2013年9月18日水曜日

麦野「浜面の浮気性をチェック!」 絹旗・フレンダ「おー!」 1

 1VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/02/15(火) 18:15:23.44 ID:xZuKL2rF0
 ※注意!!
・短編の予定です。

・オチがひどくなる可能性が高いです。

・一人で読むようにしてください。

・超展開には、慌てず、落ち着いて対応しましょう。 
 
2VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/02/15(火) 18:16:03.88 ID:xZuKL2rF0
―ファミレス―
麦野「くそっ!」イライラ

フレンダ「何をそんなにイライラしてる訳?」

絹旗「超どう考えてもあれに決まってるじゃないですか!」


浜面「たきつぼー」ホワーン

滝壺「はまづらぁ」ホワーン


絹旗「二人の世界に超入り込んでますね……」
3 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/02/15(火) 18:16:31.79 ID:xZuKL2rF0
麦野「このイライラをどこに向ければいいんだよ! 浜面に向けてもいいかな?」

絹旗「ちょ、麦野! ファミレスで超原子崩しは止めてください!」

フレンダ「結局、超原子崩しって、さらにレベルアップしてる訳よ」

麦野「ぐぐぐ。はーまづらぁ……」

絹旗(滝壺さんは超いいんですかね?)
4 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/02/15(火) 18:18:21.73 ID:xZuKL2rF0
フレンダ「確かに、見ててムカついてくるわ」

絹旗「超イライラします。なぜでしょう?」

麦野「そうね……。じゃあ、浜面が浮気しないかどうかチェックでもしてみようかしら」

フレンダ「え、何? そのおもしろそうなイベント!」

絹旗「たしかに、超おもしろそうですけど、どうやって確かめるんですか?」

麦野「決まってんだろ? 私たちで浜面を落とすんだよ」


絹旗・フレンダ「え?」

5 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/02/15(火) 18:19:06.72 ID:xZuKL2rF0
麦野「だから、私たちが浜面を焚きつけて、浮気っぽいことさせるんだよ」

フレンダ「浮気っぽいことって何な訳?」

麦野「んー、そうね。その辺は適当でいいでしょ。それぞれがどこまでできたか勝負しましょうか。女だからって、力で負けることもないでしょうし」

絹旗「確かに、超おもしろそうではありますけど」

麦野「その結果によっては、滝壺に教えてやんのよ。たぶん面白いことになるわ」ニヤリ

フレンダ(結局、麦野は鬼だよね……)
6 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/02/15(火) 18:19:32.22 ID:xZuKL2rF0
絹旗「超別にいいですけど、それ誰からやるんですか?」

フレンダ「というか、この距離で会話してて気が付かないって、どんなレベルで二人の世界にいる訳?」

麦野「そうね。ジャンケンで決めましょうか」

―――
絹旗「私が超一番手ですか」

フレンダ「二番手ー」

麦野「私がトリね。最後の方が警戒して難しくなるだろうし、妥当な順番じゃないかしら?」

絹旗「超余裕ですね、麦野。負けませんよ~?」
7VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/02/15(火) 18:20:00.13 ID:xZuKL2rF0
麦野「じゃあ、開始は明日からで」

絹旗「超オッケーです」

フレンダ「二番目の私はいつから?」

麦野「そうねえ。絹旗の結果報告をした次の日にしましょうか」

フレンダ「OK~」

麦野「じゃあ、解散!」

絹旗・フレンダ「おー!」
8 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/02/15(火) 18:20:33.64 ID:xZuKL2rF0
―――
―解散後―
絹旗(しかし、私からですか~。どんな手を使って超落としましょうかね?)

絹旗「とりあえず、メール打ってみましょうか」

絹旗『明日、超映画を見に行きたいので、偽造の学生証持ってこの前の映画館前にきてください』

絹旗「超こんなもんですかねー、ってどこまでを目標にしましょう……」

絹旗「むむむ。キスの超寸止めくらいまでさせとけば、十分勝てますよね」
9 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/02/15(火) 18:21:05.10 ID:xZuKL2rF0
―――
翌々日
麦野「で? 結果はどうだった?」

絹旗「ふぇ? 超何がですか……?」

フレンダ「え? 昨日から始まったんじゃなかった訳?」

絹旗「あ、ああ! は、浜面のやつですか! ……それがですね」

麦野「うん?」

絹旗「超何もありませんでしたよぉ」カァッ

フレンダ「え?」

麦野「オイオイ、うそでしょ?」


20 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/02/16(水) 12:19:10.62 ID:FVglPxBB0
――――
『絹旗ルート』
絹旗「まったく超遅いです!」

浜面「ムチャ言うなよ! こんな場所にある映画館なんて一度きたくらいで分かるか!」

絹旗「おかげで、一本超見逃してしまいました」

浜面「わ、悪かったって……。次の見逃す前に入ろうぜ?」

絹旗「む、それも超そうですけど……」
21 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/02/16(水) 12:19:42.54 ID:FVglPxBB0
―――
ショートフィルム三本鑑賞(上映時間:15分×3)
・「クライマーズ ~火星侵攻~」(洋画)
近未来SFモノ。火星に侵攻する人間たちと抗う火星人。火星人がどう見ても、オレンジ色のペンキを塗った人。爆発オチ。

・「正直な被告人」(邦画)
ウソは言わない。だが、相手をミスリードさせる天才の被告人。ロケ地が学校の教室?

・「十分間の大脱走」(洋画)
いきなり刑務所の脱獄から始まる。そこには人間がおらず、機械が看守を務めている。実は、それは機械によって支配されてしまった人間たちの脱走劇。
警備ロボは、人間そっくりのアンドロイド。刑務所は、廃ビル。
―――
22 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/02/16(水) 12:20:15.70 ID:FVglPxBB0
映画終了後
絹旗「最後のは、超大当たりです!」

浜面「まったくだ! いや、あれはスゲーな! あの監督はチェックしておかねーと」

絹旗(って、今日の目的は、超違うんでした!!)

浜面「マジで最高だったな! 今なら、なんだってしていい気分だぜ! ほら絹旗、何でも言ってみろよ!」

絹旗「何でも?」

浜面「何なら逆立ちして帰ってもいいくらいだぜ!」


絹旗「そうですね。―――じゃあ、超キスしてください」

23 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/02/16(水) 12:20:43.64 ID:FVglPxBB0
浜面「は?」

絹旗「超聞こえませんでした? キスですよ。キス」

絹旗(浜面なら、これで超十分でしょう。その気になって顔近づけてきたら超一発お見舞いしてやります)

浜面「いや、でも……。う―――ん……」

絹旗(どう動いてきますかね?)


浜面「それにしても、絹旗は凄いよな。こんなスゲー映画を見つけてくるんだから。お前以上に映画好きなやつなんていないんじゃねーの?」

24 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/02/16(水) 12:21:16.91 ID:FVglPxBB0
絹旗「は?」

浜面「これが今日のお礼だ」

絹旗「え? ―――んッ!?」チュッ

絹旗(うわ、超油断しました!! マジでキスさせてしまって、どうするんですか!?)

浜面「じゃあ、またなー」

絹旗「ふぁっ。あ、はい……」

絹旗(あれ? でも、映画のことで褒められて、超嬉しいかも……。え? うそ? うわ、うわー!?)カァッ

絹旗「も、もしかして……、私って浜面のこと超好きだったんでしょうか?」

絹旗(これはちょっと、超報告できませんよ……)

結局、絹旗は、一日中悶えて過ごした。
25 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/02/16(水) 12:22:15.86 ID:FVglPxBB0
―――
麦野「まさか浜面のヤロー。絹旗に×××なんてした日には……」

フレンダ「待て、むぎのん」

麦野「ん? なによ」

麦野(むぎのん?)

フレンダ「次は私の番って訳よ。何があったか確かめてくる」

麦野「……それもそうよね。何かあったのは間違いなさそうなんだけど」
26 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/02/16(水) 12:22:42.84 ID:FVglPxBB0
フレンダ「結局、その証拠がない訳よ。私がバッチリつかんでくるから!」

麦野「しくじるなよ?」

フレンダ「絹旗とは違うって、まっかせなさーい!」

絹旗「……」///
27 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/02/16(水) 12:23:16.14 ID:FVglPxBB0
―――
―解散後―
フレンダ「とりあえず、約束を取り付けるところから始めるって訳よ」

フレンダ『明日、サバ缶の特売だから付き合いなさい!』

フレンダ「こんなもん?」

フレンダ「結局、中学生の絹旗はこませても、私はそうはいかないんだから!」
28 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/02/16(水) 12:23:42.34 ID:FVglPxBB0
―――
翌々日
麦野「で?」

フレンダ「む、麦野ですか」ビク

麦野「何よ、その反応は……」

フレンダ「な、なんでもない訳よ」

麦野「それで? 昨日はどうだったわけ?」

フレンダ「……結局、何もなかったんだけど」ポッ

麦野(ウソだろ? オイ)

麦野「一体何があったっていうんだ?」
29 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/02/16(水) 12:24:08.48 ID:FVglPxBB0
浜面「…………」ガタガタ

滝壺「はまづら?」ホワーン

絹旗「////」ポー

フレンダ「////」モジモジ


麦野「まともなヤツが残ってねえ……」

38 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/02/16(水) 18:09:07.16 ID:FVglPxBB0
―――
―解散後―
麦野「しかし、何があったって言うのよ?」

麦野「こうなったら、何が起こったか、私が直接確かめるしかないか……」

麦野(デ、デートがしたいわけじゃない! 何があったか確かめたいだけ!)
39 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/02/16(水) 18:09:39.58 ID:FVglPxBB0
―――
浜面「じゃあなー。気をつけるんだぞー、滝壺」

滝壺「うん。はまづらも気をつけて」

浜面(さっさと帰らねえと……)

麦野「はぁーまづらぁー?」

浜面「ひっ!? 死神の気配!?」

麦野「何いってんのよ」

浜面(どどどど、どうする……?)

麦野「明日一日私に付き合いなさい」

浜面「え?」

麦野「何か文句でもあるの?」

浜面「い、いや、別に!」

麦野「そう、じゃあ明日の昼にいつものファミレスで」

浜面「それだけ!? まあ、よかったけどさ!」
40 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/02/16(水) 18:10:31.51 ID:FVglPxBB0
―――
『フレンダルート』
フレンダ「こっちよ! こっち」

浜面「わかったって、まったく……」

浜面(それにしたって、なんで俺に雑用を……)

フレンダ「ほら、早く!」

浜面「はいはい」
41 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/02/16(水) 18:11:24.73 ID:FVglPxBB0
浜面(ん? フレンダのやつ何か落としたぞ? メモ?)

ピラ

<浜面と滝壺をどうにかしよう大作戦! 立案:麦野>

浜面(おい……。なんだよ、この最悪の内容のメモは……)

浜面(どう考えても嫌な予感しかしねぇ。まさか、俺か滝壺を殺すとかそういうことじゃないよな……)

浜面(ぐぐぐ、どうする浜面仕上……。滝壺とのハッピーライフを守るにはどうすれば……)

浜面(仕方ねえ。これは、フレンダに無理やりにでも聞くしかねえよな)
42 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/02/16(水) 18:12:08.54 ID:FVglPxBB0
フレンダ「浜面は何してる訳?」

浜面「うおぁっ!? い、いや、なんでもないぞ!」サッ

フレンダ「あっ、そう。じゃあさっさとついてくる!」

浜面(ここならまだ俺の家も近い。人目も少ないし、やるなら今だっ!)

バチン(スタンガン)

フレンダ「ぇ?!」ガクン

浜面「すまん。許せ」

43 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/02/16(水) 18:12:54.12 ID:FVglPxBB0
―――――――――――――――――――――――
※CAUTION

ここから先が本番です。
R-18的な展開が待ってます。

・麦野は真っ黒ドS
・浜面はM男だろJK
・ムリヤリはちょっと  って方は戻る推奨です。
・キャラ崩壊は無理
・こんな展開ねーよ

―――――――――――――――――――――――
44 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/02/16(水) 18:14:44.73 ID:FVglPxBB0
という注意書きを残して明日に引っ張るという。

フレンダルートは展開がめちゃくちゃな自覚があります。

けど、頑張ってエロいの書くよ!
45 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2011/02/16(水) 18:22:44.49 ID:f3O4PFJAO
オイオイオイオイ
そこで終わるンですかァ?
明日まで待てませンよォ?
46 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2011/02/16(水) 18:24:06.62 ID:ACedhx35o
ちょッとあたまひやそうかァ?
47 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2011/02/16(水) 18:30:48.98 ID:JiLzpA7O0
浜面ァは隠れドS、間違いない
ということでわっふるわっふる 
 
 
55 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/02/17(木) 00:33:40.26 ID:iS4xxEiE0
という意見があったのでこっちは少しずつUPしていきます。

フレンダ戦の前半を更新です。 
 
56 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/02/17(木) 00:34:05.59 ID:iS4xxEiE0
―――
―浜面の部屋―
フレンダ「――――ん?」

フレンダ(ここは……?)

浜面「起きたか?」

フレンダ「はまづら?」ボー

浜面「ああ。さて、じゃあいろいろ聞きたいことがある」

フレンダ「あれ? なんで私は下着姿で、後ろ手に拘束されてる訳?」

浜面「爆弾使われたら、かなわんからな」

フレンダ(え? え? な、何? この状況!?)
57 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/02/17(木) 00:34:33.17 ID:iS4xxEiE0
フレンダ(確か、浜面の浮気性を確かめるために、デートに誘ったんじゃなかったっけ!?)

浜面「これについて教えてもらおうか」ピラ

フレンダ「!!」

フレンダ(ま、マズイ!? 結局、へんな勘違い!?)

フレンダ「それは……」

フレンダ(あれ? でも、ここでしゃべったら、結局、麦野に殺されるかも……)
58 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/02/17(木) 00:35:02.88 ID:iS4xxEiE0
浜面「それは?」

フレンダ(どどどどど、どうしよう。結局、ピンチ?)

フレンダ「………」

浜面「しゃべる気がないなら、拷問するまでだ」

フレンダ「ええーッ!? 現代日本で拷問とか許される訳!?」

浜面「大切な者を守る、って言い訳ができれば、どんなに残忍なことでもできる。そんな気がする」

フレンダ(なんかヤバイこと言い始めましたけど!?)
59 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/02/17(木) 00:35:43.18 ID:iS4xxEiE0
浜面「でも、まあ安心しろ。拷問道具なんて有るわけないし、痛めつけるわけじゃない」

フレンダ「え?」

浜面「こいつを使わせてもらう」

フレンダ(バ、バイブ……?)

浜面(痛みによる恐怖じゃ、麦野に勝てる気がしねえからな。別の搦め手で攻めねえと)

フレンダ(貞操の危機!?)

浜面「素直にゲロしちまうか、こっちか選ばせてやるよ」

フレンダ(うううっ……。結局、私が力で浜面に敵わないのを忘れてた……)
60 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/02/17(木) 00:36:10.61 ID:iS4xxEiE0
浜面「しゃべらないか。仕方ねえな」カチ ブブブ

フレンダ「ちょ、ちょっと! 私まだ、しょ―――」

浜面「しゃべるなら早めにな」

フレンダ「んぁっ!?」

フレンダ(な、何でこんな目に!?)
61 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/02/17(木) 00:36:38.89 ID:iS4xxEiE0
―――
―10分後―
フレンダ「うぁっ…、んんっ…、ひぁっ…、くぁっ…、あんっ…」

フレンダ(け、結局ずっと下着の上から擦られ続けてる。な、なんかこんな状況なのに、気持ちよくなってきたかも)

フレンダ「ふぁっ…、んくっ…、あぅっ…、んんっ! イきそう…」

浜面「そろそろか」ピタ

フレンダ(ええっ!? な、なんでここで止める訳!?)

浜面「忘れてるかもしれないけど、これ拷問だからな。ゲロったらイかせてやるよ」

フレンダ(えぇっ!? こ、これはキツイ……。明日麦野たちと会う約束だから、少なくとも、あと10時間はこんなの耐えないとダメな訳? 無理無理!!)
62 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/02/17(木) 00:37:08.83 ID:iS4xxEiE0
フレンダ「うううっ……。話すから、麦野には黙ってて欲しい……」

浜面「いいぜ。言ってみろ」

フレンダ「……実は、浜面が浮気しないか確かめようってゲームだった訳」

浜面「はあ?」

フレンダ「結局、麦野はファミレスで滝壺とイチャイチャしてたのが気に喰わないんだって……」

浜面「……ウソだな」

フレンダ「ええっ!?」

フレンダ(本当のことを話してこの仕打ちは酷くない!?)
63 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/02/17(木) 00:37:37.62 ID:iS4xxEiE0
浜面「麦野なら、そんな回りくどいマネなんかせずに、俺に原子崩しをぶっ放してくるはずだ」

フレンダ(た、たしかにぶっ放そうとしてたけど!)

浜面「それに、一昨日の映画でもそうだったが、最初から真実を言うやつはいないだろ」

フレンダ(浜面は変な映画の見すぎって訳!?)

浜面「と言うわけで続行」

フレンダ「ええーっ!?」


73 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/02/17(木) 12:15:24.93 ID:6BrY+gVA0
―――
―二時間後―
フレンダ「んぁっ…、うぁっ…、ひぅっ…、だからっ、ウソじゃっ…」

浜面(うーん。二時間やってまだ吐かないか。フレンダだし、すぐ吐くかと思ったんだけどな)

フレンダ(結局、ずっとイけそうでイけない状態……。そろそろおかしくなりそう……)

浜面「どうすっかな……」グリッ

フレンダ「ふぁっ…、んぅっ…、あぁっ…、っく…、イク――ッ!!」ビクン

浜面「うおっ!? しまった。よそ見してた……」

フレンダ(やっと……イけた……)
74 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/02/17(木) 12:15:52.76 ID:6BrY+gVA0
浜面「おいおい。漏らしてんじゃねえか……」

フレンダ「ふぁっ…あぁっ…」

浜面「仕方ないな……」

フレンダ(や、やっと終わり……?)

浜面「それなら、快楽オチだ―――!! おら、下着邪魔――!!」

フレンダ「それは、エロ本の読み過ぎじゃ!? ひゃう!」スポーン

浜面「そーれ直にっ!」ブブブ

フレンダ「んぁっ!?」
75 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/02/17(木) 12:16:19.76 ID:6BrY+gVA0
―――
―さらに二時間後―
フレンダ「あふぇ…、んぁっ…、もう、らめ…、らわけ…」ビクッビクッ

浜面「まだ口を割らない……だと……?」

浜面(いまさらだが、もしさっきのが本当だったらどうする?)ダラダラ

浜面「くそっ! もしかして、俺はただ死亡フラグを建てただけなんじゃ……」

浜面(いや、まだ諦めるのは早い! 今ならまだフレンダの口を封じれば間に合うはずだ!)
76 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/02/17(木) 12:16:52.61 ID:6BrY+gVA0
ピロリン

フレンダ「ふぇ…?」

浜面「わかった。フレンダの言い分を信じよう。だから、このことは黙っていて欲しい」

浜面(ケータイで写真とって、これって脅しって言うんじゃ……。いや、仕方ないな。うん。別にあとで使うわけじゃないよ?)

浜面「わかってくれたか?」

フレンダ「ふぁい…。れも……」

フレンダ(け、結局、擦られてるばっかりで、奥がうずいてるって訳……)

浜面「ん?」


フレンダ「はまづらのでイかせてくれたら、らまってるわけよ」


浜面(まさか、逆に脅迫を受けるとは思わなかったんですけど!?)
77 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/02/17(木) 12:17:40.47 ID:6BrY+gVA0
浜面(……ええい! 俺も限界―――じゃなくて、脅迫されてるから仕方なくなんだっ! 仕方ないよな!)ジー

浜面「じゃあ、行くぞ?」

フレンダ「あぅっ…、んんっ!!」ズプッ

浜面(もうグチョグチョじゃねえか……。ってまあ当たり前だけど)

浜面「そらっ! これでいいか、フレンダっ!」

フレンダ「ひぁん、んんっ、あぁっ、あぁっ、んっ、んあっ、んぁあっ」

浜面(ん? 血? おいおい。もしかしてフレンダも初めてかよ……)

フレンダ「うぁっ…、はじめて、らのにぃ…、んぅぁっ、こんなぁ…」
78 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/02/17(木) 12:18:07.68 ID:6BrY+gVA0
浜面(そうだっ!)

ピロリン

フレンダ「んんっ!? なにをっ、んぁっ!?」

浜面「ここもっ、撮って、おこうかと、思ってなっ!」ピロリン

フレンダ「ふぁっ、んぅっ、あんっ、ふぁっ、んんっ、らめぇ!」

浜面(写メ撮るたびに凄い締め付けがっ!)ピロリン

フレンダ「もうらめぇ…、んぅっ、あんっ、ふぁんっ、あぅっ、イクッ…」

浜面「俺もだっ! イくっ…フレンダっ…!」ピロリン

フレンダ「あんっ、んあっ、んぅっ、んあっ、んぅっ、あんっ、もう、らめっ!」


浜面「イクぞっ! フレっ…ンダっ…!!」ドクッ


フレンダ「そのくぎりかたでイクなぁー、うぁっ…ぁあっ…」ビクッ


浜面(どうしよう……。結局ヤッちまったぞ……)
79 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/02/17(木) 12:18:38.17 ID:6BrY+gVA0
―――
浜面「今日のことはお互い忘れよう……」

フレンダ「わ、わかってるって訳よ。お互い様ってことで」

浜面「助かる……」

フレンダ「じゃあ、また……」
80 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/02/17(木) 12:19:04.75 ID:6BrY+gVA0
フレンダ(結局、すごいことになっちゃった訳だけど……)

フレンダ(結構気持ちよかったし、初めてだったけどまあいいかぁー。ん? うわ、もしかして、私ってそういう性癖だった訳!?)

