- ※未完作品
- 2 :1 ◆tHwkIlYXTE[sage]:2012/10/23(火) 00:50:34.74 ID:ULfiKIxSO
- 絹旗「はい!超女子力です!」フンス
フレンダ「でも何で急に?」
絹旗「乙女は流行に超敏感じゃないといけないんです!」
滝壺「その服も似合ってるよ、きぬはた」
絹旗「ありがとうございます//」
麦野「ふぅん、まぁ興味ないけどね」ザッシヨミヨミ
絹旗「麦野は折角キレイなんですから勿体ないですよ!」
麦野「でも柄じゃないしなぁ」ペラペラ
フレンダ(キレイに対して謙遜しないところが麦野らしいわけよ)
滝壺「で、きぬはた」
絹旗「はい、なんですか?」
滝壺「女子力って具体的になんなの?」
絹旗「そうですね、気配りが出来るだとか、清潔感があるとか、他人から見て女性らしいなって思われるようなことがいかに出来るかってことです!」
フレンダ「滝壺はそのままでも十分女子力高めなわけよ」
滝壺「喜ぶところ?」
絹旗「はい!」
滝壺「わぁい」ワァイ
絹旗「わぁい」ワァイ
- 3 :1 ◆tHwkIlYXTE[saga]:2012/10/23(火) 00:58:02.98 ID:ULfiKIxSO
- 麦野「まぁそんなもんあったところで人一人殺せやしないし、なんの役にも立たないわね」セイザウラナイイチイダ!
絹旗「甘いですね麦野!」フフン!
麦野「ん?」
絹旗「悩殺って超とっておきがあるじゃないですか!」
滝壺「なにその技、強いの?」
絹旗「一瞬で相手をメロメロにして行動不能にします!」
滝壺「すごいね」キラキラ
絹旗「はい、超凄いんです!」フンス
滝壺「きぬはたは勿論つかえるんだよね?」キラキラ
絹旗「え゛?えっと、それは…」
滝壺「使えないの?」シュン
絹旗「使えます!そりゃもう一瞬でもうそれはそれは凄い悩殺が使えます!」アセアセ
滝壺「ほんと?」パァ
絹旗「勿論です!」
絹旗(あの笑顔は反則です~~~!)
麦野「私も是非みてみたいなぁ」ニヤニヤ
絹旗「で、ですが超肝心の相手役ができそうな男性もいませんし!」アセアセ
滝壺「確かに学生の街で平日の真っ昼間にファミレスは誰もいないね」
絹旗「で、ですからこのことはまた超こんd「ラッシャーセー」カランコロン
フレンダ「丁度いい所に男の客がきたってわけよ」
絹旗「今のうちに自慢の足にキスしときなフレンダ」
フレンダ「何で私だけ!?ってか怖いから「超」つけて喋って!?」
絹旗「くそぅ、くそぅ」エグエグ
滝壺「ふれんだがきぬはた泣かせたー」
麦野「お・し・お・き・確・定・ね」
フレンダ「なんかすっごく理不尽ってわけよーーー」ウワーン - 4 :1 ◆tHwkIlYXTE[saga]:2012/10/23(火) 01:04:42.68 ID:ULfiKIxSO
- 絹旗「じゃぁ、超行ってきます」エグエグ
フレンダ(行くんだ)
麦野(行くのね)
滝壺「そんな絹旗を(ry」
?「ステーキセットとドリンクバー」
店員「アリャリャッスー」
?「コーヒーとりにいくかァ」
絹旗「あ、あの!」
?「あァン?」
絹旗(なにこの人超白っ!超こわっ!)
?「……」
絹旗(超見られてます!)
絹旗(でも今日はパッドもいれてちょっと靴の底も厚めを選んだし、服もおしとやかでありつつも少しはだけた着こなしでセクシーさアップ!)
絹旗(最愛!超!いけます!)
?(中学生?いや、小学校の高学年か?)
?(胸はパッドが二枚、元はAAか、靴底が5センチってところで、身長は140前半)
?(背伸びしたファッションだが、ワンピースあたりが一番映えるンじゃねェか?丈ぐらいは多少短くしても構わねェだろうが…)
- 6 :1 ◆tHwkIlYXTE[saga]:2012/10/23(火) 01:11:10.78 ID:ULfiKIxSO
- 絹旗「あ、あの!」ウワメヅカイ
?「あァ?」
絹旗「一緒に、お茶しませんか?」シナッ
麦ンダ((シナ作ったーーー!?))
滝壺(かわいい…)
絹旗「だめ、ですか?」ウルウル
?「…テメェ年はいくつだ」
?(10、11、12だァ!!)
絹旗「えっと…14です」
?「チィィィィィィ!!」
絹旗「え?え?」
?「(ババアには)興味がねェなァ」
絹旗「やっぱり中学生は(幼くて)超いやですか?」
?「ったりめェだァ」
絹旗「そう…ですか」シュン
?「おォ、他をあたっt」
?(いや待てよ)
?(第二次成長を迎えてこれだとしたらもしかするともしかするかもしれねェ…)
?「チッ、おィ」
絹旗「何でしょう」
?「5年もしたらまた考えてやンよ」ピラ
絹旗「あ、は、はい」
絹旗(あ、超アドレスです)
?「じゃァなァ」
絹旗「は、はい」
?(合法ロリの完成だぜェェェ)ニタァァァァァ
- 7 :1 ◆tHwkIlYXTE[saga]:2012/10/23(火) 01:17:29.63 ID:ULfiKIxSO
- 絹旗「」ポカーン
フレンダ「おつかれ」ポン
絹旗「うわーん、何か超悔しいですー」ビエーン
滝壺「今のがのうさつってやつ?」
絹旗「うわぁぁーん!」
フレンダ(結局この悪気の無さが殺人級の威力なわけよ)
フレンダ「ほら、麦野もなぐさめて、て麦野?」
麦野「…」ボー
フレンダ「むーぎーのー?」
麦野「…」ポケー
絹旗「麦野どうしたんでしょう」ケロリ
フレンダ「立ち直りも早いってわけよ」
絹旗「過去にはとらわれない主義です!」フフン
絹旗「それにしても麦野です!」
フレンダ「気づいたらこうなってたってわけよ」
麦野「//」ボー
滝壺「むぎのからピンクのオーラが出てる」ムムム
フレンダ「ピンクって…」
絹旗「そんな、超まさか…」
麦野「///」ポワワワン
絹ンダ((乙女の顔だぁーーー!!)) - 8 :1 ◆tHwkIlYXTE[saga]:2012/10/23(火) 01:23:06.22 ID:ULfiKIxSO
- 絹旗「とりあえず麦野を正気に戻してください」
フレンダ「えぇっ?私が!?」
絹旗「超勿論です!」プンスカ
フレンダ「えー、何でおこられてんの…」
フレンダ「ま、いっか…麦野ー」ユサユサ
麦野「//」ボー
フレンダ「むっぎのー!」ガクンガクン
麦野「//」ホケー
絹旗「これは重症ですね」
フレンダ(これだったら今なら何でもしほうだいってわけよ!)ニシシシシ
フレンダ「麦野ー?」スカートピラッ
麦野「//」ポワーン
フレンダ(うおおぉぉぉぉぉぉ!!)
フレンダ「起きない方が悪いんだからねー」ピラピラ
絹旗「捲る方が悪いに超決まってます」チッソパンチ
フレンダ「ヘブゥッ!!」
絹旗「ほら、はやく戻ってきてくださいー」ペチペチ
麦野「んぁ、うぅ……ハッ!?」
- 9 :1 ◆tHwkIlYXTE[saga]:2012/10/23(火) 01:25:06.84 ID:ULfiKIxSO
- 絹旗「どうしちゃったんですか麦野」
麦野「え、あ、いや、っとー」アセアセ
滝壺「むぎのの方がのうさつされちゃったんだよね?」
麦野「ち、ちがっくて//」カー
フレンダ「それは許せないわけよ!」ダラダラダラ
麦野「血、出てるわよ?」
絹旗「超フレンダは唾でもつけときゃ治ります」
麦野「で、どうだったの?」
絹旗「なにがですか?」
麦野「さっきの人…」
絹旗「えと、お茶に誘ったんですけど年下は好みじゃないみたいで断られちゃいました」
麦野「他には?」グッ
フレンダ「そのちっちゃなガッツポーズは私が恐れているものではないことを祈ってるわけよ」ダラダラダラ
滝壺「ふれんだ、猫のばんそーこーあげる」
フレンダ「気持ちだけもらっとくわけよ」
絹旗「あとは、あー、アドレスもらいました」
麦野「好きでもないのに!?」ガタッ
絹旗「まぁそこは私の超女子力の賜物です!」フンス - 11 :1 ◆tHwkIlYXTE[saga]:2012/10/23(火) 01:31:41.93 ID:ULfiKIxSO
- 絹旗「それにしても麦野のタイプがあんな感じとは」
麦野「タイプってそんなんじゃ」ワタワタ
フレンダ「たしかに体の線は細いのに血の臭いがするようなあの凶悪そうな顔と目付き…確かに興味がわかなくはないってわけよ」
絹旗「私も久しぶりにびびりました」
麦野「確かにあれは修羅場を潜り抜けた目だったわ」
絹旗「やはりそうですか…で、そこがいいと」
麦野「わ、わかんないわよそんなの」
滝壺「自分の中のときめく気持ちを何と説明すればいいのかわからず戸惑うむぎのを私は応援してる」
麦野「だからぁー」アセアセ
フレンダ「ヒューヒュー」
麦野「フレ/ンダにすんぞ」
フレンダ「やっぱり理不尽なわけよ」
- 12 :1 ◆tHwkIlYXTE[saga]:2012/10/23(火) 01:34:32.55 ID:ULfiKIxSO
- 滝壺「じゃぁむぎのがどうアプローチしていくかを考えないと」
麦野「ちょっとそんな勝手に…」
絹旗「まぁまぁ、男の人と接っする練習ってことでいいじゃないですか」キラキラ
フレンダ「やっぱ彼氏の一人はつくっておきたいわけよ!」キラキラ
麦野「…何かあんた達楽しそうね」
絹旗「こっちには相手のアドレスという武器があります」ヒラヒラ
滝壺「これは…でかい…!」
麦野「…とりあえずいい時間だし出ましょうか」 - 22 :1 ◆tHwkIlYXTE[saga]:2012/10/23(火) 22:18:31.56 ID:ULfiKIxSO
- ――アイテムアジト
滝壺「えー」コホン
滝壺「只今よりむぎのん女子力アップ会議を始める」
絹旗「おー」キラキラ
麦野「なんなのよそのネーミングは」
麦野「あと女子力ったって今のまんまじゃそんなダメか?」
フレンダ「パリィパリィは頂けないってわけよ」
麦野「よしフレンダ、動くなよ」バシューン
フレンダ「ギャーーーーー」
滝壺「南無」ナムー
絹旗「話が進みません!」プンスカ - 23 :1 ◆tHwkIlYXTE[saga]:2012/10/23(火) 22:20:45.05 ID:ULfiKIxSO
- フレンダ「」チーン
麦野「んで、私はどうすればいいわけ?」
絹旗「おぉ!麦野も乗り気じゃないですか!」
麦野「ち、違うわよ、どうせやるまでしつこいからそれならサッサと終わらせたいだけよ」アタフタ
滝壺「むぎの可愛い…」
絹旗「そうですね、まずは言葉使いですかね」
麦野「そういうのって先ずは見た目からだったりするんじゃないの?」
絹旗「いえ、麦野は容姿は十分女性的なのでそういったところを変えるだけでグンと印象が変わります」フフン
麦野「つってもそんなダメかしら」
絹旗「何て言うか色気がないんですよね」
麦野「おいパリるぞ」
絹旗「やめてくださいまじで」
麦野「まぁいいわ、何がダメなの?」
絹旗「なんていうんでしょう」
滝壺「女子力は優しさとか包容力だって書いてあったよ」
麦野「あぁー、それは確かにないかも」
麦野「でもそれはもう仕方なくない?」
絹旗「だからじょじょに優しさが言葉から滲んでいくようなプランを考えてるんです!」フンス
麦野「めんどくせー」ポリポリ
滝壺「むぎのはあの人を落としたいんじゃないの?」
麦野「う、い、いや、そんなんじゃねぇし、ただ、えーっと、えーっと//」バタバタ
絹壺((かわいい…))
- 24 :1 ◆tHwkIlYXTE[saga]:2012/10/23(火) 22:22:36.79 ID:ULfiKIxSO
- 絹旗「それでですね麦野」
麦野「うん」
絹旗「言葉を変えるにはまずは文字からかえるのがいいらしいです」
滝壺「どういうこと?」
絹旗「つまりまずは日記やメールなどから意識して理想的な言葉遣いを使うように心がけるということです!」
滝壺「なるほど」
麦野「確かに声よりも意識はしやすいかもね」
絹旗「と、い、う、わ、け、で!」キラキラキラキラキラキラ
麦野(何か嫌な予感しかしないわ)
絹旗「早速メールしてみましょう!」キラキラキラキラキラキラ
麦野「ちょっと待て」 - 25 :1 ◆tHwkIlYXTE[saga]:2012/10/23(火) 22:23:37.73 ID:ULfiKIxSO
- 絹旗「どうしたんですか?」ウズウズ
麦野「いきなりすぎんだろ」
滝壺「でもそれが一番かも」
麦野「何で」
滝壺「だって日記もすぐ飽きちゃうでしょ?」
麦野「うっ…」
滝壺「他にプライベートで文字かくのってメールくらいだし、私たちとは毎日会ってるからあまりメールもしないし…」
麦野「いわれればそうよね…」
麦野「で、でも絹旗に渡したアドレスなんだから私がメールするのはちょっと失礼なんじゃ…」
絹旗「それもそうですね…じゃぁちょっと聞いてみます」
麦野「う、ぁぅ…」アワアワ
滝壺(かわいい)ダラダラ
絹旗「滝壺さん鼻血鼻血」
- 26 :1 ◆tHwkIlYXTE[saga]:2012/10/23(火) 22:24:43.52 ID:ULfiKIxSO
- 一方通行「…」テクテク
一方通行「…幼女」ボソッ
一方通行「…合法」ボソボソッ
ザザザザッ
スキルアウト「なにわけわかんねぇことほざいてやがる!いくぜぇっ!!」ザッ
スキルアウトs「うおおぉぉぉぉぉぉ!!」
一方通行「くかかかかかかかきくかかけきくけかかこかか」
一方通行「いいねいいねェ、最っ高だねェ!!」
―――――
―――
―
スキルアウトs「」チーン
一方通行「てめェらには愛が足りねェンだよ…」
一方通行「お、メールがきてらァ」
from:saiai-super_most_love@codomo…
件名:お昼の件
本文:お昼はいきなり声をかけてしまい超申し訳ありませんでした。
絹旗最愛といいます!
ところで昼一緒に居た友達があなたと超お話ししたいということで相手になってくれませんか?
返信超待ってます!
- 27 :1 ◆tHwkIlYXTE[saga]:2012/10/23(火) 22:26:12.18 ID:ULfiKIxSO
- 一方通行「当日中にもう連絡してくるたァ大した度胸だぜェ」
一方通行「ン?5年後に会おう→アドレス渡す→すぐメールくる」
一方通行「色々おかしくねェかァ?」
一方通行「まァ、話が進まねェからいいや」メタメタァ
一方通行「ンで、5年間は会わないもンだと思ってたがァ…」
一方通行「…いや、今からちゃンと道を踏み外さないように見守ってやンのもありってかァ?」
一方通行「くかかかかかかかきくかかけきくけかかこかか!!」
スキルアウトs「」ビクゥッ
一方通行「最っ高じゃねェか」
一方通行「いいよ返信してやンよォォォォォォォ!!」
一方通行「所で友達って誰だ?よく見てなかったから覚えてねェが」ポチポチ
一方通行「幼女の友達は幼女だってのが普遍の真理だぜェ」ポチポチ
一方通行「本名名乗るわけにもいかねェし、偽造免許と同じ名前にしとくかァ」ポチポチポチ - 32 :1 ◆tHwkIlYXTE[saga]:2012/10/24(水) 00:39:41.11 ID:ENV7X/dSO
- ―再びアイテムアジト
麦絹「…」ドキドキ
ナミダノキッスモウイチドォ~
麦絹「!」キタ!
絹旗「…」パカッ
麦野「な、なんだって?」ドキドキ
絹旗「百聞は一見に超如かずです!」ケイタイサシダシ
麦野「ん」ケイタイウケトリ
from:accela_celoli-ta@codomo…
件名:鈴科一樹だ
本文:俺と話したいなんて物好きがいるンなら別に大歓迎だぜェ
麦野「Great!!」グッ
絹旗「超喜んでますね」
滝壺「よかったね、麦野」
麦野「あ?え?これはちがくて、えっとー、絹旗の着メロサザンって渋くない?」
絹旗「そういう麦野なんてラッツアンドスターじゃないですか…って超ごまかされませんよ!」
滝壺「私の、植木等」
絹旗「滝壺さんも乗っからなくていいです!」
絹旗「折角なんですし今からメールしてみたらどうです?」
麦野「え?今から?」
絹旗「思い立ったが超吉日です!」フンス
麦野「うーん…」ポチポチ
- 33 :1 ◆tHwkIlYXTE[saga]:2012/10/24(水) 00:40:33.12 ID:ENV7X/dSO
- ―一方通行のお部屋
一方通行「コーヒー…」レイゾウコガチャ
一方通行「ンく」グビグビ
一方通行「そろそろ飽きてきたなァ」
一方通行「違う種類のも買ってくるかァ…」
コーンナーコートハーイーママデーナカッター
一方通行「メールかァ」
一方通行「やっぱりオフコースは最高だぜェ」
一方通行「報われない恋…」
一方通行「よくわかるぜェ…」
一方通行「メールメールゥ」
from:szr-meltdowna-ja_desu!@codomo…
件名:麦野沈利です
本文:絹旗の友達の麦野です。今日一緒にファミレスにいたのですが覚えていますか?
