- ※未完作品
- 1 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga ]:2012/10/14(日) 08:39:20.25 ID:1V6TD17x0
- 打ち止め「たまには一方通行がお話したら?ってミサカはミサカは提案してみる!」
一方通行「何言ってンだ」
打ち止め「お話してよー!ってミサカはミサカは全身を使って抗議してみる!」
一方通行「だァ!ウルセェな!分かった分かった!」
一方通行(童話じゃなくても別にいいだろ)
- 2 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga ]:2012/10/14(日) 08:44:39.16 ID:1V6TD17x0
- 一方通行「じゃあ一つ…物語を話してやろう…」
打ち止め「楽しい物語じゃないと嫌だよってミサカはミサカはあらかじめ釘を刺してみたり!」
一方通行「……そいつは保証出来ねェかもな」
一方通行「そンじゃあ話すぞォ」
打ち止め「」ドキドキ…
一方通行「『木原の拳』」
打ち止め「」 - 3 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga ]:2012/10/14(日) 08:48:23.69 ID:1V6TD17x0
- 20XX年!学園都市は核の炎に包まれた!
地は裂け、海無いけど何故か枯れ、ありとあらゆる生物が絶滅したかの様に見えた!
だが
人類は死滅していなかった! - 4 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga ]:2012/10/14(日) 08:52:09.50 ID:1V6TD17x0
木原「み…水……」
木原「水を……」バタッ
―――――――
――――――
―――――
木原「は!?」
木原「ろ、牢屋ぁ…!?」
木原「ど、どうなってんだチクショウ……」- 5 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga ]:2012/10/14(日) 08:59:10.53 ID:1V6TD17x0
- 初春「……」コトッ
木原「!み、水…んぐんぐ……」ゴクゴク…
木原「ッカー!生き返ったぜ!」
木原「俺は木原数多、お前は?」
初春「………」
垣根「オイおっさん、無理だぞ。そいつは目の前で先輩を目の前で殺されたショックで
喋られないんだと」
木原「あぁ?」
垣根「ヘタレ風紀委員のもんだからこの村では厄介者扱いらしいぜ?」
初春「……ッ」キッ
垣根「あ、ヤベッ……」 - 6 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga ]:2012/10/14(日) 10:23:30.58 ID:1V6TD17x0
- 木原「じゃあこれ使えるかも」ゴソッ
垣根「あ?何だその注射器」
木原「喋るようになる薬が入った注射器だ、どっかで拾ったヤツだ」
垣根「じ…自白剤か何かか?」
木原「まぁ、とりあえず使ってみるか」ガッ!
初春「ッ!?」ビクッ!
木原「この!オイッ!大人しくしてろ!注射器を打てねぇじゃねぇか!」
垣根「お、おいおい……」 - 7 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga ]:2012/10/14(日) 10:29:56.60 ID:1V6TD17x0
- 木原「ケッ、手間を取らせやがって……」
初春「」
垣根「あれで治るのか?」
木原「使った試しがないから分かんねぇな、もし失敗してたら廃人になるかも―――」
「た、大変だ!Hの連中が来たぞー!」
「初春!あなたも早く来なさい!一緒に戦うのです!」
初春「」
垣根「白目向いて倒れてるけど……あ、鍵」
垣根「早くこっから出ようぜ!Hはヤバイ暴徒らしいからな!」
垣根「まぁ、俺の敵じゃねぇが……あ?」
木原「………」ガッ
垣根「お、おい…何やって……」
- 10 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga ]:2012/10/14(日) 11:29:27.09 ID:1V6TD17x0
- メキメキメキッッ!!!
