- 500 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/03/14(水) 22:54:45.98 ID:VANaCzSSO
- 垣根 「なんだひざ枕かよ、バビって損した」
一方 「オマエは考え方が下品過ぎるンだよ」
垣根 「うっせーよ、未だに00001号とキス止まりのくせに」
一方 「大きなお世話だクソ野郎ォ! つかオマエもだろォが!!」
垣根 「甘いな、俺は00002号とベロチューまでしたもんね!」フハハハッ!
00002 「///」テレテレ
上条 「二人ともいい加減にしろ! 打ち止めがいるんだぞ!!」
垣根 「あーハイハイ、非童貞様は大人ですね~」ケッ!
上条 「関係無いだろ!!」 - 501 : ◆yYKzJMnV E[saga]:2012/03/14(水) 22:56:04.27 ID:VANaCzSSO
- 美琴 「それより時間大丈夫なの?」
00003 「伝票を見るに後10分少々と言ったところです」
垣根 「なんだよ全然歌えなかったじゃん、誰のせいだ?」プンスカプンスカッ!
削板 「垣根じゃないのか?」
垣根 「真顔で言うなよ、哀しくなるだろ…」
上条 「じゃあ今回はこれでお開きって事で」
美琴 「仕方ないわね」
打ち止め 「うぅ~ミサカはまったく歌えてない!ってミサカはミサカはブーたれてみたり!」ブーブー!!
上条 「ごめんな打ち止め、帰ったら上条さん特製のホットケーキ焼いてあげるから勘弁な」
打ち止め 「今すぐ帰ろう!ってミサカはミサカはホットケーキを求めてダーッシュ!!」
垣根 「させるか! ホットケーキは俺の物じゃーっ!!」
上条 「お前も食いたかったんかい!」
- 502 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/03/14(水) 22:58:17.64 ID:VANaCzSSO
- 美琴 (当麻の焼いたホットケーキ…食べたいな)
上条 「あ、なあ削板」
削板 「なんだ?」
上条 「今度このメンバーでキャンプ行くんだけど、削板も来るか?」
00003 (!?)
削板 「迷惑じゃないか?」
00003 「ぁ…」
一方 「今更一人増えようが問題ねェよ、予定入ってンなら別だがな」
削板 「そうか、なら喜んで参加しよう」
00003 (イエスッ! イエーッス!)プラトーン!!
- 503 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/03/14(水) 22:59:20.31 ID:VANaCzSSO
- 上条 「じゃあ俺は美琴送ってから戻るから」
一方 「早めに戻れよ、クソガキがホットケーキ待ってンだからな」
上条 「了解」
00001 「ではお姉様に削板さん、またお会いしましょう」
美琴 「うん、またね」
削板 「ああ、またな!」
00003 「そ、削板さん…」
削板 「ん?」
00003 「その、今日は本当に…」
削板 「ああ、俺も今日は楽しかった。 だからまた行こうな00003号」
00003 「……はい//」
- 504 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/03/14(水) 23:00:03.16 ID:VANaCzSSO
- 一方 「00001号、先に行ってろ、俺はコーヒー買ってから行く」
00001 「わかりました」
00003 「では削板さん、失礼します」
削板 「また今度な」
上条 「俺達も行きますか」
美琴 「うん」
- 505 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/03/14(水) 23:00:41.27 ID:VANaCzSSO
- ~帰り道~
上条 「今度はキャンプか、テントとか準備しないとな」
美琴 「川があるなら水着も持って行かないといけないわね」
上条 「そうだな」
美琴 「……ねえ当麻」
上条 「ん?」
美琴 「帰ったら打ち止めにホットケーキ焼いてあげるのよね?」
上条 「そうだけど?」
美琴 「……いいなぁ」
上条 「美琴もホットケーキ好きなのか?」
- 506 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/03/14(水) 23:01:44.52 ID:VANaCzSSO
- 美琴 「そうじゃ無くて、その…当麻が焼いたホットケーキ私も食べたいなって」
上条 「なんだそんな事か」
美琴 「むっ! そんな事とはなによ?!」プクーッ!
上条 「美琴が焼いて欲しいってんなら何時でも何処でもいくらでも作る」
美琴 「ホント? ホントに!?」
上条 「ああ、約束な」
美琴 「うん、楽しみにしてる///」
美琴 「あ、もうここでいいわよ」
上条 「わかった、じゃあまたな美琴」
- 507 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/03/14(水) 23:02:43.49 ID:VANaCzSSO
- 美琴 「…当麻」
上条 「?」
美琴 「ぁ…えっと…その」モジモジ…
上条 「なんでせうか?」
美琴 「もうっ! 察してくれたっていいじゃないの!」
上条 「んな無茶な…」
美琴 「うぅ~// んっ!」
上条 「え…っと、それはキスしなさいって事でいいんでせうか?」
美琴 「///」コクコク
上条 「それじゃ…」
美琴 「ん……」
上条 「……満足?」
美琴 「満足///」
上条 「じゃあまたな美琴」
美琴 「うん、またね//」
- 508 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/03/14(水) 23:07:51.05 ID:VANaCzSSO
- 上条 「ただいまっと」
垣根 「おせーぞ上条! さっさとホットケーキ焼きやがれ!!」
打ち止め 「おっきいの作ってね!ってミサカはミサカは注文してみたり!」
上条 「はいはい、えっと卵と牛乳と……」
00002 「しかし00003号も隅におけませんね」ニヤニヤ
00001 「そうですね、まさかのひざ枕とは」ニヤニヤ
00003 「うぐっ…///ふ、ふんっ! うらやましいならそう言えばいいじゃないですか!」
一方 「上条、コーヒー切れてた見てェだから買っといたぞ」
上条 「サンキュな」
- 509 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/03/14(水) 23:12:44.90 ID:VANaCzSSO
- 上条 「ほい出来上がり」
垣根 「うおっ! でか!?」
打ち止め 「ミサカの顔よりおっきい!ってミサカはミサカはホットケーキをみつめてみたり!」キラキラッ!!
00002 「おいしそうです…」
00001 「ミサカも食べたいです…」
00003 「ホットケーキ…」
上条 「そうだろうと思ってみんなの分も焼いといた上条さんにスキは無い」
00001 「流石は上条さんです!」
00002 「どこぞのモヤシとは大違いですっ!」
一方 「殴り飛ばされたいンですかァ!?」
00003 (モヤシに自覚有りっと…)メモメモ…
- 510 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/03/14(水) 23:16:27.78 ID:VANaCzSSO
- 垣根 「美味っ! やっぱホットケーキ食いながらのシャンパンは最高だな」
上条 「また酒飲んでるし」
一方 「オイ、間違っても00001号に飲ますンじゃ……」
00001 「……ヒック//」
一方 「 」
垣根 「ひと足遅かったみたいだぞ」
00001 「セ~ロ~リ~た~んっ!」ギュピーンッ!!
一方 「…チクショウがァァァ!!!」ピューッ!!!
00001 「待ってください! 是非ともミサカと口移しを!! セロリた~~~~ん!!」ピューッ!!
00002 「垣根さん、アーンしてください、さもないと…」ゴゴゴゴゴ…
垣根 「アーンッ!!」
00003 (いつか削板さんにアーンを……)
打ち止め 「♪~♪♪」ウマウマ♪
- 511 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/03/14(水) 23:19:28.72 ID:VANaCzSSO
- 00001 「さあ、追い詰めましたよセロリたん……ハァハァ」
一方 「落ち着けっ! 落ち着きやがれ00001号!!」
00001 「ハァハァ…セロリたんのちっぱいモミモミしたいお…」ジリジリ…
一方 「待てっ! よせっ! 近寄るンじゃねェ!!」
00001 「安心してくださいセロリたん、今回はクンカクンカでもペロペロでもましてやモミモミでもありませんから…ハァハァ」
一方 「な、何する気だァ??」ガクブル…
00001 「ほむほむです」キリッ!
一方 「訳分かンねェ分めっちゃ恐いンですけどォォ!?」
00001 「では……いただきま~す」ジュルリ…
一方 「ヤ、ヤメッ…??!!!」
00001 「ほむほむほむほむほむほむほむほむほむほむほむほむほ~むほむほむほむほむほむほむほむほむほむほむほむほむほむほむほむっ!!!」
一方 「ア゙ァァアァァアァァァァァァア゙ア゙ア゙ァァァア゙ッ!!!」
上条 (一方通行、生きて帰ってこいよ……)
- 512 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/03/14(水) 23:22:26.02 ID:VANaCzSSO
- 上条 「さて、洗い物済ませるかな…ゴホッ…??」
アレイ 「? 風邪かね?」
上条 「いや、ただ噎せただけだから大丈…ゴホッ」
アレイ 「ならいいが…今日は早めに寝るといい、洗い物は私がやろう」
上条 「悪いな、そうするよ…ゴホッ…ゴホッ」
アレイ (……疲れが溜まっているのかもしれないな…)
垣根 「オラオラーッ! ゴムゴムの銃乱打(ガトリング)じゃーっ!!」カチカチッ!
00002 「そこでギア2ですっ!」
打ち止め 「次はチョッパー使ってねってミサカはミサカは垣根にお願いしてみる!」
00003 「お風呂上がりました」
00001 「また……やってしまいました……orz」
一方 「」チーン
- 513 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/03/14(水) 23:26:30.11 ID:VANaCzSSO
- ~次の日~
垣根 「おっはぃよ~~」
00002 「おはようございます垣根さん」
垣根 「うぁ~寝不足だわ、海賊無双やり過ぎた…」
一方 「クソッ、昨日の記憶がねェ……」
00001 「すみません……」
00003 「おや? 上条さんはまだ起きていないようですね」
打ち止め 「上条さんはお寝坊さん?ってミサカはミサカは朝食を待ち望んでみる」
垣根 「よしっ! 俺のマッスルインフェルノで起こして来てやんぜ!」フンスッ!!
アレイ (……嫌な予感がするな)
- 514 : ◆yYKzJMnV7E[sage]:2012/03/14(水) 23:27:50.09 ID:VANaCzSSO
- ちょっと休憩、風呂入ってからまた更新します。
- 515 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/03/15(木) 00:23:59.82 ID:hCclEeZSO
- >バターンッ!!
垣根 「オラーッ! 起きやがれ上条!!」
上条 「……」
垣根 「おーい、いつまで寝てやがんだ? 早く起きて朝メシ作れ」ペチペチ
上条 「……」
垣根 「ほぅ、どうあっても起きねえ気だな? だったら奥の手だ!」
垣根 「食らえ! ていとくん特製、朝一番搾りの特濃メルヘンガスッ!!」
>ぷすぅ~~
上条 「……」
垣根 「……」ピクピク…
- 516 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/03/15(木) 00:25:24.72 ID:hCclEeZSO
- 垣根 「はっ!?」
垣根 「危ねえ、危うく自分の屁で昇天するとこだったぜ」
上条 「……」
垣根 「つーか上条、いい加減起きろ~」ペチペチ
打ち止め 「上条さん起きた?ってミサカはミサカは顔を覗かせてみたり」ヒョコッ
垣根 「いや、さっぱり起きねえんだ」
打ち止め 「…なんだか変な臭いがするってミサカはミサカははにゃをつまんでみる…」クチャイ…
垣根 「そんな事より上条だ、起きろ~」
打ち止め 「上条さん起きて~ってミサカはミサカは何気なくおでこに手を……」
打ち止め 「熱い!?ってミサカはミサカは垣根に緊急報告!」
- 517 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/03/15(木) 00:26:41.33 ID:hCclEeZSO
- 垣根 「おいおい大袈裟だろおちび……やべ、マジで熱い…」
垣根 「おちび! みんなに知らせろっ! 緊急事態だ!!」
打ち止め 「ラジャー!ってミサカはミサカはみんなのところにダーッシュ!!」タタタタッ!!!
垣根 「上条! しっかりしろ!」
上条 「く……」
垣根 「?」
上条 「くさい……」
垣根 「……」
- 518 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/03/15(木) 00:27:44.98 ID:hCclEeZSO
- 一方 「腹減ったァ…」グデーン
00002 「上条さんの作ったベーコンエッグが待ち遠しいです」
00003 「いやいや、スクランブルエッグも捨て難いですよ?」
00001 「しかし遅いですね、何か有ったのでしょうか?」
打ち止め 「大変大変!ってミサカはミサカはみんなに緊急報告!!」
一方 「あァ? 何が大変だって?」
打ち止め 「あのね! おでこの上条さんで大変が熱くて!ってミサカはミサカは…」アセアセッ!
アレイ 「最終信号、牛乳でも飲んで落ち着きたまえ」
打ち止め 「ングング……ぷはーっ! この一杯の為に生きてる……って違ーう!!ってミサカはミサカはノリツッコミしてみたり!」ウガーッ!!
- 519 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/03/15(木) 00:49:55.39 ID:hCclEeZSO
- 一方 「で? 何が大変なンだ?」
打ち止め 「上条さんのおでこが熱くて大変なの!ってミサカはミサカはあなたに説明してみたり!」
一方 「でこが熱いだァ? それのどこが大変だってンだ?」
アレイ 「もう少し真剣になりたまえ 一方通行、上条当麻が熱を出したんだぞ?」
一方 「風邪ってやつかァ?」
アレイ 「まだ断定は出来ない。とりあえず体温計で熱を計った方がいい、体温計はどこにあるんだ?」
一方 「そりゃオマエ………どこだ?」
アレイ 「えぇ……」
- 520 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/03/15(木) 00:50:48.54 ID:hCclEeZSO
- 00002 「まったく、役に立たないモヤシです」
一方 「うるせェ! じゃあオマエ分かンのかァ??」
00002 「ふっ。ミサカはモヤシとは違います、体温計くらい……あれ?」
一方 「分かって無ェじゃねェか」
00002 「ち、ちょっとド忘れしただけです!」
00001 「体温計、どこにありましたっけ?」
00003 「さあ…」
アレイ 「事態は急を要する! 全員で体温計を探すんだ!」
一同 「あらほらさっさ!」
- 521 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/03/15(木) 00:51:43.05 ID:hCclEeZSO
- 一方 「クソッ、ねェぞ」ガサゴソ
00001 「こっちにもありません…」ガサゴソ
00003 「体温計め、どこに隠れているのですか!」ガサゴソ
00002 「見つかりません…」ガサゴソ
打ち止め 「見つからないよってミサカはミサカは…」ガサゴソ
アレイ 「念のために聞くが、そもそも体温計を買った覚えがあるのかい?」
一方 「……そう言や買った覚え無ェな」
アレイ 「部屋を散らかしただけと言う結果になったか……」
- 522 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/03/15(木) 00:52:37.83 ID:hCclEeZSO
- アレイ 「仕方ない、ちょっと上条当麻のところへ行ってくる、みんなは待っていたまえ」カサカサ
一方 「00001号、コーヒーくれ」
00001 「了解です」トテトテ
00002 「暇ですね」
00003 「では暇つぶしをしましょう」
00003 「……」
00002 「……」
00003 「バキュンッ!」
00002 「うっ…」パタッ
00002 「な……なんじゃこりゃー!?」
00003 「…」
00002 「…」
00003 「…暇ですね」
00002 「暇です…」
- 523 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/03/15(木) 00:55:39.17 ID:hCclEeZSO
- アレイ 「垣根、上条当麻の調子はどうだい?」
垣根 「それがよ、なんかうなされてんだ」
アレイ 「ふむ、ちょっと熱を計って診るとするか」
垣根 「そんな機能付けたっけか?」
アレイ 「最近暇なのでね、自分で自分を改造してるんだ」
垣根 「あ、なるへそ」
アレイ 「………華氏157.8度!?」
垣根 「いや摂氏で計れよ、何だよ華氏って」
アレイ 「すまん、設定を間違えた」
- 524 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/03/15(木) 00:58:08.27 ID:hCclEeZSO
- アレイ 「先ほど計った結果が38度6分、多分風邪だ」
一方 「この時期に風邪ねェ」
垣根 「情けねえの、自己管理がなってねーぜ」
アレイ 「何を言う! 上条当麻が体調を崩したのはここにいる全員に責任があると言ってもいいんだぞ!!」
00001 「あの、一体それはどう言う……?」
アレイ 「上条当麻はこの部屋の家事のほとんどを一人でこなしていたんだ」
アレイ 「そして上条当麻一人に負担をかけた結果がこれだ、全員反省したまえ!」
一同 「……」
- 525 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/03/15(木) 01:01:29.36 ID:hCclEeZSO
- 垣根 「ん? 家事全部って…洗濯も…って事は妹達の下着もか?」
一方 「!!」
00001 「そう言えば、毎日いつの間にか洗濯してあります」
00002 「しかも型崩れしないよう手洗いされていますね」
00003 「まさか上条さんだったとは」
一方 「……ちょっと上条にトドメ刺してくる」
垣根 「あ、俺も行くわ」
アレイ 「安心したまえ、妹達の下着類は最終信号も含めて全て私が洗濯している」
垣根 「このっ! このっ!」ゲシゲシッ!!
アレイ 「踏まないでくれ壊れる」
- 526 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/03/15(木) 01:05:55.24 ID:hCclEeZSO
- アレイ 「それにしても00001号、君の下着は仕分けしやすくて助かる」
00001 「?」
アレイ 「君は最近ブラのサイズが少し変わっているね? 他の二人はサイズが同じなので分けるのが難しいんだ」
00001 「///」
一方 「潰れろオラァ!!」ガンガンガンガンッ!!!
アレイ 「壊れるからやめたまえ」
00003 「この裏切りミサカめぇーっ!! 貧乳はミサカ達のステイタスではなかったのかぁーっ!!!」
00002 「どうやってデカくした!? さあ吐けっ! さあさあさあっ!!!」
00001 「べ、別にコレと言って何も……」オロオロ
打ち止め 「マッサージしたの?ってミサカはミサカはネットで得た情報を口にしてみる」
00003 「まさか……、一方通行に!?」
00002 「モヤシか? モヤシに揉ませてデカくしたのかーっ!!」
00001 「違いますっ!」
垣根 「で? ホントのトコどうなん? 揉んでんの?」
一方 「揉んでねェよ!!」
- 527 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/03/15(木) 01:08:42.00 ID:hCclEeZSO
- 打ち止め 「結局上条さんはどうするの?ってミサカはミサカは話しを戻してみる」
アレイ 「とりあえず今日1日上条当麻は絶対安静だ」
垣根 「え? じゃあ俺達の朝メシは?」
アレイ 「何とかするしかあるまい、誰か料理が出来る者は?」
一方 「俺がそンな事すると思うかァ?」
垣根 「台所に立つ男はモテる、だが俺はそんな事しなくてもモテる! 故に出来ん」フッ
アレイ 「期待した私が馬鹿だった…」
垣根 「まあやってみるか、レッツメルヘンクッキング!」
一方 「ベクトルクッキングの真髄を見せてやる」
00001・00002 (カッコイイ……)
アレイ (不安だ……)
- 528 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/03/15(木) 01:16:23.30 ID:hCclEeZSO
- 垣根 「垣根と!」
一方 「一方通行の!」
一方・垣根 「ベクトルメルヘンクッキング~!」
垣根 「さあ始まりましたねセロリくん」
一方 「そうですねェ、つかセロリ言わないでもらえますかァ? ぶっ殺しますよォ?」
垣根 「掴みは完璧だな、早速始めるか」
垣根 「とりあえず卵使ってなんか作るって方向で」
一方 「無視すンじゃねェぞコラァ! ちょっと表出ろやクソメルヘン!!」
- 535 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/03/15(木) 21:33:51.46 ID:hCclEeZSO
- 垣根 「んで? なに作る?」
一方 「朝メシで卵って言やァ、卵焼きか目玉焼きってトコだろ」
一方 「え~っとォ、フライパンフライパン……」
垣根 「待て 一方通行、ここは文明の利器を使おうぜ」
一方 「あァ?」
垣根 「スイッチ押すだけで何でも出来る電子レンジに卵をぶち込めば、何かしら料理が出来る筈だ!」
一方 「!? 朝から冴えてンじゃねェかていとくン」
垣根 「だろ? 今日の俺はひと味違う、早速調理開始だ!」
- 536 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/03/15(木) 21:38:02.95 ID:hCclEeZSO
- 垣根 「レンジに卵を人数分入れて……スイッチオンッ!!」
>ジーーー……
垣根 「あとは待つだけだ」
一方 「案外簡単だなァ」
>ジーーー……
一方・垣根 「……」ワクワク
>ジーーー……ボガンッッッ!!!!
一方・垣根 「 」
- 537 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/03/15(木) 21:43:29.65 ID:hCclEeZSO
- 垣根 「軍曹っ! 卵が爆発したでありますっ!!」
一方 「卵って爆発すンだなァ…」シミジミ…
垣根 「ああ、生卵を電子レンジに入れると爆発する事が分かった、これは人類にとって大きな1歩だ」
一方 「仕方ねェ、フライパンで焼くかァ」
垣根 「フライパンどこだっけ?」
一方 「……探すぞ」
垣根 「まずそこからかよ……」
- 538 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/03/15(木) 21:46:59.06 ID:hCclEeZSO
- アレイ 「すまないな上条当麻、冷えピタが無いので濡れタオルで我慢してくれ」
上条 「ありがとう、ゴメンな迷惑かけて…ゴホッ」
アレイ 「なに、日頃君にはみんな世話になっているんだ、今日はゆっくり休むと良い」
上条 「そうするよ、それよりさっき凄い音したけど……」
アレイ 「心配はいらないさ、ダスキンでも呼ぶから」
上条 (一体なにが……)
- 539 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/03/15(木) 21:47:52.97 ID:hCclEeZSO
- 垣根 「やっと見つかったなフライパン」
一方 「苦労したぜェ」
垣根 「んじゃまずフライパンを火にかけてっと」
一方 「油も入れるンだよなァ?」
垣根 「多分な、適当な量と書いて適量と読む、こんくらい入れときゃ間違いねえだろ」
>ドプドプドプドプドプドプドプ………
一方 「で? いつ卵入れるンだ?」
垣根 「そろそろ入れてもいいんじゃね?」
- 540 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/03/15(木) 21:55:45.13 ID:hCclEeZSO
- 垣根 「油のっ神よ~っ! この卵を~!」
一方 「美味しくしたまえェ~!」
垣根 「卵を~」
一方 「油にィ~」
垣根 「ポ~ンッ!!」
>ジュバッッ!!
垣根 「ぐわぁぁーーっ?!! 跳ねた油が目にぃぃーー!!!」ゴロゴロゴロゴロッ!!!
一方 「油って跳ねるンだなァ…」フムフム
垣根 「熱いよぉ~、目薬くれぇ~……」
一方 「ロート子供ソフトなら有るぜェ?」
垣根 「サンキュー」
- 541 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/03/15(木) 21:57:12.70 ID:hCclEeZSO
- 垣根 「危うく眼ン玉焼きになるトコだった」
一方 「とりあえず試作第1号が出来たな」
垣根 「ちょっと黒焦げたが…まあ大丈夫だろ、この調子でどんどん作ろうぜ!」
一方 「次は卵焼き作るかァ、卵を混ぜて……油へ流し込むゥ!!」
…………。
垣根 「よし。朝メシの完成だ、持って行こうぜ」
一方 「初めてにしちゃ上出来だろ…多分」
- 542 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/03/15(木) 22:02:11.28 ID:hCclEeZSO
- 垣根 「出来たぞー」
00002 「おおっ! 待ってました!」
00003 「と言うか待ちくたびれました」
打ち止め 「もうお腹ペコペコってミサカはミサカはお腹をさすってみたり」
一方 「俺と垣根の合作卵料理だ、心して味わえ」
垣根 「舌がとろけて落ちちまうぜ!」
00001 「それは楽しみです!」ワクワク!
一方・垣根 「見よっ! これが究極の卵料理だ!」
『卵だったであろう物体』
00001・00002・00003・打ち止め 「………」
- 543 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/03/15(木) 22:11:32.30 ID:hCclEeZSO
- 一方 「どうした? 食わねェのか?」
00001 「え…いや、あの……」
垣根 「遠慮しなくていいぞ?」
00002 「あ……00003号! 一口いかがですか??」
00003 「ミサカはダイエット中ですので遠慮しておきます」
00002 「裏切り者っ!!」
打ち止め 「じゃあミサカが食べる!ってミサカはミサカは勇気を出して口に入れてみたり!」パクッ!
打ち止め 「………」
一方 「美味ェか?」
垣根 「口からビームでるか?」
打ち止め 「に、苦いよぉ~ってミサカはミサカは……ふぇぇぇ…」ポロポロ
- 544 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/03/15(木) 22:20:41.60 ID:hCclEeZSO
- 一方 「苦いだァ? ンな筈は……」パクッ
垣根 「おちびにはこのアダルティーな味はちょっと早かったか、どれ…」パクッ
一方 「……人間の食い物じゃねェな…」オエッ!
垣根 「豚の餌にも劣るとはまさにこの事だな……」ペッペッ!!!
00001 「上位個体、牛乳飲みますか?」
打ち止め 「牛乳がとっても美味しく思えるってミサカはミサカは涙目で語ってみたり」ゴクゴク
- 545 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/03/15(木) 22:24:48.88 ID:hCclEeZSO
- 垣根 「料理がこんなにも難しいとは……」
一方 「上条って凄ェ奴なンだなァ…」
アレイ 「やあ、料理は上手くいっているかい?」
00001 「それが……」
アレイ 「……みなまで言うな、テーブルにある消し炭がすべてを物語っている」
アレイ 「しかしまいったな、上条当麻にお粥でもと思ったのだが…」
垣根 「しゃあねー、助っ人呼ぶか」
00002 「助っ人ですか?」
垣根 「上条が風邪引いたって言ったら音速で飛んで来る奴をな」テルテル
垣根 「あ。00003号、一応削板も呼んどけ、人手が多いに越した事ねーからな」
00003 「り、了解ですっ!(削板さんに初電話のチャンスキター!)」
- 546 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/03/15(木) 22:29:48.53 ID:hCclEeZSO
- ~とあるファミレス~
佐天 「なんかこのメンバーでお茶するのって久しぶりですよねー」
初春 「そうですねー」パフェモグモグ
美琴 「? そうだっけ?」
黒子 「佐天さんの言う通りですの、最近お姉様は類人猿にばかり……」
美琴 「そ、そんな事無いでしょ!?」
黒子 「有りまくりですの! わたくしの中のお姉様成分が不足しているのが良い証拠ですの」
美琴 「どんな成分よソレ」
- 547 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/03/15(木) 22:39:40.28 ID:hCclEeZSO
- 佐天 「じゃあそろそろ始めよっか初春」
初春 「?」モグモグ
佐天 「第一回! 御坂さんに質問コーナー!!」ドンドンパフパフッ!!
美琴 「へ? え??」
佐天 「御坂さん、彼氏出来たんですよね?」キラーンッ!
美琴 「ブッ!?」
黒子 「フンッ! フンッ!!」ゴンゴンゴンゴンッ!!
