2013年5月2日木曜日

絹旗「きぬはた荘、あふたー!」白井「あふたー?」~その2 2

617 ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/10/03(月) 01:02:50.51 ID:hPhr25M0o


~同日 とある公園~


一方通行 「で? あいつらはこっちに向かってると」

海原 「ええ。第16学区からなので、それほど時間はかからないでしょう」

フレメア 「ね、浜面。大体お腹空いた、にゃあ」グイグイ

浜面 「あぁ、もう、しょうがねぇな。なんか買ってくるか」

一方通行 「オイ、2号」

浜面 「とうとう三下2号から2号になっちまったよ……で、なんだ?」

一方通行 「クソガキの分は買ってこなくていいぞ。そっちのガキの分だけ用意してこい」

打ち止め 「え」

浜面 「なんでだ? 不公平が出来たら可哀想だろ」

打ち止め 「そうだそうだ!」

一方通行 「夕方に菓子食って、晩メシキツイとかいつもほざいてるのはオマエだろォが!」ズビシッ

打ち止め 「ふぎゃ」

海原 「はは、これは擁護できませんね」
618 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/10/03(月) 01:05:25.05 ID:hPhr25M0o

浜面 「うん、たしかに。それはよろしくないな」

海原 「ですが、それはフレメアさんにも言えることでは?」

浜面 「あー、言われてみれば……」

フレメア 「シロ余計なこと言っちゃダメ」

一方通行 「あァ?」

フレメア 「」サササ

海原 「浜面さんの後ろに隠れてしまいましたよ」

打ち止め 「あ」<グゥ~~

浜面 「お、小さい方の姐さんの腹も嘆いてるぞ」

打ち止め 「~~~~!!」ゲシゲシ

浜面 「痛い、痛いから!」

一方通行 「……ったく。オイ、クソガキ」

打ち止め 「?」

一方通行 「好きにしていい。その代わり、今日の晩メシ一口でも残したら制裁発動だからな」

打ち止め 「ら、らじゃ!」
619 ◆8GNB4AEvC.[sage]:2011/10/03(月) 01:07:19.14 ID:hPhr25M0o

海原 「どうやら話はまとまったようですね」

浜面 「じゃ、ひとっ走り行ってくるからな。ここ動くなよ! 絶対だぞ!」


<ダダダダ


海原 「なにも全力疾走しなくても」

フレメア 「ここ動くなよ、絶対だぞ、にゃあ」

打ち止め 「てことは、絶対動けってことだよね」

一方通行 「テレビの見過ぎだ、アホ」

 :
 :
 :

浜面 「買ってきたぞ。ふたりで半分こして食うようにな」

フレメア 「やっときたー」バリバリ

打ち止め 「これ食べたことないかも」

フレメア 「はい、大体はんぶんこ」ハイ

打ち止め 「大体じゃなくてきっちり半分にしてくれると嬉しいな」
620 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/10/03(月) 01:08:45.61 ID:hPhr25M0o

フレメア 「」パリパリ

打ち止め 「」ポリポリ

浜面 「やっぱハッピーターンはうまいな!」バキバキ

海原 「一人だけ音がおかしくないですか」

一方通行 「そりゃ重ね食いしてりゃァな」

海原 「贅沢ですね」

浜面 「おお! ハッピーターン大人食いは俺にとって贅沢であり楽しみだからな!」

一方通行 「いいのかよ、それで」ハァ

番外個体 「おっまたせー♪」ドーン

一方通行 「ふごォ!?」


  ビターン


番外個体 「あれ? 倒れちゃった? そこは受け止めてくれるところでしょー」ユサユサ

一方通行 「後ろからいきなりレッグラリアットかましてきて何ほざきやがる!」ウガー

フレメア 「あ、ミサワのお姉ちゃんだ」
621 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/10/03(月) 01:10:08.55 ID:hPhr25M0o

浜面 「今、どっから現れたんだ? 直前まで気配がなかったぞ?」

番外個体 「ふふ、今日私が誰と一緒にいたのか、考えれば分かるでしょ?」

海原 「なるほど、そういうことですか」

一方通行 「いいからどけ。いつまで人の背中に馬乗りになってやがる」

番外個体 「ねー、このままキャメルクラッチやっていい?」

一方通行 「やめろバカ」

結標 「無様ね。彼女一人受け止めることもできないの?」

打ち止め 「うひゃぁ!?」ビクッ

海原 「結標さん、いきなり現れて驚かしたら可哀想ですよ」

結標 「ゴメンね、驚かせるつもりはちょっとだけあったの」ナデナデ

打ち止め 「あったんだ」

フレメア 「あれれ? 滝壺お姉ちゃんは一緒じゃないの?」

浜面 「そうだそうだ。滝壺はどうしたんだ」

番外個体 「後ろにいるじゃん」

一方通行 「どけっつってンだろォォ!」ギャース
622 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/10/03(月) 01:11:09.66 ID:hPhr25M0o

浜面 「?」クルッ

滝壺 「お待たせ」

浜面 「」

海原 「これはこれは、見惚れてしまいますね」

結標 「」グイ

海原 「いたたたた! しゃ、社交辞令ですよ!」

結標 「社交辞令? 本心じゃないってこと? サイテー」

海原 「いや、どうしろと」

滝壺 「どう? 変かな?」

浜面 「」

フレメア 「いつもと違う服だー」

打ち止め 「いいなー、可愛い、いいなー」

番外個体 「私が選んだのさ」フンス

一方通行 「へェ……悪くないンじゃねェの? で、そろそろどけ」

滝壺 「……はまづら?」
623 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/10/03(月) 01:12:40.17 ID:hPhr25M0o

浜面 「」

海原 「待ってあげてください。気の利いた返事をしようと脳内検索してるんですよ、きっと」

結標 「バグってるだけじゃないの?」

番外個体 「変に考えず、ストレートにぶつければいいのにさ」

一方通行 「下手に世辞なンざ考えりゃ墓穴ほるだけだ。で、どけ」

浜面 「……た、滝壺!」

滝壺 「うん」

浜面 「お前が可愛すぎて、太陽も引っこんじまったぜ」

滝壺 「ありがと」フフ

結標 「……どう思う?」

番外個体 「よくやった方でしょ」

海原 「ちょうど日も沈んでいますしね」

フレメア 「滝壺お姉ちゃん、いつも違ってなんかいい」

打ち止め 「かわいー」

滝壺 「二人もありがとね」ナデナデ

一方通行 「ガキぐらい単純な方が分かりやすいだろうに……いい加減、どけ」
624 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/10/03(月) 01:14:14.83 ID:hPhr25M0o

海原 「さて、揃ったことですし、そろそろ引き上げるとしますか」

結標 「ショチトルは?」

海原 「もう図書館も閉館時間でしょうから、帰路についていると思いますよ」

結標 「じゃ途中で連絡してみましょうか。でも、なんで図書館に?」

海原 「なにやら、読書がマイブームだそうで」ニコニコ

結標 「そういえば、入院中も本読んでばかりだったしね」

フレメア 「帰るの?」

滝壺 「うん、帰ってご飯の準備もしないとね」

打ち止め 「フレメア、またね!」ノシ

フレメア 「うん、また今度ね」ノシ

浜面 「にしても、すごい荷物だな。貸せ」

滝壺 「あ、ゴメンね。ありがと」

浜面 「こんなのは重い内に入りませんて」フンス

海原 「……あぁ、これは失礼しました。気が利きませんで」

結標 「いいわよ。自分の荷物なんだから」
625 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/10/03(月) 01:15:15.95 ID:hPhr25M0o

海原 「まあまあ、そう言わずに。持たせて頂きますよ」

結標 「そう? じゃ、こっちお願いね」

海原 「確かにお預かりしました」

番外個体 「」ジー...

一方通行 「……なンだよ」

番外個体 「」ジー...

一方通行 「自分で持ってろ」

番外個体 「えー、なにそれー!」

一方通行 「こっちゃ杖ついてンだ、察しろ」

番外個体 「ケーチー」ブーブー

打ち止め 「ね、みんな行っちゃうよ?」

番外個体 「おーっと、こいつは大変だ! 走れ走れ!」グイグイ

打ち止め 「走れー!」グイグイ

一方通行 「オイバカ危ねェ! 引っ張ンじゃねェ!」
626 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/10/03(月) 01:16:54.47 ID:hPhr25M0o


~同日夜 第7学区 常盤台新寮~


ユリコ 「( -ω-)」フピー

白井 「あぁぁぁ、わたくしとしたことがぁぁぁ!」

絹旗 「いやいやいやいや、超お疲れだったんだからしょうがないですって!」

白井 「そうであっても! 人が来てる時に寝入ってしまうなんて!」ガンガン

絹旗 「壁壊れますから! それに婚后さんですから、超気にしないですよ!」

白井 「これが婚后さんじゃなければ、きっと寝込みを襲われて」

絹旗 「あ、そっちの心配ですか」

白井 「うぅぅ、だってしょうがないではないですか。顔に仔猫が乗ってきたら寝るに決まってますの。ラリホーですの」

絹旗 「ということらしいですよ、アスカ」

アスカ 「?」

白井 「あぁ、いえ、アスカが悪いわけではないのですよ」ナデナデ

アスカ 「フミィ」

絹旗 「」ハァ
627 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/10/03(月) 01:18:30.44 ID:hPhr25M0o

リック 「」ウロウロ

白井 「リックは先程から何を?」

絹旗 「婚后さんを探してるんですよ。超懐いてましたから」

白井 「まあ、そこまで?」

絹旗 「それはもう。剥がすのに超苦労したぐらいですよ」

白井 「つまりリックは大きい方が好みと」

絹旗 「そりゃ私じゃ白井さんには懐かないですよね。って、超うるさいですよ!」

テスラ 「フモー」ポテポテ

絹旗 「テスラ? 携帯がどうかしたんですか?」

白井 「わざわざ持ってきてくださったんですから、何かあるのでは?」

絹旗 「?」カチカチ

白井 「そういえば、先程まで鳴りっぱなしでしたわね」

絹旗 「あー、温泉の件でした」

白井 「みなさんいらっしゃると?」

絹旗 「ええと、んと……ちょ、ちょっと紙に書いて超整理してみましょうか」カキカキ
628 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/10/03(月) 01:20:02.50 ID:hPhr25M0o

テスラ 「?」チョイチョイ

絹旗 「あ、こら。ペンで遊ばないでください」

白井 「さて、どれぐらい集まるでしょうか」

絹旗 「人数によっては、前使ったキャピングカーでも入らないでしょうね」

白井 「その場合は各自で移動するしかございませんわね」

絹旗 「うーん、そうなると超ちょっと面倒ですね……」カキカキ

白井 「まあまあ、それはまた考えるといたしましょう」

絹旗 「そうですね。で、ええと、全員来るみたいですよ」

白井 「全員というのは、ご家族の方も?」

絹旗 「ええ、本当の意味で超全員です」

白井 「これは賑やかになりそうですの……あら?」


  黒夜 ○


白井 「意外ですの。黒夜さんにもお声掛けしていたのですね」

絹旗 「え? あれ?」
629 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/10/03(月) 01:21:16.89 ID:hPhr25M0o

白井 「?」

絹旗 「なんで黒夜が入ってんですか?」

白井 「メールしたのでは?」

絹旗 「ホ、ホントですか?」

白井 「真相を知るのは絹旗さんのみですの」

絹旗 「ちょ、超ちょっと待ってくださいよ」カチカチ

アスカ 「」チョンチョン

白井 「あ、抱っこですか? もう、しょうがないですわね」ヒョイ

アスカ 「♪」

絹旗 「ぎにゃぁぁぁ、黒夜が混ざってたぁぁぁ!!」

白井 「よいではないですか、来て頂いても」

絹旗 「えぇぇぇ……あいつが風呂で暴れるとか超悪夢ですよ」

白井 「わたくし、気付きましたの」

絹旗 「何をですか」

白井 「絹旗さんが大人しくしていれば、黒夜さんが暴れることもきっとないですの」
630 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/10/03(月) 01:22:21.99 ID:hPhr25M0o

絹旗 「なんですか、それ。私のせいみたいじゃないですか!」

白井 「絹旗さんが挑発等に応じなければ、黒夜さんだって暴れる理由はございませんもの」

絹旗 「ぐぬぬ……」

白井 「まあ、もう引き返せないのも事実。受け入れましょう」

絹旗 「むー、何にもなければ超いいんですけどね……」

白井 「メンバーは決まったのですし、あとは日程の調整ですの」

絹旗 「じゃ超都合のいい日を教えてくださいとでも送っておきますか」カチカチ

白井 「なるべく先にならない方がよいですが」

絹旗 「それもそうですね。じゃ、今月中で、と付け加えておきましょう」カチカチ

白井 「それにしても温泉イベント……あんなことやこんなことを……」グフフ

絹旗 「なんか黒夜より白井さんの方が超心配になってきたんですが」

白井 「何を申しておられますの。わたくしとて淑女の端くれ、法に反した行為はとりませんの」

絹旗 「欲望に反した行為は超とってください」

白井 「それはちょっと」

絹旗 「おい」
631 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/10/03(月) 01:24:20.29 ID:hPhr25M0o

 :
 :
 :

絹旗 「よし、送信完了です」

白井 「そういえば、また夕方から向かうおつもりで?」

絹旗 「いえ、もっと早い時間ですよ。前回、時間がなさ過ぎて全然遊べなかったじゃないですか」

白井 「たしかに。もっと見て回ってみたかったですわね」

絹旗 「前回は色々と超消化不良でしたからねぇ」

白井 「だから今回は時間に余裕をもたせると」

絹旗 「超そういうことです」

白井 「これは気合いを入れていかないといけませんわね」クスクス

絹旗 「それはもう。全施設制覇する勢いでいきましょうよ」

白井 「下調べも必要になりますの」

絹旗 「そうですね。じゃ、今からHPでも見ておきますか。……ええと、施設案内、と」カチカチ

白井 「それにしても、いろいろとあるのですね。一日で足りるのでしょうか」

絹旗 「……あー、ダメです。見るのやめましょう。楽しみで超ウズウズしてきます」

白井 「ならば、当日の楽しみにとっておきますの」クスクス
632 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/10/03(月) 01:24:59.28 ID:hPhr25M0o

といったところで、今回はここまでです。
「#4 トライアングル△トーク」も今回をもって終幕となります。
次回からは新章をお送りいたします。

次回投下は10/5(水)にできれば。
お付き合い頂き、ありがとうございました。
633 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2011/10/03(月) 01:30:31.61 ID:DhuzALXe0
● ●
ヽ(´・∀・`)ノ <>>1乙ー
   くく
634 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2011/10/03(月) 01:35:06.21 ID:tobctmD60
乙。
久しぶりに
ヽ(´・∀・`)ノ 
   くく
がでるのか・・・ww

635 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2011/10/03(月) 01:48:02.68 ID:3lGNPZISO
続き楽しみ 
 
650 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2011/10/04(火) 09:44:04.07 ID:xz7Y/lKQ0
>>1

ひさしぶりに読み返したけどもしや関西弁女子は一回出てきたモブ子ちゃんなんだろうか 
 
653 : ◆8GNB4AEvC.[saga]:2011/10/06(木) 00:15:23.30 ID:T/Yq5bhho

映画か……>>1の番外個体は出そうにないな。
出るのであれば中の人はまーや希望。

>>650
すっかり言い忘れてましたが、京言葉さんは名無しモブです。
前にも1回だけ、ちょろっと出てましたね。

それでは、始めさせて頂きます。
今日から新章です。
654 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/10/06(木) 00:16:26.67 ID:T/Yq5bhho


  ――#5 新約・温泉に行こう

655 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/10/06(木) 00:17:07.29 ID:T/Yq5bhho


~11月中旬 第7学区 常盤台新寮~


絹旗 「……」

テスラ 「……」

白井 「」ペラ...ペラ...