垣根「て、鉄の柵を腕の力だけで曲げた!?」
垣根「す、スゲェ!何をしたんだアンタ!?」
木原「……この牢屋の柵ってアルミで出来てるんじゃね?」
垣根「え」
木原「俺は先に帰らせてもらうぜクソガキ」
垣根「………」
垣根「何で気付かなかったんだ」 - 11 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga ]:2012/10/14(日) 13:07:53.19 ID:1V6TD17x0
- 垣根「マジで作り物じゃねぇか……低予算過ぎるだろ」
垣根「よく気づいたなアンタ……」クルッ
垣根「あれ?居ない」 - 12 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga ]:2012/10/14(日) 13:11:51.84 ID:1V6TD17x0
- 浜面「ハーハッハッハー!この村の食糧全て出しやがれ!」
一方通行「クッ…!Hのヤツ…ここまで来るとは…!」
木原「あ?」
ジャージA「何だお前はぁ~?」バッ
ジャージB「お~?」バッ
木原「どけ」
ジャージA「何だとこの野郎!」バッ!
ジャージB「おー!」バッ! - 13 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga ]:2012/10/14(日) 13:13:56.48 ID:1V6TD17x0
- 木原「うおっ!?」バッ
木原「危ねぇだろうが!」バキッ!ドカッ!
ジャージA「ぐばぁ!?」
ジャージB「びぎゃあ!?」
一方通行「なッ!?あれは……『木原神拳』!?」
木原「は?」 - 14 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga ]:2012/10/14(日) 13:18:19.36 ID:1V6TD17x0
- 一方通行「伝説の一子相伝の撲殺拳と呼ばれており、選ばれし者にしか使えない伝説の
拳!もしや、あの男がその『木原神拳』の伝承者!?」
木原「オイッ!ちょっと待てぇ!んな設定初めて聞いたぞクソガキィ!」
浜面「余所見してんじゃねーよ!このタコがぁあああああ!!!!」バッ!
木原「うるせぇ!喋ってんだよコッチは!静かにしてろッ!!!!」ゴシャッ!
浜面「げぺぇっ!?」 - 15 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga ]:2012/10/14(日) 13:26:00.74 ID:1V6TD17x0
- 「す…凄い…Hを倒した…」
「救世主だ……」
「救世主だ…救世主だ…」
木原「お、おい!コッチ来るなッ!」
一方通行「木原クン、少しの間だけこの村に留まってくれませンか?」
木原「ふ…ふざけるんじゃねぇ!誰が…!」
救世主…救世主…救世主…救世主…救世主…救世主…救世主…救世主…救世主…救世主
木原「うおっ!?ちょっ…止めろ!離せッ!」
一方通行「それでは木原クン、『一生』この村に留まってくれよなァ?」
木原「や…止めろこのクソ野郎がぁあああああああああああああああああ………」
「…………」
垣根「なんなら俺が救世主になってやろうか?」
一方通行「お前は電化製品の救世主にでもなってな」 - 16 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga ]:2012/10/14(日) 13:30:10.20 ID:1V6TD17x0
- 一方通行「………って事で木原クンは永遠に村に閉じ込められる訳で…」
打ち止め「ちょっ…ちょっと待って!?途中からホラーっぽくなってたよってミサカはミサカは
困惑してみたり!」
打ち止め「で…木原クンはどうなったの?ってミサカはミサカは聞いてみたり」
一方通行「そりゃ読者の想像のお任せってヤツだ」
打ち止め「イジワルー!他に無いのー?」
一方通行「ア?あァ…よォし、この調子でもう一つ行くか」
- 19 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga ]:2012/10/14(日) 14:34:43.86 ID:1V6TD17x0
- 「上条クンの不幸物語」
昔々、あるところに、上条と呼ばれるとても不幸な青年が居ました。
この青年はとても不幸で、この間は親友の借金を肩代わりしてしまい
借金取りから逃げ回っていた最中に詐欺師と出会いお金を絞り取られました。
上条「もうこんな不幸はウンザリだ!」
上条は何故か西洋に行くと決め、船に乗る為に港に行きました。