佐天 「そ・こ・で、色々質問しちゃおうと思って」
美琴 「お、お手柔らかにね…」
- 548 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/03/15(木) 22:50:28.77 ID:hCclEeZSO
- 佐天 「まず最初の質問は、もうキスはしたんですか?」
美琴 「はひっ!?」
初春 「さ、佐天さん! イキナリ飛びすぎなんじゃ…」
佐天 「いやー、もうキスくらいしてるかなって。で? どうなんですか御坂さん??」
美琴 「えぅ… キ、キスはし…たけど///」
佐天 「ちなみにファーストキスはどこで?」
美琴 「え? い、言わないと……ダメ?」
佐天・初春 「ぜひっ!!」
- 549 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/03/15(木) 22:52:43.90 ID:hCclEeZSO
- 美琴 「は、初めては寮の前で/// アイツの方から」
佐天 「うひゃー、甘いな~」ニヤニヤ
初春 「甘いですね~」ニヤニヤ
黒子 「おかしいですわね、この紅茶何だか血生臭いですの…」ズズー
初春 「白井さん、血涙が紅茶に入ってますよ?」
黒子 「ああ、どうりで…」ボタボタ
佐天 「じゃあ次の質問!」
美琴 「ま、まだやるの?」
- 550 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/03/15(木) 22:55:41.52 ID:hCclEeZSO
- 佐天 「御坂さん、もう大人の階段登っちゃいました?」
美琴 「ぴっ?!!」
初春 「そ、そこまで聞いちゃうんですか!?」
佐天 「もうこうなったら聞くっきゃないでしょ!」
佐天 「さあ御坂さん! どうなんですか??」
初春 「やっぱり最初は痛かったですか??」
美琴 「え……っと、うん、ちょっとだけ痛かった…かな// で、でもアイツ優しくしてくれたし…」
佐天・初春 「甘ーーいっ!!」
黒子 「苦いですの! いつのまにか紅茶が真っ赤に染まりましたの!」
初春 「白井さん、ソレもう紅茶じゃ無くて血涙100%になってますよ?」
黒子 「ああ、どうりで」ボタボタボタボタ…
- 551 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/03/15(木) 22:57:50.36 ID:hCclEeZSO
- 佐天 「じゃあ次は…」
美琴 「あ、ちょっと待って、電話かかってきちゃった」アセアセッ
佐天 「彼氏さんですか?」
美琴 「着メロ違うから違う人、ちょっとゴメンね」
美琴 「助かった、誰だろ……垣根?」
美琴 「もしもし?」
垣根 『グッモーニーン! 元気ハツラツ??』
美琴 「テンション高いわね」
垣根 『お前そこはボビー声でスゥゲェハツラツ、って言うとこだろ』
美琴 「はいはい、で? どうしたのよ?」
- 552 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/03/15(木) 22:59:14.46 ID:hCclEeZSO
- 垣根 『……御坂、落ち着いて聞いてくれ』
美琴 「?」
垣根 『実は上条が……倒れた』
美琴 「はあ!? ちょっ、アンタ言っていい冗談と悪い冗談ってあるでしょ!」
垣根 『……』
美琴 「嘘……でしょ? ねえ! お願いだから嘘って言ってよっ!!」
垣根 『御坂…』
美琴 「嘘って…ヒック…言ってよぉ……」
垣根 『認めたくねえ気持ちはわかる。だが本当だ』
美琴 「……だって昨日まで、あんなに…元気で……」
- 553 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/03/15(木) 23:01:53.11 ID:hCclEeZSO
- 垣根 『今から来れるか?』
美琴 「…行くに決まってるわ」
垣根 『じゃあ、なるべく早くな』
美琴 「うん、すぐに行く!」
美琴 「……」
佐天 「あ、御坂さん電話終わりました?」
美琴 「ゴメン佐天さん、ちょっと用事が出来ちゃったからここの支払いコレで済ませておいてくれる?」
佐天 「え? 良いですけど何かあったんですか?」
美琴 「うん、ちょっとね。黒子と初春さんには埋め合わせはするからって伝えておいて」
佐天 「は、はい。わかりました」
美琴 「じゃあ本当にゴメンね!」タタタッ!!
- 554 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/03/15(木) 23:03:51.69 ID:hCclEeZSO
- 垣根 「これでよし、15分もありゃ来るだろ」
一方 「オマエ、なに適当ぶっこいてンだ?」
垣根 「倒れたってのは大袈裟だが、嘘は言ってねーぞ? それにな…」
一方 「?」
垣根 「俺達全員の朝メシの為なら俺は喜んで悪者になるぜ」キリッ!
一方 (オリジナルも気の毒になァ……)
垣根 「00003号、削板に電話したか?」
00003 「ハー…ハー、て、手が……ふ…震えて…」プルプル…
00001 「頑張ってください00003号!」
00002 「あとは通話ボタンを押すだけです!」
打ち止め 「フレーッ! フレーッ!ってミサカはミサカは応援してみたり!」
垣根 「緊張しすぎだろ…」
一方 (アイツあンなキャラだったか?)
- 555 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/03/15(木) 23:07:31.05 ID:hCclEeZSO
- 削板 「ふう、朝のジョギングは気持ちがいいな」
削板 「さて、学園都市をあと50周……ん? 電話か?」
削板 「通話のボタンは……これだ!」ポチットナ!
削板 「もしもし?」
00003 『あ…あの、えとっ…』
削板 「?」
00003 「お! おはようございまひゅ!(ギャー! 噛んだーっ!!)」
削板 「00003号か? ああ、おはよう。いい朝だな!」ハッハッハ!
00003 『はひっ! 本日はおひがらもよきゅ(また噛んだ、死にたい……)』
削板 「何かあったのか?」
00003 『はい、それが今朝……』
- 556 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/03/15(木) 23:09:37.58 ID:hCclEeZSO
- 削板 「なにっ!? 上条が??」
00003 『はい、それで出来れば削板さんに助言をと思ったもので』
削板 「よし分かった、すぐにそっちに行く!」
00003 『は、はい! お待ちしてます!』
削板 「………」
削板 「うぉぉーっ!! 上条ーっ! 俺が行くまで死ぬんじゃ無いぞぉーーっ!!!」ダダダダダダッ!!!!
- 557 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/03/15(木) 23:12:10.15 ID:hCclEeZSO
- >ピンポーン!
垣根 「お、来たな。ほいほい~っと」
ガチャ
美琴 「当麻ーっ!!」
バターンッ! グシャ!
垣根 「おぐはっ!!」
00001 「お姉様、おはようございます」
美琴 「当麻は? 当麻はどこ??」
00001 「上条さんでしたら部屋に…」
美琴 「ありがと!!」バビュンッ!!
垣根 「……」ピクピク
00002 「か、垣根さん大丈夫ですか??」
垣根 「00002号、俺はもうだめだ……」
00002 「しっかりしてください! 傷は浅いです!」
垣根 「00002号…」
00002 「垣根さん……」ウルウル…
垣根 「なんで連邦軍はガンタンクなんて作ったんだろうな……」ガクッ
00002 「垣根さーーんっ!!」
- 558 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/03/15(木) 23:14:33.28 ID:hCclEeZSO
- 美琴 「当麻!」
上条 「……」スヤスヤ
美琴 「当麻! 死んじゃダメーッ!!」ガクガクッ!!
上条 「う……み、美琴?」
美琴 「しっかりしてーっ!!」ガクガクガクガクッ!!!
上条 「ちょっ! 美琴苦し! 絞まってる! 絞まってるから!!」ウググッ
美琴 「ふにゃー!ふにゃにゃーー!!!」ガクガクガクガクガクガクッッ!!
上条 「だーっ! 落ち着きなさい! みこにゃん!」
- 559 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/03/15(木) 23:15:30.11 ID:hCclEeZSO
- 美琴 「ふ……あ、あれ? 生きてる?」
上条 「今しがた死にかけましたよ、てかなんで美琴が居るんだ?」
美琴 「垣根から当麻が倒れたって聞いて…」
上条 「垣根の奴また大袈裟な、ただ熱が出たってだけなのに」
美琴 「へ? 熱?」
上条 「多分ただの風邪、薬飲んで寝てれば治る」
美琴 「じゃ、じゃあ倒れたって言うのは……」
上条 「倒れるも何も今朝からずっと寝てましたのことよ?」
美琴 「……」
- 560 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/03/15(木) 23:19:07.00 ID:hCclEeZSO
- 美琴 「か…垣根の奴~~っ!」ビリビリッ!
上条 「落ち着け美琴、漏電してる」ブレイクブレイク
美琴 「ゆ~る~さ~んっ!!」
垣根 「おう御坂、わりーけど上条にお粥作ってやってくんね?」
美琴 「……」プッチン
垣根 「んでついでに俺達の朝メシもヨロッ!」
美琴 「ねえ垣根、ちょっと目つぶってくれない?」
垣根 「ん? こか?」キュッ
美琴 「ライトニング・ボルトッ!!!」
ゴシャッ!!!
垣根 「ぷごっっ!!!」
上条 (美琴、いつの間にそんな大技を……)
美琴 「ふー、すっきりした。当麻、お粥作って来るから待っててね」
上条 「あ、ああ。ありがと」
垣根 (史上初、女黄金聖闘士誕生の瞬間を見たぜ……ゴフッ…)
- 578 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/03/23(金) 01:09:40.34 ID:4u8Yd71SO
- 垣根 「いててていとくん」
一方 「ソレ流行らねェぞ多分」
垣根 「マジで!? 流行語大賞狙ってたのに?!」
一方 「そげぶの足元にも及ばねェよ」
垣根 「どんだけ~っ!」
一方 「古い」
垣根 「はむーはー!」
一方 「死ね」
>ピンポーン
垣根 「お、削板だな」
00003 (!?)
- 579 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/03/23(金) 01:10:37.26 ID:4u8Yd71SO
- ピンポーンピンポーンッ!!
垣根 「へ~い、今開けるっつの」テクテク
00003 「とうっ!」ドロップキック!
ドガッ!
垣根 「おごっ!」
ガチャ
削板 「上条ぉーっ!!」
00003 「い、いらしゃいませ!」
削板 「00003号、上条は無事か??」
00003 「はい、それよりわざわざ来ていただいてありがとうございまひゅ(何故? 何故ミサカは噛むの??)」
削板 「そうか、それを聞いて安心した…」
- 580 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/03/23(金) 01:11:12.00 ID:4u8Yd71SO
- 削板 「ん? 垣根、そんなところで寝てると風邪引くぞ?」
垣根 「とりあえず00003号に言っとけ、ドロップキックはやめろと」
削板 「上条は部屋か?」
垣根 「おう、今寝てんじゃね?」
削板 「分かった、ちょっと見てくる」
- 581 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/03/23(金) 01:11:48.86 ID:4u8Yd71SO
- 上条 (ふぅ、ちょっとは熱下がったかな)
上条 (美琴の作ったお粥が何気に楽しみな今日この頃…)
削板 「上条ぉーっ!!」
上条 「あれ? 削板…」
削板 「大丈夫か? 生きてるか?? 死ぬなーっ!!」ガクガクガクガクガクガクッ!!!
上条 「ちょっ! やめっ!」
削板 「生きろぉぉーーーっ!!!」ガクガクガクガクガクガクガクガクガクガクガクガクッッッ!!!!!!!!!!
上条 (死ぬぅ~~~~!!!)
- 582 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/03/23(金) 01:12:47.08 ID:4u8Yd71SO
- 美琴 「当麻、お粥出来た……と、当麻!?」
削板 「上条!? どうしたしっかりしろ!!」
上条 「」チーン
削板 「息をするんだっ!!」
ドゴッ!!
上条 「おぶらっ!!」
美琴 「当麻! 大丈夫!?」
上条 「お花畑が咲き乱れる綺麗な場所がクリアに見えた……」
美琴 「お粥、食べれそう?」
上条 「もちろんいただきます」キリッ
- 583 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/03/23(金) 01:13:29.69 ID:4u8Yd71SO
- 美琴 「あれ? 削板さんいつの間に?」
削板 「さっきな、御坂も上条の看病に来たのか?」
美琴 「はい、これから皆の食事作ろうかと」
削板 「そうか…ふむ、じゃあ御坂は上条の看病を頼む、皆の食事は俺が作ろう!」
美琴 「え、でも……」
削板 「こう言う時は助け合う物だからな、任せてくれ!」
上条 「ありがとう削板、冷蔵庫の物は何でも使っていいから」
削板 「分かった、早く治れよ」
美琴 「じゃあ削板さん、お願いします」
削板 「任せろ!」
- 584 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/03/23(金) 01:14:20.37 ID:4u8Yd71SO
- 削板 「と、言う訳で俺が皆の食事を作る事になった」
垣根 「大丈夫なんだろーな」
一方 「食える物作れよ」
打ち止め 「二人は軍覇に何も言えないと思うってミサカはミサカはツッコんでみたり」
垣根 「こんにゃろ! おちびのクセに生意気な!」ムニーン!
一方 「何時からそンな生意気な事言うよォになったンですかァ??」ムニーン!
打ち止め 「ふはひひへほっへひっひゃらはいへ!っへみひゃかふぁみひゃかふぁ~!!」アブブッ!!
※(二人して頬っぺ引っ張らないで!ってミサカはミサカは!)
- 585 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/03/23(金) 01:15:18.66 ID:4u8Yd71SO
- 削板 「さて、冷蔵庫の中には……」
削板 「よし、これなら炒飯が作れるな」
00003 「あの、削板さん…」
削板 「ん?」
00003 「ミ、ミサカも何かお手伝いしたいです…とミサカはゴーグルを引っ張ったり戻したり引っ張ったり…痛っ?!」
削板 「……大丈夫か?」
00003 「ノープロブレムです!(痛い……)」
削板 「そうか、なら手伝ってくれ!」
00003 「了解です!」フンス!
- 586 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/03/23(金) 01:15:51.04 ID:4u8Yd71SO
- 00003 「では、よろしくお願いします」
削板 「まず炒飯の材料は……」
●材料(1人前)
ごはん 200g 卵 2個
長ネギ・万能ネギ 15g 焼豚 40g
ニンジン 10g
塩
しょうゆ
酒
コショウ
削板 「こんなところだな、次は下ごしらえだ」
削板 「ごはんは電子レンジで温めておく。
ネギ、焼豚、ニンジンはみじん切りにするんだ」
00003 「なるほど」
- 587 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/03/23(金) 01:16:44.36 ID:4u8Yd71SO
- 削板 「下ごしらえが済んだらあとはフライパンの準備だ」
削板 「フライパンを薄く煙が出るくらいまで熱する」
削板 「ラードを多めに入れ、鍋肌になじませた後、余分な油を戻す」
削板 「あらためてラード(大さじ1強)を入れる」
削板 「卵を入れ、大きくひと混ぜする。 卵が半熟より柔らかい状態でごはんを投入だ」
00003 「ふむふむ…」メモメモ
削板 「ごはん1粒1粒を卵の膜で包み込むようによく混ぜながら、手早く炒めるのがコツだ!」
00003 「炒める時間はどれくらいなのですか?」
削板 「大体20~30秒くらいでいいぞ!」
- 588 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/03/23(金) 01:17:17.30 ID:4u8Yd71SO
- 削板 「次に長ネギを入れ、炒め合わせる」
削板 「ネギの香りが出てきたら塩をふり入れ。焼豚・にんじん・万能ネギを入れてムラなく炒める、これも炒める時間は30秒くらいだ」
削板 「最後にしょうゆ・酒を鍋肌から入れ、コショウをふり、サッとひと混ぜすれば……できあがりだっ!!」
00003 「あ……」
削板 「どうした?」
00003 「お手伝いするつもりがほとんど何も出来ませんでした…とミサカは落ち込みます」シュン…
削板 「また今度一緒に作ろうな」
00003 「は、はい!」
- 589 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/03/23(金) 01:18:02.13 ID:4u8Yd71SO
- 削板 「出来たぞみんな」
00003 「皆さんテーブルに……?」
垣根 「だからこのルートで合ってんだよ!」
一方 「そっち行ったら詰むだろォが! 第一位の演算舐めンな!!」
00003 「二人は一体何を?」
00001 「チクタクバンバンのルートで揉めている様です」
00002 「モヤシが垣根さんの邪魔をしているだけです」
00001 「00002号! いい加減に一方通行をモヤシと呼ぶのはやめてください!」
00002 「モヤシはモヤシです」
00001 「ならば力ずくで!」
00002 「やれるものなら!」
削板 「冷める前に食べてほしいんだが…」
00003 「……少々おまちを」
- 590 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/03/23(金) 01:18:44.20 ID:4u8Yd71SO
- 垣根 「この野郎! 学園都市チクタクバンバンマスターの異名を持つ俺の言う事が聞けねえのか!!」
一方 「知るかっ! こっちで合ってンだよ!!」
垣根 「んだとこのっ!」
一方 「ヤルかコラァ!」
ズキュンッ!!
一方垣根 「…」
00003 「……お二人とも、ご飯ですよ?」ドドドドド……
一方 「……食うか」
垣根 「…だな(俺のチクタクバンバンに風穴が……)」
- 591 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/03/23(金) 01:19:54.56 ID:4u8Yd71SO
- 00001 「モヤシ言うな~!」ポカポカッ!
00002 「モヤシはモヤシ~!」ポカポカッ!!
ズキュンッ! バキュンッ!
0000100002 「…」
00003 「ご飯です」ドドドドド…
00001 「……ケンカは良くありませんね」ガクガク…
00002 「ご飯食べましょう…」ガクガク…
- 592 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/03/23(金) 01:20:42.00 ID:4u8Yd71SO
- 削板 「打ち止め、手を洗ってから食べような」
打ち止め 「了解!ってミサカはミサカは……届かない…」ウルウル…
削板 「よいしょ、これで大丈夫か?」
打ち止め 「うん!」
00003 「削板さん、全員テーブルに座りました」
削板 「そうか、じゃあ皆で食べよう!」
- 593 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/03/23(金) 01:21:30.25 ID:4u8Yd71SO
- 垣根 「うお!? これマジでお前が作ったのかよ??」
削板 「味見もしたからな、多分大丈夫だ」
一方 「食えりゃそれでいい」
00003 「卵をヘドロに変えた人は黙って食べてください」
一方 「……フンッ」
垣根 「ダーハハハッ!! 言われてやんの!」ゲラゲラッ!!
一方 「ブチ殺すぞ! てかオマエもヘドロ作った一人だろォがァァ!!」
削板 「まあまずは食べよう、いただきます!!」
一同 「いただきま(ァ)ーす」
- 594 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/03/23(金) 01:22:26.41 ID:4u8Yd71SO
- 垣根 「チクショウ、普通に美味い。ツッコミ所ねーし」モグモグ
一方 「やるじゃねェかハチマキ」モグモグ
打ち止め 「軍覇は料理上手だねってミサカはミサカはご満悦♪」モグモグ
00001 「とっても美味しいです」モグモグ
削板 「喜んでくれて何よりだ」ハッハッハ!
00002 「しかし00003号は大変ですね」
00003 「?」モグモグ
00002 「将来に向けて腕を上げる必要があるのでは?」ニヤニヤ
00003 「ブーーーッ!!!」
垣根 「おわぁぁーー!!! ご飯粒が顔面にぃ~~っ?!!」ゴロゴロゴロゴロ!!
一方 「オマエ最近顔面への被害多くねェか?」
垣根 「クソッ、これもイケメンの定めってヤツか」フキフキ
- 595 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/03/23(金) 01:23:22.47 ID:4u8Yd71SO
- アレイ 「やあ、ただいま」
垣根 「あ? どっか行ってたのか?」
アレイ 「上条当麻に薬を買って来たんだ」
一方 「まさか普通に薬局行ったのかァ?」
アレイ 「行ったさ、だが何故か店員が逃げ出してしまってね」
垣根 「そりゃそうだろうぜ、下手すりゃ一生トラウマだ」
アレイ 「仕方ないから冥土帰しの所まで行って来たんだ、意外に遠かった」
- 596 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/03/23(金) 01:24:12.55 ID:4u8Yd71SO
- アレイ 「で、上条当麻は?」
削板 「さっき御坂がお粥持って行ったから食べてるんじゃないか?」
アレイ 「そうか、なら持って行こう」
垣根 「あとにした方がいいぞ」
一方 「だな、第一位の俺ですらあの空間には立ち入りたくねェ」
アレイ 「よく分からないが一応行ってみるさ」カサカサ
打ち止め 「おかわり!ってミサカはミサカは軍覇にお願いしてみたり!」
削板 「いいぞ、いっぱい食べてくれ!」
- 597 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/03/23(金) 01:25:07.34 ID:4u8Yd71SO
- アレイ (とりあえず様子をみてみるか……)コソコソ
美琴 「はい当麻、アーン」
上条 「いや、自分で食えるから…」
美琴 「病人は黙って言うこと聞く、ほら口開けて」
上条 「あ、あーん」
美琴 「……どう?」
上条 「……美味いっ! 表現しようが無いくらい美味い!!」
美琴 「良かった♪ けど大袈裟すぎない? お粥なんて誰が作っても同じでしょ?」
上条 「いやいや、美琴が作ってくれたってだけで5倍増しで美味いです」
美琴 「もう///」
アレイ (あ……あの空間に割り込めと言うのか??)
- 598 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/03/23(金) 01:26:42.77 ID:4u8Yd71SO
- 上条 「でもゴメンな、美琴も用事あったんじゃないか?」
美琴 「気にしなくていいの、私にとっては最優先事項だから」
上条 「そっか、ありがとな美琴」
美琴 「……ねえ当麻」
上条 「ん?」
美琴 「もし…私が風邪引いて入院したりしたら…」
上条 「他のどんな事より優先してお見舞いに行く、絶対に」
美琴 「……ホントに?」
上条 「上条さんウソつかない」
美琴 「クスッ…期待しといてあげる」
上条 「まあ、風邪引かないのが1番だけどな」
美琴 「引いた本人が言っても説得力無いわよ?」
上条 「ごもっともです」
美琴 「はい、じゃあアーン」
上条 「あーん♪」
アレイ (………あとにしよう、見てられん)カサカサ
- 608 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/03/27(火) 23:49:05.10 ID:W4m6mMZSO
- アレイ 「……」
垣根 「どうだった?」
アレイ 「垣根、君の言った通りだった。あの空間に入り込む勇気は私には無い……」
一方 「だろォな」
垣根 「あの二人なら世界大戦のど真ん中でもあの空気かもし出すんじゃね?」
一方 「否定できねェな」
00001 「一方通行、もしミサカが体調を崩したら看病してくれますか?」
一方 「……バァカ」
00001 「ぅ…」
一方 「当然の事いちいち確認すンじゃねェよ」
00001 「///」
垣根 「さりげなくイチャイチャすんの止めろやバカップルめ、もげてハゲて爆発しろ」
削板 「みんな仲が良くていいな」ハハハッ!
- 609 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/03/27(火) 23:50:21.41 ID:W4m6mMZSO
- 垣根 「さって、メシも食ったし何すっかな…」
一方 「コーヒー飲むしかねェ」
00001 「では入れて来ます」
垣根 「オマエもうブラジル当たりに引っ越せ」
一方 「考えとく」
削板 「そういえば、キャンプはいつから行くんだ?」
- 610 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/03/27(火) 23:52:46.07 ID:W4m6mMZSO
- 垣根 「お~、キャンプか。適当に徘徊してどっかでテントでも立てて寝るでOK?」
削板 「それ、楽しいのか?」
00003 「浮浪者かホームレスですか?」
一方 「真面目にやれ」ズズー
アレイ 「最終信号、ジュースでもどうだい?」
打ち止め 「ありがとうってミサカはミサカはアーちゃんにお礼をいってみたり」
00002 「いつにも増しでグダグダですね、垣根さん真面目を見せてやってください」
垣根 「真面目か? 真面目ね~~………よし! 真面目になってみるか!!」
- 611 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/03/28(水) 00:03:26.19 ID:awH0XKZSO
- 垣根 「キャンプ、それは大自然との触れ合い…」
垣根 「キャンプ! それは都会では味わえない特別なひと時……」
垣根 「キャンプ!! それはメルヘン……」
垣根 「キャンプッ!! なんか発音がキャップとシャンプーの中間……」
垣根 「キャ…」
一同 「もうええわ!!」
垣根 「みんなもうちょっと早く突っ込めよ」
一方 「オマエに真面目を期待した俺達がバカだった」
- 612 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/03/28(水) 00:15:59.78 ID:awH0XKZSO
- 垣根 「まー、あれだ。選択肢は3つある」
一方 「?」
垣根 「1つは普通にキャンプ場に行く、持って行く物が少ないから楽だ」
垣根 「2つめはどっか山に行って自分達でテント立てるセミサバイバル」
垣根 「最後は某伝説番組の如く無人島に行って全て自分達で乗り切るガチサバイバルだ」
垣根 「で? どれにする?」
削板 「漢ならサバイバルだ!」
- 613 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/03/28(水) 00:18:02.45 ID:awH0XKZSO
- 垣根 「俺もそう思ったんだがな、おちびも居るからちょっと無理だ」
一方 「当たり前だ」
垣根 「あと能力使えなきゃ鼻毛より役に立たねえモヤシっ子もいるからな」
一方 「殺すっ! マジでぶっ殺す!!」
00001 「お、落ち着いてください一方通行!」オロオロ
00002 「第一位が鼻毛以下とはお笑いです」プススー!
一方 「うるせェェ!!!」
打ち止め 「結局どうするの?ってミサカはミサカはみんなに聞いてみたり」
- 614 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/03/28(水) 00:19:08.25 ID:awH0XKZSO
- 00003 「普通にキャンプ場で良いのでは?」
垣根 「けどそうなったらメイクしねーとだしな」
00001 「ミサカは構いませんよ?」
00002 「同じくです」
垣根 「せっかく出かけんだ、メイクなんてしなくて良い所のが楽しめるだろ?」
一方 「バ垣根にしちゃ良い事言うじゃねェか」
垣根 「よせやい照れるぜ///」テレテレ
一方 「」
- 615 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東)[sage]:2012/03/28(水) 00:26:02.00 ID:AN1LA3IAO
- やってしまえ
- 616 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/03/28(水) 00:42:43.34 ID:awH0XKZSO
- 垣根 「てな訳でキャンプ場な、穴場調べとけアレイスター」
アレイ 「それくらい自分で調べればいいだろう?」
垣根 「え? 留守番したいって?」
アレイ 「すぐ手配する、何か要望はあるかい?」
垣根 「川があるとこな、泳いだり釣りとかしてーし」
アレイ 「わかった」
削板 「便利だな…」
垣根 「だろ? 最早この学園都市で俺達に出来ない事は無いと言っても過言じゃねえ」
一方 「00001号、コーヒー入れるの上手くなったじゃねェか」
00001 「ありがとうございます//」
垣根 「だからさりげなくイチャついてんじゃねーよバカバカップル」
- 617 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/03/28(水) 00:45:24.17 ID:awH0XKZSO
- 美琴 「あ、みんなご飯食べたの?」
垣根 「おう、今からみんなで黒ひげ危機一髪やるとこだ」
一方 「黒ひげってのは飛ばしたら勝ちなのかァ?」
00002 「バカモヤシめ、普通に考えれば飛ばしたら負けに決まっています」
一方 「そンな事誰がいつ決めたンですかァ??」
00003 「悩み所ですね…」
削板 「これだけ刺されても平気とは……凄い根性だぜ黒ひげ」
垣根 「いや実際に刺してねーよ」
打ち止め 「うりゃ!ってミサカはミサカは黒ひげにナイフを刺してみたり!」
00001 「どうやらセーフのようです」
美琴 「みんな暇なのね……」
- 618 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/03/28(水) 00:52:15.53 ID:awH0XKZSO
- 垣根 「んで? どうかしたのか?」
美琴 「うん、風邪薬あるかなって」
アレイ 「それなら私が買って来た、これを飲ませればすぐによくなるさ」
美琴 「ありがと、早速持って行くわ」
垣根 「口移しとかすんなよ、不衛生だからな」
美琴 「しないわよ!」
垣根 「口にお粥付いてんぞ?」
美琴 「嘘!? ちゃんと拭いたハズ………」
垣根 「うわぁ……」
一方 「おいおい、間違った恋のベクトルに突っ走るなよ?」
美琴 「ち、違うわよ! これはその…私もちょっとお腹空いたからお粥分けて貰っただけで」
垣根 「あーはいはい、そう言う事にしといてやる」
美琴 「本当だってば!」
- 619 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/03/28(水) 00:57:54.81 ID:awH0XKZSO
- 垣根 「それはそうとキャンプの予定決めたからな、水着持って来いよ」
美琴 「え? キャンプなのに?」
垣根 「川で泳ぐんだよ。ま、俺は滝に打たれて己を見つめ直すつもりだけどな」フッ
削板 「俺もやるぞ! 根性に磨きをかけたいからな!」
一方 「それ以上根性いらねェだろ」
00002 「モヤシは止めておいた方がいいのでは? そのまま藻屑になりそうですしね」プススー
一方 「やってやろォじゃねェか! ポロロッカの如く逆流さてたらァ!!」
- 620 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/03/28(水) 01:04:28.55 ID:awH0XKZSO
- 美琴 「当麻、薬持って来たわよ」
上条 「ありがとう」
美琴 「調子どう?」
上条 「美琴のお陰で大分楽になったよ」
美琴 「よかった、けど……無理しないでね?」
上条 「ゴメンな、心配かけて…」
美琴 「そう思うなら早く良くなってね」
上条 「おっしゃる通りです、じゃあ薬飲むかな」
美琴 「……口移ししてあげよっか?」
上条 「ブフッ?!! あ、あのね美琴さん。そう言う事は冗談でも…」
美琴 「……」ジー
上条 (…え? なにこの空気??)
