- 1 :MerryChristmas!!(明石家サンタやってるよ!)2010/12/25(クリスマス) 19:09:36.95 ID:S7oL4cg0
- 禁書のSSです。
カップリングは一応上条×黒子です。
上条×美琴や、上条×インデックスしか認めない!!って人は静かにこのスレをお閉じになって下さい。
かなりの初心者ですので細かいとこは見逃して下さい。
書き溜めは明日の分まではあります。
あと、原作との関連性は無いといって良いでしょう。一応大覇星祭よりは後のつもりですが、時間はおそらく無視すると思います。
それでは、開始します。 - 2 :MerryChristmas!!(明石家サンタやってるよ!)[sage]:2010/12/25(クリスマス) 19:15:04.67 ID:S7oL4cg0
- 美琴「ねぇ・・・黒子?」
黒子「なんですの?お姉さま?」
美琴「アンタ黙ってりゃ可愛いんだし、だれか男でも捕まえて付き合ってみたら?」
黒子「お、」プルプル
黒子「お姉さまがいながらそんな不埒なことをするつもりはありませんわー!!」ピョーン
美琴「止めろ!」ビリビリ
黒子「ああなんて幸せ!!黒子感激ですわぁ!」ビリビリ - 3 :MerryChristmas!!(明石家サンタやってるよ!)[sage]:2010/12/25(クリスマス) 19:15:44.42 ID:S7oL4cg0
- 美琴「ま、アンタはこんな調子だから彼氏作れっていっても無理か・・・。」
黒子「殿方なんて駄目ですの!!皆お姉さまを狙う獣ですの!!」
美琴「獣ってアンタね・・・。」
美琴「ま、いいわ。私ちょっとコンビニ行ってくるから。」
黒子「わたくしもお供しますの!!」
美琴「来なくていい!」
黒子「そんな・・・。お姉さまは黒子のことお嫌いになってしまわれたんですの?」ウルウル
美琴「あー、はいはい。泣き落としには引っかからないわよ。」
黒子「チッ・・・。」 - 4 :MerryChristmas!!(明石家サンタやってるよ!)[sage]:2010/12/25(クリスマス) 19:16:19.51 ID:S7oL4cg0
- 美琴「じゃ、いってきまーす。」バタン
黒子「はあ・・・。お姉さまをこちらに振り向かせたいですの・・・。」
オネエサマーオネエサマー
黒子「ん?電話ですの・・・。初春から?」
黒子「はーい。白井ですのー。」ピッ
初春『大変ですよ白井さん!!固法先輩が・・・。』
黒子「え?固法先輩が?・・・わかりました。第七学区の病院ですわね。すぐに向かいます。」
黒子「固法先輩・・・倒れたって大丈夫でしょうか・・・。」ヒュンッ - 5 :MerryChristmas!!(明石家サンタやってるよ!)[sage]:2010/12/25(クリスマス) 19:16:48.51 ID:S7oL4cg0
- ~第七学区・病院~
固法「うー・・・ん。」
初春「固法先輩!!しっかりしてください!!」
黒子「大丈夫ですの?」ヒュン
初春「あ、白井さん・・・。固法先輩、支部で仕事してたら突然倒れちゃって・・・。」ウエーン
冥土返し「大丈夫だよ?ただちょっと働きすぎちゃっただけみたいだから。」
初春「え?・・・じゃあ固法先輩死なないんですか?」
冥土返し「もし死にそうでも僕がいるからそうはさせないよ?それにこのようすじゃほっといても死なないだろうしね。」
黒子「初春・・・固法先輩を勝手に殺してんじゃないですの。」
初春「よかったぁ・・・。」ペタン - 6 :MerryChristmas!!(明石家サンタやってるよ!)[sage]:2010/12/25(クリスマス) 19:17:21.97 ID:S7oL4cg0
- 冥土返し「まあ三日ほど入院させるけど。入院が終わっても一日は風紀委員は休ませた方がいいかもしれないね。」
黒子「わかりましたの。ありがとうございました。」シュンッ
~風紀委員・一七七支部~
黒子「・・・てことで、仕事ですのよ。」
初春「・・・うだー」
黒子「さっそくだれてんじゃないですの!!固法先輩がいない分いつもより一層働かないと追いつきませんわよ?」
初春「じゃあ誰かに応援たのみましょうよ・・・。」
黒子「初春・・・貴女って人は・・・。」 - 7 :MerryChristmas!!(明石家サンタやってるよ!)[sage]:2010/12/25(クリスマス) 19:18:54.25 ID:S7oL4cg0
- 黒子「・・・でも固法先輩は一人でたくさんの仕事をする事で有名でしたから二人じゃ全くたりませんわね・・・。」
初春「そーでしょー?」ウダー
黒子「・・・で、その固法先輩に仕事を押し付けてずーっとパソコンしてたのはどこのどなたでしたっけ?」ジトー
初春「う・・・。そんな目で見ないでくださいよ!!」
黒子「全く・・・。お姉さまに電話で頼んでみますわ。」ピポパ
初春「私も佐天さんに頼んでみます。」ピポパ - 8 :MerryChristmas!!(明石家サンタやってるよ!)[sage]:2010/12/25(クリスマス) 19:19:59.55 ID:S7oL4cg0
- 黒子「もしもし。お姉さまですの?」
美琴『あ、黒子。どうしたの?』
黒子「実はかくかくしかじか四角いムーブでして応援を頼みたいんですの。」
美琴『ん・・・ゴメン。私実は明日から実験があって、明日から三日ほど寮に帰れないのよね・・・。』
黒子「三日間!?そんなに長い期間お姉さま分を補給できないのですか黒子は!!!」
美琴『アンタの事はどうでもいいけど。固法先輩に宜しくね?じゃ。今日は六時位に帰るから。』ブツッ
黒子「お姉さま?お姉さま!おねえさまーーーーーーーーーーーー!!!!」
