- 1 :鹿児島くン ◆q96FT5l1ZULn :2012/10/14(日) 10:14:23.67 ID:KKB0DJAr0
- パブ『漏れなべ』
上条「……マジかよ」
一方通行「あァ。絶賛逃亡中の犯罪者、ブラックって奴は。俺のことを狙ってるらしい」
上条「とことん巻き込まれ体質な、お前、アクセラレータ・ポッターは」
一方通行「とことン不幸なお前に言われたくねェ、っつゥかお前のせいじゃねェだろうなこれ」
上条「……否定しきれないのが悲しい」
一方通行「っつゥかなンでいきなりフルネーム呼びだよ、当麻・上条・ポッター」
上条「おさらいでせうよ、おさらい」
一方通行「そうかよ……そンじゃ俺も、この夏のおさらいをするとすっか」カキカキ
上条「あー、その日記な……あれ?」
一方通行「ンだよ」カキカキ
上条「いや、なんかさ。夏分使ったわりに……短くn」
一方通行「黙れ」
上条「というか、夏休みってその割には長かったよな。ポッターさん、十月半ばまで続いてるような気分に……」
一方通行「黙れ、黙らされてェか。っと、書き出しは、っと」
一方通行「ホグワーツ三年目」
上条「その2、だな」
一方通行「厳密にはホグワーツに着いてもねェけどな」 - 3 :鹿児島くン ◆qFTlZULn :2012/10/14(日) 10:19:07.51 ID:KKB0DJAr0
- みなさまどうもです
ハリポタ世界の物語を禁書キャラに置き換えて進むこの物語
大変長らくおまたせしました、2スレ目に突入です
禁書の魔術・超能力の概念は消えて諸々それなりのものに置き換わっています
安心してください幻想をぶち殺してこその上条さんです
配役によっては展開変更・関係性の変化・残念な琴になっている人もいますがどうかご容赦ください。
百合展開はないのです念のため
ハリポタ原作未読の方にも既読の方にも楽しんでいただけますよう
今回も、どうぞよしなに- 7 :鹿児島くン ◆qFTlZULn :2012/10/14(日) 10:30:10.94 ID:KKB0DJAr0
- 一方通行「あァー……結局、ブラックの野郎の話をしてたら朝になっちまった」
上条「結論は『ゆりコンだったんでせう』に落ちついたけどな」
一方通行「なンかその説基本万能すぎて嫌だ……いや光栄だけどよォ」
上条「ゆりコン患者が多い結果だろ」
一方通行「お母さンマジお母さン……朝飯食いに降りるか。そういやお前、荷造りまだ終わってねぇのな」
上条「誰かさんがビン取りに行ったまま戻ってこねぇかと思ったら、戻ったら戻ったで重い話するからだよ」
一方通行「そもそもお前が計画的に荷造りしてねェからだろ……ってか滞在期間一日だけでどうしてこンなに散らせるンだお前は、ポルターガイストでもいンのかこら」
上条「おのれ魔術師!」
一方通行「鏡殴って来いバカ」 - 8 :鹿児島くン ◆q96FT5l1ZULn :2012/10/14(日) 10:47:37.98 ID:KKB0DJAr0
- ガチャッ
上条「あー寝不足でつれーわー、アクセラレータのせいでマジ一睡もできなかったわー」
一方通行「悪かったっての、どうしてもだな……」
20000号「ぐっふぃふぃセロリたんおはやうございますのことよ!あぁ朝からセロリたんのお顔を眺められるなんてなんて幸運なんだろう今日の星座占いはぶっちぎりサザンクロス崩壊レベルにちがいねぇちがいねぇですよ!」
一方通行「こちとらぶっちぎり最下位だろうけどななンで扉の目の前にいンですかァ。南十字星になンの恨みがあンですかァ」
10033号「あなた方の部屋はお母様印の『変態ツインズ跳ね除け結界』が張られていましたのでここで正座して待ち構えていた所存ですアクセラレータさん!あなたにあえなさ過ぎてまるでノーザンクロッシィでしたよえぇ!」
一方通行「一々掛けてンじゃねェようるせェな……そういやそンな結界あったっけな」
上条「お前目当てで特攻しかけるからなぁ、変態ツインズさん」
20000号「ぐふぃふぃふぃ」
10033号「それほどでも!」
一方通行「一切合財褒めてねェだろ。あァーったく、朝から騒がしい……お?」
御坂「……」
上条「お、よう美琴。おはようさん……あれ?どうした、なんか固まってますが……」
御坂「……アクセラレータのせいで……あんたたち、一睡も、できなかtt」
ガチャッ!
禁書目録「寝過ごしかけたんだよ危ないんだよそして み こ と っ!!!!!」
御坂「ハッ あ、大丈夫、全然大丈夫、平気よ」
一方通行「平気要素見当たらねェよ」
上条「いや俺らもちょっと迂闊だったな、うん」
20000号「ぐっふぃふぃ、おねぇさま。ミサカたちはいつでもウエルカムですよ」
10033号「そうですよおねぇさま。ご自分の属性に素直におなりくださいませよ」
御坂「んなっ、ふっざけんじゃないわよ!私はまともよ!そうよね、ねぇ!?」
一方通行「…………多分な」
御坂「多分までのタメが長いわよ!!!」 - 10 :鹿児島くン ◆q96FT5l1ZULn :2012/10/14(日) 10:56:16.24 ID:KKB0DJAr0
- 禁書目録「おはようなんだよ、とうま、アクセラレータ」
一方通行「おォ、お前が寝坊すンのは珍しいな」
御坂「私たちも結構遅くまで喋ってたからね、手紙は頻繁に出してたけど会うのは久しぶりだったし」
上条「積もる話もあるってことな。おはようさん」
御坂「そ、それであんたたちの方は遅くまでなにを……いや、純粋に好奇心よ、マジで、マジで」
上条「美琴さんや、マジで信じてやりたいですが目が怖い」
禁書目録「みこと、朝から飛ばしすぎ。エロール先輩も寝てるんだよ」
一方通行「少しは休ませてやれよそのうちポックリいっちまうぞ……あァ、考えるだけでゾッとしねェ」
上条「エロール先輩がいなかったら、俺達……俺達だけで、みこっちゃんという名の怪物を沈めないといけねぇってのか」ゴクリ
御坂「なんの話よ!?エロール何者よ!?」
一方通行「保護者同然だよお前の」
上条「守護者かもな」
禁書目録「きっとみことの守護霊はエロール先輩なんだよ」
御坂「エ、エロールすごいわね」
一方通行「今更すぎるわ」 - 12 :鹿児島くン ◆q96FT5l1ZULn :2012/10/14(日) 11:05:35.29 ID:KKB0DJAr0
- 御坂「それで、実際何してたのよ。大方、そいつの荷造りでも手伝ってたってところ?」
一方通行「読みはいいが、そいつはまだ終わってねェ」
禁書目録「えっ……とうま、ご飯食べたらすぐ出発なんだよ?」
上条「あー、とてもとても面目ない。だけどさ、アクセラレータがさぁ」
一方通行「だからそもそもなンでお前はあンなに……不毛な問答はいい。さっさと降りるぞ」
御坂「ツインズはさっさと降りていったものね」
上条「お前を放って行くのは珍しいな」
一方通行「さァ、どうだかな。大方、そうやって油断させたところを……」
ガチャッガチャッ!
一方通行「他の妹達の部屋に潜伏して両サイドから飛びついてこようって魂胆だろうがハイハイ反射ァァァ!!!」
20000号「ぐふぃぅっ!?こ、この変態の手の内をあっさり見破る、とは。流石、流石だぜセロリたん流石すぎてセロリたんのセロリたん擦りたくなるぜ」ガクッ
10033号「ですが忘れないでください……ミサカたちが倒れたとしても、アクセラレータさんがいる限り……第二、第三の、ミサカが……き、っと……」
一方通行「そこまで強く跳ね返してねェだろ、なンでとどめさされたラスボスみたくなってンだ」
御坂「第二第三どころか二万ほどいるでしょうが」
上条「まともなのが多くてよかったよな。全員変態ツインズさん並だったらどうなってたか」
御坂「そうよね、私みたいなまともな……」
禁書目録「みこと」
- 14 :鹿児島くン ◆q96FT5l1ZULn :2012/10/14(日) 11:15:22.61 ID:KKB0DJAr0
- 打ち止め「もー何の騒ぎなの!ミサカは朝の準備で忙しいのにー、ってミサカはミサカは……あっ!あなた!おはよーってミサカはミサカは予期せぬあなたとの出会いにおもわず飛びついてみたりー!」
一方通行「お前こそ朝から騒がしいンだよ……よォクソガキ」
打ち止め「うん!おはよ!ってミサカはミサカはお子様な見た目を最大限に生かした天使の笑顔であなたをおとしにかかってみる!」
一方通行「自分で言っちまったら天使の前に『ぺ』がつくだろうが、何を落すンだ何を」
上条「微笑ましいけど殴りたくなるなぁ」
禁書目録「踏みつけてあげてもいいかも」
御坂「ちょっと、あんた散々ロリコンじゃないとか言ってたくせに」
一方通行「ぶっ飛ばすぞ黙れ三者三様に」
番外個体「朝から見せ付けてくれるよねー、白もやしくんさぁ」
一方通行「あンたこそ、今年からはキャプと見せ付けてくれンじゃないンですかァ?」
番外個体「んなっ!?はぁ!?み、ミサカはだから、あの根性バカとはなんにも、なんにも関係ないtt」
削板「根性ーーーー!店主、俺のワーストは起きているか?駅まで待てなかったから迎えにきちまったぜ!」
御坂「……なんか呼んでるわよ」
打ち止め「サプラズなお出迎えってステキ!ってミサカはミサカはいつかあなたにされたい願望を吐露してみたり」
番外個体「あ、あんの根性バカ野郎ぉおお!!焦がしてやる!!真っ黒焦げにしてやる!!!」ドタドタドタドタ
上条「言いつつ顔はにやけてますし若干スキップ気味なワーストさんなのでした」
一方通行「あァ、今日の旅掛さンには触れないでおこうな」 - 17 :鹿児島くン ◆q96FT5l1ZULn :2012/10/14(日) 11:28:48.63 ID:KKB0DJAr0
- 20000号「おかしいっすよ!おかしいっすよセロリたん!なんでミサカたちのアタックは反射で幼女のは受け止めてあげるんっすか!おかしいっすよ!犯してくださいっすよ!」
10033号「そうっすよ!ここはミサカたちの愛とか情欲とかリビドーとかもてあましてる情熱諸々もその身に受け止めて被っていただかないと不公平っすよ!踏んで下さいよ!」
一方通行「アウトだ黙れ」
打ち止め「ふふーん、ミサカはみんなが散々言うようにお子様だからいいんだもーん!ってミサカはミサカは日頃は否定するお子様見た目を最大限に生かしてでもこの人に甘えられればそれでよいと開き直ってみたり!」
上条「乙女は手段を選ばないってことか」
禁書目録「みこともそのうち電撃でなんかしそうで怖いかも」
御坂「な、なんかって何よなんかって。ってか誰に!」
一方通行「さァなお前の胸に聞けよ」
御坂「む、胸がなによぶっ飛ばされたいの!?!?」
一方通行「被害妄想すぎだよ怖ェよ」
上条「胸、なぁ……ゲンコロゲンコロ」
御坂「訳の分からない略し方をした挙げ句、アンタ一体何を殺したっていうのよ!?」 - 18 :鹿児島くン ◆q96FT5l1ZULn :2012/10/14(日) 11:43:13.44 ID:KKB0DJAr0
- 美鈴「おっはよー。遅かったわね、あなたたちが最後よ?」
一方通行「色々ありすぎたンで」
美鈴「んー?美鈴さんの結界がなんか不備があったー?」
一方通行「そっちの方は効き目バッチリでしたありがとうございます」
上条「おかげで昨夜は静かに過ごせましたありがとうございます」
禁書目録「みこと」
御坂「まだ何も言ってない!」
旅掛「あぁ……おはようみことちゃん、そしてその仲間たち。あぁみことちゃん、みことちゃんはあぁはならないよな?パパは信じてるよ、お願いだよ……」
番外個体「ミサカあんたに言ったよね!?特急んとこで待っとけって言ったよね何度もさぁ!?」
削板「知らねぇ!俺の根性が男としてお前を迎えにいけと言った、だから来ただけだ!悪いか!?」
番外個体「わ、悪かないけど、けど……あっ、あぁ!?みんな違うよ!?ミサカがこいつと特急で待ち合わせてたのはほら!監督生はほら!!別の車両で監督生だけの打ち合わせがあるから、ほら!!」
旅掛「……泣いていいかな」
禁書目録「祝福してあげると尚良いかも」
上条「もげキャプ」
一方通行「誰が誰とどうなるか、分からねェもンだなァ」
御坂「幼女、あの様子は?」
打ち止め「うん!MNWフォンでばっちり録画アーンド全世界の御坂家に配信中、ってミサカはミサカはミサカに任された上位端末をいじりつつ答えてみる」 - 21 :鹿児島くン ◆q96FT5l1ZULn :2012/10/14(日) 12:02:52.59 ID:KKB0DJAr0
- 10033号「おはようございますみなさん、と、ミサカは場を仕切りなおすために朝の挨拶を朗らかに口にします」
一方通行「おォクールビューティー個体。お前たちはもう飯食ってンのな」
19090号「いえ、食べてませんが、と、ミサカはミサカの料理は既にシスターさんの席へ輸送済みであることを報告します」
禁書目録「ありがたいけど少しは口にしないともたないんだよ、ダイエット個体」
14520号「み、ミサカも学年が始まる緊張で食事が喉を通りません!あ、あなたにアーンをしてもらえばいけるかもしれませんがどうですか!?と、ミサカはアーンシテホシイさんに提案します!」
一方通行「誰だそれはどこのどいつだその謎の人物は。よォ春厨テンパリスト」
上条「てんぱるというか最早狙っている節がありますけども」
御坂「個性があることはいいことよ。パpゲフンお父さん、魔法省からの車はすぐに来るの?」
旅掛「あー、そうだな。あと1時間もないだろう、みんな早く済ませてしまいなさい。連中はお役所仕事だから待ってくれないよ、まぁ俺がちょっと話つければいくらでも待つだろうけど」
一方通行「そりゃもう忠犬のごとく待ち続けンだろうよ」
10033号「え?ミサカをお呼びしましたか?」
一方通行「黙って飯食ってろ」
20000号「え?黙って食われてろ?喜んで!」
一方通行「難聴かお前、不自由なのは耳だけじゃねェだろうけどよ」
禁書目録「とうま!とうまの分も私が食べてあげれば、とうまが荷造りする時間増えるかも!名案なんだよ!」
