打ち止め｢野球がやってみたいなぁ、ってミサカはミサカ……｣一方通行｢……｣

 

※未完作品

 

2 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/07/29(日) 19:30:25.40 ID:OXKVRREDO

一方通行｢野球したいだァ？｣

打ち止め｢そうなの！ニュース見てたらミサカもしてみたくなったの！ってミサカはミサカはすぐに影響されてみたりぃ｣

一方通行｢俺はやったことねェよ。他を当たれ｣

打ち止め｢ミサカだってないよ。でも0からスタートしてチームを作っていくのも醍醐味じゃない？ってミサカはミサカは持論を展開！｣

一方通行｢(まァためンどくせェこと言い出しはじめましたよこのガキ……)｣

打ち止め｢今めんどくさいとか思ってないよね？ってミサカはミサカは怒りで震えながら聞いてみる！｣



一方通行｢め、めっそォもございませン｣

打ち止め｢だよね。そんなこと言ったら演算没収だよ、ってミサカはミサカは脅しながらも確認してみる｣

番外個体｢(選択肢ねーじゃねぇか)｣

3 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]：2012/07/29(日) 19:31:52.46 ID:OXKVRREDO

打ち止め｢じゃあ仲間に入ってくれるよね？ってミサカはミサカは聞いてみる｣

一方通行｢任せろォ。甲子園に連れてってやるよォ｣

番外個体｢それはちょっと違うんじゃないかな｣

打ち止め｢番外個体も一緒にやってくれるよね？ってミサカはミサカは期待の眼差しを向けてみたり｣

番外個体｢パース。ミサカはそんな体育会系のノリじゃないし｣

打ち止め｢えぇ！ってミサカはミサカは妹の思わぬ裏切りに驚愕してみる｣

番外個体｢けけ。ま、せいぜい頑張って仲間探すんだね。じゃあね～｣ﾊﾞﾀﾝ

一方通行｢おィ、どォすンだ？あいつ部屋に戻っちまったぞ(これで無かったことになりゃラッキーだなァ)｣

打ち止め｢あなた今これで無かったことになればいいのになんて思わなかった？ってミサカはミサカは激怒しながら問い詰める！｣

一方通行｢(こいつは読心能力にでも目覚めたのかよォ！？)｣

4 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]：2012/07/29(日) 19:33:01.39 ID:OXKVRREDO

打ち止め｢まぁいいや、今は番外個体をどうにかするのが先決だよね、ってミサカはミサカは思い巡らしてみたり｣

一方通行｢なンか考えがあンのか？｣

打ち止め｢あの子はミサカの欲望とかも拾っちゃうから｣

一方通行｢からァ？｣

打ち止め｢うわーん野球やりたいよ～！ってミサカはミサカは泣きわめいてみたり！｣ｼﾞﾀﾊﾞﾀ

一方通行｢床でジタバタすンじゃねェ！｣

打ち止め｢野球やりたい！野球やりたいよ～、ってミサカはミサカは～｣ﾊﾞﾀﾊﾞﾀ

ﾊﾞﾀｰﾝ！
番外個体｢なんかミサカも突然やりたくなったよ！｣

打ち止め｢じゃあ仲間になってくれる？ってミサカはミサカはほくそ笑みながら誘ってみる｣

番外個体｢もちろんだよ！｣

一方通行｢……｣

5 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]：2012/07/29(日) 19:34:33.96 ID:OXKVRREDO

打ち止め｢やったぁ、仲間が増えたよ！ってミサカはミサカは喜んでみたり｣

番外個体｢あんな手に乗っちゃうミサカが情けない……｣

打ち止め｢あはは、チョロいチョロい｣

一方通行｢同じ仲間でもモチベーションに差がありすぎるなァ。で他のメンバーに当てはあるのかァ？｣

打ち止め｢実は全くないの！ってミサカはミサカはぶっちゃけてみたり！｣

一方通行｢まァ予想はしてたぜェ｣

番外個体｢とりあえず芳川でも誘ってみたら？｣

一方通行｢あいつがスポーツなンか天地がひっくり返ってもありえねェぞ｣

打ち止め｢背に腹は変えられないね。とりあえず部屋に行ってみようよ、ってミサカはミサカは芳川の部屋に向かってみる｣

番外個体｢そうだね｣

6 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]：2012/07/29(日) 19:35:58.64 ID:OXKVRREDO

打ち止め｢もしもし芳川～起きてる～？ってミサカはミサカはノックしながら尋ねてみたり｣ｺﾝｺﾝ

芳川『何かしら？』

打ち止め｢野球やらない？ってミサカはミサカは直球で誘ってみる｣

芳川『無理ね』

番外個体｢やっぱね｣

打ち止め｢無理っていうのはどういうことなの？ってミサカはミサカは尋ねてみたり｣

芳川『残念なことにね。私は日光を浴びれない体になってしまったのよ』

番外個体｢ど、どういうこと！？｣

一方通行｢吸血鬼かなンかかテメェはァ！？ニートが進行し過ぎたかァ？｣

芳川『……』

番外個体｢なんか言えよ！｣

打ち止め｢なら仕方ないね、ってミサカはミサカはあっさり引き下がってみる｣

7 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]：2012/07/29(日) 19:37:51.76 ID:OXKVRREDO

番外個体｢あっさり引いたけどなにか考えあるの？｣

打ち止め｢あれは仕方ないよ、もう無理ね、ってミサカはミサカは諦めてみる｣

一方通行｢まァ確かになァ｣

番外個体｢部屋から出てくる気配も無かったね｣

一方通行｢で、どォすンだ？｣

打ち止め｢黄泉川も誘ってみるけど今いないし……手詰まりかなぁ、ってミサカはミサカは打つ手なし｣

番外個体｢早くも手詰まりかよ｣

打ち止め｢とりあえず各自人を探してみて！ってミサカはミサカは若干めんどくさくなってきたことを隠しながら放り投げてみたり！｣

番外個体｢人任せかよ！？｣

一方通行｢ざけンな！｣

8 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]：2012/07/29(日) 19:40:04.79 ID:OXKVRREDO

打ち止め｢むむむ、ミサカに逆らったらどうなるか分かってるの？ってミサカはミサカはブチギレ寸前！｣

一方通行｢キレるのはえェよ！でも何も言えない！｣

番外個体｢ミサカにゃ弱みはないからね！思う存分反抗させてもらうよ｣

打ち止め｢妹のくせにぃ、ってミサカはミサカは怒り狂う！｣

番外個体｢なんだかんだでミサカのがおチビよりは強いからね｣

一方通行｢頼むゥ、番外個体。ここはおとなしく従ってやってくれェ｣

番外個体｢なんでさ！？｣

一方通行｢ガキがキレたら俺に矛先が向かっちまう｣

9 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]：2012/07/29(日) 19:40:56.11 ID:OXKVRREDO

番外個体｢けっ。なんでミサカがあなたの言うこと聞かなきゃなんないの｣

一方通行｢……今度１日なンでも言うこと聞いてやるからよォ。好きなだけ奢ってやる。これでどォだ？｣

番外個体｢むぅ。金額の上限はもちろん無しだよね？｣

一方通行｢もちろンだ｣

番外個体｢しょうがないにゃー。ミサカも協力したげるよ｣

打ち止め｢やったぁ！ってミサカはミサカは話が分かる番外個体に喜んでみたり｣

一方通行｢ありがとよォ｣

番外個体｢あひゃひゃ。八兆円くらい使ってやるからね。覚悟しとくんだね｣

一方通行｢せっかく借金帳消しになったと思ったのにィ……｣

10 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]：2012/07/29(日) 19:42:46.41 ID:OXKVRREDO

打ち止め｢番外個体への主導権も完全に握ったところで、ってミサカはミサカは気を取り直してみる！｣

番外個体｢別におチビに従ってるわけじゃないけどね｣

打ち止め｢ミサカに逆らうならまたあの人がお仕置きだよ？ってミサカはミサカはミサカの優位性をちらつかせてみたり｣

一方通行｢クソがァ……｣

番外個体｢あなたも苦労してるんだね｣

打ち止め｢とりあえずあなたは仲間を見つけてきて！ってミサカはミサカは指示してみる｣

一方通行｢あンまり知り合いいないけど精一杯頑張ってみます！｣

打ち止め｢仲間はミサカも探してみるね、ってミサカはミサカはさすがに全部任すのは悪いかなぁなんて思ったり｣

番外個体｢ミサカは何するの？｣

打ち止め｢番外個体は待機でいいや、ってミサカはミサカは放任主義！｣

番外個体｢それじゃ欲しいものリストでも作っとこ｣

11 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]：2012/07/29(日) 19:43:55.08 ID:OXKVRREDO

打ち止め｢とりあえずあなたには大きな期待をしてるよ、ってミサカはミサカはやっぱり完全に人任せにしてみたり｣

一方通行｢何人か知り合い当たってみるわァ｣


一方通行｢はァ。面倒くせェことになっちまった……｣

一方通行｢とりあえずあいつら誘ってみっかァ｣prrr

一方通行｢おォ浜面。いつものファミレスに今すぐ来い｣ﾋﾟｯ

一方通行｢次は……｣prrr

一方通行｢ヒーローかァ？ちょっと話してェことがあるからいつものファミレスに来てくれ。頼む｣ﾋﾟｯ

20 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]：2012/07/30(月) 20:11:38.52 ID:ClCmEHFDO

～ファミレス～
浜面｢突然呼び出してなんの用だよ？ていうかあの呼び出し方はなんだよ｣

上条｢なんかあったのか？｣

一方通行｢あったと言えばあった。ところでお前ら野球出来るかァ？｣

浜面｢そりゃあな。昔ちょっとやってたし｣

上条｢馬に同じく｣

浜面｢馬じゃねぇよ！｣

一方通行｢じゃァ俺と野球やってくンねェか？｣

浜面｢いきなりだな！まったく話が見えてこねぇよ｣

一方通行｢実はだなァ……｣

21 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]：2012/07/30(月) 20:13:17.96 ID:ClCmEHFDO

ｶｸｶｸｼｶｼﾞｶ

一方通行｢と言う訳なンだ｣

浜面｢なるほど、打ち止めちゃんが言いだしたのか｣

一方通行｢そォいうこった。でやってくれンのか？｣

上条｢構わんよ｣

浜面｢えらく気前いいな｣

一方通行｢流石だなァ。馬とは訳が違う｣

浜面｢馬って言うなって！それが人に物を頼む態度かよ！？｣

一方通行｢なァに調子乗ってやがる｣

上条｢空気読めよ｣

浜面｢え、俺が悪いの！？｣

22 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]：2012/07/30(月) 20:14:37.74 ID:ClCmEHFDO

一方通行｢とりあえず仲間２人ゲットかァ｣

浜面｢俺やるなんて言ってないのに。まぁいいけどよ｣

一方通行｢打ち止めも喜ぶぜェ｣

浜面｢お前あの子に頭上がらないよな｣

一方通行｢育て方間違えたかもしンねェなァ。言っとくがめちゃくちゃ怖ェぞ。光源氏計画がパーよ｣

浜面｢そんな事考えてたのかよ｣

一方通行｢まァいい。２人ともありがとよォ。また詳しいこたァ追って連絡する。ここはおごってやるよ。ヒーローの分だけ｣

上条｢サンキュー｣

浜面｢ふざけんな！上条もスルーすんなよ！｣

一方通行｢ヒーローとゴリラも仲間誘ってみてくれェ｣

浜面｢とうとうゴリラに格下げかよ……。あれ、これって格上げなの？｣

23 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]：2012/07/30(月) 20:15:52.20 ID:ClCmEHFDO

～黄泉川家～

一方通行｢て訳で２人仲間を増やしたぜ｣

打ち止め｢流石だね！期待してたよ！ってミサカはミサカは嘘をついてみる｣

番外個体｢嘘かよ。とりあえず黄泉川も協力してくれるってさ｣

黄泉川｢野球なんて久しぶりじゃん！｣

打ち止め｢強力な戦力を得たよ！ってミサカはミサカは大喜び｣

番外個体｢これでもまだ6人か｣

一方通行｢先は長ェなァ｣

打ち止め｢大丈夫！なんとかなるなる！ってミサカはミサカは根拠のない自信を示してみたり｣

番外個体｢なるといいね……｣

24 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]：2012/07/30(月) 20:17:50.52 ID:ClCmEHFDO

～アイテム～
浜面｢お前ら野球やったことあるか？｣

絹旗｢超いきなり何言い出すんですか？｣

麦野｢とうとうぶっ壊れたのかにゃ？あ、もともとか｣

浜面｢うぐっ……。お前ら一方通行って知ってるか？そいつが野球やるらしいんだが仲間がいないから探してるんだと。俺はやる気ないけど｣

麦野｢(浜面は出ないのか……)｣

滝壺｢ごめんね、はまづら。私はやったこと無いから｣

浜面｢なら仕方ないよ。お前らどうする？｣

25 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]：2012/07/30(月) 20:19:06.25 ID:ClCmEHFDO

麦野｢なぁんで私がやらなくちゃなんねぇんだ？パスに決まってんだろ｣

浜面｢そっか。絹旗はどうする？｣

絹旗｢浜面は超出場するんですか？｣

浜面｢まぁ実はな。ていうか断ったら一方通行に殺されちまうよ｣

麦野｢え？｣

絹旗｢だったら出場してあげましょう。この絹旗様が出るなら超百人力です！｣

浜面｢おぉ、サンキュー！｣

麦野｢(む)｣

絹旗｢麦野は出ないんですよね？超引っ込んでてください｣ﾆﾔﾆﾔ

麦野｢あぁ！？誰が出ないってぇ！？私も出てやるよ！｣

浜面｢ほんとに大丈夫か？無理してないか？｣

麦野｢感謝しなさいよ？｣

浜面｢２人ともありがとよ！礼はするからな｣

絹旗｢(なんだか超)｣

麦野｢(いい感じね///)｣

26 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]：2012/07/30(月) 20:20:46.39 ID:ClCmEHFDO

滝壺｢むぅ。……はまづらはもう少し自覚するべき｣

浜面｢ん？何か言った？｣

滝壺｢何でもないよ。私も応援してるから頑張ってね｣

浜面｢おぉ！滝壺が応援してくれるなら頑張れるぜ！｣

麦野｢……｣ｲﾗｲﾗ

絹旗｢……｣ｲﾗｲﾗ

31 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]：2012/07/31(火) 19:54:20.27 ID:vioPZvNDO

～数日後～
浜面｢てわけで、絹旗と麦野が仲間に入ってくれることになった｣

一方通行｢やりゃァ出来るンだなァ｣

絹旗｢絹旗です。あなたが第一位の一方通行ですか。超よろしくです｣

麦野｢うわ白っ！ま、よろしくだにゃーん｣

一方通行｢なかなか個性的なメンバーだなァ。まァよろしく頼むぜェ｣

浜面｢女だけど運動神経は折り紙付きだぜ。むしろもう少し控えて欲しいくらいだ｣

麦野｢あぁん？てめぇは後から原子崩しで反射神経鍛えてやんよ｣

浜面｢鍛えられる前に死んじゃうよ！｣

麦野｢当たったら死んじゃうくらいじゃないと緊張感出ないでしょ？｣

絹旗｢浜面超ご臨終ですね！｣

浜面｢すいません！ほんと勘弁してください！ちょっと口が滑っただけなんです！｣

一方通行｢テメェはどこでも変わンねェなァ……。とりあえずこの後練習があるらしいからついて来てくれェ｣

絹旗｢超了解です！｣

32 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]：2012/07/31(火) 19:55:43.89 ID:vioPZvNDO

～グラウンド～
打ち止め｢あなた待ってたよ！ってミサカはミサカはテンション上げてみたり！｣

一方通行｢おォ。あと仲間が２人増えた。絹旗さンと麦野さンだ｣

絹旗｢超はじめまして。絹旗です｣

麦野｢第三位にそっくりだけど……。まぁなんでもいいや、よろしくねおチビちゃん。そういえば会ったことがあるわね｣

打ち止め｢よろしくお願いします、ってミサカはミサカは礼儀正しく挨拶出来る！２人とも美人だね、ってミサカはミサカはお世辞を言ってみたり！｣

麦野｢それほどでもあるわよ｣

絹旗｢麦野、超しっかりしてください｣

33 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]：2012/07/31(火) 19:57:07.32 ID:vioPZvNDO

番外個体｢とりあえずこれで８人だね。１人足りないけど｣

打ち止め｢その点は大丈夫！あとから２人来るから、ってミサカはミサカは人数が集まってはしゃいでみたり｣

一方通行｢誰が来るンだ？｣

打ち止め｢まだ内緒、ってミサカはミサカは２人を待ちわびてみる｣

一方通行｢まァ来るならいいか｣

浜面｢ところで……誰がどこのポジションするかとか決まってんのか？｣

一方通行｢そォいやどォなンだ？｣

打ち止め｢実はそれも今日話合うつもりだったの！ってミサカはミサカはとっさに嘘をついてみたり！｣

一方通行｢考えてなかったンだな。とりあえずピッチャーあたりから決めるかァ｣

打ち止め｢野球はピッチャーっていうくらいだからね！ってミサカはミサカはピッチャーの重要性を確認してみる｣

34 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]：2012/07/31(火) 20:00:36.90 ID:vioPZvNDO