アスカ 「」スピー

絹旗 「……雑誌ですか?」

白井 「ええ」

絹旗 「……」

テスラ 「……」

絹旗 「あの……」

テスラ 「ミャゥ」

白井 「何か?」

絹旗 「もう何回目かも分からないですが」

白井 「……そのお話なら結構ですの」

絹旗 「白井さん!」
656 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/10/06(木) 00:18:41.37 ID:T/Yq5bhho


白井 「先にシャワー頂きますわね」


<バタン


絹旗 「はぁ……」

テスラ 「」ハァ

絹旗 「どうしたもんでしょうかね」

テスラ 「マオ」

絹旗 「そろそろ超やめさせないとマズイんですが、本人があの調子では……はぁ」

テスラ 「」ハァ

絹旗 「誰かに相談しましょうか。……あー、でも」

テスラ 「フミフミ」ペシペシ

絹旗 「……そうですね。今日一杯粘ってみて、ダメだったら誰か超頼りましょうか」

 :
 :
 :

657 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/10/06(木) 00:20:28.02 ID:T/Yq5bhho


<ガチャ


白井 「お風呂空きましたのー」

絹旗 「白井さん」

白井 (なぜベッドで正座を?)

絹旗 「超お話があります」

テスラ 「フミャ」

白井 「は、はあ」

絹旗 「まあ、どうぞこちらに」

テスラ 「ミャウミャウ」ポムポム

白井 「え、えぇ……それで、お話というのは?」

絹旗 「お願いですから、もうやめてください」

白井 「……」

絹旗 「同居人として、パートナーとして、もう超見てられない領域まで来ています」

白井 「……ですから、そのお話は」
658 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/10/06(木) 00:21:29.40 ID:T/Yq5bhho

絹旗 「なんで、そこまでしなきゃいけないんですか!?」

白井 「わたくしにも譲れない部分はありますの」

絹旗 「身体を壊す前にやめてください。私が言いたいのはそれだけなんですよ」

白井 「……」

絹旗 「何がいけなかったんですか? ケーキバイキングですか? それとも温泉イベントですか?」

白井 「敢えて言うなら……どちらもですの」

絹旗 「……」

白井 「温泉に行く日まで、あと1週間もございません。それまでに、せめて……」

絹旗 「だからって……!」

白井 「淑女たる者、人様の前でだらしのない身体を晒すわけには参りませんの!」

絹旗 「だからって、今のダイエットは超やりすぎですよ!」

白井 「それぐらいの苦労は背負って当然ですの!」

絹旗 「もう栄養失調リーチじゃないですか! 超マジ死んじゃいますよ!?」

白井 「そうはならないように気を使っております!」

絹旗 「……どうしても、やめてもらえないんですね?」
659 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/10/06(木) 00:23:29.25 ID:T/Yq5bhho

白井 「……ええ」

絹旗 「超分かりました。なら私にも考えがあります」

白井 「?」

絹旗 「これを見てください」スッ

白井 「これは……ウエハース?」

絹旗 「学園都市特製の災害非常食です。あらゆる栄養素と800kcalがこれ一枚で摂れます」

白井 「!? 絹旗さん、まさか!」

絹旗 「これを超力づくでも食べてもらいますからね!」バッ

白井 「ひゃっ……や、やめ……!」

絹旗 「観念しやがれですぅぅぅ! 食べちゃえぇぇぇ!!」グイグイ

白井 「いやぁぁ! せめて、せめてイベントが終わるまではぁぁぁぁ!!」ジタバタ


<バーン


寮監 「貴様ら、こんな夜更けにプロレスとはいい度胸だ!!」

絹旗白井 「「」」
660 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/10/06(木) 00:24:59.07 ID:T/Yq5bhho


~翌日夕方 第7学区 隠れ家的喫茶店~


絹旗 「ということがありまして、首を超痛めてます」ズキズキ

番外個体 「そりゃいけないなぁ。無理なダイエットは身体を壊すだけだよ」ケラケラ

ショチトル 「マスターはダイエットとは無縁そうだな。食事制限等しているところを見たことがない」

番外個体 「食事制限は淡希の専売特許っしょ」

ショチトル 「義姉さんも、菜食主義だからな……」ハァ

絹旗 「超好きなように食べてれば、身長もミサワさんぐらいになれるんでしょうか」

ショチトル 「ヒール込みで170は正直うらやましいぞ」

番外個体 「得したと思ったことはないけどね。ま、絹旗さんはそのままのほうがいいって、絶対」

絹旗 「なんでですか。せめて150には超届きたいですよ」

番外個体 「だって大きくなった絹旗さんとか想像できないし」

ショチトル 「この"頭なでなでしやすい高さ"は魅力の一つかもしれないな」

絹旗 「超ほっといてくださいよ!」

番外個体 「大人になってもそのまま(の大きさ)の絹旗さんでいてね?」

絹旗 「イーヤーでーすー!」
661 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/10/06(木) 00:27:13.13 ID:T/Yq5bhho


<カランカラン♪


ショチトル 「いらっしゃいませー」トテテテ

番外個体 「それにしても、もう今週の土曜なんだね」

絹旗 「ええ。思ったより早く日程が決まって超よかったですよ」


<お一人か?空いてる席に好きに座るといい。


番外個体 「全員参加だっけ? さすがに前回使ったキャンピングカーじゃ入らないだろうね」

絹旗 「まあ、ムリですね。だから現地集合という形になりました」

番外個体 「でも確か、第7学区中央駅から送迎バス出てるんだよね?」

絹旗 「ええ。第22学区がお隣にあるお蔭ですね」

ショチトル 「マスター、注文だ。ツナサンドとアイスコーヒー」

番外個体 「はいはーい」

絹旗 「あ、すいません。私も追加で超ハニートースト」

番外個体 「後でね」

絹旗 「」ムー
662 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/10/06(木) 00:28:18.42 ID:T/Yq5bhho

番外個体 「できた、持ってって」

ショチトル 「了解した」ヨイショ


<お待たせした。ツナトーストとドリンクのセットだ。


番外個体 「さて、ハニートーストだったね」カチャカチャ

ショチトル 「温泉か……考えてみたら漠然としか知らないな」

絹旗 「お湯が超いっぱいありますよ」

ショチトル 「それぐらいは分かっている」

絹旗 「身体にいいですよ」

ショチトル 「具体的には?」

絹旗 「……ええと、こう、ほやーーっと」

ショチトル 「なるほど、分からん」

番外個体 「はい、お待たせ」コトッ

絹旗 「あ、きた! 超いただきます」ハムハム

ショチトル (帰ったら調べてみるか……)
663 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/10/06(木) 00:29:26.41 ID:T/Yq5bhho


~同日夜 第7学区 結標海原邸~


ショチトル 「温泉というものについて調べてみた」

結標 「そういえばもうすぐね。で、何か分かった?」

ショチトル 「皮膚病や火傷に効果があるのだな。不思議だ、ただのお湯なのに」

結標 「ただのお湯じゃないのよ。すっごく大雑把に言えば、地下水が地熱で沸かされたものなの」

ショチトル 「? つまりお湯だろう」

結標 「ええと、天然の地下水だから。水道水を沸かしたのとは比べ物にならないぐらいのパワーがあるの」

ショチトル 「なるほど」フム

結標 「貴女の身体にだって、なにかしらの効果があるのかもしれないわよ?」

ショチトル 「本当か? バイトを始めてから肩凝りや脚のむくみに悩まされていたのだが」

結標 「それならきっと、いい効果が出るんじゃないかしら」

ショチトル 「これは楽しみだ」キラキラ

結標 「ちなみに。日本独自だと思うけど、ああいう場所でのマナーってあってね」

ショチトル 「マナー? 先日、テレビで旅行番組をやっていたので参考になるかと見ていたが」
664 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/10/06(木) 00:31:43.40 ID:T/Yq5bhho

結標 「あー……あれはテレビ用だから」

ショチトル 「というと?」

結標 「例えばテレビでやってるみたいに、タオルを身体に巻いてお湯に入るのは嚴禁だからね」

ショチトル 「なー!?」

結標 「え……当然でしょ?」

ショチトル 「じゃ、じゃあ、老若男女を問わず生まれたままの姿でうろうろしているということか?」

結標 「ま、まあ、そうなるわね」

ショチトル 「……目から逆鱗だ」

結標 「男女きっちり場所は分かれてるんだから。女同士なら別に恥ずかしくないでしょ?」

ショチトル 「そうは言うが……義姐さんやマスターのような身体と比べられると気後れするというか」

結標 「貴女だって年齢不相応なボディのくせに何を言い出すの」

ショチトル 「そうなのか? これまで比べる対象がいなかったので実感がないが」

結標 「絹旗さんとか白井さんに比べると"ホントに同年代?"って思っちゃうし」

ショチトル 「でも、あの二人は小柄な方だし」

結標 「ともかく! 人前に出しても恥ずかしくない程度には育ってるから心配しない!」
665 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/10/06(木) 00:33:25.83 ID:T/Yq5bhho

ショチトル 「そう易々と人前に出されても困るのだが」

結標 「はぁ……とりあえず、お湯にタオルはいれないようにね。刺すような視線で見られるわよ」

ショチトル 「こ、心得た。他にはあるか?」

結標 「泳がないこと」

ショチトル 「まあ、それはそうだろう」

結標 「髪はまとめること。これは貴女ならいっか」

ショチトル 「長い人は束ねないといけないのだな」

結標 「あと、先に身体を洗うか、最低限かけ湯してから入ってね」

ショチトル 「かけ湯?」

エツァリ 「熱湯を身体にかぶせるトラップのことです」

ショチトル 「なぜトラップがあるんだ!?」

結標 「ウソ教えない」ベシッ

ショチトル 「?」

結標 「まあ、あと細かいことは当日教えるから」

ショチトル 「わ、分かった」
666 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/10/06(木) 00:34:39.76 ID:T/Yq5bhho


~その頃 第7学区 浜滝邸~


フレメア 「こーして、あーして……」

滝壺 「ストップ。そういうにやったら絡まって痛くなっちゃうよ」

フレメア 「うーもー、大体やり直し」シュルシュル

浜面 「何やってんだ、さっきから」

滝壺 「髪型、自分で綺麗にアップにできるようにしたいんだって」

浜面 「なんでまた?」

滝壺 「ほら、温泉だと髪纏めないとアウトだから」

浜面 「あー、なるほどな」

滝壺 「フレメアはウェーブヘアだから、余計やりにくいよね」

フレメア 「むー」

浜面 「おい、髪弄りすぎてメドゥーサみたくなってるぞ」

フレメア 「?」モジャモジャ

滝壺 「いったん戻そうか」
667 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/10/06(木) 00:36:02.10 ID:T/Yq5bhho

フレメア 「うまくできなーい。浜面やってみて」

浜面 「俺に求めるな、俺に」

滝壺 「はまづらじゃムリだよ」

浜面 「分かってるんだけど、言い切られると悲しいな」グスン

フレメア 「再チャレンジ」シュルシュル

浜面 「オールバックにする必要あんのか?」

滝壺 「あ、そっか。だから変に引っ張られてうまくできないんだ」

フレメア 「なにかいけないの?」

滝壺 「前髪は残して、後ろ髪だけまとめてみよっか」

フレメア 「分かった、にゃあ」シュルシュル

浜面 「お、そうそう。相談なんだけどよ」

滝壺 「どうしたの?」

浜面 「当日な、第22学区までの足なんだけどさ」

滝壺 「うん」

フレメア 「にゃ、にゃあ」シュルシュル
668 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/10/06(木) 00:37:11.64 ID:T/Yq5bhho

浜面 「レンタカー借りてもいいか?」

滝壺 「レンタカー? いいけど、どうして?」

浜面 「ほら、正式に免許取っただろ? だからさ、こう、なんか運転してみたいんだよ」

滝壺 「うん、いいよ」

浜面 「ホント!? じゃ早速予約してくるわ」ウキウキ


<さて、どうすっかな。
<ここは思い切って4t車とかいっちゃうか?


フレメア 「大体できたー」テッテレー

滝壺 「あ、今度は大体じゃなくてちゃんとできたね」

フレメア 「似合う? 似合う?」

滝壺 「うん、いつもと違ってなんか可愛い」


<ドラゴンライダー……か。


滝壺 「はまづら。普通の車にしてね?」
669 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/10/06(木) 00:37:41.34 ID:T/Yq5bhho

といったところで、今回はここまでです。
まだ出発すらしてないなんて。

次回投下は10/7(金)にでも。
お付き合い頂き、ありがとうございました。
670 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)[sage]:2011/10/06(木) 00:40:42.58 ID:L2wvad1do

>>668
世紀末帝王ライダーさん、ちーっす
671 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海・関東)[sage]:2011/10/06(木) 00:50:53.27 ID:ynyBSKXAO
投下されてた
乙です~
672 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中部地方)[sage]:2011/10/06(木) 00:54:58.45 ID:0Qhfreh2o

ドラゴンライダーレンタカーにあんのかwwww
オールバックデコッパチフレメアも見てみたいもんだ 
 
707 : ◆8GNB4AEvC.[saga]:2011/10/08(土) 00:40:09.42 ID:XG/mZtL/o

まあまあ、ちょっとしたお遊びの数レスぐらいならいいんじゃないですかね。

あ、店員さんにしても京言葉さんにしても名無しモブではありますが、
まだ出番の予定はあります。

それでは、始めさせて頂きます。
前回の続きからです。
708 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/10/08(土) 00:41:22.60 ID:XG/mZtL/o


~数日後 第7学区 とある駅前~


絹旗 「現在時刻12:55。はい、私たちは第7学区中央駅前に来ています」

白井 「絹旗さん、これは取材ではなくプライベートですの」

婚后 「あの取材はまだお続けに?」

絹旗 「いえ、やってませんけども」

白井 「身に着いた癖と申しますか」

婚后 「習慣とは恐ろしいものですわね」クスクス

白井 「未だにカメラアングルを気にしたアクションをすることもあって」

絹旗 「いいじゃないですか、別に。私は常日頃からアングルを超計算してるんですよ」

婚后 「見られることを意識するのは大事とも申しますわね」

白井 「当然ですの。それによって淑女は磨かれますの」フンス

絹旗 「まあ、白井さんは今日温泉で超タップリと見られてきてください」

白井 「……で、ですが、今のわたくしなど……」グス

絹旗 「別に白井さんならそのままでも超大丈夫ですから!」  
710 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/10/08(土) 00:44:01.90 ID:XG/mZtL/o

婚后 「?」

絹旗 「いや、今日に備えて超強引なダイエットをしてですね」

婚后 「それはいけませんわ。バランスの良い食事をとるのが大事ですわよ」

絹旗 「ほらほら、聞いてます?」

白井 「婚后さんが言うと説得力がありますの……」

絹旗 「婚后さんのこのバリボーなボディの秘訣は超バランスの良い食事だそうですよ」

婚后 (バリボー?)