上条「インデックスさんや、上条さんダイエットしてないからな!?むしろ腹減って限界なくらいですから!」
一方通行「二人分食うのに我慢できねェのかお前は……ほれ、チョコでも食ってろ」ガポッ
禁書目録「!わーい!」モキュモキュ
御坂「さてはこの子この流れ狙ってたわね」
一方通行「無駄に頭回るな」
禁書目録「それほどでもモキュモキュあるかも!」
一方通行「うるせェ次席が」 - 23 :鹿児島くン ◆q96FT5l1ZULn :2012/10/14(日) 12:15:25.29 ID:KKB0DJAr0
- 10033号「そういえばシスターさん、あの猫はどうされました?と、ミサカは昨夜まであなたの頭の上でくつろいでいた三毛猫を思い返します」
禁書目録「みことが、汽車に着くまでケージから出しちゃダメって言うんだよ……」
御坂「当たり前よ。あの狂ったなんちゃらに追いかけられたスキャバーズが、こんなところでまた逃げちゃったらどうするのよ」
禁書目録「クルックスフィンクス!狂ってなんかいないんだよ!」
上条「まぁ、ネズミを追いかけるのは本能だもんなぁ」
御坂「本能で食われちゃたまったもんじゃないっての」
一方通行「人のちょっとした会話に本能で食いついておいてお前」
美鈴「お話はあとにしなさーい。ほら、19090ちゃんも食べる食べる!」
19090号「あっ、お、お母様!そんなたくさん、ミサカ、そんなに一杯入りません、あっ、と、ミサカはあまりの大盛り加減に困り果てて狼狽します」
20000号「今、妹の言葉がちょっと卑猥に聞こえた香具師、挙手しな」
10033号「すみません聞こえちゃいましたごめんなさい心汚れてます」ノ
一方通行「お前らの耳はどうなってンだ」
上条「……」
御坂「……おい」
上条「な、なんでせうか美っ琴さんやあっははまさかぁポッターさんに限ってそんな下衆なこたぁありませんですのことよはははあはは」
禁書目録「むしろとうまだから、って部分なんだよ」
上条「やめて泣ける」
一方通行「日頃の行いだろうが」 - 28 :鹿児島くン ◆q96FT5l1ZULn :2012/10/14(日) 12:32:16.99 ID:KKB0DJAr0
- ・
・
・
・
・
・
一方通行「トム、夏中世話になったな」
トム「いえいえ、私どもとしましても懐かしき青春の日々を思い出させていただきました」
一方通行「青春も何もお母さン時代はお前がもう歳食った後だろうがよ」
トム「何をおっしゃいます。百合子さんはいつでも全盛期です」
一方通行「ンなこと言ってンじゃねェよ当たり前だろなンだ今更」
トム「ともかく、私も楽しませていただきました。またご贔屓に……おや、英雄さんはご一緒では?」
一方通行「あァ、あいつは……うっかり、金剛さンの髪の毛で縛られた部分を、触っちまってなァ。右手で」
トム「?」
一方通行「格闘中だ、本と。こりゃ荷造り終わるまでに新学期始まるンじゃねェか?」
上条「いっでででででで!!噛むな挟むな逃げるなこんちくしょー!!!」
怪物的な怪物の本『シャァアアアアアアアボック!!!!』
上条「……いいぜ!お前が、持ち主である俺にとことんはむかうってんなら!」
上条「まずは!その幻想をぶちk」
怪物的な怪物の本『』ガプッ
上条「っあああああああああああああああああああああ!下条さぁああああああああああああん!!!!」
禁書目録「み、みこと。助けてあげる?どうする?」
御坂「上手くいけば去勢されて万々歳なんじゃない、ほっとくわよ」
禁書目録「それじゃみことも幸せになれないかも」
御坂「ど、どどどどういう意味よ!」
禁書目録「どもったのがいい証拠かも。ツンデレめんどくさいんだよみこと」
御坂「う、うっさい!あぁもう!こらこの化け物本!大人しくビリビリしちゃえこのぉおおおおお!」
上条「あぁ美琴助かった!お前の電撃でこいつをちょっとばっかバチッっとってあの美琴さんちょっと?ちょっとそれ洒落にならない出力をそんなよりにも よって上条さんの下条さんに目下食いつき中のこいつにむけられますとちょっとぉおおおああああ不幸だぁあああああああああ!!!」 - 30 :鹿児島くン ◆q96FT5l1ZULn :2012/10/14(日) 12:44:34.86 ID:KKB0DJAr0
- 美鈴「……当麻くん、どーして真っ黒こげになってんの??」
上条「潮干狩り海岸より浅いしょーもない理由で……不幸だ」
旅掛「……まさかうちの子に何か?なぁ、当麻くん?何かした?なぁ?」
上条「むしろされたサイドです旅掛さん怖いですごめんなさい俺がやりました」
御坂「冤罪発生させてんじゃないわよ!ちょ、ちょっと私が間違っただけだから!」
禁書目録「再起不能にさせかけるのはちょっとと言わないんだよ、みこと」
一方通行「俺がいない間になにやってンだよ……ほンと俺いなくても面倒なことになンの変わらねェのな」
上条「むしろいないせいで加速したんでせうよ事態が。お前が手伝ってくれたらポッターさんの教科書が丸焦げにならずにすんだのに……」
怪物的な怪物の本『』ボロッ
御坂「わ、悪かったってば……私の見せてあげるから!」
美鈴「ふっふーん?額を合わせちゃうくらいの距離で一冊の教科書を二人で覗き込むのねみっことちゃーん?」
御坂「はぁ!?そ、そんなんじゃない、そんなんじゃ……」
上条「はっはは、ポッターさんにそんな青春の1ページみたいなものは似合いませんのことよ。大丈夫だって、表紙焦げたけど中身は読めないことねぇし。サンキューな美琴」
御坂「……」
禁書目録「とうま」ゲシッ
一方通行「いっぺン死ンだ方がいいなお前」
上条「痛くて酷い!?な、なんでだなんでさポッターさんは……」
旅掛「当麻くん。ちょっと。屋上」
上条「」
トム「旅掛、うちにゃ屋上はない」
旅掛「それじゃ路地裏行こうか」
上条「怖さが増しました勘弁してください」
- 32 :鹿児島くン ◆q96FT5l1ZULn :2012/10/14(日) 13:11:16.30 ID:KKB0DJAr0
- 10032号「ちょっと犬、あなたミサカと被るので少し離れていてもらえませんか、と、ミサカは自身の存在の危機を感じて上姉を遠ざけます」
10033号「何を言っているんですかあなた犬にそんな離れろとかそんなご褒美でしかないのですが、と、ミサカは妹からの攻めに若干の興奮をおぼえます」
20000号「そんな姉妹でなんてダメだぜクールビューティそれはひら乳と良い乳の専売特許だぜ、と、ミサカはたしなめるフリをつつ舌なめずりをします」
御坂「というか似てるも何もみんな同じ顔でしょうが」
打ち止め「ミサカとワーストを除いてねっ!ってミサカはミサカはミサカが特別な存在であることをあなたに再確認させてみたり!」
一方通行「あァ?どっちにしろ同じ奴なンていねェだろうがお前らに。全員個性ありまくりだろ」
20000号「セロリたん何今のステキ抱いて!!」
10033号「しびれるあこがれる踏みしめて!!」
一方通行「遠慮するわ全力で」
禁書目録「ちょっと待っててねクルックスフィンクス。すぐに出してあげるんだよ?」
スフィンクス「ナー」
御坂「私としては常にそのケージに入れておいてほしいところだけど」
禁書目録「みことのポケットに常に閉じ込められっぱなしのスキャバーズみたいに?可哀想なんだよ」
御坂「な、なによ!私のポケットは改造されてるから過ごしやすいのよ!多分!」
上条「まぁまぁ、喧嘩するなって……あ、あーあの、旅掛さんあれですか?魔法省からの車って」ビクビク
旅掛「あぁ、そうだ……そ、そこまで怯えないでくれよ当麻くんさっきのはほんの冗談だって」
一方通行「冗談の顔じゃねェンで……おい、おいおいちょっと待て」
禁書目録「?どうしたのアクセラレータ」
一方通行「車……まさか、あの非常識女王……!!!」
魔法省職員「お迎えにあがりました」
車「」ブルルンッ
一方通行「……」
上条「おー、すげーリムジン的な高級車だ」
御坂「どんだけ脅せばこんな迎えが……うん?あんたどうしたのよ」
禁書目録「車がどうかしたの、アクセラレータ?」
一方通行「……いや、ホッとした反面、待ち構えてた自分がちょっと嫌だ」ハァァ - 35 :鹿児島くン ◆q96FT5l1ZULn :2012/10/14(日) 13:20:40.72 ID:KKB0DJAr0
- キングズ・クロス駅
美鈴「あらー?まだ汽車は到着してないみたいね」
御坂「ほんとだ。いつもならこの時間にはとっくにプラットフォームにいるのに」
禁書目録「いつもと言っても、私たちは去年はここにいなかったけどね」
上条「その切はご迷惑おかけしました……五和元気かなぁ。思い出すと上条さんも元気nなんでもありませんハハハッ」
旅掛「そうか、ならまだ少し時間が……アクセラレータくん、ちょっと、いいか?」
一方通行「なンすか旅掛さン。俺はそこの色欲英雄と違ってお宅の娘さンに何もしてねェっすけど」
上条「俺だって何もしてねぇっすよ!」
20000号「むしろセロリたんはしてくださいよ!」
10033号「みんな今か今かと待ってるんっすよ!」
打ち止め「そうだそうだー!ってミサカはミサカはあなたになら、な、なにをされてもいいことをここに表明してみる!」
14510号「そ、そそそそのとーりですあく、あくせアクセラリェタさん!と、みさ、ミサカはもう恥ずかしさのあまり顔の表面温度の上昇が止まりません!」
旅掛「……ちょっとこっち来ようか」グイッ
一方通行「違うンです旅掛さン俺何も違うンです」
旅掛「あぁ、それはいい……ちょっと、な」
旅掛「真面目な、お話だ」
一方通行「……」 - 36 :鹿児島くン ◆q96FT5l1ZULn :2012/10/14(日) 13:28:51.91 ID:KKB0DJAr0
- 物陰
旅掛「ここなら誰にも聞かれない、か……すまないね急に。だが、今しかチャンスがない」
一方通行「別にいいンすけど……あー、こンなとこまで、ブラックの野郎の張り紙が」
ブラック『……』ジロリ
旅掛「……そうだ、な。なぁ、アクセラレータ。実は、話というのは……」
一方通行「その前に、ちょっと俺からもいいか」
旅掛「いや、時間がないんだ。動揺せずに聞いてほしい、あのな……」
一方通行「こっちこそ時間がねェ。あのよォ、旅掛さン……ブラックってのは、アレイスターと関係があったンだよな?」
旅掛「っ!できれば、名前を呼ぶのは避けてほしい」
一方通行「……」
旅掛「せめて、『あの例の名前を呼んではいけないアレイスター』、略して『あ例スター』くらいぼかして……」
一方通行「クリアだよ全然ぼかしきれてねェよばっちり言ってるよなンなンだよそのボケ魔法界全体でのそのボケは」
旅掛「ともかく……どうしてそんなことを?」
一方通行「旅掛さンは知ってるか分からねェが、あの糞☆と俺の両親は、まァ色々あったもンで」
旅掛「……」
一方通行「っつゥことで……ブラックの野郎は、もしかすると?そンな両親の忘れ形見な……俺を、狙ってンじゃねェのか、と」
旅掛「……昨日の私たちの会話、聞いていたのか?」
一方通行「さァな。その歳でも仲睦まじい夫婦の光景しか覚えはねェよ」 - 37 :鹿児島くン ◆q96FT5l1ZULn :2012/10/14(日) 13:42:49.17 ID:KKB0DJAr0
- 旅掛「出来ればそんな伝え方はしたくなかったが……」
一方通行「いや、いいンだ。旅掛さンは魔法省の、あのふざけた大臣との約束を反故にしなくて済むし、俺は何が起きているのか分かった」
旅掛「……そうだな」
一方通行「ところで。美琴の『ネズミ栄養ドリンク』は、普通なら美琴のポケットから落ちるはずがねェンですが」
旅掛「……」
一方通行「昨日の晩餐で、美琴との別れを惜しンで美琴にベタベタして怒られてた旅掛さンは、どうやってドリンクの瓶が落っこちて、しかも誰にもその音が気づかれなかったか、心当たりはねェですかァ?」
旅掛「さぁ、なんのことやら」
一方通行「……やり手だなあンたは、ほンとに」
旅掛「まぁいいのさ、それは。アクセラレータ……怖いだろうね」
一方通行「ブラックに狙われるのが?ハッ、何を怖がるってンだ。旅掛さン、真面目に考えて……ブラックとかいうのがあの糞☆より強いわけねェンだろ?」
旅掛「そうだな」
一方通行「だったら、俺なら楽勝過ぎてお釣りが来る。俺と、あいつらならな」
旅掛「……君は魔法省が思っている以上に肝が据わっている。そう、俺はそれが分かってたからあんなことをしたんだ……いいか、アクセラレータ。君は確かにあの人を退けた、しかしまだまだ世間を知らない」
一方通行「……」
旅掛「間違っても、何を知っても、絶対に。君はブラックを探したりするんじゃないぞ?約束してくれ」
一方通行「……俺、が?ブラックを、探す?」
旅掛「そうだ。絶対にしないと、ここで約束してくれ」
一方通行「??? 意味が分からねェ。俺のことを殺そうとしてる相手を、どうして俺から探すようなことがあるって言うンだ?」
旅掛「頼む!誓ってくれ、そうでないと俺は、君を魔法省で預かる提案に頷かないといけない!」
一方通行「……」
一方通行「分かった、誓う。俺の方からとンでもねェトラブルを招いたりは、しねェ。これでいいンだろ」 - 39 :鹿児島くン ◆q96FT5l1ZULn :2012/10/14(日) 13:52:15.30 ID:KKB0DJAr0
- 美鈴「もー、あなた。白いのと行ってたの!まだ汽車がいないからいいようなものの!」
旅掛「あっはは、すまんすまん」
上条「アクセラレータ?……あのことか?」
一方通行「……あとであいつらと話す。おい、美琴、インデックス。コンパートメントに入ったら、話が……」
御坂「……うーーーーん、うーーーん」
一方通行「……何頭抱えてンだ」
禁書目録「……自分の父親とアクセラレータ、っていうのはどうしても受け入れがたい、とかなんとか み こ と」
エロール「ケーッ」ガシャンッガラガラガラガラドカッ!
