2013年8月8日木曜日

上条 「こんな時間にどうしたんだ?」 一方 「いいから入れろ」 2

534yana [sage]:2011/12/02(金) 00:49:28.79 ID:UXUl75FSO
一方 「上条ならあのヘタッチメン子運ンでンぞ」

垣根 「そろそろ来るんじゃね?」


打ち止め 「あ、 来たよ!ってミサカはミサカは指差してみる!」

美琴 「お、お帰り!・・・って」

上条 「やっと着いた・・・」ハァ…
黒子 「」

お姫様抱っこ中

黒子 「う・・ん」

上条 「お、目が覚めたか?しr」

美琴 「何を・・・」プルプルッ…

上条 「へ?」

美琴 「何をしとるんじゃおのれはーーー!!!」


>ビリビリッ!!


上条 「ちょっ!! 今右手使えなッ! ギャbbbbbbbbb!!?!?」


黒子 「あbbbbbbbbb!!??」 (とばっちり)


垣根 (アーメン・・・・)

一方 (ここでお姫様抱っこしてンのが上条のダメなとこなンだよなァ・・・)ハァ… 
 
535yana [saga]:2011/12/02(金) 00:55:32.95 ID:UXUl75FSO
上条 「不幸だ・・・」ボロ…

垣根 「いや、真に不幸なのはとばっちり喰らったオセロの方ナリよ」


上条 「確かにそうだけど・・・・てか何でコロ助??」


垣根 「ワガハイ個性が欲しくなったナリ!」


一方 「個性をパクってどォすンだよていコロくンよォ」


垣根 「グラコロ見たいに言わないで欲しいナリ!」プンスカ!


一方 「いい加減やめろ、キモい」


垣根 「うちは個性が欲しいだっちゃ!」


上条 「その語尾は御坂の方が似合う・・・」


美琴 「何か言った?」ビリビリッ


上条 「イイエナニモ!」ガクブル…
536yana [saga]:2011/12/02(金) 01:24:27.50 ID:UXUl75FSO
一方 「にしてもよォ」

垣根 「せっかく目覚めるとこだったのにまた気絶しちまったなツインテール」

上条 「仕方ない、隣の席に寝かせときますか」


美琴 「わ、私が運ぶわ!」

上条 「いやここは男の子である上条さんに」

美琴 「いいから!」ビリッ!

上条 「な、何故??」


垣根 「・・・なあ第一位」ヒソヒソ

一方 「なンだ?」ヒソヒソ

垣根 「もしかして第三位って上条に惚れてんの?」ヒソヒソ…

一方 「見りゃ分かンだろ、分かって無ェのは上条本人くらいだ」ヒソヒ

垣根 「マジで!? あんなの小学生でも分かるやんけ!」ヒッソヒッソーー!


一方 「関西弁になってンぞ? ま、上条の鈍感にレベル付けるとしたらレベル6は確実だからなァ」ヒソヒソ

垣根 「第三位も苦労するなありゃ・・・」ヒソ…


上条 「何話してるんだ?」

垣根 「今俺の気持ちを4文字で伝えてやるYo」

上条 「?」


垣根 「ぶッ殺(ころ)・・・」

上条 「ろの次ぎは!?」
537yana [sage]:2011/12/02(金) 01:28:51.51 ID:UXUl75FSO
垣根 (ん? いつの間にか料理が運ばれてやがる・・・・)

■■ 「ご注文の品は。以上でよろしかったでしょうか?」

一方 「ン、どォも」

■■ 「ごゆっくり」スッ

垣根 (俺が気配に気が付か無かっただと? あの店員、常識が通用しねえ・・・ま、いっか)


打ち止め 「美味しそう!ってミサカはミサカは両手を上げて喜んでみたり!」


垣根 「フハハハ! 遂に来たぜ! 俺のいちごおでん入りキムチ雑炊冷やし中華始めましたが!!」


上条 「ここにあるどの料理よりも異彩を放ってるな・・・」

一方 「そもそもキムチ雑炊に冷やし中華ぶち込ンだ時点でアウトだろォ」


美琴 「な、なんか変な臭いが・・・」

00003号 「これは耐えられません・・・とミサカは異臭によろめきます」フラッ


00001号 「今まで経験した事の無い臭いです、とミサカは・・・ゴホッ!」

00002号 「か、垣根さんの料理なら耐えて見せます! とミサカは・・・ウググ!」


打ち止め 「何だか目がシポシポする・・・ってミチャカはミチャカははにゃをつまんでみたりぃ・・・」
538 :yana :2011/12/02(金) 01:45:04.13 ID:UXUl75FSO
垣根 「それでわ皆の者! お手をあわせて!」

上条 「はいよ」

一方 「ン」

00001号 「はい」

00002号 「合掌!」

00003号 「やっと食べられます」

美琴 「何か恥ずかしいわね//」

垣根 「そりでわ! この学園都市第二位にしてイケメンランキングNo.1こと垣根帝督が僭越ながら音頭をt」


打ち止め 「いただきます!!ってミサカはミサカはみんなに合図してみたり!」


一同(垣根以外)「「「「「「「いただきます」」」」」」」


垣根 (あれ? 目から水が出てる・・・ハハハッ、なんでだろう・・・)(T_T)
539yana [saga]:2011/12/02(金) 13:06:12.47 ID:UXUl75FSO
一方 「肉美味ェ♪♪♪」モグモグ

上条 「チキン南蛮にハズレ無し」モグモグ

美琴 「結構美味しいわね」チュルチュル

00001号 「ミサカは悟りました、ハンバーグは正義」モグモグ

00002号 「美味さも美味し!」モグモグ!

00003号 「ドリア美味しいです、少し熱いですが」ハフハフ

打ち止め 「みんなで食べると美味しいね!ってミサカはミサカは確信してみる!」マグマグ


垣根 「ウオォ!? こりゃ美味え!! ミシュランも裸足で逃げ出す美味さだぜ!!」 ガツガツバクバクチュルチュルズゾゾゾゾゾ!!!


一同 (((((((えぇ~)))))))


上条 (裸足で逃げたくもなるよな、あの料理じゃ、少なくともカミシュランは逃げますの事よ)
 
 
546 :yana [saga]:2011/12/02(金) 20:07:10.31 ID:UXUl75FSO
~空回り、00001号の場合~


一方 「ン? おいクソガキ」


打ち止め 「なに~?ってミサカはミサカはムグムグ♪」


一方 「食いながら喋ンじゃねェよったく、口の周りベッタベタになってンぞ、オラこっち向け」フキフキ

打ち止め 「ム~、プハッ! レディーに子供扱いしないで!ってミサカはミサカはブーたれてみる!」ブーブー!


一方 「ハイハイすいませン、フォークもまともに持てねェレディーさンよ」

打ち止め 「ム~!」プクー!
547yana [saga]:2011/12/02(金) 20:08:43.56 ID:UXUl75FSO
00001号 「・・・・」ジー


00001号 「・・・ハッ!」キュピーン! ←ニュータイプのソレ


00001号 「・・・・」ペタペタ…


00001号 「ア、一方通行!ミサカも口が汚れて・・・」


一方 「コーヒー入れて来よ」テクテク


00001号 「orz」
548 :yana [sage]:2011/12/02(金) 20:12:03.50 ID:UXUl75FSO
~00002号の場合~


打ち止め 「ムグムグ・・・ウグッ! 喉に詰まった!ってミサカはミサカは焦ってジュースを・・・あっ」


垣根 「あ~零しちまったのかおちび、ちょっと待ってな・・・ホイ!」シャララン!


打ち止め 「シミが一瞬で消えた!?ってミサカはミサカは驚愕してみたり!」


垣根 「俺の能力に常識は通用しねえ」フフン


打ち止め 「どうもありがとう!ってミサカはミサカは垣根にお礼を言ってみる」


垣根 「気にしなくて良いぜおちび、これくらい軽いもんだ」ヨシヨシ


打ち止め 「うに~///」
549 :yana [sage]:2011/12/02(金) 20:13:12.08 ID:UXUl75FSO
00002号 「・・・・」ジー


00002号 「・・・ハッ!」キュピーン!


00002号 「・・・・あっ」バシャ


00002号 「おっとウッカリ零してしまいました、とミサカは垣根さんに視線を・・・」 チラ


垣根 「抹茶ラテラテ♪ 抹茶ラテ~♪♪」テクテク


00002号 「orz」
550 :yana [sage]:2011/12/02(金) 20:33:10.30 ID:UXUl75FSO
~美琴の場合~


打ち止め 「ふ~、食べた食べた・・・」


打ち止め 「けど少し食べ足りないかもってミサカはミサカは微妙な空腹感を覚えてみたり・・・」ムー


上条 「ん? 打ち止め、なんなら上条さんの少し食べるか?」


打ち止め 「いいの?ってミサカはミサカは上条さんに確認を取ってみる」


上条 「ほい、口開けて~」アーン


打ち止め 「アーンってミサカはミサカは大きく口を開けてみたり」アーン!


打ち止め 「ムグムグ・・・」


上条 「ハハハ」 ホホエマシイ
551 :yana [saga]:2011/12/02(金) 20:35:32.60 ID:UXUl75FSO
美琴 「・・・・」ジー

美琴 「・・・ハッ!」キュピーン!

美琴 「ふ、フー、ごちそうさま」


美琴 「で、でもちょっと食べ足りないかな~」 チラチラ


上条 「ん? 何だ足りなかったのか、ほいこれ」 スッ


御坂 「あ、ありがとう!って・・・・何これ?」


上条 「何ってメニューだろ? 食べ足りないなら追加で注文すれば・・・」


美琴 「このッ・・・・・・鈍感男!!!」ビリビリ!!


上条 「な、なんで!?」

美琴 「今日と言う今日はとっちめてやる!!」


上条 「ち、ちょっと待て! どわ!? 帯電しながら追い掛けてくんな~!!」


>マテ-ー!!!! イヤーー!!!!



一方 「何やってンだあいつら?」ズズー

垣根 「さあ?」ズズー

ドリンクバーでくつろぎ中

00003号 「鈍感男の末路ですね・・・」ズズー

逃げて来た


一方垣根 「「いつのまに!?」」 ビクッ!!
552 :yana [sage]:2011/12/02(金) 20:55:59.81 ID:UXUl75FSO
上条 「ふ、不幸だ・・・」ボロボロ


一方 「よく分かンねェがどうせ自業自得だろォ?」

上条 「上条さんにそんな身に覚えは無いんだけど」

垣根 「自覚無しかよ、いっぺん脳みそ全取っ替えしてみた方がいいんじゃね?」


上条 「してたまるか!! どっかの冷蔵庫じゃあるまいし!」


垣根 「テメエ! 冷蔵庫バカにすんな!! ブッコロがすぞ!?」


上条 「ええ!?」


一方 「帝凍庫くン」プススー


垣根 「第一位このやろう!!」


一方 「なンだァ? ヤルってかァ?」


垣根 「中々のネーミングセンスじゃねえか、気に入った!」

一方 「・・・・」
553 :yana [saga]:2011/12/02(金) 21:12:02.22 ID:UXUl75FSO
一方 「さて、デザートでも食うかァ」

上条 「珍しいな、一方通行がデザートなんて」

一方 「このコーヒーゼリーってのが気になったンだよ」

上条 「あ、なるほどね、じゃあ上条さんもこの季節のシャーベット食べよ」

垣根 「えっどね~おでばで~」

一方 「なンで日村なンだよ」

垣根 「キャラ探しに夢中なんだ」

上条 「そのキャラはどうかと・・・」

垣根 「うるせえ! このメンツの中で俺が! 俺だけが声優居ないんだぞ!その気持ちがお前等に分かるか!?」 チナミダ


一方 「そりゃ第二位のくせに一発で消えたお前がわるい」

上条 「メタ発言はよそうぜ」
554 :yana [saga]:2011/12/02(金) 21:31:43.04 ID:UXUl75FSO
■■ 「お呼びでしょうか?」


一方 「追加でコーヒーゼリー」


上条 「それと季節のシャーベット」


垣根 「俺はこのぶどうソーダ練乳金時ってやつ」


■■ 「コーヒーゼリーがお一つ、シャーベットがお一つ、ぶソー錬金がお一つ、少々お待ち下さい」

上条 (ぶ、武装錬金?? なんで最後だけ略したんだ??) 
 
 
564 :yana [sage]:2011/12/03(土) 22:18:36.98 ID:+YvJFuxSO
■■ 「お待たせしました」

一方 「はいどォも」

上条 「シャーベットってさっぱりするから好きだな」ウン


垣根 「来たぜ! 俺の武装錬金!!」


上条 「違うからな」


一方 「勝手に読み方変えンじゃねェよ、パピヨンかお前ェは」


垣根 「チッチッ、もっと愛を込めて・・・メル!ヘン!」ビシッ!!



一方 「[ピーーー]」


垣根 「上条ぉ~、第一位がいじめるよぉ~」ウエーン!


上条 「ハイハイ泣くのはおよし」


上条 「ほら、デザートのオマケでもらった帝凍庫くんストラップあげるから」


垣根 「いやっっほぉぉぉい!!」 パァァァ!!!


一方 (これが第二位、俺の次点か・・・泣けて来る)
565 :yana [saga]:2011/12/03(土) 22:20:44.12 ID:+YvJFuxSO
~sagaしわすれてました↓~


■■ 「お待たせしました」

一方 「はいどォも」

上条 「シャーベットってさっぱりするから好きだな」ウン


垣根 「来たぜ! 俺の武装錬金!!」


上条 「違うからな」


一方 「勝手に読み方変えンじゃねェよ、パピヨンかお前ェは」


垣根 「チッチッ、もっと愛を込めて・・・メル!ヘン!」ビシッ!!



一方 「死ね」


垣根 「上条ぉ~、第一位がいじめるよぉ~」ウエーン!


上条 「ハイハイ泣くのはおよし」


上条 「ほら、デザートのオマケでもらった帝凍庫くんストラップあげるから」


垣根 「いやっっほぉぉぉい!!」 パァァァ!!!


一方 (これが第二位、俺の次点か・・・泣けて来る)
566 :yana [sage]:2011/12/03(土) 22:22:00.51 ID:+YvJFuxSO
垣根 「ぶソー錬金美味い!」モグモグ


上条 「だから略すなって」モグモグ


一方 「上条、もォ何も言うな手遅れだ・・・」


垣根 「なあ第一位」


一方 「あ?」


垣根 「コーヒーゼリー、ひとくちくれ」


一方 「・・・・たとえ俺が東京ドームにナミナミとフルーチェを流し込ンだとしても、お前には一口たりともやらン」


垣根 「チクショウ! ケチンぼ!! 今度実際にやってやるからな!」


一方 「やれるもンならな」

上条 (この二人の財力ならあながち不可能じゃないから恐ろしい・・・・)
567 :yana [saga]:2011/12/03(土) 22:23:00.16 ID:+YvJFuxSO
一方 「さて、そろそろ帰るかァ」


上条 「そうだな、御坂も門限大丈夫か?」


美琴 「げッ! もうギリだわ! 黒子起きて!」ユサユサ!

黒子 「・・・ハッ! 御祖父様、御祖母様! 黒子はまだそちら側には行きたくありませんわ!」


垣根 「ツインテール、お逝きなさい・・・」


一方 「スカイハイしてンじゃねェよボケ」


上条 「ハハッ、それより一方通行、本当に支払いいいのか?」


一方 「気にすンな、垣根以外は払う」


垣根 「なんでだよ!」


一方 「お前は金持ってンだろ」


垣根 「あ、そっか」ウッカリ!
568 :yana :2011/12/03(土) 22:46:53.46 ID:+YvJFuxSO
<アリガトウゴザイマシター


一方 「待たせた」


垣根 「おろろろろろろろろぉぉぉおぉぉ!!」ビチャビチャ!!!


00002号 「垣根さんしっかり!」サスサス


一方 「・・・なにしてンだ?」


上条 「いや、店でた途端にな」


00003号 「上位個体、見てはいけません」


打ち止め 「わ! まっくら!」


黒子 「寝起きからおぞましいですの・・・」ウップ
569 :yana [saga]:2011/12/03(土) 23:00:39.96 ID:+YvJFuxSO
美琴 「黒子門限ギリギリなのよ、お願いできる?」

黒子 「もちろんですの!」

上条 「あ、御坂」


美琴 「な、なによ?」


上条 「絆創膏、ありがとな」


美琴 「・・・うん」


黒子 「お姉様、行きますわよ」


美琴 「ち、ちょっとくr」

>シュンッ!


上条 「さて、俺達も帰ろ・・・・」


垣根 「ぐぼろろろろろろろぉぉぉおぉぉ!?」


上条 「・・・まだリバースしてたのかよ垣根」


一方 「ナイアガラだな」


上条 「こんな不愉快なナイアガラはお断りだ」


垣根 「くそ・・・店出るまで何とも無かったのに・・・」ハァハァ…


垣根 「店出た瞬間こみ上げてきやがった・・・ッぼぇぇぇぇえぇ!!」


00002号 「大丈夫ですか? とミサカは垣根さんの背中をさすります」サスサス
570 :yana [saga sage]:2011/12/03(土) 23:04:16.76 ID:+YvJFuxSO
一方 「いい加減吐き止めよバ垣根ェ」


垣根 「ハァハァ・・・あの店とんでもない物食わせやがって、絶対潰してや・・・むげぇぇぇぇぇ!!」


上条 「ダメだこりゃ、どうする?」


一方 「捨てて行く」


00002号 「モヤシ! 垣根さんを置いて行こうとはどう言う了見ですか!」


一方 「自業自得だろォが」

00002号 「しかし!」


00003号 「ではミサカ達は先に行きましょう、上位個体も眠そうですし」


打ち止め 「うにゅ・・・大丈夫ってミサカはミサカは・・・」


一方 「ハァ・・・おい00002号、お前垣根が落ち着くまで面倒見れるか?」


00002号 「もちろんです!」


一方 「ンじゃ頼む、おいクソガキ、おぶってやるから来い」


打ち止め 「ふぁい・・・」


一方 「ショっと、じゃァ帰るかァ」


00001号 「一方通行、大丈夫ですか?」


一方 「クソガキ一人背負うくれェなンともねェよ」

上条 「じゃあ垣根、落ち着いたら00002号を上条さん家まで送ってもらえるか?」


垣根 「おう・・・まかせろろろろろろろぉぉ!!?」


上条 「・・・死ぬなよ」
571 :yana [sage]:2011/12/03(土) 23:21:15.00 ID:+YvJFuxSO
~帰り道~


打ち止め 「Zz・・・」スヤスヤ


一方 「チッ、気楽そォに寝やがって」テクテク


00001号 「辛くなったらミサカが代わりますね」テクテク

一方 「お前は余計な心配しなくていいンだよ」


00001号 「はい・・・」シュン


一方 「・・・俺はお前等の全部を背負うって決めたンだからなァ」


00001号 「・・・・」


一方 「だがよ、もし俺が背負い切れない時があったら・・・その時はよろしく頼む、00001号」


00001号 「はい! 任せて下さい!」
572 :yana [saga]:2011/12/03(土) 23:24:16.94 ID:+YvJFuxSO
00003号 「ああしているとまるで夫婦のようですね、とミサカはにやけます」ニヤニヤ


上条 「二人の間に絶対不可侵領域が出来上がっておりますな」ウンウン


00001号 「///」


一方 「お前等後ろでボソボソ言ってンじゃねェぞコラァァァ!!」ガァァ!!


00003号 「照れてますね」


上条 「照れてるな」


一方 「殺す! 今すぐ殺す!! ファイナルアンサー!!!」


上条 「なんで俺だけ!? あ、あれ? 00003号は??」


00003号 「上条さん! 貴方は犠牲になったのですーー!!」 ピュー!!


上条 「裏切りモード全開ですか!?」


一方 「死ねェェェエェ!!」


上条 「ぎゃああああ!!」 
 
 
577 :yana [saga]:2011/12/04(日) 00:49:48.38 ID:Tu4SZR2SO
上条 「なんで俺だけ・・・」


00001号 「一方通行、やり過ぎでは? そろそろ止めておいた方が・・・」


一方 「安心しろォ、この一撃で終いにする!」


上条 「安心出来るか!」


00001号 「あの、息の根を止めると言う意味では無く・・・」


一方 「チッ、命拾いしたなァ」


上条 「チクショウ・・・」


一方 「しかし、明日は色々見に行かねェとなァ」


上条 「何を?」ハテ?


一方 「まず不動産屋ァ」

上条「?」


一方 「この人数お前の部屋に収まらねェだろ? だから部屋探すンだよ」


上条 「そっか、少し寂しくなるな」


一方 「なに言ってンだ? お前も住むンだぞ?」


上条 「なんで!?」
578 :yana [saga sage]:2011/12/04(日) 01:00:02.15 ID:Tu4SZR2SO
一方 「お前以外に誰が俺達の飯作るンだよ」


上条 「上条さんは家政婦かよ!?」


一方 「どォせ家電全滅してンだろ? 丁度よかったじゃねェか」


上条 「いやそれでもだな・・・」


一方 「もうすぐ夏休みになる見てェだし、その間だけでも住め、住まなきゃ・・・」


上条 「・・・どうなるんだ?」


一方 「死、有るのみ・・・だ」


上条 「脅迫って、もはや何の捻りも無しかよ」


一方 「返事は?」


上条 「選択肢は?」


一方 「はいorYesのみだァ」


上条 「・・・ハァ、分かったよ」


一方 「今日は上条ンとこで寝るしかねェけどな」


上条 「まあ寝るだけならなんとか」


一方 「仕方ねェな」
579 :yana [sage]:2011/12/04(日) 01:09:43.98 ID:Tu4SZR2SO
~そして垣根Side~


垣根 「やっと治まった・・・」 ゲッソリ


00002号 「だ、大丈夫ですか? 無理はしない方が・・・」


垣根 「ダイジョブ! ダイジョブ~♪♪ ウプッ! やっぱちょっと自販機探すか、水・・・」


00002号 「近くに有れば良いのですが・・・あ! ありましたよ垣根さん!」


垣根 「水ーーー!!」ダダダッ!!


>チャリン、ガタン!


垣根 「ングッゴキュッガフッゴボボボッ!!」


00002号 「垣根さんもう少し落ち着いて飲んだ方が」

垣根 「ぷっっはーー!! 水最高ぉ!俺水大好き!! そうでも無かったけど今この瞬間大好きになった!!」


00002号 「それはよかったです!」


垣根 「そして垣根帝督、ここに復活!!」 ババーン!!


00002号 「おおー!」パチパチ!
580 :yana [sage]:2011/12/04(日) 01:11:08.33 ID:Tu4SZR2SO
垣根 「よっしゃ! ひとっ飛びするか! 00002号、掴まれ!」 グイッ


00002号 「え? え??」


垣根 「んじゃいくぜ? 垣根ウイーング!!」


00002号 「ええ~~!?」


>バッサバッサ!!


00002号 「た、高いです!恐いですー!」


垣根 「大丈夫だって、ほれ、目開けてみな」パタパタ

00002号 「うぅ~、あ・・・」

垣根 「どうだ?」


00002号 「夜空、綺麗です・・・」キラキラ


垣根 「だろ?」
582 :yana [saga sage]:2011/12/04(日) 01:24:59.93 ID:Tu4SZR2SO
垣根 「けど、夜空か・・・」


00002号 「垣根さんは夜空は嫌いですか?」


垣根 「嫌いじゃない、って言えば嘘になっちまうな・・・」


00002号 「?」


垣根 「闇・・・だからな」


00002号 「闇、ですか?」


垣根 「・・・なあ、00002号」

00002号 「はい?」


垣根 「もし・・・もし俺が、数え切れない程の人間を殺して来たとしたら・・・」


垣根 「俺のこと、嫌いになるか?」
584 :yana [sage]:2011/12/04(日) 01:26:39.91 ID:Tu4SZR2SO
00002号 「・・・わかりません」


垣根 「そっか」


00002号 「だってミサカが見ている垣根さんは、とても明るくて、楽しい人です」


垣根 「仮面付けてるだけかもしれないぜ?」


00002号 「例え嘘偽りだったとしても、ミサカは垣根さんを信じます」


垣根 「・・・・」
585 :yana [sage]:2011/12/04(日) 01:27:34.18 ID:Tu4SZR2SO
垣根 「ハァ、LEVEL5になんてなるもんじゃないな・・・」

00002号 「?」

垣根 「俺は第一位と同じで物心ついた頃から能力開発、後は実験漬けだったんだよ」


垣根 「んでLEVEL5になった・・・」


00002号 「嬉しく無かったのですか?」


垣根 「そりゃ最初はな、けど、今まで普通に話してた奴らの見る目が変わってた」


00002号 「・・・・」


垣根 「そいつらはもう、俺を俺として見て無かった」


垣根 「LEVEL5、第二位、まるで化け物でも見る目でしか見てくれなかった」
586 :yana [saga sage]:2011/12/04(日) 01:28:37.10 ID:Tu4SZR2SO
垣根 「いつの間にか俺の居場所は何処にも無くなってた」


00002号 「垣根さん・・・」


垣根 「最後に残った俺の居場所は、闇の中だけだったんだ・・・」


垣根 「それから先は学園都市の、暗部の狗だ、殺して殺して殺し続けた」


垣根 「だから俺の手は、血でべっとり汚れてる」


00002号 「・・・・」


垣根 「正直、第一位がうらやましい」

垣根 「俺より強い能力を持ってんのに、闇に染まらないんだからな・・・」


垣根 「俺も、もう少し強かったら、変われたのかな・・・」
587 :yana [saga]:2011/12/04(日) 01:32:29.52 ID:Tu4SZR2SO
00002号 「垣根さん、ミサカは垣根さんを化け物だなんて思っていませんよ?」


垣根 「そりゃふざけた俺しか見て無いからだろ?」

00002号 「垣根さん、先ほど言った様にミサカは垣根さんを信じます」


00002号 「例え数え切れない命を奪ったとしても、それを償っていけないハズはありません」


00002号 「今から、罪を背負いながらでも償って行きましょう・・・みんなも協力してくれるはずです」


垣根 「みんな?」


00002号 「上条さん、00001号、00003号、上位個体、お姉様、白井さん、モヤ・・一方通行、そしてミサカが居ます」


00002号 「ですから垣根さん、もう一人で背負い込まなくていいんですよ?」

垣根 「・・・・00002号」


00002号 「はい?」


垣根 「ありがとう」


00002号 「いえ・・・」


垣根 「少しだけ、遠回りして帰るか?」


00002号 「はい///」 
 
 
595 :yana [sage]:2011/12/05(月) 01:01:45.55 ID:hlwTVFQSO
~学園都市上空~


垣根 「なあ、00002号」パタパタ


00002号 「はい?」


垣根 「お前、やさしいんだな」パタパタ


00002号 「そうでしょうか?」


垣根 「やさしいさ、俺が言うんだ、間違いねえ」パタパタ


00002号 「垣根さんが言うなら、そうかも知れませんね」


垣根 「00002号」


00002号 「?」


>チュッ・・・


00002号 「!??!?////」


垣根 「悪い、嫌だったか?」パタパタ


00002号 「・・・・いえ、嬉しいです///」


垣根 「そりゃなによりだ」パタパタ
596 :yana [sage]:2011/12/05(月) 01:02:46.59 ID:hlwTVFQSO
~上条宅~


上条 「さて、打ち止めはベッドに寝かせますか」


一方 「そォだな、よっと」

打ち止め 「Zzz・・・」


00003号 「ミサカ達はどうしましょうか?」


00001号 「そうですね・・・」

一方 「どっちかクソガキと寝ろ、もう一人は00002号と布団で寝りゃいい」


上条 「上条さんは今日もバスタブですか・・・」


一方 「俺なんか台所だぞ?」


上条 「いやお前は自分ん家帰れば・・・」


一方 「面倒くせェ」


上条 「これだよ・・・」
597 :yana [saga]:2011/12/05(月) 01:05:04.73 ID:hlwTVFQSO
<ピンポーン♪


上条 「お、帰って来たな」


>ガチャッ


垣根 「垣根帝督が上条家に~~~!」 タメテタメテ~


00002号 「キターーー!!」 ダー!


一方 「ごくろォさん」


>バタン!


垣根 「・・・・」


>ドンドンドンドン!!!!


一方 「なンだ?」


垣根 「門前払いは酷くない?」


一方 「セールスお断りなンでェ」


垣根 「そこをなんとか、一ヶ月でいいんで新聞とって貰えませんかあ?」ペコペコ


一方 「死ね」


>バタン!


垣根 「ゴメンなさい! 謝るから! 反省したから入れてよーー!!」ウワーン!!
598 :yana [sage]:2011/12/05(月) 01:13:10.57 ID:hlwTVFQSO
垣根 「グスッヒック・・・ウグッ」シクシク


上条 「いい歳してマジ泣きするなよ・・・」


00002号 「モヤシ! 垣根さんを泣かせるとは何事ですか!?」ムキー!!


00001号 「00002号落ち着いて!」


>ギャー!ギャー!!


一方 「あーウッセェ」


打ち止め 「Zzz…」スヤスヤ
00003号 「Zzz…」スピスピ


上条 「この二人は・・・・」
599 :yana [sage]:2011/12/05(月) 01:16:03.61 ID:hlwTVFQSO
上条 「で? 垣根は帰るんだろ?」


垣根 「ハッハッハッハッハ!!」


上条 「?」


一方 「ついに壊れたか・・・」


垣根 「泊・め・て☆」バチコーン!!


