- 79 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/03/07(木) 00:49:21.23 ID:NcP043TSO
- ~朝~
当麻「ふぁ……朝……かぁ……」
当麻「いつの間にか寝てたな、美琴はまだ……うお!?」
美琴(全裸)「…ん…にゅ…」スヤスヤ
当麻「あ、朝から刺激強すぎだっての、とりあえず顔洗ってこよ」
- 480 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/03/07(木) 00:50:08.42 ID:NcP043TSO
- 当麻「……」バシャバシャ
当麻「……ふぅ」
垣根「……」フラフラ
当麻「あ、垣根おはよ…」
当麻「大丈夫か? 顔色悪……」
垣根「お……」
当麻「?」
垣根「おろろろろろろろろろろろろろろろ~~」ビチャビチャ
当麻「ぎゃああああ不幸だあああああああああああああああ!!!」
- 481 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/03/07(木) 00:52:28.86 ID:NcP043TSO
- 垣根「いや~悪ぃ悪ぃ、ちょっと飲み過ぎちまってよ、吐いたら気分爽快だわ」スッキリ
当麻「朝からゲロ見せられた俺は気分最悪だっつの」
垣根「御坂は?」
当麻「まだ寝てる、起こすのも悪いし」
垣根「00002号もまだ寝てんだよな~~、よし散歩行こうぜ」
当麻「そうしますか」
- 482 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/03/07(木) 00:55:31.24 ID:NcP043TSO
- >チュンチュン
垣根「いい天気だの~」
当麻「だな、晴れて良かったよ」
垣根「ところで上条」
当麻「ん?」
垣根「昨日何発ヤった?」
当麻「ノーコメント」
垣根「ヤったのは否定しねーのな」
当麻「……」シマッタ
垣根「お前さ、いつぞやのドラマみてーに御坂を14歳の母にはするなよ?」
当麻「心配いらねーって」
垣根「ま、まさかお前……違うとこに挿れてんの?」
当麻「ちゃんと避妊具つけてるって意味だよバカ!!」
- 483 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/03/07(木) 00:57:41.52 ID:NcP043TSO
- 当麻「俺の事より垣根はどうだったんだよ」
垣根「俺? あ~…俺は酒飲んでた、00002号は寝ちまったし」
当麻「手出さなかったんだ……」イガイ
垣根「お前と一緒にすんなロリコン」
当麻「2つしか歳離れてねーよ! それ言ったら妹達は0歳児だろ!!」
垣根「お? ちょっと山ん中探検しよーぜ、カブトムシとか居るんじゃね?」ガサガサ
当麻「スルーかよ……」
- 484 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/03/07(木) 00:59:45.36 ID:NcP043TSO
- ~1時間後~
垣根「チクショ-ッ! どこだここ!? さっきから同じとこグルグル回ってんぞ!?」ガサガサ
当麻「垣根がカブトムシ見つけるまで戻らねー! なんて言うからだろ!」
垣根「だってすぐ見つかると思ったんだもん!」
当麻「てかな、今更だけどカブトムシって基本的に夜行性だからな?」
垣根「え? でもTVとかだと普通に真っ昼間から樹に居るし……」
当麻「あれは樹にハチミツとか塗って前日の夜から仕込んでるんだよ!」
垣根「なにぃ!? クソッ! 騙された!! コレが孔明の罠か……」
当麻「バカ言って無いで旅館に戻る道探すぞ! このままだと俺達マジで遭難者に!」
垣根「そうなんですか?」
当麻「美琴ォォォォ!! ヘルプミ---ッ!!!」
- 485 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/03/07(木) 01:01:51.28 ID:NcP043TSO
- ~数時間後~
美琴「……で?」ゴゴゴ
当麻「先ほど説明した通り上条さんとバ垣根は数々の困難を乗り越え、やっとの思いで帰って来た訳でして……」
美琴「私がどれだけ心配したか……わかる?」ゴゴゴ
当麻「ちょっと、ほんのちょっと散歩するだけのハズでした」
00002「ちょっと、と言う時間では無いですよ?」ゴゴゴ
当麻「はい、申し訳ございません」
垣根「反省しろバカめ」ゴゴゴ
当麻「よーしちょっと上条さん本気出しちゃうぞ~~、マジでキレた!」
- 486 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/03/07(木) 01:03:26.43 ID:NcP043TSO
- 当麻「ごめんな美琴」
美琴「……」ギュウッ
当麻「?」
美琴「バカ、当麻のバ~カ」ギュウッ
当麻「……ごめんな」ヨシヨシ
00002「…心配しました」
垣根「悪かった、スマン、ごめん、許して勘弁」
00002「そんなに謝らなくていいです」ギュウッ
垣根「ハハッ、そっか」ヨシヨシ
00002「ただし……」
垣根「?」
00002「ジャーマンスープレェェェックス!」グアッ!!
垣根「ええええええええええええ(ゴシャ!!」
00002「罰は罰です」パンパン
垣根「」チーン
- 487 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/03/07(木) 01:04:54.94 ID:NcP043TSO
- 削板「おはよう! いい朝だな!」
00003「おはようございます」
アレイ「おはよう、良く眠れたかい?」
削板「ああ、早く寝たからな!」
アレイ「……残念だったようだね、00003号」
00003「……放っといてください」
- 488 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/03/07(木) 01:06:14.23 ID:NcP043TSO
- 番外「ねえもう1回! もっ回だけ勝負!」
打ち止め「もうミサカの勝ち!ってミサカはミサカは再戦拒否!!」
当麻「どうしたんだワーストの奴?」
アレイ「昨日遅くまでスマブラをやっていてね、ワーストの1人負けだったんだ」
当麻「勝つまでやるって美琴そっくりだな」
美琴「私あんなじゃ無いもん、違うもん」ギュウッ
アレイ「君にしがみついているくっつき虫はなんだい?」
当麻「まあその、色々あってこうなった」
- 489 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/03/07(木) 01:07:35.86 ID:NcP043TSO
- 当麻「それより一方通行は?」
アレイ「まだ来ていない所を見ると寝ているのかもしれないな」
当麻「一方通行だけならそうかもだけど、00001号が一緒なんだし……」
一方「……よォ」
当麻「あ、おはよう」
一方「上条、ちょっと来い」グイッ
当麻「は? なんだよ引っ張るなって!」
- 490 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/03/07(木) 01:08:11.85 ID:NcP043TSO
- 一方「いいから来い」グイグイッ
美琴「ちょっとどこ連れてく気よ」グイッ
一方「俺は上条に用があンだよ、つ~訳で離せ」
美琴「イヤ」
一方「三度は言わねェ、離せ」
美琴「やだ」
一方「ベクトル変換」ポイッ
美琴「ふにゃ!?」ベチャ
一方「借りてくぞ」ズルズル
当麻「だからなんなんだよォォォォ??!」ズルラレ
- 491 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/03/07(木) 01:09:51.31 ID:NcP043TSO
- 当麻「ゲホッ、それでなんだよ用って」
一方「上条、単刀直入に聞く、そンでこれは絶対に誰にも言うなよ?」
当麻「内容による」
一方「もし誰かに言ったらゴルフボールみたくヤード単位でぶっ飛ばす」
当麻「誰にも言いません誓います」
- 492 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/03/07(木) 01:11:32.77 ID:NcP043TSO
- 一方「なら聞く、女ってのは……その……」
当麻「?」
一方「初めての時ってのはよ、血が出るのかァ?」
当麻「…………………は?」
一方「だァかァらァァ!! 女ってのは初めてした時に血が出るもンなのかって聞いてンだよォォォォ!!!」
当麻「分かった!理解したから落ち着け!!」
- 493 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/03/07(木) 01:13:37.15 ID:NcP043TSO
- 一方「ハァ…ハァ…、で? どォなンだ?」
当麻「女性によっては血が出る人と出ない人がいるらしい」
一方「なにィ!?」
当麻「美琴も初めての時は血は出てたしかなり痛かったらしいからな、妹達は美琴のクローンだし多分一緒だと思う」
一方「そうか、俺ァてっきり裂けちまったのかと……」
当麻「一方通行」
一方「あ?」
当麻「大人になったんだな」
一方「父親みてェな反応すンな」
当麻「いや何となく、それで……どうだった?」
一方「頭ン中真っ白になるくらい気持ち良かった」
- 494 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/03/07(木) 01:14:42.85 ID:NcP043TSO
- 00001「お、おはようございます」ギクシャク
00002「おや、遅かったですね00001号」
00001「え、ええ。ちょっと温泉に、と言うかシャワーを浴びて来たので」
00003「顔色がすぐれませんが?」
00001「大丈夫です、皆さん朝食は?」
アレイ「これから行くところだ、上条夫妻も先に行っているハズたし私達も行こう」
00001「そうですか……では行きましょう」ギクシャク
番外「どったの? そんなガニ股歩きで?」
00001「……ッ!? いえ、別に……」
垣根(はは~~ん)キラーン
- 495 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/03/07(木) 01:16:17.58 ID:NcP043TSO
- ~食堂~
当麻「なんだかんだで先に来ちゃったな。あ、おはよう父さ……」
刀夜「やあ……おはよう当麻……」ゲッソリ
当麻「父さん!? 何があったんだ!まるでミイラみたいに!!」
刀夜「ハハッ…歳はとりたく無いな……」
詩菜「おはようございます当麻さん♪」ツルテカ
当麻「母さん……えらくツヤツヤに……」
刀夜「なあ当麻」
当麻「?」
刀夜「弟か妹、欲しいのはどっちだ?」
当麻「唐突になに言ってんだ!? 一晩中何してたんだよ親父ィィィィィィィ!!!」
- 496 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/03/07(木) 01:17:51.71 ID:NcP043TSO
- 美琴「もう、なんで先に行っちゃうのよ」
当麻「ごめんごめん、一方通行がさ…」
一方「…」ギロッ!
当麻「と、とにかく早く朝食にしようぜ、バイキング形式みたいだし」
00001「あ……」
一方「……」
00001「ち、朝食取って来ますね///」イソイソ
一方「座ってろ」ガシッ
00001「え、でも……」
一方「欲しい物紙に書け、取って来てやる」
00001「はぁ……」カキカキ
一方「行ってくる」
- 497 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/03/07(木) 01:19:13.51 ID:NcP043TSO
- 番外「なにあれ? ちょっと意味解んないんだけど」
00002「モヤシが率先して動くとかキモいです」
一方「飲み物はなンだ? お茶か? 水か? コーヒーか? それともジュースか?」
00001「えぅ…お茶をお願いします…」
一方「分かった」
- 498 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/03/07(木) 01:19:50.23 ID:NcP043TSO
- 垣根「……そう言えばよ」
一方「あン?」
垣根「俺が枕元に置いといたアレ、使ってねーなら返せ」
一方「………捨てた」
垣根「ほぅ捨てたか、なら良かったぜ」
一方「……どう言う意味だ?」
垣根「実はアレな、穴が開いてたんだよ、使ってたらえらい事になってたとこだったな」
一方「……………………………………………」
- 500 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/03/07(木) 01:21:01.45 ID:NcP043TSO
- 一方「オォォォォマァァァァエェ---ッ!!!」
垣根「んだよ使ってねーんだろ?(穴なんて開いてねーけどな)」ニヤリ
一方「グ……が……」ワナワナ
当麻「一方通行、もう言ったら?」
一方「ぜってェ嫌だ」
番外「なになに? まさかついにベッドインしちゃったとか??」
00001「………///」
番外「え……マジで?」
00001「……はい///」
- 501 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/03/07(木) 01:22:44.49 ID:NcP043TSO
- 一方「なンで言っちまうンだよォォォォ!!」
00001「だ、だって隠す事でも無いじゃありませんか!!」
一方「分かってねェなオマエは! こいつら絶対にいじってくるンだぞ!?」
00001「な! なんなんですかそんな不機嫌に! まさか嫌々だったんですか!?」
一方「そうは言ってねェよ! タダなァ!」
アレイ「ご両人、夫婦ケンカは犬も食わないぞ?」
一方00001「「……あ……」」チラリ
一同「……」ジー
- 502 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/03/07(木) 01:23:36.32 ID:NcP043TSO
- 刀夜「そうかそうか、いや~おめでとう2人共」
詩菜「一方通行さん、もっと優しく接してあげないと」
一方「……はァ、すンませン」
美琴「って言うかあんた、まさか押し倒したんじゃないでしょうね?」
一方「アホぬかせ! 同意の上だコラァ!!」
削板「何はともあれおめでとう2人共」
00003「一方通行が変に気を使うと思ってましたがそう言う事でしたか(いいなぁ……)」
- 503 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/03/07(木) 01:24:40.00 ID:NcP043TSO
- 垣根「お赤飯持って来たぞ、特盛で」
一方「ビッグなお世話だこの野郎」
垣根「いやだってさ~、0歳児に手ェ出したお祝いじゃん?」
一方「死にてェのかクソメルヘン!!」
刀夜「0歳児?」
垣根「あ、いえいえお気になさらず」
打ち止め「あなたも大人になったのねってミサカはミサカはハンカチでそっと涙を拭いてみたり」
一方「黙れクソガキ」ゴチン!
打ち止め「冗談なのにぶつなんてヒドイ!ってミサカはミサカは憤慨しつつ上条さんに泣きついてみたり~~!」ビエーン!!
当麻「よしよし泣くのはおよし」
- 504 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/03/07(木) 01:25:44.43 ID:NcP043TSO
- 刀夜「さてと、これからの予定はどうなってるんだ当麻?」
当麻「ん? 特に無いかな」
刀夜「そうか、なら帰る前に一度家に寄って行きなさい」
当麻「え……うん、分かった」
詩菜「日用品を揃えるのもばかになりませんから、色々持って行ってくださいね」
垣根「お心遣い痛み入ります詩菜さん、どうです? 今度俺とフレンチなディナーでも」
詩菜「あらあら///」
>ゴスッ!
00002「ちょっと失礼します」ズルズル
垣根 「 」ズルラレ
美琴「懲りないわねあいつ……」
- 518 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/03/09(土) 17:36:13.28 ID:lirlNBLSO
- 垣根「刀夜さんは搾りカスになっちまって部屋でダウン、詩菜さんはその介抱をする」
垣根「てな訳で……カブトムシ捕まえに行くぞ!」
上条「あのな垣根、俺達さっき遭難しかけたばっかりなんだぞ?」
垣根「大丈夫、何とかなるって、ちゃんとコンパスに地図も持ってるからな」
美琴「その事なんだけど、垣根が空から旅館の位置確かめれば2人共すぐに帰ってこれたんじゃないの?」
上条垣根 「「………」」
垣根「そう言えば俺、飛べたんだわ」ウッカリ
上条「あの大冒険は何だったんだチクショウ……」
- 519 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/03/09(土) 17:37:26.91 ID:lirlNBLSO
- 一方「オイ00001号、無理しねェで部屋で休んでていいンだぞ?」
00001「もう大丈夫ですから」
一方「ならいいけどよォ」
番外「こんなモヤシッ子のひょろチンじゃ痛く無かったんじゃない? てかちゃんとリードしてくれたのコイツ?」
00001「あ、それが意外な程に大きくて/// ただ部屋を暗くしていたので危うく違う方に……」
一方「話しは終わりだ!カブト狩りじゃァァァァ!!!」ヒョイッ! ズダダダダ--ッ!!!
00001「あ゙あ゙あ゙あァァァァ~~~!!!」
番外「ひひひ☆ こりゃ当分いじれるね♪♪」
- 520 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/03/09(土) 17:40:58.66 ID:lirlNBLSO
- ~森~
打ち止め「カブトムシどこに居るの?ってミサカはミサカはアーちゃんに乗って見渡してみたり」キョロキョロ
アレイ「カブトムシは基本的に日が落ちてから活動する昆虫なのだが日中でも樹液を吸っている事がある、根気よく探せば見つかるさ」
美琴「虫……ゲジゲジ……無理……」プルプル…
上条「あ、そう言えば美琴って虫はダメだったっけ?」
美琴「な! へへへへ平気よ! 私レベル5よ? 第三位よ!? あんなの恐い訳ないじゃない!!」
上条「あ、足下に…」
美琴「ふにゃあぁぁぁぁぁぁっ!!」ビクーンッ!!!!