御坂「いったぁ!?あ、あんたエロール籠をひっくり返して私の足に激突させてんじゃないわよあんた羽滅茶苦茶じゃないの!?」
一方通行「身を呈してまくるエロール老師マジぱねェ」
上条「主人想いすぎますエロール先輩かっけぇ」
禁書目録「ローリングエロールツッコミなんだよかっこいいんだよエロール先輩」
御坂「だから、あんたたちのエロールリスペクトなんなの!?」
一方通行「自覚がねェお前こそなンなンだよ」
オッレルス「おー、若い子は騒がしいなぁ。俺ついていけんのかねホント。子供であふれかえってら、まるで100人もの子供達を無計画に保護しちまったみてーに……あ……」
オッレルス「……あれ、か。通行と、百合子ちゃんの子」
オッレルス「……」
オッレルス「極力近寄らない、近寄らない、っと。あいつの息子なわけだし、どっから気づかれるか分かったもんじゃねーものなー」 - 41 :鹿児島くン ◆q96FT5l1ZULn :2012/10/14(日) 14:08:27.76 ID:KKB0DJAr0
- 一方通行「とにかくだな、お前は今年こそ自分の行動をよーく反省して……」
プルルルルルルルルルッ!
一方通行「うォ!?なンだ?」
上条「サイレン?あー、なんだろ、あれか。今から汽車が到着するーって時の」
美鈴「うーん?私これまで何度もここでお見送りしてるけど、こんなの今までなかったわよ?」
御坂「遅れてるみたいだし、注意促してるんじゃないの」
禁書目録「それとももしかしたら、新しくなったのかもね」
一方通行「変なところで保守的な魔法界がそンなことするかァ?新しい、なンざ……新し、い……?」
ザザザッ、ガーガー
『あー、あー。マイクのテスト中でーす。ホグワーツのみなさーん、お待たせしてごめんなさい。ちょーっと脅はkオホン説得に時間を食っちゃったのでーす』
ザワザワザワ
上条「なんだこの優しい癒しボイス」
御坂「……そうかしら。裏がありまくりそうに感じるわ」
禁書目録「?アクセラレータ、固まっちゃってどうしたの?」
一方通行「この、声、は」
『間もなく、ホグワーツ行きが到着します。白線の内側、常識の外側で待っててほしいなぁ。この』
キィィィィィィィンガタンガタンガタン……プシューッ!
上条「うわっ!?な、なんだこれ、かっけぇ!?」
御坂「く、黒い車体!?いや、グレー!?とにかく先端が流線型で、おおよそ今までの古いSLっぽい列車とは全然ちがう!?」
禁書目録「こ、これって……?」
病理「病理さん、特急つばめ形態でーす!」
一方通行「やっぱりお前かコラァァァァァァああああああああああ!!!!運転席からシレッと顔覗かせてンじゃねェェェェええええええええええ!!」
ガラガラッ
騎士団長「おまたせした、荷物は私が預かろう。トランク一つ2シックル、二つなら3シックル5クヌーt」
一方通行「お前もかこら車内販売以外で儲けようとしてンじゃねェぞテメェェェェェ!!」
上条「な、なんだか綺麗なおねえさんが運転なんて嬉しいな!な!」
御坂「なに色目つかってんのあんたは……そんであんたも何声はりあげてんのよ」
禁書目録「知り合い……?また非常識サイドに寄っちゃったんだね、アクセラレータ」ホロリ
一方通行「やめろ当麻あれはやめとけマジでうるせェ美琴ほっといたらドンドン付け上がるンだこいつらは黙れインデックス俺は常識人だ誰がなンと言おうと、俺、俺はァァァァ!!」
病理「うーん?アクセラちゃん、つばめ形態気に入らなかったですかぁ。よーし、それじゃ病理さんとっておきのいぶたm」
一方通行「かっけェけどやめろ、やめ、もォォォォォォおおおお!!先が思いやられンだよ魔法界ィィィィィいいいいい!!!!」
- 43 :鹿児島くン ◆q96FT5l1ZULn :2012/10/14(日) 14:16:33.99 ID:KKB0DJAr0
- そんなこんなで今回はここまでです
新スレを大変お待たせしました。申し訳ありません
筆休め・私生活のゴタゴタがどうにかなったので今後はこちらに力を注いでいきますです
今後ともお付き合いいただければ幸いです
あ。>>1のこれまで書かせていただいたものは有志の方が立ててくださったwikiの方にありますのでそちらを参照のほどよろしくお願いいたします
→ http://www59.atwiki.jp/kagosimakuuuuun/pages/1.html
本当ならば>>3に加えておくべきだったのですがすっかり失念していました。ごめんなさい
次回は、また間があきますが本編は木曜の夜に
それまでの間に人物紹介だけでも書けたらと予定していますが、お見かけされましたら眺めていただけたら嬉しいです
それではまた
次回もどうぞよしなに - 44 :鹿児島くン ◆q96FT5l1ZULn :2012/10/14(日) 14:19:33.95 ID:KKB0DJAr0
- あぁ、そうでした
この筆休め期間の間に他所で書いたものを、本編までの繋ぎにでも読んでいただければ
スマプリ
なお「ダイエットで……」みゆき「ウルトラハッピー!」
みゆき「いじめられても、ウルトラハッピー!」
ハリポタ
ハリー「宿題で潰れる休日」ロン「全く、ホグワーツってステキだよな」
ハニー・ポッター「私が、魔法使い?」
ハニー・ポッター「賢者の石、ですって?」
ハニー・ポッター「賢者の石は、どうなったのかしら」
……書く暇あるならこっちを放っておくな、というお叱りはコーヒーで受け付けますですほんとごめんなさい
ではでは - 45 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) [sage ]:2012/10/14(日) 14:22:00.59 ID:70hSL8/H0
- 乙した
コーヒー沸かしてまってる - 46 :管理人 ◆HEEgvYWvCk :2012/10/14(日) 14:22:40.99 ID:cx+Au8PMo
- wiki更新完了 ついでになんかいろいろ改造するよ!