初春「うるさいですよ白井さん。」
黒子「初春ーー!!!お姉さまがーーー!!!」カクカクシカジカシカクイムーブ
初春「え?御坂さん来れないんですか?」
黒子「そうですのー・・・。」ズーン
初春「佐天さんはすぐにきてくれるそうですよ。」
黒子「それはよかったですの。」 - 9 :MerryChristmas!!(明石家サンタやってるよ!)[sage]:2010/12/25(クリスマス) 19:20:45.57 ID:S7oL4cg0
- コンコン コンニチハー
初春「あっ!来たみたいです!」
黒子「はやっ!」
佐天「いやー、たまたまこの近く通ってて・・・。あ、お茶ください。」
初春「はいどうぞ。」コト
黒子「・・・さて、と。」
デーン←書類の山
佐天「な、なんか凄いですね・・・。」
初春「今まで固法先輩こんなにやってたんですね。」
黒子「そんな事言ってる場合じゃないですの。あ、佐天さん、もし署名が必要なときは初春の名前を使ってくださいな。」 - 10 :MerryChristmas!!(明石家サンタやってるよ!)[sage]:2010/12/25(クリスマス) 19:21:27.75 ID:S7oL4cg0
- 佐天「はーい。さ、初春。どこからやればいいの?」
初春「・・・とりあえず、お茶しませんか?」
黒子「・・・初春、貴女は何杯お茶を飲めば気が済むんですの?」
初春「だってー・・・プルルルルあ、電話だ。はいこちら第一七七支部・・・。」
黒子「佐天さんもよくきてくださいましたの。」
佐天「へへ、私実は風紀委員に憧れてたんですよ。」
黒子「そうでしたの。ならこれを期に風紀委員に立候補してみては?」
佐天「へ?だめだめだめ!!私初春みたいにパソコン詳しくないし・・・白井さんみたいに能力も無いし・・・。」
黒子「そんなもの努力次第でどうにもなりますの。」
佐天「いえ、いいんですって!さ、始めましょう!!」
黒子「勿体ないですの・・・。」 - 11 :MerryChristmas!!(明石家サンタやってるよ!)[sage]:2010/12/25(クリスマス) 19:21:58.53 ID:S7oL4cg0
- 初春「白井さん!スキルアウトです!!」
黒子「はぁ・・・またですの?場所は?」
初春「この学区のスーパーの裏だそうです!」
黒子「はあ・・・初春、書類は任せました。いってまいりますわ。」シュンッ
初春「ちょっと白井さん!?・・・・はぁ・・・いってしまいましたね・・・。」
佐天「初春、早く片付けちゃおうよ。」
初春「めんどくさー・・・はーい、今行きマース。」 - 12 :MerryChristmas!!(明石家サンタやってるよ!)[sage]:2010/12/25(クリスマス) 19:23:39.97 ID:S7oL4cg0
- ~とあるスーパー~
スキルアウトA「おら、金だせや。」
鋼盾「ひいいい・・・・。あ、ありません・・・。」
スキルアウトB「んだとコラ。」
スキルアウトC「おい、この日村、金持ってないならさっさと殺しちまおうぜ。」
鋼盾「ひいいいいいい・・・・・お、おたすけーーー・・・・・・。」
黒子「」シュンッ
黒子「はぁ・・・またこの殿方ですのね・・・。」 - 13 :MerryChristmas!!(明石家サンタやってるよ!)[sage]:2010/12/25(クリスマス) 19:24:06.57 ID:S7oL4cg0
- 黒子「ジャッジメントですの!!!おとなしくしなさい!!」
スキルアウトA「ああん?なんだコイツ」
スキルアウトB「お、よくみりゃ結構可愛いじゃねえか。俺たちと遊ばねえか?」
黒子「お黙りなさいな三下。」
スキルアウトC「いってくれるじゃねえか・・・。」
ドカバキボコグシャ
スキルアウトA・B・C「」
黒子「ふう・・・ざっとこんなもんですわね。もうだいj」
上条「だいじょうぶか?怪我ないか?」
鋼盾「だ、大丈夫です・・・。」
上条「そうか、なら気を付けて帰るんだな。」
鋼盾「は、はい////」(ヤダこの人かっこいい////)タタタタタ
上条「ふう・・・。」
黒子「・・・」
上条「お、白井。大丈夫か?」 - 14 :MerryChristmas!!(明石家サンタやってるよ!)[sage]:2010/12/25(クリスマス) 19:24:38.09 ID:S7oL4cg0
- 黒子「一体全体なにをしてくれましたのーーーー!!!いいとこだけ持っていって!!!!!」ウガー
上条「まあまあ・・・。そう言うけど、上条さんが行かないとお前危なかったんですよ?」
黒子「へ?」
上条「後ろからコイツに鉄パイプで殴られそうだったんだぜ?」
スキルアウトD「」キュー
黒子「ま・・・・まあそれは、ありがとうございました。」ペコリ
上条「ん?白井お前顔にケガしてるじゃないか・・・。ちょっと見せてみろ。」
黒子「だ、大丈夫ですの!!」
上条「いいからいいから。見せてみろって。そのままじゃその可愛い顔が台無しだぞ?」
黒子「なっ・・・////」カァァァァァ - 15 :MerryChristmas!!(明石家サンタやってるよ!)[sage]:2010/12/25(クリスマス) 19:25:29.26 ID:S7oL4cg0
- 上条「丁度薬局の帰りだったんだ。ちょっとしみるぞ。」フキフキ
黒子「///」
上条「絆創膏はってと・・・。これでよし!一応帰ったらもう一回消毒しなおして絆創膏貼りなおせよ。」
黒子「ど、どうもありがとうございましたの・・・//////」
黄泉川「大丈夫じゃん?」タタタタ
上条「あ、黄泉川先生。」
黒子「大丈夫ですの。」