白井 「これは認識を改める必要がありますの」

婚后 「あ、あの、あくまでわたくしの主観ですから」

絹旗 「まあ、身体のことだから人それぞれですよね」

白井 「こうなれば、関係者にインタビューしてまわって……」ゴニョゴニョ


<あら、絹旗さん?


絹旗 「?」

結標 「奇遇ね。貴女たちもここから乗るんだ」
713 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/10/08(土) 00:46:19.48 ID:XG/mZtL/o

婚后 「あら、ごきげんよう」

海原 「どうも、ご無沙汰してます」ペコリ

ショチトル 「そちらも3人か」

婚后 「貴女がいらっしゃるということは、あのお店も今日は休みなのですね」

ショチトル 「ああ。まあ、マスターは気分で閉めることもあるがな」

白井 「大きいお姉様らしいですの……」

結標 「そういえば、あの子はいないわね。別ルートかしら」

ショチトル 「なんか、車で行くという旨のことを言っていたぞ」

婚后 「車?」

結標 「あぁ、アレ使うんだ」

白井 「車をお持ちですの?」

結標 「第一位の彼がね、買ってくれたんだって」クスクス

海原 「LEVEL5の第一位となると、財力も一味違うようですね」ニコニコ

絹旗 「むう、超ケチです。便乗させてくれればよかったのに」

結標 「多分あれ5人乗りだから、みんな乗せるのは厳しいんじゃない?」

海原 (それにしても一方通行さん、借金の件もなかったことにしてしまったようですね)
714 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/10/08(土) 00:48:41.02 ID:XG/mZtL/o

絹旗 「それで思い出しましたけど、滝壺さんたちも車で行くらしいですよ」

婚后 「まあ。では浜面さんもお車をご購入に?」

絹旗 「まさか。超浜面にそこまでの甲斐性はないですよ」

結標 「じゃ、滝壺さんが買い与えたの?」

絹旗 「ああ、そうではなく。今回は超レンタカーだそうです」

海原 「手頃でいいじゃないですか」


<プップー


結標 「あ、来たわね」

絹旗 「アレが第22学区行きのシャトルバスですか」

婚后 「私たち以外に乗る方はいらっしゃらないようですが」

ショチトル 「昼時だからではないか?」

海原 「中途半端な時間なのは否めませんね」

白井 「空いていて良いではないですか」

絹旗 「そうですね、とりあえず乗っちゃいましょうか」
715 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/10/08(土) 00:50:38.38 ID:XG/mZtL/o


~その頃 第7学区 番外通行邸付近~


番外個体 「全員乗った?」

一方通行 「はいよォ」

打ち止め 「乗ったー! ってミサカはミサカは運転席の背後から声を掛けてみたり!」

一方通行 「オイ、クソガキ。今は後部座席でもシートベルト必要なンだぞ」

番外個体 「一応締めといてね。点数引かれるの私なんだから」

一方通行 「つーかチャイルドシートじゃなくていいのか?」

番外個体 「あー、どうだろ……」

打ち止め 「そ、そこまで子供じゃないもん! ってミサカはミサカはあまりの扱いに憤慨してみたり!」プンスコ

番外個体 「はいはい。んじゃ行くよ」カシュシュシュ ブルン


  ブロロロロ...


一方通行 「急がなくていいからな。安全運転で頼むわ」カシュッ

番外個体 「善処する」
716 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/10/08(土) 00:52:25.71 ID:XG/mZtL/o

打ち止め 「ねー、なんで一人だけ缶コーヒー飲んでるの? ミサカのは? ってミサカはミサカは催促してみたり」

一方通行 「ほれ」ポイ

打ち止め 「わっわっ」パシッ

番外個体 「ちょっと零さないでよ」

一方通行 「善処する」

打ち止め 「どれぐらいかかるのかな? ってミサカはミサカはジュースを味わいつつ尋ねてみたり」

番外個体 「第22学区は第7学区の隣だから、そんな時間かからないよ」

 :
 :
 :

番外個体 「ありゃ、信号か」キキー

打ち止め 「えー、またー?」

一方通行 「よく引っかかりやがるな、今日は」

番外個体 「……」

一方通行 「どォした?」

番外個体 「ん、ちょっと昔を思い出した」
717 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/10/08(土) 00:54:01.08 ID:XG/mZtL/o

一方通行 「?」

番外個体 「覚えてない? あなたと最初にドライブしたのはロシアの大雪原だったよね」

一方通行 「あァ。さぞ運転しやすかったろうよ。信号も標識も対向車もねェンだからな」

番外個体 「飛ばし放題だったよね」ケラケラ

打ち止め 「なにそれ、知らないんだけど。ってミサカはミサカは疑惑の目を向けてみたり」ジトー

一方通行 「オマエ寝てたじゃねェか」

番外個体 「ガン寝だったじゃん」

打ち止め 「むむ……あ、隣の車にフレメア発見! ってミサカはミサカは手を振ってみたり」ノシ

番外個体 「なぬ!?……助手席にいるのは滝壺さんだ」

一方通行 「三下2号も何らかの手段で車を調達したってこったな」


<ブロロロロ


打ち止め 「あっ、いっちゃった。ってミサカはミサカは走り去る赤い車を目で追ってみたり」

番外個体 「……」ウズウズ

一方通行 「オイ、やめとけよ」
718 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/10/08(土) 00:55:18.08 ID:XG/mZtL/o

番外個体 「分かってる……さすがにこのデカイ車であの車には勝てない。分かってるからこそ悔しい」バンバン

一方通行 「さっさと行け。信号変わってるだろォが」

番外個体 「……せめて後ろくっついてやろ」ニヒヒ

一方通行 「」ハァ



~その頃~


フレメア 「ねー、なんで浜面の膝の上座っちゃいけないの」

滝壺 「危ないから」

フレメア 「ぶー」

浜面 「さすがにな。膝にフレメア乗せて運転はできねぇよ」

滝壺 「それにしても、よくこんな車レンタカーであったよね」

浜面 「あぁ、俺もびっくりしたぜ。まさかRX-7を運転できるなんてな」ウキウキ

フレメア 「すごい車なの?」

浜面 「あぁ、すげぇぞ! ロータリーエンジンだぞ!」
719 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/10/08(土) 00:56:48.15 ID:XG/mZtL/o

フレメア 「でも後ろが大体狭い」

滝壺 「前もあまり広くないよ」

浜面 「それはしょうがない。スポーツカーの宿命ってヤツだ」

フレメア 「次は広い車にしてほしい、にゃあ」

浜面 「そうだな、考えておく」

滝壺 「ということはワンボックスかな?」

浜面 「ワンボックスはなぁ、アイテム関連で飽きるほど運転したしなぁ……ん?」

滝壺 「どうしたの?」

浜面 「……後ろの黒い車、ずっとついてくるぞ。なにもんだ?」

滝壺 「後ろって……ランクル?」

浜面 「おお」

フレメア 「大体、みさわ妹が乗ってたよ」

浜面 「え? じゃあれ姐さんの車か?」
720 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/10/08(土) 00:58:24.29 ID:XG/mZtL/o

滝壺 「多分そうだよ。この間写真見せてもらった」

浜面 「もうマイカー持ちなのかよ……羨ましいぜ、畜生」

滝壺 「買ってあげようか?」

浜面 「それはそれで、男としてのプライドがだな」

滝壺 「働いて返してくれればいいよ」

浜面 「…………あの、わたくしには資格取得にまつわる出費もあってですね」

滝壺 「それも働いて返してくれればいいよ」

浜面 「……俺、定年過ぎても働いてないといけないんじゃね?」

フレメア 「馬車馬と浜面って大体似てるよね」

浜面 「似てねぇよぉぉ!!」

滝壺 「あ、浜面、右だよ」

浜面 「おお、右折か」

滝壺 「ううん、さっきの交差点を右」

浜面 「……後ろにくっついてた筈の姐さんの車がいないのはそのせいか」

フレメア 「浜面ミスった、にゃあ」
721 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/10/08(土) 00:59:35.37 ID:XG/mZtL/o


~同日 第22学区 スパリゾート安泰泉 入り口~


絹旗 「おお、どうやら私たちが超一番乗りのようですよ」

結標 「マイカー組はまだ来てないか」

白井 「待ち合わせの時間よりも早くついてしまいましたし」

海原 「では、ここで待たせてもらうとしましょうか」

ショチトル 「そうだな。約一名、体調に支障をきたしているようだし」

婚后 「」

絹旗 「……超大丈夫ですか?」

白井 「やはり婚后さんには、あのグルグルはきついですの」

婚后 「大丈夫ですわ……少しじっとしていれば……」

ショチトル 「それにしても……ここは本当に地面の下なのか?」

結標 「誰でも最初はそう思うわよね」

ショチトル 「あの空はなんなんだ?」

白井 「地上カメラの映像を、空のスクリーンに映しておりますの」
722 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/10/08(土) 01:01:50.32 ID:XG/mZtL/o

ショチトル 「……ピンとこないな」

海原 「空にとても大きなテレビが浮かんでいると思えばいいですよ」

絹旗 「間違ってはいないですが、なんか違うような」


<おっ待たせー


結標 「あ、やっときたわね」

番外個体 「安全運転で来たからね♪」

打ち止め 「」グルグル

白井 「あの……小さい大きいお姉様、どうかされましたか?」

打ち止め 「はうー」グルグル

番外個体 「地下に入るときのグルグルで目まわしちゃったんだよ」ケラケラ

一方通行 「オマエが調子乗って飛ばし過ぎるからだろォが」

結標 「どこが安全運転なのよ」

番外個体 「」テヘ

絹旗 「さて、残るは滝壺さんたちですね」
723 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/10/08(土) 01:02:57.10 ID:XG/mZtL/o

白井 「あと黒夜さんもですの」

絹旗 「あ、超忘れてました」テヘ

海原 「黒夜さんというと……あの写真の方ですか?」

絹旗 「写真?」

海原 「いつぞや、滝壺さんから送られてきた」

結標 「ああ、二人が抱き合ってるヤツでしょ? その子よ」

絹旗 「アレは超放送事故ですよ! 超黒歴史ですよ!」

ショチトル 「満更でもないように見えたけどな」

絹旗 「全員その写真は消してください! 超今すぐ!」ムキー

白井 「皆さん、お気になさらず。これは照れ隠しですので」

絹旗 「誰がですか!」


<やっほー


打ち止め 「あ、フレメアだ!」

フレメア 「おまたせー」トテテテ
724 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/10/08(土) 01:04:27.77 ID:XG/mZtL/o

フレ止め 「「いぇーい☆」」パシッ

浜面 「悪い! 駐車場の空きがなかなかみつからなくてな!」

滝壺 「ウソ、すんなり止められたよ?」

浜面 「」

番外個体 「浜面さん、道間違えたでしょ?」ニヨニヨ

一方通行 「途中から明後日の方向に走り去っていったよなァ?」ニヨニヨ

絹旗 「これだから超浜面は」ハァ

白井 「だから遅れ気味でしたのね」

ショチトル 「ルートの確認は事前にしておくべきだろう」

浜面 「すいません……」ショボン

海原 「まあまあ。誰でも道を踏み外すことはありますよ」

浜面 「おい、その言い方はなんか違うだろ」

結標 「ともかく、これであと一人ね」

滝壺 「くろよるだね」

絹旗 「……そういえば、あの窒素女はどうやって来るつもりなんでしょう」
725 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/10/08(土) 01:05:05.97 ID:XG/mZtL/o

といったところで、今回はここまでです。
ようやく集合できました。次回から本格スタートです。
みなさん熱くならずに、まったりと楽しんで頂けると幸いです。

次回投下は10/8(土)の夜にでも。
お付き合い頂きありがとうございました。
726 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2011/10/08(土) 01:11:41.47 ID:mETvQg4C0
>>1
727 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)[sage]:2011/10/08(土) 01:14:51.93 ID:dlbhyNrM0
>>1乙です~黒夜来て無いw
最愛ちゃん集合時間のメール
忘れてたりしてw

758 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/10/09(日) 23:46:31.17 ID:pQu8xWozo

浜面 「……おい、なんだアレ」

絹旗 「?」

白井 「なにやら……妙なものがこちらに接近しておりますが」


<ガッションガッションガッションガッション


フレメア 「カマキリロボ?」

打ち止め 「すごーい!」

番外個体 「……ね、アレって駆動鎧じゃない?」

一方通行 「おそらくはな。だが見たことねェ型だ。新型か?」

番外個体 「あなたたちは一応下がってて」グイ

フレ止め 「「??」」


<プシュー


結標 「止まったわね……」

ショチトル 「知り合いか?」

海原 「ロボットの知り合いはいないですよ」
759 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/10/09(日) 23:47:58.43 ID:pQu8xWozo

白井 「……あの、カマキリロボの背中に横座りしてるのは」

絹旗 「黒夜!?」

黒夜 「よっと」スタッ

絹旗 「なんちゅう登場の仕方してるんですか……」

黒夜 「あれ? 私が最後か。悪い、こいつの足が遅くてさー」ガンガン

カマキリ 『仕方ないだろう。こいつは機動性を追及されていない』

フレメア 「喋った!」

結標 「中に誰か乗ってるの?」


<バシュッ


シルクロ 「失礼、私だ」

番外個体 「あ、お兄さんだったんだ」

一方通行 (なにもンだ、こいつ)