浜面｢とりあえずピッチャーやりたい人ー？｣

絹旗｢超やりたいです！｣

麦野｢私がやるに決まってんだろ！｣

黄泉川｢私がやるじゃん！｣

番外個体｢どいつも自己主張激しいねぇ｣

浜面｢とりあえずピッチャーは３人も必要ないな。他のポジションが足りなくなるし。ていうか黄泉川いるのかよ！｣

35 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]：2012/07/31(火) 20:01:46.47 ID:vioPZvNDO

黄泉川｢今日のところは見逃してやるじゃん。だからピッチャーやらせろじゃん！｣

浜面｢どんだけピッチャーやりてぇんだよ！まぁなら黄泉川でいいよ｣

絹旗｢はァ？なァに勝手に決めてンですかァ？｣

浜面｢おいおい口調変わってるぞ！？｣

麦野｢そんなに原子崩しくらいてぇのか？｣

浜面｢落ち着けって！なら黄泉川が降板したあとに中継ぎとして投げてくれよ｣

絹旗｢まぁそういうことなら｣

麦野｢今回は見逃してやるよ｣

黄泉川｢私は降板する気なんてないじゃん｣

麦野｢さっさと譲りなさいよおばさん？｣

浜面｢チームワーク大丈夫か、このチーム？｣

36 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]：2012/07/31(火) 20:03:12.07 ID:vioPZvNDO

一方通行｢他はどォする？｣

打ち止め｢ミサカはセカンドキボンヌ、ってミサカはミサカは自己主張！｣

一方通行｢別にイイか。俺は？｣

打ち止め｢あなたは能力的にはセンターがいいかも、ってミサカはミサカは決めつけてみたり｣

一方通行｢任せろォ｣

番外個体｢まぁ能力的にはピッチャーなんだろうけどね｣

浜面｢もう枠が無いしな｣

37 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]：2012/07/31(火) 20:04:22.08 ID:vioPZvNDO

打ち止め｢番外個体はショートをお願い！ってミサカはミサカはお願いしてみる｣

番外個体｢ミサカどこでもいいや｣

打ち止め｢そこのあなたは体格的にキャッチャーね、ってミサカはミサカはまたもや勝手に決めつける｣

浜面｢はいよ。しかし黄泉川とバッテリー組むとはな｣

黄泉川｢よろしく頼むじゃん｣

打ち止め｢そこの綺麗な老け顔っぽいお姉さんにはサードをお願いするね、ってミサカはミサカはお願いしてみる｣

麦野｢嬉しいこと言ってくれんじゃない｣

浜面｢麦野、目を覚ませ｣

38 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]：2012/07/31(火) 20:05:49.52 ID:vioPZvNDO

絹旗｢私は超どこですかね？｣

打ち止め｢子供っぽいあなたにはファーストをお願いするよ、ってミサカはミサカはまたまた勝手に決めつける｣

絹旗｢さっきから超ちょくちょく引っかかりますね、この子｣

上条｢１人余るなら俺は休んでていいか？｣

打ち止め｢うーん、ヒーローさんの頼みなら仕方ないね、ってミサカはミサカは承諾してみたり｣

一方通行｢後はライトとレフトかァ。後から来るとかいう助っ人に任せていいのかァ？｣

打ち止め｢あの２人なら大丈夫！ってミサカはミサカは太鼓判を押してみる｣

番外個体｢誰が来るの？｣

一方通行｢番外個体も知らねェのか｣

打ち止め｢その２人もそろそろ来るみたいだしまずはみんな守備位置についてみて！ってミサカはミサカはお願いしてみる｣

浜面｢守備練習か？｣

打ち止め｢守備位置についてなんとなくそれっぽい空気を味わってみたいだけなの、ってミサカはミサカは白状してみる｣

一方通行｢とりあえず守備位置行くかァ｣

43 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]：2012/08/01(水) 20:01:00.08 ID:xAhRaeGDO

～守備練習～


一方通行｢……｣

20000号｢さぁさぁ締まってこーぜ｣

10033号｢ばちこーい｣

一方通行｢助っ人ってお前らかよォ！もォやだァ。つーかこっちに寄ってくンな！定位置に行けェ！｣

10033号｢まぁまぁ、とミサカはさらに詰め寄ります｣

20000号｢セロリたん会いたかったよー｣

一方通行｢るせェ！ガキィ！お前この２人なら大丈夫って言ってたけど全然大丈夫じゃねェだろこれ！｣

番外個体｢２人がセンターに寄っちゃってレフトもライトもがら空きだよ｣

浜面｢……｣

麦野｢なんなのあれ？｣

44 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]：2012/08/01(水) 20:02:38.31 ID:xAhRaeGDO

打ち止め｢とりあえず外野は任せたからね、ってミサカはミサカはエラーは許さないから｣

一方通行｢俺はともかくこいつらが定位置に行かねェンだよ！｣

10033号｢ここに来た理由はご主人様に会いに来ただけですからね｣

一方通行｢頼む、後から構うから今は離れてくれェ。打ち止めがキレたら矛先が俺に向かっちまう｣

10033号｢むぅ、それならひとまず離れます、とミサカは名残惜しいですがレフトへ向かいます｣

20000号｢あとでペロペロさせてくれる約束忘れないでくださいよ？とミサカもとりあえず守備位置に向かいます｣

一方通行｢そこまでするとは言ってねェ！なンで俺がこンな目に……｣

45 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]：2012/08/01(水) 20:03:55.64 ID:xAhRaeGDO

打ち止め｢ヒーローさん、何球か打球飛ばしてー！ってミサカはミサカはお願いしてみたり｣

上条｢仕方ないな｣
ｶｷｰﾝ！

20000号｢ホイッとな｣ﾊﾟｼｯ

一方通行｢意外とうめェな……｣

20000号｢ミサカ達をなめないでくださいよ、とミサカはセロリたんにいいとこを見せれて喜びます｣

上条｢あらよ｣

ｶｷｰﾝ

一方通行｢俺のとこに来たァ、ってどこに落ちるか予測できねェ！｣ｳﾛｳﾛ

ﾎﾟﾄﾘ…

打ち止め｢エラーは制裁なんだから！｣ﾋﾟｯ

一方通行｢くぁｗせｄｒｆｔｇｙふじこｌ｣ﾊﾟﾀ

番外個体｢あらら｣

上条｢(44)のようなプレイだったな｣

打ち止め｢次はこんなもんじゃ済ませないからね？ってミサカはミサカはしぶしぶ元に戻してみる｣ﾋﾟｯ

一方通行｢ちくしょォ……野球やるのも命懸けかよォ……｣

上条｢これは一方通行狙い打ちだな｣ﾆﾔﾘ

一方通行｢やめろォ！｣

一方通行は演算補助を切られること334回、なんとかフライを取れるようになった

46 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]：2012/08/01(水) 20:05:50.98 ID:xAhRaeGDO

浜面｢守備練習はこんなもんか。次は投球練習しないか？｣

打ち止め｢ピッチャーは大事だからね、ってミサカはミサカは納得してみたり｣

黄泉川｢まずは私からじゃん｣

浜面｢準備オーケーだ。投げてくれ｣
ﾊﾞｼ

浜面｢おお。速いしいい球だ｣

黄泉川｢昔ちょっとやってたじゃん。次はフォークじゃん｣ﾋﾞｭｯ

浜面｢これまたいい球だな。とりあえず黄泉川は大丈夫かな？｣

黄泉川｢あとはカーブなんかも投げれるじゃん。自信ありじゃん｣

47 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]：2012/08/01(水) 20:07:15.30 ID:xAhRaeGDO

浜面｢問題は絹旗に麦野か。お前らピッチャーとかやったことあるのか？｣

絹旗｢超ないです｣

麦野｢ないよーん｣

浜面｢なのに立候補したのかよ。仕方ない、ちょっと投げてくれ｣

麦野｢あらよ｣ﾋﾞｭｯ

浜面｢黄泉川ほどじゃないけど意外と速い球だな｣

麦野｢オラァ｣ﾋﾞｭｯ

浜面｢ストライクゾーンにも入ってるな。センスあるんじゃないか？｣

麦野｢あら、そうかしら？｣ﾃﾚﾃﾚ

48 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]：2012/08/01(水) 20:09:29.77 ID:xAhRaeGDO

浜面｢次は絹旗投げてくれ｣

絹旗｢超分かりました！｣ﾋﾞｭｯ

浜面｢これまた速いな。でもストライクゾーンから外れまくってるぞ……｣

絹旗｢超もう一球いきますよ｣ｽﾎﾟｰ

浜面｢うおっ、すっぽ抜けかよ。こりゃ捕れねぇ｣

打ち止め｢ちょっとお兄さん！キャッチャーが球捕れなくてどうするの？ってミサカはミサカは見ず知らずのお兄さんにキレてみたり！｣

浜面｢無茶言うな！俺の頭上はるか上を通過したんだぞ！？｣

49 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]：2012/08/01(水) 20:11:15.84 ID:xAhRaeGDO

絹旗｢意外と超難しいものですね！｣ﾋﾞｭｯ

浜面｢うーん……球は速いがコントロールに難ありだな｣

絹旗｢これから超練習しましょう！｣

浜面｢えらくやる気だな。あとお前ら変化球は……ある訳ないか｣

麦野｢バカにしてんのか？｣

浜面｢滅相もない！まずは指のかけ方とか教えるからちょっと来てくれ｣

打ち止め｢なんか意外と役にたってくれるお兄さんだね、ってミサカはミサカは見た目とのギャップに驚愕してみたり｣

一方通行｢なンだかンだこの中じゃ年上の方だしなァ｣

50 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]：2012/08/01(水) 20:12:25.37 ID:xAhRaeGDO

浜面｢ここに縫い目があるだろ？ここに指をかけて……麦野、手を出してくれ｣

麦野｢なにかにゃーん？｣

浜面｢こうやって指かけて｣ｷｭｯ

麦野｢な、なにしてんの！？///｣

浜面｢なにってさっきから言ってるだろ｣

麦野｢……｣

浜面｢で、こうやって指を縫い目に……｣

麦野｢……///｣

浜面｢投げ方は……(赤面しながら大人しくなった。ていうかこれ実はおいしくね！？)｣

打ち止め｢桃色空気だね、ってミサカはミサカは豹変してしまった空気を忌々しく思ってみたり｣

51 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]：2012/08/01(水) 20:13:28.27 ID:xAhRaeGDO

絹旗｢浜面！次は私にも超教えてください！｣

浜面｢わ、分かった。じゃあ次は絹旗な。じゃあ手握るぞ｣ｷﾞｭｯ

絹旗｢///｣

浜面｢(麦野といい絹旗といい手柔らかくてスベスベや。こんな野球なんかダルいだけかと思ったけどええことあったわ)｣

滝壺｢はまづら、鼻の下のばしすぎ｣

浜面｢た、滝壺さん！？来てたのか！？｣

滝壺｢このあたりから電波が来てたから。そしたらはまづらが……｣

浜面｢待て、待ってくれ！俺は別に何もしてないぞ！？｣

滝壺｢言い訳するはまづらは応援できないよ？｣

浜面｢すいませんでした……。ちょっといい気になっちゃってました。なんで見捨てないでください｣

滝壺｢見捨てりはしないけど……あんまりデレデレしてちゃダメだよ？｣

浜面｢うぅ。ほんとすいませんでした｣

打ち止め｢いい修羅場になったね！｣

番外個体｢いい修羅場てなにさ｣

麦野絹旗｢(チッ)｣

52 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]：2012/08/01(水) 20:14:34.25 ID:xAhRaeGDO

浜面｢一通り教えたし練習していけばなんとかなりそうだな｣

打ち止め｢みんなミサカの為に頑張ってね！ってミサカはミサカはみんなを応援してる｣

滝壺｢私のアイデンティティがとられた……｣

浜面｢でチームは出来た訳だが｣

番外個体｢試合とかしないの？｣

打ち止め｢その辺はまだ早いと思うの、ってミサカはミサカは実は何も考えてない！｣

番外個体｢自信満々に言うことじゃないよね｣

浜面｢じゃあ週１くらいで練習する感じでいいかな｣

打ち止め｢そんな感じで！じゃあまた来週集まって、ってミサカはミサカはみんなにお願いしてみたり｣

一同｢はーい｣

56 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]：2012/08/02(木) 21:31:27.38 ID:AqmBNjgDO

～翌日～
浜面｢で、なんかチーム全員いきなり呼びつけられたわけだが｣

番外個体｢なんかあったのかな？｣

一方通行｢俺も知らねェ。練習でもすンのかァ？｣

浜面｢チーム解散とかだったりしてな……｣

番外個体｢ありえるね｣

絹旗｢でも肝心のあの子が超来てませんね｣

一方通行｢俺より先に出たはずなンだがなァ｣

番外個体｢昨日泊まっていった20000号と10033号もいないよ｣

浜面｢お、来たぞ。ん？なんか大勢引き連れてるぞ｣

番外個体｢後ろの人達なんかユニフォーム着てるけど……｣

57 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]：2012/08/02(木) 21:32:55.71 ID:AqmBNjgDO

打ち止め｢みんなお待たせ！ってミサカはミサカは颯爽と登場してみたり！｣

20000号｢やっほーセロリたん｣

一方通行｢セロリじゃねェ！｣

10033号｢やっぱりご主人様と呼んだ方がいいですよね？とミサカは確認をとります｣

一方通行｢黙ってろ｣

58 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]：2012/08/02(木) 21:34:06.76 ID:AqmBNjgDO

麦野｢で、いきなり呼び出してなにかにゃー？｣

浜面｢後ろの人達は誰？｣

打ち止め｢今日の試合相手だよ！ってミサカはミサカは後ろの人達を紹介してみる！｣

浜面｢試合すんの！？｣

番外個体｢まだ早いとか言ってなかった！？｣

打ち止め｢世の中てのは刻一刻と変わっていってるんだよ？ってミサカはミサカは妹にこの世の理を説いてみる｣

番外個体｢本当に何言ってんの！？｣

浜面｢まだ全然練習してないぞ｣

麦野｢ようやく試合かよ。待ちわびたっつーの｣

浜面｢なんでそんなやる気なんだよ……｣

59 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]：2012/08/02(木) 21:35:58.86 ID:AqmBNjgDO

一方通行｢そもそもどっから連れて来たンだ？｣

打ち止め｢お散歩してたら練習してるのを見つけて試合しましょうって誘ってみたの、ってミサカはミサカは経緯を説明してみる｣

浜面｢また唐突だな｣

一方通行｢試合相手探しに散歩してたンじゃねェだろォな……｣

番外個体｢学生なの？｣

打ち止め｢中学生だよ！ってミサカはミサカは紹介してみたり｣

中学生｢どうもー｣

浜面｢いきなりすいません｣

中学生｢いえいえ｣

打ち止め｢挨拶出来るなんてチンピラみたいな見かけと違って大人なのね、ってミサカはミサカは浜面さんとやらを褒めてみる｣

番外個体｢上位個体とは違うってことだね｣

打ち止め｢何か言った？｣

番外個体｢い、いえ｣

一方通行｢分かる分かるぞその気持ちィ｣

60 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]：2012/08/02(木) 21:37:16.97 ID:AqmBNjgDO

浜面｢まぁとやかく言っても仕方ない。やるしかないか｣

一方通行｢しゃあねェな｣

黄泉川｢腕が鳴るじゃん｣

打ち止め｢監督はミサカがやるね！ってミサカはミサカは自己主張！｣

浜面｢いいんじゃないか｣

打ち止め｢ではオーダーを発表するね、ってミサカはミサカは監督気取り！｣

61 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]：2012/08/02(木) 21:38:47.46 ID:AqmBNjgDO

打ち止め｢それでは……

１番 打ち止め
２番 10033号
３番 番外個体
４番 一方通行
５番 浜面
６番 麦野
７番 絹旗
８番 20000号
９番 黄泉川
これに決めたから！あなたは能力的にやっぱり強いから４番で頑張ってね！ってミサカはミサカはプレッシャーをかけてみる｣

一方通行｢(こりゃチャンスで凡退でもしよォもンならエラいことになるぞ……)｣

絹旗｢私は超７番ですか｣

打ち止め｢みんなバッティング練習とかしてないし、何番でも関係ないと思うの、ってミサカはミサカは納得してくれるようお願いしてみる｣

絹旗｢仕方がありませんね｣

62 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]：2012/08/02(木) 21:39:59.83 ID:AqmBNjgDO

番外個体｢ミサカ３番かぁ｣

打ち止め｢あなたはなんだかんだ身体能力高いから、ってミサカはミサカは理由を説明｣

上条｢また休めてラッキーだ｣

打ち止め｢とりあえずヒーローさんはお休みでお願いね、ってミサカはミサカは指示を出す｣

浜面｢ていうかいたのか……｣

中学生｢あのーちょっとお願いがあるんですけど｣

打ち止め｢何かな？ってミサカはミサカは尋ねてみたり｣

キャプテン｢自分ら無能力者しかいないんで能力使用は無しでお願いしたいんですけど｣

打ち止め｢別にいいよ！ってミサカはミサカは快諾してみる｣

一方通行｢待て、それじゃァ俺がヤベェよ！｣

番外個体｢あなた能力無かったらダメダメだからね｣

浜面｢能力無しの一方通行が４番なんて期待できんからな｣

一方通行｢浜面は後でコロス｣

浜面｢な、なんでオレだけ！？｣

63 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]：2012/08/02(木) 21:41:03.28 ID:AqmBNjgDO

