- 1 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)2011/04/21(木) 20:02:19.46 ID:vev3y3KL0
・一方通行さんは百合子(原作派生IF女子設定)
・一応 上条さん×百合子(予定)(たぶん)
・ほぼ通行止め
・ミサカネットワークネタ
・23巻後くらいのつもりだけど色々と細けぇことはいいんだよ
打ち止め「あなたはヒーローさんが好きなんでしょって(ry」一方「はァ?」- 2 :1[sage]:2011/04/21(木) 20:03:47.42 ID:vev3y3KL0
- PM8:00 風呂場
一方通行「……オマエ何言ってンの?」ゲンナリ
打ち止め「あなたはあのヒーローさんが好きなのよねってミサカはミサカは再度図星をズバリ!」
一方通行「もうのぼせたのか」チョップ
打ち止め「あいたぁ!?図星だからってあいた、あいたっ!もうー!ってミサカはミサカは反撃し
てみたり!」バッシャー
一方通行「うおっ!?なッにしやがンだコラァアアア!!」バシャバシャー
打ち止め「ぶふぉっ!あなたって本当に大人げないんだからってミサかはミサカは本気モード!」
バシャバシャ
コノクソガキィイイ マケナインダカラー バシャバシャバシャバシャ
(五分後)
一方通行「ッくしゅんっ」ブルッ
打ち止め「ハッ…!いつの間にかお湯が半分に!ってミサカはミサカは案外かわいいあなたのくし
ゃみで我に返ってみたり…」
一方通行「あーお湯足すぞ。寒ィなァ…」ジャードボドボ
打ち止め「もう冬なのね、ってミサカはミサカは寒さに弱いあなたが心配」
一方通行「うっせ。オマエはちゃんと肩までつかってろォ」グイグイ
打ち止め「うぶぁっ…頭急に押さないで、温まるならあなたの腕の中で!ってミサカはミサカは
飛び込んでみる!」 - 3 :1[sage]:2011/04/21(木) 20:05:43.73 ID:vev3y3KL0
- 一方通行「っと、危ねっ滑ったらどォすンだクソガキ!」
打ち止め「あなたはちゃんと受け止めてくれるって、ミサカは知ってるから」
一方通行「……バァカ」フイ
打ち止め「ところでヒーローさんのことだけど、あなたは顔に力入れなければ美人さんなんだから
大丈夫だよ!イケるイケる!って最近ちょっとだけ膨らんできた胸に頬擦り!」スリスリフニフニ
一方通行「はァ!?だから一体どっから来ンだよその発想…っ、く、ははっ、くすぐってェって、
やめろクソガキ!」
打ち止め「ぐぬぬ…ってミサカはミサカは頭を引き剥がそうとするあなたに全力で抗ってみたり
ぃいいい…」グググ
一方通行「だいだい、その発想、どっから、受信しやがった」ググググ
打ち止め「あなた、見てれば、わかる、ってミサカはミサカは、確信してるの!」ググググ
一方通行「なーにを見たンだっつーの」グター
打ち止め「ヒーロさんのこと話してる時、あなた見たことない顔してるもん、ってミサカはミサカ
は勝利の余韻に浸りながら頬擦りするの!」フニフニチョットヤワラカ
一方通行「どンな顔だよ」
打ち止め「かわいい顔!!!」フンス
一方通行「」イラッ
打ち止め「ミサカを猟犬部隊から助けてくれたのもあの人だよって教えたら、あなた『じゃああの
時の電話もあの三下かァ…?確かに聞き覚えがあるとは思ったけどよォ』とかぶつぶつ
言ってて、引き続きなんか眉毛下がっててかわいい顔でしたーってミサカはミサカはあ
いたぁ!?」
一方通行「………」チョップチョップチョップ - 4 :1[sage]:2011/04/21(木) 20:08:00.07 ID:vev3y3KL0
- 打ち止め「あいた、あいた、ってもう~~ミサカを叩いたって1UPしたりしないのよ!?とミサ
カはミサカはレトロゲームにも造詣の深い知的な女をアピールあいた!」
一方通行「オマエの知的レベル低すぎンだろォ…」
打ち止め「失礼な!?ミサカだけがあなたの密かな想いに気付いたというのに!」
一方通行「はァ?想いって何だアホ、あンな無能力者がお前を助けてくれたなンてちょっと意外だ
っただけですゥー」
一方通行(ロシアの時、何でこのガキ助けてくれねェンだ、とかアイツに口走っちまった気ィする
しよォ…)
打ち止め「そんで、こないだあの人が無事だってわかった後も、ちょっとポーッとした顔としてた
よ?ってミサカはミサカはあなたはヒーローさんのことを考えていたに違いないと思う
のだ!」
一方通行「別にそンな変な顔してませンークソガキの勘違いですゥー」
打ち止め「変じゃなくってかわいいって言ってるのに…。あなたって本当にトゥーシャイシャイな
んだから、でもそんなところもかわいいけど?ってミサカはミサカはアメリカンに肩を
竦めてみるゥー」HAHA~N
一方通行「打ち止め」
打ち止め「え?」
一方通行「オマエの方がずっとかわいいだろ」キリッ
打ち止め「えっ……!てキュンとしてみたり、あなた女の子なのにミサカはミサカはミサカは…」
一方通行(よし、話逸れたな…)ウン - 5 :1[sage]:2011/04/21(木) 20:11:06.47 ID:vev3y3KL0
- 打ち止め「あ、さっきの顔、ヒーローさんに告白するときにオススメ!って」
一方通行「しつけェエエエエエエ!!!!」バッシャー
打ち止め「ぶふぁー!?人が真剣なアドバイスしてるのに何するの!ってミサカはミサカは
猛反撃ィイ!!」バシャバシャ
オラオラオラオラ- ムダムダムダムダーッテミサカハー
コラーイイカゲンニシナイト、アシタオフロヌキジャンヨーー!
一方通行「……風呂に入れないのは困る」ピタッ
打ち止め「ミサカはあなたとお風呂に入れないと一日が終わった気がしない!ってミサカはミサカ
は水を掛ける手をピタリと止めてみたり」
打ち止め「そして引き続き、ヒーローさんへの告白作戦を…」
一方通行「しつけェなもォ…どうせ番外固体にでも妙なこと吹き込まれたンだろ?」グター
打ち止め「えー?番外固体はミサカ達の中で唯一、ヒーローさんが嫌いだと思うな」
一方通行「なンで?」キョトン
打ち止め「あなたにとってヒーローさんが特別だから!ってミサカはミサカは本当のことを言って
みたり」
一方通行「イミわかンねェ。…あー、でもお前らアレか、俺があンな無能力者に気があるって思っ
てンなら、番外固体にとっては嫌いなヤツがスキなヤツ、イコール嫌いってことかァ?
徹底してねェアイツも」ククッ
打ち止め「そういうんじゃないのよ…。ってミサカはミサカはわかってないあなたに肩を竦めて
みる」ハァー
一方通行「……?そういや昨日から帰ってねェなあの不良娘…。ったくどこほっつき歩いてンだか」 - 6 :1[sage]:2011/04/21(木) 20:13:35.50 ID:vev3y3KL0
- 打ち止め「迎えに行ってあげたら?ネットワークにアクセスはしてるみたいだから、場所はわかるよ!ってミサカはミサカは親切に提案してみたり」
一方通行「面倒くせェ…まーたおとなしく帰る代わりに買い物にでも付き合えとか言われる気ィする」
打ち止め「ミサカも!ミサカもお買い物行きたーい!って番外固体の企みを大人げなく邪魔するのだ!」
一方通行「誰が大人なンだっつーの」
打ち止め「ミサカは大人だから、番外固体と違ってあなたの恋を応援するの!っとミサカはミサカは」
一方通行「しっつけェなホントに!だから何でそうなるンだよ!」ウガー
打ち止め「あなたを見てればわかるんだから!それは恋なのよってミサカはミサカは再びあなたの胸にスリスリ」
一方通行「それってどれだっつーのォ…」ハァ
打ち止め「それにしてもAAサイズよねって、ミサカはミサカは貧乳なあなたを心配しながら意地悪く微笑んでみたり」
一方通行「そォだなァ。けどこれでも何もつけてないと痛えンだよったく面倒くせェ」ハァー
打ち止め「あなたは巨乳になりたい!とかないの?ってミサカはミサカはスイカップに憧れる自分と下位固体達を思い浮かべながら不思議になるんだけど…ていうかさっきのお姉様に言ったら超電磁砲飛んできたよ?」
一方通行「やめてやれよ…。デカくたって邪魔なだけだろォ、こンなもン。何の役にも立たねェし」 - 8 :1[sage]:2011/04/21(木) 20:15:57.27 ID:vev3y3KL0
- 打ち止め「や、役に?その発想はなかった、とミサカは胸のサイズと実用性を結びつけるあなたに
驚愕してみたり」
一方通行「はァ、ずーっと全部反射してたのがここ最近外部刺激が増えて、本来発揮されるべき
ホルモンが活性化してンのかね。あーうぜェ…」
打ち止め「あ、それ前にヨシカワが同じこと言ってたよ、ってミサカはミサカは思い出して報告!」
一方通行「マジか」
打ち止め「マジマジ、ってミサカはミサカはヨシカワも『まぁあの子せっかくかわいいんだから
いいことよね、顔に力入れなければ』って笑ってたよって重ねて報告してみたり」
一方通行「うっせェ、地顔なンだよ」ギン!
打ち止め「だからその顔に力入れるのやめてってミサカはミサカは!あっミサカは顔の力強い
あなたのことも大好きだけど、ヒーローさん的にとっつき辛いじゃん?あの人には
全然ツンデレが通用しないから要注意じゃん、ってミサカはミサカはお姉様を思い
出しながら効果的なアドバイス」
一方通行「だァから何で俺があンな三下を……」グッタリ
打ち止め「だから見てればわかるって言ってるでしょ、ってミサカはミサカは」
一方通行「だいたいこンな男か女かわかンねェようなのに好かれても、アイツも困るだろ…」
打ち止め「そんなことない!!!」プンスカ!
打ち止め「あなたは肌も髪も目もとってもきれいだし、すっごく優しいし、かっこいいし、強い
し、かわいいし、頼もしいし、優しいし、あなたのことを良く知れば誰だって大好き
になるよ!ってミサカはミサカは自信満々!」フンスッ - 9 :1[sage]:2011/04/21(木) 20:17:56.65 ID:vev3y3KL0
- 一方通行「………」
打ち止め「だから絶対大丈夫って…ふぇ?」
一方通行「…………」ナデナデ
打ち止め「ど、どうしたのって、いっつもねだってもなかなか撫でてくれないあなたが急に撫でて
くれてミサカはミサカは…」ホワンホワン
一方通行(……そンなこと思ってンの、世界中でオマエだけだっつーの)ナデナデナデ
一方通行「俺は…それだけでいいけどな」ボソリ
打ち止め「……?」
一方通行「何でもねェよ」ナデナデ
打ち止め「ね、ねぇ…今日は一緒に寝てもいいでしょ?ってミサカはミサカはおねだりしてみる」モジモジ
一方通行「…しょーがねェな、クソガキ」 - 10 :1[sage]:2011/04/21(木) 20:20:04.40 ID:vev3y3KL0
- 実際のところ、一方通行が上条当麻に向ける感情は、せいぜいが小学校低学年レベルの淡い淡い
ものだろう、と打ち止めは思っている。
勉強が得意な女の子が、学校でスポーツの一番出来る男の子に憧れるような、そういった類のひ
どくあどけないもの。
自分の持っていない、自分が持っていたかったものを持っているヒーローへの憧憬。
自分を変えるきっかけをくれた人。最強と謳われた自分が敵わなかった存在への苛立ちと尊敬。
あまりに孤独な半生をたったひとり歩んできたあの人にとって、きっと上条当麻はひどく鮮烈だ
ったに違いない。
けれど、その感情は人が一般的に恋情と呼ぶ不安定な熱量を孕んではいない。少なくとも、今は。
それどころじゃなかった。
一方通行はずっとずっと、恋なんてしてる場合じゃなかったのだから。
(……でも)
打ち止めは、無意識のうちに一方通行の胸元に頬を摺り寄せた。すでに寒々しい十一月。けれど
一つの毛布に包まって眠ればとても温かい。
ふわりと、涼しい花のような香りがする。実際の匂いと違うと知っていても、打ち止めはいつも
百合の花を思い出す。
額に微かに触れる寝息は安らかだ。
だが不意に、ばさりと小さな小さな羽音が響いた。 - 11 :1[sage]:2011/04/21(木) 20:21:28.60 ID:vev3y3KL0
- その瞬間、頭上でフッと目を開いた気配がする。
「……」
一方通行はただじっと息を潜めて様子を伺っていた。やがてパタパタと小さな羽音が再び響く。
その音源がただの鳩で、たまたまベランダの手摺に止まっただけだと悟ったらしく、一方通行は
音も立てず、ゆっくり息を吐き出す。
それから打ち止めの顔をそっと覗き込んだ。
(……っ)
打ち止めは決して息を詰めないように、ただひたすら目を閉じて、自然で安らかな寝息を繰り返
した。
深呼吸を五つ数えた時、ようやく注意深いような視線が外れる。緩んだ自分の頬を、一度だけ滑
らかな指の背が撫でた。
そして一方通行は、やっと再び眠りにつく。
その間打ち止めに出来ることは、ただ細心の注意を払って、寝たフリをすることだけ。
(一方通行…)
打ち止めを守ってくれる人は、あの日から…木原数多が現われた日から、一度たりとも熟睡して
いない。
要領がいいのか能力を使っているのか、疲労はきちんと回復しているようだ。
ただ、たった今のように、ほんの僅かな物音、気配で敏感に目を覚ます。寝起きの悪い一方通行
だが、例えば見知らぬ人間が玄関に近づいていれば、眠気のカケラもない顔で起きていたりする。 - 12 :1[sage]:2011/04/21(木) 20:22:56.83 ID:vev3y3KL0
- きっと打ち止めを、もう二度と危険な目に合わせないために。
(悔しいよ…)
自分には、この大切な人を安心して眠らせることすら出来ない。
外見上はそう年も変わらぬ、自分と同じ性別の少女。折れそうなほど華奢な身体で、全身全霊を
掛けて守ってくれた。
ボロボロになって、血反吐に塗れながら。顔だろうが腹だろうが胸だろうが、傷だらけになりな
がら。
決して揺らがない細い背中はあまりに頼もしく頼りなく、いつも胸が潰れそうになる。
そもそも。一方通行は自らのことを泥と闇の中がふさわしく、逆に打ち止めのことを光だとか思
っているようなフシがある。
最近は多少変わったし、口に出しては言わないけれど、時々そういう、打ち止めとの間に深い溝
を引きたがる。
一方通行は想像したことがないのだろうか。
自分だって、打ち止めの光だということを。
最初から。一方通行は、比喩でもロマンでもなく、打ち止めの存在理由だ。
一方通行の存在と打ち止めの存在は、ごくシンプルな因果関係にある。
自分が何のためにいるのか残酷なまでに明確であること、それは他人から見れば不幸であり不条理
であるのかもしれない。
けれどだからこそ、打ち止めは培養器から逃げ出したあの時、一方通行のところに行こうと決める
ことが出来た。 - 13 :1[sage]:2011/04/21(木) 20:24:13.77 ID:vev3y3KL0
- 知識だけは詰め込まれた0歳児だった自分に、行き先を示してくれたのは確かにあの人。
そして今、ただ科学と論理だけが介していた打ち止めと一方通行の間には、経験と時間が少しず
つ積み重なっている。
笑い、怒り、泣き、拗ねて、笑って、ご飯を食べて、眠る。そういう人間ならば当たり前のこと
を一方通行と積み重ねてきて、それは打ち止めの身体の芯をひどく温かく照らした。
自分が一方通行のために作られたという事実。
例えそれが学園都市側の思惑の結果であったとしても、今やそれは誇りですらあるのにと、直接
言ったことはない。
言えばきっと、困ったような悲しげなしかめっ面をされてしまうから。
この感情を、どう表現すればいいのか。
例えば、打ち止めは一方通行のためなら死んだって構わない。
けれどそうしたら、それこそ一方通行は絶望して、自分の身をどことも知れぬ闇に投げ出してし
まうだろう。
そんなことになったら、まさに死んでも死に切れない。なので、打ち止めは絶対に死なないと、
そういう覚悟を決めている。
それなのにあの人に負担ばかりかけていて、泣きたくなる。でも、あの人の前では絶対に笑顔で
いたい。
この感情をどうすれば伝えられるのか。
大好きだと毎日伝えれば、少しはわかってもらえるだろうか。毎日言わないと、すぐに好かれて
いることを忘れてしまいそうなあの人に。 - 14 :1[sage]:2011/04/21(木) 20:26:16.80 ID:vev3y3KL0
- 本当は打ち止めが知らない危険なことも、たくさんたくさんしているのだろう。
けれど聞いても、決して教えてはくれない。危険だから。打ち止めを危険な目に、合わせたくは
ないから。
(ミサカだって、あなたを守りたい)
せめてあのお姉様くらい強くなれば、あの華奢な背を守らせてくれるだろうか。
自分はまだレベル3で、学園都市最強の第一位は、夜空の月より手の届かない強さだ。
でも打ち止めにはミサカネットワークという武器がある。今は一方通行の演算補助に使っている
だけだが、自分が能力を使うための補助も可能だろう。きっと追いついてみせる。
だが、それは何年後のことなのか。遅い。
打ち止めは今すぐ、一分一秒でも早く、一方通行に安心して眠って欲しい。しっかりしたものに
背中を預けて、安堵してほしい。いつまでも安らかに微笑んでいてほしい。
(あのヒーローさんなら……)
上条当麻になら、それが出来るだろう。あのわけのわからない強さ、あの人の偽悪的な言動に引
き摺られない真摯な心、何よりもあの人自身が好意を抱いている。
正直、一方通行と上条当麻が上手く行けば「ミサカの一方通行に手を出すなんてブチコロシカク
テイネってミサカはミサカはミサカはァアアア!」と逆上したくなるし、万が一にも一方通行が
フラれようものなら、「ミサカの一方通行のどこが気に入らないって言うのォオ!?ってミサカ
はァアア!!」とブチ切れるだろう。
そんな自分が目の裏に浮かぶかのようだ。
だが、何よりもあの人の幸せが大事。
別に恋愛が人の幸せに必須な物とは思わない。というか、よくわからない。このミサカより一方
通行を好きになる人なんているわけないよね、とも思う。
ただ、あの人が少しでも好意を向けているのだから、それを大切にしたい。あの人自身にも、大
事にしてほしい。
人から気持ちを受け取るのも、人に気持ちを渡すのも、ひどく不得意な、臆病でいとおしいあの
人の心を。 - 18 :1[sage]:2011/04/21(木) 20:28:02.40 ID:vev3y3KL0
- PM 2:00 公園
打ち止め(…とはいえ、どうしたものですかなぁ、とミサカはミサカは考え込んでみたり……)テクテク
一方通行「ふァあ……」コツコツ
打ち止め(天気も良いし、結構散歩が好きなこの人を連れ出したはいいけど、どうすればヒーロー
さんといいかんじにしてあげられるのかな?とミサカはミサカは早速万策尽きた!?)ガビーン
一方通行「おいクソガキ、何か飲むか」
打ち止め「飲む~!ってミサカはミサカは自販機の側のあなたにご機嫌で駆け寄ってみたり!
アップルジュースがいいな!」
一方通行「ン」ピッピッ ガチャコンガチャコン
打ち止め「このベンチ座ろってミサカはミサカはあなたの手を引っ張ってみたり!」
一方通行「引っ張ンな」ヨイショ
打ち止め「いい天気ねってミサカはミサカはあなたと並んで青空を見上げてみる」
一方通行「まァ、そうだな」ズズー
打ち止め「……」ゴクゴクゴクゴク「ぷはー」
打ち止め(うーん下位固体達に相談してみようかな~ってミサカはミサカはネットワークにアク
セスしてみたり) - 24 :1[sage]:2011/04/21(木) 20:30:23.79 ID:vev3y3KL0
- 一方通行「…………」ズズー
打ち止め「……」ゴクゴクゴクゴク「ぷはー」
一方通行「…………」
ピピピ… ポカポカ ソヨソヨ
打ち止め「ねぇねぇ、今日はちょっとあったかくって気持ちいいねって…あっ、寝てる」
一方通行「…………」スー…スー…
打ち止め「あなたって意外と急速潜行タイプよねって、ミサカはミサカは微笑んで寄り添ってみたり…」
打ち止め「えへへ、あったかいな…ミサカはミサカはそーっとあなたの腕にしがみ付いてご満悦なの」
打ち止め(本当に寝顔は天使みたいねって、ミサカはミサカはあなたの寝顔を飽きずに永久保存
アンドMNWにバックアップ!)
打ち止め(平日の昼間で誰も居ないし、この人も少しは安心できてるのかなぁ…。この距離に近
づいて目を覚まさないの、ミサカと妹達とヨミカワヨシカワくらいだもんね、って
ミサカはミサカは誰にともなく自慢してみたり)
打ち止め(はー…それにしてもこれからどうすればいいのかな、ってミサカはミサカは途方に暮
れる…。ヒーローさんのケータイの番号、10032号が知ってるかなぁ?いくらこの
人がみりょくに溢れていても、会えなかったら何の効果もないよって) - 32 :1[sage]:2011/04/21(木) 20:32:41.12 ID:vev3y3KL0
上条「あれ?打ち止めと……一方通行!?」
打ち止め「一級フラグ建築士パネェエエエエ!!!!!ってミサカはミサカは改めて驚愕してみ
たりぃいいいいい!!」
上条「えっ」ビクッ
打ち止め「あっ、えーと、こんにちはヒーローさん!」
上条「(ヒーロー?)ああ、こんにちは」
打ち止め「今日は平日だからお昼の公園で会ってちょっと意外だったんだよ、ってミサカはミサ
カはごく自然に誤魔化してみたり」- 42 :1[sage]:2011/04/21(木) 20:36:30.30 ID:vev3y3KL0
- 上条(何を誤魔化してるんでせうか…)
「あー、まだ学校は自主休校だよ。明日から行くんだ。…ていうかさ、聞いていいか?」
打ち止め「なあに?ってミサカはミサカは首を傾げてみたり」
上条「お前の言ってた『あの人』ってやっぱり…」オズオズ
打ち止め「うん!一方通行のことだよー!ってミサカはミサカは胸を張って自慢げ!」
上条「だよな……………」ポカーン
(…てことは、あの電話もコイツだったのか…。打ち止めのことすごく心配してて、スゲー
良いヤツだって思ってて)
打ち止め「マジだよ!」
上条(勝手に親近感とかちょっと感じちゃったりしてて……そしたらロシアで)
一方通行「………」スー…スー…
上条(って、コイツってこんな顔だったんだなぁ)シミジミ
打ち止め「意外?ってミサカはミサカはすべてを見透かした顔でほくそ笑んでみたり」
上条「……わざと黙ってたのか?」
打ち止め「うーん…半分正解かな、ってミサカはミサカは自らの思慮深さを披露してみる。この
人はミサカを助けて守ってくれて、ミサカはこの人が大好きだけど、ミサカ達10031
人を殺したのもこの人であるのは事実だから」
上条「…………」 - 50 :1[sage]:2011/04/21(木) 20:38:46.11 ID:vev3y3KL0
- 打ち止め「あの時…最初に地下街に会った時にそれを知ったら、あなたはこの人に会いに行って
『どういうつもりか確かめる!』とか言い出しそうだなってミサカはミサカは推測したの」
上条「俺とコイツを会わせたくなかったのか」
打ち止め「言ったでしょ?この人は弱いの。自分の罪を憎んで、自分を憎んで、すごく傷ついて
る。だからもう誰にも、この人の罪を責めてほしくなかった」
上条「俺は…多分責めたりしなかったと思うけどな」
打ち止め「うん、そうかもしれないね。でも、この人はそう感じてしまうの、ってミサカはミサカ
は寝顔を眺めてみたり。ミサカは一方通行を傷つけたくないから…。ごめんね、ミサ
カはあなたを信頼してないわけじゃないよ」
上条「謝らなくてもいいさ。よっぽど一方通行のことが大事なんだな…。お前のその顔だけで、コ
イツがどんな風に接して来たのかわかるよ」
打ち止め「さすがはヒーローさん!度量が広いねってミサカはミサカはお世辞を言ってみたり!」
上条「お世辞って口に出しちゃ意味ありませんよ…。けど、いいのか?俺とコイツを会わせたく
なかったんじゃ…。あ、寝てるからノーカンか?いやぁしかし、よく寝てるよなぁ」
打ち止め「まぁ、事情が変わったからね、ってミサカはミサカはこの人の変化を告げてみたり」
上条「変化?」
打ち止め「だいたい、この距離でこの人が起きないってだけで、ミサカとしてはちょっと悔しい
んだからね、ってミサカはミサカは頬を膨らませてみる!」プンプン
上条「……?」
一方通行「っせェなぁ…何騒いでンだクソガキ……、あ」 - 53 :1[sage]:2011/04/21(木) 20:40:33.25 ID:vev3y3KL0
- 上条「よ、よぉ……」
一方通行「…………………」ギロリ
上条(すごい睨まれてる……)
一方通行「………………」(なァんでこンなとこにこの無能力者がいやがる?)
打ち止め「こら、あなたったら!ヒーローさんに会ったら言いたいことがあるんでしょ!って
せっかくのチャンスなのに顔に力入れるあなたを叱り付けてみたり!」
一方通行「あァ?なんでオマエが………、……………」
上条「言いたいこと?」
一方通行「………………」
上条「………………」
打ち止め(頑張れあなたちょう頑張れ!ってミサカはミサカは心の中で声援を送ってみたり!)
一方通行「チッ………」スッ スタスタ
打ち止め「ちょ、どこに…、あれ?ってミサカはミサカはまたしても自販機の前で立ち止まった
あなたを不思議そうに見上げてみたり。さっき飲んだばっかりでミサカもあなたも喉
は渇いてないんじゃないかな?」
一方通行「黙ってろクソガキ。………何飲むんだよ、無能力者」ギロリ
上条「へ?」
一方通行「チッ、奢ってやるっつってンだよ。何がいい?」 - 54 :1[sage]:2011/04/21(木) 20:42:07.34 ID:vev3y3KL0
- 上条「え、え?あー……じゃ、コーヒーで」
一方通行「……ふン」ピッ ガチャコン
打ち止め(あっ、何かちょっと嬉しそう?同じ物がスキで嬉しい的な?そういう?ってミサカは
ミサカは珍しい表情をすかさずバックアップ!)
一方通行「ほらよ」ポイ
上条「っと…、あー、サンキュー?」
打ち止め「ナイスキャッチ!ってミサカはミサカは褒めつつさりげなくヒーローさんをベンチに
座らせるのだ!」
上条「いやいや、さりげなくねーですよ」ヨイショット
一方通行「……………」
打ち止め「ほーらー、あーなーたーもー!って一人でそっぽ向いてるあなたをヒーローさんの横
に座らせてみたり!」
一方通行「おい、やめろクソガキ」ストン
上条「と言いつつされるがままなんだなー、お前」ハハハ
一方通行「うるせェよ無能力者」ギロリ
上条「う、そんな睨まなくても……」
打ち止め「もーー!!!素直にならないとミサカが全部ゆっちゃうよ!?いいの!?ってミサカ
はミサカは怖い顔で睨んでみたり!」 - 55 :1[sage]:2011/04/21(木) 20:44:01.58 ID:vev3y3KL0
- 一方通行「ぜェーンぜン怖くありませェン」クカカカ
打ち止め「一方通行…あまりミサカを怒らせない方がいい」ゴゴゴゴ
一方通行「はァ?頬っぺた風船みてェにしてどうしたクソガキ」ツンツン
打ち止め「ぷひゅっ、つつかないで!ってミサカはミサカは、下位固体に命令して近所のコンビニ
のコーヒー全部買い占めちゃうよ!?」
一方通行「それは…ヤメロ。つーかお前ら、コーヒー好きじゃねェだろ…。買ったモンどうすンだよ」
打ち止め「うーん…番外固体にでもあげよっかなー?よくあなたのコーヒー横から取り上げてるし」
一方通行「バーカ、アイツは俺に嫌がらせしたいだけで、コーヒー嫌いだろ。無理して飲み干し
た後、必ず菓子食ってるし」
打ち止め「あれ気付いてたの、ってミサカはミサカは構ってちゃんの妹に張り合ってあなたのお
腹にダイブ!」
一方通行「ぐふぅ!おま、さっきのコーヒー出て来ンだろクソガキィ!」ギュゥウウ
キャハハ イターイッテミサカハミサカハ クラエーー
上条「ぷ、はは、あはははっ」
一方通行「!!!」ハッ
上条「ホントに仲良いんだな、お前ら」
一方通行「……………チッ。見てンじゃねーよ」ギュムギュム
打ち止め「うむぅ、そんなに抱き締めちゃ苦しいよってミサカはミサカは解放を訴えてみたり!」 - 56 :1[sage]:2011/04/21(木) 20:46:05.21 ID:vev3y3KL0
- 上条「ま、コレ一本飲み終わるくらいまではいいだろ?いただきますよ」カシュッ
一方通行「…………………………」
上条「お、これけっこーうまいな」ズズー
一方通行「………………………………」(何でこンなにフツーなンだコイツ…)
上条「……………まぁ、アレだな。ロシアで会ったっきりだったから、お前らがどうなったか気
になってたんだ」ズズー
一方通行「……!」
上条「ちゃんと…守れたんだな。よかった」ニコ
一方通行「……………っ」ギュウウ
打ち止め(珍しい勢いでハグされながらも、一方通行の心拍がわずかに上昇したことを確認!
ってミサカはミサカはちょっといい雰囲気にワクワク!!)
一方通行「…オマエ………」
上条「上条だよ」
一方通行「は?」
上条「上条当麻だ。ちゃんと自己紹介したこと、なかったよな」
一方通行「……チッ。…………………………一方通行だ」ボソッ
打ち止め(おお!!自己紹介されたら自分もする、という常識的社交性が発揮されるなんて!
ってミサカはミサカはこの人の成長に目頭を熱くさせてみたり!) - 57 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2011/04/21(木) 20:46:24.78 ID:E0URvKHn0
- 一級フラグ建築士パネェエエエエ!!!!!
のところで完全に打ち止めとハモったwwぱねえ
打ち止めの抱えるある種の歪さというか、なんかそういうのをしっかり捉えていて素敵
妖精福岡さんもでたし、もはや良作は確約だな - 58 :1[sage]:2011/04/21(木) 20:47:13.65 ID:vev3y3KL0
- 上条「それって能力名だろ?名前は?」
一方通行「忘れた」
上条「……そうか」
一方通行「…………………………」
上条「……………」ズズー
打ち止め(早く早く!あなた早くしないとヒーローさんがコーヒー飲み終わっちゃうよ!って
催促するために服を掴んでユサユサ!)
一方通行「…チッ、うっせェよクソガキ、わかってンよ」
上条「ん?何か言ったか?」
一方通行「あー…、………………」
上条「?」
一方通行「……………………………………………世話ンなったな…上条」 - 59 :1[sage]:2011/04/21(木) 20:47:54.92 ID:vev3y3KL0
PM2:18 ミサカネットワーク内
1.【協力求む】あの人とヒーローさんをいいかんじにさせたいんだが(1)NEW
2.【精神的ブラクラ】セロリの顔芸と寝顔の写真を交互に貼るスレ12【爆笑】(342)
3.今日の上条189(834)
4.ダイエット成功した固体が淡々と方法を書き込むスレ8(123)
・
・
・
・
【協力求む】あの人とヒーローさんをいいかんじにさせたいんだが(567)
1 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka20001
一方通行は実は女の子だったんだよ!
そんであのヒーローさんが好きみたいだから協力してあげたい、って
ミサカはミサカは下位固体達に相談してみたり
どうすればいいと思う?>>2- 60 :1[sage]:2011/04/21(木) 20:48:50.73 ID:vev3y3KL0
- 2:以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka10032
えっ?
3:以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka10033
えっ?
4:以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka10034
おい
おい
5:以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka10035
>>1
>>1
>>1
・
・
・
・
【協力求む】あの人とヒーローさんをいいかんじにさせたいんだが5(124)
1 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka20001
もーみんな驚き過ぎ!サーバーが落ちそうになっちゃったよ!
ってミサカはミサカは まぁ落ち着け
2 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka19090
いやだって運営
えっ? - 61 :1[sage]:2011/04/21(木) 20:50:00.05 ID:vev3y3KL0
- 3 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka14510
4 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka14889
おい春厨が息してないぞ
5 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka20000
バカだなお前ら何騒いでんの?
セロリたんが男でも女でも関係ないだろ
俺はただ…ペロペロしたいだけだ
6 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka12556
やだ…変態カッコイイ
7 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka16456
>>6 落ち着けよwwwwwwwwww深呼吸しろwwww
8 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka15223
てかセロリが女とかwwwwwwwwwwwwwwww
あ あー?言われてみればどっちかわかんねーような見た目かなー
9 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka20001
あの人はホントはかわいい顔してるのよ!