フレンダ「……でも、強引な浜面もなんか良かったかも」

フレンダ(これは麦野には報告できないし……。って、写メ消してくるの忘れてた! どどど、どうしよう!?)

こうして、情報をゲットしつつ、フレンダの口封じに成功した。

81 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/02/17(木) 12:19:37.37 ID:6BrY+gVA0
ドジっ子フレンダは新しい性癖を見つけた。
フレンダでやってみたかったのは最後のところだけなんだ。反省はしているが、後悔はしていない。あと浜面爆発しろ。

次回からMのん編。ネトラレ側がSという新しいジャンルを開拓する予定です。
82 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2011/02/17(木) 12:58:22.39 ID:9lvnVUQM0
乙ー
さて次は浜/面になってしまうのか……
83 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2011/02/17(木) 13:04:06.15 ID:FlZkHR2O0
うほっ 
 
86 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/02/17(木) 18:44:57.54 ID:iS4xxEiE0
―――
『麦野ルート』
―浜面の部屋― AM11時
ってことが、フレンダとあったんですよ。昨日は麦野にバレたかと思ってヒヤヒヤしたぜ……。

約束は、昼にいつものファミレスか……。

ポツポツポツ、ザー

浜面「おいおい。いきなり雨降ってきたぞ? 不吉の前兆とかじゃねえだろうな?」

麦野の計画は浮気がどうのこうのと言う話らしいからな。

意味は分からんが、なんとかやりすごさねえと……。
87 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/02/17(木) 18:45:38.85 ID:iS4xxEiE0
浜面「くそっ。そろそろ腹くくっておかないと……」

ピルルルル

ん? 電話か……。麦野?

浜面「はい。もしもし?」

麦野『浜面。今どこ?』

浜面「え? まだ家だけど?」

な、なんだ? 俺、何かしたか? もしかしてバレた?


麦野『あー。もう来なくていいから、そこで待っとけ』プッ


は? 行かなくていい? もしかして計画は断念ですか! 明るい未来はすぐそこに!?

―五分後―
ピンポーン
浜面「はい。どちら様?」

麦野『私よ』

浜面「ですよねー」
88 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/02/17(木) 18:46:05.74 ID:iS4xxEiE0
ええー!? まさか自宅に乗り込んでくっていうのは予想外だったんですけど!?

浜面「ちょ、ちょっと待っててもらえるとうれしいんですが……」

麦野『待ってる間に部屋の風通しがよくなるかもしれないわね』

扉ごと壊すってことですか!?

浜面「わ、わかった。今開ける……」

もうダメだ……。これから一体何が起こるんだろう?

ガチャ

浜面「え?」

なんかびしょ濡れ……?
89 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/02/17(木) 18:46:32.53 ID:iS4xxEiE0
浜面「お、おい! なんでびしょ濡れなんだよ!?」

麦野「急に降られちゃってね。コンビニより、ここの方が近そうだったのよ」

オイ。まだ約束の一時間近く前だぞ? そんなに俺を苦しめるのが楽しみだったのか……?

浜面「とりあえず上がれ。タオル貸してやるから」

このままでいられて、カゼでもひかせても困る。あとで何されるかわからん。

麦野「ついでにシャワーも貸してもらえると助かるんだけど」

浜面「え? いいけど」

傘貸すから、一旦家に帰った方がいいんじゃないの?
90 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/02/17(木) 18:46:58.94 ID:iS4xxEiE0
シャー

うううっ。普通に部屋に女を上げるのは、初めてだっていうのに、いきなり麦野はレベルが高すぎるぜ、神様……。

浜面「しかし、シャワーの音が気になり過ぎて、落ちつかねえ……」

ど、どうする浜面仕上! どうやって、この場を切り抜けるか考えなければ!

浜面「いや、でも、水に濡れた麦野っていうのもいつもと違って―――」

麦野「何が違うって?」

うぇぁ!? き、聞かれてた!?

浜面「いやいや、別に―――」

麦野「何?」

あれー!? なんで麦野さんは、バスタオル一枚しか身につけてないんでしょうか!?
91 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/02/17(木) 18:47:26.75 ID:iS4xxEiE0
浜面「うおっ!?」

見てない。ミテマセンヨー。ぐぐぐ、さすが麦野……。ちゃんと出るとこ出てやがる……。

麦野「はっ! なにこのくらいでビクビクしてんだよ。これだから童貞野郎は」

もう卒業式は終了しました……。かと言って特に余裕ができたわけじゃないんだけどもさ!!

というか、麦野が怖くて見れねえとは言えねえよな。

麦野「服が濡れて、着るものがないのよ。乾くまで何かない?」

浜面「俺のジャージとかシャツならあっけど……」

さすがに女物の下着まではないけどな! あるわけねーだろ!

麦野「まあ、どっちでもいいから、さっさと貸して」

あー、ジャージは洗濯してるんだった。ということは、シャツ一枚の麦野と洗濯が終わるまで二人きり。ゴクリ……。
92 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/02/17(木) 18:48:21.10 ID:iS4xxEiE0
浜面「ほ、ほらよ」

麦野「これまた随分安っぽいシャツね。まあ、仕方ないけど」パサ

え? パサッ? その擬音がここで使われるのはおかしくない?

浜面「あの、麦野さん? なんでここで着替えていらっしゃるのでしょうか……?」

誘ってるのだろうか? いや、男として見られてないのか? 後者だな……。

麦野「別に浜面なんかに見られても構わないし」

浜面「は?」

と、ここでつい麦野に顔を向けてしまったんだ。いや、見ないやつはいないだろ? 

―――そしたら、そこには信じられない光景があった。


浜面(なっ!? あの麦野が、顔真っ赤にしてる……だと……!?)


言葉とは裏腹に、胸や股間は手やシャツなんかで隠してるんだよ。けど、キレイだなって思っちまったんだ。

104 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/02/18(金) 00:05:41.22 ID:jqXd1Cgm0
浜面「む、麦野?」

しかし、我に帰ってみると、何が起こっているのかわからねえ。ん? ちゃんと我に帰れてるのか、俺?

麦野「な、何よ」プイッ

あ、何かスイッチ入ったかも。今まで麦野に虐げられることはあっても、イジめるって発想はなかったしな。

浜面「俺なんかに見られても、別にいいんだろ? なら、さっさと着替えてくれよ」

死を覚悟した俺は強いぞ。なんせ目の前にいるレベル5を倒したこともある。

麦野「調子にのるなよ? ぶっ殺すぞ?」

正直、顔真っ赤にしたまま言われても、迫力がありませんって! なんか今までのも、全部照れ隠しなんじゃないかとすら思えてくるね。

浜面「照れた麦野はかわいいなー」

麦野「は、はまづらぁ! お前っ!」

ドゴッ

ぐおおおおおおおおッ!? タ、タックル? なんかベットに押し倒された!? 
105 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/02/18(金) 00:06:22.90 ID:jqXd1Cgm0
胸が! 胸が押し付けられて大変なことになってます!! ぽよんぽよん!!

麦野「ア、アンタは絹旗とかフレンダにも、そうやって手出したんじゃないの?」グスッ

涙目の麦野とかすごい破壊力! 意識を持っていかれそうだ! いやだめだ、まだ正気を保て! というかこれ誰だ!?

浜面「手を出すって……」

心当たりしかないんですケド? 特にフレンダは。拘束プレイっていうのかな、あれ。

麦野「滝壺と付き合ってるくせによぉ?」

ああ、それで浮気がどうのこうのと?


浜面「え? いや、滝壺は好きだけど、別に付き合っちゃいねーんだけど……」


俺まだフリーですから。

麦野「はぁ!?」

なんかものすごく我に帰ったような顔をしなさってます。麦野さん。
106 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/02/18(金) 00:07:01.10 ID:jqXd1Cgm0
浜面「だから、別に付き合ってはいないんだけど?」

麦野「いつもファミレスでいちゃついてるのに!?」

え? そう見える?

浜面「まあ、確かに、命を懸けても守ってやりたいとは思ってるけど、告白みたいなことはしてないしな」

麦野「マジかよ……。あれで付き合ってないとかどんだけ……」

っていうかさ。何、この状況? お姉さん系美女に裸で押し倒される男の図。

麦野「おい、浜面。お前の素チン勃ってんぞ」

さっきまでの艶っぽい麦野さんはどこに!? いつもの麦野さんがお帰りなさった!?

浜面「この状況で興奮しないわけないだろうが……」ボソ

麦野「ふぇっ!?」ボン

あ、また真っ赤に。何ていうか麦野ってこんなにかわいかったっけ? っていうか言葉使いの割りに純情すぎじゃね!? そのギャップがいいんだけどさ!
107 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/02/18(金) 00:07:50.07 ID:jqXd1Cgm0
麦野「浜面のくせにムカつくわね……」ギュッ

あれぇ? なんか抱きしめてくる力が強くなったんですケド? おっぱい、おっぱい。

浜面「あのー。麦野さん? 誤解って分かってもらえたなら、離れて欲しいんですが? いろいろと限界なので……」

何故かは分からんが、滝壺と付き合ってるっぽいのがイラついてたんだろ? だからって、そこまで身を捨てなくても……。

麦野「―――……ってやる」

おい……。顔真っ赤にしてるのに、この残虐性溢れる笑顔はなんだ? っていうか今何て言った?


麦野「いいわ。滝壺にとられる前に、私が寝取ってやる」


浜面は回り込まれてしまった。逃げられない!
108 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/02/18(金) 00:08:59.95 ID:jqXd1Cgm0
浜面「何言って―――」

ん? 正面に抱きついてたのに、横に移動していってるんですが? 腕枕して抱きつかれてるみたいな状態って言えば伝わるかなぁ!?

麦野「どれどれ?」ジー

ええっ!? ほ、本気かよ? これ以上やられたら止まらないかも! っていうか止まらなくても腕力で麦野に敵わないけどね! チクショウ!

ブルン

麦野「きゃっ!?」

なななななな、なんだ今の悲鳴!? どこ? どこから聞こえた!?

麦野「フ、フン! 浜面の素チンのクセにそこそこ大きいじゃない」

さっきの悲鳴、もしかして麦野? っていうかチラチラ横目で確認するのやめてもらえます!? ぐぐぐ、もうマジで止まらねえぞ?

浜面「麦野……」

もう直接さわってもらおう! 麦野の手首をとって、俺のモノを握らせてやる。

麦野「な、なんか温かいわね。それにビクビクしてる……」

そのおっかなびっくりな手つきが、実にマーベラス!! 麦野は、耳年増なだけで、実戦経験のないお嬢さまやったんやー!
109 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/02/18(金) 00:10:00.79 ID:jqXd1Cgm0
浜面「それを、軽く握って、動かしてくれるか?」

ここで、主導権を握れるかどうかが問題だ。状況は簡単に引っくり返るぞ。慎重に……。

麦野「え? う、うん……」

意外に従順!? いやいや、まだ油断は禁物だ……。

シュッシュッ

…………おい。本当に初めてか? なんか手つきが凄いんですけど。

浜面「くっ! 麦野。こういうこと初めてじゃないのか?」

麦野「えっ!? も、もちろん、経験ならあるに決まってるだろうが! 舐めてんじゃねえぞ!」

その割には、ウブな反応じゃないですかね? あと押し付けられてる胸に、なんかアクセントを感じるんですが。

浜面「乳首立ってない?」

麦野「―――ッ!?」ビクッ

浜面「ぐおっ!? そんなに強く握んな!」

チンコ千切れるかと思った!
110 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/02/18(金) 00:10:38.20 ID:jqXd1Cgm0
麦野「浜面が急にへんなこと言うからだろ? いいからソーローはさっさと出しちまえよ」

的確に心をえぐる言葉を突いてきやがる……。まあ、限界は近いんだけど。

浜面「ああ、麦野の手、気持ちいいからな。すぐにでも出そうだ」

麦野「ぐっ!? ほ、ほら! テメーのきったねぇ精子さっさと出しやがれっ!」

うおおおおおっ!? 照れ隠しでスピードが上がりやがった!! これ以上は無理だろ!?

浜面「―――ッ!! 麦野っ!!」ビュクッ

麦野「えっ!? きゃあっ!?」

うあー、ヤベー。見事に麦野の手から腕にかけてかかっちまった。それにまだ治まらねえし。

麦野「うぁっ。イったんだ……」ボソ

えっ? 今のセリフなんかキュンときたんですけど!?
111 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/02/18(金) 00:11:12.13 ID:jqXd1Cgm0
麦野「んんっ? なんだ? 浜面のチンポはまだ満足してませんよ~って言ってるんじゃねえ?」

まあ、その通りなんですが。それにしても、麦野が『ドS』か『純情キャラ』なのか安定しねーな。

麦野「私のマ×コにそれ突っ込んで、今みたいに精子ビュービュー出して孕ませてえ、ってか?」

いや、でも、このまま主導権を握られるわけにはいかない。

麦野「ほら、なんか言ってみろよ。はぁーまづらぁー?」

浜面「……うだろ?」

麦野「は?」


浜面「―――違うだろ? お前が俺を寝取るんだから、お前が頑張らねえとダメなんだろ?」


だから、これが起死回生の一手だ。

127 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/02/18(金) 12:22:50.27 ID:jqXd1Cgm0
麦野「はあっ!?」

浜面「これくらいじゃ寝取るとは言わないんじゃないのか? 俺はまだ屈してないぞ?」

そーれ、もっと煽れ~! 麦野を煽れ~!

麦野「ぐぐぐっ。……じゃ、じゃあどうしろって言うんだよ」

ここで退いたり、媚びたり、省みたりしたら殺られる! だからあえて強気で攻めるのさ!

浜面「それは麦野が考えるもんだろ? 俺はこのまま横になっててやるからさ」

どっちにしろ本気だされたら抵抗できないしね。悲しい事実だけど。

麦野「浜面のくせに偉そうにぃっ……」
128 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/02/18(金) 12:23:23.41 ID:jqXd1Cgm0
今までの麦野に比べればかわいいもんじゃねえかな? ささやかな反抗みたいで。

浜面「どうするんだ? 別に俺はどっちでも構わないけど」

麦野「わかったってば! やればいいんでしょうが!」

だから、違うって。

浜面「ヤらせてください……だろ?」


麦野「――――ッ!? や、ヤらせてくださいっ!」


これでまた俺は、麦野に白星をつけたわけだ。
129 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/02/18(金) 12:23:56.04 ID:jqXd1Cgm0
おっと、服は脱いでおいてやるかな。麦野のホールドをほどいてっと。

麦野「は、浜面?」

そう、不安そうな声出すなよ。脱ぐだけだからさ。で、またベットに寝転ぶ。

浜面「ほら? 好きにしていいんだぜ?」

女の子が「好きにして」って言うと鼻血ものだけど、男がいうとSっぽいセリフになるんだな。それとも状況の所為か?

麦野「―――ッ!」ガシッ

うおっ! さっき離れたのに、また抱きついてきやがった! む、麦野の体温が直に伝わってくるぞ……。おっぱい柔らかいなー。

麦野「あとで覚えてやがれよ……」

怖っ!? 今ので縮み上がったらどうすんの!?

麦野「うっ」

上に乗っかって……、え? これは素股ってやつ? 擦られてるんだけど!?
130 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/02/18(金) 12:24:24.63 ID:jqXd1Cgm0
麦野「うううっ。行くぞ?」

ああ、自分の愛液で俺のチンコ濡らしたかったのね。っていうか麦野濡れすぎ。

浜面「いつでもいいぜ」

ここまでくるとなんか逆に冷静になるな。そういえば、麦野って初めて……?

麦野「んっ……」ヌプ

あ、あの麦野に先っぽが侵入しましたぞ! この状況だけでもイきそうなんだが!?

麦野「んぁっ…痛っ…」ズプ

やっぱり初めてか! って、初めてが俺でいい訳!?

麦野「―――ッ!?」

浜面「うぁっ……」

なんとか根元まで入ったけど、麦野は辛そうだな。
131 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/02/18(金) 12:24:56.21 ID:jqXd1Cgm0
浜面「だ、大丈夫か?」

麦野「だ、大丈夫に決まってんだろ? 私を誰だと思ってんの? 浜面は黙って、チンコおっ勃てとけばいいだよ」

涙目で言われても説得力ねーよ。とりあえず、慣らしてやらないとな。中がぐねぐね動いて、こっちもあんま余裕はないけどさ。

浜面「麦野……」ギュッ

麦野「あっ……」

おっ。ちょっと力抜けたか? 険しい表情がちょっとゆるくなったぞ。

麦野「はまづらぁ…。んっ…、んちゅっ…、れろっ…、ちゅぱっ…」

なんと濃厚なキス! まるで取って喰われてるみたいだ。そういえば、この今の俺の状況は、取って喰われてると言うのだろうか?

浜面「っぷぁっ…。麦野……。綺麗だぞ……」

麦野「ふぁっ…。う、うん。ありがと」

髪を撫でながら言ってやる。こういう積み重ねが、主導権を握れるかどうかに繋がってくると思うんだよね。
132 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/02/18(金) 12:25:26.51 ID:jqXd1Cgm0
麦野「じゃあ、動くわよ?」

こっちはいつでもオーライです。

浜面「好きに動いていいぞ」

麦野「んんっ…、あぁっ…、んっ…、んあっ…、んぁあっ…、あぅっ…」

さっきの手さばきも凄かったけど、この腰さばきも凄いな! 初めてとは思えねえ。まあ、俺も経験少ないからこれが凄いかどうかは比べられないけど。

浜面「い、痛くないか?」

麦野「うんっ…、今はっ…、痛みよりっ…、幸せなっ…、気分のがっ…、大きいかもぉっ…」

麦野さんがデレなさったー!? これは実にいいものだ。でも、ちょっとツン(?)とデレの差が大きすぎないでしょうか……?

浜面「ううっ。そんなこと言われちまったら、すぐ出ちまうっ!」

俺たちのリーダーがこんなに可愛いわけがない!


麦野「いいよ…、出せっ…! 私をっ…、孕ませてみろっ!」


これ以上の我慢は無理だ!! っていうか麦野はそこまでの覚悟があるの!?
133 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/02/18(金) 12:25:57.84 ID:jqXd1Cgm0
浜面「うっ!!」ビュクッ

麦野「んんっ!? んぁっ…、熱いのがビュルビュル出てる……。本当に中に出しやがってぇ…」ビクッ

うわー。目の前がチカチカするー。

麦野「ちゅるっ…、んぁっ…、んんっ…、れろっ…」

うおおおおおっ!? 抜かずに追撃のキス!? これは刺激が強すぎる……。

麦野「んふっ…。はまづらのチンコが、また中ででっかくなってんぞ? もう一回してやろうか?」

浜面「ああ、頼む。まだまだ、満足できなさそうだ」

麦野のワガママボディもそんなに堪能できてないしね!

麦野「ははっ、それにしても遠慮なく射精しやがって……。ま、別にいいけどねー」

浜面「良かったのか?」

実は安全日だったとか?


麦野「デキちまったら寝取り成功だろ?」


うわー。この人怖い! なんていうか怖いです!


145 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/02/18(金) 18:06:53.02 ID:jqXd1Cgm0
でもそんな言葉に反応してしまう愚息が憎い!

麦野「ほらっ! 二回戦よっ!」グチュッ

ぬおおおおおっ!! 俺の精子と麦野の愛液が混ざってるのか、さっきまでより滑りがUPしてやがるっ!

浜面「これはっ!?」

麦野「ひぁん、んんっ、あぁっ、んぅっ、あんっ、んぁあっ、あぅっ、くふっ、んぅっ…!」

麦野もさっきより感じてるのか? それっ! 胸も揉みしだいてやるっ!

麦野「んんっ!! うぁっ、あんっ、胸、いいかもっ!」モミモミ

アイテムの中じゃ一番デカイからな。さすがリーダー。

麦野「何っ、これぇ!? さっきのよりっ、気持ちいいっ!」

麦野も気持ちよくなってくれて嬉しいぜ! ん? あれ? でも急に動きが止まったぞ?

浜面「ど、どうした? 麦野?」


麦野「ううっ…。気持ちよすぎて腰が動かない……」


腰が抜けたってやつですか!?
146 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/02/18(金) 18:07:19.61 ID:jqXd1Cgm0
浜面「じゃあ、俺が動いてやるよ」

こうなったら、こっちからも突き上げてやる! やられっぱなしでいられるかっ!

浜面「ほらよっ!」グリッ

麦野「ふぁっ!? あぁっ、っく、んん――――ッ!?」ビクッ

イったのか? じゃあ、顔を確認してみるか。

浜面「麦野。顔を見せるんだ」

倒れこんできて見えないからな。どれどれ?