黄泉川「上条も白井もお疲れ様じゃん。ん?騒ぐな!!神妙にしやがれ!!!」
スキルアウトA・B・C・D「ひいいいいい」 - 16 :MerryChristmas!!(明石家サンタやってるよ!)[sage]:2010/12/25(クリスマス) 19:26:23.97 ID:S7oL4cg0
- 上条「・・・さて、ここは黄泉川先生にまかせて、俺は帰るとでm「ガシッ」」
上条「あのー白井さん?そうやって服掴まれると帰れないんですが・・・。」
黒子「ちょっと来てくださいな。」ズルズル
上条「え?えええええ?ふ、不幸・・・なのかなあ?」ズルズル
- 24 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします[sage]:2010/12/25(クリスマス) 20:58:30.68 ID:S7oL4cg0
- ~風紀委員・第一七七支部~
黒子「ただいまですのー。」
上条「お、おじゃまします・・・。」
初春「あ、おかえr・・・えええええええええ?」
佐天「その人誰ですか?白井さんの彼氏とか?」
黒子「だ、誰がこんな類人猿なんか・・・。今から仕事を手伝っていただく上条当麻さんですの。」
上条「あのー、白井さん?わたくしそのような事は一切伺ってないのですが・・・。」
黒子「やかましいですわ。貴方の事情などわたくしには一切関係ございませんので。」
上条「ふ、不幸だったーーーーー!!!」 - 25 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします2010/12/25(クリスマス) 21:42:49.35 ID:S7oL4cg0
- 初春「か、上条さん・・・でしたよね。実はカクカクシカジカ四角いムーブなので出来ればご協力願いたいのですが・・・。」
佐天「おねがいしまーす。」
上条(ま、こんだけ可愛い女子中学生に囲まれて、嫌な気もしないし別にいいか・・・。)
上条「いいですよ・・・。」
佐天・初春「ありがとうございます!!」
上条「いやいやハッハッハッ。」デレー
黒子「・・・鼻の下伸ばすんじゃありませんのこの類人猿。」
上条「・・・。あのー、できればその類人猿ての止めていただきたいのですが・・・。」
黒子「なら一体なんと呼べばいいですの?」
上条「上条さんでも上条でも当麻さんでも当麻でもカミやんでも構いませんよ?」
黒子「なら上条さんと呼ばせていただきますわ、類人猿さん。」 - 26 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします[sage]:2010/12/25(クリスマス) 21:43:32.85 ID:S7oL4cg0
- 初春「クスクス・・・仲がよろしいんですね。」
黒子「なっ・・・///」
佐天「なんか恋人がケンカしてるみたいですよ?」
上条「でもコイツ事あるごとにドロップキックくらわしてくるんだぜ?」
黒子(この類人猿、また余計なことを・・・。)
佐天・初春「ふーん・・・へー・・・。」ニヤニヤ
黒子「ちょ、ちょっと席を外してくださいな。」
上条「??わかりましたよ。」ガタン - 27 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします[sage]:2010/12/25(クリスマス) 21:44:15.02 ID:S7oL4cg0
- ガー バタン
初春「さ、白状しちゃいましょう白井さん!!」
黒子「ちがいますの!!あの人はお姉さまにやたらと近づいている類人猿でして・・・。」
佐天「へー。御坂さんもあの人の事好きなんだぁ・・・。」
黒子「そ、そんなことはぁっ!!!!!」
黒子「・・・思い当たる節がありすぎて困りますの。」
初春「・・・で、白井さんはどっちを取るつもりですか?」
黒子「なっ・・・誰があんな類人猿なんか!/////」カァァァ
佐天「え?別に誰も上条さんなんて言ってませんよ?」
黒子「あっ・・・」
佐天・初春「ふふっ・・・」ニヤニヤニヤニヤ
黒子「も、もういいですの。」スタスタスタ - 28 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします[sage]:2010/12/25(クリスマス) 21:44:46.89 ID:S7oL4cg0
- 黒子「もういいですのよー」ガー
上条「ん?もう話はいいのか?」バタン
黒子「そう言いましたの。」
上条「ん?白井、顔赤いぞ?熱でもあるのか?」
白井「なっ・・・なんでもありませんわ!!!」
上条「そうか?それならいいが・・・。」
初春「あれ?そういえば白井さん、その顔の絆創膏どうしたんですか?」
黒子「へ?あ、これならさっき・・・」
上条「カクカクシカジカ四角いムーブって訳なんですよ。あ、そうだ。初春さん、救急箱ってあるかな?」
初春「へ?あ、はい。ここに。」
上条「借りるよ。おい、白井。こっち来い。」
黒子「へ?はい・・・ひゃあっ!////」 - 29 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします[sage]:2010/12/25(クリスマス) 21:45:38.76 ID:S7oL4cg0
- 上条「さっきのは応急処置だったからな・・・。」ガサガサ ペリ
佐天(な、なんて大胆な・・・。)
初春(見てるこっちが恥ずかしいです・・・。/////)ジュン
上条「ふう・・・。これでよし、と。・・・ん?もう動いていいんだぞ?」
黒子「」プシュー
上条「どうしたんだコイツ・・・。まあいいや。」
佐天(どんだけ鈍感なのこのひと!)