船長「え?西洋だって?ハハッ!それは無理だよ兄ちゃん、ま、どうしてもって言うならお金次第だけどな?」チラッ
上条「わ…分かりました……」
上条は五十億六千万九千六百円の借金をして、船に乗せてもらいました。
上条「ふ、不幸だ……」 - 20 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga ]:2012/10/14(日) 14:40:33.17 ID:1V6TD17x0
- しかし、イジワルな船長さんは上条を中国大陸に強制的に降ろされました。
船長「おら降りろ!西洋に着いたぞ!」
上条「違う!絶対に違う!全然違う!!」
船長「ゴタゴタ言わずに降りろ!」ゲシッ
上条「ぎゃあああああああああああ!!!」ザッパーン
上条は船長さんに海に投げ捨てられてしまい、船は帰ってしまいました。
上条は、広い中国大陸から西洋に行く旅が始まりました。 - 21 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga ]:2012/10/14(日) 15:37:50.64 ID:1V6TD17x0
- 上条の苦難の相次ぐ壮絶な旅は始まりました。
人間に追いかけられたり、牛に追いかけられたり、子供に追いかけられたり
おっさんに追いかけられたり、コッチ系の人に追いかけられたり、毒蛇に追いかけられたり
イエティに追いかけられたり、連邦捜査局保安部に追いかけられたりしました。
そして、やっとの思いで西洋に辿り着きました。 - 22 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga ]:2012/10/14(日) 15:44:39.15 ID:1V6TD17x0
- 上条「ハッ…はは…!よ、ようやく着いた……」
上条「う、嘘みたいだ…本当に西洋に辿り着いた…」
上条「確か、噂によるとここには、どんな不幸な人間でも幸福に出来る人が居ると聞いたな」
上条はその人物の場所を聞く為に聞き込みをしました、運良く日本語を喋れる人が居て
その人から聞くと。
「え?その人なら昨日、死んだよ」
こうして上条は日本へ帰りました、今までの苦労が無に帰る様な気持ちを
心に留めながら帰りました、しかも帰る為に西洋で借金をして船で帰った上条は
家で大泣きしました。それから、上条の姿を見たものは居ないと言う。
めでたしめでたし。
- 25 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga ]:2012/10/14(日) 16:50:54.58 ID:1V6TD17x0
- 打ち止め「す、救いようがなさすぎる!ってミサカはミサカは絶句してみたり!」
一方通行「主人公が必ずハッピーになれると思うなよ!」バァァン!
打ち止め「じゃ、じゃあ主人公だけが幸せになれる話をしてってミサカはミサカは頼んでみる!」
一方通行「主人公だけ…?」ピクッ
一方通行「イイぜ、何かノッてきたしもう一つ話してやるよォ」 - 26 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga ]:2012/10/14(日) 16:54:56.56 ID:1V6TD17x0
- 一方通行「クカカカ……どれから話してやろうか……」ユラァ…
一方通行「よし、じゃあ『鮭弁村の麦のん』を話してやるぜ」
打ち止め「い、嫌な予感しかしないけど期待してみたり…!」ドキドキ… - 27 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga ]:2012/10/14(日) 17:00:37.58 ID:1V6TD17x0
- 『鮭弁村の麦のん』
昔々あるところに、鮭弁村と呼ばれる小さな村がありました。
その村に居る麦野は近所からは麦のんと呼ばれて親しまれていました。
麦野は老人達を騙し年金を奪ったり、子供達のお小遣いを脅して奪ったりしていて
とても裕福な生活を送ってました。
麦野「チッ、シケてやがるぜあのガキ」ペッ - 28 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga ]:2012/10/14(日) 17:53:56.82 ID:1V6TD17x0
- 麦野は、いつものように子供達から金を脅し取っていました。
麦野「さーて、これぐらいあれば明日ぐらい生きていけるだろうね」
ガキ「おーい!麦のん!大変だー!」
麦野「何をそんなに焦ってるのかにゃーん?」