一方 「却下」キッパリ


垣根 「いいじゃん! ていとくんは寂しいじゃんよ!!」


上条 「誰の真似だよ・・・」


垣根 「よみg」

一方 「言わせねェよ」


垣根 「ていとくんは寂しがりやなんだぞ?」


一方 「ウサギかお前は」


上条 (見た目で言えば一方通行の方が・・・)ボソ…


一方 「何か言ったかァ? 上条ォォくゥゥン??」


上条 「イイエナニモ」
600 :yana [sage]:2011/12/05(月) 01:19:10.67 ID:hlwTVFQSO
垣根 「いいじゃねえかよ一晩くらい、ケチー!」


垣根 「さっきも言ったがていとくんはウサギと同じくらい寂しがりやなんだぞ?」


一方 「だから?」


垣根 「ウサギだってな! 寂しいと・・・・斜め懸垂しちゃうんだ!」


ウサギ 「1552! 1553!!」 フン! フン!!


上条 「すんごい回数こなしちゃってる!?」ガビーン!?


一方 「一晩と言わず永遠の眠りにつかせてやる」


上条 「いや一方通行も人の事言えんだろ」


一方 「チッ」


垣根 「ギャーハハハ!ざまあwwwwwwwwww」


一方 「表出ろやァ! クソメルヘン!!」


垣根 「上等ぉ!」


>ベクトルパーンチ! ダークマター!!

上条 「ハァ・・・00002号、悪いけど布団敷くの手伝ってくれ」


00002号 「分かりました」


00001号 「あの、ミサカはなにをすれば??」


上条 「あいつらが戻って来たらコーヒーでも入れてやってくれ」


00001号 「了解です」
601 :yana [sage]:2011/12/05(月) 01:20:33.93 ID:hlwTVFQSO
一方 「これが第一位と第二位の絶対的な壁だァ」フフン


垣根 「クソ、今日はアレだ、朝食抜いたからだ」ボロ…


00001号 「一方通行、コーヒーです、垣根さんもどうぞ」


一方 「ン」


垣根 「ヨンキュー!」


一方 「なンだそれ」ズズー


垣根 「サンキューの上位互換だ、今作った」ズズー


一方 「意味分かンねェよ」

垣根 「俺に常識は通用しねえ」フフン
602 :yana [sage]:2011/12/05(月) 01:23:10.91 ID:hlwTVFQSO
上条 「それにしても垣根、上条さん家に寝るスペースはほとんど無いぞ?」


垣根 「チッ、ウサギ小屋め!」


上条 「よし、今すぐ出てってくれ」


垣根 「何でだよ? グリーンダヨー!」


上条 「人の部屋ウサギ小屋呼ばわりしたからだ!」


ウサギ 「いや俺ん家もうちょい広いから」 イヤイヤ


上条 「誰!?」


一方 「何言ってンだ?」


上条 「あ、あれ? 気のせい・・・??」 
 
 
608 :yana [sage]:2011/12/05(月) 19:07:02.99 ID:hlwTVFQSO
00001号 「一方通行、やはりミサカ達だけベッドや布団で眠るのは・・・」


00002号 「か、垣根さんとなら一緒でもゴニョゴニョ・・・」

上条 「え?」


一方 「てェェいとくゥゥゥゥン!!!」


垣根 「呼んだ?」


一方 「00002号になァァァにしたンですかァァァ!?」


垣根 「キスした」 ウン


上条 「キ、キス!? マジで!?」


垣根 「ていとくん嘘つかない」


一方 「00002号ォ! このクソメルヘンが言った事ァ本当かァ!?」


00002号 「モ、モヤシには関係ありません///!」プイッ
609 :yana [sage]:2011/12/05(月) 19:09:25.97 ID:hlwTVFQSO
垣根 「言っとくが同意の上だったぞ? 一応」


上条 「一応?」


垣根 「した後に確認したからな」


上条 「いや普通する前に確認するだろ??」


垣根 「俺に常識は通用しねえ!」ガッハハ!!


一方 「手前ェェ!! 垣根ェェエ!!!」ビキビキ!!


垣根 「あ、怒った、怒っちゃヤ~ヨ?」


上条 (火に油どころか核ミサイルぶち込みやがった!)


一方 「俺だってまだ00001号とした事無ェンだぞコラァァァ!!!」


垣根 「え?」

上条 「え?」

00002号 「え?」

00001号 「///」

一方 「あ・・・・」
610 :yana [sage]:2011/12/05(月) 19:11:06.03 ID:hlwTVFQSO
一方 「・・・・」←部屋の隅っこで体育座り


00001号 「大丈夫ですか? 一方通行」オロオロ


上条 「相当落ち込んでるな・・・」


垣根 「まああれだけ大声でカミングアウトしちゃったらな」


00002号 「馬鹿なモヤシです」


00003号 (寝たフリしてて正解でしたね・・・ムフフ)←耳年増


打ち止め (目が覚めたらバリボーだった!ってミサカはミサカは歓喜してみたり~!)←ハカナイ夢
611 :yana [sage]:2011/12/05(月) 19:34:05.85 ID:hlwTVFQSO
一方 「ロープどこにあったっけかァ」ゴソゴソ


垣根 「あったぞ、ほれ」つ『ロープ』


00001号 「渡さないで下さい!!」


一方 「ありがとよォ」フラフラ


上条 「今更だがちょっと待てーい!!」


一方 「リアルてるてる坊主になってやらァ」ギュッ


上条 「そげーぶ!!!」


>ドグワシャッ!!


一方 「」 チーン
612 :yana [saga]:2011/12/05(月) 19:47:43.80 ID:hlwTVFQSO
上条 「フー、自殺未遂これで2度目だぞまったく・・・」


垣根 「ちなみに1度目は?」


上条 「00001号押し倒した時」


垣根 「ワーオ! 俺より遥かに進んでんじゃん」


00003号 「00001号、その話、一から十まで隈なく聞かせてくれますよね?」


00001号 「なッ!? 00003号! 寝ていた筈では!?」


00003号 「ムフフ♪ 抱き合っていたのは見ましたがまさか押し倒されていようとは」


00002号 「ど、どこまで行ったのですか??」


00001号 「~ッ! し、知りません! ミサカはもう寝ます!!」


00003号 「チッ、逃がしましたか・・・」


00002号 「惜しかったです」
613 :yana [saga]:2011/12/05(月) 20:01:39.90 ID:hlwTVFQSO
上条 「さて、上条さんも寝るとしますかね」


垣根 「おーれも♪」


00002号 「垣根さんはどこで寝るのですか?」


垣根 「俺? 上条と添・い・寝☆」


00002号 「そんな!?」 ガーン!


上条 「どうやら寝る前に目の前の幻想をぶち殺さなきゃならないみたいだな」 ゴゴゴ…


垣根 「ジョークよジョーク! オラウータンジョーク☆」 ウキキッ♪



上条 「アーーリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリ!!!!!」


>バギグシャドゴッ!!!


垣根 「GYAAAAAAAAAAA!!!」


上条 「アリーデヴェルチ(さようならだ)」



垣根 (スティッキーフィンガースって・・・お前はブチャラティかよ・・・・) 
 
614 :yana [sage]:2011/12/05(月) 20:03:04.69 ID:hlwTVFQSO
短いですがここまで。

寒い彡(-_-;)彡
615 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/12/05(月) 20:42:17.29 ID:iCVQb+zq0
アリーヴェデルチじゃなかったっけ? 
 
616 :yana [saga sage]:2011/12/05(月) 22:36:02.20 ID:hlwTVFQSO
>>615

その通りでした↓こうですね。



上条 「さて、上条さんも寝るとしますかね」


垣根 「おーれも♪」


00002号 「垣根さんはどこで寝るのですか?」


垣根 「俺? 上条と添・い・寝☆」


00002号 「そんな!?」 ガーン!


上条 「どうやら寝る前に目の前の幻想をぶち殺さなきゃならないみたいだな」 ゴゴゴ…


垣根 「ジョークよジョーク! オラウータンジョーク☆」 ウキキッ♪



上条 「アーーリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリ!!!!!」


垣根 「GYAAAAAAAAAAA!!!」


上条 「アリーヴェデルチ(さようならだ)」



垣根 (スティッキーフィンガースって・・・お前はブチャラティかよ・・・・) 
 
 
622 :yana [sage]:2011/12/07(水) 01:16:23.17 ID:T70A97NSO
上条 「さて、寝るか・・・」


~全員の状況~


打ち止め←ベッド
00003号←ベッド


00001号←布団
00002号←布団


一方通行←台所(気絶)


上条←バスタブ


垣根←ベランダ(気絶)
623 :yana [saga]:2011/12/07(水) 01:17:11.08 ID:T70A97NSO
~しばらくして~


一方 「・・・ハッ!」


一方 「俺ァ何してたンだ?」


一方 「・・・・」(思い出し中)


一方 「やめた、死にたくなる・・・」


一方 「コーヒーでも飲むかァ」


?? 「一方通行?」


一方 「あ?」


00001号 「こんな時間にどうしたのですか?」


一方 「お前か・・・何でもねェよ、ただコーヒー飲むだけだ」
624 :yana [sage]:2011/12/07(水) 01:18:22.48 ID:T70A97NSO
00001号 「ではミサカも・・・」


一方 「入れてやるから座ってろ」


00001号 「い、いえ自分で!」


一方 「いいから座ってろォ」


00001号 「・・・はい」


一方 「ほれ、味は期待すンなよ、砂糖とミルクなンざ入れた事無ェンだからな」


00001号 「いただきます」


一方 「・・・・」ズズー


00001号 「・・・・」コクコク


一方 「・・・・」ズズー


00001号 「・・・・」コクコク
625 :yana [sage]:2011/12/07(水) 01:19:09.46 ID:T70A97NSO
一方 「・・・あのよォ」


00001号 「はい?」


一方 「その、なンだ、美味ェか?」


00001号 「美味しいですよ」 ニコ


一方 「ならいい・・・」


00001号 「はい・・・」


一方 「・・・・」


00001号 「・・・・」


一方1号 「「あの」よォ」
626 :yana [sage]:2011/12/07(水) 01:20:04.92 ID:T70A97NSO
一方 「なンだ?」


00001号 「一方通行こそ」


一方 「お前から言え」


00001号 「いえお先に」


一方 「・・・・」

00001号 「・・・・」


一方 「・・・ベランダ」


00001号 「?」


一方 「ベランダ、出てみるか?」


00001号 「・・・はい」
627 :yana [sage]:2011/12/07(水) 01:23:18.80 ID:T70A97NSO
~ベランダ~


>ガラ・・・


垣根 「Zzz」


一方 「・・・・」


垣根 「メルヘニストじゃねえ・・・イケメルヘンだ・・・ムニャムニャ・・・Zzz」


垣根 「・・・ソロモンよ・・・垣根は帰って来た・・・・ムニャ」


一方 「よいしょっと」


垣根 「Zzz」


一方 「・・・・フンッ!」


>ポイッ!


>ヒューー・・・・


一方 「ゴミ処理完了ォ」パンパン
628 :yana [sage]:2011/12/07(水) 01:24:05.69 ID:T70A97NSO
00001号 「何かあったのですか?」


一方 「気にすンな、生ゴミ処理しただけだァ」


00001号 「?」ハテ?


一方 「…寒くねェか?」


00001号 「はい、大丈夫です」


一方 「・・・」

00001号 「・・・」


00001号 「星、綺麗ですね」


一方 「・・・そォだな」


00001号 「本当なら、ミサカは星空を見る事も無かった筈ですから余計に・・・」


一方 「・・・・バァカ」


00001号 「え?」
629 :yana [sage]:2011/12/07(水) 01:24:50.83 ID:T70A97NSO
一方 「これ位で感動してどォすンだ、これからは毎日見るンだぞ?」


00001号 「・・・そうですね」

一方 「・・・いつか」


00001号 「?」


一方 「いつかこの星空よりももっと綺麗なもン見せてやるからな」


00001号 「はい、楽しみです」


630 :yana [saga]:2011/12/07(水) 01:26:01.69 ID:T70A97NSO
00001号 「そう言えば・・・」

一方 「ン?」


00001号 「さっき言った事は本当ですか?」


一方 「さっきってなァいつだ?」


00001号 「その、ミサカと・・・キス、と言うのは///」

一方 「・・・・ここから反射しねェで飛び降りたら逝けるかなァ」


00001号 「それはダメです!」


631 :yana [sage]:2011/12/07(水) 01:26:48.83 ID:T70A97NSO
一方 「・・・・本当だ」


00001号 「・・・ミサカはかまいませんよ?」


一方 「初めてってのは大事にしろ、女なら尚更だ」


00001号 「一方通行が初めてならミサカは嬉しいですよ?」


一方 「・・・・」


00001号 「したく、ありませんか?」


一方 「後悔すンなよ?」


00001号 「するはずありません」


一方 「・・・・」
00001号「・・・・」




>チュッ…
632 :yana [sage]:2011/12/07(水) 01:27:48.81 ID:T70A97NSO
一方 「・・・どォだった?」


00001号 「嬉しいですよ?///」


一方 「俺はもォ寝る、お前も寝ろ」


00001号 「はい、お休みなさい一方通行」


一方 「あァ、おやすみ・・」

 
 
643 :yana [sage]:2011/12/08(木) 01:09:12.15 ID:Qv7Lo5hSO
~次の日~


上条 「Zzz・・・」


>シャワ-ー-ー


上条 (ムニャ? 誰かシャワー使ってる?)


上条 (・・・誰だ? ま、まさか妹達の誰かが!?)


上条 (だとしたらやばい!! しかも現在上条さんJr.は・・・)チラッ


上条Jr.『お前のドリルで天を突け!』


上条 「Oh・・・ナンテコッタイ」


?? 「フンフフン♪ フンフフン♪ フ・フ・フーン♪」


?? 「ん? なんだ起きてたのか?」


上条 (だー!! マジでヤバい!)

644 :yana [saga]:2011/12/08(木) 01:11:19.22 ID:Qv7Lo5hSO
上条 「ご、ごめん! これは事故! それと朝特有の生理現象で・・・って」


垣根 「やーん、見ちゃメ!」 スッパダカ


上条 「・・・・」


垣根 「? 何固まってんだ? 悪いがケツは貸せねえぞ?」 パオ-ーン!


上条 「ウワギャァァァーーーーー!!!!!!!」
645 :yana [saga]:2011/12/08(木) 01:12:26.64 ID:Qv7Lo5hSO
>ウワギャーーー!!!



00001号 「ひぇッ!?」ビクッ!


00002号 「な、何事ですか!?」


打ち止め 「て、敵襲! 敵襲ーー! ってミサカはミサカは空襲警報!!」


00003号 「Zzz・・・ムニャ・・・左舷前方・・・何をやってるのですか・・・ムニャ」



一方 「うるッせーなァ」ポケー
646 :yana [saga]:2011/12/08(木) 01:15:17.23 ID:Qv7Lo5hSO
垣根 「いやぁ、悪い悪い! 声かけようか迷ったんだか寝てたんでな」ナハハッ!


上条 「あ、朝から野郎の全裸見る羽目になるとは、不幸だ・・・」


垣根 「おいおいご挨拶だな、このミケランジェロの彫刻もチビッて逃げ出すナイスバディをタダ見しておいて・・・金払え!」



上条 「むしろコッチが貰いたいわ!! 朝っぱらからえげつない物見せられたんだぞ!?」


垣根 「えげつないだと!? ふざけんな!!」


垣根 「本当にえげつないかどうかここに居る面子に確認を・・・」 カチャカチャ…ジー


00002号 「・・・///」ドキドキ


00001号 「上位個体! 見てはいけません!!」


打ち止め 「またこのパターン!?ってミサカはミサカはいい加減ウンザリしてみたり!」


上条 「コラ垣根! やめい!!」


一方 「フンッ!」


>ピンッ!



垣根 「………」ブクブクブクブク…


上条 「な! 垣根が泡吹いて気絶した? 一方通行、何したんだ?」


一方 「○玉にベクトルデコピンかました」


上条 「Oh........縮み上がるぜ・・・」
647 :yana [saga]:2011/12/08(木) 01:19:00.40 ID:Qv7Lo5hSO
垣根 「いてててていとくん・・・」


上条 「あ、起きた、意外に回復早かったな垣根」


垣根 「アタリマエダのクラッカー! 俺の未元○●○に常識は通用しねえ」フフンッ


上条 「あっそ」


垣根 「Please!リアクション」


上条 「そんな事より、何でシャワー浴びてたんだ?」


垣根 「スルーかよ・・・ったく、それがな、俺ベランダで寝てた筈が朝起きたら地面に埋まってた・・・」


上条 「は!?」


垣根 「どうにも動き難いと思ったよ、なんせ頭から地面に突き刺さってたからな」


上条 「お前ベランダから落ちたのか!?」


垣根 「状況から見て間違い無いな」ウン


上条 「よく無事だったな・・・」


垣根 「こんな事もあろうかと寝る前に未元物質で身体をコーティングしておいた俺に隙はねえ!」ガッハハハ!


上条 「お前は真田さんか?」


一方 (チッ・・・)


垣根 「ん? どうした第一位?」


一方 「別にィ」
648 :yana [saga]:2011/12/08(木) 01:20:50.89 ID:Qv7Lo5hSO
一方 「それより上条、飯」

上条 「作れねえよ、家電全滅してんだから」


垣根 「まったく誰の仕業だ?」


上条 「・・・・御坂」


垣根 「銀河連邦の掟に従って宇宙の塵にしてやる!」プンスカ!


上条 「やめろよな!!」


垣根 「・・・マジになるなよ」


上条 「へ? あ・・・悪い」



一方 「・・・しゃあ無ェ、ファミレス行くかァ、お前もそれで良いか?」


00001号 「はい、ミサカもそれが良いと思います」


一方 「ンじゃ決定ィ」


垣根 「おいおいヤケに仲が良いな、何かあったのかきね?」


一方 「べっつにィ」


00001号 「////」←思い出した
649 :yana [saga]:2011/12/08(木) 01:22:31.54 ID:Qv7Lo5hSO
00003号 「00001号、顔が赤いですよ?」


00001号 「ふぇっ!?」


00003号 「もしや昨晩一方通行と何か・・・ありましたね?」 ニヤリ


00001号 「さ、さあ何の事ですか? とミサカは視線を逸らします」アセッ


00003号 「・・・・キス」ボソッ

00001号 「ギクッ!」


00003号 「ムッフッフ♪」


00001号 「////」


00003号 「良かったですね」 ニッコリ


00001号 「・・・はい///」



打ち止め 「何食べようかな~♪ってミサカはミサカは思案してみたり」


00002号 「ミサカは・・・垣根さんと同じ物で///」


打ち止め 「・・・チッ、リア充め」 ケッ!
650 :yana [saga]:2011/12/08(木) 01:23:49.28 ID:Qv7Lo5hSO
~ファミレス~



上条 「今日もあんまり客居ないな」


垣根 「今日は貸し切りにはしてねえぞ?」


一方 「ただ少ないってだけだろ」


打ち止め 「みんな決まった?ってミサカはミサカはボタンを押す準備をしてみる」


垣根 「隙ありー!」カチッ


<ピンポーン


打ち止め 「ああ!? ミサカが、ミサカが押したかったのにってミサカはミサカは・・・ふぇぇぇ」


垣根 「人生はサバイバルだぜ!」


一方上条 「「ちょっと表出ようか?垣根」くゥン」


垣根 「だが断る」


上条 「そげぶ!」


一方 「ベクトルチョップ!」



垣根 「あべしっ!!」
651 :yana [saga]:2011/12/08(木) 01:25:36.38 ID:Qv7Lo5hSO
?? 「あれ? あんた達」

上条 「あれ? 御坂、なんでここに?」


美琴 「それはこっちのセリフ、なんで朝から皆でファミレスにいるのよ?」

垣根 「そりゃお前・・・」


一方 「どっかの誰かさンが上条ン家の家電全滅させたからなァ」


美琴 「う、ごめん・・・」ショボン


上条 「あんまり御坂を責めるなって、わざとじゃないんだし、ところで御坂はなんでここに? 俺達これから朝飯なんだけど」

美琴 「うん、私は今日黒子と買い物行く約束してたから、それまでの暇つぶしよ」


垣根 「ぼっちファミレスかよ、寂しいなオイ」


美琴 「ほっといてよ・・・」グスッ

652 :yana [saga]:2011/12/08(木) 01:26:53.28 ID:Qv7Lo5hSO
上条 「ハァ、なあ御坂」


美琴 「・・・なによ」グスッ


上条 「良かったら一緒に食べないか?」


美琴 「え・・・いいの?」


上条 「当たり前だろ、遠慮するなって」


美琴 「うん///」


垣根 「リア充爆発しろよ」

一方 「お前が言うと殴り殺したくなる」


垣根 「お互い様だろ?」


一方 「・・・フンッ」
653 :yana [sage]:2011/12/08(木) 01:27:52.82 ID:Qv7Lo5hSO
※料理は適当に頼みました。


一方 「ところでオリジナル」


美琴 「なに?」


一方 「お前ヘタッチメン子と買い物行くンだよな?」


美琴 「? そうだけど?」


垣根 「美ー味ーいーぞー!!」 ギュピーン!!


一方 「うるせェ!」


>ブスリッ!


垣根 「ギニャーー!? オメメがーー!!」ゴロゴロゴロゴロ!!!!


00002号 「垣根さーん!?」


一方 「クズが、話の腰折りやがって」


美琴 「で? 買い物がどうかしたの?」


一方 「物は相談なンだが・・・」


上条 「ん? おい御坂、口にソース付いてるぞ?」


美琴 「え!? 嘘!?」


上条 「はいはい動かない、ほい」フキフキ


美琴 「・・・・ッ!?///」アウアウ…


上条 「よし、綺麗になった」


美琴 「あ、ありがと・・・///」


上条 「気にすんなって」ハハハッ


一方 「おらァ!!」


>ブスリッ!


上条 「ぎいゃぁぁぁー!? 目がぁー!!」ゴロゴロゴロゴロ!!!!


美琴 「ちょっとー!?」ガビーン!
654 :yana [saga]:2011/12/08(木) 01:29:00.34 ID:Qv7Lo5hSO
一方 「アホゥ共が」


垣根 「」ピクピク…
上条 「」ピクピク…


美琴 「・・・・」コワイ…


一方 「で・・・だ」


一方 「こいつ等も一緒に買い物に連れて行ってもらえねェか?」


美琴 「え?」


一方 「服とか生活に必要な物選ンでやってくれ、こいつ等は今着てる常盤台の制服しか持って無ェし・・・」


一方 「頼まれてくれるか?」


美琴 「そう言う事なら引き受けるわよ、姉として断る理由も無いしね」


一方 「・・・恩に着る」


美琴 「別にいいわよお礼なんて、あんたらしくないわよ?」


一方 「ほっとけ」
 
 
666 : ◆yYKzJMnV7E [sage]:2011/12/11(日) 01:26:41.69 ID:VI25u9LSO
黒子 「お姉様ー!」


美琴 「あ、来たわね」


黒子 「遅れて申し訳ありません、始末書を押し付け・・・片付けるのに手間取ってしまったもので」


美琴 「黒子、あんたまさか初春さんに仕事押し付けて来たの?」


黒子 「ご、誤解ですわお姉様! これは正当な交渉ですの」


美琴 「どうせケーキとかパフェ奢るって言ったんでしょ?」


黒子 「ギクッ!」


一方 「おいおい、風紀委員が人を物で釣ってンのかァ?」


垣根 「自分の始末書押し付けるなんてな、学園都市の未来は暗いぜ・・・」


黒子 「ほっといて下さい! 貴方達には言われたくありませんの!」


垣根 「喧嘩なら買うぜ?」ファサ


一方 「まァだ懲りてねェらしいなァヘタッチメン子ォ!」


黒子 「ごめんなさいですの、本当に申し訳ございませんですの!!」


上条 「やけに素直だな白井」


黒子 「アレは、アレはもう懲り懲りですわ・・・」ガクガクブルブル…

667 : ◆yYKzJMnV7E [sage]:2011/12/11(日) 01:29:34.36 ID:VI25u9LSO
美琴 「あ、それと今日はこの子達も連れて行くから」


黒子 「? まさかお姉様、この殿方達と!?」


美琴 「違うわよ、私の妹」

00001号 「宜しくお願いします」ペコ


00002号 「買い物楽しみです!」ウキウキ!


00003号 「色々見てみたいですね」ワクワク!


打ち止め 「皆でお買い物だね!ってミサカはミサカはワクワクしてみたり♪」


黒子 「今日は黒子の記念日ですの!」(黒子の時代がキターーー!!!)


一方 「こいつ等に変な事したら血流操作なァ」


垣根 「フリーザにやられたクリリン見たいに爆発させるからな」


黒子 「・・・肝に命じておきます」ガクブル
668 : ◆yYKzJMnV7E [sage]:2011/12/11(日) 01:31:39.35 ID:VI25u9LSO
一方 「じゃあ頼んだぞオリジナル」


美琴 「了解、任せといて」


一方 「ヘタッチメン子が変な事したら超電磁砲ブチ込ンどけ」


美琴 「それはちょっと・・・」


黒子 「妹様、まずは下着売り場から見に行きましょう!」


00003号 「下着ですか?」


00002号 「垣根さんはどんな下着が好みでしょうか・・・///」


打ち止め 「セクシーな下着だったらどうするの?ってミサカはミサカは質問してみる」


00002号 「垣根さんのためなら//」


黒子 「セクシーな下着でしたらお任せを! この私が選んで差し上げます!」


一方 「アレでもか?」


美琴 「・・・・考えとくわ」
669 : ◆yYKzJMnV7E [sage]:2011/12/11(日) 07:11:00.04 ID:VI25u9LSO
一方 「もう行ってこい、ここの支払いはしとくからよ」


美琴 「ありがと・・・悪いわね」


一方 「気にすンな」


美琴 「じゃあみんな、そろそろ行こっか」


00002号 「了解です」


00003号 「はい」


打ち止め 「お買い物~♪ってミサカはミサカははしゃいでみたり」


黒子 (ロリお姉様、可愛いですの・・・ハァハァ)


一方 「おい00001号」


00001号 「? なんでしょうか?」


一方 「これ持っていけ」


00001号 「これは、カードですか?」


一方 「オリジナルに負担かけたく無ェからな、それで買い物しろ」


00001号 「分かりました、では行って来ます」


一方 「おゥ、楽しんでこい」


00001号 「はい」
670 : ◆yYKzJMnV7E [sage]:2011/12/11(日) 07:57:51.98 ID:VI25u9LSO
一方 「さァて、俺達も行くか」


上条 「痛いよ~」

垣根 「痛ててていとくん」


一方 「いつまでそうしてる気だ? 行くぞバカ共」


垣根 「人のオメメ突いといてなんて言い草だ! ムカついた!」


上条 「上条さんも怒りますの事よ!」


一方 「知るか」


垣根 「メルヘンパワープラース!」


上条 「そげぶパワーマイナース!」


>ピロロロロロ!!


一方 「な、なンだ? 身体が引き寄せられて・・・」


上条垣根 「「モヤシ狩りじゃー! クロスボンバー!!」」


一方 「グボォッ!?」
671 : ◆yYKzJMnV7E [saga]:2011/12/11(日) 07:59:41.65 ID:VI25u9LSO
一方 「クソ、首が痛ェ・・・」


垣根 「ざまあカンカン」


上条 「なあ一方通行、これからどうするんだ?」


一方 「昨日言っただろォ? 部屋探すンだよ」


上条 「見つかれば良いけど」


垣根 (カッパのへ~)


一方 「適当に不動産屋探して見るか」


垣根 「メルヘンチックな部屋にしようぜ!」


一方 「却下」


垣根 「いけず~」


上条 「メルヘンチックってどんな部屋だよ?」


垣根 「部屋中の壁紙がショッキングピンクとか、ミラーボールで部屋照らしたりとか」


上条 「お客来たらドン引きするぞ絶対に」
672 : ◆yYKzJMnV7E [saga]:2011/12/11(日) 08:05:37.85 ID:VI25u9LSO
~不動産屋~


店員 「いらっしゃいませ」


一方 「6~7人住める部屋有りますゥ?」


店員 「こちらの物件などは?」


垣根 「ダメだな、メルヘンが足りねえ」


店員 「え?」


垣根 「もっとこお、無いの? 一見お城風味見たいなの」


上条 「いや無いだろ?」


店員 「ではこちらで」


上条 「あるの!?」


一方 「こンな所住めねェよ、外見普通でセキュリティ完備、後はコンビニが近くに有れば良いンでェ」


店員 「なら、こちら部屋でしたら条件を満たしております」


一方 「じゃここで」


店員 「お支払いは?」


一方 「カードで」


店員 「ありがとうございます(ブラックカード・・・)」


上条 (おのれブルジョア)


垣根 (目指せモスクワ)
673 : ◆yYKzJMnV7E [saga]:2011/12/11(日) 08:06:56.32 ID:VI25u9LSO
上条 「予想以上に早くみつかったな」


一方 「こう言うのは即時決断で良いンだよ、あれもこれも見てたらキリが無ェからな」


垣根 「そうだな、金なら掃いて捨てるほどあるし、それこそ暗い時に金燃やして足元照らせる位に」


上条 「昭和初期の成金かよお前等・・・」


垣根 「フハハハッ!! 平伏せ小庶民め!」


上条 「ウザッ!」
674 : ◆yYKzJMnV7E [sage]:2011/12/11(日) 08:08:06.64 ID:VI25u9LSO
一方 「後は家電揃えねェとな」


上条 「家具も必要だろ?」


垣根 「客用の部屋に回転ベッド置こうぜ! 絶対笑えるwwwwww」


一方 「ンな物置いたらドン引きじゃ済まねェよ」


上条 「まあ、それは置いといて、どうする? 俺達が勝手に選ぶのも・・・」


一方 「しゃあねェ、上条、ひとっパシリあいつ等の所行ってこい」


上条 「なんで俺が!? てか携帯で言えば良いんじゃ・・・」


一方 「妹達は携帯持って無ェよ、それにお前、オリジナルの番号知ってンのか?」


上条 「・・・・知りません」
675 : ◆yYKzJMnV7E [sage]:2011/12/11(日) 08:10:01.64 ID:VI25u9LSO
一方 「だから行ってこい、ついでにオリジナルと番号交換して来いよ、その方が色々と楽だからなァ」


上条 「分かった、じゃあ行ってくる・・・って、御坂達何処で買い物してるんだ?」


一方 「多分セブンスミストにでも居るだろ」


上条 「了解」タタタッ!