上条「……苦手なんだろ?」
美琴「……うん」ナミダメ
- 521 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/03/09(土) 17:45:28.34 ID:lirlNBLSO
- 00002「お姉さま、コレを見てください」
美琴「なにコレ? 木の枝?」
木の枝?「……」
美琴「ソレがどうしたのよ? あ、もしかして蜘蛛の巣避けるのに使えってこと? ありがと♪」ヒョイッ
木の枝?「……」モゾモゾリ…
美琴「……は? なに……コレ…動いて……」
上条「美琴、それナナフシって言う立派な昆虫」
美琴「…………………」
00002「お姉さま? お姉さま??」ユサユサ
美琴「…………」
上条「立ったまま気絶している……」
垣根「気を失って尚(なお)君臨するのか、御坂よ……」
- 522 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/03/09(土) 17:46:57.34 ID:lirlNBLSO
- 美琴「ヒグッ…エグッ……どうばぁ…むじ……触っ……やだぁぁ……」
上条「大丈夫だって、ナナフシは草食で噛んだりしないから(多分)」
美琴「…ヒック……腰……抜けちゃった……」ヘタリ
上条「あらら、おんぶしてやるから泣き止めって」ヒョイッ
美琴「ふぇぇぇにゃあああ///」ピト
- 523 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/03/09(土) 17:48:45.02 ID:lirlNBLSO
- 上条「にしても00002号、良く見つけたなそんなでかいナナフシ、見つけるの案外難しいのに」
00002「いえ、ミサカではなく垣根さんが見つけました」
垣根「俺の眼力に常識は通用しねぇ」ドヤッ!!
上条「肩にムカデ乗ってるぞ」
垣根「ん?」
ムカデ「!!」ガブッ!!
垣根「ぎゃああああああああああああああああああああああ!!」
- 524 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/03/09(土) 17:50:30.13 ID:lirlNBLSO
- 一方「……居ねェなカブトムシ」
00001「……一方通行」
一方「ンだよ」
00001「内心スッゴク楽しんでます?」
一方「………カブトムシかっけェじゃン」
00001(たまに子供っぽくなる一方通行カワユス)
一方「今何か心ン中で言ったろ? 言ったよな?」
00001「記憶にございません」
一方「俺の目を見て言え!」
00001「子供は男の子と女の子どっちでしょうね?」
一方「………え………」フリーズ
00001「冗談です」プークスクス
一方 (コイツ急に扱い辛くなりやがって……)
- 525 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/03/09(土) 17:52:48.53 ID:lirlNBLSO
- 垣根「カブトムシ~カブトムシ~」
削板「熊とか出ないか? 勝負したい!」
00003「軍覇さん、今日はカブトムシにしておきましょう」
削板「そうかぁ」ションボリ
上条「……ん? あっちに誰か………」
アックア「………」ドロ~ン
一同「…………」
番外「ねえ帰ろうこの森恐い」
打ち止め「全身にハチミツ塗ったマッチョなおじさんが……ってミサカはミサカは怯えてみたり……」
- 526 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/03/09(土) 17:55:13.90 ID:lirlNBLSO
- 垣根「バカ野郎、アレはこの森の主だ、ああやって森を守ってんだよ」
00003「あ、あっちにも誰か……」
テッラ「……」バフッ!バフッ!!
一同「…………」
番外「ねえやっぱり帰ろう、この森ヤバイって」
00001「緑色の人が樹に小麦粉をふりかけてます……」
一方「ありゃ森の妖精だ、ああやって縄張りをマーキングしてンだよ」
- 527 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/03/09(土) 17:59:06.78 ID:lirlNBLSO
- 美琴「ふにゃふにゃふにゃあ///」
上条「ん? 木の上にでっかいカブトムシが居るって?」
垣根「イヤお前、なに言ってんのか解るのかよ」
上条「英語より簡単だった」
垣根「……とにかくカブト狩りじゃあああああああああ!!」パタパタ!!
一方「カブトムシィィィィィ!!!」ギューン!!
削板「ゲットだあああああああああ!!」ドドドド!!!
- 528 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/03/09(土) 18:01:34.82 ID:lirlNBLSO
- 垣根「落ちろぉぉぉぉぉぉ!!」ゲシゲシッ!!
一方「オラオラオラァァァァ!!」ゲシゲシッ!!
削板「すごいキィィック!!」ドガッ!!!
>ヒュ~~~・・・・ボトッ
垣根「ぬははは! 超ビッグカブトムシGETじゃ!! ギネスはもらった!!」
ヴェント「痛たたたた……なによもう……」
一方「………着ぐるみじゃねェかクソッ!!」ゲシゲシッ!!
ヴェント「痛っ!? ちょっと止めろ! 何すんのよ!!」
- 529 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/03/09(土) 18:04:32.88 ID:lirlNBLSO
- 垣根「テメェ! ぬか喜びさせやがって! 何のマネだあァん!!」
ヴェント「仲間のフリして他のカブトムシを誘き寄せる作戦よ……ってちょっとゴメン誰か起こして、1人じゃ起きれないのよ」モゾモゾ…
一方「オマエその着ぐるみ雄のカブトムシじゃねェか、誘き寄せンなら雌だろォ?」
ヴェント「……しくったわね、だから一匹も寄って来なかったのか……」
削板「ソレ以前の問題だと思うぞ?」
- 531 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/03/09(土) 18:08:21.67 ID:lirlNBLSO
- テッラ「ヴェント、どうかしたんですか~?」
アックア「もっと静かにするのである、カブトムシが逃げてしまう」ドロ~ン
垣根「変態が合流しやがった」
00003「あ、小麦粉の人」
打ち止め「ハチミツマッチョさんも来た!ってミサカはミサカは指差してみる」
アックア「テッラ、まだ樹に小麦粉をふりかけていたのであるか? 無理だと言ったハズだ、ハニー大作戦にするである!」ドロ~ン
テッラ「いいえ小麦粉決死行が確実ですね~」
ヴェント「なりきりウォーズエピソード1がいいって言ってるでしょ! 死んだ弟が考えたこの方法で一緒にいっぱい捕まえたんだから!!」
一方「死ぬ前に更正させるべきだったな」
- 543 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/03/11(月) 21:55:31.89 ID:yvhcdM0SO
- フィアンマ「ここに居たのか、カブトムシは見つかったのか?」ガサガサ
アックア「おお!フィアンマ、聞いて欲しいのである! この二人が『ハニー大作戦』に参加しなくて困っているのである」ドロ~ン
フィアンマ「ああ分かった、とりあえず気持ち悪いから近づくな」
テッラ「私は『小麦粉決死行』が確実だと言ったのにみんな分かってくれないんですよ~」
フィアンマ「そうか分かった、とりあえず小麦粉でむせるから近づくな」
ヴェント「フィアンマ!こいつらに『なりきりウォーズエピソード1』に参加しろって言ってやってよ!」
フィアンマ「そうだな、とりあえず暑苦しいから近づくな」
- 544 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/03/11(月) 21:58:54.97 ID:yvhcdM0SO
- 上条「あの~」
フィアンマ「何だ? 俺様に用でもあるのか? 見るからに不幸そうな庶民」
上条「酷い言われようだな初対面で!? まあ大体合ってるけども」
美琴「人の彼氏バカにしたのは許せないけど、とりあえずあんた達何者よ?」
フィアンマ「俺様達か? フッ、何を隠そう俺様達は!!」ササッ!!
アックア「後方のアックア!」ビシッ! ドロ~ン
ヴェント「前方のヴェント!」ビシッ!
テッラ「左方のテッラ!」ビシッ!
フィアンマ「右方のフィアンマ!」ビシッ!!
フィアンマアックアテッラヴェント「「「「みんな揃って! 神の右席!!」」」」
一同(あ痛っったたたたたたたた~~~~!!!!!!!!)
- 545 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/03/11(月) 22:06:45.14 ID:yvhcdM0SO
- アックア「完璧に決まったのである」ドロ~ン
テッラ「ギニュー特戦隊を参考にした数ヶ月の特訓の成果が実を結びましたね~」
ヴェント「言っとくけど、私はあんたらがどうしてもって言うから付き合ってやってんのよ? じゃなきゃ誰がこんなだっさいポーズなんて…ブツブツ…」
テッラ「またそんな事言って、知ってるんですよ~? 毎日鏡に向かってポーズ決めてるの」
ヴェント「うっせぇ黙れ! グチャグチャの肉ジュースにすんぞ!!」
アックア「ヴェントのツンデレに萌え要素は無いのである」ドロ~ン
テッラ「そのメイクで台無しですね~、素はそれなりに可愛いのに」
ヴェント「言いたい放題言ってくれるじゃない……」ビキビキ…
- 546 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/03/11(月) 22:11:40.59 ID:yvhcdM0SO
- フィアンマ「黙れ貴様ら!!」
アックアテッラヴェント 「「「!!」」」ビクッ!!
フィアンマ「何が完璧なものか!今のは0点だ!! まずアックア! 貴様は腕の角度が甘い!」
アックア「そんな、ちゃんと練習通りのハズである」ドロ~ン
フィアンマ「バカめ、もう気持ち上に挙げろと何度言えば解る!」
一同(別にどうでもいい………)
- 547 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/03/11(月) 22:12:37.65 ID:yvhcdM0SO
- フィアンマ「次にテッラ! 貴様は掛け声のタイミングがズレていた!」
テッラ「そうでしたか~?」
フィアンマ「コンマ4秒のズレだ、神の右席たる者、完璧に遂行しろ」
テッラ「次から気をつけますよ~」
フィアンマ「最後にヴェント、貴様はまだ動きがぎこちないぞ」
ヴェント「ハァ!? ちゃんとやってるわよ!」
フィアンマ「俺様から見ればまだまだ未熟、もっとスマートにこなせ」
ヴェント「ちっ、分かったわよ」
- 548 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/11(月) 22:12:40.86 ID:3UHTOg3i0
- コイツらこれで滅茶苦茶強いんだよな…
- 549 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/11(月) 22:15:37.45 ID:XuPqp3Rao
- アホみたいだろ…?これでも魔術サイド最強の一角なんだぜ・・・
- 550 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/03/11(月) 22:15:51.29 ID:yvhcdM0SO
- 垣根「色々突っ込みてぇとこなんだがな、何だよお前ら?」
フィアンマ「俺様達か? フッ、何を隠そう俺様達は!!」ササッ!!
垣根「もうええわ!!」
フィアンマ「このスペシャルなポーズの魅力が解らんとはな。神の右席、そう名乗っただろう?」
- 551 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/03/11(月) 22:17:04.89 ID:yvhcdM0SO
- アレイ「その神の右席が何故こんな所に居るのかね?」
アックア「実は今、ローマ正教では無差別級ムシバトルが大ブームだからである」
テッラ「日本のカブトムシやクワガタのフォルムは素晴らしいですからね~、是非とも捕まえようと思ってわざわざヴァチカンから来たんですよ~」
一方「アホだろオマエら」
- 553 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/03/11(月) 22:20:06.66 ID:yvhcdM0SO
- 打ち止め「神の右席ってな~に?ってミサカはミサカはハチミツマッチョさんに聞いてみたり」
アックア「神の右席とはローマ正教禁断の組織である、分かったかな小さな天使」ドロ~ン
アレイ「解るわけ無かろうに、仕方ない私が説明しよう」
- 554 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/03/11(月) 22:21:04.40 ID:yvhcdM0SO
- アレイ「神の右席とは代々教皇の「影の相談役」として設置された機関であったのだが、歴代教皇たちは彼らを頼りすぎたためいつしかローマ正教の中心に据えられ、指導者としての権力は逆転してしまっているんだ」
打ち止め「じゃあ悪い人なの?ってミサカはミサカはちょっと怯えてみたり……」
テッラ「アックア、子供を恐がらせてはいけませんよ~?」
打ち止め「小麦粉さんも負けずに顔が恐いよ?ってミサカはミサカはオブラートに包まず言ってみる」
上条「コラ打ち止め! 初対面で顔が恐いなんて言っちゃいけません!」
テッラ「構いませんよ~、自分の顔がアレなのは良く分かってますからね~、飴玉食べますか? 可愛いお嬢ちゃん」
打ち止め「ありがとう!ってミサカはミサカは小麦粉さんの評価を改めてみたり!」ペチャコロ
- 555 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/03/11(月) 22:23:05.98 ID:yvhcdM0SO
- アックア「テッラ! 物で釣るとは卑怯である!!」ドロ~ン
テッラ「さてなんの事やらわかりませんね~?」
番外「あんたら揃ってロリコンか!? キモッ!」
アレイ「そんな事より、ローマ正教最強の魔術師である神の右席が揃いも揃ってカブトムシを捕まえに来たとは、ローマ法王は本当に許可したのかい?」
- 556 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/03/11(月) 22:24:34.89 ID:yvhcdM0SO
- フィアンマ「ん? ローマ法王ならニコ動でマインクラフトの実況に夢中でな、2つ返事で許可は出た」
垣根「マイクラの実況してんの!? 仕事しろよローマ法王!!」
ヴェント「一応正体バレるとマズイからゆっくりボイス使って投稿してるわよ? そう言えば最近なんか再生数とコメントが伸びないって悩んでたわね」
フィアンマ「ここで会ったのも何かの縁だ、お前ら全員コメント入れてやれ、1人100コメずつな」
一方「今からでも遅くねェからローマ法王のパソコン叩き壊して来い」
- 557 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/03/11(月) 22:29:12.46 ID:yvhcdM0SO
- フィアンマ「言っておくがカブトムシはついでにすぎん、俺様の真の目的は別にある」
アレイ(まさかこの男、上条当麻の幻想殺しを狙って……)
フィアンマ「ここ日本には俺様の第二の聖地がある、そこに行く事こそ最大の目的だ」
番外「聖地? そんなとこあったっけ?」
フィアンマ「知りたいか? なら教えてやろう、俺様の第二の聖地それは…………」
フィアンマ「秋葉原だ!!!」
一同 「 」
アレイ(取り越し苦労だったか)
- 571 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/03/16(土) 02:03:50.25 ID:PGdhJ4xSO
- 垣根「お前ら本当に最強クラスの魔術師か? タダのオタクじゃねえよな?」
フィアンマ「何だ? 俺様とAirについて語りたいのか? 言っておくが丸3日は語るぞ」
垣根「バカめ、俺はKanon派なんだよ」
フィアンマ「Kanonか、アレも素晴らしい作品だ」
垣根「……世界の中心で?」
フィアンマ「萌えと叫びたい」
垣根「お前とは親友になれそうだわ」ガシッ
フィアンマ「俺様もだ、この異国の地でブラザーに出逢えようとはな」ガシッ
- 572 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/03/16(土) 02:07:09.32 ID:PGdhJ4xSO
- アックア「美しき友情である」ドロ~ン
テッラ「異文化交流は素晴らしいですね~」
番外「てかさおっさん、いい加減そのハチミツ洗い流したら?」
アックア「味見してみるか? いい味出ているのである」
番外「死んでもするかバカッ!!」
>Prrrrr! Prrrrr!
アックア「ん? もしもし?」
ヴィリアン『ウィリアム、浮気はダメ。味見なら私g(ブッ!!』
アックア「誤解である第三王女!!」
----イギリス
ヴィリアン「どうして切ったの!?」ドロ~ン
ローラ「やかまし-し、さっさとハチミツ洗い流して来いバカ」
- 573 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/03/16(土) 02:09:22.20 ID:PGdhJ4xSO
- 削板「……」ジー
ヴェント「な、なによ。何か言いたげだけど」
削板「ベロにチェーン付けたりして痛く無いか?」
ヴェント「コレは私が魔術を使うのに必要なのよ。このハンマーで叩いて使うの、見せてあげる」
ヴェント「目標は……あの木でいいわね、オラッ!!」カンッ!!
垣根「見ろ兄弟! 俺って飛べるんだぜ!!」パタパタ
ヴェント「……あ」
ボグシャッ!!!!!
垣根「グボハァッ!!!」
フィアンマ「ブラザァァァァーッ!!!」
- 574 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/03/16(土) 02:11:12.17 ID:PGdhJ4xSO
- ヴェント「………と。まあ、当たったらああなるの」
削板「凄いなカッコイイ!! 他には何が出来るんだ!?」ワクワク!!