ガキ「鬼が村にやって来て村の金を全部奪ってっていったんだー!」
ガキ「助けてくれよ麦のん~…オラ達家族の金も全部持っていかれちまったんだ~……」
麦野は激怒しました、麦野のカモ達の金を奪い取るなんて言語道断。
麦野「フーン、じゃあ鬼達を軽~くブチコロシに行きますか」タ
麦野は金を奪った鬼達を退治して金を取り返すべく
柿ピーを持って鬼ヶ島に向かいました。 - 29 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga ]:2012/10/14(日) 19:10:44.83 ID:1V6TD17x0
- 麦野は山道を歩いていると少女が倒れていました。
フレンダ「うう~……お腹減って動けないって訳よ……」
麦野「あ、フレンダ」
フレンダ「あ!麦野!出来ればきびだんごが欲しい…なんて…」
麦野「柿ピーならあるけど」
フレンダ「か…柿ピーってお腹いっぱいになるわけ?」
麦野「全部はやらないわよ、大事な食糧なんだから」
フレンダ「じゃあ一袋……って鮭味!?」
麦野「なんか文句あるのかにゃーん?」
フレンダ「な、無いって訳よ…」シブシブ…
フレンダ「じゃあ麦野、またねー」
麦野「フ・レ・ン・ダ?まさかこの私がタダで柿ピー食わせると思ってるのかにゃーん?」
フレンダ「そ、それってどうゆう……」
麦野「一緒に来てくれないと、フレンダの上半身を武器に使っちゃうかもー」
フレンダ「さ、なんなりと命令してくださいって訳よ」ザッ! - 30 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga ]:2012/10/14(日) 19:25:08.87 ID:1V6TD17x0
- フレンダを仲間にした麦野は林道を歩いていました。
そこへ少女が飛び出して来ました。
絹旗「ここは超通しません!」
フレンダ「あ、山賊の絹旗。ここ最近、有名になった悪者って訳よ」
麦野「絹旗とやら、私達そこを通りたいんだけど?」
絹旗「何か物を渡したら超通してやりますけど」
麦野「柿ピーならあげるよ」
絹旗「まぁいいでしょ……って鮭味!?」
麦野「案外美味いよそれ」
絹旗「超嘘っぽいですけど……」ガサガサ……
麦野「…………」ジー…
絹旗「………」カリッ
麦野「あっはっはっはっはっはっはっはっはっはっ!!!!食べたなぁ!?食べちまったなぁ!?」
絹旗「!?」 - 31 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga ]:2012/10/14(日) 19:35:23.93 ID:1V6TD17x0
- 麦野「ナ・カ・マ・カ・ク・テ・イ・ネ」ギンッ!
絹旗「え?え?え?」オロオロ…
麦野「その柿ピーを食べた時点でアンタは私の下僕だ」
絹旗「そ、そんな超滅茶苦ry」ゴウッ!
フレンダ「ビ…ビームが絹旗の真横に……」
絹旗「あ、あぁ…?」ヘタン…
麦野『仲間になってくれるよね?』ニタァ
絹旗「は…はひ……」ガクガク…… - 32 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga ]:2012/10/14(日) 20:11:03.72 ID:1V6TD17x0
- 麦野「さーて、どんどん仲間が増えてきたな」
絹旗「はぁ……」
フレンダ「……」ポン
浜面「た、助けてくれぇ……」ピクピク…
麦野「あ、どうしたー?柿ピー食べるー?」
絹旗「あぁ、また超犠牲者が……」
フレンダ「こうやって増えていくって訳よ……」 - 33 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga ]:2012/10/14(日) 21:12:30.36 ID:1V6TD17x0
- そして、なんやかんやあって、鬼ヶ島に辿り着きました。
麦野「よし、アンタ達は中に行ってきなさい。私はその辺りをほっつき歩いてるから」
フレンダ「分かったって訳よ」
絹旗「はーい」
浜面「何で俺まで……」
- 35 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga ]:2012/10/14(日) 21:41:14.80 ID:1V6TD17x0
- 絹旗「あ、あれは!」
垣根「よくここまで来れたな、この宝を取り返しに来たのか?」
フレンダ「早く返せこのメルヘン野郎!」
浜面「つーかなんだよ、そのキラキラ衣装。B`zかお前は」
垣根「うるせぇ!俺のセンスに文句をつけるヤツはブッ殺す!」
垣根「覚悟しろ!」ブワッ!