打ち止め｢うーん、でも今回はミサカ達から試合のお願いしたんだし仕方ないよ、ってミサカはミサカは中学生の肩を持ってみたり｣

一方通行｢打てる気しねェよ……｣

打ち止め｢能力無いからって凡退したら許さないんだから！ってミサカはミサカは更にプレッシャーをかけてみたり｣

一方通行｢これは今日が俺の命日かな｣

打ち止め｢さぁさぁ！ミサカ達は先行だしミサカは１番だからもういくね、ってミサカはミサカは打席に向かってみる！｣

番外個体｢１番はあの子か。打力はどうなの？｣

一方通行｢分かンねェな。まァ自信はありそォだが｣

浜面｢一応キャプテンだしお手並み拝見しますか｣

69 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]：2012/08/05(日) 18:45:13.85 ID:4flD/fsDO

～ﾌﾟﾚｲﾎﾞｰﾙ！～
投手｢そりゃ！｣

打ち止め｢おりゃぁー！ってミサカはミサカは迫り来る速球に素早くバットを振り抜いてみたり！｣
ｶｰﾝ！

浜面｢すげー、センター前ヒットだ｣

一方通行｢今の何がすげェってバット振りながらあの長ったらしいセリフ言ったとこだなァ｣

絹旗｢なかなか超やりますね｣

番外個体｢それってどっち？｣

10033号｢２番はミサカです、とミサカはバントの構えをしながら打席に立ちます｣ｺﾝ

浜面｢送りバントで２塁に進んだか｣

上条｢意外とうまくいってるな｣

70 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]：2012/08/05(日) 18:46:43.91 ID:4flD/fsDO

番外個体｢よーしいいとこ見せちゃうよ☆｣

打ち止め｢番外個体頑張ってー！ってミサカはミサカは塁上から応援してみたり｣

番外個体｢任せてにゃー｣

麦野｢なんとなくあいつとは気が合うと思うの｣

浜面｢……｣

71 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]：2012/08/05(日) 18:49:02.37 ID:4flD/fsDO

投手｢(いきなりピンチだ。こりゃ女の子だからってナメない方がいいな)｣
ﾋﾞｭｯ

番外個体｢えい！｣
ｶｷｰﾝ！

浜面｢打ったぞ！｣

上条｢すげー。しかも長打だ｣

打ち止め｢ホームイン！ってミサカはミサカははしゃぎながらホームベースを踏んでみる！｣

番外個体｢２塁打だよ！意外となんとかなったね｣

一方通行｢次は俺かァ｣

浜面｢頑張れよ｣

一方通行｢気が重いぜェ……｣

上条｢いいぜ。お前が打てないと思ってるならまずはその幻想を……｣

浜面｢もういいから｣

72 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]：2012/08/05(日) 18:50:21.91 ID:4flD/fsDO

投手｢(なんだこの人達。全然野球やる風じゃないのにうまい。４番はもっとスゴいのか？)｣
ﾋﾞｭｯ

一方通行｢オラァ！｣ｽｶ
ｽﾄﾗｲｰｸ！

一方通行｢チッ｣

打ち止め｢あなた頑張ってー、ってミサカはミサカは制裁をちらつかせながら応援してみる｣

番外個体｢ミサカを見殺しにしないでねー？｣

一方通行｢うるせェ気が散るわァ！｣

73 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]：2012/08/05(日) 18:51:59.03 ID:4flD/fsDO

投手｢(次はフォークだ！)｣
ｽﾄﾝ

一方通行｢うおォっ！？｣ｽｶｯ

上条｢追い込まれたか。制裁まであと一球だな｣

一方通行｢コラァ！俺の時だけ変化球投げンじゃねェ！｣

浜面｢無茶言ったるなよ！｣

74 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]：2012/08/05(日) 18:56:57.63 ID:4flD/fsDO

投手｢(ほんとにおかしな人達だなぁ)｣
ﾋﾞｭﾝ

一方通行｢死ンでも当てるゥ！｣
ｶｷﾝ
ﾎﾞﾃﾎﾞﾃ

投手｢！？｣

モブ｢むぅ｣

一方通行｢チッ｣
ｱｳﾄ！

浜面｢凡退か｣

上条｢ただ２アウト３塁にはなったぜ｣

浜面｢で、次は俺か｣

絹旗｢まぁ期待してませんがほどほどに超頑張ってください｣

麦野｢凡退したら分かってるかにゃーん？｣

浜面｢もう少しちゃんと応援してくれよ｣

75 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]：2012/08/05(日) 18:58:03.26 ID:4flD/fsDO

投手｢(この人は体格いいし結構やりそうだな)｣

滝壺｢大丈夫、はまづら。私も応援してる｣

浜面｢滝壺来てたのか！こりゃ打たなきゃな！｣
ｶｷｰﾝ！

一方通行｢おォ！すげェ当たりだ｣

麦野｢3塁打か｣

番外個体｢やったね！もう一点追加だよーん☆｣

打ち止め｢やったぁ！ってミサカはミサカはテンション最高潮！｣

絹旗｢やりますね浜面。ほんの少しですが超見直しました｣

番外個体｢ほんとにどっち？｣

76 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]：2012/08/05(日) 18:59:27.06 ID:4flD/fsDO

麦野｢次は私か｣

絹旗｢超頑張ってください！｣

滝壺｢むぎのも頑張って｣

麦野｢任せなさーい｣

浜面｢麦野ー！頑張れよー！｣

麦野｢……///｣

滝壺｢……｣

打ち止め｢お姉さん達もいろいろ複雑なんだね、ってミサカはミサカは察知してみたり｣

77 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]：2012/08/05(日) 19:01:01.34 ID:4flD/fsDO

麦野｢パリィ！｣
ｶｷｰﾝ！

一方通行｢またまたヒットかァ｣

浜面｢これで３点目、っと｣

絹旗｢さすが麦野です｣

浜面｢ナイスバッティングだぞ麦野ー｣

麦野｢それほどでも｣ﾃﾚ

滝壺｢むぎの乙女みたい。私も出れば良かったかな｣

打ち止め｢とりあえずベンチに来てよ、ってミサカはミサカは熱烈歓迎！｣

滝壺｢それじゃあお邪魔するね｣

上条｢西部の中継ぎかよ｣

78 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]：2012/08/05(日) 19:02:35.65 ID:4flD/fsDO

絹旗｢むっ｣ﾎﾟﾃ

ｱｳﾄ！

浜面｢フォークを引っ掛けちまったか｣

番外個体｢これで交代か｣

打ち止め｢初回から上出来だよ！ってミサカはミサカは大満足！｣

上条｢初回から中学生に猛攻を仕掛ける超能力者軍団か｣

滝壺｢ぐう畜だね｣

79 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]：2012/08/05(日) 19:05:15.33 ID:4flD/fsDO

黄泉川｢ようやく出番じゃん！｣

浜面｢なんか黄泉川と一緒にってのもしっくり来ねえがよろしく頼むぜ｣

黄泉川｢配球なんかは任せたじゃん｣

浜面｢よし、頑張りますか｣

一方通行｢黄泉川のピッチングかァ｣

番外個体｢どうなんだろうね｣

84 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]：2012/08/06(月) 19:41:08.29 ID:p/fg25GDO

～中学生チームの攻撃～

黄泉川｢そら！｣
ﾋﾞｭｯ

浜面｢(速くてコースもいいし。こりゃ受ける方としては楽だわ)｣

ﾊﾞｯﾀｰｱｳﾄ！

一方通行｢３連続三振かよ｣

打ち止め｢黄泉川すごいよ、ってミサカはミサカは想像以上にすごい黄泉川をねぎらってみたり｣

黄泉川｢相手は中学生だしね。運動には自信もあるじゃん｣

番外個体｢やるねぇ｣

85 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]：2012/08/06(月) 19:42:57.63 ID:p/fg25GDO

～攻守交代～

20000号｢この回はミサカからの攻撃です、とミサカは打席に向かいます｣

一方通行｢ていうか妹達地味にうまくねェか？｣

番外個体｢軍用だからかな？｣

20000号｢っ！｣
ｶｰﾝ

打ち止め｢20000号もヒット打ったよ！ってミサカはミサカは解説してみる｣

黄泉川｢次は私じゃん｣

浜面｢黄泉川か。こりゃ期待出来そうだな！｣

一方通行｢普通にホームランとか打ちそォだなァ｣

86 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]：2012/08/06(月) 19:44:26.79 ID:p/fg25GDO

黄泉川｢じゃん！｣ﾌﾞﾜｯ

ｽｶ
ﾊﾞｯﾀｰｱｳﾄｰ

一方通行｢３球三振……｣

黄泉川｢バッティングは苦手じゃん｣

麦野｢なぁにやってんだおばさん｣

黄泉川｢老け顔に言われたくないじゃんよ｣

麦野｢ハァ！？もっかい言ってみろ！？｣

浜面｢お前らやめろって！｣

中学生｢おい、なんか喧嘩してるぞ｣

中学生2｢個々の能力はすごいのにな｣

87 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]：2012/08/06(月) 19:45:49.29 ID:p/fg25GDO

打ち止め｢てりゃー！ってミサカはミサカは手元で落ちるフォークボールをうまく拾ってみたり！｣

番外個体｢また打ったよ｣

一方通行｢ほンにすげェなァ｣

上条｢ミートＢの初球○てとこか？｣

浜面｢パワプロかよ｣

88 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]：2012/08/06(月) 19:48:41.47 ID:p/fg25GDO

10033号｢次はミサカですね、とミサカは打席に立ちます。ここはバントですかね上位個体？とミサカは幼女に指示を仰ぎます｣

打ち止め｢ここは強攻策だよー！ってミサカはミサカは指示を出してみる｣

浜面｢なんでもいいけど声に出すのはやめようぜ。筒抜けだし｣

番外個体｢そう言えばサインとか全く決めてないね｣

一方通行｢チーム結成していきなり試合だからなァ｣

89 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]：2012/08/06(月) 19:49:18.27 ID:p/fg25GDO

10033号｢えい！｣ﾁｯ

投手｢(粘ってくるな)｣

ｽﾄﾝ

10033号｢おっと、とミサカはフォークを見極めバットを止めます｣

浜面｢結局フォアボールか｣

番外個体｢粘り勝ちだね｣

一方通行｢あいつらなンであンなにうめェの？｣

10033号｢ご主人様とももっと粘っこく絡みたいものです｣ｽﾀｽﾀ

一方通行｢台無しだぞォ｣

90 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]：2012/08/06(月) 19:53:03.25 ID:p/fg25GDO

番外個体｢ここでまたミサカか｣

浜面｢1アウト満塁か｣

一方通行｢頑張れよォ｣

浜面｢大チャンスだしな｣

上条｢相手は中学生だしな。ほどほどにな｣

浜面｢もう少し協調性を持とうぜ｣

滝壺｢がんばれわーすと｣

91 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]：2012/08/06(月) 19:54:17.42 ID:p/fg25GDO

投手｢(配球変えるかな)｣
ｽﾄｰﾝ

番外個体｢うにゃ！？｣ﾌﾞﾝ

番外個体｢しまった、フォークか｣

投手｢っ！｣

ｽﾄﾝ

番外個体｢ありゃ？｣ｽｶ

浜面｢連続でフォークか｣

一方通行｢やべェな｣

打ち止め｢ボールよく見てー、ってミサカはミサカはアドバイス｣

番外個体｢ありがとう、何の参考にもならなかったよ｣

92 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]：2012/08/06(月) 19:55:58.51 ID:p/fg25GDO

投手｢(一球外に外して……)｣

ﾋﾞｭｯ

番外個体｢むっ｣ﾋﾟｸｯ

投手｢(最後にフォークだ！)｣
ﾋﾞｭｯ

番外個体｢甘い！｣
ｷｰﾝ

投手｢マジか！？｣

打ち止め｢２人帰って５対０だよ！ってミサカはミサカは鼻高々！｣

番外個体｢ざっとこんなもんだにゃー｣

93 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]：2012/08/06(月) 20:01:11.00 ID:p/fg25GDO

浜面｢1アウト２、３塁か。犠牲フライでも一点だな｣

一方通行｢能力使えねェからキツいがなァ｣

打ち止め｢あなたのいいとこ見てみたい、ってミサカはミサカは言い訳は聞きたくない｣

一方通行｢(胃が痛ェ……)｣

浜面｢キャプテンはスパルタですな。まぁうちのリーダーもだが｣ﾁﾗ

麦野｢後でコロすから｣

浜面｢(やっちまった！)｣

97 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]：2012/08/09(木) 22:04:54.99 ID:tL6IRtUDO

投手｢(この人はなんか抑えれそうだ！)｣

一方通行｢チッ｣

投手｢(第一打席と体格を見れば明らかにパワーのあるタイプではない。かと言ってミートがあるでもない。恐らくは能力任せのバッターだ)｣

一方通行｢……｣

投手｢(でも今日は能力無しの勝負だしここは力で押す！ストレートだ)｣

一方通行｢(なァンて考えてンですかねェ)｣

98 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]：2012/08/09(木) 22:08:41.08 ID:tL6IRtUDO

投手｢っ！｣
ﾋﾞｭｯ

一方通行｢うォらァ！｣
ｶｰﾝ

浜面｢当たった！｣

上条｢しかしセンターフライか｣

一方通行｢タイミングバッチリなのに飛ばねェもンなンだな｣

上条｢それはお前のパワーによるところが大きいだろ｣

浜面｢でもギリギリ犠牲フライになったぞ｣

一方通行｢狙い通りだったのにィ｣

打ち止め｢でも一点入ったからいいのよ、ってミサカはミサカは最低限の仕事をしたあなたをねぎらってみたり｣

99 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]：2012/08/09(木) 22:10:08.80 ID:tL6IRtUDO

浜面｢俺も続くぜ！｣

投手｢……｣

ﾎﾞｰﾙﾌｫｱ

浜面｢ちっ、フォアボールか｣

麦野｢ウラァ！｣ﾌﾞﾝ！
ﾊﾞｯﾀｰｱｳﾄ

一方通行｢三振で交代かァ｣

麦野｢チッ｣

打ち止め｢見た目通り変化球には弱いのね、ってミサカはミサカはお姉さんを慰めてみたり｣

麦野｢ありがとチビちゃん｣

絹旗｢麦野、そろそろ超しっかりしてください｣

100 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]：2012/08/09(木) 22:13:06.76 ID:tL6IRtUDO

～攻守交代～


モブ｢うりゃ｣ｶｷｰﾝ！

滝壺｢打たれちゃった｣

浜面｢ドンマイ。次を打ち取ろうぜ。ていうか変化球投げないか？｣

黄泉川｢私は速球中心の特殊能力を持ってるじゃん｣

浜面｢特殊能力ってお前までパワプロかよ｣

101 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]：2012/08/09(木) 22:14:20.05 ID:tL6IRtUDO

～２アウト２塁～

黄泉川｢じゃん！？｣

浜面｢(甘く入った！)｣

中学生｢負けない！｣
ｶｷｰﾝ！

浜面｢センター！こりゃ無理か……｣

ランナー｢見るからに弱肩そうだし一気にホームに突入だ！｣

打ち止め｢あなたー、レーザービームだよー！ってミサカはミサカはあなたに指示を出す！ランナー刺せなきゃ分かってるよね？ってミサカはミサカは更に無茶ぶり｣

番外個体｢やめたげなよ｣

102 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]：2012/08/09(木) 22:17:40.72 ID:tL6IRtUDO

一方通行｢能力解禁！｣ｶﾁｯ

一方通行｢オッラァー！！｣ｷﾞｭﾝ

ランナー｢えっ！？｣ﾋﾞｸｯ

番外個体｢すごっ！｣

打ち止め｢やっぱり能力あると違うね、ってミサカはミサカは関心してみる｣

浜面｢うおわぁー！！？｣
ﾄﾞﾝ！

滝壺｢はまづら！？｣

番外個体｢浜面さんに直撃したよ……｣

黄泉川｢吹っ飛んだじゃん……｣

麦野｢おいおい私でもここまでやらねぇぞ？｣

絹旗｢バックネットに超頭からいきましたよ……｣

ランナー｢……｣ﾎﾞｰｾﾞﾝ

中学生｢死んじゃったんじゃないの……｣

103 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]：2012/08/09(木) 22:18:46.22 ID:tL6IRtUDO

シーン……

浜面｢うぐぐ……｣ﾖﾛﾖﾛ

絹旗｢超よく生きてましたね……｣

浜面｢タ、タッチ……｣ﾖﾛﾖﾛ
ｱｳﾄｰ

浜面｢フッ、止まっててくれてありがとよ……｣ﾌﾗﾌﾗ

ランナー｢あの……大丈夫ですか？｣

浜面｢ああ。ちょっと記憶飛んだのとアバラにヒビがいったくらいだ。大丈夫だ｣ﾌﾗﾌﾗ

ランナー｢(それ大丈夫とは言えない……)｣

中学生｢(見るからに大丈夫じゃない……)｣

104 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]：2012/08/09(木) 22:20:43.39 ID:tL6IRtUDO