す、すきなタイプはどんくあw背ふじこふじこ…
一方通行「なんだこりゃァ」
一方通行「好きなタイプゥ?幼女が普通初対面できくことじゃねェよなァ」
一方通行「文面もバグってるし、途中でなンかミスったンだろォ」
一方通行「まぁ、好きなもン答えとけばいいかァ」
- 34 :1 ◆tHwkIlYXTE[saga]:2012/10/24(水) 00:41:11.21 ID:ENV7X/dSO
- ―アジト
麦野「」ズーン
絹旗「超ごめんなさい!」
麦野「もう…いいわよ、もう…」
絹旗「ごめんなさいってー」
―5分前
麦野「なんて打とうかにゃーん」ルンルン
絹旗「まぁまずは無難に自己紹介からじゃないですか?」
麦野「んー」ポチポチ
麦野「んで次はー」ポチポチルンルン
麦野「ま、まぁすすすす好きなタイプとか//」
絹旗「超待ってください」
麦野「んー?」
絹旗「そういうのはもっと仲良くなってからですよ、いきなりだと超安い女にみられちゃいます」
麦野「ふーん」
絹旗「…ちょっと心配です」
絹旗「どんな内容を打ってるんですか?」
麦野「だ、ダメよ見たら!」
絹旗「でもとんでもないこと書いてそうで超心配です!」
麦野「大丈夫だからダメだって」ワタワタ
絹旗「いきなり好みきく人の大丈夫は信用できません!」
ワーワーギャーギャー
絹旗「分かりました、じゃぁざっくりでいいんで書いた内容を教えてください」ゼーハーゼーハー
麦野「自己紹介と好みを聞いたのを消してる途中だっただけよ」
絹旗「それ以外何もですか?」
麦野「何も思い付かないもの」
絹旗「あんなにポチポチしてたのにですか?」
麦野「落ち着かないんだもの」
絹旗「えー、じゃぁ何であんなにいやがったんですか」
麦野「何となくよ」
麦野「さぁ続き続き♪」 - 35 :1 ◆tHwkIlYXTE[saga]:2012/10/24(水) 00:41:49.34 ID:ENV7X/dSO
- 麦野「…は?」
絹旗「どうしました?」
麦野「え?ちょ、はぁ?」
絹旗「だから超どうしたんですか?」
麦野「…てる」
絹旗「はい?」
麦野「送信されてるんだよォォォォォォォ!!」
絹旗「え、えぇぇぇぇぇぇ!?」
麦野「さっきの…ドタバタで…」
絹旗(超ヤバいです、これは…)ダラダラダラダラダラ
絹旗(絹/旗にされるぅぅぅぅぅぅ!!)ダラダラダラダラダラ
絹旗「超!!ごめんなさい!!」ドゲザ!
絹旗「」ブルブル
絹旗「?」
絹旗(何もしてきません…?)チラッ
麦野「アハ、ハハハハハハ」ポワーン
絹旗「口から魂が出てます!」
絹旗「麦野ー!麦野ー!!」
―――
―
絹旗「何とか魂は戻ったものの」
麦野「フフ、ドウセワタシナンテ」
絹旗「超やさぐれちゃいました」
メグミノメッ!
麦野「!」
- 36 :1 ◆tHwkIlYXTE[saga]:2012/10/24(水) 00:42:22.64 ID:ENV7X/dSO
- from:鈴科一樹
件名:Re
本文:好きなもン聞いてるンならコーヒーだ
甘くなけりゃァ大抵のもんは好きだぜェ
麦野「絹旗ぁぁぁ、返信きたよぉぉぉぉぉ」ビエーン
絹旗「それは超よかったです!」ホッ
絹旗(麦野があのまんまだったら超罪悪感でした)
絹旗(それにしてもあのメールから好きなものを聞いてると受けとるなんて思ったより超鈍感ですね)
麦野「えっと、次は何て送ろう…」
絹旗「初日ですしこんなもんでいいんじゃないですか?」
麦野「そ、そうね、いい時間だし…」シブシブ
絹旗(こんな麦野見たことないです!超楽しいです!)
絹旗「じゃぁもう寝ますね」
麦野「ん、」ポチポチ
絹旗(超真剣ですね)
絹旗「ほら滝壺さんもこんなところで寝てたら風邪ひきますよー」
滝壺「んみゅう…」zzz
絹旗「仕方ないですね…よっと」カツギ
絹旗「じゃぁおやすみなさい麦野」
麦野「おやすみー」
麦野「…」ポチポチ
麦野「ふぅー…」パタン
麦野「私もぼちぼち寝るかにゃーん」テクテク
バタン
フレンダ(最後までこんな扱いってわけよ…)グデッ
- 37 :1 ◆tHwkIlYXTE[sage]:2012/10/24(水) 00:42:49.33 ID:ENV7X/dSO
- ―一方通行のお部屋
一方通行「……」カタカタ
一方通行「なンかいい画像スレたってねェか…」カタカタ
一方通行「しゃァねェ、ここは安定の小萌先生スレに…」カタカタ
一方通行「これで酒タバコ競馬好きじゃなけりゃァなァ…」カタカタ
一方通行「っと、待てよ…?」
一方通行「…」カタカタ
[絹旗最愛 ][スレ検索]↑カチ
一方通行「なんだこりゃァ」
一方通行「『さいあいちゃんまじさいあい』?『さいあいちゃんぺろぺろ』だァ?」
一方通行「画像スレは…とォ」
カチ
一方通行「…」
一方通行「……」
一方通行「……クカ」
一方通行「くかかききけくくかかけこー!」
一方通行「いいねェ、最っ高だねェ!」クカカカキキクカキキクケコー
一方通行「楽しみになってきたぜェ!!」 - 47 :1 ◆tHwkIlYXTE[saga]:2012/10/27(土) 22:38:49.09 ID:9t9lF9mSO
翌朝
――アイテムアジト
滝壺「きぬはた、ごはんできたよ」ユサユサ
絹旗「んむぅ…おはようございます、滝壺さん…」フワァ
滝壺「ふれんだは朝起きたらリビングにいたからきぬはたが最後だよ」
絹旗「おやフレンダが早起きだなんt」
絹旗(そう言えば昨晩リビングに超放置でしたね)
滝壺「どうしたの?」
絹旗「いや、なんでもありません」
絹旗「さぁ、朝ご飯が楽しみです」
滝壺「えへへ」ニコニコ
絹旗「何だか今日はいつもより嬉しそうですね、なにかありました?」
滝壺「見てのお楽しみ」フフフ
絹旗「超楽しみです!」ワクワク- 48 :1 ◆tHwkIlYXTE[saga]:2012/10/27(土) 22:40:11.19 ID:9t9lF9mSO
翌朝
――アイテムアジト
滝壺「きぬはた、ごはんできたよ」ユサユサ
絹旗「んむぅ…おはようございます、滝壺さん…」フワァ
滝壺「ふれんだは朝起きたらリビングにいたからきぬはたが最後だよ」
絹旗「おやフレンダが早起きだなんt」
絹旗(そう言えば昨晩リビングに超放置でしたね)
滝壺「どうしたの?」
絹旗「いや、なんでもありません」
絹旗「さぁ、朝ご飯が楽しみです」
滝壺「えへへ」ニコニコ
絹旗「何だか今日はいつもより嬉しそうですね、なにかありました?」
滝壺「見てのお楽しみ」フフフ
絹旗「超楽しみです!」ワクワク- 49 :1 ◆tHwkIlYXTE[saga]:2012/10/27(土) 22:40:51.21 ID:9t9lF9mSO
- 絹旗「おはようございま、す?」ワクワク?
絹旗(この匂い…なんでしょう?)クンクン
絹旗「あ、フレンダおはようございます」
フレンダ「結局昨日あんな仕打ちをしておいて何事もなかったかのように接せる絹旗がこわいってわけよ」
絹旗「この匂いはなんですか?」
フレンダ「スルーは酷くない?」
絹旗「この匂いはなんですか?」
フレンダ「…」
絹旗「この匂いはなn」
フレンダ「だぁーもうわかったってわけよ!」ウガー
フレンダ「早い話が食卓を見ろってわけよ」
絹旗「?」ヒョコ
絹旗「別に美味しそうじゃないですか」?
フレンダ「もっとちゃんと見る!」
絹旗「何いってるんですか、何度見たっておいしそうな焼き鮭、鮭のカルパッチョ、鮭のスープ、サーモンサラダ、鮭の…!?」
フレンダ「…やっと気づいたってわけよ」
- 50 :1 ◆tHwkIlYXTE[saga]:2012/10/27(土) 22:42:10.47 ID:9t9lF9mSO
- 麦野「あら絹旗、おはよう」コウチャコト
絹旗「おはようございます、麦野」ドモデス
絹旗「…」
サーモンティー「やぁ!」
絹旗「麦野、これって…」
麦野「出汁がよく出てて美味しいわよ」ズズー
サーモンティー「さぁどうぞ」オイシイヨ!
絹旗「鮭の頭がカップに顎を乗っけてます…」
絹旗「鮭が超入浴してるみたいです」ツンツン
フレンダ「鍋の残り汁みたいな風味がするわけよ…」ズズッ
絹旗「もしかして今日の朝ご飯は…」
麦野「?」
絹旗「麦野が作りましたよね?」
麦野「そうだけど?」ナニカ?
絹旗「ちょっと鮭率を考えて下さい!」
麦野「だって美味しいじゃない」
絹旗「美味しいかどうかは別です」プンスカ
絹旗「流石に鮭率100%は無いです!」
麦野「に、肉じゃがだってあるじゃない!」ウグッ
絹旗「この消しゴムと鉛筆の芯みたいな塊のやつがですか!?」
麦野「」グサァッ
絹旗「あ」
麦野「」プルプル
絹旗(超しくじりました!あまりの鮭ラッシュというボケに勢いで言い過ぎてしまいました!)ウップス!
麦野「きぃぬぅはぁたぁぁぁ?」ゴゴゴ
絹旗「ヒィィィィィィィィ」ガクブルガクブル
- 51 :1 ◆tHwkIlYXTE[saga]:2012/10/27(土) 22:44:02.86 ID:9t9lF9mSO
- 麦野「テメェの**を***にして***してやろうかァァァァァ!?」ゴゴゴゴゴゴ
絹旗「超!ごめんなさい!」
フレンダ「結局自業自得ってわけよ」ズズー
麦野「死ねやぁぁぁぁぁぁぁ」バシューーーーン
絹旗「超ごめんなさい!フレンダ!!」グイッ
フレンダ「ぇ?」
絹旗「超!フレンダガード!」バッ
フレンダ「ウワァァァァァ」
フレンダ「ってあれ?撃たれてない?」
サーモンティー「へっ、ここは俺にまかせな嬢ちゃん」
フレンダ「さ、サーモンティー先輩…」
サーモンティー「俺の能力はあらゆるビームを吸収し、そして受けたビームの数だけ出汁を」
麦野「しゃらくせぇ」ゴシャァァ
フレンダ「先輩ぃぃぃぃぃぃぃ!?」
- 52 :1 ◆tHwkIlYXTE[saga]:2012/10/27(土) 22:45:08.86 ID:9t9lF9mSO
- 滝壺「ダメだよ二人とも、むぎのが普通のものも作れるようになりたいって頑張ったんだから」メッ
麦野「うっ//」
絹旗「そうだったんですか、超ごめんなさい」
麦野「まぁいいわよ、一発ぶっぱなしたらスッキリしたし」テカテカ
フレンダ「先輩のことは忘れないってわけよ」グスン
絹旗「で、肉じゃがを作ってみたんだけど上手くいかなくて結局超鮭料理コースになっちゃったってことですか」
麦野「考えたら鮭料理が作れれば充分だもの」
絹旗「それはだめです!」カッ
麦野「なんでよ、美味しいじゃない」
絹旗「バレンタインに手作りチョコを作るときにも鮭を混入する気ですか!」
フレンダ「流石にチョコサーモンは無しってわけよ」ウヘー
麦野「ば、ばばバレンタインって、そんな、」アワアワ
滝壺「むぎのは女子力を上げてあの人をのうさつするために料理し始めたんだよね?」??
麦野「///」カァー
フレンダ「結局私が言ったら真っ二つなのにこの差はなんなのってわけよー」ムキー
絹旗「それこそ女子力じゃないんですか?」ムギノ、ミミマデマッカデス
- 53 :1 ◆tHwkIlYXTE[saga]:2012/10/27(土) 22:46:41.39 ID:9t9lF9mSO
- 絹旗「じゃぁ今日は麦野の超料理特訓デーです!」ジャカジャン
麦野「だから何よそのネーミング」
フレンダ「でも私も絹旗もあんまり料理上手くないから滝壺に丸投げになっちゃうわけよ」
滝壺「私は別にいいよ」
絹旗「いえ、だから私たちも麦野と一緒に滝壺さんの指導を受けます!」ブンッ
フレンダ「えぇー!?」
絹旗「流石にフレンダもサバ缶ばかりじゃ超だめです!」プンスカ
フレンダ「まぁそうだけどさぁ…」ブツブツ
絹旗「じゃ、取り合えずこの朝食をちゃちゃっと食べきっちゃいましょう!」イタダキマース
フレンダ「あ、絹旗のサーモンティー頂戴」プリーズ
絹旗「べつに超構いませんがどうするんですか…?」サシダシ
フレンダ「保管しとくってわけよ…」グスン
- 54 :1 ◆tHwkIlYXTE[saga]:2012/10/27(土) 22:54:44.84 ID:9t9lF9mSO
――――
――
滝壺「じゃぁまずは料理の基礎から教えるね」
麦野「そんなん何となくでいいじゃない」
絹旗「ダメですよ麦野!」
麦野「えぇー」ブータラ
絹旗「料理はレシピ通りに作ればおいしくできるんです」
絹旗「そしてその大方は難しい技術なんて求めてきません」
絹旗「裏を返せばちゃんと基礎さえ分かっていれば基本的に美味しくなるんです」エッヘン
麦野「ふーん」メモメモ
フレンダ「メモをとるってことは何だかんだかなり真剣なわけよ」
麦野「ま、まぁ後学のためにもね」アセアセ
滝壺「じゃぁ教えるよ」ガラガラ
絹旗「ホワイトボードなんてどこにあったんですか」
滝壺「料理のさしすせそって知ってる?」
麦野「?」
滝壺「それぞれの頭文字から始まる調味料のことだよ」キュキュッ
麦野「ふぅん…『さ』、『さ』、鮭」
絹旗「超待ってください」
- 55 :1 ◆tHwkIlYXTE[saga]:2012/10/27(土) 22:55:23.22 ID:9t9lF9mSO
- 麦野「何よ」
絹旗「なんで鮭が調味料なんですか」
麦野「サーモンのがよかったかしら」アレ?
絹旗「超!違います!」カッ
滝壺「むぎの、鮭は調味料じゃないよ」
麦野「?」
絹旗「いや、首をかしげられる段階の話じゃないんですが…」
滝壺「調味料は味付けするためのもので鮭みたいに単品で主食にならないよ」
麦野「ふぅん」メモメモ
フレンダ「いくら私でもサバだとは思わないわけよ」
滝壺「ちなみに砂糖、塩、酢、醤油、ソーセージの」
絹旗「滝壺さんには突っ込みづらいんでボケの上塗りは止めてください!」
麦野「そ、そ、そー」ウン?
フレンダ「結局思い付かないってわけよ」
絹旗「何故か頭文字じゃない味噌なんです」
滝壺「ちなみに使うときの順序もこれだからね」
麦野「ほぉー」メモメモ
- 56 :1 ◆tHwkIlYXTE[saga]:2012/10/27(土) 22:56:15.85 ID:9t9lF9mSO
- 滝壺「ちなみに家事のさしすせそは裁縫、躾、炊事、洗濯、掃除だよ」
絹旗「行く行くは全部制覇しましょう!」オー!
麦野「躾と掃除は自信あるわ」オー!
フレンダ「結局違う意味でって注がつくわけよ」
以下ダイジェスト
絹旗「麦野!お米を洗剤で洗っちゃだめです!」ワー
フレンダ「裾に火がついたってわけよー」ギャー
滝壺「いくら楽しいからってペーストになるまでみじん切りしちゃだめだよ」
麦野「短冊切りめんどくせぇ!」
絹旗「ざく切りしながら短冊切りなんて単語超発さないで下さい!」
ワーワーギャーギャー
- 57 :1 ◆tHwkIlYXTE[saga]:2012/10/27(土) 22:56:59.00 ID:9t9lF9mSO
- ――――
――
―
麦野「何とか完成ね」
絹旗「ちょっと不恰好ですが超ちゃんとした普通の味噌汁、ご飯、ハンバーグです!」
フレンダ「なんか感慨深いものがあるわけよ」ウルッ
滝壺「皆頑張ったもんね」
絹旗「というよりフレンダは事故ってばかりで暴れてただけですが」
麦野「絹旗だってあまり料理してないじゃない」
絹旗「元は麦野の超料理特訓ですし、私は人並みには自炊できますから」フンス
麦野「へぇー、意外ね」
フレンダ「それより早く食べよ!お腹ペコペコってわけよ!」グーギュルギュル
滝壺「もうとっくにお昼過ぎてるもんね」
絹旗「フレンダは超暴れてましたから余計ですね」
麦野「じゃぁ食べましょうか」
「「「「いただきまーす」」」」
- 58 :1 ◆tHwkIlYXTE[saga]:2012/10/27(土) 23:26:15.97 ID:9t9lF9mSO
- 絹旗「超美味しいです」パシャッ
麦野「何で写真なんかとってるの?」
絹旗「皆で一つのものを作るなんて初めてじゃないですか」
フレンダ「言われてみればそうってわけよ」
滝壺「また作ろうね」
絹旗「はい!」ブンッ
麦野「そうね、私ももうちょこーっと上手くなりたいしその時は付き合ってもらうわよ」
絹旗「超楽しみです!」
絹旗(写真をとったのはもう一つ理由があるんですけどね…)
絹旗(さりげなく麦野は料理出来ますよアピールをして超ポイント稼ぎです!)ポチポチ
絹旗(これで麦野株急上昇超間違いなしです!)ニヘッ
麦野「ほら、食事中は携帯しまいな」メッ
絹旗「超了解です!」 - 59 :1 ◆tHwkIlYXTE[saga]:2012/10/27(土) 23:27:10.82 ID:9t9lF9mSO
- 一方通行「お昼ご飯はァ…」
一方通行「コンビニ行くかァ」コーヒーカイタイシ
一方通行「仕事も最近ねェが、一応携帯もってくかァ」
一方通行「…っとォ、メールが来てやがる、どれどれ…」パカッ
from:絹旗最愛
一方通行「うおォォォォォォ!!」
一方通行「春だぜェ、この世の春だぜェェェェェ」
件名:超料理です!
本文:麦野や皆で作りました!!
添付ファイル1
一方通行「」
一方通行「」ツー
一方通行「いけねェいけねェ、つい鼻血が」
一方通行「もう写真だけでお腹いっぱいですゥ」
一方通行「健気に怪我をしながらも作ったンだろうなァ…」シミジミ
―現実―
絹旗「超!うるさいです」チッソパンチ!!
フレンダ「ヘブフォッ」
―――
一方通行「保護ォ」
一方通行「アンド待ち受けェ」
一方通行「くかかききかくこかきけけこー!!」
- 67 :1 ◆tHwkIlYXTE[sage]:2012/10/31(水) 00:24:06.51 ID:xYPdU4hSO
- どうも>>1です
たくさんの乙などのレスありがとうございます、やっべニヤニヤが止まらない
>>65さんのレスから本日は番外編、フレンダとサバ味噌です
フレンダがいじられ以外は空気になりがちで本文でもセリフが少ないかなぁということもあり、一度主人公張らせてみたいと言うことも思っていたので丁度良かったです
これも見切り発車で書き始めたのですが楽しくてトントンと筆が進みました
先に言っておきますと番外編は「フレンダ×おいしんぼ」です
おいしんぼがうろ覚えなので違和感のあるシーンもあるかもしれません、あと本編には全く影響がないので詰まらなかったら飛ばしてしまっても大丈夫です
あとレス数は多いですが文字数を少な目にしてみる実験も兼ねています
また色々ご意見下さい - 68 :番外編 ◆tHwkIlYXTE[saga]:2012/10/31(水) 00:24:41.43 ID:xYPdU4hSO
- 番外編~サバ味噌マスターへの道~
フレンダ「麦野はあぁやって他の料理に浮気をしてるけど」
フレンダ「私はサバ味噌一筋極めて見せるってわけよ!」ブンッ
- 69 :番外編 ◆tHwkIlYXTE[saga]:2012/10/31(水) 00:25:21.57 ID:xYPdU4hSO
- フレンダ「結局この為だけに購入したガスコンロと鍋がやっと届いたわけよ」フフフ
フレンダ「そして都合良く魚市場の信用できる漁師さんから届いたサバと…」
フレンダ「この名古屋から取り寄せた八丁味噌」
フレンダ「しかも味噌の中でも貴重な味噌樽の中央部分、通称味噌のトロと呼ばれる部分!」
フレンダ「勿論経費で落としてもらうってわけよ!」フフン
フレンダ「最高の食材!」
フレンダ「これで究極のサバ味噌を作るってわけよ!」フンス!