垣根 「中々やるじゃん」


一方 「なにがだ?」


垣根 「上条と第三位の番号交換させるきっかけ作ったんだろ?」


一方 「・・・オリジナルが上条に惚れてるのは誰が見ても明らかだが、当の本人は気付いて無ェときてる」


一方 「あいつの場合背中押す位じゃ足り無ェ、蹴り飛ばす位で丁度いいンだよ」


垣根 「愛のキューピッドだな」


一方 「そンなンじゃ無ェよ、ただ見ててイライラするだけだ」


垣根 「この子ったら照れちゃって♪」


一方 「ウッセェ、それよりコーヒー奢れ」


垣根 「やだ」


一方 「ていとくンマジイケメン」


垣根 「よしついて来い!」

一方 (ちょれェ・・・) 
 
 
682 : ◆yYKzJMnV7E [sage]:2011/12/12(月) 22:22:10.57 ID:Xf89z8FSO
~セブンスミスト~


美琴 「とりあえず生活に必要な物は大体揃ったわね」


00001 「お姉様のお陰で案外早く揃いましたね」


00002 「ゲコ太の歯ブラシは可愛いです♪」


打ち止め 「ミサカはゲコ太パジャマがお気に入り♪ってミサカはミサカは(ry」


美琴 「ゲコ太の良さが解るとは流石は我が妹!」


00001 「おや? 00003号がいませんね?」


00002 「白井さんも居ないですよ?」


打ち止め 「二人ともどこに行ったのかな?ってミサカはミサカは辺りを見回してみる」キョロキョロ


美琴 「・・・・なんか嫌な予感がするわね」
683 : ◆yYKzJMnV7E [sage]:2011/12/12(月) 22:24:45.23 ID:Xf89z8FSO
黒子 「妹様、この下着はいかがですの?」


00003号 「ふむ、動きやすそうですが少し布の面積が小さいですね、とミサカは手にした下着を見つめます」


黒子 「これ位で丁度いいですわ、後これもどうですの?」


00003号 「これは・・・本当に下着ですか? とミサカは手にした紐を凝視します」


黒子 「下着の跡が目立たなくて重宝しますわよ?」

00003号 「ほほう・・・」


黒子 「更にこれなど・・」


美琴 「人の妹に何やっとんじゃー!!」ビリビリ!


黒子 「あbbbbbbbbb!?」
684 : ◆yYKzJMnV7E [sage]:2011/12/12(月) 22:28:22.65 ID:Xf89z8FSO
美琴 「まったく、ちょっと目を離したら・・・」


黒子 「わ、わたくしはただ妹様の下着を選んで差し上げただけですの・・・」


打ち止め 「下着越しに00002号がはっきり見える!ってミサカはミサカは下着を手にしてみたり」


00002 「布と言うよりメッシュですね」


00001 「下着としての機能を果たしていないと思います」


美琴 「ちょっ! 打ち止め! あんたにはまだ早すぎるわよ!」


打ち止め 「じゃあお姉様はこれ着けるの?ってミサカはミサカはお姉様に下着を手渡してみる」


美琴 「へ? いやいや! 私だって無理よこんなの!」


黒子 「キャラ物の下着よりマシだと思いますの」


美琴 「う、うるさい!」
685 : ◆yYKzJMnV7E [saga]:2011/12/13(火) 09:39:23.38 ID:hiFV8odSO
やか00003号 「しかし00001号は対一方通行用の勝負下着なる物が必要なのでは? とミサカはほくそ笑みます」ニヤッ


00001号 「なッ!?」


美琴 「え? ちょっとそれどう言う事!?」


00003号 「00001号は一方通行とキスまで済ませているからです、とミサカは暴露します」


美琴 「キ、キキキキスゥ!? しかもあの一方通行と!?」


黒子 「キィーー!! あのアルビノめえ!! 妹様の純潔を奪うとは!」


00001 「し、しかしそれを言うなら00002号だって!」


00003 「そう言えば00002号も垣根さんとキスしたんでしたね」 ニヤッ


00002 「///」


黒子 「キェーーー!! こちらの妹様までもが毒牙に!? あのホスト崩れめー!!」


美琴 「そんな、私だってまだしたこと無いのに、妹に先越されてたなんて・・・・orz」
686 : ◆yYKzJMnV7E [saga]:2011/12/13(火) 09:45:53.90 ID:hiFV8odSO
美琴 「00003号、まさかあんたも?」


00003 「いえ、ミサカは汚れの無い綺麗なミサカですよ?」 ニッコリ


00002 「00003号! それではミサカが汚れている見たいでは無いですか!?」


00003 「00001号はともかく、00002号は垣根さんですからね」


00002 「それはどう言う意味ですか!?」


00003 「あの時垣根さんは盛大にリバースしてましたよね? キスの味は酸っぱかったですか? 別の(胃液的な)意味でww」 プークスクス


00002 「ちゃんとする前に水で口をゆすいでました!!」


打ち止め 「00003号はキスしたく無いの?ってミサカはミサカは本心を聞いてみる」


00003 「興味はありますが、如何せん相手が・・・」ウーム


打ち止め 「じゃあ上条さんは?ってミサカはミサカは相手を指名してみたり」


美琴 「!?」


00003 「ふむ、確かに悪い人ではなさそうですし、ファーストキスの相手としては悪くありませんね」

黒子 「妹様!! 早まっては行けません!!」


美琴 「だ、ダメよ! 絶対ダメ!!!」
687 : ◆yYKzJMnV7E [sage]:2011/12/13(火) 09:51:10.41 ID:hiFV8odSO
00003 「そんなにダメですか?」


美琴 「あ、当たり前じゃない!」


美琴 「あいつはその・・スケベそうだし見るからに出世とかしないさそうだし!」


美琴 「それに毎回ロクな目に会ってないのよ? 巻き込まれる事だってあるかもしれないわ!」


?? 「・・・・」


00003 「お姉様、その辺で止めて置いた方が・・・」


美琴 「あ、あいつとキ、キス・・・するなんて人生棒に振るのと同じよ! まさに人生のブービートラップ! だから止めときなさい!!」


?? 「悪かったなブービートラップで」


美琴 「え?」
688 : ◆yYKzJMnV7E [sage]:2011/12/13(火) 09:53:30.84 ID:hiFV8odSO
上条 「やっと見つけたと思ったら人の事ブービートラップ呼ばわりですか? 御坂さん」


美琴 「え、あの・・・これはその、違っ(終わった・・・)」


上条 「まあ悲しい事にその通りだからな、否定はしないし別に怒って無いぞ?」


美琴 「ほ、本当に!?」


上条 「ただスケベってのは・・・まあ人並みって事で」


美琴 「男の人だったら少し位興味ある方が普通よ!」


00003 (さっきと言ってる事が違いますよお姉様・・・・)


黒子 「ところで類人猿は何故ここに? あのお二人と一緒では無かったんですの?」
689 : ◆yYKzJMnV7E [sage]:2011/12/13(火) 09:54:38.07 ID:hiFV8odSO
上条 「新しく住む部屋で使う家具を選んでくれって言いに来たんだよ」


00001 「そうだったのですか、ではまたお姉様に見てもらわなくてはいけませんね」


打ち止め 「じゃあ買い物続行だねってミサカはミサカは喜んでみる!」


上条 「そう言う事、あ、御坂、これ部屋の住所だから家具は業者に頼んで運んでもらってくれ」


美琴 「うん、分かった」


上条 「じゃあ俺はこれで」

美琴 「え? もう行くの?」


上条 「一方通行と垣根待たせてるしな、遅くなったらまた何されるか・・・」


美琴 「そ、そっか・・・」


上条 「じゃ、また後でな」タタタッ!


美琴 「・・・・ハァ」 ションボリ
690 : ◆yYKzJMnV7E :2011/12/13(火) 09:55:55.24 ID:hiFV8odSO
美琴 (もうちょっとだけ、一緒に居たかったな・・・)


打ち止め 「あれ? 上条さんが戻って来たよってミサカはミサカは指さしてみる」


美琴 「え?」


上条 「危ねー、忘れてたよ」


美琴 「あんた、どうしたの?」


上条 「なあ御坂」


美琴 「な、なに?」


上条 「携帯の番号交換しようぜ」


美琴 「ふえっ!?」


黒子 「そんな事はこの黒子の目の黒いうちはさせませんでs」


>ズキュン!


黒子 「Zzz」


00003 (護身用の麻酔銃が役に立ちました、とミサカは額を拭います)フー


上条 「妹達は携帯持って無いしさ、番号知っといた方が良いと思ったんだけど・・・ダメか?」


美琴 「・・・ダメじゃない」


上条 「じゃ早速・・・」


>セキガイセンー
691 : ◆yYKzJMnV7E [sage]:2011/12/13(火) 09:58:06.78 ID:hiFV8odSO
上条 「これでよしっと」


美琴 (こいつのアドレス・・・///)


上条 「じゃあ何かあったら電話なりメールなりしてくれ」


美琴 「・・・分かった」


上条 「じゃ、また後でな」タタタッ!


美琴 「うん、後で・・・」


黒子 「う~ん、わたくしはなにを・・・」


美琴 「・・・」プルプル


黒子 「お姉様? どうかなさいましたの?」


美琴 「アドレスゲーーーット!!!」ビリビリ!!!


黒子 「あbbbbbbbbb!?」 
 
 
694 : ◆yYKzJMnV7E [sage]:2011/12/13(火) 10:26:03.99 ID:hiFV8odSO
一方その頃


~とある喫茶店~


垣根 「ふざけんな!!」


一方 「大声だすなボケ」


垣根 「出したくもなるぜ! 何だこのコーヒーは!?」


垣根 「店員ー! いや、スタッッフ~~! ちょっと来いや!」


店員 「何かご用でしょうか?」


垣根 「うるせえ!! お前じゃ話しにならねえ! 店長呼んで来いや!」


店員 「えぇ・・・」


一方 「自分で呼ンどいて切れるなアホ」
695 : ◆yYKzJMnV7E [saga]:2011/12/13(火) 10:37:56.17 ID:hiFV8odSO
店長 「何かご用でしょうか?」


垣根 「あのな、俺が頼んだのはウインナー・コーヒーだ」


店長 「はあ、左様で」


垣根 「だがこれは何だ!? クリームが浮いてるじゃねえか!!」


店長 「いえ、ウインナー・コーヒーとはこれで合っておりますが」


垣根 「はあ!? ウインナーコーヒーって言うくらいだからウインナー入ってて当然だろが! タコさんウインナー入ってると思って楽しみにしてたんだぞ!?」


垣根 「俺の、俺の夢を返せこの野郎!!」


店長 「えぇ・・・」


一方 (バカだと思ってたがこれほどまでバカだったとはな・・・)
696 : ◆yYKzJMnV7E [saga]:2011/12/13(火) 10:49:54.80 ID:hiFV8odSO
一方 「あのォ、五月蝿くしてすみませン」


店長 「いえ、かまいませんよ」


一方 「このバカは俺がなンとかしますンでェ」


店長 「では、失礼します」

垣根 「おい第一位! 何で帰すんだよ、話しはまだ終わってねえぞ!?」


一方 「黙れクソバ垣根、俺が今からお前にウインナー・コーヒーのなンたるかを叩き込ンでやる」


垣根 「よし、バッチ来いや!」


※説明入ります。


一方 「いいか、ウィンナー・コーヒーってのはオーストリア発祥のコーヒーの飲み方のひとつでな、「ウィンナー(ヴィーナー)」は「ウィーン風の」って意味なンだよ」


一方 「日本では濃く淹れたコーヒーにホイップクリームを浮かべたもの、またはカップに入れたホイップクリームに熱いコーヒーを注いだものを一般的に「ウィンナー・コーヒー」と称するンだ」


一方 「アメリカ・イギリスではエスプレッソにホイップクリームを載せたエスプレッソ・コン・パンナ(イタリア語でクリームを添えたエスプレッソ)ってのが同じくウィーン風コーヒーという意味で、カフェ・ヴィエンヌまたはカフェ・ヴィエノワと呼ばれることがある」


一方 「ちなみにウィーンには「ウィンナー・コーヒー」なンて名称のコーヒーは存在しねェ。ウィーンの人々が日常的に多く飲ンでるのは、エスプレッソと温かいミ ルクを加えた上にミルクの泡を載せたメランジェ(フランス語で「混ぜる」)だ、カプチーノとほぼ同じものと思えばいい」


一方 「ただし、メランジェのミルクの泡の代わりにホイップクリームを載せたフランツィスカーナーと呼ばれるもンが日本でいうウィンナー・コーヒーや前に言ったのエスプレッソ・コン・パンナに近いンだ」


一方 「…とまァこンな所だ、分かったか?」


垣根 「・・・・」
 
 
702 : ◆yYKzJMnV7E [sage]:2011/12/14(水) 19:05:29.29 ID:xALl0uHSO
上条 「お待たせって・・・どうしたんだ垣根?」


垣根 「俺は、第一位の実力を甘く見ていたらしい・・・」


一方 「あの程度コーヒー好きなら知ってて当然なンだよ」


上条 「?」


一方 「で? ちゃンと行って来たンだろォな」


上条 「ああ、ちゃんと伝えといた」


一方 「オリジナルと番号交換したのか?」


上条 「それもちゃんとしたぞ?」


一方 「ならいい」
703 : ◆yYKzJMnV7E [sage]:2011/12/14(水) 19:06:33.31 ID:xALl0uHSO
垣根 「んじゃあ上条も来た事だし、ゲーセン行こうぜ!」


上条 「唐突だな」


一方 「うるさいのは苦手なンだが」


垣根 「なんだ第一位、俺に負けるのが怖い? 恐いのか? 怖いんだろ?」


一方 「オラ、さっさと行くぞ! このバカに実力の違いを見せつけてやる」


上条 「単純・・・」


一方 「何か言ったか、上条ォオォォくゥゥん??」

上条 「いいえ、なにも」


垣根 「ついに下剋上だぜ!」


一方 「吠え面かくなよ、ていとくンよォ!」


上条 「お互い負けず嫌いなんだよなこの二人」
704 : ◆yYKzJMnV7E [sage]:2011/12/14(水) 19:09:47.85 ID:xALl0uHSO
~ゲーセン~


垣根 「よ~し! まずはプリクラだな!」


上条 「野郎3人でプリクラはちょっと・・・」


一方 「むさ苦しいだけだろ、誰得なンだよ」


垣根 「いいじゃん撮ろうよ~、撮らなかったらゲーセンで暴れるぞ!!」


上条 「脅迫って・・・」


一方 「ったく、撮るならさっさと済ますぞ」


上条 「結局撮るのか?」


一方 「じゃねェとあいつ本気で暴れるぞ」


上条 「はぁ、分かったよ」

垣根 「お、新しいの入ってんじゃん! これにしようぜ!」
705 : ◆yYKzJMnV7E [sage]:2011/12/14(水) 19:18:29.08 ID:xALl0uHSO
垣根 「フレームは・・・これだ!」

上条 「フレームの横に冷蔵庫があるんだけど」

垣根 「冷蔵庫格好良くね?」

上条 「いや、どっちかと言えば不気味・・・」

垣根 「格好良いだろ?」

一方 「狭ェ・・・」

垣根 「じゃあ撮るぞ? 俺真ん中な!」

上条 「んじゃ上条さんは右側で」

一方 「俺が左か」

垣根 「おら第一位もっとくっつこうぜ!」

一方 「暑苦しいンだよ」

上条 「垣根! ナチュラルに肩に手を回すな!」

垣根 「友達だろ?」

上条 「手つきがイヤラシイんだよ!」


一方 「オイ誰だ! 俺の尻触ってる奴ァ!?」
706 : ◆yYKzJMnV7E [saga]:2011/12/14(水) 19:34:25.97 ID:xALl0uHSO
垣根 「ほれほれ、ここか? ここがええのんか?」


上条 「だからヤメロって!」


一方 「オイ、カメラはどこにあるンだ?」


垣根 「ここだ、この真ん中のとこ」


垣根 「よし、みんな笑え!」


>3、2、1・・パシャ!


垣根 「後は落書きだな、第一位にうさ耳書いてやる!」

一方 「ならお前にはゾウ鼻書いてやンよ」


上条 「じゃあ俺は・・あ! おい垣根! 勝手に上条さんの髪を金髪にするな!」

垣根 「さらにグラサンをつけてアロハを着せて・・・」


上条 「やめろ! モロにキャラかぶる奴が居るんだよ!!」


一方 「おい! うさ耳外せェ!」


垣根 「じゃあこれで・・・」


一方 「ネコ耳・・・だと?」


垣根 「ついでに服はゴスロリのメイド服にしといたぞwww」


一方 「ざけンなァ!!」


上条 (一方通行のネコ耳ゴスロリメイド・・・やべぇ可愛いすぎだろオイ・・・)
707 : ◆yYKzJMnV7E [sage]:2011/12/14(水) 19:47:50.81 ID:xALl0uHSO
垣根 「ギャハハ!! なんじゃこりゃ!」ゲラゲラ!!


上条 (上条さんが劣化版土御門に・・・)


一方 「クソ! 何で俺がネコ耳ゴスロリメイドになってンだよ! 冗談じゃ無ェぞ!」


上条 「あ、俺ちょっとトイレ」

垣根 「おっきい方?」

上条 「いや、小さい方・・って言わせんな!」


一方 「さっさと行け、俺はコーヒー飲ンでるからよ」


上条 「はいよ」タタタッ


垣根 「・・・・なあ、第一位」


一方 「あ?」グビグビ


垣根 「楽しいな、普通の日常ってのは」


一方 「急にしンみりすンな、調子狂う」
708 : ◆yYKzJMnV7E [sage]:2011/12/14(水) 20:05:58.22 ID:xALl0uHSO
垣根 「俺さ、こうやって誰かとバカみてえに騒ぐ事って無かったからさ」


一方 「そりゃ俺もだ」


垣根 「上条と遊び行ったりしなかったのか?」


一方 「たまにな、だが上条と会うまでは俺もお前と似た様なもンだ」


垣根 「ま、そうだろうな、学校なんてまともに行った試しが無えし、今更行く気もおきねえし」


一方 「する事と言えば能力開発か、クソつまンねェ実験かってとこだな」


垣根 「それ考えたらさ、俺は今が楽しくて仕方ねえよ、妹達もいい子達だしな」


一方 「・・・・」


垣根 「特に00001号ちゃんはいいわぁ、今度デートにでも」


一方 「その日がお前の最後になると思えクソバ垣根」

垣根 「・・・冗談だっての、俺は00002号ちゃん一筋だもん」


709 : ◆yYKzJMnV7E [saga]:2011/12/14(水) 20:07:57.83 ID:xALl0uHSO
垣根 「なあ、第一位」

一方 「なンだよ」

垣根 「お前は今、楽しいか?」

一方 「・・・・」

垣根 「なんだよ答え無いのかよ第一位?」

一方 「一方通行だ」

垣根 「?」

一方 「一々順位で呼ぶな、一方通行でいい」


垣根 「・・・」

上条 「お待たせ!ってどうしたんだ二人とも?」


垣根 「上条が大か小かで一方通行と賭けてた」

一方 「負けた方がコーヒー奢るって条件でなァ」

上条 「お前等・・・人の生理現象で賭けるな!!」

垣根 「怒らない怒らない、ほれ、あっち見てみようぜ」

上条 「ちょっ、引っ張るなよ垣根!」

垣根 「一方通行も早く来いよ!」

一方 「うるせェよ、聞こえてる」


一方 (今楽しいか?・・・か)


垣根 「さっさと来いや!ネコ耳ゴスロリメイド!」

一方 「ぶち殺してやるから待ってろォォ!!」





一方 (あァ、悪く無ェ・・・・) 
 
 
714 : ◆yYKzJMnV7E :2011/12/14(水) 21:16:12.74 ID:xALl0uHSO
垣根 「月光蝶である!! 俺のターンXに常識は通用しねえ!」


一方 「今から俺は時間制限付きの最強だァ! トランザムゥゥ!!」


上条 「もう動きが速すぎて何がなんだか・・・」


垣根 「オラァ! メルヘンドリフト! 俺のFDに常識は(ry」


一方 「ぬかせェ! 俺の悪魔のインプレッサに勝てると思ってンのかァ!?」

上条 「チクショー! 86選んだつもりが85だった・・・不幸だぁー!」



垣根 「次ぎはパンチングゲームだな」


上条 「能力使用禁止な」


一方 「おいおィ、俺への当てつけかァ?」
715 : ◆yYKzJMnV7E [saga]:2011/12/14(水) 21:24:21.56 ID:xALl0uHSO
垣根 「んじゃ俺からな・・・ウォアッチャーォ!!」

上条 (ケンシロウ?)

>ズドン! …240point!


垣根 「肩がイマイチだったな」


上条 「十分凄いぞ」


一方 (あ、アンパンマンだァ)


垣根 「フハハハ! 鍛えてますから!」キリリッ!!


上条 「じゃあ次ぎは俺な」

上条 「行くぜ最強! 俺の最弱は…ちいとばっか響くぞ!!」


>そげぶ!……200point

上条 「こんなもんか」


垣根 「中々やるじゃん」


一方 (愛と、勇気だけが友達さァ~)
716 : ◆yYKzJMnV7E [sage]:2011/12/14(水) 21:25:40.07 ID:xALl0uHSO
垣根 「トリは一方通行だな」


上条 「能力使うなよ、壊れるから」


一方 「わァってるよ」

一方 「行くぜェ!」


一方 「悪ィがこっから先は一方通行だァ!!!」


>ペチン……90point


垣根 「…!!!」←悶絶中


上条 「ぷっ……まあ、その頑張ったんじゃないか?」


一方 「………シタ」


上条 「?」


一方 「手首捻挫したァ」


垣根 「!!!!」←呼吸困難中

上条 「大丈夫か?」


一方 「能力でなンとかな」
717 : ◆yYKzJMnV7E [sage]:2011/12/14(水) 21:27:33.95 ID:xALl0uHSO
垣根 「一方通行この野郎! 俺を腸捻転で[ピーーー]気か!?」


一方 「うるせェ! あれでも全力なンだよォ!」


上条 「能力使わないと本当弱いな」


一方 「あァー! クソがァ!!」


上条 「ちょっ!」


一方 「おらァ!!」


>チュドンッ!!


上条 「あー、やっちゃった……」


垣根 「馬鹿! ボーッとしてんな! 逃げるぞ!!」


~…!!…!!!…!!!!~


垣根 「ハァ、あのゲーセン当分行けねえな」


上条 「壊すなよな……」


一方 「俺のせいじゃないもンッ!」プイッ!
718 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [saga]:2011/12/14(水) 21:28:50.81 ID:xALl0uHSO
間違えた…。

垣根 「一方通行この野郎! 俺を腸捻転で殺す気か!?」


一方 「うるせェ! あれでも全力なンだよォ!」


上条 「能力使わないと本当弱いな」


一方 「あァー! クソがァ!!」


上条 「ちょっ!」


一方 「おらァ!!」


>チュドンッ!!


上条 「あー、やっちゃった……」


垣根 「馬鹿! ボーッとしてんな! 逃げるぞ!!」


~…!!…!!!…!!!!~


垣根 「ハァ、あのゲーセン当分行けねえな」


上条 「壊すなよな……」


一方 「俺のせいじゃないもンッ!」プイッ!
 
 
726 : ◆yYKzJMnV7E [saga sage]:2011/12/15(木) 23:15:53.42 ID:ZGDQywWSO
垣根 「そろそろあっちと合流するか?」


上条 「だな、結構時間経つし」


垣根 「一応引っ越しだしな! 今日はパーッと行こうぜ!!」


上条 「そりゃ良いけど、何か食べたい物有るのか?」


垣根 「人数多いしな、鍋か焼き肉ってとこじゃね?」


一方 「おらァ! グズグズすンな! 肉買いに行くぞ肉ゥゥ!」


上条 「はいはい」


垣根 「あいつ肉好きにも程があるだろ」


一方 「キン肉! 肉! 肉! 肉ジュウハチィ!」


上条 「キン肉マン歌うな」


垣根 「負けるか! 歩こー! 歩こー! 私は~元気ー♪」


一方 「歩くのォー大好きィー!」


垣根 「どんどん行こうー♪」


上条 「なぜトトロ?」
727 : ◆yYKzJMnV7E [saga sage]:2011/12/15(木) 23:17:00.20 ID:ZGDQywWSO
垣根 「坂道ー♪」

一方 「トンネルゥ♪」

垣根 「草っ原ー♪」


上条 「頼むから止めてくれ……」


垣根 「蜘蛛の巣くぐってー!」

一方 「下りみ・ちィー!」


上条 「・・・買い物おわったぞ」


垣根 「ご苦労!」


一方 「さっさと合流するぞ」


上条 「なぜか納得いかない」
728 : ◆yYKzJMnV7E [saga sage]:2011/12/15(木) 23:18:44.98 ID:ZGDQywWSO
一方 「おい上条、オリジナルに連絡しとけよ」


上条 「分かった、メールでいいよな?」


垣根 「お? なになにラブメール?」


上条 「違うっての、御坂と白井も夕飯どうだ?って内容でいいよな?」


一方 「それで良い」


上条 「じゃあ送信っと」


垣根 「行け! 呪いの電波!」ピロロロロッ!


一方 「阿保が」


729 : ◆yYKzJMnV7E [sagasage]:2011/12/15(木) 23:20:08.40 ID:ZGDQywWSO
>ゲコゲコッ♪ゲコゲコッ♪


美琴 「あ、メール……ってあいつから!?」


白井 「お姉様! まずは私がチェックを!」


美琴 「な、内容は……」


白井 (完全にスルーされましたの……)


美琴 「キャー! 今日夕飯一緒にどうかな? だって!」


白井 「キィエーーー!! そのような狼藉許しませんわ!!」


美琴 「って……あれ? 黒子も誘われてるわよ」


白井 「?」


00003 「推測するに、引っ越し祝い、皆で夕飯食べないか? と言う内容なのでは?」


美琴 「うん……そうみたい」シュン…


打ち止め 「じゃあ今日は皆で晩ご飯だね!ってミサカはミサカは両手を挙げて喜んでみたり!」


美琴 「うん、そうね打ち止め、楽しみね……ハア」


730 : ◆yYKzJMnV7E [saga]:2011/12/15(木) 23:22:10.54 ID:ZGDQywWSO
>メールデスノ! メールデスノ!


白井 「あら私もメールが……固法先輩から!?」


美琴 「どうしたの黒子?」

白井 「申し訳ございませんお姉様、黒子はここでお別れですの・・・」


美琴 「何か事件?」


白井 「いえ、初春に仕事を押し付けたのが固法先輩にバレた様でして」


美琴 「ゴメン、フォロー出来ない・・・」


白井 「それではお姉様、妹様方、失礼致します・・・」


00001 「白井さん残念でしたね」

00002 「あれは自業自得と言う物では?」

00003 「仕方ありませんね」


美琴 「じゃあ皆行こうか、住所は分かってるし」


打ち止め 「新しいお部屋楽しみだねってミサカはミサカははしゃいでみたり!」
731 : ◆yYKzJMnV7E [saga sage]:2011/12/15(木) 23:23:31.42 ID:ZGDQywWSO
~新居~


美琴 「ここ見たいね…」

00001 「一方通行はもう来ているのでしょうか?」

美琴 「それはわかんないけど……」

上条 「あ、皆もう来てたのか」

垣根 「おちび、いい子にしてたか?」

打ち止め 「ちゃんといい子にしてたよってミサカはミサカは垣根伝えてみる」


垣根 「よし、よく出来ました」ヨシヨシ

打ち止め 「うに~///」

00002 (ずるいです、なぜ上位個体ばかりが……)ギリギリ…


一方 「オイ、ちゃんと買い物出来たか?」

00001 「はい、お姉様のお陰で滞りなく」

一方 「楽しかったか?」

00001 「はい! とても楽しかったです」

一方 「良かったな」ヨシヨシ

00001 「///」
732 : ◆yYKzJMnV7E [saga]:2011/12/15(木) 23:37:27.13 ID:ZGDQywWSO
上条 「あれ? 白井は?」

美琴 「風紀委員の先輩から呼び出しくらった見たい」


上条 「そっか、残念だけど仕方ないな、御坂は夕飯食べて行くだろ?」


美琴 「私は平気だけど、良いの?」


上条 「当たり前だろ? 妹達の買い物付き合ってくれたんだしさ」

一方 「それについちゃ俺からも礼は言っとく、苦労かけたな、オリジナル」

美琴 「別にいいわよお礼なんて、私も楽しかったしね」

垣根 「よーし! 話しはついたな? 引っ越し祝いにパーッといこうぜ!」


美琴 「ところで何作るの?」

上条 「一方通行の判断により焼き肉に決定した」


美琴 「う…焼き肉」

上条 「? 焼き肉嫌いだったか?」


美琴 「いや、そうじゃ無いんだけど…(食べ過ぎ無い様にしなきゃ…)」


上条 「御坂って細いからな、もっと食べた方が良いぞ?」

美琴 「ふぇっ!?///」


垣根 (はいでたでた、鼻からミミズがでたショックでハゲて爆発しろ天然たらしめ!)
733 : ◆yYKzJMnV7E [saga sage]:2011/12/15(木) 23:49:53.03 ID:ZGDQywWSO
上条 「じゃさっそく中に入るか」


打ち止め 「一番乗り~!ってミサカはミサカは部屋に入ってみる!」


垣根 「なんの負けるかー!」


一方 「くゥおらァ! クソガキにクソバ垣根ェ! 靴揃えて入れェ!」


上条 「ハハハ、お父さんは苦労するな」


一方 「ならお前がお母さンにでもなるかァ?」


上条 「遠慮しとく」

垣根 「上条には第三位とか良いんじゃね?」


美琴 「ちょっ! 何言ってんのよ垣根ったら…もう…///」


上条 「俺と御坂は流石に釣り合わ無いだろ? 歳の差だってあるし」


垣根 「歳の差って2つか3つ位だろ? そんなに気にする程でも無くね?」
734 : ◆yYKzJMnV7E [saga]:2011/12/15(木) 23:51:35.14 ID:ZGDQywWSO
上条 「そうかも知れないけど、御坂は常盤台のエースでしかもレベル5だぞ?」


垣根 「だー!! 恋愛にそんな物関係ねえよ! いいか! よく聞け鈍感野郎!」


一方 「ハァ、垣根、やるなら外でやれ」


垣根 「おうともよ! ちょっと外まで付き合え上条!」


上条 「えぇ……」


一方 「てな訳だ、焼き肉パーリィの準備するぞ、オリジナルも手伝え」


美琴 「うん、分かった」


00001 「ではミサカは食器を出します」

00002 「ならミサカは野菜を切ります」

00003 「ミサカはテレビを見てます」


>ズビシッ!