滝壺 「前に写真で見たイケメンさんだね」

白井 「実物はなおイケメンさんですの」
761 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/10/09(日) 23:49:51.35 ID:pQu8xWozo

シルクロ 「今日はお招き頂いて感謝する。仲良くしてやってくれ」

黒夜 「またそうやって保護者面しやがって」ブツブツ

シルクロ 「では私は帰るぞ。迷惑はかけないようにな」

黒夜 「は? ちょっと待てよ、帰りどうすんだよ!」

白井 「せっかくいらしたのですし、ご一緒なされては?」

浜面 「そうだそうだ。男女比率の偏りが少しは解消されるぜ」

シルクロ 「折角だが、人前で肌を晒すのは苦手でね。今回は遠慮させてもらおう」

結標 「残念だけど、仕方ないわね」

黒夜 「いやだから、帰りはどうするんだって!」

絹旗 「別にシャトルバスでもタクシーでも使えばいいじゃないですか」

黒夜 「それはそうなんだけどな……」

シルクロ 「では、私は失礼する。あ、マスター」

番外個体 「ん? 私?」

シルクロ 「この辺にガソリンスタンドはないだろうか」

番外個体 「あっちの道いって、最初の交差点の角にあるよ」
762 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/10/09(日) 23:51:43.62 ID:pQu8xWozo

シルクロ 「そうか、感謝する」


<バシュッ


打ち止め 「あ、また入っちゃった」

フレメア 「かっこいー」

カマキリ 『黒夜をよろしく頼む。では、これで失礼する』


<ガッションガッションガッションガッション


黒夜 「」

絹旗 「……超変わった人ですね」

浜面 「アレ運転してみてぇなぁ」

滝壺 「なんだか難しそうだよ」

一方通行 (機体のプリント……FiveOver、ね。やっぱり駆動鎧か)

海原 「貴女が黒夜さんですか。はじめまして、今日はよろしくお願いしますね」ペコリ

黒夜 「あんたは?」
763 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/10/09(日) 23:53:58.34 ID:pQu8xWozo

海原 「海原と申します。結標さんがいつもお世話になってます」

黒夜 「世話した覚えはないけどな。絹旗ちゃんから聞いてると思うけど、黒夜だ」

一方通行 「よォ」

黒夜 「お、これがお噂の第一位か? なるほど、やっぱり白いな」

一方通行 「ほっとけ」

フレメア 「クロちゃんおひさー」

打ち止め 「おひさー」

黒夜 「よう、ガキども。マスターの店以外で会うのは何気に初めてだな」

番外個体 (応対の仕方がうちの人そっくり)

浜面 「俺は浜面っつうんだ。よろしくな」スッ

黒夜 「……ああ、よろしく」ガシッ


  キュポンッ


浜面 「えっ」

フレメア 「右手が! クロちゃんの右手が!」

打ち止め 「とれたーーー!?」
764 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/10/09(日) 23:55:16.51 ID:pQu8xWozo

浜面 「え? えっ?」

黒夜 「あっ、なにすんだ! 右手返せ!」バシッ

浜面 「お、おお。悪ぃ」

黒夜 「気を付けろよな。引っ張るとすぐ取れんだからよ」パチン

浜面 「???」

白井 「い、今のは?」

番外個体 「それって、機械義肢?」

結標 「よく出来てるわね、全然気付かなかったわ」

絹旗 「あれ? 言ってませんでしたっけ? 黒夜は超訳あって、両腕が機械なんですよ」

ショチトル (そういうのもあるのか……私はそっちじゃなくてよかった)

黒夜 「モノホンと見分けつかないだろ」フンス

フレメア 「じゃあ、じゃあ、左手も取れるのかな?」キュポンッ

黒夜 「あ、取るなコラ!」

フレメア 「パース!」ポイ

打ち止め 「わ、えっ、や、やだ気持ち悪い!」パシッ
765 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/10/09(日) 23:57:02.32 ID:pQu8xWozo

黒夜 「乱暴に扱うな! いくらすると思ってんだ!」

フレメア 「つけてあげる、にゃあ」グリグリ

黒夜 「いてててて! やめろやめろ! ちゃんとはめ込まないと痛覚神経にノイズ走るようになってんだよ!」

浜面 「なんでわざわざそんな機能付けたんだよ」

黒夜 「知るか!」

番外個体 「これ、ねこぱんちパーツとかないの?」

黒夜 「ねこ耳とセットであるけど、死んでも使わねぇ」

一方通行 「あンのかよ」

白井 「その身体、入浴はできますの?」

ショチトル 「そうだな。濡らしても平気なのか?」

黒夜 「フロぐらいなら問題ねぇよ」

結標 「ともかく、これで全員集まったのよね?」

絹旗 「そうですね。まずどうしましょうか」

滝壺 「いきなりお風呂いくのは早いと思うな」

番外個体 「それこそ最後でしょ」
766 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/10/09(日) 23:59:04.34 ID:pQu8xWozo

海原 「その前に、婚后さんは大丈夫なのですか?」

白井 「そろそろ蘇生するころかと」

婚后 「蘇生もなにも、そもそも死んでおりませんわ」

フレメア 「お姉ちゃん大丈夫?」

打ち止め 「大丈夫?」

婚后 「ええ、もう大丈夫ですわよ。ご心配お掛けして申し訳ございません」ナデナデ

絹旗 「それじゃ超移動しましょうか。なにからしましょうかね」トテトテ

フレメア 「はーい。大体ゲームセンター行ってみたい、にゃあ」

ショチトル 「マスター、ゲームセンターは何をするところだ?」

番外個体 「ゲームするところ」

浜面 「時間つぶすには丁度いいんじゃねぇの?」

結標 「そうね。ここでウロウロしてても邪魔だし、ひとまず行ってみない?」

滝壺 「二人とも、離れすぎないようにね。迷子になっちゃうから」

フレ止め 「「はーい」」

一方通行 「しっかし、こンだけの人数が雁首揃えて移動すると壮観だなオイ」

番外個体 「ちょっとした団体様だもんね」ケラケラ
767 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/10/10(月) 00:00:30.23 ID:nK8ehrGRo


~同日 ゲームセンター~


絹旗 「ここって何気に最新型を揃えてるらしいですよ」

結標 「へえ、珍しいわね。こういうところのゲームコーナーって大抵型後れなのに」

黒夜 「絹旗ちゃん、絹旗ちゃん」クイクイ

絹旗 「なんですか。引っ張らないでくださいよ」

黒夜 「セッションやろうぜ」

絹旗 「え……まあ、超構いませんけど」

黒夜 「よーし、行こうぜ行こうぜ」グイ

絹旗 「あ、ちょっと。そんなに引っ張ると」


  キュポンッ


黒夜 「あ」

絹旗 「超言わんこっちゃない……」つ【右手】

黒夜 「悪い悪い」パチン
768 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/10/10(月) 00:02:13.90 ID:nK8ehrGRo

黒夜 「じゃ、改めて行こうぜ」

絹旗 「あの、皆さんどうします?」

番外個体 「……各自行動じゃない?」

白井 「そうですわね。外ならまだしも、ここで団体行動となると」

婚后 「周りの人にもご迷惑になりますわね」

海原 「では、適度に散開して適度に合流ということで」

浜面 「だな。この中なら適当に歩いてりゃすぐ見つかるしな」

黒夜 「絹旗ちゃーん」クイクイ

絹旗 「分かりましたよ。じゃ皆さん、また後程」

フレメア 「なんか面白そう」トテテテ

滝壺 「あ、フレメア、待って。迷子になっちゃうよ」

ショチトル 「……マスター。こういうところでは何をすればいいのか分からないのだが」

番外個体 「んー、じゃ一緒においでよ」

打ち止め 「おいでよ♪」

ショチトル 「あ、ああ」
769 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/10/10(月) 00:03:57.07 ID:nK8ehrGRo


【リズムアクション】


黒夜 「私ギターでいいか?」

絹旗 「私はそっち超苦手なのでドラムやりますよ」

黒夜 「ふふ、私の超絶テクを見せつけてやるぜ」チャリン

絹旗 「超お手柔らかにお願いしますよ」チャリン

黒夜 「さーて、何からいくかなー」

絹旗 「あ、本物スティックが備え付けてありますよ。超気がきいてますね」スチャ

フレメア 「?」パコパコ

絹旗 「フレメア、危ないから超下がっててください」

フレメア 「はーい」

滝壺 「なんか知ってる曲がいいな」

絹旗 「だそうですよ」

黒夜 「知ってる曲ね。じゃ、クラシックパーティなんてどうよ」ピピッ

絹旗 「いいんじゃないですかね……って、あ」
770 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/10/10(月) 00:05:45.54 ID:nK8ehrGRo

黒夜 「よーし、スタートォ♪」

絹旗 (ドラムのレベル、72!? こんなの無理ですよ!)


<チャーーーチャラララチャ--チャチャー♪


フレメア 「あ、大体聞いたことある」

絹旗 「元はクラシックですからね」パコパコ

黒夜 「こっから激しくなるぜェ?」ジャカジャカ

絹旗 (ぬわぁぁぁぁぁぁ)パコパコパコパコ

黒夜 「♪」ジャカジャカジャカジャカ

フレメア 「クロちゃんすごーい」

滝壺 「きぬはたも頑張って。足も忙しそうだけど」

絹旗 「超忙しいですよぉぉぉ」パコパコパコパコ

黒夜 「絹旗ちゃン、大丈夫か? ドラムは後半からもっと激しくなるンだぜ?」

絹旗 「もう超キツイですよぉぉぉ」パコパコパコパコ

 :
 :
 :
771 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/10/10(月) 00:07:49.06 ID:nK8ehrGRo

絹旗 (はー、黒夜が上級者だからいいものの、一人でやってたら超確実にゲームオーバーですね……)

黒夜 「最終ステージだし、これぐらいはいっとこォぜ」ピピッ

絹旗 「……ちょ、ちょっと待ってください! ドラムのレベル、98ってなんですか!」

黒夜 「見たまンまだろ?」ニヤニヤ

絹旗 「超無理ですってば、こんなの」

黒夜 「はい、スタートォ」

絹旗 「こらぁぁぁぁ!」

黒夜 「ほらほら、始まったぞ?」

絹旗 「なんということを……!」

黒夜 「ィヤッハァァ♪」ジャカジャカジャカ

絹旗 「無理無理無理無理!!」ポコポコポコ

フレメア 「ね、何が起こってるのか分かる?」

滝壺 「全然分からない。ていうか、分かる分からない以前に視認できない」

黒夜 「センキュゥゥゥ!」ピャー

絹旗 「わぁぁぁぁぁぁ!」ポコポコポコポコ
772 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/10/10(月) 00:09:17.31 ID:nK8ehrGRo


【ガンシューティング】


番外個体 「あっ! ねえ、あれやりたい、あれ!」

一方通行 「……ガンゲーか?」

番外個体 「うん。ストレス解消に丁度いいんだよねー」

一方通行 「まァ、つきあってやる」

番外個体 「このゲームさ、リコイルをリアルに再現してるらしいけど、大丈夫?」チャリン

一方通行 「何がだよ」チャリン

番外個体 「リコイルっていうか、反動で肩外れたりしない?」

結標 「そうね、後ろから抑えててあげようか?」クスクス

一方通行 「いらねェよ、アホ」チャキ

番外個体 「ま、せいぜい足引っ張らないようにしてよね」チャキ

打ち止め 「二人とも決まってるー!」

海原 「ミサワさんはウェイバースタイル、一方通行さんはインラインスタンスですか。
    こういうところでも個性が出るものですね」

一方通行 「俺は片手しか空いてねェからどォしてもこうなるンだよ」
773 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/10/10(月) 00:10:28.14 ID:nK8ehrGRo

打ち止め 「あ、始まった」

海原 「ハイウェイでしょうか。これはまたリアルですね」

番外個体 「♪」ドカドカドカドカ

ショチトル 「マスター、いい腕だな。なんだか扱いに慣れている感じがするぞ」

番外個体 「軍事訓練は一通りパスしてるしね」

打ち止め (それ言っていいのかな)

一方通行 (あ、このバカ)

結標 「えっ、それってロシアにいたときの話?」

番外個体 「あ、う、うん、そんなとこ」

一方通行 「おい、上から狙われてンぞ。呆けてンじゃねェ」

番外個体 「おっと、危ない危ない」ドカドカ

海原 「しかし、一方通行さんも成長したものです。初めて銃を握った日が懐かしいですね」

一方通行 「つまらねェこと思い出してンじゃねェよ」ドカドカ

結標 「なんで利き手でもない左手でここまで正確に狙えるのよ……」

ショチトル 「訓練の賜物なのだろうな。あときっと、お兄ちゃんの教え方がよかった」ウンウン
774 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/10/10(月) 00:11:58.58 ID:nK8ehrGRo

打ち止め 「なんかでかいの出てきた! これがボスなのかな?」

ショチトル 「なんというか、物々しいな」

結標 「これって……」

番外個体 「六枚羽、だよね……」

海原 「強敵ですよ、これは」

一方通行 「俺が本体を狙う。オマエはミサイルを撃ち落とすのに専念しろ」チャキ

番外個体 「しょうがないな、やってあげるよ」ドカドカ


<ボォォォン


打ち止め 「うわー!」

ショチトル 「派手というか、ここまで再現するものなのか」

結標 「ローターを狙いなさいよ。そこ弱点だから」

一方通行 「言われるまでもねェよ。これで終いだ」ドカッ


<ズドォォォォン

775 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/10/10(月) 00:13:21.10 ID:nK8ehrGRo


【オンライン対戦型クイズゲーム】


浜面 「んーと、元素記号Kで表される……?」

婚后 「浜面さん、4番ですわ!」

浜面 「お。おお。4番な!」タッチ


<ピローン


浜面 「おし、次が最終問題だ! ……な、なんだこれ……」

婚后 「存在はするが観測することはできず、現代においてもその正体は不明のままとされている。なお、常識は通用せず……」

浜面 「日本語でおk」

白井 「3番! 3番の"ダークマター"ですの!」

浜面 「さ、3番か!」タッチ


<ピローン
<それでは上位4名の発表です。


浜面 「おお、準決勝2位通過だ! お嬢たちのおかげで決勝進出だぜ!」
776 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/10/10(月) 00:14:34.24 ID:nK8ehrGRo