- 70 :番外編 ◆tHwkIlYXTE[saga]:2012/10/31(水) 00:26:15.13 ID:xYPdU4hSO
- フレンダ「さぁ味噌をまずは溶かすってわけよ!」
グツグツ
フレンダ「この段階でいい香りが漂う所がまさに味噌のとろと呼ばれる所以ってわけよ!」フンスッ
フレンダ「そして熱で充分溶けた所に」
フレンダ「サバを浸すように投入!」
フレンダ「この時点でよだれが止まらないってわけよ!!」ジュルッ
フレンダ「あとは充分小骨が柔らかくなるまで煮込んで…」
サーモンティー「…」
- 71 :番外編 ◆tHwkIlYXTE[saga]:2012/10/31(水) 00:26:50.45 ID:xYPdU4hSO
- フレンダ「そろそろかなー」ツマヨウジサシサシ
フレンダ「お皿に移し変えてー」
フレンダ「そしたらフレンダ様特製愛情を加えて」オイシクナァレ!
フレンダ「完成ってわけよ!」ジャジャーン
フレンダ「さぁて白米も用意したし、」
フレンダ「いっただっきまーす」ッテワケヨー
フレンダ「…」パクッ
フレンダ「…」モグモグ
フレンダ「…?」モグモグ
フレンダ「美味しくない…だと…?」ゴクリ
フレンダ「そんなはずないってわけよー」ムキィーー
- 72 :番外編 ◆tHwkIlYXTE[saga]:2012/10/31(水) 00:27:44.40 ID:xYPdU4hSO
フレンダ「味が染み込んでない!」
フレンダ「小骨が硬いー」ノドニササッター
フレンダ「身がボロボロってわけよー!」ウワーン
―――――
―――
―
フレンダ「最高の食材を使っているのに」
フレンダ「どうして何度試しても上手くいかないのよー」ウェーン
サーモンティー「火加減だな」
フレンダ「えっ?」
サーモンティー「強火なら強火、弱火なら弱火だけでは上手くいかん」
サーモンティー「サバによってサイズ、身のつき方や引きしまり具合、形状や骨の強さまで色々だ」
サーモンティー「全体に満遍なく味噌を染み込ませ、身を柔らかくほぐし、そして身を崩さずに骨を柔らかく、骨にまで味を染み込ませ、出汁本来の旨味を引き出す」
サーモンティー「ただ単に煮込むだけでは上手くいかないのも当然だろう」
フレンダ「じゃぁ、どうすれば!」ガバッ
サーモンティー「それを自分で試行錯誤をして見極めた時…」
サーモンティー「究極のサバ味噌が完成する…!」
フレンダ「!」ゴクリ
フレンダ「ありがとうってわけよ先輩」
サーモンティー「ウム」
フレンダ「ただ」
サーモンティー「?」
フレンダ「魚が魚の調理法を語るっていうのはちょっと引くわけよ」ケッキョク
サーモンティー「…」
- 73 :番外編 ◆tHwkIlYXTE[saga]:2012/10/31(水) 00:28:40.13 ID:xYPdU4hSO
- フレンダ「まだ身が硬い!」
フレンダ「こっちは味の濃度がきつすぎるってわけよ!」
フレンダ「これは水気を吸いすぎっ!」
フレンダ「ムガァー!!」ッテワケヨー
――――
――
―
フレンダ「…」
フレンダ「……」
フレンダ「………」
フレンダ「…!」カッ
フレンダ「!!」ハシデスクイッ
フレンダ「…」モリツケ
フレンダ「……」パクッ
フレンダ「~~~~!」
フレンダ「究極のサバ味噌、完成ってわけよー!!」ワケヨー
- 74 :番外編 ◆tHwkIlYXTE[saga]:2012/10/31(水) 00:32:25.98 ID:xYPdU4hSO
- ?「何!?究極のサバ味噌だと!?」
?「えぇ、駅前の屋台に出るサバ味噌がそううたわれているそうよ」
?「ちょっと行ってくる」
?「えぇー!?もぅっ!」
- 75 :番外編 ◆tHwkIlYXTE[saga]:2012/10/31(水) 00:33:07.50 ID:xYPdU4hSO
- フレンダ「らっしゃーいってわけよー」
?「サバ味噌一つ(外人…?)」
フレンダ「結局兄ちゃんもサバ味噌が好きってわけよ」
?「まぁな」
フレンダ「はいよ、サバ味噌」
?(こ、これは…)
?(いや、食うまではまだ何とも…)パクッ
?(!!)
フレンダ「どうよ、私のサバ味噌は」ニヒヒ
?「使われている食材は勿論一級品!」
?「しかしそれだけではなく均整の取れた絶妙な味、柔らかさ」
?「全てがこれ以上ないバランスの上で成り立っている!」
フレンダ「兄ちゃんは分かる人ってわけ」
?「おっとすまん、俺は山岡っていうんだ」
山岡「俺の考案している究極のメニューにこのサバ味噌を使わせてくれ…!」
- 76 :番外編[saga]:2012/10/31(水) 00:33:36.52 ID:xYPdU4hSO
- フレンダ「究極のメニュー…?」
山岡「実際に食べてもらった方が早いな…」
山岡「ちょっと着いてきてくれ」
フレンダ「なんかワクワクしてきたってわけよー」フンス!
――――
――
―
山岡「…どうだ」
フレンダ「これなら私のサバ味噌を加えるに相応しいってわけよ」
山岡「…それじゃぁ!」
フレンダ「あの常磐台の理事長がスポンサーを務める美食倶楽部を相手取るなんて気に入ったってわけよ!」
フレンダ「結局協力するってわけよ」オー
山岡「よし、じゃぁ早速行こう」
- 77 :番外編 ◆tHwkIlYXTE[saga]:2012/10/31(水) 00:34:15.62 ID:xYPdU4hSO
- ――美食倶楽部
フレンダ「たのもー」ッテワケヨー
受付「おや、坊っちゃんじゃありませんか」
山岡「海原雄山はいるか?」
受付「ちょうど今魚市場へと品定めに行っておりますが…」
山岡「そうか…ありがとう」
フレンダ「海原雄山がどんな顔か知れるしサバ選びも出来て一石二鳥ってわけよ」ニヒヒ
山岡「あぁ行こうか」
フレンダ「おー」オー
- 78 :番外編 ◆tHwkIlYXTE[saga]:2012/10/31(水) 00:35:07.10 ID:xYPdU4hSO
- ――魚市場
?「ふん、どれもこれも三級品だ」
山岡「おい」
?「誰だこのワシにおいなんて…とそんなことをするのは貴様しかいないか」
山岡「…」
フレンダ「これが海原雄山…」
フレンダ「日本の料理界のトップ…」ゴクリ
雄山「そしてこんな場所までなんのようだ」
山岡「てめぇに食わせたい料理がある」
雄山「ほぅ…」
フレンダ「このフレンダ様特製サバ味噌ってわけよ!」
雄山「サバ味噌…?」
雄山「サバを味噌で煮込むなどという味のどぎついあの下品な料理か」クワノミッ
フレンダ「なっ!」イラッ
山岡「そういうことは食ってから言えよ」
- 79 :番外編 ◆tHwkIlYXTE[saga]:2012/10/31(水) 00:35:45.72 ID:xYPdU4hSO
- 雄山「まぁいい」
雄山「丁度ここにサバの生け簀がある…」
雄山「目利きを見せてもらおうか」
フレンダ「そんなのこのサバ一択ってわけよ」
山岡(流石早い…!)
フレンダ「一番泳ぐスピードも速く身の引き締まり具合も良さそうだし、体のライン、体型から私のサバ味噌に最も適してるってわけよ」
山岡(流石だな…)
雄山「ふははははははは」クワノミッ!
フレンダ「何がおかしいって訳よ!」
雄山「わしならここのサバからは選ばんっ!」
山ンダ「なにぃっ!?」
雄山「ここにいるのは全て去勢されたオスのサバばかりだ!」
フレンダ「なぁっ!」モウテンダッタワケヨー
雄山「まぁいい、あと一週間は学園都市支店にいる」
雄山「いつでも来い」
フレンダ「やってやるってわけよー!」メラメラ - 80 :番外編 ◆tHwkIlYXTE[saga]:2012/10/31(水) 00:38:35.35 ID:xYPdU4hSO
- ―一週間後
フレンダ「たのもー」ッテワケヨー
雄山「ほぅ、良く来たな」
フレンダ「当たり前ってわけよ!」
山岡「サバ味噌対決ってことでいいよな?」
雄山「こちらはそのつもりでいつでも万全の状態だったわ」
フレンダ「さぁ、実食ってわけよ!」ジャーン
雄山「これはっ…!」クワノミッ
フレンダ「これこそ私の突き詰めた究極のサバ味噌ってわけよ!」サァクエッ
雄山「ふむ…」パクッ
山岡「…」パクッ
山岡(旨い!これはもはやサバ味噌ではなくサバの煮付けの方があっている!)
山岡(どこまでも上品な味の奥にどことなくパンチのきいた味噌の味が絶妙だ!)
山岡(ここまで奥の深い食べ物だったとは!)
山岡(いける!)
- 81 :番外編 ◆tHwkIlYXTE[saga]:2012/10/31(水) 00:39:16.86 ID:xYPdU4hSO
- フレンダ(とことん食材を追究した逸品ってわけよ!)
フレンダ(白米までも勿論こだわり抜いたこのサバ味噌に結局欠点なんてないわけよ!)
雄山「ふむ、分かった」
雄山「おい、持ってこい」
爺「はい、旦那様」
コトッ
フレンダ「これは…?」
山岡「一見何の変徹もないサバ味噌だな…」
山ンダ「…」パクッ
山ンダ「!!」
フレンダ「素朴な中に暖かみを感じる…この香りは柚子、そして」
山岡「桑の実だっ!!」
フレンダ「そしてこの白米も…」
雄山「フフフ、ちなみにサバも米もノーブランドだ」
フレンダ「なにぃっ!?」ッテワケヨー - 82 :番外編 ◆tHwkIlYXTE[saga]:2012/10/31(水) 00:39:59.05 ID:xYPdU4hSO
- フレンダ「そんなっ…!」
雄山「爺」
爺「はい、こちらのサバは私の生け簀で旦那様と坊っちゃんがいつか打ち解けられる日が来ることを望みながら丹精込めて養殖し」
爺「このお米も同じ気持ちの農家様から取り寄せ、一粒一粒形をチェックしながら選び抜きました」
爺「旦那様と坊っちゃんが久し振りに卓をお囲みになるというのですから…」
フレンダ「…」
山岡「…ケッ」
雄山「モノに心を奪われそこに携わる人の思いに配慮を欠いたきさまらの敗けだ!」
フレンダ「ウゥッ、クウゥッ!!」
フレンダ「これは完全に私のまk」
?「いやまだだ!」
雄山「何奴!?」
?「嬢ちゃん、諦めちゃいかんぜ」
フレンダ「あ、あなたは」
サーモンティー「俺を使って最高の鮭味噌をつくれぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!」
フレンダ「先輩ぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!!」
雄山「小癪なぁっ!!若造がぁっ!!」
フレンダティー「「魚おぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!!」」
―――――
―――
―
- 83 :番外編 ◆tHwkIlYXTE[saga]:2012/10/31(水) 00:40:46.57 ID:xYPdU4hSO
- フレンダ「って夢を見たわけよ」
絹旗「超長いです!超意味わかんないです!!超雑です!!」チッソパンチ
フレンダ「グヘァ」
フレンダ「殴るのはあんまりってわけよ」トホホ
絹旗「朝興奮しながら部屋にやってきてわざわざ寝てた私を起こした上に貴重な休日の午前を丸々使って詰まらない話を聞かされた私の身に超なってください!!」
フレンダ「だって麦野はサバの話きいてくれないし滝壺はどんだけ頑張っても起きてくれないわけよ」ケッキョク
絹旗「とんだ災難です」ヨヨヨ
フレンダ「まぁまぁ午後は伸び伸び過ごすってわけよ」
絹旗「一発殴らせてください!」プンスカ
フレンダ「ちょ、もうさっき殴られたってわけよ!!」アセアセ
絹旗「超!窒素!!」グググッ
フレンダ「ヒィィィィ」
<ワケヨーーーーーー!!
- 84 :1 ◆tHwkIlYXTE[sage]:2012/10/31(水) 00:50:46.02 ID:xYPdU4hSO
- 番外編終了です
言いたいことは全て絹旗が代弁してくれました
夢落ちは幸せになれる魔法の言葉です
料理に関しては無知です
次回からは本編に戻ります
文字数少なくしてみたのはどうでしょうか、レスがたくさん稼げtゲフン読みやすかったでしょうか
あと更新頻度は用事の合間合間に携帯ぽちぽちしながら書き貯めを作っているので、中々貯まらず週一更新になると思います
次回は日曜の夜中12時半ぐらいからでむぎのん大活躍編(希望)で
ここからもきしめんは冷麺でいっぱい鰹節かけて練りウメも混ぜて頂くのが大好きな>>1がお送りします - 92 :1 ◆tHwkIlYXTE[saga]:2012/11/12(月) 03:26:01.53 ID:i0YehqKSO
- 麦野「暇ねー」
絹旗「こういう日こそあの人を誘えばいいんじゃないですか」
麦野「な、何よ急にいきなりそんな唐突に」アセアセ
滝壺「むぎの落ち着いて」ドウドウ
絹旗「実際どうなんですか」
麦野「何がよ」ジュースチュー
絹旗「超どんな関係なのかなーって」
麦野「んー、まぁ毎日メールはしてるけど…」
フレンダ「ぐぬぬ、私も毎日してるってわけよ!」
麦野「返信したことはないけどな」
絹旗「で、どんな超メールしてるんですか?」キラキラ
麦野「基本は相手に話を合わせているけど…」
麦野「昨日は相手がコーヒー好きみたいだからその話だったわね」
滝壺「でもむぎのあまりコーヒー飲まないよね」アレ?
麦野「そうなのよ、だから話が広がらなくて」ハァ
フレンダ「麦野は専ら紅茶ばかり飲んでるってわけよ」
絹旗「じゃぁ紅茶の話をしてみたらどうですか?」
麦野「興味ないものの話されても今度はあっちが退屈するでしょ?」
麦野「むずかしいわねー」チュー - 93 :1 ◆tHwkIlYXTE[saga]:2012/11/12(月) 03:26:33.83 ID:i0YehqKSO
- 絹旗「じゃぁ今日は皆で喫茶店にいきませんか?」
麦野「付き合わせちゃうの悪いしいいわよ」
滝壺「私はコーヒー好きだし構わないよ」キリマンジャロノミタイ
フレンダ「なんか変に進展されても嫌だから行くってわけよ!」
絹旗「私は超勿論行きます!」キラキラ
麦野「何か悪いわね」
滝壺「私おすすめの喫茶店知ってるよ」エヘン
絹旗「流石滝壺さんです!」
麦野「じゃぁ今日はそのお店に行こうかしら」
絹旗「おー!」オー!
- 94 :1 ◆tHwkIlYXTE[saga]:2012/11/12(月) 03:33:09.78 ID:i0YehqKSO
- 絹旗「で、そのお勧めがここですか」
滝壺「うん、ここ」
麦野「コ●ダね」
フレンダ「結局ローカルネタってわけよ」ハァ
麦野「そうでもないわよ、結構県外に支店も増えてるし」
絹旗「そうです、現に学園都市支店があるじゃないですか!」
フレンダ「このネタをあまり引っ張るのは賢明じゃないってわけよ」メタァ
滝壺「しろの●ーるがおいしい」ジュルリ
絹旗「噂の超初シロ●ワールです!」ワクワク
麦野「軽食もあるみたいね、昼食も兼ねて入りましょう」
フレンダ「モーニングの時間は逃しちゃったってわけよ」
滝壺「コーヒーについてくる豆みたいなのおいしいよね」
絹旗「早くはいりましょー!」ワクワク
- 95 :1 ◆tHwkIlYXTE[saga]:2012/11/12(月) 03:33:50.10 ID:i0YehqKSO
- カランコロン
<シャッセー
麦野「さぁ何を頼もうかしら…」
?「ここのシロノワ●ルがもう絶品なんですよー」サテンサン!
?「このブーツみたいな容器のジュースもかわいいわね…」
?「またお姉さまそんな子供っぽいものを…」デスノ!
?「いいじゃない別に!」ビリビリ
?「お姉さまは淑女たるなんをや…」ブツブツ
?「まぁまぁ白井さん、四人だけなんですからそう堅くならないで、好きなものを食べるのが一番おいしいんですよ!」パンツハイテルカー?
?「やっぱ佐天さん分かってるぅー!」
?「ムッ、佐天さん、私よりお姉さまのことをわかった気になっているのなら思い上がりも良いところですわよ!」
?「いやべつにそんなこと」
?「私は今日のお姉さまの下着の色から枝毛の数まで熟知していますのよ!」フンス
?「変態かお前はー!」ビリビリ
?「はやく頼みましょうよー」アウアウ - 96 :1 ◆tHwkIlYXTE[saga]:2012/11/12(月) 03:34:32.78 ID:i0YehqKSO
- 絹旗「何だか超騒がしくなってきましたね」
フレンダ「全く女子中学生はこれだからダメってわけよ」
滝壺(…眠い)
麦野「まぁ落ち着かないしちょっと注意してきましょうか」
絹旗「そうですね」ブンッ
麦野「ちょっとあなたたち…って」
御坂「あ、麦野さん」
絹旗「麦野、超知り合いですか?」
佐天「あ、最愛ちゃんだー」ヤッホー
絹旗「あ、超佐天さんじゃないですか」ワーイ
初春「佐天さん、知り合いですかってあー!」
白井「なに初春間抜けな声を出してってあなたは!」
フレンダ「げぇー、この間のジャッジメントってわけよー」ゲェーッ
初春「先日はすいませんでした!」
白井「全く、初春は紛らわしいんですの」
初春「ごめんなさい」シュン
フレンダ「まぁ、いいってわけよ」
滝壺「皆知り合いなの?」
麦野「まぁちょっとね」
御坂「折角だし机くっつけちゃいましょ?」
絹旗「超賛成です!」オー!
