカはあなたに申告してみたり」

一方通行「あァ?どこだそりゃァ」

打ち止め「こっちだよってミサカはミサカは…わぁっ?!」ドンッ

一方通行「なにしてンだクソガキ」

打ち止め「いたた…ご、ごめんなさいってミサカはミサカはぶつかった人にあやまって…?!」

禁書「う、い、ふえええ、わああああああんっ!」

打ち止め「わっ、ごめんねごめんねってミサカはミサカは必死に謝ってみたり…」オロオロ

一方通行(迷子か…)

一方通行(…!!)

一方通行(このガキ…このクソさみい日にTシャツ一枚だと…?!)

打ち止め「ほんとにごめんね、痛かったよね…」オロオロ

禁書「ひっ…ひぐっ…」
109 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2011/03/14(月) 20:03:38.78 ID:XqcXjJJAO
打ち止め「迷子になっちゃったのかな?ってミサカはミサカは女の子に尋ねてみたり」

禁書「とーま、にいちゃ…ヒック」

打ち止め「ど、どうしよう一方通行」

一方通行「オイ、ガキ」スッ

禁書「!」ビクッ

一方通行「とりあえずさみィンだから着とけ」
110 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2011/03/14(月) 20:07:18.60 ID:XqcXjJJAO
打ち止め「」イラッ

禁書「??」

一方通行「オイクソガキ着せてやれ」

打ち止め「う、うんってミサカはミサカはあなたの上着を受け取ってこの子に掛けてあげたり…」イライラ

禁書「…!」

120 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2011/03/15(火) 08:30:15.90 ID:KlLw4y/AO
セブンスミスト内・ベンチ

店員「お待たせしました、苺クレープとバナナクレープです♪」

一方通行「ほらよ」

禁書「わぁ」パァ

打ち止め「ありがとうってミサカはミサカはあなたにお礼を言ってみたり…」ムスッ

一方通行(…このガキなンだか知らねェがいじけてやがる)

打ち止め(はぁ…せっかく二人きりでお出かけだと思ったのにってミサカはミサカは落胆してみたり)ハァ

禁書「…」ジーッ

禁書「ねぇねぇ」クイクイ

打ち止め「え?!な、何かなってミサカはミサカは気をとり直してみたり」

禁書「ひとくちちょうらい!」ニコッ

打ち止め「えっ?」

禁書「おねーちゃんのちょうらい!」ニコニコ

打ち止め「え…えーっと…」
打ち止め(まだ一口も食べてないのに…)
121 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2011/03/15(火) 08:40:22.04 ID:KlLw4y/AO
一方通行「わけてやればいいだろォが」

打ち止め「…」

打ち止め「は、はいどうぞってミサカはミサカは…」スッ

禁書「わあい」ガブッ

打ち止め「あぁっ!」

禁書「おいし~」ニコニコ
一方通行「…」

打ち止め(ほとんど食べられちゃった……こんなの全然一口じゃないよ…)

(せっかくあの人が買ってくれたのにってミサカは…ミサカは…)ウルウル

上条「いた!インデックス!!」タタタッ
122 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2011/03/15(火) 08:46:57.68 ID:KlLw4y/AO
禁書「あ!とーまにーちゃだぁ!」パァ

一方通行「…!」

打ち止め「!」

上条「ったく探したんだぞ!…ってあれ?この上着…?」

一方通行「お前かよ…」チッ

上条「あ、一方通行?!」

130 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2011/03/15(火) 10:52:15.27 ID:KlLw4y/AO
打ち止め「あなたの妹だったのってミサカはミサカは尋ねてみる…でもそれにしては似てないかも…」

上条「えーっと…そう!インデックスの妹なんだ!今ちょっと預かっててさ」抱っこ

禁書「これもらったー」

上条「わ、クレープまで買ってくれたのか?!悪いなあ」
「インデックス、ありがとうしたか?」

禁書「あいがとー」ニコニコ

一方通行「オイ三下ァ」ガタッ

上条「へっ?」
131 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2011/03/15(火) 11:04:47.94 ID:KlLw4y/AO
一方通行「このクソさみい日にこのチビに上着も着せねェってのはどォいう了見だァ…?」ゴゴゴ

打ち止め(そこなんだ…)