ってミサカはミサカはさっき撮ったばっかりの寝顔を証拠写真として提出
つhttp://www.misaloda/accela67824.jpg
10 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka16889
>>9
相wwwwwwww変わらwwwwwwずwwwwwwww寝顔だけはかわいいwwwwなwwwwwwww - 62 :1[sage]:2011/04/21(木) 20:50:48.20 ID:vev3y3KL0
- 11 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka16889
ん…?あー うーん???そういや女にも見えるかも
12 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka14510
>>9
ほ…保存をしnげうぐjg
13 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka14889
>>12
いいからお前は息しろよ
14 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka13557
つかセロリは何で惚れたんだ?二回も殴られといてwwwwww
マゾなの?wwwwwwwwww
15 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka10032
おい運営 冗談もたいがいにしとけよ
16 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka20001
冗談じゃないよ!ってミサカはミサカは真顔で書き込んでみる(キリッ
あの人は自分をとても蔑んでいたから
自分を変えるきっかけをくれた、誰もが避けて通る自分に正面から向き合って
くれた人を好きになっても、何もおかしくなんかない
17 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka13557
あー……
18 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka19090
そう言われるとミサカ達が上条を好きな理由とあんまり変わらんな - 63 :1[sage]:2011/04/21(木) 20:51:43.50 ID:vev3y3KL0
- 19 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka18998
まだ気にしてんのかアイツ
20 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka20001
>>19
あの人が実験のことを気にしなくなるなんてことは永遠にないよ
21 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka18998
そうだな それはミサカ達も同じだ
22 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka20000
まぁそれはこのミサカも同意見だが
そんなことよりあんなに必死で戦ってきた一方通行が
実は女だったなんて萌えね?
すげ健気じゃね?超かわいくね?ますますペロペロしたくね?
セロリたんのちっぱいペロペロしたい
23 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka12211
何という歪みない変態
24 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka13577
>>22 お前がナンバーワンだ
25 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka17832
>>22 すげェ ビックリするほどきめェ - 64 :1[sage]:2011/04/21(木) 20:52:39.32 ID:vev3y3KL0
- 26 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka15687
>>25 おいセロリの口調うつってんぞwwwwww
27 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka16725
つかアイツ、女なんだったらもっとこの変態に注意すべきじゃね
28 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka19090
だな
番外固体への反応見る限り、一方通行はミサカ達に抵抗できなさげだし
初めてがこの変態とかワロエナイ
29 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka20001
>>22 あの人が嫌がることしたら許さない 絶対にだ
ってミサカはミサカは上位固体の威厳を振りかざしてみたり!
30 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka10032
お前ら何受け入れた雰囲気になってんの?
俺達の上条がセロリの毒牙にかかってもいいのか?
31 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka18998
>>30 受け入れたっつーか 実際女だっつーならしょうがねーじゃん
上条のことはまた別問題だろ
32 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka14510
このミサカだって…!このミサカだtgrぐjhrr
33 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka14889
もういい…っ!もういい、休め…っ!休め>>32…っ!!
・
・
・
- 65 :1[sage]:2011/04/21(木) 20:53:20.51 ID:vev3y3KL0
134 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka20001
あ、なんか今ヒーローさんが来た
135 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka10032
>>134 ちょ、おい
136 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka14287
>>134 ワロタwwwwさすが一級フラグ建築士wwwwwwwwwwww
137 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka10801
>>134 kwsk
138 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka11345
>>134 kwsk- 66 :1[sage]:2011/04/21(木) 20:54:44.75 ID:vev3y3KL0
- 139 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka20001
>>137-138
「……………………………………………世話ンなったな…上条」
一方通行は思い切りそっぽを向いたまま、それでも噛み締めるように静かに呟いた。
色の抜けた白い髪は陽に透けて、真っ白の肌は淡く輝くようだ。微かな光を含んだ目は赤い貴石
に似ている。
この人は自分を闇に沈んだとか何とか思っていそうだけれど、こういうところを見る度に、本当
は光が似合う人だと打ち止めは感じる。
自分を胸元に抱き締めたままの細い腕に縋るように力が込められ、大丈夫だよ、と精一杯腕を伸
ばして薄い背をポンポンと叩いた。
この人はとても強いけれど、弱い。人に好意を向けるのを、怖がっている。
ただ感謝を伝えるだけのささいな言葉でも、今までの一方通行の人生では、言う機会も、言う理
由も、ほとんどなかったものなのだろう。
たった一言口にするだけで、どれほどの勇気をかき集めたのか。
想像すると、いとおしさで胸が潰れそうになる。
「……………」
打ち止めのヒーローが憧れる人は、少しだけ驚いたように目を見開いた。この人と対照的な、ひ
どく健全な真っ黒い目だった。
そして、パッと弾けるような笑顔になる。
「お前…本当に変わったんだな、一方通行」 - 67 :1[sage]:2011/04/21(木) 20:56:14.27 ID:vev3y3KL0
- 140 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka11204
>>139 詳しすぎワロタ
141 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka17832
>>139 すげェ すげェ詳しいな
142 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka18998
なんつーか、運営はホント一方通行のこと好きなんだな
知ってたけど
143 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka13577
自分の脳内ポエムを躊躇なく披露するとは…
この幼女、やりおる
144 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka15223
>>139 その後のセロリの反応kwsk
145 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka17934
>>139 一方通行は今どういう顔してんの?
146 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka20001
>>145
びっくりした猫みたいな顔になってるよ!ってミサカはミサカは写真をうp
つhttp://www.misaloda/accela-rare149.jpg
147 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka13945
>>146 誰wwwwwwww
148 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka18392
>>146 えっ - 68 :1[sage]:2011/04/21(木) 20:57:25.55 ID:vev3y3KL0
- 149 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka19090
>>146 oh ……… ホントにコイツって表情で印象変わるよな
150 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka20000
>>146 かわいいいいいい!!!!苺みたいな目おいしそうペロペロ
151 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka18998
>>150 おいそこの変態 自重しろ
152 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka14510
>>146 保存sjぐ かっこいgjるg
153 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka14889
>>152 お前実は元気なんじゃね?
154 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka20001
いやーーさすがヒーローさん
あの人が一番言ってほしいことをさらりと言ってのける…
そこに痺れる憧れるゥ!ってミサカはミサカは感心してみたり!
155 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka15223
運営様!その後の一方通行さんの反応詳しくってば!! - 69 :1[sage]:2011/04/21(木) 20:59:16.52 ID:vev3y3KL0
- 156 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka20001
>>155
目を見開いたまま固まってしまった一方通行を余所に、上条はポリポリと照れくさそうに頬を
掻いた。
「俺もさ…お前に礼を言わなきゃって思ってたんだ」
「は……?何でオマエが?」
ポカーンとしていたせいか、一方通行があどけないほど素直な顔で首を傾げる。
それを見てまた上条は少し驚いて、けれど今度は間を置かず笑った。
「お前に言った台詞は、全部俺自身にも当て嵌まることだったからさ。お前に言い切ったこと
で、俺自身も吹っ切れた」
「………………」
「ありがとな」
一方通行とは違い、躊躇なく力強い声で言って、日に焼けた手を差し出す。
「…………?」
しかし握手などほとんどしたことのないこの人は、不思議そうに上条と差し出された手を見比
べるだけで、打ち止めは慌てて小さな声で「握手!握手だよ!ってミサカはミサカは助け舟を
出してみたり!」と囁いた。
(もーーー!ロシアでは番外固体と握手したはずなのに!ってミサカはミサカは何か学習でき
てないこの人をもどかしく思うのだ!!だがそれがいい!)
「……………」
一方通行は、それでも惑うように上条の顔を見つめる。
「握手だよ。仲直り?っつーのもおかしいかな」
ハハハ、と上条は朗らかに笑って、辛抱強く手を差し出し続ける。
「…………変なヤツゥ」
ようやっと口から押し出したような憎まれ口を叩き、一方通行は白く細い手を伸ばした。
本人は否定するだろうけれど、その仕草はどう見ても「恐る恐る」と表現されるようなもどか
しさだ。
白い指先を五センチ伸ばしたところで、健康的な手がぐいと伸びて、ぎゅうっと握り締められる。
「うお、お前の手、冷てーな」
「………っ」
「あーでも、手が冷たい人は心が温かいって言うよな」
打ち止めが押し付けられたままの胸の奥で、確かに鼓動の跳ねた音が聞こえた。
- 70 :1[sage]:2011/04/21(木) 21:00:19.13 ID:vev3y3KL0
- 157 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka13577
>>156 甘ずwwwwっぺぇwwwwwwwwwwww
158 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka14349
>>156 さすが上条wwwwwwこの恥ずかしげのなさwwwwww
159 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka19090
>>156 つか番外固体の話って俺ら聞いてねーぞ
聞きたい!聞きたい!!
160 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka15223
>>156 セロリ、握手なんてしたことなさそうだもんな…
161 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka16728
握手は「武器を持ってない」って相手に示す、敵意のなさを表す仕草
だった気がする
162 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka12543
>>161 あー… 確かに、今までの一方通行には無縁だな
なんか泣けてきた - 71 :1[sage]:2011/04/21(木) 21:01:26.55 ID:vev3y3KL0
- ・
・
・
345 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka10032
お前ら何、何なの?何盛り上がっちゃってんの?
346 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka18998
>>345 どうしたお前
347 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka14889
>>345 さっきから刺々しいな
348 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka10032
お前らこそ何だよ!
上条がセロリみたいなあんな凶暴で捻くれたヤツ好きになるわけねーじゃん
バッカみてぇ
349 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka20001
>>348 そんなことない!ってミサカはミサカは本気で怒ってみたり!
みんなだって最初はちょっと怖がってたけど、ミサカがあの人のこと
一杯教えたから、今は怖くなくなったでしょ!?
350 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka16349
確かになー 見た目と中身にギャップあるタイプだよなアイツ
運営への態度見る限り、無駄に面倒見いいしな - 72 :1[sage]:2011/04/21(木) 21:02:05.01 ID:vev3y3KL0
- 351 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka13577
こないだアイス奢ってくれた
352 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka14889
>>351 おいwwww餌付けされてんなよwwwwwwww
いいな
353 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka19090
俺もこないだ服買ってもらった
あと指輪見てたら指輪も買ってくれた
すごいしかめっ面で「………何か困ったことあったら言え」って言われた
354 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka14510
>>353 ズルイ!俺も一方通行さんから指輪貰いたい!!!
355 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka14889
>>354 おい 立ち直りはえーな
356 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka19090
あんまり仏頂面だったからさー
俺ちょっとからかってやろうと思って
「セロリに頼むことなんてねーよpgr」とか言ったら超睨まれた - 73 :1[sage]:2011/04/21(木) 21:02:49.30 ID:vev3y3KL0
- 357 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka17495
色々買ってもらっといてその態度wwwwwwww
358 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka19090
>>357 だからちょっとした冗談のつもりだったんだってば
そんで「お?やるか?やるか?」てカバンから銃持ち出したら
「………………………俺は、もうオマエらに怪我させたりしねェよ」
って すごい悲しそうなしかめっ面で言われた
なんかごめんってなった
359 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka14510
>>358 一方通行さんになんてことを!なんてことを!!
360 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka14889
>>358 あーあー それ後で泣いちゃったんじゃね?
361 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka19090
えっ やっぱり?そう思う??
しかめっ面なのになんかすげーーー悲しそうでさーー…
うぐぐ 思い出すと心臓が…
362 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka16245
>>361 やーい 泣かした泣かした いけないんだー - 74 :1[sage]:2011/04/21(木) 21:03:43.40 ID:vev3y3KL0
- 363 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka20000
>>361 絶対に許さない 絶対にだ
364 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka19889
>>363 今日のお前が言うなスレはここですか
365 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka20000
俺はセロリたんを泣かしたりしないもん
性的な意味以外ではな(キリッ
356 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka13577
>>365 やだ…かっこい…くはないな(゚Д゚)
366 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka14889
今度会ったら謝っとけよ >>361
367 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka19090
うん >>366
368 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka10032
だから何なんだよこの気持ち悪い流れ
いい加減にしろよ
369 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka14889
>>368 いい加減にするのはお前だろ?
どうした 何かあったのか - 75 :1[sage]:2011/04/21(木) 21:04:23.17 ID:vev3y3KL0
- 370 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka19090
>>368 話くらい聞くぞ
371 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka10032
別に
372 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka12784
>>371 あ、お前アレだよな 上条に直接助けられた固体だよな
373 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka20001
>>371 どうしたの?言いたいことがあるんなら言えばいいよって
ミサカはミサカは上位固体らしく優しく促してみたり
374 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka10032
だって
俺も上条のこと好きだもん
375 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka19090
俺達も好きだぞ 当然だろ - 76 :1[sage]:2011/04/21(木) 21:05:02.84 ID:vev3y3KL0
- 376 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka10032
お前らにとってはアレじゃん!
なんかテレビのアイドルみたいなもんだろ!?
俺は違うもん!もっと仲良くなりたいし、か 彼女とかになりたいんだもん!!
377 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka16293
あー…
なんかゴメン
378 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka10394
まぁなー
記憶を共有できるっつっても超リアルなテレビ見てるみたいなもんだしな
379 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka14204
お前らとワイワイすんのが楽しいってのは認める
380 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka18234
俺はやっぱし会ってみたいなー
381 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka10032
なんでセロリと上条を応援する流れなんだよ
俺だって上条と握手したい!!!!バーカ!!!
382 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka14889
>>381 落ち着け - 77 :1[sage]:2011/04/21(木) 21:05:51.44 ID:vev3y3KL0
- みんな別に応援してないだろ
383 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka10032
でもでも、上位固体は絶対セロリの味方じゃん!
俺と上条がもし仲良くなったら邪魔するに決まってる!!!
384 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka20001
ミサカはそんなことしないよ ってミサカはミサカは断言してみたり
あの人のことは大切だけど、10032号だってミサカのお姉ちゃんだもん
385 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka10032
>>384
…………………ホント?
386 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka20001
>>385
ホントだよ ってミサカはミサカはしっかり頷くのだ
何なら10032号もあの人に「負けないぞー!」って宣戦布告しに来たら?
387 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka10032
えっ
388 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka19090
上条は渡さない!ってかwwwwww
389 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka11204
盛 り 上 が っ て 参 り ま し た
390 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka13110
オラなんかワクワクしてきたぞ! - 78 :1[sage]:2011/04/21(木) 21:06:27.08 ID:vev3y3KL0
- 391 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka14889
あんま面白がるなよお前ら
無理すんな>>387
392 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka10032
べっつに 無理じゃねーし
行ってやろーじゃん!首洗って待ってろよなこのセロリ バーカバーカ!
って伝えとけよ運営
393 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka20001
うん!あの人も喜ぶよ!!
394 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka10032
はぁ?何で喜ぶんだよ
395 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka20001
あの人が10032号のこと、「アイツとは…顔合わせねェな」って気にしてたから
避けてられるって思ってるみたい
396 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka10032
チッ 自意識過剰乙
・
・
・ - 79 :1[sage]:2011/04/21(木) 21:07:21.00 ID:vev3y3KL0
- 745 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka19090
>>742 これ買ってもらった指輪
つhttp://www.misaloda/accela-ring24.jpg
746 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka13577
>>745 おーかわいいな
このミサカも頼んだら買ってくれるかな
747 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka14889
そういや運営
上条ってまだそこにいんの?何してる?
748 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka20001
>>747
上条「しょうがねーな、やるか。腕相撲」
一方通行「かかってこいやゴルァ!」
749 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka12440
>>747 どうしてwwwwwwそうなったwwwwwwwwww
750 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka17211
>>747
>>747
>>747
751 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka18992
>>747 イミwwwwwwwwフwwwwwwwwwwwwwwwwww
752 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka15332
どういうことなの… - 80 :1[sage]:2011/04/21(木) 21:08:03.46 ID:vev3y3KL0
- 753 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka20001
(握手した後)
上条「お前ってやっぱり細っせーな。力入れたら骨折れそう」
↓
一方通行「あァ!?ナメンじゃねーぞコラァ!」
↓
上条「いやいや、舐めてるとかじゃなくてさ。ちゃんと食べてるのか?」
↓
一方通行「(ムカッチーン)…いいぜェ。俺の腕力見せてやンよ」
↓
上条「どうやって?」
↓
一方通行「腕相撲で勝負しやがれこの三下がァアア!!」 ←今ココ
754 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka18889
セロリwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
755 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka12045
頭の出来も第一位じゃなかったのかよwwwwwwww
756 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka11299
アホwwwwwwwwwwww
757 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka10032
いや待て よく考えるんだ
これでごく自然に手を繋ぎ続けられる…
そこに気付くとは やはり第一位か……
いいなー
758 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka14889
>>757 その発想はなかった
759 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka10356
>>757 天才あらわる
- 81 :1[sage]:2011/04/21(木) 21:09:35.37 ID:vev3y3KL0
- PM 2:47 公園 ベンチ付近
上条「………なぁ、ホントにするのか?腕相撲…」
打ち止め「しっかりテーブル付のベンチに移動してこの人と向かい合って座ってからその台詞!?
ってミサカはミサカは今更のツッコミに驚きを隠せない!」
上条「いやだってすげぇ睨んで来るんだもんコイツ…」ボソッ
打ち止め「座ったからにはホラやれすぐやれ!とミサカはミサカは準備万端のこの人のために容赦
なし!」
一方通行「おら、さっさとやるぞ」クイクイ
上条「つってもなぁ……」
一方通行「はーーやーーくゥーー!」クイクイクイ
上条「しょうがねぇなー」スッ
一方通行(クッ、かかったな三下がァ…こっちが左手出したら馬鹿正直に左手出しやがって、右手
さえなければこっちのモンなンだよォ!!)カチリ
打ち止め(能力使うの!?って大人気ないこの人にビックリ!しながらも口出しはせずに見守っ
てみたり)
上条「そうだ一方通行、ちょっとそっちの手貸して」
一方通行「ン?」ヒョイ - 83 :1[sage]:2011/04/21(木) 21:10:28.55 ID:vev3y3KL0
- ギュッ
一方通行「」ハッ
上条「ズルはダメですよーって上条さんは上条さんは右手でお前の右手を封じてみたり」
打ち止め「あー真似しちゃダメー!」
一方通行「ちょ、待っ」
打ち止め「って怒りながらもレディー、ゴー!」
一方通行「チィッ……!」(仕方ねェ、こうなったら自力で…!)
ピピピ… ソヨソヨ
上条(あー…もう冬も近いのに今日ってあったかいなー)
一方通行「……ッ、う、…ッ!!」グググ
上条(今何時だっけ?あ、もうすぐ三時だ。インデックスにおやつあげなきゃ)
一方通行「く…!ッ、……!!」ググググ
上条(そういやコーヒー、まだ全部飲んでなかった。両手塞がってて飲めない)
一方通行「ふ、ぅく……ッ!」ブルブル
上条「……あのさぁ」
一方通行「あ゛あァ!?」ブルブルブル - 84 :1[sage]:2011/04/21(木) 21:11:58.84 ID:vev3y3KL0
- 上条「………いや、何でもない」
上条(それ、力入れてんの?って聞くのはさすがに失礼だよなぁ…どう見ても必死だし)
打ち止め(どうみでもあの人が不利…あの人を勝たせる手段頼む、とスレに書き込むも、帰って
来るのは芝生ばかりなり!って)
打ち止め「ミサカはミサカはとりあえず全力フレーフレー!」
一方通行「っせェ、余裕、だ、クソガキィ!」ブブルブル
上条(しっかし、コイツってホントに白いなぁ……光ってるみてー)ボー
上条(睫毛なっげー…あ、睫毛も白いんだな。当たり前かぁ)ボー
上条(目、赤いな。昨日食べたトマトがこんな色だったな)ボー
上条(あ、なんかちょっと頬赤くなってきた。色白いからすぐわかるな)ボー
一方通行「ぅぐぐぐ…!!!」ブブブブルブル
上条「無駄に肌キレーだなー」ボー
一方通行「!?!?!?」
打ち止め「急に口説き出した!?ってミサカはミサカはさすがに驚愕してみたり!」
上条「あ、ゴメン声に出てた?」
一方通行「おま…な、な……っ!?」
上条「いや、暇だからずっと顔見ててさ」 - 85 :1[sage]:2011/04/21(木) 21:12:45.87 ID:vev3y3KL0
- 一方通行「ひ、暇だとォ……!?」ガビーン
上条「いやー、まぁ」ウン
一方通行「ッざっけンなこの三下がァアアアアアア!!!」
ガッツーン!
打ち止め「まさかの頭突き!?ってミサカはミサカはいくら至近距離だからってその選択肢は…!」
上条「あいたっ」
一方通行「ッ!?~~~~……ッ!!」ジンジンジンジン
打ち止め「大丈夫!?ってミサカはミサカはうな垂れたあなたのおでこを必死に撫でてみたり」
上条「だ、大丈夫か?」
一方通行「……ッせェよ石頭…!」ジンジンジン
上条「あー赤くなってるぞ」ナデ
一方通行「!?触ンじゃねェよクッソ野郎!!」ブワッ - 86 :1[sage]:2011/04/21(木) 21:14:04.05 ID:vev3y3KL0
- 強い風が吹いた、と思ったら、上条の目線よりも二メートル上空に、打ち止めを抱えた一方通行
が浮かんでいた。
「うお…っ?」
背中には羽のような竜巻を生やし、真っ白い髪が激しい風に掻き乱され、その隙間からこちらを
睥睨する赤い眼は物語のように禍々しい…と言っていいのだろうが。
「きゃっほー!飛んでるぅー!ってミサカはミサカは久々にお空飛んでてエキサイティングヒャ
ッハー!」
「暴れンなクソガキ!落っことしちまうだろォが!」
「あなたは絶対にミサカを落とさないって、ミサカはミサカは信じてみたり!」
頬と額を赤くし、小さな子に四苦八苦する姿はどう見ても微笑ましい、と上条は頭を掻く。
「一方通行!」
打ち止めを深く抱えなおして飛び去ろうとする細い背に、思わず声を掛けた。
「ンだよ……」
宙で静止する姿は全身で不本意だと告げていたが、それでも止まってくれたという事実に上条は
笑みを浮かべる。
「またな」
例えばクラスメートの土御門や青髪でピアスの友人にするように、軽く手を振った。
「……………っ」
再び真っ赤な眼が丸く見開かれる。近寄り難いような雰囲気が一辺し、まるで小動物のようだと
思う。 - 87 :1[sage]:2011/04/21(木) 21:15:20.74 ID:vev3y3KL0
- (あー、何かに似てると思ったらアレだな…。ウサギ)
色合いがピッタリだ、と言ったらまた頭突きをされそうだ。全然痛くないけど。
「またな、一方通行」
確かめるように、もう一度口にする。
一方通行は何かを言いかけるように薄い唇を開き、だがすぐにキッと引き結んでそっぽを向いた。
その半瞬後に突風が吹き荒れ、反射的に閉じた目を開けた頃には、華奢な背中は既に遥か遠くま
で飛び去っている。
「……………」
上条は、さきほどまで真っ白い掌を握っていた両手を見下ろした。
(冷たい手だったなー)
男ではちょっと珍しいくらい、ひんやりと滑らかだった。
けれど打ち止めをしっかり抱えていた華奢な手は、あの少女にとってはこの上なく温かなものな
のだろう、と思う。
(よかった)
初めて出会った時は、楽しそうに人を傷つけるヤツだと激怒した。
次には打ち止めを通して話を聞いて、何だか共感した。
その次には電話で話をして、とてもあの子を心配しているんだな、と力になりたかった。
ロシアで出会った時には、ひどく、ひどく辛そうで、ああ自分もこんな顔をしているのかと思った。
そして今日は…今日は? - 88 :1[sage]:2011/04/21(木) 21:16:20.63 ID:vev3y3KL0
- (色んな顔見たな)
子供のようなあどけない寝顔。触れたら切れそうな目で睨む顔。少女をからかう楽しそうな顔。
そっぽを向いた、気まずそうな顔。驚いて固まった、小動物のような顔。悔しそうに眉を顰める顔。
まさか頭突きをかまされるとは思わなかった、と子供のような癇癪を思い出して、小さく吹き出す。
色んなヤツの幻想をぶち殺して来たけれど、こんな風に、接する度に違う印象を受ける人間は初め
てだった。
(世話になった、か……)
殴り飛ばしただけのことに、礼を言われたのも初めてだ。
上条は、奇跡的に倒れなかったコーヒーを、最後まで飲み干した。普段は一気に飲み干してしまう
性質なのだが、今日に限っては少し残していたのだった。
少し考えて、自分で「コーヒーを飲み終わるまでは、ここにいる」と宣言したせいだと思い当たる。
砂糖など入っていないはずのブラックコーヒーの後味は、どこか甘い気がした。 - 89 :1[sage]:2011/04/21(木) 21:17:51.12 ID:vev3y3KL0
- 一方通行は打ち止めを膝の上に抱いたまま、適当なビルの屋上の端に座り込んでいる。
「おおー、いい眺めー!ってミサカはミサカはハシャいでみたり!」
「暴れンなって言ってンだろォ……」
何度言っても改めない天真爛漫な少女に呆れたように呟いて、それでも嬉しそうな笑い声は耳に
心地いい。
確かに、ここからは科学の粋を極めた学園都市の街並みが一望でき、なかなか壮観だ。初冬の青
空に、近代的な白の巨塔群が映える。
一方通行にとっては不愉快にも見慣れたものだが、打ち止めにはまだ珍しいのだろう。
「ねぇ、一方通行」
「ン?」
「ヒーローさんとお手て繋いで、どうだった?ときめいた?ってミサカはミサカはいったぁーい!?」
「………」
寝言を言い終わる前にデコピンをかますと、打ち止めは大きな栗色の目を潤ませて見上げて来る。
「感想くらい言ってくれたっていいでしょ!?ってミサカはミサカは」
「うるせェなァ………」 - 90 :1[sage]:2011/04/21(木) 21:19:38.41 ID:vev3y3KL0
- 心底鬱陶しそうに呟きながらも、少女の小さな背に回した腕は外さない。
何を言ってもこの腕が外されることはないと知っている打ち止めは、それからも何やかんやとわ
けのわからないことを楽しそうに話し続ける。
(感想ねェ…)
一方通行の胸元をぎゅっと握る小さな手。その温もりは、自分の手すら見えない闇の中で、初め
て見つけた小さな光だ。
あまりに温かくて、痛みすら感じる光。例えば、極寒の吹雪に耐えた後に温かな部屋に入って、
ジンと痺れるような。
ただ、あの男は、その光に触れるためのきっかけだった。
上条当麻に殴られないまま、実験が続けられたまま、打ち止めに出会っていたらどうなっていだ
ろう。
小さな少女を、自分を頼ってきた小さな光を、殺してしまっただろうか。
そんなことはないと、否定出来ない自分を唾棄する。そして、そんなことにならなくてよかった
と祈るように感謝する。
善人とか悪人とか、自分で勝手に決めたカテゴリーに固執し、すべてを投げ出しそうになった時
にも、あの男が止めてくれた。
真っ直ぐな、力強い、……熱いほど温かいあの手が。
「…………」
一方通行は、掌にいつまでも残っているような感触に、小さく舌打ちをした。
温かいを通り越して、熱かった。打ち止めや番外固体とは違う、固い皮の掌は乾いていて、あの
男らしい無遠慮な熱さだった。
掌を通して、身体の中に染み入るような。
思い出せば、徐々に眉間に皺が寄るその感覚を、敢えて一言で表すならば。
「……気持ち悪ィ」
- 111 :1[sage]:2011/04/22(金) 22:06:18.70 ID:jL1toQdY0
- PM8:00 風呂場
一方通行「お客様ァ、おかゆいところはございませンかァ?」シャカシャカ
打ち止め「うむ、くるしゅうないー、ってミサカはミサカはあなたに頭洗ってもらうの大好きだよ
って愛情表現してみたりアイタタ!」シャンプーシミルー
一方通行「おま、擦ンなってバカ!おらこっち向け」
打ち止め「うぅー痛いよー!ってミサカはミサカは素直にあなたを見上げてみたり…」
一方通行「あーもォ…だからシャンプーハット使えって言ってンだろォ?」ジャー
打ち止め「だってそれ子供みたいなんだもん…ってミサカはミサカは」
一方通行「オマエはどっからどう見ても子供だろうが」
打ち止め「違うもん!ミサカはもう酸いも甘いも噛み分けた立派なレディだもん!ってミサカは
ミサカはヨシカワの言い回しを真似してみる!」キィイイ
一方通行「ふゥん…じゃあ明日っから風呂は一人で入れよなァ」
打ち止め「えっ」
一方通行「大人の女は家族と風呂になンか入ンねェし」
打ち止め「えっ」
一方通行「俺は明日から番外個体と入るわ」
- 112 :1[sage]:2011/04/22(金) 22:08:58.36 ID:jL1toQdY0
番外個体「ぎゃははは何言ってんの第一位!このミサカとお風呂なんて変態ヤローなのかな!?」
一方通行「……………」
打ち止め「……………」
番外個体「な、何黙っちゃってるのかにゃーん?」(やべぇ、ついツッコんじゃった!)
一方通行「……オマエ、ずっと脱衣所にいたのか?」
打ち止め「番外個体…一緒に入りたいなら言えばいいのにってミサカはミサカは呆れてハァー…」
番外個体「だ、誰が!このミサカの魅惑ボディに一方通行の股間が一方通行になっちゃったらどう
するの!?」
一方通行「何言ってンのオマエ。ゆすぐぞクソガキ、目ェつぶれ」
打ち止め「あー…番外個体はまだ知らないのよね、ってミサカはミサカはあなたの胸を後頭部で
フニフニしながら目をギューってしてみたり」フニフニ
一方通行「やめろクソガキ。ていうか番外個体、オマエは丸二日もどこほっつき歩いてたンです
かァ?」ジャーバシャバシャ
番外個体「べっつにあなたには関係ないでしょ?何か用事でもあったの?ないよね、あったんな
ら迎えに来ただろうしさ」ブツブツ
一方通行「あー、昨日迎えに行こうと思ってたンだった。忘れてた」- 113 :1[sage]:2011/04/22(金) 22:11:59.33 ID:jL1toQdY0
- 番外個体「え、迎え…?っていうか、忘れてたって何!このミサカのことを忘れてたって!」バンバン
一方通行「っせェなァ、ドア叩くンじゃねェよ割れちまうだろ…っと、終わり」ジャー キュッ
打ち止め「もう目を開けてもいいの?ってミサカはミサカは用心のために目を閉じたまま念のため
に確認してみたり!さっきマジ痛かったのだ!」ギュー
一方通行「大丈夫」ワシワシ「さっさと上がるぞォ」ガタッ
打ち止め「はーい!ってミサカはミサカは元気良く立ち上がってあなたと一緒に脱衣所へゴー!」
番外個体「へ?上がっ…て、ミサカまだここにいるんですけど!?」
一方通行「そこいると邪魔だからどけ」
バタン
番外個体「ぎゃああああ!?何考えてんの何考えてんのバカバカバカバカ!」
打ち止め「番外個体ったら手で顔を覆いながらもしっかり隙間から見てるのねって、ミサカはミサ
カは年頃の妹に肩を竦めて見たり…いや0歳だけど…」ハァー
番外個体「……………………………えっ」
一方通行(全裸)「おら、邪魔だっつーの」オシノケ「クソガキ、タオル」 - 114 :1[sage saga]:2011/04/22(金) 22:14:47.78 ID:jL1toQdY0
- 打ち止め「はーい!ってミサカはミサカはふかふかタオルをあなたに手渡してみたり!拭いて
拭いてー」
番外個体「……………………………」
一方通行「大人の女じゃなかったのかよ……」フキフキ
キャッキャッ オラジットシテロー
番外個体「…………………小さいだろうとは思っていたけど、まさか見えないほどの短小包茎
だったなんて…」シロメ
一方通行「何言ってンだオマエは」
番外個体「胸がちょっと腫れてますよ?ああそういう病気あるっていうよね、病院病院、えーと
イチイチゼロー」
打ち止め「それじゃ警備員来ちゃうから!ってミサカはミサカはまぁ落ち着けよ、と大混乱中の
妹を諌めてみたり」
番外個体「ミサカは超冷静だよ、ってミサカはミサカはまるで女みたいな第一位をガン見しなが
ら、必死に何かに縋ってみたりみたり」
一方通行「口調移ってンぞ。あと俺ァ女だ」イッテナカッタナーソウイヤ
番外個体「」
- 115 :1[sage]:2011/04/22(金) 22:15:58.06 ID:jL1toQdY0
- 一方通行「……何で座り込ンでんだ?こいつ」
打ち止め「女の子には色々あるのよ…ってミサカはミサカはありし日の自分を見る気持ちで番外
個体の背中を叩いてみたり」ポンポン
番外個体「」
打ち止め「気持ちはわかるが、まぁ元気だせよ」ポン
番外個体「」
一方通行「俺も一応女なンだが…」??