感動でなんか涙出てきたどういうことだ - 47 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/10/14(日) 14:23:33.74 ID:SethaMmM0
- 乙乙
とりあえずあなたは、筆休めの意味を五百回くらい調べてくださいwww
ハニー・ポッター最高だったよ!! - 48 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/14(日) 14:25:06.14 ID:kIoAw3BDO
- 知らない間に書きすぎワロタ
それはそうと乙でした - 112 :鹿児島くン ◆q96FT5l1ZULn [saga]:2012/10/21(日) 17:57:21.18 ID:TRBlYlUb0
- みなさまどうもです
レスありがとうございます励みになります
>>45>>72
是非ともそのコーヒーはご自分の口にお願いしますほんと
>>46
あのランダム表示ステキですどうなってんだすげぇ
>>47
ぶっちゃけた話1レス目がやりたかっただけだったりします
>>48
もっと書きたいですほんと時間がほしいです言い値で買います
>>49
いやそれむしろ𠮟ってもらうほうがありがたkあぶぶbbb
>>51>>59-63>>75>>76>>83
おまたせしてすみません。新スレも中々進まずすみません
>>52
特急つばめは正義
>>53>>64>>66>>67>>69>>70
近いうちに秘密の部屋編を予定しています
>>54
よく言われるんでーす
>>56
もうやだ数字
>>58
残念ですが今後学内でびょーりんは……
>>68
なんでしょうあの可愛い生き物
>>74
いや先週のロボ回みると本家ってすげぇです。というか特撮好きじゃなかったんですかやよいちゃんロボOKなのかよちくせうこれまで色々ネタぶっこみたかったのを我慢したのにちくせうちくせう
>>80
息は合わなそうです
>>81
みこっちゃんが泣きます
>>93~
ご心配おかけしました
大分間が開いてしまいましたが、>>41からのつづきです
途中レスはどうぞお好きに
それでは本日もどうぞよしなに
- 114 :鹿児島くン ◆q96FT5l1ZULn [saga]:2012/10/21(日) 18:05:45.57 ID:TRBlYlUb0
- ガタンガタンッガタンガタンッガタンガタンッ
上条「すげぇこの列車、揺れがほとんどねぇや」
御坂「古臭いSLから最新式のものに変わったからそりゃぁね。まあ、厳密には最新じゃないけど」
禁書目録「マグルの乗り物へのこだわりとか追求パないかも」
一方通行「……あの非常識女王もな」ハァァァ
上条「お前ほんとにあの美人なおねーさんと知り合いだったのな」
御坂「だからっていきなり運転室に乗り込むことないじゃない、なんなのよ時間とられたし」
禁書目録「美味しいココアがもらえたからよしとするんだよ」ズズズズッ
一方通行「あンま飲まねェ方がいいぞそれ、何が入ってるか分からン」
禁書目録「アクセラ印のココアも作ってくれるなら考えるかも」
一方通行「チョコで手一杯だふざけンな……空いてねェな、どこも」
御坂「だから、あんたが出発してもあの運転手んとこでグダグダしてるからでしょ」
上条「ツッコミ全力だったたな、アクセラレータ。何が問題なのかよくわからんかったけど」
一方通行「お前らはあれな、あの女がこの列車になるまでを見てねェから、そういう……」
御坂「……列車に、なる??」
禁書目録「……アクセラレータ、疲れてる?大丈夫?ココアいる?甘いものは脳のはたらきを……」
一方通行「そういうことだよ、あいつがやってンのはお前らがそういう反応するようなことなンだよやめろ俺はまともだ常識の外側にいンのはあの非常識女王だやめろその目ェ!」 - 115 :鹿児島くン ◆q96FT5l1ZULn [saga]:2012/10/21(日) 18:16:46.01 ID:TRBlYlUb0
- 打ち止め「おねぇさまに英雄さんにインちゃん、それにあっなたー!ここここ!ミサカたちんとこ空いてるよー!ってミサカはミサカはようやく現れたあの人たちに向かってブンブンお手手を振ってみたり!」
御坂「あ、幼女。コンパートメントを確保しておいてくれたの?」
禁書目録「助かったんだよ。もうどこも空いてないみたいだもんね」
上条「誰かさんのせいでな」
一方通行「俺らは日頃誰かさンのせいで遅刻寸前なのを何度となく味わってンすけど」
上条「すいませんごめんなさい不幸だ」
一方通行「分かりゃいい……あァ、ちょい待て。おいクソガキ……」
打ち止め「ラストオーダー!ってミサカはミサカは呼び名を訂正して欲しい要求をあなたに提示してみる!」
一方通行「なンだっていいだろ。俺らはちょっと、話があるから。お前らとは座れねェ、悪いな」
打ち止め「ええーっ!?」
14510号「な、なぜですかアクセラレータさん!?み、ミサカですか!?ミサカが貴方の名前をわざと間違って印象に残らせようという浅ましい行動がいよいよもってしつこくなってきたのですか!?と、ミサカは己の行動が墓穴を掘ってしまったことに心底凹みます!」
一方通行「いや、そうじゃねェけど……やっぱりわざとなのなお前、分かってたけど」
御坂「うーん?話って、なによ?この子たちの前じゃだめなわけ?」
上条「……あっ、そうか。あのことか、なるほどな……えーっと、悪いな御坂妹達。ちょーっとポッターさんたちは失礼しますんで、また学校で会いませう」
10032号「そうですか、何か事情がおありなら仕方ありませんね、と、ミサカはシスターさんの猫を拝めなかったことが若干心残りであることを吐露します」
禁書目録「が、学校ですぐに触らせてあげるんだよ。それより、とうまは何のことか分かるの?」
上条「あー、ちょっとな。昨日の晩……」
御坂「……昨日のb」
禁書目録「 み こ と 」
御坂「ハッ、あ、平気よ。ほら、妹達の前だし、平気平気、それで?あんたたちの関係がこの夏でなんだって?」
一方通行「途中下車してェなら手伝うぞ、人生ごとでもいいけどよォこら」 - 116 :鹿児島くン ◆q96FT5l1ZULn [saga]:2012/10/21(日) 18:29:10.27 ID:TRBlYlUb0
- 一方通行「……空いてねェなァ、ほンとに」
上条「そりゃぁ、もう発車してるわけだからな」
御坂「な、なんかバカみたいじゃない?みんなとっくに座ってるのに、私らだけトランク抱えてて」
禁書目録「クルックスフィンクスも早く出たがってるんだよ」
スフィンクス「ナーッ」
御坂「そいつは一生閉じこもってなさいよ、と思うけど」
上条「まぁまぁ……あ、おい。今から通り過ぎるとこ、垣根フォイがいるっぽいぞ」
一方通行「あ?あのマザコンメルヘンか……また無駄に絡ンできやがったら……」
御坂「そうね、今年はガツンと……あれ?なんか大人しいっぽい?」
禁書目録「割と、今年“も”だと思うんだよ……あれ、そうだね。なんだか……」
ゴーグル「垣根さん、昨日は興奮して眠れなかったらしいっス」
砂皿「今年こそ連中の鼻を明かすために色々と作戦を考えた、と言っていたな」
心理定規「……理由は、わかっ、っく、分かったし、列車の少しのゆれで眠くなる気持ちも、理解でき、っく、るけど、なん、なん、で……」
垣根in繭「……」スヤーッ
心理定規「……なんで、こんな繭みたいなものに覆われてねむttブッハー!」プルプルプル
ゴーグル「垣根さんがいつも寝るときに使ってるのと同じものをお母上からいただいて、ゴーグルに入れておいたんス」
砂皿「寝室は特注改造済みだからな……いやゴーグルにってお前、どう……つっこむのも野暮か」
一方通行「っ、っ」ダンダンダンッ
上条「なんだあれすっげぇメルヘンなんだあr」ブッハー
御坂「スヤスヤ寝てるわ、ものっすごいいい顔d」ブッハー!
禁書目録「……いろんな意味でブレないかも」プルプルプル - 120 :鹿児島くン ◆q96FT5l1ZULn [saga]:2012/10/21(日) 18:47:10.74 ID:TRBlYlUb0
- 一方通行「あァー、酷いもンみた」
上条「いや最高だろあれ、向こう一年は笑うのに困らねぇよ」ヒーヒー
御坂「ほんっと、一流ねあいつ。一流魔法使い旧家様だわ」ヒーヒー
禁書目録「お笑いコメディアンの格みたいに聞こえるんだよ……あっ、もうここが最後かも」
一方通行「結局、どこも空いてなかったか……でもまァ、一人くらいなら大丈夫か」
上条「あー、だな。それにどうやら、眠っちまってるみたいだし。静かに喋れば、問題ないだろ」
禁書目録「みこと、静かになんだよ。わかる?」
御坂「わ、分かってるってば。いくら私でもそろそろこいつらの真剣な顔みりゃ察しがつくわよ」
一方通行「真剣さはあのフォイフォイのせいでぶっ壊されたけどな……っと。そういやこの、寝てる奴よォ。生徒には見えねェな」
上条「そうだな、うん。どうみても大人でせう……留年とかかっ!?」
御坂「何年生よ、バリー・トロッターじゃあるまいし」
一方通行「どこのどいつだそれは」
禁書目録「先生なんだよ。オッレルス・リーマス・ルーピン先生」
一方通行「なンで知ってンだ?」
禁書目録「トランクにちゃんと書いてあるんだよ、首席さん?」
一方通行「次席さンは細かいことに気づきますねェ偉い偉い、チョコをやるからドヤ顔やめろ」ガポッ
禁書目録「!わーい!」モキュモキュ
上条「なんだ、先生かぁ……ちょっとだけ、くたびれた格好だな」
御坂「……きっとお金が無くて苦労してるのね、可哀想ね、うん。なんかうなされてるし」
オッレルス「うーん、うーん……や、やめてくれ。頼む、家庭でできるカンタン三角木馬よして……」 - 123 :鹿児島くン ◆q96FT5l1ZULn [saga]:2012/10/21(日) 18:57:13.85 ID:TRBlYlUb0
- 上条「いったい、何を教えるんだろうな。なんか顔青白いし、頼りなさげだけど」
一方通行「顔色悪いのは変な夢みてるからってのもあンじゃねェか。犬個体が喜びそうな単語が聞こえたぞ大丈夫かこいつ」
禁書目録「何の、って。空いてる教科は一つしかないんだよ」
御坂「あぁ、そっか。あの一一が抜けた穴を埋めないといけないのよね」
上条「あぁ……よかった、今度の先生はまともそうだほんとよかった」
一方通行「一瞬前にくたびれたとか言っておいてお前……そうだな。随分とマトモそうだ、うン。あンな非常識は二度とごめンだ」
禁書目録「……そうだね」
御坂「いいのよインデックス、遠い目にならなくっても。人間誰しもほら、黒歴史ってあるわよ」ポンポンッ
一方通行「絶賛量産中のお前が言うな」
御坂「あんたに言われたくもないわよ何よその服目に優しくないんだけど」
一方通行「黙れ」
上条「いやほんと静かにって話だったろ二人とも……先生が起きちまうからほら、な?でもさ、まともそうなのはいいけど……『闇の魔術に対する防衛術』の先生って、こんな弱そうな人でいいのか……?」
御坂「まぁ、ね……呪い一発でへばっちゃいそう」
一方通行「……一年次の奴ほどじゃねェけどな」
禁書目録「一年次の……あ、あれ?」
一方通行「期待してねェよやめとけ、どうせ思い出せねェから」 - 125 :鹿児島くン ◆q96FT5l1ZULn [saga]:2012/10/21(日) 19:07:58.66 ID:TRBlYlUb0
- 上条「ポッターさんもイマイチ思い出せないけどさ。これで二年連続で変わっちまったな、『闇の魔術に対する防衛術』の先生」
御坂「それどころか、上姉とか他の従姉たちの話あわせると、ここ最近ずーっと一年以上もった先生いないみたいよ?」
禁書目録「呪われてる教科かも、っていうのはそこからきてるんだね」
一方通行「防衛術のスペシャリストが呪われてちゃ世話ねェな」
上条「いっそのこと、この右手が教えちゃどうでせう。呪い打破100%」シュッシュッ
一方通行「ほとンど『全力でかわせっ!殴れ!』で授業終わりじゃねェか」
御坂「ぺかちゅうみたいね」ビリビリッ
一方通行「それはなンだ自虐ネタか空しいだろ」
禁書目録「それで、アクセラレータ。話ってなんなの?そろそろ本題に入ってほしいんだよ」
一方通行「……あァ。あの、な」
一方通行「……お前ら、ブラック、って。知ってるか?今、新聞やらで話題の……」
禁書目録「……!!」
御坂「……それ、って」
御坂「あんたの両親と何か関係があるとかいう、あの逢魔・闇咲・ブラックのこと!?」
禁書目録「それでひょっとして!アクセラレータが狙われてたりとかなんとかしてるんじゃないかって昨日みことと話てた、あのブラックのことを言ってるの、アクセラレータ!?」
上条「……わぁ、お二人理解はやーい」
一方通行「……いや、まァ、うン。割と……マグルの電波に乗せてさえ結構な情報ばら撒いてたからな、うン」ハァァ - 126 :鹿児島くン ◆q96FT5l1ZULn [saga]:2012/10/21(日) 19:17:53.92 ID:TRBlYlUb0
- 御坂「……それじゃ、ほんとにあんた……あの犯罪者に狙われてる、ってわけ?」
禁書目録「……」
一方通行「……どうした、おい。そこは『み こ と』するンじゃねェのか」
禁書目録「ふざけてる場合じゃないかも」
御坂「そ、そうよ。あのね、私とインデックスは魔法界で育ってるから、ブラックの奴がどんだけ極悪人か知ってるんだってば」
上条「あー、俺はアクセラレータ経由で少しだけ。あれだろ、星野郎の右腕で、掴まるときは十三人も殺したんだよな?」
御坂「そうよ、たった一つの呪文でね……あー、まさかホントにそんなことになってるだなんて」
禁書目録「みことも、たびかけとみすずの様子が少し変だったから何か起きてるのかも、って考えてたんだよ」
一方通行「あァ、旅掛さンには色ンな意味で世話になっちまった。去年に引き続きよォったく……でも、あの約束はなンなンだか」
上条「絶対に、ブラックを探したりするなー、ってやつか」
禁書目録「トラブルを自分から追いかけたりするな、ってことかも」
一方通行「だから、俺は今までだって自分から招いたことなンざ……」
上条「……」
御坂「……」
禁書目録「……ことなんか?どうぞ、続けてほしいんだよ」
一方通行「……あー、ままあった、かもしンねェが。そのつど反射して、だな」
上条「いやお前真正面からブチ当たってるぞ割りと」
御坂「一方通行でね」
禁書目録「名前の通りかも」
一方通行「うるせェ。それに名前通りってなンだなンのことだ黙れ」 - 127 :鹿児島くン ◆q96FT5l1ZULn [saga]:2012/10/21(日) 19:29:37.22 ID:TRBlYlUb0
- 御坂「ブラックの奴が何をどうやってアズカバンを脱獄したのか、誰も分からないのよ。それに、あいつはあそこで一番の危険人物として扱われてた」
上条「アズカバン、ってのがどんなとこなのかは知らないけど……去年の黄泉川さんのあの怯えようを見てたら大体な……震えてたよな、肩……とか」ゴクリ
一方通行「とかがメインだろお前の今の脳裏に浮かンでるもの」
御坂「ゴクリの意味違うでしょうが焼くぞこら」
禁書目録「とうま、真面目に」
上条「わ、割かし真面目だったのにごめんなさい……でもほら、すぐ掴まるでせう。旅掛さんも言ってたけどよ、魔法省のプロが総動員らしいし……ん?」
御坂「なに……あれ?なに、この音」
一方通行「……ンだァ?俺のトランクか?」
禁書目録「そうみたいかも。何か動いたり音がするもの、入れてるの?『怪物の本』以外で」
一方通行「いや、あれは厳重に括ってあるからそれはない……!まさか……」
パカッ ゴソゴソ
御坂「何よ、心当たりがあんの?この甲高い音……あっ!ひょっとして、夏に私があんたにあげたかくれん防止k……」
一方通行「……これか?」
つ御坂の絵の束『オォォォォオオオオオオオオォォォォオオオオォオォォォォ』呪呪呪呪呪呪怨怨怨怨怨
上条「……」
禁書目録「……」
御坂「……なにそれ怖い」
一方通行「黙れ生産者」 - 129 :鹿児島くン ◆q96FT5l1ZULn [saga]:2012/10/21(日) 19:46:53.93 ID:TRBlYlUb0
- 御坂「いやほら、そんなおどろおどろしい音じゃなかったでしょ、違うって」
上条「これはこれで問題ありまくりですけども」
禁書目録「アクセラレータ、捨ててなかったんだね」
一方通行「どこで捨ててもどンな捨て方しても大惨事になるのは目に見えてるからな……」
御坂「あ、あんたねぇ!人の絵をまるで某所の瓦礫みたいn」
一方通行「黙れアウトだ黙れ頼むから」
禁書目録「ともかく、それじゃないみたいかも。まだトランクから音がするし」
上条「なんだろうなこれ、サイレンみたいな……?」
一方通行「ンなもン入れててかァ?……あァ、ひょっとして」ゴソゴソ
つ隠れん防止器『ビーーーッ!ビーーーッ!ビーーーッ!』
上条「うおっ、なんだその回転しながら光つつけたたましい音を鳴らしているコマのようなもの!」
一方通行「説明どうも」
禁書目録「わっ、わぁ、初めて見たんだよ!これって、隠れん防止器<スニーコスコープ>!?」
御坂「そうそう、私がエジプト土産兼こいつの誕生日プレゼントに送ったの……えーっと、これがこうなるってことは、近くにうさんくさいのがいる、ってことなんだけど……」
一方通行「……素性を知らねェのといえば、そこの新任教師ぐれェだけどよォ。それはここ来てからずっとのはずだろ」
オッレルス「うーん、うー、犬小屋はちゃんと犬小屋として使おうぜ……うーん」
上条「あー、つい今さっき鳴り始めたよなぁ、それ」
御坂「うーん、安物だから誤作動でも起こしてるのかしら」
禁書目録「隠れん防止器の魔法は複雑だそうだから、ありえない話じゃないかも」
上条「青二才って言うと変形したりすんのかな」
一方通行「隠れン違いだワクワクすっけどありえねェだろ」
御坂「あんな高価な玩具、買えるわけないじゃない……」
一方通行「遠い目もやめろ……なンだってンだよ、こいつ」
つ隠れん防止器『ビーーーッ!ビーーーッ!ビーーーッ!』
一方通行「……」
禁書目録「……アクセラレータ。少しでも『これは喋ったりしねぇのかー』って思ったんなら、もうそろそろ常識やばいんだよ」
一方通行「思ってねェようるせェよこれもだけどようるせェよ寝てる奴がいるだろうが!」ポイッバンッ!!