- 621 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/03/28(水) 01:06:09.23 ID:awH0XKZSO
- 上条 「いや! し、しないからな?」
美琴 「…しないの?」ウルウル
上条 「だ、ダメダメ! 移ったらどうすんだよ!」
美琴 「その時は当麻が看病してくれるんでしょ?」
上条 「そう言う問題じゃ……」
美琴 「……ダメ?」ジー
上条 「……はぁ、ホントに移っても知らねえぞ?」
美琴 「…んっ」
上条 (準備万端ですか…)
上条 「…」
美琴 「…」
- 622 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/03/28(水) 01:13:01.80 ID:awH0XKZSO
- 垣根 「上条ー! 調子どうだ?」
上条 「……ッ!?」
美琴 「……ゴクッ!?」
垣根 「……なにやってんだ?」
上条 「へ? いや~ハハハッ、薬飲もうとしてただけですのことよ?」
垣根 「んじゃなんで御坂と見つめ合ってんだよ」
上条 「いや…それは……」
美琴 「……く……」
垣根 「?」
美琴 「空気読めーーっ!!」
垣根 「理不尽だろ!!?」
ドカッ!
垣根 「ぷげらっ!!」
- 623 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/03/28(水) 01:16:28.55 ID:awH0XKZSO
- 美琴 「で? 何しに来たのよ」
垣根 「人の顔面にパンチ&カウロイくれといてその態度かよ」オンボロ…
上条 「ゴメン」
垣根 「上条が謝る必要はねえ! 俺は御坂に言ってんだ!!」
垣根 「さあ謝れ! 今ならこの油性ペンでおでこに『どくだみ』と書くだけで許してやる!」
美琴 「やって見なさいよ! こっちはアンタのおでこに『メルヘン』って書いてやるんだから!」
垣根 「むしろ望むところだ! さあ書け! 書いておくんなまし!!」
上条 「話しが遥か斜め上空にズレてるぞ~…」オーイ
美琴 「こう?」カキカキ
垣根 「もうちょっと太くて良いぞ、その方が目立つからな」
上条 (マジで書いてるし……)
- 624 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/03/28(水) 01:22:09.26 ID:awH0XKZSO
- 上条 「ところで垣根、なんか用件があったんじゃないのか?」
垣根 「あ~そうそう、昼メシに寿司でも出前しようと思ってな、上条と御坂も食うか?」
美琴 「私は食べるけど、当麻は食べれる?」
上条 「食べたいけど代金払えません」ボンビ~
垣根 「俺の奢りだぜ?」キラーン
上条 「食べる! 食べます! 食べたいです!!」オヤビーンッ!!
垣根 「んじゃ特上9人前で、1人前はサビ抜きだな」オチビガ
美琴 「あ、私も…」
垣根 「え? いやいやまさか第三位ともあろうお方がワサビ入りの寿司食えないなんて事…」ナイナイ
美琴 「た、食べれるわよワサビくらい!」
垣根 「じゃあ御坂の分はワサビたっぷり入れて貰っとくな」ニヤリ
美琴 「い…いいわよ?」
垣根 (ケケケ、さっきの顔面パンチ&カウロイの仕返しじゃ、たっぷりワサビ食わせたる!!)
- 625 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/03/28(水) 01:22:48.05 ID:awH0XKZSO
- 00001 「お寿司楽しみです」ソワソワ
一方 「落ち着け、すぐに来る」
00002 「ウニ、食べて見たいです」
00003 「イクラも美味しそうですよ?」
打ち止め 「ミサカはマグロがいい!ってミサカはミサカは眼を光らせてみたり!」キュピーンッ!
削板 「アナゴも美味いぞ?」
- 642 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/04/11(水) 00:57:08.04 ID:bPKJX9kSO
- 上条 「寿司が食べられると聞いて!」
削板 「上条、起きても大丈夫なのか?」
00003 「無理をなさらない方が…」
上条 「寿司の為なら例え今日この命尽きるとも立ち上がります」キリッ
一方 「寿司ごときで大袈裟なンだよ」
垣根 「食おうと思えば何時でも食えるしな」
美琴 「大して珍しくは無いわね」
- 643 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/04/11(水) 00:57:56.91 ID:bPKJX9kSO
- 上条 「ええいおだまりなさいブルジョアめ!」
上条 「貧乏学生の上条さんは学園都市に来てからというもの、寿司なんて贅沢な物そうそう口に出来ないんだ!!」
00001 「そこまで生活が苦しいのですか?」
00002 「一体何故?」
上条 「よくぞ聞いてくれました」
上条 「何を隠そうこの上条当麻、事あるごとに不幸に見舞われています」
- 644 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/04/11(水) 00:58:35.55 ID:bPKJX9kSO
- 上条 「ある時はクレジットカードを踏み砕き、またある時は財布を落とし…」
上条 「酷い時なんて何故か奨学金が入らなかった時がある!」
美琴 「え!? じゃあその時どうしてたの??」
上条 「友達に金借りるのも気が引けてさ、塩と水と日光で1週間耐え忍びましたよ…」
垣根 「お前は植物か」
一方 「一言で言やァバカだな」
削板 「根性の成せる業だ」
- 645 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/04/11(水) 00:59:32.16 ID:bPKJX9kSO
- >ピンポーン
垣根 「ほ~い」
店員 「ども、特上9人前お待たせしました」
垣根 「ん。ほいこれ料金な、あとこれチップ、帰りに美味い物でも食いな」
店員 「あざーす」
垣根 「寿司来たぞ~」
- 646 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/04/11(水) 01:00:06.02 ID:bPKJX9kSO
- 打ち止め 「お寿司美味しそう!ってミサカはミサカは万歳三唱!」
一方 「おらクソガキ、こっちがサビ抜きだ」
00001 「一方通行、飲み物はお茶でいいですか?」
一方 「流石に寿司とコーヒーは合わねェからな、お茶でいい」
上条 「寿司……目の前にきらびやかな寿司が…」ウルウル
美琴 「アンタ…何も泣くこと無いじゃない」
- 647 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/04/11(水) 01:00:47.66 ID:bPKJX9kSO
- 垣根 「んじゃ久しぶりに、皆の者! お手を合わせて!!」
削板 「いただきます!!」
一同 「いただきま(ァ)す!」
垣根 「………グスン」
00002 「…垣根さん」
垣根 「00002号…」
垣根・00002号 「「いただきます」」
- 648 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/04/11(水) 01:02:24.40 ID:bPKJX9kSO
- 削板 「美味いっ!」
00003 「さて、玉子の次ぎはマグロを……うにゅあっ!?」
削板 「? どうした00003号?」
00003 「わ……わひゃびが……」
削板 「……大丈夫か?」
00003 「だいじょ…やっぱりからいれひゅ…」ウルウルウルウル
削板 「水飲むか?」
00003 「す…すみまひぇん…」コクコク
- 649 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/04/11(水) 01:02:48.07 ID:bPKJX9kSO
- 削板 「美味いっ!」
00003 「さて、玉子の次ぎはマグロを……うにゅあっ!?」
削板 「? どうした00003号?」
00003 「わ……わひゃびが……」
削板 「……大丈夫か?」
00003 「だいじょ…やっぱりからいれひゅ…」ウルウルウルウル
削板 「水飲むか?」
00003 「す…すみまひぇん…」コクコク
- 650 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/04/11(水) 01:03:37.20 ID:bPKJX9kSO
- 00001 「うぅ……」ウルウル
垣根 「おいおい何泣いてんだ00001号」
00001 「ワサビが…」ウルウル
垣根 「ほれみず…」
一方 「オラァ!!」
バキッ!!
垣根 「ぶがまっ!?」
一方 「てェェいとくゥゥン! 00001号泣かすたァ命捨てたいンですかァ??」
垣根 「いや違っ…」
一方 「問答無用ォォ!!」
垣根 「ギャァァァ!!」
00001 「一方通行落ち着いてください! 違うんです!!」
- 651 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/04/11(水) 01:04:27.39 ID:bPKJX9kSO
- 一方 「チッ、ワサビで涙出たンならそう言えってンだ」
00001 「すみません、ワサビがこれほどまでとは…」
一方 「次ぎからサビ抜きにするか?」
00001 「出来れば、しかし今目の前にあるお寿司をどう攻略すべきか…」
一方 「心配すンな、能力使ってワサビだけを弾き飛ばす」
00001 「一方通行」
一方 「ン?」
00001 「ありがとうございます//」
一方 「おゥ」
垣根 「ねえ……勘違いでぶっ飛ばされた俺へのフォローは?」
一方 「死ね」
垣根 「泣くぞ?」
- 652 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/04/11(水) 01:05:28.03 ID:bPKJX9kSO
- 00002 「か、からいです…」ウルウル
垣根 「まかせろ、ほいっ」シャララン
00002 「!? 辛味が無くなりました」
垣根 「能力使って辛味を消したんだ」
00002 「流石は垣根さん! モヤシ以上に万能です!」
垣根 「おいおい当然の事を今更言わなくてもいいんだぜ?」
00002 「それもそうでした、モヤシと比べるまでもありませんでしたね」
一方 「とりあえず黙って聞いといてやったがそろそろまとめて表出るかコラァァ!!」
- 653 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/04/11(水) 01:05:56.57 ID:bPKJX9kSO
- 上条 「美味い…、涙が出そう」
美琴 「……」
上条 「ん? どうした美琴、食べないのか?」ハテ?
美琴 「う、うん……(どうしよう、ワサビ…)」
上条 「好き嫌いはいけませんよ? はい口あけて~」
美琴 「ふえぇっ!?」
上条 「はいアーン」
美琴 「あ…ア~ン///」パクッ
美琴 「~~ッッッ!!!!!!」
- 654 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/04/11(水) 01:06:25.11 ID:bPKJX9kSO
- 美琴 「うぅ~~」ポロポロ
上条 「……美琴?」
美琴 「ふぁにぃ?」ポロポロ
上条 「もしかしなくても、ワサビ…ダメなの?」
美琴 「……」ポロポロコクコク
上条 「一方通行、こっちの寿司も頼む」
一方 「ン」
垣根 「第三位はお子ちゃまって事だな」ププ~ッ!
美琴 「う、うるひゃい!」
- 655 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/04/11(水) 01:06:55.06 ID:bPKJX9kSO
- 垣根 「みんな食ったな、そんじゃ…ごちそうさまでした」
一同 「ごちそうさまでした」
上条 「いや~、美味かった♪」
美琴 「当麻、顔色良くなってない?」
上条 「美味しい物食べたらなんか治った」
垣根 「おまえグルメ細胞でも持ってんの?」
上条 「今なら釘パンチならぬ釘そげぶ打てる気がする、割とマジで」
- 656 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/04/11(水) 01:07:37.02 ID:bPKJX9kSO
- 垣根 「そう言や上条、キャンプの予定決めたからな」
上条 「へ~、で? いつ行くんだ?」
垣根 「明日」
上条 「はやっ!?」
美琴 「ちょっと! 私まだ何も準備出来て無いわよ??」
削板 「俺も出来て無いぞ?」
垣根 「キャンキャンうるせえっ!! 思い立ったが吉日って言うだろが!!」
一方 「フリーダム過ぎだろォ」
垣根 「え? 俺ガンダムじゃねえぞ?」
一方 「ジェネシスに焼かれて死ね」
- 657 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/04/11(水) 01:08:11.50 ID:bPKJX9kSO
- アレイ 「キャンプ場の予約が取れたぞ。垣根、君の要望通りの場所だ」
垣根 「素晴らしい、パーフェクトだアレイスター」フハハハッ!!
アレイ 「光栄の極み」ハハァ~
垣根 「てな訳だ、予定決まったとこで恒例のゲームタイムだ!」
一方 「いつから恒例になったンだァ?」
上条 「垣根ってちょっと古いゲーム良くするけど、こだわりとかあるのか?」
垣根 「別にねーよ、ただ最近のゲームはやれ3Dだのなんだのしつこいんだ。俺はドットで充分だぜ」
- 658 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/04/11(水) 01:09:09.50 ID:bPKJX9kSO
- 00001 「お姉様、何をされているのですか?」
美琴 「食器とか洗おうと思って、ちょっとでも当麻の負担減らしたいし」
00001 「ではお手伝いします」
00002 「ではミサカも」
00003 「ミサカもお手伝いします」
打ち止め 「ミサカもやる!ってミサカはミサカはやる気マンマン!」
美琴 「じゃあ皆で手分けしてやろっか!」
00001・00002・00003・打ち止め 「「「「おーっ!」」」」
- 659 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/04/11(水) 01:09:47.27 ID:bPKJX9kSO
- 垣根 「上条、おまえどの子が好み?」
上条 「う~ん……この乙女って人かな、強くて頼れるお姉さんって感じが…」
美琴 「…」ピクッ!!
垣根 「ほほう、俺はこのエリカだな、高飛車なのが攻略しがいがあるぜ」
00002 「…」ピクッ!
垣根 「ロリコン一方通行はどうせ蟹沢だろ?」
一方 「勝手に決めンなァ!!」
- 660 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/04/11(水) 01:10:51.66 ID:bPKJX9kSO
- 垣根 「んじゃ誰だよ」
一方 「誰でもいいンだが…この良美ってのが大人しそうで良いンじゃねェか?」
00001 「…」ピクッ
垣根 「おまえ…隠れヤンデレに手を出すとは…」
一方 「……あ?」
垣根 「まあ……乗り換えはすんなよ、後で怖いからな……マジで」
一方 (…ヤンデレ?)
垣根 「削板は?」
削板 「この瀬麗武と言う女性は良いな、より強く! と言う考えに共感が持てる」
垣根 「顔、スタイルじゃなくそこかよ」
00003 「…」ガーンッ!?
- 661 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/04/11(水) 01:11:32.40 ID:bPKJX9kSO
- 美琴 「当麻」
上条 「ん?」
美琴 「乙女って……誰?」
上条 「……へ?」
美琴 「だ・か・ら、乙女ってのは誰かって聞いてんでしょうがぁぁぁ!!!」バチバチバチバチッッ!!!
上条 「なんでビリビリ!?」
00001 「ヤンデレ…ヤンデレ……」ブツブツ
一方 「お…オイ、何して……」
00001 「邪魔しないで下さい一方通行、ミサカはヤンデレを極めます」
一方 「落ち着けェェ!! なンだか分かンねェが俺が悪かったァァ!!」
- 663 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/04/11(水) 02:39:48.09 ID:bPKJX9kSO
- 00002 「垣根さん」ゴゴゴゴ
垣根 「いや、これは違っ!」
00002 「エリカと言う女性はどこですか? 垣根さんごとこの対戦車ライフルで一撃のもとにっ!!」ジャギンッッ!!!
垣根 「どっからそんなブツを!? てか俺ごと!?!?」
00003 「そ、削板さんは強い女性が好みなのですか??」
削板 「良く分からないが強い事は悪く無いんじゃないか?」
00003 「ミサカはもっと強くなりますっ!」
削板 「いや、00003号はそのままで良いと思うぞ?」
00003 「な、なぜ??」
削板 「……俺が守りたいから」
00003 「ふにゃっっ!?///」
- 664 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/04/11(水) 02:40:20.26 ID:bPKJX9kSO
- 美琴 「で? 乙女って誰よ?」バチバチバチバチッッ
上条 「垣根、説明してくれ」←正座中
00002 「垣根さん、エリカなる泥棒猫はどこですか?」ゴゴゴゴ…
垣根 「説明するから眉間に対戦車ライフルやめて」←正座中
00001 「一方通行はもうミサカに飽きてしまったのですね…」ウジウジ…
一方 「誤解まねく発言すンな! そして話しを聞けェ!」←正座中
- 665 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/04/11(水) 02:40:47.90 ID:bPKJX9kSO
- 00003 「しかし削板さん、ミサカも守られるだけでなく…」モジモジ
削板 「心配するな00003号、女を守るのは男の役目だからな!」ハッハッハ!
00003 「//」
垣根 「そこーっ! 何おまえ等だけいい雰囲気になってんだ!!」
上条 「美琴さん、足が痺れてきたんですが…」
美琴 「だから?」
上条 「垣根! 早く説明してくれ!!」
- 666 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/04/11(水) 02:41:32.31 ID:bPKJX9kSO
- 垣根 「みんな誤解だ、俺達はただゲームのキャラクターをだな」
美琴・00001・00002 「「「ゲーム?」」」
垣根 「これだ」つ〔つよきす〕
美琴 「な…な~んだ、ゲームだったのね…」
00001 「ミサカのはやとちりでした」
00002 「垣根さん、そのゲームを貸してください」
垣根 「はいどうぞ…」
00002 「……ふんっっ!!」バキッッッ!!!
垣根 「俺のつよきすーーーーっっ!!!」
- 667 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/04/11(水) 04:09:04.24 ID:bPKJX9kSO
- 00002 「おっと手が滑りました」テヘッ
垣根 「めっちゃ力込めてたよね? ふんっっ!って言ってたよね???」
00002 「壊れたゴミはごみ箱に捨てておきます」ポイッ
垣根 「」
00001 「すみませんでした一方通行…」シュン…
一方 「念の為言っとくぞ00001号」
00001 「?」
一方 「俺はお前以外の女に興味はねェ」
00001 「………ふにゃ//」
- 668 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/04/11(水) 04:11:01.70 ID:bPKJX9kSO
- 上条 「あ、足が……」
美琴 「ごめんね…」
上条 「美琴ははやとちりし過ぎだぞ?」
美琴 「だ、だって…」
上条 「上条さんが好きなのは御坂美琴だけ、信じてくれるか?」
美琴 「……信じる///」
00002 「おっとここにもゴミが…」ポイポイッ
垣根 「やめてーっ!! 俺のダ・カーポにSHUFFLEその他諸々捨てないでーっ!!」ウワーンッッ!!
- 669 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/04/11(水) 04:12:17.96 ID:bPKJX9kSO
- 垣根 「お、俺の青春のバイブルが……師匠達が…」
上条 「何の師匠?」
垣根 「俺はあのゲーム達からナンパテクを学んだんだ」
一方 「エロゲーで学ぶなアホめ」
垣根 「エロゲーじゃありませぇん、ギャルゲーですぅ!!」
上条 「さして変わらないだろうに」
垣根 「ちぇ、仕方ねー。ツインビーやろっと」
- 670 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/04/11(水) 04:13:06.66 ID:bPKJX9kSO
- 美琴 「当麻、ホントにもう大丈夫なの?」
上条 「お寿司食食べたから元気100倍上条さんです」
美琴 「でも無理しちゃダメよ? 今日の夕飯は私が作るから」
上条 「いやもう大丈夫だって、俺が作るよ」
美琴 「ダーメ、私が作るの」
上条 「みんなにも迷惑かけたしここはやっぱり俺が」
美琴 「私!」
上条 「俺!」
- 671 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/04/11(水) 04:17:27.26 ID:bPKJX9kSO
- 上条 「よし、じゃあ二人で作ろうぜ」
美琴 「え…でも」
上条 「二人で作れば万事解決だろ?」
美琴 「それは…そうだけど」
上条 「んじゃ決まり、二人の共同作業と行きますか」
美琴 「……うん///」
垣根 「ケッ、お熱いこって」
一方 「あの二人があァなったらコーヒーが甘くなっちまう」
00001 「では入れ直して来ましょうか?」
一方 「お前が入れたンなら泥水だって飲み干してやる」
00001 「///」
垣根 「神龍よ、この部屋のリア充を消しておくれ」
- 672 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/04/11(水) 04:18:14.83 ID:bPKJX9kSO
- 垣根 「00002号、暇ならツインビーやろうぜ」
00002 「垣根さんと共同作業ですね」
垣根 「そう言うこった、殲滅するぞ!」
00002 「ラジャー!」
削板 「さて、俺はどうするかな」
打ち止め 「じゃあ一緒にトランプやる?ってミサカはミサカは軍覇を誘ってみたり」
削板 「そうだな、しかし二人だけと言うのも…」
00003 「……」モジモジ
- 673 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/04/11(水) 04:18:49.09 ID:bPKJX9kSO
- 削板 「00003号」
00003 「は、はいっ!?」
削板 「暇なら三人でトランプしないか?」
00003 「いいのですか?」
削板 「みんなでやった方が楽しいしな、一緒にやろう」
00003 「はい///」
打ち止め 「じゃあまずはババ抜き!ってミサカはミサカはカードを配ってみたり!」
削板 「根性で勝つ!!」
00003 (勝つべきか負けるべきか…)
- 674 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/04/11(水) 06:16:13.68 ID:bPKJX9kSO
- 上条 「おーいみんな」
美琴 「ご飯できたわよ」
一方 「肉はあるンだろォな」
00001 「一方通行、少し野菜も食べた方が…」
一方 「イヤだ」プイッ
00001 「……グスン」
打ち止め 「あーっ!!あの人が00001泣かせた!ってミサカはミサカはみんなに言い触らしてみたり!」
一方 「クソガキィ! 余計な事吐かすなァ!!」
- 675 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/04/11(水) 06:17:26.54 ID:bPKJX9kSO
- 垣根 「オイオイオイ、第一位が女の子泣かせるたぁどう言うこったい?」
削板 「根性無いぞ!!」
00002 「所詮モヤシはこの程度の男だった訳です」
00003 「見損ないました」
一方 「なンだなンだよなンなンですかァ?? 野菜食わねェってだけでこの扱いはよォ???」
美琴 「自業自得よ」
一方 「上条、俺はどォすりゃいいンだァ?」ヘルプ!
上条 「野菜を食べればいいんだよ」
一方 「」
- 676 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/04/11(水) 06:20:11.73 ID:bPKJX9kSO
- 上条 「一方通行、トマト食えよ」
一方 「…」パクッ
垣根 「次ぎはアスパラガスな」
一方 「……」モグモグ
削板 「ブロッコリーだ」
一方 「………」ムグムグ
00002 「モヤシです」
一方 「…………」シャキシャキ
00003 「からのピーマンです」
一方 「」モグモグ
美琴 「はい玉ねぎ」
一方 「お・ま・え等ァ……」シャキシャキ
- 677 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/04/11(水) 06:47:49.40 ID:bPKJX9kSO
- 00001 「一方通行おにk」
一方 「いらねェ!!!」
00001 「お…お肉…グス…」
一方 「え…あ…」
00001 「ふ……」
一方 「待てっ! 今のは違っ!!」
00001 「ふぇぇぇ……」ポロポロ
打ち止め 「また00001号泣かせてる!ってミサカはミサカはみんなに知らせてみたり」
一方 「ち、違ェぞ! 今のは間違い…」
一同 「最っ低」
一方 「ふ……」
一方 「不幸だァァァァァァァァアァァァァ!!!」
- 694 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/04/22(日) 20:11:42.01 ID:UHwGWHVSO
- 垣根 「ふい~、食った食った」ゲップ
削板 「すまないな上条、ごちそうになって」
上条 「いいって、みんなで食べた方が楽しいし」
削板 「さて、そろそろ帰るとするかな」
垣根 「泊まってけよ、どうせ明日早いんだしな」
削板 「準備もあるしな、やっぱり帰るよ」
- 695 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/04/22(日) 20:12:49.66 ID:UHwGWHVSO
- 垣根 「ならしかたねーな、明日早いから遅刻すんなよ」
削板 「ああ、じゃあまた明日な」
00003 「削板さん」
削板 「ん?」
00003 「ま、また明日お会いしましょう」
削板 「ああ、また明日」
00003 「……」
00002 「残念でしたね00003号」
00003 「な、なにがですか??」
- 696 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/04/22(日) 20:18:37.99 ID:UHwGWHVSO
- 00002 「削板さんが泊らなかった事がです」ニヤニヤ
00003 「べ、別に残念だなんて思ってません!」
00001 「またまた、素直になったらどうですか?」ニヤニヤ
00003 「00001号まで!?」
垣根 「心配すんなよ00003号、キャンプ場で削板と二人っきりになれる様にセッティングしてやるから」
00003 「余計なお世話ですっ!!」ズキュンッ!!
垣根 「残像拳!」シュンッ
- 697 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/04/22(日) 20:20:43.92 ID:UHwGWHVSO
- 美琴 「じゃあ私もそろそろ帰るわね」
上条 「送ってくよ」
美琴 「うん、エスコートよろしく」
上条 「お任せあれ、姫」
美琴 「///」
垣根 「寮でにゃんにゃんすんなよ、明日早いんだからな」カーッペッ
上条 「しないっての」
美琴 (……残念…かも)
- 698 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/04/22(日) 20:22:19.58 ID:UHwGWHVSO
- 一方 「オイ、手が空いた奴から風呂入っちまえ」
00001 「上位個体、一緒に入りますか?」
打ち止め 「うん」
垣根 「俺も俺も~♪」ルンルン
ドガバギグシャッッ!!!
垣根 「」チーン
一方 「行ってこい」
00001 「ではお先に」
00002 「おのれ! 垣根さんの敵っ!」
一方 「軽く捻ってやんよォ!!」
- 699 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/04/22(日) 20:23:47.35 ID:UHwGWHVSO
- 一方 「覚悟しやがれ、明日の朝までぐっすりおねンねさせてやるからよォ!」キシャーッ!!
00002 「……フッ」
一方 「あァ? なァに鼻で笑ってやがりますかァ?」
00002 「00001号と全く同じ顔のミサカを殴るのですか?」ニヤッ
一方 「…ッ!!?」ハッ!!
00002 「ほらほらどうしましたか? とミサカはモヤシに顔を近づけます」ホレホレ
一方 「グッ! テメッ、汚ェぞ!!」
- 700 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/04/22(日) 20:24:38.97 ID:UHwGWHVSO
- 00002 「ではこんな顔はどうですか? とミサカはヘン顔をします」ビローン
一方 「や、やめろォ!!」
00002 「次ぎはこうです、とミサカは更なるヘン顔を披露します」グニャーン
一方 「やめろって言ってンだろォがァ!!」
00002 「そして更にっ!」
ゴンッ!!