- 116 :1[sage]:2011/04/22(金) 22:18:10.33 ID:jL1toQdY0
- 冬場は気分が落ち込むものだ、という俗説を、番外個体は全面支持したい。
疼くような頭痛を抑えたくて、ベッドの中で丸くなって頭を抱えた。
性格の悪い研究者によって生み出された自分の脳ミソは、ミサカネットワークからそれは器用に
負の感情のみを拾う。
別に憎悪とかそういう強くてご大層なものだけじゃなく、「おなかすいたなー」とか「寒いなー」
とか「おでんの厚揚げが売り切れてるなんて」とか「明日の注射怖い」とか「ヤバイ太った」とか
「うー何て言って謝ろうかなー」とか「どうにかしてセロリたんのパンツを手に入れたい」とか。
負の感情に優劣などなく、どんなにくだらなくても事細かに流れ込んでくるのだった。
(一方通行が女………一方通行が女………)
どうやらネットワーク内でもこの恐るべき事実が発覚しているようだ。いつから続いているのか、
スレが乱立して祭り状態である。
(一方通行が女とか………)
昨日からついさっきまでネットワークには一度も接続していなかった。
元々第三次計画で特別に作られた身なので、他の妹達のように息を吸って吐くように接続すること
は出来ない。
少々面倒な過程を踏まねばならず、だからなんとなく繋いでいなかったのだが、おかげで驚愕の
事実をこの目で見る羽目になった。
ネットワーク全体の驚愕が余波となって押し寄せ、自分自身の衝撃も相まってもう何だか頭が痛い。
そもそも、自分は何故ショックらしきものを受けているのだろうか。
いや、別にショックなんて受けてないけど、と自問自答して、堂々巡りする思考に頭を抱える。
(うー…ズキズキする……) - 117 :1[sage]:2011/04/22(金) 22:19:29.92 ID:jL1toQdY0
- じわりと冷や汗まで浮かんできた。暖房を消した室内は肌寒く、冷えた汗が気持ち悪い。
「……っ!?」
不意に、涼やかな体温が額に触れた。
「あ、一方通行…!?」
冷たいのに心地よいそれに驚きのあまり飛び上がって目を開ければ、薄闇に浮かび上がるような
細く白い人影。
「しィー、静かにしろ。ガキが起きちまうだろ」
「何でここに…。っていうか最終信号抱えたまんまだし…」
「仕方ねェだろ、無理矢理離すと起きちまうンだからよォ」
片手で番外個体の額に触れ、片手で胸元にしがみ付いた打ち止めを抱いている一方通行は、ほとん
ど吐息だけで呟いた。
顔中を安堵に緩め、力一杯寝巻きを握り締めた小さな手。この場所は自分のだ、と全身で主張して
いるような寝顔を見ていると、何だか不快なものが湧き上がってくる。
「な、何の用なのかな?夜這いならこのミサカはこぶ付きとかお断り…」
「黙ってろクソガキ」
言下に切捨てられて思わず口を噤む。
「………、あ」
けれど滑らかで冷たい手が額に触れた途端、ふぅっと頭痛が遠のいて、思わず間の抜けた声が出た。
「あ、あれ……?」
思考の乱気流から抜け出た頭は、驚くほど心地よくて、そのせいか目の前の赤い瞳がひどく美し
く見える。 - 118 :1[sage]:2011/04/22(金) 22:21:13.14 ID:jL1toQdY0
- 「ン、効いたか」
「何で頭痛が……」
「頭痛の原因は情報の過負荷だろうからな。オマエの生体電気を操作して、ミサカネットワーク
との間にノイズを作った。まァ意図的にジャミングしてるようなモンだ」
「何それ第一位チートすぎ、ていうか何で頭痛のこと…」
「毎日毎日隣の部屋でモゾモゾ寝返り打たれたらわかるっつゥの。おい、もっと奥行け」
一方通行が、打ち止めごと番外個体のベッドに入ってこようとしている。
「えェーー!?なな何してんの!?」
そう理解して思わず素っ頓狂な悲鳴が出たが、すぐに大きくて華奢な手で口を塞がれた。
(あ、何か良い匂い)
「静かにしろって言ってンだろこのクソガキィ!」
小声で怒鳴るという器用なことをして、これまた器用に手と足で番外個体の身体をベッドの奥に押
しやる。
「三十分しか持たねェから、その間に眠れよ」
「…………」
それは、バッテリーの続く限り、番外個体のために頭痛を和らげてくれるという宣言。
冷たい手が、火照った額を宥めるように撫でる。軽く汗を拭い、湿った髪を梳いて、まるで大事
なものを扱うような仕草で。
急に、息が詰まった気がした。今までの頭痛とは違う、熱くて潤んだものが喉の奥につかえている。 - 119 :1[sage]:2011/04/22(金) 22:22:32.85 ID:jL1toQdY0
- 「な、なんで……」
「言ったろ。隣の部屋でモゾモゾされると鬱陶しィンだよ」
理由になってない、と思う。別に大暴れしているわけでもあるまいし、睡眠に支障を来すわけが
ない。現に、黄泉川からも芳川からも文句を言われたことなどない。
けれどそう聞けば、最終的には「どうしてこのミサカをロシアから連れ帰ったのか?」というとこ
ろまで言及してしまいそうで、口に出せなかった。
「俺が起きてる限りもう頭痛はしねェ。だから眠れ」
眼前十センチに、白い、闇の中の光ように浮き上がる白い顔。
歪んだ哄笑も皮肉な笑みも貼り付けていない素顔は、あまりに整っていて、確かに性別不明に思
える。
(いや、不明じゃないんだけど。女なんだけど。…そうだ、女なんだった)
自分で心の中でツッコんで、ふと全身から力が抜けた。
なんだ。女なんだったら別に構える必要はない。じゃあ男だったら何故どうして構えるのか、と
いう辺りの思考は放棄した。
「………なンだ?」
「あなた良い匂いするね、第一位」
胸元には高い子供の体温。打ち止めを挟むように川の字になって、番外個体は自分の頭を一方通行
の首筋に摺り寄せた。
あの人白い花みたいな匂いがするのよ、と我がことのように自慢していた少女の言葉を思い出す。 - 120 :1[sage]:2011/04/22(金) 22:24:13.07 ID:jL1toQdY0
- 「匂いなンて、オマエらと一緒のシャンプー使ってンだから同じだろ」
「んーん…違うよ」
頭を撫でる冷たい手は、ひどく快い。あんなに手の届かなかった眠気が、温かな毛布のように番
外個体の身体を包んだ。
「ねぇ…何か歌ってよ」
ふと思い浮かんだのは、ロシアの雪原。白い白い中、一際白い人が、小さな少女を救おうと命を
掛けた歌声。
音程もクソもない、知らない者にはただの悲痛な怒鳴り声に聞こえたかもしれない。
けれど、朦朧とした意識の中、番外個体にはその歌声が愛情深い母親の祈りのように聞こえたこと
を、どうしてか今、思い出した。
「歌だァ?子守唄って柄かよ、ガキですかオマエは」
「今更何言ってるの?このミサカは最終信号より年下の0歳児だよ?」
「都合のいいときばっかりそれだなァ、オマエら…」
深々と呆れたような溜息をつかれて、怒らせたかな、と少し肩に力を入れる。
「……We pray for our fathers, pray for our mothers…Wishing our families well…」
すると、その力んだ肩を撫でるような、小さな歌声が響いた。
「……We sing songs for the wishing, of those who are kissing
But not for the missing……」 - 121 :1[sage]:2011/04/22(金) 22:25:08.86 ID:jL1toQdY0
- 滑らかな、少し掠れた声。薄く整った唇から滑り出す音に、番外個体は身を委ねた。
知らない曲。初めて聞いた一方通行の歌声は、普段の皮肉まみれの声からは想像もつかない穏やか
なものだ。
(この人、こんな声だったのか)
ゆったりした、切ないほど優しい声。
「…So this one's for all the lost children,This one's for all the lost children……」
どんな顔をしているのだろうと、そーっと薄めを開けてみる。
「……When you lay me down sleeping and my heart is weeping…」
一方通行は、しっかりへばりついて眠る打ち止めの顔を見下ろしていた。
「Because I'm keeping a place…」
伏せた睫毛は長くて、白い。血のように輝く赤い目を、桃色に煙らせている。
白い指の背が少女の顔にかかる柔らかな髪をそっと払い、その健やかな頬を撫でた。安心して寝
ているかと、恐る恐る確かめるような仕草だった。
「……For all the lost children,This is for all the lost children……」
父とか母とか子供とか、ミサカ達にも学園都市にも全然似合わない歌だと思う。
けれど、ただ健やかに眠ることも許されず、何度も命の危機に晒された少女のために、この祈りの
ような歌を選んだのだろうということは理解できた。
ふと、打ち止めの小さな手にきゅうっと力が込められるのを見た。 - 122 :1[sage]:2011/04/22(金) 22:27:01.45 ID:jL1toQdY0
- (何だこの子、起きてるじゃない)
元々起きていたのか歌で起きたのか、下手な寝たフリだ。思わず一方通行の顔を見ると、白く長い
人差し指を口元に添えてこちらを見ていた。
黙っていろと言いたいのだろう。
普段だったら逆に大騒ぎをしてやるところだが、今日は頭痛を治して貰っているという借りがある
ので、番外個体はおとなしくしてやることにした。
(わかってるよー、第一位)
真似をして、同じように人差し指を口元に当てる。
子供の気遣いを尊重してやる大人になった気分で、少しくすぐったい。
「…This one's for all the lost children, wishing them well,And wishing them home……」
ふわふわと温かい。良い匂いがして涼しく心地よく、番外個体はとろりと目を閉じた。 - 123 :1[sage]:2011/04/22(金) 22:29:03.86 ID:jL1toQdY0
(翌日)AM11:00 黄泉川家リビング
打ち止めの携帯電話<So this one's for all the lost children~♪
一方通行「!?!??!?」
芳川「あら、この声一方通行?上手いじゃない、良い歌ね」
打ち止め「でしょ~?ってミサカはミサカは自慢げに待ち受けも披露してみたり!」ジャジャーン
黄泉川「ぶはっ、何じゃんこの一方通行の『内緒だよ☆』ポーズ!かわいいじゃん!!」ギャハハハ
一方通行「」- 124 :1[sage]:2011/04/22(金) 22:31:10.17 ID:jL1toQdY0
- 番外個体「ぎゃははは、でしょでしょ~!?昨日ネットワーク内でもバカウケだったんだよ!」
一方通行「おま、このクソガキィ……」ブルブル
打ち止め「あなたが番外個体にだけ歌なんて歌ってあげちゃうからだよ!ってミサカはミサカは
すごい拗ねてるんだから!」ニッコニコ
番外個体「いやぁ、良かったよあの歌wwwwwwwwww洋楽wwww英語wwwwwwwwww」
一方通行「」
打ち止め「はああ、ちょうかわいい…ってミサカはミサカはヒーローさんにこの写真送っちゃお
うっと!」メルメル
番外個体「えェ~?ヒーローさんって上条当麻?いつメアドゲットしたのかなーこの幼女…別に
送らなくてもいいじゃん」イラッ
打ち止め「昨日『このミサカはフェアプレイ精神の持ち主です』とか言って10032号が教えてく
れたんだよ!ってミサカはミサカはこれでいつでもヒーローさんに連絡できてワクテカ!」
番外個体「別にそんな連絡する必要ないんじゃないかなー」イラッイラッ
一方通行「オラァアアアそこになおれクソガキどもォオオオ!!!」
黄泉川家は今日も平和です。 - 141 :12011/04/29(金) 23:11:11.58 ID:e/Dl4MnR0
PM5:10 ミサカネットワーク内
1.今からセロリに宣戦布告してくる(1)NEW
2.【協力求む】あの人とヒーローさんをいいかんじにさせたいんだが12(375)
3.【ナ、ナンダッテー(゚Д゚)】一方通行が女だった件7(642)
4.今日の上条193(221)
・
・
・
・
今からセロリに宣戦布告してくる(129)
1 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka10032
おっすオラミサカ10032号
別に上位個体の言うこと聞くわけじゃないが
調子に乗ってるセロリにちょっとビシッと言ってやるぜ
野次馬共には感覚共有してやるぞ
2 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka16889
マジで行くのかよwwwwww
感覚共有希望ノシ
3 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka12498
俺も俺も!!ノシ
・
・
・- 142 :1[sage]:2011/04/29(金) 23:11:57.00 ID:e/Dl4MnR0
- 34 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka14889
ひょっとして一人じゃ心細いのか>>1
35 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka10032
何言ってんのお前>>34
なんでセロリごときに心細くしなきゃなんねーんだよ
36 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka17600
なら早くその看板の影から出て声掛ければwwwwww>>1
37 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka10032
スネェェーーーーク!貴様ッ!見ているな!!!
38 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka17600
こちらスネーク
コンビニに向かってる一方通行とコソコソ後をつける>>1を捕捉した
お前ら俺と感覚共有した方が面白いんじゃねwwwwwwwwwwww
39 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka14392
>>38 君に決めた☆ミ
40 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka12034
>>38 俺もwwwwww
41 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka19090
>>1
俺はお前と感覚共有しとく
でさー、一方通行に何て謝ればいいかなぁー
42 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka14889
空気嫁>>41
- 143 :1[sage]:2011/04/29(金) 23:13:03.92 ID:e/Dl4MnR0
- PM5:32 第七学区 大通り
一方通行「……で、オマエは何なの?何で昨日と連続して出くわすの?バカなの?死ぬの?」
上条「偶然会っただけでこの言われよう…さすがの上条さんも傷ついてしまいますよ?」
一方通行「うっせェなァ…オマエと会うとクソガキが鬱陶しィンだよ」ガリガリ
上条「打ち止めが?」
一方通行「フラグがどーとかこーとか」
上条「へぇ、打ち止めもゲームとかやるんだな。俺も友達がよく言ってるなー。アレだろ、
ギャルゲーとかの」
一方通行「言っとくけど何回俺に会ってもフラグ立たねェから。俺のシナリオオマエルート
ねェから」
上条「じゃあ誰のルートならあるんだ?打ち止めルートか?」
一方通行「…………………………まァ」ソレナライイカナー
上条「プッ、お前らってホントに仲良いよなぁ。やっぱりロリコ…」
一方通行「」ジャキ
上条「ごめんなさい、冗談です!冗談だから街中で銃出すのヤメテ!!」
一方通行「チッ……」シマイシマイ
上条「あービビった、お前って冗談通じねータイプなんだな。真面目さんか?」
一方通行「……くっだらねェ」スタスタスタ - 144 :1[sage]:2011/04/29(金) 23:14:52.88 ID:e/Dl4MnR0
- 上条「そういや打ち止めから『あの人は友達が少ないていうかいないから何でもまとも
に受け取っちゃうよ!ってミサカはミサカは注意しながらもあの人に構ってあ
げてねって頼み込んでみたり』ってメールが…」
一方通行「あンのクソガキィ…!」
上条「ホントに俺以外友達いねーの?」
一方通行「お…っ、オマエも友達じゃねェよ!」
上条「えー?冷たいこと言うなよ。腕相撲した仲じゃん。お前のボロ負けだったけど」
一方通行「オーケェ。死にたいンだな三下ァ」カチリ
上条「おわっ、すぐ能力使うのやめろよ!」ギュッ
一方通行「!は、離せ!」
上条「フフハハ、いつもいつもビリビリに追い掛け回されてる上条さんを舐めるんじゃ
ありませんよ。こうして手を握っていれば能力発動出来ないだろ?」
一方通行「フザけンなこのッ…!」
上条「あ!こうしているうちに特売の時間が…!そうだ一方通行、買い物手伝ってくれ
よ!今日は卵がお一人様一パック百円なんだ!」
一方通行「はァ!?なンで俺がそンなこと、ちょっ、引っ張ンな…!」ズールズール
上条「いいからいいから、お礼するから!」
ハナセコノサンシタガァー イイカライイカラー
- 145 :1[sage]:2011/04/29(金) 23:17:15.54 ID:e/Dl4MnR0
- PM5:45 ミサカネットワーク内
今からセロリに宣戦布告してくる(429)
329 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka10032
ぐぬぬ……
セロリのヤツ、またしても上条と手を…!!!!
330 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka14210
さすが上条wwwwwwww
331 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka19219
上位個体以外にこんなに振り回されてんの珍しいな
332 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka20001
あの人は不器用だから、ストレートに好意を示されたらどうしていいか
わからないんだよ!ってミサカはミサカはそれがあの人のかわいいところ
ってアピールしてたり
333 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka20000
愛情は反射できないんだな
334 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka20001
その通りだね!>>333
でも劣情はあの人の代わりにミサカが反射っつか消滅させてやるから
調子に乗るんじゃねーぞってミサカはミサカは警告発令
http://www.misaloda/hentai-warning124.jpg - 146 :1[sage]:2011/04/29(金) 23:17:51.86 ID:e/Dl4MnR0
- 335 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka13329
おい変態wwwwwwパンツ盗んでんじゃねぇwwwwwwwwwwwwww
何だそのほっかむりwwwwwwww
336 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka19421
たまに良いこと言ってると思ったらこれだよwwwwww
337 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka15921
安心の変態クオリティ
338 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka20000
スネェーーーク!貴様ッ 見ていたな!!!
ちょっもう、見逃してって言ったじゃん!プリン奢ったじゃばbbbbb
339 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka17600
ついプッとなってやった
今は爆笑している
- 147 :1[sage]:2011/04/29(金) 23:19:18.39 ID:e/Dl4MnR0
- PM6;25 第十学区 スーパー前
アリガトウゴザイマシター
上条「いやー…勝った買った!卵どころか豚バラも緊急特売だったとは…ッ!幸福だー!」ニコニコ
一方通行「…………………」グター
上条「ちゃんと卵も二パック買えたし、おまえのおかげだ。ありがとな一方通行!」ニコッ
一方通行「卵ごときでそンな顔できるなンてたいしたやつだ…」グター
上条「何をォ!?卵さんは煮て良し焼いて良し栄養価も高くとってもおいしい万能食材
なんだぞ!卵さんをバカにするな!!」
一方通行(何こいつめんどくせェ……)
上条「何その『こいつめんどくせェ』って顔!?しょうがないだろ、上条さんは貧乏学
生なんですよ!」ガビーン
一方通行「表情読むな!……ったく、くっだらねェ」ハァ…
上条「そのくだらないものの積み重ねが、幸せな日常ってやつだぞ」
- 148 :1[sage]:2011/04/29(金) 23:21:20.92 ID:e/Dl4MnR0
- 「…………」
耳に引っかかる言い回しに、一方通行は顔を上げた。引っかかった場所が、どこかくす
ぐったく温かい。
「ん?どうした、不思議そうな顔して」
すぐに、上条が首を傾げる。
人の表情に敏感なヤツだと思った。それだけ、沢山の声なき声を拾い上げて、沢山の人
を助けてきたのだろう。
「……昔、似たようなことを言われた」
色気のない緑色のジャージを着た、無能力者の警備員。
学園都市の暗部を人の形にしたような自分の面倒を見るなどと、身の程知らずなことを
言い出した女の言葉に似ていた。
「へぇ。………大事な人か?」
「何でそう思う」
「そういう顔してるからさ」
そして上条はひどく嬉しそうな顔で笑った。
どこかで同じ顔を見たことがあると思い、またあの警備員の女を思い出した。
俺を抱え込むということは学園都市の暗部に関わることだと、考えなしに思えた女に
警告した時の表情を、手元に返す。
お人好しがよくする顔だ。自分とは違う種類の人間が、よく浮かべる表情だと思った。 - 149 :1[sage]:2011/04/29(金) 23:22:23.78 ID:e/Dl4MnR0
- 「……。お前は…………」
気が付けば、勝手に口が開いていた。
「うん」
「お前も…ロシアにいたンだろ」
「ああ、いたよ」
「お前のことだ、どうせくだらない理由で命掛けて戦ったンじゃねェの」
「俺にとってはくだらなくねーよ。ま、死に掛けたってのはその通りだけどな」
こともなげに言って笑う顔は、誇らしそうに見えた。
きっとこの男の「くだらなくない」ものは、無事に腕の中に戻ったのだろう。
よかったと思った気がして、一方通行はらしくなさに眉を顰めた。
「……違和感ねェの?」
「違和感?」
「つい最近まで生きるか死ぬか、殺されるか殺されるかが当たり前だったのに、こんな
スーパーの特売に必死になってる自分に」
「あーー……」
「非日常と日常の乖離に、居心地が悪くならねェのか」 - 150 :1[sage]:2011/04/29(金) 23:23:48.17 ID:e/Dl4MnR0
- 言ってから、何を聞いているのかと舌打ちする。
こいつは自分と違う種類の人間だと、思ったばかりなのに。
「……いい、なんでもない。忘れろ」
きっと参考にはならないし、他人に話を参考にするようなことでもないと、一方通行は
目を伏せた。
「…お前は、居心地悪いって思っちゃうんだな」
「…チッ……忘れろって言っただろ」
再度舌打ちしてから顔を上げ、少し瞠目する。
理解できない、という顔をされていると思ったのに、上条は穏やかに苦笑していた。
そこには明らかな共感があって、一方通行は戸惑いに目を眇める。
「ま、アレって思うことはあったよ。昨日死にかけたばっかなのに、何で今日のん気に
スーパーで買い物してんのかなって」
「…………」
「でもまぁ何つーか…慣れた」
「慣れた、だァ?」
思わず、呆れた声になる。上条は照れたように頭を掻いた。
「はは…カッコ悪ぃな。でも、戦って死に掛けてても、学校の補修でウゲーってなって
ても、特売のために全力で走ってても、俺は俺だからさ」
「…………」
「考えたって仕方ないだろ?人間って結構すぐ慣れるもんだぜ」
それを、一方通行がいた闇の中では、平和ボケと呼ぶ。
穏やかな日常に慣れれば、殺し合いに戻った時に勘が戻らずに命を落とす。当然の帰結だ。
「慣れるってのは、切り替えにもだ。年柄年中緊張してたら、疲れちまうよ。必要な時
に集中できればいいだけだ」
「切り替え、ねェ……」 - 151 :1[sage]:2011/04/29(金) 23:25:03.74 ID:e/Dl4MnR0
- 無能力者の一般人らしい考え方だと感じる。
暗部の人間には、そんな仕事とプライベートを分けるサラリーマンのよう、な常識的な
考えには及ばない。
「殺し合いとか魔術とか世界とかさ、らしくないって思う時はあるけどさ…。そんなご
大層な立場じゃないって」
「……ふゥん」
俺とは逆だな、と思った。一方通行にとっての日常が、上条当麻にとっての非日常なのだろう。
そして、上条当麻にとっての日常が、一方通行にとっての非日常だ。
「…俺と馬が合わねェはずだ」
呟いた声音は、意図せず自虐的な響きだった。
「そんなことないだろ」
だが上条が、握り締めっぱなしだった手に、ぎゅっと力を込める。
「お前にとっては『こっち』が非日常かもしれないけど、さっきも、昨日打ち止めとい
た時も、楽しそうな顔してたじゃないか」
「さっき…?」 - 152 :1[sage]:2011/04/29(金) 23:26:57.45 ID:e/Dl4MnR0
- 「特売にオバチャンたちが大群で押しかけて買い逃しそうになった時さ、『この俺に
ケンカ売るたァ良ィ度胸だ』とか言って、俺が効率的に買い物出来るように指示出し
してくれたじゃん」
「ぅぐ……っ」
一方通行は、苦虫を噛み潰したような顔になる。
「いやー、お前の言う通りに動いたらビックリするくらいスムーズでさ、おかげで三
日分の食料買えたし。助かったわ、ホント助かった!」
癖なのか、目の前で複雑な『流れ』が起きると、つい演算してしまうのだ。
例えば、入り口通路二メートル、広さ2400平方メートルの空間に平均時速8kmで
人が流れ込み、目的地(特売コーナー)を必ず経由する時、どんな風に人ゴミが形成さ
れて、どこにいつ混雑が出来るのか、とか。
計算の副産物として、どう動けば人に邪魔されずに移動出来るかということも判明する。
「べっつに、オマエのためじゃねェ。勘違いするな」
「いやでもすっげー助かったんだって。ホントありがとな」
握られた手は、とても熱い。真摯な表情をそのまま熱にして、伝えようとするかのように。
触れた掌から何か見えないものが流れ込んでくるみたいで、気持ちが悪いと一方通行は
眉を顰める。
「それに俺は…俺とお前、似てるとこあるなって思うけど」
「はァ……?」
あまりに訝しそうな顔をしてしまったのか、上条が照れた風に頬を掻いた。
「お前も打ち止めを守るためにずっと戦ってたんだろ?俺も…まぁ、そんな感じだったから」
「……………」 - 153 :1[sage]:2011/04/29(金) 23:27:40.81 ID:e/Dl4MnR0
- 違う、と思った。俺みたいな悪党と、お前は根本的に異なると。
だが、自分で決めて進めよ、と叩き込まれた拳を手元に返す。悪党でも極悪人でも、
打ち止めを守ろうと歩いて来た道は、誰に強制されたものでもない。
「そんな顔すんなって」
どんな顔だと聞いたら、宥めるように手に力を入れられた。
「……うっせェな。おせっかい野郎」
「否定しないのか?」
「オマエみてェな三下と一緒にしないでくださァい」
「はは、ひどいな。なぁ、また買い物付き合ってくれよ」
「…………暇で暇で死にそうだったらなァ」
- 154 :1[sage]:2011/04/29(金) 23:28:10.80 ID:e/Dl4MnR0
- PM6:40 ミサカネットワーク内
今からセロリに宣戦布告してくる(681)
612 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka10032
ぐぬぬぬ…
いつまで手ェ握り合ってンだこいつらァアアアア
613 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka12819
落ち着けよwwwwwwセロリの口調移ってんぞwwwwwwww
614 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka17600
傍から見たら完全にホモのラブシーンな件
http://www.misaloda/kj-accela12.jpg
615 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka10801
|┃ミ(´∀`)ガラッ!<ホモと聞いて
616 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka12934
ホモじゃねぇwwwwwwwwww帰れwwwwww>>615
617 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka10801
あー一方通行と上条かー
ホモじゃないけど気になるから帰らないぞ!(キリッ - 155 :1[sage]:2011/04/29(金) 23:29:03.35 ID:e/Dl4MnR0
- 618 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka20001
でも良い雰囲気じゃない?ってミサカはミサカはワクテカしてみる!
619 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka10221
さりげに次の約束してるしな
620 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka19090
公衆の面前であんな恥ずかしい台詞を堂々と言えるなんて…
さすがだぜ上条
その度胸を俺にも分けてくれ!
621 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka20001
まだ気にしてるの?>>620
あの人は全然気にしてないよ
622 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka19090
全然、だと…?>>621
それはそれで納得行かない件
623 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka20001
あの人はミサカ達にはどんなに罵られてもそれが当然だと思ってるからね
ってミサカはミサカはちょっと寂しくなってみる
624 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka10032
チッ セロリのそういうとこマジうぜーよな
625 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka17600
あっ
626 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka14889
どうした>>625
627 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka17600
お姉様キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ !!!!! - 156 :1[sage]:2011/04/29(金) 23:30:11.99 ID:e/Dl4MnR0
・
・
・
PM6;55 第十学区 大通り
御坂「あ、あ、あ、アンタ達何してんのよぉおおお!!!」ビリビリ
上条「うわっ、ビリビリ!?」ソゲブ!
一方通行「………!」
御坂(なんでコイツと一方通行が…っ、ていうか何で手、手、手ェええ!!)ビリヒバババ
上条「ちょっ、落ち着けって!危ないだろ!」ソゲブ!ソゲブ!
一方通行「………………」スッ
御坂「何でアンタがコイツの後ろに隠れんのよぉおおおおお!!」ビリビリピシャーン
上条「うおおおお危ねぇええええ!?」ソゲブ!
一方通行「…………手ェ離せよ、上条」
上条「ん、あ?あーそうだな、ごめんごめん」パッ
一方通行「………」カチッ ブワッ
御坂「と、飛んだ!?」
上条「また飛んで帰るのか!?またなー!連絡するから!」フリフリ
一方通行「うっせェよ」ヒューン
御坂「……………………?」
御坂「………………………………逃げた?」
御坂(何でアイツが私から逃げるの…?逃げる必要なんか、全然)
御坂「っていうか何でアンタがアイツといるの!?何で手なんか繋いでるの?ま、ま、
まさかホ…ホモなんじゃないでしょうね!?」ビリビリビリ
上条「ホモじゃねぇよ。あいつ女だしな」
御坂「えっ」
上条「ん?」
- 157 :1[sage]:2011/04/29(金) 23:30:49.96 ID:e/Dl4MnR0
- PM7:40 ミサカネットワーク内
今からセロリに宣戦布告してくる(883)
788 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka17600
こちらスネーク
一方通行を捕捉した
絶対座標送るぞ>>1
789 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka10032
大丈夫
どうせ上位個体んとこ帰るだろうから先回りしてた
790 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka17600
おk
しかし何でわざわざマンションの玄関から入るんだろ
ベランダにでも降りればいいのに
791 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka20001
こないだそれやってヨミカワに怒られたからだよって
ミサカはミサカは暴露してみたり!
792 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka12835
ヘタレな第一位だなオイwwwwww - 158 :1[sage]:2011/04/29(金) 23:32:06.15 ID:e/Dl4MnR0
- 793 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka17600
まぁいいじゃんチャンスだろ
ちょうど自販機でコーヒー買ってるし今
794 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka16729
何しに外出たんだセロリwwww
795 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka12938
上条に引っ張られてって結局コンビニ行けなかったもんなwwwwww
よし行け>>1
796 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka10032
わかってんよ
見てろお前ら
ミサカ達9971人の長女であるこの俺の生き様をな
何て声かければいいと思う?>>800
797 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka11999
安価かよwwwwwwwwwwwwwwww
- 185 :12011/05/05(木) 23:09:05.70 ID:GTAOWYd+0
- 同日 回想( AM 12:05 第七学区 大通り )
上条(いやー弁当忘れて来るなんて久々にやらかしちゃったよなー。早いとこどっかで
食べて戻らねーと昼休み終わっちまう)スタスタ
「…まー…!とうまー!!とうま、見つけたんだよ!」タタタタタ
上条「インデックス…!?どうしたんだよ、こんなところで。何かあったのか?」
禁書「おなかすいたんだよー!お昼ごはん食べたいかも!」ニコー
上条「えええ…?昨日の残りの親子丼、今日のお昼にしろっつったろ?さては…」
禁書「そんなのもう食べちゃったんだよ」
上条「胸を張るな胸を!…ったくしょうがねぇな…。持ち合わせねーから大したもん
食えないぞ?」
禁書「私は何でも美味しくいただける博愛の精神の持ち主だから大丈夫!」
上条「その博愛精神を上条さんの懐具合にも向けてくれませんかねぇ…」
禁書「じゃあ今日のところは腹八分目で勘弁してあげるんだよ!」フンス
上条「そりゃありがたいことで……………」ハァー - 186 :1[sage]:2011/05/05(木) 23:10:15.78 ID:GTAOWYd+0
- 禁書「…わ、っと」ドンッ「す、すみません!」イイエコチラコソー
上条「何やってんだよインデックス。置いてくぞー?」
禁書「待ってよとうまー!人が多くて歩き辛いんだよー」
上条「ったくもう…。ほら、手」スッ
禁書「………うん!」ギュッ
上条「お、今日は手ぇ冷たいな?もう冬だしなー…手袋した方がいいんじゃないのか。
こないだ買ってやったやつとかさ」
禁書「うん、ちゃんとしまってあるけど…。今日はとうまの手があったかいだけかも!」ニコニコ
上条「フーン?」
禁書「普通は女の子の方が体温低いからね」
上条「へぇ。そうなんだ」
上条(………そういえば、一方通行の手もすげー冷たかったなぁ)
上条(細いけどちょっと柔らかくて、…ん?なんかインデックスの手の感触に似てるかも)
上条(うーん…ちょうどこう、こういう手触りで…いやもちょっと細いかな)ギュムギュム
禁書「?どうしたの、とうま」
上条「いやー、こないだ腕相撲したヤツの手がさ、お前みたいな手触りで……」 - 187 :1[sage]:2011/05/05(木) 23:10:54.66 ID:GTAOWYd+0
- 禁書「女の子と腕相撲!?どういう状況かな!?」ギロリ
上条「俺も説明しがたい…ていうか、相手男だって!」
禁書「お、男…!?この私の手が男の子みたいだって言うのかなとうまは!?」ギロリロリ
上条「い、いやいや!早まるなインデックス!むしろそいつの手が女みたいだったっていうか…」
上条(……あ、そうだ。そうだよな、一方通行の手が女みたいなんだ…)
上条(あんなに痩せてんのになー。……アレ?っていうかアイツってホントに男なのか?)
上条(格好とか口調とかは男みたいだけど、どっちにも見えるような…………)
上条携帯<ユーガッタメイル!
上条「お、メールだ。…ん?打ち止めから?メアドって教えたっけ…」
- 188 :1[sage]:2011/05/05(木) 23:11:29.08 ID:GTAOWYd+0
--------------------------------
件名:こんにちは!
差出人:last Order
日時:20**/12/** 12:13
---------------------------
本文:
10032号からメアド教えて
貰ったよ!って
ミサカはミサカはメアドの
入手経路を明かしてみたり!
これからミサカは毎日あなたに
「今日のあの人」を配信するね!
お楽しみに☆
今日は昨夜のあの人の写真を添付
するよ。とってもかわいいでしょ?
ってミサカはミサカは薄い胸を
張って自慢してみたり!
添付:
accela-rare167.jpg
----------------------------------- 189 :1[sage]:2011/05/05(木) 23:12:12.53 ID:GTAOWYd+0
- 上条「『今日のあの人』って何だよ」クスッ
禁書「あの人って誰のこと?とうま、さっきから変な顔してるよ?」
上条「ああ、知り合いの子が写真送って来たみたいで……」
添付写真<一方通行の内緒だよ☆ポーズ
上条「プッ、ホントにかわい………、か、かわいい………?」
上条(アレ?かわいくね?もしかしてホントにひょっとするの?マジで?)