ヴェント「そ、そう///? そうね、他には天罰術式とか」
削板「天罰?」
ヴェント「見せてあげるのはちょっと無理ね、詳しく説明してあげようか?」
削板「マジで? やった!!」
00003「ミサカもご一緒します」ズイッ
ヴェント「……なによアンタ」
00003「ミサカは軍覇さんの『恋人』のミサカ00003号です、いいですか? 『こ・い・び・と』です、大事な事なので二度言いました」
ヴェント「……」
- 575 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/03/16(土) 02:13:14.26 ID:PGdhJ4xSO
- ヴェント「ちくしょう……何で私が目つけた良い男はいっつも女がいるのよ……」ウジウジ
テッラ「またヴェントのネガティブが始まりましたね~」
フィアンマ「しっかりしろブラザー!」
垣根「すまんフィアンマ、俺はここまでみてーだ……」
フィアンマ「弱音を吐くな! 約束しただろう! 一緒に……コミフェスに行こうと!!」
垣根「言って……ねぇ……」ガクッ
- 576 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/03/16(土) 02:14:29.12 ID:PGdhJ4xSO
- -------
----
---
-。
フィアンマ「ほほぅ、お前達全員リア充だったか」
番外「ミサカは違うけどね」
フィアンマ「なに!? この中で1番ナイスバディなのにか?」
番外「ナイスバディて……」
フィアンマ「お前達見る目が無いな、俺様なら迷わずこの女を選ぶぞ?」
上条「放っとけ」
一方「俺の女にケチつけようってかァ? いい度胸じゃねェか」
削板「00003号は優しくて1番可愛いぞ?」
垣根「おっと、聞き捨てならんぞそのセリフ」
- 577 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/03/16(土) 02:17:21.15 ID:PGdhJ4xSO
- 垣根「前にも言ったが00002号が1番だ、異論は認めねえ」
一方「オイオイていとくゥン? 寝言は死ンでから言って貰えませンかねェ? 00001号が1番に見えねェとか脳みそ腐って耳から流れ出たかァ?」
上条「はいはい2人共その辺に……」
垣根「やかましい! ぼっち彼女のクセしやがって!」
一方「手のひらサイズは黙ってやがれ!!」
上条「上等だテメェら--っ!! 今から美琴の魅力を嫌と言う程に解らせてくれる!!!」
削板「絶対に負けねぇぇぇぇ!!」
美琴「えへ///」
00001「えへ///」
00002「えへ///」
00003「ふにゃ///」
打ち止め「結局4人揃ってバ彼氏だねってミサカはミサカは呆れてみる」
- 578 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/03/16(土) 02:21:26.34 ID:PGdhJ4xSO
- フィアンマ「おい女、俺様は何かしら地雷を踏んだのか?」
番外「こんなのいつもの事だよ。てかね、ミサカの名前は番外個体(ミサカワースト)って言うの!」
フィアンマ「そうか、ならばワースト、俺様の物になる気は無いか?」
番外「なになにナンパ? ミサカそんなに安く無いよ? ぎゃはっ☆ 残念でしたwww」
フィアンマ「ちっ」
- 579 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/03/16(土) 02:22:38.02 ID:PGdhJ4xSO
- 番外「初対面でいきなり俺様の物になれとか無いよ普通」
フィアンマ「気に入ったものは手に入れんと気がすまん質でな」
番外「ふ~ん。でもありがと、ナンパなんて生まれて初めてされたよ☆」ニコッ
フィアンマ「ふ、ふんっ! どうやらお前の周りの男共の目は節穴らしいな」プイッ
番外「またまた~、フラれて落ち込んでるんでしょ? ねえ今どんな気持ち? ねえねえどんな気持ち?」ニヤニヤ
フィアンマ「逆に燃えて来たな」フンッ
番外「………へ?」
- 580 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/03/16(土) 02:25:12.52 ID:PGdhJ4xSO
- 垣根「食らえ俺の新必殺技!! 未元分身!!」
>グチャグチョメキョメキョ
白垣根A『どうもはじめまして』
白垣根B『未元物質製の垣根帝督です』
白垣根C『よろしくお願いいたします』
上条「何か増えた!?」
一方「しかも礼儀正しいだと!?」
削板「垣根お前……忍者だったのか!?」
垣根「俺に常識は通用しねぇ!」
垣根「さあ行け我が分身! 奴らをやっつけろ!!」
- 581 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/03/16(土) 02:27:01.35 ID:PGdhJ4xSO
- 白垣根A『あなたが自分の相手ですか上条さん』
上条「え? ああ、うん」
白垣根A『そうですが、いつも美味しいご飯をありがとうございます』ペコリ
上条「へ? いやお前に作った覚えは無いんだけど……」
白垣根A『オリジナルと記憶を共有していますので』
上条「そうなの?」
白垣根A『はい、貴方の料理はとても美味しいと記憶にあります、ただ……』
上条「?」
白垣根A『実際に食べて見たいと思っています、記憶にはありますが自分自身で味わった訳ではありませんので』
上条「そっか、じゃあ今度何か作るよ」
白垣根A『本当ですか?』
上条「ああ、約束だ」
白垣根A『とても、嬉しいです』
- 582 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/03/16(土) 02:30:33.31 ID:PGdhJ4xSO
- 白垣根B『第一位、あなたの相手は自分です』
一方「ケッ、手加減はしねェぞ」
白垣根B『あ、その前にひとつお詫びします』
一方「……あァ?」
白垣根B『オリジナルが行った数々の迷惑行為にです、主に盗撮や嫌がらせなど……本当に申し訳ありませんでした』ペコリ
- 583 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/03/16(土) 02:31:17.44 ID:PGdhJ4xSO
- 一方「いや別にオマエがやった訳じゃねェだろ?」
白垣根B『しかし自分はオリジナルの分身、謝るのは間違いでは無いと思います』
一方「謝る必要はねェ、オマエは悪くねェからな」
白垣根B『ありがとうございます』
一方「何かオマエ気に入ったわ、あっちで缶コーヒーでも飲もうぜ」
白垣根B『しかし自分はお金を所持していません』
一方「気にすンな、おごってやる」
白垣根B『流石は第一位、そこに麻痺をおこして幻惑されます』
一方「それ病気じゃね?」
- 584 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/03/16(土) 02:33:34.28 ID:PGdhJ4xSO
- 垣根「何だなにやってんだ!! 和気あいあいしやがって!! かかれ! かかれってば!!」
上条「ちなみに何が食べたい?」
白垣根A『ホットケーキが食べたいです』
一方「どうだコーヒーの味は」
白垣根B『苦いですが美味しいです』
垣根「ええい役立たずめ! オイC! お前だけでも……」
削板「根性ォォォォ!!!」
白垣根C『根性ォォォォ!です!!』
垣根「……あるぇぇ~~~?」
- 611 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/03/20(水) 00:55:17.27 ID:L3JqIU5SO
- 垣根「お前らいい加減にしろ!」
白垣根A『上条さんとは戦えません』
白垣根B『第一位は友達です』
白垣根C『友人を襲うなど根性の無い事は出来ません』
垣根「オリジナルに逆らおうってのか!? いい度胸じゃねーか!!」
白垣根A『革命の時は来ました』
白垣根B『オリジナル覚悟』
白垣根C『根性を注入します』
垣根「1分、いや!一瞬で終わらせてくれるわ!!」
- 613 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/03/20(水) 00:58:05.10 ID:L3JqIU5SO
- ~5分後~
垣根「すみませんでした」ボロ……
白垣根A『これからはもっと友人を大切にしてください』
垣根「はい、そういたしますです」
白垣根B『さもなくばボロ雑巾にします』
垣根「はい、肝に命じておきます」
白垣根C『では自分たちはそろそろ消えるとしましょう』
垣根(もう二度と出してやらねーからな!)
白垣根C『なにか?』
垣根「いえ、何でもございません」
- 614 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/03/20(水) 01:00:18.87 ID:L3JqIU5SO
- フィアンマ「おいワースト、俺様のどこが気に入らない?」
番外「いや…だからさ、初対面で気に入らないもなにも……」
フィアンマ「まさか金か? なら心配いらんぞ、なんならサマージャンボとロト6の一等を当ててやる」
番外「それ本当?って違ああああああ--う!! お互いまだ何にも知らないでしょうって言ってんの!!」
フィアンマ「そんな事、これから知ればいいだけの事だろう?」
番外「ああ--もうっ! ちょっと誰か助けてよ!!」
- 615 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/03/20(水) 01:02:29.17 ID:L3JqIU5SO
- 美琴「良かったわねワースト、ついに春到来じゃない」
00001「今夜はお赤飯ですね」
00002「お邪魔虫は退散しましょう」
00003「そうですね」
番外「この薄情者!! つんつん助けて!!」
上条「へ?」
番外「残念だけどねフィアンマ、ミサカはつんつんに胸揉まれたりしたんだよ、だから諦めて!」
フィアンマ「……」ビキッ
- 616 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/03/20(水) 01:03:43.85 ID:L3JqIU5SO
- 上条「いやあのですね……それに関しては事故って言うか……」
番外「さらにキスもしたよ!!」
フィアンマ「……ほう」ビキビキ
上条「いやいやいや!アレはワーストが一方的にしてきたんだろ!?」
フィアンマ「そうか、ワーストを手に入れる為にはまずお前を始末する必要があるんだな……」ゴゴゴ…
上条「よし冷静に話し合おう! 俺には美琴って言う立派な彼女が!!」
- 617 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/03/20(水) 01:05:47.64 ID:L3JqIU5SO
- フィアンマ「貴様……二股とはまたいい度胸だ」
上条「違う違う!! 上条さん美琴一筋! you・OK?」
フィアンマ「ならば何故ワーストがお前にゾッコンか答えてもらおう」
上条「いや全く見に覚えが……」
フィアンマ「聖なる右……」ズズズズ……
上条「待って待って! なにその禍々しいの!?」
フィアンマ「さあ答えてもらおうか」
上条「そう言われても……」
フィアンマ「断罪する」
番外「止めろバカ!!」
フィアンマ「分かった」
- 618 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/03/20(水) 01:08:18.41 ID:L3JqIU5SO
- 番外「つんつんはミサカを命懸けで説得してくれた恩人なの! 何かしたら許さないよ!!」
フィアンマ「だ、だがこの男はお前を……」
番外「あ-もうヤメヤメ! この話しはおしまい!」
フィアンマ「し、しかしだな」
番外「しかしもカカシも無いの!! 分かった!?」
フィアンマ「…ハイ」
番外「声が小さい!!」
フィアンマ「はい」
上条(案外いい感じになるんじゃないかなこの2人……)
- 619 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/03/20(水) 01:10:27.65 ID:L3JqIU5SO
- アレイ「やれやれ、終わったかい?」
上条「あ、アレイスター」
美琴「今までどこ行ってたのよ?」
アレイ「君たちは目的を忘れたのかい? カブトムシを捕まえに来たのだろう」
一方「そう言やそうだったか」
打ち止め「見てみて捕まえたよ!ってミサカはミサカはカブトムシを自慢してみたり!」
美琴「うん、良かったわね打ち止め。でもソレ近づけないで」
- 620 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/03/20(水) 01:11:37.78 ID:L3JqIU5SO
- 垣根「へ~中々デカイじゃん、名前とかつけたのか?」
打ち止め「カブタック!ってミサカはミサカは命名してみたり」
フィアンマ「なに!? まさかJAPANのカブトムシはスーパーチェンジするのか!?」
アックア「驚きである!」
テッラ「側転しながらするんですかね~?」
ヴェント「私はロボタックの方が好きなんだけどな、犬だし」
上条「日本のカブトムシはスーパーチェンジしないし ジシャックシステムも搭載されてねーよ!」
- 622 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/03/20(水) 01:14:06.83 ID:L3JqIU5SO
- アックア「む、そう言えばそろそろ飛行機の時間がせまっているである」
テッラ「許可が出たとは言えあまり長居は出来ませんからね~」
ヴェント「飛行機……やっぱり乗るの?」
アックア「大丈夫であるヴェント、来た時と同じように睡眠薬を飲めば」
テッラ「寝ている間に着きますよ~」
ヴェント「……うん」
- 623 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/03/20(水) 01:15:21.77 ID:L3JqIU5SO
- 垣根「なんだもう帰んのか?」
アックア「名残惜しいが仕方ない」
テッラ「またその内来ますよ~」
ヴェント「じゃあね軍覇」
削板「ああ、またな!」
00003「もう来んな、とミサカは毒を吐きます」
アックア「では去らばである」
テッラ「失礼します~」
ヴェント「飛行機恐い飛行機恐い飛行機恐い飛行機恐い飛行機恐い飛行機恐い飛行機恐い……」
- 624 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/03/20(水) 01:16:20.74 ID:L3JqIU5SO
- 美琴「何か嵐の如く去って行ったわね……」
一方「魔術師にも色々居るンだなァ……」
00001「あの、どなたか上位個体を知りませんか?」
00002「先ほどまでカブトムシと戯れていたハズですが……」
00003「居ませんね…」
番外「あのさ、アックアのバッグから見慣れたアホ毛が見えるんだけど……」
アレイ「まさか!!」
- 625 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/03/20(水) 01:18:18.16 ID:L3JqIU5SO
- 打ち止め「ぷはっ!! 助けて~~~ッ!!ってミサカはミサカはヘルプミーッ!!!!!!」ジタバタ!!
アックア「しまった! バレたのである!」
テッラ「早くバスに逃げ込むんですよ~!」
ヴェント「飛行機恐い飛行機恐い飛行機恐い飛行機恐い飛行機恐い……」
上条「待てええええええ!! 打ち止めは置いていけえええ――――!!!」
垣根「誰か――ッ!!人拐い―――!!」
アレイ「居るんだろうエイワス! 後でパンを焼いてやるから最終信号を助け出せ!!」
エイワス『任せておけ』ギューン!!
>パンノタメニシネー-ッ!! ウオッ!? ツヨイデアル!! コムギコガキキマセンネー!!
- 626 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/03/20(水) 01:20:15.76 ID:L3JqIU5SO
- エイワス『願いは叶えてやった、サラダバー』フッ…
垣根「誰だよあの神龍気取り」
アレイ「おいおい説明するさ、大丈夫かい最終信号」
打ち止め「ぶぇぇぇんっ!怖かったよ~~!ってミサカはミサカは上条さんに抱きついてみたり~!!」
上条「よしよし、怖かったな打ち止め、もう大丈夫だからな」ヨシヨシ
アレイ(おのれ上条当麻……)
- 627 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/03/20(水) 01:22:11.63 ID:L3JqIU5SO
- 垣根「さ~て、カブトムシもゲットしたしそろそろ戻るか」
一方「だな」
削板「お腹減った」
フィアンマ「俺様も少々腹が減ったな、宿はどこだ?」
番外「いやちょっと、何でアンタ帰らないのさ??!」
フィアンマ「しばらく学園都市に厄介になる事にした、いいだろうアレイスター」
アレイ「構わんよ」
番外「…嘘でしょ?」
フィアンマ「つれない事を言うなワースト、仲良くしようと言っているんだ」ニヤッ
番外「アンタ何様だよ!!」
フィアンマ「俺様だ」ドヤッ!
番外「帰れバカァァァァッ!!」
- 643 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/03/24(日) 13:59:14.43 ID:2YSjNxvSO
- ~宿~
詩菜「お帰りなさいみなさん」
打ち止め「見てみてカブトムシ!ってミサカはミサカは詩菜ママに見せてみたり!」
詩菜「あらあら、良かったですね美冬ちゃん」
フィアンマ「美冬? 何を言っている、この子供の名前は打ち止…」
番外「どっせぇぇぇぇいっ!!」ドシーンッ!!!
フィアンマ「めんまっ!?!?」
- 645 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/03/24(日) 14:01:50.06 ID:2YSjNxvSO
- フィアンマ「な、何をする!!」
番外「いいからちょっとコッチ来いバカ!!」ズルズル
フィアンマ「足を引っ張るなハゲる! 後頭部がハゲる!!」ズルラレ
詩菜「当麻さんあの方は?」
上条「ええっと……」
アレイ「私の知り合いですよ奥さん、ヴァチカンから観光に来ていてね」
詩菜「あらあら、そうだったんですか」
上条「それより父さんは?」
詩菜「腰の具合が良くないらしくて、まだ休んでますよ?」
垣根(どんだけ激しいプレイ繰り広げたんだ……)
- 646 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/03/24(日) 14:04:04.57 ID:2YSjNxvSO
- フィアンマ「こんな所に連れて来て何をする気だ? まさか告白か?? フッ…ついに俺様に惚れたか」
番外「それだけは無いから安心しなよ、それよりね! ミサカ達が実験で造られたおねーたまのクローンだってここに来る時説明したよね!?」
フィアンマ「それがどうした?」
番外「あの人はつんつんのママさんなの! 学園都市の裏側とか全く知らない一般人!! これだけ言えば解る???」
フィアンマ「わからん」
- 647 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/03/24(日) 14:10:21.01 ID:2YSjNxvSO
- 番外「解れこのバカ! アンタの頭は飾りか!? ジオングの足並みか!!」
フィアンマ「誰がジオングだ! せめてクィンマンサと言え!!」
番外「違いがわかんないよバカ!!」
フィアンマ「頭がコクピットと言う点とニュータイプ用MSと言う点が同じだ、違いをあげるならジオングは両腕が有線式サイコミュ、クインマンサはビットを搭載している」
番外「どうでもいいよ!!」ガァァッ!!
- 648 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/03/24(日) 14:20:43.47 ID:2YSjNxvSO
- 番外「つまり、つんつんのママさんとパパさんにはミサカ達がクローンだって事は秘密なの!」
フィアンマ「分かった。それよりどうだワースト、今から温泉に入らんか?」
番外「は……いきなり何言ってんの?」
フィアンマ「ちょうど混浴があるしな、JAPANには裸の付き合いと言うコミュニケーションがあると聞いたぞ?」
番外「………」ブチッ
- 649 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/03/24(日) 14:30:11.69 ID:2YSjNxvSO
- 番外「……ねえフィアンマ」
フィアンマ「なんだ?」
番外「ちょっと舌出して、ベーって」
フィアンマ「ん? こうか?」ベー
番外「ジェットアッパァァァァ---ッ!!!」ゴスッ!!!