00002 「」チーン
00001 「まったく、一体何をしているのですか! とミサカは怒りに奮えます」
- 701 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/04/22(日) 20:26:11.62 ID:UHwGWHVSO
- 打ち止め 「お風呂上がったよってミサカはミサカはあなたに伝えてみたり」ホカホカ
一方 「ちゃンと100まで数えたかァ?」
打ち止め 「ちゃんと数えたよってミサカはミサカは自慢げに胸を張ってみる!」エッヘン!
00001 「正確には99.98秒でしたが」
打ち止め 「00001号は細か過ぎるの!ってミサカはミサカはプンスカしてみたりっ!」プンスカッ!!
- 702 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/04/22(日) 20:27:30.78 ID:UHwGWHVSO
- 00002 「では次ぎはミサカ達が入るとしましょう、00003号?」
00003 「~~♪♪」メルメル
00002 「削板さんとのメールに熱中するのも大概にして欲しいです」フゥ…
00003 「おやすみメールを貰いました! とミサカは歓喜の余り小躍りします♪」イエスイエス♪
00002 「ダメだこのミサカ、一人で入ってこよ」
- 703 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/04/22(日) 20:30:06.01 ID:UHwGWHVSO
- 垣根 「一方通行ちょっと手貸してくれ!」
一方 「?」
垣根 「エアーマンが倒せない…」グスン
一方 「ロックマンかよ……情けねェな、貸してみろ」
垣根 「クソッ、エアーマンめ!」ムキーッ!
一方 「ウオッ? このっ! なんとォォォ!!!」カチカチカチッ!!
垣根 「ガンバれエアーマン!」
一方 「せっかく手伝ってやってンのに敵キャラ応援とかナメてンのか!?
そォ言う空気読めねェ態度が後々自分の首絞める事に--あ……」
垣根 「あ、よそ見してっから」
一方 「ロックマァァァァァアァァァァァァァァァアァァァァァァァァァアァァァァァァァァァアァァァァァァァァァアァァァァン!!!」
- 707 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/04/22(日) 21:32:55.87 ID:UHwGWHVSO
- ~おまけ・滝壺the花占い~
滝壺 「はまづらがわたしを好き…嫌い……好き……」プチプチ
滝壺 「好き……嫌い…好き……ハッ!」
滝壺 「……」フルフル…
花←残り一枚
滝壺 「ぅ……き、きら……」ウルウル
>ポンポン
滝壺 「?」クルッ
浜面 「……好き」
滝壺 「はまづら…///」
麦野・絹旗・フレンダ 「「「あ~~はいはい、もげろもげろ。超爆発しろ」」」
浜面・滝壺 「///」テレテレ
- 708 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2012/04/22(日) 21:47:48.37 ID:1PTwcQuSO
- >>707
浜面爆発してもげろ
絹旗とフレンダは俺が超 貰っていくって訳よ - 715 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2012/04/23(月) 01:42:54.55 ID:oegzru6co
- >>708
いや、お前に二人は荷が重い
フレンダは俺に任せろ - 719 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/04/27(金) 14:34:44.41 ID:0wKGhr+SO
- どうも、投下します。
>>708 >>715
フレンダ 「みんな私の脚線美にメロメロって訳よ」フフンッ
絹旗 「麦野、超殺っちゃってください」
麦野 「ゲッタァァァァビィィィムッ!!」
フレ/ンダ 「オープンゲット!」
- 720 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/04/27(金) 14:42:10.45 ID:0wKGhr+SO
- ~次の日~
垣根 「あ~た~らし~~い朝が来たっ! 希~望~のあ~さ~~が♪」
一方 「朝からうるせェよ、喜びに胸抱いて大空仰げってかァ?」
垣根 「絶好のキャンプ日和だからな、俺のテンションヌペヌペだ」
上条 「ヌペヌペって…」
>ピンポーン
00002 「お姉様が来たようです」
美琴 「おはよーっ!」
上条 「おはよう美琴」
美琴 「ふにゃ…//」パタリ
上条 「……」エー
- 721 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/04/27(金) 14:44:01.34 ID:0wKGhr+SO
- 垣根 「おまえ等、昨日あれ程言ったのに……ヤリやがったな?」
上条 「な、なんの事でせうか?」
一方 「オリジナルの反応でバレバレだってンだよ」
垣根 「このドスケベが!」
上条 「」
>ピンポーン
00003 「削板さんが来ました!」シュバッ!!
垣根 (反応早ぇ…)
一方 (質量を持った残像だと?!)
- 722 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/04/27(金) 14:47:17.97 ID:0wKGhr+SO
- 削板 「おはよう00003号! 良い天気だな!」ハッハッハ!!
00003 「おはようございまちゅ…(また噛んだちくしょう……)」
削板 「ん? どうした御坂、そんな所で寝たら風邪引くぞ?」
垣根 「放っといてやれ、淫乱中学生の成れの果てだ」
美琴 「誰が淫乱よっ!!」ガバッ!
一方 「昨日の夜はお楽しみだったンだろォ?」
美琴 「ま、まあ……その///」テレテレ
上条 「話しは終わりだ! 早くバス乗ろうぜ!!」
- 723 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/04/27(金) 14:52:37.07 ID:0wKGhr+SO
- ~車内~
上条 「やった! あがりだ!」
垣根 「また俺の負けかよっ!? 他の奴らならいざ知らず何故上条にまで??」
一方 「オマエは顔に出過ぎなンだよ」
垣根 「クソッ、このイケメンフェイスにそんな弱点が…」ガッデム!
打ち止め 「ババ抜き大会早くも垣根の三連敗ってミサカはミサカは余裕の表情を見せてみる」
00002 「垣根さん、心苦しいですがバツゲームです」
削板 「一位の00001号がクジを引くんだったな」
00001 「えーと……」ゴソゴソ
- 724 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/04/27(金) 14:55:43.53 ID:0wKGhr+SO
- 00001 「今回のバツゲームは『ちょっと目を離した隙に大爆笑が起きるが誰もその理由を教えてくれない』です」
垣根 「マジで!? めっちゃ内容気になるっ!!」ウワァァンッ!!
美琴 「そろそろババ抜きも飽きてきたわね」
00003 「同感です」
垣根 「そのセリフを待ってたぜ!」
一同 「?」
垣根 「突然だがこれより第1回! チキチキ王様ゲームを開催するっ!!」ドンドンパフパフ!!!
- 725 : ◆yYKzJMnV7E[sagasage]:2012/04/27(金) 15:04:20.17 ID:0wKGhr+SO
- 打ち止め 「王様ゲームってなに?ってミサカはミサカは垣根に聞いてみたり」
垣根 「王様ゲームってのはな、古くは約4000年前に生まれた伝統あるゲームで…」
美琴 「適当な事言ってんじゃないわよ!」
一方 「なァにが4000年だ、ラーメンかってンだ」
垣根 「ちっ、まあアレだ、クジ引いて王様を決める、んでもって王様になった奴は指令を下すんだ」
00001 「指令…ですか?」
- 726 : ◆yYKzJMnV7E[sage]:2012/04/27(金) 15:05:45.40 ID:0wKGhr+SO
- 垣根 「おう、そしてその指令を絶対に実行するってゲームだ」
00002 「どんな指令でもですか?」
垣根 「そうだ、例えばターミネーター2のラストシーンを実際に再現しろとかな」
上条 「サムズアップしたまま微動だにせず熔鉱炉に入れと??!」
一方 「出来なくはねェな」
削板 「根性で乗り切るぞ!」
美琴 「そんな命懸けの王様ゲーム聞いたことないわよ!」
- 727 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/04/27(金) 15:19:29.36 ID:0wKGhr+SO
- 垣根 「んじゃ始めるぞ、王様ゲーム!!」
一同 「イェーイ!」
垣根 「王様の言うことは?」
一同 「ぜったーいっ!」
垣根 「よしクジ引くぞ……王様だーれだ?」
上条 「違うな、分かりきってたけど」
一方 「違ェな」
美琴 「ぐっ、違うわね」
00001 「番号が書いてあります」
00002 「同じく」
- 728 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/04/27(金) 15:31:12.70 ID:0wKGhr+SO
- 00003 「ミサカも違います」
打ち止め 「ミサカも違うってミサカはミサカは残念無念」
削板 「俺も違うぞ」
垣根 「オイオイ早く名乗り出ろよ王様……あ、俺だったわ」ナハハハハッ!
一方 「果てしなくうぜェ」
垣根 「ほにゃらばキングていとくんが指令を下す、2番が5番をお膝抱っこしろ」
00003 「……ッ!?」ナントッ!!
00002 「00003号、まさか…」
00003 「ご…5番です」
垣根 「さあ2番は誰だ!?」
- 729 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/04/27(金) 15:32:30.12 ID:0wKGhr+SO
- 削板 「……俺だ」
00003 「なっ!?」
垣根 「何だよイキナリ面白くねえ事しちまった、上条と一方通行狙ってたのによ」
上条 「ふざけんなっ!」
一方 「なンで俺が上条お膝抱っこしなきゃなンねェンだよっ!」
00003 「か、垣根さん、出来れば違う指令に…」
垣根 「シャラップ愚民、王様の言う事は絶対だ………やれ」
00003 「うぅ……」
- 730 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/04/27(金) 15:40:14.54 ID:0wKGhr+SO
- 削板 「ところでお膝抱っこってなんだ?」
垣根 「ぶっちゃけ対面座位だ」
上条・一方・美琴 「アウトォーッ!!」
垣根 「冗談だ、オマエはアレだ、00003号の座る椅子になりゃいい」
削板 「なんだ簡単じゃないか」ハッハッハ
00003 「し…失礼しまひゅ///」
削板 「ドンとこい!」カモンッ!
チョコン…
00003 「―――……ッ!!!」コ、コレハッ!!!
削板 (軽いな…それに何かいい匂いが…)
00002 「…00003号?」
00003 (イエスッ! 我が生涯に一片の悔い無しっ!!)ガーッツ!!!
- 731 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/04/27(金) 15:42:31.39 ID:0wKGhr+SO
- 垣根 「そんじゃ次ぎ行くぞ」
00003 「あの、垣根さん」
垣根 「んあ?」
00003 「ミ、ミサカはいつまでこの状態なのでしょうか?(このままだとフニャフニャに!)」
垣根 「なに言ってんだ? ソレ目的地つくまで有効だぞ」
00003 (な…ん……だと?)
削板 「心配するな00003号、ちっとも重く無いぞ?」
00003 「あ…ど、どうみょ(あーっ!!噛んじまった!てかもうどうでもいいぜこんちきしょう!垣根さんGJ!)///」
- 732 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/04/27(金) 15:44:38.97 ID:0wKGhr+SO
- 垣根 「王様だーれだ………俺だっ!!」ガハハハッ!!
一方 「待てコラァ! イカサマの臭いがプンプンすンぞォ!!」
垣根 「2連続当たっただけでイカサマ呼ばわりかよ、器ちいせえなオイ」
一方 「……ぶち殺す!」
00001 「ア、一方通行、落ち着いてください」アタフタ!
一方 「チッ」
垣根 「カイザー垣根が指令を下す、1番と2番がポッキーゲームだ」
一方 (……ゲッ!?)
00001 (あ、2番…)
上条 「一方通行、お前まさか…」
一方 「…1番」
00001 「…2番です//」キタッ!!
垣根 「ちっ、上条と一方通行のポッキーゲームはおあずけか」
美琴 (ほんのちょびーーーーーっとだけ見てみたかったりして…)
- 735 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/04/27(金) 17:58:57.24 ID:0wKGhr+SO
- 一方 「け、ケドよォ…ポッキーが無きゃ出来ねェよ、だから違う指令に…」
打ち止め 「ミサカのポッキー使う?ってミサカはミサカはポッキーを差し出してみたり」 つ|
00001 「あ、どうも」
一方 (クソガキがァァァ!!!)
上条 「自分を信じて精一杯頑張れ」
美琴 「しっかりね」
一方 「なンだその1人暮らし始める子供を見送る両親的なセリフは??
むしろ良心的なセリフでこの状況を止めろォォォォおおおお!!」
アレイ (文字でボケるとは、相当テンパっているな)クイックイッ
※ちなみに☆はずっと運転してました
- 736 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/04/27(金) 18:01:27.32 ID:0wKGhr+SO
- 垣根 「ほんじゃはじめぞ~……ポッキーゲーム!」
上条・削板・美琴・00002・00003・打ち止め 「イェーイッ!!」
垣根 「ポッキーが折れるまで両端から~~」
上条・削板・美琴・00002・00003・打ち止め 「ポキポキかじれ~!!」
一方 「…」
00001 「あ…あの…えと…///」
一方 「もう何も言うな、さっさとすませンぞ(かじった瞬間に能力でポッキーへし折る!)」
- 737 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/04/27(金) 18:02:44.71 ID:0wKGhr+SO
- 垣根 「オイ上条、このセロリータがズルしねえ様に右手で触っとけ」
上条 「イエス・マイ・ロード」つピトッ
一方 (逃げ道無くなったァ…)
00001 「…ん……」
一方 「こ、こうかァ?」
「-」←ポッキー
一方「-------」00001 ポリポリ
一方「-----」00001 ポリポリ
一方「----」00001ポリポリポリ
- 738 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/04/27(金) 18:21:31.71 ID:0wKGhr+SO
- 一方「----」00001「///」
一方 (や、やべェ! これ以上は…)
一方「---」00001「///」
一方 (クソッ!! 起きろラッキー! 手柄なンざァくれてやるっ!!!)
一同 「ドキドキ! ワクワク!?」
キキーーッ!!
一方「-゙-」00001「あ…」
垣根 「なにやってんだアレイスター!」
アレイ 「仕方ないだろう、オービスがあったんだ」
垣根 「ちぇ~~惜しかったのによ」
一方 「オイ、喉渇いたからどっか停まれコーヒー買ってくる(ポンコツ、GJゥ! 今度油さしてやるからなァ!!)」
- 739 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/04/27(金) 18:25:40.61 ID:0wKGhr+SO
- ~同時刻・学園都市~
青髪 「王様ゲーム!」
土御門 「いぇーい!」
青髪 「王様の言う事は?」
土御門 「絶対だにゃー!」
土御門 「さーてクジ引くぜい、王様だーれだ?」
青髪 「やった! 僕王様や!」
土御門 「にゃ~、早速指令をだすにゃー」
- 740 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/04/27(金) 18:28:25.72 ID:0wKGhr+SO
- 青髪 「じゃあ…1番と2番がポッキーゲームや!」
土御門 「初っ端から過激だぜい!」ヒューヒューッ!
青髪 「さあっ! 1番と2番はポッキーを端からかじるんや!」
土御門 「ラブコメ全開だぜい!」
- 741 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/04/27(金) 18:33:49.14 ID:0wKGhr+SO
- 青髪←1番
土御門←2番
土御門「-----」青髪ポリポリポリポリ…
土御門「----」青髪ポリポリ
土御門「---」青髪ポリポ…
土御門「--」青髪「…グスッ…」ポリ…
青髪 「う…うわぁーっ! 嫌やぁー!! これ以上進んだら僕ぁ大切な何かを失ってまう!!」
青髪 「なあ、つっちー! 僕ら何時になったらモテんねんっ???!」
- 742 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/04/27(金) 18:48:38.91 ID:0wKGhr+SO
- 土御門 「泣くな青ピ! 俺達はこれからもクリスマスの夜に男二人でカラオケ行ったり
バレンタインデーに男同士で友チョコ渡しあったりして刻(とき)の涙を見るんだにゃー!」
青髪 「嫌やそんなん! 僕ぁ可愛くてスタイル抜群の女の子と青春をエンジョイしたいんや!」
土御門 「それが出来るのは極限られた選ばれし人間だけだにゃ-」カミヤントカ
青髪 「はぁ~、暇やなぁ~~」
土御門 「流石に男二人で王様ゲームはハードル高すぎたぜい……」
- 743 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/04/27(金) 18:55:18.28 ID:0wKGhr+SO
- ~同じく学園都市某カラオケ~
黒子 「い~つまでも手うぉ~繋いで~いられる様な気がしていたぁ~~」
初春 「白井さ~んもう出ましょうよ~」
黒子 「何言ってますの初春! まだまだこれからですのっ!!」
初春 「えぇ~」ゲンナリ
黒子 「次ぎですの次!」
黒子 「さーよなーら大好きな人ぉ~さぁーよなーら大好きな人ぉ~~ずうっと大好きな人ぉ~~~」グスッエグッ
初春 (同じ曲ヘビーローテーションでもう3時間……帰りたい………)シクシク
佐天 「あ、初春からメールだ……スルーしとこ」
佐天 「君子危うきに近寄らず、ゲーセンでも行こっと」
※佐天さんの危機回避能力、現在レベル4 - 744 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/04/27(金) 18:56:40.26 ID:0wKGhr+SO
- 垣根 「よっしゃ次な」
一方 「イカサマすンなよ」
垣根 「してませぇ~ん」
一方 (殺してェ…)
垣根 「さあ行くぜ! 王様だーれだっ?」
打ち止め 「あ! ミサカが王様!ってミサカはミサカは歓喜してみたり!」
垣根 (おちびなら当たり障りねえからな、便利過ぎるぜ未元クジ)
- 745 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/04/27(金) 18:57:28.85 ID:0wKGhr+SO
- 垣根 「さあおちび、指令をくだすのだ!」
打ち止め 「えっと…じゃあ6番と8番がプロレスごっこ!ってミサカはミサカは指令をだしてみる!」
上条 「は?」
美琴 「ひ?」
削板 「ふ?」
一方 「へ?」
00001・00002・00003 「ほ?」
垣根 (とんだ伏兵だったぜ…)
- 746 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/04/27(金) 18:58:30.66 ID:0wKGhr+SO
- 一方 「てェいとくゥン?」ギロッ
垣根 「今回ばっかりは俺も予想外だったんだよ!」
美琴 「ねえ打ち止め、意味…分かってる?」
打ち止め 「? プロレスの真似じゃないの?ってミサカはミサカは再確認してみたり」ハテ?
美琴 「いや、そうなんだけど…そうじゃないって言うか…」
00003 「ちなみに誰と誰がするのでしょうか?」
- 747 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/04/27(金) 18:59:35.93 ID:0wKGhr+SO
- 美琴 「私……8番だわ」
00002 「では6番は…」
一方 「俺じゃねェぞ」
垣根 「俺でもない」
削板 「おれも違う」
00001 「違います」
00003 「ミサカもです」
00002 「……と言う事は―」チラッ
上条 「……え? 俺9番だけど?」
垣根 「上下逆だボケ、お約束のギャグかましやがって」
上条 「マジで!?」
美琴 (当麻とプロレスごっこ…//)
- 761 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/05/07(月) 20:35:34.36 ID:XShNqVPSO
- 垣根 「んじゃ俺レフリーやるな、着替え着替え…」ゴソゴソ…
一方 「俺ァ上条のセコンドだ」
00001 「ではミサカ達はお姉様のセコンドに付きます」
00003 「ミサカは動けません(動きたくとも…)」←お膝抱っこ継続中
削板 「俺も動けない」
00002 「リア充め、では二人は観客と言う事で」
垣根 「そんじゃはじめんぞ」
- 762 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/05/07(月) 20:39:41.56 ID:XShNqVPSO
- 一方 「いいか上条、脇閉めてけ、ンでもって重心は低くだ」
上条 「なあこれ『ごっこ』だよな?」
一方 「ヤルからには勝て、第一位の俺がセコンドに付いてンだ、負け=死だと思え」
上条 「なんだかなぁ…」
垣根 「上条、これ付けとけ」
上条 「………なにコレ?」
垣根 「能力で作った未元アフロだ、右手で触んなよ消えるから」
上条 「いらな…」
垣根 「100%絶縁仕様だぜ?」
上条 「即決完成! アフロ当麻だ!!」
一方 (右手があるだろォが…)
- 763 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/05/07(月) 20:40:56.33 ID:XShNqVPSO
- 00001 「お姉様、上条さんには能力によるダメージは期待出来ません」
00002 「ここは体術主体で攻めましょう!」
打ち止め 「ジャーマンスープレックスが見たい!ってミサカはミサカは技を期待してみたり!」
美琴 「なんでみんな本気なのよ…」
垣根 「御坂、これ着るか?」
美琴 「……なにこれ?」
垣根 「未元レオタード、汗で溶けるムフフなレオタードだ」ムッフッフ
美琴 「着れるかぁーっ!!!」ウガーッ!!
上条 (……ちっ)
- 764 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/05/07(月) 20:44:52.68 ID:XShNqVPSO
- 垣根 「赤ぁーコーナァー! 身長168cmィ、体重58kgゥ、学園都市一不幸な男にしてフラグ乱立男、上条……当ぉぉぉぉぉ麻ぁぁぁぁぁぁ!!!」
上条 「なんちゅう紹介だよ…」
一方 「全部事実だろォ?」
上条 「不幸はまだしもフラグってなんだ?」ハテ?
一方 (こいつ……いつか後ろから数万人単位で刺されンぞ…)
垣根 (むしろ俺が事故に見せかけて殺っちまうかもな)
- 765 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/05/07(月) 20:46:49.75 ID:XShNqVPSO
- 垣根 「続きまして青ぉーコーナァー!! 身長161cmィ、体重『わーっ!わーっ!!』kgぅ、学園都市第三位にして貧乳ビリビリツンデレ若干ストーカー気味の思春期娘、御坂……みこぉぉぉぉぉとぉぉぉぉぉ!!!」
美琴 「もうちょっとマシな紹介してよ!!」
00001 (しかし…)
00002 (全て否定出来ないのが…)
打ち止め (お姉様って意外に残念な娘?ってミサカはミサカは物思いにふけってみたり…)
美琴 (体重……危なかった…)ホッ
上条 (美琴軽いのに……)
- 766 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/05/07(月) 20:50:39.22 ID:XShNqVPSO
- 垣根 「よーし、両者見合って見合って~」
上条(アフロ) 「…」ジーー
美琴 「……///(やだ…イケメン…写メ撮りたい///)」
垣根 「はじめんぞ、おいアレイスター、こっちこい」
アレイ 「なんだね? 」
一方 「ラウンドワァン……」ニタリ
アレイ 「待ちたまえ、何故ハンマーを振りかぶって…」
一方 「ファイィッ!!!」ブンッ!!!
カァァンッッ!!
アレイ 「」チーン
- 767 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/05/07(月) 20:53:16.67 ID:XShNqVPSO
- 上条(アフロ) 「え…え~っと…」
美琴 「おりゃっ!!」ブンッ
上条(アフロ) 「あぶねっ!?」
美琴 「やるからには勝つわよ!」
上条(アフロ) 「美琴さん! 思考が一方通行と同じになってますの事よ??」
美琴 「何だかんだで私当麻に勝った事ないし! だからここで勝つ!!」
上条(アフロ) 「いやこれ『ごっこ』だろ?ってうわっ!?」
打ち止め 「アーちゃん大丈夫?ってミサカはミサカはつついてみたり」ツンツン
アレイ 『120秒後ニ再起動サレマス…電源ヲキッタリメモリーカードヲヌカナイデクダサイ』ピーガガガピーガガガ
打ち止め 「……」エー
- 768 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/05/07(月) 21:02:15.76 ID:XShNqVPSO
- アレイ 「全く酷いメにあった…」
一方 「第1ラウンド終了だァ!」ブンッ!
カァァンッッ!
アレイ 「グバっ!?」
打ち止め 「アーちゃーーん!!!」
00001 「一方通行、垣根さんがゴングを作ってくれました」
一方 「ほゥ、こいつァいいぜェ!!」ヒャハハッ!!
アレイ (わ…私を殴る意味はあったのか?)
- 769 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/05/07(月) 21:04:33.98 ID:XShNqVPSO
- 上条 「む、無駄に疲れた…」
一方 「情けねェな……よしっ! 上条、オマエに必殺技を伝授してやる」
上条 「必殺技?」
一方 「いいかァ……ゴニョゴニョ…」
上条 「……へ?……いや……うん…」
一方 「ンじゃ逝ってこい」
上条 「字が違うっ!?」
00003 「あの…削板さん?」
削板 「ん?」
00003 「今更ですがその…本当に重くありませんか?」
削板 「むしろ軽すぎるな、ご飯ちゃんと食べてるか?」
00003 「はいっ! 食べてまちゅ!(こんちくしょう……)」
垣根 (ムービー撮って後で上映してやろーかコイツら)
- 770 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/05/07(月) 21:20:46.57 ID:XShNqVPSO
- 垣根 「ほんじゃラウンドツー! ファイッ!」
一方 「オラァ!」ブンッ
カァァンッッ!
美琴 「行くわよ!」
上条 (ホントに通用するのかなぁ…)
美琴 「ちぇいさ―」
上条 「美琴」
美琴 「ぁぁ…なに?」
上条 「…好きだ」キリッ!
美琴 「ぴ」
上条 「…誰よりも好きなんだ」
美琴 「ぴぃ…//」
00001 「お姉様! 気を確かに!」
00002 「くっ! まさかの言葉責めとは! モヤシめ余計な入れ知恵を!!」
- 771 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/05/07(月) 21:21:58.57 ID:XShNqVPSO
- 上条 (え~と後は確か…)
美琴 「あ…アンタこんな時に……ッ!?」
ギュッ…
上条 (抱きしめたあとに耳元で……)
美琴 「え? え?? 当麻???」アウアウ…
一方 (決まったな…)
上条 「俺の物になれよ…」ボソッ…
美琴 「……」
上条 「めちゃくちゃに…してやるぜ?」
美琴 「………ふにゃ///」パタリ
垣根 「……気絶してやがる」
垣根 「上条の勝ちぃ~!」
上条 (効果は抜群だった…)
- 772 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/05/07(月) 21:24:37.27 ID:XShNqVPSO
- アレイ 「お楽しみのところで悪いがそろそろ到着するぞ?」
垣根 「もうちょい引き伸ばせ、今から一方通行がTバック穿いて尻で割り箸割るから」
一方 「オイ・・・・これ紐じゃねェのかァ?」
垣根 「さっさとヤレ、俺王様オマエ愚民」
一方 「グッ・・」
上条 「結局垣根がほとんど王様だったな」
美琴 「クジ運良すぎ」
アレイ 「着いたぞ」
垣根 「もうちょい遠回りしろよ!」
アレイ 「着いてしまったものは仕方ないだろう」
垣根 「ちっ!」
一方 (あぶねェ・・・)
- 773 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/05/07(月) 21:26:39.76 ID:XShNqVPSO
- ~とあるキャンプ場~
垣根 「来たぜセントラル!!」バンザーイ
上条 「ハガ錬ネタはよせ、有名過ぎるから」
美琴 「でも良いところね、景色もいいし」
00001 「少し日差しが強い気がしますけど…」アツイ
一方 「・・・・ほれよ」
00001 「・・・?」
一方 「帽子、無いよりマシだろ」
00001 「・・・・」ジーー
一方 「な、なンだよ」
00001 「いえ、優しいなあと思って//」
一方 「なっ!? こ・・こンなのは普通だ普通!! オラ行くぞ!」
アレイ 「見ていて微笑ましいなあの二人は」
打ち止め 「そうだねアーちゃん」
垣根 (00002号、撮ってるか?)ヒソヒソ
00002 (バッチリです、とミサカは親指を立てます)
- 774 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/05/07(月) 21:28:52.77 ID:XShNqVPSO
- 垣根 「お? なんか屋台出てんじゃん」
アレイ 「近くで祭りでもあるのだろうな」
垣根 「ちっと見てこうぜ」
一方 「荷物どォすンだよ」
垣根 「バスに入れときゃいいだろ、行くぞ野郎共!!」ゴーッ!!