御坂「っちょ、大切に扱いなさいよもう!」 - 130 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸) [sage]:2012/10/21(日) 19:54:17.58 ID:nC+KE1eAO
- え!?喋らないの!?
- 131 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/21(日) 19:59:56.77 ID:BV/4r4cL0
- いやいやおかしいだろ。無生物なのに喋らないとか
……あれ?? - 132 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/21(日) 20:01:11.73 ID:c6sCspuP0
- 喋るのが常識、喋らないのが非常識で合ってるはず
- 133 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/21(日) 20:22:19.18 ID:Dxhmks3No
- 喋らないとか隠れん防止器無生物失格だわ
- 134 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/21(日) 20:23:56.31 ID:OldtrWsSO
- 喋らない無機物は無機物じゃない
- 135 :鹿児島くン ◆q96FT5l1ZULn [saga]:2012/10/21(日) 21:01:51.40 ID:TRBlYlUb0
- 御坂「まさかずっとそういう扱いしてたから壊れたんじゃないでしょうね」
一方通行「あァ?ンなことねェっての、ちゃンとお前らの手紙と一緒に厳重な箱……」
上条「ほほう」
一方通行「あァそうだな投げ捨てっちまって雑にしまってたからよォそうかもしンねェなァおい!!」
禁書目録「久々にツンデレめんどくさいアクセラレータなんだよ」
一方通行「誰がだこらチョコ食って口塞げこら」
禁書目録「!わーい!」モキュモキュ
上条「あっはは。まぁ是非はどうあれさ、今後こんな風にいきなり鳴り出したりしたら困るよな」
御坂「ホントに壊れちゃったなら、ほら。今度、ホグズミート休暇があるでしょ?その時に……」
一方通行「……」
御坂「変態ツインズから聞いたんだけど、こういう道具を直してくれる『ダービッシュ・アンド・バングズ』ってお店があるらしいから。そこに頼めばいいわ」
禁書目録「ホグミート休暇モキュモキュお休みにお出かけモキュモキュそれにンキュッ。ハニーデュークス!!」
上条「あー、許可書あったな。魔法使いだけの街なんだって?んで、その甘そうな名前のはなんだインデックス?」
禁書目録「お菓子屋さんなんだよ!甘いものから辛いものからゴキブリごそごそ豆板大判までなんでもあるお菓子屋さん!」
御坂「有名よね、うん。でもインデックスなら、もっと他のも楽しみなんじゃない?」 - 136 :鹿児島くン ◆q96FT5l1ZULn [saga]:2012/10/21(日) 21:11:01.62 ID:TRBlYlUb0
- 禁書目録「もちろんそうかも!」
御坂「もちの私の役名ね」
一方通行「役目言うな」
禁書目録「『魔法の史跡』って本によると、ホグズミートにある古い旗籠は一六一二年の小鬼の反乱で本部になった場所なんだよ!」
上条「荒ぶってんなぁ小鬼」
一方通行「俺らの祖先が煽った結果だろ」
御坂「何その逸話」
上条「五和?」
御坂「脳みそ柔らかマシュマロで一杯かこら、炙ったら美味そうね手伝おうか」
上条「なんでもないですほんと、なんでもないですから」
禁書目録「『叫びの屋敷』なんて、イギリス一呪われた屋敷って有名なんだよ!」
一方通行「あァ……去年一一が散々、『僕がしくよろに解明してあげてもいいよね☆』っつってたっけな」
上条「回想でさえ一一うぜぇぇええええ」
御坂「実際言ったら腰抜けっぱなしでしょあいつ」
禁書目録「……ロックハートせんせーの話はいいんだよ。ともかく、ホグズミートは見るものがいっぱい!楽しみだね、んねっ、アクセラレータ!」
一方通行「……おォ、そうだな。楽しンでこいよ、お前ら。俺の分まで」
上条「おう!……へ?」
御坂「もちろんよ!金剛さんお勧めの……え?」
禁書目録「みこt……うん?どういうこと?」
一方通行「……俺がどういう経緯であの家飛び出したか知ってンだろ。なら、話は早ェな?……俺は許可証がねェ。留守番だ」 - 137 :鹿児島くン ◆q96FT5l1ZULn [saga]:2012/10/21(日) 21:21:38.56 ID:TRBlYlUb0
- 禁書目録「えぇー!?」
御坂「んなっ、そんなのあり!?だってほら、あんたえっと……よ、芳川校長と仲いいじゃない!頼んでみれば……」
一方通行「別に良かねェよ……あれもあンなだが校長だ、そうはいかねェよ」
上条「うわぁ、なんだよお前お咎め無かったとか言ってたのに……最大級の罰でせうよそんな」
一方通行「……たかが、休暇に街に出られるだけだろ」
禁書目録「そんなこと言って!そういばさっき羨ましそうな目をしてたのは見逃さないんだよ!」
一方通行「誰がだ誰が。俺ァお前たちがホグズなンとかで遊ンでる間勉強して、次席さンにさらに差ァつけてやるンですゥ」
御坂「まぁたそういう強がりをあんたねぇ……うーん、変態ツインズが城から抜け出す道とか知らないかな」
禁書目録「あ……だ、ダメ!それはダメなんだよ、みこと!ブラックが……あ」
一方通行「……そうだ。そこであの犯罪者の話題に戻るンだけどよォ。事態が違えば、芳川とか黄泉川、小萌せンせェとかがひょっとすっと特別に許可をくれたかもしれねェ」
上条「……木原とかな」ボソッ
一方通行「……」
禁書目録「……」
御坂「……あれ、ひょっとしてあの人百合子さんフォームで行けば意外と今でも……」
一方通行「あの木原変態変態真正ケモナー挙動不審暴力理不尽どマゾ怪談蒐集ご臨終ララバイジンゴーベルマフラー誤審連発厳重指導ストーカー容疑出題遅れビックリ箱収集癖シレッと参加宿題超過ふくろうつぶてチョロ教師の助けは借りねェ、二度とな。とにかく、だ」
一方通行「まともな教師が、ブラックが野放しの状況で俺に許可なンざくれねェだろ」 - 141 :鹿児島くン ◆q96FT5l1ZULn [saga]:2012/10/21(日) 21:33:21.95 ID:TRBlYlUb0
- 上条「でもよぉ……あー、旅掛さんにも言ったけどな?ほら、ポッターさんたちがいれば、さぁ」
禁書目録「ブラックをどうにかしようなんて思わないこと!って言われたはずなんだよ」
御坂「あー、そうよね……しょうがない、のかぁ」
一方通行「そういうことだ。そりゃ、いくらただの魔法使いくらい俺にかかればちょろくても、だ」
上条「うんうん、ポッターさんの右腕となんやらふにゃっとしたあれがあれば」
御坂「そうそう、私の電撃とかがあれば」
禁書目録「……チート集団のチート三昧があるからって、無茶していいってことにはならないんだよ!分かった!?もう……クルックスフィンクス?あなたもみんなを見張っててほしいかも」ゴソゴソッパカッ
クルックスフィンクス「ナーン」
御坂「っちょ、そいつを出さないでったら!」
禁書目録「むーっ、列車の中で出してあげる約束だったんだよ!」
御坂「だからっていきなり出さないでよ!スキャバーズの心の準備がねぇ!」
上条「スキャバっさんは美琴のポッケに隠れてて姿見えてないから、その事態知りえませんけども」
一方通行「どっちもあンまギャーギャー喚くな。そこの教師がおきるだろうが」
上条「割と今更だよな。しっかしこの人あの隠れんなんちゃらの音にもおきないなんて、よっぽど眠り深いんだなぁ」
オッレルス「うーん、うー、誰が人外か……うーん」 - 143 :鹿児島くン ◆q96FT5l1ZULn [saga]:2012/10/21(日) 21:42:45.25 ID:TRBlYlUb0
- ガラガラッ
騎士団長「車内販売だ。何かいるものは……おぉ、アクセラレータ。ここだったか。病理が恋しがっていたぞ」
一方通行「俺の方はもう二度と顔合わせたくねェっつっとけ、ンで車内販売員お前かよ」
上条「なんだそれもげセラレータ……あれ?カエル顔の人はどうしたんだ?」
騎士団長「今年は校医の方に専念するそうだ」
御坂「?意味が分からないわ」
一方通行「あァ、そうだろうな。そうだろうと思ったよクソが」
禁書目録「ありったけ欲しいんだよ!」キラキラキラキラ
騎士団長「ハハハ、そうか。さて、冗談はさておいて……」
一方通行「冗談じゃねェンだよこれが、こいつにかかれば。全種類全員分よこせ。一人のは三人前な」
御坂「よっ!ふとっぱら!細いけど!」
一方通行「ペラッペラになるまでぶっ潰されてェか」
上条「ありがとなアクセラレータ……今年こそ、味つきのビーンズを食べてみたい……」
禁書目録「百味ビーンズにそんな感想を持つのは魔法界でとうまだけかも……ありがと、アクセラレータ!」
一方通行「お前にこれ以上の菓子は焼け石に水な気もするがな……あー、そういやそこの教師はどうすっか」
騎士団長「起きた時に腹を空かせているようなら呼んでほしい。少しでも儲けが出ればありがたいし、君が顔を見せると病理のテンションが上がる」
一方通行「当麻にやらせるわなンだテンション上がるとどうなンだよおい」
騎士団長「つばめがはやぶさに……」
一方通行「燃え尽きかけてンじゃねェかふざけンな」 - 145 :鹿児島くン ◆q96FT5l1ZULn [saga]:2012/10/21(日) 22:00:20.29 ID:TRBlYlUb0
- ザァァァァァァァッ
上条「また味がない……なぁこれほんとに百味なのか?お前らみんな演技してるんじゃないのか?なぁ」
御坂「いやいやないって、私さっきのアイスキューカンバー味ほんとゲロマズでカメムシみたいな味が……あ、雨だ」
一方通行「しそ味はスッキリしすぎてンのが逆に腹たった……おォ、ほンとだな」
禁書目録「バオバブとモンブランは無難すぎて感想に困るかも……列車が速いからなおさら大降りに見えるんだよ」
上条「みんな堪能しやがってちくせう……いや、それ抜きにしてもかなりの大雨じゃなかろうか」
一方通行「新学期早々不吉だな……平穏無事な学生生活ってなンだろうな」
禁書目録「非常識じゃないことかも」
一方通行「ばっちりじゃねェか俺」
禁書目録「どの口が」
一方通行「首席のありがたいお言葉だうっせェな」
上条「どうどう……あー、ほんと。新学期くらいは晴天の下過ごしたかったよな」
御坂「まぁどうせ着く頃には夜なんだろうけど……あれ、ひょっとして列車が速くなったから到着も早く……?」
一方通行「なンかこうふわっとした理由でそうはならねェンだろうよどうせ、なンのことか知らねェが。とにかくこっから何もねェと……」
ガラガラッ
垣根「よーぉ、ポッティーのいかれポンチども。こんな列車の隅でコソコソたぁ貧乏イタチらしいな、ウィーズリー。相変わらず大飯食らいの屁理屈屋かよ、グレンジャー。この俺がわざわざ来てやったんだ、少し……」
一方通行「おい美琴、やっぱあの隠れン防止器壊れてンぞ。今鳴ってねェ」
御坂「あー、ほんとだ。おっかしいなー」
上条「ほらみろインデックス、お前のお墨付きだったこのこげ茶色のもポッターさんにかかれば無味無臭ですよちくしょう!」
禁書目録「そ、そんなはずないのに……現に同じ色のを食べたクルックスフィンクスは絶賛身もだえ中なんだよ?」
クルックスフィンクス「ナァァァァァ!」ゴロゴロゴロ
垣根「……この俺をシカトたぁ偉くなったなこら!!」フォイッ!!