一方通行｢やりすぎたかァ？｣

打ち止め｢ランナー刺したから大丈夫、ってミサカはミサカは容認してみる｣

浜面｢アホか！能力無しのルールだろ！ランナー捕殺する前に俺を殺す気かよ！？｣

滝壺｢はまづら大丈夫？｣

浜面｢後で病院行くよ｣ﾌﾗﾌﾗ

麦野｢今のはさすがに｣

絹旗｢超心配ですね……｣

滝壺｢本当に大丈夫？でも私はボロボロでも頑張るはまづらを応援してる｣

浜面｢ありがとよ｣ﾌﾗﾌﾗ

打ち止め｢無失点に抑えたんだし気を取り直していこうよ！ってミサカはミサカはチームを鼓舞してみる｣

しかしこの一件で両チーム士気が下がったのと初球から振ってくるスタイルを逆手に取られボール球主体のピッチングをされなかなか打てず。これ以降両チーム得点は無かった

105 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]：2012/08/09(木) 22:21:45.01 ID:tL6IRtUDO

打ち止め｢ちょっとみんな、２回以降点が入ってないよ！？どういうこと！？ってミサカはミサカはイラついてみたり！｣４打数４安打

一方通行｢どォ考えてもオマエが打ちすぎだろォが｣４打数０安打１犠飛

浜面｢俺が打ててないのと試合が重くなったのはお前のせぇもあるだろ。つーか体中痛ぇよ！｣４打数1安打１四球

麦野｢ピッチャー変わって変化球ばっか投げやがって｣４打数１安打

絹旗｢体が超ついていきませんね｣４打数１安打

106 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]：2012/08/09(木) 22:25:06.12 ID:tL6IRtUDO

20000号｢まぁまぁ上位個体｣４打数２安打

10033号｢今のとこ６対０で勝ってる訳ですし、とミサカは上位個体に落ち着くよう促します｣４打数２安打１犠打１四球

番外個体｢地味にあんたらすごいね｣４打数２安打

黄泉川｢面目ないじゃん｣３打数０安打３連続３球三振

浜面｢黄泉川ヒドいな……｣

一方通行｢俺が言えたもンじゃねェがヒドすぎンな……｣

打ち止め｢とにかく切り替えて行くよ！ってミサカはミサカはキャプテンシーを発揮してみたり！｣

113 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]：2012/08/12(日) 23:27:19.37 ID:JseRWlEDO

～八回表～

黄泉川｢この回は私からじゃん｣

上条｢三振男からか｣

浜面｢まーたパワプロかよ｣

黄泉川｢男じゃないじゃん！｣

番外個体｢そこを気にするの？｣

浜面｢ていうか代打出さないか？上条の大将のバッティングもみたいし｣

黄泉川｢今度こそ絶対打つじゃん！｣

浜面｢無理だろ……｣

114 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]：2012/08/12(日) 23:31:14.90 ID:JseRWlEDO

黄泉川｢じゃーん！｣ﾌﾞﾝ
ｱｳﾄｰ

浜面｢やはり三球三振か……｣

一方通行｢あいつにゃバッティングは期待出来ねェなァ｣

打ち止め｢さて、ミサカの打席だよー、ってミサカはミサカは本日５度目の打席に向かってみたり｣

投手｢もう打たせない！｣

打ち止め｢甘いんだから！ってミサカはミサカはカーブをしっかり引きつけてバットを振り抜いてみたり！｣

一方通行｢本当にすげェなァ｣

浜面｢一体どこで学んだんだ？｣

一方通行｢……学習装置あたりかァ？｣

115 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]：2012/08/12(日) 23:32:20.78 ID:JseRWlEDO

打ち止め｢見切ったよ！ってミサカはミサカは完璧にモーションを盗んで盗塁を試みたり！｣ﾀﾞｯ

10033号｢えい、とミサカもバットを空振り援護します｣ﾌﾞﾝ

キャッチャー｢くっ｣
ｾｰﾌ

打ち止め｢やったよ、ってミサカはミサカは１番打者としての仕事を完璧にこなしてご満悦｣

10033号｢ミサカも負けられませんね｣ｶｰﾝ

浜面｢ライト前かぁ。あの子もやるな｣

116 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]：2012/08/12(日) 23:33:31.12 ID:JseRWlEDO

黄泉川｢１アウト１塁、３塁じゃん｣

番外個体｢ここでミサカだよ｣

打ち止め｢しっかり引きつけてバットを振りきるんだよ！ってミサカはミサカは的確なアドバイスしてみたり｣

番外個体｢よく分かんないにゃー｣

一方通行｢あのガキ野球やったことないとか言ってたのになァ｣

番外個体｢えい！｣
ｶｰﾝ

浜面｢おぉ、またヒットだ｣

番外個体｢そろそろ打っとかないとね、キャハ☆｣

７対０
１アウト１塁、２塁

117 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]：2012/08/12(日) 23:36:02.45 ID:JseRWlEDO

一方通行｢まァたチャンスで俺かァ｣

上条｢辛いさんみたいだな｣

浜面｢１アウト１塁、２塁。ゲッツーは最悪だぞ｣

黄泉川｢頑張るじゃん｣

一方通行｢(だいたい能力無しの俺が打てる訳ねェだろォが！しかし打たなきゃヤられる。ここは能力使うしかねェ！)｣

浜面｢なんかえらく考え込んでるな｣

一方通行｢(ガキにバレたらヤベェが……なァにバレなきゃいいのさ)｣ｶﾁ

118 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]：2012/08/12(日) 23:37:21.30 ID:JseRWlEDO

ﾋﾞｭｯ

一方通行｢(ポテンヒットならバレにくいだろ……)｣ｶﾝ

ﾎﾟﾄ

浜面｢あいつも打ちやがった｣

番外個体｢やるときゃやるんだねぇ｣

打ち止め｢あなたよくやったよ、ってミサカはミサカはようやくあなたへの怒りが収まってきた｣

一方通行｢今まで怒ってたのかよォ｣

一方通行｢(セーフか！)｣

119 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]：2012/08/12(日) 23:38:56.76 ID:JseRWlEDO

浜面｢ただランナーは帰ってこれず。まぁ頑張ってみますか｣

１アウト満塁

投手｢また相手打ち始めたよ｣

中学生｢ものすごく波がある人達だな｣

浜面｢来い！｣

滝壺｢大丈夫。中学生相手に大人気なく本気をだすはまづらも応援してる｣

浜面｢ヤなこと言うなよ……｣ｶﾞｯ

浜面｢くそ、外野フライか｣

打ち止め｢でもランナー帰ってきたしギリギリ許してあげる、ってミサカはミサカは心の広さを見せつけてみる｣

浜面｢そりゃどうも……｣

120 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]：2012/08/12(日) 23:40:55.77 ID:JseRWlEDO

８対０
２アウト１塁２塁

麦野｢所詮浜面は下っ端だからね。ここはアイテムのリーダーの凄さを見せてやるよ｣

浜面｢自分だって変化球打てないくせに｣

麦野｢喰らえ！｣ﾊﾞｼｭ

浜面｢うおっ！？アブねぇだろ！｣

麦野｢フン。後からシめる｣

投手｢あのー投げていいですか……？｣

浜面｢大丈夫ですよー。いつものことなんでー｣

中学生｢(怖すぎる……)｣

121 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]：2012/08/12(日) 23:42:39.26 ID:JseRWlEDO

麦野｢くっ｣ｽｶ

投手｢(やっぱり変化球には弱そうだ)｣

ﾋﾞｭｯ

麦野｢いつまでもレベル５を……舐めてんじゃねぇ！！｣
ｶｷｰﾝ

浜面｢フェンス直撃だ！｣

番外個体｢ひゃー、すっごいねー｣

麦野｢ざっとこんなものよ！｣

１０対０
２アウト２塁

122 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]：2012/08/12(日) 23:44:31.79 ID:JseRWlEDO

上条｢お前よくホームまで帰ってこれたよな｣

一方通行｢ひ……必死だからなァ……｣ｾﾞｪｾﾞｪ

絹旗｢超続きます！｣ｶｷｰﾝ

浜面｢またヒットだ｣

滝壺｢すごく打ってるね｣

上条｢本当に畜生だな｣

浜面｢ただランナーは帰れずか｣

123 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]：2012/08/12(日) 23:45:49.12 ID:JseRWlEDO

２アウト１塁３塁

20000号｢いいとこ見せちゃうよー｣

ﾎﾞｰﾙﾌｫｱ

浜面｢四球か……｣

一方通行｢次は黄泉川だしなァ……｣

20000号｢地味にこのミサカはいいとこ無しですね｣

その後黄泉川は期待を裏切らない三球三振で攻撃終了

浜面｢交代か｣

打ち止め｢ところで……あなたさっき能力使ったよね？ってミサカはミサカは不祥事は見逃さない｣

一方通行｢気のせェだろ｣

打ち止め｢嘘をつくと罪が重くなるよ？ってミサカはミサカはもう許さない｣

一方通行｢(死ンじまったァ)｣

126 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/08/13(月) 19:45:11.20 ID:8seEiCPDO

～八回裏～

麦野｢そろそろ私の出番かにゃ？｣

浜面｢もう７回も終わったしな。黄泉川はいいか？｣

黄泉川｢構わないじゃん！｣

麦野｢じゃ張り切ってくよーん｣


しかし一方通行のエラー連発で２アウトながら２、３塁のピンチ

127 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]：2012/08/13(月) 19:46:50.19 ID:8seEiCPDO

麦野｢なにしてくれてんだクソモヤシ！｣

一方通行｢るせェババア！だいたいなンで俺が出場してンだよ！俺なンかオールGレベルだぞ！｣

麦野｢なに訳分かんねぇこと言ってやがる！？死んで詫びいれろ！｣

浜面｢お前ら落ち着けよ！点差あるし大丈夫だから｣

一方通行｢そォだそォだ！｣

麦野｢ブチ殺すぞ！｣

128 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]：2012/08/13(月) 19:49:03.14 ID:8seEiCPDO

浜面｢だから落ち着けって！さっきも言ったが点差あるから気楽にいこう｣

麦野｢はいはい｣

一方通行｢気楽にやってもエラーする時はするがなァ｣

上条｢てめえがエラーするって思い込んでるなら。まずはその幻想を……｣

浜面｢もう分かったから｣

中学生｢……｣

番外個体｢中学生チームみんなドン引きしてるみたいだにゃー｣

絹旗｢そりゃそうでしょうね｣

129 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]：2012/08/13(月) 19:51:25.71 ID:8seEiCPDO

麦野｢そりゃ｣
ﾋﾞｭｯ

中学生｢むっ｣ｶｰﾝ
ﾌｧｰﾙ

浜面｢(追い込んだ。でもストレートしかないしタイミング合わせられてるし。ちょっとまずいか？)｣

中学生｢次は打つ！｣

麦野｢……｣

絹旗｢麦野、超ファイトです｣

浜面｢楽に行こうぜ｣

麦野｢(浜面の前で失点はしたくないけど……)｣

滝壺｢むぎの……｣

130 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]：2012/08/13(月) 19:53:51.61 ID:8seEiCPDO

麦野｢(よし)｣
ﾋﾞｭｯ

中学生｢遅い！｣

ｷｭﾝ

中学生｢(曲がった！？)｣ｽｶ

浜面｢変化球！？｣ﾎﾟﾛ

中学生｢キャッチャーこぼしてる！｣ﾀﾞｯ

浜面｢くっ｣ﾋﾞｭｯ
ｱｳﾄ！

麦野｢ちょっと、なにこぼしてんのよ｣

浜面｢変化球投げるなら投げるって言ってくれよ！そりゃ捕れねぇよ｣

麦野｢アァ！？｣

浜面｢すいません！ていうか変化球投げれたのか｣

131 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]：2012/08/13(月) 19:55:20.07 ID:8seEiCPDO

麦野｢昨日教えてくれたじゃない。ぶっつけ本番だけど投げてみたのよ｣

浜面｢ちょっと教えただけで？レベル５てのはすげぇな｣

麦野｢教え方が良かったのかもね｣

浜面｢え？｣

麦野｢なんでもなーい｣

滝壺｢むぅ｣

打ち止め｢お姉さんご苦労様、ってミサカはミサカは無失点に抑えてくれて感謝感激！｣

絹旗｢超やりますね｣

135 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]：2012/08/18(土) 22:34:14.70 ID:g70kE9uDO

～９回表～

打ち止め｢またまたミサカの打席だよ！ってミサカはミサカは打席に向かう！｣

この回は打ち止め、番外個体のヒットで1アウト２塁、３塁のチャンスを作り一方通行の打席

一方通行｢クソがァ！オマエらイチイチチャンス作ってンじゃねェよ！｣

番外個体｢キャハ☆｣

打ち止め｢あなたも続いてね、ってミサカはミサカはチャンスに弱いあなたを励ます｣

136 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]：2012/08/18(土) 22:38:13.75 ID:g70kE9uDO

一方通行｢おらァ！｣

ｽｶ

浜面｢三振か……｣

一方通行｢試合が終わってからが恐ろしいぜェ……｣

浜面｢俺の打席だ！｣

ﾊﾞｯﾀｰｱｳﾄ！

浜面｢くそ。つーか意識が飛び始めた……｣

一方通行｢おいおい踏ン張れよォ｣

浜面｢お前のせいだよ！｣

番外個体｢男性陣不甲斐ないにゃー｣

麦野｢ほんとに付くもん付いてんのかぁ？｣

浜面｢(お前はほんとに女なのか？)｣

137 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]：2012/08/18(土) 22:40:51.02 ID:g70kE9uDO

～9回裏～

浜面｢最終回か。最後くらい絹旗いくか？｣

絹旗｢超待ってました｣

打ち止め｢最終回だし更に締まっていこうね、ってミサカはミサカはキャプテンらしいことを今更ながら言ってみたり｣

一方通行｢(そろそろ俺を守備から外してくンねェかなァ……)｣

138 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]：2012/08/18(土) 22:44:12.68 ID:g70kE9uDO

絹旗｢らァ！｣

ﾎﾞｰﾙﾌｫｱ

浜面｢8連続ボール……｣

上条｢制球難すぎるなぁ｣

滝壺｢西武にもいたね｣

番外個体｢ノーアウト１塁２塁だよ｣

黄泉川｢コントロールGじゃん｣

139 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]：2012/08/18(土) 22:46:08.77 ID:g70kE9uDO

絹旗｢狙ったとこにいきませんね！超イライラします｣

浜面｢ちょっとタイム！おい絹旗、肩の力を抜け｣ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

絹旗｢な、何をするんてすか！？超セクハラです！｣

浜面｢そんなんじゃねぇよ。とにかく肩の力抜け。俺のミットをよく見ろ。力はあるし下位打線だから大丈夫だ｣ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

絹旗｢……超分かりました｣

滝壺｢……｣ﾜﾅﾜﾅ

打ち止め｢ジャージのお姉さん落ち着いて、ってミサカはミサカは珍しく慌ててみたり｣

140 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]：2012/08/18(土) 22:50:31.18 ID:g70kE9uDO

浜面｢よし。じゃ頑張りますか｣

絹旗｢力を抜いてと｣

ｽﾄﾗｰｲｸ

一方通行｢よォやくストライクか｣

浜面｢その調子だぞ｣

中学生｢くっ｣ﾌﾞﾝ
ﾊﾞｯﾀｰｱｳﾄ！

番外個体｢持ち直したね｣

一方通行｢やるじゃねェか｣

141 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]：2012/08/18(土) 22:54:57.08 ID:g70kE9uDO

ﾊﾟｱﾝ

黄泉川｢また打ち取ったじゃん｣

打ち止め｢あと１人だよ、ってミサカはミサカは勝利目前！｣

絹旗｢超最後です！｣

中学生｢むっ｣ｺﾝ

打ち止め｢ミサカのとこに打球が来た、ってミサカはミサカはボールをしっかりキャッチして華麗に１塁にスローイングみたり｣

ｱｳﾄｰ

142 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]：2012/08/18(土) 22:57:09.42 ID:g70kE9uDO

打ち止め｢やった、ミサカ達の勝利だよ！ってミサカはミサカは勝利の瞬間に酔いしれてみたり！｣

番外個体｢やったね｣

黄泉川｢試合終了じゃん｣

上条｢いろいろあったけどなんとかここまで来れたな｣

浜面｢確かにそうだけどお前が言うと違和感ありありだ｣

一方通行｢出場してねェからなァ｣

143 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]：2012/08/18(土) 23:00:32.56 ID:g70kE9uDO

滝壺｢みんなおめでとう｣

麦野｢楽勝だにゃーん｣

打ち止め｢中学生のみんなありがとうございました！ってミサカはミサカはお礼を言ってみる｣

中学生｢悔しいけど完敗です｣

打ち止め｢また試合してね！ってミサカはミサカはお願いしてみたり｣

中学生｢……｣

浜面｢(そりゃ嫌だろうな……)｣

144 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]：2012/08/18(土) 23:03:44.22 ID:g70kE9uDO

浜面｢ふぅ。なんとかなったな｣

滝壺｢はまづらほんとに大丈夫？速く病院行かないと……｣

一方通行｢よォやく終わったか｣

打ち止め｢何安堵してるの？ってミサカはミサカは疑問に思ってみたり｣

一方通行｢あン？｣

打ち止め｢まだ１試合やっただけじゃない。まだまだミサカ達のチームは始動したばかりなんだから、ってミサカはミサカは次の試合を匂わしてみたり｣

一方通行｢まだやンのかァ？｣

打ち止め｢それはまだ分からない、ってミサカはミサカは投げやりに答えてみる｣

一方通行｢(やるのは勝手だが俺を巻き込むのはもォ勘弁して欲しいぜェ)｣

145 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]：2012/08/18(土) 23:05:43.17 ID:g70kE9uDO