初春「ち、ちょっと私トイレ行ってきますね。」
佐天「初春。」
初春「な、なんですか?」
佐天「声、あまりださないようにね。」ニヤニヤ
初春「――――――ッ!!!////////」バタン
上条「?」
黒子「な、なんて不埒な・・・////」
上条「???」
佐天「あははははははは!!」
上条「?????????????????????」 - 30 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします[sage]:2010/12/25(クリスマス) 21:46:22.67 ID:S7oL4cg0
- 初春「ふう・・・そ、それで白井さん、上条さんにはどうやって仕事してもらうんですか?」ツヤツヤ
黒子「(ツヤツヤしてますの・・・)そ、そうですね。とりあえずこの書類を片付けてもらいますの。」
上条「書類って・・・これ?」ガサッ
黒子「そ、それは違いますの!!返して下さいまし!」
佐天「上条さん!パスです!!」
上条「ああ。」パス
初春「白井さん、観念しなさい!!」
黒子「関係ありませんの!!空間移動で・・・」
黒子「移動・・・できない!?どうしてですの!?」 - 31 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします[sage]:2010/12/25(クリスマス) 21:46:55.10 ID:S7oL4cg0
- 上条「白井、すまん。俺だってあんなにされたら内容を見たい。」ポンッ
黒子「あ、頭から手を放してくださいまし!!!」ジタバタ
上条「暴れんな。」ギュッ
黒子「!?//////」
上条「さあ佐天さん!!読み上げるんだ!!!」
佐天「か、上条さん・・・。」ポカーン
初春「だ、大胆ですねぇ・・・。」ポカーン
上条「へ?一体どうしたんでせうかみなさん?」ギュッ
佐天「上条さん、今白井さんとどんな状態か分かってやってます?」
上条「へ?」
黒子「/////」プシュー
初春「今上条さん、白井さんを後ろから抱きしめてるんですよ・・・?」
上条「・・・・」ギュー ムニムニ
上条「・・・・」ハッ - 32 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします2010/12/25(クリスマス) 21:49:32.47 ID:S7oL4cg0
- 上
条「こ、これはですね?べ、べつに特別な意味があったわけでなくですね。ただこの右手の幻想殺しで白井さんの空間移動を止めようとしただけであって別にへ
んな意図はなくてですね。でもこの右手に当たってる嬉しいものが大層嬉しくて下条さんの幻想をぶっ殺したいというかなんというかウンタラカンタラ」
ギュー ムニムニ
佐天「いいから放したらどうですか?」
上条「へ?あ、ああ、ああ。放しますよ?紳士な上条さんがそんなこと・・・。」パッ
黒子「///////」プシュー
上条「し、シライサーン?大丈夫ですかー?」ワキワキ←さっきの感触を思い出している
黒子「こ」
初春「こ?」
黒子「こんの類人猿がぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!」
上条「うえーーん!!!!!不幸だぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」
佐天「うーん、イチャイチャするのも大概にしてもらいたいねー。」
初春「全くです。」 - 33 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします[sage]:2010/12/25(クリスマス) 21:50:01.88 ID:S7oL4cg0
- 黒子「はぁ・・・はぁ・・・///////」
上条「ふ、ふこうだけどしあわせだったー・・・・・・。」ガクッ
美琴「すいませーん。黒子いるー?」ガー
初春・佐天「あ」
~美琴視点~
黒子「はぁ・・・はぁ・・・当麻さん激しすぎでしたの・・・//////」
上条「幸せだったよ黒子・・・。」
~美琴視点おわり~
美琴「・・・」プルプル - 34 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします[sage]:2010/12/25(クリスマス) 21:50:48.75 ID:S7oL4cg0
- 黒子「この類人猿!!」上条「ぎゃー!!」
美琴「アンタたち・・・ナニやってんのよォォォォォォォォ!!!」ビリビリ
上条「ぎゃああああああ!!!ビリビリ!?!?不幸だぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」
黒子「お姉さまーーーーー!!!違うんですのーーーーー!!!」ビリビリ
佐天「御坂さん!実際はカクカクシカジカ四角いムーブで上条さんが白井さんのお胸をずーっとムニムニムニムニ・・・」
美琴「殺しちゃるーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!」ズドーン
黒子・上条「ふ、不幸だーーーーーーー!!!(ですのーーーーーーー!!!)」
初春「なんだか面白くなってきましたね。」wktk
佐天「そうだね。」wktk
- 47 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします[sage]:2010/12/26(日) 22:11:31.37 ID:Mfv8A420
- 黒子「お姉さま!!黒子の話をどうか聞いてくださいまし!!」
美琴「はぁ・・・はぁ・・・」
上条(ビリビリは多分俺みたいな奴が白井に変なことしたから怒ってるんだな・・・)
上条(後輩思いのいいビリビリじゃないか・・・)ジーン
黒子「上条さんには、固法先輩の代わりとして手伝ってもらってますの」
美琴「へ?」
初春「同じ理由で佐天さんもここにいるんですよ」
佐天「どーも」 - 48 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします[sage]:2010/12/26(日) 22:12:19.38 ID:Mfv8A420
- 美琴「・・・事情は大体わかったわ。取り乱したりしてごめんなさい」
黒子「あぁん!お姉さまの電撃になら百回千回一万回と耐えてみせますの!!」
美琴「はいはい無視無視・・・」
美琴「・・・でも」ジロッ
上条「ん?」
美琴「なんでよりにもよってコイツに頼んだの!!!!」ビシッ - 49 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします[sage]:2010/12/26(日) 22:12:50.38 ID:Mfv8A420
- 黒子「そ、それは・・・」
上条「別に誰だっていいじゃねえか。固法先輩とやらが居なくて、白井たちも困ってたんだしさ」
佐天(こ、これは・・・)
上条「別に誰でもいい所にたまたま俺が引っかかったってだけなんだ。だからもし、俺以外の人がいいんだったら俺は誰か他の奴が捕まってから帰るってだけの話だ。その方がいいか?ビリビリ」
初春(か、かっこいい・・・)ポー
美琴「べ、別にそういうわけじゃ・・・」
美琴「わ、わかったわよ!!でもあたしの邪魔だけはするんじゃないわよ!!」
上条「えっ」
黒子「えっ」
初春「えっ」
佐天「えっ」