一方通行「繭にでもくるまって寝てろようssうっせェなこら」プルプル - 148 :鹿児島くン ◆q96FT5l1ZULn [saga]:2012/10/21(日) 22:14:43.86 ID:TRBlYlUb0
- 垣根「ふんっ、まぁいい。おいおい電撃クソ女。今年の夏、テメェんとこが小金を手に入れたって聞いたぞ?どんなずるい手使ったか聞くまでもねぇけどな」
御坂「うっさい!!パpゲフンお父さんは何もしてないわようっさいわねグレーゾーンよ!!! たぶん!!!」
垣根「……か、かまかけただけなのに多分までの溜めが長ぇよ!ほんっととんでもねぇなテメェんとこは!」
御坂「あんたんちに言われたくないわ、この元厨二信者一家!!」
一方通行「……ナイス命名」プルプルプル
上条「もろに厨二だからなぁ、あの星野郎。グッジョブだ美こt」ブッハープルプル
垣根「父上は元・デ・ス・イー・ター!死喰い人だんだその失礼な呼び方は!」
禁書目録「自分も大概だから煽られて怒ってるね」
一方通行「な。繭に包まれて眠る厨二メルh」ブッハープルプル
垣根「おっま、おまえら……はんっ、なんとでもいいやがれ負け組みが。おい真っ白け、聞いたぞテメェ。まーたとんでもねぇ犯罪行為したあげく、信者を増やして難を逃れたんだって?はっ、人んちのことをとやかく言えんのかよ」
一方通行「……うるせェ。俺だってあのことは処分覚悟だったンだっての……それよりお前、ほンとにうるせェぞ」
垣根「あ?なんだ、やるか?いいぜ、去年までの俺と思うんじゃねぇぞ……相手に」
一方通行「そうじゃねェよ、うるせェって言ってンだ……いいのかよ?教師の前でそンなことをしてよォ?こいつはお前ンとこの変態寮監じゃねェからお前を庇うことはしねェぞ」
垣根「どっちにしろあの人はテメェの方を……教師だ?どこに……」
オッレルス「……うーん」
ゴーグル「……垣根さん、まずいっス。トランクに名前……」
心理定規「私が前もって確認した新任教師の情報と一致するわ」
砂皿「……ここは退こう、連中には城で一泡ふかせればいい」
垣根「……チッ。命拾いしたな、真っ白け」
一方通行「こっちの台詞だクソメルフォイ」 - 150 :鹿児島くン ◆q96FT5l1ZULn [saga]:2012/10/21(日) 22:25:25.02 ID:TRBlYlUb0
- 上条「面倒なことにならなくてよかったなぁ」
御坂「ほんとよあのクズ……この先生、早速役に立ってくれたわね」
禁書目録「利用したみたいで申し訳ないんだよ……あとでチョコをあげようね、こっちの既製品を」
一方通行「俺印のはお前の分で手一杯だからな……平穏に近づけてくれてありがとよ、あー、こいつなンつった?」
御坂「えーっと、ルーピン、ルパン?どっちだったっけ」
上条「後者だったらダイブを学びたいな、うん」
一方通行「もっと他に学ぶことあンだろ特にお前は。ルーピンなとりあえず、ありがとよ」
オッレルス「うー、みちy、うーん、やめ、おい、それはダメだろおま、木はr流石に死ぬだろおま、っちょ……」
一方通行「……なンか所々聞き覚えがあるような単語が」
禁書目録「……常識人か疑わしくなったんだよ」
御坂「だ、大丈夫でしょきっと……あ、なんか、速度落ちてない?」
上条「お?ほんとだな!もう着くのかもな」
禁書目録「晩餐が楽しみなんだよ!」グーーッ
一方通行「菓子全種類を三人前プラス俺の分まで食べておいてお前なァ、ほンとにあのデラックスみてェになったらどうする気で……あァ?いや、まだ到着する時間じゃねェはずだぞ?」 - 152 :鹿児島くン ◆q96FT5l1ZULn [saga]:2012/10/21(日) 22:36:52.60 ID:TRBlYlUb0
- 上条「うん?でも現に、どんどん速度落ちてってるだろ」
御坂「そうよ、ほら、もう今にも止まりそうなスピードで……」
プシューーーッ、ガコンッ
禁書目録「……止まっちゃったね」
スフィンクス「ナーッ……フーッ」
一方通行「どうなってンだ?……猫も騒ぎだすしよォ」
御坂「さすが獰猛ね」
禁書目録「ふ、普段は良い子だもん!きっとなにか……あれ。あっち、見て」
上条「うん?窓をのぞきこんでどうしたよ……あー、なんだあれ?前の方の車両……雨でよく見えねぇけど、誰か乗り込んできてんのか?」
御坂「こんなとこで??去年の私たちみたいに、乗りそこなった、とか?」
一方通行「それこそこンなとこ、だろ。追いつくはずが……」
ガラッ!
上条「!」
御坂「ひゃ!?」
禁書目録「わっ!?」
一方通行「っ……あ?」
浜面「なぁ、これなんで急に止まったんだ!?おっと、ごめんな脅かしちまって……あー、でもいいよな大将、それにアクポタ。驚いて飛び上がった女子に腕掴まれるとかさぁ、俺も体験してみてー」
上条「日頃その腕に豊かな双球をしかも両腕に体験してるくせに何をお前何をもげづら!!!!」
御坂「あっ、ご、ごめっ、ちがっ、これは驚いたっていうかそn何の文句を垂れてんのよおい」バチバチッ
禁書目録「私はどっちかというと、アクセラレータが引っ張ってくれたかも」
一方通行「世話焼けンなお前と猫は」
スフィンクス「ナー」
禁書目録「ふふっ、クルックスフィンクスがありがとう、だって。もちろん私もねっ!」
一方通行「はいはい……で、浜面くゥンよォ。どうなってンだこれは」
浜面「いや、俺もそれが聞きたくってさぁ」
上条「四賢人の知恵にでも聞けばいいでせうよついでに埋もれればいいでせうよついでに糸に絡まっとけよ!!」
浜面「さすがに今はあいつらいねぇよ!めんどくせぇなお前!!!」 - 153 :鹿児島くン ◆q96FT5l1ZULn [saga]:2012/10/21(日) 22:49:05.36 ID:TRBlYlUb0
- チカチカッ……フッ
上条「うわっ!?電気消えたぞ!?」
御坂「あー……これSLじゃないものね。電力切れ?どーれ、ちょっと加勢にいってこよっかな」
一方通行「あの非常識がそういう正攻法で動かしてるかどうかは保障しかねるけどな……」
禁書目録「どういうことか分からないかも。みこと、気をつけて!」
御坂「平気平気、ちょろーっと調整すれば足元照らす灯りだって……」
ガラッ、ドンッ!
御坂「あいたっ!?」
打ち止め「キャァ!って、ミサカはミサカはおねぇさまの磁場情報を元に割り出したコンパートメントを手探りで開けたとともに襲いくる衝撃にしりもちをついてみたりぃ!」
御坂「あったたた……幼女?あんた、ラストオーダー?そこにいんの?……よ、っと」バチッ
打ち止め「あっ、おねーさまー!それにあなた!英雄さんにインちゃん、と……」
浜面「あ、ども」
打ち止め「人外ハーレマー!って、ミサカはミサカはグリフィンドールをまことしやかに流れる称号で件の人物に呼びかけてみる!」
浜面「そうかもしれないけどそれやめて!違うから!あいつらそんなんと違うから!!!」
上条「もげづら!!!」
浜面「お前はうるせぇよ上条さっきからなんだよお前!!」
クルックスフィンクス「フーーーーーッ!!!」
御坂「ちょっとその猫暴れてるわよもう!ケージにしまいなさいよ!!あぁもう、集中切れて灯り消えたじゃないの!」
禁書目録「く、クルックスフィンクスも暗くなって驚いてるんだよ!美琴こそ早く運転席に……!」
打ち止め「キャーあなたー!ミサカ暗いのこわーい!ってミサカはミサカはここぞとばかりにあなたの腕にすがりついてみるー!」
一方通行「悪ィがそこは胴体だ失礼だなこらクソガキ!」
ガヤガヤガヤガヤ、ガヤ……
「静かに!!!」
上条「!?」
浜面「わっ!?」
御坂「えっ、だ、誰の声!?
禁書目録「あっ、ひょっとして……」
ボォオオッ!
打ち止め「わ、わわ!誰だか知らない人の手の平一杯に……炎?ってミサカはミサカはありのままを述べてみる」
一方通行「……あンたは」
オッレルス「自己紹介はあと……って、なーんでよりによって君がここにいっかな……それより、みんな動くんじゃない。いいな?」 - 156 :鹿児島くン ◆q96FT5l1ZULn [saga]:2012/10/21(日) 23:04:50.67 ID:TRBlYlUb0
- 上条「あー、せ、先生?一体何が……」
オッレルス「静かに……みんな、寒気がするだろう?」
御坂「あ……そ、そういえばなんか、おかしなくらい冷えてる……」
浜面「いくら十月……あ、ちげぇや。九月っていっても、なんだこれ……さみぃ。組み分けnゲフン」
打ち止め「わ、わわっ、窓……凍っちゃってる、の?って、ミサカはミサカは突然の出来事に動揺を隠せなかったりしてみる」
禁書目録「こ、これ……まさ、そんな」ガタガタガタ
オッレルス「……君は知ってるんだね。そうだ、これは奴らが現れる予兆。いいか、みんな。とにかく、動くんじゃない。俺が外の様子を見てくるから、そのままじっとしてるんだ」
一方通行「……そンなわけにいk」
オッレルス「おっと、失神させたっていいんだ。そこにいろ、アクs……」
ガラガラッ
オッレルス「!……はっ、お前たちに、敵意まで吸い取る能なんてないと思ってたけどな……吸魂鬼!」
吸魂鬼「……」
一方通行「……なンだ、おい。こいつ……でけェ影みたいな、なンだ、こい、つ……」
禁書目録「吸魂鬼、ディメンター……アズカバン、の」
吸魂鬼「……」スゥゥゥゥゥゥッ
オッレルス「!?おい、よせ!!!!!」 - 157 :鹿児島くン ◆q96FT5l1ZULn [saga]:2012/10/21(日) 23:17:23.46 ID:TRBlYlUb0
-
一方通行「こいつ、何してンだ?深呼吸みたいな、動きで……ンだよ、この寒気、これ……」
一方通行「ァ……」
――あァ!?テメェ誰に向かって口聞いてンだこのクソ星g――
一方通行「こr……父、s」
――あっくんだけは!あっくん、だけでm――
一方通行「お母、さ、n」
一方通行「」フラッ
上条「アクセラレータ!?」
浜面「寒い、おっかねぇ、なんdうぉっとぉ親方空から落ちてくる系ヒロインもといぶっ倒れた友達がぁ!?」ズザァァ!