白井 「やりましたわね」

婚后 「ここまできたのですから、狙うは優勝のみですわ」

浜面 「モチのロンよ! さて、決勝はジャンルを選んで対決するんだが……どうするよ」

白井 「ここはわたくしたちに有利なところで」

婚后 「理系学問ですわね」

浜面 「よし、せっかくだから理系学問を選ぶぜ!」タッチ


<ジャーン


浜面 「さあ、決勝開始だ」

婚后 「一人目の方が選んだのは……芸能!?」

白井 「これではわたくしたちでは助力しきれませんの……」

浜面 「ま、まあ、なんとかやってみるさ。さて1問目は」

白井 「以下の映画の内、ヒロインが劇中犠牲になるのは……」

浜面 「ヒロインが死ぬ映画なんてあんのか!?」

婚后 「ま、まあ、あるのでしょうね」
777 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/10/10(月) 00:16:29.57 ID:nK8ehrGRo

浜面 「これは考えて分かる問題じゃないし、適当に答えるしかないよな……」タッチ

白井 「絹旗さんなら答えられたかもしれませんの」

浜面 「あー、それはあるかもな」

 :
 :
 :

浜面 「4位か……」ショボン

婚后 「申し訳ございません、お力になれず……」

白井 「2人目の方の選択ジャンルはアニメ&ゲーム、3人目の方はスポーツでは……」

浜面 「ま、まあ、誰にでも得意不得意はある! 気にすんな!」

婚后 「己がいかに無知なのかを痛感いたしましたわ」

白井 「そうですの。やはり知識は広く深く持ちませんと」

浜面 「いや、二人とも俺からみりゃ大秀才だと思うけどな」

婚后 「ダメですわ。妥協こそが人を堕落させるのです」

白井 「知識にしろ容姿にしろ、常に上を目指し続けませんと」

浜面 「そ、そうだよな。お互い頑張ろうぜ!」
778 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/10/10(月) 00:18:16.57 ID:nK8ehrGRo

といったところで、今回はここまでです。
今回ちょっと分かりづらいネタが多かったかも。
ゲーセンパートでの各自行動は今回だけですので、
大目に見て頂けると幸いです。

次回投下は3日以内にいたします。
お付き合い頂き、ありがとうございました。
779 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)[sage]:2011/10/10(月) 00:20:31.07 ID:w9CnXrET0
乙です~
次回も楽しみに
待ってるで~
780 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2011/10/10(月) 00:21:47.04 ID:CLys1HKTo
ミサワやっちゃったwwwwww
781 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2011/10/10(月) 00:33:14.81 ID:A0IbbYEDO
絹旗パコパコなんてエロいよ!!
782 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2011/10/10(月) 00:45:12.50 ID:wTBE3cD10
乙テカ!! 
 
808 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/10/13(木) 00:40:43.75 ID:9EhiupcYo

 :
 :
 :

絹旗 「はー、超疲れましたよ……」

黒夜 「良い感じに汗がかけて、丁度良かったんじゃねぇの?」ケラケラ

絹旗 「結果論じゃないですか。あ、滝壺さん。超すいません、見てるだけになってしまって」

滝壺 「ううん、楽しかった。二人ともすごいね」

フレメア 「クロちゃんすごい、大体本物みたい」

絹旗 「服装も超無意味にパンキッシュですしね」

黒夜 「ところがモノホンギターは弾けないんだな、コレが」

滝壺 「そうなの?」

絹旗 「まったくの別物ですよね。これはあくまでゲームですよ」

滝壺 「なるほど」フム

絹旗 「さて。そろそろいきますか?」

滝壺 「そうだね。みんなを探そうか」

フレメア 「ねえねえ」クイクイ
809 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/10/13(木) 00:42:16.33 ID:9EhiupcYo

滝壺 「どうしたの?」

フレメア 「喉渇いた」

黒夜 「ねえねえ」クイクイ

絹旗 「似合わないマネは超やめてくださいよ。で、なんですか?」

黒夜 「ちょっとUFOキャッチャーやっていいか?」

絹旗 「自分のお金でやるならいいんじゃないですか」

黒夜 「ま、そりゃそうだよな」

滝壺 「私ちょっとジュース買ってくるけど」

フレメア 「けど」

絹旗 「あ、私も行きますよ。黒夜は超いつものでいいんですよね」

黒夜 「頼んでいいか? じゃ、いつもの」

絹旗 「はいはい、ドクペですね」

滝壺 「それじゃちょっと行ってくるね」

黒夜 「動き回らないでくださいよ」

黒夜 「こいつがとれるまでは動けねぇよ」ウィーン
810 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/10/13(木) 00:43:44.77 ID:9EhiupcYo

フレメア 「クロちゃんは何をとろうとしてたの?」

絹旗 「イルカの人形ですよ」

滝壺 「イルカ、好きらしいね」

絹旗 「なんでかは知りませんけど、超好きですね」

フレメア 「イルカかわいいよね」

絹旗 「……そういえば、今日はイルカ持ってませんでしたね。どうしたんでしょ」

滝壺 「いつも一緒なの?」

絹旗 「ええ、いつも身体のどっかにくっつけてますよ」

滝壺 「忘れちゃったから、今とろうとしてるんじゃないかな」

絹旗 「あ、それは超あるかもしれません」

フレメア 「ねー、大体これが飲みたい」ピョンピョン

滝壺 「はいはい、これだね」ピッ ガコン

絹旗 「ありゃ、ドクペないですか」

フレメア 「ドクペは自販機だとあまり見ない、にゃあ」

滝壺 「どうするの?」
811 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/10/13(木) 00:45:50.59 ID:9EhiupcYo

絹旗 「ないもんは超仕方ないですし。黒夜が2番目に好きなやつで」ピッ ガコン

滝壺 「前から思ってるんだけど、きぬはたとくろよるって、仲良しだよね」

絹旗 「え? な、なんでそうなるんですか!?」

滝壺 「2番目に好きなものまでちゃんと把握してるし」

絹旗 「そ、それはたまたま飲んでるのを見たからですよ」

フレメア 「でも、絹旗とクロちゃんって仲良しに見える」

滝壺 「きぬはたも口では色々言ってるけど、自分から実力行使にはあまり出ないよね」

絹旗 「ええ、まあ……黒夜も変につっかかってくることがなければ、いいんですけどね」

フレメア 「クロちゃんは絹旗と遊びたいだけだと思う」クピクピ

滝壺 「私もそう思うな」

絹旗 「……」ウーン

滝壺 「幼馴染なんだしね」

絹旗 「まあ、そうなんですけどね……あのバトル癖さえなければ」

滝壺 「なら、決着つけちゃえば?」

絹旗 「はえ?」
812 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/10/13(木) 00:47:43.81 ID:9EhiupcYo


~その頃~


ショチトル 「」ドカドカ

海原 「ああ、そうではなく。肩から肘までまっすぐに伸ばすんです」

ショチトル 「そ、そうか」

一方通行 「リコイルは肘と肩で受け流す感じにすりゃいい」

海原 「そうですね。そういう意味では一方通行さんの撃ち方はいいお手本かもしれません」

一方通行 「慣れねェうちはマネするもンじゃねェよ」

ショチトル 「なるほど、こういう感じか?」ドカドカ

打ち止め 「あ、なんかそれっぽくなってきた!」

結標 「教える必要があるの? これ」

番外個体 「知識と経験はあるに越したことはないっしょ」

打ち止め 「ねー、私も私も」

一方通行 「あと5年育ってからな」

結標 「活かす機会がないことを祈るけどね……あ、ちょっと……」
813 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/10/13(木) 00:49:27.41 ID:9EhiupcYo

番外個体 「?」

結標 「化粧直してくる」

一方通行 「あァ? 気にするほど崩れてねェよ」

海原 「この後、入浴の機会があるのですし、それほど気にしなくてもよいのでは?」

結標 「…………そうじゃなくてね」

一方通行 「なンだよ、はっきりしねェな」

番外個体 「分かれよ、トイレに行くっつってるんだよ」

結標 「言わなくていいわよ、このバカ!」ベシッ

番外個体 「いたっ。なんでフォローしたのに叩かれんの!?」

結標 「フォローになってないからでしょ!」

一方通行 「そォいうことだったらさっさと行ってこいよ」

海原 「すみません、気が利かずに」

結標 「~~~っ……もぉー!」ダッ

一方通行 「何怒ってンだ、あいつ」

海原 「こちらの配慮不足でしょう。これは失言でした」
814 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/10/13(木) 00:51:03.93 ID:9EhiupcYo

ショチトル 「男の人は多かれ少なかれ、そういうところがあるからな」ドカドカ

海原 「これは手厳しい。僕も勉強不足ですね」

一方通行 「?」

番外個体 「あなたに要求するのは酷な分野だよ……」

 :
 :
 :

結標 「ホンット信じられない! もう!」

結標 「早く戻って文句の一つでも……あら?」

黒夜 「」バンバン

結標 「何やってるのよ。追い出されるわよ?」

黒夜 「貧弱貧弱ゥ! このアーム貧弱過ぎンだろォ!」

結標 「はぁ? ……何かと思えばUFOキャッチャーじゃない」

黒夜 「……そうだ、姐さんの能力って空間移動だよな」

結標 「イヤだからね」

黒夜 「まだなンも言ってねェよォ!?」
815 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/10/13(木) 00:52:57.24 ID:9EhiupcYo

結標 「とれって言うんでしょ?」

黒夜 「うン」

結標 「ダメよ、不正じゃない」

黒夜 「でもやったことあンでしょ?」

結標 「なくはないけど……」

黒夜 「頼むよー。もう小銭ないンだよ」


<何やってんですか?


黒夜 「あ、いや。人形とれないから、姐さんにとってもらおうと」

絹旗 「は? 超ダメですよ。下手したら出禁になっちゃいますよ?」

滝壺 「ズルはよくない」

フレメア 「にゃあ」

絹旗 「あ、それと。ドクペなかったんでこっち買ってきました」ハイ

黒夜 「え……ライフガードか。まぁいいよ、これで」

結標 「……ね、取ろうとしてたのって、このイルカ?」
816 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/10/13(木) 00:55:04.37 ID:9EhiupcYo

黒夜 「うん」クピクピ

結標 「この大きいのはムリでしょ」

滝壺 「アームの大きさにあってないよね」

絹旗 「とれないようにできてるんですって、こういうのは」

黒夜 「ぐぬぬ……」

結標 「一見、頑張れば取れそうに見えるのが罠よね」

滝壺 「取れそうに見えちゃうよね」ウーン

絹旗 「……ちょっとやってみていいですか」チャリン

黒夜 「頼んだぜ、絹旗ちゃんよ。胸に栄養が行き過ぎてケチになった誰かさんの代わりに」

結標 「誰のことよ、誰の」グリグリ

黒夜 「いてててて! やめろよー!」

絹旗 「あ、なんか、超とれそう」ウィーン

滝壺 「いけるかも」

フレメア 「大体もうちょっと」


<ポトッ

817 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/10/13(木) 00:56:41.49 ID:9EhiupcYo

絹旗 「」

黒夜 「あちゃー」

滝壺 「惜しかったね」

絹旗 「貧弱ゥ! このアーム超貧弱過ぎンですよォ!」

結標 (同じこと言ってる)

絹旗 「ぐぬぬ、このまま終われません。超もう一回です!」チャリン

フレメア 「」クピクピ



~その頃~


浜面 「いやー、貴重な経験だった! 店内対戦なんて初めてやったぜ!」

婚后 「正直、ゲームと侮っておりました……奥深いものですわね」

白井 「知識を深める手段としてのクイズというのも、ありですの」

浜面 「しっかし、やっぱりというか、二人とも物知りだよな」

婚后 「いえいえ。まだまだでございます」

白井 「クイズジャンルによってはズタボロでございましたし」
818 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/10/13(木) 00:58:23.07 ID:9EhiupcYo

浜面 「得意不得意なんて誰にでもあるって」

婚后 「不得意な分野は補いたいものですわね」

白井 「うーん……一筋縄では参りませんの」

浜面 「焦ることもないと思うけどな。うし、そろそろ他の連中探すか」

婚后 「そうですわね、結構時間も経っておりますし」


<あ、浜面さん見っけ。


白井 「あ、大きいお姉様!」

番外個体 「これあーげる♪」ドサッ

浜面 「……なんだよ、このとてつもない量のうまい棒は」

海原 「UFOキャッチャーの景品ですよ」

一方通行 「くだらねェモンに金使いやがって」

番外個体 「自分も食べたクセになに言ってるんだか」

打ち止め 「」サクサク

浜面 「あ、よく見たら空いてる」
819 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/10/13(木) 01:00:11.17 ID:9EhiupcYo

婚后 「ところで、今までどちらに?」

ショチトル 「射撃訓練だ」

浜面 「……あぁ、ガンゲーか」

ショチトル 「そうともいう」

海原 「ところで、結標さんを見ませんでしたか?」

白井 「ご一緒じゃございませんの?」

一方通行 「トイレに行ったきり帰ってきやしねェ」

婚后 「とりあえず……付近を探してみます?」

海原 「いえ、単に時間がかかってるだけかもしれませんし。まずはみなさんと合流しましょう」

浜面 「さりげにデリカシーがねぇな、お前」サクサク

海原 「浜面さんほどではございません」

番外個体 「みんなどこにいるのかな。分かる?」

打ち止め 「わかんない」

婚后 「滝壺さんがおられたらすぐに分かったかもしれませんわね」クスクス

ショチトル 「そうなのか?」
821 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/10/13(木) 01:01:37.76 ID:9EhiupcYo

海原 「滝壺さんはそういう力の持ち主なんですよ」

一方通行 「メンドくせェ。向こうから見つけてくれるのを待つか?」

白井 「受動的に過ぎる姿勢もいかがなものかと」

一方通行 「」チッ

番外個体 「気にしないでね。怒ってるワケじゃないから」

白井 「は、はぁ」

海原 「まったく、一方通行さんの悪い癖ですね」

一方通行 「ほっといてくれ」

打ち止め 「もっと素直になれば可愛いのに」

一方通行 「俺に可愛さを求めるのが間違ってンだろ」

浜面 「そうか? 可愛い恰好すれば可愛いんじゃね?」

一方通行 「殴るぞ」

番外止め 「「……ありかも」」

一方通行 「なしだ! 他の連中探すンだろ、さっさと行くぞ」カツカツ

ショチトル (いつも思うが、白い人は不器用だな)
822 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/10/13(木) 01:03:56.32 ID:9EhiupcYo

 :
 :
 :

絹旗 「ぐぬァァァァァ!」

黒夜 「何やってンだ、へたくそ!」

絹旗 「あなたにだけは超言われたくないですよォ!」

結標 「埒があかないわね……一個ぐらいなら……」

滝壺 「むすじめ、ダメだよ」

フレメア 「ズルはよくない」

結標 「それは分かってるんだけどね。あの二人を見てると」

黒夜 「もォ見てらンない! 代われ!」

絹旗 「あなたに任せてたら破産宣告するってもンですよ!」

黒夜 「絹旗ちゃンだってさっき万札崩してたろォが!」

結標 「投資額が、二人合わせてそろそろ一万円に到達しちゃうわよ」

滝壺 「どうしたものかな」ウーン

フレメア 「二人とも戻れないとこまで来ちゃったのかな」
823 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/10/13(木) 01:05:38.54 ID:9EhiupcYo