美琴「えっ」 - 50 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします[sage]:2010/12/26(日) 22:13:25.65 ID:Mfv8A420
- 黒子「お姉さまは実験があるのではございませんでしたっけ?」ポカーン
美琴「いいじゃない。明日からなんだし。今日は手伝うわよ!」
初春(上条さんが居るからですね・・・)
上条「そうか・・・ありがとな、ビリビリ!」
美琴「べ、別にあんたのためじゃ・・・///」ゴニョゴニョ
黒子「なんという感激!?黒子もう嬉しすぎてお姉さま分の大量請求を・・・」ピョーン
美琴「抱きついてくんなー!!」ビリビリ
黒子「はぁん!!!もっとお願いします!!」ビクビク
佐天「あはははは!!」
初春「うふふ・・・やっぱり白井さんは白井さんですね!」
上条(どうして皆さんこんな官能的な光景を見て笑っていられるのでせうか・・・上条さんの下条さんはどんどん元気になってますよ!?) - 51 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします[sage]:2010/12/26(日) 22:14:22.99 ID:Mfv8A420
- 黒子「はぁ・・・はぁ・・・/////」ビクンビクン
美琴「ふぅ・・・さぁ、さっさと片付けちゃいましょう」
黒子「そうですわね。初春、この中から一体どれくらい終わらせたんですの?」
初春「ふっふっふ・・・見て驚かないでくださいよ・・・佐天さん、お願いします!!」
佐天「じゃーん!!!」ペラッ
黒子「・・・」
美琴「・・・」
上条「・・・へ?白紙?」 - 52 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします[sage]:2010/12/26(日) 22:14:57.45 ID:Mfv8A420
- 初春「てへへ・・・佐天さんとお茶してたら白井さんがもう帰ってきて・・・」
黒子「・・・つまりは一枚たりとも片付けていないと?」ゴゴゴゴゴ
佐天「!?(白井さんの後ろから変なオーラが!?)」
初春「まぁ、これだけいるんですしゆっくりお茶でも・・・」
黒子「うー・・・・いー・・・・・・はー・・・・・・るゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ!!!!!!!!!!貴女って人はぁぁぁぁぁぁああぁぁぁぁぁぁぁあぁぁああああああ!!!!!!!!」シュンッ
初春「へ?あ!!やめてくださーい!!!頭のお花毟らないでぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!」
美琴「く、黒子止めなさい!!」ガシッ - 53 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします[sage]:2010/12/26(日) 22:16:21.64 ID:Mfv8A420
- 黒子「放してくださいまし!!!まだやってやることがぁぁ!!!!」ジタバタ
上条「えーと・・・白井たちっていつもあんなんなの?」
佐天「概ねそうですね・・・」
ギャーギャー
上条「白井たちはあんなんだし・・・・佐天さん、先に二人で仕事片付けちまうか?」
佐天「そうですね・・・」
上条「それにしても・・・すごいなこの書類の量」ポン←判子の音
佐天「そうですね・・・初春たち、尊敬しちゃうなぁ・・・」カリカリ - 54 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします[sage]:2010/12/26(日) 22:17:09.14 ID:Mfv8A420
- 上条「佐天さんは風紀委員じゃないの?」ポン
佐天「そうですね。私は無能力者だし・・・初春みたいにパソコンもできないし・・・」カリカリ
上条「ふーん・・・なりたいとは思わないの?」ポン
佐天「そりゃかっこいいなとは思いますけど・・・」カリカリ
上条「じゃあ応募してみたら?」ポン
佐天「でも、さっきも言ったように私はなにもできないし・・・」カリカリ
上条「・・・あきらめんじゃねえよ。」ガタッ
佐天「え?」
上条「諦めてんじゃねぇっつてんだよ!!」 - 55 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします[sage]:2010/12/26(日) 22:17:43.14 ID:Mfv8A420
- 上
条「そりゃ佐天さんは無能力者かもしれない・・・でもそれだけで風紀委員になるって事諦めていいのかよ!?なにが無能力者だ・・・そんなもの、困ってる人
を助けるのに関係あるのか!?関係ねぇだろ!?パソコンだ能力だって、そんな事はいいんだよ!!大事なのは佐天さんの風紀委員になりたいって気持ちじゃね
えのかよ!?」
上条「いいぜ、もし無能力者だし、パソコンも余りできないからって困ってる人を助ける事ができないってんなら・・・」
上条「まずはその ふざけた幻想を ぶっ[ピーーー]!!!!!」バン!!!
佐天「!?」
佐天(かっこいい・・・)
佐天「ふふっ・・・そうですよね・・・」
上条「あ・・・・ごめん、つい熱くなっちゃって・・・」
佐天「いえ、いいんですよ。私を勇気づけようとしてくれたんですし・・・」 - 56 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします[sage]:2010/12/26(日) 22:18:30.50 ID:Mfv8A420
- 佐天「そしてなにより、上条さんのおかげでなんか勇気でました。ダメもとで応募してみます!」
上条「ああ・・・そうしたらいいんじゃないか?」
佐天「さ、仕事にもどりましょう!!」ギュッ
上条「そうだな!!」ストン
美琴・黒子・初春「・・・・」ジトー - 57 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします[sage]:2010/12/26(日) 22:19:19.80 ID:Mfv8A420
- 佐天「えへへ・・・それで初春が・・・」ニコニコ
上条「ははは!そりゃおもしろいな!!」デレデレ
美琴(なによデレーっとしちゃって・・・バカ・・・)
黒子(佐天さん・・・うらやm・・・ハッべ、別にあの類人猿がだれとどうなろうと知ったことではありませんわ!!あの類人猿はお姉さまを誑かす猿なのですから!!!)
黒子(・・・本当にそうなのでしょうか・・・・・・いやいやそんな!!!黒子はお姉さま一筋ですわ!!)
初春(いいなあ佐天さん・・・)
上条「・・・ん?おーい、白井たちも、終わったんなら手伝ってくれよ」
初春「はーい!今行きまーす!!」
佐天「初春、はい新しい花飾り!!」
初春「ありがとうございます!!」カポッ
黒子「・・・フン、今行きますの」
美琴「バカ・・・」
上条「??」(ビリビリと白井なんで怒ってんだ?) - 58 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします[sage]:2010/12/26(日) 22:20:36.00 ID:Mfv8A420
- 上条(・・・さてはあの日だな!!)ピカーン
上条「お前らも、今日は辛いだろうけどがんばれよ!!」ポンポン
黒子「??お気遣いありがとうございますの」
黒子(なんの事ですの・・・?)