フレンダ「く、来る!」 - 36 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga ]:2012/10/14(日) 21:46:38.52 ID:1V6TD17x0
- 麦野「あー、海を見ながら食べる鮭味柿ピーは美味しいな~」ポリポリ…
<ぎゃあああああああああ!!!!
<助けて麦野ぉおおおおおおおおお!!!!!
<こ、殺されるぅううううううううううう!!!!!
麦野「ちょっと雑音がうるさいけどね」ポリポリ…
麦野「あ」
ポチャン
麦野「し、しまったー!最後の柿ピーがぁ!」 - 37 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga ]:2012/10/14(日) 21:49:20.65 ID:1V6TD17x0
- ピッカァアアアア!!!
麦野「うわっ!?海が光って……」
滝壺「」バッシャ…
麦野「………」
滝壺「………」
麦野「………」
滝壺「……Zzz」
麦野(な、何で海草を纏ってるのこの人?) - 38 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga ]:2012/10/14(日) 21:53:27.43 ID:1V6TD17x0
- 滝壺「………は!」
麦野「あんた何者?」
滝壺「私は…海の女神だ」
麦野「え?」
滝壺「この柿ピーを落としたのは誰だ!」
麦野「え、わ、私だけど、美食クラブの……」 - 39 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga ]:2012/10/14(日) 21:57:03.50 ID:1V6TD17x0
- 滝壺「あなたが落としたのは金の柿ピー?銀の柿ピー?それとも普通の鮭味柿ピー?」
麦野「鮭味柿ピーだよ、ほら返せって」
滝壺「あなたは正直者ですね、金銀柿ピーと徳川家の埋蔵を差し上げましょう」
麦野「………」 - 40 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga ]:2012/10/14(日) 22:04:10.44 ID:1V6TD17x0
- こうして麦野はアメリカのフロリダに巨大な豪邸を建てて裕福に過ごしました。
あの愉快な三人の仲間達の姿を見たものは誰もおらず、鮭弁村は天災に遭って
壊滅してしまいました。
その後、麦野はアメリカを占領して『麦のん帝国』が作られるのは別のお話………。 - 41 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga ]:2012/10/14(日) 22:07:29.09 ID:1V6TD17x0
- 一方通行「はい、めでたしめでたし」
打ち止め「えぇ!?麦のん帝国って何~ってミサカはミサカは気になってみたり!」
一方通行「読者の想像でお任せェ」
打ち止め「ケチー!一方通行のケチーってミサカはミサカは悪態を付けてみたり!」
一方通行「あ、コーヒー切れてたンだっけ」
打ち止め「あ、待ってよ一方通行!」 - 42 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga ]:2012/10/14(日) 22:11:58.74 ID:1V6TD17x0
- 打ち止め「ねー!一方通行ー!他にお話してよーってミサカはミサカはお願いしてみたり」
一方通行「しゃーねーなー……コンビニで話すのは気が引けるが、まァいいか」
一方通行「仮面ライダーKAKINEの話しをしてやるよ」
打ち止め「またその人出てくるの!?今までの話しでフル出場だねってミサカはミサカは称賛して
みたり!」
- 49 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga ]:2012/10/14(日) 22:43:03.44 ID:1V6TD17x0
- 『仮面ライダーKAKINE』
俺の名前は垣根帝督、俺は秘密結社キハラに捕まってしまって無理矢理改造人間にされてしまった。
垣根「うぐぅ!止めろぉ!改造するなぁ!」
垣根「止めろ!俺を使って人類を殺す気かぁ!?」
病理「フフフ…バ・レ・て・しまっては仕方がありませーーーーん!!!!」バッ!