禁書「かわいい…?とうまったらまたどっかで女の子と出会ってきたのかな!?」ガルルル
上条「待て待て!女の子じゃな…いわけじゃないのか?アレ?やべ、混乱してきた…。
なぁインデックス、こいつって男と女、どっちに見える?」ヒョイ
禁書「……?あ!この人、前の親切な白い人!!」
上条「は?……ああ、前に言ってたハンバーガー奢ってくれて、ティッシュくれたっていう…」
上条(って、あれもアイツだったのかよ!やべ、またお礼言っとかないとなー)
禁書「……やっぱり女の子なんだよ!!とうま~~~!」ギラリ
上条「えええ!?いや落ち着けインデック………
………は?や、やっぱお前もコイツ女に見える?」
禁書「??何言ってるのとうま、どっからどう見ても女の子なんだよ!」 - 190 :1[sage]:2011/05/05(木) 23:13:15.14 ID:GTAOWYd+0
- 条「そ…………そうかぁ?どっちかっつーと中性的じゃないか?」
禁書「とうまは私が完全記憶能力者だってことすぐに忘れちゃうかも。骨格、肌質、体付き、
私はカンペキに覚えてるんだよ。間違いなく女の子なんだよ!」
上条「…………………………………マジで?」ゴクリ
禁書「それに、車に乗る時に抱っこされたし…。…ふ、あれはこの私といい勝負なんだよ…」ククク
上条「勝負?車?ハンバーガー以外にも何か世話になってたのか?何のことだよ、聞いてないぞ」
禁書「言ってなかったかな?ううん、あの時は氷華のことで頭が一杯だったから言い忘れてた
のかも」
カクカクシカジカオナカヘッタンダヨー モウソコノマックデイイカー?
禁書「………………というワケなんだよ!すごい大怪我してたから人を呼びに行ったのに、
戻ってきたらいなかったから心配してたんだよ…。元気そうでよかった」パクパクモグモグ
上条「…………………」
禁書「とうま?」パクパクモグモグモグ
上条「………いや、ホントッ世話になったりしたりなったりだったんだなーってさ…」
上条「っていうかお前、腹八分目はどうしたんだよ」
禁書「あと三個で勘弁してやるんだよ!」パクパパクモグズズーー - 191 :1[sage]:2011/05/05(木) 23:14:10.94 ID:GTAOWYd+0
- 上条「…はッ、そうだインデックス!お前何危ないことに首を突っ込んでるんだ!?一方通行が
あの医者のところに連れて行ってくれたからいいようなものの、下手したら蜂の巣だった
んだぞ!?」
禁書「だって……あの人、困ってたから」
上条「困ってた?」
禁書「小さな女の子とまたはぐれて、困ってたんだよ。とうまだったら絶対ほっとかないでしょ?」ニコ
上条「……………」ハァ
禁書「何かなその溜息は!」
上条「……まったく、お前には敵わないよ…」ワシワシ
禁書「ふふ、もっと撫でてくれても苦しゅうないかも!」パクパクモグモグ
上条「いい加減食い終われよ!」
- 192 :1[sage]:2011/05/05(木) 23:15:27.69 ID:GTAOWYd+0
- 回想終了
同日 PM 7:00 第十学区 大通り
御坂「あ…あいつが女ってどういうことよ!」
上条(やべ、つい言っちまったけど…本人が多分隠してること?勝手に言ったらダメだよな)
上条「悪い、なんでもないわ」
御坂「そんなんで誤魔化されるか!…ていうか、なんでアンタが、一方通行と……
だって一方通行は、一方通行は………」
上条「御坂」
御坂「………何よ」
上条「人は変わるものだろ。一方通行も…あの実験をしてた頃のアイツじゃない」
御坂「な…何なのよそれ。どういうこと、説明しなさいよ!」
上条「俺が言うことじゃないさ」
御坂「………っ、な、ど、どうして…っ」
上条「アイツに直接聞けばいい」
御坂「!!!!」ビクッ
上条「直接聞きに行けばいいよ。今、何を思って、どうしてるのか」
御坂「………だ、だって……」
上条「大丈夫だ」
御坂「…………………」
上条「言ったろ。一方通行は、変わったよ」
- 193 :1[sage]:2011/05/05(木) 23:18:45.92 ID:GTAOWYd+0
翌日 PM 4:50 ミサカネットワーク内
1.今からセロリに宣戦布告してくる2(134)
2.【協力求む】あの人とヒーローさんをいいかんじにさせたいんだが15(675)
3.一方通行って何で男みたいに振舞ってんの?(242)
4.今日の上条199(278)
・
・
・
今からセロリに宣戦布告してくる2(331)
241 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka17600
で、結局昨日は声を掛けられなかったヘタレな>>1へ
今日も一方通行はコンビニに出かけたぞ
また上条に遭遇しないうちにやるんなら早く声掛けろよ
242 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka10032
ヘヘヘヘタレちゃうわ!!
変態が安価取りまくるのが悪いんじゃん!
何なのあいつ[ピーーー]マジで[ピーーー]- 194 :1[sage]:2011/05/05(木) 23:19:43.74 ID:GTAOWYd+0
- 243 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka20000
お前が安価するから悪いんだろwwwwww
せっかく俺が気さくな台詞考えてやったのにさー
244 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka10032
「セロリたんペロペロさせて!」のどこが気さくだテメェエエ!!
それじゃこのミサカがまるっきり変態みたいだろ!
覚えてろよ!お前覚えてろよ!!
245 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka14889
落ち着けよ>>1
無理しなくてもいいんじゃないか?
幸い俺らには時間があるし もっと気持ちが固まってからの方がいいよ
246 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka20001
そうだねってミサカはミサカは同意してみる
調整も上手く行ってるし、今日言いに行かないとダメってことないし
247 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:MisakaXXXXX
ぎゃははは そうだねー無理しない方がいいんじゃない?
昨日は長女の生き様見てろ(笑)とか言ってたけど
長女(笑) - 195 :1[sage]:2011/05/05(木) 23:20:50.31 ID:GTAOWYd+0
- 248 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka10032
>>247
おいコラ末っ子のクセに調子こいてんじゃねーぞ
つかなんだみんなして別に無理してねーし!見てろよな!!!!!!
声掛けた
249 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka16889
うお!?何だコレ心臓がバクバクする!
……あ、>>1か
感覚共有しっぱなしだった忘れてた
250 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka12498
おい緊張しすぎだろ>>1
俺風呂入ってんのに冷や汗出てきてんですけどwwwwwwww
251 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka19090
手汗パネェ
なんでこんな動揺してんの>>1は
一方通行はもう俺らを傷つけたりしないだろ
252 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka18682
ほら、怖くない…てかwwwwww
253 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka14889
茶化すなよ>>252
どうしたんだ>>1 大丈夫か
254 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka20001
大丈夫?
いい機会だから、みんなに気持ちを伝えた方がいいんじゃないかな>>1
ってミサカはミサカはkwsk説明することを提案してみたり - 196 :1[sage saga]:2011/05/05(木) 23:21:48.70 ID:GTAOWYd+0
- 255 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka10032
>>254
上位個体命令を受信した
「オマエらか…何だ、こないだの…19090号か?また何か買ってほしいもンでも
あるのか」
一方通行は振り返って、ポケットに入れていた白い手で白い細い髪をかき上げた。
その顔は上位個体の配信で見慣れたしかめっ面だ。
だが、直接見たのは初めてだった。
ミサカ10032号が自分の目で見たのは、引き裂いたような歪んだ笑みだけだ。
随分違うものだ、と思う。確かに同じ人間なのに、人というものは浮かべる表情
が違うだけで、こんなにも印象が違うのか。
だとすればミサカ達はやはりまだ、人未満なのだろう。
「…どうした?何か用があるンじゃねェのか。オマエの検体番号、19090じゃなか
ったか」
ただジッと見つめられて居心地が悪くなったのか、一方通行はしかめっ面を更に
しかめて目を眇める。 - 197 :1[sage saga]:2011/05/05(木) 23:22:43.49 ID:GTAOWYd+0
- ミサカ10032号は、大きく息を吸った。生まれて初めてやってみて、なかなか緊張
を緩和する効果があると知った。
「………このミサカの検体番号は、10032号です」
「!」
「久しぶりですね一方通行」
赤い目が、大きく見開かれた。息を呑んだのが、一メートルも離れたこちらまで
伝わって来る。
すう、と白い顔から血の気が引いていく。青白いを通り越して塩のように白い。
華奢な手が、ぎゅっと耐え忍ぶように握られた。良く見れば、細かく震えている。
「……………」
一方通行は何も言わない。
(怯えている)
ミサカ10032号は、予想通りの反応を確認した。
予想通りであるのに、予想よりも胸の奥がギリギリと締め付けられた気がした。
上条当麻と目が合った時とはまた異なる、生まれて初めての痛みだ。
(まぁこんなかんじだと思いました、とミサカは内心頷きます)
番外個体に一方通行と出会った時の反応を聞いた時から、このミサカと相対すれ
ばこうなるのではないかと思っていたのだった。 - 198 :1[sage saga]:2011/05/05(木) 23:23:30.17 ID:GTAOWYd+0
- 一方通行は番外個体に「自分は妹達の憎悪そのものだ」と告げられ、どんなに攻
撃されようと、上位個体が危機に陥るまで一切反撃しなかったという。
ミサカ10032号にとって、それは意外なことだった。
上位個体であるミサカ20001号が一方通行に助けられたこと、結果として妹達全員
が助けられたこと、それは当然認識している。
ただ一方通行にとっては上位個体だけが特別で、妹達はついでのようなものなの
だろうと思っていた。ただこれは妹達の共通認識ではなく、ミサカ10032号の私見
であったが。
その考えが多少変わったのは、「残骸」事件の時のことだ。
ミサカ10032号は一方通行が上位個体の側にいることを知ってはいたが、重傷を
負っているようだったし、上位個体の危機に直接は関係しないので、一方通行が
動くことはないだろうと踏んでいた。
仮に実験が再開しても、樹形図の試算による「絶対能力進化」への条件ははミサ
カ達二万人を殺害すること。二万一人目の上位個体は除外されているのだから。
だから、上条当麻を頼ったのだ。
しかし結局は一方通行が、上位個体から情報を引き出し詳細を調べ上げ、「残骸」
を完全に破壊してしまった。
それで、アレ、と思った。もしかして、妹達にも上位個体へ抱いているようなもの
と似た気持ちを持っているのだろうか、と。
決定的になったのは、あのロシアでの出来事。 - 199 :1[sage saga]:2011/05/05(木) 23:24:47.05 ID:GTAOWYd+0
一方通行はもう、ミサカ達を傷つけることは出来ない。それを言葉ではなく行動で
示された。
そう知って、ミサカ10032号は、一方通行が自分をどう思っているか想像した。
自分が他人をどう思っているかではなく、他人が自分をどう思っているか。その考え
に至ったのは初めてのことだった。
ミサカ10032号は、実験中の一方通行に直接相対し、生き残った唯一の個体だ。
(一方通行は、このミサカが自分を恨んでいると思っているのではないか、とミサカ
は推測します)
推測が当たっているのは、目の前の一方通行を見れば明らかだ。
一方通行は、未だ沈黙を守りこちらを伺っている。顔は青ざめ、薄い唇は震え、『学
園都市最強』が見る影もない。このミサカが完全にいじめっ子ポジションのようだった。
率直に言えば、その推測は間違っている。
一方通行がどこまで理解しているのか把握できないが、ミサカ達は積極的に実験を遂
行しようとしていた。
やりたいとかやりたくないとか、死にたいとか死にたくないとか、そういう発想がな
かった。
だからこそ、一方通行が「本当は実験をやりたくない」ことになど、気付くことが出
来なかった。
上位個体が指摘した一方通行の本心を聞いて、まさに「その発想はなかった」と思った
ものだ。- 200 :1[sage saga]:2011/05/05(木) 23:26:25.63 ID:GTAOWYd+0
- しかしそう仮定するのならば、納得が行くことも多い。
元々、一方通行は殺人を好んでなどいなかった。ミサカ1号と実験を開始した時には、
弾丸を「反射」せず逸らした。
勝負がついた後も実験の続行を命じられたミサカ1号が背後から一方通行を撃ち、その
反射によってあのミサカは絶命したのだ。
それが、実験を続けるにつれて、どんどんどんどん殺し方が残虐なものになっていった。
だが妹達の認識は、一言で表すなら「?」という程度だった。ただ殺すだけでいいのに
手間を掛ける意味がわからない、と。ただ殺し続けるのにも飽いたのか、まぁそれで一
方通行が実験を続行してくれるのならばかまわないと。
嫌がってほしかったから。残酷な死に方を目の当たりにさせることで、死にたくないと、
抗ってほしかったから。
不器用にもほどがあるけれども、上位個体に指摘された時の反応からして、本人にも無
意識のものだったのだろう。
10031回繰り返してようやく意識されてしまった「本当はやりたくなかった」という気持
ちは、どれほど一方通行を打ちのめしただろうか。
ミサカ10032号には想像することもできない。自分達が傷だらけにしたも同然の、一方通
行の心の闇を。
上位個体が一方通行の罪と救いの象徴であるならば、このミサカは「罪」そのものだろう。
自分が犯してしまった後悔、それがそのまま目の前に現れるのだから、たまったものでは
ない。 - 201 :1[sage saga]:2011/05/05(木) 23:27:51.28 ID:GTAOWYd+0
「………………用は、ないのか」
一方通行は、ようやく押し出したような掠れた声で呟いた。
ミサカ10032号が今までの人生で聞いたこともないような、弱々しい声音だった。
何も答えないでいれば、一方通行がゆっくりと踵を返す。
その細い背は、ミサカ10032号を拒絶していると思った。そう思った途端、頭の中が燃える
ように熱くなる。
「逃げるのですか、とミサカは一方通行を引き止めます」
「………!」
ビクッ、と打たれたように背が震えて、白い顔がこちらを向く。
「そンなンじゃねェが…。オマエは俺の顔なンて見たくないだろ」
赤い目は、ミサカ10032号の隣にある植え込みを眺めていた。こちらを見ないつもりだと認
識し、また頭の芯が燃え盛る。
それでようやく、これが「怒り」というものだと気付いた。
「このミサカの顔を見たくないのはあなたの方でしょう、とミサカは容赦なく指摘します」
「何……?」
「このミサカは実験に参加したミサカ達の中で、唯一の生き残りですからね、とミサカは
自らの特殊性を強調します」- 202 :1[sage saga]:2011/05/05(木) 23:29:24.06 ID:GTAOWYd+0
「………っ」
一方通行が息を呑む。ミサカ10032号は、少し溜飲を下げた。
自分がこのミサカの顔を見たくないだけのクセして、このミサカのせいにして立ち去ろうと
されたことに、怒りを感じたのだと今頃になった理解する。
「自分の過ちが目の前に現れたようで、いたたまれないでしょうね、とミサカは番外個体
が現れた時のあなたの反応を思い出してせせら笑います」
「…っ、あンの、おしゃべり女がァ…!」
- 203 :1[sage saga]:2011/05/05(木) 23:30:28.36 ID:GTAOWYd+0
PM 5:10 黄泉川家 リビング
番外個体「やっべ!ついおもしろおかしく言いふらしてんのバレた!!」
打ち止め「自業自得だよ~ってミサカはミサカは固唾を呑んで成り行きを見守りながら
呆れてみる」
番外個体「あの顔はすごい怒ってる、すごい怒ってるよ?チョップじゃ済まない予感が
ひしひし込み上げてきた…」アワワワ
打ち止め「デコピン来るかも?あの人のデコピン痛いのよね…ってミサカはミサカは
思い出して身震いしてみたり」
番外個体「今日は逃げよう」ウン
番外個体「…けどあの子ってこんな風に思ってんだね。このミサカにはあんまり理解で
きないなぁ~」ヒャハハハ
打ち止め「ミサカ達はMNWで繋がってるし感覚共有も出来るけど、別の個体だもの、
ってミサカはミサカは改めて確認してみたり。言わなきゃわからないよ」
番外個体「でも無理矢理言わせるのは職権乱用ってヤツじゃないの?横暴ー」
打ち止め「ミサカは上位個体命令なんて出してないよ?」
番外個体「へ?」
打ち止め「でもそういうことにしておいてあげるの、ってミサカはミサカは10032号を応援
しながら微笑んでみたり」- 217 :1[sage saga]:2011/05/07(土) 00:12:47.86 ID:61HSh+q20
「…あなたは、上位個体と番外個体にだけは態度が別なのですね」
「別……?」
ミサカ10032号は、苛立ちのまま続けた。自分でも聞いたことのないような声だ。
ミサカ達の声はすべて同じはずなのに、こんな声を出している個体は見たことがなかった。
「からかわれれば怒るし、悪戯されれば仕返しするし、…側に居ても、身構えない。と
ミサカは暗に今の一方通行との違いを指摘します」
「……………」
例えば、今のように、青白いような顔色で、赤い目を辛そうに眇めたりしない。
細い肩に力を入れたりしない。こちらの一挙手一投足を息を呑んで見守ったりしない。
「べ、別に今までずっと一緒だった上位個体と同じ扱いをしろとは言いませんが……」
言い淀んでしまって、自分で驚いた。
一方通行を見れば、ただ悲痛だった表情が、少し不思議そうに緩む。
このミサカが何を言いたいのかわからないのだろう。さもありなん、このミサカも自分
が何を言おうとしているのかわからなかった。
「……俺にどうしてほしい」
一方通行が、一歩だけこちらに歩み寄った。- 218 :1[sage saga]:2011/05/07(土) 00:14:29.94 ID:61HSh+q20
- 「…っ!」
あまりに急で驚いてしまい、ビクリと竦んでしまう。すると目の前の華奢な肩もビクリ
と揺れた。
寄せられた眉が露骨に「やっぱり」と語っていて、それを見て突如、ミサカ10032号の
中で何かが千切れた。
「ど、どうせお前はこのミサカのことが嫌なんだろ、とミサカは直球で表現します!」
「はぁ…?」
その勢いにか内容にか、一方通行の目が大きく見開かれる。
それが図星を突かれた反応のように思えて、ミサカ10032号の鼻の奥がツンと痛んだ。
「このミサカが目の前にいれば、お前は自分の過去を常に突きつけられるわけだからな、
そりゃ顔も見たくないよな、とミサカは自らの意見にな、なっとくっ…」
喉の奥も痛くなって、ズキリと目の奥が熱く痛んだと思ったら、その熱いものが目の端
から溢れる。
熱いものは液体で、ポロポロと頬を伝って落ちていく。 - 219 :1[sage saga]:2011/05/07(土) 00:15:33.49 ID:61HSh+q20
「お、おい………」
歪んだ視界の向こうでは、学園都市最強の能力者が成すすべもなく固まっており、次第
にオロオロとうろたえ出している。
「な、泣くな…」
白い白い手を出しかけては引っ込め、拳を握り締めるのを見て、ミサカ10032号はその
手を取って、白い掌で目元を拭った。
「ビビってんじゃねーよこのチキン野郎が、とミサカはこのミサカに触れもしない一方
通行に苛立ちます」
そのまま、ぎゅうっと白く細い手を握り締める。指は長いが、それほどこのミサカと変
わらない作りの手だった。
冷たい手だ。緊張からか、元々なのか。ミサカ10032号は自分の中で燃え盛るものを分け
与えるかのように握り続けた。
そして、右手の拳を固く握り締める。
(力を貸してください、とミサカは心の中のあの人に訴えかけます)- 220 :1[sage saga]:2011/05/07(土) 00:16:12.70 ID:61HSh+q20
「いいぜ一方通行……お前が、このミサカに恨まれてるって思ってんなら」
「……っ!?」
一方通行は、ただ立ち尽くして、目の前のミサカ10032号を見つめている。
まっすぐに、瞬きもせずに。
「その幻想をぶち殺す!とミサカは右手を勢い良く振り上げます!!」
ペッチーン
- 221 :1[sage saga]:2011/05/07(土) 00:17:36.50 ID:61HSh+q20
PM 5:21 ミサカネットワーク内
582 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka10032
あー 手が痛ぇー
583 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka14889
よく頑張ったな
584 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka13577
10032号…(´;ω;`)
585 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka17401
乙 頑張ったな
586 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka16889
これが泣くって感覚か
不思議だな
587 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka12498
目と喉と鼻が熱くて痛いwwワロタwwwワロタ…- 222 :1[sage saga]:2011/05/07(土) 00:18:26.06 ID:61HSh+q20
- 588 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka19090
しょっぱいなー
これが涙か
あっ鼻水出てきた
10032号大丈夫か 乙女として
589 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka12049
上位個体除いたら、ミサカ達の中で泣いたのって10032号が初めてだな
さすが長女
590 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka11023
悩んでたんだなお前
何でもっと早く言わないんだよ(´;ω;`)ウッ…
591 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka20001
あの人と10032号はお互いに同じ気持ちだったんだね、って
ミサカはミサカは切なくなってみたり
592 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:MisakaXXXXX
お互い相手に怯えられるって思って怖がってたってコト?
このミサカだったら一方通行が怯えてくれるとか大歓迎だけど ぎゃはっ
593 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka14201
上位個体は10032号の気持ちに気付いてたのか? - 223 :1[sage saga]:2011/05/07(土) 00:19:16.51 ID:61HSh+q20
594 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka20001
確信があったわけじゃないけど、10032号があの人を恨んでるわけじゃ
ないことはわかってたから
なんとなく予想しただけだよってミサカはミサカは首を傾げてみたり
595 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka19090
一方通行の本心に気付いたのも上位個体だったしな
まぁ腐っても…いや幼女でも上位個体ってことか
596 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka20001
ミサカがあの人の気持ちに予想がついたのは、培養機の中でずーっと
あの人のこと考えてたからだよってミサカはミサカは教えてみたり
597 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka12048
単なる思い込みじゃね?とか思わなかったのかwww>>596
598 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka20001
まぁあの人は否定しなかったけど、肯定もしてないからそうかもね
でもミサカを助けてくれたことも、ミサカ達をずっと守ってくれてる
ことも事実だから
予想が当たってても当たってなくてもどうでもいいよ
ミサカはあの人大好きなだけってミサカはミサカは誇らしげに宣言
してみたり!- 224 :1[sage saga]:2011/05/07(土) 00:19:56.29 ID:61HSh+q20
- 599 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:MisakaXXXXX
恥ずかしいねこの幼女は…
あんなヤツが好きなんてこのミサカには理解できないなー
顔怖いし捻くれてるし凶暴だしデコピン痛いし
はっ(゚Д゚) 早く逃げなきゃ
600 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka19090
いや俺も別に一方通行のこと嫌いじゃないよ
なんだかんだ面倒見いいし
俺のことミサカ19090号だって割とわかってくれるし
顔怖いけど
601 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka13577
あー わかるわ>>600
アイツなんかちょっと喋ると見分けつけて来るよな
さすがの第一位の記憶力ってか?
602 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka14201
考えてみりゃ俺らのことわかってくれる人なんて実はスゲー少ないよな
お姉様と上条とあのカエル顔の医者と、あと一方通行くらいだ
あ、でも今の研究所の人は良くしてくれてるけど
603 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka15911
>>600-601
そういうのわかるなー 見分けつけてくれると嬉しい
なんだろなこれ - 225 :1[sage saga]:2011/05/07(土) 00:20:57.34 ID:61HSh+q20
- 604 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka18103
そういうの自我っていうんじゃね?>>603
605 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka14201
SOREDA>>604
606 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka11034
わかるかも
こないだ俺の担当の研究員に「あなたはちょっと短気よね」って言われた
そしたら何かそうかもって思った
607 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka14889
他人に発見されてこその個性なのかもな
俺達に縁がある人間は少ない
その一人に嫌われてるってのは…辛いよな 10032号
608 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka10032
お前らさっきから好き勝手言いやがって
別に辛くねーし
609 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka20001
あ、10032号、あの人の幻想はぶち殺せた?
- 226 :1[sage saga]:2011/05/07(土) 00:21:54.26 ID:61HSh+q20
- 610 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka10032
>>609 上位個体命令を受信した
「は…………?」
一方通行は、平手打ちされた頬もそのままに、口を半開きにしてこちらを見ている。
「間の抜けた顔ですね、とミサカは一方通行に指摘します」
握っていた拳は、結局開いてしまった。けれど込めた思いは、この最強の反射など
関係なく届いたはずだ。
あの変態の言葉を借りるのは癪だが、『想い』は反射できない。
「……だが、オマエは」
一方通行は、確かにそれを頬で受け止め、だが理解できないかのように言い淀んだ。
「まぁ確かにこのミサカはあなたが散々痛めつけてくれたお陰で未だリハビリ中ですが、
とミサカは外出もままならない不便さを愚痴ります」
「…………」
「けれどこのミサカにはあなたに借りがありますからね」
「借り、だと…?」
瞬きもしない赤い目は、頼りなく揺れている。 - 227 :1[sage saga]:2011/05/07(土) 00:22:37.01 ID:61HSh+q20
「このミサカは実験に参加した最後の個体です。直接あなたに接触し、戦った。けれど
このミサカはあなたの気持ちに気付くことができませんでした、とミサカは忸怩たる思
いを噛み締めます」
「そンなのは、オマエには」
「関係ないなんて言わないでください、とミサカは一方通行を制止します。ミサカ達と
あなたほど関係あるような人間関係なんてそうそうありません」
ミサカ10032号はキッパリと言い切って、一方通行を正面から見つめた。
先ほど生まれて初めて涙とやらを流して以来、頭に篭もっていた熱も一緒に流れ出たか
のようにスッキリしている。
嫌がられてると思って、怖かったと。ミサカ10032号は素直に認めて受け入れた。そう
して覚悟すれば、不思議なほど身体の強張りが解けた。
目の前の白いのなんてただの白もやしだ。緊張なんてしなくてもいい。
「だから…あなたもハッキリ言ってください。とミサカは容赦なく要求します」
「………何を」
「このミサカのことをどう思っているか、ということです。言っておきますが、あなたが
このミサカをどう思っているかであって、それ以外のことは興味ありません」
闇とか暗部とか資格とか罪とかどーとかこーとか、そういうのはいいから一言で答えろ、
とミサカ10032号はバッサリ切って捨てる。- 228 :1[sage saga]:2011/05/07(土) 00:23:31.31 ID:61HSh+q20
すると一方通行はたっぷり十秒ほど固まって、ようやく口を開いてから、また閉じてし
まう。同じことを三度繰り返し、それでもミサカ10032号が黙って待っているのを見て、
拳を握り締めた。
白い手はこのミサカが握ったままで、それを忘れていたのか、ビクリと驚いたように指先
が揺れ、ミサカ10032号はもう一度力を入れて握り締めた。
「………守りたいと、思ってる」
掠れた声は、消え入りそうだ。
「このミサカは、あの上位個体でも末っ子でもありませんよ、とミサカは一方通行の言い
間違いを指摘します」
「間違ってなンかねェよ。…オマエにも、世話ンなったからな」
ずっと下がっていた眉に、ようやく少しだけ力が戻った。赤い目を眇めたしかめっ面。
「オマエが頑張ったから、あの実験は…………」
止められたと、言いかけたのだろう。
だがすぐに、自分で「どの口が言うのか」と思ったらしく、口を閉ざして唇を噛む。
考えていることが丸わかりだ。学園都市最強は、こんなに表情豊かだっただろうかと、ミ
サカ10032号は少し首を傾げた。
「あと……わ…」
一方通行は「ア」の音に口を開いて、また閉ざしてしまう。- 229 :1[sage saga]:2011/05/07(土) 00:24:09.31 ID:61HSh+q20
- (悪かった、ですかね、とミサカは一方通行の台詞をいとも簡単に推測します)
ギリ、と歯を食い縛る音が聞こえた。ゆっくり逸らされてしまった横顔は、悲しそうで、
辛そうで、そして困ったような表情だった。
恐らく一方通行は、自分が「悪かった」と謝ってしまえば、このミサカがその謝罪を受け
入れることを理解したのだろう。
だから言わなかった。言えなかった。
ミサカ10032号は、いつかの上位個体の言葉を手元に返す。
あの人を一番許せないのは、あの人自身だと。
「……まぁ、今日のところはこれくらいで勘弁してやるよ、とミサカはチンピラのような
捨て台詞を吐きます」
「………え」
長々と溜息を吐き出して、目についた屋台の方に足を踏み出す。
「おい」
当然手を握ったままの一方通行も引っ張られて、だがミサカ10032号は振り返ってこれみよ
がしに舌打ちをした。
「あのクレープで勘弁してやるっつってんだよ、察しろこの白モヤシが」
- 230 :1[sage saga]:2011/05/07(土) 00:24:57.35 ID:61HSh+q20
611 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka18642
結局タカるのかよwwwwww
612 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka10032
スペシャルイチゴチョコクレープうめぇ
これ一個1500円すんだぞ信じられるか
613 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka19182
ホントに奢らせるとは…たいした奴だ……
614 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka13028
一方通行は?
615 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka10032
今クレープ屋台があった公園のベンチなんだが
隣に座ってすっげーマズそうにコーヒー飲んでる
616 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka19090
そこで先に帰らないのがセロリクオリティ
あコレ語呂良くねセロリクオリティ(ドヤ
617 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka13577
うまくねぇから全然うまくねぇから>>616
618 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka10032
別に頼んでねーし>>616
まったく恩着せがましい白モヤシ いてっ!
619 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka20001
どうしたの?- 231 :1[sage saga]:2011/05/07(土) 00:25:34.32 ID:61HSh+q20
620 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka10032
アクセラチョップされた
ウッゼェ ムカつく
621 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka19090
何でだよwwwつか何命名してんだよwww
622 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka10032
さっきの>>618うっかり口に出てたwww
アクセラチョップ顔激写してやった
http://www.misaloda/moyashi-1.jpg
623 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka17111
>>622
しかめっ面ここに極まれりwww
624 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka12847
>>622 ワロタww
あ、でも他でも見たなーこの顔
625 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りしますID:Misaka20001
>>622
ミサカと番外個体にチョップする時と、同じ顔してるよ
ってミサカはミサカは教えてみたり
- 232 :1[sage saga]:2011/05/07(土) 00:26:44.25 ID:61HSh+q20
PM 6:14 公園 クレープ屋台前ベンチ
一方通行(どうしてこうなった…………)
10032号「うーんもう一個食べたい、とミサカはセロリを横目で見ます」チラッチラッ
一方通行「オマエもう三個目だろ!腹壊したって知りませンよォ!?」
10032号「甘い物は別腹なのです、とミサカは自分も女のクセにわかってない一方通行に
嘆息します」ヤレヤレ
一方通行「俺は甘いもン嫌いなンだよ……」スッ スタスタ
サッキノモウイッコ… マイドアリー
10032号「人生損してますねあなた、ざまぁwwwとミサカは結局買いに行ってくれる
一方通行を見送りながら、何か忘れてる気がします……」??
一方通行(スタスタ)「ほらよ」
10032号「ん、とミサカは礼も言わずに受け取りながら早速パクつきます。うめー」モグモグ
一方通行「わかってンなら礼くらい言えや」ハァ…
10032号(……やっぱり何か忘れてる気がします)モグモグモグ
10032号「」ハッ- 233 :1[sage saga]:2011/05/07(土) 00:27:20.85 ID:61HSh+q20
- 10032号「一方通行!!!」スクッ
一方通行「お、おお?」
10032号「上条は渡さない!キリッ!とミサカは思い出したように宣戦布告します!」
一方通行「…何の話だ」ポカーン
10032号「い、いやだから上条は渡さないって言ってんだろ二回も言わせんな恥ずかしい!
とミサカは今更ながら何か照れてきました」パクパクモグモグ
一方通行「口にクリームつけて何言ってンのオマエ」スッ ペロ
10032号「」
一方通行(あ、しまった ついクソガキにするの同じクセで)
- 234 :1[sage saga]:2011/05/07(土) 00:28:40.33 ID:61HSh+q20
PM6:30 上条宅
上条携帯<オイメールダ …ハァ、コレデマンゾクカクソガキ
上条「お、おお!?……あ、メールか。打ち止めが送ってくれた一方通行の着ボイス的なの、
すげぇビビるわー」
禁書「とうまったら自分でやっといて自分でビックリしてるんだよ!」アハハハッ
上条「いやせっかく送ってくれたからさー?あ、『今日のあの人』来た」プッ「ホント来た」
禁書「それなぁに?」
上条「あー、何か打ち止めが一方通行の写真、毎日送ってくれるんだって」
禁書「アハハハ!何それ面白いんだよ!」
上条「一枚目は、っと…アレこれ御坂妹か…な、泣いてる!?」
上条(な、なんだこれ、何があったんだ!?一方通行が御坂妹に何かするとは思えないし…)
禁書「なになに?」
上条(インデックスに見られちゃマズイよな!?早く二枚目に…っ)- 235 :1[sage saga]:2011/05/07(土) 00:29:36.06 ID:61HSh+q20
禁書「なんであくせられーたが短髪…?何このゴーグル…にビンタされてるの?」??