美琴「なっ・・・//////」
美琴(あのバカ・・・まさか私の機嫌が悪いのをアレと勘違いしてるんじゃ・・・)
上条「フフンフーン」ポン カリカリ - 59 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします[sage]:2010/12/26(日) 22:21:03.43 ID:Mfv8A420
- 美琴(・・・でもなんで黒子にまで言ったのかしら・・・あの子まだ来てないはずなのに・・・)
美琴(ひょっとして初めて来たとか?今日は寮監に頼んでお赤飯ね・・・)
美琴(それともまさか・・・)モヤモヤ
初春(上条さん・・・絶対なんか勘違いしてますよね)ヒソヒソ
佐天(もしかして、二人が不機嫌なのをアレと間違えてるとか)ヒソヒソ
初春(まさか、そこまで鈍感じゃないでしょう)ヒソヒソ
佐天(そうかなあ)ヒソヒソ - 67 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします[sage]:2010/12/28(火) 00:18:26.06 ID:DzcmfPg0
- 上条「さて・・・とりあえず一山分終わったな・・・」
初春「あ、私も手伝いm『グー』・・・・・お腹すきました・・・////」グー
佐天「あはは・・・初春のお腹の音可愛い~!!!」
黒子「そうですの・・・もうこんな時間」
つ13時
美琴「じゃあなんか食べにいこっか?」
佐天「さんせーい!!」
黒子「さんせいですのー」
初春「さんせーい///」
上条「・・・」 - 68 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします[sage]:2010/12/28(火) 00:19:00.68 ID:DzcmfPg0
- 美琴「あれ?アンタどうしたの?」
上条「お誘いは大変嬉しいんですが・・・いかんせんお財布が・・・」カラッポ
美琴「そ///・・・それなら・・・わt 黒子『仕方ございませんわ。私が立て替えてあげますますの』・・・・へ?」
佐天(こ、これは・・・)
上条「でも白井さんにそこまでお世話になるのは少し悪いかと・・・」
美琴「そうよ黒子、こいt 黒子『先ほど助けていただいたお礼と思っていただいて結構ですの』・・・ゴニョゴニョ」
初春(白井さん・・・本気です!!)
上条「で、でも・・・」 - 69 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします[sage]:2010/12/28(火) 00:19:42.07 ID:DzcmfPg0
- 黒子「では仮に、私が立て替えなかったとして他にアテはございますの?」
美琴「そ、それなら私g 上条『うう・・・ありません・・・』」
初春(えげつないですね・・・)
黒子「こういう時は、素直に厚意に甘えればよろしいんですの」
上条「うう・・・一生ついていきます黒子さま!!」ガシッ
黒子「なっ・・・/////」
美琴「」 - 70 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします[sage]:2010/12/28(火) 00:20:24.44 ID:DzcmfPg0
- ~美琴視点~
上条「一生幸せにしてやるぜ・・・黒子・・・」
黒子「そんな・・・嬉しいですの・・・////」
~美琴視点終わり~
美琴「」チーン
初春(あちゃー・・・御坂さん真っ白に燃え尽きちゃってますね・・・)ヒソヒソ
佐天(白井さんも大変なことになってるよ・・・)ヒソヒソ
黒子「で・・・ですのですのですのですの・・・・////////」ブツブツブツブツ
黒子(今のは・・・ぷろぽーずですの・・・?いやいやわたくしにはお姉さまというものが!!)
上条「ありゃ?どうしたんだ白井?おーい」ツンツン ムニムニ
佐天(か、上条さん・・・白井さんのほっぺをムニムニムニムニ・・・//////)
初春(あ、それ見てまた御坂さんが燃え尽きてる) - 71 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします[sage]:2010/12/28(火) 00:21:52.59 ID:DzcmfPg0
- 黒子「な・・・なんでもありませんの!!さぁ、いくなら早くいきますの!!そ、それと余りほっぺをむにむにしないでくださいまし!!////////」
初春「白井さんの空間移動でとばして下さいよう」
黒子「初春・・・貴女って人はどれだけ面倒くさがり屋なんですの!?」
美琴「いいじゃないそれくらい。とばしてあげなさい」
黒子「はぁ・・・お姉さまがそうおっしゃられるのなら、分かりましたの」
黒子「じゃあまずは・・・初春と佐天さん、こちらへ来てくださいまし」
初春「やったー!!」
佐天「はーい」
黒子「それでは行きますわよ・・・それっ!!」シュンッ
上条(あらためて見るとすげえな・・・) - 72 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします[sage]:2010/12/28(火) 00:22:26.56 ID:DzcmfPg0
- 黒子「さ、お次はお姉さま、こちらへ」
美琴「あれ?コイツは?」
黒子「お姉さまとこの類人猿を一緒にしとくとナニをされるかわかりませんの!!!」
上条「なにもしねーよ!!」
黒子「そんな証拠どこにもありませんの。ではいきますわよ・・・それっ!!」
美琴「ま、まっt」シュンッ
黒子「ふう・・・さて、お次は上条さん、こちらへ」
上条「お、おう・・・」wktk - 73 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします[sage]:2010/12/28(火) 00:22:58.04 ID:DzcmfPg0
- 黒子「ではいきますわよ・・・それっ!!」
黒子「あれ・・・?それっ!!ふんっ!!ちょいさっ!!」ブンブン
上条「あー・・・右手の事忘れてた・・・」
黒子「右手以外は移動できるんじゃありませんの?」
上条「そんなことしたら下条さんのお友達がいなくなってしまうじゃありませんか!!!」
黒子「下条?あなたは上条さんではございませんでしたっけ?」ポカーン
上条「上条さんの下条さんですよ!!!」クワッ
黒子「??」
上条「だから・・・おt」ハッ
上条(女子中学生相手になんて話をしているんだ俺は・・・)
黒子「?????」