佐天「じゃぁ軽く自己紹介ぐらいしましょう!」 - 97 :1 ◆tHwkIlYXTE[saga]:2012/11/12(月) 03:35:26.31 ID:i0YehqKSO
~~~~~~~~
絹旗「超意外ですね」
麦野「何が?」
絹旗「だって麦野、第三位の座を奪われた時あんなに怒り狂ってたじゃないですか」
麦野「あ、ちょ」
白井「じゃぁ麦野さんは第四位様ですの!?」
佐春「わぁー」キラキラ
麦野「あー、まぁ…」
絹旗(超まずりました!)
麦野(絹旗後でお仕置きね…)
絹旗()ブルッ
御坂「まぁ最初出会った時はいきなり撃たれたわね」
フレンダ「それがこんな仲になるってことは何かあったってわけよ!」ビシッ
御坂「うっ、ま、まぁね」アセアセ
滝壺「ふれんだ、むぎのが睨んでるからこれ以上踏み込むのは応援できない」
フレンダ()ブルッ
麦野「私はそれより絹旗の見るような映画を見る女子中学生の方が驚きよ」
佐天「上映してたのが学園都市伝説2!~黄色ピアス女~でしたからね!」キラキラ
絹旗「1の赤髪バーコード放火魔が超当たりだったので!」キラキラ
- 98 :1 ◆tHwkIlYXTE[saga]:2012/11/12(月) 03:36:41.73 ID:i0YehqKSO
- フレンダ「結局そそられないってわけよ」
佐天「あ、そうだアドレス交換しましょー」
絹旗「超!喜んで!」ワーイ
麦野「で、美琴ちゃんは進展したのかにゃーん」
御坂「ちょ、ちょっと麦野さん!」
白井「またあの類人猿ですの?」ムッ
佐天「なんの話ですかそれ!」キラキラ
麦野「上手くいってるのかにゃーん?」ニヤニヤ
御坂「あ、ぅ、まぁ…」ドヨーン
初春「どうしちゃったんですか御坂さん!」アワアワ
御坂「それがあいつ、最近一方通行とべったりなのよね…」ズーン
麦野「一方通行ってあの第一位の!?」
御坂「うん…」
白井「そんな人とどうしてあの類人猿が?」
御坂「詳しくは言えないけど私があいつを実験に巻き込んじゃったのよ…」
麦野「はぁ…、それよりまさか第一位が女とは」
御坂「…男よ」
麦野「は?」
御坂「あいつが言うには『俺とあいつは同じ戦場を生きた相棒なんだ』って」
佐天「じゃぁ男の友情ってやつですよー」
御坂「こうとも言っていたわ『俺の愛棒であいつの幻想をそげぶりたい』って…」
初春「」ガリガリガリガリ
佐天「スケッチブックなんてどこから…」
- 99 :1 ◆tHwkIlYXTE[saga]:2012/11/12(月) 03:37:44.96 ID:i0YehqKSO
- 麦野「んで第一位もホモなのかにゃーん?」
御坂「違うわ、ホロよりノーラ派だって言ってたわ」
麦野「なんか知らないけど心にきたわ」
絹旗(私はホロすきですけどね)
絹旗「あ、メールです」
ruiko.happy-new-nya@codomo
件名なし
本文
どーもー、佐天涙子です、登録よろしくー
絹旗「あ」チラッ
佐天「」オヤユビグッ
フレンダ(超空気ってわけよー)
滝壺(眠たい…)
初春「あ、シロノワールきしたよー」ワーイ
御坂「じゃぁ雑談もこのへんにしt」
御野「「!」」
御野「「伏せてっ!!」」
ドゴォォォォォォォォ!!
初春「ケホッケホッ、なんなんですかー」
佐天「いててて、あーこりゃひどいや」
絹旗「お店が超半壊ですね…」
御坂「誰がこんな…?」
ジャリッ
御坂「!?」
?「邪魔するぜぇ…」
?「第一位のヤロウはいねぇか?」
御坂「あ、あんたは…」ガクガク
?「あぁ、第三位…」
垣根「もう一度絶望しろコラ」 - 108 :1 ◆tHwkIlYXTE[saga]:2012/11/19(月) 00:10:55.49 ID:UJbAB/gSO
- アイテムの休日
麦野の場合
麦野「今日は久しぶりのオフね」
麦野「何しようかしら」ザッシヨミヨミ
麦野「お、これは」
~秋色コーデで女子力アップ☆彡~
麦野「普段はアホらしくて読み飛ばすところだけど」
~~~~~~
絹旗「麦野はスタイルもいいんですからもっと超オシャレをするべきです!」
~~~~~~
麦野「何て言われたし…」
麦野「まぁ久しぶりに服でも買いにいきましょうか…」
- 109 :1 ◆tHwkIlYXTE[saga]:2012/11/19(月) 00:11:34.30 ID:UJbAB/gSO
- ――セブンスミスト
麦野「いざ買うとなるとなかなか気に入ったものも見つからないのよねー」テクテク
麦野「まぁたまにはウィンドウショッピングもいいわね」テクテク
麦野「とはいいつつも歩いて来たから疲れちゃったわ」フゥ
麦野「誰かいい足代わりの雑用でもいないかしらねー」
麦野「ちょうど自販機とベンチがあるから休憩しましょうか…ん?」フゥ
コドモタチ<ワーワーキャーキャー
麦野「なんか変なカエルのキャラクターが風船配ってるわね…」
麦野「懐かしいわ、私も小学校の低学年ぐらいの時はあーいうのに夢中だったわね」ジュースゴクゴク
?「わ、わぁー」キラキラ
麦野「…ってあれ、中学生混じってねぇか…?」マジ?
麦野「しかもあの制服は常磐台のお嬢様じゃねぇか」
麦野「あーぁ、天下の常磐台があんなんでいいのかね…ってあいつは!?」
御坂「わぁー」キラキラ
麦野(常磐台の超電磁砲!)ギリギリ
- 110 :1 ◆tHwkIlYXTE[saga]:2012/11/19(月) 00:12:34.56 ID:UJbAB/gSO
- 麦野(あのヤロウ…!!)
―――――
―――
―
電話の女「今日からあなた第四位ね」
麦野「はぁ!?」
電話の女「常磐台でレベル5の女の子が誕生しちゃったのよ」
麦野「だけどそんないきなり第三位なんて」
電話の女「まぁ順位は強さじゃなくて科学的な貢献度だから」
麦野「まぁ…」
電話の女「で、あなた来月から給料半分ね」
麦野「あ゛ぁ!?」
電話の女「いやね、エレクトロマスターってもんのすごーーーく科学の町では重要なわけよ」
電話の女「施行したい実験がもうそりゃどかどかーっと」
電話の女「その研究費がスゴいもんだから半分で済むって暗部の中じゃまだいい方よ」
電話の女「ま、あなたはお金には困ってないでしょ、じゃぁ」
麦野「ふざけんな!って切りやがった…」
フレンダ「大声だしてどうしたってわk」
麦野「パリィパリィパリィってかぁ!?」
麦野「ふざけんじゃねぇぇぇぇ!!」バシューン
フレンダ「ギャーーーー」
―――――
―――
―
麦野「あの悔しさは忘れねぇ、常磐台の超電磁砲!!」ギリギリ - 111 :1 ◆tHwkIlYXTE[saga]:2012/11/19(月) 00:13:36.89 ID:UJbAB/gSO
- 麦野「喰らえやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」パリィ
御坂「!」
御坂「皆伏せて!」
麦野「Pryyyyyyyyy!!」バシューン
御坂「くっ!」ペイーン
<ギャーーッテワケヨー
麦野(な、電磁波の壁で弾いた!?)
御坂「なんなのあなた!危ないじゃない!」
御坂(誰かに当たった気がするけど大丈夫な気もするわ)
御坂(それより最高出力の電磁波で消し飛ぶどころか反らすだけなんて何者なの!?)
麦野「へぇ、おもしれぇ使い方すんじゃねぇか第三位」
御坂「あなたは…?」
麦野「やっぱり第三位様はは下位序列のことなんざ目もくれねぇってかぁ?」
御坂「そんな序列なんて」
麦野「てめぇのせいで楽しみにしてた函館でやってる鮭の解体ショーを週1に減らしたんだよおい」
麦野「未だにふと朝の5時とかに目ぇ覚まして手持ち無沙汰になるあの感じがテメェにわかんのかよ!!」 - 112 :1 ◆tHwkIlYXTE[saga]:2012/11/19(月) 00:14:16.60 ID:UJbAB/gSO
- 御坂「…わかるわよ」
麦野「あ゛ぁ?」
御坂「好きな人とおしゃべりすると、部屋に帰ってから勝手にデートプランをたてて妄想しちゃうの」
麦野「…」
御坂「その中にね、朝早く起きてお弁当を作ってあげるってあるんだけど」
御坂「そんなこと考えながら寝ると翌日朝5時に目が覚めちゃって下拵えするの」
御坂「それで6時ぐらいにね、作ってる途中で思い出すの」
御坂「私は付き合ってもいないし、今日はデートじゃなくて学校→研究所コースだって」エグエグ
御坂「登校までの二時間は切なさと怒りと情けなさが順番に襲ってくるの」エグエグ
御坂「ゲコタのぬいぐるみだけが私を癒しt」
麦野「あーもう分かったわよ!」
麦野「こっちまで気分暗くなっちゃうわ」
御坂「」エグエグ
麦野(第三位様はもっとこう天狗になって余裕ぶちかましてるような奴だと思ってたけど…)
御坂「」エグエグ
麦野「あーもう落ち着くまでそこの喫茶店にでも入りましょ」
御坂「エグエグ」コクコク
- 113 :1 ◆tHwkIlYXTE[saga]:2012/11/19(月) 00:15:23.16 ID:UJbAB/gSO
- 麦野「どう落ち着いた?」
御坂「何とか…ありがとうございます、えっと…」
麦野「麦野よ、麦野沈理」
御坂「御坂美琴です」
麦野「そうね、第三位って呼ぶのも癪だし常磐台の超電磁砲も長いから美琴ちゃんって呼ぶわね」
御坂「美琴ちゃん…」
麦野「どうかした?」
御坂「いや、ママ以外にそう呼ばれたことないから」
麦野「ママ?」
御坂「お母さん!ママなんて言ってないわよ!」カー
麦野「ママねぇ」ニヤニヤ
御坂「そんな苛めないで下さいよぉ」アウアウ
麦野(何この子可愛い!)
御坂「そんなことより麦野さんはどうなんですか」
麦野「何が?」
御坂「美人だし色んな経験があるんじゃないかなーって、参考までに」ドキドキ
麦野「あー、えーと、まぁまぁね」
御坂「今も好きな人がいたりとか…?」
麦野「あー、うん、まぁ…」
御坂「わぁー」パァ
麦野(何故か嘘がつけない不思議!)
- 114 :1 ◆tHwkIlYXTE[saga]:2012/11/19(月) 00:26:53.22 ID:UJbAB/gSO
- 麦野「まだメールでやり取りしてるだけだけど」
御坂「メール!」
麦野「えぇ」
御坂「今度アドレス聞こうかなぁ…」ソワソワ
麦野「鼻血出そう」
御坂「大丈夫?」
麦野「えぇ、それよりパフェ溶けてるわよ」
御坂「わわっ」
御坂「カボチャと迷ったけどやっぱパフェは苺ね!ってあーーーーーーーっ!!」ビリビリ
麦野「どうしたのよ急に」
御坂「あいつが、あいつが、あいつが」ビリビリビリビリ
麦野「落ち着きなさいって」バシューン
<ギャーーッテワケヨー
御坂「ちょっと!パフェを消し飛ばすことはないじゃないってそうじゃなくて!」ダッ
麦野「ちょっと待ちなさいよ!」
御坂(なんであいつが女連れて歩いてるのよー!)ダダダダ
麦野「ちょっとゲコタのキーホルダー忘れてるわよ!」ダダダダ
- 115 :1 ◆tHwkIlYXTE[saga]:2012/11/19(月) 00:27:23.82 ID:UJbAB/gSO
- ―――公園
御坂「確かこの公園に…」キョロキョロ
麦野「やっと追い付いたわ」ハァ
御坂「あ、麦野さん」
麦野「『あ』じゃないわよ人に会計させといて」
麦野「はい、忘れ物よ」
御坂「あ、すいませんつい」
麦野「で、あのツンツン君が美琴ちゃんのおもいびとなのかにゃーん?」ニヤニヤ
御坂「え?え?」キョロキョロ
麦野()グッ
御坂「どうしたの鼻なんかつまんで上を向いて」
麦野「落ち着くまで可愛い行動は控えてちょうだい」
御坂「?」
- 116 :1 ◆tHwkIlYXTE[saga]:2012/11/19(月) 00:27:54.51 ID:UJbAB/gSO
- ?「お、ビリビリ!」
御坂「!」ビクッ
上条「よっ!」
御坂「だぁからビリビリ言うなぁっ!」バチバチ
<ギャーーッテワケヨー
上条「おわっと!おい公共の場で電撃はやめろって!」パキィン
御坂「そ、そうね麦野さんもいるし…ってあれ?」
上条「どうした?」
御坂「いや、何でも…」キョロキョロ
―――公園出口
麦野「水注しちゃ悪いものねー」
麦野「若いって羨ましいわ」シミジミ
麦野「さてもう夕方だし帰りましょうか…」
麦野「あれ?」
絹旗「あ、麦野じゃないですか」ヤッホー
麦野「奇遇ね」
フレンダ「もう今日は散々だったってわけよ」ボロボロヨロヨロ
絹旗「フレンダまで超奇遇です」
麦野「この調子だと滝壺までいそうね」ケラケラ
絹旗「もしかしてあそこのベンチで寝てるのって…」
麦野「…滝壺ね」
フレンダ「ヨダレたらして熟睡ってわけよ」
絹旗「もうじき日も暮れますし起こしてきますね」タタタ
絹旗「滝壺さーん」ユサユサ
滝壺「んむぅ…きぬはた?あれ、むぎのとふれんだも」アレ?
絹旗「偶然皆揃ったので一緒に帰りましょう!」
滝壺「うん」ヨッコラセ
麦野「よし、何だか気分もいいから今日は特性鮭のフルコースだにゃーん」
ワイワイガヤガヤ - 117 :1 ◆tHwkIlYXTE[saga]:2012/11/19(月) 00:28:25.96 ID:UJbAB/gSO
- ――絹旗の場合
絹旗「今日は学園都市伝説2の上映があります!」
絹旗「これは超要チェックです!」
絹旗「しかしちょっと早すぎましたかね」
絹旗「ま、いい席が無くなってしまうかもしれません」
絹旗「人生は得てして予測の出来ないものです!」フンス
「そんなに急いでもパフェは逃げませんわ」
「いや、今回は期間も数量も限定で徹夜組までいるんですよ!」
絹旗「何かそそられる会話が聞こえて来ましたが」
絹旗「脇目もふらず映画館へ向かいます!」ブンッ
- 118 :1 ◆tHwkIlYXTE[saga]:2012/11/19(月) 00:29:04.23 ID:UJbAB/gSO
- 絹旗「さぁチケットを買いました」
絹旗「そして音響映像共に最高の超特等席に向かいます!」ウズウズ
絹旗「勿論お供はポップコーンとコーラです!」フンス!
絹旗「さてガラガラなことはいつも通りですし指定席なんて意味がないですねー」オモシロイノニ
絹旗「あれ?」
絹旗「特等席に誰かいます…?」
佐天「いやはやいつもガラガラだなぁー」ノビー
佐天「あれ?」
絹旗「あ、スミマセン隣いいですか?」
佐天「どうぞどうぞー」
絹旗「超失礼します」スト
佐天「やっぱこの場所が一番ですよね!」
絹旗「そうなんですよ!それが分かるなんてあなたも超映画好きですね?」サテハ
佐天「まぁこういう都市伝説系ばかりに偏ってますけどねー」アハハ
絹旗「超もったいないです!全てのジャンルにコメディがつくこの映画館を堪能するにはもっと見るべきです!」
佐天「うーん、一人で見に来るのも何かいやでさー」
絹旗「そうなんですよねー、私は超慣れましたが皆こういう映画の良さが分からないんです!」
佐天「パフェにならすぐ飛び付くのに」ウンウン
絹旗「ほんとです!」プンスカ
佐天「あ、そろそろ始まりますねー」
絹旗「超楽しみです!」
- 119 :1 ◆tHwkIlYXTE[saga]:2012/11/19(月) 00:29:39.12 ID:UJbAB/gSO
- ――――
――
―
絹旗「超!当たりでした!」
佐天「やっぱこの監督はストーリーもだけどなんと言ってもカメラのアングルの使い方がいいねー」ノビー
絹旗「そこに気づくとは流石です!」
佐天「よし、もうお昼だし予定が空いてたらこのまま前作を含めてファミレスで反省会でもしましょう!」
絹旗「超把握です!」ブンッ
佐天「ってもお昼時で皆混んでるなー」
絹旗「休日ですから仕方ありません」
佐天「じゃぁ軽食も付いてるみたいだしあの喫茶店にでも入りましょうか」
絹旗「おー」オー!
- 120 :1 ◆tHwkIlYXTE[saga]:2012/11/19(月) 00:34:47.25 ID:UJbAB/gSO
- 絹旗「空いてますねー」
佐天「じゃぁパンフレットも広げたいし奥の広い席いきましょう」
絹旗「はい!」
佐天「よいしょ」フゥ
絹旗「やっぱりファミレスより喫茶店の方が落ち着きますね」
カランコロン
シャッセー
<エグエグ
<ホラオチツキナサイヨ
佐天「あ、そういえば自己紹介してませんでしたね佐天涙子っていいます、涙の子って書くんですよー」
絹旗「私は絹旗最愛です!」
佐天「最愛ちゃんかぁ、可愛い名前だね!」
絹旗「いえいえ、そんなこと//」テレテレ
佐天「さっきの話なんですけど、私の友達、『今日は限定パフェを食べにいくんですぅ』って映画行くの断られちゃったんですよ!」
絹旗「全く信じられませんね、あんな超名作を!」
佐天「まぁ、日々ジャッジメントの仕事頑張ってるしこんな時くらいはゆっくり羽を休ませてあげたいけど…」
絹旗「出来れば皆でいきたいですよね」
佐天「そうだ!これからは最愛ちゃんが映画付き合ってくれない?」
絹旗「超勿論です!」
<ビリビリッ
絹旗(いいシーンなのに店内で能力使うなんて超なんですかもう!外にいるジャッジメントもあーいうのを取り締まって下さいよ!)