御坂「大丈夫!?ちょ、ちょっと!?白目向いて、なによ、なによこれ!?」
打ち止め「あなた!?」
禁書目録「アクセラレータ!!」
一方通行「」
オッレルス「……おい、ディメンター」
吸魂鬼「……」
オッレルス「ちょっと触れちゃいけないもんに手ぇ出したな、お前」
吸魂鬼「……?」
オッレルス「お前なんか、一昔前の思い出だけで追っ払うのは十分なんだけどさ」
オッレルス「『説明の出来ない力』くらっとくか?お前が知らない恐怖ってやつも、味わってみろよ」 - 158 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/21(日) 23:18:41.09 ID:RAWXZktj0
- あれ!?ヘタレじゃなかった!?!?
- 159 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/21(日) 23:21:32.47 ID:OldtrWsSO
- オッレルス△
- 160 :鹿児島くン ◆q96FT5l1ZULn [saga]:2012/10/21(日) 23:21:52.79 ID:TRBlYlUb0
- そんなこんなで今回はここまでです
大分方向性が見えてきました
ここで一つ提案なのですが、北欧と西欧って似たようなもんですよね
ふにゃっとこじつけても怒られませんよね。大丈夫ですよね。うん。大丈夫。
今回はちょびっとお目見えなだけでまだまだ先の話になりますが
レスの数々ありがとうございました。楽しかったです
次回は火曜の夕方頃から。ようやっとホグワーツ到着です
それではまた
次回もどうぞよしなに - 161 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) [sage]:2012/10/21(日) 23:22:13.18 ID:ZMNy4kDu0
- ちょww
ルーピンもチートかよwwww - 162 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/21(日) 23:23:35.76 ID:OldtrWsSO
- …北欧と西欧はまっっったくちがうんだよ?ニコッ
乙。 - 163 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府) [sage]:2012/10/21(日) 23:25:02.91 ID:5O4YW4420
- 乙乙!
問題ないよー同じヨーロッパだし問題ないよー
っていうかそれぐらいこのスレの非常識達から比べたら些細なことだよー - 164 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/21(日) 23:26:25.23 ID:bRxvmEUDO
- 乙!
次回も楽しみにしてる! - 186 :鹿児島くン ◆q96FT5l1ZULn [saga]:2012/10/23(火) 22:05:11.85 ID:rsv4kHt70
- みなさまどうもです
遅くなりました
レスありがとうございます励みになります
>>161>>166
気づけば大体の人がチートです
>>162
ゆるして
>>163
そんな気がするのが悔しい
>>165>>167
夢見が悪いようです
>>168>>174
やるときはやる夫です
>>169
すうぇーでんは!すうぇーでんはなにおうですか!!
>>170>>171>>179
天才じゃったか……!
>>172
トリだと喜んでいたらあの扱いはマジで許さん東映マジで許さんぞ東映貴様らディケイ○の時もアマゾンさんをあんな扱いしやがって東映こら東映、東映ぃいいいいいいいいいい!!!!
>>173
大天使レベル
>>175
あすこに挿絵がなかったのはいただけません
>>176
今年は残念ながら……残念ですが……
>>177
リーマスの名前の元ネタをこうふにゃっとゲフンしてこじつけていく予定です
>>178
つえみちさんおちついて
>>180
以前より遅くなってしまって申し訳ないです
>>181
ハニーは今月末か来月頭にでも……
それでは少しでも進めますです
途中レスはどうぞお好きに
それでは本日もどうぞよしなに - 189 :鹿児島くン ◆q96FT5l1ZULn [saga]:2012/10/23(火) 22:21:06.15 ID:rsv4kHt70
- ガタンガタンッ、ガタンガタンッ、ガタンッ
一方通行「……ン……ン?」
上条「おい、アクセラレータ!おい!」
禁書目録「気がついたかも!?」ペシペシッ
御坂「っちょ、頬叩くのはやめてやりなさいって。わ、私が電撃流してみる!?」ワタワタ
上条「美琴も落ち着こうな!?呼気あるから大丈夫だって!おーい、平気かー!」
一方通行「ン……なン、なンだおい、そろいもそろって情けねェ面、しやがって」パチッ
禁書目録「!開口一番憎まれ口かも!」ホッ
御坂「は、っはぁ、よかった……情けないのはどっちよ、もう。そいつの腕に支えられといて…………」
禁書目録「みこと」
上条「立てるか?びっくりしたぞ、あの変な化け物が入ってきたと思ったら、お前が急に倒れちまうんだからな」
一方通行「あ?あァ……そうだな。おい、俺の杖、杖がなンかしでかしたろ、厳密にはお父さンとお母さン……」
上条「あー、うん?どうしてだ?今回アクセラレータの杖ことつえみちつえりこさんは特になにもお働きにならかったぞ?」
一方通行「……はァ?何言ってンだ、お前らも聞いたろうが。あの化け物が入ってきたとき、その……お母さンたちが声上げンのを」
御坂「……誰も、声を出す余裕なんて、なかったわよ」
一方通行「……」
禁書目録「あく、アクセラレータ?本当に大丈夫?気分が悪いなら、えーっと、このチョコを……」
一方通行「それ俺があげたやつだろうが……」
ガラガラッ
一方通行「!また……あァ、あンたか」
オッレルス「やぁ、目が覚めたかい。何であれチョコは食べた方がいいよ、みんな、な。ほら、君の妹さんを上のお姉さんのとこに預けたついでに買ってきた。分けて食べてくれ」
御坂「あ、どうもありがとうございます……なんでチョコ?」
オッレルス「元気が出るからな。今はなによりそれが大事だ、うん」 - 190 :鹿児島くン ◆q96FT5l1ZULn [saga]:2012/10/23(火) 22:39:14.25 ID:rsv4kHt70
- 一方通行「……ンなことは二の次で、いい。なァ、おい。あれはなンなンだ」
オッレルス「その質問にはチョコを食べてから答えよう、と言いたいがね。どうせ君はそうさせてくれないだろう、分かるよ。あれは、吸魂鬼<ディメンター>アズカバン牢獄の守衛だ」
禁書目録「……知ってるんだよ」
オッレルス「あぁ、優秀な生徒さんみたいで楽しみだ。さっ、質問は終わり。チョコを食べておくんだぞ?俺はまた少し運転手と話してこないと……それじゃ」
ガラガラッ、ピシャッ
一方通行「……説明になってねェ、って、くそっ、つっこむ気力も沸かねェ……なンなンだ、何が起こったってンだよ」
上条「俺達に分かるのは、あの、えーっとなんだ?でぃ、でぃめ、ディメンションイーター?」
一方通行「ンなもン発動してたらこの列車どころじゃねェ英国吹き飛ンでンだろうがアホ」
御坂「ディメンター、よ……初めてみた。あれが、あのアズカバンを守ってる、その、生き物なんだ」
禁書目録「……あれはね、人の幸福とか、そういう感情を糧にしてるんだよ。人間は近くにいるだけで活力を失っちゃうらしいかも……えっと、アクセラレータが失神までしちゃった理由は、ちょっと分からない、んだけど」
一方通行「……足が滑った、それだけだ」
上条「あー……そうな、なんか急に冷えて、足元凍った気がするもんな」
御坂「そういうことにするわ、うん」
一方通行「で、俺がちょっとうたた寝してる間、何があった。そのディメンターだかなンだかは、どこいったンだ?」
禁書目録「あの先生がおっぱらったんだよ。あ、でも一般に吸魂鬼に使う対抗手段とは違って……なんというか、よくわからなかったかも」
一方通行「分からなかった?」
御坂「呪文もなんにもなしに、気づいたらノーバウンドで吸魂鬼があっちの壁に叩きつけられてたもの、うん。わくわくした」
上条「厨二くすぐられましたのことよ。『ブラックをここにかくまってる奴はいない、消えろ。敵いっこないって、身をもって知っただろう』だもんな。情けない顔とか勝手な感想でしたオッレルスせんせーかっけー」
一方通行「さっぱり参考にならねェ……あー、お前の言う一般的な手段、ってのは?」
禁書目録「……」
一方通行「ンだよ、言い出しにくそうな顔しやがって」
禁書目録「うーん、普段の扱いから考えると、これを言っても信じてくれるかな。あのね、ディメンターに対する唯一の有効呪文は……」
禁書目録「かきねが得意な、守護霊の呪文なんだよ」
一方通行「待てふざけンなあのクソメルフォイが下せる相手にこの俺がおいふざけンなこら!!」
禁書目録「言うと思ったかも……忘れがちだけどあの呪文すごいんだからね?そこは認めるべきなんだよ、もう」 - 193 :鹿児島くン ◆q96FT5l1ZULn [saga]:2012/10/23(火) 22:56:33.14 ID:rsv4kHt70
- ※模範的なディメンターの追い払い方
垣根「あぁ?さっむいなおい、なんだこれどうなってんだよ……それに急に止まるわ、電気は消えるわ立て続けによぉ」
心理定規「新車両だもの、何かトラブルかしら……ほんっと、冷えてきたわね」
ゴーグル「垣根さん!繭っス!」シュルシュルシュル
砂皿「繭でいいのかこれ、これの呼称は繭でいいものなのか」
垣根「俺にも何の物質使ってんのかよくわからねぇが……あーいや、お前らそれ使え。俺はちょっくらもっともふもふなもんでも……あ?」
ガラガラッ!
垣根「おいおい、どこのどいつだこの俺様何様垣根様のコンパートメントに……いきなり……現れ……やがん、の、は」
吸魂鬼「……」
砂皿「!!ディ、ディメンター!?」
ゴーグル「!?なんでこんなとこに、このいきもんがいるんスか!?」
心理定規「あ……い、いや。あいつ、こっちの感情、いや……」ブルブル
吸魂鬼「……」スゥゥゥゥッ
垣根「っ!なん、だ、っくそ……寒気……」
ゴーグル「か、垣根さんそいつからはなれ、な、う、うぅ……」
砂皿「おそか、った……しまった、かき、n……」
垣根「……最悪だ、俺、おれ、は……」
――語尾にフォイはどォしたァ?――
垣根「」ピクッ
――このマザコン糞メルフォイがよォ――
垣根「……あ?」ピクピクッ
――返り討ちにしてやるよ、さっさとかかって――
垣根「……おい、ゴーグル砂皿。テメェらさがってろ、心理定規に繭かぶせてやれよクズども。こいつは俺がぶっとばす」ギリッ
吸魂鬼「……!?」
ゴーグル「な、んな、垣根、さん……!?」
砂皿「ば、ばか、な。あんなにあれの近くにいて、どうして、立てる……」
垣根「あぁ、こいつのやってることはよぉ。俺に最悪の記憶をよみがえらせてる、それしか見えねぇようにさせてくれてるよなぁまったく困るフォイだぜ、おい」
垣根「普 通 の 奴ならこの手段で膝着いちまうところなんだろうが……悪ぃが」
垣根「『エクスペクト・パトローナム!守護霊よ、きたれ!』」
バサァアアアアアア!!
吸魂鬼「!?!?!?
垣根「この俺に、常識は通用しねぇ」 - 194 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県) :2012/10/23(火) 23:00:18.32 ID:Ckn8vr/c0
- カッケー!
- 195 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/23(火) 23:01:21.54 ID:c1bIOUYno
- カッキーカッケー!
- 196 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/23(火) 23:02:47.91 ID:iKSqLe/po
- 馬鹿なフォイ!
垣根がかっこいいだフォイ?! - 197 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/10/23(火) 23:03:03.31 ID:LHkUvsA20
- フォイフォイフォーーーイ!!!!
- 198 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2012/10/23(火) 23:05:55.37 ID:9SLpzKcf0
- いつの間にか鹿児島くンが降臨してたフォーイ!
- 199 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/23(火) 23:07:14.37 ID:dgnxuGWSO
- フォイ
- 200 :鹿児島くン ◆q96FT5l1ZULn [saga]:2012/10/23(火) 23:10:34.86 ID:rsv4kHt70
- 垣根「あぁ確かに、俺は今あの真っ白けにボッコボコにやられた時だのバカにされまっくてる時だのの記憶がよみがえってやがる」ギリギリッ
垣根「だがなぁ。俺にとってはなによりその記憶がいっちばんむかついて!奮い立たされる記憶でもあんだよ!!」
垣根「知ってるぞクズ。人様の心を食い物にするテメェみたいな下衆の弱点は」
垣根「『幸福の感情』、そうだろうが?あ?だったら話は簡単だ」
垣根「……去年までの俺と思ってんじゃねぇ。翼も倍増だ、どっかの誰かさんたちのおかげでよぉ」
ゴーグル「垣根さん……かっけぇ!マジかっけぇっス!!!」
砂皿「……ふっ、柄にもない、な」
心理定規「」ダンダンダンッ!