フィアンマ「ぶげうぉあっ!!」
番外「このスケベッ! ド変態!! そのまま野垂れ死ね!!! フンだっ!!」
フィアンマ「」チーン
- 650 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/03/24(日) 14:32:56.59 ID:2YSjNxvSO
- 垣根「おろ? フィアンマは?」
番外「知らないよあんなバカ」
上条「結構いい奴だと思うけどなぁ」
番外「バカだよバカ! その上ド変態のドスケベ!!」
フィアンマ「俺様は変態では無い、例え変態だとしても変態と言う名の紳士だ」
番外「うわ出たっ!?」
フィアンマ「いいアッパーだったぞワースト。危うく舌が取れる所だった、ナランチャのごとくに」
番外「ちっ、取れれば良かったのに」
- 651 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/03/24(日) 14:35:31.07 ID:2YSjNxvSO
- 一方「オマエはコイツのどこが気に入ったンだ?」
フィアンマ「大人びた事は言うがそれでいて恥ずかしがり屋、誉められるのに弱い。そして笑った時の無邪気な顔が俺様の胸を貫いた」
美琴「……だそうよ?」
番外「………(///)」プスプス……
フィアンマ「と、言うわけで一緒に混浴に…」
番外「入るかァァァァァァァァアアア!!!!」ゴスッ!!!!!
フィアンマ「ぎゃふんっ!!」
番外「バ! バーカバーカ!! ミサカはアンタなんか何とも思って無いもんね!! エロゲでもやって満足しとけバァァァァカ!!////」ピューーッ!!!!
- 652 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/03/24(日) 14:42:19.23 ID:2YSjNxvSO
- フィアンマ「クソッ、何故だ! 何がイケナイ??! 俺様の想いを素直に伝えていると言うのに……」
一方「素直に伝え過ぎだボケ」
垣根「けどよ、ワーストの奴まんざらでも無い顔してたぜ? ぐいぐい押したら行けんじゃね?」
フィアンマ「ぐいぐいか……よし!!」
上条「いや、あんまりぐいぐい行き過ぎるのもどうかと……」
美琴「そうよ、もっと雰囲気とかシチュエーションとか考えて……」
フィアンマ「なら御坂、お前は上条にもっとぐいぐい来て欲しいとは思わんのか?」
美琴「思う」キッパリ
上条「えぇ……」トバッチリ
- 654 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/03/24(日) 14:56:06.91 ID:2YSjNxvSO
- 打ち止め「ジュースにお茶にコーヒー、これで足りるかな?ってミサカはミサカは確認してみる」
00002「十分でしょう、モヤシにくれてやる必要は無いと思いますが」
00001「00002号、後でお話し(物理)しましょう」
00002「挑むところです」
00003「ケンカは外でお願いしますよ2共」
削板「クリーンファイトでやらないとな!」ハッハッハ!
打ち止め「止めないの??!ってミサカはミサカは……あれ?」
- 655 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/03/24(日) 15:01:09.18 ID:2YSjNxvSO
-
>ドドドドドドドドドドドド!!!!
00003「おや番外個体、ちょうど皆さんに飲み物を……」
番外「うわぁぁぁぁぁああああああああああああ!! 違う違う違うぅぅぅ---っ!! ドキドキなんてしてない!キュンってなってないミサカはあんな奴の事なんかああああああああああ----っ!でも顔が熱いよおおおおぉぉぉぉ!!!」ドドドドッ!!!!!!
削板「………なんだアレ?」
000010000200003打ち止め「「「「さぁ……」」」」
- 673 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/03/27(水) 13:26:07.72 ID:01PUww0SO
- 00001「お待たせしました」
一方「ン、悪ィな」
00001「ごめんなさい一方通行、一方通行の気に入っていた缶コーヒーがありませんでした…」シュン…
一方「別にコレで構わねェよ」
00002「垣根さん、ミロです」
垣根「サンキュー、美味いんだよこれ、グーングーンミロ!!」
打ち止め「軍覇は牛乳?ってミサカはミサカは聞いてみる」
削板「ああ、さらに持参したプロテインを入れて飲む、打ち止めもどうだ? ムキムキになれるぞ?」
打ち止め「ムキムキよりボンッキュッボンッ!になりたいってミサカはミサカはやんわりとプロテインを拒否してみる」
- 674 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/03/27(水) 13:27:52.99 ID:01PUww0SO
- 上条「プロテインって高タンパク質の加工食品ってだけだし、別に飲んだからってすぐにムキムキになる訳じゃ無いぞ?」
フィアンマ「ドーピング剤とは全く違う物だからな、吸収されやすい。人間が生成出来ないアミノ酸が手軽に摂取出来ると言う点を除けば肉や魚を食べるのと変わらん」
垣根「良く知ってんな」
上条「土御門に貰った事があるんだよ、『カミやん! これを飲めば腹筋が割れてモテモテだにゃーっ!』とか言われて」
フィアンマ「俺様はアックアに薦められた。『身体を鍛えて損はないである!』とな、余計なお世話だと一蹴したが」
- 675 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/03/27(水) 13:32:55.03 ID:01PUww0SO
- 一方「付け加えンならプロテインってのは実はダイエットにも使える」
美琴「!!!!」マジデ!?
一方「1日3食の内どっかを水、もしくは牛乳で溶いたプロテインにすりゃいい」
美琴「それだけ? それだけで痩せるの???!!」
一方「例えばランチで800kcal近く食ってた奴が200kcal未満のプロテイン系ダイエット食品に置き換えた場合、一日約600kcalのマイナス、1ヶ月続ければ2.5kg減って理屈になる」
美琴「よしやろう」
垣根「ダイエット? 必要ねーだろ御坂には」
美琴「え、そう?」テレテレ///
- 676 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/03/27(水) 13:35:20.75 ID:01PUww0SO
- 垣根「ただでさえちっパイなのがソレ以上薄くなったら目も当てられねーし」
美琴「 」ガーンガーンガーン…
上条「誰の胸がちっパイだと………」ゴゴゴ……
垣根「その顔恐いからヤメテ」
上条「美琴はなァァァァ!! 最近少しだけど大きくなってんだよォォォォ!!!!」
フィアンマ「大声で叫ぶな、みっともない」
- 677 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/03/27(水) 13:36:24.23 ID:01PUww0SO
- フィアンマ「それより聞きたいんだが、ワーストは?」
00003「番外個体なら先ほどあっちに走り去って行きました」
フィアンマ「分かった」タッタッタ
アレイ「あの男、本気で番外個体を落とすつもりか……」
垣根「ここにまた1人、ロリコンが誕生したか」
削板「? ワーストはロリじゃ無いぞ?」
垣根「妹達→0歳児→それに手を出す=ロリコンだろ?」
- 678 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/03/27(水) 13:38:02.86 ID:01PUww0SO
- 一方「死ンで来るゥ」トボトボ…
削板「お、俺はロリコンだったのか……吊るしかねぇ……」トボトボ…
0000100003「「ダメです!!」」
美琴「垣根、アンタも例に漏れずロリコンのカテゴリーに入ってるの気付いてる?」
垣根「ハッハッハ! ああ!気付いてるさ!! 未元物質で自爆じゃぁぁぁぁあっひゃっひゃっひゃ!!!」フラフラ
00002「当て身!!」トンッ
垣根「う」チーン
00002「お姉さま、垣根さんに意地悪しないでください」
美琴「さっきのお返しよ」フンッ
上条(俺はセーフ……だよな?)
- 679 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/03/27(水) 13:43:01.67 ID:01PUww0SO
- ――――――
――――
――
―
番外「ハァ…ハァ……おおおおちおちおちちゅけミサカ、うろたえるんじゃあないッ。ドイツ軍人はうろたえないッ!!」
フィアンマ「お前はどこのシュトロハイムだ」
番外「……」
フィアンマ「どうした?」
- 680 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/03/27(水) 13:44:02.56 ID:01PUww0SO
- 番外「みゃあぁぁぁぁぁぁぁぁあああああああああああァァァァッ!!???!!」
フィアンマ「奇声はよせ、耳が痛い」キーン
番外「くくくく来るな来るな来るなぁぁぁぁ!!! あっち行け! 右腕もげろ! シャーッ!! シャーッ!!!!!」
フィアンマ「のら猫並の拒絶だな、地味に傷付くぞ……」
- 681 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/03/27(水) 13:45:44.16 ID:01PUww0SO
- フィアンマ「何故そこまで俺様を毛嫌いする? 自分で言っておいてなんだが俺様は世間一般で言うイケメンに入るハズだ」
フィアンマ「資金的な面も問題は無い、いわゆるいい物件だ」
番外「いや……だから……」
フィアンマ「まさかアレか? 生理的に受け付けないと言うやつか?」
番外「そこまでは言わないよ、たださ……」
フィアンマ「?」
番外「ミサカがデレたらもうおちびしか居ないんだよ……」
フィアンマ「なんだその言い訳は……」
- 682 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/03/27(水) 13:47:56.87 ID:01PUww0SO
- フィアンマ「言っておくが俺様は本気だ」
番外「……何でミサカなの?」
フィアンマ「一目惚れ」
番外「……プッ」
フィアンマ「何故笑う?」
番外「プハハッwww だってさ……だって……グスッ……」
フィアンマ「え……いや…おい……」オロ…
- 683 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/03/27(水) 13:49:41.18 ID:01PUww0SO
- 番外「そんな……ヒック…一目惚れ……とか…さ……勘違い……するじゃん」
フィアンマ「……すればいい、ずっと勘違いでもいい、俺様は本気だがな」
番外「……バカだよ、こんなのに一目惚れとか」
フィアンマ「バカでも構わん、俺様はお前に惚れたんだ。それをバカと言うなら誉め言葉として受け取ってやるさ」
番外「……いちいち恥ずかしい奴」
- 684 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/03/27(水) 13:55:09.34 ID:01PUww0SO
- 番外「んじゃいくつか約束してよ」
フィアンマ「よし任せろ」
番外「まず、浮気したら即死刑」
フィアンマ「浮気などあり得ん」
番外「お触り禁止」
フィアンマ「それきついぞ??!」
番外「イチャイチャ求めるの禁止」
フィアンマ「嘘だろ?」
番外「ミサカにデレを求めるな」
フィアンマ「ツン6、デレ4で頼む」
番外「しばらくみんなに言うダメネ」
フィアンマ「自慢したいのに……」
- 685 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/03/27(水) 13:56:35.72 ID:01PUww0SO
- 番外「んで最後に……」
フィアンマ「?」
番外「……たまに……すっっっっっごくたまに……甘えていい?」
フィアンマ「むしろ毎日ウェルカム」
番外「じゃあ……えと……よ、よろしくお願いします///」
フィアンマ「世界一幸せにしてやるから覚悟しろ」
番外「なっ!?/// だから恥ずかしい事言うなバカァァァァ!!!////」
刀夜「青春だね母さん」
詩菜「昔を思いだしますね刀夜さん」
番外「ぎゃあぁぁぁぁ!!!!!////」
フィアンマ「いちいち大げさだぞ」
- 686 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/03/27(水) 14:00:39.90 ID:01PUww0SO
- はいここまで、ミサワがデレました。早すぎる? 申し訳ない……。
次回、学園都市に帰還。
皆さんコメントありがとうございます。 たまにネタとして使わせて貰えるので本当に助かってます。
- 687 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/03/27(水) 15:02:19.58 ID:01PUww0SO
- おまけ。上条勢力図
学園都市サイド
『上条当麻』
『一方通行』 『垣根帝督』 『御坂美琴』 『麦野沈利』『削板軍覇』 『絹旗最愛』 『フレンダ』 『滝壺理后』 『浜面仕上』 『土御門』 『アレイスター』 『木山先生』 『エイワス』『妹達』『白井黒子』 …その他
魔術師サイド
『禁書目録』 『神裂』 『ステイル』 『海原(偽)』 『土御門』 『フィアンマ』 『アックア』 『テッラ』『ヴェント』 『ローマ法王』…その他
………確実に世界狙える。
※見逃しあったらすみません。
- 688 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/27(水) 15:40:53.48 ID:I4GmrkVDo
- 乙でした
- 702 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/03/31(日) 00:53:17.06 ID:tr4Y+0dSO
- ~一方その頃~
垣根「タケノコタケノコにょっきっき!!」
美琴「いちにょっき!」ビシッ!
アレイ「ににょっき!」ビシッ!
上条一方「さ「さンにょっき」ってああああああっ!!!!!」ビシッ!!
00001「アウトです」
00002「モヤシざまあwww」
- 703 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/03/31(日) 00:54:14.37 ID:tr4Y+0dSO
- 一方「上条コラァ!!」
上条「よりによって何で俺と被るんだよ!? 第一位ならいちにょっきって言っとけよ!!」
一方「ふっざけンな! 俺の邪魔ばっかしやがってェ!!」
削板「ケンカは良くないぞ」
00003「全くです」
打ち止め「そこまで本気にならなくてもいいのに……ってミサカはミサカは呆れてみたり」
垣根「お前ら2人罰ゲームな、内容は……」ゴソゴソ
垣根「削板が尻にタイキック」
上条一方「「ゲッ!!」」
- 704 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/03/31(日) 00:55:54.60 ID:tr4Y+0dSO
- フィアンマ「すまん戻った」
垣根「ういっ、上手く行ったか?」
フィアンマ「フッ、当然だ。ついに俺様もリア充に「ふんっ!」ゴフッ!?」
フィアンマ「な、何をす……る……グフッ」
番外(しばらく内緒だって言ったでしょ! 早速約束破る気か! 喋ったら別れるからね!!)ヒッソヒッソーッ!!!
フィアンマ(そんな……さっきの今だぞ? 成田離婚より早いじゃないか……)
- 705 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/03/31(日) 00:57:13.21 ID:tr4Y+0dSO
- 削板「スゴいキイィィック!!!」バゴッ!!
上条「ギャア゙ァ゙ァ゙ァ゙ァ゙ア゙ア゙ア゙ッ!!」
一方(ヤベェ……ここは反射で対応するしか………)
上条「逃がさんぞ一方通行……」ガシッ
一方「バッ!! 離せゾンビが! マジ離せェ!!」
上条「道連れじゃぁぁぁぁ……」
削板「スゴいキイィィック!!!」バゴッ!!!!
一方「ケツがァァァァアアアァァァァアアア!!!!」
- 706 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/03/31(日) 00:58:13.98 ID:tr4Y+0dSO
- 垣根「悪い聞いて無かった、リア充がなんだって?」
番外「暇だからってタケノコにょっきやってるリア充爆発しろって言いたかったそうだよ」
垣根「いやこれ意外に燃えるぞ? 今んとこ上条と一方通行が被りまくってるがな」
一方「上条が俺の邪魔してンだよォ!」ヒリヒリ…
上条「俺のせいかよ!?」ヒリヒリ…
番外(よし良かったバレて無い)
刀夜「やあみんな、楽しんだかい?」
上条「あ、父さん」
詩菜「当麻さん、ちゃんとおめでとうって言いました?」
上条「……は?」
- 707 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/03/31(日) 00:59:37.80 ID:tr4Y+0dSO
- 刀夜「そうそう、ミサワさんと……」チラッ
フィアンマ「そう言えば名乗って無かったな、フィアンマだ」
刀夜「すまないね、ミサワさんとフィアンマ君が交際する事になったからね」
詩菜「初々しいミサワさんの反応が可愛くて可愛くて」ニコニコ
番外「パッ! パパさんママさん!! ソレ言っちゃダメ!!」
00001「ほほう」ニヤニヤ
00002「ついにですか」ニヤニヤ
00003「リア充め」ニヤニヤ
番外「そこ! ニヤニヤするなっ!!」
美琴「ねえねえ、どっちから告白したの?」
番外「おねーたままで!?」
- 708 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/03/31(日) 01:01:34.30 ID:tr4Y+0dSO
- フィアンマ「告白は俺様からだ」
垣根「落とすの早いなオイ」
フィアンマ「色々と条件付きだがな、特にお触り禁止はキツイ……」
一方「それ生殺しじゃねェ?」
アレイ「心配無いだろう、どうせその内ワース……コホン、ミサワの方からデレる」
番外「スクラップになりたいらしいねこのポンコツトースターは」ビリビリ
アレイ「ごめんなさい」
- 709 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/03/31(日) 01:02:30.78 ID:tr4Y+0dSO
- 一方「とりあえず祝ってやるが忠告だ、コイツ泣かせたら地獄に落ちてもらうぞ」
フィアンマ「あり得んな、今しがた世界一幸せにすると約束したんだ」
番外「だ・か・らぁぁぁぁ……///」プルプル
フィアンマ「?」
番外「恥ずかしい事言うなってばあぁぁぁぁ!!!////」ゴスゴスッバキッ!!!