麦野「んぁっ…、ひぁっ…」

はっはっは。いつもの麦野からは想像もできないアヘ顔だな。舌まで垂らしてやがる。
147 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/02/18(金) 18:07:48.11 ID:jqXd1Cgm0
浜面「麦野っ…」

麦野「ちゅるっ…、んふっ…、れろっ…、ぴちゃっ…」

キスしながら、体勢を入れ替える。騎乗位から正常位にシフトチェンジだ。

浜面「今度は俺が動いてやる」

麦野「んふっ、御託はいいからさっさと動いてイっちまえよ」

まだ、そんな口を利く余裕があるのか。

浜面「いいぜ、麦野。一回イかせた程度じゃ足りなかったみたいだな」

麦野「一回イかせた程度じゃ足りない、ねえ」

両腕を浜面の首に絡ませながら、麦野は小さく言葉を繰り返す。


麦野「足りないね。ぜんっぜん足りねえよ。私を満足させたかったら、あと10回は中で出してイかせてほしいモンだけどねえ」


さすがにそれは無理かな? バニーの格好なら話は別だけど。
148 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/02/18(金) 18:08:13.35 ID:jqXd1Cgm0
気を取り直して、麦野を攻めてやる。

麦野「うぁっ、んんっ、あんっ、ふぅっ、うぁっ、ひぁんっ、はまづらぁ」

戦ったときとは違って、こんな甘い声で名前を呼ばれるとゾクゾクするな。いや、戦ったときも別の意味でゾクゾクしたけどね。

浜面「麦野っ! 気持ちいいか?」

麦野「気持ち、いいっ、に、決まってんだろっ! いちいち、聞くなっ、バカぁ!」

テンション上がってきた! と同時に俺の限界も近いぞ!

浜面「ううっ! またイきそうだっ! 麦野っ!」

いまさら感はあるが、外に出さないと。さっきの言葉が怖くて、これ以上中になんて出せねえっ!

麦野「はーまづらぁ。イって、いいぞっ!!」ガシッ

うおっ! 足で俺の腰をロックされた!? 逃げられない!?

浜面「イクッ!!」ビュグッ

麦野「ふぁああぁっっっっ!? 中に出されてイクッ!! イク―――ッ!!」ビクッ

結局、中に出しちゃったZE☆
149 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/02/18(金) 18:08:40.92 ID:jqXd1Cgm0
―――
浜面「正直、麦野とこんなことするなんて考えられなかったよ……」

麦野「何? いまさら。中に二回も出したくせにさ」

その二回とも回避不能だったけどな。

浜面「それにしても、初めてが俺なんかでよかったのか?」

それがまだ、ちょっと疑問なんだが。

麦野「浜面が良かったのよ」

なんという殺し文句! グラっときたぜ……。
150 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/02/18(金) 18:09:10.08 ID:jqXd1Cgm0
麦野「それはそうと、絹旗とフレンダには何をしたのかしらねえ?」

ゾクリと背中に冷たいものがはしる。

浜面「え、えーとですね~」

麦野「ま・さ・か、あの二人にもチンコ突っ込んで、アンアン言わせたわけじゃないんでしょうねえ?」

浜面「ち、違うぞ!」

少なくとも二人ともではない! うん。ウソは言ってない!
151 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/02/18(金) 18:09:48.53 ID:jqXd1Cgm0
麦野「ま、いいけどね。なんかモヤモヤもすっきりしたし」

き、危機は去ったのか? バレたら何されるか分かったもんじゃねえけどさ。

浜面「なんだよ。そのモヤモヤっていうのは」

麦野「ハッ! それがなんなのか、お前にだけは言いたくないわね」

なんだそりゃ?

浜面「ま、いいけどな」

麦野「それで―――」

まだ何かあったか?


麦野「浜面は、これから『誰』と付き合うつもりなのかしら?」


前言撤回。まだ危機は去ってはいないようです。

152 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/02/18(金) 18:11:02.26 ID:jqXd1Cgm0
一応、最初考えていたのはここまでになります。

この先の安価 >>160 無効の場合は↓

1:構わん続けろ。
2:もう満足。終わりでOK。
3:その他シチュ提供するぜ!
4:浜面爆発しろ。

ちなみに4は、マジでDEAD ENDになるので注意。
153 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2011/02/18(金) 18:11:49.40 ID:ye82i0MGo
踏み台になるぞ
158 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2011/02/18(金) 18:21:37.24 ID:vFoIQ1lKo
1
思いつく限り書いて
159 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2011/02/18(金) 18:31:00.89 ID:mnu7lPwFo
1
160 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2011/02/18(金) 18:31:54.71 ID:4klYyxZDO
1だァァァ 
 
 
175 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/02/19(土) 18:41:40.31 ID:2es+gv5o0
翌々日 AM11時
―ファミレス―
おとといは、麦野にテンパって『アイテムは俺の嫁!』って叫んだら、思いっきり殴られた。仕方ないと思わない?

だって、あの場で麦野を含まない選択肢を選ぶ勇気なんてないんだって! いや、スゴイ目だっし……。

まあ、そして昨日は休みで、今日は三日ぶりのアイテムの集合なんだが……。

浜面「なんで麦野が来てねーの?」

まさかのリーダー不在。ちょっと何されるか分からなかったから、ビクビクしてたんだが、杞憂だったか。

絹旗「まあ、たまには超いいんじゃないですか?」

フレンダ「今日の仕事は麦野なしでも十分な訳よ」

滝壺「まだ、データもらってない」

まあ、滝壺は戦力には数えられないからなぁ。

浜面「とりあえず、さっさと片付けて終わりにしようぜ」
176 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/02/19(土) 18:42:14.52 ID:2es+gv5o0
フレンダ「いや、浜面は―――」

ユーガッタメール
浜面「ん? メールか?」ピピ

麦野『至急、○○マンション×××号室まで来い』

ナニコレ? 死刑宣告かなんかじゃないよな?

浜面「麦野から呼び出しくらったんだけど」

フレンダ「んー。結局、浜面は、いてもいなくても同じって訳よ」

絹旗「そういう訳で、麦野の世話は超まかせました」

世話……? どういうことだ?

滝壺「大丈夫。私はそんなぞんざいな扱いを受けてる浜面を応援してる」

とにかく行ってこいってことですか……。
177 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/02/19(土) 18:42:42.01 ID:2es+gv5o0
正午
―麦野のマンション エントランス―
浜面「ここか……。なんか、かなりいいマンションじゃねーか……。レベル5ってのは、みんなこんなところに住んでんのか?」

えーと×××号室っと。 ピンポーン

麦野『はい』

浜面「俺だ。なんの用だ?」

ちょっと元気なさげだな。

麦野『今そこ開けるから、部屋まで勝手に入って来なさい』

ウイーン

それにしても立派なマンションだな。俺のアパートのセキュリティなんてドアの鍵が一つだけなんだぜ?
178 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/02/19(土) 18:43:19.99 ID:2es+gv5o0
―麦野の部屋―
ピンポーン
浜面「失礼しますよっと」ガチャ

麦野は……。こっちか?

浜面「おーい。麦野、何の用―――」

麦野「遅い。また寝ちゃうとこだったでしょ」

って、病気で寝込んでたのかよ。

浜面「おいおい。大丈夫か?」

麦野「この前のでちょっと風邪ひいたみたいでね。ちょっと昨日から体調優れないのよ」

シャワー浴びた後もほぼ全裸だったしなぁ……。つーか、他の連中は風邪って知ってやがったな?

浜面「食欲とかはあんのか? お粥くらいなら作れっけど」

麦野「頼もうかしら」
179 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/02/19(土) 18:43:45.27 ID:2es+gv5o0
―――
弱った麦野っていうのも何かいいな。いやいや、病身を襲うようなマネは……。

ハッ!? 俺が好きなのは滝壺! 俺が好きなのは滝壺! もういろいろ手遅れかもしれないけど!

ふう……。危ない危ない。少し落ち着いたぜ。

浜面「しかし、この問題は一体どうすりゃいいんだ?」

麦野たちを懐柔して、マジでアイテムを俺のハーレムにするしか生き残る道はないのだろうか。

浜面「いや、この考え方は死亡フラグな気もする」

まあ、いい。どうせバカだし刹那的な生き方を貫こう。
180 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/02/19(土) 18:44:21.36 ID:2es+gv5o0
―――
浜面「ほら、できたぞ」

麦野「サンキュー」

おおっ。麦野が、俺にお礼言うなんて珍しい。マジで弱ってるみたいだな。起き上がってこないし。

浜面「ん? ほら食えよ」

麦野「ダルい」

おい。もしかして食わせろって言うのか? 気分はライオンに餌をあげる飼育員の気分なんだが。

浜面「ほらよ」スッ

麦野「『あ~ん』だろ?」ニヤ

えぇっ!? なんかデレてる!? 風邪のせいか!?

浜面「あ、あ~ん?」スッ

麦野「……プッ」

この扱いはひどい!! 遊ばれてる!?
181 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/02/19(土) 18:45:07.57 ID:2es+gv5o0
麦野「冗談だって」パク

まあ、いいよ。もうこんな扱いにも慣れましたよーっと。

麦野「ふーん。まあまあじゃないの」

浜面「そりゃお粥くらいなら、誰にでもできるだろ」

麦野の家に米の買い置きがあったのが驚きだ。少しは自炊とかしてるのか?

浜面「いいから食え」スッ

ボトッ

うわっ!? 麦野のパジャマ(意外とファンシー)の上に落ちちまった!

麦野「うあー。何やってんのよ……」

怒る元気もないのか。これは重症だな。

麦野「んー。まあ、汗もかいてるし、着替えましょうか。おい、浜面。体拭きなさい」

は? 俺が? 麦野を?
182 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/02/19(土) 18:45:38.28 ID:2es+gv5o0
―――
温めたお湯で濡れタオルを用意してっと。

浜面「あのさ。ここまで用意して言うのもあれだけど、絹旗とか呼んでやらせればよくないか?」

麦野「アンタが私の服の上にこぼしたんでしょ? 今は私に絶対服従」

いつもそんな感じもしますけどねー。まあ、言葉には出しませんが。

麦野「それに一昨日あんなことしておいて、今更恥ずかしがることでもないでしょ?」

じゃあ、今お前の顔が赤いのは熱のせいなんだな?

浜面「わかったよ。ほら、背中だせ」

麦野「んっ」スルッ

うわー。昨日は正面からしか見なかったけど、背中キレイだな!
183 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/02/19(土) 18:46:08.27 ID:2es+gv5o0
つい、さわりたくなちまうくらいだぜ。

麦野「ひゃう!?」

あれ? 気がついたらさわっていた。うん。かわいらしい声も聞けたし一石二鳥だ。

麦野「なんで、タオルで拭んじゃなくて指でさわってるのかしらねえ?」

や、やばい! 死亡フラグか!?

浜面「いや、つい! あんまりにも麦野の背中がキレイだったからさ!」

麦野「んなっ!? ―――もういいからさっさと背中拭きなさいっ!」

せ、セーフ。麦野が風邪じゃなかったら、今頃部屋のシミになってたかもしれん。

浜面「これくらいの力でいいか?」ゴシゴシ

麦野「んっ…。気持ちいいわ」

それにしても、風邪の状態の麦野はいいな。いつもみたいなSっ気が少なくて。
184 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/02/19(土) 18:46:38.15 ID:2es+gv5o0
かと言って、ずっと風邪ひきっぱなしって訳にもいかないしなー。

浜面「よし。だいたい終わったぞ」

麦野「後は自分でできるからいいわ。そしたら、他のところ拭いてる間に、アイスでも買ってきてくれないかしら?」

風邪ひいてるときのアイスって何故かうまいんだよねー。

浜面「アイスだけでいいか?」

麦野「あとは適当に任せる」

浜面「じゃあ、行ってくる」

『前も拭け!』なんていわれるんじゃないかと思ったけど、そんなことなかったぜ!


194 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/02/19(土) 23:50:42.82 ID:2es+gv5o0
PM1時
―――
浜面「買って来たぞー」ガチャ

麦野「んー」

おいおい。大丈夫かよ。さっきより顔赤くなってるぞ?

浜面「熱が上がったのか?」

麦野「そうみたい。ちょっと寒気がするかも」

頭もボーっとするんだよね。よく思考が回らないっていうかさ。


麦野「だから人肌で温めてくれないかしら?」


うん。やっぱり思考が回ってないみたいだね。俺も麦野も。
195 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/02/19(土) 23:51:09.94 ID:2es+gv5o0
浜面「はあっ!? 人肌でって!?」

麦野「雪山の遭難のときによく見るアレだよ」

あー。アレですかー。俺に裸になって麦野の布団に入れと?

浜面「おいおい。からかうのもいい加減に―――」

麦野「いいから、さっさと脱ぐの」チラ

うおおおおおっ!? 麦野の布団の下は、すでに全裸!?

浜面「なんっ―――!?」

麦野「ほらっ!」グイッ

ああっ……。蟻地獄に引き込まれる蟻ってこんな気持ちなのかな?
196 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/02/19(土) 23:51:40.89 ID:2es+gv5o0
結局、風邪をひいてるとは思えないパワーで剥かれてしまいました。

麦野「あーっ。温かいな」スリスリ

なんか抱き枕になった気分。俺の胸で顔をスリスリするのやめてもらえますか!?

浜面「む、麦野さん……?」

こんなキャラだっただろうか? いや、たしかに麦野の体温は高い気がする。

麦野「なんか下に出っ張りがあるわね」

この状況じゃ仕方ないと思います。もしかして、誘われてるの?

麦野「これ邪魔ね。取れないかしら?」

浜面「取れるわけねーだろ!?」

こりゃただ単に、熱でボーっとしてるだけっぽいな。っていうかそうであって欲しい。
197 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/02/19(土) 23:52:26.56 ID:2es+gv5o0
麦野「まあ、いいわー。んしょっ」ズプ

ぬおおっ!? 適度に濡れた麦野の内部に侵入!

浜面「うぁっ。なんだこれっ」

この前よりも熱い気がする。これは油断できない……。

麦野「なんかこれ気持ちいいかも……」

正直、麦野の意識はどれだけあるのか気になる。あんまり正常思考じゃない気が……。

麦野「うぁっ…。んぅっ…。すー…。すー…」

浜面「は? 麦野?」

えっ!? 寝ちゃったんですけど!? これなんて拷問ですか!?
198 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/02/19(土) 23:52:56.89 ID:2es+gv5o0
PM5時
―――
麦野「んっ……。寝ちゃったか」

浜面「やっと起きたか……」

やっと拷問のような時間が終わる……。

麦野「なんで浜面がここに―――って、なんで繋がってる状態なのかしら?」

覚えてらっしゃらない!? 麦野がやったんですよ?

浜面「俺が聞きたいわ! 麦野に無理やり引きずり込まれて、4時間ずっとこのままだったんだぞ!?」

麦野「4時間って……。よく耐えられたわね。そっちも驚きだわ」

自分で自分を褒めたいです。
199 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/02/19(土) 23:53:23.25 ID:2es+gv5o0
麦野「んっ…。普通に抜けばよかったんじゃないのかしら?」

浜面「それは、自分の足がどうなってるか確認してから言ってくれませんかね?」

麦野の足がガッチリ腰をホールド。寝てるとは思えない力だったよ。

浜面「状況が分かってもらえたら、足を離してもらえると嬉しいのですが……」

麦野「そんなに我慢してたんだ……。どうせすぐ出るんでしょ? このまま一発出しちゃえば?」

モジモジしながら小声で言うのやめてもらえません?

浜面「じゃあ、遠慮なく」グイッ

麦野「えっ!? あんっ!!」

麦野も結構きてるみたいだ。
200 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/02/19(土) 23:53:54.44 ID:2es+gv5o0
とは、言えそんなに長くはもちません。なんせ4時間ですから。

麦野「はぁんっ、ひゃんっ、うぁっ、くぅんっ! ほんとにっ、長い時間っ、入ってたのねぇっ。すぐにっ、イきそうっ、だわぁ」

浜面「こっちもだっ! イクぞっ!」

あっ。抜くのが間に合わないかも。QGK。急に限界がきたので。

浜面「―――ッ!!」ドクッ

麦野「うぁあぁぁっっ!!」ビクッ

結局、また中に出しちゃったよ。マジでできちゃったらどうする……。

麦野「ふぁっ…。出てる……」

まあ、そのときは覚悟を決めるしかなさそうだな……。
201 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/02/19(土) 23:54:20.22 ID:2es+gv5o0
PM6時
―――
片付けなんかをしてたらもうこんな時間ですよ。

浜面「食欲とかあるか?」

麦野「そうねー。シャケ弁が食べたいかな」

これは、結構元気が戻ってきてる証拠だな。

浜面「いいぜ。ひとっ走りしてくる」

麦野「急いでねー」


そんな感じでこの日は麦野の看病をした。


211 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/02/20(日) 12:08:20.86 ID:yIWF3R230
『主人公(ヒーロー)たちの雑談』
―ファミレス―
上条「このファミレスでいいんだよな?」

一方「ったくなンなンですかァ? イキナリ呼び出すなンてよォ」

ウィーン

浜面「あ、待ってました。先輩方」

上条「先輩って……」

一方「どォ見たって、テメェが一番年上だろォが」

浜面「主人公歴でみれば、まだまだ半人前ですから。キメ台詞もないし」

上条「キメ台詞って……」

一方(俺もキメ台詞考えなきゃならねェな)

212 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2011/02/20(日) 12:08:41.14 ID:k6P5vbKio
セロリさん何やってんすか
213 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/02/20(日) 12:08:56.06 ID:yIWF3R230
上条「大丈夫だって! 出番増えるだろ! ほら、俺の出番がしばらく……」

浜面「今は主人公でも死ぬ時代ですからね……。俺も生き残れるだろうか?」

一方(『ここから先は一方通行だ!』は悪くねェ手ごたえだった)

上条「どっちか死亡すれば、復帰できる気がする」

浜面「ちょっ!? 不吉なこと言わないで!」

一方「最近は反射の効かねェ敵ばっかりでてきやがるからなァ。俺もあンま安心はできねェ」

上条「まだ、生きてるだけいいって……」
214 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/02/20(日) 12:09:21.31 ID:yIWF3R230
一方「それで? わざわざ呼び出したンだ。それだけの理由があンだろォな?」

浜面「いやー、実は相談がありまして……」

上条「相談?」

浜面「実はフラグの処理の仕方についてですねー……」

一方「その前にその敬語ヤメロ。なンかムカついてくンだよ」

上条「フラグの処理ぃ? そんなこと俺らに相談すんのかよ……」

浜面「最近の主人公と言えば、周りの女性から好かれまくってる。けど鈍感で気がつかないみたいなのが王道だろ? だから二人に声かけてみたんだけどさ」

一方「たしかにそォだけどよォ……」

上条「上条さんには関係なさそうな話ですね……」

一方・浜面(コイツ……)
215 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/02/20(日) 12:18:20.52 ID:yIWF3R230
一方「上条。テメェが助けたり、共闘した女は何人いる?」

上条「助けたり、共闘したり?」

浜面「少なくとも五人はいるんだろ?」

一方「超電磁砲とクローンで既に一万ちけェぞ」

上条「フラグなんて立ってないと思うんですけど」

浜面「いいから答えろよ」

上条「えーと、インデックス、姫神、神裂、風斬、オルソラ、五和、白井、アニェーゼ、ルチア、アンジェレネ、オリアナにレッサーくらいか?」

一方(半分は立ってるだろォから、超電磁砲も含めると八人前後にクローンか。しかも、この感じだと、まだ他にもいそォだ。さすがヒーローだぜェ)

浜面「スゲー数だな、オイ」
216 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/02/20(日) 12:19:16.33 ID:yIWF3R230
上条「でも、フラグなんて立ってたら、今頃上条さんにも彼女がいますって!」

浜面(それでいて鈍感。まさに王道の主人公だな。俺なんかじゃとてもかないそうにねえ)

上条「そういうお前らはどうなんだよ?」

浜面「うっ……。俺はアイテムの四人だな」

一方「俺も四人だな」

一方(打ち止め、黄泉川、芳川、番外固体。後ろ三人はフラグなンざ立ってねェだろうが、このアホに負けるわけにはいかねェ)

上条「二人ともいいですねー」

浜面「もういい。こいつにツッコミはあきらめよう」
217 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/02/20(日) 12:19:52.25 ID:yIWF3R230
上条「っていうかさ。打ち止めって十歳くらいだろ?」

浜面「えっ!? まさか……」

一方「なンなンですかァ、その反応は!? 俺はロリコンじゃねェぞ? 至ってノーマルだァ!」

上条「え? 違うの?」

浜面「またまたー」

一方「久々にキレちまったぜェ。表でろ」カチン

上条「や、やだなー。冗談に決まってるじゃないですかー」
218 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/02/20(日) 12:20:20.33 ID:yIWF3R230
浜面「でも、一番はそいつなんだろ?」

一方「もしかして、アレなンですかァ? テメエらは、源氏物語も知らねェのか?」

上条「源氏物語って……。オイ、まさか……」

一方「今のうちから俺好みの女に教育しとけば、将来有望だろォが」

浜面「さすが第一位は考え方が違うわ」

上条(今のうちに打ち止めを救っておくべきかな……)
219 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/02/20(日) 12:20:53.70 ID:yIWF3R230
上条「まあ、見た目はビリビリみたいになるだろうしな」

一方「そォなンだよ。それがちょっと悩みでなァ」

上条「ん? なんで?」

一方「そうなったら、『絶対能力進化実験』を思い出しちまいそォでなァ……」

上条「うわっ。自分で好きな女を殺す夢とか見たら最悪だな」

浜面「結構苦労してるんだな……」
220 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/02/20(日) 12:21:21.19 ID:yIWF3R230
上条「髪でも伸ばさせて結ばせればいいんじゃねえの?」

一方「まァ、悪くねェな」

上条「あとはメガネとか」

一方「メガネはちょっと似合わねェんじゃねェか?」

上条「それは、ビリビリがイメージだからだろー」

浜面「どうでもいいけど、俺の相談はどうなった」


227 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/02/20(日) 18:16:43.13 ID:yIWF3R230
一方「おォ、悪い。なンだったっけかァ?」

浜面「いや、フラグがいくつか立ったっぽいんだけど、その内一つを選んだ場合、ほかのフラグはどうすりゃいいの?」

上条「知るか!」
一方「知らねェよ」

浜面「ええっ!? 即答!?」
228 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/02/20(日) 18:17:10.67 ID:yIWF3R230
上条「こんなハッピー野郎は、そげぶしてもいいよな?」

一方「そンなら、お前はまず鏡見て来い」

浜面(こいつらに相談したのが間違いだったか?)