<あ、こんなとこにいた。


結標 「あ」

番外個体 「戻ってこないから、どうしたのかと思ったよ」

結標 「ゴメンなさい、こっちにとられちゃって」

フレメア 「あ、おいしそう」

打ち止め 「食べる?」

一方通行 「……何やってンだ、ガキどもは」

滝壺 「UFOキャッチャー。とれないんだって」

ショチトル 「それであんなに熱くなってるのか……」

婚后 「聞きかじった話ですが、ああいったのは取れない設定になっているのでは」

白井 「何回かに一回、アームが底力を発揮するとか」

浜面 「しょうがねぇな、ここは俺が場を収めてやろう」フンス

絹旗 「超浜面になンとかなるンですか?」

黒夜 「正直、期待できねェな」

浜面 「任せとけ。こういうのは、コツってもんがあるのよ」
824 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/10/13(木) 01:06:08.77 ID:9EhiupcYo

といったところで、今回はここまでです。
本当は今回でゲーセンパート終わらせたかったんですが、
終わりませんでした。ゴメンなさい。

次回投下は10/14(金)の予定です。
お付き合い頂き、ありがとうございました。
825 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸)[sage]:2011/10/13(木) 01:08:57.43 ID:BQkZdgRAO
乙!
ショチトル可愛いなあ
827 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[sage]:2011/10/13(木) 01:20:52.08 ID:TsPKuw7k0
乙!
かっこいい浜面が想像つかない。ってことはここも……
828 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2011/10/13(木) 01:21:49.12 ID:YBgImZCK0
乙です
浜面や番外さんは機械操作もイケるし、細かい作業も出来そうだから、ウマそうだな>UFOキャッチャー
そして音ゲーでは変化しなかったのに、一方語に変化しちゃってる絹旗かわいー
829 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[sage]:2011/10/13(木) 01:39:00.34 ID:qGR9fCqZ0
おっつー
窒素姉妹はいいものだ 
 
866 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/10/15(土) 22:02:05.56 ID:0Z4e2hDHo

浜面 「よし、これもっててくれな」ドサッ

黒夜 「お、うまい棒のコンポタ味だ」

浜面 「狙いはこのカエルだよな?」

絹旗 「いや、そっちのイルカですよ?」サクサク

浜面 「あ、これ!?」

結標 「……まさか、ターゲットを間違えてたの?」

婚后 「浜面さんへの期待値がストップ安ですわね」

白井 「それでも浜面さんなら……と思ってましたのに」サクサク

浜面 「なんでそこまでフルボッコにされんだよぉ!」

一方通行 「ま、当然の結果だわな」

番外個体 「間違えたままカエルとっちゃうよりはマシだよ」ケラケラ

フレメア 「浜面、大体かっこわるい」サクサク

打ち止め 「かっこわるいかも」サクサク

ショチトル 「いつもこういう役目なのだな」サクサク

海原 「それが浜面さんのいいところなんですよ」
867 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/10/15(土) 22:04:02.08 ID:0Z4e2hDHo

浜面 「イルカなのはいいが……別にアレを取ってしまっても構わんのだろう?」

黒夜 「いいから取れ」ゲシゲシ

浜面 「いて。お前それ安全ブーツじゃねぇか! そんなもんで蹴るな!」

滝壺 「はまづら、頑張って」

番外個体 「口だけじゃないところを見せるチャンスだよ」

浜面 「くっそ、見てろよ。400円以内に取ってやるからな」チャリンチャリン

一方通行 「……」

浜面 「」ウィーン

絹旗 「え、どこ狙ってるんですか?」

黒夜 「イルカ通りすぎちゃってんじゃん」

浜面 「まあ、見てろって」


<コロン


滝壺 「あ、アームに押し出されて転がった」

婚后 「なるほど、これは搦め手ですわね」
869 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/10/15(土) 22:05:33.41 ID:0Z4e2hDHo

白井 「ですが、まだ穴には届きませんの」

浜面 「なーに、次できめんぜ?」

一方通行 (惜しかったな。もう2cm左なら、そのまま転げ落ちたろォによ)

番外個体 (こりゃ解が分かってる顔だな。教えてあげりゃいいのに)

浜面 「」ウィーン

フレメア 「」ポチッ

浜面 「あ」

滝壺 「残念。外しちゃったね」

絹旗 「んもー、何やってんですか」サクサク

黒夜 「あんだけデカイ口叩いておいてこれかよ」サクサク

浜面 「いや、今のはだな……すまん、なんでもない」

フレメア 「浜面ワンモアー」サクサク

打ち止め 「次こそとっちゃえー」サクサク

結標 「貴女たち、食べ過ぎじゃない?」

海原 「まあ、成長期ですから」
870 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/10/15(土) 22:07:38.56 ID:0Z4e2hDHo

浜面 「まあ、見てろよ。これで取ってみせるからな」ウィーン

番外個体 「お、やっぱりちょっと逸れたとこ狙うんだね」

絹旗 「……」ハラハラ

黒夜 「」wktk

浜面 「これで、どぉだぁ!」

一方通行 (よし、いい位置だ)


<コロン コロン カシャン


絹旗 「落ちたー!」ピャー

黒夜 「取れたー!」ピャー

浜面 「うおしゃー!」ウオシャー

ショチトル 「なるほど。あのアームで挟めない大きさでも転がせば取れるのか」

海原 「思えば、このうまい棒たちを取ったときもそうでしたね」

番外個体 「基本だよ」

結標 「言うほど簡単なものでもないと思うけど」
871 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/10/15(土) 22:09:30.21 ID:0Z4e2hDHo

フレメア 「イルカさんだー」

打ち止め 「あ、この程よい反発力がクセになりそう」ポミュポミュ

黒夜 「それ私が狙ってたんだぞ!」

浜面 「じゃほれ、持ってけよ」つ【イルカ】

黒夜 「その、なんだ……やるじゃん、ちょっとだけ見直したぜ」ニパー

浜面 「ちょっとだけかい」

白井 (黒夜さんのあんな邪気のない顔、初めて見ましたの)

フレメア 「ねー、浜面。私には?」ピョンピョン

打ち止め 「」ジー...

一方通行 「オマエはナシだ。これ以上家にぬいぐるみを増やすンじゃねェ」

滝壺 「フレメアもだよ」

フレ止め 「「えーーー」」

黒夜 「♪」ポミュポミュ

絹旗 「ひと段落ついたところで、超移動します?」

婚后 「そうですわね。この後はどうしましょう」
872 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/10/15(土) 22:11:28.36 ID:0Z4e2hDHo

結標 「ここで固まってても邪魔になるし、まず出ましょうか」

白井 「そうですわね。とりあえず広い場所に」

番外個体 「こんだけ人数がいると取り回しも大変だ」

一方通行 「あァ、まったくだ」

ショチトル 「たまにならいいだろう、たまになら」

海原 「そうですよ。こう一堂に介す機会もそう頻繁にあるものじゃないんですから」

フレメア 「ねーねー」クイクイ

打ち止め 「?」

フレメア 「プリクラ撮ってみたい」

打ち止め 「あ、撮ってみたい!」

結標 「あら、やったこないの?」

フレ止め 「「うん」」

婚后 「さすがに全員は無理でしょうから、お二人と誰かで撮ってこられては」

打ち止め 「じゃこの人!」ガシッ

一方通行 「オイ、待て」
873 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/10/15(土) 22:13:02.66 ID:0Z4e2hDHo

打ち止め 「ね、フレメア。いい?」

フレメア 「うん、シロなら浜面よりも大体イケメンだからオーケー」

浜面 「……そりゃ負けるわ、うん」

一方通行 「オマエからもなンか言ってやれ」

番外個体 「美白モード使わないようにね? この人素で白いから、美白モードだと消えちゃう」

一方通行 「オィィィィ!」


<れっつごー!
<なンで俺なンだよォォォ!


海原 「引きずられていっちゃいましたね」

白井 「口ではなんだかんだ言いながら、結局逆らえませんのね」クスクス

ショチトル 「そういえば、義姉さんも携帯に貼っていたな」

結標 「あ、これね」スチャ

番外個体 「私とのツーショットかい……まだ貼ってたんだ」

結標 「当然よ。貴女だって貼ってるんでしょ?」

番外個体 「携帯じゃなくてパスケースだけどね」
874 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/10/15(土) 22:14:36.21 ID:0Z4e2hDHo

海原 「おや、一枚増えてますね」

滝壺 「私も写ってるヤツだね」ハイ

結標 「この間、3人で会ったときについでに撮ったのよ」

番外個体 「ピンジャーじゃない滝壺さんの、ある意味レアショットだよ」ケラケラ

絹旗 「……なんだか、超ちょっとうらやましいですね」

黒夜 「そこは私が」

絹旗 「白井さん、婚后さん、私たちもぜひ超記念に」

黒夜 「あれ?」

婚后 「ならば黒夜さんもご一緒に」

白井 「そうですの。絹旗さんの相方なのですから」

絹旗 「いや、私の相方は超白井さんです」

黒夜 「私は相方じゃなくて永遠の好敵手だ」フンス

婚后 「あらあら、これは三角関係でしょうか」クスクス

結標 「貴女もやってみる?」

ショチトル 「魂を吸われるからいい」

結標 「吸われないわよ!」
875 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/10/15(土) 22:16:26.80 ID:0Z4e2hDHo


~しばらくして~


絹旗 「結局メンバーを入れ替え立ち替えで超撮っちゃいましたね」

白井 「分配するのも一苦労でしたの」

結標 「でも色んなのがあって面白いじゃない」

番外個体 「一番よく分からないのは、この浜面さんのソロショットだね」

浜面 「なんで一人で撮る羽目になったのか、俺が聞きてぇぐらいだ」

海原 「欲しがる人もおられるのではないですか?」

浜面 「いくらなんでも、そんな物好きは」

滝壺 「私ほしい。携帯電話とかに貼っておきたい」

浜面 「……はい、すいませんでした。どうぞ」

一方通行 「俺にもくれ。射撃の的にするからよ」ニヨニヨ

浜面 「やらねぇよぉぉぉ!?」

ショチトル 「これは携帯電話に貼ればいいのか」

フレメア 「そ。大体こんな感じ」ピトー

打ち止め 「」ピトー
876 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/10/15(土) 22:17:53.43 ID:0Z4e2hDHo

ショチトル 「スペース的に2枚が限度だな……どうするか」

婚后 「大切な方と一緒に写ったものでよろしいのでは?」

ショチトル 「ならば全員になってしまう」

結標 「お兄ちゃんとのでいいんじゃない?」クスクス

ショチトル 「む……では間をとって、義姉さんも入れて3人のやつで」ピトー

黒夜 「間をとるって、何と何の間だよ」

絹旗 「もう一枚はどうするんです?」

ショチトル 「……では、マスターとのツーショットにしておく」

番外個体 「あらいやだ。なんだか照れちゃうね」ニヨニヨ

浜面 「さて、いい加減移動するか? このままじゃ移動するする詐欺だぜ」

結標 「そうね。で、どこにいくの?」

絹旗 「あの、それなんですが」

白井 「なにか妙案でも?」

絹旗 「スポーツアミューズメントってのがあるらしいんで、行ってみませんか?」

黒夜 「なんか面白そうじゃん、行ってみようぜ」

滝壺 「決まりだね。それじゃ移動しよっか」
877 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/10/15(土) 22:19:15.63 ID:0Z4e2hDHo


~同日 スポーツアミューズメントコーナー


黒夜 「お、さすが。色々あるんだな」

打ち止め 「……ねえ、あれ何やってるんだろ」

フレメア 「……大体、なんだろうね」

番外個体 「あれって?」

打ち止め 「あの人たち」


<カバティカバティカバティカバティカバティカバティ


浜面 「お、カバティか」

滝壺 「あれはああいう競技なんだよ」

結標 「なんだか独特ね」

白井 「あちらではフェンシングの試合もやっておられますの」

婚后 「懐かしいですわね。常盤台にいたころは体育の選択授業でやったものですわ」

海原 「常盤台はそんなことまでやるのですか」
879 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/10/15(土) 22:20:55.01 ID:0Z4e2hDHo

婚后 「ええ。薙刀とフェンシングと居合の選択でしたので、わたくしはフェンシングを」

ショチトル 「文武両道、というやつか?」

白井 「そんなところですの」

一方通行 「薙刀は分かるが、フェンシングはどォなンだ……」

絹旗 「もうちょっと超スタンダードなものやりましょうよ」

黒夜 「なあ、パンフみるとプロレスのリングもあるみたいだぜ」

浜面 「なんであるんだよ」

絹旗 「やりませんからね。超危ないし」

黒夜 「えー。私と絹旗ちゃんが組んでタッグマッチとか面白そうじゃん。vs11次元殺法コンビとか」

番外個体 「勝ち目ないよね、それ」

白井 「わたくしのドロップキックでカウントスリーですの」フンス

結標 「私ならコスチューム没収するわね。その方が観客ウケしそうだし」クスクス

ショチトル 「さすが義姐さん、容赦ないな」

絹旗 「ますますやりたくなくなりました……」

浜面 「なあ、絹旗。バスケで勝負でもしてみるか?」
880 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/10/15(土) 22:22:54.11 ID:0Z4e2hDHo

絹旗 「え?」

黒夜 「うっわ、自分より30cm以上小さい相手にバスケ勝負吹っかけるかよ。信じらんね」

絹旗 「30cmは超余計ですよ!」ベシッ

浜面 「俺が絹旗に勝てそうなのってこれぐらいなモンだからな!」ハハハ

絹旗 「……」ムム

海原 「浜面さんは昔のこともあって、身体能力"だけ"は高いですからね」

浜面 「"だけ"を強調するなよ! 否定できねぇんだからさぁぁぁ!」

絹旗 「……いいでしょう。そこまで言うのならば、浜面が超浜面たる所以を超思い知らせてあげますよ」

黒夜 「まあまあ、待ちなよ、絹旗ちゃんよ」

絹旗 「止めないでくださいよ。超浜面にここまで言われてはですね」

黒夜 「止めねぇよ? あのさ、そっち3人いるんだから 3on3 で勝負しない?」

海原 「3人って……僕と一方通行さんもですか!?」

一方通行 「ムチャ振りにも程があンだろ……」

打ち止め 「……」ミョンミョン

番外個体 「でも面白そうじゃない?」
881 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/10/15(土) 22:24:34.74 ID:0Z4e2hDHo