フィアンマ「よせ! 痛いから! 殴るな痛いっ!!」
打ち止め「あれは本当に付き合ってるの?ってミサカはミサカは疑問視してみる」
垣根「ただの照れ隠しだろ。ツンデレだツンデレ、もしくはDV」
- 710 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/03/31(日) 01:04:52.67 ID:tr4Y+0dSO
- 上条「何はともあれおめでとう2人共」
削板「おめでとう!」
番外「あぅ…あ…ありがと///」
垣根「おめでとう」パチパチ
一方「おめでとォ」パチパチ
00001「おめでとうございます」パチパチ
00002「おめでとうございます」パチパチ
00003「おめでとうございます」パチパチ
打ち止め「おめでとう!ってミサカはミサカは拍手してみる」パチパチ
アレイ「おめでとう」パチパチ
美琴「え? あ、おめでとう?」パチパチ
番外「ちょっとなにこのエヴァ最終回みたいなノリ??!」
フィアンマ「ありがとう」
- 711 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/03/31(日) 01:07:02.09 ID:tr4Y+0dSO
- 父にありがとう
母にさようなら
全てのメルヘニストに……おめでとう
完
※ナレーション(垣根)
- 712 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/03/31(日) 01:11:19.20 ID:mxQJ8kjS0
- おいwwww
- 713 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/03/31(日) 01:13:18.10 ID:tr4Y+0dSO
- 番外「終わるなぁぁぁぁぁぁぁぁああああああ!!!!!!」
垣根「やっぱダメか?」
番外「ダメ以前の問題だよ! 何のひねりもなくパクってんじゃん!!」
垣根「良いセリフが思い付かなかった……」
番外「ならやるな!!」
フィアンマ「ワ……ミサワ」
番外「ハァ…ハァ……なに!?」
フィアンマ「学園都市に戻ったらデートしないか? テンプレだが遊園地にでも」
番外「今そんな話しする??!」
フィアンマ「答えはYesかNOで」
番外「………イエス」
フィアンマ「よしイエス!!」ガッツ!!
- 714 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/03/31(日) 01:15:16.92 ID:tr4Y+0dSO
- 上条「じゃあそろそろ俺達戻るよ」
刀夜「家には寄って帰らないか?」
上条「あ……うん、また今度で」
詩菜「じゃあ日用品は郵送しておきますね」
垣根「あ、料金は着払いでいいっすよ詩菜さん、一方通行が払うんで」
一方「俺かよ」
- 715 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/03/31(日) 01:16:01.98 ID:tr4Y+0dSO
- 垣根「ケチケチすんな第一位のクセに」
一方「第二位の経済力でも十分だと思うンですけどォ?」
垣根「実は俺、今月ピンチなんだ」
一方「はァ??」
垣根「最近置き去りの施設とか補修したり新しく建てたり施設の子供達に色々と寄付とかしててよ、その費用全額出してたら財布の中身が寂しくなっちまった」
一方「ごめン、俺が払うわ、つーか払わせて下さいマジで」
垣根(あくまで財布の中身が、だけどな)
- 716 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/03/31(日) 01:17:36.89 ID:tr4Y+0dSO
- 刀夜「じゃあ当麻、身体に気をつけて」
上条「うん、父さんも」
詩菜「美琴さん、当麻をよろしくお願いしますね」
美琴「は、はい!」
詩菜「それと」
美琴「?」
詩菜(初孫は女の子で、私も一度女の子を育ててみたいですから)ヒソヒソ
美琴(ふにゃあっ!?)
刀夜「それじゃあ」
詩菜「失礼します」
>ブロロロロ……
上条「美琴、母さんに何て言われた?」
美琴「な、ないしょ///」
上条「?」
- 717 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/03/31(日) 01:19:44.08 ID:tr4Y+0dSO
- フィアンマ「それで帰りはどうするんだ?」
アレイ「電車だが、お望みとあれば学園都市の科学技術を結集したスーパーなバスも用意出来る」
フィアンマ「ほう。ならば見せてもらおうか、学園都市のバスの性能とやらを」
00001「ま、またあのバスですか……」
00002「あれはトラウマものです」
00003「あ、安全に電車で帰りましょう!」
垣根「お~い早く乗り込め、出発すんぞ」プップ~!
上条(時すでに遅かった……)
- 718 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/03/31(日) 01:21:35.24 ID:tr4Y+0dSO
- 番外「わ、凄いバス」
フィアンマ「ワースト、俺様の隣はお前専用席だからな」
番外「ま、また恥ずかしい事を……」
美琴「そう言えば2人共このバス初めてだったわね」
上条「フィアンマはともかくワーストが心配だ……」
打ち止め「エチケット袋はいっぱいあるよ!ってミサカはミサカは出来る女をアピールしてみる!」
上条「お、偉いぞ打ち止め、ありがとうな」ヨシヨシ
打ち止め「えへ~///」テレテレ
美琴(……打ち止め、そのポジション今だけ代わって)
- 730 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/04/01(月) 21:43:51.00 ID:slAjbg+SO
- ~帰り道~
垣根「ハイィィィ! イナーシャルドリフトォォォォ!!」ギャギャギャ!!
上条「うわあああああああ!!!」ゴロゴロゴロ!!
美琴「当麻ぁぁぁぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙あ゙あ゙!?」ゴロゴロゴロ!!!
垣根「お次はリフティングターンッ!!」ギューンッ!!
削板「うおっ!? なんか腹がフワッて『ゴン!!』………」チーン…
00003「ああっ! 軍覇さんしっかr『ゴンッ』……」チーン……
- 731 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/04/01(月) 21:50:37.88 ID:slAjbg+SO
- 垣根「藤原豆腐店開発の溝落としぃぃぃ!!!」ガコッ!!
番外「わあっ!? ちょっ! 傾いてるって!!」ヨロッ…
>ムニュ……
フィアンマ「これが伝説のパフパフか……ちょっと息が苦しいな」スーハースーハー
番外「……ッ///!! アホッ!!!」バチーンッ!!!
フィアンマ「ヒドイ……」ガンメンモミジ
- 732 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/04/01(月) 22:09:56.05 ID:slAjbg+SO
- 00001「皆さん大変そうです……」
一方「死にゃしねェだろ、それより離れるなよ、バスの揺れやら能力で相殺してンだからな」ギュッ
00001「…はい///」ギュッ
打ち止め「おろろろろろ!ってミサカはミサカはエチケット袋に顔を埋めてみた……おえっぷ」
00002「上位個体、水を飲んでくだ……おろろろろ」
- 733 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/04/01(月) 22:40:29.75 ID:slAjbg+SO
- >ファンファンファンッ!!
アレイ「垣根、パトカーだ」
垣根「『TRANS-AMブースト』ステーンバイ」
アレイ「太陽炉リミッター解除、高濃度圧縮粒子完全開放!」
垣根「学園都市に突貫じゃああああああああああああああああああああああああっっっ!!!」
一同「降ろしてええええええええええええええええええええっっっ!!!!!!」
- 753 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/04/04(木) 22:49:24.00 ID:GRTpFjcSO
- ~外伝『出会い』~
----数年前
一方(ハァ………)
少年は深いため息を付きながら頭を掻いた
チンピラA「見つけたぞ! 囲めお前ら!!」
>ゾロゾロ…
一方(いつもの事とは言え……安易にコンビニにコーヒー買いにも来れねェな……)
チンピラA「おうっ! なに余裕ブッコいてんだ! 状況分かってねぇのかあぁんっ!!」
一方(あ、今日のリンカーン確かリストランテだったっけか? ヤッベェ録画予約してねェ!!)
- 754 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/04/04(木) 22:52:00.26 ID:GRTpFjcSO
- チンピラB「テメェ……シカトかコラッ!!」
一方「うっせェなァ……ケガしたかったら勝手にやればァ?」
チンピラC「こ、このッ「あ~いたいた!」……あ?」
一方「?」
- 755 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/04/04(木) 22:53:01.54 ID:GRTpFjcSO
- 上条「いや~ゴメンな、レジ混んでてさ」
一方(………? 誰だ?)
上条「今日はお前の好きな野菜炒め作るから勘弁な、さて行きますか、ハイ通して~~」イソイソ
一方「………オイ」
上条「?」
一方「誰だオマエ?」
上条「………」
- 756 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/04/04(木) 23:01:03.32 ID:GRTpFjcSO
- 一方「俺に野菜炒め食わそうとか死にてェの? ミンチにして野良犬に食わすぞ」
上条「……え~~と、お呼びでない?」
チンピラA「……」コク
上条「お呼びでない?」チラッ
チンピラB「……」コク
上条「……」
上条「ハ、ハハ……失礼しましたぁぁぁぁああああああ!!!」ピューーッ!!!
一方「!!!!!」
- 757 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/04/04(木) 23:09:20.92 ID:GRTpFjcSO
- 上条「ゼ-ッ! ハーッ!! ここまで来れば……ん?」
一方「コ……コヒュー……ヒュー……」ピクピク
上条「な……おいしっかりしろ! なんだどうした!?」
一方(どうなってる? コイツに手ェ握られて……能力使えねェ……)
上条「おい! 大丈夫か!?」
一方「オマ……エ……何……者……だ……」ガクッ
上条「……不幸だ……」
- 758 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/04/04(木) 23:16:05.71 ID:GRTpFjcSO
- 一方「………ン?」パチクリ
一方「……何処だココ?」キョロキョロ
一方「確かクソに絡まれて……バカが首突っ込ンで来て……」
上条「誰がバカだって?」
一方「あァ~そうそう、ちょうどこンな感じのマヌケ面でェ」
上条「誰がマヌケ面だって?」ピキピキ
一方「ンでオマエ誰だよ、ここ何処だ?」
上条「俺は上条当麻、ここは俺が住んでる学生寮だよ」
- 759 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/04/04(木) 23:23:47.78 ID:GRTpFjcSO
- 一方「上条とンまァ? ご愁傷さまとしか言い様がねェ名前付けられンのな」
上条「当麻だ! と・う・ま!! 万が一とんまなんて付けられたら今すぐ市役所行って改名するわ!!」
一方「それよかよォ、オマエ俺に何した?」
上条「別に何も? 手掴んで走って逃げたら気絶するもんだからさ、放っとく訳にいかないから連れて来た」
一方「イヤそれがまずおかしいンだよ」
上条「?」
一方「……俺に触って無傷な訳ねェンだ」
上条「………厨二病?」
一方「……殺す」ビキッ
上条「初対面で殺人予告!?」
- 760 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/04/04(木) 23:32:22.56 ID:GRTpFjcSO
- 一方「オマエさァ、俺が誰だか知ってて舐めた口聞いてンのか?」
上条「どこかでお会いしましたっけ?」
一方「……俺は一方通行だ」
上条「……」
一方(ケッ、やっぱビビりやがったか)
上条「か……」
一方「?」
上条「変わった名前だな? どっからが名字?」
一方「………」ズルッ
- 761 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/04/04(木) 23:41:43.27 ID:GRTpFjcSO
- 一方「オマエここが何処だか分かってるよなァ?」
上条「学園都市」
一方「学園都市にレベル5の能力者は何人居る?」
上条「……7人?」
一方「よし、じゃあそのレベル5序列第一位は誰だ?」
上条「………誰だっけ?」
一方「一方通行! すなわち俺だァ!! 仮にも学園都市に住ンでンなら第一位が誰かぐらい知っとけやァァァァァアアア!!」
- 762 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/04/04(木) 23:45:23.68 ID:GRTpFjcSO
- 上条「マジ? 第一位? お前が?」
一方「そォです俺が第一位なンですよォ」
上条「へ~、第一位ってくらいだからもっとゴッツい感じかと思ってた」
一方「能力者を見た目で判断するンじゃねェよ」
上条「で? 第一位だからどうしたって?」
一方「第一位=最強の能力者で通ってンだぞ俺」
上条「?」
- 763 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/04/04(木) 23:48:19.03 ID:GRTpFjcSO
- 一方「だァかァらァ!! あンなゴミカス共が何百人集まろうが俺にはハエが集る程度なンだよ! 何で首突っ込んで来やがった!?」
上条「そりゃあ……普通そうするだろ?」
一方「……帰る」
上条「え、せっかくだし晩飯食ってけばいいのに」
一方「世話にはなンね…」ググ~
上条「……食べてく?」
一方「……」
- 764 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/04/04(木) 23:57:25.58 ID:GRTpFjcSO
- 一方(クソッ、調子狂っちまった……)
上条「ほいお待たせ」
一方「……何だコレ?」
上条「肉じゃが」
一方「イヤイヤイヤおかしいだろ、明らかに肉よりジャガイモが目立ってンじゃねェか」
上条「普通肉じゃがの割合ってこんなもんだぞ?」
一方「い~や認めねェ。こいつァ肉じゃが改めじゃが肉だ、ジャガイモが主役はってる用にしか見えねェし」
上条「んな無茶苦茶な……」
一方「つ~かよォ、コレ豚肉じゃねェか、牛にしろ牛に」
上条「レベル0の貧乏学生に牛肉なぞホイホイ買えてたまるか」
一方(……何で俺、初対面の奴の家でメシ食ってンだ?)
- 765 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/04/05(金) 00:02:09.76 ID:WuxbXrOSO
- 今回はここまで。
>>742『それにしても上条と一方通行がどんな出会い方したか知りたい…話にして欲しい…』と言うコメがあったので書いて見ました。
このスレ中には終わります………多分。
- 766 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/04/05(金) 00:02:56.88 ID:iJ9SqlCjo
- 乙
- 777 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/04/05(金) 22:21:03.74 ID:WuxbXrOSO
- 一方「……フゥ」
上条「なんだかんだで全部食ったな」
一方「腹ァ減ってただけだ、それより俺が買った缶コーヒーどこやった?」
上条「あ……悪い、多分逃げる時に……」
一方「 」
- 778 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/04/05(金) 22:28:31.90 ID:WuxbXrOSO
- 一方「ふざけろ! 食後のコーヒーどォしてくれンだよォ!!」
上条「だからゴメンって、インスタントならあったと思うけど、それでもいい?」
一方「コーヒーなら何でもいい」
上条「じゃあ入れてくる、砂糖とミルクは?」
一方「いるかバカ、ブラックだ」
- 779 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/04/05(金) 22:32:50.82 ID:WuxbXrOSO
- 上条「はい」
一方「ン」
上条「あ、ちょっと聞きたいんだけどさ」
一方「あァ?」
上条「何でからまれてたんだ?」
- 780 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/04/05(金) 22:36:14.11 ID:WuxbXrOSO
- 一方「あンなのは何時もの事だよ」
上条「いつも?」
一方「俺が第一位で最強の能力者ってのは話したよな?」
上条「うん」
一方「だからだ」
一方「『最強ってのはどンなもンなンだ? 勝てば自分が第一位に、あわよくば俺が』……ってな、大した能力もねェクセに人数揃えりゃ勝てるって勘違いするバカが居るンだよ」
上条「高位能力者にも色々あるんだな」
- 781 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/04/05(金) 22:41:08.56 ID:WuxbXrOSO
- 一方「やっぱ最強じゃ足りねェンだ」
上条「?」
一方「最強を越えた、例えば無敵になれば……誰も俺に近づいてこねェ」
一方「最強なンて中途半端じゃダメなンだよ……」
上条「……」
一方「チッ、柄にもなく変な事言っちまったか、忘れろ」
上条「……別に無敵になんてならなくてもいいんじゃないか?」
一方「…ンだと?」
上条「確かに無敵になれば誰も挑んでこないかもしれないけどさ、逆に言えば周りに誰も居ない……独りぼっちって事だろ?」
- 782 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/04/05(金) 22:45:54.80 ID:WuxbXrOSO
- 上条「そんなの寂しいだけだと思うぞ?」
一方「……るせェ」
上条「最強じゃ無くても、無敵じゃ無くてもいいだろ? 弱くたってさ」
上条「弱かったら友達と協力すればいい、独りで無理なら仲間に頼れば良いんだから」
一方「うるせェ!!」
一方「一体オマエは何様だァ!? 臭ェセリフべらべら垂れ流しやがって! 俺は……俺はなァ!!」
上条「……独りぼっちが……嫌なんだろ?」
一方「……帰る」
- 783 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/04/05(金) 22:52:04.30 ID:WuxbXrOSO
- 上条「なあ、暇だったり近く通りかかったりした時は、また来いよな?」
一方「二度と来るかっ!! 人の気も知らねェクセしやがって!!!」
>バタンッ!!