佐天(あ、外人さんが走ってる)
絹旗(佐天さんは気づいてないみたいですからいいですが、一発でも流れ弾が飛んできたら目に物見せてやります!) - 121 :1 ◆tHwkIlYXTE[saga]:2012/11/19(月) 00:36:12.10 ID:UJbAB/gSO
- ――――
――
―
絹旗「んぐー」ノビー
佐天「つい話し込んじゃったね」
絹旗「映画の話をこんなに語り合える人も居ないのでつい夢中になっちゃいました」
佐天「家どっちの方なの?」
絹旗「えと…」
絹旗(流石に本当の場所は言えませんね…)
絹旗「~~公園を抜けてもうちょっとです」
絹旗(うー、なんか超罪悪感です)
佐天「私柵川中の近くの寮だから公園までは一緒だね!」
絹旗「はい、帰りましょう!」
――帰路
佐天「へぇーじゃぁ最愛ちゃんは能力者なんだー」イイナー
絹旗「そんなに羨ましがられる様なものじゃありませんが…」
佐天「でも超能力に憧れて折角ここに来たんだからさー」
DQN「なぁなぁねーちゃん」
佐天「…なんですか?」
DQN2「俺たちといいことしようよー」ナレナレ
絹旗「超うるさいです、消えてください」
DQN3「うるせぇよ、ガキはすっこんでろ」
絹旗「」イラッ
佐天「他を当たってください」
DQN「いいねぇ、その目ゾクゾクしちまうぜ」ヒャッハー
絹旗「ドMですか気持ち悪い」
DQN「…おいお前いい加減うるせぇな、ちょっと裏こいや」
絹旗「望むところです」フンッ
DQN3「ねぇちゃんはここで待ってな」
佐天「ちょっと最愛ちゃん!」
絹旗「超平気ですから!」 - 122 :1 ◆tHwkIlYXTE[saga]:2012/11/19(月) 00:36:54.59 ID:UJbAB/gSO
- 絹旗「で、誰から超スクラップになりますか?」
DQN「へへ、てめぇ能力者だな?」
絹旗「…だったら何か」
DQN「これが何か分かるかなー」ジャーン
絹旗「それは…!?」
DQN「おうよ、キャパシティダウンっつうもんでな、アンチスキルの大捜索をなんとか生き残ったラスイチよ」ヘヘヘ
絹旗(超!まずりました!)
DQN「じゃぁスイッチーオn」
佐天「うわぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」テツパイプアタック!
DQN「グベォ!?」
佐天「武器さがしてたら遅くなっちゃってゴメン!最愛ちゃん大丈夫!?」ハァハァ
DQN「なにしやがる!ラスイチがお釈迦じゃねえか!」ブンッ
佐天「キャッ」シリモチッ
絹旗「佐天さん!」
DQN「構わねぇ!あの能力者のガキから全員で囲ってのしちまえ!」
DQNs「うおぉぉぉぉ!」
ガンッ!
佐天「最愛ちゃん!」
絹旗「馬鹿ですね、RPG7でも持ってこいってんです、そんなちゃちな拳じゃ痣一つ出来ませんよ」
DQN「なにぃっ!?」
絹旗「もう一つ、おバカさんたちは超越えちゃいけないラインを越えちゃいました」グググッ
DQNs「ちょまっt」
絹旗「超!窒素!パンチ!」ブンッ
DQNs「アベシッ」メリメリィ
- 123 :1 ◆tHwkIlYXTE[saga]:2012/11/19(月) 00:37:26.94 ID:UJbAB/gSO
- 佐天「壁突き抜けてっちゃったよ…」
絹旗「一応手加減はしましたが…」
佐天「それより最愛ちゃん、怪我とかない?」
絹旗「私は大丈夫ですが佐天さんが…」
佐天「私もしりもちついただけだから平気だよ」グッ
絹旗「佐天さんも大馬鹿です!あんな奴等に突っ込むなんて!」プンスカ
佐天「いや、最愛ちゃんが危険な目に合ってるって思ったら居ても立ってもいられなくてさ…」テヘヘ
絹旗「でも…」
絹旗(能力使うところ見られたくなかったです…絶対超ドン引きされました)
佐天「いやぁ、かっこよかったなぁ」シミジミ
絹旗「え?」
佐天「だってあんな奴等をパンチ一発で、まるで正義のヒーローみたいだったよ!」キラキラ
絹旗「そんなもんじゃありませんが…」
絹旗「…今度からは今回みたいなことは止めてくださいよ」
佐天「はーい」
絹旗「でも」
佐天「?」
絹旗「助かりました、超ありがとうございます」
佐天「へへー」グッ
- 124 :1 ◆tHwkIlYXTE[saga]:2012/11/19(月) 00:38:06.53 ID:UJbAB/gSO
- ――――
――
―
絹旗「公園ですね」ショボン
佐天「また今度一緒に映画行こうね!」
絹旗「超楽しみです!」ニヘ
佐天「じゃ、またっ!」ビシッ
絹旗「今日はありがとうございました!」ノシ
絹旗「…」ノシ
絹旗「…」スッ
絹旗「……帰りますか」
絹旗(正義のヒーロー、ですか)
絹旗(いつからでしょう、憧れなくなったのは…)
絹旗(私は真っ黒に染まりきった悪党です)
絹旗(でも…)
絹旗(…)
絹旗(あれ?)
絹旗「あ、麦野じゃないですか」ヤッホー
麦野「奇遇ね」
フレンダ「もう今日は散々だったってわけよ」ボロボロヨロヨロ
絹旗「フレンダまで超奇遇です」
麦野「この調子だと滝壺までいそうね」ケラケラ
絹旗「もしかしてあそこのベンチで寝てるのって…」
麦野「…滝壺ね」
フレンダ「ヨダレたらして熟睡ってわけよ」
絹旗「もうじき日も暮れますし起こしてきますね」タタタ
絹旗「滝壺さーん」ユサユサ
滝壺「んむぅ…きぬはた?あれ、むぎのとふれんだも」アレ?
絹旗「偶然皆揃ったので一緒に帰りましょう!」
滝壺「うん」ヨッコラセ
麦野「よし、何だか気分もいいから今日は特性鮭のフルコースだにゃーん」
絹旗(私は佐天さんにとってならまだヒーローになれるんでしょうか)
麦野「何だか絹旗嬉しそうね」
絹旗「なんでもないです♪」 - 125 :1 ◆tHwkIlYXTE[saga]:2012/11/19(月) 00:39:42.69 ID:UJbAB/gSO
- ――フレンダの場合
フレンダ「今日は、セブンスミストの近くで年に一度のサバ祭りがあるって訳よ!」
フレンダ「ただ」
フレンダ「一見スゴい人込みも」
フレンダ「実はほとんど隣のパフェフェスタの人込みってわけよ」トホホ
フレンダ「結局今年も一人で世界のサバ缶を堪能ってわけよ!」
フレンダ「結局あのおっさんはシュールストレミングはニシンだってなんど言えばわかるんだーってわけよ!」
フレンダ「でも毎年買っちゃうのがサバ缶マスターの性ってわけよ」
フレンダ「よし、シュールストレミング食べたいし人込みから離れたあのベンチで…」
初春「やっと人込みから出られましたー」
白井「あんなに早くから並んでラスイチだとは…」
初春「だからいったじゃないですか!徹夜組がいるほど人気なんですから!」
白井「あの人込みでそのパフェをひっくりかえそうものものなら目も当てられませんでしたの」
初春「じゃぁ丁度空いてますしあのベンチで食べましょう!」
白井「その前に私少しお花をつんで行って参りますわ」
初春「じゃぁ先場所とってまってますね!」
白井「頼みましたの!」シュンッ
- 126 :1 ◆tHwkIlYXTE[saga]:2012/11/19(月) 00:44:03.60 ID:UJbAB/gSO
- フレンダ「あ」
初春「あ」
初春「すいません、私たちあっちのベンチに」
フレンダ「まぁ、使っていいってわけよ」
初春「でも」
フレンダ「サバ缶マスターはこういう迫害にも慣れてるってわけよ」ホロリ
フレンダ「お友達も居たようだし遠慮はいらないってわけよ」
初春「あ、なら3人で座れば」
フレンダ「気まずいし芝生でたべるサバ缶もおつってわけよ」
初春「あ、ありがとうございまs」
ピカーーー
初ンダ「!?」
フレンダ「ギャーー!?」ッテワケヨー
初春「キャーーー!!」
フレンダ「いっつつつ…」
フレンダ(原子崩し…?)
初春「だ、大丈夫ですかぁ?」
フレンダ「まぁ食らい慣れてるしギャグパートだから問題なしってわけよ」メタァ
初春「よ、よかったぁ」ウグッウグッ
フレンダ「結局平気だから泣き止むってわけよ」
初春「ビックリしちゃって、ヒックで、安心ヒックしたらうわぁぁぁん!」ビエーン
フレンダ「よしよs」
?「ちょっとそこのあなた!」 - 127 :1 ◆tHwkIlYXTE[saga]:2012/11/19(月) 00:44:47.13 ID:UJbAB/gSO
- 初春「あ、じらい゛ざぁーん」エグエグッ
白井「ジャッジメントですの!」クイッ
白井「初春から離れなさい!」
初春「じらい゛ざ、ぢが」
白井「爆発が起きて来てみたら…」
白井「初春を泣かせた罪は重いですの!」
白井「爆発事件と合わせて拘束させて頂きますの」ザッ
フレンダ「えぇー…」
白井(爆発を起こす…グラビトン事件のあの系統の能力かもしくは発火系でしょうか、どちらにしろ)
フレンダ(ま、大抵の奴なら逃げ切れるってわけよ!)
白井「…」ヒュンッ
フレンダ「ヴェッ」ドシャァッ
白井「遠距離戦はナンセンスですわね」
フレンダ(よりによってテレポーターってわけよー)
白井「さぁ観念しなさい゛っ!?」ブンッ
フレンダ(ジャッジメントなんかに捕まったら麦野に真っ二つにされるってわけよ!)
白井「くっ、私を投げるとは中々手練れなようですわね」 - 128 :1 ◆tHwkIlYXTE[saga]:2012/11/19(月) 00:45:21.80 ID:UJbAB/gSO
- フレンダ「テレポーター相手なんて冗談じゃないってわけよ!」ボンッ
白井「煙幕!?」
白井「やはりただ者じゃ…」
初春「し、しらケホッいケホッさん」
白井「初春は先に支部に戻って監視カメラを使ってあの女の位置情報を割ってくださいな」ヒュンッ
初春「違うんでケホッすってばぁケホッケホッきいてケホッくださいよぉ」アウアウ
白井「…」ヒュンッヒュンッ
白井「お昼時で道がこんでまいりましたの」
白井「!」
白井「そうですわ!」
- 129 :1 ◆tHwkIlYXTE[saga]:2012/11/19(月) 00:46:07.01 ID:UJbAB/gSO
- フレンダ「ここまで来れば大丈夫ってわけよ」
フレンダ「やはり結局このフレンダ様に不可能はないってわけよ!」ニヒヒ
白井「はてそうでしょうか?」ブンッ
フレンダ「!」ゴロン
白井(完全に不意をついた座標移動を応用した投げ技で咄嗟に受け身をとるとは)
白井(やはりこの方、ただ者ではないようですわね)
フレンダ(こんぐらい出来ねーと無能力者は裏じゃやってけないってわけよ!)
白井(捕らえるのも厄介そうですから、何とか口先で誤魔化せてくださいませんかね)
白井「テレポーターをなめてかからぬことですわよ」
白井「高いところから見ればお昼時なのに飲食店街から走って遠ざかる姿が見え見えですの」
白井「路地裏もジャッジメントが総動員して見張っていますの」
フレンダ(十中八九ハッタリってわけよ、ここも何とか煙幕で…)
白井「周りの座標も確認しましたのでまた煙幕を張ってもすぐ脱出できますのよ?」
白井「さぁ大人しく観念しなさいn」
チュドーン
フレンダ「ギャーーーー!?」ッテワケヨー
白井「ですのぉぉぉぉぉぉ!?」 - 130 :1 ◆tHwkIlYXTE[saga]:2012/11/19(月) 00:46:53.58 ID:UJbAB/gSO
- 白井「ど、どうなっていますの?」オロオロ
白井「私の前で殺人事件が起きてしまうとは…」オロオロ
白井「ジャッジメントとして失格ですの!」アワアワアワ
白井「いや、まだ死んだと決まったわけでは」アタフタ
白井「だ、大丈夫ですの?」ガレキドカシ
白井「あれ?」
白井「いない…?」モヌケノカラ
白井「…」プルプル
白井「フフフしてやられましたのねフフフフ」プルプル
白井「もう許せませんのぉぉぉぉぉぉぉ!!」ムッキー!
―――路地裏
フレンダ「ヘトヘトってわけよー」ボロボロ
フレンダ「あんな熱線を受けても無事な私は特別な存在なんだと思います」
フレンダ「誰かあめちゃん頂戴ってわけよー」
フレンダ「ほとぼりがさめるまでちょびっと休憩ってわけよ」
- 131 :1 ◆tHwkIlYXTE[saga]:2012/11/19(月) 00:47:27.36 ID:UJbAB/gSO
- フレンダ「そろそろ夕方ってわけよー」
フレンダ「さぁほとぼりもさめたようだし帰るってわけよ」
フレンダ「うぅ、休憩はしたものの結局まだ体の節々が痛むわけよ」トホホ
フレンダ「よいしょっと」
白井「やっとみつけましたわ!」ゼェゼェ
フレンダ「銭型か!もうしつこいってわけよ!」
白井「もうこれで終わりですわ」
フレンダ「!」
白井「自分からこんな袋小路に収まってくれるなんて」
白井「周りは3メートルの壁、唯一の道を通るには私が立っている横を掻い潜らなければならない」
白井「煙幕を巻いても一本道ですので少し離れてからこの鉄矢で狙撃するだけですの」
フレンダ(超まずったってわけよー!)グヌヌ
白井「さぁ今度こそお縄にtオブベッ」
フレンダ「壁からスキルアウトたちが突き抜けてジャッジメントに激突したーー!?」
白井「いてててて、あ、こいつら、最近問題になってるスキルアウトの集団ですの!?」
フレンダ「何だか知らないけど助かったってわけよー」ダダダッ
白井「あ、ちょっとお待ちなさい!」Prrrrrr!
白井「こんな時に一体…もしもしですの」
初春「あぁ~やっと出てくれました」
白井「初春なんなんですの?今あの外人さんを捕まえるのに忙しいんですの」
初春「それは誤解なんですよぅ」アウアウ
――――
――
― - 132 :1 ◆tHwkIlYXTE[saga]:2012/11/19(月) 00:50:16.25 ID:UJbAB/gSO
- ―公園
フレンダ「今日はさんざんだったってわけよ」トホホ
フレンダ「ここまで来たら安心だと信じたいわけよ」
フレンダ「何だかんだ結局最後にかましっぺでも降ってきたりしてー」ケラケラ
ピカッ
フレンダ「ギャーーーー!?」ッテワケヨー
フレンダ「なんなん!?今日なんなん!?」ッテワケヨー
フレンダ「電撃が降ってくるってどういう経緯を踏めばそうなるわけよ!?」
フレンダ「今日はもう真っ直ぐ帰るってわけよ…」エグエグ
フレンダ「あれは麦野と絹旗?」タスカッタッテワケヨ!
フレンダ「もう今日は散々だったってわけよ」ボロボロヨロヨロ
絹旗「フレンダまで超奇遇です」
麦野「この調子だと滝壺までいそうね」ケラケラ
絹旗「もしかしてあそこのベンチで寝てるのって…」
麦野「…滝壺ね」
フレンダ「ヨダレたらして熟睡ってわけよ」
絹旗「もうじき日も暮れますし起こしてきますね」タタタ
絹旗「滝壺さーん」ユサユサ
滝壺「んむぅ…きぬはた?あれ、むぎのとふれんだも」アレ?
絹旗「偶然皆揃ったので一緒に帰りましょう!」
滝壺「うん」ヨッコラセ
麦野「よし、何だか気分もいいから今日は特性鮭のフルコースだにゃーん」
翌日フレンダの誤解は解け晴れてお役御免となった
- 133 :1 ◆tHwkIlYXTE[saga]:2012/11/19(月) 00:50:59.35 ID:UJbAB/gSO
- ――滝壺の場合
滝壺「ふぁ…おはよぅ」ゴシゴシ
滝壺「?皆いない」
滝壺「天気もいいし散歩でもしようかな」
滝壺「~♪」テクテク
オルソラ「イギリス清教はいかがでございますかー?」
滝壺「?」
オルソラ「イギリス清教の公布をしているのでございますよー」
滝壺「イギリス清教って入ると楽しい?」
オルソラ「えぇ、それはそれは」
滝壺「入信って簡単に出来るの?」
オルソラ「シェスタが一番の楽しみなのでございますよ」
滝壺「?」
滝壺「シェスタってお昼寝?」
オルソラ「はい、この十字架を身につけ、父なる主に祈りを捧げれば立派なイギリス清教徒なのでございますよ」
滝壺「私もお昼寝好きだよ(ズレた?)」
オルソラ「今日はお天気もいいので日向ぼっこしながらするお昼寝もいいものでございますよ」
滝壺「じゃぁ今日は公園で寝ようかなぁ(あれ、直った?)」
オルソラ「それなら私がいい夢が見られるようにお祈りを捧げさせていただきます」
滝壺「ありがとう、えーっと」
オルソラ「オルソラでございますよー」
滝壺「ありがとう、おるそら」
オルソラ「いえいえ、あなたに我らが主の大いな庇護があらんことを」デゴザイマスヨー
滝壺(なんか話してて不思議な気分になる人だったなぁ…) - 134 :1 ◆tHwkIlYXTE[saga]:2012/11/19(月) 00:51:33.24 ID:UJbAB/gSO
- ――公園
滝壺「さて着いたはいいけど…」
滝壺「うーん」キョロキョロ
滝壺「!」
滝壺「あの噴水の近くのベンチがいいかも」
滝壺「うん、座り心地もいいし、おやすみなさい」
滝壺「ムニャ」zzz
――――
――
―
「滝壺さーん」ユサユサ
滝壺「んむぅ…」
滝壺「きぬはた?あれ、むぎのとふれんだも」アレ?
絹旗「偶然皆揃ったので一緒に帰りましょう!」
滝壺「うん」ヨッコラセ
麦野「よし、何だか気分もいいから今日は特性鮭のフルコースだにゃーん」
滝壺「…」ニコニコ
絹旗「何か滝壺さん楽しそうですね」
滝壺「楽しい夢見ちゃったから」ニコニコ
絹旗「どんな夢ですか?」
滝壺「尺の関係上次の番外編で」メタァ
絹旗「メタ発言は超やめてください!」メッ
滝壺「ごめんね」
絹旗「じゃぁ超ヒントください!」
滝壺「ミコチュウとかパリドスとかアクヤードとか出てきた」
絹旗「…超愉快そうですね」
絹旗(むぎのが聞いてなくて超よかったです!)