上条(幸いなんの事だか把握してないようだ・・・) - 74 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします[sage]:2010/12/28(火) 00:23:39.30 ID:DzcmfPg0
- 上条「そ、それでこの後どうするんだ?結局上条さんは空間移動できないようですし・・・」
黒子「はぁ・・・とりあえず外に出てくださいな」
上条「別に白井だけ空間移動してくれてもいいんだぞ?」
黒子「わたしが先に出てしまったら一体誰が戸締りいたしますの!?」
上条「・・・え?オートロックじゃ・・・」
黒子「今まではそうでしたが、電気系能力者による侵入が相次いだためオートロックと手動の両方になったんですの」 - 75 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします[sage]:2010/12/28(火) 00:24:08.89 ID:DzcmfPg0
- 上条「じゃあ俺に鍵を渡してくれれば・・・」
黒子「部外者に大切な鍵を渡せると本気でお思いですの?」
上条「う・・・そうですよね、上条さんですもの・・・」ズーン
黒子「勝手に落ち込まないで下さいまし。この鍵はお姉さまにだって渡したことはございませんから」
上条「かなり厳重なんだな・・・」
黒子「ええ・・・なにせ侵入してくる電気系能力者の学園都市内シェアの約9.5割がお姉さまですから」
上条「・・・え?でもそれじゃ手動にしても意味無いって事じゃないのか?」
黒子「どうしてですの?」
上条「だってさっきビリビリ普通に入ってきただろ?」
黒子「・・・」
上条「・・・」
黒子「・・・戸締りしますから早く出てくださいな」
上条「華麗にスルー!?」 - 76 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします[sage]:2010/12/28(火) 00:25:30.30 ID:DzcmfPg0
- ~Joseph’s前~
佐天「おそいなー白井さんたち・・・」
初春「一体なにやってるんでしょうか?」
美琴(まさか二人っきりだからって・・・)
~美琴脳内~
上条『黒子・・・やっと二人っきりになれたね・・・』ハァハァ
黒子『そうですの・・・』ハァハァ - 77 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします[sage]:2010/12/28(火) 00:26:53.28 ID:DzcmfPg0
- 上条『黒子・・・俺黒子が欲しい・・・』ハァハァ
黒子『そんな・・・当麻さん・・・んっ・・・ぷはぁ・・・・』ハァハァ
上条『黒子・・・俺のもうこんなに大きくなっちまった・・・挿れても・・・いいか?』ハァハァ
黒子『うふふ・・・当麻さんのせっかち・・・いいですわ、早く来て・・・』ハァハァ
上条『黒子っ・・・黒子っ・・・』スパンスパン
黒子『はぁ・・・ん、大きい・・・』スパンスパン
上条『黒子・・・俺もう・・・』スパンスパン
黒子『あっ・・・黒子も!!黒子もイきそうですの・・・!!!』スパンスパン
上条『黒子・・・!!黒子・・・!!』スパンスパン
黒子『あん・・・当麻さん・・・!!一緒に・・・・!!』スパンスパン
上条・黒子『あああああああああ!!!!!!』ビクンッビクンッ
上条・黒子『あああ・・・』ガクッ
~美琴脳内・終わり~
美琴「なに最後までやってくれとんじゃああああああああああい!!!!!!!!!!!!」ドカーン
初春・佐天「!!!!!!!」ビクッ
- 81 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします[sage]:2010/12/28(火) 17:52:28.96 ID:Jmr7nwDO
- 佐天「み、御坂さん!!どうしたんですか!?」
美琴「ちょっと悪夢をね・・・」
初春「でもすごい目開いてましたよ?」
美琴「・・・目を開けて寝てたのよ」
初春・佐天(絶対白井さんと上条さんの事考えてましたね・・・) - 82 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします[sage]:2010/12/28(火) 17:53:47.75 ID:Jmr7nwDO
- 美琴「・・・それにしても黒子遅いわねえ、なにやってんのかしら?」
オネエサマ-!!!!!!
初春「あ、来ましたよ」
黒子「お姉さま!!!おくれましたの!!!お詫びにお姉さまの唇に熱いヴェーゼを・・・」
美琴「はーなーれーなーさーい!!!!!」ビリビリ
黒子「はぁん!!!」ビリビリ - 83 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします2010/12/28(火) 17:54:47.66 ID:Jmr7nwDO
- 美琴「まったく・・・」
佐天「白井さん、上条さんは?」
黒子「すぐ来るとおもいますの・・・あ、来ましたの」
上条「ゼーハー・・・・ふ、不幸だー・・・・」
美琴「ああ・・・アンタはその右手のせいで空間移動できなかったのね・・・」
上条「白井・・・オマエの能力って81.5mが限界じゃなかったか・・・?なんで上条さんは1.6kmも走らされたんでせうか?」ゼーハー
白井「ああ・・・それなら・・・」
佐天「私たち、バスの中にとばしてもらいました!」
上条「どおりで・・・不幸だー・・・」 - 84 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします[sage]:2010/12/28(火) 17:56:06.86 ID:Jmr7nwDO
- 白井「まあ、新幹線並の私の速度についてくるだけでも驚きましたの」
上条「ハァ・・・ハァ・・・」
初春「大丈夫ですか?おしぼり、使いますか?」
上条「ありがとうございます・・・なんだか五和みたいだな」
美琴「五和?」ピクッ
初春「誰ですか?それ・・・」ヒクヒク - 85 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします[sage]:2010/12/28(火) 17:56:50.33 ID:Jmr7nwDO
- 上条「ん?詳しくは言えないが外部の知り合いでな・・・まぁ外部といっても何回か学園都市にも来てるんだが・・・あ、御坂は見たことあるだろ?ほら、俺と一緒にバイクに乗ってた」
佐天「い、一緒に・・・」ヒクヒク
黒子「バイクですの・・・?」ヒクヒク