一方「なァ、上条。もし、さっき挙げた女どもから一斉に告白されたらどォすンだよ」

上条「そんな夢のある展開は想像したことないですね……」

浜面(確証はないが、十分現実的な気がする)
229 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/02/20(日) 18:17:41.82 ID:yIWF3R230
一方「いいから、さっさと答えろ」

上条「う、うーん。そうだな……。とりあえず逃げるかな?」

浜面「いきなり先伸ばしかよ」

一方「いや、仕方ねェ。こいつの周りの女はちょっと普通じゃねェからなァ」

上条「じゃあ、そういう一方通行はどうなんですか!?」

一方「あァ? 俺のは参考にならねェと思うぞ?」

浜面「とりあえず聞こう」
230 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/02/20(日) 18:18:09.38 ID:yIWF3R230
一方「バッサリ切り捨てるだろォな。まとわり付かれても困るしなァ」

上条「うわ、ロリかっけー」

浜面「お前は、振り払う力があるからなー。こっちはフラグ折るのにも命がけになるんだぞ?」

一方「そォいう意味でも、俺より上条に境遇は似てンだよ」

浜面「なるほどな」

上条「えっ!? 上条さんの周りってそんなに殺伐としてますか!?」
231 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/02/20(日) 18:18:35.25 ID:yIWF3R230
一方「でもまァ、フラグなンてわざわざ折らねェで、秘密にしておくのが無難だろォな」

上条「まあ、俺はそうするだろうな」

浜面「それができればいいんだけどなぁ……」

上条「なんか問題あんの?」

浜面「肉食女子がいるんだよ。比喩じゃなく」

一方「第四位のやつかァ」

上条「それはきついな」
232 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/02/20(日) 18:19:11.78 ID:yIWF3R230
浜面「どうすればいいだろうか?」

上条「頑張れ」

浜面「ええっ!? 考えることを放棄!?」

一方「テメェのことは忘れねェからな……」

浜面「なにその死亡フラグ!? クソッ! こいつらに相談したのが間違いだったか!!」


結局、解決策は見つかりませんでした。

233 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/02/20(日) 18:20:27.79 ID:yIWF3R230
結局相談前と状況に変化なしっていう。

次は滝壺ルート更新予定。姫神とかぶりそうで怖い。
234 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2011/02/20(日) 18:34:40.48 ID:HC5bYXHCo
麦野はまだあると信じてる
235 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2011/02/20(日) 18:42:25.80 ID:vTFF/lcKo
麦野「……ニク……」
236 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2011/02/20(日) 20:09:38.33 ID:WvowL6RP0
この会話が盗聴機からアイテムの女性陣に
届いているなんて浜面は考えてもいなかったんだろうな・・・ 
 
 
244 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/02/21(月) 19:03:26.79 ID:gqfv4XRb0
『滝壺ルート』
AM10時
―――
―浜面の部屋―
浜面「ゴホッ、ゴホッ!」

今度はこっちが風邪をひいてしまった! あ、麦野のルートとは繋がってないよ!

浜面「あ゙ー。一応、あいつらにメールしとかねーと」ピピピ

浜面『風邪ひいた。今日休む』

だれか看病に来てくれたりは……。

ユーガッタメール
麦野『バカでも風邪ひくのね』
絹旗『浜面はバカだから超風邪ひいたんですよ』
フレンダ『結局、浜面はバカって訳ね』
滝壺『そんなはまづらを応援してる』

俺もこんな返信がくるだろうと思ったけどさー。もうちょっとだけ、心配してくれてもいいんじゃない?
245 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/02/21(月) 19:04:03.01 ID:gqfv4XRb0
PM5時
―――
浜面「―――んっ……」

もう夕方か。んー、長い時間寝られたし、体の調子も少し良くなってる気がするぜ。

浜面「うわっ。スゲー汗だな」

腹もへったが、まず体でも拭くか。

ピンポーン

浜面「はいはいっと」

誰だ? こんな時間に新聞勧誘? 万が一、知り合いだとするなら―――

滝壺「お見舞いにきた。起き上がって大丈夫?」

滝壺なら来てくれるって信じてた! もう泣きそう!
246 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/02/21(月) 19:04:38.79 ID:gqfv4XRb0
浜面「ああ、ありがとう! ずっと寝てたから、朝から幾分かはよくなったみたいだ」

滝壺がお見舞いにきてくれただけで、かなり元気になった気がする!

滝壺「うわ、すごい……」

ん? 入った途端、そんなことを言われたぞ。うーん、部屋はそこそこ片付いてるはずだが。

浜面「何かあったか?」

滝壺「う、ううん。なんでもない」

妙にそわそわしてる気がするな。男の部屋に入るの初めてとか?

浜面「まあ、もう風邪も大丈夫だろ」

滝壺「うん。体調は良さそうだし、明日には復帰できそう」

ううっ。その優しさが心にしみる。
247 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/02/21(月) 19:05:04.27 ID:gqfv4XRb0
滝壺「はまづら、すごい汗かいてるみたい」

今、起きたところだしな。少し汗臭いだろうか。不快な思いをさせちまったか?

浜面「そうなんだよ。今、体でも拭こうかと思ってたところだったんだ」

かと言って、さすがに、滝壺の前でやるわけにもいかないし、帰ってからになるな。

滝壺「そうなんだ。じゃあ―――」

なんだろう? さっきから滝壺の様子がおかしい気がする。息が荒いというか。


滝壺「キレイにしてあげるから脱いで」


ん? なんだろう、このリア充的なイベントは?
248 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/02/21(月) 19:07:18.37 ID:gqfv4XRb0
浜面「え!? いいのか?」

やってくれるなら断る理由もない! 背中とか拭いてもらえると気持ちいいし! テンション上がってきた!

滝壺「う、うん。ほら、そこ座って」グイッ

うおっ! 無理やり座布団に座らされたぞ。なんか妙に積極的だな。

滝壺「そしたら上脱ぐ」

浜面「え? あ、はい」パサ

オイ。なんかいつもの滝壺の雰囲気じゃない気が……。

浜面「そういや、まだなにも用意して―――」クルッ

滝壺「うぁっ。はまづらの匂い……」ボソ

振り向いたら、滝壺がさっき脱いだシャツに顔うずめていた。一体なにが起こっているんだ?
249 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/02/21(月) 19:07:44.60 ID:gqfv4XRb0
浜面「滝壺?」

滝壺「いいから、はまづらは前向く」グイ

えっ!? そんなシーン見られて、その反応ですか!? まあ、いいけどさ!

浜面「だからタオルとか用意してないんだけど―――」

滝壺「大丈夫……」ペロ

えええええっ!? 舐められた? 首筋を? なんかゾクゾクするけど、これ寒気とかじゃないよね!?

浜面「滝壺? な、なんで舐めるの?」

滝壺「キレイにしてあげるって言ったから」

いや、そんなことするキャラじゃないでしょ!? もしかして、俺は、風邪で幻覚でも見てるのだろうか?
250 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/02/21(月) 19:08:11.88 ID:gqfv4XRb0
滝壺「ぴちゅ…、ぺろっ…、れろっ……。やっぱりすごい……」

もはや、後ろから押し倒される勢いです。背中に胸を押し付けられてるのが気持ちいい。

浜面「な、何がすごいんだ?」

そして、ジャージから体温が伝わってくるのがまたいい! とってもぬくい。

滝壺「はまづらの匂い前からすごく好きだった」クンクン

な、なんかいつもと目の色が違いますよ!? というか、初めての告白っぽいことがこれって、喜んでもいいのか? ヒャッホ―――イ!

浜面「もしかして、汗の匂いが好きなのか?」

滝壺「そういうわけじゃない。でも、この味は好きかも」ペロ

うおおおっ!? なんか滝壺のイメージがっ!!
 
 
262 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/02/22(火) 00:33:51.19 ID:coVDkMf50
―――
そのまま二十分くらい舐められ続けただろうか? 首、胸、腕、指までペロペロされた。正直気持ちいいッス!

滝壺「ペロっ……」

ちなみに、かなり体を擦り付けられてるので、滝壺のジャージがよだれでベトベトになってたりする。

浜面「も、もう満足したか?」

滝壺「もうちょっと」

滝壺の変わった性癖を垣間見てしまったかもしれない……。

浜面「まさか、俺の匂いなんかが好きだったなんてなー」

まさかそれで、俺のことが好きになったのだろうか? いや、まあ、好きなんて言われてませんけどね。


滝壺「うん。この匂いが好きになったのは、はまづらが好きになってから」


うわー! なんかズキューンときた! 嬉しすぎて、顔がおかしいことになってますよ、多分!
263 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/02/22(火) 00:34:18.28 ID:coVDkMf50
浜面「そ、そうなのか。俺も滝壺のこと大好きだぞ!」

あれ? なんかきょとんとした顔になってますけど、何かミスった?

滝壺「分かってたけど、言葉にされると嬉しい」ポッ

うわー。滝壺マジ天使。 あ、そうだ。こんなことしてるのに、キスはまだ、だからな。

浜面「滝壺……」チュッ

滝壺「んっ…、ちゅっ…、れろっ…、ちゅるっ…」

はっはっはー。舌まで絡めてきましたよ。うん、頭がボーっとしてきた。

浜面「さすがにちょっとしょっぱいな」

滝壺の口の中は、水っ気が少なかったかもしれない。まあ、あれだけ舐めてれば仕方ない気もするが。


滝壺「はまづら、のど渇いた。だから、もっとよだれちょうだい?」


よっしゃー! ピッチャーでお持ちいたします!
264 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/02/22(火) 00:34:47.28 ID:coVDkMf50
浜面「ああ、いいぜ。―――んっ」タラ

なんかもう、まともな思考で行動してるとは思えないな。お互い。

滝壺「んっ。こくっ…」

それにしても、なんて色っぽい顔してやがるんだ……。

滝壺「もっと」グイッ

うおっ!? 今度こそ押し倒されましたよ!? 滝壺に押し倒されるなんてこと想像したことなかったなー。逆はあるけども。

滝壺「れろっ…、じゅるっ…、んくっ…」

気持ちいいんだけど、そろそろこっちも限界かもしれん。

浜面「ぷぁっ。なあ、滝壺」

滝壺「どうしたの? はまづら。―――あ、大きくなってる」

これで興奮しないわけがない。さっきからずっと体擦りつけられてたし。


滝壺「いいよ。ここも舐めてあげる」


嗚呼。滝壺から後光が差してる! 俺、もしかして、もう死ぬのかな?
265 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/02/22(火) 00:35:15.76 ID:coVDkMf50
浜面「それじゃ、頼む」ボロン

さて、滝壺はどんな反応をするのだろうか?

滝壺「うわっ……。大きくて……、すごい匂い……」クンクン

そこまでまともに匂いを嗅がれると、かなり恥ずい!

滝壺「ぺろっ…、くちゅっ…、じゅるっ…。うん、結構好きかも」

うあー。魂が抜かれそう。全神経がそこに集中してるような錯覚すら覚える。

浜面「すごく気持ちいいぞ。続けてくれ」

滝壺「はむっ…、じゅぷっ…、ぬぽっ…、ぐぬっ…、ぢゅぽっ…」

うおおおおっ!? そして、咥え込まれました! 丸呑みです!

浜面「滝壺っ! それヤバイ!」

滝壺「んっ…、好きなときに出していいよ」

もしかして、それも飲んでくれたりするのだろうか。
266 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/02/22(火) 00:35:46.47 ID:coVDkMf50
滝壺「んっ…、れろっ…、じゅるっ…、ずるっ…、んくっ…」

最初は動き方がぎこちなかったんだけど、もうだいぶコツを掴んだみたい! 今ではもう、かなりスムーズな動きに! っていうか限界!

浜面「ううっ。そろそろ出そう」

滝壺「ちゅるっ…、らひていいよ」

浜面仕上、本当にこのまま口に出しちゃっていいのか? いや、ここはあえて顔だろ!!

浜面「イクぞ!」ヌポッ

滝壺「あっ」

ビュビュッと勢いよく精子が顔やジャージにかかってゆく。やべー、気持ちよすぎて、このまま倒れそう。

ん? でも、滝壺はちょっとだけ残念そうな顔をしている気がするな。

滝壺「飲んでみたかったのに」

いやー、さすがにおいしくはないと思うぞ。
267 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/02/22(火) 00:36:43.44 ID:coVDkMf50
滝壺「んっ…、ちゅるっ…」

ええっ!? 顔にかかったのを指で掬って飲んでますよ!?

浜面「ま、まずくないのか?」

滝壺「うん、大丈夫。これも、好きになれそう」

なんか、どんどん滝壺を俺色に染め上げてる気分だ!

滝壺「はまづらは、まだ満足してないみたい」

まだ小さくなる様子を見せないマイジョニー。滝壺を前に一回くらいで満足するはずがない!!

浜面「すごく気持ちよかったからな! でも、次は滝壺の番だ」

ずっとやられっぱなし、ってわけにもいかないだろ。
268 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/02/22(火) 00:37:12.18 ID:coVDkMf50
滝壺「だめ。はまづらは風邪ひいてるから」

そういえばそうだったっけか。でも、滝壺も結構限界きてるんじゃないかな?

浜面「俺は滝壺にも気持ちよくなってもらいたいんだよ」

体を舐められたことで、滝壺がどれだけ俺を好きかってことを表してくれたんだと思う。

だから、今度は俺がどれだけ滝壺を好きかってことを伝えたい。


滝壺「うん。じゃあ、はまづらと私、二人で気持ちよくなろう」


そんなの答えは一つだろう。

281 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/02/22(火) 18:11:33.48 ID:coVDkMf50
滝壺「んちゅっ…、れろっ…、くちゅっ…、ちゅるっ…」

キスをしながらお互いの服を脱がせると、ベットに横になった。

滝壺「風邪ひいてるから、はまづらは下」

ということで、半ば強引に俺が下になりました。密着したところから、滝壺の体温が直で伝わってきてすごく興奮する!

浜面「滝壺は温かいな」スリスリ

本能的に顔と顔をこすりつける。それだけでも幸せな気分でいっぱいになっちまうな!

滝壺「こうするともっと温かい」

端に避けてた掛け布団を二人でかぶる。こうすると、熱がこもって暑いくらいだ。

滝壺「じゃあ、挿れるよ、はまづら」

そして、湿った滝壺の内部へと侵入していく。
282 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/02/22(火) 18:12:00.80 ID:coVDkMf50
滝壺「―――ッ!!」

滝壺はちょっと涙目になっているかもしれない。かなりゆっくりと降下している。

浜面「だ、大丈夫か?」

滝壺「大丈夫、ちょっと、痛いだけ」

やっぱり初めてだったか。さわってもっと濡らしてあげるべきだったのか?

浜面「というか、嬉しすぎて俺がダメかも」

ハチャメチャが押し寄せてくる!

滝壺「ぜ、全部入ったっ……」

浜面「うわっ!!」ビュクッ

くっ!! 情けながら、それだけで射精してしまった。しかも、割と大量に。
283 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/02/22(火) 18:12:32.61 ID:coVDkMf50
滝壺「んんっ!? な、中に出てるっ!」

浜面「す、すまん。あまりにも気持ちよすぎて」

これで、滝壺を気持ちよくさせることなんてできるのだろうか? ちょっと不安。

滝壺「ううん。はまづらは謝ることない。私でもっと気持ちよくなって」

ここまで健気な言葉を今まで聞いたことがあっただろうか、いやない!(反語)

浜面「ああ。滝壺も気持ちよくなってくれよ」

滝壺「うん。こうしてるだけでも、すごく気持ちいい」

たしかに! 滝壺の中はニュルニュルで温かくて気持ちいい。

滝壺「そろそろ、慣れてきたから動く」

男の意地として、一回は滝壺をイかせてあげないとな!
284 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/02/22(火) 18:13:04.30 ID:coVDkMf50
滝壺「んっ…、あっ…、ふぅっ…、はぁっ…、んんっ…、んぁっ…」

ゆっくりと滝壺が動いてくれている。ギシギシというベットの揺れる音と、滝壺の声が重なって興奮を掻き立てられる。

浜面「んっ…。あんまり無理はするなよっ」

もう布団の中はすごい熱になっている。二人の汗が混じって、体を流れていく。

滝壺「うんっ! あんっ…、ふぁっ…、んんっ…、うぁっ…、ひぁんっ!」

最初は痛そうな声だったけど、気持ちよくなり始めているみたいだな!

浜面「滝壺、好きだっ! もっとお前を感じさせてくれっ!」

滝壺「はまづらぁ…、んんっ…、はまづらぁ…」

耳元でささやかれると背筋がゾクゾクする! でも、まだだっ! まだ耐えねば!
285 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/02/22(火) 18:13:31.14 ID:coVDkMf50
滝壺「はまづらぁ…、わたしっ、なんかへんっ。きもち、よすぎるっ」

滝壺もそろそろイけそうなのか? こっちも限界に近いし、ラストスパートをかけようじゃないか!

浜面「いいぞっ! こっちも限界だし、思いっきり気持ちよくなれっ!」

滝壺の動きにあわせて突き上げる! ぴちゃぴちゃって汗の音がすごくいやらしいな!

滝壺「んぁっ!?」

おお。今一番奥まで届いたような気がする!

滝壺「はぁっ、もうダメっ。はまづらも中にだしてっ」

任せとけ! いくぞ滝壺!

浜面「うっ!!」ドクドクッ

滝壺「―――ッ!! ぁぁああぁっっ!!」ビクン

やった! 滝壺をイかせたぞ!
286 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/02/22(火) 18:13:59.59 ID:coVDkMf50
滝壺「ふぁあっ…。気持ちよかったぁ…」

考えなしに中に出しちゃったけど、大丈夫だったのかな?

浜面「中でよかったのか?」

滝壺「うん。今日は大丈夫」

そうだよな! いくら滝壺でも、その辺はしっかりしてるよな!

滝壺「……多分」ボソ

うおいっ!! 多分って何だ!? 責任はもちろん取るけどさ!

浜面「すごく気持ちよかったぞ」

だが、あえてスルーで。あまり追求するのも無粋だろ?
287 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/02/22(火) 18:14:26.94 ID:coVDkMf50
あれ? なんか興奮が収まってきたら、また眠気が……。

浜面「なんだかまた眠くなってきたかも……」

滝壺「寝ちゃっていいよ」

布団の熱さと激しい運動のせいだろうか? 頭がくらくらする。

浜面「じゃあ、悪いけど……」

と、ここで意識が途絶えた。


滝壺「また、汗をキレイにしないと」


そんな言葉が聞こえたような、聞こえなかったような……。

288 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/02/22(火) 18:18:07.67 ID:coVDkMf50
以上。

フレンダルートですが、適当に書き始めたら、麦野の1回目クラスの手ごたえを感じてます。

自分的には麦野2回目と滝壺がちょっと微妙だっただけに、フレンダルートを全力で楽しみにしててください。

って、ハードル上げすぎかな?
289 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2011/02/22(火) 18:40:24.62 ID:AZ7zp8P7o

ちょっと風邪で寝込んで汗かいてくる
290 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2011/02/22(火) 18:44:50.56 ID:Ec84k4BPo
全裸で楽しみにしてる
291 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2011/02/22(火) 19:29:29.32 ID:qQzHrNUN0
フレンダはいじめてあげて 
 
294 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/02/22(火) 23:58:14.43 ID:coVDkMf50
『フレンダ編』
―浜面の部屋―
なんでこんな状況になってるのだろう? クラクラする頭で、記憶を遡って思い出してみる。

そう、確かあれは、今日はアイテムの集まりもないし、一日中ゴロゴロするぞーって時だったんだ。フレンダがやってきたのは。

―――
ピンポーン

浜面「はいはいっと。どちら様ですかー?」

フレンダ「浜面、ハロー」ニカッ

オイオイ。なんでいきなりフレンダが家に来てるんだよ。しかも俺に向かって笑顔全開とか。

早くも嫌な予感がしてきた。ここは、とりあえず様子を窺うのが良さそうか?

浜面「ナンノヨウデショウカ?」

フレンダ「いやー、結局この間のお礼をしてなかったと思ってさ」

この間のお礼? なにかフレンダに感謝されるようなことでもしたっけ?
295 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/02/22(火) 23:58:39.60 ID:coVDkMf50
フレンダ「えーっと」ゴソゴソ

おい。今、持ってるポーチに手錠みたいなのが見えたんだが、気のせいだよな?