一方 「働かざる物食うべからずだこの野郎!」

00003 「ちぇ」


打ち止め 「ミサカは何すればいいの?ってミサカはミサカは役割を聞いてみる」


一方 「テレビでも見てろ」

打ち止め 「」
735 : ◆yYKzJMnV7E [saga sage]:2011/12/16(金) 00:01:18.80 ID:DqHbUzOSO
~公園~


上条 「ここまで来る必要あったのか?」

垣根 「上条、お前は第三位をどう思ってんだ?」

上条 「どうって、いい子だとおもうぞ?」

垣根 「そうじゃ無え! 恋愛対象に入ってるかって事だ」

上条 「だから俺と御坂じゃ釣り合いが……」


垣根 「釣り合わ無いってのは誰が決めたんだ?」

上条 「いや、それは・・・」

垣根 「釣り合うかどうかなんてのは二の次だ、好きか嫌いか、愛してるかそうじゃ無いかがまず先だろ?」


垣根 「釣り合いなんてのは周りの奴らが勝手に言ってるだけだ、お互いが好きで付き合ってんならそれでいいじゃねえか」


上条 「でも御坂が俺を好きかどうかなんて分からないだろ?」


垣根 (こいつマジで気づいて無えのかよ……)


垣根 「なら考えを変えて見ろ」

上条 「?」


垣根 「第三位がお前をじゃなく、お前が第三をどうしようもない位好きだったとしたら」

垣根 「お前は歳の差や釣り合いなんて下らない事で諦めるのか? 諦めきれるのか?」
736 : ◆yYKzJMnV7E [saga]:2011/12/16(金) 00:03:04.46 ID:DqHbUzOSO
上条 「多分、諦めないと思う・・・」

垣根 「上条、俺は00002号が好きだぜ?」

上条 「え?」

垣根 「あの子は第三位のクローンだ、そして俺はレベル5、歳の差だって多少ひらいてる」


垣根 「だがそんな事は関係無え、俺はあの子が好きだ、周りが何と言おうとな」


垣根 「釣り合いだの何だのそんな常識は覆す!」

垣根 「お前が第三位をどう思ってるかは分からねえ」


垣根 「だがな、もし第三位がお前に想いを告げた時、中途半端な受け答えだけはするな」


垣根 「そん時は俺と一方通行が黙って無えからな!」


上条 「わ、分かったよ、その時があればな」


垣根 「分かったなら良い、戻ろうぜ」


上条 「・・・」

上条 (御坂が俺を好き? まさかな、でもそうだとしたら俺は……)
737 : ◆yYKzJMnV7E [saga]:2011/12/16(金) 00:04:33.29 ID:DqHbUzOSO
垣根 「ただいまー!」


00002 「垣根さん、お帰りなさい」


垣根 「ただいま、00002号」ヨシヨシ

00002 「///」


上条 「た、ただいま」

美琴 「あんた、何かあったの?」

上条 「へ? いやいや! 何でもありませんよ本当!」


美琴 「? なら良いけど」


一方 「さっさと肉焼くぞ肉ゥ!!」


00001 「一方通行、野菜も少しは食べた方が」


一方 「そンな物は上条にでもくれてやる!」

上条 「上条さんだって肉食べたいわ!」

垣根 「こっからは戦争だぜ! 食べ損ねた奴は泣きを見ろ!」


打ち止め 「三人が燃えているってミサカはミサカは脅えてみたり…」


00003 「ミサカだって負けません!とミサカは闘志を燃やします!」


00001 「皆さん飲み物はありますか?」

00002 「とりあえず大丈夫のようですね」

美琴 「最近ちょっとキツイけど、こう言う時は気にしたら負けよね!」
738 : ◆yYKzJMnV7E [saga sage]:2011/12/16(金) 00:07:23.04 ID:DqHbUzOSO
一方 「いいかお前等ァ! 今夜の祝☆引越し焼き肉パーリィは無礼講だァ!」


一同 「オー!!」


一方 「レベルも性別も関係無ェ! 有るのは弱肉強食! この四文字のみィ!!」


一同 「オォー!!」


垣根 「そんじゃあ行くぜー! いt」

打ち止め 「いただきます!ってミサカはミサカは音頭をとってみる!」


一同 「いただきます!」


垣根 「涙がでちゃう……イケメンだもの」
739 : ◆yYKzJMnV7E [saga]:2011/12/16(金) 00:08:59.51 ID:DqHbUzOSO
一方 「肉ゥ! 肉肉肉肉肉肉肉肉ゥゥゥ!!」バクバクバクッ!!


垣根 「オラオラー! 俺の箸捌きに常識は通用しねえー!!」バクバクッ!


上条 「負けてなるか! こんな高級肉食べられる機会上条さんにはそうそう無いんじゃー!!」モグモグモグッ!!!


00003 「なんの! ミサカを舐めてもらっては困ります! とミサカは華麗な箸捌きを見せ付けます!」シュババ!!


00001 「すごいです・・・」


00002 「近寄りがたいです」


打ち止め 「ミサカのお肉・・・・」


美琴 「こんなのどうしろってのよ・・・」


一方 「オラ、00001号にクソガキ! ボケッとしてンな! 取ってやるからどンどン食えェ!」


00001 「ありがとうございます!」モグモグ

打ち止め 「負けないよ!ってミサカはミサカはあなたから貰ったお肉を頬張ってみる!」モグモグモグ

垣根 「00002号! どんどん渡すからな! 食べまくれ!」


00002 「はい!」モグモグモグ

上条 「ん? 御坂箸止まってるぞ?」


美琴 「圧倒されて・・・」


上条 「焼き肉は戦争ですよ!? ほら、お肉取るから食べようぜ!」


美琴 「う、うん!」
740 : ◆yYKzJMnV7E [saga]:2011/12/16(金) 00:31:17.87 ID:DqHbUzOSO
~しばらくして~


一方 「フゥー、食ったぜェ」


垣根 「さってこっそり買ったワインでも飲むか・・・あれ?」


上条 「未成年で酒飲むなよ、どうした?」


垣根 「いや、俺のワイン他の奴が間違えて飲まないようにここに置いといたんだけど・・・あれ?」


一方 「おい、そのワインってなアレじゃねェのか?」


垣根 「へ?」


上条 「嫌な予感が・・・」


00002 「お姉様! 一体どうしたのですか!?」


美琴 「フニャ~///」


00003 「どうやらこれはグレープジュースでは無かったようです」


上条 「やっぱりー!!」


美琴 「あれ~? 何であんたが二人いるの~?」


上条 「御坂しっかりしろ! 上条さんは一人だぞ!?」


美琴 「フニャ~///」


垣根 「あちゃー、完全に酔ってるなこれ」
741 : ◆yYKzJMnV7E [saga]:2011/12/16(金) 00:33:07.94 ID:DqHbUzOSO
美琴 「とうみゃ~抱っこ~!」


上条 「ちょっ! 御坂落ち着け! 当たってる! 小ぶりだけど当たっちゃってますから!!」


美琴 「小さいのは嫌いなの?」


上条 「いや、別に嫌いって訳じゃ無いけど・・・」


美琴 「ならくっつく~///」


上条 「だからくっついちゃダメだって!」


一方 「上条、その酔っ払い連れて帰れ」


上条 「上条さんに丸投げですか??」


垣根 「まあ諦めろ、おぶってやれよ王子様」


上条 「だったら垣根の方が速いだろ!? 飛べるんだし!」


垣根 「悪い、俺今猿のノミ取りのバイトで忙しいんだわ」プチプチ


猿 「ウキキッ」


上条 「どっから来たんだ猿!?」
742 : ◆yYKzJMnV7E [saga sage]:2011/12/16(金) 00:34:55.29 ID:DqHbUzOSO
上条 「ほら御坂、寮まで連れていくから」


美琴 「フニャ~、おんぶ~///」


上条 「あ、あんまりくっつき過ぎないで!」


垣根 「上条、ちょっと待て」


上条 「?」


垣根 「ほいっと」シャララン!


上条 「何したんだ?」


垣根 「第三位の身体にアルコール分解する物質をな、寮に帰る頃には元に戻ってるぜ」


上条 「サンキュな、じゃ行ってくるから」


垣根 「おう、しっかりな」

743 : ◆yYKzJMnV7E [saga]:2011/12/16(金) 00:37:41.86 ID:DqHbUzOSO
00001 (ワインとはどんな物なのでしょうか?)


00001 (少し位なら、飲んで見ても・・・)ゴクッ


00001 「!?!?」


一方 「ったく、オリジナルが酒に弱いとはなァ、お前等も飲むンじゃ無ェぞ?」


00001 「・・・・ヒクッ」


一方 「? おい00001号どうかしたの・・・か?」


00001 「一方通行、いえ、セロリたん!」


一方 「おい、お前・・・目が」


00001 「ミサカの愛を受け取って下さい! セロリた~ん!!」


一方 「いきなり服脱がそうとすンな! つうか来ンなァー!」


00001 「何故逃げるのですか? とミサカはセロリたんを老いかけます!」


一方 「今のお前は何か違ェんだよォ!」


00001 「何も違いません、セロリたん待ってー!!」

一方 「だからセロリたんって何だ!? てか追いかけて来ンなァ! 恐ェェ!!」


00002 「一体00001号はどうしたのでしょうか?」


00003 「恐らく00001号の中の眠れる何かが目覚めてしまったのでしょう」


一方 「垣根ェェ! ボサッとして無ェで何とかしろォ!」


垣根 「悪り、今おちびのアホ毛の手入れで忙しいんだわ」

打ち止め 「どう?ってミサカはミサカはアイデンティティを気にしてみる」

垣根 「お、枝毛発見、もっとマメに手入れしろよ? 今度良いトリートメント探してきてやる」


一方 「てェェいとくゥゥゥん!!!」


00001 「セロリた~ん!」 ルパンダーイブ!!


一方 「おわァー!?」
744 : ◆yYKzJMnV7E [saga sage]:2011/12/16(金) 01:04:49.67 ID:DqHbUzOSO
~上条サイド~


上条 「ふう、もうすぐ着くからな御坂、寒くないか?」


美琴 「・・・・」


上条 「なんだ? 寝ちゃったか?」


美琴 (え? 何この状況? たしか私ジュース?飲んでそれから・・・思い出せない……)


美琴 (それより何でこいつにおんぶされてるのよー!?)


上条 「ワインをジュースと間違えて飲んだとは言え、御坂があんな事するとはなぁ」


美琴 (なに? 私こいつになにしたの!?)


上条 「間違えたなら仕方ないしな、御坂が風邪引いても悪いし、急がないと」


上条 「……」テクテク


美琴 (……何であんたはそんなに優しいの?)


美琴 (私だけじゃなく、誰にでもこうして優しくするの?)

745 : ◆yYKzJMnV7E [saga]:2011/12/16(金) 01:09:56.63 ID:DqHbUzOSO
もし、あんたに好きな人が出来たら、あんたはその人だけを見るのかな?
私以外の誰かの隣でをずっと…何だか、ヤだな……ヤだよ…



美琴 「グスッ・・」


上条 「? 起きたのか? 御坂」


美琴 「グスッ・・ゥ・・ヒック」


上条 (え? 泣いてる?)


上条 「御坂? どうかしたのか?? どっか痛いのか!?」


美琴 「……キ」


上条 「?」


美琴 「……スキ」


上条 「御坂、今なんて?」

美琴 「……好き」


上条 「……え?」


美琴 「あんたが……当麻が……好き!」 
 
 
751 : ◆yYKzJMnV7E [saga sage]:2011/12/16(金) 01:40:36.38 ID:DqHbUzOSO
上条 「……」テクテク


美琴 「好き」


上条 「…うん」テクテク


美琴 「好き」


上条 「…うん」テクテク


美琴 「……大好き」


上条 「……うん」テクテク


美琴 「当麻も……好き?」


上条 「……うん、好きだ」テクテク


美琴 「ふえぇーん!」


上条 「なんで泣くの!?」

美琴 「だって、ヒクッ・・もっとちゃんと告白したかったのに・・・」


上条 「俺は十分嬉しかっぞ?」


美琴 「グスッ・・本当に?」

上条 「ホント」


美琴 「嘘じゃない?」


上条 「嘘じゃない! 上条当麻は御坂美琴が大好きです!」


美琴 「私も……大好き!」
752 : ◆yYKzJMnV7E [saga sage]:2011/12/16(金) 01:42:37.24 ID:DqHbUzOSO
上条 「着いちゃったな・・」

美琴 「もう少し、こうしてても良かったかも」


上条 「これから何時でも出来るだろ?」


美琴 「うん///」


上条 「じゃあ、またな美琴」


美琴 「うん、って……あんた今! 名前で・・」


上条 「? 恋人同士なんだし、名前で呼んでも良いかなって思って、ダメ?」

美琴 「ダメじゃない」


上条 「そりゃ良かった、じゃあお休み、美琴」


美琴 「うん、お休み、と・・・当麻///」


上条 「あ、忘れてた」


美琴 「?」


上条 「美琴、目閉じて欲しいんだけど」


美琴 「え? うん」ギュッ


>チュッ


美琴 「え? 今のって……」


上条 「上条さんのファーストキスです」


美琴 「私もなんだけど・・・」


上条 「嫌だった?」


美琴 「ううん、嬉しい///」


上条 「じゃ、お休み美琴」

美琴 「うん、お休み当麻」
753 : ◆yYKzJMnV7E [saga]:2011/12/16(金) 01:49:08.14 ID:DqHbUzOSO
上条 「ただいまって・・なんだ?」

00001 「セロリた~ん!」

一方 「上条ォ! 助けろォォ!」

上条 「あれ、00001号・・・だよな?」

垣根 「酒に酔って何かが目覚めたらしいぞ」

上条 「まあ美琴もフニャフニャになってたし、わかる気がする」


垣根 「美琴ねぇ、上手く行った見たいだな、その分だと」


上条 「まあな、ありがとな垣根」


垣根 「別に、礼言われる事した覚えはないぜ?」


上条 「それでも、ありがとう」

垣根 「へいへい」

一方 「お前等ァァァ! 見て無ェで何とかしやがれェェ!!」


00001 「ちょっとだけ! ちょっとだけですから!!」


一方 「何をする気だァ!?」


00001 「ちょっとだけクンカクンカするだけですから!」


一方 「ふざけンなァ!」


00001 「ええぃ! こうなったら力ずくで!」


一方 「うお!? クソ! 無駄に力強ェ!?」


垣根 「反射すれば?」


一方 「したらこいつがケガしちまうだろォが!」


垣根 「じゃ頑張れ」


一方 「上条ォ! 助けてくれェェ!!」


上条 「打ち止め、歯磨いてから寝ような」


一方 「裏切りやがったな上条ォォくゥゥゥん!!」

上条 「俺に言える事は一つだ、頑張れ」


一方 「だァクソォ! オイ00001号! 目を覚ませェ!」


00001 「ハァハァ……セロリたんの身体ペロペロしたいお」


一方 「クンカクンカじゃ無ェのかよ!? てか服脱がすな! 顔近づけンなァ!」


一方 「イヤァァァァァァ!!」
754 : ◆yYKzJMnV7E [saga]:2011/12/16(金) 02:18:47.57 ID:DqHbUzOSO
~常盤台学生寮~


黒子 「お姉様、お帰りなさいませ」


美琴 「……えへへ///」


黒子 「? どうかなさったんですの?」


美琴 「それがね……えへ、えへへ////」


黒子 「お姉様! 気を確かに! 一体何があったのか教えてくださいまし!」


美琴 「あ、あいつに……当麻に告白しちゃった///」


黒子 「……」


美琴 「フニャー///」


黒子 「ハッ! お姉様! それであの殿方はなんと??」


美琴 「当麻もね、好きだって言ってくれた///」←イオナズンを唱えた


黒子 「グボハァッ!!」←急所に当たった
755 : ◆yYKzJMnV7E [saga]:2011/12/16(金) 02:20:08.78 ID:DqHbUzOSO
黒子 「グフッ…まだ、まだ倒れはしませんの……」

美琴 「しかもね、別れ際に・・・///」


黒子 「な、なにかされたのですかお姉様??」


美琴 「キ、キスしてくれたの///」←ザラキを唱えた


黒子 「……グハッ!」←会心の一撃!


美琴 「そろそろ寝よっと、黒子お休み~」


真っ白子 「燃えた……燃えましたの……真っ白な灰に……」


770 : ◆yYKzJMnV7E [saga]:2011/12/18(日) 17:48:02.96 ID:MNL4Gv8SO
~次の日~

垣根 「おい~っす」ボケー

上条 「おはよう垣根、コーヒー飲むか?」

垣根 「貰うわ、マジ寝不足……ふぁ」

上条 「あの後すぐ寝なかったのか?」

垣根 「それがワイン飲んで酔っ払ったらしくてな」

垣根 「上半身スーツ、下半身スパッツで学園都市徘徊してた」

上条 「下手したら捕まるぞそれ」

垣根 「しかも何を血迷ったのかアンチスキルの支部に突貫した挙げ句その場でストリップショー始めたしな」

上条 「……よく帰って来れたな」


垣根 「俺もそう思う、帰って気が付いたら何故か全裸だったし」


上条 「……もう何も言うまい」
771 : ◆yYKzJMnV7E [saga]:2011/12/18(日) 17:50:36.23 ID:MNL4Gv8SO
一方 「よォ……」ドヨーン

上条 「お、おはよう・・・目に凄いクマ出来てるぞ」

一方 「あれから大変だったンだよ・・・」

垣根 「もしかして大人の階段登っちゃった?」

一方 「ンな訳ねェだろ、正直思い出したく無ェし・・・そして俺は決めた、00001号には二度と酒は飲ませ無ェ」

上条 「大変だった見たいだな、コーヒー飲むか?」
一方 「頼む」

00003 「おはようございます、とミサカは朝の挨拶をします」

上条 「おはよう00003号、朝飯もう少し待っててくれ」

00003 「了解です、では今のうちに上位個体を起こして来ます」

上条 「ああ、よろしく」

00002 「おはようございます」

上条 「おはよう、00002号」

垣根 「オッハー! オッハー! オッハオッハオッハー!」

00002 「? おはようございます垣根さん」

垣根 「お○スタは古すぎたか・・・」
772 : ◆yYKzJMnV7E [saga]:2011/12/18(日) 17:53:09.23 ID:MNL4Gv8SO
00002 「モヤシ、00001号を起こして来こいや、とミサカはモヤシを顎で使います」クイッ

一方 「朝からご挨拶だなァオイ」

上条 「00001号がどうかしたのか?」

00002 「声をかけたのですが部屋から出て来ないのです、起きてはいる様なのですが」

垣根 「そりゃ多分昨日の事が原因だな」

上条 「でも酔ってたんだし、覚えて無いんじゃないか?」

垣根 「酔った人間は二種類に別れるんだ」

垣根 「その時の事を全く覚えて無い奴、我に帰って思い出して後悔する奴にな、00001号は後者だ」


00002 「さすが垣根さん! 博識です!」

垣根 「だろ?」キリッ

00002 「//」ポワーン

一方 「バカップルも大概にしろ」

垣根 「まあそう言う訳だ、上手くフォローしろよ」
一方 「チッ、仕方ねェ」

上条 「頑張れ」

一方 「言っとくが俺を見捨ててさっさと寝やがった怨みは忘れて無ェぞ、夜道に気をつけるンだなァ」

上条 「なんで俺だけ……」
773 : ◆yYKzJMnV7E [saga]:2011/12/18(日) 17:57:14.26 ID:MNL4Gv8SO
00001号の部屋


00001 「グスッ・・ミサカは……変態です、一方通行にあんな事をしてしまうなんて・・・」

00001 「もう一方通行にあわせる顔がありません・・・」


>コンコンッ


一方 「おい00001号、起きてンだろ? 出てこい」

00001 「……嫌です」

一方 「昨日の事なら気にして無ェぞ?」

00001 「もうミサカの事なんてほっといて下さい……」

一方 「いいからカギ開けろ」

00001 「嫌です…」

一方 「俺がその気になればこンなカギ意味無ェ事くらい分かるだろ?」

00001 「……」


>ガチャッ


一方 「入るぞ?」

774 : ◆yYKzJMnV7E [saga]:2011/12/18(日) 18:00:36.76 ID:MNL4Gv8SO
00001 「……」

一方 (とりあえず部屋に入ったまでは良いが・・・フォローってなァどォするンだ?)

00001 「……昨日」

一方 「?」

00001 「昨日は本当にすみませんでした、とミサカは心の底から謝ります・・グスッ・・」


一方 「何度も言うがあれは事故だ、気にして無ェ」

00001 「嘘です! こんな変態ミサカを一方通行は嫌いになったに決まっています!」

一方 「……ハァ」


>ポコッ


00001 「ふにゅっ」

一方 「俺がお前を嫌いになったなンて勝手に決めるンじゃ無ェよ」

一方 「俺はな、こう見えて一途でしつこいンだ、あれしきで嫌いになンざなら無ェよ」

00001 「本当…ですか?」

775 : ◆yYKzJMnV7E [saga]:2011/12/18(日) 18:07:10.65 ID:MNL4Gv8SO
一方 「俺だってお前に似たような事しただろォが」

00001 「しかしあれは一方通行が寝ぼけていただけです」


一方 「お前も酒に酔ってただけだ、だからもう気にしなくて良いンだ」

00001 「……」

一方 「まァ、ワイン一口飲んであれ程豹変した時は・・流石の俺もド肝抜かれたがなァ」 ケラケラ

00001 「……ふぇぇぇ」ポロポロ

一方 (あれれェェ?? 笑い話ししたはずがまさかのフォロー失敗ィ!?)
776 : ◆yYKzJMnV7E [saga]:2011/12/18(日) 18:09:25.62 ID:MNL4Gv8SO
00001 「グスッ・・ヒック・・グス・・」

一方 「お、おい泣き止めよォ・・・」

00001 「グスッ・・だって・・一方通行が・・ヒック・・い、いじわる・・言いました・・うぅ・・」


一方 「い・・いや、だから今のは場を和ませようとした訳でだなァ・・・」 アセアセッ


00001 「……ふぇぇぇ」ポロポロ

一方 「だ・・だから泣かせる気は無かったンだよォ…」


00001 「……グスン」ポロポロ

一方 (だァァァ!! どうすりゃ良いンだァ??)

一方 (クソッ! こうなったらァ!)


>ギュッ! ダキシメ!
777 : ◆yYKzJMnV7E [saga]:2011/12/18(日) 18:11:48.02 ID:MNL4Gv8SO
>ギュッ! ダキシメ!


00001 「ふぇっ?」

一方 「あの時はお前がこうしてくれたからな」

一方 「今度は俺の番だ、泣き止むまでやめ無ェからな?」

00001 「し……しばらく、掛かりますよ?//」

一方 「構わ無ェよ、お前が泣き止む為だったらなァ」

00001 「……暖かいです///」フニャ~


一方 (よしっ! これが正解かァ!)




垣根 「〈●〉〈●〉」ジー

00002 「<●> <●>」ジー




垣根 (クソッ! 朝っぱらからイチャラブしてんじゃねえよバカップルめ……爆発しろ!!)ヒソヒソーー!

00002 (まったくです!)ヒソヒソ


上条 「完全に自分の事棚に上げてるな垣根・・・バレたら殺されるぞ? 確実に」


00003 (上条さんも人の事は言えてません)
778 : ◆yYKzJMnV7E [saga]:2011/12/18(日) 18:26:39.92 ID:MNL4Gv8SO
~しばらくして~


00001 「お騒がせしました」

上条 「まあ元気になって何よりだよ」

00001 「しかし・・・垣根さんは大丈夫でしょうか?」
上条 「……多分」


一方 「いつから見てやがったンですかァ!? てェェいとくゥゥン??」

垣根 「そりゃお前、一から十まで」

一方 「空気読めやァ!!」

垣根 「だって俺SKYT(スーパー・空気・読まない・ていとくん)だもん」

一方 「死ねェェェェ!!!」

00002 「モヤシ! 垣根さんに乱暴しないで下さい!」


一方 「お前は黙ってろォ! 喰らえっ! ベルリンの赤い雨ェェ!!!」


ギャーギャー!!


打ち止め 「何かあったの?ってミサカはミサカは眠い目をこすって見たり」ファァ…


00003 「なんでもありませんよ上位個体」ニッコリ

打ち止め 「?」ハテ?

上条 「ハハッ、じゃあ俺は学校行ってくるから」

垣根 「おう・・上条、お前夏休みいつからなんだ?・・ゲフッ」ボロボロ

上条 「今日が終業式だから明日からだな」

垣根 「じゃあ今日は早く終わるんだろ?」

上条 「まあ、午前中にはな」

垣根 「なら第三位誘って夏休みの計画たてようぜ、海! 山! プール! 水着ギャルゥ!!」

上条 「そうだな、じゃあそうするよ」


上条 「あ、垣根」

垣根 「ん?」

上条 「美琴の事さ、順位じゃなくて普通に呼んでくれよ」

垣根 「じゃあ美琴で」

上条 「苗字でな」ギロリ!

垣根 「御坂と呼ばせていただきますです、ハイ」ガクブル

上条 「んじゃ、行ってきます」


一同 「「「「「「行ってらっしゃい」」」」」」
779 : ◆yYKzJMnV7E [saga]:2011/12/18(日) 18:59:20.55 ID:MNL4Gv8SO
上条 「……」テクテク

上条 (美琴と海かぁ……)


上条 「・・・いいなぁ」


美琴 「何が良いの?」

上条 「おわっ!? いつからそこに??」

美琴 「さっきから居たわよ?」

上条 「そ、そっか・・・おはよう、美琴」

美琴 「うん// おはよう当麻」

上条 「美琴も今日が終業式だよな?」

美琴 「? そうだけど?」

上条 「だったら学校終わってから皆の所に来ないか?」

美琴 「何かあったの?」

上条 「垣根が夏休みの計画立てるんだって、海とか山に行くって言ってた」

美琴 「え? 私も行って良いの?」

上条 「何言ってんだよ、当たり前だろ? 上条さんが可愛い彼女を置いてきぼりにする様な男に見えますか?」

美琴 「見えない/// そっか、楽しみだな~」

上条 「上条さんは美琴の水着姿が楽しみです」

美琴 「もう! 当麻のエッチ//」

上条 「何と言われても楽しみな物は楽しみなんです!」


美琴 「じゃあ学校終わったらどこかで待ち合わせする?」


上条 「あの公園で良いんじゃないか? 上条さんのお札を飲み込む魔の自販機がある」


美琴 「うん、分かった、じゃあ私こっちだからまた後でね」


上条 「ああ、後でな」
780 : ◆yYKzJMnV7E [saga]:2011/12/18(日) 19:04:38.66 ID:MNL4Gv8SO
とある高校

子萌 「それではこれでHRをおわるのです」

子萌 「生徒の皆さんは怪我や事故の無いように夏休みを満喫してくださいなのです」

青髪 「子萌先生! これから僕とお食事でもどないですか??」


子萌 「童貞野郎はお断りなのですー」


青髪 「この毒舌もまたたまらんで!」 クネクネ

上条 「青髪、お前は相変わらずブレないな」

青髪 「誉め言葉として受け取っとくで上やん」

土御門 「変態が誉め言葉とは恐れ入るぜい」

土御門 「ちなみに上やんはこの夏休みどうするんだにゃ?」

上条 「まあ、色々と計画は立てるつもりだけどな」

青髪 「どうせ夏休みにかこつけてフラグ立てまくるつもりなんやろ? 僕にも一人くらい分けて!」

上条 「俺がそんなにモテる訳無いだろ?(彼女出来たケド)」

土御門 「よーし! 上やん戦争だ!」

青髪 「今のは宣戦布告と受け取ったで!」

上条 「なんで!?」
781 : ◆yYKzJMnV7E [saga]:2011/12/18(日) 19:08:19.84 ID:MNL4Gv8SO
青髪 「それにしても夏休みをロンリーで過ごすのは嫌やな~、つっちーもそう思うやろ?」

土御門 「俺には舞夏がいるから心配無用だにゃ~」

青髪 「相変わらずのシスコン軍曹かいな」

土御門 「何とでも言え」

青髪 「あー、彼女欲しいわ~」

上条 (美琴と付き合ってるなんてバレたら殺されるな、俺)


吹寄 「上条当麻!」

上条 「は、はい!?」

吹寄 「夏休みだからと言ってダラけた生活はしない様にしろ! 課題もきちんと計画的に進める事!」

上条 「はい! 了解しました委員長!」

吹寄 「解ればよろしい、ところでこの健康食品なんだけど、味見してみてくれない?」

上条 「クッキーか? じゃあ遠慮無く……」モグモグ


上条 「へ~、中々美味いなこれ」モグモグ

吹寄 「でしょ? 通販のレシピ見て作って見たんだけど、でも皆には不評だったのが謎なのよ」

上条 「ふーん、俺は普通に美味いと思うけどな」モグモグ


青髪 「非国民発見や!」

土御門 「出合え野郎共!! この非国民を袋叩きにしてやるにゃー!」


男子一同 「上条ー! 死刑だー!!」


上条 「なんで!?ってギャァァァァ!」
782 : ◆yYKzJMnV7E [saga]:2011/12/18(日) 19:11:06.74 ID:MNL4Gv8SO
上条 「不幸だ・・・」ボロボロ


青髪 「自業自得やで上やん」

土御門 「全くだにゃー」

上条 「ふざけんな!って……なんか騒がしいな?」

ザワザワ…ダレアノコ? カワイイ…


青髪 「ん? 校門に誰か居るみたいやで?」

上条 「誰かって……げっ!?」


校門前

美琴 「……」ソワソワ キョロキョロ

上条 (美琴ー!? なんで?? 待ち合わせは公園だったはず!?)