麦野｢私はまたやりたいかもね｣

絹旗｢私も超やりたいです！｣

黄泉川｢私もじゃん｣

20000号｢漏れらはセロリたんと絡めるならなんでもいいや｣

浜面｢怪我が治ってからなら……｣

番外個体｢ミサカもまぁ楽しかったよ｣

上条｢俺はいいや｣

浜面｢お前ほんとどうしちまったの？｣

146 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]：2012/08/18(土) 23:07:45.73 ID:g70kE9uDO

打ち止め｢じゃあまたあったらみんなに連絡するね！ってミサカはミサカはまとめてみたり！｣

番外個体｢ひとまず解散ってことで｣

一同｢はーい｣

147 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]：2012/08/18(土) 23:09:57.72 ID:g70kE9uDO

最後駆け足ですが一旦終わりです
もう一試合くらい書いてもいいですかね？

ここまで読んでくれた方はありがとうございました

148 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]：2012/08/19(日) 07:00:58.96 ID:b7MQdWk+o

この後お仕置き編ですね分かります 

149 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[sage]：2012/08/19(日) 07:39:43.17 ID:woNawGQuo

おつ
おしおきたい

150 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/08/20(月) 00:13:28.22 ID:BiNcHGgDO

本編とは全く関係ないですがちょっとだけ書いてみます

151 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]：2012/08/20(月) 00:14:31.68 ID:BiNcHGgDO

打ち止め｢試合も無事に終わったけど、ってミサカはミサカは改まってみる｣

一方通行｢どォかしたのか？｣

打ち止め｢あなたの試合での成績について考慮してるの、ってミサカはミサカはお仕置きを下すか考え中なの｣

一方通行｢ま、待て！俺だって頑張ったろォ？｣

152 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage]：2012/08/20(月) 00:14:50.22 ID:/OiRo+S9o

期待

153 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]：2012/08/20(月) 00:16:09.45 ID:BiNcHGgDO

打ち止め｢じゃあちょっと打撃成績言ってもらえる？ってミサカはミサカは再確認｣

一方通行｢5打数1安打1犠飛3三振ですゥ……｣

打ち止め｢そのヒットも能力で打ったんだよね？ってミサカはミサカは問い詰めてみる｣

一方通行｢はいィ……｣

154 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]：2012/08/20(月) 00:17:55.12 ID:BiNcHGgDO

打ち止め｢それから……確かエラーもあったよね？ってミサカはミサカは確認してみる｣

一方通行｢仰る通り２つのエラーを記録しておりますゥ……｣

打ち止め｢さっきからその語尾はふざけてるの？ってミサカはミサカは怒りのボルテージが上昇中！｣

一方通行｢(語尾についてだけはオマエにも言われたくはないンだがな！)｣

155 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]：2012/08/20(月) 00:19:18.77 ID:BiNcHGgDO

打ち止め｢何か言った？｣

一方通行｢い、いえ……｣

打ち止め｢とにかく！あれだけ言ったのにチャンスでことごとく凡退したんだから何かしら罰が必要だよね、ってミサカはミサカは考えてみたり｣

一方通行｢待てェ、弁解の余地をくれェ！｣

打ち止め｢何かな？ってミサカはミサカはとりあえず聞いたげる｣

156 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]：2012/08/20(月) 00:21:09.85 ID:BiNcHGgDO

一方通行｢まァ聞け。まず仲間がいなかったのにあンだけ集めたのは俺だぜ？そこは考慮してくれェ｣

打ち止め｢うーん。それとこれとは話が別だけどそこは確かにそうかも、ってミサカはミサカは迷ってきた｣

一方通行｢それにィ……｣

打ち止め｢それに？｣

一方通行｢俺は褒められて伸びるタイプだからよォ。オマエにプレッシャーかけられたら裏目に出ちまったンだわァ｣

打ち止め｢何言ってるの？ってミサカはミサカはお仕置き確定｣ﾋﾟｯ

一方通行｢｣ﾋﾟｰ

157 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]：2012/08/20(月) 00:22:52.97 ID:BiNcHGgDO

打ち止め｢全くもう！あなた達この人を好きにしていいよー、ってミサカはミサカは部下に引き渡す｣

10033号｢ありがとうございます、とミサカは上司に最大級の敬礼をします｣

20000号｢さぁさぁ行こうねーセロリたん｣

一方通行｢｣ｽﾞﾙｽﾞﾙ

――――――――――
――――――――
――――――

159 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]：2012/08/20(月) 00:24:33.38 ID:BiNcHGgDO

一方通行｢うわああああっ｣ｶﾞﾊﾞ

一方通行｢あれ？何もない。なンだただの夢か。どこか変なところへ連れ込まれたよーな気がするンだけど……。まァいっかァ｣

番外個体｢(夢じゃなさそうだけど黙っといてあげといた方がいっか……)｣

160 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/08/20(月) 00:28:15.09 ID:BiNcHGgDO

以上です

>>158
こんなので申し訳ないです
14510号に引き渡してあげるルートとかいろいろ考えたんだけど…このルートが一番最初に浮かんだので

ではお目汚し失礼しました

163 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[sage]：2012/08/20(月) 13:43:31.63 ID:+FgaQ9fFo

パワプロ的にこのイベントで3割くらいの確率で一方さんの能力値上がってるんじゃね

165 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/08/21(火) 23:08:08.01 ID:IvTdh8CDO

>>163
これ書いてる時にちょうどダイジョーブが来たのでそれをもとに書きました。失敗しても一方さん能力下がらないですし、弱気も不眠症も元からっぽいですしね

では書いていきます

166 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]：2012/08/21(火) 23:09:20.30 ID:IvTdh8CDO

打ち止め｢試合の段取りがついたよ！ってミサカはミサカはあなたに呼びかけてみる｣

一方通行｢あァ？いきなり何言ってンだ？｣

打ち止め｢こないだ野球チーム作って試合したばっかじゃない、ってミサカはミサカは忘れっぽいあなたにイラつきながら答えてみる｣

一方通行｢……そォいやそンなこともあったな｣

打ち止め｢ようやく思い出した？それでねまた試合をすることになったの！ってミサカはミサカははしゃいでみたり｣

一方通行｢……そォか。まァ頑張ってくれェ｣

168 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]：2012/08/21(火) 23:10:58.89 ID:IvTdh8CDO

打ち止め｢……｣ﾋﾟｯ

一方通行｢くぁｗせｄｒｆｔｇｙふじこｌ｣

打ち止め｢……｣ﾋﾟｯ

一方通行｢いきなり何しやがる！？｣

打ち止め｢あなたも一緒にやろうよ！ってミサカはミサカは拒否は許さないんだから｣

一方通行｢やろうよじゃなくて命令じゃねェか……。にしたって早すぎンだろォが。浜面なンかまだ入院してンぜ？｣

打ち止め｢でも決まったことは仕方ないし、ってミサカはミサカはもう変更できないことを伝えてみたり｣

169 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]：2012/08/21(火) 23:14:22.81 ID:IvTdh8CDO

一方通行｢それで試合はいつなンだよ？｣

打ち止め｢明後日だよ！ってミサカはミサカは日程を伝えてみる｣

一方通行｢急過ぎィ！そンなンで人集めれンのかよ？｣

打ち止め｢その点は大丈夫、今のとこもう３人集めてるよ、ってミサカはミサカは段取りの良さをアピールしてみたり｣

一方通行｢……３人て誰だ？｣

打ち止め｢じゃーん！この３人だよ！ってミサカはミサカは紹介してみる｣

170 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]：2012/08/21(火) 23:16:37.82 ID:IvTdh8CDO

10033号｢こんにちは、とミサカはご主人様に挨拶します｣

20000号｢やっほーセロリたん、とミサカもファンキーに挨拶します｣

番外個体｢ミサカもいるにゃー☆｣

一方通行｢ミサカしかいねェじゃねェか！いつもと変わンねェし！ちったァ捻れよ！｣

打ち止め｢もう。何が不満なの？ってミサカはミサカは口うるさいあなたに憤慨気味！｣

一方通行｢別に不満はねェけどよ……｣

171 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]：2012/08/21(火) 23:17:52.49 ID:IvTdh8CDO

打ち止め｢とにかく！ここにいる4人に拒否権は無いんだから！ってミサカはミサカは決定事項を伝えてみる｣

一方通行｢クソがァ｣

打ち止め｢ミサカが演算補助を握ってる限り勝ち目はないのだよ、ってミサカはミサカは調子に乗ってみたり！｣

一方通行｢(速く新しい演算補助装置を考えねェとな……)｣

172 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]：2012/08/21(火) 23:20:07.45 ID:IvTdh8CDO

打ち止め｢じゃあ話もまとまったところで｣

一方通行｢まとまったのか？｣

打ち止め｢あなたは足りない仲間を集めてきてよ、ってミサカはミサカは前回同様人任せにしてみたり｣

一方通行｢またかよォ……｣

打ち止め｢ミサカに逆らうの？ってミサカはミサカは容赦なく制裁することを匂わしてみる｣

一方通行｢それ言われたらもォ勝ち目ねェもンなァ……。仕方ねェ出掛けてくらァ｣

173 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]：2012/08/21(火) 23:22:31.05 ID:IvTdh8CDO

打ち止め｢頑張ってー、ってミサカはミサカは見送ってみたり｣

20000号｢さて、ミサカ達もついて行きますか｣

10033号｢そうですね｣

一方通行｢なンでだよ！ついて来ンな！｣

番外個体｢ミサカもついてこうかな｣

一方通行｢オマエまで何言い出してンだよ！ついて来て何するンだよ！？｣

174 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]：2012/08/21(火) 23:25:19.92 ID:IvTdh8CDO

一方通行｢はァ。まァたエラい面倒なことになっちまったな……｣

一方通行｢浜面は入院中だからまずは三下でも誘う……必要あンのかな？まァ誘ってみるか｣prrr

一方通行｢もしもしィ？これからちょっと出て来てくれェ｣

176 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]：2012/08/22(水) 22:46:26.60 ID:YUQqmR1DO

上条｢おす。また何かあったのか？｣

一方通行｢まァな。ただ浜面の野郎とも一緒に話してェンだわ。まずは見舞いがてら病院行かねェか？｣

上条｢なら帰る｣

一方通行｢おいおいおいィ！？｣

上条｢冗談だ｣

一方通行｢わっかりにくいな……。とりあえず行ってみっかァ｣

177 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]：2012/08/22(水) 22:48:09.24 ID:YUQqmR1DO

～病院～

滝壺｢そろそろ退院できるって。良かったね、はまづら｣

浜面｢ああ。全くひどい目に合ったぜ｣

絹旗｢浜面！リンゴ剥きました！超食べてください｣

浜面｢形ボロボロで食える部分ほとんどねぇ……｣

麦野｢絹旗のより私の剥いたリンゴの方がいいに決まってんだろ？て訳で食え｣

浜面｢でも今腹減ってないしな｣

麦野｢アァ？原子崩しでリンゴごと押し込まれてぇのか？｣

浜面｢死ぬって！｣

178 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]：2012/08/22(水) 22:49:48.92 ID:YUQqmR1DO

絹旗｢なら私が超食べさせてあげます｣

滝壺｢ダメきぬはた。それは私の役目｣

麦野｢間取って私が食べさせてやるよ｣

浜面｢どこの間取ったたんだお前は……。そもそも腹減ってないんだって｣

一方通行｢楽しそォだなァ｣

上条｢やっぱ来なきゃ良かった｣

179 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]：2012/08/22(水) 22:51:06.37 ID:YUQqmR1DO

浜面｢お前らいつの間に？見舞いに来てくれたのか？｣

上条｢んな訳ないだろ｣

一方通行｢つー訳でまた野球すンぞ｣

浜面｢いきなり過ぎんだろ！見舞いに来たならまずいたわりの言葉をかけてくれよ！｣

一方通行｢なァに言ってやがる？｣

上条｢調子乗るなよ｣

浜面｢え、俺おかしいこと言った？｣

180 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]：2012/08/22(水) 22:52:36.91 ID:YUQqmR1DO

一方通行｢てな訳でまた試合することになったンだ。第四位と超女も悪いがまた付き合ってくれェ｣

麦野｢わかったよーん｣

絹旗｢超了解です｣

浜面｢俺と誘い方違うしお前らもあっさりしてるな……｣

上条｢俺はパスだ。お前らは頑張れよ｣

浜面｢お前は相変わらずだな｣

一方通行｢今度あのシスター共々奢ってやるから｣

上条｢話が分かるな｣

浜面｢あ、駆け引きだったのか？……現金だなぁ｣

181 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]：2012/08/22(水) 22:53:33.63 ID:YUQqmR1DO

滝壺｢あくせられーた。私も参加していいかな？｣

一方通行｢構わねェよ｣

滝壺｢ありがとう。運動得意じゃないけど頑張ってみるね｣

一方通行｢で、オマエはどォする？｣

浜面｢参加してやりたいが俺は今入院中だし。て言うか見れば分かるだろ！｣

一方通行｢困ったなァ。試合は明後日らしいからなァ｣

浜面｢はやっ！｣

182 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]：2012/08/22(水) 22:54:55.58 ID:YUQqmR1DO

冥土帰し｢その点は心配ないね？｣

浜面｢先生｣

冥土帰し｢君の怪我は明後日には退院できるからね。思う存分野球でもなんでもするといいね？｣

浜面｢え、俺退院したその直後に野球すんの？｣

上条｢なんなら体力全快にしてやろうか？｣

浜面｢お前そんなこと出来んの？どうやって？｣

183 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]：2012/08/22(水) 22:56:44.05 ID:YUQqmR1DO

上条｢ドイツから来たとか言う自称スポーツ医学の権威の先生に会ったんだよ！｣

冥土帰し｢まさかそれはダイジョーブ博士では！？｣

浜面｢まーたパワプロかよ！ていうかなんで冥土帰しは知ってんだよ！？｣

一方通行｢面白そォだな。改造手術受けてみたらどォだ？｣

浜面｢嫌だよ！｣

一方通行｢成功率は三割か四割くらいあるンだけどなァ｣

浜面｢半分も無いじゃねぇか！｣

上条｢たまには冒険してみろよ｣

浜面｢嫌だって！つーかロシア行ったり散々しとるわ！｣

184 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]：2012/08/22(水) 23:02:08.78 ID:YUQqmR1DO

一方通行｢とりあえず浜面も参加、っとォ｣

浜面｢別にいいけどよ。ただ病み上がりなんだからあまり無茶はさせないでくれよ？間違ってもレーザービームブチ当てたりすんなよ？｣

一方通行｢それはオマエの態度次第だ｣

浜面｢ふざけんな！｣

滝壺｢大丈夫。レーザービームブチ当てられる浜面も応援してる｣

浜面｢そこは応援いらない！｣

麦野｢私のレーザービームも受けてみない？｣

浜面｢そりゃお前原子崩しだろ！｣

上条｢俺の知り合いにもレーザーみたいなの撃ってくるやつがいるぞ｣

一方通行｢超電磁砲か｣

浜面｢それを俺はどうすればいいの！？お前らレーザーから離れろよ！｣

185 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]：2012/08/22(水) 23:05:16.55 ID:YUQqmR1DO

一方通行｢まァ俺からは以上だァ。また詳しいことは連絡するから練習しといてくれェ｣

浜面｢練習なんか出来る訳ないだろ！｣

上条｢じゃあな｣ﾊﾟｸｯ

浜面｢どさくさに紛れてリンゴ喰うな！……あいつら俺へのいたわりの言葉は結局無しかよ。本当に要件だけ伝えて帰りやがった｣

絹旗｢浜面。今から超練習しましょう｣

浜面｢だから無理だって！お前ら俺が入院中だって本当に分かってんのか！？あばら骨折れてたんだぞ！？｣

麦野｢根性ねぇな｣

浜面｢根性でどうにかなるならとっくに退院出来てるよ！｣

186 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]：2012/08/22(水) 23:07:32.52 ID:YUQqmR1DO

一方通行｢とりあえず病院から出たが｣

上条｢もう用ないなら帰っていいか？｣

一方通行｢待てよ。浜面があンな調子だしまだ何人か仲間が欲しいンだ｣

上条｢それで？｣

一方通行｢一緒に探してくれねェか？俺知り合い少ないしィ｣

上条｢仕方ないな｣

一方通行｢話が分かるゥ｣

上条｢とにかく今日は遅いから帰るぞ｣

一方通行｢じゃあまた明日ァ｣

上条｢分かった。あ、なんなら俺んち来るか？今月食費ヤバいんだ｣

一方通行｢たかンなよ！｣

上条｢チッ｣

187 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]：2012/08/22(水) 23:09:00.66 ID:YUQqmR1DO

一方通行｢ったく。一旦帰るかァ｣

一方通行｢ただいまァ｣

打ち止め｢あなたお帰り！ってミサカはミサカはあなたの仲間集めの成果が気になったり｣

一方通行｢とりあえずこないだのメンバーに加えてジャージ女が仲間に加わることになった｣

番外個体｢ジャージ女て誰？｣

一方通行｢こないだもいたろ。ジャージ着て大丈夫とか言ってる……滝壺とかいう奴だ｣

188 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]：2012/08/22(水) 23:10:53.81 ID:YUQqmR1DO