00001・00002・00003・打ち止め・削板 「「「「おーっ!!」」」」スタコラサッサ!!
一方 「・・・・」
上条 「楽しもうぜ、な?」
一方 「頭痛ェ・・・、ストレスで髪の色濁っちまいそォだ」マジデ
美琴 「バファリン飲む?」
一方 「飲む」ウン
- 775 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/05/07(月) 21:31:03.70 ID:XShNqVPSO
- 上条 「あ、俺ちょっとトイレ行って来る」
一方 「さっさと行ってこい」
美琴 「じゃあ先に行ってるから分からなかったらメールしてね」
上条 「了解、じゃあ行って来る」
美琴 「あ、当麻」
上条 「ん?」
美琴 「フラグ立てて来たたら電撃だから」ビリット
上条 「良くわかんないけど了解」タタタッ
一方 「心配し過ぎじゃねェのか?」
美琴 「だって当麻カッコイイもん」ウン
一方 (結局惚気かよ)
- 776 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/05/07(月) 21:32:27.67 ID:XShNqVPSO
- ~同時刻(ほぼ同じ場所)~
麦野 「やっと着いたわね、あ~腰痛い」ボキゴキバキ
絹旗 「麦野、それ超年寄り臭いです」
麦野 「誰が年寄り臭いって?」キュインキュイン
絹旗 「ってフレンダが超言ってました」
フレンダ 「ちょっと絹旗?? イキナリこっちに振らないで欲しいって訳よ!!」
麦野 「フ~レ~ン~ダ~」ギラーン!!
フレンダ 「ひいいいいい!!!」
滝壺 「むぎの、怒ったら綺麗な顔が台なしだよ?」
麦野 「滝壺、アンタやっぱり可愛い・・・好きっ!」ダキッ!!
滝壺 「むぎのくるしい」ムギュ
- 777 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/05/07(月) 21:35:33.25 ID:XShNqVPSO
- 浜面 「おいオマエ等、なんで俺が荷物全部持たなきゃなんないんだよ」
絹旗 「バカ面にはそれが超お似合いです」
フレンダ 「結局浜面は馬車馬の如く働けって訳よ」
絹旗 「馬面だけにですね」プススー
フレンダ 「絹旗上手い! 座布団一枚って訳よ」プススー
浜面 「面白くねえよ!」
麦野 「はあ~滝壺の肌スベスベ」スリスリ
滝壺 「むぎのくすぐったい」
浜面 「麦野!? なに滝壺にほお擦りしてんの?! 俺だってまだしてねえのに!」
- 778 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/05/07(月) 21:36:51.64 ID:XShNqVPSO
- 麦野 「へへ~んだ、羨ましいでしょ、大体浜面に滝壺はもったいないのよ!!」
浜面 「イヤ俺達付き合ってんだけど」
麦野 「私が許さん」
浜面 「なんで!?」
滝壺 「ねえむぎの」
麦野 「な~に?」
滝壺 「私ね、むぎのの事好きだよ」
麦野 「私も!」
滝壺 「でもね、はまづらの事は大好きなの」
浜面 「俺も大好きだ!!」
滝壺 「うん、しってる//」
麦野 「・・・」
- 779 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/05/07(月) 21:39:32.14 ID:XShNqVPSO
- 絹旗 「麦野超大敗北です」
フレンダ 「大丈夫! 麦野には私がいるって訳よ!」
麦野 「はぁぁぁぁぁぁまぁぁぁぁぁぁづぅぅぅらぁぁぁぁぁぁ!!!!」
浜面 「ま、待て麦野!! ビームは! ビームは勘弁してくれ!!」
麦野 「死ねええええええええええええ!!!」
浜面 「ぎゃああああああ!!!」
滝壺 「二人とも楽しそうだね」ニコニコ
絹旗 「そう見えるの滝壺さんだけですよ、超間違いなく」
フレンダ (あ、ちょっとトイレ行ってこよ)トテトテ
- 780 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/05/07(月) 21:41:47.72 ID:XShNqVPSO
- 上条 「ふう~、ちょっと混んでて時間かかったな」
上条 「さて、みんなと合流・・・・ん?」
フレンダ 「・・・・」キョロキョロ
上条 (迷子かな?)
フレンダ (うぅ~、トイレから戻ったらみんな居なかったって訳よ)
フレンダ (どうしよう……あ、携帯・・・浜面に持たせたバッグの中だったー!!)ギャー!
フレンダ 「麦野ぉ、絹旗ぁ、滝壺、浜面ぁ……グスッ……」
上条 「ねえ君」
フレンダ 「……グスッ……?」
上条 「もしかして、迷子?」
- 781 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/05/07(月) 21:44:17.65 ID:XShNqVPSO
- フレンダ 「・・・・」
上条 「え・・っと間違ってたかな?」
フレンダ 「ま、迷子じゃないって訳よ!」
上条 「ご、ゴメン、勘違い・・・」
フレンダ 「結局みんなが私からはぐれたって訳よ」ウン
上条 「……」
フレンダ 「全くみんなちょっと目を離したら・・」ブツブツ
- 782 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/05/07(月) 21:45:09.52 ID:XShNqVPSO
- 上条 「つまり君の友達が迷子になったから探してたって事?」
フレンダ 「結局そう言う訳よ」ウン
上条 (多分この子がはぐれたんだろうな、なんか放っとけないし・・・)
上条 「じゃあさ、その友達探すの手伝わせてくれないかな?」
フレンダ 「よ、余計なお世話って訳よ!」
上条 「え~っと実はさ、俺も一緒に来た友達とはぐれちゃって出来れば探すの手伝ってもらえないかな~なんて」
- 783 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/05/07(月) 21:46:17.86 ID:XShNqVPSO
- フレンダ 「その歳で迷子って訳?」
上条 「お恥ずかしながら」ハハッ
フレンダ 「・・・仕方ないから手伝ってやる訳よ」
上条 「え? ホントに?」
フレンダ 「今日は特別! アンタが情けないから特別に一緒に探してあげるって訳よ」
上条 「ははぁ~、ありがたき幸せ」
フレンダ 「うむ、苦しゅうないって訳よ」フンッ
上条 「じゃあ行きますか、あ…君名前は?」
フレンダ 「フレンダ・セイヴェルン、フレンダでいい訳よ」
上条 「俺は上条当麻、よろしくなフレンダ」
- 784 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/05/07(月) 21:51:21.85 ID:XShNqVPSO
- フレンダ 「え? じゃあとうまも学園都市から来たの?」
上条 「うん、けど驚いたな、まさか俺達以外にも学園都市から来てたなんて」
フレンダ 「結局みんな考える事は一緒って訳よ、あ・・・」
上条 「そうかもな、にしてもみんなどこ行ったんだろ」キョロキョロ
上条 「なあフレンダ、なんか友達の特徴とか・・・フレンダ?」
フレンダ 「・・・・」ジーー
- 788 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/05/08(火) 01:42:08.14 ID:roRWHLKSO
- 上条 (なに見てんだろ・・・・たい焼き?)
フレンダ (美味しそう・・・けどお財布も浜面に渡したバッグの中だった訳よ・・)ジーー
上条 「食いたいの?」
フレンダ 「別に、見てるだけって訳よ」ジーー
上条 (食いたいんだろうな)
上条 「おじさんたい焼き三つ」
まだお 「あいよ~」
上条 「・・・と思ったけどやっぱりひとつで」
まだお 「おいおい兄ちゃん、そりゃないだろ」
上条 「ですよね、はいお金」
まだお 「まいど」
- 789 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/05/08(火) 01:44:08.97 ID:roRWHLKSO
- 上条 「てな訳で、はい」
フレンダ 「え?」
上条 「俺三つも食えないし、食うの手伝ってくれるとありがたい」ムグ
フレンダ 「し、仕方ないから食べてあげるって訳よ」フンッ
上条 「ありがと」
フレンダ 「はむ・・・♪♪」
上条 「さって、マジで探さないと・・・」キョロキョロ
フレンダ 「ねえとうま」
上条 「ん?」
フレンダ 「たいやき・・もう1個」モジモジ
上条 「・・・はい」
フレンダ 「・・・アリガト」
上条 「へ?」
フレンダ 「なんでもない」モグモグ
上条 「?」ハテ
- 800 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/05/10(木) 21:02:45.29 ID:vHV8kFqSO
- 上条 「そう言えばフレンダの友達ってどんな人?」
フレンダ 「結局聞いたら驚くって訳よ、なんと一人は学園都市に7人しか居ないレベル5って訳よ!」フフンッ
上条 「へ~」
フレンダ 「・・・なんか微妙な反応って訳よ」
上条 「え? いや、そんな事無いぞ?」←《レベル5の4人と知り合いしかもそのうち一人と付き合ってる人》
フレンダ 「まあ、元々みんなとは仕事仲間だったんだけど」
上条 「仕事?」
- 801 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/05/10(木) 21:03:50.92 ID:vHV8kFqSO
- フレンダ 「うん、けど急にその仕事が無くなったから・・・」
上条 「ちなみにどんな仕事?」
フレンダ 「それは秘密って訳よ」
上条 「どうして?」
フレンダ 「あ! とうまあれ! あれやりたいって訳よ!」ユビサシ
上条 「スルーっすか、あれって・・・輪投げ?」
フレンダ 「景品ゲットって訳よ!」フンスッ!
上条 「いや友達探すんじゃ・・・」
フレンダ 「早く早くっ!」ヒッパリ
上条 「ちょっ! 分かったから引っ張るなって!」
- 802 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/05/10(木) 21:05:18.43 ID:vHV8kFqSO
- まだお 「らっしゃい」
上条 「えっと、輪投げ1回(なんかさっきも見た気が・・・)」
まだお 「お? お嬢ちゃん達カップルかい?」
フレンダ 「・・ッ!?///」
上条 「アハハッ、違います」キッパリ
フレンダ 「・・・・」ムッカッチ-ンッ!
>ゲシッ!!
上条 「痛っ!?」
フレンダ 「・・・ふんっ!」プイッ!!
まだお 「兄さん女心わかってねえな」ヤレヤレ
上条 「はい???」
- 803 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/05/10(木) 21:10:15.12 ID:vHV8kFqSO
- フレンダ 「うりゃ!」ポイッ
スカッ
フレンダ 「このっ!」ポイッ
スカッ
上条 「あ、惜しい」
フレンダ 「き・・・今日は調子が悪いって訳よ、はい」
上条 「?」
フレンダ 「やりたそうだから代わってあげる訳よ」
上条 「無理だと思うけど・・・ほいっ」ポイッ
スポッ
上条 「あ、入った」
フレンダ 「とうま凄いっ! 一発って訳よ!!」ダキッ!!
上条 「いやあのフレンダさん!? 周りに見られてるんですけど!」
まだお 「あちゃー、まさか 一発とは、負けたぜ兄さん」
周りの人達 (いや勝ってるだろ色んな意味で、爆ぜろやウニ頭のリア充)メラッサメラッサ
- 804 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/05/10(木) 21:11:52.51 ID:vHV8kFqSO
- まだお 「ほいおめでとさん、これ景品のYES/NO枕ね」
上条 「またなんちゅう景品を・・・」
フレンダ 「結局これどうやって使うの?」ハテ?
まだお 「今日の夜OKならYESに、あの日で無理ならNOを表にするもんだ」
フレンダ 「・・・・へ??」
上条 「フレンダ!! 向こうにわたあめ売ってるから食わないか??」
フレンダ 「う、うん・・・食べたいって訳よ」
上条 「よっしゃ行こう! すぐ行こう!!」
まだお 「兄さん」
上条 「なにか??!」
まだお 「しっかりな」オヤユビグッ!!
上条 「ハハハ(棒読み)」(いらんお世話じゃ!!)
- 805 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/05/10(木) 21:13:03.46 ID:vHV8kFqSO
- 上条 「全く・・・」ツカレタゼ
フレンダ 「♪~♪♪」ルンルン
上条 「フレンダ、その枕はどこか遠い所で幸せに・・・」ポイット
フレンダ 「気に入ったから使うって訳よ」
上条 「いや、でも」
フレンダ 「べ! 別にとうまが取ってくれたから使いたいとかじゃ無くて調度枕買い替えたかっただけって訳よ!」
上条 「あ、それなら調度良かったな。柄はともかく手触りいいし」イヤーヨカッタヨカッタ
フレンダ 「・・・・ふんっ!」
ゲシッ!
上条 「のぷっ!?」
上条 「な・・・なんで蹴るの?」
フレンダ 「知らないっ!」プイッ!!
上条 「んな理不尽な・・・」
- 806 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/05/10(木) 21:14:29.65 ID:vHV8kFqSO
- 美琴 「・・・」キョロキョロ
一方 「なにキョロキョロしてンだ?」
美琴 「うん、当麻遅いなって」
垣根 「あいつ絶対どっかでフラグ立ててんな」
美琴 「・・・」ビリッ
一方 「煽るなボケ、まああいつならヤリ兼ねねェが」
美琴 「・・!・・・」ビリビリッ!!!
00001 「お姉様、落ち着いてください」
00002 「ここで電撃はまずいです」
アレイ 「最終信号、何か食べるかい?」
打ち止め 「タコ焼き!ってミサカはミサカは注文してみたり」
アレイ 「では買ってくる」カサカサ
削板 「祭だ祭だっ!」
00003 「わっしょいわっしょい!」
- 807 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/05/10(木) 21:16:26.50 ID:vHV8kFqSO
- 麦野 「フレンダどこ行ったのかしら」
絹旗 「迷子になるなんて超迷惑です」
滝壺 「はまづらタコ焼き食べる?」
浜面 「あ、ありがとう」
滝壺 「はい、あ~ん」
浜面 「あ・・・あ~ん」パクンチョ
滝壺 「美味しい?」
浜面 「うん、美味いよ」
滝壺 「よかった」
麦野 「た、滝壺! 私もタコ焼き食べたいにゃ~ん!」
滝壺 「ごめん、むぎの。今のが最後のいっこ」
麦野 「・・・」
浜面 (ハッ! 殺気!?)
麦野 「はぁぁぁまぁぁぁづぅぅぅらぁぁぁ!!」
浜面 「俺のせいかよ!?」
絹旗 「バカ面超もげろ」
浜面 「絹旗まで!?」
- 808 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/05/10(木) 21:18:02.53 ID:vHV8kFqSO
- フレンダ 「とうま、ジュース奢ってあげる訳よ」
上条 「でもフレンダお金もって無いんじゃなかったっけ?」
フレンダ 「ポケットに小銭入ってたからジュースくらいなら買えるって訳よ」チャリン
上条 「そんななけなしのお金で奢ってくれなくても・・・」
フレンダ 「なに? 結局私の奢りじゃ飲め無いって訳?」ギロッ!
上条 「ごちになります!」
- 809 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/05/10(木) 21:19:51.56 ID:vHV8kFqSO
- まだお 「はいらっしゃい」
上条 「またアンタか!」マジデナニモノダッ!?
フレンダ 「私コーラ、とうまは?」
上条 「・・・俺もコーラで」
まだお 「あいよ・・・300円ね」カミジョウサンヲジー
上条 「え? あぁ、はい300円」チャリン
まだお 「まいど」
フレンダ 「・・・・」プルプル…
―――――
――――
――
フレンダ 「フッ、わ・・・私は大人だから別に気にしてないって訳よ」ギリギリ
上条 「うん、でもあんまり力入れるとコップ潰れるよ?」
フレンダ 「アハッ、アハハ・・・」グシャッ!!
- 810 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/05/10(木) 21:21:46.22 ID:vHV8kFqSO
- 美琴 「もうっ、当麻ったらどこ行ったのよ!」
一方 「落ち着け」
垣根 「フラグ体質持ちってなぁ大変だなマジで」
削板 「上条の事だ、ひょっこり顔を出すさ」
――――
―――
――
ドンッ!!
美琴 「あ、すいませんよそ見してて・・・」
麦野 「ああ、いいわよ、こっちも前見て無かったし・・・あっ!!」
美琴 「?」
- 811 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/05/10(木) 21:23:57.71 ID:vHV8kFqSO
- 麦野 「て、テメエ第三位! なんでこんなとこに!」
美琴 「え・・・っと、どこかで会いましたっけ?」
麦野 「はっ、格下の顔なんて一々覚えてねえってか? アアッ!?」
一方 「なに騒いで・・・ア? 第四位じゃねェか、なンでここにいンだ?」
麦野 「だ・・・第一位」
垣根 「なんだ喧嘩祭りか? 俺も混ぜろ」
麦野 「お前まさか・・・第二位!?」
削板 「せっかくの旅行で喧嘩はダメだ、根性がない」
麦野 「ナンバーセブンまで・・・」
- 812 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/05/10(木) 21:26:11.69 ID:vHV8kFqSO
- 麦野 「レベル5が四人も揃ってなにやってんのよ」
垣根 「おいおいここはキャンプ場だぜ? キャンプしに来たに決まってんだろムギムギ」
麦野 「変なあだ名付けてんじゃねええェっ!!」
一方 「そォ騒ぐな、可愛い顔が台なしだぜェ?」
垣根 「そうそう、黙ってりゃ綺麗系なんだからよ」
麦野 「えぅ///可愛い・・・綺麗って・・・ホントに?」
一方&垣根 「「社交辞令だのぼせん(ン)な」」
麦野 「原子崩しァァァ!!!!」バシュ!!!!
一方 「(垣根に)反射」ピキーン
垣根 「あぶねえっ!!」ダーイブッ!!!
- 815 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/05/10(木) 22:59:22.79 ID:vHV8kFqSO
- 垣根 「なんでこっちに反射してんだコラァ!!」
一方 「そのまま反射したらムギムギが怪我しちまうだろォ?」
麦野 「だから変なあだ名で呼ぶんじゃねえええ!!!」
一方 「怪我はねェか?」
麦野 「え・・・うん・・ありがとう」キュン
一方 「良かったな・・・大根足」
麦野 「返せっ!! 一瞬でもときめいた私の心を返せえーーっ!!!」
垣根 「全身ビーム砲で足がコンプレックスって・・まさにMrs.ビグザム」
麦野 「誰がビグザムだァァァァァァ!!!!」
- 816 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/05/10(木) 23:07:43.65 ID:vHV8kFqSO
- 絹旗 「あ、麦野ー! フレンダ超見つかりました?」
麦野 「あ゙ぁ?」ギロッ!!
絹旗 「何故か麦野が超キレてます」
麦野 「なんでも無いわよ、滝壺と浜面は?」
絹旗 「二人で超金魚すくいに行きました」
麦野 「分かったあとで浜面はブチコロシ確定ね」
絹旗 「そんな事より超見つかったんですか?」
麦野 「まだよ、今こいつ等に絡まれてて」
絹旗 「私達に絡むなんて超命知らずです、私が超追い払ってやります!」
麦野 「止めといた方がいいわよ絹旗」
絹旗 「?」
- 817 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/05/10(木) 23:19:23.24 ID:vHV8kFqSO
- 一方 「ほォ・・・俺達を追い払うだァ?」ゴゴゴ
垣根 「今の言葉、来世までもって行くかいお嬢ちゃん?」バッサバッサ
絹旗 「む・・・・む・・麦野? この超恐い二人はいったい何者なんですか???」
麦野 「レベル5、しかも第一位と第二位よ」
絹旗 「麦野より超格上!?」
一方 「血流操作で破裂してェ~♪」
垣根 「未元物質で愉快なオブジェ~♪」
一方 「臓物《はらわた》をォ~」
垣根 「ぶちまけろ~♪」
絹旗 「麦野ーっ! 歌ってます! 超恐い歌歌ってます!!」
麦野 「さよなら絹旗、アンタの事は忘れないから・・・」
絹旗 「麦野ォォォ!!!」
美琴 「当麻・・・」
削板 「そんなに気になるならメールか電話したらどうだ?」
美琴 「あ、その手があった」ウッカリ
- 833 : ◆yYKzJMnV7E2012/05/14(月) 00:53:37.05 ID:8um6KM+SO
- 一方 「さァて、念仏唱えたかァ?」
垣根 「全裸で逆さに吊してくれるわ!」グハハハッ!
絹旗 「ひぃっ!!」
>セロリタ~ン!!!
一方 「・・・・あ?」
00001 「セロリた~~~~ん!!」
一方 「なっ!?」
00001 「ちゅぱちゅぱさせてくださ~~~い!!」
一方 「な・・・・なンで酔ってンだァァァ??!!!」
00001 「まってーっ!!」
一方 「来ンなァァァ!!」ギャァァァ!!!
麦野&絹旗 「・・・・はい?」
- 834 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/05/14(月) 00:55:00.35 ID:8um6KM+SO
- 垣根 「なんで酔ってんだ00001号のやつ」
00002 「その原因はコレです垣根さん」
垣根 「お、00002号。何処行ってたんだ?」
00002 「00001号と飲み物を買いに行っていました」
垣根 「飲み物って・・・コレ甘酒じゃん」
00002 「ミサカ達の得ていた情報では甘酒にアルコールは入っていないハズなのですが・・・」
垣根 「あ~、そう言う事か」
00002 「?」
- 835 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/05/14(月) 00:56:38.65 ID:8um6KM+SO
- 垣根 「いいか00002号、甘酒には2種類あるんだ」
垣根 「1つは米麹《こめこうじ》から作る物、あと酒粕《さけかす》から作るやつだ」
00002 「何か違いがあるのですか?」
垣根 「前者は作るのにやたら時間が掛かるんだかアルコールは入ってねえ、だが後者・・・つまり酒粕から作る甘酒は簡単に、しかも短時間で作れるがアルコールが含まれてんだ」
00002 「・・・・と言う事は」
垣根 「00001号が飲んだのは後者って事だ」
- 836 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/05/14(月) 00:57:52.45 ID:8um6KM+SO
- 一方 「よせっ! 顔を擦り付けンじゃねェ!!」
00001 「スーハースーハーッ!! ハァ~~セロリたんのちっぱいの感触とこの香り、たまりまへんなぁ~、とミサカはぐりぐりぐりぐり」
一方 「やめンかァァァ!!」
垣根 「写真写真っと」カシャカシャ
00002 「●REC」ジー
一方 「撮ってねェで助けろやァァア!!」
垣根&00002 「「だが断る」」
一方 「オマエ等あとで覚えt 00001「ぐりぐりぐりぐり」オマエはいつまでぐりぐりしてンだァァ!」
- 837 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/05/14(月) 00:59:27.27 ID:8um6KM+SO
- 絹旗 「麦野、私の目が超おかしく無かったら第三位が三人に増えてます」
麦野 「アンタの目はおかしく無いわよ絹旗、私にもそう見えるし」
絹旗 「まさかアレが第三位の能力??」
美琴 「勝手な事言わないでよね、あの子達は私の妹よ」
麦野 「妹だ? それにしたって似過ぎでしょ、ゴーグル付けてる以外瓜二つじゃない」
00003 「それはミサカ達がお姉様のクローンだからです」ニョキ
麦野&絹旗 「「また増えた??!!」」ビックーン!!
- 838 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/05/14(月) 01:00:58.18 ID:8um6KM+SO
- 削板 「00003号、チョコバナナは買えたのか?」
00003 「はい、他にもチョコイチゴにチョコチェリーにチョコぶどう等など……」
削板 「チョコイチゴ旨そうだな」ジー
00003 「食べますか?」
削板 「うん」
00003 「そ・・それではその・・・あ・・あ~んしてください////」
削板 「こうか?」アーンッ!!
パクンチョ
削板 「・・・・」モグモグ…
00003 「どうですか?」
削板 「チョコの甘さとイチゴの酸味が絶妙なハーモニーを奏でている! コレは・・・」
削板 「うーーーまーーーーーいーーーーぞーーーーっ!!!」ビカー-ッ!!
00003 (ついに念願のあ~ん達成ーっ!! イエーーーーーッス!!!)
垣根 「要は甘酸っぱいって事だろ、甘酸っぱい青春しやがってリア充め」
00001 「ぐりぐりぐりぐり」
一方 「いい加減にしろォォオ!!」
- 839 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/05/14(月) 01:04:47.84 ID:8um6KM+SO
- 麦野 「ねえ第三位、今プラトーンみたいにガッツポーズしてる子が言ってたクローンって・・・」
美琴 「え・・・っと、それはね」
アレイ 「それは私が説明しよう」
絹旗 「な、なんですかこの喋る超キモいトースターは??!」
アレイ 「失敬な、私は学園都市統括理事長のアレイスター・クロウリーだ」
麦野 「統括理事長??!」
アレイ 「気さくにアーちゃんと呼んでくれ」
絹旗 「超フレンドリーですか・・・」
垣根 「・・・おい、絹旗って言ったか?」
絹旗 「・・・超なんですか?」
垣根 「超超超! いい感じ!」ヘイッ!
絹旗 「超超超超いい感じ!・・・・ってなにやらせるんですか!」
垣根 「ヤベ、お前面白い」
絹旗 「超窒素パンチ!」ブンッ!
垣根 「空を飛ぶ!」パタパタパタ
絹旗 「コラーッ! 超降りてこーい!!」ムキーッ!!
垣根 「やだビ~、喰らえ唾を吐く攻撃!」ペッペッペッ!!!
絹旗 「ぎゃァァァ??! 超汚い!!」
00001 「クンカックンカックンカックンカッ!!」スーハースーハーッ!!
一方 「誰かァァァ!! 助けてくださいィィィイ!!! 上条ォォォ!!! 木原くゥゥゥゥゥゥウゥゥゥゥゥゥゥゥゥン!!!!」
- 849 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/05/19(土) 18:44:32.29 ID:u2ti4eiSO
- アレイ 「かくかくしかじか・・・・と、まあこんなところだ」
麦野 「絶対能力者ねえ・・・」
美琴 「一方通行がその実験に本気で参加してたら今頃あの子達・・・」
00001 「セロリた~~~ん」
一方 「来るなァァァ!!」
垣根 「00002号こいつの事押さえてろ、顔に落書きしてやる」ニッシッシ
00002 「お任せを」ガシッ!
絹旗 「麦野ォォォ! 超助けてくださーいっ!!」
削板 「チョコバナナも美味いな」モグモグ
00003 「チョコぶどうも中々です」パクパク
麦野 「・・・全然そんな風には見えないけど」
美琴 「まあ・・・ね」
- 850 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/05/19(土) 18:46:17.67 ID:u2ti4eiSO
- 打ち止め 「みんな楽しそうだねってミサカはミサカはひょっこり顔を出してみたり」ヒョッコリ
麦野 「また!?って・・・なんかちっちゃくない?」
美琴 「ああ、うん。この子はね」
打ち止め 「このナイスバディで綺麗なお姉さんは誰?ってミサカはミサカはお姉様に問うてみる」
麦野 「第三位、いえ美琴!」
美琴 「な・・なによ急に」
麦野 「この子私に頂戴!」
美琴 「はあ!?」
麦野 「いいわよね? いいわよね!!」ダキッ!!!
打ち止め 「く・・苦しい?!!ってミサカはミサカはお姉さんの胸で呼吸困難・・・」ガクッ…
美琴 「ちょっとアンタ! 打ち止め気絶してるじゃない!!」
麦野 「打ち止めって言うのね、大丈夫お姉さんが介抱してあげるから・・・ハァハァ」
美琴 「息荒らげながら何言ってんのよ! 離しなさいぃーっ!」
麦野 「テメェコラ!邪魔すんなぁ!!」
- 851 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/05/19(土) 18:49:32.84 ID:u2ti4eiSO
- フレンダ 「あ! 麦野ーっ!」
上条 「やっと見つかったな・・・って・・・?」
麦野 「はーなーせーやァァァ!!」ギリギリギリ
美琴 「アーンーターこそーっ!」ギリギリギリ!!