上条「」
上条(どういうことだってばよ………)
上条「さ、三枚目は…」
禁書「あ!このクレープ、1500円もするスペシャルイチゴチョコクレープなんだよ!!」
上条「何故この流れで二人でクレープ!?!?」ガビーン
禁書「なんか仲の良い兄弟みたいだね」ニコ
上条「……ああ、確かに」
上条(インデックスにそう見えるんなら…そうなのかもな。一方通行と御坂妹が、か……)
上条「……………よかったな」ニコ- 254 :12011/05/10(火) 00:51:26.43 ID:iScjoKRA0
打ち止めは、ふと何かの予感がして目を覚ました。
(……………いない)
隣に寝ていたはずの、あの人がいない。
いつも通り一方通行のベッドにもぐり込んで、あの人も何だかんだ文句を言いながら、
一緒に毛布に包まってくれたのに。
シーツを探れば、冷たかった。いつからいないのかわからない。
けれど、打ち止めは驚かなかった。
そうっ…と、精一杯静かに起き上がる。微かな衣擦れの音すら立てないように慎重に
床に足をつけた。
清潔なフローリングはひんやりとしている。また黄泉川が始末書を書くことでもあった
のだろう。現実逃避で掃除をする癖は相変わらずだ。
少しずつ足を忍ばせてドアに近づけば、幸いなことに閉まりきっておらず、打ち止めが
ようやく通り抜けられるほどの隙間があった。
多分あの人が、ドアの開閉する音で自分を起こさないよう、隙間を残しておいたのだ。
真っ暗な廊下に滑り出し、必死で足音を殺しながら居間に近づく。呼吸の音すらしない
よう細心の注意を払い、わずかでも軋む音がすれば飛び上がりそうになる。- 255 :1[sage saga]:2011/05/10(火) 00:52:25.31 ID:iScjoKRA0
- 一方通行の部屋から約十数メートル、リビングのソファ。
いつもなら数秒で駆けて行ける距離に十分も掛けて、打ち止めはようやくそこまで辿り
着いた。
昼は温かかったのに、夜になって急に冷え込んだ。シンと静まり返ったリビングは、火
が消えたように寒々しい。
「………ッ、う、く……っ」
押し殺した、ひどく苦しげな呻き声。
(………やっぱり)
カーテンは開けっ放しだった。今夜は月夜だ。窓からの月明かりが、白い人を青白く
浮かび上がらせている。
一方通行はソファで丸くなって眠っていた。幼い子供が無意識に身体を守るかのように。
整っているはずの顔は苦悶に歪み、とてもとても辛い夢を見ているのだろうと、見てい
る者の胸まで締め付けるような。
(今日は、うなされると思った、とミサカはミサカは予想通りで……)
華奢な体躯は、驚くほど小さな影だ。普段威圧感や凄みを感じさせるからこそ、この印象
の違いが打ち止めの胸を突いた。
「ふ…、ぐ、ゥ…」
そうっとそうっと、世界で一番壊れやすいものに触るかのように、月のように白い頬に触
れる。 - 256 :1[sage saga]:2011/05/10(火) 00:53:17.15 ID:iScjoKRA0
- 「…………っ!?」
途端に、ビクンッと細い身体が跳ね上がった。
「う、ッ、あ…?ラスト、オー、ダー………?」
見開かれた血の色の目が、呆然と打ち止めを見つめる。
「うん、ミサカだよ。ってミサカはミサカは頷いてみる」
「……………」
次第に目の焦点が合って、目元がほんの少し安堵に緩む。色を失っていた薄い唇が微かに
動いた。
よかったと、吐息だけでそういう形を作る。
殺してなくて、よかった。そういう意味だと打ち止めは知っている。
「ミサカと一緒に寝てたのに、急にいなくならないで…ってミサカはミサカはお願いして
みる……」
ソファによじ登り、一方通行の胸元にしがみ付いた。二度とこんな寒い場所で一人で眠っ
てほしくなくて、だが、それは叶えられないと知っている。
一方通行はこうして時折、ひどくうなされる。
夢の内容は聞かなくてもわかる。あの実験の頃の夢。自分が殺した妹達の死を、何をどん
な風に殺して来たのかを、なぞるように見ているのだろう。
そしてうなされるのは、決まって一方通行が…何か温かさを感じた時。 - 257 :1[sage saga]:2011/05/10(火) 00:53:50.28 ID:iScjoKRA0
- 忘れるなと、自分に言い聞かせるかのように。
忘れるな。お前にはそんなものを得られる資格などない。お前は悪であり、罰を受けるべ
き存在であり、救われるはずなどない。救われてはならないと。
(あなたは10032号と話せて、嬉しかったんだね)
一方通行が感じた幸いが大きいほど、ひどくうなされる。自分で自分を痛めつける。
ロシアから帰って、打ち止めを拒まなくなった。自分を取り巻く優しさを、切り捨てるこ
とはなくなった。
自分には似合わないと背を向けず、受け止める強さをこの人は手に入れたのだと思う。
けれどその分、うなされる回数は増える。
いつも、いつまで経っても。
「……………」
一方通行は、うなされた名残で浅く荒い息を吐き出し、胸元に全身でしがみつく打ち止め
を見下ろしている。
白い手を伸ばして肩に触れようとした。だがすぐに、躊躇うように指を握り込み、また触
れようと指を伸ばす。
打ち止めはその細い指先を握り締めたいのを必死で堪えた。 - 258 :1[sage saga]:2011/05/10(火) 00:54:29.43 ID:iScjoKRA0
- (この人が自分で触れてくれないと意味ないからって、ミサカはミサカは我慢我慢…っ)
青白い指先は震えている。薄い胸に顔を押し付け、打ち止めは横目で白い白い指先を見つ
めた。
そうっ…と肩に触れてくれた時には、ツンと目の奥が痛くなる。
「………は……」
一方通行の唇から、細く長く、安堵の吐息が漏れた。
自分が触れても、打ち止めの肉が爆ぜたり血が噴き出したりしないことに、安堵したの
だと知っている。
「あなたの手は…っ」
冷たくて誰よりも温かい手に、思わず顔を上げた。我慢した想いを吐き出した拍子に、
どっと熱い涙が溢れる。
「あなたの手は、一度だってミサカを傷つけたことなんてないよ…!」
「…………」
「ずっと優しかった、ずっと守ってくれた、あなたはミサカのヒーローだもん…っ、
ってミサカはミサカはぁ……っ、ひくっ」
大粒の涙が溢れて、月のように白い頬にぼたぼたと落ちていく。
一方通行は黙って打ち止めを見上げていた。困ったような、悲しそうな顔だった。 - 259 :1[sage saga]:2011/05/10(火) 00:55:06.59 ID:iScjoKRA0
- 「あなたはいつまでひとりで『そんなところ』にいるつもりなの…?」
打ち止めは渾身の力を込めて、一方通行のシャツを握り締める。
「ミサカとだけは一緒にいてくれなきゃヤだ!ヤだもん…っ!ってミサカはミサカ
は頼み込んでみる…っ」
ひくっ、としゃくり上げてしまい、堰を切ったように泣き声を上げてしまった。
この人の前では絶対笑顔でいたいと、誓っていたのに。
バカみたいなワガママを言って、きっと困らせている。仮に自分だけを連れてどこ
かに逃げてしまっても、一方通行は打ち止めを守って傷だらけになってしまう。
わかりきっている。だからこそ、一方通行には他にも大事な人を作ってほしかった。
でもこんな風にたった一人で苦しんでいるのを見たら、もう何でもいいから自分だ
けを連れて誰も自分達を知らないところに行ってもいいと思う。いや、ダメだ。
自分だけでは、この人に幸いを渡すことは出来ない。
「う…っ、く…ぅえ…っ、バカ…!どうしてわかってくれないのって、ミサカは
ミサカは駄々を捏ねてみる…!」
「………」
うぅえええん、とまさに子供そのものの泣き声を上げて、打ち止めは一方通行の胸
に顔を擦りつけた。変わらない涼しげな花のような匂い。
一方通行は恐る恐るというような仕草で、背を撫でてくれる。 - 260 :1[sage saga]:2011/05/10(火) 00:55:43.88 ID:iScjoKRA0
(……まったく、うるさくて寝られないよ)
番外個体は、リビングの入り口で佇んだまま、一方通行と打ち止めを横目で眺めて
いた。
始末の悪い頭痛は、ズキズキと目の奥を痛ませる。痛みは目の奥をずっと沈んで、
どうしてか胸の辺りにまで落ちてきた。- 261 :1[sage saga]:2011/05/10(火) 00:56:15.35 ID:iScjoKRA0
- 二人が丸くなったソファまで数歩。何秒もかからないのに、足が動かない。
「…………」
一方通行は、胸の上に打ち止めを乗せたまま、ゆっくりとその背を撫でている。
打ち止めは何度もしゃくり上げ、ただ泣き声は少しずつ小さくなっていく。
番外個体の佇む場所からだと、月明かりの差し込む窓を背にしてソファがある。
その眺めは、白と青で描かれた寂しい絵画のように見えた。
時々、この二人はこんな風に見える。たった二人で完結した、小さな絵のような。
チッ、と番外個体は舌打ちして足を踏み出した。
らしくないというものだ。この悪意の塊である最悪の個体が、まさか空気を読もう
とでもいうのか。
「こんなとこで何してんの、第一位」
嫌がらせのつもりで、声を掛けた。
「………クソガキが重い」
見下ろした一方通行は、薄い無表情でこちらを見上げる。月を写した赤い眼は、透
き通っているのに底が見えない。 - 262 :1[sage saga]:2011/05/10(火) 00:56:56.37 ID:iScjoKRA0
「あーあ、泣き疲れて寝ちゃったの?子供だねー最終信号は」
「……ガキだろ、コイツは」
ゆっくり起き上がりながら、ずり落ちないようにか小さな丸い後頭部を支える。
打ち止めを見下ろす一方通行の白い横顔を見て、番外個体の胸の奥がズキリと震えた。
「あーあ…すっごい頭痛いんだけど」
「あァ?」
「頭痛いっつってんの。…早く治してよ、あなたにしか出来ないんだから」
何やら辛そうにしているところに、自分勝手な都合で声を掛ける。そういう個体だ、
このミサカは。
だが一方通行は、軽く溜息をついておとなしく立ち上がった。
文句の一つも言われると思ったのに、吐き出された吐息は、気のせいでなければ安堵
の色をしていた。
「…何してンだ。行くぞ」
眠っていても力一杯シャツを握り締めたままの打ち止めを抱えて、白い顔が振り返る。
「言われなくても」
踏み出した番外個体の足取りは、先ほどとは打って変わって軽かった。- 263 :1[sage saga]:2011/05/10(火) 00:57:56.54 ID:iScjoKRA0
三人の中では、背が高い一方通行のベッドが一番広い。と言っても、さすがに三人は
窮屈で、ベッタリくっついて寝る羽目になる。
打ち止めが一方通行の胸から離れないので、番外個体は細い肩口に頭を預けていた。
「…はぁ………」
触れた途端、すうっと呼吸が楽になる。息をついたら、花のような香りが鼻先をくす
ぐった。
もっとも、このミサカは生花の匂いなど嗅いだことはないので、単なるイメージだ。
「………いやー本当に意味わかんないくらい役に立つね、この能力」
「……役に、ね……」
頭の上から、ポツリと呟きが落ちた。低く掠れた声。- 264 :1[sage saga]:2011/05/10(火) 00:58:35.48 ID:iScjoKRA0
- 「………コイツが泣くなンてな…」
すぐ目の前にある打ち止めの頭に、華奢で大きな手が置かれる。小さな手は、相変
わらずシャツをしっかり握り締めている。皺になるのは決定だ、いい気味である。
「さっき子供だって言ってたじゃない。そりゃ泣くんじゃないの」
「確かにコイツはガキだが…泣くとこなンて、ほとンど見たことねェよ」
「へぇ…?そうなんだ」
それほど長くない付き合いだが、まぁ確かに納得できるところもある。
言動自体は子供らしいけれど、打ち止めはかなり思慮深い面を見せることも多い。
「俺は……どうすればいいンだろうな」
この小さな少女のために、何が出来るのだろうか、と。
微かな呟きは、ひとり言だったのだろう。
低い掠れた声音は、消え入りそうだった。シンと冷えた空気と同じ色をしていた。
このミサカに質問されたわけではないと悟って、番外個体はキツく眉を顰める。
「そんなの…このミサカにわかるわけないでしょ」
思わず見上げれば、予想外なことに赤い目がこちらを見ていて、心臓が跳ね上がる。
「こ…このミサカは、妹達の悪意を吸い上げる悪意の塊だよ?人のために何が出来
るかなんて、わかるわけないじゃない」 - 265 :1[sage saga]:2011/05/10(火) 00:59:40.90 ID:iScjoKRA0
- 「……そォか?」
「そうだよっ…!このミサカが、人のために何か、なんて出来るわけ………」
他の誰も同じ色をしていない、赤い色。最初は濁った血みたいだと思ったのに、今は
稀な宝石に似ていると感じてしまい、イラついた。
「出来てるだろ…」
「え?」
小さな呟きに、ひどく驚いて目を見開く。すると途端に眼前の白い顔がしかめっ面に
なって、そっぽを向いた。
「妹達の負の感情に影響を受けるオマエが、ここにいるだけで俺は…」
救われているんだ、と。
途中で消えてしまった言葉の代わりにか、掌で目を覆われた。
消えたはずの言葉が、触れた肌から染み入ってきた気がした。
冷たい手は、何故か火照っていた目元にひどく心地よくて、じわりと何かが溢れる。
「バカじゃないの、あなた」
目尻に溢れた何かは温かくてすぐに冷たくなって、同じように滑らかで冷たい指に
拭われた。 - 266 :1[sage saga]:2011/05/10(火) 01:00:16.80 ID:iScjoKRA0
- それを頭を振って振りほどいて、細い首筋に顔を埋める。
あくまで頭痛の借りだが、華奢な身体に気を使って頭だけ乗せていたのを、胸元ま
で一方通行の上に乗り上げた。
打ち止めはほぼ身体全体を乗り上げて眠っているので、一方通行もたまったもので
はないだろう。
「……………」
さすがに文句を言われるかと思ったのに、一方通行は黙ったままだった。
何か言われたら言い返してやろうと色々考えているうちに、だんだん眠くなって
くる。
体温の低い細い身体は、不思議なことに柔らかな毛布より温かいのだった。
「…………重たいンだよ、クソガキどもが…」
ほとんど眠る寸前に聞こえた呟きは、少し潤んでいたような気がする。
- 267 :1[sage saga]:2011/05/10(火) 01:00:57.03 ID:iScjoKRA0
AM 12:30 黄泉川家リビング
打ち止め「ねぇねぇヨミカワー、コレ見てみて!!」ピョンピョン
黄泉川「ん~?ケータイの写真じゃん?…ブッ、一方通行泣きべそかいてどうしたじゃん!」ギャハハ
芳川「あらあら、どうしたの一方通行ったら」
一方通行「」
番外個体「あはひゃははは!第一位って意外と学習しないよね~」
芳川「そうねぇ、学習しないわねぇ、ホホホホ」
一方通行「」ブルブル
打ち止め「あなたが悪いんだよ?プンプン!ってあなたはミサカが何で怒ってるのかもっと
考えるべき!ってミサカはミサカは反省を促してみたり!」- 268 :1[sage saga]:2011/05/10(火) 01:02:06.86 ID:iScjoKRA0
- 番外個体「あはっぎゃはははひはははは!」ヒーヒー
一方通行「」グイッ
打ち止め「あっ ミサカのケータイ!返してー返してー」ピョンピョン
一方通行「」バキーン
打ち止め「ああああ!!!!ミサカのケータイがぁあああ!!?って」
番外個体「ミサカはミサカはこのミサカのケータイにも入ってるよってヒラヒラさせてみたり?
あひゃひゃひゃひゃ!」ヒラヒラ ダッ
一方通行「ぅおらァあああああ待ちやがれこのクソガキがァアアアア……!!!」ダッ
打ち止め「あーー…行っちゃったー。なーんて、MNWに写真もメールもぜーんぶバックアップ
してあるのだ!ってミサカはミサカは勝利宣言!」フハハハ
芳川「やるわね最終信号」グッ
打ち止め「…あれ?ヨミカワ、どうしてそんなにニコニコしてるの?ってミサカはミサカは首を
傾げてみたり」??
黄泉川「ん…?あの子も泣けるようになったのか、ってね」ニコ
芳川「そうね………。とても…嬉しいことね」
打ち止め「……わかんない。ってミサカはミサカは不満に思ってみる。ミサカはあの人にだけは
泣いてほしくないよ」
黄泉川「そうだなぁ。今度あの子が泣いたら、打ち止めが拭いてあげればいいじゃん」
打ち止め「うん、そうする。ってミサカはミサカは誓ってみたり」ウンウン
黄泉川家は今日も平和です。
- 279 :1[sage saga]:2011/05/15(日) 00:09:21.52 ID:6a2HrddM0
PM 3:45 ミサカネットワーク内
1.【何か末っ子が頭痛するらしいんで】日々をポジティブに過ごすスレ【鬱やめようぜ】(1)NEW
3.【学園都市】おいしかったクレープ屋晒して行け【甘味探索】(432)
3.【協力求む】あの人とヒーローさんをいいかんじにさせたいんだが16(72)
4.今日の上条201(451)
・
・
・
・- 280 :1[sage saga]:2011/05/15(日) 00:10:22.80 ID:6a2HrddM0
- 何か末っ子が頭痛するらしいんで】日々をポジティブに過ごすスレ【鬱やめようぜ】(124)
1 :以下、名無しに代わりましてミサカがお送りします ID:Misaka14889
運営から聞いたんだが、末っ子は俺たちの負の感情に影響受けるせいで
頭痛がするらしい
なのでなるべく負の感情に振り回されないようにしてこうぜ
何か嬉しいことがあったら書いてけ 共有しよう そういうスレ
2 :以下、名無しに代わりましてミサカがお送りします ID:MisakaXXXXX
ちょっとミサカはそんなこと頼んでないよ
余計なお世話
だいたい末っ子って何?見た目ならこのミサカが長女じゃん
3 :以下、名無しに代わりましてミサカがお送りします ID:Misaka10032
まぁそう言うなよヤンデレ(笑)
子守唄(笑)ねだるようなのは末っ子だろ(苦笑)
4 :以下、名無しに代わりましてミサカがお送りします ID:MisakaXXXXX
ぎゃはっ じゃああなたはツンデレ(笑)だよね
泣きながらビンタwwwwwww
5 :以下、名無しに代わりましてミサカがお送りします ID:Misaka10032
上等だコラ 表出ろや
姉の威厳ってモンを教えてやる
6 :以下、名無しに代わりましてミサカがお送りします ID:MisakaXXXXX
あひゃひゃひゃ!いい度胸じゃないレベル2風情が
クレープ奢ってもらったくらいで調子こかないでよね - 281 :1[sage saga]:2011/05/15(日) 00:11:09.01 ID:6a2HrddM0
7 :以下、名無しに代わりましてミサカがお送りします ID:Misaka20001
こらー!二人とも!せっかく14889号がスレ立ててくれたのに
荒らしみたいなことしてたらアク禁しちゃうぞ!
ってミサカはミサカは秩序を保つために声を上げてみたり!
8 :以下、名無しに代わりましてミサカがお送りします ID:MisakaXXXXX
したいならすればぁ?
最終信号の命令でもこのミサカにはあんま効かないし
9 :以下、名無しに代わりましてミサカがお送りします ID:Misaka17409
なんでこここんなギスギスしてんのwww
スレタイ詐欺wwww
10 :以下、名無しに代わりましてミサカがお送りします ID:Misaka10982
むしろこのスレが率先して負の感情振り撒いてるwww
11 :以下、名無しに代わりましてミサカがお送りします ID:Misaka14889
まぁ末っ子はワガママなもんだ
12 :以下、名無しに代わりましてミサカがお送りします ID:MisakaXXXXX
だから末っ子扱いやめてって言ってるでしょ!
このミサカは悪意の塊なんだから当然だよ
でも第一位は「だがそれがいい」って言ってたけどね
13 :以下、名無しに代わりましてミサカがお送りします ID:Misaka20001
あの人はそういう意味で言ったんじゃないと思うけどなぁ
ってミサカはミサカはあの人のシュミが誤解されるのを阻止して
みるんだけど……- 282 :1[sage saga]:2011/05/15(日) 00:12:05.08 ID:6a2HrddM0
- 14 :以下、名無しに代わりましてミサカがお送りします ID:Misaka10032
勘違い乙>>12
15 :以下、名無しに代わりましてミサカがお送りします ID:MisakaXXXXX
勘違いしてるのはそっちの方じゃないの?
所詮あなたたちなんかこのミサカの劣化版でしょ
16 :以下、名無しに代わりましてミサカがお送りします ID:Misaka10032
おい いい加減にしろよ
言いすぎってヤツだ
17 :以下、名無しに代わりましてミサカがお送りします ID:MisakaXXXXX
はっ 何だ何だよ何ですかァ?
実力行使に出るんならやればいいよ
どうせこのミサカは他の皆と違うし
18 :以下、名無しに代わりましてミサカがお送りします ID:Misaka12048
まぁまぁ 落ち着けよお前ら
19 :以下、名無しに代わりましてミサカがお送りします ID:Misaka20001
そうだよってミサカはミサカは一生懸命同意してみたり! - 283 :1[sage saga]:2011/05/15(日) 00:14:58.10 ID:6a2HrddM0
- 20 :以下、名無しに代わりましてミサカがお送りします ID:Misaka19090
おおお こんなスレが!!
なーなー聞いて聞いて
デラックスキャラメルチョコミルクバニラクレープ ま じ う ま !
21 :以下、名無しに代わりましてミサカがお送りします ID:Misaka19218
>>20
>>20
>>20
22 :以下、名無しに代わりましてミサカがお送りします ID:Misaka10819
なんたるKYwww>>20
23 :以下、名無しに代わりましてミサカがお送りします ID:Misaka11192
今日のMVPは決定したな>>20 - 284 :1[sage saga]:2011/05/15(日) 00:15:49.33 ID:6a2HrddM0
- 24 :以下、名無しに代わりましてミサカがお送りします ID:Misaka19090
あ、あれ・・・???
ここ何か嬉しいことを報告するスレじゃないの?
25 :以下、名無しに代わりましてミサカがお送りします ID:Misaka16829
確かに>>1にはそう書いてあるんだがなwwww
つかクレープスレ他にあったろww
26 :以下、名無しに代わりましてミサカがお送りします ID:Misaka14889
いや大丈夫、それで合ってる>>24
それお前が前から食べたいって言ってたやつだよな
確か高くて買えないって言ってなかったか?
27 :以下、名無しに代わりましてミサカがお送りします ID:Misaka19090
一方通行が買ってくれた!3000円もするのに!!
えへへ おいしい
28 :以下、名無しに代わりましてミサカがお送りします ID:MisakaXXXXX
えっ
29 :以下、名無しに代わりましてミサカがお送りします ID:Misaka10032
えっ
30 :以下、名無しに代わりましてミサカがお送りします ID:Misaka20001
つまり・・・どういうことだってばよ?
ってミサカはミサカはkwsk話してほしいなってお願いしてみたり>>27
31 :以下、名無しに代わりましてミサカがお送りします ID:Misaka19090
えーっと 今日頑張って一方通行に謝ろうかなって思ってて
謝ったらクレープ奢ってくれた
あと頭触らせてくれた ふわふわさらさらしてた - 285 :1[sage saga]:2011/05/15(日) 00:16:42.31 ID:6a2HrddM0
32 :以下、名無しに代わりましてミサカがお送りします ID:MisakaXXXXX
えっ
33 :以下、名無しに代わりましてミサカがお送りします ID:Misaka10032
えっ
34 :以下、名無しに代わりましてミサカがお送りします ID:Misaka20001
おお~謝ったんだね19090号!
よかったね、ずっと気にしてたもんね、ってミサカはミサカは
頑張った下位個体を労ってみたり!
35 :以下、名無しに代わりましてミサカがお送りします ID:MisakaXXXXX
な、なんでそれでクレープかな?
36 :以下、名無しに代わりましてミサカがお送りします ID:Misaka10032
まぁ 言えたのはよかったよな>>31
けどなんでそれで頭触る流れになるんだワロタ
37 :以下、名無しに代わりましてミサカがお送りします ID:Misaka17600
説明しよう!
それは>>31が
「こないだは悪かった
ちょっとした冗談のつもりで、一方通行が俺達を守ってくれてることは
ちゃんとわかってる
あと服と指輪ありがとう」
って言うだけの間に65回も噛んだからだ!!
最初は怪訝そうだった一方通行
http://www.misaloda/accela-6315.jpg
>>31が15回目に噛んだあたりの一方通行
http://www.misaloda/accela-6350.jpg
>>31が何回も言いなおして五分掛けてようやく言い終わった後の一方通行
http://www.misaloda/accela-6393.jpg- 286 :1[sage saga]:2011/05/15(日) 00:17:28.59 ID:6a2HrddM0
- 38 :以下、名無しに代わりましてミサカがお送りします ID:Misaka14531
怪訝そうな顔がだんだん呆れ顔にwwwww
39 :以下、名無しに代わりましてミサカがお送りします ID:Misaka15345
最後www完全に親御さんの顔wwwwwwwwwwww
もっとkwsk報告するんだスネーク!
40 :以下、名無しに代わりましてミサカがお送りします ID:Misaka17600
こちらスネーク
最終調査結果を報告する
--------------(19090号がやっと言い終えました)--------------------------
一方通行「………よくがンばりました」
19090号「う、ぅう……舌が痛い、とミサカは噛み過ぎて舌がヒリヒリすると
涙目で訴えます…」
一方通行「わざわざ謝らなくても、別に俺は気にしてなかったけどな」ハァ
19090号「あなたは気にしていなくてもミサカはすごく気になっていたのです…」
一方通行「………」
19090号「とミサカはちょっと寂しくなります…」ショボン…
一方通行「…………なァ、オマエらって皆甘いもン好きなのか?」
19090号「え?他の個体はわかりませんが、このミサカは大好きです。とミサカ
は質問の意味がわからず首を傾げます」
一方通行「ふゥん…。じゃあ、あれでも食うか?奢ってやるから」
19090号「!!!あれは!このミサカがずっと食べたかったクレープを売ってい
る屋台です!とミサカは期待に目を輝かせます!!」
一方通行「急に元気になりやがった……」
この後一方通行は19090号にスペシャル(ry)クレープを買い与え、
頭触ってもいい?って頼まれて渋々モフモフさせたのであった
------------------(おわり)-------------------------------------- - 287 :1[sage saga]:2011/05/15(日) 00:18:15.36 ID:6a2HrddM0
41 :以下、名無しに代わりましてミサカがお送りします ID:Misaka12456
頑張ったお子さんにご褒美ですねわかりますwwww
42 :以下、名無しに代わりましてミサカがお送りします ID:Misaka19090
お子様じゃないし!>>41
てか、なんだよスネーク見てたのか?
それなら一緒に来てくれてもいいのに…
43 :以下、名無しに代わりましてミサカがお送りします ID:Misaka17600
それじゃ尾行にならないからヤダ
スネークだもん俺
44 :以下、名無しに代わりましてミサカがお送りします ID:MisakaXXXXX
そんなことどうでもいいっての
どうして19090号があの人の頭撫でる羽目になるの?
このミサカもやったことないのに
45 :以下、名無しに代わりましてミサカがお送りします ID:Misaka19090
え 何か柔らかそうで前から触ってみたかったんだもん
実際柔らかいっつーか 何だろう あ、猫っ毛ってやつ?
ふわふわさらさらつるつる みたいな
いや猫触ったことないけど
46 :以下、名無しに代わりましてミサカがお送りします ID:Misaka13577
いいなーそれ>>45
ミサカ達は能力のせいで猫とかは逃げちゃうからなー
俺も今度会ったら頼んでみようかな- 288 :1[sage saga]:2011/05/15(日) 00:18:45.72 ID:6a2HrddM0
47 :以下、名無しに代わりましてミサカがお送りします ID:Misaka20001
確かにミサカ達の髪の毛とは手触りが違うよね、ってミサカはミサカは
あの人の髪の触り心地をウットリ思い出してみたり
あ、でも前とちょっと髪質が変わった気がするのよね
48 :以下、名無しに代わりましてミサカがお送りします ID:Misaka19090
そうなの?>>47
あーそういや一回髪の毛剃られた後にベクトル操作でムリヤリ
髪伸ばしたら、髪質変わったとか言ってたな
49 :以下、名無しに代わりましてミサカがお送りします ID:Misaka11938
相変わらずチートすぎるなwww
50 :以下、名無しに代わりましてミサカがお送りします ID:Misaka11204
何で剃られたんだよwwwつか剃ったヤツ何者だよwwwwww
51 :以下、名無しに代わりましてミサカがお送りします ID:Misaka10221
馬鹿 頭撃たれた後だろ>>50
手術で剃ったんだよ
52 :以下、名無しに代わりましてミサカがお送りします ID:Misaka11204
正直スマンかった>>51
53 :以下、名無しに代わりましてミサカがお送りします ID:Misaka12918
なんだか俺も触ってみたくなってきた
54 :以下、名無しに代わりましてミサカがお送りします ID:Misaka17491
俺も俺も- 289 :1[sage saga]:2011/05/15(日) 00:19:11.28 ID:6a2HrddM0
- 55 :以下、名無しに代わりましてミサカがお送りします ID:MisakaXXXXX
あんなのの髪触りたいなんてこのミサカには理解できないね
ぐぬぬ…
56 :以下、名無しに代わりましてミサカがお送りします ID:Misaka10032
おいお前 一文目と二文目矛盾してるぞwwww>>55
とpgrしてたら一方通行を発見した件
・
・
・
- 290 :1[sage saga]:2011/05/15(日) 00:19:58.48 ID:6a2HrddM0
PM 5:20 第七学区 大通り
10032号「おや一方通行、これは奇遇ですね。頭撫でていい?とミサカはつい他の
個体につられて要請してみます」
一方通行「………はァ?」ポカーン
10032号「あとこのミサカにもデラックスキャラメルチョコミルクバニラクレープ奢って
ください。とミサカはすぐ側のクレープ屋台をこれ見よがしに眺めます」チラッチラッ
一方通行「顔見て五秒でタカってくるたァ良い度胸だな」
10032号「褒めても何も出ねーぞ、とミサカは頬を赤らめながら早く奢れよと催促
します」
一方通行「赤くなってねェから、全然なってねェから」
10032号「イタタタタ何かすごい腕痛い、あ~~誰かさんがやってくれちゃった腕
がすごい痛む。とミサカは腕を抑えて邪気眼的なポーズです」
一方通行「オマエ10032号だなァ!?」
10032号「イタタタタホント腕痛い、すごい痛い、クレープ食べないと治らない。
とミサカはこのミサカを見分けたモヤシからの愛を実感したいと主張し
ます」
一方通行「あァあああもォわかった、わかりましたよォ!」ダカラソレヤメロ!!