打ち止め｢浜面さんの彼女だね！ってミサカはミサカは思い出してみたり｣

番外個体｢体弱そうなのに。あなた強引に誘ったりしてないでしょうね？｣

一方通行｢むしろ自分から参加したいって言って来たぜ。浜面が他の女と仲良くやってたから混ざりてェンじゃねェの｣

打ち止め｢でも目的達成の為なら多少強引な手を使っていいのよ？ってミサカはミサカは２人にを教えを伝授してみる｣

番外個体｢そっか。メモしとかなきゃ｣ﾒﾓﾒﾓ

一方通行｢やめとけ！ただ浜面が病み上がりだしジャージも戦力として未知数だからまた誰か探してみらァ｣

189 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]：2012/08/22(水) 23:12:47.43 ID:YUQqmR1DO

打ち止め｢うんうん、あなたも分かってきたね、ってミサカはミサカはあなたのやる気を評価してみる｣

一方通行｢やる気ねェとか言ったらどォなるか分かンねェからな｣

打ち止め｢うん？｣

一方通行｢(ヤベェ！)黄泉川はその日仕事は無ェのか？｣

黄泉川｢その日は大丈夫じゃん。まぁ仕事でもサボるじゃん！｣

一方通行｢それはダメだろォ。ただあと一人くらいは欲しいなァ。正直俺出たくないし｣

番外個体｢そう言えば芳川は誘わないの？｣

一方通行｢ヤツは無理だろォ……｣

190 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]：2012/08/22(水) 23:14:23.54 ID:YUQqmR1DO

黄泉川｢そういえば最近桔梗を見かけてないじゃん｣

番外個体｢ミサカも見てないや｣

一方通行｢おいおい。地味にヤベェンじゃねェの。ちゃンと生きてンのかァ？｣

黄泉川｢朝起きたら冷蔵庫の食べ物が無くなってるから生きてるとは思うじゃん。多分｣

一方通行｢もォ軽くホラーだなそれ｣

191 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]：2012/08/22(水) 23:16:03.96 ID:YUQqmR1DO

打ち止め｢とにかく仲間探しお願いね、ってミサカはミサカはかわいくお願いしてみたり！｣

一方通行｢はァい｣

番外個体｢やっぱりロリコンだから素直に言うこと聞くんだね｣

一方通行｢ロリコンじゃねェよ！ミサコンだァ！｣

番外個体｢え……。身の危険を感じるんですけど……｣

一方通行｢冗談だ｣

番外個体｢……｣

194 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]：2012/08/23(木) 21:23:13.35 ID:SmHGFQODO

～翌日～

一方通行｢今日も人探してみるかァ｣

上条｢だな｣

一方通行｢つっても当てあるかァ？｣

上条｢全くない。まぁその辺歩いてたら誰か見つかるだろ。最悪拉致ればいいし｣

一方通行｢オマエって本当にヒーロー？つーか今更だが俺って知り合いいねェな……｣

上条｢本当に今更だな｣

一方通行｢虚しくなるから止めろォ｣

195 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]：2012/08/23(木) 21:27:11.32 ID:SmHGFQODO

上条｢ミサコンとシスコンは？｣

一方通行｢なンかやだ｣

上条｢ロリコンが言いますか｣

一方通行｢ロリコンじゃねェよ！｣

上条｢全く説得力ないぞ｣

｢ちょっとアンタ！｣

196 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/08/23(木) 21:30:54.68 ID:SmHGFQODO

上条｢うん？なんだビリビリ御坂か｣

御坂｢ビリビリ言うな！｣

一方通行｢よォ。散歩かァ？｣

御坂｢一方通行！？何ナチュラルに挨拶してんのよ！？｣

一方通行｢野球やンねェか？｣

上条｢いいアイディアだ｣

御坂｢え、なんなの？これどういう流れなの？｣

197 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/08/23(木) 21:34:35.73 ID:SmHGFQODO

上条｢一方通行が野球するから仲間探してるんだよ｣

御坂｢はぁ？アンタが野球？｣

一方通行｢まァな｣

御坂｢あははは！ありえないっての！アンタいつからスポーツ会系になったのよ！｣

一方通行｢クソがァ。俺だってやりたくてやってる訳じゃねェよ。ただ打ち止めにやらされてるンだ｣

198 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/08/23(木) 21:36:22.89 ID:SmHGFQODO

御坂｢打ち止めってあの小さな？｣

一方通行｢そォだ。他にも番外個体もいるぜェ｣

御坂｢野球やるメンツには見えないわね｣

上条｢ミサカ系統ばっかだな｣

一方通行｢今の話は忘れてくれェ(確かによくよく考えたらミサカばっかだな。これ以上御坂遺伝子増やしてたまるか)｣

199 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/08/23(木) 21:37:48.88 ID:SmHGFQODO

御坂｢何なのいきなり？ちなみにアンタは出るの？｣

上条｢俺か？一応顔は出すぞ｣

御坂｢そう。なら私も参加したげるわ！｣

一方通行｢いやイイわァ｣

御坂｢どうしてよ！？｣

一方通行｢なンとなくゥ。人も足りてると言えば足りてるしィ｣

御坂｢むむ……｣

一方通行｢じゃァさよォならァ｣

上条｢じゃあな｣

200 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]：2012/08/23(木) 21:40:50.54 ID:SmHGFQODO

御坂｢ちょっと待ちなさいよ！｣

一方通行｢なァンですかァ？オマエにもォ用はねェよ｣ｼｯｼｯ

御坂｢犬扱いすんな！｣

一方通行｢俺は今忙しいンだよ｣

上条｢そうそう。俺に飯奢ってくれるんだよ。なんなら御坂も来るか？｣

御坂｢え、いいの？それじゃお邪魔させてもらおうかな……｣

一方通行｢勝手に決めンな！｣

201 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]：2012/08/23(木) 21:43:14.45 ID:SmHGFQODO

御坂｢じゃなくて！聞きなさいよ！アンタ私に負い目あるでしょ？｣

一方通行｢アァ？｣

御坂｢……(さすがに無理かな！？)｣ｼﾞｰ

一方通行｢……｣

御坂｢(い、意外ときいてる！？もう一押しかな？)｣

一方通行｢……｣

202 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]：2012/08/23(木) 21:46:04.55 ID:SmHGFQODO

御坂｢野球やったらモヤモヤも晴れるかもね。打ち止めや番外個体だって私に会いたいだろうしなー｣

一方通行｢チッ……好きにしろォ｣

御坂｢やった！チョロ！あ、声に出ちゃった｣

一方通行｢テメェ！｣

上条｢本当にチョロいな｣

203 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]：2012/08/23(木) 21:47:48.44 ID:SmHGFQODO

一方通行｢フン。じゃァ参加てことでいいンだな？｣

御坂｢当然よ｣ﾁﾗｯ

上条｢？｣

一方通行｢分かった。打ち止めにも伝えとくぜェ。詳しいことは……三下にまた連絡させる｣

上条｢なんで俺が｣

一方通行｢俺はこいつの連絡先知らねェンだよ｣

上条｢交換しろよ。これを機に交流を深めようぜ｣

一方通行｢面倒だ｣

上条｢仕方ないな｣

204 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]：2012/08/23(木) 21:50:03.25 ID:SmHGFQODO

御坂｢……アンタ意外と空気読むのね｣

一方通行｢るせェ(俺はこの遺伝子に振り回される運命なンかねェ)｣

上条｢ちなみにルールとか分かるのか？｣

御坂｢し、失礼ね！見たことくらいは……あまり無いけど……｣

一方通行｢大丈夫かよォ｣

上条｢まぁルールブックでも読んどいてくれ｣

御坂｢え、そんなんでいいの？｣

205 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]：2012/08/23(木) 21:51:36.70 ID:SmHGFQODO

一方通行｢どォにかなるだろ。ちなみに試合は明日だ｣

御坂｢いきなり過ぎでしょ！しかもまだ仲間が集まってない段階なの！？｣

上条｢なんとかなるなる！｣

一方通行｢あおいちゃンか｣

御坂｢……誰よ？おっと私はそろそろ帰るわ。ちゃんと連絡してきなさいよ？｣

上条｢善処する｣

206 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]：2012/08/23(木) 21:53:52.88 ID:SmHGFQODO

御坂｢……本当に頼んだわよ？それじゃあねー｣

上条｢またな｣

一方通行｢……｣

御坂｢アンタも挨拶くらいしなさいよ｣

一方通行｢……またなァ｣

御坂｢ったく。じゃあね！｣

上条｢お前御坂系統に弱いよな｣

一方通行｢自覚はある……｣

207 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]：2012/08/23(木) 21:55:19.77 ID:SmHGFQODO

上条｢しかしこのペースで御坂遺伝子が揃えば美鈴さんも仲間になる日が来るかな。ミサカハーレム建国の日も近いな｣

一方通行｢それだけは勘弁してくれェ……｣

上条｢どこぞのアステカ魔術師なら泣いて喜ぶのに贅沢言うなよ！｣

一方通行｢な、なンで俺キレられてンの？｣

208 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]：2012/08/23(木) 22:00:28.28 ID:SmHGFQODO

上条｢でどうする？他にも誰か呼ぶか？｣

一方通行｢戦力になりそォなのが第四位と超電磁砲、打ち止め、番外個体、妹達２人｣

上条｢６人か｣

一方通行｢ジャージ女は未経験ぽいが。浜面は病み上がりだがこき使うからいいだろォ。あとは超女くらいかァ。女ばっかじゃねェか｣

上条｢黄泉川先生もな｣

一方通行｢結構いるなァ。まァもォイイだろ｣

上条｢だな。じゃあ飯でも食いにいこうぜ。お前の奢りで｣

一方通行｢さっきから何勝手に決めてンだ。別にイイけどよォ｣

209 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]：2012/08/23(木) 22:02:47.84 ID:SmHGFQODO

上条｢そういうことなら一旦俺の家行くか｣

一方通行｢家で食うのかァ？｣

上条｢いや、インを回収してから店に向かうんだ｣

一方通行｢どンだけ奢らせるつもりなンだよ！？｣

上条｢はは。いやー助かったよ｣

214 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]：2012/08/24(金) 21:48:19.52 ID:nyvKivLDO

～夕方～
打ち止め｢ちょっとお知らせがあるよ、ってミサカはミサカは呼びかけてみたり｣

一方通行｢なンだよ？｣

打ち止め｢先方の都合で試合の日程が延びたの、ってミサカはミサカは伝えてみる｣

一方通行｢一週間も伸ばすとかどンな相手だ？ン？そォ言えば番外個体はどこにいるンだ？｣

215 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/08/24(金) 21:50:04.69 ID:nyvKivLDO

打ち止め｢ケガ人が出たりいろいろあったんだって。ちなみに番外個体なら外で素振りしてるよ、ってミサカはミサカは教えてあげる｣

一方通行｢一体何が奴を今回ここまで駆り立てるンだァ？まァなら連絡しとくか｣

打ち止め｢練習出来る時間が増えたね、ってミサカはミサカは前向きに捉えてみたり｣

一方通行｢(別にしたかないがなァ……)｣

216 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/08/24(金) 21:51:25.23 ID:nyvKivLDO

一方通行｢ちなみにオリジナルがチームに加わることになった｣

打ち止め｢お姉様が？ってミサカはミサカはお姉様の参加を喜んでみたり｣

一方通行｢戦力になるといいがなァ｣

番外個体｢あなたよりはなるでしょ｣

一方通行｢帰って来たのか｣

番外個体｢まあね。ちなみに１日の素振りの数は千本だよ！｣

一方通行｢すンげェ数振ってンだな！｣

217 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/08/24(金) 21:57:17.08 ID:nyvKivLDO

～２日後～
浜面｢おい！聞けば試合延期になったらしいじゃねぇか！なんで連絡しなかったんだよ？｣

一方通行｢あァ。そォ言えば忘れてたわ｣

浜面｢ふざけんなよ！俺１人でずっとグランドにいたんだぞ！？滝壺が迎えに来なかったらどうなってたか｣

一方通行｢オマエ……根性あるなァ｣

浜面｢どこに感動してんだ！退院した直後に行ったのに｣

218 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/08/24(金) 22:00:48.09 ID:nyvKivLDO

一方通行｢オマエだけ忘れてたな。悪かったなァ｣

浜面｢電話しても出ねぇし滝壺すらいねぇしどうしたのかと思ったよ｣

一方通行｢昨日は１日寝てたからな｣

浜面｢寝過ぎだそりゃ。得意げに言うな｣

一方通行｢いっつもガキに振り回されてばかりだからなァ｣

219 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/08/24(金) 22:02:44.08 ID:nyvKivLDO

打ち止め｢いいとこに来たね、ってミサカはミサカは浜面発見！｣

浜面｢呼び捨てかよ。で何か用か？｣

打ち止め｢今から練習しに行くよ！ってミサカはミサカは今日の予定を伝えてみる｣

浜面｢何もかもいきなりだな。俺の予定も聞いてないし｣

一方通行｢(さっきの発言聞かれてないだろォなァ？)｣

220 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/08/24(金) 22:04:47.32 ID:nyvKivLDO

打ち止め｢あなたも行くんだよ！ってミサカはミサカは１人逃れようなんて許さないんだから！｣

一方通行｢バレたかァ｣

番外個体｢ミサカも行くよ！｣

一方通行｢やる気満々だねェ｣

打ち止め｢ちなみにさっきの発言はしっかり聞いてたから、ってミサカはミサカはあなたの希望を打ち砕いてみる｣

一方通行｢すンませン……｣

221 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/08/24(金) 22:07:18.50 ID:nyvKivLDO

～バッティングセンター～
一方通行｢て訳で練習するか｣

浜面｢だな。140キロくらいは打てるようになりたいもんだ｣

一方通行｢レベル高ェなァ。俺は正直バットに当たりさえすりゃいいや｣

打ち止め｢浜面さん何バット持ってるの？ってミサカはミサカは尋ねてみる｣

浜面｢うん？｣

打ち止め｢あなたには今日はキャッチャーの練習してもらうんだから！ってミサカはミサカは確定事項を伝えてみたり｣

222 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]：2012/08/24(金) 22:08:26.93 ID:nyvKivLDO

浜面｢キャッチャーの練習って？(なんか嫌な予感がする……)｣

打ち止め｢マシンから放たれる140キロのボールを素手で掴んでもらうの、ってミサカはミサカは練習方を提案してみる｣

浜面｢ざけんな！指がおしゃかになっちまうわ！なんで某野球漫画みたいな真似しなきゃなんねぇんだよ！｣

打ち止め｢なんでミサカに逆らうの！？ってミサカはミサカは怒り狂う！｣

浜面｢こっちが怒り狂いそうだわ。だいたいやる意味分かんねぇよ！お前は俺に何を求めてんだよ！？｣

223 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]：2012/08/24(金) 22:10:56.04 ID:nyvKivLDO

打ち止め｢そりゃ打って守ってのスーパーキャッチャーだよ！それにあなたはまだキャッチャー○の能力を手に入れてないと思うの、ってミサカはミサカは冷静に分析してみる｣

浜面｢訳分かんねぇよ！俺はプロでも何でも無いんだ！あとそのパワプロ評価はなんなんだよ！｣

打ち止め｢全くもう！ってミサカはミサカは分からず屋のあなたに憤慨しながら引き下がってみたり！｣

浜面｢なぁにが全くもう！だっつーの！退院したばかりなのにまた入院しちまうだろうが｣

224 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]：2012/08/24(金) 22:13:05.01 ID:nyvKivLDO

打ち止め｢ミサカはミサカはバットを振り抜く！｣ｶｰﾝ

一方通行｢たいしたもンだなァ｣

浜面｢たしかにな｣

番外個体｢えい！｣ｶｰﾝ

一方通行｢あいつもすげェ｣

浜面｢あの姉御も打力あるなぁ。でもあそこまで練習するとかどんな相手なんだ｣

一方通行｢聞いてねェな。つーか俺の体力じゃ練習するだけ無駄だろ｣

浜面｢否定してやりたいが否定できる要素が全くないな｣

一方通行｢殺すゥ｣ｶﾁｯ

浜面｢自分で言ったんだろ！？｣

227 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]：2012/08/26(日) 18:09:47.22 ID:o0bTgO8DO

～数日後グランド～

浜面｢よお｣

一方通行｢……｣

上条｢……｣

滝壺｢あくせらとかみじょう。こんにちは｣

一方通行｢おォ｣

上条｢おーす｣

浜面｢俺にも挨拶しろよ！お前ら俺に対してだけ冷たすぎだろ！しまいにゃ泣くぞ｣

一方通行｢いきなり泣くとか怖ェよォ｣

上条｢気はしっかり持てよ？｣

228 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]：2012/08/26(日) 18:11:36.09 ID:o0bTgO8DO

浜面｢お前らのせいだよ！で今日は練習日ですか｣

一方通行｢あァ。あとオマエらが知らねェやつもいるから顔合わせも兼ねてるンだとよ｣

浜面｢新しい仲間か。名前は？｣

一方通行｢内緒だァ｣

上条｢楽しみが増えたろ？｣

浜面｢そのお楽しみ要素いるのか？まぁなら楽しみに待っときますか。戦力になるといいな｣

229 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]：2012/08/26(日) 18:13:32.49 ID:o0bTgO8DO