滝壺「キヌリキーもいたよ」
絹旗「3つ浮かびましたがどれも何か釈然としません!」
- 135 :1 ◆tHwkIlYXTE[sage]:2012/11/19(月) 01:00:37.97 ID:UJbAB/gSO
- 本日の投下は以上です
麦野は皮肉っぽくしか御坂のことを第三位としか呼ばないのはこんないきさつじゃないかなーと考えてました
次は本筋を進めます
今回は今までに比べていっぱい書きためれました。次回もいっぱい書きためしたいと思っていますがいかんせんトイレタイムにもしもしでポチポチなので中々溜まらないかもしれません
その代わり毎週定期的に更新していく予定なので暖かい目で見守ってください
ではここまでは鍋ならちゃんこの>>1がお送りしました - 143 :1 ◆tHwkIlYXTE[saga]:2012/11/25(日) 23:24:02.73 ID:39C/XLMSO
- 御坂「あんたは死んだはずじゃ!?」
垣根「あぁ、確かに一度は体が消滅しかけた」
御坂「なら何で生きてるのよっ!?」
垣根「ククク…なんでだろうなぁ」
御坂「ふ、ふざけないでよ!」
麦野「あんたたちに何が…?」
垣根「第四位までいるたぁな」
垣根「何殺人兵器どもがぬるま湯に浸かって馴れ合いを楽しんでるんだかヘドが出るぜ」ケッ
麦野「…」ギリッ
垣根「ま、何だ」
垣根「あん時のお礼、きっちり返すぜ」バサァ
御坂「相変わらず似合わないわね」
垣根「安心しろ、自覚はある」バッサバッサ
御坂「くっ」バチバチ
麦野「加勢するわ!」バシューン
垣根「ククク」パシューン
白井「お姉様と第四位様の攻撃が全く効かない!?」
絹旗「これが第二位の実力ですか…!」
御坂「皆は逃げてっ!」
垣根「誰も逃がさねぇよ」
垣根「大人しく死n」
?「弱いもンイジメなンて相変わらず趣味が悪ィなァ」ジャリッ
垣根「!」
御坂「あんたは!?」
アイテム「!?」
一方通行「地獄行きの片道キップだぜェ垣根くゥン」
打ち止め「そして正妻の登場ーってミサカはミサカはヒロイン宣言!」 - 144 :1 ◆tHwkIlYXTE[saga]:2012/11/25(日) 23:24:40.56 ID:39C/XLMSO
- 一方通行「おィ打ち止め着いてきてたのか」
打ち止め「うん!重力を操作してたみたいだったから気づかれないかなーってしがみついてきちゃった!ってミサかはミサかはやんちゃぶりをアピールしてみる!」
一方通行「クカカカカ、いいねいいねェ最っ高だねェ」ナデナデ
打ち止め「えへへー」
垣根「おいごら」バッサバッサ
一方通行「あ゛?まだいたのか、帰れ帰れ」シッシッ
垣根「っざけんじゃねぇ!」
一方通行「つゥかお前こないだあの三下とミンチにしたはずなんですけどォ」
一方通行「折角生き返ったんなら大人しく隠居しといてくれませんかァ?」
垣根「てめぇ」ギリギリ
垣根「俺はあんなん認めねぇぞ」
垣根「あんなことだけは…」
――――
――
―
- 145 :1 ◆tHwkIlYXTE[saga]:2012/11/25(日) 23:25:24.02 ID:39C/XLMSO
- 上条「な!?二万体のクローンを殺害するシフト計画だって!?」
御坂「そう対象者は第一位一方通行」
御坂「あらゆるベクトルを操作する能力」
御坂「言ってしまえばこの世に存在するものなら全て思い通りに操作できる能力と言い換えても差し支えない程よ」
上条「そんな奴が…!」
御坂「今日第一回目の実験が行われるわ」
御坂「私は198手目で一方通行に負けるとツリーダイアグラムは示したの」
御坂「だからもし私が一手でやられてしまえば」
上条「実験自体が見直しになるってか」
御坂「…」
上条「そんなふざけたことさせられっか!!」
御坂「!」
上条「待ってろ!俺がそんな実験終わらせてきてやる!」ダッ
御坂「ち、ちょっと!」
- 146 :1 ◆tHwkIlYXTE[saga]:2012/11/25(日) 23:25:50.54 ID:39C/XLMSO
- 上条「たしか御坂がいうには『真っ白な髪と赤い目、やせ形の男』だったな…」タタタッ
上条「もうすぐ実験場だ、間に合ってくれ!」
一方通行「…」テクテク
上条「!あいつは!?」
上条「おい!」
一方通行「あァン?」グリン
上条「!」
上条(やべぇよ)
上条(細い体の線も強気な目も不敵に開いた口もサラサラな髪も)
上条(超好みじゃねぇか!)
一方通行「…なんだよ」
上条(だが御坂の為にも、俺はこいつを倒さなければならない…!)
上条「お前が一方通行か?」
一方通行「だったらなンだ」
上条「よく聞けこの三下!」
一方通行「あ゛?」
上条「こんなふざけた実験がまかり通ると思ってんなら」
上条「その幻想を!」
上条「ぶっこもヴ!」ガリッ
一方通行「…」
上条「…」
一方通行「行っていいか?」
上条「ごめんなさいやり直させてください」
- 147 :1 ◆tHwkIlYXTE[saga]:2012/11/25(日) 23:26:17.83 ID:39C/XLMSO
- 一方通行「まァいい」
上条「そんなふざけた実験がまかり通ると」
一方通行「それもいいですゥ」
上条「(´・ω・`)」
一方通行「第一俺は実験を承諾してねェ」
上条「は?」
一方通行「元は俺が受けるはずだったンだが拒否したンだよ」
上条「ならどうして今夜実験が開始されるんだ?」
一方通行「研究所の奴等はどうしても前人未到のレベル6っつゥのが見たいらしい」
一方通行「第二位が俺に変わってシフト計画を承諾しやがった」
上条「なんだって!?」
一方通行「そンなふざけた話許せるわけねェよなァ」ニヤ
上条「何が言いたいんだ?」
一方通行「俺がそのふざけた計画をぶち壊してやるっつってンだよ」
上条「」キュン
- 148 :1 ◆tHwkIlYXTE[saga]:2012/11/25(日) 23:26:57.56 ID:39C/XLMSO
- 一方通行「そういや三下、てめェ俺に喧嘩売るつもりだったんだろ」
上条「えーっとですね…」ダラダラ
一方通行「いや、責めるつもりはねェよ」
一方通行「勝算が全くねェ喧嘩を売るほど頭いかれてねェだろ」
一方通行「第二位はこの世に存在しない物質を作り出す能力だ」
一方通行「てめェの作戦は通用するか?」
上条「あぁ、それなら俺の右手が~~~~」
一方通行「ふゥん」ニヤリ
上条「」ゾクゾク
- 149 :1 ◆tHwkIlYXTE[saga]:2012/11/25(日) 23:38:26.07 ID:39C/XLMSO
- 垣根「んで、てめぇがクローンか」
打ち止め「そうだよ、私はシリアルナンバー1号だよ!ってミサカはミサカは何だか名前表記がおかしい気もすることを気にしないで自己紹介してみる!」
垣根「こんなガキだとは、何だかやりずれぇな」ポリポリ
打ち止め「身体能力は変わらないから小回り効く体の方がいいってミサカはミサカは未成熟な体を自己肯定!」
垣根「まぁいいや、2万体も殺さなきゃなんねぇんだ」
垣根「サックリいかせてもらうぜ」
一方通行「まァサックリやられるのはてめェだけどなァ」
垣根「!」バッ
一方通行「垣根くゥン、スクラップの時間だぜェ」ニヤニヤ
- 150 :1 ◆tHwkIlYXTE[saga]:2012/11/25(日) 23:38:57.92 ID:39C/XLMSO
- 垣根「てめぇ、第一位…!」ギリッ
上条「あんなちっちゃい子を…許せねぇ!!」グッ
垣根「あぁん?誰だてめぇ」
一方通行「まァ気にすんな」
一方通行「おいそこのクソガキ」
打ち止め「私には1号って名前があるんだからーってミサカはミサカは名前かどうか分からない名前を宣言してみる!」
一方通行「…」
一方通行(やべェよ、やべェ、生きててよかった)
一方通行「お前は死にたいのか?」
打ち止め「…」
一方通行「着いてこいよ、世界は学習装置で詰められるほど小さかねェよ」
打ち止め「…」ジワッ
打ち止め「うん!」タタタッ
一方通行「じゃァ帰るか」
打ち止め「うん!」ニコニコ
垣根「ち ょ っ と 待 て」
- 151 :1 ◆tHwkIlYXTE[saga]:2012/11/25(日) 23:39:38.47 ID:39C/XLMSO
- 一方通行「もう暗いンだからてめェも早く帰れ」
垣根「なめてんのかてめぇ」バサァ
一方通行「…やるか」
垣根「当たり前だコラ」
一方通行「三下、こっちこい」
上条「お、おぅ」ドキドキ
一方通行「いくぜ」ガシッ
上条「///」
一方通行「自転式」ググッ
垣上「?」
御坂「助けにきたわy―
一方通行「そげぶ砲!!」
上条「ファッ?」ビュンッ!
垣根「あn――――
ゴシャァァァァァァァァァァァァァァァ――
御坂「」
打ち止め「あれ、二人とも消えちゃった?ってミサカはミサカはイリュージョン!」
御坂「」
一方通行「大丈夫だ、ツンツン頭は明後日ぐらいにまたかえってくる」
御坂「」
一方通行「それよりクソガキはどこに行くんだ」
打ち止め「あなたについていきたいな!ってミサカはミサカは大胆告白!」
御坂「」
一方通行「好きにしろォ」
打ち止め「あと!」
一方通行「ン?」
打ち止め「打ち止めってよんでほしいな!ってミサカはミサカは頬を赤らめて言ってみる!」
一方通行「ン、いくぞ打ち止め」
打ち止め「うん!」
御坂「」 - 152 :1 ◆tHwkIlYXTE[saga]:2012/11/25(日) 23:40:22.09 ID:39C/XLMSO
- ――
――――
――――――
垣根「あんな負け方は許せねぇ」
垣根「今日はあの男もいねぇみたいだしな」
一方通行「…」
垣根「それにてめぇはこのアイテムの奴等とは頻繁にメールしてるときた」
垣根「てめぇが暴れるとこいつらも巻き添えくらっちまうぜぇ?」
御坂「卑怯な!」
一方通行「やらせとけェ」
御坂「え?」
一方通行「なンで俺が第一位でてめェが第二位かわかるかァ?」
一方通行「そこに絶対的な壁があるからだ」ニヤリ
一方通行「こんぐらいハンデにもならねェ」
垣根「じゃぁこっちも遠慮なく人質をとらせてもらうぜ?」クククグイッ
フレンダ「えぇー私ってわけよー!?」
垣根(BBAとロリ、巨乳はなしだ)
一方通行「まァ、てめェがそうするならこっちもやりようがあるけどなァ」
垣根「あぁ?」
一方通行「おらよ」ポイッ
垣根「なんだこれ」 - 153 :1 ◆tHwkIlYXTE[saga]:2012/11/25(日) 23:41:12.62 ID:39C/XLMSO
- サーモンティー「助けに来たぜ嬢ちゃん」
垣根「ほんとになんじゃこりゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」バシューーーーーン
フレンダ「先輩ぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!」
シュゥゥゥゥゥ――
サーモンティー「…ふぅ」ゲフゥ
サーモンティー「ビームの概念さえくつがえなければその攻撃は私の出汁となり力となr」
一方通行「隙ありィ」ゴシャァァァァ
垣根ティー「マジでぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!?」
フレンダ「先輩ぃぃぃぃぃぃぃ!!!?」
シュゥゥゥゥゥ―――
一方通行「ふゥ」テカテカ
御坂「これでいいの?」
一方通行「あァ、細胞単位で消した」テカテカ
一方通行「ただ統括理事長がなァ…」
御坂「?」
一方通行「いや、生き返ってきそうな予感がしてな」
御坂「止めてよほんとに」ブルッ
- 154 :1 ◆tHwkIlYXTE[saga]:2012/11/25(日) 23:42:03.57 ID:39C/XLMSO
- 御坂「何はともあれまた助けてもらっちゃったわね」
御坂「お礼を言うわ」
一方通行「礼は言わなくていいからあのツンツン頭の三下野郎をどうにかしやがれェ」
御坂「……ごめん」
一方通行「そこを謝らないでなンとかがンばってくださァい」
麦野「あ、あの」//
一方通行「あァ?」
麦野「た、たた助かったわ、あ、あああありがとう」//
絹旗(麦野、超ファイトです!)
フレンダ「まさかあの時の男が第一位だったなんて目から鱗なわけよ」
滝壺(うさぎさん…)
一方通行「おゥ」
一方通行(やっべェェェ、生最愛ちゃんだぜェェェェェェ!!)
一方通行(目に焼き付けろ俺の灰色の脳細胞ゥゥゥ!!)
御坂「それにしても第二位のオート防御をどうやって打ち破ったの?」
一方通行「出力差でねじきったァ」
御坂「…滅茶苦茶ね」
麦野「えっと、その」//
一方通行「ン?」
麦野「良かったら、あの、今から、そのえっと」
絹旗(あんなことが起きた直後に超お茶に誘うつもりですかーー!?)
絹旗(恋は盲目とはまさにこのことです!) - 155 :1 ◆tHwkIlYXTE[saga]:2012/11/25(日) 23:44:38.68 ID:39C/XLMSO
- 麦野「えと、その」モジモジ//
御坂「?」ンー?
御坂「!」
御坂「ちょっと一方通行」
一方通行「あ?」
御坂「お礼もしたいしちょっとお茶でもしましょうよ」
絹旗(超ナイスフォローです!)
フレンダ(余計なことをぉぉぉぉ!)ムッキー!
一方通行「だりィ」
フレンダ(イェァ!!)グッ
絹旗「超行きましょう!」ネー
一方通行「よし行くかァ」テクテク
フレンダ(ジーザス!!)ノォー
打ち止め「むー、ライバルの登場かもってミサカはミサカは危険察知!」ギュッ
一方通行「はぐれないようにしっかり捕まってなァ」
絹旗(ちっちゃい子にも優しいなんてまた株が上がりました!)
麦野「じゃぁ私たちがよく行くファミレスに行きましょうか」
滝壺「し●のわーる…」ショボン
フレンダ「また次の機会ってわけよ」
- 156 :1 ◆tHwkIlYXTE[saga]:2012/11/25(日) 23:45:07.43 ID:39C/XLMSO
- ――――
――
―
一方通行(まさかとは思ったが…)
一方通行(俺が毎晩メールをしていたしずりンが)
一方通行(ちゃン所かさんを通り越して席を譲りたくなるレベルだぜェ)
一方通行(おかしいと思ったンだよ)
一方通行(幼女がラッツアンドスターとか砂肝の話題をするなンてなァ)
一方通行(まァだからと言って無下な扱いをするのは俺の信条に反するからなァ)
御坂「じゃぁそろそろいい時間ね!」
麦野「えっと、その…」モジモジ
絹旗「今度(麦野と)超遊んでくれますか?」
一方通行「好きにしろォ」ケッ
一方通行(最愛ちゃんからの誘いKtkr!!)
麦野「あ、ありがt//」モジモジ
「探したぞ一方通行!」
一方通行「げェっ!?」
御坂「ちょっとあんた!」
上条「今日は晩御飯を作って家で待ってたのに中々帰ってこねぇから心配したんだぞ!」
一方通行「なんでてめェが俺ン家の鍵もってるんですかァァァァァ!?」ゾワァ
上条「さぁ帰るぞ一方通行!」
一方通行「てめェの家に帰りやがれ!!」サブイボ
一方通行「打ち止め、しっかりしがみついてろ」
打ち止め「うん!ってミサカはミサカはお空の旅へレッツゴー!」
- 157 :1 ◆tHwkIlYXTE[saga]:2012/11/25(日) 23:45:31.82 ID:39C/XLMSO
- ビュンッ!
上条「一方通行ぁぁぁぁぁぁ!!」
御坂「ちょっと聞いてるのあんた!?」
上条「御坂!」ガシッ
御坂「な、なによ」//
上条「俺を連れて飛んでくれ!」
御坂「で、出来るわけないでしょうがぁぁぁ!!」ビリビリッ
上条「あばばばばばばば」
上条「ちくしょう!」プスプス
上条「一方通行が飛んでいった方角で泊まれそうな場所…」
上条「とある研究所か!」
上条「待ってろ一方通行ぁぁぁぁ!!」ダダダダダッ
御坂「まちなさいよコラぁぁぁぁぁぁ!!」ダダダダダッ
フレンダ「行っちゃったってわけよ」
麦野「…帰りましょうか」
絹旗「ほら滝壺さん、起きてください」ユサユサ
滝壺「ミコチュウ、十万ボルト…」ムニャムニャ
絹旗「ほら超起きてくださーい」ユサユサ
滝壺「んむぅ?きぬりきー?」
絹旗「寝惚けてないでちゃんと起きてください!」
滝壺「ふぁあ…」ノビー
絹旗「それにしても超よかったですね、麦野!」
麦野「なにがよ?」
絹旗「これであの人とちゃんと知り合いになれて遊びに行けるじゃないですか!」
麦野「そ、そうね//」
絹旗「かえったら皆でデートの超作戦会議です!」
麦野「おい」
- 158 :1 ◆tHwkIlYXTE[sage]:2012/11/25(日) 23:51:45.80 ID:39C/XLMSO
- 今回は以上です
次回は「番外編:みこっとモンスター」にしようか「本編:むぎのんデート作戦にしようか」
多分本編進めますが番外編が見たい、こんな話も見たいというような要望があれば是非。
ここからも卵の片手割りをマスターした>>1がお送りします - 164 :1 ◆tHwkIlYXTE[saga]:2012/12/03(月) 02:34:22.75 ID:700OcAqSO
- ――アイテムアジト
絹旗「明日も非番ですねー」アシパタパタ
フレンダ「最近仕事の量が減った気がするってわけよ」
滝壺「いいことだよ、ね、むぎの」
麦野「そうねー」ポチポチ
フレンダ「でもこれはこれで結局何だか調子狂うってわけよ」ストレスタマルッテワケヨ
麦野「そうねー」ポチポチ
滝壺「むぎの?」
麦野「そうねー」ポチポチ
絹旗「帰ってから微塵も携帯を離しませんね」
フレンダ「ぐぬぬ…」ギリギリ
麦野「…」ポチポチ
絹旗「ところで麦野」
麦野「んー?」ポチポチ
絹旗「明日一緒に誘ってお茶でもしたらどうです?」
麦野「!?」グリッ
フレンダ「動揺して指ねじった!?」
滝壺「あれはいたい」ヒャー
麦野「で、でも昨日の今日でそんないきなり」アタフタ
絹旗「超いいんです!」ビシッ
絹旗「結局御坂さんたちばかりと喋ってキチンと御礼出来てないままなんですから今日改めてお礼しますっていうのは別に超自然な話です!」キラキラ
フレンダ(結局自分が一番楽しんでるってわけよ)
麦野「そ、そそそれもそうね」
麦野「やっぱり助けてもらったんだし、アイテム壊滅の危機を救ってくれたんだからリーダーとしてキッチリお礼を…」ブツブツ - 165 :1 ◆tHwkIlYXTE[saga]:2012/12/03(月) 02:34:52.50 ID:700OcAqSO
- 麦野「こ、こう言うのは可愛く頼んだほうがいいのよね?」gkbr
絹旗「自分らしくでいいと思いますよ」
滝壺「むぎのふぁいと!」
フレンダ(とんでもないメールを送れー)モワモワ
絹旗「なんだかフレンダが気を送っていますが気にしないでおきましょう」
麦野「んー」ポチポチ
麦野「私らしく…」ポチポチ
絹旗(麦野らしさ…ポワンポワン
麦野「早漏野郎が粗末なもんぶら下げやかってお仕置き確定ね!」パリィパリィ
ポワンポワン)
絹旗「やっぱり気持ち大人し目でお願いします」
麦野「ん、ん?んー」ポチポチ - 166 :1 ◆tHwkIlYXTE[saga]:2012/12/03(月) 02:35:22.96 ID:700OcAqSO
- 麦野「うーん」ポチポチ
絹旗「超悩んでますね」
麦野「どこがいいかなーって」
滝壺「せぶんすみすとがお勧め」
麦野「なんで?」
滝壺「お茶できるし服屋さんもあるし」
絹旗「何より超デートスポットです!」
麦野「//」ポシュッ
フレンダ「ぐぬぬぬぬぬ」
麦野「じ、じゃぁそうしようかしら///」
麦野「お、お茶もできるし、そ、そそそそのままおそろいのし、下着でも////」
絹ンダ「ち ょ っ と 待 て」
滝壺(おそろいの下着…ひーとふ●くととか?)