デラックス(ryイッコ… ニーチャンイツモアリガトナー イィエー…
- 291 :1[sage saga]:2011/05/15(日) 00:20:39.94 ID:6a2HrddM0
10032号「やったー。とミサカは一方通行からクレープを受け取り勝利宣言をします」
一方通行「はァ…………なンなのオマエ…」グッタリ
10032号「ほら白モヤシもここに座りなさい。とミサカはベンチの隣をポンポンします。
奢ってもらったお礼に一口分けてあげます」
一方通行「いらねェ。コーヒーあるし」ストン ズズー
10032号「まぁそう言わずに。どうせ食わず嫌いでしょう?とミサカは一方通行の偏食
ぶりを指摘します」
一方通行(何で偏食バレてンだろう…)「いらねェっつーの」
10032号「一口食べてみてください。おいしいですよ。おいしいのです。とミサカはこの
感動を共有したい衝動を伝えます」グイグイ
一方通行「うぶっ…押し付けンなっ、あ」ベチョ
10032号「あっちょっとクリームがはみ出してしまいましたね。もったいないから舐め
とるべきです。とミサカは計画通りであることを押し隠しつつ指摘します」
一方通行「オマエなァ…………」ペロ「うッげ…甘ェ~……」ゴクゴクゴク
10032号「なんですかその嫌そうな顔は。とミサカは一方通行の盛大なしかめっ面を
非難します。おいしいのに…」パクパク
一方通行「ハイハイもォいいからオマエが全部食えって…」
10032号「わかりました。とミサカはデラックスキャラメルチョコミルクバニラクレープ
をおいしく食べ進めます…」モグモグ
一方通行「…………」ズズー- 292 :1[sage saga]:2011/05/15(日) 00:21:17.56 ID:6a2HrddM0
10032号「…………」モグモグ
一方通行「…………」ズズー
10032号「……あの。とミサカはキャラメルとバニラのハーモニーを最後の一口ま
で堪能しながら少々躊躇いがちに切り出します」モグ…
一方通行「なンだよ」
10032号「先ほど腕が痛いと言いましたが…現在治療も調整も問題なく進んでいま
すので、本当は痛くありません。とミサカは嘘をついたことを一方通行に
打ち明けます…」
一方通行「………バァカ。わかってンだよ」ベシッ
10032号「いてっ。とミサカは突然のチョップに驚きつつ何となく顔が緩みます」ニヘラ
一方通行「かっわいくねェ笑顔だなァ」
10032号「あなたにだけは言われたくありません。あなたにだけは言われたくあり
ません。とミサカは大事なことだから二回言いました」ムッ
一方通行「俺には笑顔なンて似合わねェからいいンだよ」
10032号「まぁ確かにこのミサカは見たことありませんが…。とミサカは確かに
さっきの笑顔がぎこちなかったかもしれないと思いつつ憮然とします」
10032号「あ、でも上位個体が見たことあるって言ってましたよ、ロシアで。とミサ
カは上位個体が騒がしく自慢していたことを思い出します」
一方通行「あのクソガキはもォ……」ガリガリ
10032号「じゃあちょっと今お前笑ってみろよ。とミサカは小馬鹿にされたのが悔
しいわけではありませんが、全然悔しくありませんが」- 293 :1[sage saga]:2011/05/15(日) 00:21:45.69 ID:6a2HrddM0
- 一方通行「おかしくもないのに笑えるかよ」
10032号「ちょっと愛想笑いでも覚えた方が人生円滑に進みますよ?とミサカは
的確なアドバイスをしてあげます」
一方通行「オマエにだけは言われたくねェ。オマエにだけは言われたくねェ」
10032号「おやこのミサカの真似ですか白モヤシ。あ、思い出したけど頭撫でさ
せろよ、とミサカは真似させてあげた御礼を要求して手を伸ばします」
一方通行「……は?」
10032号「おお…ほほぅ……なるほどなるほど…」モフモフモフモフ
一方通行「……………」
10032号「確かにさらさらふわふわつるつるですね。とミサカはされるがままの
一方通行の頭を撫で回しながら19090号の感想が的を射ていると
実感します」モフモフモフモフ
一方通行「…楽しいかァ……?」
10032号「それなりに。とミサカは仏頂面のモヤシの頭を撫で続けます。何で
こんなに髪きれいなの?ズルくね?」モフモフモフモ
一方通行「まァ…紫外線とか反射してっからな」
- 294 :1[sage saga]:2011/05/15(日) 00:22:14.42 ID:6a2HrddM0
上条「おーい一方通行!お、御坂妹も一緒か?」タタタタ
10032号「!!」モフッ
一方通行「なンだオマエかよ…。何か用か三下ァ」
上条「ああ、そうそう。また付き合ってくれないか?買いも…」
10032号「付き合う…だと?どういうことですか?とミサカは露骨に話を遮って
問いただします。と同時に急いで身なりを整えます」ササッ
上条「ああ、こないだ一方通行に付き合って貰ったんだよ。助かったぜー俺一
人じゃ無理だったし」
10032号「付き合って… 一人じゃ無理なこと…だと…?とミサカは硬直します」
一方通行「何勘違いしてンだこの耳年増は」ビシッ
10032号「あてっ。とミサカは側頭部にチョップをかまされて我に返ります」
上条「ん…?何してたんだお前ら」
一方通行「子守り」
10032号「一方通行の髪の手触りを確認していました。とミサカはこの白髪が
なかなかの触り心地であったことを伝えます。猫ってこんなかんじ?」- 295 :1[sage saga]:2011/05/15(日) 00:22:46.76 ID:6a2HrddM0
- 上条「へぇーそうなんだ?」スッ
一方通行「だァから気安く触ンなっつゥの」カチリ
上条「左手で触る…と見せかけて右手でそりゃー」キュイーン ナデナデ
一方通行「」
上条「だーからすぐ能力に頼るのやめろっつーの」ナデナデ
10032号「何だこの図…とミサカは一方通行の頭をなでなでするあなたの写真を
ネットワークに放流します。あ、早速祭りが開始されました」
上条「祭りとかあったっけ?大覇星祭はとっくに終わったぞ。……うーん、スゲー
気持ちいいな。俺の髪と全然違う」ナデナデ ハハハ
一方通行「やーめーろォ」ブンブン
10032号「あ、その頭ぶんぶん振って嫌がる仕草、ミサカが猫に触ろうとした時の
嫌がり方と同じです。とミサカはセロリなんかよりあなたの髪の手触りが
気になることを伝えたいです。そんなに違いますか?」ソワソワ
上条「ん?触ってみるか?」
10032号「いいのですか?とミサカは目を輝かせて確認します」
上条「別に構わないぜ。こんなサラサラしてないけどなー」
10032号「お気遣いなく。とミサカはあなたの気が変わらないうちに慌てて手を
伸ばします」ササッ
10032号「………」サクサク - 296 :1[sage saga]:2011/05/15(日) 00:23:26.53 ID:6a2HrddM0
- 10032号「……なんだかサクサクします。とミサカは髪を触っているとは思えない
手触りに驚愕します」サクサク
上条「あはは、だろ?もーいっつもウニとか針金とか散々な言われようでさー」
10032号「このミサカはウニに触れたことはありません。とミサカはウニの手触り
を学習します。ウニ=あなたですねわかります」サクサク ニヘラ
上条「さすがに本物よりも柔らかいと信じたい上条さんです…」ナデナデ
一方通行「いつまで触ってンだコラ。ぶっ殺されたいンですかァ?」ビキビキ
上条「じゃあ一方通行も俺の頭触っていいぞ?」ナデナデ
一方通行「はァ?寝言は寝て言え」
10032号「触ってみるといいではないですか一方通行。とミサカはこのレアな手
触りを堪能することを勧めます。だってサクサクするのですよ髪の毛
なのに。髪の毛なのにサクサクするのですよ?」サクサク
一方通行「…………」(サクサク…?)
10032号「サクサクする。すごいサクサクする」サクサク
上条「そんなうまい棒みたいな」
一方通行「……………」ウズッ
10032号「あーなんか掌が痛痒いかんじになってきました。とミサカはサクサク
が止まらないことをこれみよがしに伝えつつ、ベンチに座ったままの
一方通行の顔の前にあなたの頭を押し下げます」グイグイサクサク
上条「お?おお」ヒョイ - 297 :1[sage saga]:2011/05/15(日) 00:24:11.42 ID:6a2HrddM0
- 一方通行「……………」ウズウズ
一方通行「……………」ソーッ
一方通行「……」サクッ
一方通行「……ふ、ホントに針金みてェ」クス
上条(!!!!笑った!!)
10032号(!!!笑いました!!!とミサカは)
10032号「チクショウ!撮り逃した!!!」
一方通行「」ビクッ
上条「え?な、何を?」ビクッ
10032号「いえ何でもありません。とミサカは一方通行の超レア顔をバックアップ
し損ねてこれは痛恨のミス…と思っていることを押し隠します」
一方通行「ハイ全然隠せてねェ。いちいち人の顔撮って後でからかうのやめろ
オマエら…」ピキピキ
上条「あー、でも写真に撮りたいのもわかるかもな。いつもさっきみたいな顔で笑
ってればかわいいのに」
一方通行「」 - 298 :1[sage saga]:2011/05/15(日) 00:24:39.02 ID:6a2HrddM0
- 上条(ビックリした…。子供みたいな顔で笑うんだなー、こいつ)
一方通行「……気ッ持ち悪ィこと言ってンじゃねェよォ…」ブルッ
10032号「かわいいですと?いや、確かに あれ?かわいかったかもしれません。
とミサカは…いや、このミサカの笑顔も負けていませんよ!」ニヘッ
上条「プッ、ああそうだな。お前の笑顔もいいかんじだぜ?」ニコッ
10032号(あなたの笑顔には全然かないません。とミサカは今度こそしっかり笑顔
をバックアップします。他のミサカ達にも良い土産が出来ました)ウフフ
上条「あ、レア顔と言えばさー…打ち止めからこんなメール来たんだけど」パカッ
- 299 :1[sage saga]:2011/05/15(日) 00:25:29.15 ID:6a2HrddM0
--------------------------------
件名:今日のあの人 vol.12
差出人:last Order
日時:20**/12/** 14:20
---------------------------
本文:
こんにちは!
早速だけど『今日のあの人』は
スーパーレアレア写真だよ!
でもあれはミサカ達のための
泣き顔だから、あなたも見たい
んだったら自力で見てね!
でもあの人を悲しませたら
許さないんだからって
この写真と同じように悲し涙以外
を要求してみたり
明日はお昼寝中的一方通行を
お送りします
とミサカはミサカは最近『世界の
車窓から』ていうレトロ番組に
ハマってることを伝えてみる
添付:
accela-ultra-rare02.jpg
--------------------------------- 300 :1[sage saga]:2011/05/15(日) 00:26:08.14 ID:6a2HrddM0
上条「写真、モザイク掛かってるんだよなぁ…………」
一方通行「」
10032号「ほほう、『今日のあの人』ですか。ミサカ達の間でも似たようなものが
流行っていますよ。とモザイクてww上位個体意味わかんねぇwww
とあなたの携帯画面を覗き込みます」
上条「悲し涙以外ってことは、何か嬉しいことでもあったんだよな」
10032号「どうせなにか一人で考え込んで幼女に慰められたに違いありません。
とミサカは自虐癖のある一方通行の性格を指摘します」
一方通行「お、おま………」ブルブル
上条「ていうか泣いたのか?一方通行」ジッ
10032号「泣いたのですか?一方通行」ジッ
一方通行「…………っ」カァッ
上条(お?照れてるのか?)ジッ
10032号(照れとるwwwとミサカは耳まで赤い一方通行のレア顔をガン見します)ジッ
一方通行「っせェなァ…関係ねーだろ」スクッ カツカツ
上条「あ、待てよ。買い物付き合ってくれってば。もう特売始まるし」ガシッ
一方通行「離せこの三下がァ!」ブンブン- 301 :1[sage saga]:2011/05/15(日) 00:26:53.26 ID:6a2HrddM0
- 10032号「必死になっているモヤシが哀れになりますが、どう見ても振りほどけ
そうにありません。と客観的に判断しながら、ミサカは何かを訴えか
けるようにあなたを見つめます」
上条「ん?」
一方通行(………ああ、なンだ。そういうことか)ピーン
一方通行「おい、俺の代わりにコイツが買い物付き合ってくれるってよ」ダカラハナセ
上条「え、本当か?御坂妹」
10032号「!一方通行……お前もしかしていいやつ?とミサカは感謝の眼差しを
向けます」
一方通行「悪いヤツに決まってるだろォ。じゃーな…ってだから離せっつゥの!」
上条「え?お前も来るし、御坂妹も来てくれるって話だろ?」
10032号「ええその通りです。とミサカも一方通行の手を握って引っ張ります。ライ
バルの施しは受けない。キリッ」キリッ
上条「ライバルって何の?」ズルズル
10032号「こちらの話です。とミサカは頬を赤らめながらあなたと一緒に一方通行
を引っ張ります。ふっ、軽いなーさすがモヤシ。杖いらねーだろ支えて
やるから」ズルズル
ハーナーセー!! イイカライイカラー アキラメノワルイモヤシデスネートミサカハ
- 302 :1[sage saga]:2011/05/15(日) 00:27:18.79 ID:6a2HrddM0
PM 5:40 第十学区 大型スーパー 店内青果売り場
上条「いやー今日の特売も大勝利だったな!玉ネギって日持ちするし何でも使える
から助かるんだよなー」カートガラガラ
10032号「ほうほうあれが特売というものなのですね。軍用に調整されたこのミサカ
にもなかなか厳しい戦場であったとミサカは感想を伝えます」テクテク
一方通行「いい加減離してくれませンかねェ…すっげー見られてるンだけど」ハァ
アラアラ ウフフ
カワイイワネー サンニンデ オテテツナイテジャッテ
キョウダイカシラ?
クスクス ナカヨシネー
10032号「離したら逃げるでしょう?とミサカはお一人様一本80円の牛乳を三本ゲット
するために手を離さないことを宣言します。あなたのために」キリッ
上条「ありがとなー御坂妹…!」キラキラ
10032号「うおっ眩しっ…とミサカはあなたの眩しい笑顔を直視できません」
上条「正面から見といて何言ってるんだよ」ハハハ
10032号「細かいこたぁいいんだよ。とミサカはあの仕草をしながらこれは何ですか?
とあなたに質問します」- 303 :1[sage saga]:2011/05/15(日) 00:27:48.35 ID:6a2HrddM0
上条「ああ、これは鍋のスープだ。これに野菜とか肉とか入れて寄せ鍋とかにするん
だぜ。そろそろ鍋のおいしい季節だよなー」
10032号「鍋…ですか?このミサカはその寄せ鍋とやらに興味を持ちました。聞いて
ますか一方通行?鍋だそうですよ?とミサカは左手を引っ張ります」クイクイ
一方通行「ハイハイ聞いてますゥー………」グッタリ
一方通行(…嬉しそうな顔してやがるなァ、こいつ……)
上条「…嬉しそうな顔してるな、一方通行」
一方通行「…っ!?」
上条「お前と…御坂妹がそんな顔して一緒にいるなんて、上条さんも嬉しいですよ」ニコ
一方通行「…………」フイ
一方通行(…何でコイツは…他人のことなンかでこンな顔出来るんだ………)
10032号「それがこの人がこの人である所以なのです。とミサカは一方通行の手を
強く握り締めます」ギュッ
一方通行「勝手に人の思考読むンじゃねェよ………くそったれ」チッ
- 304 :1[sage saga]:2011/05/15(日) 00:38:04.78 ID:6a2HrddM0
PM 5:56 ミサカネットワーク内
1.【超速報】上条が一方通行の胸を鷲掴みにした件(1)NEW
2.【末っ子支援】日々をポジティブに過ごすスレ2【頭痛阻止】(183)
3.【協力求む】あの人とヒーローさんをいいかんじにさせたいんだが16(875)
4.今日の上条202(851)
・
・
・
・- 305 :1[sage saga]:2011/05/15(日) 00:38:49.02 ID:6a2HrddM0
- 【超速報】上条が一方通行の胸を鷲掴みにした件(596)
1 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします ID:Misaka10032
,. -‐'''''""¨¨¨ヽ
(.___,,,... -ァァフ| あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ!
|i i| }! }} //|
|l、{ j} /,,ィ//| 『積み上がってた缶詰が一方通行の頭に崩れ
i|:!ヾ、_ノ/ u {:}//ヘ 落ちてきて、上条が「危ねぇ!」とか言って
|リ u' } ,ノ _,!V,ハ | 一方通行を庇って引っ張った
/´fト、_{ル{,ィ'eラ , タ人 と思ったら、上条が一方通行に覆いかぶさって
/' ヾ|宀| {´,)⌒`/ |<ヽトiゝ 胸にダイブしていた』
,゙ / )ヽ iLレ u' | | ヾlトハ〉
|/_/ ハ !ニ⊇ '/:} V:::::ヽ な… 何を言ってるのか わからねーと思うが
// 二二二7'T'' /u' __ /:::::::/`ヽ おれも何がどうなったのかわからなかった
/'´r -―一ァ‐゙T´ '"´ /::::/-‐ \
/ // 广¨´ /' /:::::/´ ̄`ヽ ⌒ヽ 頭がどうにかなりそうだった…
ノ ' / ノ:::::`ー-、___/:::::// ヽ }
_/`丶 /:::::::::::::::::::::::::: ̄`ー-{:::... イ 超スピードだとか催眠術だとか
そんなチャチなもんじゃあ 断じてねえ
もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ…
2 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします ID:Misaka10228
上wwww条wwwwwwwwwwwwwwwwww
3 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします ID:Misaka18193
さすがのラッキースケベwwwwwwwww - 306 :1[sage saga]:2011/05/15(日) 00:39:24.18 ID:6a2HrddM0
- 4 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします ID:Misaka12849
クソワロタ
5 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします ID:Misaka14827
おいセロリ俺と代われよwwwうらやまww
・
・
・
183 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします ID:Misaka20001
もーみんなこのスレに殺到しすぎ!
鯖落ちしちゃうよ!!
って諌めつつもミサカはミサカは証拠写真の提出を求めてみたり!
+ +
∧_∧ +
(0゜・∀・) ワクワクテカテカ
(0゜∪ ∪ +
と__)__) +
184 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします ID:Misaka10032
ほらよ つhttp://www.misaloda/moyashi-5.jpg
185 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします ID:Misaka10812
思いっきり押し倒とるwwwww>>184 - 307 :1[sage saga]:2011/05/15(日) 00:40:03.60 ID:6a2HrddM0
- 186 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします ID:Misaka14510
キィイイイイイ!!!俺の一方通行さんに何すんだ!!!
187 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします ID:Misaka20000
俺こういうの夢で見たことある
こんなかんじの 顔を顔に埋めつつ片手で掴むかんじの
ハァハァ上条うらやましす
188 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします ID:Misaka10385
これはモロwww>>184
つか、上条が一方通行を引っ張ったんだろ?
一方通行が上条の上に被さるんならともかく、
何で逆になってんだよwww
189 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします ID:Misaka10032
わけがわからないよ/人◕ ‿‿ ◕人\ >>188
190 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします ID:Misaka12847
これはブチギレだろwwww
一方通行の黒翼クル━━━━(゚∀゚)━━━━ !?
191 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします ID:Misaka10032
いやーそれがなぁ
>>184 の写真の三十秒後なんだが
http://www.misaloda/moyashi-6.jpg - 308 :1[sage saga]:2011/05/15(日) 00:40:34.71 ID:6a2HrddM0
- 192 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします ID:Misaka18432
何も変わってねぇwww>>191と>>184
間違い探しかよww
193 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします ID:Misaka20001
ペロッ…>>191 これは…ッ!
『何で手前に引っ張られたのにこの体勢になるンだ?
どんな演算式でシミュレートしても絶対にこうはならないンだが…
さすがヒーロー』
とか考えてむしろ感心している顔…っ!
194 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします ID:Misaka18149
おいwwww
おいwwwwwww
195 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします ID:Misaka11948
ワロタwww>>193
この場面でマジボケかましてくる第一位さすが第一位
196 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします ID:Misaka13577
俺達が言うのもなんだが
そんな反応で大丈夫か 乙女として - 309 :1[sage saga]:2011/05/15(日) 00:41:04.91 ID:6a2HrddM0
- 197 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします ID:Misaka14889
大丈夫じゃない 大問題だ>>196
おい>>1 見てないで何とかしろよ
スーパーの人にも迷惑だろ
198 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします ID:Misaka11948
あ、それもそうだな>>197
ホントに世話が焼けるなーこの白モヤシは
上条はフラグ建築士だから仕方ない
・
・
・
- 310 :1[sage saga]:2011/05/15(日) 00:41:34.19 ID:6a2HrddM0
PM 5:58 第十学区 大型スーパー 保存食品売り場
ザワザワ
ナーニ?ドウシタノ?
スゴイオトシタワネー
オキャクサマー オケガハアリマセンカ!
ダイジョウブデス トミサカハ チラバッタカンヅメヲ イッショニカタヅケマス
一方通行「…………………」
上条「…………………」
一方通行(あー、驚いて硬直してンのか?多分こいつ俺のこと男だと思ってたよなァ)
10032号「大丈夫ですか?とミサカは形式的な台詞を吐きつつ、いい加減あなたはモヤシの
胸から手と顔を離すべきではないでしょうか。と提案します」
上条「あっ…あ、ああ!ごめんな一方通行。怪我ないか?」ササッ
一方通行「………まァ、別にねェけど」
一方通行(…ん?普通だな。気付かなかったのか?)
上条「ほら、手」スッ- 311 :1[sage saga]:2011/05/15(日) 00:42:09.14 ID:6a2HrddM0
- 一方通行(あるようなないような胸だしな…。まァいいか)ドウデモ
一方通行「いらねェよ…、っと」フラッ
上条「だから言ったろ、よっ」グイ
一方通行「ぅお…っ!?」
上条「あっ」ドサッ
10032号「…あなたはひょっとしてワザとやっているのですか?とミサカは強く腕を引かれ
過ぎて今度はあなたの胸に倒れ込んでしまった一方通行に軽く同情します」
上条「いやいやワザとじゃありませんよ!?ご、ごめんなー」
一方通行「別にィ」フイ
上条「あー…そうだ。あと、インデックス用の小麦粉大量に買わなきゃなんだった」
10032号「小麦粉…だと?まさかあのシスターはそれをそのまま…?」
上条「ブッ、そんなわけないだろ!水入れて練ってすいとん汁にしたり、ナンみたいなの
焼いたりするんだよ。安くて腹に溜まるからなー」
10032号「あなたは節約上手の主婦みたいですね。とミサカは褒めていいやら呆れていい
やらわかりません」
上条「俺ちょっと小麦粉取って来るから、このカート見ててくれるか?」
10032号「了解しました。とミサカは意気揚々と引き受けます」
上条「じゃ、後でなー」タッ
タッタッタッ
- 312 :1[sage saga]:2011/05/15(日) 00:42:46.79 ID:6a2HrddM0
- PM 6:04 第十学区 大型スーパー 製粉売り場
上条「…………」タッタッ
上条「…あ、あった。小麦粉」ピタッ
上条「とりあえず3kg入りでいいか…」
上条(小麦粉の袋って握るとムギュッてなって気持ちいいよな)
上条(いやでも気持ちいいと言えばさっきっ……)
上条「……………………………………」カァアアアアアアア
上条(や、や、柔らかった…!細っ、いい匂、軽っ…!!!)
上条(やべっ さっきは冷静さを保つのに精一杯だったけど、すっげーリアルに思い出し
てきた…!!し、心臓が…!)ドッドッドッ
上条「………あいつ、本当に女の子だったんだな…」ボソッ
上条(なんかホント、華奢っつーか、抱き締めたら折れそうな…アレ?俺何考えてんの?
やばいやばいコレなんかやばい俺の中の幻想がブチ殺されそう一方通行の感触
マジヤバイ どれぐらいヤバイかっつーとマジヤバイ)ドッドッドッ
上条(けど一方通行のヤツ、全っ然動揺してなかったなー)ドッドッドッ
上条(いや激怒されても俺の命がヤバイわけだが、普通もっとこう…怒ったりしてもいい
っつーかするべきだよな)ドッドッ…
上条(俺が言うのも何だけど)
上条「一方通行って危なっかしいっていうか…ほっとけないよなぁ…」
10032号「それにはこのミサカも同意しますが、どうにも聞き捨てなりませんね上条当麻」
上条「っ!?」ビックーン
10032号「ちょっと顔を貸してもらいましょうか?とミサカはどっちにイラついていいのか
わからずとりあえず顎をしゃくります」 - 357 :1[sage saga]:2011/05/21(土) 23:12:52.01 ID:9JA5ipP80
PM 6:15 ミサカネットワーク内
1.【速報】おい上条は一方通行が女だって知ってたらしいぞ(1)NEW
2.【一級フラグ建築士】上条が一方通行の胸を鷲掴みにした件2(819)
3.【末っ子支援】日々をポジティブに過ごすスレ2【頭痛阻止】(205)
4.【協力求む】あの人とヒーローさんをいいかんじにさせたいんだが16(921)
・
・
・
・
【速報】おい上条は一方通行が女だって知ってたらしいぞ(184)
1 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします ID:Misaka10032
俺は確かに聞いたぜ!
上条「………あいつ、本当に女の子だったんだな…」ボソッ
これってさっき触る前から女だって知ってたってことだよな?- 358 :1[sage saga]:2011/05/21(土) 23:13:32.87 ID:9JA5ipP80
2 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします ID:Misaka12746
マジかよwww
3 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします ID:Misaka19090
ど う や っ て 知 っ た の
4 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします ID:Misaka15492
それ謎すぎだよな>>3
だって一方通行って見た目っつーか
言動とか格好とか仕草とか明らかに男じゃん?
一見男にしか見えないだろ
女だって言われたら、ああーそういやそうも見える くらいじゃん?
5 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします ID:Misaka17183
だよな…
上位個体が教えたのか?
6 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします ID:Misaka20001
ううん、ミサカは教えてないよって表明してみたり>>5
まだそんなに慌てる時間じゃない って思ってたんだよね
ってミサカもミサカもビックリなんだけど!
7 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします ID:Misaka20000
まさか………
見 た の ?
このミサカを差し置いて 見 た の ?
触 っ た の ?- 359 :1[sage saga]:2011/05/21(土) 23:15:59.34 ID:9JA5ipP80
- 8 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします ID:Misaka14510
ガ━━ΣΣ(゚Д゚;)━━ン!!!
ウワァァ━━━━━。゚(゚´Д`゚)゚。━━━━━ン!!!!
9 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします ID:Misaka10039
なん…だと……?>>7
い、いつの間に上条がセロリの毒牙に…っ
10 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします ID:MisakaXXXXX
えっ?
えっ?
11 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします ID:Misaka18000
俺達の上条がぁあああああああああ!!!!
12 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします ID:Misaka20001
みんな落ちけつ!鯖落ち…落ちそうで落ちない 大丈夫(゚ー゚)(。_。)ウンウン
直接見たり触ったりはしてないと思うなー
そんなことになってたらあの人があんなフツーでいられるわけないし
多分何もないところで転んだり、宙を見続けたり、急に窓から飛び出したり
するんじゃないかな?
ってミサカはミサカは乙女なあの人を想像してみたり - 360 :1[sage saga]:2011/05/21(土) 23:16:39.76 ID:9JA5ipP80
- 13 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします ID:Misaka12211
上位個体の乙女イメージってどんなんだよwwwww
ただの奇行だろそれwwww
14 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします ID:Misaka12889
>>13
ヒント:お姉様
15 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします ID:Misaka12211
>>14
oh……
16 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします ID:Misaka10032
つかさー
いつどこで知ったのか知らねーけど、知ってたんだったら上条の
あの反応ありえなくね
女子の胸長々触りまくって一言「ごめん」だよ?
それで済ますか普通?
あの白モヤシのことだから、男に触られたのなんか絶対初めてだぞ?
17 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします ID:Misaka10039
…………えっ?
お前、もしかしてセロリにじゃなくて上条に怒ってるのか?>>1
18 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします ID:Misaka10032
えっ?
19 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします ID:Misaka19090
俺も>>1は上条と超接近した一方通行に怒ってて
そんで上条は一方通行が女だってこと知ってたことがわかって
焦りと怒りでスレ立てたのかと思ってた - 361 :1[sage saga]:2011/05/21(土) 23:17:23.56 ID:9JA5ipP80
20 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします ID:Misaka10032
あっ
うん そうそう そんなかんじ>>19
それが言いたかった
21 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします ID:Misaka19090
なんだそうかー
でも俺は一方通行のこと結構心配だな
急に触られたらビックリするじゃん
22 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします ID:Misaka10032
だよな!?>>21
それにあいつホントッモヤシだから肉薄いし
痛かったんじゃね!?
ねーよホントッねーよ上条
23 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします ID:Misaka19090
えっ?
24 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします ID:Misaka10032
いやホントねーよあのモヤシは
早く上条から離れるべきだったよ
25 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします ID:Misaka10039
おいwwwwwww
26 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします ID:Misaka12958
ホントはどっちに怒ってんだよwww- 362 :1[sage saga]:2011/05/21(土) 23:17:59.99 ID:9JA5ipP80
27 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします ID:Misaka10032
モヤシに決まってますけど?
28 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします ID:Misaka19571
説得力ねぇwwww
そもそも>>1は買い物も一方通行連れて来ちゃうしなー
上条と二人っきりのが良かったんじゃね?
29 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします ID:Misaka10032
ライバルの施しは受けない(キリッ
30 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします ID:Misaka11320
単に一方通行と上条と一緒に三人で買い物
行ってみたかっただけじゃねーの?
31 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします ID:Misaka10032
そんなんじゃないもん
32 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします ID:Misaka11938
上条とスーパーいいよなー
一方通行もなんだかんだ面倒見いいし
楽しそう
33 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします ID:Misaka10032
別に楽しくなかったし
上条と二人っきりのがよかったし- 363 :1[sage saga]:2011/05/21(土) 23:18:43.63 ID:9JA5ipP80
34 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします ID:Misaka17600
どう見ても楽しそうな件
http://www.misaloda/snake-10938.jpg
35 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします ID:Misaka18199
>>34
手www繋いどるwww
36 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします ID:Misaka13104
>>34
仲いいなおいwww
37 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします ID:Misaka10111
>>34
どう見ても「お兄ちゃんこれ買ってー」の図
38 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします ID:Misaka10032
ちげーし
鍋のスープとやらのことを生活能力皆無っぽいモヤシに
教えてやってただけだし
39 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします ID:MisakaXXXXX
プッwwww
あなたこないだまであの人のこと避けてたくせに
ちょっとクレープ奢ってもらったりしたくらいで
随分簡単な女なんだね ぎゃはっ- 364 :1[sage saga]:2011/05/21(土) 23:19:37.09 ID:9JA5ipP80
40 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします ID:Misaka10032
何だとコラ
誰がお手軽女だ
41 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします ID:MisakaXXXXX
だってそうでしょ?
ミサカ達に比べたらあの人と一緒にいた時間なんて
ほんのちょっとじゃない
42 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします ID:Misaka20001
そんなの関係ないよってミサカはミサカは上から目線な番外個体を
諌めてみたり
あの人と10032号はお互いをずっと気にしてたんだから
一緒にいられて嬉しいのは当たり前だよ
43 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします ID:Misaka10032
別に嬉しくないし!
……けど、一方通行もホントに俺のこと気にしてた?>>42
44 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします ID:Misaka20001
ずっとしてたよってミサカはミサカは力強く頷いてみたり
だからこないだ10032号と話せて嬉しそうだったよ
45 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします ID:Misaka10032
ふーーーん
あっそー- 365 :1[sage saga]:2011/05/21(土) 23:20:37.32 ID:9JA5ipP80
46 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします ID:MisakaXXXXX
ずいぶん嬉しそうだねwwwwお手軽女さんwww
47 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします ID:Misaka10032
上等だこの末っ子がァアアアアアアア!!!
48 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします ID:MisakaXXXXX
年上ぶってンじゃねェよこの貧乳がァアアアアアア!!!!
49 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします ID:Misaka14889
まぁ落ち着けよ>>47-48
>>1はどうしたいんだ?
上条に一方通行が女だって知ってたのにどういうつもりか
聞きたいとかじゃないのか
50 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします ID:Misaka10032
あっそうだった
聞いてみるわ>>49- 366 :1[sage saga]:2011/05/21(土) 23:21:26.00 ID:9JA5ipP80
51 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします ID:Misaka10032
52 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします ID:Misaka14100
おいどうしたwww>>51
53 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします ID:Misaka10032
http://www.misatube.com/watch?v=KaMijo
こういう時どういう顔をすればいいかわからないんだ…
54 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします ID:Misaka12332
なんという流れるような土下座wwww>>53
55 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします ID:Misaka17003
滑らかすぎだろwwwww- 367 :1[sage saga]:2011/05/21(土) 23:22:13.42 ID:9JA5ipP80
56 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします ID:Misaka11002
上条wwwwww土下座慣れしとるwww
57 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします ID:Misaka19090
どういうことなの………
58 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします ID:Misaka10032
!!!!!!
上条に惚れなおした
59 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします ID:Misaka18120
何でだよwwww- 368 :1[sage saga]:2011/05/21(土) 23:23:04.01 ID:9JA5ipP80
60 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします ID:Misaka10032
上条「俺も、もっとちゃんと謝ろうと思ったんだ。
けどさ、事情はわかんないけど、一方通行って女だってこと
隠してるんだろ?
だったら、俺が知ってるってわかったらショックじゃないか。
だから、知らないフリした方がいいって思って…。
あいつが女だってこと隠さなくなったら、その時に全力で
謝るよ」キリッ
61 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします ID:Misaka18173
さすが上条!!!
62 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします ID:Misaka13103
さすが上条!!!!!!!
63 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします ID:Misaka11990
それでこそ上条!!!!!!!
63 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします ID:Misaka19090
やっぱ上条っていいやつだなー
・
・
・
・
- 369 :1[sage saga]:2011/05/21(土) 23:23:47.49 ID:9JA5ipP80
PM 6:25 大型スーパー レジ前
一方通行「……………戻って来ねェ……」ポツーン
一方通行(10032号も行っちまうし…もォ先に帰るか……?)