青髪 「あの制服は常盤台の子やね」

土御門 「にゃー、よく見たらあの子は第三位、超電磁砲だぜい」


上条 「……」プルプル


青髪 「あれ? 上やんどないしたん?」

上条 「ウオォォーー!!!」ダッシュ!ダ-ッシュ!ダッシュ!!
783 : ◆yYKzJMnV7E [sage]:2011/12/18(日) 19:12:57.04 ID:MNL4Gv8SO
美琴 (当麻、まだかなぁ・・・)ソワソワ


…ミコトー!!


美琴 「当麻!?」 ミコトレーダーオン!


上条 「美琴! 待ち合わせするんじゃ無かったのか??」

美琴 「エヘッ、来ちゃった//」

上条 「わざわざ常盤台からここまで?」

美琴 「うん、あ・・迷惑・・だった・・?」ナミダメ

上条 「いや、迷惑とか全然思って無いぞ? ただちょっとビックリしただけで」


美琴 「そっか、よかった//」


上条 「そして美琴、今すぐここから離れよう!」

美琴 「? どうして?」

上条 「上条さんの身に危険が迫っているんです・・・」


美琴 「?」

784 : ◆yYKzJMnV7E [saga]:2011/12/18(日) 19:15:57.87 ID:MNL4Gv8SO
青髪 「上や~ん」ゴゴゴゴ

土御門 「これは一体どう言う事か説明して欲しいにゃー」ゴゴゴゴ


上条 「Oh.....ナンテコッタイ」


青髪 「上やん、まさかその常盤台の子と・・・付きおうとるん?」

上条 「え? いやぁ、何のことでせうか?」


美琴 「あんた・・・」バチバチッ

上条 「げっ!? 美琴さん、なんで帯電なさってるんでせうか??」


美琴 「なんでハッキリ付き合ってるって言わないのよー!!」ビリビリ!!


上条 「うわっ! 久々の幻想殺し!!」パキーン!!


美琴 「ハッキリと言えば良いじゃないのよ! 私達が・・・つ・・つつッ・・付き合ってるって!!」


上条 「確かに付き合ってるのは間違い無いんだけど上条さんの命が・・・」


青髪 「くせ者やーー!!」

土御門 「皆のもの! 出合え! 出合えー!!」


男子一同 「上条ー! 打ち首じゃー!!」


上条 「どっから出て来たんだお前等!? ちょっ! やめっ! ぎゃぁぁぁ!!」


美琴 「当麻ーーー!?」
785 : ◆yYKzJMnV7E [saga]:2011/12/18(日) 20:06:34.10 ID:MNL4Gv8SO
吹寄 「何をしてるの貴様等は!」


青髪 「止めてくれるな委員長!」

土御門 「これは聖戦なんだにゃー!!」

男子一同 「そうだそうだー!」

吹寄 「ふんっ!!」


ドカッ!バキッ!グシャッ!


青髪 「」チーン

土御門 「」チーン

男子一同 「」チーン


吹寄 「まったく・・」


上条 「ありがとう吹寄・・ただ・・もう少し早く助けて欲しかった・・グフッ」


美琴 「当麻! 大丈夫??」


上条 「まあ、いつもの事だからな・・・」


美琴 「ホントに大丈夫?」オロオロ


上条 「大丈夫、心配してくれてありがとな美琴」ヨシヨシ


美琴 「///」フニャ--
786 : ◆yYKzJMnV7E [saga]:2011/12/18(日) 20:08:16.98 ID:MNL4Gv8SO
上条 「じゃあ今のうちに行くとしますか」


美琴 「あ、ちょっと待ってて」

上条 「?」


吹寄 「まったく、うちの男子はどうしてこうなのかしら……」ブツブツ


美琴 「あ、あの・・」

吹寄 「ん?」クルッ

美琴 「ありがとうございまし・・・た???」

吹寄 「ああ、気にしなくて良いわよ、こんな事日常茶飯事だから」(≡)バイーン!!


美琴 「でかッッ!?」

吹寄 「?」

美琴 「ハッ!! いえ! 何でも無いです!」

吹寄 「貴女・・上条当麻の彼女なのよね?」

美琴 「え? は・・はい」


吹寄 「あの男、見た通り頼りないし、何かと問題おこすから」

美琴 「……」

吹寄 「貴女がしっかり支えてあげてね」ニコッ

美琴 「は、はいっ!」


吹寄 「私は吹寄、吹寄制理、よろしくね」

美琴 「御坂美琴です、ありがとうございました吹寄さん」

吹寄 「もう行った方がいいわ、あいつらまた騒ぎ出しそうだから」

美琴 「はいっ、失礼します!」タタタッ

吹寄 (あの上条当麻に彼女が出来るとはね・・・)
787 : ◆yYKzJMnV7E [saga]:2011/12/18(日) 20:11:04.47 ID:MNL4Gv8SO
~帰り道~

上条 「まさか吹寄に助けられるとは意外だった」

美琴 「いい人だったわね吹寄さん(どうやったらあんなに大きくなるのかしら・・・)」


上条 「吹寄ってさ、真面目過ぎる所があるけど基本的には良い奴なんだよ、責任感があるって言うかさ」


美琴 「ふ・・ふーん(な、何よ! そう言う話し彼女の前でする??)」ムカッ

上条 「しかも健康器具や健康食品オタクときている」

美琴 「へー(あの大きさの秘密は健康食品かぁ!!)」


美琴 「・・・あれ? ねえ当麻、口に何か付いてるわよ?」


上条 「え? ああ・・吹寄に貰ったクッキーだなコレ」

美琴 「クッキー?」

上条 「うん」

美琴 「貰ったの?」

上条 「うん」

美琴 「まさか・・・手作り?」


上条 「? うん」

美琴 「……ちょっと寄り道するわよ」


上条 「? 早く皆の所に行った方が良くないか?」

美琴 「いいから来るの!」ビリビリッ!


上条 「分かったから電撃は無しの方向で!!」 
 
 
788 : ◆yYKzJMnV7E [saga]:2011/12/18(日) 20:16:27.19 ID:MNL4Gv8SO
とりあえずここまでです。
夏休み編は色々考察中ですがまずはどこに行くべきか・・・ちなみにアレイ☆は邪魔なのでそのうち廃除します、某スレの如くアレイ蔵庫にでもするか、もしくはピラニアの餌にでも。
790 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) :2011/12/18(日) 20:34:00.65 ID:8n4gj1ebo
☆排除とか学園都市崩壊やないか
791 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/18(日) 20:37:46.79 ID:Hl3WgLpT0
乙です!

☆「早く人間になりたーい」

垣根「なに?最新型になりたい?……よし、任せろ」

☆「(´・ω・`)」

みたいな展開がくるのかッ!?
792 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/18(日) 20:47:27.83 ID:AI5QLKtU0
カンディラのえさのほうがいいと思います
ピラニアなんかよりもっとグロくて痛いんで
793 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/18(日) 20:54:09.29 ID:QhrNMXNVo
ア冷蔵庫くるか!? 
 
802 : ◆yYKzJMnV7E [saga]:2011/12/20(火) 22:37:47.45 ID:IVF0uzkSO
上条 「なんだここ? ホットドックの屋台?」


美琴 「結構美味しいのよここのホットドック」


上条 「へ~って・・・」

上条 (2000円!? 高っ! どこをどうすればホットドックが2000円もするんだよ!?)


美琴 「じゃあ二つ買って来るからここ座ってて」

上条 「え? いやいや、俺の分出す事無いぞ? ちゃんと出すから」

美琴 「い・い・から! 座って待ってて!」

上条 「・・・はい」

上条 (美琴、なんで怒ってるんだ?)

美琴 「はい、どうぞ」

上条 「悪いな、普通こう言うのって俺が出すべきなのに」

美琴 「気にしなくて良いってば、それより食べて見て」

上条 「じゃあ遠慮なく」モグモグ

美琴 「どう?」

上条 「あ、美味い!」


美琴 「でしょ? よかった」


上条 「高いだけかと思ってたけどこの美味さなら納得できるかも」モグモグ

美琴 「高い? 普通でしょ? これくらい」

上条 (そう言えば美琴もブルジョアだった・・・)

803 : ◆yYKzJMnV7E [saga]:2011/12/20(火) 22:45:20.66 ID:IVF0uzkSO
美琴 「あのさ・・・」モグモグ

上条 「?」モグモグ

美琴 「当麻って吹寄 (巨乳) さんと・・その・・仲良いの?」

上条 「悪くは無いと思うぞ? クラスメートだし」


美琴 「そうじゃ無くて! 何か・・結構親しい感じだったし…(胸大きいし・・・)」


上条 「まあ、何かと色々言われる時はあるな、主に説教だけど」


上条 「面倒見が良いなんだろうな多分、それか俺の事気に食わないだけかも」


美琴 「へー、ふーん、そーなんだ (やっぱり胸か? 胸なのかぁ!!)」イライラ


上条 「あの、美琴・・・怒ってる?」

美琴 「別に!」ツンツン!

上条 (え? 今の会話で不機嫌になる所なんて有ったか??)
804 : ◆yYKzJMnV7E [saga]:2011/12/20(火) 22:48:04.41 ID:IVF0uzkSO
上条 「ん? なあ美琴」

美琴 「何よ?」ツンツン! モグモグ!


上条 「何で不機嫌かはわかんないけど、鼻に付いたマスタードは拭いた方が・・・」


美琴 「……ッ!?」ゴシゴシッ!!


美琴 「!?!?$#&%@!!!」ジタバタッ!! ハナツーン!!


上条 「・・・大丈夫か?」

美琴 「へ?・・らに?・・じぇんじぇんらいじょうぶよ?」 ナミダメ


上条 「はいはい、ほら、拭くからこっち向いて動かない」フキフキ


美琴 「あ・・ありがと・・・//」


上条 「いえいえ」

806 : ◆yYKzJMnV7E [saga]:2011/12/21(水) 09:43:29.92 ID:JorFhUlSO
美琴 「? ねえ当麻」

上条 「どうした美琴?」

美琴 「どっちがとう・・じゃない! 私のだっけ?」アブネー

上条 「え? あー、多分こっちが俺のだな」ヒョイッ


美琴 「ちょっ! ちょっと待って!」

上条 「?」

美琴 「むー」ジー ホットドックニラム


上条 「どっちでも良いじゃん、てな訳でこっちを・・・」

美琴 「黙ってて!!」ガァァァ!!

上条 「」コワイ…

美琴 (ど、どっちが当麻のかしら・・・確率は50%! 右?・・それとも・・左??)


上条 「……はぁ」

上条 「ソーイッ!」ヒョイッ

美琴 「あ・・・」

上条 「時間切れって事で」モグモグ

美琴 「あーー!!!」

上条 「?」

美琴 「ウ……ふぇぇぇ」ポロポロ


上条 「よしよし」ナデナデ

美琴 「ふぇぇ・ふにゃ~///」





?? (キィエーーー!! あんの猿がああああああああああああ!!!!!)ギリギリ!!
807 : ◆yYKzJMnV7E [saga]:2011/12/21(水) 10:33:33.45 ID:JorFhUlSO
上条 「さて、夏休みの計画立てる前にこの課題を何とかしないとな・・・」


美琴 「課題?」

上条 「夏休みの大半を費やさなければならない憎むべき存在だよ、美琴もあるだろ?」

美琴 「無いわよそんな物、大体授業受けてれば宿題なんて必要無いじゃない」

上条 「マジですか!?」


美琴 「ちょっと興味あるわね、見せてよ課題ってやつ」

上条 「いいけど、はい」

美琴 「ふむふむ、何よこれ、復習じゃない」

上条 「へ?」

美琴 「こうでしょ?」スラスラ

上条 「……なんで解るの?」

美琴 「なんで解らないの?」


上条「……」


美琴 「?」
808 : ◆yYKzJMnV7E [saga]:2011/12/21(水) 10:38:36.77 ID:JorFhUlSO
上条 「あれ・・・おかしいな、このホットドック・・・やけにしょっぱいや・・」シクシク

美琴 「私がやっても良いけど、それじゃ当麻のタメにならないし、頑張ってね」


上条 「はい・・頑張ります」シクシク


美琴 「で、でも! 解らない所は教えてあげるからね」


上条 「ありがとう美琴さん」グスン


美琴 「ほら、そろそろ行きましょ」


上条 (年下、しかも中学生に教えて貰う俺・・・)


美琴 「? どうかしたの?」


上条 「頼りになる彼女が居て上条さんは幸せ者です・・・」シクシク…


美琴 「な、何よ急に・・・もう///」






?? 「キィエーーーー!!! だーーーーう!!!!」 ゴンゴンゴンゴン!!!

さて、だーれだ?www 
 
810 : ◆yYKzJMnV7E [saga]:2011/12/21(水) 10:42:40.54 ID:JorFhUlSO
~とあるマンション~


上条 「ただいまー」

美琴 「来たわよー」


垣根 「どうだ!」 つ[打一萬]


一方 「……悪ィな垣根、そいつァ通ら無ェぜ!」ニヤリ

垣根 「なっ!?」

一方 「ロォン! 大三元! また死に損なっちまったぜェ!!」

垣根 「くっ! やられた!」

00002 「大丈夫です垣根さん! [中]を鳴かせ、モヤシの大三元を確定させたのは00001号です!」


00002 「00001号には責任払いが生じ、垣根さんと16000点ずつ折半になります、つまり・・・」


垣根 「なんだよ、00001号のトビじゃん・・・」

00001 「・・・・フッ」 ニヤッ

00002 「な、何が可笑しいのですか00001号!」


00001 「ミサカがノーテンだと誰が決めたのですか?」


垣根 「00001号、まさかお前・・・」


ゴゴ…ゴゴゴゴゴゴゴ!!


00001 「ロン・・・国士無双!! 役満です!」
811 : ◆yYKzJMnV7E [saga]:2011/12/21(水) 10:45:39.22 ID:JorFhUlSO
垣根 「な・・ん・・・だと・・・」

00002 「そんな・・・」

一方 「やるじゃねェか00001号、俺の援護に回るかと思いきやまさかの国士無双とはなァ」


00001 「ミサカは当然の援護をしたまでです」フフン

一方 「流石は俺の女だぜェ」ナデナデ


00001 「フニャ~///」


上条 「……」

美琴 「……」


打ち止め 「あ、お帰りなさい!ってミサカはミサカは出迎えてみたり」

上条 「あ、うんただいま打ち止め」


美琴 「お邪魔するわね」

00003 「おやお姉様、いらっしゃったのですね」

美琴 「当麻に誘われたのよ、それより・・・」


上条 「お前等なんで麻雀なんてしてたんだ?」


垣根 「何って暇つぶしだ暇つぶし、チキショー負けた!」

00002 「ミサカと垣根さんが敗れるとは・・・」

一方 「これが実力の差だァ」フフン

00001 「これが二人の愛の差です!」フフン


美琴 (愛の差・・・)


美琴 「当麻! 私達も参加するわよ!!」


上条 「なぜ急に??」 
 
 
828 : ◆yYKzJMnV7E [saga]:2011/12/23(金) 23:05:29.84 ID:wsl7ocOSO
垣根 「それより御坂、お前夏休み予定入ってんの?」

美琴 「いや、特に予定は無いけど・・・」

垣根 「・・・淋しいな (゚ーÅ)ホロリ」


美琴 「ほっといてよ!って・・・あれ? 垣根、あんた今・・御坂って」

垣根 「どっかの優しい彼氏が順位で呼ぶなってうるさくてな」


美琴 「え・・それって」チラッ

上条 「まあ・・だってさ、嫌だろ? 友達同士で順位で呼び合うなんてさ」ポリポリ・・・


美琴 「当麻・・・///」

上条 「美琴・・・」イケメン!!


垣根 「イチャラブすんなら外でしろ、もしくは爆発しろ、いやむしろして下さいバカップルめ!!」

一方 「お前は人の事言え無ェだろが」

垣根 「朝からイチャラブしてた奴に言われたか無えよ」ケッ!


一方 「よォし今からお前のその腐った脳みそシェイクしてやンよォ!」


垣根 「上条お助けー!!」

上条 「アホか! お前レベル5で第二位だろ!? 無能力者の上条さんの後ろに隠れるな!」


垣根 「オラオラどうした掛かって来いや! こちらにおわす上条当麻様が相手になってやんよ! モヤシちゃん!」


上条 「ふざけんな! 一方通行も本気にするな・・・よ?」


一方 「まとめてブッコロだオラァ!!」


上条 「ぎゃ-------!?」


美琴 「当麻----!!」
829 : ◆yYKzJMnV7E [saga]:2011/12/23(金) 23:12:25.74 ID:wsl7ocOSO
上条 「不幸すぎる・・・」ボロボロ…

美琴 「当麻……大丈夫?」

上条 「心配してくれてありがと美琴」

美琴 「当たり前でしょ、私は当麻のか・・彼女なんだし//」

上条 「美琴・・・」

美琴 「当麻・・・」


垣根 「いやぁ悪い悪い、助かったわ」ナハハハッ

上条 「軽く殺意が湧いた・・・」

美琴 「あ・・垣根、靴下に穴空いてるわよ?」

垣根 「え? マジ??」スッ カガム


美琴 「ちぇいさ--!!」

>ドゴォッ!


垣根 「グボォッ!?」


打ち止め 「出たー!! お姉様のシャイニングウィザード!!ってミサカはミサカは実況してみたり!」

00002 「垣根さーんッ!?」
830 : ◆yYKzJMnV7E [saga]:2011/12/23(金) 23:21:44.91 ID:wsl7ocOSO
垣根 「こめかみが痛い・・・」ピクピク…

一方 「バ彼氏、バ彼女、ミラクルクソバ垣根は放っといてだ、夏休みにどっか行くンだろ?」

上条 「バ彼氏は止めて、てか一方通行に言われたく無いですの事よ?」


一方 「俺はバ彼氏じゃありませェン普通ですゥ」

垣根 「上条はまだマシじゃん、俺なんてミラクルクソバ垣根だぞ?」

美琴 「当麻を盾にしたバチよ!」プンスカ!

垣根 「なんだと!? 乳揉むぞコラ!」


上条 「やってみろ、その時は上条さんの右腕が唸るぜ!」

垣根 「ちぇっ、フンだ! 誰がそんな揉みごたえの無い乳揉むかよ!」


美琴 「・・・グスン」


上条 「そこに直れ垣根ぇ!! そげぶしてくれる!!」


垣根 「やなこった! ・・・ん?」

00002 「・・・」プルプル

垣根 「どうした00002号?」


00002 「垣根さんは巨乳が好きなんですね・・・」


垣根 「いや、別にそう言う訳じゃ・・」


00002 「では(胸が)あると無いではどちらがいいのですか?」

垣根 「そりゃ無いよりはあった方が良いだろ?」

00002 「垣根さんのバカー!! とミサカは泣きながら走り去ります!」ウワーン! タタタッ!!


垣根 「誤解だ00002号ー!! カムバッーク!! 帰って来てー!」
831 : ◆yYKzJMnV7E [saga]:2011/12/23(金) 23:27:01.38 ID:wsl7ocOSO
打ち止め 「あーあ、00002号泣かせた。ってミサカはミサカは垣根を責めてみる」 ジトー

00003 「最低ですね、とミサカは垣根さんを蔑みます」 ジトー

垣根 「違うんだ! 今のは言葉のアヤなんだよ!」

一方 「てェェェいとくゥゥゥゥん!! 妹達泣かせたらぶっ殺すって言ったよなァァァ!?」ビキビキビキッ!!


垣根 「全速力で謝ってきます!!」タタタッ!!!!


上条 「まったく・・・」

美琴 「・・・当麻は胸大きい娘の方が・・好き?」オソルオソル

上条 「あるがままの美琴が好きだぞ?」キッパリ

美琴 「ふにゃ~~///」


00001 「あの・・・一方通行はどちらが好みですか?」

一方 「お前が好みだ」キッパリ

00001 「フニャ-///」


3号止め 「「はいはいリア充リア充」」
832 : ◆yYKzJMnV7E [saga]:2011/12/23(金) 23:32:46.87 ID:wsl7ocOSO
~00002号の部屋~

00002 「グスッ・・・ふぇぇぇ」ポロポロ

垣根 「00002号、入るぞ?」

00002 「グスッ・・・何ですか? ・・・巨乳好きの垣根さん」プイッ!

垣根 (・・・こりゃ相当だな)

垣根 「00002号、すまなかった」ペコッ

00002 「謝られても困ります・・・」

垣根 「・・・そうか、じゃあどうすれば許してもらえる?」

00002 「・・・」

垣根 「俺は00002号を傷付けた、だから何を言われても仕方ねえ」


垣根 「だから許してもらえるなら何だってする、この部屋から出ていけってんなら今すぐ出ていく」

00002 「え? あ・・あの」

垣根 「何だったらこのマンションからも出ていく、それが償いになるならだけどな・・・」

00002 「・・・垣根さんはいじわるです」

垣根 「そうか?」

00002 「垣根さんがここから居なくなってミサカが喜ぶと思いますか?」

垣根 「・・・思わねえな」

00002 「だったらしばらく…、一緒に居て下さい」

垣根 「それで許してくれるのか?」

00002 「それはミサカの気分次第です」 クスッ

垣根 「あらら、まいったなこりゃ」

00002 「そうですね……じゃあ、キスしてくれたら・・・許してあげます」


垣根 「それならお安い御用だ・・・」


00002 「ン・・・」

………
……
…。
833 : ◆yYKzJMnV7E [saga]:2011/12/23(金) 23:54:19.64 ID:wsl7ocOSO
垣根 「待たせたな・・・」

上条 「遅かったな・・何かあったのか?」

垣根 「まあ、色々な」

00003 「00002号、やけに顔色がいいですね?」


00002 「そうでしょうか?」ツルツル! テカテカ!

00001 「まさか・・垣根さんと・・・?」

00002 「ミサカは一つ大人になりました//」 ポワーン


美琴 「ちょっと!? まさかあんた・・その・・最後・・まで?///」カオマッカ


00002 「大人のキスでした・・・///」


美琴 「そっちかい!」ビシッ!


834 : ◆yYKzJMnV7E [saga]:2011/12/23(金) 23:59:54.68 ID:wsl7ocOSO
一方 「ンで? 夏休みどこ行くンだ?」

垣根 「海が良いだろ? 海が良いよな?? 海が良いと言え!!」

上条 「俺は皆が楽しめたら何処だって構わないけど、海も良いな」


美琴 「私も海が良いかな、しばらく行って無いし」


00001 「ミサカも海を見て見たいです」

00003 「00001号と同じくミサカも海がいいです」

打ち止め 「海行きたい!ってミサカはミサカは手を挙げてみたり!」ハイッ!

00002 (大人のキス・・・最高です・・・フニャー///)

一方 「じゃあ海だな、いつから行くンだ?」


垣根 「明日海パン買いに行きてえから明後日でいいんじゃね?」


美琴 「そうね、私も新しい水着見に行きたいし、この子達の水着も選ばないといけないしね」


一方 「こいつ等の水着やらなンやらの金は俺が出す、オリジナルは付き合ってやってくれ」


美琴 「了解、任せといて」
835 : ◆yYKzJMnV7E [saga]:2011/12/24(土) 00:14:30.87 ID:Ov42SSqSO
上条 「でも、大丈夫かな?」

一方 「何がだ?」

上条 「いや、遊泳施設とかなら学園都市の中にも結構あるけどさ(と言う設定)」


上条 「海に行くとなったら外出届け出さないとだろ? 正直、難しくないか?」


美琴 「確かにそうよね、レベル5ともなると実家に帰るだけでもかなり面倒な手続きしないといけないし・・・(と言う設定)」

美琴 「しかもそのレベル5が三人同時に、しかもそのクローンまで学園都市の外に出るのは・・・難しいわね」


垣根 「だがしかし!! そんな常識はこの俺には通用しねえ!!」


垣根 「いざとなったら強行突破だ! ゲートブチ破ってやるぜ!」

一方 「甘いぜェていとくン、粉々の間違いだろォ?」

垣根 「実際レベル5三人居りゃ余裕だしな」ナハハハッ


上条 「と、とりあえずその話は明日だな、そろそろ晩飯の用意しないとだし」

垣根 「今晩のメニューはなんだ? 上条シェフ」


上条 「青椒肉絲と炒飯とエビチリにするつもりだけど?」


垣根 「中華まんは?」

上条 「コンビニで買ってくれ」


垣根 「んじゃ買ってくる」

00002 「ミサカも行きます!」ハイッ!

打ち止め 「ミサカも行きたい!ってミサカはミサカは(ry」ハイッ!


00002 「!」フタリノデートガ!

垣根 「んじゃおちびも入れて三人で行くか、00002号もそれで良いよな?」

00002 「・・・はい」 オノレ…ヨウジョメ!!

836 : ◆yYKzJMnV7E [saga]:2011/12/24(土) 06:05:28.97 ID:Ov42SSqSO
上条 「さて、ピーマンと竹の子と・・」

美琴 「あ、私も手伝う!」!

上条 「いやいや、これ位上条さんにお任せをって・・・・」

美琴 「手伝うの!」 〔美琴はゲコ太エプロンを装備した〕


上条 「じゃ・・じゃあ野菜洗って切ってもらえるか?(どこに有ったんだあのエプロン・・・)」


美琴 「これね、任せといて!」フンスッ!


00001 「一方通行、コーヒーです」

一方 「悪い」ズズー

00003 「ムムッ! このゲームは中々難しいです」カチャカチャ

一方 「なにやってンだ?」
00003 「垣根さんが持って来た地球防衛軍2です」カチャカチャ


一方 「ほう、で? どンなゲームなンだ?」


00003 「基本的には敵を撃ちまくるサーチ&キルなゲームです」

一方 「面白そうじゃねェか、俺にもやらせろ」

00003 「協力プレイが可能ですからどうぞ」

一方 「ンじゃ俺はこの男キャラで行くか」

00003 「ではミサカはこのペイルウイングで行きます」


一方 「武器は2つ選べンのか、じゃあバズーカとショットガンだな」

00003 「ミサカはスナイパーとレイピアで行きます」
一方 「行くぜクソどもがァ! スクラップの時間だァ!!」 
 
 
849 : ◆yYKzJMnV7E [sage]:2011/12/25(日) 08:12:08.02 ID:fcI8t/TSO
※ゲーム内

一方通行→STF隊員(男)

00003号→ペイルウイング(女)

一方 「で? 敵ってなァどンな奴だ?」

00003 「虫です」

一方 「あ? 虫相手に銃なンざ必要無ェだろ?」

00003 「まあ見れば分かります・・あ、来ましたよ」


黒アリ 「キシャー!!」

一方 「うおっ!? 何だこのアリは?? てかアリかァ!? デカすぎンだろ!」


00003 「ボケッとしてないで撃って下さい!」

一方 「クソッ! オラぶちまけろやァ!!」バンバンッ!!

黒アリ 「ギャーッ」

一方 「ケッ、口ほどにも無ェな」


00003 「何を安心してるんですか!? どんどん来ますよ!」

一方 「フンッ、あンなザコ何匹来ようが・・・」

黒アリ(大群) 「ギシャーッ!!」


一方 「うおォォ!?」

00003 「このっ!」バシュッ!

一方 「喰らえ木原くンバズーカァ!!」ボシュッ!!