上条「ていうかインデックス、俺のカーディガン着てたよな?…って…あれ?」

禁書「らってあれちくちくしゅるんだもん…」

上条「だからって脱ぐなよ!どこに置いてきたんだ?!」

禁書「ふぇ…」ウルウル

一方通行「聞いてンのかゴラァ!どォやら一発食らわねえと響かねェよォだなァ?!」ゴゴゴ

上条「えーっと…一方通行さん?」

禁書「!」ビクッ

137 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟・東北)2011/03/24(木) 11:28:27.52 ID:r2UG0MsAO
禁書「だめーーーー!!!!」

一方・打止「?!」キーン

上条「」キーン

禁書「とーま、いじめちゃだめなんだよ!!だめ!!」ポカポカ

一方通行「なっ…」

上条「こらっ、やめろインデックス!…やめなさい!」
139 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟・東北)2011/04/06(水) 14:12:14.97 ID:OThdXhmAO
禁書「とうまかわいそうなんだよ!」ポカポカ

打ち止め「そ、そんなに叩かないであげてってミサカはミサカは迷子ちゃんをなだめてみたり」オロオロ

一方「…チッ…わァッたよ」ハァ

上条(ほっ…)

上条「二人とも悪いな…ほら、インデックスもごめんなさいしなさい」

禁書「うぅ…ごめんなさい」

一方「あァ、いいッつの」

打ち止め「なかなかいいパンチだったってミサカはミサカはあなたを褒めてみたり!」

上条「はは…悪いなほんと…」

禁書「とうまーとうまーほめられたよー」ニコニコ 
 
146 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟・東北)2011/04/18(月) 16:07:52.71 ID:prpcnHfAO
上条「お前らも買い物か?」

打ち止め「うん!この人と二人でお買い物するのってミサカはミサカは自慢してみたり」エヘン

一方「…」ツーン

上条「そ、そうかー楽しそうだなぁ!」(キレてらっしゃる…)

禁書「インデックスもね、とーまといっしょなの!」

上条「そ、そうだっ!よかったら一緒に回らないか?ちょうどイn」

ガタッ
一方「行くぞ打ち止めァ」

打ち止め「えっ…もう帰るのってミサカはミサカは…」

一方「オイ三下ァ」ギロ

上条「はいっ?!」

一方「勘違いすンじゃねェぞ…俺とお前は友達だの仲間だのそういうふざけた関係じゃねェンだからな」スタスタ

上条「は、はぁ…」(そんなにハッキリ言われるとなんかショックだな…)

禁書「??」

打ち止め「ご、ごめんね、また後でねってミサカはミサカはあなた達にさよならしてみたり!ま、待ってぇ!」タタタ…

禁書「ばいばーい」ブンブン

上条「転ぶなよー…」ヒラヒラ

149 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟・東北)2011/04/18(月) 21:34:55.07 ID:prpcnHfAO
子供服売り場

禁書「うわぁあ」キラキラ

上条「最近の子供服ってけっこう凝ってるんだなぁ」

禁書「とーまにいちゃ!これ!これー!」グイグイ

上条「はいはい」(やっぱり小さくても女の子だなぁ…)

上条「このワンピースがいいのか?」

禁書「うん!これー!」キラキラ

上条(水色かー…インデックスに似合いそうだなぁ)

店員「ふふ、試着されますか?」

禁書「うんっ!」キラキラ

――――――
一方そのころ
――――

ガヤガヤ

一方「…」スタスタ

ワイワイ

一方「…」ウロウロ

キャッキャッ

一方(……迷ったァ)
150 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟・東北)2011/04/18(月) 22:03:39.42 ID:prpcnHfAO
試着中
上条(…ヒマだなー)

上条(そうだ、パジャマと下着も買わないと…)

シャーッ
店員「お待たせしましたー」ニコニコ

禁書「…」モジモジ

カーテンからひょこっと顔を覗かせるインデックス。

上条「なんだよインデックス、それじゃ見えないぞー」ハハハ

店員「お兄ちゃんが待ってるよ、ほら」

禁書「う…うん」モジモジ
151 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟・東北)2011/04/18(月) 22:13:19.17 ID:prpcnHfAO
店員に促され、少し前に出るインデックス。
上条「おお、似合ってるぞ」