「あー!あなた見つけたー!ってミサカはミサカはあなたにドーン!!」
一方通行「ぐっふァ…!だからタックルはやめろっつってンだろクソガキィ!」
打ち止め「あなたに会えた喜びを全身で表現するにはこれしかないの!ってミサカはミサカ
はあなたの腰にしがみついてみたり!」
一方通行「ったく……。オマエ一人で来たのかァ?あンまうろうろすンなって言ってンだろ」
打ち止め「大丈夫!ここにあなたがいるってわかってたんだから!ってミサカはミサカはネッ
トワークであなた達がここに居ることって知ってたことを教えてみたり」
一方通行「ここに来るまでは一人だろォが」
打ち止め「もー…あなたはちょっと過保護なんじゃないかな?ってミサカはミサカは肩を竦め
てみる」フゥー
一方通行「……すぐ攫われるからなァオマエは」
打ち止め「じゃああなたがずっと手を握ってくれてたらいいよ!ってミサカはミサカはあなたの
手を握ってみたり!」ギュッ
一方通行「……………」ギュッ
打ち止め「…あなたは最近、ミサカの手を握り返してくれるのね」
一方通行「…………何か文句でもあンのかよ」
打ち止め「とっても嬉しいよ。ってミサカはミサカは笑顔であなたを見上げてみたり」ニコッ
- 370 :1[sage saga]:2011/05/21(土) 23:24:47.33 ID:9JA5ipP80
PM 6:32 大型スーパー お菓子売り場
打ち止め「ねーねーこれも買ってー!ってミサカはミサカはチョコボールを持ってあなたの
手を引っ張ってみたり」クイクイ
一方通行「お菓子は三個までって言ってンだろォ?」
打ち止め「えー、でもあと一枚で銀のエンゼルが五枚になるのよ」
一方通行「銀のエンゼルねェ………」
打ち止め「どうしてそんなに嫌そうな顔するの?ってミサカはミサカは首を傾げてみる」
一方通行「嫌なヤツ思いだした」
打ち止め「???」
ワカリマシタノデ イイカゲンタッテクダサイ トミサカハ アナタニウナガシマス
ア ウン …オット
ダイジョウブデスカ トミサカハ ヨロケタアナタニ テヲサシダシマス
一方通行「ン…?何だアイツら、こンなとこにいたのか」
打ち止め「10032号とヒーローさんの声だね!ってミサカはミサカはあなたと一緒に隣の
製粉売り場に移動してみたり!」テクテク- 371 :1[sage saga]:2011/05/21(土) 23:26:10.40 ID:9JA5ipP80
上条「あ」
10032号「おや上位個体。あなたも来ていたのですか。とミサカは目を瞬かせます」
打ち止め「ど、どうしてヒーローさんは10032号の胸を触ってるの!?ってミサカはミサカ
は衝撃の展開に驚愕してみる!!!」
一方通行「」
上条「ごごごごごめん!!!」バッ
10032号「ああ、これはこの人が立ち上がろうとして、足が痺れたららしくよろけ……」
一方通行「オマエ何やってンですかァ…?」カチッ
上条「ちょっ、一方通行さん!?どうしてフォークを五本も構えてるんでせう!?」ダラダラ
打ち止め「あっそれはヨミカワからおつかい頼まれててさっきカゴに入れてたの。って
ミサカはミサカは教えてみたり」
上条「いや違うんですよ!?誤解です!決してわざと触ったわけじゃ……!」ダラダラダラ
一方通行「黙れこの痴漢野郎がァ!!」シュカカカカカ
ウワーーフコウダーー
- 372 :1[sage saga]:2011/05/21(土) 23:27:21.41 ID:9JA5ipP80
10032号「どうしてこんなに怒っているのでしょうかこのモヤシは…。とミサカはフォークで
床に貼り付けにされたあなたを見下ろします」●REC
上条「見てないで助けて!」
打ち止め「自分の時は怒らなかったのにね!ってミサカはミサカはフォークを抜いてあげ
ながら笑ってみたり」
上条「ありがとな打ち止め…!!」ウルウル
一方通行「もっと反省させとけよクソガキ」チッ
打ち止め「まぁまぁ。わざとじゃないことくらいあなただってわかってるでしょ?ってミサカは
ミサカはヒーローさんをフォローしてみる」
一方通行「わざとじゃなきゃ何でも許されるってのかよ」チッ チッ
10032号「あなたはどうしてそんなに怒っているのですか?とミサカは舌打ちしすぎな一方
通行を見上げます」
一方通行「はァ?そンなモン当たり前だろォが」
10032号「自分の時は怒らなかったじゃないですか」
一方通行「俺はいいンだよ。でもオマエは良くねェだろ」
10032号「どうしてですか?とミサカはこのミサカも特に気にしてないことを伝えます」
一方通行「気にしろよォ!女だろ!?」
10032号(その言葉そっくりそのままあなたにお返しします。とミサカは溜息をつきます)- 373 :1[sage saga]:2011/05/21(土) 23:28:24.53 ID:9JA5ipP80
打ち止め「この人が怒った理由なんて簡単でしょ?ってミサカはミサカは10032号を見上
げてみたり」
一方通行「うっせェなァ…どうでもいいだろそンなこと」
10032号(……一方通行が怒った理由?とミサカはやたら嬉しそうな上位個体を見下ろし
ながら、少し俯いて考えてみます)
10032号「このミサカを心配したからでしょうか。とミサカは一方通行を見つめます」
一方通行「…………………」チッ
10032号(図星…?とミサカはそっぽを向いたモヤシを見つめ続けます)
10032号(何でしょうこの気持ちは。とミサカは形容しがたい…何か…温かいような気が
するものを疑問に思います)
一方通行「何にやけてンだ」ベシッ
10032号「あたっ。とミサカはゴーグルの上からチョップされた頭を押さえます」ニヘ
10032号「」ハッ
番外個体『ずいぶん嬉しそうだねwwwwお手軽女さんwww』
10032号「………っ」イラァ- 374 :1[sage saga]:2011/05/21(土) 23:29:35.38 ID:9JA5ipP80
10032号「余計なお世話はやめてください。とミサカは苛立ちを込めて一方通行を睨み
つけます」
一方通行「!」
10032号「このミサカが誰と何をしようがお前なんかには口出し無用だっつーの!とミサ
カは兄貴面する白モヤシに言い放ちます!」
一方通行「………」
10032号「…………」ハァハァ
一方通行「……………わかった」
10032号「あっ…」
10032号(19090号が見たのはこの顔だったのでしょうか…。とミサカはゆっくり頷いた
一方通行に、胸が…痛…)ズキン
- 375 :1[sage saga]:2011/05/21(土) 23:30:57.31 ID:9JA5ipP80
上条・打ち止め『こらーー!』
10032号「」ビクッ
上条「そんな言い方ないだろ御坂妹!一方通行のことだから本気にしたぞ!?」
打ち止め「その通りだよ!ってミサカはミサカは良く理解してるヒーローさんに力強く
同意する!!」
上条「普通ならただの照れ隠しだってわかるけどな、一方通行は友達少ないんだぞ!
そんなコミュニケーション能力絶対ないに決まってる!」
一方通行「おい」
打ち止め「まったくその通り!ってミサカはミサカは昔の苦労話を思い出してみたり!」
一方通行「おい」
打ち止め「ちょっと前にこの人が全然会ってくれなくなった時があってね、ってミサカは
ミサカは説明を始めたり」
打ち止め「何回『今度の日曜は会ってくれるでしょ?』って約束してもぜーーんぜん会って
くれないから、ミサカすごい悲しくなって腹が立って」
打ち止め「『もう嫌いになっちゃうんだから!』って拗ねて言ったみたら……」ハァ
打ち止め「この人ったら電話に出てくれなくなっちゃって、すごく焦ったのよ。ってミサカは
ミサカは本当に冗談の通じないこの人に溜息をついてみたり」- 376 :1[sage saga]:2011/05/21(土) 23:31:56.36 ID:9JA5ipP80
上条「大変だったんだな、打ち止め…」ポン
一方通行「おい」
打ち止め「それでも電源切ったり着信拒否したりしなかったこの人はとってもかわいい!
ってミサカはミサカは思い出し笑い」クスクス
上条「プッ、それで結局その時はどうしたんだ?」
打ち止め「30分くらいコールし続けたらやっと出てくれたの!ってミサカはミサカは回想
してみる。『何か用かよ…』って出てくれた声、びっくりするほど萎れてて、いくら
怒ってたとはいえミサカ大人げなかったー、って反省してみたりしたのだ」
一方通行「おいィ!いい加減にしろクソガキがァ!!」ペシッ
打ち止め「あいたっ!ってミサカはミサカは本当のことを言っただけなのにー」
10032号「」ブルブル
打ち止め「その後は百回くらい大好きって会話に混ぜながら話しました。とミサカはミサカ
はフォローが大変だったことも明かしてみたり」フゥー- 377 :1[sage saga]:2011/05/21(土) 23:32:47.01 ID:9JA5ipP80
10032号「ぶふぉっ!とミサカは堪えきれずに吹き出します…っ」
一方通行「お、オマエ…っ」
10032号「打たれ弱すぎだろ第一位…!とミサカは笑いが止まりません」ウヒャヒャヒャ
上条「打ち止めも大変だなぁ……」
打ち止め「それほどでもない」キリッ
10032号「心根までモヤシの一方通行のために、ここは大人なミサカが折れてあげます。
悪かったなさっきのは冗談だ。わかるか?イッツミサカジョーク。とミサカは軽
やかに肩を竦めます」HAHAHA
一方通行「調子ン乗ってんじゃねェぞこのクソガキィ!」
モウクレープオゴッテヤンネー!
ソンナセッショウナー トミサカハ
ワーワー
- 378 :1[sage saga]:2011/05/21(土) 23:35:13.46 ID:9JA5ipP80
打ち止めは、高層ビルの屋上で、一方通行の膝の上に抱かれていた。
日はすっかり沈み、青白い光をぶちまけたような夜景が眼下に輝いている。
風が強く吹いて、髪を掻き乱す。
他に誰もいないこの高い高い空間は、一方通行の心のようだといつも打ち止めは思う。
一人だけの、誰の手も届かない、文字通りの『無敵』である場所。
自分だけは連れて来てくれることがどれほど嬉しいか、この人はきっと理解していない
だろう。
「寒くねェか」
「大丈夫!きれいだからもうちょっと見てたいなーってミサカはミサカはもう少し二人で
いたいってことを隠してねだってみたり」
「隠す気ねェだろオマエ……」
呆れたように呟くけれど、後ろから腹を抱くように回された腕が外れることはない。
一方通行は、白いファー付きのジャケットの前を開けて、胸の中に包み込んでくれる。
「ありがとう、すごくあったかい!ってミサカはミサカははしゃいでみたり」!
「暴れンなって…」
細くて筋肉の薄いこの人は、いつも打ち止めより体温が低い。でもどうしてか、こうして
触れ合っていればひどく温かいのだった。
それが自分の気持ちから来ている印象だとわかっていても、人という生き物の不可解
な作りを思う。自分が、クローンという人から少し外れた存在だからこそ。- 379 :1[sage saga]:2011/05/21(土) 23:36:48.78 ID:9JA5ipP80
「………オマエ、何か妙なこと考えてるだろ」
不意に低い声が落ちて、打ち止めは振り向いた。
一方通行はいつもの仏頂面でこちらを見下ろしている。白い肌と髪が、学園都市の青
い光を映してとてもきれいだと思った。
「…何かって?ってミサカはミサカはとぼけてみたり」
「上条に俺のことをメールで送ったり、10032号を俺に会うように唆したり…。バレバレ
なンだよクソガキ」
別に隠すつもりもなかったので、打ち止めは小さく笑った。
「あなたの周りで、もっとたくさんの人が笑ってればいいなって」
「余計なことすンな。……俺には、そンなもン似合わねェよ」
「確かに、これまでのあなたらしくはないかもね。ってミサカはミサカは頷いてみる」
打ち止めは夜景に視線を戻して、背中を一方通行の胸元に押し付けた。頭の後ろで、
優しい鼓動の音がする。
「でも、人がいつまでもその人らしくあるってことは…孤独とも言うんじゃないかな」
「………いいンだよ、それで」
「良くないよ。でも、あなたが変わっても変わらなくても、ミサカだけはずっと一緒だよ
って宣言してみたり!」- 380 :1[sage saga]:2011/05/21(土) 23:37:38.74 ID:9JA5ipP80
「…………」
打ち止めを包む腕に、少しだけ力が入った。恐る恐る、いつも抵抗されることを恐れる
ような遠慮がちな仕草で、もどかしく思う。
「俺は……オマエだけでいい」
掠れた小さな小さな呟きは、すぐに風に攫われて消えた。
でも打ち止めの耳にはしっかり届いていて、一方通行の白い手に自分の手を重ねる。
「ミサカもだよ」
「………」
「あなたが望むなら、二人だけでどっかに逃げちゃおうか?ってミサカはミサカは笑って
みたり」
打ち止めは弾むような声で言って、少しだけ息を詰めた人をしてやったりと見上げた。
「嘘だよ」
「俺は………」
「あなたは一度握った手を離せるほど冷たくないし 弱くもないもの。ってミサカはミサ
カはみんなの顔を思い浮かべてみたり」
黄泉川や芳川や番外個体。10032号や他の妹達や、上条当麻。- 381 :1[sage saga]:2011/05/21(土) 23:39:47.66 ID:9JA5ipP80
一人だけで生きてきた一方通行がようやく手にしようとしている繋がりを、打ち止めは
一方通行自身にも大事にしてほしい。
だから、わずかでも打ち止めの言葉に抵抗を示した気配を、とてもとても嬉しく思う。
「……これのどこが強さだ」
「前とは違うことが出来るっていうのは強さだよ。ってミサカはミサカは微笑んでみる」
自分の声音とは裏腹に、一方通行は苦々しげだ。きっと苦虫を噛み潰したような顔を
していることだろう。
「強くなれば、あなたは前より自分のことを好きになれるでしょ?」
「………」
一方通行は答えない。
否定しようとして、だが打ち止めの気持ちを考えて沈黙してくれたのだとわかっている。
ずっと強さを求めて一人で生きてきた人。確かに自分の言う『強さ』は、この人が求めて
来たものとは違うかもしれない。
けれど、強くなった、以前とは違う自分の姿を、この人は好きになってくれると思う。
そしてもっともっと好きになれば、いつか、いつか、自分のことを許せるようになるでしょう?
それはずっと遠い日。遠い遠い日のことだろう。
この人はそんな日など来ないと思っているかもしれない。
けれど打ち止めは信じている。
あなたが信じていなくても、ミサカだけは決して疑わない。
- 391 :1[sage saga]:2011/05/27(金) 00:13:08.86 ID:XId3wUbC0
PM 23:24 黄泉川家 リビング
打ち止め「………今日は…これにしよーっと!ってミサカはミサカはメルメルしてみたり」メルメル
--------------------------------
件名:今日のあの人 vol.16
差出人:last Order
日時:20**/12/** 23:20
---------------------------
本文:
こんばんは!
最近めっきり寒くなってきたけど
いかがお過ごしですか?
ってミサカはミサカは10032号から
聞いた鍋っていうの食べたいなー
と暗にアピールしてみたり!
『今日のあの人』は珍しく青空
バックにした爽やか一方通行だよ!
髪の毛が銀色に光ってすっごく
きれいなのだーってミサカはミサカは
見所をアピールしてみる!
そういえば、何か見たい写真ってある?
ってミサカはミサカはリクエスト受付中~
添付:
accela-14902.jpg
--------------------------------- 392 :1[sage saga]:2011/05/27(金) 00:13:41.75 ID:XId3wUbC0
打ち止め「よし。やはり相手のニーズを汲み取ってサービスするのも大事よねって
ミサカはミサカはわかったようなことを言ってみたりして送信~」ピッ
芳川「あら最終信号、まだ起きていたの?一方通行はもう寝ちゃったわよ」
打ち止め「もうちょっとー」
黄泉川「ったくあの子、昼寝と夕寝の境目が曖昧じゃん……」
芳川「夕飯食ってるから境目ハッキリしてンだろ」キリッ
黄泉川「ブッ そっくりじゃん!!」ギャハハハ
打ち止め「うーん、今日はメールのお返事読んでから寝るのってミサカはミサカはアクビを
我慢してみたり」ファー
芳川「そう?あまり夜更かししないようにね。そのままソファで寝たりしちゃダメよ?明日あ
の子に怒られちゃうから、私が」クスクス
黄泉川「あんなに気にするなら毎日一緒に寝てあげればいいんじゃん…。じゃあおやすみ、
打ち止め」
芳川「おやすみなさい、最終信号」
打ち止め「おやすみなさーい!ってミサカはミサカは元気良く挨拶してみたり!」
打ち止め携帯<ラストオーダー?メールキテンゾ-
打ち止め「あっ返事来た。相変わらず返信早いなって、ミサカはミサカは感心するのだ」
- 393 :1[sage saga]:2011/05/27(金) 00:14:15.34 ID:XId3wUbC0
--------------------------------
件名:Re:今日のあの人 vol.16
差出人:ヒーローさん
日時:20**/12/** 23:28
---------------------------
本文:
おー、確かにきれいな髪だなー。
こないだ触ったらサラサラだったし
どうしても髪がツンツンする上条さん
からしたら羨ましい限りですよ…
あ、今度鍋やってみるか?
打ち止めと一方通行の都合のいい日
教えてくれよ
御坂妹もやりたがってたかな?
リクエストなー
普通にピースとかしてるやつ、見て
みたいかも?
打ち止めの写真って全部隠し撮りっぽい
からな(笑)
--------------------------------
- 394 :1[sage saga]:2011/05/27(金) 00:14:50.26 ID:XId3wUbC0
打ち止め「ピース…だと?無茶振りキタコレ…ってミサカはミサカはポカーンとしてみたり…」
打ち止め「あの人のピースなんて、誰かに目潰しでもしようとした瞬間を捕えるしかない気が
するけど」ウーンウーン
番外個体「何唸ってんの?最終信号」ヒョイ
打ち止め「あっ番外個体!ミサカのケータイ返してー返してー」ピョンピョン
番外個体(………………髪、触った?あの人の?)イラァ
番外個体「…………ねぇ、最終信号はさぁ」
打ち止め「ん?ってミサカはミサカは首を傾げてみたり」ケータイカエシテー
番外個体「何であの上条当麻ってヤツと一方通行をくっつけようとしてるの?」イヤ
打ち止め「それはー、あの人がヒーローさんのこと好きだからって…」ナンダト
番外個体「嘘だね」チッ
打ち止め「…………嘘じゃないよ?ってミサカはミサカは番外個体を見上げてみる」
番外個体「まぁ、確かに嫌っちゃいないだろうけど?好きなんてほど遠いでしょ。あなたが最初
に嘘つくから、皆一方通行が上条当麻のこと好きだって勘違いしちゃってるよ」
打ち止め「あの人がちょっとでも好意を持つなんて、滅多にないことだよ」
番外個体「だからってさぁ………」ブツブツ
打ち止め「番外個体は一方通行がヒーローさんと上手く行ったら嫌なの?ってミサカはミサカは
ストレートに聞いてみたり」
番外個体「べっつに!第一位が誰とくっつこうが離れようがこのミサカの知ったこっちゃないけど」- 395 :1[sage saga]:2011/05/27(金) 00:15:29.57 ID:XId3wUbC0
打ち止め「ないけど?」
番外個体「……………じゃん」ボソッ
打ち止め「ん?ってミサカはミサカは優しく番外個体を促してみたり。ねぇ、ここ座って?」ポン
番外個体「………………」ストン
打ち止め「どうして嫌?ってミサカはミサカはあなたの手を握ってみる」ギュッ
番外個体「…………だって」
打ち止め「…………」
番外個体「一方通行は………ミサカ達の一方通行じゃん」ボソリ
打ち止め「どうして?」
番外個体「だ、だって…ミサカ達も、このミサカも、あなたも、一方通行のために作られたんだよ?
そのミサカ達を差し置いて他のヤツとなんて、意味わかんないよ」
打ち止め「………気持ちはわかるけど、それは間違ってる。ってミサカはミサカは冷静に指摘して
みたり」
番外個体「……っ」
打ち止め「あの人はミサカ達のものでもなければ、誰のものでもない。ってミサカはミサカは番外
個体の手を強く握り締めてみる」ギュッ
番外個体「……………」キュ- 396 :1[sage saga]:2011/05/27(金) 00:16:07.07 ID:XId3wUbC0
打ち止め「ミサカはあの人が大好きだけど、あの人を縛りたいわけじゃない。あの人はあの人の
ものだし、…それに、ミサカ達だってミサカ達のものって」
打ち止め「…ミサカはミサカは自分に……言い聞かせるように…っ、うぐっ」
番外個体「え、え?最終信号?」
打ち止め「う、うぇっ…!」ポロッ
番外個体「」
打ち止め「ひっく…、やだよぉ………」ポロポロ
番外個体「自分で言っといて自分で泣いてるー!?」ガビーン
打ち止め「一方通行はミサカのだもん…!うぇええ……」ボロボロボロ
番外個体「さっきと言ってること違うよ!?」ガビーン
打ち止め「ふぇえええん……!あくせられーたぁーー…!」トテテテテ
番外個体「ちょっ!ズルイんだけど…!」タタタ
- 397 :1[sage saga]:2011/05/27(金) 00:16:36.50 ID:XId3wUbC0
ドアノブがカチャリと音を立ててようやく、一方通行は目を覚ました。
小さな足音が近づいて来る。誰のものかなど、考えるまでもない。
不思議なものだと思う。この少女や、黄泉川、芳川、番外個体。彼女達だけは、ごく近くまで近づ
かれても目を覚まさない。
まぁ、睡眠中の無意識下でも、能力であらゆるものを反射出来た自分のことだ。生体電流を感知
して個体を判別し、害のない存在だと認識出来ているのだろう。
「………何泣いてンだ、クソガキ」
本当はもっと感傷的な理由だとわかっていて、小さく溜息をつく。
「ふぇ…っ、う、っく…っ」
そうでなければ、丸い頬を流れる雫に、こんな風に胸の奥が引き絞られるわけがない。
「あ、あなたはミサカのものでしょ…?ってミサカはミサカは泣きついてみる…!」
ふぇええん、と胸元にしがみついて来た温もりを、一方通行は注意深く抱き寄せた。
「何の話だよ……」
「ミサカはあなたとヒーローさんを応援してるけど、みさかのこと忘れちゃやだって…っ!ミサカ
はみしゃかはぁ……!」
「はァ…?」
意味がわからない。
怖い夢を見た子供か何かのような打ち止めに首を傾げながら、その背をゆっくりと撫でる。- 398 :1[sage saga]:2011/05/27(金) 00:17:09.69 ID:XId3wUbC0
密かに電極のスイッチを入れて周囲を探ってみるが、とりあえず不穏な気配はない。一方通行
はひっそり安堵の溜息をついた。
「そうじゃないの!ってミサカはミサカは見当外れなあなたにキィイイイ!!!」
「うぉ…!?」
即座に見破られたことと、今まで泣いていたのが急に怒り出したことと、それらにギョッとして
顔を上げた打ち止めを見る。
「…じゃあ、何だ?」
何泣いてやがる、と。
一方通行は赤くなってしまった痛々しい頬を拭った。温かい水だ。冷たい手には、痛いほどの。
「み、ミサカは…あなたに大事な人が増えるのは嬉しいの。ってミサカはミサカは、今まで言った
ことが嘘じゃないって主張してみる」
「…ああ、知ってる」
実のところ、打ち止めがどうして嬉しいのか、よくわからないのだが。
それでも、自分のことを必死で、こんな風に泣いてしまうほど必死で考えてくれていることは理解
している。
いつも辛い目にばかり合わされてきた少女。もっと自分のことだけ考えていればいいと、一方通
行は思う。
「で、でも…っ、他に好きな人が出来ても、み、ミサカのこと…忘れないでって…っ」
ぐす、と打ち止めに鼻をすすり上げられて、自然と眉間に皺が寄った。
(………何でそォいうことになるンだ?)
内心で真剣に悩む。そもそも、あんな無能力者を自分が好きなどと、この子供が言い張っている
だけのことであって。- 399 :1[sage saga]:2011/05/27(金) 00:17:43.41 ID:XId3wUbC0
『ねぇねぇ、こないだヨミカワがね、「あの子もようやく泣けるようになった」ってすごく喜んでたの!
どういうことかな?ってミサカはミサカは首を傾げてみたり』
ふと、先日の打ち止めの言葉が胸の奥に返った。
あんな感傷的過ぎる液体が自分の目から分泌されたなど消し去りたい記憶だが、今考えれば、
黄泉川の言いたいこともわからないではない。
打ち止めは我慢強い少女だ。天真爛漫で、いつも元気で、何度命の危機に晒されても、怯えた顔
も、ましてや泣き顔など見せたこともなかった。
もちろん、見せないからと言ってそのような感情がないわけがないことくらいわかっている。
けれど、ずっと上手く隠されていれば、クズのような自分では、見逃してしまうから。
誰かの前で泣くということは、気持ちを伝えること。それが出来るのは、気を許しているからという
こと。
辛い気持ちを、悲しい気持ちを、わかってほしいと。
「………忘れるって…何バカなこと言ってンだ、オマエは」
一方通行は、打ち止めの大きな目から溢れる涙を、何度も拭った。
自分がこの小さな光をどう思っているかなど、言わなくてもとっくに伝わっていると考えていた。
(甘えだな)
言わなくてもわかるだろう、などと。いや、ある程度は伝わっていたからこそ、今の今まで溜め
込んでしまったのか。
生まれて数ヶ月の小さな女の子に頼りきりで、情けないことだ。学園都市第一位が聞いて呆れ
ると、一方通行は嘆息した。- 400 :1[sage saga]:2011/05/27(金) 00:18:26.88 ID:XId3wUbC0
「…打ち止め」
ピシッ、と額を指先で軽く弾けば、潤んだ栗色の目が瞬く。長い睫毛がパチパチと音を立てる
ようで、ひどく無邪気な仕草だと思った。
「この先何があったとしても…俺の一番は、ずっとオマエだ」
「………!!!!」
その瞬間、萎れた子犬のようだった表情が、見たこともないほど嬉しげに輝いた。
ぱぁああ、っと、真夜中に太陽でも登ったのかと思ったくらいに、打ち止めは満面の笑顔で、
「ミサカの一番も、ずっとずっとあなただよ!ってミサカはミサカは誇らしげに宣言するのだー!」
一方通行の首元に抱きついた。
- 401 :1[sage saga]:2011/05/27(金) 00:19:01.10 ID:XId3wUbC0
「……で、オマエはいつまでそこに突っ立ってンだ」
打ち止めが首にしがみ付いたまま眠ってしまってから、一方通行は声を掛けた。
「番外個体」
「…………」
開けっ放しのドアに、番外個体が寄りかかったままこちらを睨んでいる。
先ほど目にした笑顔とは正反対の、こちらも見たことのないようなしかめっ面だ。
「また頭痛か?」
それ以外に理由が思い当たらず、しかし空気を読んで黙っているなどこいつらしくもないと内心
首を傾げる。
「……最近は、他の妹達が余計な気を使って、ポジティブ運動とかなんとか、バカみたいなこと
やってて。そう酷くもないよ」
「へェ。面倒見のいいことで」
じゃあ何だ、と思ったのが顔に出たのだろう。番外個体の眉間に、ぎゅうっと皺が寄る。
「頭痛しなきゃ…来るなっての?」- 402 :1[sage saga]:2011/05/27(金) 00:19:33.19 ID:XId3wUbC0
「別にそンなこと言ってねェだろ」
「ど…どうせあなたは最終信号さえいればいいんでしょ。このミサカは邪魔?」
「はァ?」
打ち止めといい番外個体といい、今日は一体何だ。
不可解さをそのまま声にすれば、普段からやぶ睨み気味の目がギリギリと釣りあがった。
「最終信号が一番だって、さっき言ってたじゃない…っ!」
火を吐くような叫び声。
「静かにしろよ。夜中だぜ?」
何をそんなに怒っているのか。呆れて嘆息して、しかしどうやら自分に原因があるらしいと
悟り、打ち止めを右脇に退ける。
「いいから、部屋に戻らねェならこっち来い」
ちょいちょいと手招きすれば、瞬きもせずに睨み付けたまま、しかし大人しく歩み寄って来る。
「……………………」
「何怒ってンだ」
「あなたはさぁ…どうしてこのミサカをロシアから連れ帰ったの?」
搾り出すような声に、一方通行は目を瞬いた。
学園都市に戻ってから大分経っていて、今更聞かれるとは思わなかったのだ。
しかし番外個体はその反応を違う意味で受け取ったらしく、唇を噛み締める。- 403 :1[sage saga]:2011/05/27(金) 00:20:07.66 ID:XId3wUbC0
「た…たいした理由なんか無い?なりゆき?何となく?べ、べつにミサカは……」
身体中を緊張させて、ひどく憎々しげな表情で。けれど一方通行には、どうしてか今の番外
個体の顔が、大泣きした打ち止めの顔と重なって見えた。
「『俺のせいだ』」
「…え……」
「オマエが言ったんだろ。そンなに性格が歪ンじまったのは、俺のせいだってな」
「そ…そうだけど……」
それがどうした、と言いたげな反応に、一方通行は深々と溜息をつく。
本当に、言わなければ伝わらないものだ。
「『俺のせい』なんだろ。だから俺が責任取って一生面倒見る」
「えっ…………」
「そういうことだ。わかったか、クソガキ」
「えっ…………………」
ぎしりと硬直した番外個体は、先ほどまでの殺気はどこへやら、もじもじと寝巻きの裾を
弄っている。
数分待ってみたがいつまでも突っ立って寝巻きの裾を弄り続けるので、部屋に戻るか
こっちに来るかと促せば、「そこまで言うなら仕方ないね!ってミサカはミサカは高らか
に宣言してみたり!」とかなんとか言いながら、結局ベッドに入ってきた。
- 404 :1[sage saga]:2011/05/27(金) 00:21:08.57 ID:XId3wUbC0
AM 10:00 黄泉川家 リビング
打ち止め携帯<オレノイチバンハ、ズットオマエダ
一方通行「ハイやると思ったァ!」ズビシ
打ち止め「ひらり!とミサカはミサカは軽やかにあなたのチョップを避けてみたり!」
一方通行「なン…だと……」
打ち止め「きゃはー!今日のミサカは一味違うのー!ってミサカはミサカは愛によって
目覚めたスーパーミサカであることを明かすのだ…!」ゴゴゴゴ
一方通行「何こいつテンション高っけェ……」
打ち止め「ミサカの戦闘能力は53万ですゥー!ってミサカはミサカは遊んであなたー!」
一方通行「ぐッ…!タックルやめ、あァもォ、うっぜェなァ!」
芳川「ホホホ最終信号ったらはしゃいじゃって、よっぽど嬉しかったのねぇ。その台詞」
黄泉川「っていうか今まで言ったことなかったことに驚きじゃん…熟年離婚されるタイプ
じゃん一方通行は」ヤレヤレ
- 405 :1[sage saga]:2011/05/27(金) 00:22:00.21 ID:XId3wUbC0
番外個体「…………」ニヤニヤ
芳川「あら番外個体。携帯電話からイヤホン繋いで、音楽でも聴いているの?」スポッ
番外携帯<ダカラセキニントッテ オレガイッショウメンドウミル
一方通行「オマエもかミサカワーストォオオオ!!!」バキーン
番外個体「あっ」
一方通行「だから嫌がらせもいい加減に……」
番外個体「み、ミサカの…ミサカ、バックアップ取ってなかったのにィイイイ!!」
芳川「どうして?珍しいこともあるものね」
番外個体「だってネットワークにバックアップしたら、他のヤツに聞かれるし…っ」
一方通行「何で他のヤツに聞かれたらダメなンだよ」
番外個体「……っ!うるさいうるさい!!ケータイどうしてくれんの!?バカァアア!」
黄泉川家は今日も平和です。
- 430 :1[sage saga]:2011/06/04(土) 15:46:29.26 ID:td6IawjR0
AM 9:35 大型スーパー 生鮮売り場
上条「…でさー、開会式も学園都市中ですっげーたくさん同時開催するくらいでさ。学園都市内
でも一、二を争う大イベントなんだぜ!大覇星祭!」
10032号「ほうほう。とミサカは熱弁を振るうあなたに相槌を打ちます。あなたの高校も参加した
のですか?」
上条「当たり前だろ!…まぁ、入賞とかは圏外だったけどな……」
上条(だいたいあの時はそれどころじゃなかったし…)
10032号「それは残念でしたね。とミサカは親身になって残念がりつつ優しい女をアピールです」
上条「ま、ウチの学校じゃなー」ハハハ
10032号「なるほど、学校全体の戦力が大切なわけなのですね。とミサカは理解しました。昨年
はどうだったのですか?」
上条「え?」ギクッ
10032号「あなたは確か現在高校一年生。昨年は中学生だったのでしょう?とミサカは学校が
違ったのであればまた結果も異なったのではないかと予想します」
上条「あ、あー…えーと、どうだったっけなぁー…」
上条(ややややっべー…中学の頃なんてわかんねぇよ!?どうやって誤魔化す!?大した話
じゃない、ここは強引にでも…っ)
10032号「どうだったのですか?」ジッ
10032号(ここはMNWの上条データベースに新情報が追加されるチャンス!とミサカは答えを
聞き漏らさないよう張り切ります)- 431 :1[sage saga]:2011/06/04(土) 15:47:17.62 ID:td6IawjR0
上条「えー…うーん…、と、だなぁ…」ダラダラ
10032号「はい」ジッ
上条(えっ…何この突然のピンチ…!!)ダラダラ
一方通行「おいお前ら。いつまでどうでもいいことくっちゃべってやがる。買い物すンだろォが」
上条「あくせられーたん!!!!」キラキラ
(助かったぁああああ!!!)
10032号「」
一方通行「突然何言ってンだオマエはァああああ!?」ゾワワワワ
10032号「あくせられーたん…だと…?とミサカは早速MNWにスレを立てます」ザワ…ザワ…
上条「ああゴメン、ちょっと口が回らなかったんだよ一方通行」キリッ
上条(安堵のあまり口が滑ったぜ!)キリッ
一方通行「言い間違いならもっと控えめな音量にしろ。そして舌噛み切って窒息して死ね」
上条「すごい滑らかに罵倒された!?」ガビーン
一方通行「あーうっせェなァ。さっさと買い物済ませンぞ、ホラ」
10032号「おや、見ないと思ったら先に持って来てくれたのですか?とミサカは一方通行の押す
カートを覗き込みます。ふむふむ、あの人が書いてくれたメモに書いてあった材料が
ほぼ全て揃っていますね」
上条「マジで?悪いな一方通行」ドレドレ- 432 :1[sage saga]:2011/06/04(土) 15:48:02.23 ID:td6IawjR0
一方通行「別にィ。早く迎えに行かないとクソガキがうっせーンだよ」
10032号「上位個体は今日は調整日でしたか?とミサカは調整スケジュールを思い出します」
一方通行「ああ。家出る時、着いて来たがって大変だったぜ……」ハァ
10032号「今日は土曜日!朝から一日色々鍋ですからね!買い物からワクワクですからね!