00003 「何ですかそれ?」

一方 「言って見たかっただけだァ!」
850 : ◆yYKzJMnV7E [sage]:2011/12/25(日) 08:13:59.84 ID:fcI8t/TSO
一方 「ふう、終わりか?」

00003 「まだ前半戦です、左上のマップに赤い点が見えますか?」

一方 「ああ、何か動いてるな」

00003 「それが虫です、少し移動しなければ、ではミサカはお先にアデュー!」 ギューン!


一方 「お、飛べるのかァ? じゃあ俺も」ピョンッピョンッ!


一方 「あァ? 何で飛べ無ェンだよ!?」


00003 「飛べるのはペイルウイングの特性ですから」

一方 「クソッ、走るしか無ェのか?」

00003 「そうとも限りませんよ?」

一方 「あ? 何か方法があンのかァ?」

00003 「そこに乗り物がありますよね? 一方通行のキャラは飛行する事は出来ませんが様々な乗り物に乗る事が出来ます」


一方 「コイツはバイクか? まあ乗って見るか」

一方 「オォ? 速ェ! コイツは良いぜェ!!」ギューン!!


00003 「しかしその状態では固定武器のマシンガンしか使えません」

一方 「ぎィヤハハハッ!! オラどけどけェ! 一方通行のお通りだァ!」ギューン!!


00003 (全く聞いてませんね) 
 
 
851 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/25(日) 08:31:50.99 ID:/SLatuoMo
EDF! EDF! EDF!


STF?


EDF! EDF! EDF!
852 : ◆yYKzJMnV7E [sage]:2011/12/25(日) 10:04:33.47 ID:fcI8t/TSO
>>851

その通り、EDFでした。
なぜこんな打ち間違いを・・・寝ぼけてたかな。 
 
857 : ◆yYKzJMnV7E [saga]:2011/12/26(月) 20:00:16.59 ID:mmhTmGvSO
クリスマスでバタバタしてました汗。

続き投下します。 
 
858 : ◆yYKzJMnV7E [saga]:2011/12/26(月) 20:01:44.93 ID:mmhTmGvSO
上条 「あいつら楽しそうだな・・」

美琴 「ねえ当麻、ピーマンは細切りで良いのよね?」

上条 「ああ、出来るだけ大きさそろえてな、その方が火の通りが良くなるし」

美琴 「うん、でも当麻が想像以上に料理上手いのが意外だったわ」

上条 「一人暮らし長いとこれ位自然に出来るって、一方通行が部屋に泊まりに来た時とか料理するのは大抵俺だし」

美琴 「え? 一方通行、当麻の部屋に泊まりに行ってたの?」

上条 「まあ付き合い長いしな、しかも何の連絡も無くいきなり来るし」

上条 「ふらっと来たと思ったら『泊めろ、腹減った、飯作れ』だもんなあ、少しはこっちの都合も考えろっての」

美琴 「ふーん(何よそれ!? 私だってまだ当麻の部屋に泊まった事無いのに!!)」


上条 「でも、こうしてると何かアレだよな・・・」

美琴 「? なにが?」

上条 「何か新婚さん見たいだよな」ハハハッ

美琴 「しッ! ししし新婚!? って事は当麻と私が結婚って事で! ふふふッふにゃー!!」ビリビリ!!!


上条 「電撃ヤメテー!!」
859 : ◆yYKzJMnV7E [saga]:2011/12/26(月) 20:03:28.08 ID:mmhTmGvSO
上条が慌てて美琴の頭に右手を当てたが少し遅かった、ボンッ! と言う音と共に部屋の家電が一つこの世を去った・・・・


一方 「おい上条、今の音なンだ?」


上条 「すまん・・・一方通行、冷蔵庫とかは無事見たいだけどトースターがララバイした」


一方 「原因はオリジナルか?」


美琴 「ご・・ごめん」ショボン

一方 「自分の女のコントロールくらいちゃンとしろよなァ」

上条 「面目ない・・・」

一方 「まァ良い、どうせ明日買い物行くンだからな、その時買い替える」


美琴 「わ、私ちゃんと弁償するから!」

一方 「別にトースターの一つや二つでガタガタ言やしねェよ、気にすンな」

美琴 「で、でも・・」

一方 「同じ過ちを二度繰り返さなきゃ良いンだ、今回は大目に見るが次は弁償な」

美琴 「うん・・ありがとう」
860 : ◆yYKzJMnV7E [saga]:2011/12/26(月) 20:06:43.86 ID:mmhTmGvSO
打ち止め 「ただいまー!ってミサカはミサカは帰還を伝えてみたり!」

上条 「お帰り打ち止め・・ってその袋の中全部お菓子か?」

打ち止め 「垣根に買って貰ったんだよってミサカはミサカはお菓子入りの袋を見せてみる」


上条 「かなりの量だな、てか垣根は?」

垣根 「呼ばれて飛び出てていとくん!!」ババーン!

00002 「&ミサカです!」

上条 「垣根よ、お前は壺の中にでも住む気か?」

垣根 「なにそれメルヘンじゃん」

美琴 「遅かったわね」

垣根 「いやぁ、学園都市のコンビニ舐めてたわ、色々中華まんの種類あったから目移りしちまってな」


上条 「いくつ買ったんだ?」

垣根 「全部」

美琴 「あんたそれ食べ切れるの?」

垣根 「なんだよなんだよ、せっかく皆の分も買って来たのに・・・」イジイジ…


00002 「例えお姉様でも垣根さんをいじめる事はこのミサカ00002号がゆるしません!」


美琴 「え・・いや本気にしないでってば」

00002 「・・・あんなウニ頭のどこが良いんですか?」

美琴 「ちょっと表出ましょうか、ケンカなら買うわよ!」

上条 「本気にするなよ美琴・・・」
861 : ◆yYKzJMnV7E [saga]:2011/12/26(月) 20:11:59.21 ID:mmhTmGvSO
打ち止め 「見て見てイイでしょ!ってミサカはミサカはアナタにお菓子を見せ付けてみたり」ホクホク


一方 「おい垣根ェ、あんまりクソガキ甘やかすな、ワガママに育ったらどうすンだ」

垣根 「女子供の頼みは断らん、それがイケメルヘンクオリティー」


一方 「無駄なクオリティーだなおい」


00002 「垣根さんはモヤシと違って優しい人なんです」フフンッ

一方 「何でお前が威張ってンだ?」

00002 「べ! 別に良いじゃありませんか!」


一方 「イヤ、慌てられても困るンだが」

00001 「00002号、一方通行だって垣根さんに負けない位優しいですよ? むしろ勝っています」


00002 「フンッ、それは有り得ません、垣根さんが1番です!」

00001 「そんな事ありません! 1番は一方通行です!」

00002 「垣根さんです!!」

00001 「いいえ! 一方通行です!!」

美琴 「当麻が1番に決まってるでしょ!!」

1.2号 「えぇ……」


00003 「同じ顔が張り合うのは面白いですね」プークスクス
862 : ◆yYKzJMnV7E [saga]:2011/12/26(月) 20:17:06.21 ID:mmhTmGvSO
垣根 「てか地球防衛軍やってんのか? 俺にもやらせろ」

00003 「ではミサカが交代しましょう」

垣根 「俺の足引っ張るなよ一方通行くん!」

一方 「こっちのセリフだァていとくン!」

垣根 「ぐあっ!? 何で俺を撃つんだよ!」


一方 「あー悪ィ、誤射だ誤射ァ」

垣根 「・・・虫けらめ! 喰らえ!」


一方 「ンなッ!? テメェ! ゼロ距離からスナイパー撃つンじゃねェ!!」

垣根 「誤射だ」

一方 「見え透いた嘘ついてンじゃねェぞコラァ!!」


00002 「垣根さんモヤシは虫の息です!」

00001 「頑張って下さい一方通行!」


上条 「おーい、そろそろご飯出来るぞー」

一垣123止め 「は(ァ)ーい」
863 : ◆yYKzJMnV7E [saga]:2011/12/26(月) 20:44:21.07 ID:mmhTmGvSO
垣根 「ほほう、中々やるじゃん上条」

上条 「一人暮らし長いしな、普通だって」

垣根 「謙遜すんなよ、台所に立つ男はモテるんだぜ?」

上条 「そうなのか? じゃあ垣根も?」


垣根 「俺はそんな事しなくてもモテるもん」

上条 「」

美琴 「当麻、今度から私が作るわ!」

上条 「何で急に??」

美琴 「別に他意は無いわよ?(これ以上フラグだ何だは勘弁だし)」


一方 「肉が少ねェな」

美琴 「好き嫌いしてると大きくなれないわよ?」

打ち止め 「お姉様は好き嫌いしたの?ってミサカはミサカは胸を凝視してみる」

美琴 「して無いわ・・して無いはずなのよ・・・」

垣根 「遺伝じゃねえの?」

美琴 「うちの母親見たら絶句するわよ、絶対に」

一方 「胸なンざ所詮脂肪の塊だろォが、なンで女ってな胸だ乳だって言うか理解出来ねェな」

美琴 「あんたには、いや男には一生解らないわよ」
垣根 「男の象徴だってデカイ方がいいだろ? それと同じだ」

上条 「食事の前に下ネタはヤメロ」

垣根 「何だよいつかは御坂に見せるくせに、お前のチ」

上条 「それ以上言うなー!!!」

美琴 (当麻の・・・いやいやまだ早いわよね! ・・多分)
864 : ◆yYKzJMnV7E [saga]:2011/12/26(月) 21:06:41.07 ID:mmhTmGvSO
垣根 「そろそろ食おうぜ、冷めちまう」

上条 「そうだな、美琴も食べて行くだろ?」

美琴 「まだ門限まで余裕あるし大丈夫よ」

垣根 「それでは皆さんお手を拝借!」

上条 「ほい」

美琴 「やっぱりやるのね」

一方 「ン」

00001 「はい」

00002 「美味しそうです!」

00003 「待ち侘びました」

垣根 「んじゃいくぜ!」

垣根 「だーれが殺したクックロビン~♪」

打ち止め 「いただきます!ってミサカはミサカは音頭をとってみたり!」


一同 『いただきます』


垣根 (皆さん、これがイジメですシカトです・・・)グスン
865 : ◆yYKzJMnV7E [saga]:2011/12/26(月) 21:10:50.61 ID:mmhTmGvSO
垣根 「てな訳でだ、中華まんロシアンルーレットを執り行う!」


上条 「いきなりすぎだろ、てか何でロシアンルーレットなんだ?」


垣根 「説明しよう!!」

垣根 「さっき気付いたんだがこの中華まん、外見が全く同じ、つまり中に何が入ってるか食って見ないと分かん無いんだなこれが!」ナハハハッ


一方 「妙なもン入って無ェだろうな?」

垣根 「食えない物は入って無いだろ・・・多分」

上条 「垣根、学園都市を甘く見るなよ、学生に毒味感覚で売ってる様な所だぞ?」


垣根 「運を天に任せようぜ?」


上条 「その運とやらに上条さんは生まれながらに見放されてんだよ!!」

垣根 「恨むなら自分の生まれの不幸を呪うがいい!」ワッハハハ!!


上条 「まさにその通りだよ! コンチクショウ!!」


垣根 「そんじゃ中華まんロシアンルーレット始まりー!」
 
 
874 : ◆yYKzJMnV7E [saga]:2011/12/29(木) 22:10:21.03 ID:3szt9cbSO
垣根 「んじゃまず上条からな」

上条 「いきなりかよ! まあ良いけど」

垣根 「さあ選べ! 運命の中華まんを!!」

上条 「大袈裟だっての、じゃあ・・・コレだ!」

垣根 「いいのか? 良いんだなそれで??」


上条 「どれ選んだって結果は見えてるんだよ・・俺には」


美琴 「当麻、水用意しとこうか?」

上条 「美琴、もし俺の身に何かあったら・・他の誰かと幸せにな・・・・」


美琴 「嫌よそんなの! 私は当麻とずっと一緒に居たいの!」

上条 「ありがとう・・・美琴」

一方 「早く食え、後がつかえてンだよ」

上条 「・・・なむさん!!」バクッ!


上条 「・・・グブボファッ!!!」

美琴 「当麻ー!?」

上条 「か、辛い!! てか痛い! 口の周りが痛い!!」


垣根 「あー、それ多分ハバネロとタバスコと青唐辛子の超絶激辛まんだわ」

上条 「みみみ水ー!!」

垣根 「え? ミミズ?」

上条 「じょうらんいっふぇるばあいきゃ!」

垣根 「何言ってるかワッカリーマセーン」

美琴 「当麻早く水飲んで!」

上条 「からひ・・・」

垣根 「よし、じゃあ次ぎな」

875 : ◆yYKzJMnV7E [saga]:2011/12/29(木) 22:12:10.03 ID:3szt9cbSO
美琴 「次ぎは私ね、どれにしようかしら・・・」


垣根 「何なら上条の食べかけでもいいぞ?」

美琴 「それは後で・・って何言わせるのよ!」

一方 「悪い事は言わねェから変態路線だけは止めとけオリジナル、ヘタッチメン子と同じになりたく無かったらなァ」


美琴 「い、今のは忘れて! コレッ! コレにするわ!」


00001 「お姉様、もう少し慎重に選んだ方が・・」

00002 「急いては事をし損じると言いますし」

美琴 「これは間違いなく当たりよ、超能力者の第六感が告げてるわ!」


00003 「根拠がありません・・・」

美琴 「いただきます!」モグッ!


打ち止め 「どう?ってミサカはミサカはお姉様に確認してみたり」


美琴 「・・・口の中がグチャグチャネバネバドロドロする・・・何コレ??」


垣根 「それは納豆とオクラとワカメと、とろろ昆布と、とろろ芋のねっちょりネバネバまんだな」


一方 「コレ作った奴ァ馬鹿だろ、何だそのネーミングは?」


美琴 「マズくは無いけど口の中で糸引いてる・・・」

垣根 (聞き方によっちゃエロスだな)

美琴 「ひにゃ!? 水飲んだら更に口の中がグチュグチュに・・・」

一方 (狙って言ってンのか?)


垣根 「さーて次ぎな次」

一方 「次ぎは俺かァ」
876 : ◆yYKzJMnV7E [saga]:2011/12/29(木) 22:35:55.70 ID:3szt9cbSO
00001 「一方通行も第六感で選ぶのですか?」


一方 「ンな根拠の無ェもンで選ぶか、俺は適当だァ・・・コレだな」


垣根 「さあ食え! そしてメルヘンになってしまえ!」フハハハハッ!

一方 「なってたまるかァ!」


一方 「00001号、俺は必ず生きて帰る、帰ったらまた・・お前の入れたコーヒーを飲ませろ・・・」


00001 「一方通行・・・・」


00002 (自ら死亡フラグを立てるとは、馬鹿なモヤシです)


一方 「いくぜェ!」バクッ!

一方 「……」モグモグ

00001 「ど、どうですか?? とミサカは一方通行を心配します」


一方 「これは・・・鶏肉かァ? 普通に美味いぜェ?」


00002 「つまらないモヤシめ、場の空気が冷めました」

一方 「俺か? 俺のせいだってのかァ!?」


上条 「で、でも良かったじゃないか、鶏肉なら美味いし」←復活

垣根 「え? それ鶏肉じゃ無いけど?」

一方 「・・・あァ?」

垣根 「それ食用カエルの肉使ったゲコゲコまんだな」

美琴 「ゲコ太ー!!??」

00002 「モヤシ! 今すぐ吐き出せやコラ! とミサカは激怒します!!」


00003 「ゲコ太を食べるなど言語道断です!!」

打ち止め 「ゲコ太がアナタに食べられちゃったー!ってミサカはミサカはショックに打ちのめされてみたり・・・」ウェーン!!
877 : ◆yYKzJMnV7E [saga]:2011/12/29(木) 22:43:29.18 ID:3szt9cbSO
00001 「一方通行の人で無しー! とミサカは走り去ります!」ウワーン!

一方 「待てェ! 誤解だ! 戻って来いィー!!」


美琴 「離して当麻! ゲコ太の敵をとるの!!」


上条 「落ち着け美琴!」

打ち止め「アナタなんてキライ!ってミサカはミサカはそっぽむいてみる!!」


一方 「違ェ! 違ェンだよォ!!」


垣根 「カエルは美味い事が実証され、一方通行の好感度が最悪になった所で次ぎな」
878 : ◆yYKzJMnV7E [saga]:2011/12/29(木) 22:46:14.69 ID:3szt9cbSO
打ち止め 「次ぎはミサカが食べるねってミサカはミサカは中華まんを手にとってみる」


垣根 「おちび、そんな簡単に決めていいのか~?」

打ち止め 「フッフッフ、ミサカにそんな心理戦は通用しないのだ!ってミサカはミサカは不適な笑みをうかべてみたり」


打ち止め 「じゃあ、いただきまーす!ってミサカはミサカは中華まんを頬張ってみたり」モグッ

打ち止め 「・・・」モグモグ

00002 「上位個体、水飲みますか?」

打ち止め 「・・・中にプリンが入ってる!ってミサカはミサカはほっぺを押さえてみたり!」


垣根 「それはプリンまんで当たりだ、良かったなおちび」

打ち止め 「甘くてとっても美味しいよってミサカはミサカは笑顔になってみたり♪」モグモグ♪


垣根 「今の所当たりはおちびだけか、次ぎ誰だ?」
00003 「次ぎはミサカが食べます」


00001 「・・・しばらく一方通行とは口を聞きません! とミサカはそっぽをむきます」プイッ!


一方 「だから知らなかったンだよォ・・・」


美琴 「当麻ぁ、ゲコ太が・・ゲコ太がぁ…」エグッ

上条 「よしよし、泣くのはおよし」ナデナデ


垣根 「・・・まあアッチは放っといて、次ぎは00003号な」 
 
881 : ◆yYKzJMnV7E [saga]:2011/12/29(木) 23:15:16.39 ID:3szt9cbSO
00003 「では、ミサカはこれをいただきます」

00002 「やけに簡単に決めましたね00003号」

00003 「当たるも八卦、当たらぬも八卦と言いますから」


垣根 「中々良い性格してんじゃん、キライじゃ無いぜ?」


00003 「生憎チャラい男はお断りです」 ニッコリ

垣根 「アララ、フラれちったな」ナハハッ

00002 「垣根さん・・・浮気ですか?」ゴゴゴゴ…


垣根 「NO! NO! ていとくん浮気しない!」

00002 「そうですよね」ニッコリ


垣根 (恐かった……)ガクブル


00003 「ではいただきます」モグッ


打ち止め 「どう?ってミサカはミサカはプリンまんを食べながら聞いてみたり」ムグムグ


00003 「これは・・・角煮でしょうか?」モグモグ


垣根 「それは多分イベリコ豚と金華豚のミックス角煮まん見たいだな、大当りだぜ00003号」


00003 「とっても美味しです♪」モグモグ


打ち止め 「ミサカのプリンまんと交換しない?ってミサカはミサカは物々交換を持ち出してみる」


00003 「お断りします、おぉ・・角煮が口の中でとろける様です♪」モグモグ


打ち止め 「ぶー! ぶー!ってミサカはミサカはブーたれてみたり!」


垣根 「次ぎは00002号行くか?」

00002 「そうですね、どれが当たりでしょうか・・・」


一方 「な・・なァ、いい加減に機嫌直せよォ・・・」


00001 「知りません!」プイッ!

00002 「ウルサイですよモヤシ」

一方 「何だってンだチキショオォ!!」
882 : ◆yYKzJMnV7E [saga]:2011/12/29(木) 23:19:40.86 ID:3szt9cbSO
00002 「ではこれで」

上条 「美琴、もう平気か?」

美琴 「うん、ありがと当麻//」


00002 「イチャイチャするなら外でして下さい」

垣根 「脳天にフルパワーで破壊光線喰らわすぞこのバカップル」

上琴 「///」テレテレ

垣根 「俺は決めた、今決めた! 統括理事長になって学園都市中のリア充を殲滅する!」


00002 「あの、ミサカは食べても良いのでしょうか?」

垣根 「おう、あんなリア充放っといて食え食え!」
00002 「ではいただきます」モグ


00002 「・・・味がありません、具が入っていない様です」ムグムグ

垣根 「それ具無しのプレーンまんだな」


00002 「パンの様で中々イケますね」モグモグ

垣根 「何でも食うのは良い事だぜ、てな事でお前は良い子だ00002号」ヨシヨシ

00002 「///」


垣根 「次ぎは00001号が食べるか?」

00001 「そうします」

一方 「水、持って来てやろうかァ?」

00001 「結構です」プイッ

一方 「orz」


上条 (一方通行、不憫な子・・・)
883 : ◆yYKzJMnV7E [saga]:2011/12/29(木) 23:22:41.45 ID:3szt9cbSO
垣根 「なあ00001号、いい加減許してやれよ」

00001 「嫌です」プンプン!

00001 「もうヤケです、ミサカはこれを食べます!」

一方 「もっと慎重に選ンだ方が良くねェかァ?」

00001 「一方通行は黙ってて下さい」プイッ

一方 「上条ォ・・俺ァどうすりゃ良いンだ・・・」

上条 「誠心誠意謝るしかないんじゃないか?」

一方 「・・・やってみるぜェ、そしてその後でこの原因を作り出した垣根をブチ殺す!!」

上条 「ホドホドにな」


00001 「それではいただきます」モグ

00001 「・・・」モグモグ


美琴 「あんた、大丈夫? 水飲む?」

00001 「・・・・ヒクッ」

美琴 「?」
884 : ◆yYKzJMnV7E [saga]:2011/12/29(木) 23:42:38.91 ID:3szt9cbSO
一方 「・・なあ、00001号」

00001 「・・・」

一方 「さっきはその・・すまなかった、許してくれねェか?」


00001 「ミサカは怒ってなんていませんよ?」

一方 「本当・・かァ?」

00001 「本当ですよ、セロリたん」

一方 「・・・・は?」


00001 「ミサカがセロリたんを怒るなんてありえません・・・ハァハァ」

一方 「何で息が荒いンだァ!?」

00001 「さあセロリたん! ミサカと夜の運動会を!!」

一方 「だから服脱がそうとすンなァ!」


00001 「ではミサカが・・・」ヌギヌギ

一方 「脱ぐなァ!!」

美琴 「ちょっとあんた止めなさいよ!」

00001 「ミサカの全てを見てください! セロリた~ん!」


一方 「来ンなァー!!」


上条 「なあ垣根、あれってまさか」


垣根 「ああ、多分これのせいだな、生地にラム酒を染み込ませた中華まん」

上条 「学園都市にそんな物売るなよ! どこの製品だそれ??」


垣根 「えーと、アレイ☆印の中華まんだ」


上条 「誰だよ」


垣根 「どっかで聞いた事あるんだけどな、誰だったか・・・」 
 
 
895 : ◆yYKzJMnV7E :2012/01/07(土) 00:01:40.73 ID:72FN4S2SO
一方 「ハァ・・ハァ・・・」

00001 「動き辛いですセロリたん・・・ハアハア」

一方 「押さえ付けとか無ェと脱ぎだすだろうがァ!」

00001 「セロリたんは自分で脱がせて燃えるタイプですか??」ハァハァ

一方 「違ェ!!」

垣根 「大変だな、セロリたん」

上条 「がんばれセロリたん」


一方 「お前等にセロリたん呼ばわりされたく無いンですけどォ!?」


美琴 「……まだ早いけどそろそろ帰ろうかな」


上条 「じゃあ寮まで送ってくよ」


美琴 「いいの?」


上条 「頼りないボディーガードかもしれないけど居ないよりマシだろ?」


美琴 「そんな事無い、嬉しい//」

上条 「じゃあ行くか」

垣根 「・・・上条、一つ言っとくぞ」

上条 「なんだよ」

垣根 「青姦は止めとけよ? 不衛生だからな」


上条 「するか!!」

打ち止め 「眠い・・・ってミサカはミサカは・・ふにゅ」

00003 「上位個体、お風呂に入ってから寝ましょう」

打ち止め 「うん・・むにゃ」

00002 「幸い00001号はモヤシが何とかしているようですから三人で入りましょう」


垣根 「んじゃ俺はビリーズブートキャンプしてよっと♪」


一方 「ブートキャンプだァ!? てかこっちに手ェ貸せやァ!!」

896 : ◆yYKzJMnV7E [saga]:2012/01/07(土) 00:07:32.37 ID:72FN4S2SO
垣根 「邪魔しないように静かにやるって」

一方 「今すぐお前を永久に黙らせてやンよォ!」

垣根 「だか断る。ビリーは毎日の日課なんだよ」

一方 「どうせインチキだろォが」

垣根 「え? 知らねえの? マジで効果あるんだぞコレ」

一方 「・・・マジで?」

垣根 「マジだ、お前の貧弱ボディだってビリーにかかれば上条並の肉体になる」

00001 「セロリた~ん・・・Zzz」←つぶれた


一方 「・・なァ、ていとくン」


垣根 「ん?」

一方 「俺も・・その、やって見て良いかァ?」

垣根 「なんだよ、インチキ呼ばわりしてたくせに」

一方 「ち、ちげェからな! 別に上条見たいなボディになりたいって訳じゃ断じて無ェンだからな!!」


垣根 「ツンデレはいらん」

一方 「おい聞いてンのかァ!? ホントだぞ? ホントにほンのチビーーーッッとだけ興味が湧いただけなンだからなァ!!」

垣根 「はいはい、幸い上条は御坂を送って居ないし00001号は寝てるし、あとの三人は風呂入ってるから安心してビリーに打ち込めるぞ」


一方 (最強の俺に上条並のボディが備わればまさしく無敵! クカカッ! やッてやる! やってやるぜェ! ビリィー!!)


垣根 「反射は解除しとけよ、能力使ったら意味無いからな」

一方 「既に解除済みだァ! さァ早くビリーを出せェ! ハリィー、ハリィー! ハリィィー!!」

垣根 「ほいほい、んじゃスタートだ!」
897 : ◆yYKzJMnV7E [saga]:2012/01/07(土) 00:09:45.87 ID:72FN4S2SO
~その頃の上条美琴~


美琴 「ごめんね当麻、面倒かけちゃって」

上条 「気にするなって、上条さんはこれくらい何とも無いですよ?」

美琴 「でも・・・」

上条 「それにさ」

美琴 「?」

上条 「美琴と二人っきりってのは俺にとってかなり嬉しい状況な訳でして」

美琴 「・・・//」

上条 「皆とワイワイやるのも良いけど、やっぱり・・・な」

美琴 「・・・当麻」

上条 「ん?」


>・・・・ギュッ


上条 「あの・・えっ・・・と?」


美琴 「・・・もう、鈍いわね」

美琴 「あのね当麻・・・」

上条 「?」
898 : ◆yYKzJMnV7E [saga]:2012/01/07(土) 00:13:33.27 ID:72FN4S2SO
美琴 「……大好き♪」

上条 「お・・おう///」

美琴 「当麻、あのね……」ゴニョゴニョ…


上条 「え!? いや、それはまだ早いのでは無いでせうか??」

美琴 「当麻は・・その、したく・・無い・・・?」ウルウル


上条 「したく無い訳じゃ決してないぞ? ただ美琴まだ中学生だし・・・」


美琴 「キスした癖に」

上条 「え!? いや。あれは同意の上だった訳で」

美琴 「・・・グスッ」

上条 (泣くのは反則だろ! あー!! クソ! 覚悟を決めろ上条当麻!)

上条 「じ、じゃあ…行くか?」

美琴 「…うん」

「……………」

「…………」

「………」

「……」

「…」

「・」 
 
899 : ◆yYKzJMnV7E [saga sage]:2012/01/07(土) 00:16:44.69 ID:72FN4S2SO

二人の行き先は上条当麻の部屋。 そこで何があったかは……御想像にお任せします。


ちなみにしばらくして。寮に帰った美琴の惚気話しを聞いた黒子は、頭に火の点いた蝋燭を差し、白装束に身を包み、夜なべで鉄矢を研いていたとかいないとか・・・。 
 
900 : ◆yYKzJMnV7E [saga sage]:2012/01/07(土) 00:25:48.58 ID:72FN4S2SO
打ち止め 「ふにゅ~、良いお湯だった♪ってミサカはミサカはそのまま冷蔵庫に向かってみたり」


00002 「たしか牛乳があったはずですよ、とミサカは髪をタオルで拭きつつ上位個体に伝えます」


00003 「ではコップを用意しましょう、とミサカはコップを三つ用意します」

垣根 「ほれっワンッ! ツー! ワンッ! ツー!」フンッフンッ!


一方 「ワン、ツゥー、ワン、ツゥー」ゼーハーゼーハー


垣根 「オラオラどうした! まだ前半だぞ?」


一方 「ンな事・・言ってもよォ・・・手足がレッドゾーン超えてンだよォ・・・」フラフラ


垣根 「お前の覚悟はその程度だったのか!? 上条ボディは目の前なんだぞ!!」フンッフンッ


一方 「・・・もうどォでも良い・・・グフッ」


垣根 「妹達を守るんじゃ無かったのか? これはそのための試練なんだぞ!」フンッフンッ

一方 「・・・・」

垣根 「今こそ限界を超えろ! 覚醒の時は今だ! 目覚める時は今なんだ一方通行!!」フンッフンッ


一方 「・・・あァ、その通りだァ!」

一方 「ていとくン! 今の言葉で目が覚めたぜェ!」

垣根 「よっしゃ! んじゃ続けるぞ! ワンッ! ツー! ワンッ! ツー!」フンッフンッ!


一方 「ワンッ! ツゥー!ワンッ! ツゥー! 待ってろォ! 未来のマッソォボディ!!」フンッフンッ!!