絹旗(流石レベル5ともなると超ぶっとんでますね、こうなったら…) - 167 :1 ◆tHwkIlYXTE[saga]:2012/12/03(月) 02:35:54.36 ID:700OcAqSO
- ―――翌日セブンスミスト
麦野「…」ソワソワ
絹旗「超!尾行です!」
麦野「」カミイジイジ
絹旗「それにしても麦野、超落ち着きませんね」
フレンダ(このまま来るなー)モワモワ
滝壺「南南西から信号が来てる」
一方通行「よォ」
麦野「!」ビクゥ
一方通行「なに怯えてんだ」
麦野「な、なんでもないわ//」アセアセ
打ち止め「むー」ムー
麦野「あら?」
一方通行「連れてけってごねやがってなァ」
一方通行「いたらまずい話でもあるか?」
麦野「いえ大丈夫よ、行きましょう」
一方通行「ほら打ち止め、手ェ」
打ち止め「うん!ってミサカはミサカはぎゅー!」
一方通行(打ち止めとデパートデートだぜェ)
麦野(ホント、見かけによらず優しいのね)ホワンホワン
- 168 :1 ◆tHwkIlYXTE[saga]:2012/12/03(月) 02:36:31.01 ID:700OcAqSO
- 一方通行「それよりさいあ、部下がついてきてるぜ?」
麦野「は、はぁ!?」
絹旗s「」ビックゥ!
絹旗「皆隠れましょ―」
絹旗「あれ、超誰もいません!!」ポツーン
―――――
滝壺「あれ?なんで公園にいるの?」アレ?
滝壺「いいや、このまま寝ちゃお」zzz
フレンダ「地球って本当に青いわけよー」
―――――
一方通行(最愛ちゃン以外はファーラウェーしてもらったぜェ)
麦野「きーぬーはーたー?」ゴゴゴゴ
絹旗「ひぃぃぃぃぃぃぃ」ガタガタ
一方通行「いいじゃねェか、丁度話したいこともあるしよォ」
麦野「そ、そういうなら…」ブツブツ
絹旗(なんとか助かりました!)ホッ
一方通行「おィ」
絹旗「は、はひぃ!?」ビクッ
一方通行「思ったより込ンでやがる」テェ
麦野「」ゴゴゴゴ
絹旗(流石に手をつないだら超殺されます!)ヒィィィ
一方通行「ほら」グイッ
一方通行(最愛ちゃんの手ェェェェェェ!!)
麦野「あ」
絹旗「」オワタ…
麦野「ニコニコ」カエッタラオボエテロヨ
絹旗(超不可抗力です!瞳の奥の怒りが見えます!) - 169 :1 ◆tHwkIlYXTE[saga]:2012/12/03(月) 02:36:59.18 ID:700OcAqSO
- ―――喫茶店
カランコロン
一方通行「で、話っつゥのは?」
打ち止め「その前に注文しよ!ってミサカはミサカはスイッチを押す準備万端!」
一方通行「そうだな、やっぱり打ち止めは天才だァ」ナデナデ
打ち止め「えへへー」ニヘラ
麦野(いいなぁ…)ジーッ
絹旗(麦野が超物欲しげな目でみてます!)
打ち止め「ココアがいいなってミサカはミサカはオーダー!」
絹旗「私もです」
一方通行「コーヒー」
麦野「わ、私も同じので」
絹旗(お、いつもなら紅茶を頼む麦野がコーヒー!)
一方通行「お、コーヒーの良さが分かる口か」
麦野「え、えぇ最近は豆にも色々凝ってるわ」
一方通行「いいねいいねェ、最っ高だねェ」クカカカ
麦野「//」
絹旗(今日の麦野は超一味違います!)
- 170 :1 ◆tHwkIlYXTE[saga]:2012/12/03(月) 02:39:40.23 ID:700OcAqSO
- 一方通行「ンで、話っつゥのは?」ズズー
麦野「あ、あの、あなたに昨日救ってもらったお礼をキチンといえなかったから」
一方通行「ンなもンいらねェよ」
麦野「そうもいかないわ、アイテムのリーダーとしてキチンと筋を通しておきたいの」
絹旗(本当は超会いたいだけなんですけどね)
一方通行「ふゥン」
麦野「そういうことよ」ズズー
麦野(苦いわね…)
一方通行「美味ェ」ズズ
麦野「え、えぇ」ズズー
絹旗(超苦そうです)クスクス
一方通行(うおォォォォォォォ!!なンか知らねェが最愛ちゃんが微笑んでるぜェェェェェェ!!)
麦野「それで、あなたの話って?」
絹旗(麦野、超落ち着いてきました!)
一方通行「あ、あァ…」
麦野(何か急に歯切れ悪くなったわね)
麦野(こ、これはまさかこ、こここここ告はk)//
麦野(いや、でもさっきの会話の流れからして絹旗に対しての話かもしれないし)///
麦野(で、でもこの感じは…もももももしかして)///
絹旗(なんか麦野が超壮絶な勘違いをしてる気がします) - 171 :1 ◆tHwkIlYXTE[saga]:2012/12/03(月) 02:40:17.82 ID:700OcAqSO
- 一方通行「さい、絹旗になんだけどよォ」
麦野「」パキッ
絹旗(カップの持ち手が取れたー!?)
麦野「」フフフ
絹旗(何か理不尽な怒りを超向けられてる気がします!!)
絹旗「な、なんでしょう」オドオド
一方通行「俺を、憎ンでねェか?」
麦野「!」
絹旗「?」
一方通行「いや、あのよォ」
絹旗「もしかして超五月実験のことですか?」
一方通行「……あァ」
絹旗「超下らないです!」
一方通行「!」
絹旗「実験自体を憎むことはあっても、全く知らないあなた個人のことなんか超憎みようがないです」
絹旗「罪を憎んで人を超憎まずです!」フンスッ
一方通行「でもよォ」
絹旗「そんな悲しげな顔するなんてあなただって超被害者じゃないですか!」
一方通行「…」
絹旗「確かに家族の暖かさとか、学校の友達とか、超羨ましいときはあります」
絹旗「でも、麦野たちがいるから超平気です!」ブンッ
麦野「絹旗…」
一方通行「…」
絹旗「なんか超こっぱずかしくなっちゃいました」ズズー
- 172 :1 ◆tHwkIlYXTE[saga]:2012/12/03(月) 02:40:49.42 ID:700OcAqSO
- 一方通行「打ち止めァ」
打ち止め「なぁに?ってミサカはミサカは首を傾げてみる!」
一方通行「ほら表でゲコ太が風船配ってンぞ」
打ち止め「ほんとだー!ってミサカはミサカは目を輝かせてみる!」ガタッ
絹旗「じゃぁ私も付き添ってきますね!」トテテッ
一方通行「…」
麦野「…」
一方通行「…あの二人はよォ」
麦野「?」
一方通行「俺のくそったれな実験の被害者なンだよ」
一方通行「憎まれて当然なンだけどよォ…」
一方通行「…」
麦野「…」
一方通行「…」
麦野「…一人じゃなかったから」
一方通行「?」
麦野「絹旗たちとはずっと一緒で」
麦野「私を化物扱いした両親といた頃よりよっぽど今のアイテムの関係は暖かく感じるのよ」
麦野「絹旗も多分…」
麦野「暗部としてはあまりいい関係ではないかもしれないけどね」クス
一方通行「自分を受け入れてくれる場所…かァ」ズズ
麦野「私はもう絹旗たちの保護者みたいなものよ」ケラケラ
- 173 :1 ◆tHwkIlYXTE[saga]:2012/12/03(月) 02:41:21.75 ID:700OcAqSO
- 一方通行「…」
一方通行(最愛ちゃンに嫌われてなくて良かったぜェ…)
一方通行(ン?)
一方通行(第四位=最愛ちゃンの保護者=お義母さン!?)
一方通行(こいつァ気ィ抜けなくなっちまったぜェ…)
麦野「さぁ、そろそろ出ましょうか」
一方通行「…あァ」グイッ
麦野「あら、荷物は自分で持てるのに」
一方通行「いいから任せとけェ」スタスタ
麦野「優しいのね」クスッ
一方通行「あァ」
一方通行(介護だァ)
- 174 :1 ◆tHwkIlYXTE[sage]:2012/12/03(月) 02:47:51.01 ID:700OcAqSO
- 短めですが今週はここまでです
さて一方通行と麦野はここから進展していくのか
絹旗と打ち止めはいかに
次回はまだまだシリアスにはならないデート編です。
シリアス…?書けるのか…?
ここからも冷飯に鰹節と醤油、梅、刻み海苔あぁお腹減ってきた>>1がお送りします - 182 :1 ◆tHwkIlYXTE[saga]:2012/12/11(火) 22:38:28.47 ID:TPLXVWcSO
- 一方通行「ほらガキどもいくぞ」
打ち止め「はーいってミサカはミサカは元気よくお返事してみる!」
麦野「待たせたわね」
絹旗「超平気です」
絹旗(席を離した隙に彼がしっかりリードしてていい雰囲気です!)
絹旗(見逃したのは超痛いですが)
麦野「~♪」
絹旗(麦野が幸せそうなのでいいです)ニヘッ
一方通行「ンで、こっからどうすンだ?」
麦野「そうね、よ、良かったら服でも見ない?」
一方通行「服かァ…」
麦野(あまり興味なさそうね…)シュン
打ち止め「この前広告にのってた秋物のワンピース見てみたいかも!ってミサカはミサカは目を輝かせてみる!」
絹旗「私もそろそろ秋物が超欲しくなってきましたから丁度いいです!」
打ち止め「ねーあなたもミサカがコーディネートするからいこーってミサカはミサカは甘くおねだりしてみる」
一方通行「チッ、しゃァねェいくかァ」テクテク
麦野「」ホッ
- 183 :1 ◆tHwkIlYXTE[saga]:2012/12/11(火) 22:39:10.27 ID:TPLXVWcSO
- 絹旗「じゃぁ私たちはサイズの関係もあるので別れて行動しますね」
打ち止め「え?」
一方通行「あァ?俺たちのは後でいいから一緒に回ればいいじゃねェか」
一方通行(おいィィィィィ!?)
絹旗「いえいえ、下着とかも見たいですし用事もあるので別行動にした方が超都合いいです、ね、麦野」
一方通行(断れェェェェェェ!!!!)
麦野「えぇ、そうね」キッパリ
麦野(絹旗Gj!!!)
一方通行(うおォォォォォ最愛ちゃんの下着がァァァァァ!!)
一方通行(いやァァァァァァァァァァ!!!!)
絹旗「じゃぁ、超いってきます!」
打ち止め「あなたぁぁぁってミサカはミサカはー」ズルズル
- 184 :1 ◆tHwkIlYXTE[saga]:2012/12/11(火) 22:40:29.89 ID:TPLXVWcSO
- 麦野「じじじじゃぁ行きましょうかか」//
一方通行「おゥ…」ショボン
麦野(急に元気なくなったわね…)
麦野(子供二人構ってたから居なくなって疲れがでちゃったのかしら)
麦野(でも彼は本人達は気にしてなくてもこれからあの二人に罪滅ぼしをしていくつもりみたいだしここはしっかりとさせておいた方がいいかしら)
麦野「これしきで疲れてちゃ絹旗たちの面倒なんて見れないわよ!」
一方通行「!」
一方通行(それは「私にそンな態度をとるやつにうちの可愛い絹旗はやらない」っつゥ意味かァァァァァ!?)
一方通行「しっかりエスコートさせていただきますゥゥゥ!!」ビシイッ
麦野「///」
麦野(元気が出たみたいでよかったわ)//
一方通行(何としても気に入られてやるぜェェェェェェ!!) - 185 :1 ◆tHwkIlYXTE[saga]:2012/12/11(火) 22:41:19.78 ID:TPLXVWcSO
- ――服屋
一方通行「…」
麦野「…」
一方通行(俺は学園都市第一位の頭脳だぜェ?何か気の効いた話ィィィ!!)
麦野(こここここれってデデデデートなのよね!?)////
一方通行(コミュ障がこンな所で仇になるたァやっぱり俺は根っからの悪党だってことかよォォォ)
麦野(な、何か話を…)アタフタ
一方通行(こンな悪党には最愛ちゃンみたいな天使は似合わないってかァ?)
一方通行(ちくしょォォォォォ!!)
麦野「ふ、服…」ボソッ
一方通行「!」
麦野「ど、どんなのが好きなのかなって…」ボボソッ
一方通行「お、おゥ…」
麦野「…」
一方通行「…」
麦野「…」
一方通行(やべェェェェ特にこだわりねェェェェ!!)
麦野「…」ジトー
一方通行「う、」タジ
麦野「?」
一方通行「見て気に入ったら買ってるだけだァ」
麦野「そ、そう…」
麦野(取り合えずモノトーン系がいいのかしらね…) - 186 :1 ◆tHwkIlYXTE[saga]:2012/12/11(火) 22:42:21.14 ID:TPLXVWcSO
- 一方通行「えっとォお義母、麦野さンはどンなンがいいんだァ?」
麦野「私も特にこだわりはないわね…(おかあ?)」
一方通行「ふゥん…」
麦野「…」
麦野通行(会話続かねェェェェェェ!!)
絹旗「超!ハラハラします!」ワー!
打ち止め「ミサカもあの人とお買いものしたかったーってミサカはミサカはほっぺを膨らませてみる!」プクー
絹旗「まぁまぁこれはこれで超楽しいじゃないですか」
打ち止め「こうなったらとことん楽しんでやるんだから!ってミサカはミサカはキョドる二人の一挙手一投足を漏らさずMNWに録画してみる!」ジー
絹旗「あ!超ズルいです!」ミタイ!
麦野(あ)
麦野「ねぇ」
一方通行「ンァ?」
麦野「このコートなんてあなたに合うんじゃない?」
絹方止め(((肩パッド付きトレンチィィィ!!!?)))
絹旗「超まずりました!そう言えば麦野の理想の男ファッションは1970年で止まってました!!」
打ち止め「トレンチにあわせて真っ黒なグラサンまでもってきたよーってミサカはミサカはあの人の趣味の渋さに仰天してみる!」
- 187 :1 ◆tHwkIlYXTE[saga]:2012/12/11(火) 22:42:55.45 ID:TPLXVWcSO
- 麦野「ほらほら着てみて!」キラキラ
一方通行「ゥ…」
麦野「」キラキラ
一方通行(最愛ちゃン俺に力をォォォォォ!!)
絹旗(いいですともぉ!)
打ち止め「なにやってるの?ってミサカはミサカは天に拳を突き上げるあなたをいぶかしんでみる」
絹旗「いやなんかあの人の声が超聞こえた気がしまして」
一方通行「こ、こうか?」ハオリ
絹旗止め「「ブフォッ」」
一方通行「ン」カガミミル
一方通行「」
麦野「ダメ?」
絹旗止め「(超)ダメ(です)(ってミサカはミサカは)!!」
一方通行(うおォォォ!!堪えろォォォォ!!)
一方通行「あ、あァいいんじゃねェ?」ニタァ
麦野「」パァァ
- 188 :1 ◆tHwkIlYXTE[saga]:2012/12/11(火) 22:50:22.40 ID:TPLXVWcSO
- 一方通行「ま、まァ一応まだこれは置いとこうぜェ」アセアセ
麦野「かっこいいんだけどなぁ」
一方通行「グラサンも戻しといてくれェ」
麦野「いいわよこのくらい私が出すから」
一方通行「い、いや男が女性の手前もの買ってもらうなンざ面目がたたねェ」
麦野「そのくらい気にしないのに」クスッ
一方通行(緊急回避成功ゥゥゥ!!)
打ち止め「MNWにはちゃんとあの映像は記録されてるけどねってミサカはミサカはあの人が知ったら絶望しそうな現実にほくそ笑んでみる」
絹旗「超ダビングしてください!」
麦野(気に入らなかったのかしら…)
麦野(やっぱりモノトーン系が好きなのかしらね…)
麦野(!)
麦野「ね、ねぇ!」
一方通行「ン?」ゲッソリ
麦野「このコートなんてどうかしら!」
一方通行「!」
絹旗「白基調のファー付きロングコートですか」
打ち止め「所々にある黒の刺繍もあの人の中二心をくすぐるかも!ってミサカはミサカはトレンチを着せた人とは思えないファインプレーに仰天してみる!」 - 189 :1 ◆tHwkIlYXTE[saga]:2012/12/11(火) 22:50:54.32 ID:TPLXVWcSO
- 一方通行「おゥ、まァまァだな」ウズウズ
麦野「試しに羽織ってみたら?」
一方通行「チッ、仕方ねェなァ」キラキラ
一方通行「どうだァ」バサッ
麦野「似合ってるわよ!」
一方通行(超かっけェェェェェェ!!)
一方通行「折角見繕ってもらったんだから買わねェわけにはいかねェなァ」カゴニホウリコミ
麦野「あ、ならあのトレンチも入れときましょう」ポイッ
一方通行(キャァァァァァ、ヤメテェェェェェェ!!)
絹旗「思ったより超表情豊かなんですね」
打ち止め「ちょっと嫉妬しちゃうかもってミサカはミサカは危険を察知してみる!」ムキー
- 190 :1 ◆tHwkIlYXTE[saga]:2012/12/11(火) 22:51:26.36 ID:TPLXVWcSO
- 一方通行「お礼に俺からもなンか一着見繕ってやるぜェ」
麦野「いいわよ悪いし//」
一方通行「気にすンなァ」
麦野「そう、じゃぁお願いしようかしら」///
一方通行(好感度アップゥゥゥ)
一方通行(よし学園都市第一位の頭脳、よく考えろ、気に入る服を選べるか否かで最愛ちゃンルートがかかってるぜェ)
一方通行(今までのメールのやりとりから好みを探れェ…)
麦野(真剣に悩んでくれてるわね//)ウズウズ
一方通行「こ、これなンてどうだァ?」
麦野「」
絹旗止め「「鮭のきぐるみィィィィィィ!!!?」」
一方通行(イヤァァァァァ!!なにやってンの俺ェェェェェェ!!!?)