結標 「そうね、今までこういうシチュエーションって意外となかったし」

ショチトル 「……なあ、私はバスケを見たことはあるが、詳細なルールは知らないぞ」

婚后 「見たことがおありなら、見たままやれば大丈夫ですわよ」

結標 「そうよ、公式な試合でもないんだから」

打ち止め 「……」ミョンミョン

一方通行 「オイ、ちょっと待て。オマエとオマエは参加するな」

結標 「え、なんでよ。勝手すぎない?」

白井 「そうですの! いくらなんでも横暴ですの!」ムキー

一方通行 「空間移動能力者が球技なンざやったら、目も当てられねェ結果になるだろ」

結標 「…………分かったわよ。使わなければいいんでしょ?」

白井 「ならばこの身一つで臨むまでですの」

打ち止め 「……」ミョンミョン

番外個体 「それ言ったら、もっと凶悪な能力持ちがこの中にいると思うけどなー」チラッ

打ち止め 「それなら大丈夫! ね、スイッチ入れてみて!」

一方通行 「?」カチッ
882 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/10/15(土) 22:26:46.34 ID:0Z4e2hDHo

打ち止め 「ね? ね?」

一方通行 「……やってくれたな」

番外個体 (何したの?)ヒソヒソ

打ち止め (限定補助。自分の身体能力"だけ"を補えるようにしたんだよー)ヒソヒソ

滝壺 「ボール貸してもらえたよ。で、どうするか決まった?」

フレメア 「」ダムダム

絹旗 「3対3で超対決することになりました」

滝壺 「てことは……その3人?」

浜面 「おうよ」フンス

海原 「僭越ながら」

一方通行 「仕方ねェか」

婚后 「こちらからも3人決めませんと」

黒夜 「絹旗ちゃんは確定だろうな」

白井 「では絹旗さん、残りお二人はどうされます?」

絹旗 「そうですね……じゃあ……」
884 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/10/15(土) 22:29:22.06 ID:0Z4e2hDHo

絹旗 「>>890>>895、超お願いします!」ビシィ



 ※女性陣の中から絹旗と共に立ち向かうメンバーを選んでください。

 ※11次元殺法コンビは自主的に能力封印のガチモード。

 ※被った場合は一個下。無効(不在人物だとか)な場合も一個下。
   >>895>>890と同IDだった場合も一個下。あと、連投は無効です。

885 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/10/15(土) 22:29:48.05 ID:0Z4e2hDHo

といったところで、今回はここまでです。
結果を受けて次回投下分に反映したいと思います。

次回投下は3日以内に致します。
お付き合い頂き、ありがとうございました。
890 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[sage]:2011/10/15(土) 22:32:33.57 ID:aaknkivG0
黒夜ちゃン
895 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鳥取県)[sage]:2011/10/15(土) 22:35:51.94 ID:m+kdLlCeo
あらためて、婚后さんで 
 
928 : ◆8GNB4AEvC.[saga]:2011/10/18(火) 22:14:04.36 ID:DbdkVdepo

安価のご協力、ありがとうございました。

一方さんの限定補助は>>1の妄想です。
能力行使には膨大な演算が必要→じゃ演算に使える領域やら帯域を
制限すれば身体能力だけ補助とかできんじゃね?って考えた次第です。

ところで、婚后さんの私服を和装で補完してる方からすると、
和服でバスケというすごい光景になりますね。

それでは始めさせて頂きます。
前回の続きからです。
929 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/10/18(火) 22:15:23.81 ID:DbdkVdepo

絹旗 「……」

黒夜 「今日はこいつの調子もいいしな、一つやってやんよ」パシパシ

婚后 「フェアな勝負ができるとよろしいですわね」

浜面 「さあ、漲ってきた!」

海原 「お手柔らかにお願いしますね」

一方通行 「さっさと終わらせるぞ」

白井 「時間は決まってますから、さっさとは終わりませんの」

浜面 「どんだけやるんだ?」

白井 「ひとまずは1クォーター。つまり10分ですの」

一方通行 (バッテリ残量的にもそれぐらいが助かるわ)



番外個体 「ところで、誰がジャッジやるの?」

打ち止め 「私やる!」

フレメア 「大丈夫?」

結標 「審判ってことはルールをちゃんと把握してないとダメなのよ?」
930 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/10/18(火) 22:17:15.00 ID:DbdkVdepo

打ち止め 「……」ミョンミョン

番外個体 (なるほどね。MNWから関連情報をDLしてるのか)

滝壺 「じゃ、これ使ってね」

打ち止め 「なにこれ? うまい棒?」

滝壺 「電子ホイッスル。このボタン押すんだよ」

打ち止め 「?」ポチ


  ピーーーーーーッ


打ち止め 「わわわわわ!!」

ショチトル 「これが笛代わりという訳か」

フレメア 「白井お姉ちゃん、パース!」ブンッ

白井 「はい、ありがとうございます」バッシィィィ

結標 (地味にすごい音がしたけど……?)

白井 「準備はよろしいですか?」

打ち止め 「はーい」
931 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/10/18(火) 22:18:43.93 ID:DbdkVdepo

白井 「それではお一人ずつ前に」

浜面 「俺でいいか?」

一方通行 「ま、妥当だろ」

海原 「やっちゃってください」ニコニコ

黒夜 「……おい、どうするよ」

絹旗 「この中だと……婚后さんしかいないでしょうか」

婚后 「浜面さんに高さで勝てる気もしませんが……できる限りはやりますわ」

浜面 「ジャンプボールの相手はお嬢か。絹旗が出てくると思ってたんだが」

婚后 「あら、わたくしではご不満ですか?」

浜面 「いやいや、恐れながらお相手仕ります」

白井 「では」

フレメア 「はっけよーい」

滝壺 「それは違う競技だよ」

白井 「」ポーン

浜面 「うぉぉ!」ダンッ

婚后 「っ……!」タンッ
932 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/10/18(火) 22:20:10.81 ID:DbdkVdepo

浜面 「」バシィ

婚后 (及びませんか……!)

一方通行 「もらったァ」パシッ

黒夜 「絹旗ちゃん、下がれ!」

絹旗 「分かってますよ!」

一方通行 「行け海原ァ!」ブンッ

海原 「手荒いですね」バシィ

婚后 (いつの間にあんな奥まで!?)

絹旗 「黒夜!」

黒夜 「クソッ!」ダダダダ

海原 「おっと」ダム

黒夜 「簡単に抜かせるかよ」

海原 「これは手厳しい」フフ

黒夜 (いけ好かねぇな……)

海原 「浜面さん!」ポーン
933 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/10/18(火) 22:21:14.73 ID:DbdkVdepo

黒夜 「ちょっ……!」

浜面 「ナイスパース」パシッ

黒夜 「そんな高いパスありかよぉ!」ムキー

婚后 (この高さは……逆に利用できれば……)

浜面 「先制点頂きます!」タンッ

絹旗 「打たせると超思ってんですかぁぁ!」ダンッ

黒夜 (ダメだ届かねぇ……)


  ガン ガン パスッ


浜面 「よし、まずは満足!」ウェーイ

海原 「外したかとヒヤヒヤしましたよ」

一方通行 「ま、2号にしちゃ上出来だろ」

浜面 「おお、大いに褒めるが良い」

絹旗 「むぐ……」

黒夜 「」ギリ...

婚后 「お二人とも、引き摺らずに! 気を取り直していきますわよ!」ダムダム
934 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/10/18(火) 22:22:53.03 ID:DbdkVdepo

打ち止め 「ゴール!」ピー

滝壺 「2Pだね」メクリ


  海浜通行 2―0 絹黒婚


結標 「いきなり翻弄されちゃってるわね……」

番外個体 「やっぱバスケであの身長差は、きっついものがあるよねぇ」

結標 「身長ね……婚后さんも、男連中を除けば身長はトップクラスなんだけどね」

白井 「婚后さんはともかく、絹旗さんと黒夜さんは……148cmで高さ勝負は手厳しいですの」

ショチトル 「マスターも出ればよかったんじゃないか? 女性陣で一番背が高いだろう」

番外個体 「それでも浜面さんにゃ敵わないよ」

滝壺 「男性チームだと、はまづらが185cmぐらいあるから断トツだね」

フレメア 「浜面、大体でかい、にゃあ」

打ち止め (絹旗よりは大きくなりたいな)

ショチトル 「白い人とお兄ちゃんは同じぐらいに見えるな」

結標 「んー……ひとまず、浜面さんにどう対処するかがカギじゃない?」

白井 (……いえ、おそらく本当に手強いのは……)
935 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/10/18(火) 22:26:40.39 ID:DbdkVdepo

婚后 (まだ焦るような時間ではございませんわ)ダムダム

婚后 (で……この状況、どう打破しましょう)

一方通行 「……」

婚后 (正面突破は厳しそうですわね……ならば)チラッ

絹旗 「婚后さん!」トテテテ

婚后 「!」バッ

一方通行 「海原ァ!」

浜面 「」ダッ

海原 「」サッ

婚后 「!? しまっ……!」

海原 「頂きました」パシッ

黒夜 「なんで敵にパスしてんだよぉぉ!」

海原 「」ダダダダ

婚后 「絹旗さん! 黒夜さん!」

絹旗 「待ーーてーーー!」トテテテ
936 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/10/18(火) 22:27:48.60 ID:DbdkVdepo

海原 「おや」

絹旗 (止まった! 今です!)

海原 「危ない」サッ

絹旗 「あ」スカッ

海原 「お願いします」ポイッ

浜面 「任せろ!」パシッ

黒夜 「させるかよ! 絹旗ちゃんと同じと思うな!」バッ

浜面 「おっ……さすがに俺じゃ厳しいか?」

黒夜 「……テメェ、ボールを頭上に構えてんじゃねぇ」ピョンピョン

浜面 「ははは、届くまい!」

黒夜 「ナメやがって……!」

黒夜 (けどな、この距離ならシュートは難しいハズ。そこを狙って)


<2号!


浜面 「ほいっと」ポイッ

黒夜 (あ、バックパスかよ! 逃げやがったな!)
937 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/10/18(火) 22:29:08.03 ID:DbdkVdepo

一方通行 「」パシッ

婚后 「いかせません!」ザッ

一方通行 「いかねェよ?」ニヤー

婚后 「……?」

一方通行 (玉の重さ、ゴールの高さ、角度、距離……ま、こンな感じか?)ポイッ

婚后 「嘘っ……!?」

絹旗 「げ」

黒夜 「マジかよ」


  バスンッ


打ち止め 「ゴールゴール! ゴール!」ピー

滝壺 「今のは3P?」

白井 「余裕で3Pですの」

滝壺 「」メクリ


  海浜通行 5―0 絹黒婚


番外個体 「あちゃー」
938 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/10/18(火) 22:30:50.39 ID:DbdkVdepo

結標 「あの3人、妙に息が合ってるわね」

ショチトル 「……というより、白い人の指揮で動いてるように見えるが」

滝壺 「うん。攻撃のときも防御のときもあくせられーたが二人を動かしてる」

白井 「ポジションでいうポイントガード、いわば司令塔ですの」

番外個体 「ポジションまで考えてないだろうけど、結果的にそうなってるよね」

白井 「第一位様のように頭の回転が速く、常に大局を見て動ける方にはもってこいですの」

結標 「絹旗さんたちが最初から苦戦してるのはそういうワケなのね」

ショチトル 「これは手厳しいな。闇雲に動いても逆効果か」

滝壺 「だからきっと、こんごうも同じように司令塔してると思うんだけど」

白井 「結果を出すまでにはいたっておりませんわね」

番外個体 「このままじゃジリ貧だね」

結標 「相手の弱点を突くか、こっちの戦術で有利に持っていくかしないとね」

フレメア 「浜面がんばれー」

打ち止め 「頑張ってー!」ピョンピョン

滝壺 「きぬはたも応援してあげて」
939 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/10/18(火) 22:32:25.49 ID:DbdkVdepo


~数分後~


婚后 「……」ポタッ


  海浜通行 10―0 絹黒婚


婚后 (どうにかこの程度で済んでおりますが、こちらの得点がなしでは……)

絹旗 「」ハァ...ハァ...

黒夜 「クソッタレ……」ギリ...

婚后 (……)

婚后 「タイム!」

打ち止め 「タイム! フレメア止めて! ストップウォッチ止めて!」

フレメア 「このボタン? あれ? あれ?」ワタワタ

絹旗 「婚后さん、どうしたんですか」トテテテ

黒夜 「一体なんだってんだよ」トテテテ

婚后 「お二人とも、液体窒素でもかぶって頭を冷やしなさいな」
940 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/10/18(火) 22:33:57.17 ID:DbdkVdepo

絹旗 「えっ」

黒夜 「は?」

婚后 「冷静になれ、と申し上げているのです」

絹旗 「むぐ」

黒夜 「そうは言ってもな……」

婚后 「ボールを追うまま動き回っても、いたずらに体力を消耗するだけですわ」

婚后 「そしておそらく、相手はそれも狙ってやっています」

黒夜 「マジで?」

絹旗 「まんまと超はめられてましたか」

婚后 「今のままではただの消耗戦ですわ。やり方を改めましょう」

黒夜 「どうすんだよ」

婚后 「球技の基本かもしれませんが、できる限り相手にボールを渡さないようにしませんと」

絹旗 「まあ、超当然ですよね」

黒夜 「もう防ぐだけで手一杯だもんな」

婚后 「浜面さんの高さのあるシュートと、第一位様の超精度の3Pシュートは脅威ですわね」
941 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/10/18(火) 22:36:05.34 ID:DbdkVdepo

絹旗 「浜面が外してくれるから助かってるようなものですね」

黒夜 「できる限りボールキープするってのは分かった。でもさ、とられたらどうすんの?」

絹旗 「ええ。一方通行はこっちがどうパスを回すのか全部読んでますよ」

婚后 「わたくしに考えがあります」

絹旗黒夜 「「考え?」」

婚后 「大事なのはボールをいかにキープするか、カットされたときにどう対処するかですわ」

黒夜 「それは分かった」

絹旗 「とすると、攻めるにしても守るにしても、やっぱり浜面が超邪魔ですね」

黒夜 「あのデカブツ、絹旗ちゃんより40cmも高いからって調子に乗りやがって」

絹旗 「よ、40cm!? そこまで差つけられてませんよ!」ベシッ

婚后 「40cmかどうかはともかく、真っ向からで適わないのはここまででお分かりでしょう」

黒夜 「そりゃそうなんだけど……じゃ、どうすりゃいいんだ?」

婚后 「浜面さんへの対処を考えるにあたって、ポイントになるのは海原さんですわ」

黒夜 「どゆこと?」

婚后 「それらを踏まえて、いくつか策を考えたのですが……」

 :
 :
 :
942 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/10/18(火) 22:37:42.00 ID:DbdkVdepo