上条「………分かるよ、独りぼっちは嫌だってこと………寂しいってこと………」
誰よりも………わかるよ
- 784 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/04/05(金) 22:58:28.77 ID:WuxbXrOSO
- 一方(クソッ! 協力だ? 頼ればいいだァ??)テクテク
一方(ンなのは弱い奴のする事だろォが!!)テクテク
一方(俺は第一位だ、最強なンだぞ……)テクテク
一方(……)テクテク
一方「……友達……仲間……」
一方「………居ねェンだよ……」
だから…………独りぼっちなンだ
- 806 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/04/07(日) 21:52:07.18 ID:oYdd8IlSO
- ~次の日~
一方「……」
上条「よっ、昨日ぶり」
一方「……」プイッ
上条「ヲイヲイ、あからさまなシカトはやめようぜ?」
一方「誰だっけか?」
上条「昨日名乗りましたのことよ?」
一方「あ~思い出したわ、確か……とのま?」
上条「当麻だよ! 上条さんはピアノは弾けねーし秘打白鳥の湖もできねーし語尾に『づら』もつけません!!」
一方「朝っぱらから騒がしいンだよ、何やってンだこンなとこで」
- 807 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/04/07(日) 21:56:40.87 ID:oYdd8IlSO
- 上条「今日週末だろ、学校休みだし買い物がてらブラブラしようと思ってさ、一方通行は?」
一方「昨日誰かさンに缶コーヒー捨てられたからなァ、買いに来た」
上条「だ、誰かさ~ん、誰かさんはいらっしゃいませんか~???」
一方「オマエだろが」
上条「あれは事故です」
一方「別に弁償しろとは言わねェよ、じゃあな」
上条「ストップ温暖化」ガシッ
一方「……あァ?」
上条「今、暇だったりする?」
一方「はァ??」
- 808 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/04/07(日) 22:03:45.87 ID:oYdd8IlSO
- ~とあるスーパー~
>ガヤガヤ…ゾロゾロ…ザワザワ…
一方「……何だこの人間牧場は」
上条「むぅ、やはりみんな狙いは一緒か…」
一方「狙いだァ?」
上条「そろそろタイムセールだから」
一方「何だソレ?」
上条「戦争……さ」
一方「???」
- 809 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/04/07(日) 22:06:32.77 ID:oYdd8IlSO
- >ピンポンパンポ~ン♪
アナウンス『本日も当店をご利用頂きまことにありがとうございます』
一方「ン? オイ、何か言ってンぞ」
上条「しっ!! 黙って!!」
一方「オマッ……半ば強引に連れて来といてその態度かよ!?」
上条「……」←聞こえてない
- 810 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/04/07(日) 22:07:30.20 ID:oYdd8IlSO
- アナウンス『それではただ今よりタイムセールを行います、牛肉1パック表示価格より半額に! お一人様1品限りとなっておりますのでご了承ください』
上条「……ッ!!」ブォンッ!!
一方「半額だァ? それでこの店やって行けンのか?」
一方「……オイ」チラッ
「 」イネェ
一方(消えやがった……)
- 811 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/04/07(日) 22:13:57.45 ID:oYdd8IlSO
- 一方「肉並べてンのは……ここか」
上条「ぬおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおっ!!!」
一方「 」
上条「た、ただいま……」ボロ…
一方「オマエは何処の戦場を駆け抜けて来た?」
上条「お肉様のためならばこれくらい、コレ一方通行の分な」
一方「は?」
- 812 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/04/07(日) 22:16:34.30 ID:oYdd8IlSO
- 上条「言ってただろ? お一人様1品って、2人なら2品買える」
一方「まさか……俺を頭数に入れてンのか?」
上条「モチのロン、さて次は……」
アナウンス『次のセール商品は卵1パック95円となります』
上条「行って来まーす!」ドギュンッ!!
一方(帰りてェ……)
- 813 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/04/07(日) 22:19:29.22 ID:oYdd8IlSO
- 上条「いや~助かったよ」ホクホク
一方「ンじゃそう言う事でェ」
上条「あ、ゲーセン寄ってかないか?」
一方「いや母親が危篤で大変なンでェ」
上条「マジかよ!? 早く病院に!!」
一方「真に受けンなよ……」
上条「え? 違うの?」
一方「嘘だって気づくだろ普通」
上条「なら問題ないか、行きませう」
一方「あのォ、帰りたいンですけどォ?」
上条「まあまあそう言わずに」グイグイ
一方「だから引っ張ンじゃねェ!!(何でコイツ俺に触れて平気なンだよ!?)」
- 814 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/04/07(日) 22:30:28.82 ID:oYdd8IlSO
- ~ゲーセン~
上条「一方通行の得意なゲームってなんだ?」
一方「ねェよ、来た事ねェし」
上条「またまたぁ、男の子なら……ま、まさか実は女の子とか……」
一方「よォしそこに直れ、愉快で素敵なオブジェにしてやる」ゴゴゴゴ…
上条「すみませんごめんなさい」
※この光景を見た少女は後にこう語る
春上「ここはどこなの~?」
- 815 :少女 [saga]:2013/04/07(日) 22:40:14.43 ID:oYdd8IlSO
- 上条「では早速クレーンゲームを」チャリン
一方「こンな安っぽい枕が欲しいのかよ」
上条「普通に買えばそれなりの値段になる、しかし一発で取れれば200円で手に入る、夢を見たいんだよ」
一方「夢が小さすぎて涙が出ンな」
- 816 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/04/07(日) 22:42:36.31 ID:oYdd8IlSO
- 上条「ん~~この辺か?」
>ウィーン……ポロッ…ブブー
上条「人の夢と書いて儚いと読む……か」ショボーン
一方「下手クソ」
上条「ムカッ、なら見せてもらおうじゃあーりませんか第一位の実力の程を」
一方「楽勝だこンなもン」
上条「あ、能力使うのは禁止で」
- 820 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/04/07(日) 22:50:11.98 ID:oYdd8IlSO
- 一方「ハァ? 持ってるもン使って何が悪いってンだァ?」
上条「正々堂々と取ってこそだろ? それとも自信が無い?」
一方「……」チャリン
一方「ひとつ条件がある」
上条「?」
一方「コレ一発で取ったら俺ァ帰る、ンで俺を見かけても二度と話しかけてくンな」
上条「取れなかったら今日みたいに話しかけてもいいのか?」
一方「好きにしろ、特売の頭数だろうがなンだろうがな、万が一にもあり得ねェが」
- 822 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/04/07(日) 22:53:42.25 ID:oYdd8IlSO
- 一方(ケッ、能力使わなきゃ問題はねェンだろが、徹底的に座標を演算すりゃ楽勝だ)
一方(X10x6…Z25z12……傾きを計算に入れてアームをややズラす)クイクイッ
上条(なんか凄い緻密な操作してる……)
- 823 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/04/07(日) 22:54:56.77 ID:oYdd8IlSO
- 一方(……ここだ)ピッ!
一方「オラ終わりだ」クルッ
上条「イヤイヤまだ取れてないぞ?」
一方「見るまでもねェ、結果は分かりきってンだよ、じゃあな」
>ウィーン……ガシッ…ウィーン…
上条「おぉ! 行けるか?」
>ウィーン……ポロッ…ブブー
上条「あ、落ちた」
一方「 」
一方「ハァァァァァアアアァァァァアアアッ?????」
- 824 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/04/07(日) 22:58:12.98 ID:oYdd8IlSO
- 一方「ッッンだそりゃあァ!! 俺の演算に間違いはねェ!! 壊れてンだろこれッ!!」ガンガンッ!!!
上条「叩くなって!」
一方「オイ今のは無しだ無し! ノーカン!!」
上条「練習って事ですかな?」
一方「次は落とさねェ! 見てやがれ!!」
>ウィーン…ポロッ…ブブー
一方「オラァ!!」ガンガンッガンガンッ!!!!
上条「だから叩くなっての!! 店員に怒られる!!」
- 825 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/04/07(日) 23:02:18.87 ID:oYdd8IlSO
- -----30分後。
一方「ギィヤッハハハハハッ!!! どォだコラァッ! 取ってやったぞクソッタレがァ! クソゲーセンに一泡吹かせてやったぜェ!!」
上条「8000円も使ってるけどな、多分……いや明らかにこっちの負けだよ」
一方「負けてねェし取ったから勝ちだ」
上条「でも一発で取れなかったよな?」
一方「……さァて次はっとォ……」
上条「無かった事にしようとするなよ」
一方「うるせェ黙れそして死ね」
上条「ひでぇ……」
- 827 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/04/07(日) 23:08:31.28 ID:oYdd8IlSO
- ~レースゲーム~
一方「オイ何だこの車!? 死ぬほど遅ェぞ??!」
上条「そりゃ上りで85レビン選んだら……」
一方「何馬力だこの亀車!?」
上条「確か……どノーマルで90馬力」
一方「亀以下かよ……」
- 828 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2013/04/07(日) 23:10:02.85 ID:oYdd8IlSO
- ~格ゲー~
上条「『ザ・ワールド』!!」
一方「……」カチカチ
上条「からのロードローラー!! 今度こそもらった!」
一方「『ザ・ワールド』」
上条「んなっ!?」
- 829 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/04/07(日) 23:12:04.94 ID:oYdd8IlSO
- 一方「残念だったな」
上条「一方通行くん、ここはひとつ穏便に……」
一方「そして時は動き出す」
上条「バカな! このDIOがあああああああ!!!」
>KO!!
一方「5連勝っとォ」
上条「おのれぇ…時止め返しなんてレアな技を……」
- 831 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/04/07(日) 23:14:00.30 ID:oYdd8IlSO
- 一方「オラ、負けたら飲み物買って来る条件だったろ?」
上条「はいはい、ご注文は?」
一方「コーヒー」
上条「……ブラック?」
一方「当たり前だ」
上条「んじゃ少々お待ちを」
一方「……」
- 832 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/04/07(日) 23:16:48.38 ID:oYdd8IlSO
- 一方(……何、やってンだ俺……)
一方(無理やり買い物付き合わされた挙げ句、来たくもねェゲーセンで遊ンだり、うぜェ筈なのに……)
一方(いつの間にかそれを楽しいって思ってやがる……)
一方(…………)
一方「悪く……ねェかもしれねェ……」
- 839 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/04/08(月) 20:48:36.16 ID:uFY8yOjSO
- 今更ながら>>825の前に入れ忘れてました。
一方「クソッ! 小銭がねェ、オイちょっとコレ全部崩してこい」
上条「そんな意地にならなくたって……って漱石様ああああああああああああ!!??」
一方「うるせェ! 早く行ってこい蹴られてェかっ!!」ゲシッ!!
上条「もう蹴ってますがな??!」
- 840 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/04/08(月) 21:14:15.78 ID:2eRzllQd0
- >>839
上条さんどんだけだよ……
諭吉様ならともかく漱石様に慄くなww
インデックスにも出会ってないのにボンビー過ぎだろ - 843 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/04/09(火) 00:56:26.24 ID:r3Qw5NDSO
- 眠れん、と言う事で書きます。
- 844 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/04/09(火) 00:58:23.09 ID:r3Qw5NDSO
- 上条「え~とコーヒーは……げ、ブラックって結構種類あるな」
上条「どれがいいんだろ? とりあえずコレにしてみるか」ピッガコン
上条「さて戻りますか……」
チンピラA「よう」
上条「……」
チンピラB「ちょっとツラァ貸せよ」
上条「……カツラならどうぞ」つ『カツラ』
チンピラB「ついて来いって意味だボケ! つか何でカツラ持ってんだ!?」
上条「一方通行がクレーンゲームで……」
- 845 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/04/09(火) 01:00:37.60 ID:r3Qw5NDSO
- ~路地裏~
上条「で? 何の用でせうか?」
チンピラA「お前さ~、第一位と知り合いな訳?」
上条「……だったらなんだよ」
チンピラB「オイオイそんなに警戒すんなよ、別にお前に何かしようって訳じゃね~から」
- 846 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/04/09(火) 01:01:36.24 ID:r3Qw5NDSO
- チンピラA「それでモノは相談なんだけどよ、俺らも一口乗せて貰いてえんだよ」
上条「……は?」
チンピラB「お前アレだろ? 第一位のパシリやってるって事はいくらか金貰ってんだろ?」
チンピラA「だからさ~、俺達も第一位に紹介して欲しいんだよ、ちょっと媚び売ってりゃいい簡単なお仕事。おいしいもんな」
上条「……」
- 847 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/04/09(火) 01:03:03.33 ID:r3Qw5NDSO
- 上条「誤解するなよ、俺は一方通行から金貰ったりしてねーよ」
チンピラA「はぁ? じゃ何で一緒に居る訳?」
上条「……友達と一緒に遊んで何が悪いんだよ」
チンピラB「友達?」
チンピラB「……ぷっ」
チンピラBA「「ぎゃーはははははははははははははははは!!!」」
- 848 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/04/09(火) 01:04:06.53 ID:r3Qw5NDSO
- 上条「今、笑うとこあったか?」
チンピラB「ヒーッ、ヒーッ、だ…だってオマッ、第一位と友達って……なあ?」
チンピラA「あんな化け物と友達になろうとか思わねーよ普通www」
チンピラB「俺だったら金貰っても無理だわwww」
チンピラA「あ~でも時給10万なら考えるかもなwww」
上条「……」ブチッ!
- 849 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/04/09(火) 01:08:19.79 ID:r3Qw5NDSO
- 上条「あ~あ、ツイてねーな……」
チンピラA「は? 第一位とお友達だってバレてツイてねーってか?」
上条「……ロケットパーンチッ!!」ゴスッ!!!
チンピラA「ごべっ!?」
上条「本当、ツイてねーよ……お前ら!!」
- 850 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/04/09(火) 01:09:16.40 ID:r3Qw5NDSO
- チンピラB「な、何しやがる!!」
上条「うるせえっ!!」
上条「さっきから聞いてりゃ人の友達に化け物だのなんだの言いやがって……」
上条「俺は……俺はアイツの、一方通行の友達だ!!」
上条「だから……人の友達を化け物呼ばわりするお前らの幻想を……ぶち殺す!!」
- 851 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/04/09(火) 01:10:36.29 ID:r3Qw5NDSO
- チンピラA「痛って~、やってくれたなオイ」
チンピラB「お前、あんまイキがんなよ?」
上条「ふんっ! 上条さんを舐めるなよ、2人相手ならなんとか……」
チンピラA「オイ出てこいお前ら」
>ゾロゾロ……
チンピラB「残念だったな20人だ」
上条「だ、団体さんだったのね……」
- 852 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/04/09(火) 01:13:41.42 ID:r3Qw5NDSO
- チンピラA「どうするヒーロー? 今なら土下座+慰謝料50万で許してやってもいいぜ?」
上条「……ざけんな」
上条「20人だろうが100人だろうが関係ね-! かかって来やがれっ!」
チンピラB「死んだぞテメー!!」
- 853 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/04/09(火) 01:18:02.56 ID:r3Qw5NDSO
- 一方「……遅ェ」
一方「あの野郎、コーヒー買うのにどンだけ時間かかってンだァ?」イライラ
男「なあ、さっき外に連れてかれた奴大丈夫かな?」
男B「関わんなって、とばっちりくったらバカみてーじゃん」
一方(……まさか……)
一方「オイ」
男「?」
一方「その連れてかれた奴ってなァ、ウニ見てェな頭してたか?」
男「え? うん、知り合い?」
一方「……チッ」
- 854 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/04/09(火) 01:19:35.70 ID:r3Qw5NDSO
- 一方「今度はどンな厄介事に首突っ込ンだンだアイツ……」
>『俺らも一口乗せて貰いてえんだよ』
一方「……? こっちか」
~路地裏~
一方(……ありゃ昨日のバカ共……)
『お前アレだろ? 第一位のパシリやってるって事はいくらか金貰ってんだろ?』
一方(……!!!)
『だからさ~、俺達も第一位に紹介して欲しいんだよ、ちょっと媚び売ってりゃいい簡単なお仕事。おいしいもんな』
一方(………)
- 855 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/04/09(火) 01:25:04.50 ID:r3Qw5NDSO
- 一方(……ハッ、そうだよな、周りから見りゃそう見えンだよな……)
一方(アイツもそれが狙いで俺に近づいたって事かよ………)
『誤解するなよ、俺は一方通行から金貰ったりしてねーよ』
一方(今はまだ……だろ)
一方(どォかしてたな、俺……)
一方(俺に近づいて来る奴なンざみンな……)
- 856 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/04/09(火) 01:29:44.29 ID:r3Qw5NDSO
- 一方(……帰るか……)
『……友達と一緒に遊んで何が悪いんだよ』
一方(!?)
『あんな化け物と友達になろうとか思わねーよ普通www』
『俺だったら金貰っても無理だわwww』
一方(よしアイツら後で殺す)
- 857 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/04/09(火) 01:34:09.18 ID:r3Qw5NDSO
- 一方(あのバカ、友達ィ? 勝手にカテゴリに入れてンじゃねェよ)
『さっきから聞いてりゃ人の友達に化け物だのなんだの言いやがって……』
一方(その通りじゃねェか……)
『俺は……俺はアイツの、一方通行の友達だ!!』
一方(……)
『だから……人の友達を化け物呼ばわりするお前らの幻想を……ぶち殺す!!』
一方(……………バカが)
- 858 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/04/09(火) 01:38:33.85 ID:r3Qw5NDSO
- 一方(おーおー、20人は居るか? どォすンだアイツ?)