浜面「フレンダ?」

フレンダ「あっ、これこれー」

といって取り出したのは……スタンガン!? お礼って言うのは……。

浜面「まさかとは思うが……」

フレンダ「これも、結局お礼っていうんでしょ? 日本語では」バチン

誰だそんな日本語教えたやつは……。意識が薄れていく中で、そんなことを思った。
296 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/02/22(火) 23:59:11.84 ID:coVDkMf50
―――
回想短っ!! ドアを開けたら、いきなりスタンガンだもんな。

フレンダ「目覚めた?」

ここは、俺の部屋だな。俺は床に寝かされているのか。フレンダはベットに腰掛けているみたいだ。

浜面「フレンダか? いきなりスタンガンはひでーよ」

フレンダ「浜面がそれを言う訳?」

そういやそうだったかもしれない。うん。出会い頭のスタンガンは仕方ないな。

浜面「一体何の目的で―――」

フレンダ「結局、お礼だって言った訳よ」

ん? あれ? 手がタオルみたいなので縛られてる……。
297 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/02/22(火) 23:59:45.06 ID:coVDkMf50
浜面「なんか縛られてるんですが?」

フレンダ「私も起きたら、そんな感じで縛られてたんだけど?」

それもそうだったかもしれない。あのときは必死だったからな。くそっ! タオルが解けねぇ!

フレンダ「できるだけこの前を再現してあげるって訳。男女逆で」

俺は別にフレンダに隠し事した覚えはねーぞ。

浜面「で? 何を話したら解放してくれるんだ?」

フレンダ「解放? 浜面は、結局解放してくれたっけ?」

ふむ。現状を確認しよう。スタンガンで気絶させられて、起きたら手を拘束、そして裸。
298 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/02/23(水) 00:00:16.97 ID:D74R2bw40
浜面「ってなんで裸?」

フレンダ「前回は私が剥かれたから、そのお返し」

いやそうじゃなくて―――

浜面「そのときは下着は残さなかったっけ?」

なんかもう完璧に丸裸なんだよね。俺。

フレンダ「それが結局、男女の差って訳ね」

しかも、床に転がされてるし!

浜面「そんな男女差別はいけないと思います!」

いや、でも、フレンダもこんなことされてた訳ね。復讐ですかー。
299 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/02/23(水) 00:01:03.22 ID:D74R2bw40
浜面「やめろフレンダ。復讐は何も生まないぞ」

フレンダ「その通りだと思うけど、浜面が言うのはどうなの……」

このままだと、さんざん焦らされた挙句、大量にイかされてしまう!

浜面「いや、別に悪くないような……」

なるほど。現状を甘んじて受け入れよう。

フレンダ「結局浜面が何考えてるかは分からないけど、再現はするのはここまでだから」

前言撤回。なんてひどいことしやがるんだ!

浜面「そんなオリジナル要素を入れなくてもいいじゃないか!」

原作の雰囲気を壊してしまうアニメ化には断固反対だ!
300 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/02/23(水) 00:01:57.59 ID:D74R2bw40
フレンダ「結局、再現しただけじゃお礼にならない訳よ」

まあ、その通りなんですけど。―――それじゃあ、なにをするつもりなんだ?

フレンダ「ふふっ。ほら、何を期待してた訳? 結局、浜面の大きくなってるみたいだけど」

ん? うわ、マジだ。俺ってMの素質もあったんだろうか? いけない、なんとかごまかさねーと!

浜面「いや、違う。これはお前のストッキングに興奮してるだけだ」

よし! うまくごまかせ……た? いや、大して状況に変化なし。

フレンダ「クスクス……。浜面も見る目あるじゃん。私の自慢はこの脚線美って訳」スリッ

うおおおおおっ!? なんかその足で、大事なところを撫でられてるんですけど!?
301 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/02/23(水) 00:02:29.37 ID:D74R2bw40
浜面「うぁっ……」

フレンダ「これ面白いかも。変な声だしちゃって」スリッ

くっ! ストッキングってやつを甘く見てたかもしれねえ。すごいなめらかな質感だぜ……。

フレンダ「腰引いたりしたら止めちゃうよ? 結局浜面はそれでいい訳?」スリッ

ぐっ! ここで折れたらフレンダの言いなりになっちまうぞ……。

浜面「す、スンマセン!」

あ、間違えた。

フレンダ「結局、浜面はそういう男って訳ね? じゃあ、素直になったご褒美にこのまま足でイかせてあげる」

あれー? なんか予想外の展開に。

311 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/02/23(水) 12:07:31.16 ID:D74R2bw40
なんか、フレンダが見たことないような妖しい笑みを浮かべてますよ?

フレンダ「ほら、結局浜面はこうして欲しい訳なんでしょ?」スリスリ

うおっ、両足っ!? 黒いストッキング越しに見える白いパンツ! ごっつぁんです。

浜面「くぅっ……」

フレンダ「結局、足でこんなに大きくなっちゃって恥ずかしくない訳?」シュッシュッ

言葉攻めだと!? ぐぐっ。耐えろ浜面仕上っ!

フレンダ「ガマン汁まで出しちゃって。そんなに気持ちいい訳?」グニグニ

浜面「き、気持ちいい」

なんかぎこちない足の動きが逆にいいって言うかね。
312 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/02/23(水) 12:07:58.75 ID:D74R2bw40
フレンダ「この前、散々イジメてくれたのに、結局はM?」グニュグニュ

いやー、どうなんだろう。優位に立ってはいるけど、フレンダの顔は真っ赤だからな。それに興奮してる気もする。

浜面「ははっ。フレンダもSかMかはっきりしてないよな」

この前は、あれであんなに感じてて、今回これだもんな。

フレンダ「私ははっきりしてるけど」グリッ

浜面「ぐおっ!?」

ぐぐぐ。今ので反逆心が芽生えるってことは俺はSなんだろうか?

フレンダ「うぁっ…。もうかなりビクビクしてる。結局、これで限界って訳?」

俺はMなんかじゃない! ストッキングのせいなんだからね!
313 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/02/23(水) 12:08:34.58 ID:D74R2bw40
浜面「ううっ。限界かもな」

フレンダ「まだ、出しちゃダメー。許可してからじゃないと、結局この後が酷いって訳よ」シュッシュッ

な、なんだってー!! そんなこと言われても無理だぞ!

浜面「うっ。出るっ」ビュッ

フレンダ「えっ!?」

ビュッビューッっとフレンダの足に精液が付いていく。いや、でもマジでストッキングの評価は改めねばならんな。

フレンダ「うわ。本当にイった……」

ヤベー。勝手に出しちまって、何させられるか分かったもんじゃねぇぞ。
314 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/02/23(水) 12:09:00.48 ID:D74R2bw40
浜面「くっ!」

フレンダが放心している間に、なんとかしないと!

フレンダ「…………」ポー

くううううううっ。ん? おおっ! やった! タオルが解けた!

浜面「チャンス!!」

フレンダ「えっ!?」

ベットに腰掛けていたフレンダを押し倒すことに成功! 一瞬の油断が命取りだぜ!

フレンダ「は、浜面っ!」

んー。まだ満足してないので、ちょっと無理やり気味にさせてもらいますか。
315 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/02/23(水) 12:09:30.22 ID:D74R2bw40
浜面「それっ」

すばやく上着とスカートを取り去る。フレンダの抵抗が少ない!

フレンダ「うわ」

前回は外さなかったブラジャーを取り除くと、フレンダのポーチから手錠を取り出し、後ろ手に拘束する。

浜面「とりあえず、ストッキングはそのままにしておくか」

フレンダ「ふぁっ……」

いや、なんだ? 何かおかしい。こいつの反応から何から違和感だらけだ。

浜面「おい。フレンダ」

フレンダ「な、なに?」

やっぱりそうなのか?


浜面「お前、なんで抵抗しないんだ?」


フレンダ「ギクッ!!」
316 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/02/23(水) 12:09:58.19 ID:D74R2bw40
フレンダ「な、なんのことかなー?」

浜面「いくらなんでも、今のは抵抗しなさすぎだぞ」

正面から脱がせたというのに、モゾモゾ動いていたくらいで、パンチの一つもなく、手錠をするときにも暴れたりしなかった。

フレンダ「ちょ、ちょっとビックリしてただけだって!」

確かにそうなのかもしれない。

浜面「じゃあ、なんで手錠持ってたのにタオルなんかで縛ったんだ?」

そう、おかしいことだらけだ。

フレンダ「ほ、ほら。結局、前回私はタオルで縛られてたし!」

浜面「そうか。そうだったな。じゃあ―――」

それでは、決定的な証拠を突きつけてやろう。


浜面「なんでこんな状態なのにお前は嬉しそうな顔してるんだ?」


フレンダ「ううっ!?」

みんな、今日から俺のことは『名探偵浜面』と呼んでくれ!
317 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/02/23(水) 12:10:26.55 ID:D74R2bw40
浜面「このドMめ。わざと俺を逆上させるようなこと言ってやがったんだな?」

足コキや言葉攻めもその一環だろう。俺がMに目覚めてたら危なかった!

フレンダ「いや、その……」

本当はこのまま犯されたかったのだろうか? レイプ気味に。

浜面「まあ、いい。お前の望み通り激しく犯してやるよ」

フレンダ「えっ?」パァ

オイオイ。今のセリフで歓喜の顔をするってどんだけだよ! まあ、ご希望みたいだし、ヤってやるけどな!

327 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/02/23(水) 18:49:24.85 ID:D74R2bw40
浜面「じゃあ、脱がせるか」

上半身は裸になっているので、パンツとストッキングを剥く。そして、またストッキングだけ穿かせる。

フレンダ「え? 結局、ストッキングは穿かせる訳?」

浜面「ああ。だってこうした方がお前は燃えるだろ?」

ビィーっと、フレンダの秘部付近のストッキングを破る。まあ、俺もストッキングの価値を見直したから穿かせた訳ですが。

フレンダ「うぁっ…」

どんだけ期待してるんだよ! もうビチャビチャじゃねーか!

浜面「本当にMなんだな……」

それならば、今回も強引に犯してやるとしよう。
328 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/02/23(水) 18:49:51.26 ID:D74R2bw40
浜面「それっ」グルン

フレンダ「きゃんっ」

仰向けになっていたのをひっくり返す。フレンダはうつ伏せの状態に。

浜面「ほら。ケツ上げろよ」

フレンダ「……んっ」

その声に従い、フレンダは、頭をベットに付けたままひざを立てる。なんでも言うこと聞きそうだな。

よし! では、早速だが始めよう。フレンダの腰を掴んで一気に!

浜面「これがいいんだろっ!」パン

フレンダ「んんあぁあっっ!!」ビクッ

うおっ!? いきなりイったんですけど!? 今日は予想外なことが起こり続けてるぞ!
329 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/02/23(水) 18:50:18.71 ID:D74R2bw40
浜面「何勝手にイってるんだよ、フレンダ」

前回イかせすぎた後遺症か? というかあれのせいでMになっちまったのだろうか。

フレンダ「うぁあぁっっ……。……ご、ゴメン」

せっかくだし強気に行ってみよう。今のフレンダはまったく怖くない。

浜面「ごめんなさい、だろ?」グイ

片手で、頭をベットに押さえつけながら言う。

フレンダ「ごっ、ごめんなさいっ!」

よし、ちゃんと言うこと聞けたし、ピストン運動を始めてあげよう。
330 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/02/23(水) 18:50:44.97 ID:D74R2bw40
浜面「動くぞ! しっかり腰振れ!」パンパン

フレンダ「うぁっ、あんっ、っく、んんっ、やばっ、また、イクっ!」

感じすぎだろ! 言葉攻めとかも好きなのかね?

浜面「ほら、もっと雌犬みたいに腰を動かせよ。そんなんじゃいつまでたっても終わらねえぞ?」

もちろんそんなことはありませんが! まあ、まだいくらか我慢はできそうだ。

フレンダ「ふぁっ、ふぁいっ! うあぁっ、でも、イクッ! ―――ッ!!」ビクン

またイった。これで二回目? おもしろいし、何回イクか数えてみるか。

浜面「ほら、休むな!」パン

フレンダ「―――っく、まらっ、イってる、イってるのにぃっ!」ビクッ

ヤベェ。ゾクゾクしてきた。
331 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/02/23(水) 18:51:10.48 ID:D74R2bw40
浜面「ほらほら、どうした?」パンパン

もちろん動きは止めない。まだ俺イってないし。

フレンダ「はぁっ…、はぁっ…、んんっ!」

あらら、反応が微妙になっちゃった。じゃあ、刺激を加えよう。

浜面「俺はまだ満足してねぇぞっ!」グリッ

頭を押さえている手を離し、破れたストッキングの中央、クリトリスを刺激した。

フレンダ「―――ッぁ!!」ビクビクッ

うっしゃあああああ!! これで三回目っと!
332 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/02/23(水) 18:51:37.55 ID:D74R2bw40
しかし、イク度に締め付けてくるから、そろそろ限界かもしれん。

浜面「そろそろイきそうだっ! 中にいっぱい出してやる!」

フレンダ「…っく、くらはい! いっぱい、なかに、ほしいっ、わけぇっ!」

そうだ! 今、腹一杯にしてやるっ!

浜面「うっ! イクッ!!」ドクッドピュッ

フレンダ「んぁっ! らめぇ! まらぁ、イクッ! イク――ッ!!」ビクッビクン

四回目は中出しでイったか。かなり気持ちよかったー。

フレンダ「っぁあぁああぁぁ……」ビクッ

うわ、それにしても今までで一番出たかもしれん。フレンダのアソコから精子溢れてるし。
333 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/02/23(水) 18:52:06.00 ID:D74R2bw40
―――
浜面「あー、気持ちよかったー」

フレンダ「結局、何回もイかされちゃった訳か」

それにしても―――

浜面「なんで俺なんだ?」

フレンダ「……結局、格下の男に無理やり犯されるとすごく感じちゃう訳よ。浜面なら口封じの必要もないからねー」

そーですか。それだけね……。

フレンダ「それだけじゃないけど……」ボソ

浜面「ん?」


フレンダ「結局、浜面が私をこんな風にしたんだから、責任はとって欲しい訳よ!!」


うわ、顔真っ赤にしてる! フレンダがメチャクチャかわいい訳よ!

浜面「ああ。俺でよければ」

溢れそうな感情を抑えながらそう言うと、フレンダと初めてとなるキスをした。

絡み付いてくる舌から、彼女の気持ちが伝わってくるのを感じた。
334 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/02/23(水) 18:53:39.23 ID:D74R2bw40
って感じでした。

自分的には結構な手ごたえだったと思うのですが、如何だったでしょうか?

次の更新は明日の昼。内容はまだ秘密で。ちなみにR-18ではないです。
335 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2011/02/23(水) 20:13:25.57 ID:Tx/gME0N0
おつ
336 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2011/02/23(水) 20:14:14.34 ID:e5XjzPlDO
やばいよ!フレンダは前からヤバいと思ってたが、今回はかなりやばい
337 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2011/02/23(水) 20:32:00.37 ID:67RlxSz70
フレンダがかわいすぎてそろそろ浜面に本気でイラついてきた 
 
 
355 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/02/24(木) 12:15:22.43 ID:hHai2qpW0
『絹旗ルート』
―浜面の部屋―
浜面「はぁ……」

どうして絹旗はこの前、キスして欲しいなんて言ってきたんだろうか? ずっとそんなことが頭の中で回り続けていた。

浜面「おかしいよなー、俺も」

滝壺が好きなはずなのに、一つ返事でキスしてしまった。なぜだろう?

浜面「やっぱ、映画が良くて、ハイテンションになっちまってたのかな?」

あれ以降、まだ絹旗とは顔を合わせていない。もっとも、まだ二日しか経ってはいないが。

浜面「なんなんだろうなー……」

ずっと心がモヤモヤしている。あれは絹旗のイタズラか何かだったのか?

ピリリリ

浜面「こんなときにメールかよ」

億劫そうに、携帯に手を伸ばす。だがそれは、その絹旗からのメールだった。
356 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/02/24(木) 12:15:52.19 ID:hHai2qpW0
絹旗『また、超映画を見に行きたいので、明日は空けておいてください!』

いつも通りの簡潔なメール。内容もやっぱり映画関係のことだった。

浜面「今回はまた、随分と間が短いな」

そんなに新作の映画が出ている時期なのか? 何にしろ、このモヤモヤした気持ちをすっきりさせるチャンスだ。

浜面「『了解。同じところだろ? 今度は遅刻しないようにする』っと」

同じところ、なんて打ってるときに、キスを思い出して真っ赤になったりしてしまう。俺は中学生かーっての。

浜面「それにしても、絹旗はどう思ってるんだかなー」

どうも思われてないのだろうか?


絹旗は絹旗で、同じように真っ赤になっていたりするのだが、浜面には知るよしもない。
357 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/02/24(木) 12:16:20.91 ID:hHai2qpW0
―――
―映画館―
よし。今日は15分前には到着できそうだ。

浜面「って、あれ? もう絹旗がいやがる」

また、待たせちまったか? 急がねーと。

浜面「おう、悪い。待ったか?」

あれ? なんだか絹旗がいつもよりオシャレをしている気がするな。服装はそこまで変わってないし、アクセサリーを付けてるわけでもないんだけど。

絹旗「い、いえ、私も超さっき来たところです」

んー……。あ、香水か?

浜面「香水でも付けてんのか?」

絹旗「ええ。少しですけど。超分かりますか?」

前回はそんなことなかったのになんでだ?
358 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/02/24(木) 12:16:48.04 ID:hHai2qpW0
浜面「ああ。微かにだけどな。なかなかいいんじゃないか?」

なんというか、あからさまな匂いのする香水という感じではなく、さわやかな香りがほのかにする。

絹旗「そ、そうですか! 買ったばかりだったので、超試してみたかったんですよ」

なるほど。そういうことか。俺に会うために気合入れてきたって訳じゃなかったのね。分かってたけど。

浜面「それで、今日は何見るんだ?」

絹旗「ふふっ。それは、入ってからの超お楽しみです!」

絹旗は、映画の話になるとテンション上がるなー。見てておもしろい。

浜面「おいおい、まだ時間あるんだろ? 引っ張るなって!」

そんな言葉は無視され、右手を強くつかまれて映画館内へと入っていった。
360 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/02/24(木) 12:17:08.50 ID:hHai2qpW0
―――
映画終了後
絹旗「今日は超イマイチでしたねー」

そう。今回は十分の映画を四本見たのだが、あまりパッとするものはなかったんだ。

浜面「まあ、こんなもんだろ」

絹旗「おかしいですねー。パンフレットを見たときは超面白そうだったんですけど」

それにしても、今日の映画は年齢制限なかったみたいだし、俺が付いてくる必要あったか?

浜面「そう気を落とすなって。飯でもおごってやるからさ」

絹旗「ラッキー! 超ゴチになります!」

まあ、絹旗といると楽しいし、そのくらいはいいけどさ。
361 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/02/24(木) 12:17:34.49 ID:hHai2qpW0
―――
絹旗「で、なんで超ファーストフードなんですか?」

ポテトをパクつきながらそんなことを言う絹旗。

浜面「え? だって、映画の帰りとかは、こういうところなもんじゃない?」

あんまり堅苦しいとこ入ってもあれだし。っていうかサイフが苦しくなるだけだし。

絹旗「まあ、別にいいですけどねー」

怒っているわけではなさそうだな。多分。

浜面「それにしても今日のはちょっとイマイチだったかなー」

絹旗「そうですねー。この前みたいな、超良作はないもんですかね」

この前って……。またキスを思い出しちまったよ……。
362 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/02/24(木) 12:18:01.80 ID:hHai2qpW0
浜面「そ、そうだな。この前のはすごかったよな!」

うううっ。あのことを聞くべきなんだろうか?

絹旗「あ、あのっ!」

うおっ!? な、なんだ? なんかちょっと顔赤い?

絹旗「そういえば、浜面は、滝壺さんのことは超どう思ってるんですか?」

え? た、滝壺? なんでここで滝壺が出てくるんだ?

浜面「え? そ、そりゃもちろん好きだけど」

でも、今は絹旗の方が気になっているかもしれない、とはさすがに言えないな。

絹旗「そ、そうですよね……。じゃあ、もっとしっかりしないとダメですよ? 超応援してますから!」

え、応援する? ……やっぱり絹旗は、俺のことなんて何とも思ってなんかいないのか。

浜面「あ、ああ。ありがとう」

ちょっとブルーな気持ちのまま、この日は解散した。

368 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/02/24(木) 18:04:57.30 ID:hHai2qpW0
―――
二日後
絹旗「超分かってはいましたけど……」

やっぱり浜面は、滝壺さんのことが超好きだったみたいです。

絹旗「こんなとき私はどうすればいいんでしょうか……」

ここ数日は、超浜面のことばっかり考えてて……。なーんて、こんなの私らしくないですよね?

絹旗「おかげで、映画のチョイスが超適当になってしまったんですから……」

今までなら、映画>>>浜面だったのは超間違いないはずだったのに!

絹旗「あー、もう! 超ムカつきます!」

こういうときの私のストレス解消方法は、もちろん映画。

絹旗「ここのところ超チェックしていませんし、本屋で情報収集でもしますか……」

超B級、C級映画の載ってる雑誌なんて、いつものところに行かないとないんですよね。コンビニにも置いてくれればいいのに。

そんな風にぶつぶつと言いながら、書店に向かうのはいつものことであった。
369 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/02/24(木) 18:05:35.95 ID:hHai2qpW0
―書店―
絹旗「いつも通りの順で超見て行きますか」

いきなり映画雑誌のコーナーに行ってるわけじゃなんいです。入り口に近いコーナーから順に読んで行きます。楽しみは超最後まで取っておく派なので!

絹旗「しかし、どれもこれも超イマイチですね……」

お気に入りのマンガは超グダグダの展開で、ファッション誌にも気に入りそうなものはないですし……。

きっとこれは、超さっさと映画雑誌を見に行けという映画の神様のお告げですね。

絹旗「えーっと、たしか超あっちの方の棚に―――」

いつもはこんな通路は通りませんけど……。ん?