上条｢こないだルールブックやったばかりだからな。もう大丈夫だろ｣

浜面｢ただの未経験者じゃねぇか！しかもなんでそれを大丈夫って思うんだよ！？｣

麦野｢やっほー｣

絹旗｢超こんにちはです｣

浜面｢よぉ。お前らも来たか｣

230 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]：2012/08/26(日) 18:14:56.80 ID:o0bTgO8DO

打ち止め｢みんなお待たせ！ってミサカはミサカは颯爽と登場してみたり！｣

浜面｢キャプテン様のお出ましか｣

打ち止め｢くるしゅーない！ってミサカはミサカは調子に乗ってみる｣

10033号｢頭が高いぞ浜面！とミサカも調子に乗ります｣

浜面｢……俺の扱いひでぇなほんと｣

231 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]：2012/08/26(日) 18:16:37.85 ID:o0bTgO8DO

番外個体｢みんなお揃いだね｣

黄泉川｢じゃん！｣

番外個体｢これでおねーたま以外そろったね｣

打ち止め｢はやく来て欲しいね、ってミサカはミサカは待ちわびる｣

浜面｢おねーたまて誰？｣
麦野｢……｣

232 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]：2012/08/26(日) 18:19:05.45 ID:o0bTgO8DO

御坂｢……｣

麦野｢やっほー。久しぶりね｣

御坂｢ちょっと！なんでアンタがいるのよ！？｣

麦野｢べっつにー？ただちょっと運動したくなっただけよ｣

御坂｢信じらんないんだけど。なにか企んでるんじゃないでしょうね？｣

麦野｢今回ばかりはなんにもないっての｣

浜面｢疑う気持ちはわかるが本当だよ。それに麦野も口はともかく根は悪いやつじゃないんだ。信じてやってくれ｣

麦野｢ふん｣

233 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]：2012/08/26(日) 18:21:54.58 ID:o0bTgO8DO

御坂｢……まぁいいわ。なにか企むにしても野球なんかする訳ないしね。ひとまずよろしくね？｣

麦野｢はいはい。せいぜい足引っ張らないでよね｣

浜面｢ちゃんと仲良くしろよ？｣

麦野｢わかってるわよ｣

御坂｢(麦野をてなづけてる。あの男に惚れてるのかな……？)｣

234 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/08/26(日) 18:24:24.76 ID:o0bTgO8DO

浜面｢全員揃ったとこでさ。とりあえず新入りさんのポジション決めないか？｣

打ち止め｢それもそうだね、ってミサカはミサカはちゃっかり便乗してみたり｣

浜面｢御坂だっけ？どっかやりたいポジションあるか？｣

御坂｢そうね。とりあえずピッチャー希望よ｣

浜面｢地味にお前も自己主張激しいんだな！｣

235 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]：2012/08/26(日) 18:26:04.33 ID:o0bTgO8DO

御坂｢冗談よ。やったこともないし決めてくれていいわよ。運動には自信ないわけじゃないし｣

麦野｢言うじゃない｣

浜面｢どうするキャプテン？｣

打ち止め｢とりあえず動きを見てからかなぁ、ってミサカはミサカは迷ってみたり｣

浜面｢守備的な負担の少ないポジションがいいかもな｣

打ち止め｢なに勝手に決めてるの！？ってミサカはミサカはブチ切れてみたり！｣

浜面｢うっ！？｣ﾋﾞｸ

御坂｢(この子なんかちょっと怖いわね……)｣

236 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]：2012/08/26(日) 18:29:54.35 ID:o0bTgO8DO

20000号｢セロリたん！｣ﾊｧﾊｧ

一方通行｢大人しくしてろ！｣

御坂｢……｣

10033号｢まぁまぁ、とミサカはボディタッチします｣ｻﾜｻﾜ

一方通行｢どこ触ってやがる！イイから俺に構うなってェ！｣

御坂｢……｣

一方通行｢オリジナルもボーっと見てないで助けやがれェ！｣

御坂｢……仲良さそうでなによりね｣

一方通行｢オマエの遺伝子だろォが！どォにかしやがれ！｣

御坂｢……ちょっと待っててね。今この現実を受け入れるのに必死だから｣

麦野｢クローンがこれってことはオリジナルも変態ってことかしらね｣

御坂｢言わないで頂戴……｣

237 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/08/26(日) 18:32:45.36 ID:o0bTgO8DO

～守備練習～
番外個体｢よっ｣ﾊﾟｼｯ

御坂｢あの子うまいわねー｣

麦野｢パリィ！｣ｼｭｯ

御坂｢かけ声はよく分かんないけど結構やるじゃない｣

10033号｢ほりゃ｣

御坂｢あの子達全体的にうまいわね｣

浜面｢私のクローンだからね、とか言うなよ？｣

御坂｢正直言いたくてうずうずしてるわ｣

浜面｢……｣

238 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]：2012/08/26(日) 18:33:43.50 ID:o0bTgO8DO

一方通行｢うおォ！？｣ﾊﾞﾝｻﾞｲ

ﾎﾟﾄ

打ち止め｢なにエラーしてるの？ってミサカはミサカは演算没収！｣ﾋﾟｯ

一方通行｢｣ﾊﾞﾀ

打ち止め｢全くもう！ってミサカはミサカはしぶしぶもとに戻してみたり｣ﾋﾟｯ

御坂｢ねぇ打ち止め｣

打ち止め｢なぁに？ってミサカはミサカはお姉様の呼びかけに答えてみる｣

御坂｢今の面白そうね。どうやるの？｣

一方通行｢お遊び感覚でやるンじゃねェ！こっちは命かかってンだぞ！｣

239 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]：2012/08/26(日) 18:35:26.72 ID:o0bTgO8DO

浜面｢そういえば野球初心者なんだろ。大丈夫なのか？｣

御坂｢ルールブック読破したから大丈夫よ｣

浜面｢それで大丈夫って言えるのもスゴいな……｣

御坂｢それに２ちゃんも見たしね｣

浜面｢お前ってまともなのかそうでないのかほんと分かんないな｣

240 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]：2012/08/26(日) 18:36:29.92 ID:o0bTgO8DO

～御坂練習中～
御坂｢ほっ｣ﾊﾟｼｯ

浜面｢やるな｣

御坂｢こんなもんかしらね｣ﾊﾟｼｯ

麦野｢やるじゃない｣

浜面｢しっかりフライも取れてるし反応もいいな｣

上条｢誰かとは違うな｣

浜面｢だとよ、一方通行｣

一方通行｢ぶっ殺すぞ浜面ァ！｣ｶﾁｯ

浜面｢な、なんで俺だけ！？｣

241 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]：2012/08/26(日) 18:38:04.65 ID:o0bTgO8DO

上条｢まぁまぁ。一方通行は守備練習くらいはしとかないとまたお仕置きされちまうぞ？｣

一方通行｢なンか最近お仕置きってワードを聞くと悪寒が止まらねェンだが……｣

浜面｢なんかあったのか？｣

一方通行｢思い出せねェ。思い出そォとしても頭が痛くなって震えが来るンだ｣ｶﾞﾀｶﾞﾀ

浜面｢(触れてやらないほうが良さそうだな……)｣

242 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]：2012/08/26(日) 18:40:24.78 ID:o0bTgO8DO

～バッティング練習～
打ち止め｢ミサカはミサカはバットを振り抜いてみたり｣ｶｰﾝ

御坂｢あの子はほんとうまいわねー｣

番外個体｢ほっ｣ｶｰﾝ

御坂｢妹達はみんな上手なのね。遺伝子の元がいいのかな？｣

浜面｢……｣

一方通行｢うらァ！｣ｽｶ

御坂｢あいつはあんまりうまくないわね｣

上条｢能力ばっかに頼ってるからそんな事になるんだぞ｣

一方通行｢るせェ！｣ｽｶ

浜面｢うーん。能力無しだと話にならんな｣

243 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]：2012/08/26(日) 18:42:30.83 ID:o0bTgO8DO

御坂｢うっし。私もやってみようかしらね！｣

上条｢頑張れよ｣

御坂｢も、もちろんよ///｣

麦野｢けっ。デレデレしてんじゃねぇよ｣

御坂｢なぜかアンタには言われたくない気がするわ｣

麦野｢……｣

244 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]：2012/08/26(日) 18:44:22.06 ID:o0bTgO8DO

御坂｢えい！｣ｶｰﾝ

浜面｢やるな｣

上条｢初めてにしちゃ上出来だな｣

御坂｢そ、それほどでもあるわ///｣ｽｶ

浜面｢今度は空振りか……｣

一方通行｢あー三下ァ。オリジナルを褒めるのは控えとけェ｣

御坂｢どうしてよ！？｣

一方通行｢だって三下絡むと明らかに力ンでるしィ｣

浜面｢意外とチャンスには弱いのかな｣

御坂｢うっさいわね！｣ｶｰﾝ

上条｢なんの話してんだ？｣

御坂｢なんでもないわよ！｣

浜面｢実力はありそうなのになぁ｣

245 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]：2012/08/26(日) 18:45:31.83 ID:o0bTgO8DO

打ち止め｢とりあえず今日はこんなとこだね、ってミサカはミサカは取りまとめてみたり｣

浜面｢新入りの実力もわかったしな｣

御坂｢結構やるでしょ？｣

浜面｢自分で言うなよ！｣

打ち止め｢それじゃあみんな、今日は解散するけど試合当日には遅刻しないでね！ってミサカはミサカは呼びかけてみる！｣

一同｢はーい｣

247 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/08/29(水) 23:04:54.90 ID:fUYT6vlDO

～試合当日～
浜面｢そういや今回はどこと試合するんだ？｣

一方通行｢聞いてねェな。高校生あたりじゃねェか？｣

浜面｢ま、そんなとこか。実力的にも妥当だろう｣

打ち止め｢みんな！相手チームの方が来たよ！ってミサカはミサカは呼びかけてみたり｣

一方通行｢あン？｣

浜面｢おい、なんか見たことあるユニフォームだぞ！？｣

248 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]：2012/08/29(水) 23:05:55.65 ID:fUYT6vlDO

打ち止め｢という訳で今日の対戦相手の……阪神タイガースの皆さんだよ！ってミサカはミサカは紹介してみる｣

和田｢よろしくお願いします！｣

浜面｢え？阪神タイガースって？プロの？｣

打ち止め｢もう。他に何かあるの？ってミサカはミサカは理解力のないお兄さんに憤慨気味！｣

浜面｢いやいやありえねえだろ！この状況をとっさに理解できる奴はいねぇよ！｣

打ち止め｢とにかく！今日の対戦相手は決定事項だから！ってミサカはミサカは伝えてみる｣

浜面｢マジなの？状況が飲み込めないんですけど……｣

249 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]：2012/08/29(水) 23:07:07.69 ID:fUYT6vlDO

一方通行｢そもそもどォやって連れてきたンだ？｣

打ち止め｢学園都市の統括理事長にお願いしてみたの、ってミサカはミサカはありのままを伝えてみる｣

一方通行｢あンのビーカーは何やってンだ……｣

打ち止め｢ミサカ達は経験積めるし、向こうは今シーズン調子が上がらないから調整相手としてミサカ達と対戦することになったの、ってミサカはミサカは内情を伝えてみる｣

浜面｢調整相手なら他にたくさんいるだろうに｣

一方通行｢経験積むにしてもいろいろ間違ってンだろォ｣

浜面｢(どんだけ調子悪かったら素人と試合しようなんて発想になるんだ！？)｣

250 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]：2012/08/29(水) 23:08:13.49 ID:fUYT6vlDO

番外個体｢さぁさぁ気合い入れてくよ！｣

一方通行｢今回は本当にやる気だなァ。なンかあったか？｣

番外個体｢だってさ。プロとやるんだよ。プロてのは何億も稼ぐんでしょ？｣

一方通行｢まァうまくいけばなァ｣

番外個体｢でさ。ここでミサカが大活躍したらさ、スカウトの目に留まってプロに入れるかもしれないじゃん！｣

一方通行｢うン？｣

番外個体｢億だよ、億！？やる気出ない訳ないじゃん｣

一方通行｢マジなのかァ？｣

番外個体｢本気だよ！あなた足引っ張ったりしたら許さないからね！｣

一方通行｢(いつからこンなアホの子に……)｣

251 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]：2012/08/29(水) 23:09:45.94 ID:fUYT6vlDO

浜面｢しかしえらい事になったな｣

打ち止め｢長い人生こんなこともあるよ、ってミサカはミサカは教えを説く｣

浜面｢絶対ねぇよ！｣

御坂｢プロとも試合出来たりするのね｣

上条｢事前の申請さえあればな｣

御坂｢そうなんだ。ありがたいことね｣

浜面｢嘘つくなよ！そして信じるなよ！｣

252 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]：2012/08/29(水) 23:11:08.20 ID:fUYT6vlDO

藤川｢どうも。投手キャプテンの藤川です｣

浜面｢ど、どうも(藤川ってあの藤川だよな？すごい経験だな)｣

麦野｢フン。ボコボコにしてやるから覚悟しときなさいよ？｣

浜面｢お前何言ってんだよ！？｣

御坂｢ちょっ。手を出しちゃダメよ？｣

打ち止め｢でもそのいきだよ！ってミサカはミサカはお姉さんに同調してみる｣

浜面｢(ここまでプロを舐める素人集団てなんなんだろ？)｣

253 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]：2012/08/29(水) 23:12:46.17 ID:fUYT6vlDO

打ち止め｢とりあえず試合開始は各チームの練習後ね、ってミサカはミサカはもっともな事を言ってみる｣

浜面｢よくよく考えてみたら俺らまともな練習とかしたことあったっけ？｣

一方通行｢そォいや一回しかねェな｣

浜面｢サインとか決めてないし大丈夫かよ｣

254 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]：2012/08/29(水) 23:13:49.61 ID:fUYT6vlDO

～阪神練習中～

浜面｢改めてすごい状況だよな｣

一方通行｢プロの練習風景だからなァ｣

麦野｢大したことねぇよ｣

浜面｢お前それ絶対相手に聞こえるように言うなよ？｣

絹旗｢正直見ても上手いか下手か分かりませんからね。私にも超出来そうです｣

上条｢守備は下手な選手が多いからな。勝てるんじゃないか？｣

御坂｢へぇ、そうなんだ。じゃあチャンスあるかもね｣

浜面｢……｣

255 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]：2012/08/29(水) 23:14:51.43 ID:fUYT6vlDO

～チーム打ち止め練習中～
黄泉川｢じゃん！｣

番外個体｢ほりゃ！｣ｷｰﾝ

麦野｢よっ｣ﾊﾟｼ

10033号｢ミサカも負けじと強肩を見せつけます｣ﾋﾞｭｯ

一方通行｢うわァー！？｣ﾎﾟﾛ

打ち止め｢何やってるの！？ってミサカはミサカは大激怒！｣ｴﾝｻﾞﾝﾎﾞｯｼｭ

浜面｢相変わらずだな……｣

256 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/08/29(水) 23:16:32.26 ID:fUYT6vlDO

小宮山｢動きは意外といいですね。一部を除いて｣

能見｢見た感じ学生か女の子ばっかなのに｣

新井貴｢白い人ピクリともしてないぞ！救急車呼ばなきゃ！｣

和田｢負けたらどうしようか。ハハハ！｣

能見｢(笑い事じゃないから。つーか素人と試合とかなに考えてんだよ……)｣

――――――――――
――――――――
――――――

257 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]：2012/08/29(水) 23:17:13.34 ID:fUYT6vlDO

～試合３日前～
能見｢ミーティング？｣

小宮山｢はい。なんでもこれからのチームに関することらしいですよ｣

能見｢なんだろうな。まぁ行ってみるか｣

和田｢みんないるな。知っての通り我々のチームは現在不調だ。非常にマズい状態と言ってもいい。そこで急な話だが調整も兼ねて３日後に練習試合を組んだ｣

258 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]：2012/08/29(水) 23:18:20.66 ID:fUYT6vlDO

関本｢練習試合ですか｣

能見｢どこのチームと試合するんですか？社会人？それとも紅白戦ですか？｣

和田｢いや違う。相手はプロでも、まして社会人でもない。草野球チームだ！｣

能見｢え？｣

小宮山｢(き、聞き間違いか？草野球とか聞こえたけど)｣

259 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]：2012/08/29(水) 23:19:42.57 ID:fUYT6vlDO

藤川｢く、草野球？素人ってことですか？｣

和田｢そうだ！ちなみに相手チームは最近結成されたばかりらしい｣

能見｢完全な素人じゃねぇか！｣

藤川｢負けすぎて頭おかしくなったんすか！？｣

和田｢ちなみにグランドは学園都市のとある河川敷のグランドらしい｣

能見｢本当にズブの素人じゃないっすか！｣

関本｢つーかこっちから出向くんすね……｣

260 ：saga2012/08/29(水) 23:22:14.62 ID:fUYT6vlDO

和田｢まぁ落ち着け｣

能見｢一番落ち着くべき人が落ち着けてないですよ！｣

和田｢まぁ聞け。これがなかなかの実力派らしくてな。先日も中学生と試合して圧勝したらしい｣

能見｢全く参考にならねぇよ！｣

新井貴｢中学生いいっすねー！｣

小宮山｢なに関心示してんすか！？｣

261 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/08/29(水) 23:23:36.58 ID:fUYT6vlDO