打ち止め 「いたたたた!! このままだとフィジカル的な意味ではんぶんこになっちゃう!!ってミサカはミサカはヘルプミーッ!!!」
垣根 「ギャハハハッ!! 黒ひげ女子中学生の完成じゃ!」
00002 「ぶふぃ~! とミサカは・・・ブプーッ!」
絹旗 「もうお嫁に超いけませんーっ!」ウワァーンッ!!
フレンダ 「・・・・結局二人ともなにしてる訳よ」
上条 「打ち止めが縦に割れる前に止めないとな」
一方 「上条ェ・・・」
上条 「一方通行??! 一体何があったんだ!?」
一方 「たす・・けて・・くれェ・・・」
00001 「セ~ロリ~たんセロリたん~♪」←《サザエさんエンディングのリズム》
一方 「ヒッ!!」ビクッ!
00001 「セロリた~んを連れていーこ~♪」ズルズルズ~ル
一方 「ギャァァァァァァ!!!」
上条&フレンダ 「「・・・そっそしておこう」って訳よ」
- 852 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/05/19(土) 18:53:02.99 ID:u2ti4eiSO
- 上条 「美琴、打ち止め痛がってるから離しなさい」メッ!
美琴 「あ、とう・・・ま?」
上条&フレンダ 「?」
美琴 「さ・・・・」
上条 「さ?」
美琴 「早速フラグ立てて戻って来たかゴラアアアアアッ!!!」ターックル!!!
上条 「ほぶっ!?」
フレンダ 「なっ!? ちょっとアンタ! とうまに何すんのよ!!」
美琴 「とととととうまぁ!? もう名前で呼び合う仲になっとんのかーっ!!」ガクガクガクッ!!!
上条 「み、美琴さん!? おちっ、落ち着いて!!」
美琴 「私と言う恋人が居ながらーっ!! そんなに金髪ロングが好きかああああーっ!!!」
上条 「いやだから誤解だって!!」
フレンダ (へ? 今・・・恋人って・・・)
- 853 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/05/19(土) 18:55:14.70 ID:u2ti4eiSO
- フレンダ 「ねえとうま」
上条 「なんでせうかフレンダさん? 今上条さんはDEAD OR ALIVEの若干DEAD寄りな状況でなんですが・・・」
フレンダ 「結局とうまはその人と付き合ってる訳?」
上条 「うん、そうだけど?」
フレンダ 「・・・・も」プルプル…
上条 「も?」ヤナヨカン
フレンダ 「弄《もてあそ》ばれたって訳よぉぉ~~っ!!」ブェェェンッ!!!
上条 「」エー
美琴 「・・・当麻?」
上条 「・・・はい」
美琴 「どう言う事か説明せいやゴルアアアア!!」バチバチバチッ!!!
上条 「します! 説明しますから電撃だけはご勘弁を!!」
- 854 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/05/19(土) 18:58:54.18 ID:u2ti4eiSO
- 美琴 「つまりなに? その子が友達とはぐれてるのを偶然見つけて一緒に探してたって事?」←仁王立ち
上条 「はい、その通りでございます」←正座
美琴 「それで? 二人でなにしてたの?」
上条 「たいやき食べました」←正座
美琴 「あとは?」
上条 「輪投げをしましたですはい」←正座
美琴 「それと?」
上条 「ジュースを買って飲みました、以上です」←正座
美琴 「ふ~ん、二人で屋台を満喫してたって訳ね」バチバチバチッ
上条 「ですが美琴さん! 上条さんにやましい気持ちは一切ございませんの事よ?」←正座
フレンダ 「ちょっとアンタ! 彼女だからってとうまに正座させて! 何様な訳よ!」
美琴 「うっさいわね! て言うかアンタなに持ってんのよ!?」
フレンダ 「これはとうまが輪投げで取って私にプレゼントしてくれたって訳よ」つ[Yes/NO枕]
上条 (ここでソレ出しちゃイヤァァァーーンッ!!!)
- 855 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/05/19(土) 19:08:06.81 ID:u2ti4eiSO
- 美琴 「・・・・」
上条 「あの・・美琴? 美琴さん?」
美琴 「・・・グスッ・・」
上条 「?」
美琴 「ふぇぇぇ・・・」ポロポロ
上条 「え!? いや、なんで泣くんでせう??!」
美琴 「わだじだってまだ・・・当麻からプレゼント貰った事無いのにぃ・・・」
上条 「いやアレは偶然取れた物であってですね! 別にプレゼントって訳じゃ・・・」
美琴 「ずるい・・グスッ・・」
上条 「分かった! 学園都市に帰ったら美琴に何かプレゼントするっ!」
美琴 「・・・ホントに?」
上条 「ああ、絶対だ! だからさ、もう泣かないでくれよ・・・な?」
美琴 「・・・グスッ・・・うん」
- 856 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/05/19(土) 19:11:46.84 ID:u2ti4eiSO
- フレンダ 「・・・」ズズーン
麦野 「フレンダ、あれは無理よ、どうみても鉄板だし」
フレンダ 「結局まだ諦めた訳じゃ無いって訳よ」
麦野 「あんな男のどこが良いんだか」
フレンダ 「ちょっと前まで浜面なんかに惚れてたクセに」
麦野 「うるっさい! もう切り替えたわよ!」
フレンダ 「どうだか」
麦野 「おいコラちょっとソコに立ってろ、真っ二つにしてやるから」
フレンダ 「とうま助けて! 麦野に殺られるっ!」
上条 「はい!?」
美琴 「コラアアアッ!! どさくさに紛れて抱き着くなー!!」
垣根 「おーい、いい加減テント建てたりしようぜ」
麦野 「引っ込んでろ!」
垣根 「まあまあ落ち着けって、この俺を見習ってCOOLに・・・な?」キリッ
麦野 「ホストもどきはその辺のビッチの○○○でも追い掛けてろ」
垣根 「上等じゃねえかクズがアアア!! 茶番は終わりじゃーッ!!!」
上条 「COOLはどこに行ったんだよ」
- 857 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/05/19(土) 19:16:39.81 ID:u2ti4eiSO
- 浜面 「やっと見つけた、おまえ等なにやってんだよ」
滝壺 「きぬはた、どうしたのその顔?」
絹旗 「超放っといてください」グスン
麦野 「浜面、ブチコロス前にテント建てろ建てたらブチコロスから」
浜面 「なんで!?」
フレンダ 「ちなみに浜面は寝袋って訳よ」
浜面 「なんでだよ! 俺だってテントで寝てえのに!(主に滝壺と)」
絹旗 「アホ面と一緒のテントで寝るなんて超身の危険を感じるからです」
浜面 「襲うか! 滝壺か麦野ならまだしも残念ボディのクセしやが・・・って」
絹旗 「どうやら超死にたいみたいですね」ゴゴゴゴ
フレンダ 「浜/面決定って訳よ」ゴゴゴゴ
浜面 「」ダラダラダラダラダラダラダラ
浜面 「ま、待てっ! 落ち着け! 俺が悪かっt」
絹旗&フレンダ 「超「死ねー!!」」
浜面 「ぎゃああああ!!!」
- 858 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/05/19(土) 19:18:08.64 ID:u2ti4eiSO
- 上条 「やれやれ、とりあえずテント建てますか」
00001 「ごめんなさい! ごめんなさい!! ごめんなさい!!! とミサカは地に額をこすりつけて謝ります!」
一方 「もういいからヤメロ、周りの視線が痛ェ」
ヒソヒソ…ナニアレ?
一方 「見せもンじゃねェぞクルァァァァ!!!」クワッ!!
削板 「上条、こうで合ってるか?」
上条 「あ、うん。大丈夫」
上条 「一方通行も手伝ってくれるとありがたい、てか建て方わかるよな?」
一方 「おいおい上条くゥン? 最近俺の事舐め過ぎじゃないンですかァ?」
一方 「俺は学園都市230万人の頂点に君臨する最強の一方通行だぜェ? テントの一つや二つ・・・」
トーンテーンカーン!
一方 「一瞬なンだよ」ドヤッ!!
上条 「流石第一位!」
- 859 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/05/19(土) 19:20:13.82 ID:u2ti4eiSO
- 垣根 「よし次は俺の番だな・・・・いくぜ!」
垣根 「ポンポコポンの~へんポコリンの~~にゃーーん!!」
垣根 「建てポコリン!」
垣根 「よしできた」
上条 「なんだよ今の呪文は・・・」
垣根 「おまえポコにゃん知らねえとか有り得ねえだろ! あの名作を!!」
上条 「知らんがな!!」
垣根 「ちっ、仕方ねえ。今度DVD貸してやるから見ろよ、ついでにヤダモンも貸してやる」
上条 「なんだヤダモンって? ポケモンの親戚か?」
垣根 「ヤダモンだよヤダモン!! 分かってねえな!」
上条 「知らんっちゅーに!!」
- 860 : ◆yYKzJMnV7E2012/05/19(土) 19:29:22.43 ID:u2ti4eiSO
- 垣根 「よし、テント建て終わったな、次は飯の準備だ」
上条 「なあ垣根、一つ聞いていいか?」
垣根 「ん?」
上条 「このテントえらく小さくないか? どう見ても2~3人しか入れそうに無いぞ?」
垣根 「理由は簡単だ、カップル同士で入りゃモーマンタイだろ?」
美琴・00001・00002・00003 「「「「・・・・!?」」」」
一方 「クソガキはどォすンだよ」
垣根 「おちびは俺と00002号が引き受けてやる」
00002 「そんな・・・」ガーン
削板 「だが垣根、カップルと言っても俺に彼女は居ないぞ?」
00003 「・・・・」
垣根 「おまえは00003号と一緒な、異論は認めねえ」
00003 「なっ!?」
垣根 (頑張れよ)←アイコンタクト
00003 (余計なお世話だと言ったハズです!! だがしかし! 垣根さんGJ!!)
- 861 : ◆yYKzJMnV7E2012/05/19(土) 19:30:58.03 ID:u2ti4eiSO
- 垣根 「ホレホレ、飯の準備しようぜ、ちなみに飯はなんだ上条?」
上条 「キャンプだしBBQに決定いたしました」
一方 「オラァ!! 全員さっさと準備すンぞォ! 肉だ肉ゥ!!」
打ち止め 「テンションアゲアゲだねってミサカはミサカはあなたの変わり様にビックリしてみたり」
一方 「俺の胃袋が肉を求めてンだ」ジュルリ
上条 「それじゃあ準備しますか!」
美琴・一方・00001・垣根・00002・削板・00003・打ち止め・アレイ 「お(ォ)ー!!」
- 862 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/05/19(土) 19:32:49.79 ID:u2ti4eiSO
- 絹旗 「む? 何やら向こうから超いい匂いがしてきました」
フレンダ 「多分とうま達はBBQって訳よ(いいなぁ・・・・)」
麦野 「こっちも負けてらんないわね、浜面! ご飯の準備!」
浜面 「・・・・ねえよ」
麦野 「・・・は? ごめん良く聞こえなかったんだけど」
浜面 「だからねえんだよ! 白米以外なんにも!!」
絹旗 「ちょっとそれどう言う事ですか???」
麦野 「あんなにいっぱい持って来たじゃないのよ! シャケ弁とかシャケ弁とかシャケ弁を!!」
浜面 「シャケ弁はここに来る道中で麦野が全部食っちまっただろ!」
フレンダ 「麦野・・・・」
滝壺 「むぎのは食いしん坊だね」
麦野 「だ、だって美味しいんだもん・・・・シャケ弁」
- 863 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/05/19(土) 19:33:54.92 ID:u2ti4eiSO
- 絹旗 「む? 何やら向こうから超いい匂いがしてきました」
フレンダ 「多分とうま達はBBQって訳よ(いいなぁ・・・・)」
麦野 「こっちも負けてらんないわね、浜面! ご飯の準備!」
浜面 「・・・・ねえよ」
麦野 「・・・は? ごめん良く聞こえなかったんだけど」
浜面 「だからねえんだよ! 白米以外なんにも!!」
絹旗 「ちょっとそれどう言う事ですか???」
麦野 「あんなにいっぱい持って来たじゃないのよ! シャケ弁とかシャケ弁とかシャケ弁を!!」
浜面 「シャケ弁はここに来る道中で麦野が全部食っちまっただろ!」
フレンダ 「麦野・・・・」
滝壺 「むぎのは食いしん坊だね」
麦野 「だ、だって美味しいんだもん・・・・シャケ弁」
- 864 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/05/19(土) 19:35:17.55 ID:u2ti4eiSO
- 絹旗 「でも食材も超持って来てませんでしたっけ?」
麦野 「そ、そうよ! この際シャケ弁じゃなくてもいいから!」
浜面 「・・・麦野、おまえここに来てすぐ俺に何したよ」
麦野 「? なにかしたっけ?」
浜面 「ビーム撃って来ただろビーム!! 忘れんなよ! こっちは危うく壁のシミになるとこだったんだぞ!!」
麦野 「それとこれと何の関係があんだよ」
浜面 「あの時食材が入った荷物全部蒸発した」
麦野 「・・・嘘・・・でしょ?」
フレンダ 「じゃあ結局私の鯖缶は??!」
浜面 「跡形もなく・・・」
フレンダ 「」
滝壺 「大丈夫、好物の鯖缶が蒸発して落ち込んでるふれんだを私は応援する」
フレンダ 「・・・グスン」
- 865 : ◆yYKzJMnV7E2012/05/19(土) 19:42:35.22 ID:u2ti4eiSO
- 麦野 「じゃあなに? 私達の夕飯は白米だけって事?」
浜面 「超そうなる」
絹旗 「超真似しないでくださいアホ面め」
浜面 「現実逃避したくもなるわ! 俺だってオカズ無しの夕飯に絶望してんだよ!」
フレンダ 「鯖缶・・・」
滝壺 「あ、私オカズになる物持ってるよ」
麦野・絹旗・浜面・フレンダ 「「「「なになに???」」」」
滝壺 「これ」つ[ごはんですよ?]
麦野・絹旗・浜面・フレンダ 「」
- 866 : ◆yYKzJMnV7E2012/05/19(土) 19:44:56.15 ID:u2ti4eiSO
- 麦野 「・・・・いい? 一人スプーン1杯だからね」
フレンダ 「ケチ臭いって訳よ・・・」
滝壺 「超情けないです・・・」
滝壺 「でも美味しいよ?」
絹旗 「でもこれってキャンプ来た意味が超ありません・・・」
浜面 「まあ、無いよりマシだろ」
垣根 「そうだぞ、文句ばっか言うなおまえら」ペタペタ
浜面 「・・・・へ?」
垣根 「いただきま~~~」ギト~~※
フレンダ 「ちょっ!? 分量逆逆!!」
絹旗 「超真っ黒じゃないですか!!」
※ごはんですよ9割、ごはん1割
- 867 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/05/19(土) 19:49:45.37 ID:u2ti4eiSO
- 垣根 「うっせーな、俺は『ごはんですよ』でメシ食うときは1瓶まるごと使うって決めてんだよ、俺のこだわりだ」モッチャモッチャ
絹旗 「なんですかその超無駄なこだわり!」
フレンダ 「もはやご飯がオカズになってる訳よ!」
垣根 「なんだよ、文句あんのかよ・・・ぁあ?」ギロッ
絹ンダ 「ごめんなさい」
浜面 「二人ともなに謝ってんだよ! オイおまえ! イキナリ出てきて俺達の唯一のオカズ食いやがって、誰だ!?」
垣根 「おまえこそ何だよ、見るからにチンピラ三下ザコ臭漂わせがって」
浜面 「初対面でそこまで言うか??! バカにしやがって! ぶっ飛ばしてやる!!」
麦野 「浜面、アンタ死にたいの?」
絹旗 「超命知らずです」
フレンダ 「結局骨も残らないって訳よ」
滝壺 「Zzz・・・Zzz・・・」スピヨスピヨ
- 868 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/05/19(土) 19:55:14.76 ID:u2ti4eiSO
- 浜面 「みんな何でビビってんだよ! 言っとくが俺はコイツ見たいにちょっと顔が良いからって何でも自分の思い通りになると思ってる勘違い野郎が大っ嫌いなんだ!!!」
垣根 「OK。ムカついた、今世紀最高傑作の愉快なオブジェに変えてやるよ・・・・感謝しな!!」バサッ!!!
浜面 「・・・・・・・・・・・・・・・え? なにその羽?」
垣根 「今更謝っても許さねえぞ? 学園都市第二位、垣根帝督にケンカ売った事をあの世で後悔しな」
浜面 「だだだだだだだだだ第二位???! まさか・・・みんな知ってたの?」
麦野・絹旗・フレンダ 「「「うん」」」
浜面 「教えてくれよっ!!」
垣根 「黙れよカス野郎、騒がず潔く死ね」
浜面 (お、終わった・・・俺の人生・・・滝壺とのラブラブハッピーライフが・・・・でもせめて・・・もう1度だけ滝壺の・・・透け透けバニーが見たかった・・・)
垣根 「んじゃ死n「まって」あん?」
- 869 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/05/19(土) 19:57:19.55 ID:u2ti4eiSO
- 滝壺 「はまづらをいじめないで」
浜面 「た、滝壺? よせっ! 殺されるぞ!」
垣根 「かわい子ちゃん、俺が誰だか分かってて言ってんのか?」
滝壺 「うん、学園都市第二位の・・・・・鳥さん」
垣根 「いや鳥じゃねえよ、どこの世界にこんなイケメンの鳥がいんだよ」
滝壺 「ちがうの?」ガーン
垣根 「違うっつの! てか本気でショック受けるなよ! 本気で鳥と思われてたこっちがショックだわ!!」
滝壺 「はまづらをいじめないで」キリッ
垣根 「イキナリ真面目になるのかよ!? ゴーイングマイウェイにも程があるだろ! ある意味褒めたくなるわ!」
滝壺 「えへ、ほめられちゃった」テレテレ///
垣根 「バカな、この俺がついて行けないだと?」
浜面 (なんか、滝壺ってすげえ・・・惚れ直した!)
- 870 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/05/19(土) 19:59:41.88 ID:u2ti4eiSO
- 滝壺 「はまづらは、私の大切な人なの、だからいじめないで」
浜面 「滝壺・・・」
滝壺 「ちょっとエッチで、良く乳で挟んでくれとかバニーの服着てくれって言うけど、でも大切な人なの」
浜面 「滝壺ぉぉぉ!! それはご内密にぃぃぃ!!!」
垣根 「とりあえずコイツがド変態だって事は分かった、かわい子ちゃん、いや滝壺だったな」
滝壺 「なに? 鳥さん」
垣根 「だから鳥じゃねえっつの、オマエ、コイツの事好きなのか?」
滝壺 「うん、世界中の誰よりも大切で・・・大好きな人」
垣根 「・・・」
滝壺 「はまづらが居なくなったら私はダメなの」
垣根 「そうか・・・」
浜面 「滝壺! もういい! オイ第二位! お前が狙ってんのは俺だろ! だったら俺を狙っ「んじゃ止ーめた」て・・・はい?」
滝壺 「許してくれるの?」
垣根 「あのヅラはムカつくが、滝壺・・アンタのヅラへの想いが俺のハートを動かした」
垣根 「よって俺はヅラを許す」
滝壺 「ありがとう・・・鳥さん」
垣根 「鳥って言うな!」
滝壺 「ちがうの?」ガーン
垣根 「デジャヴュ??」
- 881 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/05/20(日) 21:36:07.99 ID:XgDT0q0SO
- 乙どうもです。
ちなみに今のところ各メンバー(カップル)の関係はこんな感じです。
上条×美琴=一線超えてる(特殊なプレイはまだしてない)
一方通行×00001号=キス、抱擁止まり
垣根×00002号=キス(ディープ)まで
削板←00003号=ひざ枕
打ち止め+☆=ペット兼乗り物兼遊び友達
麦野=フリー
フレンダ→上条=カミやん病発症
絹旗=フリー
浜面×滝壺=バニー着せたり乳ではさんだりその他諸々・・・
となっております。 - 887 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/05/23(水) 01:00:18.71 ID:+g072k6SO
- 麦野 「って言うか、アンタなにしに来たのよ」マジデ
垣根 「教えて欲しいか?」
絹旗 「どうせ超くだらない理由だと思いますけどとりあえず聞いときます」
垣根 「ならそれなりの誠意ってもんを見せな」
フレンダ 「ふてぶてしいにも程があるって訳よ」
滝壺 「教えてくださいお願い申し上げます」フカブカ~
垣根 「よし滝壺ちゃんの誠意に免じて教えてやる」
浜面 (なにが誠意だよ暴れん坊将軍め)ボソッ
垣根 「何か言ったか? ヅラ」
浜面 「何でもございません! てかヅラはちょっと・・・」
垣根 「だまれ、オマエはヅラだ、それ以上でも以下でも無いタダのヅラだ」
浜面 「ひでえ・・・」
滝壺 「大丈夫、ヅラ扱いされても何も言えないヘタレな浜面を私は応援する」
浜面 「ゴメン滝壺、それ以上言われたら心が折れそう・・・」
- 888 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/05/23(水) 01:02:09.15 ID:+g072k6SO
- 垣根 「匂いでわかると思うが俺達は向こうでBBQをしている」
麦野 「それが何だってのよ」
垣根 「そしておまえ等は涙が出そうな程情けない夕飯だ、てな訳で・・・だ」
絹旗 「ま、まさか・・」
垣根 「おまえ等の目の前で美味そうに肉食ってやろうと思って来たんだよコッチはよぉぉぉ!!!」ケーケケケケケッ!!!
フレンダ 「結局コイツ自慢しに来ただけって訳よ!」
垣根 「やっと気づいたかバカ共め! あぁ~~美味えっ!! 肉汁がほとばしるぜ!」クッチャクッチャ!!
麦野・滝壺・絹旗・フレンダ 「・・・・・」
プッチン×4
浜面 (? 今なんかキレた音が・・・・)
- 889 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/05/23(水) 01:03:41.87 ID:+g072k6SO
- 上条 「・・・ったく垣根の奴ちょっと向こうの様子見てくるなんて言って・・・」
上条 「いつまで経っても戻ってこねえし、何やってんだ?」
ドンドコドンドコ
上条 「? なんか変な音楽? が鳴って・・・・こっちから? 垣根め、また変な事してるな」
ゴチソウジャ~ゴチソウジャ~
上条 「おーい垣根、あんまり迷惑かけた・・・・ら!?」
麦野・滝壺・絹旗・フレンダ 「「「「今晩は鳥鍋じゃ~~」」」」
垣根 「ぎゃあああああ!!!??」←鍋にぶち込む5秒前
浜面 「ンー! ン~~!!」←縛られてる
上条 「・・・・え? なにこれ」
パキッ
滝壺 「みんな、あそこにハリネズミがいる」ギラーン
麦野 「狩れーっ!!」
絹旗 「超ご馳走ですーっ!!」キシャー-ッ!!!
フレンダ 「鍋にぶち込むって訳よーっ!!」ガァァァ!!!
上条 「わーーっ??! この人達みんな空腹で幻覚見てる!? みんな壊れてるっ!!」オタスケーッ!!!
麦野滝壺絹旗フレンダ 「「「「待てえええーッ!!」」」」
- 890 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/05/23(水) 01:09:00.62 ID:+g072k6SO
- 上条 「え~~。つまり、持ってきた食材がちょっとしたアクシデントで全部ダメになった・・・と?」
フレンダ 「結局その通りって訳よ(とうまカッコイイ・・・)」
絹旗 「第二位のせいで私達の中の何かが超爆発したんです」
滝壺 「ごめんね、怖かった?」
上条 「まあ、追い掛けられるのは慣れてるんで(美琴とか不良相手で)」ハハハッ
上条 「それより食べる物無いんだったらあっちで一緒に食べませんか?」
麦野 「ふ、ふんっ! 敵のほどこしは受けないわよ」
上条 「敵になった覚えは無いんですけど」
麦野 「うるさい! みんな、こんな奴の言う事聞くんじゃ・・・」
滝壺 「私滝壺理后、よろしくね」
絹旗 「私は絹旗最愛って言います、超よろしくです」
フレンダ 「とうま! 早く行くって訳よ! お肉お肉!!」グイグイ
上条 「そんな引っ張らなくても、そんなにお腹空いてたのか?」
>オニクタノシミダネ、チョウタベマクリマス! イソグッテワケヨ!
麦野 「・・・ちょ・・ちょっと! 置いてかないでよーっ!!」
垣根&浜面 (コラー! 俺達をわすれんなーっ!!)
- 891 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/05/23(水) 01:11:06.21 ID:+g072k6SO
- 美琴 「当麻ったら、どこまで探しに行ったのかしら・・・」
一方 「クソメルヘンなンざ放っといて肉食えばいいのによォ」
打ち止め 「あ、上条さん戻って来たよってミサカはミサカはお姉様に報告してみたり」
美琴 「当麻! お帰・・・・り」
上条 「ただいま」
絹旗 「超いい匂いがします!」
滝壺 「結局むぎのも来たんだね」
麦野 「別に、私はただみんなが行くって言うから仕方なく・・・」ブツブツ
フレンダ 「とうま! 早く食べるって訳よ!」
上条 「はいはい、そんなに焦らなくてもお肉は逃げませんの事よ?」
美琴 「・・・」バーチバチバチバチッ!!!
上条 「そして先ほどから美琴さんは何故ビリビリしてらっしゃるんでせうか?」
美琴 「アンタは一体何をしに行っとったんじゃあああああ!!!」デンゲキーッ!!
上条 「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお???!!」パキーンッ!
- 892 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/05/23(水) 01:13:27.21 ID:+g072k6SO
- 美琴 「・・・・」ムスー
上条 「なあ美琴、何で怒ってんだ?」
美琴 「知らないっ!」プイッ!
上条 「不幸だ・・・」
一方 「ギィヤッハッハハッハハハハッ!!! キャンプ来て・・・ば、晩飯のオカズが海苔の佃煮のみとか! 有り得ねェ・・・ブハッ!! クカッ! は、腹痛ェよォォォ!!」ゴロゴロゴロ
麦野 「テメェ笑いすぎだろ第一位!!」
一方 「ヒハッ! ヤベ、ツボ入っ・・・息出来ねェ・・・」ピクピク
絹旗 「なんか超腹立ちます」
00002 「おや垣根さん、何かあったのですか?」
垣根 「気にすんな00002号、危うく食料になるとこだっただけだ」
00002 「?」
00003 「削板さん飲み物は何にしますか?」
削板 「お茶がいいな!」ハッハッハ!