禁書「ほんと?」パァ

上条「うん、可愛い可愛い」

店員「よかったね」

禁書「えへへ~」テレテレ
上条「じゃあ会計お願いします」

店員「3900円になります」

上条「高っ」ガビーン
154 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟・東北)2011/04/19(火) 09:02:06.46 ID:ZnJ9ZR8AO
店員「ありがとうございましたー」

禁書「ばいばーい」

上条「えーっと…次はパジャマか」

タタタッ
禁書「とーま、みててね!」

上条の前に走り出て、クルクルと回ってみせるインデックス。
それに合わせてワンピースの裾がふわりと広がる。

禁書「かわいい?インデックスかわいい?」ピョンピョン
上条「はいはい、とっても可愛いですよー」ナデナデ

禁書「えへ~」
155 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟・東北)2011/04/19(火) 09:03:28.21 ID:ZnJ9ZR8AO
ワイワイ…ガヤガヤ…

一方(クソガキ…どこ行きやがった…)キョロキョロ

一方(ケータイも通じねェしよォ…)

一方(…先帰るかァ)クルッ


一方(打ち止め『どうしよう…迷っちゃったよぉってミサカはミサカは泣き出しそう…』グスッ)


一方(…………)

クルッ
一方(チッ…面倒くせェ…)

スタスタ… 
 
157 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟・東北)2011/04/19(火) 09:29:36.09 ID:ZnJ9ZR8AO
上条「じゃあ、このひつじさんのパジャマでいいんだな?」

禁書「うんっ!」

上条(小萌先生が着てそうなパジャマだなぁ…)

上条「じゃ、レジ行くか」

禁書「うん!ピッピッてしゅるー!」

ドンッ
上条「ぐえっ?!」

禁書「ひゃあっ」

上条「ちょっ…な、打ち止め?!」

打ち止め「トウマ…助けて…」ウルウル

上条「は、はい?」
158 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟・東北)2011/04/19(火) 09:30:55.30 ID:ZnJ9ZR8AO
上条「ま、迷子…?一方通行が?」

打ち止め「そうなのってミサカはミサカはあなたに訴えてみたり!」

上条(えーっと…)

打ち止め「この前も帰ってこないなって思ってたら少し離れた公園で迷子になってたの!今もきっと迷子になってるんだよってミサカはミサカは…」グスッ

上条「わ、わかった!一緒に探そう、な?」アセアセ

167 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟・東北)2011/04/19(火) 22:56:31.96 ID:ZnJ9ZR8AO
上条「っと、その前にインデックスの下着だけ買ってくるから悪いけど待っててくれるか?」

打ち止め「う、うん」
禁書「とーま?」ギュッ

上条「すぐ戻ってくるからなー、お姉ちゃんと待ってるんだぞ」ナデナデ

禁書「うん…」コク

禁書「…」ペロペロ

打ち止め「…」

禁書「…」チラッ

打ち止め「…」シュン

禁書「…」ジーッ
168 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟・東北)2011/04/19(火) 23:00:23.42 ID:ZnJ9ZR8AO
禁書「ねぇねぇ」

打ち止め「え…なあに?」

禁書「どっか、いたいのー?」

打ち止め「ううん、何ともないよってミサカはミサカは…ハッ」
(また食べられちゃうかもってミサカはミサカは不安にかられてみたり…)

禁書「じゃあ、ひとくちあげるー!」ニコッ

打ち止め「…!い、いいの?」

禁書「うんっ!」

打ち止め「あ、ありがとう!」ニコッ


169 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)[sage]:2011/04/20(水) 00:16:34.07 ID:ZcpUxVwl0
女児用下着を一人で買いに行く上条さんか。
胸が熱くなるな…
170 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2011/04/20(水) 12:15:03.78 ID:5P7osZbIO
インデックスが可愛すぎて地球がヤバイ
176 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[sage ]:2011/04/26(火) 23:37:09.80 ID:KOGN8RKC0
上条さん大丈夫か?
警備員さんが来そうで怖い 
 
 
 
177VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)[sage]:2011/07/08(金) 00:11:15.18 ID:rE0bYnedo
3ヶ月ほど経ちました
178VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[sage]:2011/07/16(土) 01:00:00.54 ID:gUImkoSI0
続きが読みたい…… 
 

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