関本｢ほ、他に相手はいなかったんですか？調整するにしてももっといいとこがあると思うんですが｣

和田｢まぁまぁ｣

能見｢何がまぁまぁだ！｣

小宮山｢本当にやるんですか？今ならまだ冗談で済むかと｣

和田｢本気だ！とにかく３日後に向けてしっかり調整しといてくれ！｣

新井貴｢おっし！いっちょやったりますかぁ！｣

和田｢その意気だ！では以上！解散！｣

能見｢言いたいことだけ言って、解散！じゃねぇよ！あと新井はバカか！｣

262 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]：2012/08/29(水) 23:25:21.27 ID:fUYT6vlDO

～ミーティング終了後～
能見｢なに考えてんだあのバ監督は！｣

藤川｢冗談て訳ではなさそうやね……｣

能見｢いくらチームが調子悪いからってそんなことしないだろ！むしろ調子悪いなら他にやることあるだろ！｣

藤川｢ていうかマジでやるんですかね？｣

関本｢とりあえず当日になるまでわからんな｣

小宮山｢３日後まで冗談だという淡い期待を抱いておきますか……｣

新井貴｢よーし。練習しようぜ！｣

能見｢一人でやってろ！｣

263 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]：2012/08/29(水) 23:27:23.95 ID:fUYT6vlDO

～３日後バスの中～

能見｢とりあえず移動はするみたいだな｣

藤川｢学園都市は東京方面だからそっちに向かってるのは間違いないね｣

能見｢行きたくねぇ……｣

新井貴｢まぁまぁ。万が一試合しなくても旅行に来たかと思えばいいじゃない｣

能見｢どんだけ前向きなんだよ｣

藤川｢試合したい訳やないしね｣

新井貴｢え～。チームがバラバラだよぉ｣

小宮山｢あなたと監督以外は団結してますよ……｣

鳥谷｢……｣

264 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/08/29(水) 23:28:37.78 ID:fUYT6vlDO

～グランド到着～
能見｢ほんとに来た……｣

小宮山｢マジで素人みたいな集団がいる……｣

藤川｢しかも女の子ばっかやし……｣

新井貴｢かわいい子が多いなぁ！｣

小宮山｢どこにテンションあげてんすか！｣

能見｢(なんでこんなにやる気なんだろう……)｣

和田｢行くぞみんな！｣

能見｢(なんでこいつはこんなにバカなんだろう……)｣

265 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]：2012/08/29(水) 23:32:15.71 ID:fUYT6vlDO

―――――――――
――――――――
―――――――


新井貴｢とにかく絶対勝つぞ！｣

能見｢(負けたら一大事だわ！)｣

和田｢よーし練習終了だ！相手の動きをみんなで研究しよう！｣

能見｢(こいつら本気だよ……)｣

266 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]：2012/08/29(水) 23:33:34.81 ID:fUYT6vlDO

打ち止め｢練習も終わったとこで今日のオーダーを発表するね！ってミサカはミサカはキャプテンシーを発揮してみる
それでは……

一番 打ち止め セカンド
二番 10033号 ライト
三番 番外個体 ショート
四番 一方通行 センター
五番 浜面 キャッチャー
六番 麦野 サード
七番 絹旗 ファースト
八番 20000号 レフト
九番 黄泉川 ピッチャー
これで行くから！ってミサカはミサカは伝えてみる｣

268 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]：2012/08/29(水) 23:35:09.93 ID:fUYT6vlDO

一方通行｢待て！なンで俺が四番なンだよ？能力使ってイイのか？｣

打ち止め｢そんな訳ないでしょ、ってミサカはミサカは常識で考えてみたり｣

一方通行｢じゃァなンで俺を四番にしたンだよ！？｣

打ち止め｢とにかく！今日のオーダーはこれでいくから！ってミサカはミサカは反逆者は許さない｣

一方通行｢(最早嫌がらせじゃねェか！)｣

269 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/08/29(水) 23:37:39.29 ID:fUYT6vlDO

麦野｢前回と一緒なのね｣

打ち止め｢前はうまくいったからね、ってミサカはミサカは味を占めてたり｣

絹旗｢今回も敵を超粉砕してやりましょう！｣

黄泉川｢私は九番じゃん｣

打ち止め｢黄泉川はピッチャーに専念してね、ってミサカはミサカは黄泉川の打力には期待してなかったり｣

黄泉川｢任せろじゃん。でも気持ちは常に四番打者じゃん！｣

浜面｢いや、それは困る｣

御坂｢私はベンチか｣

麦野｢そっちのが嬉しいんでしょ？｣

御坂｢まあね｣

上条｢なんでだよ？｣

一方通行｢頼む。俺と変わってくれェ！｣

270 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]：2012/08/29(水) 23:38:41.07 ID:fUYT6vlDO

打ち止め｢敵チームのオーダーも発表するね、ってミサカはミサカはさらにキャプテンらしく気取ってみる｣

一番 上本 セカンド
二番 平野 ライト
三番 鳥谷 ショート
四番 新井良 サード
五番 金本 レフト
六番 新井貴 ファースト
七番 大和 センター
八番 小宮山 キャッチャー
九番 能見 ピッチャー

打ち止め｢みんなよく確認しておいてね！ってミサカはミサカは促してみたり｣

271 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]：2012/08/29(水) 23:42:01.78 ID:fUYT6vlDO

上条｢素人相手に本気出しすぎだろ｣

浜面｢名前聞いたことある人もいるな｣

一方通行｢俺はさっぱり分かンねェな。つーかマジで俺ヤベェよ。出たくねェよ｣

打ち止め｢反逆者への対処は後で考えるとして、とにかくそろそろ試合開始だから、ってミサカはミサカは話題転換してみたり｣

浜面｢とうとう来たか｣ｺﾞｸﾘ

麦野｢待ちわびたわ｣

打ち止め｢相手はプロだけど自分たちの野球をしたらいい勝負できるはず、ってミサカはミサカはもっともらしいことを言ってみたり｣

浜面｢やるだけやってみるか｣

275 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]：2012/08/30(木) 21:53:11.14 ID:9enr8xJDO

ﾌﾟﾚｲﾎﾞｰﾙ！

能見｢ふう(しかしまさか素人と試合することになるとは。まずは様子見かな)｣

打ち止め｢おりゃー！ってミサカはミサカはバットを振り抜く！｣

ｽｶ

一方通行｢空振りかァ｣

浜面｢変化球から入って来たか｣

打ち止め｢意外にもいいボールだね、ってミサカはミサカは能見さんを誉めてみる｣

能見｢一応プロなんで｣

浜面｢プロ相手になんつー発言を……｣

276 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/08/30(木) 21:55:01.03 ID:9enr8xJDO

ｽﾄﾗｲｸ！

浜面｢二球で追い込まれたか｣

麦野｢私なら場外まで運んでるっつの｣

絹旗｢超余裕ですよね｣

浜面｢どっから湧くの？その自信は｣

能見｢(フォーク！)｣ﾋﾟｭｯ

打ち止め｢ミサカはミサカは食らいつく！｣ｶﾝ！

浜面｢当てやがった｣

一方通行｢あいつなンであンな上手ェの｣

277 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/08/30(木) 21:58:42.02 ID:9enr8xJDO

ﾎﾞｰﾙ！

能見｢(意外と制球眼がいいな)｣

ﾎﾞｰﾙ

浜面｢をよく見えてるぞ｣

一方通行｢今すぐプロなれンじゃねェの？｣

能見｢(ここでクロスファイヤー！)｣

ﾋﾞｭﾝ！

打ち止め｢うりゃ！ってミサカはミサカは内角の球をコンパクトに捌いてみたり！｣ｶｰﾝ

一方通行｢打ちやがったァ｣

浜面｢二遊間抜けたぜ｣

278 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/08/30(木) 22:01:44.32 ID:9enr8xJDO

10033号｢えい、とミサカはバントします｣ｺﾛ

送りバントで1アウト二塁

番外個体｢ここでミサカだよ！｣

一方通行｢頑張れよォ｣

番外個体｢スカウトへのアピールのためしっかりやってくるよ！｣

一方通行｢そォか。まァ頑張れ｣

279 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/08/30(木) 22:04:29.77 ID:9enr8xJDO

能見｢(まさか打たれるとは……)｣

ｽｶｯ

番外個体｢ありゃ？｣

打ち止め｢ボール球は見逃してー！ってミサカはミサカはアドバイス！｣

番外個体｢相も変わらず無茶言うね｣

ﾋﾞｭｯ
ﾎﾞｰﾙ

番外個体｢けっこう速いんだね｣

能見｢プロだつってんだろが｣

280 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/08/30(木) 22:06:56.32 ID:9enr8xJDO

ｽﾄﾗｲｰｸ

浜面｢追い込まれちまった｣

上条｢相手本気で抑えにきてないか？｣

番外個体｢むぅ｣

ﾋﾟｭｯ

番外個体｢(チェンジアップ！？)｣

ﾁｯ

浜面｢かろうじて当てたか｣

黄泉川｢食らいついてるじゃん｣

麦野｢あんな遅い球余裕だろ｣

絹旗｢超同感です｣

御坂｢やっぱりそう見える？私もなのよね｣

浜面｢……｣

281 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/08/30(木) 22:10:09.33 ID:9enr8xJDO

能見｢(最後はストレート！)｣ﾋﾞｭｯ

番外個体｢なめんな！｣ｶｰﾝ！

能見｢嘘だろ！？｣

浜面｢三遊間抜けるか？｣

鳥谷｢……｣
ﾊﾟｼｯ

ｱｳﾄ

一方通行｢抜けねェかァ｣

浜面｢惜しかったな｣

鳥谷｢……｣

番外個体｢なんか無表情な人だねぇ｣

上条｢ブログでもあんな感じだぞ｣

浜面｢なんで知ってんの？｣

282 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/08/30(木) 22:14:35.18 ID:9enr8xJDO

その後一方通行は三振で攻撃終了

打ち止め｢ちょっとあなた、何当たり前のように三振してるの？ってミサカはミサカは怒りをあらわにしてみたり｣

一方通行｢いきなりプロの球が打てる訳ねェだろォが！｣

番外個体｢ミサカ達は打ったよ｣

一方通行｢オマエらが異常なだけだ｣

黄泉川｢とにかくこっちの守りじゃん。しまっていこうじゃん！｣

浜面｢バックもよろしく頼むぜ。お前頼むからエラーすんなよ？｣

一方通行｢……｣

浜面｢(自信ねぇんだろうなぁ……)｣

288 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]：2012/09/12(水) 20:46:32.73 ID:0o7cHcyDO

～一回裏～

黄泉川｢じゃん！｣ﾋﾞｭｯ

浜面｢(まぁ球は速いしどうにかなるか？)｣

今シーズン調子の上がらない平野と上本を打ち取り2アウト

289 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/09/12(水) 20:51:27.27 ID:0o7cHcyDO

鳥谷の打席

鳥谷｢……｣ｷｰﾝ

浜面｢(抜けるか！？)｣

番外個体｢甘いよ！｣ﾊﾟｼｯ

絹旗｢ダイビングキャッチとは超やりますね｣

打ち止め｢さすがミサカの妹だね、ってミサカはミサカは誉めてみる｣

番外個体｢ざっとこんなもんだよ！｣

能見｢ふざけたような集団だけど身体能力は高いな……｣

小宮山｢女の子ばっかですけど油断できないですね｣

鳥谷｢……｣

290 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/09/12(水) 20:54:38.90 ID:0o7cHcyDO

～2回表～

浜面｢俺の打席からか｣

打ち止め｢ボールよく見たら絶対打てるよ、ってミサカはミサカはアドバイス｣

浜面｢無茶言うな！｣

ｽｶｯ

一方通行｢２球連続空振りかァ｣

麦野｢やる気あんのかぁ？｣

浜面｢くそ。あいつらよく当てたな｣

291 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/09/12(水) 20:57:28.05 ID:0o7cHcyDO

結局浜面は三振

麦野｢おいおいしっかりしろよ？｣

滝壺｢次頑張ろうはまづら｣

浜面｢正直打てる気しねぇな……｣

麦野｢次は私か｣

浜面｢頑張ってな｣


しかし麦野、続く絹旗ともに三振で攻撃終了

292 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]：2012/09/12(水) 21:00:27.36 ID:0o7cHcyDO

浜面｢さすがにお前らでも打てないか｣

麦野｢次は打てる気がするわ｣

浜面｢お前舐めすぎだろ！｣

～交代～

新井良ヒットで出塁。ここで金本

浜面｢ノーアウトでランナーが出たか｣

黄泉川｢次は5番じゃん｣

浜面｢金本だ｣

上条｢一方通行の親戚なんだぜ｣

一方通行｢あン？｣

浜面｢ほんとかよ？｣

上条｢一投痛恨とも呼ばれてるからな｣

一方通行｢ハァ？｣

浜面｢(よくわからんがスルーで良さそうだな……)｣

293 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]：2012/09/12(水) 21:02:18.88 ID:0o7cHcyDO

二回裏は新井良ヒットも新井貴による併殺打があり三者凡退

浜面｢なんとかここまでは戦えてるな｣

上条｢しれっと併殺こいてるヤツがいるな｣

黄泉川｢ナイスリードじゃん｣

滝壺｢みんなカッコいいよ｣

一方通行｢もォ俺ベンチでよくねェか？｣

20000号｢さぁミサカからの攻撃です、とミサカは意気揚々と打席に向かいます｣

能見｢(なんか同じ顔が何人もいるな)｣

294 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/09/12(水) 21:03:25.98 ID:0o7cHcyDO

20000号は粘りを見せるもショートライナー

一方通行｢ちゃっかり当ててンのな｣

黄泉川｢私の打席じゃん！｣

一方通行｢どォせ三振だろォが｣

黄泉川｢失礼じゃん。しっかり特訓してきたじゃん！｣

黄泉川は三球三振

295 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]：2012/09/12(水) 21:05:28.44 ID:0o7cHcyDO

一方通行｢言わンこっちゃねェよ｣

浜面｢仕方ないな。ピッチングに専念してくれ｣

黄泉川｢うぅ。面目ないじゃん……｣

麦野｢しっかりしやがれ｣

浜面｢(お前も打てなかっただろ！と突っ込みたいけど突っ込んだら殺されるので賢い僕は黙っときます)｣

絹旗｢浜面が超何か言いたそうですね｣

浜面｢い！？｣

麦野｢アァ！？あんた私も打てなかったろとか言いたいのか！？｣ｶﾞｼｯ

浜面｢ひぃ！｣

新井貴｢おい、向こうのベンチ乱闘してるぞ！｣

能見｢キャッチャーの人がボッコボコにされてるな｣

296 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]：2012/09/12(水) 21:06:48.75 ID:0o7cHcyDO

打ち止め｢気を取り直してミサカの打席だよ！ってミサカはミサカは打席に向かう｣

浜面｢一番期待できる打者だな｣ﾎﾞﾛｯ

能見｢もう打たせねぇ｣

小宮山｢絶対抑える！｣

打ち止め｢甘いよ！ってミサカはミサカは打ち返してみたり！｣ｷｰﾝ

能見｢そんなバカな！？｣

一方通行｢もォイイから今すぐプロ行け｣

297 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]：2012/09/12(水) 21:09:10.35 ID:0o7cHcyDO

10033号｢ミサカの打席です。ここでヒットを打ったらミサカの願いを何でも聞いてくれますか？とミサカはご主人様に尋ねます｣

20000号｢あ、ズルい｣

一方通行｢却下に決まってンだろが｣

10033号｢そんな、とミサカのやる気が下がった｣

一方通行｢知ったことか｣

打ち止め｢その約束OKだよー、ってミサカはミサカは塁上から口を挟む｣

一方通行｢勝手に決めンじゃねェ！コイツの好きにさせたら俺の身が危ねェよ！｣

打ち止め｢ここで10033号をやる気にさせとけば打ってくれるかもしれないし｣

一方通行｢万が一打ったらどォすンだ｣

打ち止め｢そういうことは後から考えればいいと思うのー、ってミサカはミサカは案を出す｣

一方通行｢俺の意見完全無視じゃねェか！｣

能見｢いつまで騒いでるんだ……｣

298 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/09/12(水) 21:10:32.36 ID:0o7cHcyDO

結局10033号の申し出は却下。そのせいか10033号は三振で攻撃終了

10033号｢すいません。チャンス潰してしまいました、とミサカは幼女に謝ります｣

打ち止め｢気にしないで！ってミサカはミサカは部下を許す｣

浜面｢あと一本が出ないな｣

打ち止め｢四番に期待してるね！ってミサカはミサカはプレッシャーをかけにいく｣

一方通行｢(マジヤッベェな……)｣

299 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]：2012/09/12(水) 21:11:40.10 ID:0o7cHcyDO

金本引退ですか…

今日はこんなとこで

300 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]：2012/09/12(水) 22:09:51.82 ID:QOgjrwlko

祝チョニキ引退！
まあ元の成績はよかっただけに一昨年、少なくとも去年の内に引退しとけばまだ印象よかっただろうに
ところで出塁してるのに三者凡退は(ry

301 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]：2012/09/12(水) 22:36:12.23 ID:0o7cHcyDO

>>300
せめて去年引退してたら惜しめたのにね。もちろん感謝してる部分もあるけど…

やっちまいましたか。確かに三者凡退はおかしいですね。ご指摘どうもです

302 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]：2012/10/24(水) 00:48:12.73 ID:qtoCHTsZo

乙