2.3号止め 「・・・・」


00002 「寝ましょうか・・・」

00003 「・・・そうですね」

打ち止め 「あの人の意外な一面を垣間見た・・・ってミサカはミサカは牛乳を飲みながらポカンとしてみる」

00001 「一方通行・・・むにゃむにゃ///」
901 : ◆yYKzJMnV7E [saga]:2012/01/07(土) 00:32:43.43 ID:72FN4S2SO
上条 「ただいま」

垣根 「おう上条、遅かったじゃん」

上条 「そうか?」

垣根 「・・・まさか御坂と?」

上条 「・・・ノーコメントで」


垣根 「ワァオ! 流石上条! 中学生に手を出すとは、ソコに痺れる憧れるぅ!」


上条 「何とでも言え」

垣根 「え? マジ? ホントに卒業しちゃったの??」

上条 「なあ、垣根」


垣根 「?」

上条 「人生って、世界って、こんなにも輝いてたんだな」


垣根 「・・・・」

上条 「今の俺はこの世の全てが眩しく見える」

垣根 「なあ、上条」

上条 「ん?」

垣根 「メガトン級にウザいから黙れ」

上条 「・・・」


一方 「おォ・・上条・・帰って・・たの・・かァ?」ピクピク

上条 「何してたんだ?」

一方 「マッソォボディを手に入れる為の試練…だァ」ピクピク

上条 「??」

垣根 「ビリーズブートキャンプやってたんだよ」


上条 「あれって確か1週間くらい続けるヤツじゃなかったっけ?」

一方 「な・・ン・・・だとォ?」ピクピク


垣根 「あ、バカ。なにバラしてんだよ」

一方 「垣根ェ・・テメェ・・騙しやがったなァ・・・!」ピクピク


垣根 「いい事教えてやる」

一方 「・・・あァ?」ピクピク

垣根 「騙される方が悪い」

一方 「」
902 : ◆yYKzJMnV7E [saga]:2012/01/07(土) 01:00:08.59 ID:72FN4S2SO
一方 「クソッ、身体中が悲鳴あげてやがる……」

上条 「……大丈夫か?」

垣根 「能力使ったら?」

一方 「痛みで演算に集中出来ねェんだよ……」

垣根 「んじゃ俺は風呂入って来るな」

上条 「いや、俺も入りたいんだけど」

垣根 「黙れ! リア充に人権は無え! 御坂の残り香にでも酔いしれてやがれ!」


上条 「残り香って……」クンクン

上条 「///」


垣根 「・・・喰らえ破壊光線!!」


>バシュ! バシュ!


上条 「うおッ!?」パキーン!

垣根 「チッ、マジで効かねえし」

上条 「イキナリはよせ!」

垣根 「今のは非リア充の総意と思え!」

上条 「意味解らんわ!」


一方 「俺ァこのまま寝る、動けそうに無ェしな・・・」ピクピク


垣根 「じゃ先に風呂入ってくるわ」

上条 「分かった」


その後垣根が風呂の湯を水風呂にし、それに気付かなかった上条の悲鳴がこだました……。
903 : ◆yYKzJMnV7E [saga]:2012/01/07(土) 01:05:53.42 ID:72FN4S2SO
~次の日~


上条 「ふぁ・・・おはよう」

00002 「おはようございます上条さん」

00003 「おはようございます」


垣根 「爽やかモ~ニ~ン!」

打ち止め 「おはようってミサカはミサカはアクビしてみたり・・・」


一方 「よォ」

上条 「筋肉痛は大丈夫か一方通行?」

一方 「とりあえずはな、00001号はどォした?」

00002 「以前と同じく自室で落ち込んでいます。オラ、出番だモヤシ」


一方 「朝から腹立つなァオイ……行ってくる」テクテク


垣根 「さて、覗きに行くぜ」

00002 「お供します!」

上条 「止めとけって」

垣根 「流石リア充、大人の対応だな」カー、ペッ!

上条 「放っとけ」


>ピンポ~ン


美琴 「おはよー!」


上条 「おはよう美琴」

美琴 「・・・ふにゃ~///」バタッ


上条 「イキナリ気絶!?」

上条 「美琴! しっかりしろー!」


垣根 「朝から見せつけやがってリア充め」


00002 「垣根さん、お姉様はどうされたのですか?」

垣根 「お前はまだ知らなくていいぞ00002号」ヨシヨシ

00002 「フニャ~ン♪///」


00003 (貴方も十分リア充ですよ垣根さん・・・)
904 : ◆yYKzJMnV7E [saga]:2012/01/07(土) 01:15:46.61 ID:72FN4S2SO
上条 「美琴、大丈夫か?」

美琴 「うん、ちょっと昨日の事思い出しちゃって・・・」

上条 「あ、え~と、身体何とも無いか?」

美琴 「そっちはもう平気、当麻優しくしてくれたし///」

上条 「なら良かった、ゴメンな、痛かったんだろ?」

美琴 「そりゃ痛かったわよ、泣いちゃったし」

上条 「な、泣いてたのか?? 暗くて顔見えなかったから分かん無かった・・・」


上条 「ゴメンな美琴・・・、やっぱりまだ早かったのかも…」

美琴 「もう良いってば、それに、痛いより嬉しい方が大きかったもん」


上条 「そっか・・・」


垣根 「ラブフィールド全開中で申し訳ねえけどよ、まる聞こえだぞお前等」

上条 「あ・・・//」

美琴 「あぅ・・・///」


打ち止め 「二人共顔赤いよ?」


垣根 「おちび、お前は知らなくていい、少なくともあと7~8年はな」

打ち止め 「???」ハテナ?
905 : ◆yYKzJMnV7E [saga]:2012/01/07(土) 01:34:14.53 ID:72FN4S2SO
一方 「待たせた」

00001 「何度もすみません・・・」ショボン…

上条 「そっちも大丈夫そうだな」

美琴 「00001号、あんたってお酒弱かったのね」

00001 「面目次第もないです・・・」

一方 「お前に責任は無ェよ、そしてオリジナル、お前には何も言わせねェ」

美琴 「え? なんで?」

上条 (美琴も酒弱いからな…)


垣根 「とうみゃ~♪ とか言いながら上条に抱き着いてたもんな」

美琴 「・・・ウソ・・・でしょ?」

垣根 「ていとくん嘘つかない」


美琴 「ふにゃーー!!」

上条 「危なーーーい!!」

垣根 「上条~、夫婦漫才終わったら朝飯作れ、買い物行けねえじゃん」

上条 「はいはい、今作るから待っててな」テクテク

美琴 「私も手伝う」テクテク

一方 「00001号、コーヒーくれ」

00001 「はい♪」テクテク

垣根 「見ろおちび! これがダブルループだ!」ギュルン!ギュルン!


打ち止め 「垣根凄い!ってミサカはミサカは拍手喝采!!」パチパチ!!


00002 「凄いです!」パチパチ!

00003 「なんの! とミサカは幻の8の字ループを披露します!!」ギュルンギュルン!!!


垣根 「ドラゴンループだと!? なら俺はメルヘンループだ!」ギュルルル!!!

一方 「ヨーヨーも進化してンだなァ」

00001 「一方通行、コーヒー入りましたよ?」

一方 「ン」ズズー

垣根 「中々やるな00003号」

00003 「垣根さんこそ、とミサカは二人の健闘を讃え握手をします」

上条 「朝飯出来たぞー」

一同 「は(ァ)ーい」 
 
 
910 : ◆yYKzJMnV7E [saga]:2012/01/07(土) 12:23:36.38 ID:72FN4S2SO
寝落ちしてました、続きです。



垣根 「さて、飯も食ったし、買い物行くか!」

一方 「セブンスミストで良いンだよなァ?」

上条 「水着とかだしな、あとトースター買い替えないと」

美琴 「でもこの子達は大丈夫なの? 打ち止めは私の妹か親戚って事に出来ると思うけど……」


一方 「変な眼で見やがった輩は全部排除、サーチ&デストロイでOKィ?」

上条 「穏便にな、頼むから・・・」


垣根 「こんな事も在ろうかと! ちゃんと用意してある!」


美琴 「用意って?」

垣根 「00002号、ちょっと来てみそ」

00002 「? なんですか?」

垣根 「13のメルヘン技の一つ! メルヘンメイク!!」シャララーン!


00002 「・・・??」

上条 「凄い・・・」

美琴 「完全に別人だわ・・・」

一方 「ホントに00002号かァ?」

00001 「凄いです・・・・」

00003 「これは敵いません、ミサカの完敗です・・・」


垣根 「とある病院のカエル面した医者からもらった特殊メイクに俺の未元物質を組み合わせたメルヘンメイクだ」


垣根 「耐水性有り、発汗によるメイクの崩れも皆無、ルパンもキッドも裸足で逃げ出すぜ!」フフンッ


打ち止め 「垣根って何でも出来るんだね!ってミサカはミサカは尊敬の眼差しを向けてみたり!」キラキラ!


垣根 「よせやい照れるぜ」

一方 「お前ェ、ロリコンじゃ無ェよなァ?」

垣根 「お前にだけは言われたくねえよ」


911 : ◆yYKzJMnV7E [saga]:2012/01/07(土) 12:29:51.52 ID:72FN4S2SO
垣根 「よし、これでメイク完了だ」

00001 「これが・・・ミサカですか?」

00002 「なにやら違和感があります」

00003 「元々同じ顔でしたし、多少の違和感は仕方ないのでは?」

打ち止め 「ねーねー、垣根」

垣根 「ん?」

打ち止め 「ミサカもお化粧したい、ってミサカはミサカはお願いしてみる」

垣根 「おちびにはまだ早いんだがな~」

打ち止め 「む~」

垣根 「・・・ほれ」パタパタ

打ち止め 「?」

垣根 「お肌が綺麗に見えるメイクだ、これで我慢な」


打ち止め 「ありがとう!ってミサカはミサカはお礼を言ってみたり」

垣根 「おう」

上条 「垣根、打ち止めに化粧は早いんじゃないか?」

垣根 「大丈夫、あれ化粧じゃ無えもん」

上条 「? じゃあ何なんだ?」

垣根 「ベビーパウダー」

上条 「子供を騙すなよ・・・」


垣根 「人を幸せにする嘘が在っても良いと……俺は想うんだ」

上条 「面白がってるだけだろ」

垣根 「バレた? てかそろそろ出かけようぜ」


00001 「一方通行、どうでしょうか?」


一方 「さァな」

00001 「ぅ……」ショボン

一方 「あァー、その・・・なンだ。良いンじゃねェか?」

00001 「本当…ですか?」

一方 「あァ、化粧して無ェ方が俺は好きだがな」

00001 「……ッ!?」

00001 「一方通行」

一方 「あァ?」

00001 「大好きです♪」

一方 「……おゥ//」

垣根 「置いてくぞ~バカップル」

一方 「ンなッ!?」

00001 「待って下さい!」
912 : ◆yYKzJMnV7E [saga]:2012/01/07(土) 12:52:36.82 ID:72FN4S2SO
~セブンスミスト~


上条 「じゃあ俺達水着見てくるから」

美琴 「うん、お昼前にこの場所集合で良いわよね?」

垣根 「それで良いんじゃね?」

一方 「ちっと遅くなるかもなァ、お前が壊したトースター見に行かねェとだしよ」

美琴 「あ……ぅ」ショボン

上条 「落ち込むなって、な?」


美琴 「うん・・・」

上条 「じゃあ、妹達の事頼んだぞ美琴」

美琴 「うん、任せといて!」


00001 「それでは行ってきます一方通行」

一方 「あンまりソワソワすンじゃねェぞ?」

00001 「はい♪」

00002 「垣根さんはどんな水着が好みですか?」

垣根 「00002号なら何でも似合うと思うけど・・・セパレートかワンピース系が良いんじゃないか?」


00002 「ではそれを購入します!」


垣根 「変に大人ぶってビキニとか選ぶよりよっぽど良いと思うぜ?」

00002 「はい!」

00003 「行きましょう上位個体」

打ち止め 「どんな水着にしようかな♪ってミサカはミサカはスキップしてみたり♪」


上条 「じゃあ俺達も行くか」

一方 「ン」

垣根 「きわどい水着で浜辺の視線を独り占めだぜ!」

上条 「どんな水着だよそれ?」
913 : ◆yYKzJMnV7E [saga]:2012/01/07(土) 12:59:33.60 ID:72FN4S2SO
~水着売り場~


垣根 「俺はこれにするかな」

上条 「いや、ブーメランはどうかと思うぞ?」

垣根 「そう言う上条はどんなの?」

上条 「普通に海パンにするけど?」

垣根 「普通すぎてつまんねえな、Tバックとかにしろよ……笑ってやるから」


上条 「俺に社会的に死ねと??」

垣根 「上手くすればよって来るぞ? ソッチ系の野郎共が」

上条 「全力で願い下げだ」

垣根 「つまんねえの、一方通行は決まったか?」

一方 「俺ァこれにするかな」

上条 「一方通行、それ……ボクサーパンツだぞ?」

一方 「なにィ? 水着じゃ無ェのかァ?」


垣根 「お前海パンとボクサーパンツ間違えるとか有り得無えだろWWWW」

一方 「サイズはピッタリだったンだが・・・」

上条 「一方通行はウエスト細いからな、これなんて良いんじゃないか?」

一方 「ちっと緩くねェかコレ?」

上条 「紐で絞るタイプだから大丈夫だと思うぞ? これより小さいサイズだと子供用になるし」


一方 「ンじゃコレにする」

垣根 「皆決まったな、会計済ませようぜ」


上条 「垣根、お前マジでブーメランにしたのか?」

垣根 「貝殻の水着も捨てがたかったが今年の夏は海パンで落ち着く事にした」

上条 「それ聞いて安心した、切実に……」

垣根 「会計済ませたらトースター見に行くんだよな?」

一方 「その後あっちと合流しても遅くは無ェからな、そうするか」
914 : ◆yYKzJMnV7E [saga]:2012/01/07(土) 13:04:19.51 ID:72FN4S2SO
~家電製品店~


垣根 「さて、どんなのにするよ?」

上条 「普通ので良いんじゃないか? 値段も手頃で壊れにくいやつ」

一方 「ン? おい、これ最新型見てェだぞ」

垣根 「へー、どれどれ?」

トースター 『やあ君達、私を買わないかい?』


垣根 「凄えな学園都市! 最近のトースターってのは喋るのかよ!?」


上条 「いや待てどう見てもおかしいだろ!? 何でトースターに髪の毛生えてるんだよ??」

一方 「軽くホラーだなオイ」

トースター 『おや? 君は幻想殺し、もとい上条当麻じゃないか、それに一方通行、垣根帝督まで居るとは壮観だな』


上条 「しかも俺達の事知ってるし!?」

垣根 「お前、何者だ?」

トースター 『フッ、何を隠そう私は学園都市統括理事長ことアレイスター・クロウリーだ』キリリッ!


一方 「統括理事長だァ?? どォ見ても髪の毛生えたキモいトースターじゃねェか」


アレイ 『まあ私がこんな身体になったのには理由が在ってね、今の私の事は気さくにアレイトースターとでも呼んでくれ』


垣根 「おい上条、コレなんか良くねえか?」

上条 「う~ん、もう少し小さくても良いと思うけど」


一方 「少し値段張る位がいいぜェ? あンまチャチなやつはすぐ壊れンぞ?」

アレイ 『あのごめんなさい無視しないで! お願いだから話しを聞いて!』
915 : ◆yYKzJMnV7E [saga]:2012/01/07(土) 13:21:31.20 ID:72FN4S2SO
垣根 「で? その統括理事長様が何でトースターなんかになったんだ?」

アレイ 『うむ、あれは数週間ほど前の事だったよ』


アレイ 『私はとある理由で培養液の中に居たのだがどうも殺風景でね、熱帯魚でも飼って見ようと思い立ったのだよ』


一方 「長くなりそォだな、コーヒー買って来るか」

アレイ 『待ってくれ一方通行! すぐ済むから!』

垣根 「待って下さい、だろ?」

アレイ 『ぐっ・・待って下さい一方通行』

一方 「さっさと続けろポンコツ」


アレイ 『わ、私は早速熱帯魚を注文し、培養液の中に入れたのだがトラブルが発生した』


上条 「全部死んじゃった。とか?」


アレイ 『いや、そこは問題無い、培養液の中でも生きられる様に改良したからね』

アレイ 『しかし、どこをどう間違えたのかエンゼルフィッシュのつもりが実はピラニアで、コリドラスのつもりがカンディルだったんだ』


上条 「コリドラス? カンディル??」

垣根 「正しくはコリドラス・アエネウスだな、南米に広く分布するナマズ目カリクティス科コリドラス亜科コリドラス属に分類される熱帯魚の総称だ」

一方 「カンディルってのはアマゾン川、南アメリカの熱帯地方に生息する肉食の淡水魚種の総称だァ、トリコミュクテルス科ってのとセトプシス科全体を一般的にはカンディルって呼ぶンだ」


上条 「二人とも良く知ってるな」スゲェ…

916 : ◆yYKzJMnV7E [saga]:2012/01/07(土) 13:27:08.57 ID:72FN4S2SO
上条 「ちなみにどんな魚なんだ?」

垣根 「んじゃまずコリドラスを簡単に説明な」

垣根 「一般的にコリドラスは大規模な河川から分岐した比較的幅の狭い支流、沼地や池に生息しててな、流れが遅く透明度の高い浅瀬を好むんだ。ほとんどのヤツは砂とか小石、有機物が堆積した水底に住んでるいわゆる底棲魚って魚だ」


垣根 「餌は主に底に堆積した泥の中の有機物や微生物なんかだな、ちなみに魚食性のコリドラスってのは存在し無いが、たまに他の魚の死骸を食べることもあるぞ」


上条 「へ~、そうなんだ」

アレイ 『勉強になるな』

一方 「次はカンディルだな、長くなるから大雑把に説明すンぞ」

一方 「カンディルってのは他の大型魚のエラから侵入して吸血したり、肉を食いちぎりながら体内に侵入する性質がある」


一方 「これは魚のエラのアンモニアに反応するからだが、アンモニアに反応するって事は当然人間の体内にも侵入するンだ、生息地じゃ相当恐れられてる、特に女やガキはヤベェ」

上条 「侵入って、どうやって?」

垣根 「オブラートに包んだ言い方だと男のシンボルからだ」

上条 「マジかよ・・・、無理矢理引っこ抜け無いのか?」


一方 「カンディルも馬鹿じゃ無ェぞ? ヒレが矢の返し見てェになってンだ、そう簡単に抜けやし無ェ。下手すゃ手術室に直行だ」


上条 「恐いな……」

アレイ 『アレは恐かった……』


垣根 「誤解の無い様に言っとくが、コリドラスとカンディルは同じナマズの仲間だが外見は全く違うぞ?」


一方 「普通は間違え無ェな、似ても似つか無ェンだからよォ」

917 : ◆yYKzJMnV7E [saga]:2012/01/07(土) 16:39:36.85 ID:72FN4S2SO
垣根 「んで? ピラニアとカンディルを培養液に入れてどうなったんだ?」

アレイ 『カンディル20匹には身体の中からモグモグされ、ピラニア50匹には何の捻りもなくモグモグされた・・・』


アレイ 『そして気が付くと、私は何故かトースターになっていた、そして知人のエイワスがふざけて最新型トースターとして売りに出したと言う訳だ』


アレイ 『ピラニアにカンディルめ、全くとんだイレギュラーだよ……』


垣根 「行くか」

上条 「だな」

一方 「コーヒー飲みてェ」

アレイ 『ちょ! ちょっと待って! 行かないでくれ!』


垣根 「なんで?」

アレイ 『私を買ってくれるんじゃないのか??』

一方 「誰が買うかクソボケ」


アレイ 『頼む! 私を買ってくれ! 実は今日中に売れないと廃棄処分にされてしまうんだ!』


垣根 「自業自得だろが、今まで命ってもんを好き勝手に玩んだツケだ。大人しく夢の島でバカンスしてろクソ野郎」


一方 「自分が危なくなったら助けて欲しいってかァ? 図々しいにも程があンだろォが」


上条 「正直な話、俺も許せない」


アレイ 『頼む、私に出来る事なら何でもする!』

垣根 「……本当だな?」

アレイ 『アレイトースター・クロウリーの名に賭けて誓おう』


垣根 「なら買ってやる、ただし条件付きでな」

アレイ 『仕方あるまい、で? その条件とは?』


垣根 「俺達の言う事には絶対服従、これが唯一にして絶対条件だ」

アレイ 『・・・分かった、従おう。夢の島送りよりはマシだ』


垣根 「んじゃ早速だが、学園都市全ての暗部を解散させろ。今すぐにだ」
918 : ◆yYKzJMnV7E [saga]:2012/01/07(土) 16:43:33.05 ID:72FN4S2SO
アレイ 『いや、それはさすがに無理・・・』

垣根 「じゃあ夢の島だな」

アレイ 『分かった! 解散させるから! 今すぐ手配します!!』


一方 「次は俺だァ、現在進行中、もしくは計画中のクソ見てェな実験は全て凍結、中止させろォ」

アレイ 『それはちょっと・・・』

一方 「……潰すか」


アレイ 『それもすぐ手配します!』

上条 「俺からは特に無いよ。ただ、もしアンタがこれ以上誰かを絶望させる様な事をするってんなら、俺はそのふざけた幻想をブチ殺す、それだけだ」


アレイ 『肝に銘じておくよ、上条当麻』


垣根 「そんじゃお買い上げだな」


一方 「いくらするンだァ?」


アレイ 『私は腐っても統括理事長だぞ? それなりの値段はするはず・・・』


上条 「1000円のレジにて80%引きって書いてあるけど……消費税込みで」


アレイ 『200円!? そ、そんな馬鹿な……』


垣根 「文句吐かすなハゲ」

アレイ 『ハゲて無いぞ! 髪の毛はある』

一方 「言っとくが妙な真似しやがったらむしり取るからなァ」

アレイ 『髪の毛だけはやめてくれ、私が人間だった唯一の名残なんだ』

垣根 「それが嫌なら御主人様とお呼び!」

アレイ 『分かりました御主人様』


上条 (……これってもしかしなくても、一方通行と垣根が学園都市の全権を掌握した事になるんじゃ・・・)


925 : ◆yYKzJMnV7E [saga]:2012/01/11(水) 18:23:12.70 ID:l7/+fvdSO

垣根 「そろそろ向こうと合流しようぜ」


一方 「余計な買い物しちまったからなァ、遅くなっちまった」


アレイ 「余計な買い物とは酷いな一方通行、私は便利だぞ?」

一方 「うるせェぞポンコツ」

上条 「でも美琴達は買い物終わったのかな?」


アレイ 「ふむ、水着は買い終わっているようだ、今は5人でティータイム中だな」


上条 「え? 何で分かんの?」


アレイ 「私は滞空回線と言う物を持っているからな」


垣根 「なんだそれ?」

アレイ 「学園都市内の全ての事情をリアルタイムで把握出来る代物だよ」


一方 「オイ、そりゃ今までの事全部覗いてたって事かァ?」


アレイ 「そうだが? いやしかし上条当麻、超電磁砲との初夜は中々だったよ」


上条 「……は?」

アレイ 「超電磁砲をまるで割れ物を扱うように優しく、それでいてしっかりリード出来ていたな」


上条 「まさか……全部見てたのか?」


アレイ 「しかもきちんと避妊もしていたし、最近の高校生にしては感心したよ。年甲斐も無く興奮してしまった」


上条 「離せ垣根ぇ! 壊す!! ブッ壊してやる!!!」


垣根 「落ち着けって、ようアレイスター、もちっと詳しく教えろ」


アレイ 「君も好きだな垣根」


一方 「それ以上喋るな変態トースター、成層圏まで投げ飛ばされてェか」


アレイ 「君は少し奥手すぎるな 一方通行、もう少し強引な方がいい」


一方 「オラァ!!」ガンッ!ガンッ!!


アレイ 「殴るのはやめてくれ、壊れるじゃないか」
926 : ◆yYKzJMnV7E [saga]:2012/01/11(水) 18:25:11.03 ID:l7/+fvdSO
垣根 「一方通行、お前その顔で草食系とか無いわ」

一方 「うるせェ、今まで歳の近い女と接した事なンざァほとんど無かったンだよ」


上条 「てか垣根、お前が00002号にした事とかも全部見られてたって事になるんだぞ?」


垣根 「そう言えば……唸れ俺の未元物質っ!!!」ファサッ!!!


アレイ 「うわっ!? 誰か助けてくれ!」

一方 「コーヒー美味ェ」ズズー


上条 「ヤシの実サイダー美味い」ゴクゴク


アレイ 「見捨てられた!?」


垣根 「このっこのっ!! いじくり回して改造してやる!」ウリウリッ!


アレイ 「アフンッ? 中は! 中は止めてくれ! ああっ!? そんな物まで??」


一方 「耳障りな雑音が聴こえるンだが」

上条 「気のせいだろ」


垣根 「……中開けるんじゃ無かったぜ、脳みそ入ってやがった」オェ…


アレイ 「当たり前だ、元々人間だったのだからな、しかしソレせいで買い手が見つからなかったのだがね」


一方 「今からでも返品しねェ?」

上条 「買う前に店員から返品不可って言われたから無理」


アレイ 「おのれあの店員め、いつかギャフンと言わせてやる!」


垣根 「それよか御坂達の居場所教えろ、腹減ってきた」


アレイ 「喫茶店の様だな、ここから歩いて5~10分といった所だ」


垣根 「んじゃ行くか」

一方 「クソポンコツ、その滞空回線ってのはOFFに出来ンのか?」


アレイ 「やろうと思えば出来るが?」

一方 「なら俺達が許可した時以外はOFFにしてろ、さもなきゃ踏み潰す」


アレイ 「了解しました御主人様♪♪☆」

一方 「ウゼェ、キモい、死ね」

垣根 (ヤベ……改造しておかしくなったか?)
927 : ◆yYKzJMnV7E [saga sage]:2012/01/11(水) 18:27:35.56 ID:l7/+fvdSO
~喫茶店~


美琴 「結構すんなり終わったわね」


00001号 「ミサカ達のスリーサイズは今の所ほぼ同一ですし、あまり悩む部分はありませんでしたから」


00002 「しかし水着売り場で見かけた4人組の内の2人、あのスタイルは少し羨ましいです」


00003 「一人はミサカ達と同じくらい、もう一人はそれ以下でしたが、後の二人は……」


美琴 「でも髪の毛巻いてた方ってちょっと足太くなかった? 隣にいたジャージ着てた子は多分着痩せするタイプね、脱いだら凄いわよ多分」


打ち止め 「パフェ美味しい♪ってミサカはミサカはご満悦♪」パクパク♪


美琴 「アンタは気楽ね打ち止め、それより聞きたかったんだけどさ」

00001 「?」

美琴 「00001号は一方通行のどこが好きなの?」

00001 「え、それは……その、一方通行はミサカ達を救ってくれた恩人ですから///」


00003 「本当にそれだけですか? とミサカはここぞとばかりに追及します」


00001 「ふぇぇ!? あ、後はその・・・いつもは素っ気ないですが、たまに優しい一面を見せてくれるところなど・・・でしょうか///」


00003 「いわゆるギャップ萌えと言うものですね」


美琴 「じゃあ00002号は? 垣根のどこに惹かれたの?」


00002 「垣根さんは自由に生きています、それがミサカにはとても眩しく見えました」


美琴 「そりゃ自由奔放に生きてるって感じだけど」

00003 「しかし少々自由過ぎではないですか?」


00002 「自由に生きると言うのはとても難しい事だとミサカは思います」


00001 「確かにそれは一理ありますね」


00002 「自由に生きるとは簡単に思えますが、それを実践出来るのは恐らくほとんどいないはずです」

美琴 「まあね、私だってLEVEL5で第三位って言っても色々縛られてる部分があるし」


00002 「しかし垣根さんは自分の思った事を素直に表現出来る人です、ミサカはそんな垣根さんが大好きです//」


美琴 「あんた達二人がベタ惚れって事はよく分かったわ」


00003 「では次はお姉様のばんですね」


美琴 「え? やっぱり私も言わなきゃダメ?」

00002 「当然です」

00001 「ミサカ達はちゃんと答えたのですからお姉様も答えて下さい」

美琴 「わ、分かったわよ」
928 : ◆yYKzJMnV7E [saga]:2012/01/11(水) 18:29:41.75 ID:l7/+fvdSO
美琴 「当麻はその・・・優しいし、カッコイイし///」

00003 「しかし顔で言えば一方通行や垣根さんの方が上なのでは?」


美琴 「そんな事無いわよ!」


00003 「ですが改めて考えるとお姉様が上条さんに惹かれた理由がよく分かりません」

00002 「それはミサカも思っていた事です」

00001 「確かに上条さんは優しい方ですがそれだけでお姉様が好きになると言うのも……」


美琴 「あんた達、人の彼氏にちょっと言い過ぎじゃないの?」ビリビリ

00001 「お姉様、落ち着いて下さい」

00003 「ドー、ドー」

美琴 「私は馬じゃないっての!」


00002 「話しを戻しますが何故上条さんを?」


美琴 「うーん。当麻はね、私をレベル5とか第三位だとか関係無く普通に接してくれたってのがやっぱり大きいわね」

00001 「そうだったのですか・・・」

00003 「ちなみに上条さんとはどの様なファーストコンタクトを?」

美琴 「えっと、結構前の話しなんだけどね、数人の男達に絡まれた時があったのよ」

00003 「なるほど、そこに上条さんがヒーローの如く颯爽と現れたのですね!」

00002 「燃えるシチュエーションです!」

00001 「それならば好意を抱いてもおかしくありませんね」
929 : ◆yYKzJMnV7E [saga]:2012/01/11(水) 18:31:04.89 ID:l7/+fvdSO
打ち止め 「こんな感じ?ってミサカはミサカは想像してみる」


~想像~


※配役は打ち止めの脳内変換


美琴 「や、止めて下さい」ビクビク


一方 「大人しくついて来れば痛い思いしなくて済むぜェ?」グヘヘ


垣根 「常識が通用しねえ所に連れてってやるよ」ムフフ


美琴 「だ、誰か助けて……」


?? 「待てーーい!!」


一方 「あァ??」

垣根 「誰だ!? 隠れて無いで出て来やがれ!」


上条 「天が呼ぶ地が呼ぶ人が呼ぶ。悪を倒せと俺を呼ぶ。聞け悪人共! 俺は幻想殺し、上条当麻だ!!」


一方 「チッ!邪魔が入りやがった、やっちまえェ!」


垣根 「イィー!!」


上条 「そげぶ!」

垣根 「ぐはっ!?」

一方 「クソの役にも立たねェ戦闘員がァ! 次は俺だァ!!」

上条 「そげぶ!」

一方 「強ェ……」ガクッ

上条 「大丈夫ですか? お嬢さん」イケメン200%


美琴 「ありがとうございます・・・あの、何かお礼を」

上条 「そんな物はいりません、当然の事をしたまでですから。では失礼します」タタタッ!