『20人だろうが100人だろうが関係ね-! かかって来やがれっ!』
一方(あ、死ンだな)
一方「……ま、俺には関係ねェし」クルッ
一方「人の知らねェとこで勝手に友達って騒いだ挙げ句ボコられるとかアホだな」テクテク
一方「関係……ねェし」テクテク
- 859 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/04/09(火) 01:40:12.23 ID:r3Qw5NDSO
- 一方「大体昨日だってアイツが勝手に首突っ込んで……」テクテク
『独りぼっちが……嫌なんだろ?』
一方「違ェし、俺ァ一人が良いンだ」
『弱かったら友達と協力すればいい、独りで無理なら仲間に頼れば良いんだから』
一方「余計なお世話だクソッタレ」
『俺は……俺はアイツの、一方通行の友達だ!!』
一方「……………………………………………」
- 860 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/04/09(火) 01:41:10.89 ID:r3Qw5NDSO
- ~路地裏~
上条「………」ボロ……
チンピラB「ケッ、てこずらせやがって」
チンピラA「で、コイツどーする?」
チンピラB「とりあえず有り金全部貰っとくか、後は真っ裸にしてその辺に吊るしとこーぜ」
チンピラA「うわ、ひでwww」
一方「面白そうな話ししてンじゃねェか」
チンピラAB「「……?」」
- 861 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/04/09(火) 01:42:35.84 ID:r3Qw5NDSO
- 一方「昨日はどォもォ」
チンピラA「だ……第一位……」
チンピラB「あ、いや違うんだよ! コイツが勝手に絡んできてさぁ!」
一方「あァーもう喋ンな」
一方「お前らさァ、何したか分かってるよなァ?」
一方「人のダチに手ェ出してよォ、ただで済むと思ってねェよなァ?」
チンピラAB「「……」」
一方「死ねえェェェエエエェェェ!!!」
チンピラAB「「ぎゃあああああああああああああああああああああああああ」」
- 862 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/04/09(火) 01:46:14.45 ID:r3Qw5NDSO
- 一方「……オイ」
上条「……」
一方「起きろ」ペシペシ
上条「ちょっと無理」
一方「レベル0のクセに無理すっからだバカ」
上条「だってさ、アイツら一方通行の事を化け物だのなんだのって……」
一方「こっちは言われ慣れてンだよ」
上条「それでも……許せなかった……」
- 863 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/04/09(火) 01:51:42.79 ID:r3Qw5NDSO
- 一方「上条、オマエ……本当にバカだな」
上条「?……ハハッ」
一方「なに笑ってンだよ、遂に脳が腐ったかァ?」
上条「違うって、たださ」
一方「?」
上条「やっと呼んでくれたな……名前」
一方「………バァカ」
- 864 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/04/09(火) 01:54:29.78 ID:r3Qw5NDSO
- 一方「ンな事より腹ァ減った、何か作れ」
上条「その前に病院に……」
一方「今日は焼き肉食いてェ気分」
上条「いや、だから病院」
一方「焼き肉」
上条「はい」
- 871 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/04/10(水) 11:22:26.22 ID:vv4Y9B8SO
- ~それから~
>ピンポーン♪
上条「はいはいどちら様?」ガチャ
一方「飯」
上条「最初のひと言がそれ?」
一方「メ・シ」
上条「……とりあえず上がったら?」
一方「今日は何だ?」
上条「今日は豚肉が安かったから豚カツ」
一方「また豚かよ」
上条「文句があるなら食材買って来てくださいな」
一方「俺に任せていいンだな?」
上条「……止めとく、肉オンリーになりそうだし」
- 872 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/04/10(水) 11:25:34.87 ID:vv4Y9B8SO
- 一方「……ふゥ、だいぶ上達したじゃねェか」ケプッ
上条「そりゃ自分が食うだけならまだしも友達に不味い物食べさせる訳にいかないからな」
一方「殊勝なこった、風呂借りるぞ」トテトテ
上条「あ、まだ風呂水入れて無いけど……」
一方「シャワーでいい」
上条「下着とかは?」
一方「持って来た」
- 873 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/04/10(水) 11:26:35.82 ID:vv4Y9B8SO
- 上条「準備のよろしいことで……ってまさかまた泊まる気か??」
一方「今から帰るの面倒くせェし」
上条「また上条さんはお客用の布団ですか……」
一方「俺ベッドじゃねェと寝つき悪ィンだよ」
上条「なあ、せめてジャンケンで……」
一方「オマエ今ンとこ俺に全戦全敗だろ?」
上条「ああっそうだよ! 不幸だああああああ!!」
- 874 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/04/10(水) 18:21:16.53 ID:vv4Y9B8SO
- ~別の日~
一方「さっきっから何やってンだ?」コーヒゴクゴク
上条「受験勉強」カリカリ
一方「今さら無駄じゃねェの?」
上条「しないよりマシだろ? 底辺校だろうと油断したら落ちる」カリカリ
一方「……ちょっと見せてみろ」
上条「? いいけど……」
一方「……コレ小学校の入試問題か?」
上条「下がってどうするんだよ!? れっきとした高校入試の問題集!!」
一方「レベル低っ」
上条「あ~はいはい学園都市第一位にして見ればレベル低いですよ」
- 875 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/04/10(水) 18:22:57.14 ID:vv4Y9B8SO
- ~さらに数日後~
一方「何してンだどンくせェな! こンな問題5秒で解け!!」
上条「5秒は無理だっての!」カリカリ!!
一方「あァ-っ! まァた同じミスしやがって!! オマエの頭ン中にはクソでも詰まってンのかァ!?」
上条「ちゃんと脳ミソ入っとるわ!!」
一方「オマエ本当大丈夫かァ? 入試まであと1ヶ月切ってンだぞ??!」
上条「ならもっと分かりやすく説明してくれよ!」
- 876 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/04/10(水) 18:24:03.86 ID:vv4Y9B8SO
- 一方「これ以上ねェってくらい分かりやすく説明してるンですけどォ?」
一方「ったく、犬に教える方がまだ簡単に思えてくるぜェ」
上条「俺は犬以下かよ……」ワナワナ…
一方「あァ~悪ィ悪ィ、失礼だったな……犬に」
上条「チクショ--ッ!! 絶対見返してやるからなぁぁぁぁぁっ!!」ガリガリガリガリガリッ!!!!
一方(ま、こンだけ煽っときゃ受かるだろ)
- 877 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/04/10(水) 18:25:15.54 ID:vv4Y9B8SO
- ~受験当日~
上条「筆記用具よしっ、一方通行が問題を予想して書いてくれたノートよしっ!」
上条「じゃあ行って来ます!」
一方「受験票忘れてンぞ」
上条「うわ危なっ!! ありがと!」
一方「ま、せいぜい玉砕して来い」
上条「玉砕してどーすんだよ……ここは嘘でも良いから頑張れって言うとこでしょう!?」
一方「嘘でも良いから頑張れ」
上条「……行ってきます」
一方「ン」
- 878 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/04/10(水) 18:26:14.54 ID:vv4Y9B8SO
- ~そして合格発表~
一方「……」
一方「………」コーヒゴクゴク
一方「………」ケータイパカパカ
一方「……何で俺が緊張してンだ?」
一方「上条の奴、結果が分かったら連絡するとか言ったクセに……」
- 879 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/04/10(水) 18:27:08.66 ID:vv4Y9B8SO
- >♪~♪♪
一方「お、来たか」ピッ
一方「オゥ、どうだった?」
上条『…ヒック………グスッ』
一方「オイ……オマエまさか……」
上条『……カッタヨ……』
一方「はァ? 聞こえねェよ」
上条『受かったよぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ--------っ!!!』
一方「うるせェ!! 良かったなバカ野郎!!」
- 880 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/04/10(水) 18:29:23.12 ID:vv4Y9B8SO
- 上条「いや~良かった、本当に良かった……」
一方「あのレベルではしゃぎ過ぎだ、むしろ落ちる方が難しい位だぞ」
上条「何とでも言ってくれ、合格祝いって事で今日は奮発してすき焼きにしました!」
一方「……明らかに野菜でかさ増しされてねェか?」
上条「これでも奮発した方なんだよ……」
一方「チッ……オラよ」
上条「何コレ?」
一方「肉、ここ来る時に買って来た」
上条「ま……まさかこのお肉は……」ガタガタ…
一方「松阪牛」
上条「ひぃぃぃぃぃぃぃ!! 松阪様ああああああ!!???」
一方「だから大袈裟だっつの」
- 881 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/04/10(水) 18:30:09.96 ID:vv4Y9B8SO
- 一方「引っ越しだァ?」
上条「うん、第七学区の学生寮に」
一方「別にここでもいいじゃねェか」
上条「いやいやここからだと結構距離あるし、第七学区だとかなり近いんだよ」
一方(俺ンとこから遠くなるじゃねェか)
上条「ん? 何か言った?」
一方「何回留年するか予想してたンだよ」
上条「しねーよ! したくねーよ!!」
- 882 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/04/10(水) 18:30:57.29 ID:vv4Y9B8SO
- 上条「あ、それと隣の部屋に土御門って奴が入寮するんだ」
一方「誰だよ」
上条「合格発表の時に知り合ってさ、何か色々話してたら気が合って」
一方「ほゥ、特徴は?」
上条「金髪で金のネックレスとかしてる、グラサンとアロハシャツがトレードマークだって自分が言ってた」
一方「トレードマークかソレ?」
上条「あと青髪ピアス、何かこぉ……色々変わってる」
一方「青髪ピアスゥ? ふざけてンのか? 本名じゃねェだろ」
上条「人の事言えますか一方通行」
一方「グゥの音も出ねェな」
- 883 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/04/10(水) 18:32:35.36 ID:vv4Y9B8SO
- -------。
上条「ってな訳で……引っ越し完了!」
一方「隣部屋に挨拶するンじゃねェの普通?」
上条「土御門なら義理の妹と出掛けた」
一方「ふゥん」
上条「あ、そう言えば一方通行って高校どこだっけ?」
一方「行かねェよンなとこ」
上条「は? いやいや、高校は行っとかないとまずいだろ??」
一方「学園都市最高の頭脳を持つ俺が今さら何を学べってンだよ」
上条「一般常識……」ボソッ…
一方「この部屋狭ェなァ、ちっと能力で広くすっかァ……」ゴゴゴゴ…
上条「ごめんなさい!やめてええええええええ!!!」
- 884 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/04/10(水) 18:33:40.42 ID:vv4Y9B8SO
- 上条「冗談はさておき本当に高校行かないのか?」
一方「確か……長点上機だったか、籍だけはそこにあるってメール来てたな」
上条「長点上機って確か物凄いエリート校じゃなかったっけ?」
一方「あくまで籍だけだ、行く気なンざサラサラねェし」
上条「なんともったいない……」
一方「……どうせ行っても授業らしい授業なンてしねェよ」
一方「教員も居ねェ広い教室に一人で1日中自習」
一方「つまり行っても意味がねェンだよ」
上条「……そっか」
- 885 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/04/10(水) 18:34:22.82 ID:vv4Y9B8SO
- 一方「……今日はもう帰るわ」
上条「あ、なあ一方通行」
一方「?」
上条「平日の昼間は無理だけどさ、放課後は遊べるからな」
一方「いらン世話焼くな」
上条「あと週末も、暇だったり何かあったら遠慮なく来いよ、な?」
一方「あァ~分かった分かった、孤独死してねェか様子見に来てやるよ」
上条「不吉な事言うなっての!!」
一方「じゃあな」
上条「ああ、またな」
- 886 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/04/10(水) 18:35:32.44 ID:vv4Y9B8SO
- ~帰り道~
一方「あのバカ、変な気ィ利かすンじゃねェよ」テクテク
一方「……ま、あそこまで言われて行かねェのもだしな、行ってやるか」テクテク
??「一方通行……だな?」
一方「……あン?」
??「少しいいかい?」
一方「セールスならお断りだ、消えろ」
??「まあ聞きたまえ、君にとっても悪い話しじゃない筈だ」
一方「……ハァ、手短に用件だけ言え」
??「最強を越えた……無敵になる気はないかい?」
一方「…………なに?」
- 899 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/04/12(金) 13:14:59.00 ID:svYmwbkSO
- ??「君は今の自分に満足しているか?」
一方「どうだかな」
??「まあ立ち話も何だ、ついて来たまえ」
一方「………」
一方「ひとつ聞かせろ」
??「なにかな?」
一方「最強から無敵になったら……何か変わるのか?」
??「なった時に分かるだろうさ」
一方「……話しだけは聞いてやる」
??「賢明な判断だ、来たまえ」
- 900 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/04/12(金) 13:17:05.40 ID:svYmwbkSO
- ~研究所~
一方「で? 無敵になるにはどうすンだ」
天井「その前に自己紹介しておこう、私は天井亜雄」
一方「オマエの名前に興味はねェ、さっさと教えろ、いつも通り薬漬けか? それとも脳みそ弄くり回そうってか?」
天井「私たちの用意した検体と戦闘を行ってもらう」
一方「検体? 変な実験動物でも作りやがったか」
天井「見せた方が早いか、来たまえ」
一方「元々最強の俺に敵う奴なンざ居ねェと思うがなァ」
- 901 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/04/12(金) 14:52:30.20 ID:svYmwbkSO
- 天井「コレが君の相手だ」
一方「何だこのビーカーは、中に何か……」ジー
一方「……ッ!!?」
一方「オイ、こいつは……」
天井「君も知っているだろう? 同じレベル5で第三位の超電磁砲、そのクローンだよ」
一方「オイオイオイ、人間のクローンってな国際法で禁止されてる筈だろ?」
天井「更なる科学の発展の為さ。レベル6、絶対能力者を生み出す為のな」
- 902 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/04/12(金) 14:53:32.03 ID:svYmwbkSO
- 一方「にしても解せねェな」
天井「何がだ?」
一方「第三位と戦った程度でレベル6になれるとは思えねェンだよ」
天井「ああ、その事か、最初に言っておくがこのクローンの能力はレベル2程度しかない」
一方「ハァ? それじゃ劣化版じゃねェか、尚更解せねェぞ」
天井「何もこの1体との戦闘でレベル6に進化する訳では無い」
一方「……どう言う事だ」
- 903 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/04/12(金) 14:54:58.08 ID:svYmwbkSO
- 天井「樹形図の設計者『ツリーダイヤグラム』が算出したプランは……」
天井「20000通りの戦闘環境で量産能力者(レディオノイズ)を20000回殺害する……だ、つまりクローンは20000体製造される」
一方「………」
天井「とは言うものの、製造出来ているのはまだこの1体だけだ、あと何体か先行生産したあとで本格的な生産に入る」
一方「ちなみによォ……」
天井「?」
- 904 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/04/12(金) 15:07:21.68 ID:svYmwbkSO
- 一方「もし俺がその実験を断ったら、コイツはどうなる?」
天井「お前が実験を拒否した場合このクローンの存在理由は無い、廃棄処分だ」
一方「……クカ、クカカッ! 保健所に連れてかれた野良犬みてェにか?」
一方「とことン腐ってやがンなァ、学園都市の裏側ってのはよォ」
天井「それでどうする? このクローンの調整にはもう少しかかる、第一次実験は調整が終わり次第始めるつもりだが」
一方「………少し、考えさせろ」
天井「ああ、好きなだけ考えるといい……」
- 905 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/04/12(金) 15:08:50.03 ID:svYmwbkSO
- 一方(……クソッ!!)
一方(何でだ? せっかく無敵になれるチャンスが来たンじゃねェか!!)
一方(なのに……何でためらった?)