垣根「うわっ!何する…んっ…あっ!んぐぅっ!止めてぇ!イッちゃう!イッちゃううううううう」ビグンッビクン - 50 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga ]:2012/10/14(日) 22:50:02.65 ID:1V6TD17x0
- こうして、俺は仮面ライダーとしての力を得た。
俺は秘密結社キハラを壊滅する為、学園都市の平和を守る為に戦っている。
食堂
『銀行に未確認生命体3号が発見された模様で……』
垣根「おのれぇキハラめぇ…!」ワナワナ…
心理定規「なんでも近くの教会で誰かがコウモリみたいな化け物に襲われたんだって
この前は蜘蛛の化け物がアンチスキルの本部に現れたみたいだけど」
垣根「クソッ!あいつから必ずキハラの秘密を聞き出してやる!」
ゴーグル「いやアレ絶対にキハラ関係ないと思います、あとなんか言葉通じないんじゃないんですか?」
垣根「どうして分かるんだよ」
ゴーグル「さ、さぁ?なんとなく」
- 51 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga ]:2012/10/14(日) 22:54:02.38 ID:1V6TD17x0
- 心理定規「グロンギだけじゃなくてアンノウンとかオルフェノクとかイマジンとかが居るしね」
ゴーグル「大集合じゃないですか」
垣根「キハラの仕業かもしれない」
心理定規「恐いこと言わないでよ、縁起でもない」
ゴーグル「本当ッスよ」
垣根「…………」
- 53 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga ]:2012/10/14(日) 23:04:35.92 ID:1V6TD17x0
- 垣根「さーて、ちょっくらこの冷蔵庫で出来たバイクで世界を救うか」
心理定規「もう行くの?バイクダサッ!」
ゴーグル「気を付けて下さいよーバイクダセェ!」
「なに~あのバイク~ダサいー」
「マジありえないんですけどー」
垣根「それじゃあ行ってくる」ドルンッ!
- 55 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga ]:2012/10/14(日) 23:18:44.78 ID:1V6TD17x0
- 黒づくめの男「ラデ…(待て…)」
垣根「?」
黒づくめの男「ゴラゲガ、ビザサビゴギバベデスジャヅダバ……ダギブザガ!(お前、キハラを探しているヤツだな…
…バイクダサッ!)」
垣根「何だお前は!日本語喋れ!」 - 56 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga ]:2012/10/14(日) 23:38:42.33 ID:1V6TD17x0
- 黒づくめの男「ガギビブゴボゲプゴザギサバギ(生憎、その言語は知らないな)」
垣根「ウルサィ!オマエハヌァニモヌォダァ!?」
黒づくめの男「!?」 - 57 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga ]:2012/10/15(月) 20:33:43.24 ID:CDQ+qYYn0
- 黒づくめの男「……!」バジュゥ
垣根「!?変身しただと!?」
垣根「お前を倒してそして、キハラも壊滅させてやる!」
垣根「はぁあ~~~」
垣根「変!しry」
垣根「ば、止めろ!まだ変身途中…あ」ガブッ - 58 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga ]:2012/10/15(月) 20:37:31.68 ID:CDQ+qYYn0
- 正義は、必ず勝つとは限らない。
それは、歴史でも証明されている。
垣根が死んだと同時に、学園都市はキハラに占領されてしまうのだった。
- 59 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga ]:2012/10/15(月) 20:40:32.24 ID:CDQ+qYYn0
- 一方通行「はい、おしまい」
打ち止め「えぇ~!?まさかのBADEND!?ってミサカはミサカは……」
一方通行「オラ、いつまでもコンビニに居る訳にはいかねェだろうが」 - 60 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga ]:2012/10/15(月) 20:51:29.10 ID:CDQ+qYYn0
- 打ち止め「ねぇねぇ、他に何かお話してよ~ってミサカはミサカは頼んでみたり」
一方通行「仕方がねェな、『冷蔵庫売りの垣根クン』を話してやる」
打ち止め「またその人!?ってミサカはミサカはもういいよと思いつつも期待してみたり!」 - 61 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga ]:2012/10/15(月) 21:00:15.05 ID:CDQ+qYYn0
- 『冷蔵庫売りの垣根クン』
垣根「冷蔵庫いりませんかー!?冷蔵庫いりませんかー!?」
垣根「駄目だぁ、思い切って外で冷蔵庫を売ろうと思ったけど全然駄目だぁ」
一方通行「スミマセ~ン、その冷蔵庫いいですねェ~」
垣根「え!?あ、ありがとうございます!」
一方通行「コレいいよねェー、オレこういうタイプ使ってみたかったンだよねー」
垣根「あ、あの、よかったらry」
一方通行「残念!冷かしですゥ~」
垣根「」
一方通行「真冬の空の真下で冷蔵庫が売れると思ってンのかバーカ」
絶対特速「あの~ry」
垣根「うっせぇぼけぇえええええええ!!!!」ベギッ!