とミサカは歓喜のポーズを決めます」ハイッ
一方通行「なンだその万歳は」ククッ
10032号(あっちょっと笑った!とミサカはすかさず激写します。レアショットゲーット!とミサカは
一方通行のレア顔は盛り上がるからなぁと内心頷きます。別にこのミサカはこんな白
もやしのビミョーな笑顔などどうでもいいけどな)
一方通行「じゃあレジ行くぞォ」
上条「………………ダメだ」
一方通行「は?」
上条「ダメだダメだ、全ッ然ダメだな!ああ全然だ!!」クワッ
10032号「な、何がですか?とミサカは突如テンションが噴火したあなたをポカンと眺めます」
上条「まずはこの牛乳だ!確かに俺はインデックス用に牛乳をメモに書いた…。だがな一方
通行………何故、どうして一本2000円の高級ジャージー乳を取るんだよ!」
一方通行「牛乳なンてどれも一緒だろ」
上条「黙らッしゃい!!!」カッ
一方通行「」ビクッ
上条「いいか…インデックスはなぁ…味なんかどうでもいいんだよ!一本80円だろうが一本
2000円だろうが『おいしかったんだよーケプ』で済ますんだ!」
一方通行「いやインデックスって誰だよ」- 433 :1[sage saga]:2011/06/04(土) 15:49:04.43 ID:td6IawjR0
上条「ウチの居候だ!(カッ)特徴は、とにかく食べる、ホント食べる、泣きたくなるほど食べる!」ウッ…
一方通行「泣くなよ」
上条「白菜だってな、一番安い一つ200円のやつで十分うまいんだよ!何だこの…………ッ、
1300円ってぇえええええ!舐めてんのかァ!?」
一方通行「いや………」エート
上条「いいか一方通行、よく聞けよ!鍋ってのはなぁ、安い食材を美味しく食べるための知恵
なんだよ!元から高いモン買ってどうすんだよ!!」
一方通行「別にこの程度、高くもねェだろ」
上条「こんの…ブルジョワさんがぁああ!!お金は大切にしなさい!!!」
一方通行「えェーー…?」
上条「それにこの肉…ッ今日は寄せ鍋だって言ってるだろ!?何でグラム1700円の高級地鶏
なんだよ!骨付きのやつは出汁にしちゃうから肉は味しなくなるんだぞ!?もったいない
だろうが!!」
一方通行「いいだろ、肉好きなンだよ」
上条「良くありませんッッ!!」カッ
一方通行「」ビクッ
上条「おいしいものをおいしく食べないなど、食べ物への冒涜だ!!食べ物を粗末にしちゃいけ
ませんって小さい頃習わなかったのかお前は!!」
一方通行「………………習ってねェな」ボソリ- 434 :1[sage saga]:2011/06/04(土) 15:49:53.48 ID:td6IawjR0
上条「え………」
一方通行「そンなまともな大人が俺の周りにいたンなら、俺がこンな風になるワケねェだろ」
上条「………………」
一方通行「ま、いい年こいて自分の人格の責任を他人に押し付けるつもりはねェがな」フン
上条「…………………」
一方通行(……チッ、何でこンな話しちまったンだか)
上条「……わかった」
一方通行「あ?」
上条「俺に任せろ!お前に必ず…っ!」
10032号「なんでしょうか?とミサカは間に入れなかったことを悔しがりつつ尋ねます」
上条「偏食っぽいお前に、おいしいものをおいしいままで食べさせてやる…ッ!!!」ドーン
一方通行「……何の話だ?」(何故また偏食がバレてる)
10032号「そっちかよ、とミサカはホントに主婦みたいなあなたにツッコミます。お前はモヤシ
のお母さんか」
上条「あ、この地鶏だけな?他は安いのに代えて来るぞー」ダッ
10032号「財布の紐堅ェなーマジで。とミサカは若干呆れます。あなたと結婚したら苦労しますね。
とミサカはしかしその苦労を厭わないと猛アピールします」
一方通行「別に俺が出すっつってンのに…」ハァ
上条「だからぁー!今日はお前への礼も兼ねてるって言ってるだろーー!」タタタタ
一方通行「礼って何だァ……?」
上条「後でぇーー!話すーーーー!!」タタタタ
10032号「おい聞けやコラ」
- 435 :1[sage saga]:2011/06/04(土) 15:50:38.34 ID:td6IawjR0
待つのが面倒になった一方通行は、上条当麻を待つという10032号を残して、隣接する公園に
足を運んでいた。
「……やっぱコレだな」
自販機のボタンを押して取り出し口から缶コーヒーを手にし、早速プルタブを空ける。
カシュッ、という聞きなれた心地よい音と共に、ふわりと独特の香りが鼻先を掠めた。
年末も近づいた、とある冬の晴れた朝だ。
このところ急に冷え込んだせいで、昼にも間があるこの時間はまだまだ寒々しく、公園内に人
はまばらだった。
色あせた芝生の中、放し飼いにされた犬が駆けて行く。飼い主らしき若い女が、ゆったりと
その後を追っていた。
平和な眺めだ。やはり居心地は悪く、しかしだからと言って立ち去ろうとは思わなかった。
(慣れる…ねェ……)
少し前に、ツンツン頭の無能力者が笑って口にしていた、日常と非日常の渡り方。
あの時はとても同意しかねると感じたものだが、例えば今この瞬間、一月前の自分だったら、
さっさと立ち去っていただろう。
一月前の自分と今の自分で、何が違うのか。考えていると、次第に眉間に皺が寄ってくる。
ふと気が付けば、手の中のコーヒーが冷めかけていた。
軽く舌打ちして口をつけようとした、その時。- 436 :1[sage saga]:2011/06/04(土) 15:51:23.86 ID:td6IawjR0
「あーー!あくせられーた、なんだよ!!」
能天気という言葉を音に変換したような声が響き渡り、一方通行は早くも溜息をついて顔を
上げた。
「……オマエか………」
真っ白の修道服をなびかせ、銀髪をふわりと揺らした小柄な少女。
「オマエじゃないよ?私の名前はIndex-Librorum-Prohibitorumって言うんだよ、あくせられーた」
「………………」
白い二人はしばし見詰め合った。
一人は、日常的な不機嫌面で。一人は、日常的な無邪気な笑顔で。
「…インデックス…?」
「うん!」
「偽名でございます、って名前だな」
「あくせられーたにだけは言われたくないかも」
むぅ、と眉毛が八の字になる。くるくると変わる表情に、打ち止めを思い出した。
「っつゥか何でオマエ俺の名前知ってンだ」
以前の、すれ違いのような邂逅の際には、教えた記憶などない。もっとも、予想はついていたが。
「とうまに聞いたんだよ!」
「とうま?」
「かみじょうとうま。最近仲良くしてるんでしょ?とうまに聞いて、私も会いたいなーって思ってたん
だよ!」- 437 :1[sage saga]:2011/06/04(土) 15:52:11.26 ID:td6IawjR0
「別に仲良くねェ」
やっぱりか、と。胸中で呟いて、プルタブを空けたまま一口も飲んでいないコーヒーに視線を落と
す。ついさっき、上条当麻から聞いたばかりだ。
居候の名前が、『インデックス』で、非常に大喰らいだと。
初対面の時の遠慮会釈もない食べっぷりを思い出し、軽く涙ぐんでいたツンツン頭にさすがに
同情した。
やはり今日の鍋代は少し持ってやるべきだろう。自分だけじゃなく、打ち止めや10032号も世話に
なるのだし。
「……元気そうでよかった。心配してたんだよ。あの女の子は元気?大丈夫だった?」
インデックスが首を傾げると、さらりと銀髪が揺れる。大きな碧眼が心配そうに細められ、一方通
行はあの時の少女の表情を手元に返した。
『だってあなた困ってるんでしょ?とうまならこんな時絶対放っておかないんだよ!』
(とうまなら、か……)
言われた時には「誰だソイツは」とすら思わなかったが、今ならば嫌になるほど納得できる言葉だ。
一方通行はインデックスの顔を見る。直接話したこともない打ち止めのことを、本気で心配してい
る表情だった。
「…ああ。問題ない。元気だ」
「そっか…!よかった!!」
ぱっと、花が咲くように笑う。
そう答えることが出来るのは、本当に僥倖で。その理由の一端が、目の前の白い少女にあると
いうことを、改めて意識した。
『禁書目録』『Index-Librorum-Prohibitorum』
エイワスと、上条当麻が残した紙片に記された単語。- 438 :1[sage saga]:2011/06/04(土) 15:52:37.72 ID:td6IawjR0
何を、誰を指していたのか、考えるまでもなく。
「あなたは、今は大丈夫なの?」
「大丈夫じゃないように見えるか」
「今は見えないけど、でも……」
「なンだよ」
「あなたはとうまみたいにすぐに一人で突っ込んで行っちゃいそうなタイプに見えるんだよ。どうせ
残された人たちにすっごく心配掛けてるに違いないかも!」
「…………………」
苦虫を噛み潰したような顔になった自覚はある。
それを図星と受け取ったのか、インデックスは言うことを聞かない子供を見るような、妙に慈愛に
満ちた微笑みを浮かべた。
「きっとすっごく、すっごく心配掛けてるから、反省するべきなんだよ」
「……余計なお世話だ、クソッタレ」
そして自分がついた悪態は、まさに不貞腐れた子供のようだ。
「あー…………」
違う、そうではないだろう。こんな、打ち止めとそう変わらなさそうな年齢の少女相手に悪態をつ
いている場合ではない。大人気ないにもほどがある。
「インデックス」
「ん?」- 439 :1[sage saga]:2011/06/04(土) 15:53:35.64 ID:td6IawjR0
名を呼べば、白い少女はきょとんと首を傾げる。いちいち仕草が大振りで、やはり天真爛漫な
小さな光を思い出した。
その光が攫われて自分の命も消えかけた時、光が消えてしまいそうになった時、このいかにも
か弱そうな女の子が、助けてくれた。
そしてそれは、ロシアで最後の希望を守る縁となった。
言わなければなるまい。それが人としての「常識」というものだ。
「……あー……、その…オマエにも、世話ンなった」
一方通行は視線を右にやり左にやり、また右にやってようやく言葉を絞り出したのだが、
「??何のことかな?」
全く伝わらず、学園都市第一位は愕然とした。
「あ、そういえば、私をあのカエルのお医者さんのところに連れて行ってくれたのって、私のため
なんだよね?ってとうまが言ってたんだよ。ありがとね、あくせられーた!」
「ぅぐ……っ」
あまつさえ、楽々と先を越されてしまった。
にっこりと曇りの無い笑顔は無邪気で眩しく、一方通行が定義する「光の世界の住人」そのもの。
自分とは正反対の、苦手なタイプだ。
ただ、ここに打ち止めがいれば「あなたは直球に弱いのよね!ってミサカはミサカは好意に戸惑
うあなたに微笑んでみたり」と言われるだろうとか、番外個体なら「あひゃあはっ!苦手なんじゃ
なくって、こういうタイプに弱いんでしょ?」などと爆笑するだろうとか、そう思いだった。
「………別に、オマエのおかげで、あの時は…」
「??私は何もしてないんだよ?」- 440 :1[sage saga]:2011/06/04(土) 15:54:11.67 ID:td6IawjR0
インデックスはいかにも不思議そうに首を傾げた。
「………………」
伝わらない。どうしよう。
学園都市最高の頭脳は、頭を抱えた。
考えてみれば、打ち止めも、芳川も、黄泉川も、10032号も、上条当麻も、むやみやたらと、異常
なほど察しがいい。
打ち止めに至っては自分でも明確に意識していなかった部分まで言い当てて来るし、芳川は内心
の葛藤を察して手段を提示するし、黄泉川は心の奥の迷いと覚悟を見透かして手を伸ばすし、
10032号は言葉に出さずとも意図を読み取るし、上条当麻は表情を動かすだけで心の内を言い当
てる。
(……本当に、俺は)
人と接するのがヘタクソだと、認めなければなるまい。また、周囲に甘やかされていることも。
つい先日の夜、一番初めに自分を見つけてくれた光が教えてくれるまで、そんなことにすら気づけ
なかった。
(言わなきゃ、わかンねェ……か)
インデックスの察しが悪いわけではない。人の真意を読むとか、裏を察するとか、そういう発想が
ないのだろう。
ただ素直に、言葉を受け止めているだけ。
「…インデックス」
一方通行は、小動物のようにジッとこちらを見つめる丸い碧眼を、見つめ返した。
ひとつ深呼吸をすれば、心臓がいつもよりも少し早く脈打っていることに気付いてしまう。
「…あの時、オマエが来てくれたから、死なずにここに居られる。……それに何より、オマエはあの
ガキを…助けてくれただろう」- 441 :1[sage saga]:2011/06/04(土) 15:54:38.01 ID:td6IawjR0
情けないことに、声は少し震えていた。
「そんなのは当たり前のことだよ」
インデックスはごく自然に微笑むが、それで引き下がったら負けだ。何に負けるかというと、自分の
脆弱な精神にだ。
「………だから、つまり、俺が言いたいのは」
「…うん?」
「……………ァりがとう、って…ことだ」
「どういたしまして、なんだよ!」
にっこりと。
恐る恐る、情けない有様で差し出したそれは、小さな温かい手が拾って、返してくれた。
- 442 :1[sage saga]:2011/06/04(土) 15:55:10.70 ID:td6IawjR0
打ち止め「おおー!頑張ったねあなたー!ってミサカはミサカは茂みの影からゾロゾロ出て行き
ながら、あなたの精一杯の頑張りをものすごく評価してみたり!!」パチパチパチ
上条「本当だよなー。一方通行、よく頑張った」パチパチパチ
10032号「ツンギレ白モヤシの割りには頑張りましたね。とミサカは今のやり取りが全MNWで実況
中継されていたことを伝えます」パチパチプークスクス
一方通行「」
禁書目録「「とうまー、買い物終わったの?待ちきれなくて迎えに来ちゃったんだよー」
上条「はいはい。終わりましたよー。…ったく、おやつあっただろ?」
禁書目録「そんなのもう食べちゃったんだよ」フンス
上条「そんなことだろうと思いました……」ハァ
10032号「それなら早くあなたの家に行って鍋をやりましょう。とミサカは催促します。ハリーハリー」
打ち止め「わーい!楽しみー!ってミサカはミサカは固まったまんまのあなたの手を引っ張って
みたり!」
一方通行「」
一方通行「」バッ
一方通行「」ダッ
打ち止め「10032号!!ってミサカはミサカは可及的速やかに」
10032号「上位個体命令を受信wwww」ダッ ガシッ
一方通行「ぅぐ……っ」
打ち止め「一方通行を捕獲せよ!って言う前に捕獲しちゃったね!」GJ
一方通行「はーなーせェえええーーー!!」ジタバタ
10032号「おや一方通行耳が赤いですね、どうかしましたか?とミサカはわかっていながらもわざ
とらしく問いかけます」ククク
一方通行「…こンのクソガキ……っ」ジタバタ
10032号「それで力を入れてるつもりか?ん?とミサカは本当にお前はモヤシだなと呆れます」ハッ
上条「まぁそんな照れるなよ。行こうぜー」ガシッ スタスタ
ハナセェーーー!
アクセラレータッテ シャイダヨナー
ミサカハラストオーダーダヨ!ッテミサカハミサカハ ジコショーカイ!
ワタシハインデックスナンダヨ!ヨロシクナンダヨ!- 443 :1[sage saga]:2011/06/04(土) 15:55:59.21 ID:td6IawjR0
AM 10:45 第七学区 学生寮 上条当麻の部屋
ガチャ
上条「まぁどうぞどうぞ。狭いとこだが、くつろいでくれよな」
禁書目録「ただいまなんだよー」
打ち止め「お邪魔しまーす!ってミサカはミサカは礼儀正しく挨拶してみたり!」
10032号「ほほう、これがあなたの部屋…。とミサカは興味津々です」
一方通行「ホントに狭苦しィな……」- 444 :1[sage saga]:2011/06/04(土) 15:56:32.48 ID:td6IawjR0
上条「そういうとこばっか素直だなお前」
一方通行「うっせェよ。あー…ねみィ」フアー
打ち止め「あなたにしては早起きだったものね、ってミサカはミサカはあなたが今日は頑張って
早起きしたことを暴露してみたり!」
一方通行「オマエが腹の上にダイブして来るからだろォが!ったく……」ポスン
一方通行「俺ァ寝てるから、出来たら起こせ」スー…
上条「もう寝た!?のび太くんかお前は」ガビーン
10032号「ぐぬぬ…とミサカは、あなたのベッドで丸くなるモヤシを見て悔しがります…」
上条「なんだ、御坂妹も眠いのか?ま、俺のベッドっつっても普段はインデックスしか使ってない
けどなー」ハハハ
10032号「なん…だと…?あなたとこの白シスターは一緒に暮らしているということですか!?と
ミサカは目を丸くします。そういえば先ほどただいま、と…」ブルブル
上条「ああ、まぁな。ちょっと色々あって」
禁書目録「そんなことより早く作ってよとうまー。お腹空いて死んじゃうかも」
上条「わかったわかった、死ぬなインデックス」ハァ
10032号(話が逸れてしまいました…とミサカは結局どういうわけやねん!?と超気になります。
この二人、どう見ても恋人関係ではなさそうですが…)
一方通行「……」スー…スー…
打ち止め(ホントに寝ちゃったのかな?ってミサカはミサカはこの人の寝顔をジッと観察してみ
たり……)- 445 :1[sage saga]:2011/06/04(土) 15:56:59.47 ID:td6IawjR0
上条「おー、なんつーか…素直な寝顔だな」マジマジ
打ち止め「この人は普段顔に力入れすぎなのよってミサカはミサカは溜息をついてみる」フゥ
上条「確かに、きれいな顔してるよな。黙ってれば」ハハッ
一方通行「何見てンだ三下。殺すぞ」ギロリ
上条「うぉっ!?ビックリした、起きてたのかよ!」
一方通行「うるさくて寝てらンねェよ。壁も薄いしな……」フア…
キョウハオオソウジスルンダゾー ドタンバタン
キュウニドウシタンダニャー!?
上条「あー普段はここまででもないんだけど…。っとヤベ、買ったモン冷蔵庫入れなきゃな」ゴソゴソ
打ち止め(…やっぱり熟睡はしていなかったのね、ってミサカはミサカは残念に思ってみたり。
この人はいつになったら安心して眠れるのかな…?)
禁書目録「ねぇねぇ、らすとおーだーが持ってきてくれたゲーム、やってみたいかも!」
打ち止め「!うん!ってミサカはミサカは大きく頷いてみたり!シスターさんにならミサカ勝てる
かもってミサカはミサカはワクワク!」ピョン
10032号「ゲームですか?とミサカは興味を示します。戦術シミュレーション用ソフトウェアとは
異なるものでしょうか」
打ち止め「似てるかも?でもミサカは今マリカーがお気に入りなの、ってミサカはミサカはコント
ローラーを握りつつ、寝転んだままのこの人を背もたれにしてみる」ポスン
禁書目録「あ、私もー。(ポスン)ちょっと骨が当たるんだよ」- 446 :1[sage saga]:2011/06/04(土) 15:57:33.47 ID:td6IawjR0
一方通行「重てェぞクソガキども…」
10032号「……………」ソワソワ
打ち止め「あなた、腕はミサカのお腹に回してね!ってミサカはミサカは安定感を求めてお願
いしてみたり」
禁書目録「私はもう少し角度がほしいかも」ユサユサ
一方通行「随分注文の多いガキどもですねェ?」
打ち止め「と文句を言いながらもその通りにしてくれるツンデレなあなたなのであった、とミサカ
はミサカはナレーションを付け加えてみたり」
10032号「…………」ソワソワ
打ち止め「ん?10032号も来る?ってミサカはミサカはちょっと場所を開けてみる」
10032号「べ、別にそんな堅そうな背もたれなんか羨ましくねーよ。とミサカはそっぽを向きます」
禁書目録「けっこう気持ちいいよ?とミサカは…あっ つられちゃったかも」エヘヘ
打ち止め「この人は華奢だけど、しなやか?っていうのかな、そんなかんじだからね!ってミサカ
はミサカは照れ笑いするシスターさんに自慢げに笑いかけてみたり」エヘヘ
禁書目録「うん、確かにそんなかんじなんだよー」ユサユサ
一方通行「動くな鬱陶しい…」ハァ
10032号「そんなに言うなら使ってやらないでもないですが?とミサカは渋々ベッドに近寄ります」
打ち止め「スイッチオーン!ミサカはテレサにするよ!って、ミサカはミサカは白いのに固執して
みたり」
禁書目録「じゃあ私はこのキノコみたいなの。おいしそうなんだよ…」ジュルリ- 447 :1[sage saga]:2011/06/04(土) 15:58:39.10 ID:td6IawjR0
10032号「どう見ても毒キノコだぞ。とツッコミつつミサカはスタンダードにマリオです。ヒーローリス
ペクト的な意味で」
打ち止め「はい、10032号はここね」ポンポン
10032号「……………」
上条「おーい!誰か鍋の準備手伝ってくれよー!」
一方通行「あー、俺やるわ」ムクリ
禁書目録「あぅ」コテン
打ち止め「あれ!?ってミサカはミサカはベッドに引っくり返ってみる!もー急に起き上がらない
でよあなたったら!」
一方通行「重てェっつってンだろクソガキども。三人は無理」スタスタ
10032号「」
アレ アクセラレータガ テツダッテクレンノ !?
ガキドモノアイテヨリマシダ
10032号「…ぅおらこの白モヤシ、言うにことかいて重いだと!?ミサカの重さも知らないクセに!
とミサカは乙女心を逆撫でするモヤシと空気読まない上条当麻に激怒です!」
上条「何で俺まで!?」ガビーン- 448 :1[sage saga]:2011/06/04(土) 15:59:41.37 ID:td6IawjR0
10032号「あ、でもそれはそれとして、お手伝いならこのミサカが…」モジモジ
上条「あーウチの台所狭いからなー、二人が限界だし大丈夫だ。インデックス達の面倒見てて
くれると助かる」
10032号「ぐ…っ、しかしまぁいいでしょう。とミサカは正直マリカーとやらに興味津々です」
打ち止め「下位個体には負けないぞー!!ってミサカはミサカはやる気まんまん!」
禁書目録「私だって負けないんだからー!」フンス
- 449 :1[sage saga]:2011/06/04(土) 16:01:56.87 ID:td6IawjR0
AM 11:00 上条の部屋 キッチン
上条「一方通行って料理出来るのか?」
一方通行「出来るように見えるか」フフン
上条「何で出来ないクセに偉そうなんだよ…」
一方通行「そンなモン出来なくても何の問題もねェし」
上条「そんなことないだろ?打ち止めだって成長期なんだし、栄養のバランス考えて料理作って
やるに越したことないと思うけど」
一方通行「」ピク
上条(お?反応アリ?)
上条「御坂妹に聞いたんだけど、クローンって結構繊細だし調整とかもしなきゃなんないって。
食事にも気を使ってやった方がいいんじゃねぇの?」
一方通行「……同居人が自炊出来るし」(調理法は変だが)
上条「その同居人さんは毎食作ってくれんの?」- 450 :1[sage saga]:2011/06/04(土) 16:03:15.03 ID:td6IawjR0
一方通行「…いや……仕事があるし、たまにだな」
上条「じゃあやっぱりお前が出来た方がいいじゃん。ご飯は大事だぞー?」
一方通行「……………」
上条「別にそんな難しいことじゃないし。お前頭いいんだろ、だったらすぐ出来るようになるぜ。
打ち止めだって、お前がご飯作ってくれたら喜ぶと思うけどな」
一方通行「………」
上条「それにさ、自分が作ったご飯をおいしそうに食べてくれるのって嬉しいもんですよ?」
一方通行「……」チッ
上条「な、一方通行」
一方通行「……………ろよ」ボソッ
上条「え?」
一方通行「さっさと教えろっつってンだよこの三下がァ!」ギロリ
上条「!上条さんに任せなさい!」
上条(なんかだんだんどう接すればいいかわかってきたなー)
- 451 :1[sage saga]:2011/06/04(土) 16:03:48.64 ID:td6IawjR0
トントントン
上条「…で、にんじんはこう皮を剥いて、銀杏切りかな」スーッ トントントン
一方通行「……ふゥん」スーッ トントントン
上条「鶏モモは一口大に」スッスッスッ
一方通行「ン」スッスッスッ
上条「大根も皮剥いてー、同じように銀杏切りな」スルスル トントン
一方通行「わァったよ」スルスル トントン
上条「…………上手いなぁ、お前。ホントに料理したことなかったのか?」
一方通行「ねェよ。誰でも出来るだろ、こンくらい」
上条「お前……一回インデックスに料理教えようとして挫折した上条さんの苦労を何だと…。
いつ指切るか腹刺すかって、ホントッ!もうホントッ!!見てる方が心臓止まりそうな有様
だったんだぜ!?」
一方通行「……まァ、俺はやれば大概何でも出来るからな」
上条「なんという俺様発言!?悔しい、でも納得しちゃう!」ビクンビクン
一方通行「きめェ」
上条「容赦ねぇなー」ハハハ
上条「あ、そうだ米炊かなきゃ。一方通行、米洗って炊飯器にセットしてくれるか?」
一方通行「ン。米は?」
上条「そこの米びつから計量カップ五杯分で」
一方通行「わかった。洗剤は?」ザー
上条「洗剤…?流しにある緑色の……、って」- 452 :1[sage saga]:2011/06/04(土) 16:04:18.72 ID:td6IawjR0
一方通行「これか」トポトポ
上条「ええええええええ!?ここでそのベタなボケぇえええ!?」ガビーン
一方通行「うっせェな。洗うっつったら洗剤だろォが」
上条「米は水洗いだけでいいの!洗剤で洗ったら食えないだろ!?あー…五合分の米がぁー…」シクシク
一方通行「泣くな鬱陶しい。なら食えるようにすりゃいンだろ」カチッ
一方通行「…成分を解析して、ン……よし」キュィーン
上条「えっ…?」
一方通行「ほらよ」オイシクタケマシター
上条「ええええ…?一瞬にしてホカホカご飯の完成…だと…?」ホカホカ
上条「……」ヒョイパクッ
上条「…しかも上手い……ウチの炊飯器のより…」ガーン
一方通行「当然だ」フフン
- 453 :1[sage saga]:2011/06/04(土) 16:05:06.22 ID:td6IawjR0
上条「…き、気を取り直して…。卵の賞味期限ヤバいし、味付き卵でもついでに作っておくか。
一方通行、ゆで卵作ってくれ」
一方通行「卵、冷蔵庫にあンのか?」スタスタ カパッ
上条「そうそう、扉の裏にあと三個くらい残ってただろ?」トントン
一方通行「これか」パタン カパッパタン ピッ ウィーン
上条(ウィーン……?)「っておい、まさかお前電子レンジにッ……!!!」
パーン
一方通行「うォ、なンか爆発した」
上条「マジかよォおおお!!!!え、何ですか、あくせられーたんドジっ子萌え的な!?」
一方通行「バカにしてンのはよくわかった」カチッ
上条「しょうがねぇだろ!!しょおがねぇええだろぉおおお!!!!」ガシッ
一方通行「っ!手ェ離せ!」
上条「嫌ですゥー死にたくありませんん!!あーー……すごい、電子レンジの中が月面みたい
になってる…」ズーン
一方通行「ふーン…そうか。電子レンジだと白身だろうが黄身だろうが均等に加熱されるから
な。黄身は白身と殻に包まれているために外気よりも高圧となり、沸点が上昇する。
黄身は熱膨張による体積の増加に伴い、白身と殻を押し破って外気に触れ、この
瞬間に急激な減圧が起こるわけだ。そして、沸点が下がることで黄身に含まれる
水分が一気に蒸発気化し、平衡破綻型の水蒸気爆発が発生するってこったな」
上条「何言ってんのかわかんねーけどわかってたんなら何でやっちゃうの!?」
一方通行「……つい?」
上条「何でそんなとこだけうっかりしてんだよ!ああ…掃除が、掃除がぁ………」ズーン
一方通行「うぜェな、わァったよ、使えるようにすりゃいいンだろ」カチッ シャシャシャ
上条「なっ…!?レンジ内にこびりついた卵(だったもの)があっという間にゴミ箱に…!!」
一方通行「はいよ」キレイニナリマシター
上条「便利すぎるだろ第一位…………」ハァー
- 454 :1[sage saga]:2011/06/04(土) 16:05:59.69 ID:td6IawjR0
グツグツ グツグツ
上条「あー、そろそろ沸いたかな。出汁パック入れてくれるか?そこの戸棚に入ってるから」
一方通行「ン」ヒョイ ポイ
グツグツ
一方通行「……何か茶色くなって来たぜェ?」ナベッテ コンナンダッケ
上条「!?こ、この匂い、まさか…、あああやっぱり!お前麦茶パック入れただろぉお!!」
一方通行「あー……」
上条「……まァ、いいか。いいよ、昆布まだあるし、出汁取り直せば」ハァ
一方通行(ムカチーン)
一方通行「いいぜ、やってやるよヒーロー。見てやがれェ!」カチッ キュイーン
上条「何ィ…!お湯がどんどん澄んで行く…だと…!?」
一方通行「麦茶の成分濃縮して捨てれば、ほら元通りですゥ」フン
上条「…………」
一方通行「……なンだよその顔」
上条「一方通行」
一方通行「………」
上条「そこに座んなさい」
一方通行「あ?何で俺が…」- 455 :1[sage saga]:2011/06/04(土) 16:06:56.19 ID:td6IawjR0
上条「座れっつってんだよこの三下がぁああ!!」
一方通行「」ビクッ
上条「正座だ、正座しなさい!」
一方通行「……っ」ソーッ
上条「はぁー…。一方通行。お前の能力は確かにすごい。便利だ。誰もが納得する第一位だ。
けどな…何でもかんでも能力に頼ってちゃダメだろ」
一方通行「別に…何でもってワケじゃ…」ボソボソ
上条「嘘つけ。お前、俺に会ったら必ず一回は能力使おうとしてたぞ?」
一方通行「う………」
上条「いいか、俺は…心配なんだ。お前の能力はお前自身の特技なんだから、そりゃ使ってい
いに決まってるけど、さっきはお前が俺に料理教えてくれって頼んで来たんだぜ?それな
のに能力使うなんて、そんなことばっかりしてたら、信用されなくなっちまう」
一方通行「別に俺は……」
上条「信用されなくてもいいなんて言うなよ。俺も悲しいし、打ち止めだって悲しむ」
一方通行「………っ」
上条「それに…打ち止めに聞いたけどさ、お前今は能力の使用に制限があるんだろ。くだらな
いことに使って、いざって時にピンチになったらどうすんだ」
一方通行「!あのガキ、そンなことまで…」
上条「打ち止めを責めないでくれよ。俺を信頼してくれたんだろうし、俺は絶対にそれを裏切ら
ない。約束する」- 456 :1[sage saga]:2011/06/04(土) 16:07:58.81 ID:td6IawjR0
一方通行「…………」
上条「口約束なんて信用できないか?でも俺は」
一方通行「いや…いい」
上条「え」
一方通行「………わかった」
上条「…ありがとな」ニコ
一方通行「……………別にィ」フイ
上条「はは。素直じゃないなー」
一方通行「ほっとけ、バカ。…おせっかい野郎が」
上条「しょうがねぇだろ。お前ってなんか…ほっとけねーもん」
一方通行「この俺を捕まえてそンなこと言いやがるのなんか、オマエくらいのモンだぜ」フン
上条「そぉかぁ?御坂妹も似たようなこと言ってたぜ」
一方通行「!あンのクソガキ……」- 457 :1[sage saga]:2011/06/04(土) 16:08:54.24 ID:td6IawjR0
上条「あ、そろそろ鍋も出来たかな。準備の続きするか。ほら、手」スッ
一方通行「いいっつってンだろ、懲りねェヤツだなオマエは…」グッ
ドテッ
一方通行「…………あ?」キョトン
一方通行(足が、なンか…)
上条「ど、どうしたんだ!?もしかして正座の時、足変に捻ったりしてたのか!?」
一方通行「いや、………?」
一方通行(何だこの感覚、いや感覚がないっていうか、いや戻って、あ?何かビリビリ……)
上条「いいから、見せてみろ!」グッ
一方通行「ひャうッ!!」ビクンッ
上条「」
一方通行「」
上条(え 何今のかわいい声?一方通行の?マジで?)
一方通行(え 何だ今の気持ち悪ィ声?俺の?マジで?死にてェ)
- 458 :12011/06/04(土) 16:10:23.16 ID:td6IawjR0
- 今日はここまででー
また数日か一週間以内くらいに…多分…
一方さんて絶対正座したことないよね - 459 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2011/06/04(土) 16:11:43.28 ID:Ulh4EQxCo
- おつです
足しびしびしちゃった百合子タンの足裏ペロペロしたいよおおおお - 460 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2011/06/04(土) 16:17:48.20 ID:eoY5z/8DO
- うっひょおおおお!
親指から丹念にねぶってあけたい
きっと少し塩っぽい味がするんだろうなあ
美味しそうだなあ
乙!
話の展開の仕方が上手いなあ
相変わらず面白いです - 461 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2011/06/04(土) 17:26:43.00 ID:wBbSxbfDO
- 百合子たんの痺れた足をペロペロ^^
- 462 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府)[sage]:2011/06/04(土) 18:06:57.25 ID:alazj5730
- 乙!
照れちゃう百合子もしびしび百合子もまとめてペロペロ
上条さん面倒見いいな、二人のやりとりが微笑ま可愛い
10032号も打ち止めもインデックスもみんな可愛い - 463 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[sage]:2011/06/04(土) 18:08:55.78 ID:gKrFDzxio
- いいよー上条さんが仕事し始めていいよー
2013年12月7日土曜日
打ち止め「あなたはヒーローさんが好きなんでしょって(ry」一方「はァ?」 1
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