垣根「うっるせ、崇めやがれ……んでなんで心理定規はちょっと笑い堪えてんだよ余裕かよおい……まぁともあれ」
垣根「遊んでやるよ、ディメンター。しがない掃き溜め守りの糞以下な下等生物風情が。テメェのせいでちっとばか寒いしな。愉快なボール代わりになってもらおうじゃねぇか」
吸魂鬼「」 - 201 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/10/23(火) 23:12:14.35 ID:LHkUvsA20
- カッキーお久しぶりです!!!ふっきーとはどうですか!!!!ラブラブですか!!!
- 202 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県) [sage]:2012/10/23(火) 23:12:39.12 ID:Ckn8vr/c0
- こんなにカッキーがかっこいいなんて・・・
- 203 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府) [sage]:2012/10/23(火) 23:16:24.94 ID:ILCQlZRb0
- やだ…カッキ―かっこいい………フォイ
- 204 :鹿児島くン ◆q96FT5l1ZULn [saga]:2012/10/23(火) 23:18:53.74 ID:rsv4kHt70
- 一方通行「……あァ、嫌だ。なンかあいつが主人公みてェな働きをしてそうで嫌だほンといやだ……」
上条「あー、もしもあいつんとこにディメンター行ってたらありえない話じゃないかもなー……」
御坂「あの翼でかかったもんね、一昨年の飛行訓練の時でさえ」
禁書目録「だ、誰にも得意不得意があるんだよ。ねっ。だからその、気を失っちゃっても、ね?」
一方通行「ざけンな俺は出来ない事は何もねェで通ってンだちくしょうこの一年はなンとしてでもそのパトローナスだかなンだかを出せるようになってやるちくしょうが」
上条「先読み、あ、前兆の予知だなぁ」
一方通行「なンでちょっとかっこよく言い直した」
御坂「あんたの守護霊なんだろ……あ」
一方通行「……よせ。大体お前が想像したことは分かる、そして俺も以下同文だからあンま……」
杖「」ユリコニマカセルベキー!
一方通行「やっぱ俺習得やめるわ、これ以上現世降臨の機会増やしてどうすンだこれ」
禁書目録「割と今更かも」
一方通行「的確にうるせェ」 - 205 :鹿児島くン ◆q96FT5l1ZULn [saga]:2012/10/23(火) 23:30:51.79 ID:rsv4kHt70
- ガラガラッ
オッレルス「っはぁ、はぁ。ま、まさか運転してたのがあの非常識女王だったなんて聞いてない、聞いてないってあっぶねぇモデルにされるとこだった……ゴホン。おや、どうした?チョコに毒なんて入っていないよ?」ハハハ
一方通行「あの女の常識は一般人まで取り込みかけンのかよ……あー、食べてねェのはそういうわけじゃない。あー、ルーピン先生?」
オッレルス「……なんだい、ポッター君」
一方通行「助かった。それに、あンたはまともな教師みてェでとても嬉しい」
オッレルス「ははっ、どうだかな」
一方通行「……あと」
オッレルス「なんだい?そろそろチョコを食べてもらわないと、俺の先生としての沽券に……」
一方通行「さっき、教えてもねェのに俺の名前を言いかけたのh」
オッレルス「っさぁみんなあと少しでホグワーツみたいだぞーよーしいいなみんな元気満点になるためにもさっさとチョコを食べるんだぞーなーに礼には及ばな い困った時は手を差し伸べるこれすなわち世界の基本法則であってだなおっと俺ちょっとはりきりすぎたかなーふ、ふふふちょっと眠らないとすまないねおやす みっ!ぐかー、ぐー……」
一方通行「……」
上条「……誤魔化すの下手すぎでせう」
オッレルス「ぐ、ぐかー……」
御坂「……ま、まぁさ。どうせ、いつものあれでしょ?年齢からみても」
禁書目録「ねっ。ゆりこさん世代の……かも」
一方通行「……万能過ぎて助かるなァお母さンコン説」ハァァァ
オッレルス「……(そういうわけじゃないんだけどなぁ……っと、関わらないって決めたのに何やってんだ俺は。ねたふりねたふり)うーん、えっと……三角木馬ぁ」
一方通行「……ほンとに寝たっぽいな」
オッレルス「(俺そんな寝言さっきから言ってたの!?!!?!?)」 - 207 :鹿児島くン ◆q96FT5l1ZULn [saga]:2012/10/23(火) 23:44:49.90 ID:jNvBwnf00
- 上条「……モグモグ……あー、なんてか、さ。モグモグインデックスじゃ、ねぇけど」
御坂「言いたいことモグモグ分かるわ……チョコ食べたら、少し楽になった、っていうか。あったまったような……お、お酒いり?」
一方通行「前にあのカエル顔&杖職人顔の校医が言ってただろうが。チョコは魔法障害の類に効果的だ、って」
禁書目録「一年目参照だね。でもなんでそこで杖職人が出てくるのかわからないんだよ?」
一方通行「こっちの話だ気にすンな……列車はもう、走りだしてンのな」
ピンポンパンポーーーン
病理『あー、あー。マイクテス、マイクテスでーす。みなさん、先ほどは申し訳ありませぇん。すこーしトラブルがありましてー』
一方通行「……頭痛ェのが加速する声が」ハァァ
上条「なんで嫌そうな顔するかなお前。癒しボイスじゃねぇかお姿と同じくたおやかな!」グッ
御坂「そのまま破裂しなさいよあんたは」
禁書目録「トラブルってことは、運転手のあの人も強引に止められちゃったってことなのかも?大変で……」
病理『ちょーっと、良い機会なのでとっ捕まえるのに時間がかかっちゃったのでーす。アクセラちゃーん!新形態ゲットしたのでー、怠惰な気持ちになって世間を『諦め』ちゃいたいときはびょーりさんを頼ってくださいね☆』
上条「……」
御坂「……」
禁書目録「……」
一方通行「……その目をやめろ。ちげェ。俺自身はあいつに共感は何もしてねェ違う、勝手にあいつが、あい、あいつもォなンなンだよ糞がこのままホグワーツにまで来ンなよ来ンじゃねェぞちくしょォォォォォおおおおお!!」
病理『さぁて、どうなることやら。間もなく、ホグワーツ到着でーす。常識と日常はお忘れになってお降りくださいね☆』
一方通行「ふざけンな!!!!」
病理「おおまじめですよぉ、もぉ、アクセラちゃんその『ツッコミ』っていうの『諦め』ませんか?ぶっちゃけさむーいでーす」
一方通行「ぶっ飛ばされたくなかったらとっとと運転席に戻れバカ野郎せめて職務全うしろこの非常識の塊が」ハァァァァ - 208 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/23(火) 23:47:43.78 ID:dgnxuGWSO
- びょーーーーーーーーーりーーーーーーーーんンンンンンンンンンンンンンンンンンン!!!!!!
やっとお声があああ!
そのまままついてきて校内散歩してくださいっす - 209 :鹿児島くン ◆q96FT5l1ZULn [saga]:2012/10/23(火) 23:48:19.62 ID:jNvBwnf00
- びょーりんオチに頼りすぎるきらいがありますが今日のところはここまでです
短くてすみません。もっと早くからの予定が……一日が非常識なくらいほしい
レスの数々ありがとうございました。楽しかったです
忘れられがちですが垣根はすごい奴です。誰が忘れるって、>>1がですが
次回は木曜に。お付き合いいただければ幸いです
それではまた
次回もどうぞよしなに - 210 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/23(火) 23:48:27.09 ID:LuxTJHsIO
- そーいや鹿児島くンはポケスペのSSも書いてたな
ルビー懐かしい - 211 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/10/23(火) 23:56:04.09 ID:LHkUvsA20
- 乙したー
ほんとイケメンカッキー久しぶりで嬉しかった
バッシャァァァアアアの赤裸々日記二冊目でも読み返してくるかぁ - 212 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/24(水) 00:05:32.06 ID:Ar4yYWfSO
- 乙ー。…びょーりんの新形態がでぃめんたーだとすると、ひょっとして、アレの時にアレの代わりに降臨なさって、以後何回かやる度に登場可能性が……?
- 213 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/10/24(水) 00:12:12.31 ID:FeyJK/o60
- 乙でーす。
吸魂鬼が「珍しく」原作通りだけど、実はフード取ったら美少女だったりキス魔だったりするんだろうかもげづら
- 214 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2012/10/24(水) 00:21:34.10 ID:SQiQLXm50
- いちおつ
またもげづらのハーレムが増えるんですね、どうかデレないヤンデレであってほしい。 - 215 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(群馬県) [sage]:2012/10/24(水) 01:13:20.07 ID:jTyH1tEF0
- >>1乙
>>213 吸魂鬼美少女説だと!? 薄幸系美少女で恥ずかしがりや!?
ちょっとアズカバン行ってくる - 292 :鹿児島くン ◆q96FT5l1ZULn [saga]:2012/11/13(火) 22:58:11.42 ID:uXREg3j30
- みなさまどうもお久しぶりです
投下できていなくて申し訳ありません
そして明日より離島に向かうので、また当分進めることができません
年内はこんな様子やもしれません。一度畳むことも視野に入れなくてはいけないかもしれません
アズカバンはシリーズでも大好きな方なのでというか犬が大好きなので早く進めたいのですが……
ふがいない>>1で申し訳ありません
とりあえず、次回の投下は島から帰った後の20日火曜日としたいと思います
お付き合いいただければ幸いです
レスありがとうございますざっとですがお返ししたいです
>>210>>218
ルビーの名前を出すのを失念してました。ゴールドの次に好きです
>>211>>219
たまには日の目ということで
>>212
ぶっちゃけ今後の登場予定はないんdゲフンどうなることやら
>>213
! さてどうでしょう
>>214>>216>>217
もげづらも今回はびびってたので大丈夫だとおもう たぶん
>>222>>223
原作でもヘタレなのかなんなのかあの人は
>>224
なんという高度な自家発電
>>225
もげろづら
>>226
むしろ魔法界自体がゲフンゲフン - 293 :鹿児島くン ◆q96FT5l1ZULn [saga]:2012/11/13(火) 23:09:32.64 ID:uXREg3j30
- >>251
秘密の部屋編1スレ目参照です(宣伝)
>>253
生き物なのですー
>>259
巻き込まれ体質の極地だったために解決しまくっていたらいつの間にか英雄扱いされていたというアホの子です
>>266
修羅場りそうですねバレンタイン。なるほどそんな美味しいネタが
>>271
フィアンマ=ルシウスとヴェントの仮配役がそこそこマッチしてるのでその予定でしたが、アックアさんに完全敵キャラは似合わないのでうーーーむといったところです
>>272
ムーディーも決まってない一人ですね。偽ムーディーは決定してますが
>>281
もうしわけありません。時間が止められればいいのに
>>282
年内には落ち着くのですがこんなんばっかしてたのでまだ無い内tうわぁ出版社とかこっちから土下座して働きたいです
そしてご存知の通りハニー・ポッターの方は進めていたという裏切りっぷりです。本当に申し訳ありません
お暇つぶしにでもなりましたら。あとスマプリも……いえ、映画がですね、本当にですね、すみません
スマプリ
みゆき「も、モテモテすぎて……ウルトラハッピー?」
みゆき「ウルトラハッピーハロウィーン!」
ハニポタ
ハニー・ポッター「秘密の部屋?なぁに、それ」
ハニー・ポッター「スリザリンの継承者?なんなの、それ」
正直秘密の部屋編はこちらでやったネタの使い回しが多かったため書き上げられたのもあるのですが
特に創設者の件は完全に趣味です。>>289まとめ本当にありがとうございますタイムリーでした
ではでは - 294 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/13(火) 23:30:14.53 ID:f8hctdVSO
- 乙ですねー。生存報告があって安心したんですねー
- 295 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/11/13(火) 23:33:35.19 ID:/Y2eeR0Y0
- いやいやハニー版秘密の部屋はこっちの創設者見てると最高でしたよヒンヒン!
お帰り待ってます - 296 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/11/14(水) 03:17:13.25 ID:xsnRjqYmo
- いやいや実に良いものを見せてもらったから気にするな
むしろハニーもちゃんと続けて貰いたい - 297 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸) [sage]:2012/11/14(水) 08:13:20.69 ID:2p0zM2tAO
- リアルにフォォォイ…ってつぶやいてしまった私は鹿児島病
- 445 :鹿児島くン ◆q96FT5l1ZULn :2013/01/06(日) 18:33:10.80 ID:5yax7+mD0
- 申し訳ありません
こちらは一度畳もうと思います
あちらを全て終わらせてから、年内にもまた
どこかでお付き合いいただければ幸いです
ご期待に沿えず申し訳ありません
では
2013年3月21日木曜日
一方通行「アクセラポッターとアズカバンの囚人……ふざけてンのか」 2-1
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