浜面 「なんで俺まで縛られたんだ・・・・」
滝壺 「はまづら」
浜面 「?」
滝壺 「ごめんね」ギュ…
浜面 「も全然気にしてない!(腕にマシュマロが、柔らかい・・・・)」
- 893 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/05/23(水) 01:17:12.71 ID:+g072k6SO
- ~乙女の戦い~
美琴VSフレンダ
美琴 (なによ当麻ったらフレンダって子にばっかり優しくして! こうなったら・・・)
美琴 「当麻」チョンチョン
上条 「?」
美琴 「はいアーン」
上条 「は? いや自分で食えr」
美琴 「いいから口開けるの!」
上条 「あ・・・あ~「はむっ!」・・・・へ?」
フレンダ 「ムグムグ・・・」
美琴 「なっ!? ちょっとアンタ! 邪魔しないでよ!」
フレンダ 「フンッ、焼き加減が甘いって訳よ、はいとうま、こっちの肉の方が美味しいって訳よ」
上条 「あ・・あ~「はむっ!」 」
上条 「 」
フレンダ 「な!? 私がとうまの為に育てた肉を!」
美琴 「焼きすぎね、肉がちょっと焦げてるわ」ムグムグ
美琴 「はい当麻、アーン」
フレンダ 「あむっ!」
美琴 「ああっ!?」
フレンダ 「とうまアーン」
美琴 「はむっ!」
フレンダ 「くっ!」
上条 (全然食えねえ・・・・不幸だ・・・)
- 894 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/05/23(水) 01:18:55.41 ID:+g072k6SO
- フレンダ 「ゼーッ、ゼーッ、今度こそ!」
麦野 「・・・・」チョンチョン
フレンダ 「? なに麦野、今忙しいって訳よ」
麦野 「あーん」タベサセテ
フレンダ 「いい歳こいて甘えんじゃないって訳よ」
麦野 「 」
フレンダ 「はいとうまアーン・・・ああっ!? また??!」
」
滝壺 「大丈夫、急にふれんだに冷たくされてちょっと淋しいむぎのを私は応援してるよ?」
麦野 「さ・・・淋しくなんてないもん・・・グスッ」
対戦結果=麦のんが淋しくなりました。
- 895 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/05/23(水) 01:20:32.85 ID:+g072k6SO
- 一方 「肉美味ェ」ガツガツ
絹旗 「・・・」ジー
一方 「あァ? なにジロジロ見てンだよ」
絹旗 「第一位ってもっと超恐いって思ってたんです、けど案外普通なんですね」
一方 「はァ? 意味分かンねェよ、大体何でオマエが俺の事気にしてンだよ」
絹旗 「だって私が能力者になれたのは・・・第一位のおかげですから」
一方 「・・・なンだと?」
- 896 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/05/23(水) 01:22:30.64 ID:+g072k6SO
- 一方 「暗闇の五月計画・・・」
垣根 「一方通行の演算パターンを参考に自分だけの現実(パーソナルリアリティー)を最適化、
能力者の性能を向上させようってプロジェクトだったっけか?」
一方 「なンでオマエが知ってやがる」
垣根 「暗部だった頃にちょっとな」
一方 「・・・」
垣根 「精神性・演算方法の一部を意図的に他人の脳に植え付ける・・・ね、いかにも暗部の連中が考えそうなこった、ヘドが出る」
絹旗 「私は元々『置き去り』でしたから、超都合のいい実験材料だった訳です」
一方 「・・・クソが」
- 899 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/05/23(水) 05:52:46.46 ID:+g072k6SO
- 絹旗 「ちなみに私は第一位の精神性の中の防護性を付与されたんです、それで超発現した能力が『窒素装甲』でした」
垣根 「防護性って事は他にも同じ様な能力者がいるって事か?」
絹旗 「はい、でも誰でも能力が発現した訳じゃ・・・」
一方 「・・・どォ言う事だ?」
垣根 「ちょっと考えりゃ分かるだろ、凡人の脳にお前の演算パターン植え付けたらどうなるか」
一方 「考えたくもねェンだよ」
垣根 「絹旗は運良く能力者になれたが、恐らく大半の奴らは・・」
一方 「ヤメロ・・・」
垣根 「良くて廃人、悪けりゃ脳がパンクしてハイそれまでだろうな」
一方 「黙れッッ!!」
垣根 「俺に当たっても仕方ねえだろ」
一方 「・・・チッ」
- 900 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/05/23(水) 05:54:59.97 ID:+g072k6SO
- 絹旗 「あ、でも私は別に第一位の事を超恨んでなんていませんよ?」
一方 「・・・」
絹旗 「私が能力者になれたのは第一位のおかげですし、暗部に入ったのも私自信の意思、だから超恨んでなんていません」
一方 「・・・そうか、お前、絹旗だったかァ?」
絹旗 「? 超なんですか?」
一方 「こっち来い」
絹旗 「だからなn」
一方 「ワッシワッシィ」ヨシヨシ
絹旗 「・・・・ッ!? ななななななンで頭を超撫でるンですかァァァ???!」
一方 「今更だけどよ、悪かったなァ」ヨーシヨーシ
絹旗 「だだっ! だから超気にして無いって言ってるじゃないですか!」
一方 「学園都市に戻って何かあったら俺に相談に来い、何でも聞いてやる、わかったか?」
絹旗 「うぅ・・・は、はい//」
垣根 「よかったな、モアイちゃん」
絹旗 「最愛! 最愛です!っ! あんな超顔面岩と一緒にしないでください!!」
一方 「・・・!・・・!!・・」
絹旗 「そこー! 笑い堪えてるの超バレバレですよ!!」
一方 「モアイ」プススーッ
絹旗 「もーーっ!!!(不覚にも超ときめいたなんて言えなくなったじゃないですか!)」
なにやらフラグが立ったようです。テッテレー
00001 「ハッ! なんでしょう・・・不安がよぎりました」
- 912 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/05/31(木) 16:29:10.10 ID:AXNA1dlSO
- 2ndBattle~意外な伏兵~
一方 「おら絹旗、肉食え」
絹旗 「ど、どうも・・・です///」
00001 「む」ピリピリ
一方 「美味ェか?」
絹旗 「普通に超美味しいです」
一方 「いやどっちだよ」
00001 (な、なにやらいい雰囲気、ここは牽制を!)
00001 「一方通行! お肉どうぞ!」
一方 「ン? おォ」
絹旗 「第一位! こっちの肉は超美味しそうに焼けました!」
一方 「あ?」
00001 「む!」テキダ!
絹旗 「むむ!」テキカ!
00001 「む~!(邪魔をしないでください!)」
絹旗 「むむ~!(超こっちのセリフですっ!)」
一方 (なにしてンだコイツら?)ハテ?
- 913 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/05/31(木) 16:35:40.30 ID:AXNA1dlSO
- 00001 「絹旗さんでしたか? あまりでしゃばるのはどうかと思いますよ? とミサカは暗に引っ込んでろと(ry」
絹旗 「これは挨拶代わりです、そっちこそ超引き下がってください」
00001 「む」ピリピリ
絹旗 「むむ!」ヤルカ?
00001 「……このままではラチがあきません、ここはひとつ一方通行本人に決めてもらうと言うのはどうですか?」
絹旗 「超望むところです」
00001・絹旗 「「一方通行!」」
00001・絹旗 「「どっちをたべるんですか??」」
打ち止め 「はいあなた、あーんってミサカはミサカはあなたのお口にお肉を差し出してみる」
一方 「おう、悪ィな」パクッ
打ち止め 「えへへ///」
00001 「そんな………orz」
絹旗 「超予想外です…………orz」
対戦結果=ドロー(打ち止めの一人勝ち)
- 914 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/05/31(木) 16:37:04.39 ID:AXNA1dlSO
- 浜面 「へえ、じゃあ上条もレベル0なのか」
上条 「まあ、能力者としてはだけどな」
浜面 「?」
上条 「見せた方が早いか、えっと・・・麦野さんでしたっけ?」
麦野 「なによ、なんか用?」
上条 「ちょっと俺の右手握って貰えませんか?」
麦野 「? いいけど」ギュ
上条 「んで、この状態で能力使ってみてください」
麦野 「前もって言っとくけど、アンタ右手消し飛ぶわよ?」
上条 「多分大丈夫」
麦野 「知らないからね・・・・・あれ?」
浜面 「おい何やってんだよ麦野」
麦野 「え・・・・なにこれ、能力が……使えない??」
浜面 「使えないって、なんでだよ」
麦野 「知らないわよ! 演算は出来てるのに能力使えないのよ!」
上条 「と、まあこんな感じで、能力を打ち消す能力なんです」
- 915 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/05/31(木) 16:38:50.92 ID:AXNA1dlSO
- 浜面 「能力打ち消すってマジかよ、無敵じゃねえか」
上条 「いやいや無敵には程遠いって、右手で触らないと意味ないし、それに能力と直接関係ない攻撃されたらどうしようもないしな」
浜面 「?」
上条 「う~ん、例えば空間移動能力者とかに岩とか落とされたりとかかな、岩自体能力と関係ないからOUT」
浜面 「でも今見たいに掴まえたら…」
上条 「俺なんて所詮ちょっとケンカ慣れした高校一年生だし、能力封じても相手のが俺より強かったらボコボコにされて終わり」
浜面 「なんか使えるんだか使えないんだか分かんねえのな」
上条 「中途半端な能力って言うか、無いよりマシ程度のもんだよ」
浜面 「ふ~ん、で? 上条はいつまで麦野の手握ってんだよ」
- 916 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/05/31(木) 16:40:31.33 ID:AXNA1dlSO
- 上条 「いや、麦野さんの手綺麗だなと思ってたらつい」ハハハッ
麦野 「・・・///」
浜面 (あの麦野が一発で落ちた??!)
ドドドドド!!!
美琴 「こんの~~!!」
上条 「へ?」
美琴 「節操無しがあああーーー--------ッ!!!!」ターーックル!!!
上条 「めごっぷ!?」
美琴 「アンターっ! 金髪ロングの次は巨乳に手を出そうってのかぁーーーっ!!」
上条 「何をおっしゃる美琴さん!?」
美琴 「さあ白状しなさい! 胸か! 胸なの? 胸なんでしょ!! 」
上条 「なにその三段活用??!」
美琴 「そりゃ確かに私はまだ…チイサイ…わよ! けど将来性はあるんだから!! なのに今目の前の巨乳に走るってどうなのよ! そんなにボインが好きか!? そんなに巨乳って響きが好きかああああああ!!!!」ガクガクガクガクガクガクガクガクガクガク!!!!!
- 917 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/05/31(木) 16:43:19.65 ID:AXNA1dlSO
- 上条 「落ち着きなさい! 大体な、乳とか胸とか美琴は敏感過ぎるぞ!」
美琴 「だだっ! 誰の胸が敏感よ!」
上条 「また盛大な聞き違いを、まあ確かに美琴は胸敏感でしたけど」
美琴 「ば、バカ///」
上条 「大きかろうが小さかろうが美琴は美琴だろ?」
美琴 「ぅ……だって」
浜面 「なあ、横槍入れて悪いけど、上条って第三位とデキてんのか?」
上条 「? うん、付き合ってる」
浜面 「お前、中学生に手出したのかよ…ハンパねえな」
上条 「それ言わんといてグサリと来るから」
麦野 「……ねえ上条くん」
上条 「?」
麦野 「そんなジャリガキ放っといて私と向こうでお話ししない?」
上条 「は?」
美琴 「人の彼氏を誘惑するなああーッ!!!」
麦野 「うるせえ! ××××も生えそろってねえガキは黙ってろ!!」
美琴 「生えてるもん!!」
浜面 「なあなあ、実際どうなんだ?」ヒソヒソ
上条 「……うっすらと」ヒソヒソ
浜面 「………ゴクリ」
滝壺 「はまづら」
浜面 「ギクッ!」
滝壺 「はまづらがパ○パン好きなら剃るよ?」
浜面 「………」
上条 「浜面お前……」ジトー
浜面 「な!? ヤメロよそのゴミを見る様な視線!!」
- 918 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/05/31(木) 16:45:10.37 ID:AXNA1dlSO
- 垣根 「お~い全員食ったか?」
フレンダ 「お腹いっぱいって訳よ」
00001 「絹旗さん? ちょっと一方通行にくっつき過ぎなのでは?」ヒクヒク
絹旗 「こんなのはタダのスキンシップです、00001号さんは超気にしすぎです、ね? 一方通行」
一方 「あンま引っ張るな、動き辛ェ」
00001 「……」ジャキン
一方 「ンでオマエは無言でライフル構えンな」
麦野 「へ~、上条くんって第七学区の学生寮なんだ」ボイン
上条 「はあ、今はちょっと空けてますけど」デケェ
美琴 「ちょろっと! もう少し離れなさいよ!!」
麦野 「黙れ、まな板」
美琴 「ぐっ……なによ大根足!!」
麦野 「………ブチ殺す」キュイィィン
美琴 「やる気!?」ビリビリ
上条 「ケンカする子は上条さん嫌いです」
麦野 「私やめた!」ハイッ!
美琴 「わ、私も私も!!」ハイッ!ハイッ!!
上条 「よろしい」ナデナデ
麦野 (年下……良いかも///)
美琴 「ふにゃ~///」
垣根 「オマエ等本ッッッッッッ当に話し聞かねえのな」
- 919 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/05/31(木) 16:51:12.84 ID:AXNA1dlSO
- 浜面 「とりあえずみんな食ったみたいだけど」
垣根 「うっせえヅラは黙ってろ」
浜面 「なんで……」
垣根 「全員よーく聞け、聞かねえと後悔すんぞ」
全員 「?」
垣根 「これより第一回……『マジで出るかも?? ヤバい! 責任持ちません肝試し大会』を開催する!!」ヒュ~ドロドロ…キャーッ!!
全員 「」
垣根 「なんだよみんなリアクションねーぞ」
美琴 「み、みんなでトランプでもしない?」ガクブル
絹旗 「ち、超賛成です!」
フレンダ 「トランプ大好きって訳よ!」
00001 「流石お姉様! 名案です!」
麦野 「やっぱキャンプの夜はトランプよね……うん」ガクブル
滝壺 「肝試し楽しみだねはまづら」ワクワク
浜面 「え゙!?」
- 920 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/05/31(木) 16:53:37.35 ID:AXNA1dlSO
- 上条 「するのはいいけどどこでやるんだ?」
垣根 「その辺はバッチリだ、アレイスター」パチン
アレイ 「御意、このキャンプ場には遊歩道があってね、その奥に私のブロマイドを置いて来た」
垣根 「それを取って来るって訳だ」
女性陣 「Booo! Booo!!」
垣根 「ちなみに男女ペアで行ってもらう」ニヤリ
女性陣 「垣根GJ!!」
垣根 「話しはまとまった、男共はクジを引けーい」
浜面 「え? なんで男だけ?」
垣根 「この箱の中に女子の名前が書いてある札があるからな、そいつと行くんだぞ」
浜面 (完全にスルーされた……)
垣根 「んじゃまずは…」
削板 「俺が行くぞ!」
垣根 「よっしゃクジ引け」
削板 「根性ぉぉーッ!!」ゴソゴソ
00003 (ミサカ来いミサカ来いミサカ来いミサカ来いミサカ来いミサカ来いミサカ来いミサカ来いミサカ来いミサカ来ーーーい!!!)コノオモイテンニトドケッ!!!
- 921 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/05/31(木) 16:55:27.07 ID:AXNA1dlSO
- 削板 「これだぁぁー!!」
垣根 「誰だった?」
00003 「……」ドキドキ
削板 「00003号!!」
00003 「は、はいっ!」キタカ??
削板 「一緒に来てくれ!」
00003 「どこまでもお供します!」キターッ!!
垣根 「よーし、行ってこい」
削板 「任せろ! 幽霊が出たら捕まえてきてやるからな!」ワッハッハッハ!!
削板 「さあ出てこい幽霊! 俺と勝負だ!!」
00003 「あ、削板さん待ってください!」
上条 「削板ならリアルに幽霊捕まえて来そうだよな」
一方 「幽霊の方がビビって逃げるンじゃねェか?」
垣根 (ちゃんとクジに細工出来てたなアレイスター)ヒソヒソ
アレイ (ああ、しかし削板と00003号がペアになるようにしただけで良かったのかい?)ヒソヒソ
垣根 (あの二人はまともにくっついてもらいてえからな、俺からのプレゼントってやつだ)
- 922 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/05/31(木) 17:01:06.82 ID:AXNA1dlSO
- ~遊歩道~
削板 「さあ出てこい幽霊! 勝負だ!」
00003 「なにも居ないようです」
削板 「むう、残念だ」
00003 「削板さんは幽霊などは怖くないのですか?」
削板 「見た事がないから分からないな」ハッハッハ
00003 「ミサカも見た事はありませnあっ」コケタ
削板 「大丈夫か……うおっ!!」シュバッ!!
00003 「? あの、なにか?」
削板 「し、した…下…着」
00003 「ふぇ……!?////」
削板 「た、立てるか?」
00003 「は、はい! 大丈夫・・・です(見られた……今日に限って地味な縞パン履いて、うぅ死にたい、死にたいよぅ……)」
削板 「怪我は無いか?」
00003 「はい、多分……痛っ! すみません、少し足を捻ったようです」
削板 「そうか、なら……よっと」
00003 「え? あああああああの削板さん??!」
削板 「これなら痛くないしな、早くすませて戻ろう」
00003 (でもこれ、お姫様抱っこ・・・なんですけど///)
- 923 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/05/31(木) 17:07:52.97 ID:AXNA1dlSO
- 垣根 「さーて、あの二人手繋ぐくらいしたかな」
上条 「案外何も無いんじゃないか?」
>オーイ
一方 「戻って来た見てェだぞ」
削板 「すまん、幽霊を捕まえる事は出来なかった」
00003 「///」
垣根 「お姫様抱っこ……だと?」
美琴 (いいなぁ…)
フレンダ (いいなぁ…)
00002 (00003号め、やりおる!)
絹旗 (一方通行に…いやいや……)
麦野 (こ、こんなラッキーイベントが! 上条くんに…やべ涎が……)
打ち止め 「ヒューヒューッ!ってミサカはミサカは出来ない指笛を鳴らしてみたり」プヒュー!プヒュー!
滝壺 「ラブラブだね」
浜面 「俺達みたいに?」
滝壺 「……」
浜面 「滝壺?」
滝壺 「……ばか///」
浜面 「?」
垣根 (ヤベー、ヅラ爆発しねえかなー)
- 924 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/05/31(木) 17:09:33.13 ID:AXNA1dlSO
- 垣根 「よし次な、さっさと引けヅラ野郎」
浜面 「だからなんで俺だけ態度違うんだよ」
垣根 「黙って引け、もしくは死ね、またはもげろ」
浜面 「チクショウ……」ゴソゴソ
浜面 「えっと……打ち止め?」
打ち止め 「あ、ミサカの事だよってミサカはミサカは手を挙げてみたり」ハイッ
垣根 「ヅラ、おちびに手出したら少なくともレベル5四人と幻想殺しを敵に回すと思え」
一方 「プラズマで塵にしてやるからなァ」ギロリ
美琴 「砂鉄剣で細切れね」シャキン
削板 「すごいパンチ零(ゼロ)式をお見舞いする!」
上条 「幻想殺し[イマジン・ブレイカー]を超えた幻想虐殺[イマジン・ジェノサイド]が火を噴くぜ!」シュッシュッ
浜面 「出さねえよ! 俺だって命惜しいわ! それに俺には滝壺って可愛い彼女が居るんだ!!」
打ち止め 「ねー、早く行こう! ってミサカはミサカは仕上の手を引っ張ってみる」グイグイ
浜面 「分かったから引っ張るなって」
滝壺 「………」グシャッ!!
フレンダ 「滝壺がスチール缶を縦に握り潰したって訳よ…」ガクブル
絹旗 「超恐いです…」ガクブル
麦野 (上条くんにお姫様抱っこ……)ポワ~ン
- 925 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/05/31(木) 17:11:57.76 ID:AXNA1dlSO
- 打ち止め 「……」ブルブルブルブルブルブルブルブルブルブル
浜面 「案外暗いな、転ぶなよ?」
打ち止め 「だだだだだだだだ大丈夫! 今は妖気を感じないよってミサカはミサカはアンテナを動かしてみる」ピコンピコン
浜面 「それアンテナ??!」
>ガサッ
打ち止め 「ぴ!!」ビクーンッ!!
浜面 「心配すんなって。ほら、手繋いでやるから」
打ち止め 「うぅ……怖いよぉ……ってミサカはミサカは仕上にしがみついてみたり……」ブルブルブルブルブルブル
浜面 「やれやれ、お? これだな……アレイスターってこんな奴だったのか……」
打ち止め 「水の中でナイスポーズ取ってる?ってミサカはミサカは人間だった頃のアーちゃんの写真をみてみたり」
浜面 「まあこれで戻れるな。行こうぜ、ほら手」
打ち止め 「うん……?」チラリ
木の影→「はまづら・・・なにやってんの・・・」ジトー------カリカリ…カリカリ…←木を引っ掻いてる
打ち止め 「 」
浜面 「? どうした?」
打ち止め 「う・・・うわーーーん!! 怖いよーー!!ってミサカはミサカはあまりの恐怖に走り去ってみたりー!!」ダーッシュ!!
浜面 「お、おい! 走ったら危ないって!!」
- 926 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/05/31(木) 17:15:00.17 ID:AXNA1dlSO
- 垣根 「おっせーな、何やってんだ?」
上条 「打ち止めが怖がって時間掛かってるだけだろ」
一方 「クソガキに変な事してンじゃねェよなァ?」
削板 「子供に乱暴するなんて根性のかけらも無いやつだ!」
00001 「いえ、まだそうと決まった訳では……」
>ウワーン!
00002 「? 上位個体の声がしたような……」
打ち止め 「助けてーーっ!!ってミサカはミサカはみんなに助けを求めて全力疾走ー!!」ビエェェン!!
浜面 「だから待てって!! あーもう! 止まれー!!」
上条一方垣根削板美琴00001号00002号00003号麦野絹旗フレンダ☆ 「 」
その光景は涙目で逃げ惑う幼女を追いかけるチンピラ以外のなにものでも無かった・・・・
- 933 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/06/04(月) 00:57:50.61 ID:5GNY2QLSO
- 浜面「ハァハァ、やっと追いついた、走ったら危ないって言っただろ?」
打ち止め「だ、だってさっき人影が!!ってミサカはミサカはトラウマを思い出してみる」ブルブルブルブル
浜面「人影? そんなの気のせいだ・・・・ろ?」
一方「ヅラァァ、オマエ覚悟は出来てンだろォなァ?」←黒翼モード
垣根「原形保って死ねると思うなよ?」バサァ
美琴「人の妹に何してくれたのよ」ビリビリ
削板「根性叩き直してやる!」
00001「ミサカ、目標を駆逐します」チャキ
00002「ミサカ、目標を破壊します」ジャキン
00003「ミサカ、目標を狙い撃ちます」ジャコン
上条「いいぜ浜面、お前が打ち止めを襲うってんなら、幼女に欲情する変態野郎に成り下がったってんなら・・・・まずはそのふざけた幻想をぶち殺す!」
浜面「は!? ちょっと待てよ! なんでそんな殺意に満ち溢れた眼で見てんの!? 麦野達もなんかフォローしてくれよ!!」
麦野「浜面ァ…」キュイイイン
絹旗「超最低です」
フレンダ「死刑って訳よ」
浜面「・・・・嘘だろ?」
- 934 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/06/04(月) 00:59:32.97 ID:5GNY2QLSO
- 浜面「クソッ! やってられっか!」ダダッ!!
アレイ「逃がさん、髪(ヘア)ロック!!」モジャーン!!
ピキーン!
浜面「な! か、身体が……動かねえ!?」
アレイ「髪(ヘア)ロックだ、私の髪の毛に捕まったが最後、貴様の身体の自由は奪った」
浜面「た、助け……」
一同(打ち止め滝壺除く) 「浜面ァァァ!!!」
浜面「ぎゃああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああーーー~~~~~!!!」
滝壺 「ふう」
絹旗 「あれ? 滝壺さん超どこ行ってたんですか?」
滝壺 「ちょっとね」
絹旗 「?」
- 935 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/06/04(月) 01:00:53.26 ID:5GNY2QLSO
- 垣根「で? この変態野郎どうする?」
一方「その辺に吊しとけ」
浜面「」プラーンプラーン
垣根「そんじゃ次な、上条引くか?」
上条「え、うん」
美琴麦野フレンダ「!?」
上条「え・・・っと」ゴソゴソ
美琴(当麻と二人っきり当麻と二人っきり当麻と二人っきり当麻と二人っきり)モンモン
フレンダ(来い来い来い来い来い来い来い来い来い来い来い来い私こいって訳よ!!)
麦野(上条くんと上条くんと上条くんと上条くんと上条くんと上条くんと上条くんと上条くんと上条くんと上条くんと上条くんと上条くんと上条くんと上条くんと上条くんと上条くんと・・・おっと涎)ジュルリ
上条(な、なんか物凄い視線を感じる……)
- 936 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/06/04(月) 01:07:06.13 ID:5GNY2QLSO
- 上条 「あ、麦n」
麦野 「いぃよっしゃあああァァァ!!!」キタァァーーッ!!!
美琴 「嘘よおおおぉぉーーっ!!orz」
フレンダ 「ちっくしょおおおぉぉーー!!!orz」
上条 「えぇ・・・」
垣根 「アイツ、この短時間でアイテムのメンバー2人にフラグ立てたのかよ」
一方 「フラグメイカーって奴か、苦労すンなアイツ」
垣根 「いやお前も人の事言えねえだろ」
一方 「?」
絹旗 「一方通行、一緒にコーヒー超飲みませんか?」
一方 「飲むゥ♪「ちょっと待ったー!!」」
00001 「絹旗さん! ミサカと一方通行は恋人同士だと言ったはずですよ?」
絹旗 「知ったこっちゃありません、超邪魔ですどいてください」
00001 「嫌です」
絹旗 「むむ!」
00001 「むむむむ!!」
00001絹旗 「むむむむむむーー!」バチバチバチ
一方 「おい、行かねェなら置いてくぞ」スタスタ
絹旗00001 「超「いきまーす♪」♪」
00002 「あんなモヤシの何処が良いのやら」
垣根 「爆発しやがれ」カー、ペッ!