美琴 「上条さん・・・///」ポワ~ン
930 : ◆yYKzJMnV7E [saga]:2012/01/11(水) 18:59:39.84 ID:l7/+fvdSO
00001 「上位個体! 一方通行が悪役とはどう言う事ですか!?」


00002 「しかもモヤシならともかく何故垣根さんが戦闘員扱いに!? 」


00001 「00002号、今の発言は一方通行への侮辱ですか??」


00002 「好きに取ってくれて構いませんよ00001号」


00001 「今日と言う今日はもう許せません!懲らしめてやります!」ガタンッ!


00002 「相手になりましょう、だがしかし! ミサカが以前のミサカと同じとは思わない事です!」ホァァァッ!


ギャー! ギャー!


00003 「で、実際はどうだったのですか?」


美琴 (いいなあ・・・そう言うシチュエーション・・・)ポワポワ…


00003 (ダメだこのお姉様、早く何とかしないと・・・・)


打ち止め 「ミサカの想像と一緒なの?ってミサカはミサカは確認してみる」

00003 「上条さんはストロンガーのような口上は言わないと思いますが・・・」
931 : ◆yYKzJMnV7E [saga]:2012/01/11(水) 19:00:54.40 ID:l7/+fvdSO
美琴 「残念だけど全然違うわよ、颯爽と現れるどころか……」


~回想~


男A 「なあなあ、暇なら俺達と遊ばね?」

美琴 「……」

男B 「帰りは俺達が送ってやっから」

男C 「まっ、いつ帰れるかは分かンねーけどさ」

男DEF 「「「ギャハハッ」」」


美琴 (ハァ、私に声かけてくるなんてバカな連中ね…まあ あんまりしつこいようなら電撃くらわせて追っぱらえばいいか)


美琴 (しっかしまー、みんな見て見ぬフリか・・・ま、当たり前よね。別に薄情って訳じゃない、それはわかってる・・・)


美琴 (実際ここに割って入ってきてもケガをするだけ、メリットなんて無い)


美琴 (誰だって自分がカワイイ、それがフツー。見ず知らずの人間の為にそんな事をするヤツがいたとしたらソイツはただのバカか……)


美琴 (バカを超えたお人よしってとこね)


?? 「おー、いたいた! こんなトコにいたのかー」
932 : ◆yYKzJMnV7E [saga]:2012/01/11(水) 19:02:38.38 ID:l7/+fvdSO
上条 「ダメだろ勝手にはぐれちゃー」ギュッ


美琴 「は?」(誰? 何言ってんのコイツ??)


上条 「いやー連れがお世話になりました。はい通して~~」


美琴 「ちょっと」

美琴 「誰よアンタ? 馴れ馴れしいわね」

上条 「おまっ!」

上条 「お前なぁ! 空気読んで合わせろよっ! せっかくの『知り合いのフリして自然に連れ出す作戦』が台無しじゃねえか!」

美琴 「何でそんなメンドクサイ事する必要があんのよっ! アンタ頭おかしいんじゃないの!?」

上条 「初対面で頭おかしいとか言うな! 地味に傷つくわ!」

男A 「オイ! 俺ら無視してんじゃねぇぞコラ!」

上条 「ハァ、しゃーねえなあ。なら言ってやる、恥ずかしくねーのかよお前ら」

上条 「こんな大勢で女の子 一人囲んで情けねえ!」

美琴 (へえ、中々言うじゃないコイツ)

上条 「大体よく見て見ろ! まだ子供(ガキ)じゃねえか!!」

美琴 「……」ムカッ!!!

上条 「さっきの見ただろ? 年上に敬意を払わないガサツな態度、見た目はお嬢様でもまだ反抗期も抜けてねーじゃん」

美琴 「……」イライラ! バチッ!バッチン!!

上条 「お前ら見たいな群れなきゃガキも相手に出来ないような奴らはムカつくんだよ!」

美琴 「私が一番ムカツクのは……お前だああああッ!!」


>ズカッシャア!!!


男一同 「あばばばばば!?!?」

上条 「うわっ!?」
933 : ◆yYKzJMnV7E [saga]:2012/01/11(水) 19:04:59.50 ID:l7/+fvdSO
男A 「こ・・・高位能力者の方でしたか・・・」ガクッ

美琴 「あー、こんな雑魚に能力使っちゃ・・・」

上条 「っぶねー、何かビリビリって・・・」

美琴 (……あれ?)

上条 「何者だオマエッ!」

美琴 「それはこっちのセリフよっ!」

美琴 「何でアンタだけ無傷なのよ??」


上条 「それ以前に何で俺を攻撃? 助けに入っただけなんですけど??」


美琴 「んなもん頼んだ覚えはない! このっ!」ビリビリ!

上条 「のわっ!?」パキーン!

美琴 (私の電撃を防ぐ・・・いや、打ち消した??)

美琴 「アンタ何者? 何よその能力は?」

上条 「いや、何て言うか・・・能力って言えるのかすら・・・」


上条 「身体検査〈システムスキャン〉じゃ無能力者〈レベル0〉って判定なんだけど・・・」


美琴 「レベル・・・ゼロ?」

美琴 「う、嘘でしょ!? そんなはずが・・・、あ・・・あれ??」


上条 (付き合ってられるか! とりあえず逃げよう!!)ダーッシュ!!


美琴 「あっ! こら待ちなさいよっ!!」


上条 「どいて! どいてー!!」


美琴 「こらーーっ!!」
934 : ◆yYKzJMnV7E [saga]:2012/01/11(水) 19:06:47.15 ID:l7/+fvdSO
美琴 「とまあ。あの日から当麻に勝負を挑む様になって、その度に毎回毎回テキトーにあしらわれちゃってさーって・・・あれ?」


00001 「お姉様・・・」シラー

00002 「言葉が見当たりません・・・」ハァ…

00003 「良く恋人同士になれたものです」フゥ…

美琴 「えっ? 何で??」


打ち止め 「上条さんの器の大きさを再認識した・・・ってミサカはミサカはハンカチでそっと涙を拭いてみたり」ホロリ…


美琴 「打ち止め、アンタまで!?」

00003 「今の話しを聞く限りでは嫌われ無かったのが不思議なくらいです、とミサカは正直な感想を述べます」


美琴 「で、でもっ! 当麻だってあの時私の事ガキだとかガサツだとか言ってたのよ??」


00001 「確かに上条さんにも多少は非は有りそうですが・・・デリカシーの無さが特に」


00002 「しかしそれ以上にお姉様はやり過ぎです、上条さんにあの右腕の能力が無ければどうなっていた事やら・・・」


美琴 「ぅ・・・」

00003 「助けに入ってくれたにもかかわらず電撃をかますとは・・・この分では破局も時間の問題かもしれませんね」


美琴 「は・・きょく・・・」
935 : ◆yYKzJMnV7E [saga]:2012/01/11(水) 19:08:47.63 ID:l7/+fvdSO
美琴 「そんなのいや! やだやだっ! こうなったら今すぐあの時の事を当麻に謝りに!」


00003 「落ち着いて下さいお姉様、冗談です」

美琴 「そ、そうよね・・・冗談よね・・・」ガクブル


00002 「そう言えば勝負を挑んだと言っていましたが、戦績は?」

美琴 「私の全敗・・・で、でも私だって当麻から一発も食らって無いんだから負けてないわっ!」


00001 「子供の屁理屈ですよお姉様・・・」


美琴 「うっ、うるさい!」

?? 「おー、ホントにいた」


美琴 「ん?」


上条 「よっ、美琴」

美琴 「当麻!? 何でここが分かったの?? メールとかしてないのに」

上条 「まあ、ちょっとな」

垣根 「うぃっす」

一方 「コーヒー」

上条 「いや。第一声がコーヒーって・・・」

一方 「うるせェ、俺の身体がカフェインを求めてンだよ」


垣根 「カフェイン ジャンキーかよ、このコーヒーバカめ!」


一方 「最高の誉め言葉だァ」


垣根 「ダメだコイツ・・・ロマンスの神様、早くなんとかして下さい・・・」


00001 「一方通行、コーヒー注文しますか?」


一方 「頼む、ちゃんと買い物出来たかァ?」

00001 「バッチリです」

一方 「ならいィ」

00001 「・・・見たいですか?」

一方 「何をだ?」ズズー


00001 「ミサカの水g」


一方 「ブーーッ!!」


垣根 「ぐあああっ!? 顔面にコーヒーがあああ!!!」ゴロゴロ!!!


00002 「垣根さーん!!」
936 : ◆yYKzJMnV7E [saga]:2012/01/11(水) 19:10:43.34 ID:l7/+fvdSO
00002 「垣根さん、おしぼりです」

垣根 「クソっ! コーヒー風味のイケメンなんて聞いた事ねーぞ!」フキフキ


一方 「悪ィなていとくン」

垣根 「謝罪は要らん! その代わり俺様の下僕として永遠の忠誠を誓えば許してやらなくも無いぞ?」

一方 「お詫びに目薬さしてやるよォ!」


垣根 「目にコーヒーはやめてお願い!!」


00002 「モヤシめ! 垣根さん今助けます!」


00001 「邪魔はさせません!」


美琴 「一気に賑やかになったわね・・・」

打ち止め 「ねえねえ上条さんってミサカはミサカは自己の存在をアピールしてみる」


上条 「どうした打ち止め?」

打ち止め 「その箱なーに?ってミサカはミサカは興味津々」


上条 「ああ、これはここに来る前に買ったトースターなんだけどな・・・」ゴソゴソ


アレイ 「フウ、狭かった」

打ち止め 「トースターが喋った!?ってミサカはミサカは驚愕をあらわにしてみたり!!」

アレイ 「やあ、誰かと思えば20001号、最終信号じゃないか」


打ち止め 「ミサカを知ってるの?ってミサカはミサカはトースターに話しかけてみる」キョトン

アレイ 「私に知らない事は無いよ」フフンッ

美琴 「ねえ当麻、この髪の毛生やしたトースターは何なの?」キモイ…


上条 「学園都市統括理事長・・・・」


美琴 「もう当麻ったら、今日はエイプリルフールじゃ無いわよ?」

上条 「美琴、これは現実なんだ、残念ながら」

美琴 「……」
937 : ◆yYKzJMnV7E [saga]:2012/01/11(水) 19:12:40.35 ID:l7/+fvdSO
アレイ 「やあ超電磁砲、お初にお目にかかる。私は学園都市統括理事長アレイスター・クロウリーだ」


美琴 「マジなの? 垣根の腹話術とかじゃなくて?」

垣根 「腹話術は出来るが違うぞ」

アレイ 「気さくにアレイトースターと呼んでくれ」

美琴 「ちょっと頭痛が・・・」

00003 「ほう、統括理事長ですか、とミサカはトースターの髪の毛を引っ張ります」グイグイ


アレイ 「やめてくれ抜けてしまう」


00002 「甘いですよ00003号、ミサカなんてトースターに醤油を垂らします」ダバダバ

アレイ 「塩辛いっ!?」

00001 「ではミサカはトースターの髪の毛に火をつけます」シュボッ!


アレイ 「チリチリになってしまうからやめてくれ!」


一方 「弄られてンなァポンコツ」


垣根 「まあ仕方ねーな、ある意味悪の親玉だし」

美琴 「どきなさいアンタ達、超電磁砲で消滅させるわ」バチバチ!!


アレイ 「ヒイッ!!」

上条 「美琴も抑えて抑えて、アレイスターも反省したんだし」


美琴 「うん、当麻がそう言うならやめる・・・」

上条 「いい子 いい子」ヨシヨシ


美琴 「ふにゃ~♪」


アレイ 「ところで水着を購入したと言う事は海にでも行くのかい?」
938 : ◆yYKzJMnV7E [saga]:2012/01/11(水) 19:14:19.03 ID:l7/+fvdSO
垣根 「おう、夏と言えば海だからな」

アレイ 「では学園都市の外に出ると?」

一方 「当たり前だァ」

アレイ 「レベル5の上位三人と幻想殺し、さらにはそのクローンをいっぺんに学園都市の外に出せると思うのかい?」


垣根 「そこはお前の出番だな、オラ許可出せや」

アレイ 「一つ、条件があるのだが・・・」モジモジ…


一方 「条件だァ?」

アレイ 「私も連れて行ってくれ」


垣根 「えー、良いよ」

アレイ 「よし!ならばすぐに手配しよう、高級送迎バスのオマケ付きでな」

垣根 「今初めてお前買って良かったと思った、割とマジで」


アレイ 「便利だと言っただろう?」


上条 「なあアレイスター、今更だけど手配ってどうやってるんだ?」


アレイ 「よくぞ聞いてくれた、私のボディには無線LANが内蔵されていてね 電子メールで上層部とやり取りしているんだ」

アレイ 「LANケーブルを付ければ携帯と通話も出来る、そのほかにも垣根に付けて貰ったワンセグでテレビも見れるぞ?」

上条 「トースターに無線LANとワンセグって無駄に高性能過ぎる・・・」


垣根 「汎用型トースターを目指してるからな、ゆくゆくは深海2万メートルでもパンが焼けるように改造する」

アレイ 「それは楽しみだ」

上条 (もはやパンを焼く機能がついでに思えてきた・・・)
939 : ◆yYKzJMnV7E [saga]:2012/01/11(水) 19:16:21.11 ID:l7/+fvdSO
アレイ 「さらに私には特技がある」

上条 「特技?」

アレイ 「店頭に並んでいる間 暇だったのでね、訓練したんだよ」

美琴 「一応聞くけど何を?」


アレイ 「うむ、髪の毛を自分の意志で自在に操れる様になった、今では髪の毛を使った自立移動も可能だ。このように!」カサカサ!


上条 「蜘蛛見たいに歩くな! 恐すぎるぞ!」

00003 「しかしよくコンセント無しで動けますね」


アレイ 「内部電源があるからね、フル充電で最大20時間の稼動が可能なのだ」

垣根 (エヴァでさえ5分なのに、常識が通用しねえ・・・)


アレイ 「ちなみに最終信号くらいであれば乗せて移動出来る」


打ち止め 「じゃあ乗ってみても良い?ってミサカはミサカはアーちゃんにお願いしてみる」


アレイ 「アーちゃんとは私の事かい最終信号?」


打ち止め 「うん、アレイスターだからアーちゃん!ってミサカはミサカは自分のネーミングセンスに胸を張ってみたり」エッヘン!


アレイ 「ふむ、アーちゃんか・・・悪く無いな、よし乗りたまえ最終信号!」

打ち止め 「レッツゴー!ってミサカはミサカはアーちゃんに跨がってみたり!」ゴー!


アレイ 「ヒヒーン!」カサカサッ!


垣根 「おちびがなついちまったな」

一方 「ペット見たいに思ってンじゃねェか?」

00001 「トースター兼ペットですか、確かに便利ですね」

上条 (あえて言うぞ、それでいいのか統括理事長・・・・)


940 : ◆yYKzJMnV7E [saga]:2012/01/11(水) 19:18:21.20 ID:l7/+fvdSO
一応ここまで。
そろそろ次スレの準備しときます。
941 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/01/11(水) 20:14:32.95 ID:hnIdxCjf0
942 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) [sage]:2012/01/11(水) 22:06:25.59 ID:mHEdn8zT0
突っ込みどころが多すぎるww
ここのアレイスター輝きすぎだろォ…
943 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/01/11(水) 22:23:32.20 ID:bHyuSjM3o
乙にゃんだよ!
944 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/01/11(水) 22:31:45.21 ID:brwbCF42o
>>942
☆もエイワス以外と仲良くしたかったんだよ
察してあげなよ 
 
963 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/01/15(日) 07:43:33.90 ID:mhmxN64SO
梅 
 
964 : ◆yYKzJMnV7E [saga]:2012/01/15(日) 08:24:34.80 ID:2NFdlSeSO
垣根 「フハハハハッ!」


上条 「どうしたいきなり?」


垣根 「2スレ目突入したんだぜ? これが喜ばずにいられるか?」


一方 「ここまだ1スレ目だぞ」


垣根 「まあ、ハッキリ言って梅作業だ」


上条 「なんだそれ」
965 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]:2012/01/15(日) 08:27:51.47 ID:1iucVtEAo
                   ∧∧∩
                   ( ゚∀゚ )/
             ハ_ハ   ⊂   ノ    ハ_ハ
           ('(゚∀゚ ∩   (つ ノ   ∩ ゚∀゚)')
       ハ_ハ   ヽ  〈    (ノ    〉  /     ハ_ハ
     ('(゚∀゚∩   ヽヽ_)        (_ノ ノ    .∩ ゚∀゚)')
     O,_  〈                      〉  ,_O
       `ヽ_)                     (_/ ´
   ハ_ハ            ウメーーーーー          ハ_ハ
⊂(゚∀゚⊂⌒`⊃                       ⊂´⌒⊃゚∀゚)⊃
966 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]:2012/01/15(日) 08:28:28.87 ID:1iucVtEAo
        まもなくここは 乂1000取り合戦場乂 となります。

      \∧_ヘ     / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 ,,、,、,,, / \〇ノゝ∩ < 1000取り合戦、いくぞゴルァ!!       ,,、,、,,,
    /三√ ゚Д゚) /   \____________  ,,、,、,,,
     /三/| ゚U゚|\      ,,、,、,,,                       ,,、,、,,,
 ,,、,、,,, U (:::::::::::)  ,,、,、,,,         \オーーーーーーーッ!!/
      //三/|三|\     ∧_∧∧_∧ ∧_∧∧_∧∧_∧∧_∧
      ∪  ∪       (    )    (     )   (    )    )
 ,,、,、,,,       ,,、,、,,,  ∧_∧∧_∧∧_∧ ∧_∧∧_∧∧_∧∧_∧
      ,,、,、,,,       (    )    (    )    (    )    (    )
967 : ◆yYKzJMnV7E [sage]:2012/01/15(日) 08:29:36.51 ID:2NFdlSeSO
垣根 「だが、一つ納得いかねー事がある」

一方 「なにがだ?」


垣根 「次スレ目のタイトルだ」


上条 「思い付かなかったから単純に2にしたんだよな?」


垣根 「そこだ、普通なら俺が『2だぜ!』って言うはずだろ?」


一方 「違うンかァ?」


垣根 「見てねーのかよ!?」


一方 「ちっと見てくる」

上条 「あ、俺も」


垣根 「……え? 俺独りかよ」
968 : ◆yYKzJMnV7E [sage]:2012/01/15(日) 08:35:11.61 ID:2NFdlSeSO
垣根 「独りは寂しい……独りは嫌だよ………」イジイジ


一方 「よォ、ていとくン」

上条 「ただいま」


垣根 「べっ! 別に帰って来てくれたからって嬉しくなんか無いんだからね!」


上条 「ツンデレするなっつの」

一方 「男のツンデレに需要は無ェだろ」


垣根 「で、どうだったよ?」


上条 「……まさかアレイスターにセリフとられるとはな・・・」


一方 「お気の毒さまァ」


垣根 「フォロー無しかよ! チキショーーーーー!!!」フェードアウト
969 : ◆yYKzJMnV7E [sage]:2012/01/15(日) 08:42:32.69 ID:2NFdlSeSO
アレイ 「フッ、ついに私もタイトルデビューするまでになったか」


打ち止め 「アーちゃん大出世だね」


アレイ 「ま、ここの作者は私を気に入っている見たいだからね」


打ち止め 「ミサカはタイトルデビュー出来なかった……」


アレイ 「いや、あの……」

打ち止め 「出来なかった………」


アレイ 「最終信号?」


打ち止め 「アーちゃんばっかりズルイ! バカー!」タタタッ!!


00001 「子供を泣かせるとは」


00002 「最低ですね」

00003 「鉄クズの分際でタイトルデビューなんてするからです」


アレイ 「」
970 : ◆yYKzJMnV7E [saga]:2012/01/15(日) 08:50:44.01 ID:2NFdlSeSO
美琴 「スレタイに出られなかった・・・」


黒子 「お姉様、お気を落とさずに」


美琴 「けどさ、アレイスターはスレタイデビューしたのよ?」


黒子 「どなたか存じませんがお姉様を差し置いてスレタイに出るとは、許し難いですの!」


美琴 「はぁ……」


黒子 (お姉様が落ち込んで・・・ここは黒子が全身全霊を持って慰めて差し上げなくては!)


黒子 「お姉様! 私がn」


上条 「美琴ー」


美琴 「あ、当麻」


上条 「落ち込んでるって聞いてさ、大丈夫か?」


美琴 「うん、ありがと」


上条 「気晴らしに俺の部屋行くか?」


美琴 「………行く」


上条 「じゃ行きますか」


美琴 「うん///」


黒子 「出番……終わりですの?」
971 : ◆yYKzJMnV7E [saga]:2012/01/15(日) 08:58:13.53 ID:2NFdlSeSO
一方 「あァ? なンだよ俺独りかよ」


一方 「・・・別に特に話す事なンざ無ェぞ?」


一方 「……」


一方 「……なンだよ、別に寂しくなンか無ェぞ」


一方 「………グスッ」



00001 「一方通行」


一方 「お前……」


00001 「コーヒー、一緒に飲みませんか?」


一方 「……ブラックでな」

00001 「・・・はい」 ニコッ
972 : ◆yYKzJMnV7E [saga]:2012/01/15(日) 09:04:44.79 ID:2NFdlSeSO
一方 「また俺かよ」


00001 「ミサカも居ますよ?」


一方 「二人っきりみてェだな」


00001 「そ、そのようです」ドキドキ…


一方 「なァ、00001号」


00001 「ひゃいっ!」


一方 「いや焦りすぎだろ」

00001 「そそそっそんにゃことありまひぇん!!」


一方 「ありすぎだ」


00001 「だ、だって一方通行と二人っきりなんて・・・///」


一方 「……00001号」


00001 「?」


一方 「カワイイな、お前」

00001 「フニャ~ッ!?」 バタッ


一方 (かわいい・・・)
973 : ◆yYKzJMnV7E [saga]:2012/01/15(日) 09:09:33.94 ID:2NFdlSeSO
垣根 「お、次は俺だな」


上条 「なんで俺なんだ?」

垣根 「なんだよ、嬉しくねーのかよ」


上条 「さっきまで美琴といたんだよ」


垣根 「ざまあみろ」


上条 「せっかく二人っきりだったのに……」


垣根 「それより上条」


上条 「なんだよ」


垣根 「実は俺、今全裸なんだぜ?」


上条 「そげぶ!!」


垣根 「あべしっ!?」
974 : ◆yYKzJMnV7E [saga]:2012/01/15(日) 09:24:59.80 ID:2NFdlSeSO
垣根 「そろそろ埋め作業もネタ切れしてきたな・・・」 センベーボリボリ


一方 「大体次スレ立てンのが早すぎたンだよ」


上条 「そう言ってやるなよ、2スレになるって事で焦ってたんだしさ」


垣根 「ふーん」


上条 「ちょっとは興味を持てよ・・・」



「…………」プウッ



一方 「誰だァァ!? Kokiやがった奴ァ!!」


上条 「うわっ臭!? 窓っ! 窓開けろ!!」バタバタッ!!


垣根 「あっちから臭ったぞ!」


一方 「そのセリフ吐かした時点で確実にお前だろォォ!!」


上条 「グアッ! 目に染みてきた!?」


垣根 「俺のメルヘンガスがここまでの被害を及ぼすとは・・・」


一方 「臭いが反射出来無ェ!?」


垣根 「俺のメルヘンガスに常識は通用しねー」ガハハハッ!! 
 
976 : ◆yYKzJMnV7E [saga]:2012/01/15(日) 09:36:47.13 ID:2NFdlSeSO
一方 「俺はもう迷わ無ェ! 最強の能力者になってやる!!」


上条 「お、青エクのセリフ? ちょっと違うけど」

一方 「言って見たくてなァ」


上条 「じゃあ俺も、ンンッ!」


上条 「ユニコーンギャロップ!!」


一方 「ほゥ、やるじゃねェか」


上条 「あとは・・・そうだな」


上条 「俺はマンガ家になる!」


一方 「バクマンか、ンじゃ俺も」


一方 「カラスーのーキーモチー!! ギャオッ! クロウー!」


垣根 「……」プルプル…


上条 「どうした垣根?」

一方 「黙って無ェでお前も・・・」


垣根 「俺に声優はいないんだよぉーーー!!」
977 : ◆yYKzJMnV7E [saga]:2012/01/15(日) 09:56:59.38 ID:2NFdlSeSO
垣根 「あと20レスちょいか・・・」


上条 「なんか感慨深いな」

一方 「まァまだ続くンだし良いンじゃねェか?」


美琴 「もっと当麻とのラブシーンが欲しいわね」


垣根 「お、大胆発言だな」

一方 「だが期待はするなよ、この作者にエロ描写を書く技量は無ェ」


打ち止め 「エロ描写ってなに?ってミサカはミサカは追求してみる」


一方 「垣根、まかせた」

垣根 「無茶降りにも程があるだろ!」


打ち止め 「ねー、エロ描写って」


美琴 「あ、あのね打ち止め……」


垣根 「良いかおちび、文字で性的表現ってのはすげー難しい事なんだ」


垣根 「書いてる時はテンションに任せて勢いで書けるかもしれねーが」


垣根 「書いた後の事を考えると恐ろしくて書けねーのがここの作者だ」


打ち止め 「難しいんだね」

垣根 「おちび、あと10年したら解るさ」


打ち止め 「うぅ~、先は長いなってミサカはミサカは遠い目をしてみたり」
978 : ◆yYKzJMnV7E [saga]:2012/01/15(日) 10:34:38.78 ID:2NFdlSeSO
00002 「やっとミサカにも出番が回って来ました」


00002 「……あれ?」


シーン……


00002 「せっかくの出番にまさかのぼっちとは作者め、どSにも程があります…」


00002 「いや、淋しくなんてありませんよ? ミサカはモヤシみたいに弱くありません」


「………」


00002 「………ハァ」


垣根 「おーい00002号」


00002 「か、垣根さん!?」


垣根 「今暇か?」


00002 「暇です」


垣根 「久しぶりに空中散歩するか?」


00002 「ぜひ!」


垣根 「んじゃ行くか、しっかり捕まっとけ」

00002 「はい♪」

垣根 「00002号」

00002 「?」

垣根 「なんかあったら言ってくれな、お前を笑わせる為なら俺は喜んでピエロになってやる」


00002 「垣根さん・・・」


979 : ◆yYKzJMnV7E [saga]:2012/01/15(日) 10:48:18.32 ID:2NFdlSeSO
00003 「次はミサカですか、しかしミサカにパートナーはいません」

00003 「さて、どうしたものでしょう……」

00003 「……やれやれ、こうなるとリア充の00001号や00002号、お姉様が少し羨ましいですね」

00003 「……ミサカに春は来るのでしょうか・・・」

上条 「おーい00003号」

00003 「これはリア充の上条さん、どうかなさったのですか?」

上条 「? みんなでトランプやるんだってさ、だから00003号も誘って見たんだけど」


00003 「いえ、ミサカは・・・」


一方 「オラ何してやがる、さっさと始めンぞ!」


垣根 「俺のカード捌きを見せてやるぜ!」

美琴 「負けないわよ!」

00001 「楽しみです♪」

00002 「モヤシにだけは負けません!」

打ち止め 「みんなでトランプ♪ってミサカはミサカははしゃいでみたり」

アレイ 「滞空回線で全勝だ」

一方 「イカサマしやがったら海に投げ捨てるからなァ」

垣根 「太陽に向けて打ち上げる」

アレイ 「ゴメンなさい」


上条 「な? 早く行こうぜ」


00003 「フゥ、仕方ありませんね」

上条 「おーい、00003号もまざるぞ」


00003 (今はまだ、このままでも良いかもしれませんね・・・) 
 
 
980 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/01/15(日) 11:41:22.83 ID:dSlb4jzx0
998 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/01/15(日) 11:48:31.06 ID:dSlb4jzx0
>>1000ならソギー登場
999 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/01/15(日) 11:49:29.47 ID:dSlb4jzx0
1000 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/01/15(日) 11:49:32.75 ID:Qeld5ynIO
1000なら俺と打ち止めが結婚!
 
 

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