絹旗「あんな服着てる人にセンスを求めては超いけませんでした!」
打ち止め「残念だけどフォローできないかもってミサカはミサカは合掌」
- 191 :1 ◆tHwkIlYXTE[saga]:2012/12/11(火) 22:52:03.18 ID:TPLXVWcSO
- 一方通行「いや、これは違ってだなぁ」アタフタ
麦野「…ゎょ」ボソッ
一方通行「ン?」
麦野「き、着るわよ///」カァッ
絹旗「!」
麦野「折角あなたが選んでくれたんだから//」
一方通行「ちょ、え、あァ?」アタフタ
麦野「ちょっと試着室行ってくるわね///」テクテク
一方通行「ンー?」
一方通行(これで良かったのかァ?)
絹旗「うおォォォォォ!!超!!うおォォォォォ!!」
打ち止め「ちょっとあまり騒ぐと見つかっちゃうよってミサカはミサカはドウドウ!」
絹旗「超取り乱しました」
絹旗「でも麦野があんな服を着るなんて超想像できません!」
麦野「も、もういいわよ」
一方通行「ン」シャッ
麦野「//////」モジモジ
絹旗止め「「かわえェェェェェェ!!!!」」
絹旗「なんですかあの鮭の口から頭を出してヒレから出た手をモジモジさせながら足をクネクネって!!」
絹旗「超破壊力です!」
絹旗「まけた!窒素装甲まけた!!」
打ち止め「キャラ崩壊してるよ!ってミサカはミサカは注意しながらもキャーカワイー!」
- 192 :1 ◆tHwkIlYXTE[saga]:2012/12/11(火) 22:53:21.65 ID:TPLXVWcSO
- 麦野「ど、どうかしら///」
一方通行「お、おゥいいんじゃねェか?」タドタド
一方通行(今度打ち止めにも買おう)
麦野「えと、じゃぁ…」
一方通行「おゥ」シャッ
一方通行(うおォォォォォ何だかすげェ緊張したぜェェェ!)バクバク
麦野「///」シャッ
麦野「あ、えと…」
一方通行「買いだな」ポイッ
麦野「うぅ//」
絹旗「」ダラダラ
打ち止め「鼻血出てるよーってミサカはミサカはティッシュを差し出してみる!」
絹旗「超ありがとうございます」ギュギュッ
麦野「じ、じゃぁお会計に//」
一方通行「いや、もう一着コートでも買ってこうぜ」
麦野「え、いいわよそんなに」
一方通行「こっちだって二着選んでもらったんだからなァ」
麦野「…ありがと」ボソッ - 193 :1 ◆tHwkIlYXTE[saga]:2012/12/11(火) 22:54:15.52 ID:TPLXVWcSO
- 一方通行「お、これなンていいんじゃねェか?」
麦野「!」
絹旗「グレー基調で襟と袖袖にファーがついてるツイードコートですか!」
一方通行「大人な感じでいいんじゃねェか?」
麦野「えぇ、すごく可愛い…」
一方通行「羽織ってみろよ」
麦野「えぇ//」ファサッ
麦野「どうかしら//」
一方通行「いいんじゃねェ?」
麦野「あら、これあなたのと何か似てるわね」
一方通行「ン?あァ同じメーカーっぽいなァ」
麦野「お揃いね」ニヘ
一方通行「」ドキ
一方通行(ン?)
一方通行「ほら会計いくからよこしやがれェ」
麦野「あ、」
一方通行「カードでェ」ブラック
アリャリャッシター!
一方通行「ン、そろそろ時間だしガキども迎えにいくぞ」
麦野「//」 - 194 :1 ◆tHwkIlYXTE[saga]:2012/12/11(火) 22:57:53.03 ID:TPLXVWcSO
- 打ち止め「お買い物が終わったタイミングを見計らってミサカはミサカは突撃ー!」
一方通行「おォ打ち止めいい子にしてたかァ?」
打ち止め「うん!ってミサカはミサカは元気一杯に頷いてみる!」
麦野「絹旗達は何も買わなかったの?」
絹旗「えぇ、その代わり超お腹一杯です!」
一方通行「晩御飯の分はちゃンと空けてあるだろうなァ?」
打ち止め「大丈夫だよ!ってミサカはミサカは自己管理!」
麦野「じゃぁ、帰りましょうか…」
一方通行「荷物あンだろ?送ってくぜ?」
絹旗(お!)
麦野「いえいえ、悪いわよそんな」
一方通行「気にすンn
?「一方ァァァァ通行ァァァァ!!」
一方通行「ゲェッ!?」
オチ条「探したんだぞ!?」
一方通行「三下ァァァァ!!」
オチ条「一方通行ァァァァ!!」
一方通行「打ち止め逃げるぞ!!」
打ち止め「はーいってミサカはミサカはオチ担当の彼に戦慄してみたり!」
バビュンッ!
オチ条「うおォォォォォ!!」ダダダダダッ
麦野「帰りましょうか」
絹旗「落ちましたね」
麦野「えぇ、一気に落ちたわ」 - 195 :1 ◆tHwkIlYXTE[saga]:2012/12/11(火) 22:58:42.60 ID:TPLXVWcSO
- ――窓の無いビル
エイワス「いいのか?」
アレイスター「何がだね?」
エイワス「これでは君のプランから大きくずれてしまうだろう」
エイワス「何とか脳だけは回収したが垣根も何の足しにもならなかった」
エイワス「このままだとレベル6には到底長い道のりだ」
アレイスター「案ずるなエイワス」
エイワス「ん?」
アレイスター「多少の誤差はあったもののやりようはいくらでもある」
エイワス「ほう」
アレイスター「更に私のプラン通りならばレベル6誕生もそう遠くない話だ」
エイワス「信用していいんだな?」
アレイスター「勿論」
エイワス「では深くは言及しないようにしよう」
アレイスター「では…」
エイワス「ようやく本題か…」
アレイスター「あぁ」
アレイスター「Q、どうだった?」
エイワス「言っちゃっていいのか?」
アレイスター「はやくBDが出れば見れるのに!」
エイワス「ビーカー暮らしも楽じゃないな」
アレイスター「ぶっちゃけ劇場でQみれるならプラン放棄してもいい」
エイワス「それは困る」
アレイスター「マジシャンジョークというやつだよ」ハハハ
エイワス「粋な奴め」ハハハ
- 196 :1 ◆tHwkIlYXTE[sage]:2012/12/11(火) 23:06:29.70 ID:TPLXVWcSO
- 本日はここまでです
体調管理には気を付けます
次回ですが日曜日までに書けるか分からないので少し未定ですが生存報告も兼ねてどちらにせよ日曜日一回は顔を出します。
ようやく進展の兆しを見せた麦野と一方通行。
そして動き出す統括理事。
二人の未来は…!?
あれ?もっとほのぼのするつもりでスレ立てたのに。
激動(仮)の次回!!お楽しみに!
ここまでもQが公開されてエヴァのSSが増えてホクホクな>>1がお送りしました。勿論マヤちゃん推し - 208 :1 ◆tHwkIlYXTE[saga]:2013/01/11(金) 00:29:20.58 ID:E4aLHI9SO
- 一方通行「何とかまけたかァ」
打ち止め「あの人怖い…ってミサカはミサカは今まで感じたことの無い恐怖に体をふるわせてみる」
一方通行「大丈夫だァ、今度会ったらスクラップにしてやるぜェ」
打ち止め「応援したいけど応援しちゃだめってミサカはミサカは理性と戦ってみる」
一方通行「打ち止めは優しいなァ」ナデナデ
打ち止め「えへへー」ニヘラ
一方通行「よし、やっと家に着いたぜェ」ガチャ
打ち止め「ただいまーってミサカはミサカは元気に帰還!」
垣根「おぅ、おかえr」
一方通行「…」バタン
- 209 :1 ◆tHwkIlYXTE[saga]:2013/01/11(金) 00:29:53.69 ID:E4aLHI9SO
- 一方通行「?」ンー?
一方通行「…」
一方通行(学園都市第一位の頭脳が理解に追い付けねェェェェェェ!!)
垣根「まぁはやく上がれy」ガチャ
一方通行「うわァァァァァァァァ!!!?」ゴシャァ
垣根「ブベェッ!」グシャァ
一方通行「なンだなンだよなンですかァァァァ!?」
垣根「おい俺じゃなかったら星になってたぜ?」イテテテ
一方通行「よし今度こそ星にしてやンよ」グッ
垣根「まぁまてまて、今やりあうつもりはねぇよ」
一方通行「あ゛ァ!?スクラップの時間だぜェ垣根くゥゥゥゥゥン?」ゴゴゴゴ
垣根「そういやあいつ気持ち悪かったから潰しといたけど良かった?」アレ
一方通行「ン゛ァ?」ドレ
ゴミ条「」ピクピク
一方通行「晩飯くってくかァ垣根くゥン?」
垣根「お、ご馳走になるわ」アリガタヤー - 210 :1 ◆tHwkIlYXTE[saga]:2013/01/11(金) 00:30:24.55 ID:E4aLHI9SO
- 一方通行「…」モグモグ
垣根「~でよ?そんとき男が~でよ」
打ち止め「それでそれで!?ってミサカはミサカは瞳を輝かせて話の続きを催促してみる!」
垣根「まぁそう慌てんな、んで」
一方通行「あ゛ァァァァ!!」
垣根「なんだよいきなり」
一方通行「てめェはいきなり出てきやがってどンな魂胆がありやがるのかそろそろ吐きやがれ!!」
打ち止め「今いいところなのにー!ってミサカはミサカは憤慨してみる!」
一方通行「駆け落ちした女を匿った部屋には鬼がいて表で見張りをしていた男は雷のせいで女の食い散らかされる悲鳴が聞こえませンでしたとさァァ!」
一方通行「めでたしめでたしィィィィィ」
打ち止め「いやぁぁぁぁ!!ってミサカはミサカは恐怖のオチに震えてみる!」
垣根「次は額大君の話をしようか」
打ち止め「うん!」
一方通行「垣根くゥゥゥゥゥん!?」ゴシャァ
垣根「プギャベッ」グシャァ
- 211 :1 ◆tHwkIlYXTE[saga]:2013/01/11(金) 00:31:05.14 ID:E4aLHI9SO
- 垣根「っつぅ…」ボロボロ
一方通行「速く用件いって帰って下さいィ」
垣根「それが気づいたらアレイスターの野郎にここに飛ばされててよ」
一方通行「へェ…」ゲシゲシ
垣根「やめろって!追い出されたら俺今日野宿だよ!」
一方通行「スクールのアジトいけばいいじゃねェか」
垣根「お前にケンカ売りに行く前に寄ったらなんか別の人住んでた」
一方通行「」
垣根「知らないうちにスクール解散してた」
垣根「何かギョロ目のゴスロリさんが住んでた」
一方通行「………いいからでてけェ」ゲシゲシ
垣根「やめてぇ!」
- 212 :1 ◆tHwkIlYXTE[saga]:2013/01/11(金) 00:31:57.24 ID:E4aLHI9SO
- 打ち止め「泊めてあげたら?ってミサカはミサカはあまりに憐れな彼に慈悲を与えてみる」
一方通行「やっぱり打ち止めは天使だぜェ」
一方通行「打ち止めに免じて今日は泊まらせてやらァ」
垣根「ありがてぇ」ダラーン
一方通行「ソファに寝そべんな」ゲシゲシ
垣根「やめろっていてぇ!」
一方通行「泊まるんならしっかり働いてもらいますゥ」ゲシゲシ
垣根「わかったから!蹴るのやめろ!」
一方通行「じゃぁまずはあのゴミを隣の学区まで捨ててきてくれェ」
km条「」ピクピク
打ち止め「うわぁ復活しそうってミサカはミサカは戦慄してみる」
垣根「おぅ、じゃぁちょっくらいってきてやらぁ」バッサ
- 213 :1 ◆tHwkIlYXTE[saga]:2013/01/11(金) 00:32:59.41 ID:E4aLHI9SO
- 垣根「よいしょっと」ガシッ
垣根「飯よろしくなー」ノシ
一方通行「はやくいけェ」
⌒垣根⌒「うぃー」バッサ
バタン
一方通行「」ニタニタ
打ち止め「なにニタニタしてるの?ってミサカはミサカは興味津々!」
一方通行「まァすぐわかるぜェ」ニタニタ
- 214 :1 ◆tHwkIlYXTE[saga]:2013/01/11(金) 00:36:14.03 ID:E4aLHI9SO
- 垣根「ふぁーねみぃ…」バッサバッサ
垣根「やっぱかえったら飯より風呂にしてもらうか」バッサバッサ
上条「ンムゥって」
上条「うわぁぁぁぁぁ!?」
垣根「よぉ起きたか、あんまり騒ぐと落ちちまうz」
上条「ひぃぃぃぃぃぃぃぃ!!」ガシィッ
垣根「おい気色わりいから抱きつくなっ…!?」バッサバ
垣根「おいぃぃぃぃぃ!?翼が消えたぁぁぁぁぁぁぁ!?」ヒューン
垣条「「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!?」」
- 215 :1 ◆tHwkIlYXTE[saga]:2013/01/11(金) 00:36:44.15 ID:E4aLHI9SO
- 打ち止め「彼帰ってこないねーってミサカはミサカは心配してみる」
一方通行「帰ってこないように念を送っといたからなァ」
垣根「おぃゴルァァァァァァァ」ドアバターン
一方通行「チッ」
垣根「舌打ち聞こえてんぞゴルァァァァ」
打ち止め「あ、帰ってきたーってミサカはミサカはお帰りなさい!」
垣根「打ち止めちゃんは俺の唯一のオアシスだぜ…」ジーン
一方通行「ほら、飯は落ち着いて食いなァ」
垣根「てめぇ…」
打ち止め「あんなこといいながらもちゃんとあなたの分もご飯作っておくあの人もツンデレっていうのかなってミサカはミサカいたいいたい!」ホッペギュー
一方通行「飯は黙って食えェ」
打ち止め「わかったから離してー!ってミサカはミサカはー!」
垣根「へへ、飯がしょっぺぇや」シクシク
一方通行「てめェどんなキャラだよ」 - 216 :1 ◆tHwkIlYXTE[saga]:2013/01/11(金) 00:37:25.60 ID:E4aLHI9SO
- 垣根「ところでよぉ」モグモグ
一方通行「ァン?」モグモグ
垣根「俺たちがシフト計画頓挫させちまったじゃねぇか」モグモグ
一方通行「おォ」モグモグ
垣根「もし実験内容が違ってたらてめぇは受けてたか?」モグモグ
一方通行「…レベル6なんて興味ねェ」モグモグ
一方通行「実験なんて関係なくやりたいことをやりたいようにするだけだァ」ゴッソーサン
垣根「いいよな第一位は」ゴッソーサン
一方通行「あァ?」
垣根「頂点以外の奴は自分に何らかの負い目を感じながら生きてるんだよ」
一方通行「…」
垣根「おれにはこの能力しかねぇ」
垣根「2位になってしてもどれほど頂点の座を渇望したか」
垣根「未だにもしシフト計画が随行されたらとか実験内容があーだったらっておもっちまう」
垣根「…」
一方通行「…あるじゃねェか」
垣根「?」 - 217 :1 ◆tHwkIlYXTE[saga]:2013/01/11(金) 00:38:07.82 ID:E4aLHI9SO
- 一方通行「てめェが一番になれるそれがよォ」
垣根「なんのことを言ってるんだ?」
一方通行「てめェの能力はなンだ」
垣根「この世にない物質を作り出す未元物質」
一方通行「そこだよ」
垣根「だからなんのことだコラ」
一方通行「この世にないものを作り出す、それがてめェのパーソナルリアリティならよォ」
一方通行「何も能力つかうだけじゃなくてそっち方面にも才能があるってわけだ」
垣根「フムフム」
一方通行「無から何かを作り出す仕事なンざいくらでもあらァ」
一方通行「音楽、作家、画家、あげだしたらきりがねェ」
一方通行「テッペン、とって見ろよ」
垣根「一方通行ァァァァァァ!!」ブワァッ
垣根「俺デザイナーになるゥゥゥゥゥゥ!!」ブワブワァッ
垣根「この創造力と緻密な計算を可能にする学園都市第二位の頭脳でェェェェ!!」
垣根「テッペンとったるぅぅぅ!!」ブワブワブワァッ
一方通行「じゃァ早速オフィス立ち上げてきなァ」
垣根「おう行ってくるぜ!!」ドタドタ
一方通行(ちょれェ)
- 218 :1 ◆tHwkIlYXTE[saga]:2013/01/11(金) 00:38:48.30 ID:E4aLHI9SO
- 麦野「~♪」クルクル
フレンダ「帰ってからずっとあの感じってわけよ」
絹旗「超楽しそうですね」
滝壺「むぎのが幸せなら何でもいい」
絹旗「…でもいくら服を貰ったのが嬉しいからって2時間も鏡の前でファッションショーしてるのは超心配です」
絹旗「麦野」
麦野「にゃーん?」
絹旗「お礼のメールをしたらどうですか?」
麦野「んー、それもそうよねー…」ポチポチ
麦野「送信!」ピッ
絹旗「メールも速くなりましたね」
麦野「なれって言うのかにゃーん」
絹旗「超いい兆候です!」
麦野「」ニヘ
一方通行「メールだ」ティロリン
一方通行「…」
一方通行「」ニィ
打ち止め「」ムー
- 219 :1 ◆tHwkIlYXTE[saga]:2013/01/11(金) 00:39:27.95 ID:E4aLHI9SO
- エイワス「時にアレイスター」パチッ
アレイスター「どうした」クルクル
エイワス「既に一方通行の力は垣根の到底及ばぬ所まできている」トントン
アレイスター「うむ」ペラペラ
エイワス「垣根をまた復活させる必要はあったのか?」クルクル
アレイスター「彼はレベル6の誕生には欠かせないファクターだよ」1、2、3、4、5
エイワス「ほぅ」クルクル
アレイスター「そして何より麦野沈利」キュウリョウビ
アレイスター「彼女をもってシフト計画は完遂する」ペラペラ
アレイスター「レベル6の誕生までもう間もない」クルクル
エイワス「昔の計画と方針が違いすぎて話が見えてこんな」1、2、3
アレイスター「私は一方通行のパーソナルリアリティをひどく誤解していたようだ」クルクル
エイワス「ほぅ…」キュウリョウビ
アレイスター「時にエイワス」
エイワス「どうした」
アレイスター「二人で人生ゲームとは予想以上につまらぬな」
エイワス「ビーカーから出られないせいで実質私が全て一人でやっているからな」 - 220 :1 ◆tHwkIlYXTE[sage]:2013/01/11(金) 00:42:50.76 ID:E4aLHI9SO
- 本日の投下は以上です
今後も忙しい日が続くのでいつ投下できるかわかりませんがなにかネタをいただければさくっとかけるかもしれないので募集しています
頑張って完結までは失踪しないようにしたいです
- 221 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2013/01/11(金) 10:37:27.03 ID:qzRE9zDE0
- 乙
- 222 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2013/01/11(金) 16:56:26.56 ID:Qqt3xUIDO
- 乙
⌒垣根⌒ でワロタwwww - 223 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2013/01/13(日) 14:32:00.95 ID:UYGf0Klq0
- 乙
次も待ってるよ
2014年7月19日土曜日
麦野「女子力?」
ラベル:
アイテム,
とある魔術の禁書目録,
麦野,
未完結
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