- 937 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/06/04(月) 01:09:55.46 ID:5GNY2QLSO
- 美琴 「アンタ! 当麻に変な事したら許さないわよっ!!」
フレンダ 「口にグレネード突っ込んで爆発させる訳よっ!!」
麦野 「吠えてろ負け犬共。さ、行きましょ上条くん♪」ルンルン
上条 「じ、じゃあ行ってくるな」
垣根 「(色んな意味で)喰われるなよ」
上条 「・・・・・・へ?」
- 938 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/06/04(月) 01:18:52.50 ID:5GNY2QLSO
- ~一方その頃の削板と00003号~
削板 「00003号、足は大丈夫か?」
00003 「は、はい///」
削板 「一応湿布を貼って置くからな、痛みが続く様なら病院に・・・」
00003 「ほ、本当に大丈夫ですから! ええもう絶賛回復中です!」
削板 「そうか………、なあ00003号」
00003 「?」
削板 「俺な、好きな人が出来たみたいんだ」
00003 「・・・・・・え・・・?」
削板 「その子とは突然、本当に突然出逢ったんだ」
削板 「俺は今まで女の子にそう言う感情を持った事が無くて、これが恋なのかどうかもよく解らない」
00003 「そう……なんですか……」
『嫌・・・聞きたくない・・・』
削板 「けど、最近その子の事が気になって、いつの間にか眼で追ってるんだ」
『それ以上言わないで』
『ミサカの前でそれ以上』
『他の誰かの事を…言わないでください』
『削板さん』
- 939 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/06/04(月) 02:19:39.59 ID:5GNY2QLSO
- 00003 「ぅ・・・グスッ・・・」
削板 「00003号?」
00003 「ふぇぇぇぇ」ポロポロ
削板 「00003号ーッ!?」
00003 「グスッ…ヒック…」
削板 「ど、どうした!? どこか痛むのか?? 足が痛いのか??!」
00003 「違っ…ヒック…削板さ…グスッ…ふぇぇぇぇ…」ポロポロ
削板 「俺か?!! 俺が何かしたのか??!」
00003 「ミサ…グスッ…ミサカは…削板さんが…ヒック…好きで…」
削板 「俺が、好き?」
00003 「で…でも削板さんは…ヒック…違う誰かが好きで…だから…グスッ…で…グスッ…ヒック…」
削板 「・・・いや、俺が好きになった子は00003号だぞ?」
00003 「ミサカは諦め・・・・・・・・・・・ふぇ?」
- 949 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/06/05(火) 21:41:09.38 ID:3WXCO49SO
- 00003 「そ、削板さん・・・今、なんと?」
削板 「俺の気になってる女の子は00003号だ」
00003 「・・・」ポカ~ン
削板 「00003号?」
00003 「すみません削板さんちょっとミサカのほっぺを抓ってください」
削板 「? こうか?」つプニ
00003 「もう少し強めで」
削板 「これくらいか?」フニフニ
00003 「痛くない、と言う事はこれは夢ですね、ア~ナンダユメデスカアハハハハハハハハ・・・」パニック
削板 「自分で抓って見たらどうだ?」
00003 「どうせ夢なんですから思いっきり・・・」ギリギリギリ…
00003 「痛い!?」
削板 「大丈夫か??!」
- 950 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/06/05(火) 21:43:44.26 ID:3WXCO49SO
- 00003 「夢じゃ・・・ない?」
削板 「00003号」
00003 「はっはははははははいっ!!」
削板 「俺は・・・君が好きだ」
削板 「多分、俺のこの気持ちはそう言う事なんだと思う」
00003 「・・・・」
削板 「それでその、よかったら返事を聞かせて欲しい」
00003 「・・・ミサカも」
削板 「・・・」
00003 「ミサカも好きです、削板さんの事」
削板 「そうか」
00003 「はい///」
削板 「って事はその・・・・俺達は恋人同士でいいん・・・だよな?」
00003 「そう・・・ですね、改めてこれからよろしくお願いしましゅ・・・(ここで?? こんな大事な場面で噛んじゃったよミサカーーッ!!ウワァーンッ!!!)」
- 951 :写真[saga]:2012/06/05(火) 21:46:41.94 ID:3WXCO49SO
- 削板 「ああ、よろしくな00003号」
00003 「はい、削板さん」
削板 「あ~、その・・・」
00003 「?」
削板 「無理にとは言わないし、出来ればでいいんだけど・・・」
00003 「???」
削板 「な、名前で呼んでくれると嬉しいんだけど・・・な、ハハッ//」
00003 「・・・・」
削板 「だ、ダメ・・・だったか?」ズズーン
00003 「ミサカはダメなんて一言も言ってませんよ?」クスクスッ
削板 「?」
00003 「ミサカは不覚にも顔を紅くした軍覇さんをかわいいと思って見とれしまいました」
削板 「え? 俺の顔紅くなってたのか??!」
00003 「ええそれはもう」クスクスッ
削板 「むぅ、あれ? 今・・・名前・・・」
00003 「? 名前で呼んでくれと言ったのは軍覇さんですよ?」
削板 「そっ、そうだな! そうだよな!! ハハッ、ハハハハハ///」
00003 (また紅く、かわいい///)
- 952 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/06/05(火) 22:04:08.25 ID:3WXCO49SO
- 削板 「じゃあそろそろ戻るか、立てるか? 00003号」
00003 「はい、もう大丈夫です//」
削板 「じゃあ行こう」
00003 「・・・」
削板 「? どうかしたのか?」
00003 「こう言う時女の子は手を繋いで欲しものなんです」プイッ!プクーー
削板 「そうなのか!? 気が利かなくてスマン・・・」ズズズズズーーン…
00003 「なら、手を繋いでくれたら許してあげます」
削板 「お安い御用だ!」パァァァ!!
ギュッ
00003 「フニャ~~////」
削板 「00003号??!」ナゼダ!?
まだお 「青春だねぇ~」
削板00003 「誰!?」ビクーンッ!!
新たに一組のカップルが誕生しました。
- 953 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/06/05(火) 22:15:45.63 ID:3WXCO49SO
- ~場所は戻って肝試し~
上条 「結構暗いですね、転ばないようにしないと・・・ってうわっ!? 言ってる側から転んだ、不幸だ・・・」
麦野 (こう言う時はアレよね、ちょっと大袈裟に怖がって・・・・)ポワワ~ン
~(麦のん妄想)~
麦野 『上条くん、私怖い・・・』
上条 『大丈夫ですよ麦野さん、この上条当麻、どんな事があっても麦野さんを守って見せます』キリッ! イケメンAA
麦野 『上条くん・・・キャッ!?』
上条 『麦野さん!? どうしたんですか??』
麦野 『い、今・・・そこの木のあたりで何かが・・・』
上条 『なんですって!? 任せといてください麦野さん! 俺が見てきます!』
上条 『コラーッ! こんな美人の麦野さんを脅かす奴は誰だーっ!!』ガサガサ
- 954 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/06/05(火) 22:25:27.64 ID:3WXCO49SO
- 上条 『大丈夫です、何も居ませんでした』キリッ!
麦野 『ホントに?』
上条 『もちろんです、それに何が出て来ても麦野さんには指一本触れさせません』キリッ
麦野 『上条くん・・・』
上条 『それと、もしよかったら・・・麦野さん、学園都市に戻ったあとも、俺に麦野さんを守らせて貰えませんか?』
麦野 『え、それって・・・・だ、ダメよ! だって上条くんにはもう第三位が、美琴が居るじゃない!』
上条 『美琴? フッ、誰の事ですか?』
上条 『あんな部分的成長不全のガキなんて忘れ去りました、今俺の眼には麦野さん、貴女しか見えない』
麦野 『で、でも・・・』
上条 『小細工は無しだ、麦野さん・・・いや沈利! 俺と付き合ってくれ!!』
麦野 『うん///』
- 955 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/06/05(火) 22:32:31.81 ID:3WXCO49SO
- 麦野 (なんてねなんてね! キャーッ!!////)イヤンイヤン
上条 「あ、着いたみたいですよ」
麦野 「・・・・・・・・・え?」
上条 「写真置いてあるし間違いないですよ、どれどれ・・・・マジで水の中にはいってるし、しかも逆さに、どうやって息してたんだろアレイスターのやつ」
麦野 「な・・な・・・な」ワナワナ
上条 「写真も見つけたし、戻りましょう・・・・麦野さん?」
麦野 「なんで何にも出て来ねぇんだよおおおォォ!!!」ビカーーーッ!!
上条 「麦野さん!?」
麦野 「今からでも遅くねェ! 幽霊でも熊でも出てこいやァァァー!!」バシュバシュバシュ!!!
上条 「麦野さん落ち着いて!! このままだとこの辺り 一面焦土に!!」
麦野 「パリィ! パリィィ! パァリィィィ!!!」ビーーームッ!!!
上条 「ギャーッ! 不幸だあああーーー!!!」
妄想に夢中で何も出来なかった挙げ句自然に 八つ当たりする麦のんでしたチャンチャン
- 967 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/06/17(日) 23:38:38.24 ID:Kxpoci6SO
- ~スタート地点~
美琴 「・・・・ねえ」
フレンダ 「・・・なによ」
美琴 「今、私とアンタが考えてる事って同じだと思うんだけど」
フレンダ 「・・・否定はしないって訳よ」
美琴 「・・・つまりお互いの利害は一致してる・・・」
フレンダ 「結局 一時休戦って訳よ」
美琴フレンダ 「「当麻を魔の手から救い出す!!」」
美琴 「続けーっ!!」
フレンダ 「言わずもがな!!」
垣根 「はいは~い、こっから先は通行止めだ」
通行止め 「呼ン(ん)だ?」ッテミサカハミサカハ
垣根 「呼んでねえから引っ込んでろ」
美琴 「ちょっと邪魔しないでよ! 当麻と薄暗い中で二人っきりなんてそんな羨まsゲフンゲフン!!・・・羨ましい事許されないわ!!」
00002 「お姉様、言い直せてませんよ?」
フレンダ 「結局早くしないととうまが麦野に食われるって訳よ!!」
垣根 「それはそれで面白いからヨシ」
美琴フレンダ 「「面白くないわよ!」って訳よ!」
- 968 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/06/17(日) 23:45:34.15 ID:Kxpoci6SO
- 上条 「た・・・ただいま・・・」
美琴 「当麻! 大丈夫? 変なことされなかった??」
上条 「いや、別になにも」
フレンダ 「麦野! とうまと何があったか一から十までキッチリカッチリ教えろって訳よ!」
麦野 「・・・・ッタワヨ・・・」
フレンダ 「?」
麦野 「なにも無かったわよチクショウがッ!!」
垣根 「んじゃ次行くか」
上条 「あ、その事なんだけどさ」
垣根 「?」
上条 「麦野さんが何故か暴走してゴール地点一帯が焦土と化した」
垣根 「マジかよ、そんじゃ今日はここまでか」
美琴 「ちょっと残念だけど仕方ないわね、それより垣根、お風呂どうするの?」
垣根 「キャンプと言えばドラム缶風呂だ!」
美琴 「嫌よそんなの!」
アレイ 「近くに露天風呂があるが?」
00001 「ではそこにしましょう」
一方 「行くならさっさと行くぞ、そろそろ眠ィ」
- 969 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/06/17(日) 23:50:37.48 ID:Kxpoci6SO
- 美琴 「で? なんでアンタ達までついて来てんのよ」
麦野 「別に? 温泉入りたかっただけよ?」
フレンダ 「それ以外に他意は無いって訳よ」
滝壺 「おんせん楽しみ」ワクワク
絹旗 「温泉饅頭って何故か超美味しそうに見えるから不思議です」ジー
一方 「食いてェのか?」
絹旗 「え?」
一方 「食いてェならあとで買ってやるっつてンだ」
絹旗 「じ、じゃあ/// 一方通行も一緒に「ホォアタアッ!!」ゲフッ!?」
00001 「一方通行!! ちょっと絹旗さんに優しすぎるのではないですか?!!」
一方 「はァ? 別にそンなつもりはねェぞ」
00001 「いいえ! 優し過ぎます!! ミサカと言う者が在りながら!!」プンプン!!
一方 「かまって欲しいって事ですかァ?」
00001 「え・・・いや、そう言う訳では・・・・アウ・・」
一方 「ンだよ、言ってくれりゃしてやるぜェ?」
00001 「でっ! ではお願いしm「とーうっ!!」はうっ!?」
絹旗 「超お返しです」フンッ!
00001 「・・・・ではさらなるお返しです」ジャキ!!!
>ギャーギャー!!!
一方 「なにやってンだかなァ」
垣根 「原因作った奴が何吐かしてやがる」
一方 「?」
- 970 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/06/18(月) 00:00:34.86 ID:xUSMVNXSO
- 垣根 「まあ、お前が最近上条並に爆発して欲しいハーレム野郎になりつつあるのはムカつくとこだが」
一方 「訳分かンねェ事ほざくな」
垣根 「だが! 今の俺にはあの二人の方が気になって仕方がねえ」
一方 「あ?」
削板 「・・・やっぱり温泉に謎のキーホルダーは定番だな」
00003 「ご当地キャラと言う物ですね」
一方 「・・・ただ二人でキーホルダー見てるだけじゃねェか」
垣根 「いや、肝試しから明らかに雰囲気が違う、俺の未元スカウターには見える、あの二人から漂うリア充オーラが!!」クワッ!!
一方 「ンなもン直接聞けばいいだけじゃねェか」テクテク
垣根 「え、いやおいちょっと!」
- 971 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/06/18(月) 00:04:28.19 ID:xUSMVNXSO
- 一方 「おい削板」
削板 「ん? どうした?」
一方 「オマエ、00003号と付き合ってンのか?」
垣根 「いきなり核心つくのかよ」
削板 「ああ、さっき俺から告白したんだ」
一方 「・・・・ンで?」
削板 「00003号も俺を好きと言ってくれた、だから恋人同士って事だ」
一方 「00003号、コイツの言った事に嘘はねェな?」
00003 「は、はい///」
一方 「・・・・ならいい、だがな、一つだけ俺に誓えナンバーセブン」
削板 「?」
一方 「00003号を幸せにしろ、オマエの残りの人生全部を賭けてな」
削板 「当然だ!」
一方 「万が一00003号を裏切る様な真似してみやがれ、そン時は俺がオマエをぶち殺す」
削板 「任せてくれ! 俺は絶対に00003号を幸せにしてみせる!! 根性で!」
垣根 「そこ根性いらなくね?」
- 972 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/06/18(月) 00:06:19.75 ID:xUSMVNXSO
- 00003 「あの、軍覇さん・・・今のは・・・」
削板 「そのままの意味だ、俺は俺の全部を賭けて00003号を幸せにする!」
00003 「(////)」
垣根 「もはやプロポーズだぞそれ」
削板 「?」
一方 「まだ早ェだろ」
削板 「しかし、そうなったら御坂は義姉さん、上条は義兄さんになるな」
垣根 「まあそうなるよな」
一方 「微妙に納得出来ねェな、上条を義兄さンなンてよ」
垣根 「んじゃ練習してみっか」
一方 「はァ?」
削板 「何事も練習してこそだしな」
一方 「面倒くせェ・・・・」
- 973 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/06/18(月) 00:07:27.61 ID:xUSMVNXSO
- 美琴 「当麻、タオルは?」
上条 「もってるって、下着もタオルも無問題」
美琴 「シャンプーとかは?」
上条 「備え付けで十分」
美琴 「ならいいけど」
垣根 「うぉーいそこのバカップル」
上条 「いきなりバカップルは無いだろ」
美琴 「って言うか、なによ急に」
垣根 「ちょっと義姉さんと義兄さんに話しがな」
上条 「話し? ってか今義兄さんて!?」
削板 「義兄さんと義姉さんは羨ましいくらい仲が良いな」ハハハ
美琴 「義姉さん!?」
一方 「いつかの為の練習だとよ」
- 974 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/06/18(月) 00:13:19.04 ID:xUSMVNXSO
- 上条 「いや気が早すぎるって」
垣根 「だってお前等もう3~4年したら結婚してそうじゃん」
上条 「だからって、あれ? 削板も義兄さん言うって事はまさか・・・」
削板 「ああ、00003号と付き合う事になったんだ、だからヨロシクな」
上条 「へえ、おめでとう」
削板 「これから色々教えてくれ、義兄さん」
上条 「だから早いって、美琴もなんか言ってやっ・・・」
美琴 (当麻と結婚当麻と結婚当麻と結婚当麻と結婚当麻と結婚・・・///)プスプス
上条 「 」
上条 「で、でもさ、美琴の事は義姉さんっ呼べるかもしれないけど俺は呼べ無いかもだぞ?」
一方垣根削板 「?」
- 975 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/06/18(月) 00:14:48.62 ID:xUSMVNXSO
- 上条 「だってそうだろ? 三人が妹達と結婚したとして、美琴の事は義姉さんって呼べる」
上条 「けども俺が美琴と結婚するって決まった訳じゃ無いんだし、俺を義兄さん呼ばわりするのは早いと言いたい訳だ」
一方 「・・・・さァて風呂入るかァ」
削板 「そうだな」
垣根 「空気読めねえバカは置いてこーぜ」
上条 「?」
垣根 「後ろ見てみろ」
上条 「後ろ?」クルッ
美琴 「・・・・」プルプルビリビリ
上条 「え? な、なんでビリビリしてるんでせうか???」
一方 「ま、生きてりゃ風呂で会おうぜェ」
垣根 「バッドラック」
削板 「根性でがんばれ」
上条 「ま、待って! 置いてかないで!!」
美琴 「グスッ・・・と・・・とうばの・・・」
上条 「待って! 俺が悪かっt」
美琴 「当麻のバカーーーッ!!!」
上条 「ぎょあああああああああああああああああああああああああっ!!」
- 976 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/06/18(月) 00:17:43.95 ID:xUSMVNXSO
- ~男湯~
垣根 「ババンババンバンバン♪」
削板 「ハービバノンノ」
垣根 「ババンババンバンバン♪」
浜面 「アビバビバビバ」
一方 「・・・」
垣根 「んだよノリ悪ぃな、続けて唄えよ、いいか? い~いオ・ト・コ♪ハハン♪ て~いとくんイケメン♪」
一方 「うるせェ、ンな事よりなンでヅラが居ンだよ」
浜面 「吊されて忘れられたかと思ったら上条が助けてくれたんだよ」
垣根 「チッ、上条め余計な事しやがって」
- 977 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/06/18(月) 00:50:57.00 ID:xUSMVNXSO
- 浜面 「てか上条は?」
垣根 「御坂に電撃かまされてんぞ」
浜面 「は?」
一方 「バカの末路ってやつだ」
削板 「そろそろ来るんじゃないか?」
ガラ・・・・
上条 「し・・・死ぬかと思った、不幸だ・・・」
垣根 「KYキングオブキングスのおなーりー」
一方 「生きてやがったか」
削板 「無事でなによりだ」
上条 「なんであんなに怒るんだよ、俺怒らせる様な事言ったかな・・・」
垣根 「それが分からんお前に贈る言葉は一つだ」
上条 「?」
垣根 「死ねばいい」
上条 「 」
- 978 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/06/18(月) 01:00:37.80 ID:xUSMVNXSO
- 垣根 「しっかし、麦野と滝壺ちゃんってなかなかのナイスバディだよな」
上条 「麦野さんは見たまま、滝壺さんはジャージからでも分かるもんな、あの膨らみ・・・」
浜面 「変な目で見るなよ、特に垣根」
垣根 「黙ってろボケ、俺は00002号にぞっこんなんだ」
一方 「胸なンざタダの脂肪だろ」
削板 「御坂を含め妹達はみんな引き締まった身体をしてるからな、00003号は特に」
一方 「おいおい削板ァ、そいつは聞き捨てならねェな、00001号が1番バランス良いだろが!」ガァァァ!
上条 「いやいやそこは美琴だろ」
垣根 「お前等の目は節穴か!? 00002号を忘れんじゃねえ!!」ウガァァ!
浜面 (みんな同じに見えるって言ったら殺られそうだし黙っとこ)
- 979 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/06/18(月) 01:06:21.34 ID:xUSMVNXSO
- 一方 「ていとくンよォ、オマエの目こそ腐ってンじゃねェかァ?」
垣根 「00002号ディスるってんなら相手になんぞコラ」
一方 「その台詞ほざいた事後悔させてやンよォ!」
垣根 「上等っ!!」バサッ!!
削板 「喧嘩はダメだ」
一方 「ンだァ? 00001号が1番だって認めンのかァ?」
削板 「そうは言ってないぞ! 00003号はかわいいいし優しくて素直だ! だから00003号が1番だ!!」
垣根 「だからそれを決める勝負するっつってんだ! 行くぜ!!」
一方 「かかってこいや格下共がァ!!」
削板 「うおおおっ!!!」
垣根 「ダァラッシャアアアアア!!!」
上条 「いい湯だなぁ~」ホカホカ
浜面 「オマエのん気過ぎだろ」
上条 「慣れだよ慣れ、それに俺の中では美琴が1番だし」
浜面 (うわ、殴りたくなった)
- 980 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/06/18(月) 01:19:00.91 ID:xUSMVNXSO
- ~女湯~
美琴 「いい湯ね~」
00003 「そうですね~」
絹旗 「超気持ちいいです~」
フレンダ 「癒されるって訳よ~」
00002 「しかし温泉とはつらい現実を目の当たりにする場所でもあります・・・」
打ち止め 「現実?」ッテミサカハミサカハ
00002 「アレです」
麦野 「やっぱ広い風呂はいいわね~」ボイ~ン
滝壺 「そうだね」バイ~ン
00001 「景色もいいですし、風も気持ちいいです」ポヨン
美琴絹旗フレンダ0000200003打ち止め 「・・・・」ペタ~ン
- 981 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/06/18(月) 01:33:27.46 ID:xUSMVNXSO
- 美琴 「あの子、また育ってる・・・」ガクガク…
00002 「おのれ憎たらしい・・・」ギリギリ…
00003 (軍覇さんが胸の大きい人が好きだったらどうしよう・・・)ペタペタ
絹旗 「00001号さんって御坂さんのクローンなんですよね?」
美琴 「うん、そうだけど?」
絹旗 「ならなんでああも差が超でてるんですか?」
美琴 「私が知りたいわよそんなの」
フレンダ 「クローンに抜かれたオリジナル乙って訳よ」プススー
美琴 「うるさいっ! アンタだって私と同じかそれ以下じゃないの!」
フレンダ 「私にはこの脚線美があるって訳よ! それに私だってこれからなの! 欧米人の成長率舐めんな!!」
絹旗 「でもフレンダ年齢的に成長期って超終わってますよね」
フレンダ 「うるさーーいっ!!!」ガァァァ!!!
- 982 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2012/06/18(月) 01:37:31.08 ID:fwdV/KvP0
- Bカップをペタン扱いとはひどい
- 983 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/06/18(月) 01:38:28.98 ID:xUSMVNXSO
- 麦野 「00001号だっけ? アンタ中々育ってるじゃない」
00001 「そ、そうでしょうか///」
滝壺 「うん、形もいいし美乳だね」
00001 「///」
滝壺 「でも、あくせられーたが貧乳好きだったらショックだね」
00001 「・・・ッ!!」ガガーンッ!!
麦野 「コラ、意地悪しないの。大丈夫よ、大概の男は大きい方が好きなんだから」
美琴0000200003絹旗フレンダ 「・・・・ッ!?」ガガガガーーンッ!!!
打ち止め 「広い広~いってミサカはミサカは泳いでみたり♪」バチャバチャ
- 984 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/06/18(月) 01:42:08.28 ID:xUSMVNXSO
- 美琴 (マ・・・お母さんに教えてもらおうかな・・・おっぱい体操・・・)
00002 (こうなったら能力による電気刺激で・・・)
00003 (軍覇さんの様に根性でなんとか・・・ならないですよね・・・)
絹旗 「こうなったら御坂さん、一緒に結成しましょう!」
美琴 「なにを?」
絹旗 「超貧乳同盟を!!」
美琴 「超が付くほどじゃないわよ!!」ガァァァ!
フレンダ 「とうまはどっちが好きなのかな~」バチャバチャ
>チュドーンッ!!
女子一同 「!?!?」
- 985 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/06/18(月) 01:43:39.84 ID:xUSMVNXSO
- 一方 「だァから言ってンだろォが! 00001号はなァ、俺を能力者だとか第一位だとか関係なく一人の人間として好きだって言ったンだ! あンな良い女は他に居ねェ!!」
00001 「(////)」
垣根 「ハッ! 片腹痛えぜ!」
一方 「なにィ?」
垣根 「00002号はな、暗部で汚え仕事ばっかしてた俺を受け入れてくれた、それどころか一緒に罪を償って行こうとまで言ってくれたんだ! 00002号が1番じゃなきゃなんだってんだ!!」
00002 「(////)」
削板 「黙れっ!! そして聞け!!」
垣根 「ゼンガーだと?!!」
削板 「00003号は最高だ! 俺はあの子の為なら何だって出来る! あの子は俺の事を恐がるどころか好きだと言ってくれた! 00003号が1番だ! これだけは何があっても譲らん!!」
00003 「(////)」
- 986 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/06/18(月) 01:48:13.37 ID:xUSMVNXSO
- 一方 「チッ、結局は拳(コレ)でケリ付けるしかねェ様だなァ」
垣根 「確実で手っ取り早えからな、ていとくんは最初っからクライマックスだぜ!!」
削板 「絶対に負けんっ!!」
一方 「無駄!無駄!無駄!無駄!無駄!無駄!無駄!無駄!!無駄!!無駄!!無駄!!無駄!!無駄!!無駄!!無駄無駄無駄ァァァ!!!」
削板 「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラァァァァ!!!」
垣根 「唸れクレイジーダイヤモンド!! どらららららららららぁぁぁーーッ!!」
>ゴシャァ!!!
- 987 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/06/18(月) 01:56:03.39 ID:xUSMVNXSO
- 一方 「な、中々ヤルじゃねェ・・・・か」ガクッ
垣根 「か、紙一重か・・・」ガクッ
削板 「・・・根・・・・性・・・・グフッ・・・(あ、00003号・・・?)」
美琴 「アンタ達ねえ、喧嘩するのは勝手だけど・・・ココ女湯よ!!」
滝壺 「トリプルクロスカウンターってやつだね」キラキラ
麦野 「違うわよ、てか・・・三人でクロスカウンターは無理ありすぎ」
――――――
――――
―――
―ソレカラドシタ
00001 「一方通行、大丈夫ですか?」パタパタ
一方 「00001号が1番だァ・・・異論は認めねェ・・・」ウーン
00001 「・・・・もう///」
00002 「しっかりしてください垣根さん」パタパタ
垣根 「お・・・俺は絶対に譲らねえぞ・・・00002号が1番なんだぁ・・・」ウーン
00002 「・・・今日はお仕置きは勘弁しておきます///」
00003 「軍覇さん・・・」パタパタ
削板 「00003号の・・・は、裸・・・ブフォアッ!!」ブシュゥゥ!!
00003 「軍覇さん!?」
- 988 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/06/18(月) 01:56:59.87 ID:xUSMVNXSO
- 美琴 「で? なんで三人ともああなったの?」
上条 「誰の彼女が1番かって事で揉めた」ウン
美琴 「む・・・」プクー
上条 「? なんで不機嫌なんでせうか?」
美琴 「なんで当麻は参加してないのよ」ムクー
上条 「そりゃあ、俺の中では美琴が1番だから」ウン
美琴 「////」プシュゥゥ
上条 「美琴さん? 顔紅いけど、のぼせた?」
美琴 「なんでもにゃい//」
上条 「???」
美琴 「あ、ねえ当麻、一緒に牛乳n」
フレンダ 「とうま、一緒に牛乳飲も」
上条 「お、いいですな~、やっぱ風呂上がりは牛乳だよな」
美琴 「ふにゃーーーッ!!!」ターックル!!!
上条 「めごぽっ?!!」
- 989 : ◆yYKzJMnV7E[saga]:2012/06/18(月) 02:02:07.03 ID:xUSMVNXSO
- ~治療中~
00002 「これでヨシっと・・・・」
00002 「カッちゃん・・・・」
垣根 「 」チーン…ナ~ム~
浜面 「死んだーー!? 治療してたんじゃねえの??!!」
打ち止め 「カッちゃんって誰?ってミサカはミサカは質問してみる」ハテ
一方 「タッチでググれ」
垣根 「まあ全ては00002号が1番って事でケリ付いたな」ナッハハハ
一方 「誰もそンな事言ってねェぞコラ」
削板 「は・・裸が・・小さな山が・・・ウブッ」ブシュゥゥ
00003 「軍覇さん!? 先ほどからどうしたのですか???」
垣根 「さっき00003号の裸でも見たんじゃね?」
00003 「え・・・ぁぅ・・・////」
削板 「ウブォハアッ!!」ブシャァァァ
一方 「レベル5が出血多量で死ぬなよ」
浜面 「そろそろテントに戻ろうぜ」
滝壺 「うん、もう眠・・・・い・・・zzz・・・」
- 991 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2012/06/18(月) 02:22:24.74 ID:AFqTiVzso
- 乙
- 992 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2012/06/18(月) 02:53:42.24 ID:RhZk+0KDO
- 乙!梅
- 993 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[sage]:2012/06/18(月) 10:53:17.68 ID:/CaBGD2zo
- おつー!
埋め - 994 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2012/06/18(月) 14:01:18.77 ID:kbYrAQhzo
- 相変わらずみんなかわいい乙
2013年8月9日金曜日
上条 「こんな時間にどうしたんだ?」 一方 「いいから入れろ」 ☆ 「2だ」 垣根 「」 2
ラベル:
とある魔術の禁書目録,
一方通行,
垣根,
上条
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