一方通行 「……」

浜面 「いやー、たまにやると楽しいよな!」

海原 「ええ。ですが運動不足を痛感しますね」

一方通行 (海原を動かして、連中の体力を削ぐ方向に持ってったが)

一方通行 (いつまでも同じ手が通用する奴らでもねェか)

一方通行 (徐々にフォーメーションも意識してるみてェだしな……さァて)

浜面 「おい、大将。後半も同じ感じでいいのか?」

一方通行 「いや……2号、オマエは出過ぎるな。守備寄りで立ち回れ」

海原 「点差を守る作戦ですか」

浜面 「逃げ切ったモン勝ちか、それもありだな」ウンウン

一方通行 「チャンスがあれば俺か海原で取りにいく、いいな?」

海原 「了解です」

一方通行 「オマエはシュートの阻止を重視してりゃいい」

浜面 「よしきた!」フンス


<お集まりくださーい。再開ですのー。

943 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/10/18(火) 22:39:32.15 ID:DbdkVdepo

白井 「では、絹旗さん。先程の位置に」

絹旗 「はいはーい」ダムダム

黒夜 「……」

婚后 (練習なし、思いついたばかりでぶっつけ本番……チームメイトを信じましょう)

婚后 「お二人とも」

絹旗 「超大丈夫です」

黒夜 「やってやるさ」

婚后 「ええ、目に物を見せてやりますわよ」クスクス

一方通行 「……」

海原 (僕はこれまで通り、と)

浜面 「ばっちこーい!」ウォー

白井 「小さい大きいお姉様、お願いしますの」

打ち止め 「試合さいかーい!」ピーー

絹旗 (勝負は超ここからです!)ダンッ
944 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/10/18(火) 22:40:20.77 ID:DbdkVdepo

といったところで今回はここまでです。
>>1はバスケはROM専なので、詳しい方が見ると
なんかおかしいかもしれませんが、ご容赦の程を。

次回投下はまた3日以内に。
お付き合い頂き、ありがとうございました。
945 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2011/10/18(火) 22:47:01.74 ID:G2kGx8kM0
乙!
適当な感じで投げて3P決めるって一通さん半端ねえ。
946 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山陰地方)[sage]:2011/10/18(火) 22:50:36.46 ID:7JYI8nhC0
女子チームにあわきんがいれば絹黒結婚!だったんだがなぁ・・・ 
 
974 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/10/20(木) 22:43:08.27 ID:aiD79w8Do

番外個体 「さて、どう巻き返すつもりなんだろ」

滝壺 「作戦会議してたみたいだったけど」

結標 「ここからの展開に期待してみましょ」

ショチトル 「前半を見る限り、予断を許せる状況でもないと思うが」

白井 「そうですの。一たび殿方チームにボールが渡ってしまえば」

結標 「あっという間に点取られちゃうでしょうね」

番外個体 「……待って。絹旗さんのアレ、何?」

滝壺 「すっごい体低くしてる」

フレメア 「今なら大体私の方が背高い」フンス

打ち止め 「でもあれじゃあまり早く走れないね」

白井 「……身長の低さを逆に利用してますのね」

結標 「よく見たら黒夜さんも」

番外個体 「なるほど、これが作戦なのかな」

滝壺 「きぬはた、スカートの中が見え隠れしてもお構いなしだね」

ショチトル 「前から疑問だったのだが、なぜあの学校の制服のスカートはあそこまで短いんだ?」

白井 「……言われてみればなぜでしょう」
975 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/10/20(木) 22:46:24.98 ID:aiD79w8Do

絹旗 (超走りづれー!)ダダダダ

一方通行 (左から回り込むつもりか?)

一方通行 「海原ァ!」

海原 「」タッ

一方通行 「」クイクイ

浜面 「」サッ

婚后 (動きましたわね)

絹旗 「っ!」ダム

海原 「おっと」

海原 (随分と低い姿勢を……やりづらいですね)チラッ

婚后 「第一位様、ご機嫌が優れないようですが?」

一方通行 「コイツら……」

黒夜 「」ピョコピョコ

浜面 「ええい、邪魔だっつの!」

海原 (お二人ともマークされてますか……)

絹旗 「」ジー...
976 :すごく……重いです…… ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/10/20(木) 22:48:38.97 ID:aiD79w8Do

海原 「どうやら1対1のようですね」ニコニコ

絹旗 「ええ、まあ」

海原 (さて……)

婚后 「黒夜さん!」

黒夜 「よしきた!」ダッ

浜面 「あ、待て!」

絹旗 「海原さん……足元が超お留守なンですよ!」ダンッ

海原 「なっ!?」

黒夜 「ナイスパース♪」パシッ

一方通行 「海原! なにしてやがる!」

婚后 (脚の間を通してのバウンドパス、やはり有効ですわね)

黒夜 「」グッ

浜面 (シュートか!?)

浜面 「させん!!」ダンッ

黒夜 「」ササッ
977 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/10/20(木) 22:49:53.51 ID:aiD79w8Do

浜面 「あれ?」

一方通行 (フェイント!?)

黒夜 「よっ」シュタッ


  パスッ


打ち止め 「ゴール!」ピー

浜面 「」

絹旗黒夜 「「いぇーい」」パンッ

滝壺 「おお、入った」メクリ


  海浜通行 10―2 絹黒婚


番外個体 「一矢報いたね」

結標 「一矢で終わらせないでよ」

ショチトル 「前半とは明らかに動きが違ったな」

白井 「ええ、統制が取れてきましたの」
978 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/10/20(木) 22:51:40.62 ID:aiD79w8Do

浜面 「くそ、まさかフェイントとはな……」


<まだ2点だ!引き摺ってンじゃねェ!


浜面 「おー、大将の檄は怖いねぇ。よし、気を取り直していくか!」ダムダム

一方通行 「」クイッ

海原 (了解、先行しましょう)タタッ

浜面 「こっからは俺のハンパねぇ伝説が」

絹旗 「させませンよ!」ダッ

黒夜 「やらせねェよ!」ザッ

浜面 「お、おい!?」

絹旗 「観念しやがれですー」ピョンピョン

黒夜 「寄越せ寄越せー」バタバタ

一方通行 「」チッ

海原 (まさか二人がかりとは……!)

婚后 「……」
979 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/10/20(木) 22:53:51.48 ID:aiD79w8Do

婚后 (海原さんは他二人とボールの位置に合わせて常に動き回っておられる……)

婚后 (前半はこれで体力を消耗されてしまいました)

婚后 (それならば、ボールをお持ちの方に二人ぶつけた方がまだ確実)

婚后 (そして……)チラッ

一方通行 「……クソッ」

婚后 (第一位様のお相手、この婚后光子が仕りますわ!……少し怖いですが)

絹旗黒夜 「「」」ワラワラ

浜面 「ぐ、このっ……!」ヒョイ

一方通行 「オイ、バカ!」


<ピーーーーッ


打ち止め 「トラベリング浜面ー!」

浜面 「なぬ!?」

絹旗 「超残念でした」

黒夜 「こっちのスローインからスタートな」パシッ

浜面 「こなくそ……」
980 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/10/20(木) 22:55:23.22 ID:aiD79w8Do

黒夜 「絹旗ちゃン!」ポイッ

絹旗 「そのまま婚后さン!」ポイッ

婚后 「」パシッ

一方通行 「させるかよ」ザッ

婚后 「……第一位様、先程の2度の3Pシュート、お見事でしたわ」ダムダム

一方通行 「そりゃどォも」

婚后 「ですが、その弾道。わたくしもしかと見させて頂きました」ポム

一方通行 「……何企ンでやがる」

婚后 (風の強さ、噴射角度、最高到達点、落下地点……予測)

婚后 「お行きなさい!」ポーン


  シュパァァァァァ


一方通行 「エアロハンドか……!?」

浜面 「取れるかよあんなの!」
981 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/10/20(木) 22:57:04.24 ID:aiD79w8Do

絹旗黒夜 「「いっけーーー!」」


  ガン ゴロロロロロ パスッ...


打ち止め 「ゴーール!」ピー

婚后 (外したかと思いましたわ……)

黒夜 「さ、す、が、だ、ぜ、お嬢ー!」ピャー

絹旗 「神様仏様婚后様です!」ピャー

婚后 「も、持ち上げすぎです。まだ追いついておりませんのよ!」

滝壺 「3Pだね」メクリ


  海浜通行 10―5 絹黒婚


ショチトル 「これはひょっとしてひょっとするか……?」

結標 「今のあの子たちなら逆転もいけそうじゃない?」

番外個体「……いや、これは火をつけちゃったかも」

白井 「?」
982 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/10/20(木) 22:58:27.19 ID:aiD79w8Do

浜面 「くそ、やられたな」

海原 「まあ、まだ5点差あります。焦らずいきましょう」

一方通行 「……」

浜面 「どうした?」

一方通行 「……上等じゃねェか……」

海原 (あ、これは……)

一方通行 「いいねいいねェ、こォじゃねェと潰し甲斐がねェよなァ!!」ヒャァハハハ

海原浜面 「「」」

一方通行 「オマエら、ここからはミス一回につきベクトルキック一発だからな」

海原浜面 「「」」

一方通行 「ここから先は一方通行だ。あの小娘どもに、どォいう相手にケンカ売ったのか、教育してやンよ」ヒヒヒ

浜面 (最初にケンカ売ったの俺なんだけどなー)ポリポリ

海原 (盛り上がってまいりました)

一方通行 「よし、いくぞ」ダン

 :
 :
 :
983 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/10/20(木) 22:59:31.96 ID:aiD79w8Do


~数分後~


婚后 「……」ハァ...ハァ...

一方通行 「オイ、息があがってンぞ? なに一人で盛ってやがるンですかねェ」ポタポタ

婚后 「第一位様こそ、すごい汗、ではございませんか……」

一方通行 「……」

絹旗 「……私も汗ふきたいです」

海原 「正念場ですね」

黒夜 (クソッ、追いつけそうで追いつけねェ)

浜面 (何みんなして疲れてんだ?)


  海浜通行 16―14 絹黒婚


フレメア 「盛り上がってまいりました」

打ち止め 「」ハラハラ

ショチトル 「ここまで接戦になるとはな」
984 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/10/20(木) 23:01:05.92 ID:aiD79w8Do

番外個体 「いよいよこれは分からないよ」

白井 「見てるこちらも緊張しますわね」

結標 「ね、残りあとどれぐらい?」

フレメア 「大体20秒、にゃあ」

打ち止め 「逆転は厳しいのかも……」

滝壺 「諦めたら、そこで試合終了だよ」



婚后 (……最後の作戦に出るといたしましょう)

婚后 「」クイクイ

絹旗 「」タッ

黒夜 「」ダッ

海原 (動きますか!)

婚后 「絹旗さん!」ブンッ

絹旗 「はい!」パシッ

浜面 「させるかよぉ!」ズォォ
985 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/10/20(木) 23:02:17.52 ID:aiD79w8Do

絹旗 「……」

浜面 「この浜面仕上、もうお前らの手にひっかからんぜ」

一方通行 (海原が空いたか。土壇場で油断しやがったか?)

海原 「」タタッ

絹旗 「くっ……」タンッ

浜面 「うぉぉ!!」バシッ

絹旗 「あぅっ」

婚后 (やはりシュートは阻止されますわね……これは想定通り)ダッ

一方通行 「!? 待てっ……!」

浜面 「」クルッ

婚后 (海原さんを空けておけば、そこにパスが集まるのは必然!)

浜面 「うなば、あッ」ブンッ

婚后 「」バシッ

浜面 「いつの間に……!?」

婚后 「黒夜さん!」ポイッ
986 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/10/20(木) 23:03:26.99 ID:aiD79w8Do

黒夜 「はいよォ!」パシ

黒夜 (うし、今ならいけるな!)ダッ

海原 (しまった!)

浜面 (黒夜がフリーだったか!)

婚后 「お行きなさい!!」

絹旗 「アレです、アレ!!」

黒夜 (右手にボールを、左手に)

黒夜 「窒素爆槍!」ボンッ


  ブワッ


一方通行 「ッ……」

浜面 「」アゼン

黒夜 「イヤッハァァァ♪」ガゴォォン

打ち止め 「ゴォォォォォル!!」ピー
987 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/10/20(木) 23:04:39.22 ID:aiD79w8Do

番外個体 「おわぁ……ワンハンドダンクだ」

フレメア 「クロちゃんかっこいー!」

結標 「驚いたわ……ああいう窒素の使い方もあるのね」

白井 「まさかこの試合でダンクシュートが見れるなんて」

滝壺 「すごいシュートだったね……ええと」

番外個体 「どした?」

滝壺 「距離的には3Pだけど、今の場合って何点?」

結標 「……んんと」

ショチトル 「どうなんだ……?」

白井 「この際、3Pでいいですの」

番外個体 「そうそう。3P分の価値があるでしょ、あれは」

滝壺 「だね、3Pだよね」メクリ


  海浜通行 16―17 絹黒婚


フレメア 「あ。ねえ、終わり終わり」クイクイ

打ち止め 「え? 終わり? しゅーーりょーーーー!」ピッ ピッ ピーーー
988 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/10/20(木) 23:06:11.14 ID:aiD79w8Do

絹旗 「勝ったーーー!」ピャー

婚后 「辛勝でしたわね」フゥ

黒夜 「……」

絹旗 「なんですか、黒夜。もっと喜んでくださ……あれ?」

婚后 「黒夜さん? あの、右手は……」

黒夜 「……あそこ」

絹旗 「……あそこのゴールリング掴んでる手がそうですか」

黒夜 「ダンク決めたあと、ぶら下がってたら取れちゃった」


<これは……どういたしましょう。
<超届きませんよ、こんなの。
<そんなこと言わねぇで取ってくれよぉぉ!


一方通行 「……」

浜面 「いやぁ、負けた負けた! 負けちまったな!」

海原 「の割には嬉しそうですね」

浜面 「楽しかったからおk!」b グッ
989 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/10/20(木) 23:06:38.10 ID:aiD79w8Do

といったところで、今回はここまでです。
いい感じに汗もかけたので、次回ようやく温泉に突入します。

ちょっと新スレ立ててくる。
991966[sage]:2011/10/20(木) 23:09:49.25 ID:a81QhEtW0
乙!
本文の抜き出しは終わって後分割とタイトル付けだから
近いうちにまとめうp出来ると思う
992 ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/10/20(木) 23:11:09.04 ID:aiD79w8Do

>>991
心の底から乙と言わせて頂きます。

立ててきました。
次スレでもよろしくお願い致します。

993 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2011/10/20(木) 23:14:11.41 ID:a81QhEtW0
>>992
好きでやってることなのでお気になさらず~
 
 

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