―――そこで、なぜか超目を引かれたのは女性誌コーナーのとある週刊誌だったんです。
370 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/02/24(木) 18:06:22.89 ID:hHai2qpW0
―週刊誌―
鈍感な人を好きになると大変です!
こちらがいくらアプローチしても、一向に気が付かない所か、「大丈夫か?」などと心配される始末。
そんな彼をゲットする方法を紹介します!

絹旗「…………」

これは超気になりますよ。この前、浜面と映画行ったときは、香水くらいしか気づいてくれませんでしたから。まあ、超嬉しかったですケド。

絹旗「だいたい、アプローチしても私の気持ちに気づいてくれない超鈍感野郎ですからね……」

普段はそこまで気にしていない髪や爪の手入れを超したり、映画館に入るときなんか、強めに手を繋いだりしたのに。

絹旗「いや、それくらいじゃ気が付かなくても超仕方ないかもしれません……」

それに好きな人もいるみたいですし……。

絹旗「こんなの超私らしくないとは思いますけど……」

今日は、いつも購入する数よりも一冊多めに買うことにした。
371 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/02/24(木) 18:07:13.32 ID:hHai2qpW0
―アイテムのアジト―
絹旗「誰かいますかー?」ガチャ

返事は超ありませんね。ん? あれは……テーブルの上に置手紙でしょうか?

麦野『勝手にベットを使ったらオ・シ・オ・キ』

どうやら麦野は研究所に超行ってるようですね。ってことは、今日はここに誰も来なさそうです。

絹旗「まあ、ちょうどいいです。一人で超ゆっくり読めますし」

こんな雑誌、家で読む気には超なれません、むず痒くて。それにしても、私がこんな雑誌を買うとは思いませんでしたよ。

絹旗「まあ、超ヒマ潰しにはなりますかね」

まったく、そんな超上辺の理由をわざわざ声に出すなんて、私はどうかしてるんでしょうか?
372 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/02/24(木) 18:08:07.95 ID:hHai2qpW0
―――週刊誌――――――――――――――――――――――――――――――――
好きなあの人と恋仲になりたいけど勇気が出ない! という方にもオススメ!
軽い感じで「付き合ってみない?」と聞いてみましょう!
鈍感な彼は、今までもフラグに気が付かず、付き合った経験は少ないので
①よほど自分に興味がない。
②かなり高い理想を抱いている。
③どうしても振り向かせたい好きな人がいる。
なーんてことがなければ、きっとOKしてもらえるはず!
ただし、ご注意を!
「付き合ってみない?」と聞いた後には、冗談でないと思われるためにも多少の好意があることをしっかり伝えましょう!
「実は、気になってて」などもう一押しすると彼もぐらつきます!
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

絹旗「やっぱり、この手の情報は超信じられませんね」

浜面は滝壺さんのことを超好きでしょうから、この③に当てはまるんでしょうか? もう付き合ってたりはしませんよね?

絹旗「けど、浜面に試してみると超面白そうです」

これなら、最悪、冗談で超済ませることもできますし、滝壺さんのことで探りを入れることはできます。

それに……踏み出さないと何も変わったりはしないでしょうから。
373 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/02/24(木) 18:08:51.03 ID:hHai2qpW0
―――
浜面「お、絹旗だけか?」

ちょっと待っていると、案の定、浜面がやってきました。ここに来るとすれば、超この時間なんですよね。

絹旗「そうですよ。麦野は今日超帰ってこないみたいです」

浜面「へえー」

そうです。ずるずる後に引っ張っても、きっと言えなくなるに決まってます! ですから、超さっそく試してしまいましょう。

絹旗「浜面?」

浜面「ん? なんだ?」

心臓が超バクバクする! でも、もう行きます! こんな中途半端な気持ちのままでいたくないですから。


絹旗「浜面は誰かと付き合った経験とか超ありますか?」


そして、震える口を動かし始めた。

381 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/02/25(金) 00:00:31.70 ID:oq/XMiSf0
浜面「え!? なんだ急に!?」

うわ。やっぱり超いきなり過ぎましたか!? かといって引き返したら、もうこの方法は使えません!

絹旗「いいから超早く答える!」

まさか、本当に滝壺さんと超付き合ってたりなんてことは―――

浜面「いや、ねえけどさ……」

ほっ。まだ大丈夫みたいですね。……いや、まだここからが超本番です!


絹旗「じゃあ、私と超付き合ってみません?」


浜面「え?」

うううっ、こ、怖い。超勢いで言ってしまいましたが、これを断られてしまっても、私は平静を保てるんでしょうか?
382 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/02/25(金) 00:01:01.58 ID:oq/XMiSf0
絹旗「私もまだ、誰とも付き合った経験ないんですよ」

これは超いい訳っぽい? ……あ、そうだ! ある程度好意も伝えなきゃいけないんでした!

絹旗「浜面は、今まで会った男の中では、割と超好きな方ですし」

こんなこと、まともに目を見て話すことなんて超できないですよ。

それに、そもそも男の人と関わったのは、研究員以外では浜面くらいなんですけどね。

浜面「は?」

え……? 呆然としてます……。やっぱり、私はそういう対象には超なりえないってことですか……?


浜面「ニセモノか……」


絹旗「はい?」

浜面が何言ってるか超分かりません。
383 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/02/25(金) 00:01:28.94 ID:oq/XMiSf0
浜面「お前は、絹旗のニセモノだな!? 本物の絹旗はどこだ!?」

ああ、なるほど。私が急にそんなこと言うわけないって超思ってる訳ですか。そういえば、応援しますなんて言ったすぐ後ですからね。

絹旗「はあ……」

それにしても、これは④として、超バカという項目を超付け加えるべきですね……。おかげで気が抜けちゃいました。

絹旗「私は超本物ですけど?」

何を私はさっきまで超緊張してたんでしょう。笑いたくなっちゃいます。

浜面「そんなバカな?」

絹旗「カチーン。浜面の方が超バカだと思いますけどね~」

まったく。浜面の超バカ!
384 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/02/25(金) 00:02:16.67 ID:oq/XMiSf0
浜面「なら、お前が本物って証拠を見せてみろ!」

絹旗「いえ、もう超どうでもいいです」

滝壺さんのことが好きでも、付き合っていないならまだまだチャンスは超ありそうですから。

浜面「あれ!? 本物!?」

絹旗「だからさっきから超そう言ってるじゃないですか」

あんなに超勇気を振り絞って言ったのに、あんな茶化し方はないと思います。浜面のことですからマジで言ってる可能性もありますけど。

浜面「ってことは、さっきのも本気!?」

絹旗「そろそろ超一発殴ってもいいですかね?」

これは超本気です。今までにないくらいの。
385 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/02/25(金) 00:03:01.34 ID:oq/XMiSf0
浜面「ううっ。俺はなんてチャンスを逃してしまったんだ……」

ん? 今、何て言いました? チャンスを逃した? 私と付き合うチャンスを? 滝壺さんが好きなのに?

浜面「こんなチャンスはもう二度とないかもしれないっていうのに……」

え? ええっ!? ほ、本気なんでしょうか!? ううっ、また頭が混乱してきました……。冷静に! 冷静に!

絹旗「……いいですよ」

今なら私の心臓の音が、浜面にまで超聞こえるかもしれません。ちょっとうるさすぎです……。

浜面「え?」

絹旗「じゃあ、もう一回だけ超チャンスをあげます」

あと一言いえれば、滝壺さんじゃなくて私のことを超見てくれるはず……。あと一言!!

浜面「ええ!?」


絹旗「―――私と超付き合ってみません?」


い、言えました! ううっ。これは鏡なんて見なくても、自分の顔がどうなってるのか超分かっちゃいます……。


そんな感じで、二人は付き合いはじめることになったのだった。
386 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/02/25(金) 00:07:04.06 ID:oq/XMiSf0
こんな感じで、もう一つの方とクロスオーバー気味に絹旗ルートは進めます。

明日はデレのんルート更新予定。
387 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2011/02/25(金) 00:13:41.31 ID:2JIoDESDO


研究員だけじゃなく、浜面以外の下っ端とも関わってね?(超電磁砲で)
絹旗的には記憶にも残らなかったのかもしれんが
388 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2011/02/25(金) 00:49:49.00 ID:J0r+f25Y0


>>1の世界のアイテムはみんなパラレルワールドなのか 
 
 
394 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/02/25(金) 18:31:14.29 ID:oq/XMiSf0
『麦野ルート』

今日はアイテムの仕事があったんだ。久々に全員そろったのだが……。

浜面「うわっ。こりゃひでえ」

まあ、その仕事自体は楽勝で、連絡を受けてから二十分で終了した。だが、今日は雨が降ってたんだ。

滝壺「大丈夫?」

相手が風力使い(エアロシューター)ってのもあって、濡れていないのは傘を差して離れていた滝壺だけだった。

麦野「あー、もう! 今日はこのまま解散!」

やっと風邪から治ったばかりだという麦野はまたビショビショ。雨女なのかね?

絹旗「うーっ。超寒いです! お先に失礼します!」

フレンダ「結局、天気が悪い!」

そう言って二人はダッシュで消えていった。まあ、いろいろと透けていたので、俺的にはGJを送りたい。
395 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/02/25(金) 18:31:40.48 ID:oq/XMiSf0
滝壺「麦野。傘貸そうか?」

麦野「ここまで濡れたら関係ないわよ。アンタが使いなさい」

俺はどうすっかな。家まではちょっとあるし、アイテムのアジトでシャワーだけ浴びて帰るとするか。

浜面「じゃあ、俺も風邪引く前に帰るわ!」

滝壺「うん。また明日」

今日は徒歩だったので、足早にアイテムのアジトへ向かった。

麦野「これはチャンスね」

俺が別れた後に、滝壺は麦野がそう言っているのを聞いたそうだ。
396 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/02/25(金) 18:32:09.00 ID:oq/XMiSf0
―――
―アイテムのアジト―
一応着替えは置いてあるからな。さっさとシャワー浴びるか。

浜面「うー、さみーっ」ガラッ

シャー

浜面「……ふぅ。ちょっとずつ温まってきたぞ」

<ガチャ

ん? 今誰か部屋に入ってきた音がしたような?

麦野『あら? 誰か入ってるのかしら?』

曇りガラス越しに麦野が見える。確かに、こいつの家もちょっと離れてたかもしれない。

浜面「ああ、俺だ。もう少し待ってくれ」

これなら、家まで帰った方が良かったかな。麦野また風邪引いちまうかもしれねーし。
397 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/02/25(金) 18:32:40.00 ID:oq/XMiSf0
麦野『んー、そうね。いいわよ別にー』

ちょっと悪いよな。早めに―――

ガラッ

麦野「一緒に入るし」

は? 入ってきやがった!? ……って、バスタオルは装備してましたかー。

浜面「……まあ、いいけどよ」

麦野「何、想像してたのかしら? 裸で入ってくるとでも?」

麦野ならやりかねん。ここで誘惑されたらいろいろ危ないな。

浜面「そ、そんな訳ないだろ?」

麦野「相変わらず童貞っぽい思考は変わらないのね」

しょうがないじゃない! 男の子だもの!
398 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/02/25(金) 18:33:11.56 ID:oq/XMiSf0
麦野「ん、そうだ。この前、看病してくれたし、背中くらい流してあげてもいいわよ?」

はい? 麦野が俺の背中を? デッキブラシか何かでやるつもりか?

浜面「それはどういう……」

麦野「ほらいいから、前向いた!」グイ

うおっ。強制イベントでしたか! とりあえず諦めた方が良さそうだな……。シャワーを止めて、風呂にお湯でも張るか。

麦野「ふふっ。ボディーソープをつけてっと」カシュッ

オイ。スポンジも何も持ってないはずだぞ? 何で洗うつもりだ?

麦野「それっ」ムニッ

ぐおおおおおおおっ!? 背中に柔らかいものが!? しかも、温けえ!!

浜面「あ、あの麦野さん?」

麦野「胸じゃ気持ちよくないかな?」

なんだろう。この前のは風邪で仕方ないとしても、この麦野はバグってるとしか思えない。
399 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/02/25(金) 18:33:42.06 ID:oq/XMiSf0
浜面「いや、スゲー気持ちいいけど」

勃ってきてしまったので、若干前傾姿勢で答える。

麦野「じゃあ、続けてあげる」ムニムニ

これが、デレモードなのだろうか? 壮大な嫌がらせの前フリとかじゃないよね?

浜面「うぉぁ……」

しかし、これはすごい。泡だらけの大きいおっぱいで、背中を洗ってもらえるなんて! 最高のスポンジじゃないですか!

麦野「浜面のココもでっかくなってきてるわね」ギュッ

浜面「ぐうっ!?」

そのまま後ろから手を回される形で、ガッチリつかまれてしまった! 逃げようがない! というか逃げる必要もない?

麦野「いいわよ。イかせてあげるから」

そう言って、麦野は泡だらけの手を動かし始めた。
400 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/02/25(金) 18:34:09.38 ID:oq/XMiSf0
浜面「な、なんかうまくなってないか?」

泡のせいで滑り具合のUPした手コキが始まっている。な、なんで急にこんなことを……?

麦野「いいから、さっさと気持ちよくなっちまえよ」

もうとっくになってますよ!? うううっ。背中に押し付けられた胸もすごくいいです……。

浜面「ぐっ。そろそろヤバイかも」

シャワーを浴びるのは中断してるのに、体は熱くなってきてるんだよね。

麦野「ハイ。じゃあここまでー」

浜面「はぁ!?」

まさかの寸止め!? ここでストップはひどい!


麦野「続きは一緒にね」


いや、ひどくなかった! デレ麦野さんかわいいぞ!?
401 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/02/25(金) 18:34:42.63 ID:oq/XMiSf0
麦野「浜面の背中って意外と大きいのねー」

これ本当に麦野だよな? こんな普通の女の子っぽかったっけ?

浜面「麦野……」

振り返って、泡だらけの体で抱きしめあう。

浜面「なんで今日はこんな風にしてくれるんだ?」

麦野「え、えーと、なんとなく?」

え? 顔真っ赤にしてる? もしかして、麦野がこんなことまでしてくれるのは、俺にマジで惚れてるからなのか?

浜面「あのさ。こんなこと聞くのもどうかと思うんだが、もしかして俺のこと好きなの?」

今までのも、からかってる訳じゃない? ということは、前に寝取りって言ってたのも本気?


麦野「……今更そんなこと聞かないでよ」ギュッ


うわー!! 麦野が可憐な乙女になってる!? これはスゴイ破壊力だぞ!
402 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/02/25(金) 18:35:19.83 ID:oq/XMiSf0
浜面「わ、悪い……」

麦野「それで、浜面は私のことどう思ってるのかしら?」

え? 俺が、麦野をどう思っているか?

浜面「よ、よく分からん。正直、今の現実を受け入れるので精一杯なんだ」

こんな言い訳、男らしくはないと思うけどさ。

麦野「……まあ、いいわ。それなら、絶対に私のこと好きにさせてやるから」

そういうひたむきな女の子は大好きですよー。頭沸騰してきた。

麦野「ふふっ。それにしてもコレは限界みたいね」ツンツン

うおい! 指先でつっつくな! デリケートな部分なの!

麦野「ほら、来なさいよ」グイッ

こんなかわいい麦野の一面を見たら、もう虜になっちまうよ。
403 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/02/25(金) 18:35:57.18 ID:oq/XMiSf0
浜面「じゃあ、挿れるぞ?」ムニッ

割れ目にあてがい尋ねてみる。ダメと言われても止まらないかもしれないけど。

麦野「アンタの好きにしていいのよ」

麦野は、好きな男に対してこんな態度になるのか? こんな健気な麦野初めてだ。

浜面「それじゃあ……」ヌプッ

麦野「んっ……」

泡のおかげもあって、スムーズに挿入できた。しかし、中はあったけえな。

浜面「麦野の中温かくて、こうしてるだけでもイキそうだ」

麦野「浜面のも固くて熱い……。私でいっぱい気持ちよくなって」

これは、麦野も気持ちよくしてやらないとダメだよな!
404 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/02/25(金) 18:36:32.23 ID:oq/XMiSf0
麦野「はぁっ、うぁっ、あんっ、ひぁっ、さっきっ、イジってた、のにっ、まだ、イかないのね?」

すでに限界は超えている。だが、この程度で麦野が満足するとは思えない! 限界を超えた程度でやられてたまるか!

浜面「麦野も実は我慢してたんだじゃないか?」

麦野「実は、そうなのっ! 胸を、押し当ててっ、ちょっと、感じちゃってたっ!」

おおっ、なんか素直だ! くそっ! 今の言葉だけでもかなりくるぜ!

浜面「もう限界かも!」

麦野「なら、いっぱいっ、出してっ!」

うおおおおおおっ! お望みどおりにぃ!

浜面「ぐううううっ」ビュグッ

麦野「んん―――ッ!? うぁっ、は、はまづらぁっ!!」ビクン
405 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/02/25(金) 18:37:07.52 ID:oq/XMiSf0
麦野「はぁっ…、はぁっ…。結局、また中に出したわね」

浜面「ううっ。大丈夫かな……」

気持ちよくて、外に出すという選択肢は俺にはなかったしな……。

麦野「まあ、別にいいわよ」

浜面「できちゃっても?」

そんなこと言ってたよな。あれも本気だったってことか。

麦野「ふふっ。それにしても、まだ浜面は満足してないみたいね?」

ゲッ。まだ萎えてない! やっぱり麦野が……。

麦野「ほら、満足するまで付き合ってあげるわよ。今度は浴槽の中で、ね?」

断る理由もなく、お風呂で二人で温めあった。
406 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/02/25(金) 18:37:42.90 ID:oq/XMiSf0
―――
浜面「なあ、麦野」

麦野「ん?」

風呂からあがって、落ち着いてきたし、俺の気持ちを……。

浜面「あのさ……」

麦野「そういえば、さっきは可憐な乙女を演じてみたんだけどどうだったかしら?」

浜面「は?」

何を言ってやがるんだ? 演じてみた……?

麦野「演じてやったのよ。アンタ好みっぽい女の子ってやつを!」

浜面「チクショォォォォォ!! 騙されたァァァァ!!」

見事な演技だったね! もう俺はダメかもしれない。人間不信になるかも。
407 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/02/25(金) 18:38:20.59 ID:oq/XMiSf0
麦野「バァーカ! こんな女いる訳ねえだろーが!!」

なんか目からしょっぱい汁がでてくるよ……。もうヤダこの人。

浜面「うううっ……。ひどい……。男の純情をもてあそびやがって……」

そうだよな。麦野はこういう奴だったんだよ……。

麦野「そうね……。演技よ、演技」

こ、肯定された! うわああああああぁ!!


麦野「そうよ。あんなの私のキャラじゃないもの……」ボソ


最後につぶやいた言葉は、号泣中の俺には届かなかった。

408 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/02/25(金) 18:38:54.38 ID:oq/XMiSf0
というわけで今日は一気に更新しました。

明日は滝壺さんの予定。
409 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2011/02/25(金) 18:51:15.11 ID:PFqmHSPx0
乙! 
 
 
429 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/02/26(土) 18:09:16.33 ID:775GyxK70
『滝壺ルート』
先日の滝壺の看病(?)のおかげですっかり元気になり、翌日には復帰できた俺だったが―――

麦野「今日は仕事ないみたい。だから、浜面はアジトの掃除よろしく!」

という麦野の一言により、昼からずっと掃除を行っているわけである。

―アイテムのアジト―
浜面「それにしても、あいつらどんだけ散らかしてるんだよ……」

最初は、弁当の空き箱、空き缶(サバ缶)、映画のパンフレットなどが机の上に放置され、床には様々な服が散らかっていた。

浜面「仮にも女子だろ、あいつらも……」

それとも、昨日休んだ腹いせにワザと散らかしたりしたのだろうか?

浜面「なんにせよ。服はどうすりゃいいんだ? 洗濯か?」

まあ、俺は、なんだかんだ言いながらも片付けをしなければならない下っ端なのさ。
430 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/02/26(土) 18:09:51.78 ID:775GyxK70
浜面「さすがに下着まではないみたいだが……」

どうするかな。誰かに連絡して聞くか?

ガチャ

滝壺「はまづら。掃除任されたって聞いたけど、一人で大丈夫?」

浜面「おお、ちょうどよかった! この服はどうすりゃいいんだ?」

なんというタイミング。もしかして、どこかで見張ったりしているのか?

滝壺「シワにもなってないし、ハンガーに掛けるだけで大丈夫そう」

なるほど。それならすぐに終わりそうだな。

浜面「サンキュー。すぐ終わらせるから、ソファーにでも座ってろよ」

滝壺「ううん。私も手伝う」

他の三人にも滝壺を見習って欲しいですよ!
431 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/02/26(土) 18:10:17.78 ID:775GyxK70
―――
浜面「ふう。こんなもんかな」

大体片付けは終了した。

滝壺「うん。お疲れ様」

滝壺の笑顔は癒されるな~。疲れも吹っ飛ぶぜ。

浜面「大体、あいつらも手伝ってくれればいいのによ」

滝壺「いや、それは―――」

ガチャガチャ

麦野『あれー? もう帰っちゃったかな?』

滝壺「あ、マズイよ。はまづら」

え? マズイ?

滝壺「こっち」グイ

うおっ!? クローゼットに押し込められた!? いや、滝壺も一緒に入ってるけど。一体何が起こってるわけ?
432 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/02/26(土) 18:10:54.03 ID:775GyxK70
ガチャ

麦野『んー。やっぱり帰っちゃったみたいね』

部屋に麦野が入ってきたか。それにしても、この状況は一体なんなんだか。

浜面(滝壺、説明頼む)

滝壺(今日の掃除は、はまづらだけにやらせろって。手伝ったりしたら、オシオキ)

ええっ!? マジで!? そんな危険を冒してまで、手伝ってくれてたなんて……。

滝壺(ちなみに、『浜面に』だって)

浜面(ちょ!? なんで俺!?)