絶対得速「へぶぅっ!?」 - 62 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga ]:2012/10/15(月) 21:15:32.80 ID:CDQ+qYYn0
- 垣根「し、しまったぁ!怒りのあまり客を蹴り飛ばしてしまった!」
垣根「ん?」
垣根「チッ、雪が降ってきやがった」
垣根「早く冷蔵庫を売らないと…!」
- 64 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga ]:2012/10/16(火) 19:15:27.22 ID:uKUkp1vS0
- 垣根「うぐぅぅ~~寒い~~……」
垣根「くっそぉ…なんで冷蔵庫が売れないんだぁ……」
垣根「もう限界だ…冷蔵庫の中で寒さを凌ごう…」バタンッ - 65 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga ]:2012/10/16(火) 19:22:25.41 ID:uKUkp1vS0
- 垣根「取りあえず寒さは凌げたな……」
垣根「あぁ、なんか頭がボーッとする……」
垣根「俺は会社をリストラされて、妻にはいつも冷たくされ、娘は上京……か」
垣根「はは…色々と楽しかったな…ある意味…」
垣根「…………」
垣根「ハッ!?何言ってんだ俺!何で死ぬ流れになってんだ!?」
垣根「イカンイカン!家には娘は居ないけど妻が居るんだ!」 - 66 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga ]:2012/10/16(火) 19:28:08.28 ID:uKUkp1vS0
- ――――――
――――
―――
心理定規「あなたいい加減に動物を飼うの止めなさいよ」
垣根「いいじゃねぇか、可愛いだろうがエリマキトカゲ!」
心理定規「エリマキトカゲとかあなた時代遅れよ」
垣根「時代になんかに俺は流されないぜ、飼っていいだろ?俺が世話するしさ!」
心理定規「そう言って、いつも私が世話する事になるのよね……」ハァ… - 67 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga ]:2012/10/16(火) 19:32:06.15 ID:uKUkp1vS0
- 垣根「そうだ…俺は死ねない…!」
垣根「家には妻も居るしエリマキトカゲも居る!」
垣根「少し血迷ったと思ったけど冷蔵庫売りを続けなければ!」
垣根「アイツばっかりに働かさせるか!」
垣根「ま、寝てからやるか」 - 68 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga ]:2012/10/16(火) 19:37:20.39 ID:uKUkp1vS0
- ガチャッ
垣根「Zzz…寒い……」
垣根「ハックション!」
垣根「ん…?冷蔵庫が開いて…」
心理定規「……一応聞くけど…何やってるの?」
垣根「あ…お、お前…」
心理定規「こんな所で凍死したいの?ほら出てきなさいよ」
垣根「と、凍死……は嫌だな……」 - 69 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福岡県)[sage saga]:2012/10/17(水) 02:39:44.75 ID:DZ68h5U+0
- エリマキトカゲ可愛い
- 70 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2012/10/18(木) 23:33:01.20 ID:SUED/JMbo
- 心理ちゃんがまるで若妻
- 71 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2012/11/11(日) 21:54:17.87 ID:tX23TLW2o
- 続きを舞ってる
- 73 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/12/17(月) 06:35:02.91 ID:+4xAjejM0
- 2カ月たった
2014年7月22日火曜日
打ち止め「何かお話して一方通行!」一方通行「あァ?」
ラベル:
とある魔術の禁書目録,
一方通行,
打ち止め,
未完結
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