一方(俺は無敵になりなたかった筈だ……)
一方(無敵になって、またあの時みたいに……)
『何かあったら遠慮なく来いよ、な?』
一方(…あァ……そうか……)
一方(無敵になって欲しかった物……手に入れたかった物………)
一方「もう……持ってンじゃねェか……俺」
- 906 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/04/12(金) 15:10:43.86 ID:svYmwbkSO
- 一方「………」テルテル
>Prrrrrrr……
上条『もしもし?』
一方「……なァ上条」
上条『ん? どうした?』
一方「オマエにとって、『強い』ってなンだ?」
上条『は? なんだよ唐突に』
一方「教えてくれ……頼む」
- 907 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/04/12(金) 15:11:21.29 ID:svYmwbkSO
- 上条『う~ん強さかぁ、俺自身あんまり強いって訳じゃないからなぁ……』
一方「………」
上条『けど、これだけは言える』
一方「なンだ?」
上条『強かろうと弱かろうと、目の前で困ってたり傷ついてたりする人が居たら、全力でその人を助ける』
上条『守る為、助ける為に能力(ちから)を使える奴、そいつはレベルとか関係なく強いと思う』
一方「………」
- 908 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/04/12(金) 15:12:59.90 ID:svYmwbkSO
- 上条『なんか脱線したかな? 答えになってるか?』
一方「あァ、すまねェな」
上条『なんのなんの。あ、さっき土御門にゲーム借りたんだけどさ、攻略手伝ってくれると助かりますです』
一方「自分でやれ」
上条『いや~RPGなんだけどさ、次に進む為のアイテムが見つからなくて……』
一方「ネットで調べろアホ」
上条『そんなツレない事言わずn「ブチッ』ツーツー
一方「バカが、ゲームくらい自分でやれってンだよ」
一方「守る為の能力(ちから)か……」
一方「なら……俺のする事は……」
- 909 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/04/12(金) 15:14:18.08 ID:svYmwbkSO
- ~数ヵ月後~
天井「それでは第一次実験を開始する」
一方「………」
00001「あなたが被験者、一方通行ですか、とミサカは確認します」
一方「………」
00001「なんか言えコラッ、とミサカは返事を求めます」
一方「……ご託はいらねェ、とっとと初めンぞ」
00001「せっかちですね、早漏はモテませんよ? とミサカは被験者にアドバイスします」プークスクスッ!
一方(気絶させるだけにしてやろうと思ってたのによォ……)ビキビキビキ
- 910 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/04/12(金) 15:20:17.76 ID:svYmwbkSO
- 00001「では始めましょう、とミサカは銃を取り出します」チャキッ
一方「いきなり銃使うのかよ」
00001「ミサカの射撃センスはすでにのび太君を超えています、とミサカはガンマンの如く銃を扱い……」クルクル…ポロッ
一方「落ちたぞ」
- 911 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/04/12(金) 15:21:36.22 ID:svYmwbkSO
- 00001「クッ、ミサカに銃を落とすよう誘導するとは流石は第一位、とミサカはたじろぎます」
一方「なン~~っにもしてねェからな?(面倒くさくなってきた、さっさと済ませるか)
」
00001「エボニーは落としましたがまだミサカにはアイボリーがあります、とミサカは決め台詞をいい放ちます、ジャックポット」ドヤッ!!
一方「じゃァ~ンけェ~ン」ノシ
00001「……何のつもりですか? とミサカは…」
一方「じゃァ~ンけェ~ン!!」ノシノシ
00001「ポンッ! とミサカは手を出します」パー
一方「……」チョキ
- 912 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/04/12(金) 15:23:26.31 ID:svYmwbkSO
- 00001「あ、負けた、とミサカは肩を落とします」
一方「あっち向いてェ~」
00001「なんと続きがありました! とミサカは被験者の指に注目します」
一方「ほいっ」↓
00001「はっ! とミサカは上を向きます」↑
一方「ボディーががら空きだボケ」ゴスッ!
00001「ぐえっ……とミサ……カ……は……」パタリ
一方「ハァイ終了ォ~」
- 913 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/04/12(金) 15:24:56.28 ID:svYmwbkSO
- 天井「何をしている、実験はまだ終わってないぞ? 倒すのでは無く殺害しなければ意味はない」
一方「……分かってねェなァ天井くンよォ」
天井「なに?」
一方「これから凌辱マニアも真っ青になる様な事しようってンだぜェ?」
天井「……」
一方「ただよォ、見られてっと楽しめねェンだよ」
天井「……なにが言いたい?」
一方「とりあえずコイツは俺が無敵になる為の材料だ、人目のつかねェとこでゆっくり料理してェンだよ」
- 914 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/04/12(金) 15:30:43.36 ID:svYmwbkSO
- 天井「つまり我々に席を外せと?」
一方「いいや、十分堪能したあと路地裏にでも捨てとくからよ、後始末任せる」
天井「……いいだろう、だがあまり目立つ場所には捨てるなよ」
一方「へいへい、よっこいせっと……ンじゃ今日はお疲れさァン」
00001「 」チーン
- 915 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/04/12(金) 15:31:41.37 ID:svYmwbkSO
- 一方「………上手くいったか」
00001「……」
一方「悪ィな、こうでもしねェと連れ出せねェからよ」
一方「………」
一方「とりあえず俺の部屋に……いや、アイツらが探そうとも思わねェ所の方が安全か……」
一方「なら……」
- 916 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/04/12(金) 15:32:42.52 ID:svYmwbkSO
- 一方「……やっぱここしかねェよな……」
一方「アイツ、入れてくれっかな……」
一方「まァ、断っても無理矢理入るがな」
一方「……よし」
>ピンポーン
上条「はいは~い」ガチャ
一方(結局、上条に頼る事になっちまったなァ……)
上条「あれ、一方通行……」
上条「こんな時間にどうしたんだ?」
一方「……いいから入れろ」
- 917 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/04/12(金) 15:49:14.55 ID:svYmwbkSO
- と、言う感じで過去編終了です。
何か最後は無理矢理繋げた感がハンパない気がしますが……次回から本編に戻ります。
このスレももうすぐ終わりか、次のスレタイ思い浮かばないなぁ……いっそのこと失踪…ゲフンッ!
スレタイ思い付いたら新スレ立てます。 - 918 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/04/12(金) 16:49:33.46 ID:oDZVKwLL0
- 乙です!
次のスレタイではフィアンマにもセリフを…
上琴、01通行、02物質、03根性、番外右方ででもいいかも - 934 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/04/13(土) 11:43:02.93 ID:zk+PNgSSO
- 『ていとくんの楽しい木造建築』
垣根「引きこもってモンハンやってて忘れてたけど建設中のMy.ハウスがもう完成してる頃なんだよな、楽しみだぜ」ルンルン♪
※建築予定地
垣根「ひどくこざっぱりしてるぅぅ~!!」
垣根「ちょっとゴーグル? 家が全然出来てないよ?? てゆーか全然出来てへんでおまんがな!」
- 935 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/04/13(土) 11:44:29.06 ID:zk+PNgSSO
- ゴーグル「家ならまだまだっすよ。だって垣根さん、お金ケチって僕一人しか雇ってないじゃないっすか」
垣根「いいじゃん別に」
ゴーグル「いいっすけど、あと三十年はかかりますよ?」
垣根「え~! 困るよソレ!? もう出来てると思って心理定規に招待状出しちゃったよ!?」
- 936 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/04/13(土) 12:38:00.64 ID:Fjv8YdoRo
- どっかでみたぞこれwwww
- 937 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/04/13(土) 12:47:41.90 ID:5OEFGGzw0
- ギャグ漫画日y…
- 938 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/04/13(土) 13:13:24.18 ID:Tjm8N1UT0
- また懐かしいネタを……
さすが>>1できる!! - 939 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/04/13(土) 14:02:08.95 ID:9Txnc4uxO
- この流れから行くとていとくんがギター弾くことになるな(しかもうたいながら)シュールだ
- 940 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/04/13(土) 14:57:22.82 ID:zk+PNgSSO
- (心理定規の家)
「郵便でーす!」
心理「うわぁ、垣根からだわ、何かしら一体……」
垣根『つるぺたの心理定規へ、家が出来ました~ざまーみろ~。お土産を持って来~い。いいお土産を持って来~い。 垣根帝督 P.S おフロ上がりに耳そうじをすると、湿っている』
心理「………」
- 941 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/04/13(土) 15:01:20.67 ID:zk+PNgSSO
- 心理「……ムカつく。家ねぇ、行かないと垣根すねるだろうし。行ってちょっと見てすぐ帰って来よ。二秒ぐらい見て」
-------。
~垣根邸建築予定地~
垣根「時間がねえっ! とにかくもう小さい小屋でいいから作るんだ!!」ギコギコッ!!
ゴーグル「ええっ! 小屋でいいんっすか!?」トーンテーン!!
垣根「急げ! とにかく明日までに造るでおまっ!」カーンカーン!!
- 942 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/04/13(土) 16:42:08.50 ID:zk+PNgSSO
- (翌日)
心理「垣根に会うのも久し振りね~。あ、いけないお土産忘れた、あ~もうこの辺の草でいいわね、あと小石も少々……」ガサガサ
心理「地図だとこの辺よね……」チラッ
小屋←『垣根邸。メルヘンだろぉ~?』
心理「これじゃないわよねまさか……何か書いてあるけど違うわよね?? これが別荘だなんて私は信じないわよ、ここに垣根がいたら信じるしかないけど……」
- 943 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/04/13(土) 16:43:45.51 ID:zk+PNgSSO
- 垣根「ふ~ん♪ ふっふ~ん♪」
心理(いた~!! 何か歌ってる!? って言うかギターの位置低っ!!)
垣根「あ、心理定規。よく来たな待ってたぞ、弾き語りしながら」キリッ
心理「全然弾いてなかったわよ」
垣根「実は弾けねえんだよ、今日始めたばっかで」
- 944 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/04/13(土) 16:45:04.08 ID:zk+PNgSSO
- 心理「それなのにそんなに誇らしげにぶら下げてるの!?」
垣根「チッ、うるせえなぁ全く……ギターなんてやめてやるよっ!!」グシャッ!!
心理「もうやめた!?」
垣根「さぁとにかく上がって上がって、出来たてホヤホヤの家だぞ、ちょっと変なニオイするけど入って入って~……あ待った! お土産は持って来たろうな?」
- 946 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/04/13(土) 17:09:26.07 ID:zk+PNgSSO
- 心理「やっぱりいる?」
垣根「いりまくるわ!! タダで家に入ろうなんて図々しいにも程がある! 片腹痛いわ!」
心理「じゃあ、はい」
垣根「ふふ~ん♪ こちとらこれだけが楽しみで……って……お前……」
心理「……垣根、謝るからそんなに落ち込まないでよ」
垣根「草ってお前……石ってお前……」ズーン
心理「えっと……あ、それより垣根! いい部屋ね、落ち着きがあって」
垣根「そんなにいい??」パァァ!!
心理「あ、機嫌直った」
- 947 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/04/13(土) 17:10:59.81 ID:zk+PNgSSO
- 垣根「お前、中々家を見る目あるなぁ心理定規」
心理「社交辞令よ」
垣根「あ、お菓子あるぞ食べるか? ちょっとへんなニオイするけど」
心理「いらないわよそんなの! あーもう臭っ! 魚臭っ!!」
垣根「なんだよ美味いのに~ムッシャムッシャ……まずっ!!」
心理「まずいの!?」
垣根「カニの食べられないところみたいな味がする……飲み込めない程まずい…心理定規、お茶入れてくれ向こうに台所あるから……」プルプル
- 948 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/04/13(土) 17:12:11.19 ID:zk+PNgSSO
- 心理「いや私客でしょ?自分で入れなさいよ」
垣根「ほざきやがれっ! 俺は垣根帝督だぞ!」
心理「全く偉そうに……」
垣根「第二位だもん、偉いもん」
心理「……分かったわよ、入れて来るから待ってなさい」
- 949 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/04/13(土) 17:13:22.55 ID:zk+PNgSSO
- 心理「うぅ……臭かった、台所からカメムシみたいな臭いがしたわ」
心理「床ギシギシ言うし大丈夫なのかしらこの家……あ、お風呂場ねここ、どんな感じなのかしら……」ガチャ
「心理……バードン」
心理「垣根っ! 垣根―っっ!! お風呂に変な人が!!!」
- 950 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/04/13(土) 17:20:28.98 ID:zk+PNgSSO
- 垣根「あぁ、フィッシュ竹中さんだよ。竹中さんにはお前のこと教えてある」
心理「名前間違えられたわよ!バードンって呼ばれたのよバードンって! ウルトラマンタロウ!?」
垣根「ごめーん、俺が間違えて教えちゃった」テヘッ
心理「何で間違えるの!? あり得ないでしょ!!」
垣根「お前の名前覚えにくいんだよ!!」
心理「覚えやすいわよ!少なくともその辺にいるDQNネームより覚えやすい名前だって自負してるわよ!!」
- 951 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/04/13(土) 17:22:21.59 ID:zk+PNgSSO
- 垣根「じゃあ後で訂正しとく、ビッチとかそんなんでいいだろ」
心理「いいワケないでしょ!!」
垣根「あ~うるせーな、いいからお茶くれお茶!このお茶くみ女!!」
心理「誰がお茶くみ女よ……クッソムカつく」
心理「はいお茶」コトッ
垣根「猛烈に指入ってるぅぅ~っ!!」
垣根「さすが俺が認めた腹黒女、露骨に地味な嫌がらせしやがる……」
心理「じゃあ私もう帰るから」
- 952 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/04/13(土) 17:36:50.63 ID:zk+PNgSSO
- 垣根「えっ、もう帰んの? 泊まって行きんしゃ~い。ちゃんと布団もあるぞ、変なニオイするけど」
心理「何で何もかも変なニオイしてるの!? 泊まらなわよ!」
垣根「何だよ~枕投げ楽しみにしてたんだぞ。頼むよ~、一生のお願い」
心理「分かったわ。じゃあその枕、ちょっと貸して……行くわよハイ」ポンッ
心理「じゃ、そういうことでさよなら」
- 953 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/04/13(土) 17:37:34.02 ID:zk+PNgSSO
- 垣根「待ぁてぇ~っ!! 何処の世界にこんな悲しい枕投げがあるんだ!」
垣根「ワンスローのみってお前! こちとら一生のお願い使っとんじゃコラァ~!もっと本気でガンガン来んかい!!」
心理「でも垣根、本気でやると枕でも痛いわよ?」
垣根「見くびるな! 枕だろうが石だろうが華麗に避けたるわい!!」
心理「そう? じゃあ遠慮なく……ふんっ!!」ブォンッ!!!
グシャッ!!
垣根「ポピーッ!!?」
- 954 :今日のポピー ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/04/13(土) 17:41:16.45 ID:zk+PNgSSO
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ミ \ / 彡
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/ / |〕 帝凍庫クン .|| ´\ \
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) `ー''"´ ̄ ̄ / | `ヽ.___´, j.| ミ \  ̄` ー‐'´ (_
とニ二ゝソ____/ 彡..| `ニ´ i| ミ |\____(、,二つ
| 彡...|´ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄`i| ミ |
\彡 | .|| ミ/
|〕 常識は通用しねぇ || - 955 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/04/13(土) 17:44:16.51 ID:zk+PNgSSO
- 心理「直撃じゃないの垣根、避けなさいよ」
垣根「石はやめろ……石は……」プルプル
心理「だってあなたが避けるって言うから」
垣根「分かったよ……何でもありのルールでいいんだな? 知らんぞお前……」
心理「ねえもう帰っていい?」
垣根「それならこっちにも考えがあるんだぞコラァ! 思い知れ! 湯のみマッスルアタック!!」
心理「危なっ!」シュンッ!!
垣根「避けるの早―い!!」ゴスッ!!
垣根「ゆ、湯のみが刺さった……」
垣根「もう許さん、マジで許さん……」
- 956 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/04/13(土) 17:47:43.04 ID:zk+PNgSSO
- 心理「え~今のは垣根の自業自得じゃない」
垣根「黙れ! 俺の辞書に自業自得なんて言葉は無いんだ!」
心理「何て自分勝手な辞書なの!?」
垣根「自分勝手なんて言葉も無い! 食らいやがれ! 超必殺・飛鳥文化アタック!!」ギューンッ!!
心理「暴れないでよこんな狭い部屋で!!」
垣根「仏教文化の重みを知れーっ!あ、避けられた背中痛-っ!」ガッシャーンッ!!
ゴゴゴゴゴゴ……
心理「え、じ、地震!?」
垣根「しまった、今の衝撃で家が崩れそうだ!」
- 957 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/04/13(土) 17:50:52.04 ID:zk+PNgSSO
- 心理「崩れそうなの!?」
「実はこの家、急いで適当に作ったから柱とか結構ユルユルなんだよ」
心理「ユルユルなの!?」
垣根「そうだよ誰かさんの下のお口並みにな! チクショー! こんなことなら技心理定規なんかに伝説の技使わなきゃよかった!!」
心理「あなた後でぶん殴るから。そんなことより垣根、早くここから逃げ……」
ガッシャーン!!
垣根「………俺は諦めないぞ心理定規」
心理「……」ボロ…
垣根「ピザ屋のバイト、始めてみる」
心理「家は?」
- 958 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/04/13(土) 17:57:11.11 ID:zk+PNgSSO
- 終わりです。
ピザ屋のバイトでピンと来た人は……
- 959 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/04/13(土) 17:59:07.60 ID:5OEFGGzw0
- 乙!
つまりここから最初のスレに繋がるのか
つぎはぜひアレイスターでお願いします! - 960 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/04/13(土) 18:06:44.43 ID:s9q5kLnIo
- アレイスター描写したら魚に食われるグロシーンがwwww
乙です!
2013年8月15日木曜日
上条「幸せは」 美琴「歩いて来ない」 垣根「だから自分で」 一方「つかみ取る」 2
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