麦野「ん? 何か音がしたかしら?」

っと、危ねー。見つかったらオ・シ・オ・キだからな。

しかし、狭い空間で滝壺と密着してるとムラムラするというか、なんというか……。
433 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/02/26(土) 18:11:36.11 ID:775GyxK70
滝壺(はまづらの大きくなってきてる)

バレたっ!! これはマズイですぞ!

浜面(す、すまん! でも、これだけ体が密着してると!)

ちらっと、部屋の方を見ると、麦野はソファーに座ってテレビを見始めたようだ。

滝壺(大丈夫。私が小さくしてあげる)

浜面(え? いいのか?)

これはバレたら即死的なイベントですよ! いや、まああえてチャレンジしますけど!

浜面(じゃあ、頼む)

滝壺(うん。こっちも入り易いように濡らして?)

『喘いではいけないクローゼットH! 見つかったらオ・シ・オ・キ・カ・ク・テ・イ・ネ』が始まります。
434 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/02/26(土) 18:12:17.93 ID:775GyxK70
まず、俺らの体勢を説明しよう。俺が仰向けに横になっている。その上に滝壺がこっち向きで乗っかっているのだっ!

滝壺(こんなに大きくなってる)

この状況のせいもあるかも。人間、死に直面すると子孫を残そうとするらしいからな。

浜面(滝壺も結構濡れてるんじゃないか?)

ジャージのズボンに手を突っ込み、直に愛撫を開始する。

滝壺(んっ……。はまづらの手気持ちいい。それに匂いもこもって、かなりいいかも)

浜面(あんまり大きな声だすなよ?)

だが、テレビを見ているというのはラッキーだ。雑誌なんかじゃ音でバレる可能性が高いからな。
435 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/02/26(土) 18:13:01.85 ID:775GyxK70
滝壺(は、はまづらぁ。声でちゃいそう)

っとこれはマズイ! 死ぬにしても、せめて一回は出しておきたい!

浜面(じゃあ、声を出さないようにしてやるよ)

そう言って、とっさに滝壺の唇を奪う。暗くてどんな顔をしているのか見えないのが残念。

滝壺(んちゅっ、ちゅるっ、れろっ、んんっ)

よし、だいぶ下の準備もできてきたみたいだし……。

浜面(ぷぁっ。そろそろ挿れるぞ?)

滝壺(うん。いっぱい気持ちよくなって)

またキスをして口を塞ぎ、そのまま挿入を開始した。
436 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/02/26(土) 18:14:12.66 ID:775GyxK70
滝壺(うあっ…。ぜ、全部入った?)

浜面(ああ。うっ、熱くてぬるぬるだな)

そういえば、また滝壺が上か。でも、今回は俺が攻める番だよな。

浜面(じゃあ、ゆっくり動かすぞ)

そう言って、音を立てない程度にゆっくりと腰を突き上げる。

滝壺(んんっ! はぁっ…、はぁっ…、あぅっ…、んぁっ…)

ズプズプっと微かに音を立てながらピストン運動をしている。

浜面(ぐっ。かなり気持ちいいぞ……)

ゆっくりだけど、そのおかげで長く保ちそうだ。滝壺も気持ちしてやらなくちゃな。
437 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/02/26(土) 18:14:38.27 ID:775GyxK70
滝壺(んっ…、はまづらぁ…、好きなときに出して)

そう言われるのは嬉しいんだけどな! 俺一人だけってのも違うだろ!

浜面(滝壺も気持ちよくなってくれよ)

滝壺(うん。とっても気持ちいいっ。だから、たっぷり中に出して)

中に出しちゃっていいの!? マジで? 遠慮はしませんよ?

浜面(ああっ! 任せろ!)

滝壺にギュッギュッと締め付けられて限界も近いかもしれない。
438 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/02/26(土) 18:15:16.06 ID:775GyxK70
浜面(滝壺っ!)

滝壺(はまづらぁ、また、声出ちゃいそうっ)

滝壺もイきそうなのかもしれない。

浜面(イきそうなのか?)

滝壺(ああっ…、イクッ、イっちゃいそうっ!)

うおっ。予想以上に危ないかもしれん!

浜面(滝壺っ! 来いっ! キスしてやるから!)

滝壺(んっ…、んん―――ッ!!)ビクッ

ぐおおおっ!? すごい締め付け!? こっちも限界だっ!
439 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/02/26(土) 18:16:08.93 ID:775GyxK70
麦野『んー、おもしろい番組ないわね』プツン

えーっ!? ここでテレビ消すの!? もう限界だっていうのに! やばっ!?

浜面(―――ッ!!)ドピュッ

滝壺(―――ぁ!? っくぅ!!)ビクン

麦野『何か音したかしら?』

ば、バレたか? 頼む! スルーしてくれ!

麦野『うーん。……気のせいかしらね?』

助かったー。なんとか生き残れそうです。
440 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/02/26(土) 18:16:35.05 ID:775GyxK70
―――
その後、麦野はどこかに出かけてしまった。

浜面「それにしてもギリギリだったよなー」

滝壺「うん。でも、気持ちよかった」

クローゼットから出て、片付けをしながらそんなことを話していた。

浜面「確かにそうだけどさ、今度はもっとちゃんとできるといいな」

前回、今回とちょっと状況が特殊すぎたよね。

滝壺「じゃあ、今からする?」

え? 今からですか!? もちろん大丈夫ですよ!
441 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/02/26(土) 18:17:04.30 ID:775GyxK70
浜面「でも、さすがにここでやるのはまずくないか?」

滝壺「麦野帰ってきちゃうかも」

そうなると厄介だし、とりあえずここから離れることにしよう。

浜面「じゃあ、俺の家に来るか?」

滝壺「うん!」

そうと決まれば、脱出だ! そして二回戦に!

浜面「ってあれ?」

靴がない。そういえば、麦野が来たときに、靴でばれるなんてことはなかったな。
442 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/02/26(土) 18:17:31.41 ID:775GyxK70
滝壺「靴はこっち」

え? 下駄箱? そんなところに入れた記憶はないのですが?

滝壺「私が隠しておいた」

もしかして、こうなることが分かってたって言うのか?

滝壺「ちなみに、はまづらを手伝っちゃダメっていうのはウソ」

ええっ!? じゃあ、俺をクローゼットに押し込む必要もない訳で。

浜面「ってことは……」


滝壺「気持ちよかった?」


すべて滝壺の計画通りってことでしたかー。もちろん気持ちよかったけどね!

滝壺は意外と計算高い。そんな一面を知った一日でした。
443 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/02/26(土) 18:19:00.17 ID:775GyxK70
さて、書き溜めが尽きたので次の更新はいつになるか分からん。

ただ、フレンダを凄く書きたいので、飽きるまではフレンダ無双になるかもしれない。

まあ、あくまで予定ですが。
444 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2011/02/26(土) 18:27:15.87 ID:gJT1ujvqo
ハメ面中だししすぎだろ……

乙 
 
453 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/02/27(日) 18:10:41.50 ID:usjnVE0l0
『フレンダルート』
―浜面の部屋―
浜面「はぁ……」

やべぇ……。どうすりゃいいんだ?

浜面「フレンダか」

昨日の一件で、フレンダが気になるようになってしまった俺だが、現在一つ悩みを抱えていた。

浜面「これからどうする……?」

というのも、半ば、というか100%無理やりに関係を持ってしまったせいで、この先どう付き合っていけばいいのか分からない。

体だけの関係ならそのままでいればいいんだろうが、そこから一歩先に進むとなると……。

浜面「今更ながら、ノーマルに付き合うっていうのはありなんだろうか?」

どうも無理やりを望んでいる節があるからな。その辺がちょっと分からないんだよな。

そもそも、俺の気持ちはどうなんだろう? フレンダの体だけが目的って訳じゃないよな? うーむ、分からないことだらけだ。

浜面「まあ、一人で悩んでたって仕方ねえ。とりあえず、デートにでも誘ってみるか」

どちらにしろ性奴隷的なルートに進むのは回避したい。俺は純愛派だからな。
454 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/02/27(日) 18:11:07.92 ID:usjnVE0l0
浜面『今度、どっか遊びに行こうぜ』

うむ。いい感じで抽象的かつ簡潔な内容。これでいいや。送信っと。

浜面「しかし、フレンダとどこに行けばいいんだ?」 

フレンダの好きなものといえば、サバ缶くらいしか知らない。

ユーガッタメール

フレンダ『明日なら別にいいケド。結局、これは普通のデートのお誘いってこと?』

デートって感づいてる上で、OKってことはラブラブルートあるか?

浜面『まあ、そうなるな。明日はこっちも大丈夫だし、行きたいところとかある?』

また、サバ缶の買出しとか言われたらどうしよう。それじゃあ、いつものパシリと変わらない。

浜面「頼むから、ある程度まともな場所であってくれ……」

ユーガッタメール

浜面「どれどれ……」

フレンダ『浜面に任せる』

そうそう、こういうの困るんだよねー。変なところの100倍マシだけどさー。
455 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/02/27(日) 18:11:34.56 ID:usjnVE0l0
浜面「どうしろって言うんだよ……」

それほど付き合いがあったわけじゃないし、喜びそうなとこなんて分かんねーよ。あ、それは向こうも同じか。

浜面「まあ、派手なのとかは好きそうだよな」

偏見だけど、多分間違ってないだろ。

浜面『考えとく。じゃあ、明日二時くらいに駅前で』

駅前なら、なんでもあるからな。最悪、ブラブラ歩きながら見つけたとこに入ればいい。

浜面「うーん……」

そうだな、映画は絹旗の専売特許だし……。あとは……ショッピング? 確実に荷物もちになるな。まあ、サバ缶の買出しよりはいいが。

浜面「あとはゲーセンくらいか」

ん? そうだ。ゲーセンなら無難でいいんじゃね? 派手なのいっぱいあるし。

ピピピ

フレンダ『OK 楽しみにしとく』

よし! 俺も今から明日が楽しみだ。
456 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/02/27(日) 18:12:03.33 ID:usjnVE0l0
翌日
―駅前―
時間の十分前か。フレンダは……まだ来てないみたいだな。

フレンダ「浜面、お待たせー」

お、ほぼ同時か。服装はいつもと同じだけど、機嫌は若干良さそうに見える。

浜面「俺の方がちょっとだけ早かったな」

フレンダ「ちょっとだけね。 で、どこに連れて行ってくれる訳?」

だいぶニコニコしてるなー。ここまでご機嫌なフレンダを見たのは、スタンガンを喰らったときぐらいか?

浜面「ゲーセンなんてどうかと思うんだが」

フレンダ「んー、いいんじゃない? ゲーム好きだしね」

浜面「よし、じゃあ行くか」

同意も得られたので、早速レッツゴー!
457 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/02/27(日) 18:12:33.30 ID:usjnVE0l0
フレンダ「結局、浜面とデートするなんて考えたことなかったなぁ」

ちょっと歩き出したところで、フレンダがそんなことを言う。

浜面「それには俺も同感だな」

スキルアウトにいたころはデートなんてしてる余裕もなかったし、アイテムに入ってからは滝壺一筋だったからからな。

フレンダ「結局さ、滝壺はどうする訳?」

浜面「もちろん、これからも命を掛けて守るっていうのは変わらないけど、今一番気になってるのはフレンダかな」

これは本心だ。もっとも、この気持ちが恋なのかどうなのかまだ分からないけど。

フレンダ「にゃははー。そう正面から言われるとちょっと恥ずい訳よ」

うん。俺もちょっと恥ずかしかった。

フレンダ「結局、フツーのデートねー。浜面だし、てっきりローターでも仕込んで来いとか言うかと思ったけど」

ねーよ! それはまた性奴隷ルートになりそうな選択肢だよな! つーか、街中でそんなこと堂々と言うなや!

浜面「まあ、ご希望ならまた今度」

本当に希望されたらどうしよう……。
458 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/02/27(日) 18:13:48.89 ID:usjnVE0l0
―――
目的地にも近づいてきたし、今のうちに聞いとくか。

浜面「そういや、ゲーム好きって言ってたけど中のやつ? それとも外のやつ?」

学園都市のゲーセンは二種類あって、学園都市製の『内部系』と、外と同じゲームができる『外部系』があるのだ。

フレンダ「どっちかっていうと外かな。好きなのは格ゲーだし」

ちなみに、内部系のゲームは、実証データを取ることがメインであるため、変わったものも少なくない。

浜面「格ゲーね……。意外って訳でもないか。どんなのやるんだ?」

ストリートファイターかKOF……。あるいはギルティあたりだろうか?

フレンダ「結局、スマブラがキテる訳よ。キツネが最高」

いや、それゲーセンにねーから。

浜面「お前、ゲーセンとか初めて?」

フレンダ「え? そうだけど。なんで分かったの?」

そこから答えなきゃならんのか。
459 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/02/27(日) 18:14:14.67 ID:usjnVE0l0
浜面「っていうかさ、お前人形に爆弾とか入れてなかったっけ? あれゲーセンで取ってた訳じゃないのかよ」

そんな戦い方をするって聞いたことがある。

フレンダ「あー、あれは自作。ついつい趣味で作っちゃうんだよね」

浜面「そんな趣味があったのか……」

だいぶ女の子っぽい趣味をお持ちというかなんというか。

フレンダ「作るのはおもしろいんだけど、結局置いとく場所がなくなっちゃって」

ってことは、部屋は人形だらけですか。

浜面「まあ、いいんじゃね? 趣味と実益を備えててさ」

フレンダ「だよねー。分かってんじゃん」

どっちにしろゲーセン初めてじゃ、オーソドックスなやつの多い外部系にしたのが良さそうだな。

浜面「よっしゃ、行くぞ!」

フレンダ「おー!」

474 :SSS ◆KtxQQEeKzw[saga]:2011/02/28(月) 18:40:26.95 ID:ZFaohO3V0
―ゲーセン―
フレンダ「うわ。すごい音」

初めてのやつにはそうかも知れない。さて、何からやるかな。

浜面「まずは、無難にガンシューとかかな」

フレンダ「アイテムでも、結局銃は使ってないからね。意外と楽しめるかも」

俺は普通に使ってるぞ。あんまり扱いはうまくないけどさ。

浜面「二人でできるし、協力プレイでもしてみるか」

フレンダ「いくら私の足が魅力的だからって、足引っ張らないでよね、浜面」

初心者に言われたくない! あとその日本語の使い方は、分かって言ってるんだか、素で間違ってるんだか微妙なところだ。

――ゲーム終了後――
浜面「ふー、こんなもんか」

フレンダ「結局、もっと命中精度上げないと実戦じゃ生き残れない訳よ」

厳しいお言葉です。いや、でもこの程度の腕でも生き残ってますよ!

浜面「そういうフレンダも外しまくりだったな」

フレンダ「うっ、初心者にそこまで求めるのは酷だって……」

一応、気にしてはいたのか。
475 :SSS ◆KtxQQEeKzw[saga]:2011/02/28(月) 18:40:59.25 ID:ZFaohO3V0
フレンダ「さー、次は何をやる訳?」

そうだな。あと初心者でもいけそうなのは……。

浜面「レースゲー、クイズゲーとか?」

あとはメダルゲーとかパンチングマシーン? あんまりぱっとしないな……。

フレンダ「あれー、スマブラないの?」

ねーよ! あ、そういや説明してなかったっけか……。ちなみに俺はキャプテンファルコン派。

浜面「あれは家庭用ゲーム専用だから。ゲーセンに置いてある格ゲーは、初心者じゃちときついぞ」

フレンダ「ふーん。じゃあ、浜面のオススメのやつからやってみようかな」

となると、やっぱりレースからかな。あれはでかい筐体だし、見ててもおもしろいだろ。

浜面「よしきた。じゃああっちからだ!」

フレンダ「オッケー!」

そんな感じでゲーセンを満喫した。
476 :SSS ◆KtxQQEeKzw[saga]:2011/02/28(月) 18:41:27.60 ID:ZFaohO3V0
―――
浜面「んー、大体一周したか?」

フレンダ「そうだねー。ん? 浜面。あれは?」

ん? あれは……UFOキャッチャーか。

フレンダ「うわー! これいい! このウサギのやつが欲しいかも!」

ウサギってシュール系のやつかよ!? 口を太い糸で縫い合わされてるぞ、こいつ。

浜面「まあ、任せておけ! この位置ならそんなに難しくないからな!」

――略――
フレンダ「やたー! 結局こいつが一番カワイイ訳よ!」

喜んでもらえたのはいいけど、結局10回も失敗しっちまった……。

フレンダ「まあ、すんなり取れるってオチはないと思ってた」

フォローになってねえ! つか、ひでえ!
477 :SSS ◆KtxQQEeKzw[saga]:2011/02/28(月) 18:41:55.93 ID:ZFaohO3V0
浜面「はあ……。もういい時間だし、飯でも食って帰るか」

フレンダ「よーし、じゃあ私がご馳走してあげようかな!」

はいはい、サバ缶。サバ缶。

浜面「もうオチは見えたぜ」

フレンダ「あ? バレた?」

よくサバ缶ばっかりで飽きないよな。あれ? そういえば、フレンダがサバ缶以外を食べてるのみたことない気がする。

浜面「しかし、そんなにサバ缶が好きなんだ?」

フレンダ「んー。分かんない。結局、気づいたら好きになってたって言うのかな?」

まあ、そんなもんかもしれない。

浜面「ああ、そうか……。俺もきっとそうなのか?」

フレンダ「ん? なになにー? 結局、浜面にもそういうのある訳?」

あやふやだったけど、今日一日、一緒にいて分かった気がする。


浜面「そうだな。俺はフレンダのことが好きなんだと思うよ」


フレンダ「うぇっ!?」

ははっ。そりゃいきなりだし驚くよな。
478 :SSS ◆KtxQQEeKzw[saga]:2011/02/28(月) 18:42:26.10 ID:ZFaohO3V0
浜面「口に出してみると恥ずかしいな……」

サバ缶の話をしてたらなぜか告白していた。何を言ってるか分から(ry

フレンダ「い、いきなり過ぎない?」

そりゃ万年ヘタレなわけじゃありませんから。いざというときは踏み出します。

フレンダ「…………もしかして、体目当て?」

浜面「それはもうちょっと自分見て言えよ」

きっかけがアレだっただけに、そう思われても仕方ないだろうけど。

フレンダ「そこまで言われるとちょっと傷つくかも」

浜面「そりゃ悪かったな」

俺は体つきとかで人を好きになったり、嫌いになったりはしない……多分。

フレンダ「結局、どうして私なの? 麦野とか、滝壺とか絹旗もいるのに……」

浜面「理由なんてないんじゃねーの?」

なんとなく。気が付いたら。つまり、過程なんか分からなくて、結果だけしか知らない。
479 :SSS ◆KtxQQEeKzw[saga]:2011/02/28(月) 18:42:52.08 ID:ZFaohO3V0
フレンダ「え、えーと……」

浜面「ああ、いきなりで悪かったな。そんなに嫌だったか?」

嫌われてはいないと思ったんだけど、実はそんなことなかった?

フレンダ「い、いや、嬉しいんだけど……」

けど?

フレンダ「うううっ。好きだって言われて嬉しいんだから……結局浜面のこと好き……なのかな……?」

どうやら、フレンダも俺と同じように自分の気持ちが分からないっぽいな。混乱してるなー。

フレンダ「うがー! もう訳分かんない!」

浜面「なんだそりゃ?」

吹っ切れた? まあ返事はあとでも―――


フレンダ「もーいいや! 結局、私も浜面が好きってことで!!」


浜面「は!?」
480 :SSS ◆KtxQQEeKzw[saga]:2011/02/28(月) 18:43:18.23 ID:ZFaohO3V0
いや、まず落ち着け。状況を確認しろ……。

ザワ・・ イマノキイター? ザワ・・ リアジュウバクハツシロ! ザワ・・ セイシュンッテヤツジャンヨ ザワ・・

浜面「うわっ。そういやここゲーセンの中じゃん!」

やべー。とりあえず、ここから出ねーと! すごく視線が集まってる!

浜面「ほら、行くぞ。フレンダ!」ギュッ

フレンダの手を掴んで走り出す。

フレンダ「え? あ! う、うん!」

もうあのゲーセン使えないかもしれん……。
481 :SSS ◆KtxQQEeKzw[saga]:2011/02/28(月) 18:43:44.31 ID:ZFaohO3V0
―――
浜面「まったく、あんなに大声で言わなくでもいいんじゃねえか?」

人通りの少ない路地裏まで走って、一息入れる。

フレンダ「うーっ。結局なに言ってるんだろ、私……」

自己嫌悪にでも陥っているのだろうか? つーか、俺の顔がニヤけすぎてやばい。

浜面「まあ、俺も嬉しかったぞ」

正直、かなり予想外な告白だったからな。周りが見えてなかったなー、お互い。

浜面「今日はもう帰るか。いろいろ疲れただろ?」

気疲れと言うのだろうか? ここ五分でどっと疲れた……。

フレンダ「そうなんだけどさ……」モジモジ

まあ、飯くらいは食ってくか。そんなに腹が空いてるわけでもないけど。

フレンダ「その……」モジモジ

なんだ? さっきから様子が……、ってまあ仕方ないよな。あれだけ大声で言ったんだし。


フレンダ「……結局、今日は浜面と離れたくない訳よ」ギュ


ええっ!? 袖を掴んでのそのセリフは反則じゃないでしょうか!?

492 :SSS ◆KtxQQEeKzw[saga]:2011/03/01(火) 18:30:31.07 ID:wJWyAPG60
―――
―浜面の部屋―
今日はデートだけのつもりだったのに、結局お持ち帰りしてしまいましたよ。

フレンダ「……」

それに帰ってきたのはいいけど、玄関で立ちっぱなしです。アレからずっと会話ないし! なんて言うの? この気まずい雰囲気。

浜面「えっとさ」

フレンダ「!」ビクッ

なにを切り出せばいいだろうか? あのまま直で帰って来ちゃったし、まずは飯かな?

浜面「腹減っただろ? 何か食う?」

フレンダ「今はちょっとお腹いっぱい」

うううっ。どうすりゃいいんだ……。

フレンダ「……浜面」

なんだ? サバ缶なら食べるとか?


フレンダ「結局、私のこと好き……なんだよね? もう一回言ってみて欲しいんだけど……」カァァ


やばい。なんかフレンダがどんどんかわいくなってる。
493 :SSS ◆KtxQQEeKzw[saga]:2011/03/01(火) 18:31:18.82 ID:wJWyAPG60
浜面「好きだぞ、フレンダ」

うん。ここはビシッと答える場面だよな。

フレンダ「うううっ。なんなんだろ……? 結局、好き……って言ってから、調子がおかしい気がするんだよね……」ポー

調子がおかしい? どういうことだ?

フレンダ「なんだか胸が苦しいって言うか、胸がいっぱいっていうか……」

おおっ! これはだいぶいい感じに来てるんじゃないか!?

浜面「俺もフレンダのこと考えるとそうなるぞ」

フレンダ「はははっ、結局おそろいって訳ねー」ギュッ

抱きつかれた! なんかいい匂いするなー。

フレンダ「なんかこうしてると落ち着く……」

浜面「そ、それじゃあ、もうしばらくそうしてていいからな!」

さすがに、体目的じゃないなんて言った直後に抱くわけにもいかねーよな。ちょっと落ち着かねば!


フレンダ「このままって……。浜面は私を求めてくれない訳?」


あー、もう無理。五秒で決意が崩れましたー。流されやすい男、浜面仕上。
494 :SSS ◆KtxQQEeKzw[saga]:2011/03/01(火) 18:31:47.94 ID:wJWyAPG60
浜面「あー、もう!」チュッ

フレンダ「んっ……」

お互いの存在を確認し合うような、深いキスをする。

フレンダ「……こういうのもいいかも」

浜面「遠慮はしないからな」

と、このまま玄関でっていうのもあれだし……。

浜面「っしょっと」グイッ

フレンダ「えっ!? は、浜面?」

ザ・お姫様抱っこ。やっぱり軽いなー。サバ缶ばっかり食ってるからか? ベットに降ろしてっと。

浜面「もう止まらないぞ?」

ベットに腰かけて、髪を撫でながらそう言う。ここで断られたら、強引な展開になるけど……。


フレンダ「今更何を言ってる訳? 結局、こっちはそのつもりだし」


今日は、純愛ルートに進めそうです。
495 :SSS ◆KtxQQEeKzw[saga]:2011/03/01(火) 18:32:20.51 ID:wJWyAPG60
浜面「フレンダ……」

覆いかぶさって、ボタンを一つ一つ外していく。こんな風にするのは初めてだからめっちゃ緊張するんですけど!

フレンダ「な、何をそんなに緊張してるの? 何回も抱いたくせにさ」

そう言うフレンダも、声がちょっと震えている。お互いに緊張はしているみたいだ。

浜面「し、仕方ないだろ! いままでのは、ちょっと特殊だったんだからさ!」

フレンダ「まー、結局はそうなるかな」

そうしてなんとか服を全て脱がせると、俺も全裸になりベットの上で抱き合う。肌に感じる体温が心地いい。

しかし、今更ながら考えてみると、ブロンド美女(貧乳)でドジっ子属性まで持ってるのか。ポテンシャル高いな。

フレンダ「浜面は、胸は小さくてもいい訳?」

今まではそんな様子は見えなかったが、実は気にしているのだろうか?

浜面「まあ、大きい方が好きかもな」

フレンダ「うっ。そうなんだ……」

そんなことはないんだけどね! その辺の俺の好みは下で説明しよう。
496 :SSS ◆KtxQQEeKzw[saga]:2011/03/01(火) 18:32:49.53 ID:wJWyAPG60
~番外 浜面仕上のおっぱい講座~
おっぱいに貴賎なしっていうのが俺の主義だ。でも、大きいのと小さいのでは楽しみ方が違う!

大きいおっぱいは、今更語る必要もないだろう。見て嬉しい、さわって気持ちいいなどお得感満載だ。

では小さいおっぱいの楽しみ方とは? もちろん小さくても見て嬉しいし、さわって気持ちいい!

だが、あくまでそれらはオプション! 一番重要なのは、『小さいことを気にしている女の子』だ!

見られたらガッカリされるんじゃないだろうか、という不安な気持ちが、直に顔にでていると尚GOOD!

上条が前に言っていた、『不器用な女の子が一生懸命作ったボロボロクッキー』なんかにも似たことが言える!

クッキーの味自体がメインなんじゃない! その女の子が不安がっているという状況がすばらしいんだ!

それに大事なのは、大きさじゃなくて形なんです! その点、フレンダには『GREAT』を差し上げたい。
497 :SSS ◆KtxQQEeKzw[saga]:2011/03/01(火) 18:33:21.17 ID:wJWyAPG60
ちょっと語り過ぎただろうか? まあ、理解してもらえれば幸いだ。

浜面「これからいっぱいさわって、大きくしてやるからな」

フレンダ「結局それが目的なんじゃない?」

チッ、バレたか。でも、これからせっせと牛乳を飲んだりするフレンダを見られると思えば満足だ。

フレンダ「エヘヘヘッ。でも、浜面にだったら、そうしてもらってもいいかな」///

こ、これが、デレンダか!? よ、よーし。じゃあこれからは1000揉みだな! ああ、それを毎日10セット。

浜面「ゴホン! じゃあ、始めるぞ」

フレンダ「うん」

気を取り直して、挿入しやすくするために愛撫を始める。今までは愛撫すらしてなかったからな。

フレンダ「んっ…」ピクッ

しっかりと準備してやらないと。こっちはもうとっくに準備完了してるし。

浜面「痛くないか?」

フレンダ「うぁっ…だ、大丈夫。結局、今日の浜面は優しすぎるくらいだって」

いや、今までが乱暴すぎただけじゃないでしょうか?
498 :SSS ◆KtxQQEeKzw[saga]:2011/03/01(火) 18:35:04.85 ID:wJWyAPG60
フレンダ「んっ…、ふぅっ…、んぁっ…、浜面、キスしてっ…」

お安い御用です。手を止めないようにっと。

フレンダ「ちゅくっ…、れろっ…、んちゅっ…」

ん、結構濡れてきたか? もうちょい続けるか。

フレンダ「ぷぁっ…、浜面っ…、ダメっ…、これじゃ結局、指だけでイっちゃうっ」

思ってたより効果はバツグンだったみたいだ。

浜面「いいじゃんか。イっちゃえよ」

フレンダ「やだぁ…。浜面と一緒がいいっ…」

なんていじらしいこと言ってくれるんだ! そう言われてしまっては、止めざるを得ないだろ!

浜面「そういうことなら、任せとけ」

すばやくゴムを装着し、挿入の体勢を整える。

フレンダ「結局今日はそれ付けるの?」

浜面「中に出したら危ないかもしれないだろ?」

すでに手遅れってことはないと思いたい。今まで二回連続で出してるだけに……。

フレンダ「うん。……結局いっぱい愛してくれれば構わない訳よ」

ああ、覚悟しておけよ!

508 :SSS ◆KtxQQEeKzw[saga]:2011/03/02(水) 18:06:46.64 ID:N2yRsWwc0
ゆっくりと、フレンダの内部へと侵入していく。

フレンダ「ふぁっ…、浜面の固いのが、奥にっ…」ヌプッ

浜面「ああ。フレンダの中も温かいぞ」

フレンダの一番奥まで到達する。ゴムをしているだけに、いつもよりも少し長く持ちそうだ。

浜面「じゃあ、動くぞ」

フレンダの返事を聞く前に動き出す。今は少しでも長くフレンダと感じ合いたい。

フレンダ「あんっ、はぅっ、なんか、この前と、違う、かもっ!」

たしかに、充実感ってやつだろうか? 動くたびに心が満たされていく気がする。

浜面「たしかになっ!」

でも、このゴム一枚がスゲーもどかしい。直にフレンダを感じられない。

フレンダ「んふっ。浜面も、これっ、邪魔、なんじゃっ、ないっ?」

フレンダはできてしまってもいいのだろうか? その辺が少し気になるな。
509 :SSS ◆KtxQQEeKzw[saga]:2011/03/02(水) 18:07:17.96 ID:N2yRsWwc0
浜面「…………ん」ピタ

フレンダの言葉で、つい動きを止めてしまう。外すか、外さないかの葛藤が、今、俺の中で渦巻いている。

フレンダ「はぁっ…、はぁっ…。にゃははは、結局、まだイってないと思うんだけどなぁー」

ぐうっ! 心でも読まれてるのか!? だ、だが、ここで折れる訳にはいかない! まあ、折れかかってた訳なんですが。

フレンダ「そ・れ・と・も、やっぱり外したいわけぇ~?」

浜面「そ、そんなことないって! これでも十分フレンダを愛でられてるからさ」

外してしまいたいのは山々だけどな! まだ、そんな甲斐性はありませんて!

フレンダ「無理しちゃってさー」

これ以上挑発されたらやばいな。動きを再開させよう。

浜面「油断するなよ、っと!」ズン

フレンダ「んあぅっ!?」

そう簡単に主導権を渡してたまるか!
510 :SSS ◆KtxQQEeKzw[saga]:2011/03/02(水) 18:07:43.31 ID:N2yRsWwc0
そんなやりとりをしているうちに、限界も近くなってくる。

フレンダ「ひぃぁっ、くぅっ、んんっ、そろそろっ、かもっ!」

浜面「俺もそろそろ限界だっ!」

この分だと、同時にイけるか? それなら嬉しいんだけどな。

フレンダ「はまづらぁ、はまづらぁっ…」

ううっ。名前を呼ばれるとゾクゾクする。

浜面「ぐううっ。フレンダっ! イくぞっ!」

フレンダ「っくぁっ…。はまづらぁ―――ッ!!」ビクッ

先にイかれたか! でもすぐにっ!

浜面「―――ッ! イクッ!」ドピュドピュッ

フレンダ「―――ッぁ!」ビクン

うおー。なんか満足感が溢れてくる……。
511 :SSS ◆KtxQQEeKzw[saga]:2011/03/02(水) 18:08:09.23 ID:N2yRsWwc0
フレンダ「はぁっ…、はぁっ…」

浜面「はぁっ…、どうだった?」

連結を解除し、普通のSEXの感想を聞いてみる。

フレンダ「うーん。まあ、結局はこういうのも気持ちいいかなー」

浜面「そりゃ良かった」

満足してもらえたようで何よりです。これで純愛ルート突入だっ!

フレンダ「へー。こうなるんだー」ニュルン

精子の溜まったゴムを抜き取り、まじまじと観察するフレンダ。なんかちょっと恥ずかしいのは俺だけ?

浜面「もう一回する?」

そんなのを見てたらまた勃ってきたって訳よ! 再チャージ完了です。

フレンダ「浜面はまだいける訳?」

浜面「ああ。まだまだいけるぜ」

フレンダさえ良ければ、どんと来いだ! 
512 :SSS ◆KtxQQEeKzw[saga]:2011/03/02(水) 18:08:36.76 ID:N2yRsWwc0
フレンダ「私もまだ足りないかなー」

よしきた。じゃあ、ゴムを装着し直してー。あれ? どこにやったかな?

浜面「えーと――」

フレンダ「でもさ」ニヤ

ん? おい……。なんかこの笑顔は嫌な予感がするぞ。何するつもりだ?

フレンダ「結局、私たちなりのやり方っていうのが一番いい訳よ」

そう言うと、持っていたゴムに指を突っ込み、さきほど大量に出した精液を指に絡め始める。

浜面「フレンダ?」

フレンダ「こうするの」

すると、フレンダはそのベタベタになった指で俺のナニをいじり始めた。
513 :SSS ◆KtxQQEeKzw[saga]:2011/03/02(水) 18:09:07.05 ID:N2yRsWwc0
浜面「うおっ! オイ、いきなりなんのつもりなんだ?」

フレンダ「ん?」

しかし、フレンダはチンコを精子でベタベタにすると、あっさり指を離した。ヌルヌルの状態で手コキというわけでもないらしい。

フレンダ「結局、私がどうして欲しいか分かるかなー?」

浜面「え? もしかして……」

わざわざこの状態にしたってことはゴムなしで? これじゃ普通に中に出したのと変わんなくね?

浜面「さすがに、それは―――」

フレンダ「んー。じゃあ、これならどう? ……んぁっ」ニュプ

浜面「んなっ!」

ええっ!? なんかオナニーし始めたんですけど!? しかも、精子でベタベタになってる方の指で!

エロ過ぎだろ! それに、これじゃゴムした意味ねーし!


フレンダ「にししし、結局浜面はこれから私をどうしたい訳?」


くそぅ……。上等じゃねえか! でも、結局こういう展開になるのな!

536 :SSS ◆KtxQQEeKzw[saga]:2011/03/03(木) 18:31:52.74 ID:CQ4zMK6S0
そういうことなら、手加減はしない!

浜面「…………」

無言のまま、フレンダの両手首を握り、ベットに押さえつける。

フレンダ「そう来なくっちゃ」ニヤニヤ

ぐぐぐ、フレンダの思い通りのままになっちまってる気がする……。でもまあ、ここではまだ踊ってやる!

浜面「これでいいんだろっ!!」パン

そして、一気にフレンダに挿入した。

フレンダ「あんっ♪」

やっぱり生だと直にフレンダを感じられる。中の動きや温かさなんかがダンチだね。

浜面「あー、ああ。これで孕んじまうかもしれねーぞ?」

フレンダ「結局、そのときはそのときってことで」ニコ

後先考えてねーのか! まあ、俺もあんまり考えるタイプじゃないけどさ。
537 :SSS ◆KtxQQEeKzw[saga]:2011/03/03(木) 18:32:21.70 ID:CQ4zMK6S0
フレンダ「それで? これで終わりって訳じゃないでしょ?」

浜面「ああ、もちろんだっ!」パン

舐められたまま終わるわけにはいかねえ! 一矢でも報いねえと!

フレンダ「はぅっ、んんっ、ひぁっ、やっぱり、これがっ、いい、訳よっ!」

生がいいのか両手を押さえられた無理やりみたいな状況がいいのか、判断が微妙なところだ。

浜面「こんな風に股開いて、感じまくって恥ずかしくねーのかよっ!」

腰をフレンダに叩きつけながら、言葉で煽ってやる。

フレンダ「あぁっ、やばいっ、イクっ! やっぱり、これ、いいっ!」

俺の方は、さっき一回出したからまだ少し余裕はあるな。

浜面「ほら、イっちまえよ! ただ、先にイったらあとでオシオキだからなっ!」

フレンダ「んんっ! ダメっ! っく、イク――ッ!」ビクン

やっぱり感度が違うな。中の収縮もすごいことになってる。
538 :SSS ◆KtxQQEeKzw[saga]:2011/03/03(木) 18:32:50.28 ID:CQ4zMK6S0
フレンダ「―――ッぁ」ビクッ

浜面「先にイったから、後でオシオキなっ!」パンッ

動きを止めずに、そう呟く。こっちの限界も近い。

浜面「ほら、俺もイクぞっ! お望み通り、一番奥にいっぱい出してやる!」

フレンダ「ふぁっ、はまづらのっ、精子ぃ、いっぱい、欲しいっ!」

ぐうううっ! 出るっ!

浜面「受け取れッ! ―――ッ!!」ビューッビュッ

フレンダ「らめぇっ! まらイクッ! ―――っく!」ビクッ

ぬうううううっ! 搾り取られるっ! 一回目より断然出てるな……。
539 :SSS ◆KtxQQEeKzw[saga]:2011/03/03(木) 18:33:18.81 ID:CQ4zMK6S0
浜面「……っふぅ」

繋がったまま、一息いれる。さて……。

フレンダ「ふぁぁっ…。結局、コレの方が気持ちいいよぉ……」

ご満足いただけたようです。

浜面「そうか。そりゃよかった」

フレンダ「次からもこうして欲しい訳よ」

次からだって? それでは、フレンダさんに嬉しいお知らせです。


浜面「よし、じゃあ、さっそくそうしよう」


俺のバトルフェイズはまだ終了してないぜ!
540 :SSS ◆KtxQQEeKzw[saga]:2011/03/03(木) 18:33:57.87 ID:CQ4zMK6S0
フレンダ「え?」

ははっ。また油断してやがるなっ!

浜面「それっ!」パン

フレンダ「んぁっ!? ま、まだ行ける訳!?」

ああ、実は―――

浜面「今日ここでお前を孕ませちまおうと思ってな」パン

そしたら、勃起が収まらない訳ですよ。マジで先のこと考えてねーな、俺。

フレンダ「なぁっ!? うぁっ! あんっ! ほ、本気っ?」

浜面「オイオイ。そんなに嬉しそうな顔するなよ。今、お前は手首押さえられて、無理やり種付けられそうになってんだぞ?」

まあ、こういう状況がお好みなんだろうけど。

フレンダ「―――ッ!!」プシュッ

うわっ! 潮吹いた!? 今のセリフだけで!?
541 :SSS ◆KtxQQEeKzw[saga]:2011/03/03(木) 18:34:24.17 ID:CQ4zMK6S0
浜面「そんなに俺の子供が欲しいのかっ!」パン

フレンダ「うぁっ―――」ビクッ

それならお望み通りにしてやる! 全部受け取れ!

浜面「フレンダッ!」ビュグッ

フレンダ「――――っぁ! 中にでてるっ…」ビクン

これで二発目か。

浜面「気持ちよかったか?」

フレンダ「んっ…。結局、お腹いっぱいになっちゃったぁ…」

おっと、まだ安心するなよ? ドロー! モンスターカード!

浜面「まだまだだね!」パン

フレンダ「うぇっ!?」ビクッ


結局、この日は勃たなくなるまで続けた。
542 :SSS ◆KtxQQEeKzw[saga]:2011/03/03(木) 18:34:52.93 ID:CQ4zMK6S0
―――
浜面「やべぇ。ヤリすぎた」

体力の続く限りやったから、もう動けそうにねぇ……。

フレンダ「さすがに…、もう無理…」

お互い体力0の状態だ。いや、これはもうオーバーキルだな。

浜面「あー、悪いな。手首ちょっと跡になってら」

フレンダ「いいって。このくらいは」

それにしても、あれだけ中に出したら、マジでハランダになるかもしれない。

浜面「後先考えなさすぎたかなー……」


フレンダ「ああ、大丈夫。今日は安全日だから」


……はぁ!?
543 :SSS ◆KtxQQEeKzw[saga]:2011/03/03(木) 18:35:55.88 ID:CQ4zMK6S0
浜面「マジかよ……」

フレンダ「結局、まだ子供作る訳には早いからさ」

そりゃそうだ。……でも、大丈夫かな? フレンダだし、日にちを間違えてたってこともありえるぞ?

フレンダ「それにさ」

浜面「ん?」

さて今回のオチは―――


フレンダ「浜面が本気で私を好きなんだって感じられて嬉しかった訳よ」


やべえ。フレンダがかわいすぎて死ぬ。
544 :SSS ◆KtxQQEeKzw[saga]:2011/03/03(木) 18:36:23.35 ID:CQ4zMK6S0
浜面「何を今更」

逆に俺は、フレンダのビッチ疑惑に駆られそうなんだが……。大丈夫だよな?

フレンダ「ところでさ、浜面」

ん? まだ何かあるのか? まさかの二段オチ?


フレンダ「結局、子供の名前は何がいいかな?」


おい……。                      おい!

546SSS ◆KtxQQEeKzw[saga]:2011/03/03(木) 18:38:17.42 ID:CQ4zMK6S0
ここまでー。

明日は予定変更して、絹旗ルートの再校正を更新。

夕方と夜の二回更新予定。
547VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2011/03/03(木) 18:40:36.62 ID:ytpn3BHto
フレッツラ
548VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2011/03/03(木) 18:49:19.54 ID:P7BIcgTAO
シアンダ
549 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2011/03/03(木) 19:32:03.19 ID:AUGnZBbUo
ヅランダ
550 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2011/03/03(木) 19:57:33.21 ID:DjPJiEnVo
結婚したらフレンダの名前は 浜面 ンダ になるのか。良い名前だな
551 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2011/03/03(木) 20:08:31.62 ID:4J1s4a2Yo
>>550
フレ面かもしらんぞ
552VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2011/03/03(木) 23:14:20.66 ID:66EfZREZo
浜面の上半身とフレンダの下半身くっつけたキメラしか想像できないからやめれ
553VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2011/03/04(金) 01:19:38.99 ID:IUTQ3U/IO
>>552
吐き気が…
554 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2011/03/04(金) 10:37:34.98 ID:2CyKlN+AO
いや待て
それこそ新訳表紙のあの娘なんじゃ…
 
 

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