美琴「・・・ええ。よぉーく覚えてるわよ・・・・アンタがバイクの後ろに乗ってるのをいい事に後ろから抱きしめてたあの子でしょ・・・?」ゴゴゴゴ - 86 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします[sage]:2010/12/28(火) 17:57:39.71 ID:Jmr7nwDO
- 上条「そうそう・・・・って御坂さん?あれ?白井さんに佐天さん、初春さんまで・・・どうしてそんなに皆さん怖い顔をしてるんでせうか?」
初春・佐天・黒子「問答・・・」ゴゴゴゴ
美琴「無用じゃこのヤロォォォォォォ!!!!!!!!!アンタは何本旗たてりゃ気が済むのよぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!!!」ビリビリビリビリ
上条「ぎゃああああああああああ!!!!!いたいいたいいたいやめて殴らないで叩かないで蹴らないでぇぇぇぇぇ!!!!金属矢とばそうとしないでええええええええ!!!!!不幸だぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」
通行人A「浜面、超見てください。あれが超噂の痴話げんかってやつですかね」
通行人B「そうかもな・・・うわ・・・痛そう・・・・」
通行人C「ねえねえ!!あれなにしてるの?ってミサカはミサカはアナタに質問してみる!!」
通行人D「見ちゃいけませン。」 - 91 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします[sage]:2010/12/29(水) 19:00:53.41 ID:.jykRoDO
- ~Joseph’s店内~
上条「あうう・・・もうお婿にいけない・・・」ボロッ
初春「旗を乱立させるのがいけないんですよ」プンプン
美琴「わたし何にしようかな・・・」
美琴(ん?お子様ランチをご注文の方に限り当店オリジナルゲコ太マスコットプレゼントですって!?)キラーン
佐天「じゃあ私はこのカルボナーラにします」
初春「太りますよ佐天さん・・・」
佐天「一食ぐらいいいの!!」 - 92 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします[sage]:2010/12/29(水) 19:01:42.34 ID:.jykRoDO
- 黒子「わたくしはペペロンチーノにいたしますの」
初春「私は・・・えーと・・・この太陽の恵みたっぷりハイビスカス盛り合わせサラダとコーンスープにしようかなぁ・・・」
上条「俺はこのハンバーグにするよ」
黒子「そんなに安い物でいいんですの?」
上条「し、白井さんは私めの食費(暴食シスターを除く)一週間分の物を安いと仰られるのですか?うう格差社会に涙が・・・」グスッ - 93 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします[sage]:2010/12/29(水) 19:02:14.99 ID:.jykRoDO
- 黒子「そんな事で泣かないで下さいまし。・・・育ち盛りの殿方はそのような安い物より大盛りハンバーグの方がよろしいのではございませんこと?」
上条「うう・・・そのようなもの見たことも食べたこともございませんよ・・・」
初春(一体どんな生活をしているんでしょうか・・・)
佐天(いくら無能力者とはいえここまで苦しくないと思うんだけどな・・・)
黒子「お姉さまは何になさるのですか?」
美琴「・・・お子様ランチ」
初春(やっぱり)
佐天(やっぱり)
黒子(やっぱり)
上条「・・・ぷっ」 - 94 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします[sage]:2010/12/29(水) 19:02:52.65 ID:.jykRoDO
- 美琴「な、なによ・・・文句あるの?」
上条「いや別に・・・」ニヤニヤ
美琴「文句あるなら言いなさいよ!!!!」ビリビリ
黒子「こんな公共の場でやめて下さいまし」
佐天「じゃあ呼びますね・・・すいませーん」
ウエイトレス「はい、ご注文をお伺いいたします」 - 95 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします[sage]:2010/12/29(水) 19:03:35.92 ID:.jykRoDO
- 黒子「カルボナーラとペペロンチーノと太陽の恵みたっぷりハイビスカス盛り合わせサラダとコーンスープとお子様ランチと・・・」チラッ
上条「?」
黒子「あと大盛りハンバーグでお願いしますの」
上条「おい・・・おれhムグッ」
初春(白井さんの厚意に甘えましょうよ)
佐天(そうですよ、上条さん)
上条「むぐー!!むぐぐー!!」 - 96 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします[sage]:2010/12/29(水) 19:04:17.83 ID:.jykRoDO
- ウエイトレス「ご注文を繰り返します。カルボナーラが一点、ペペロンt(ry・・・以上で宜しいでしょうか?」
黒子「はいですの」
ウエイトレス「こちら、ただいまキャンペーン中のゲコ太マスコットでございます。ごゆっくりどうぞ」
黒子「ありがとうですのー」
上条「ぷはっ・・・おい白井」
黒子「なんですの?」ニコッ
上条「!?・・・あ、ありがとう///」
黒子「いいえ、どういたしましてですの」ニコッ
上条(やべー・・・今の笑顔だけで下条さんが臨戦態勢に入るところだったぜ・・・)
佐天(初春!今の見た!?)ヒソヒソ
初春(見ました!!笑顔だけで・・・あの上条さんが・・・)ヒソヒソ
佐天・初春(デレた!!!)キュピーン - 97 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします[sage]:2010/12/29(水) 19:04:44.51 ID:.jykRoDO
- 佐天(・・・で、御坂さんは?)チラッ
美琴(うふふ・・・ゲコ太とピョン吉がセットなんて・・・)ニタニタ
初春(ゲコ太見てニタニタしてますね)ヒソヒソ
佐天(ちぇっおもしろくないな)ヒソヒソ - 103 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします[sage]:2010/12/30(木) 18:02:54.92 ID:1snQ2MDO
- 上条「白井、こんなに高いもの奢ってもらってばっかりじゃ悪いから、そのお礼になんかして欲しい事とかあるか?」
黒子「特にはありませんの・・・ただ・・・・」
上条「ただ?」
黒子「白井ってのもなんか余所余所しいので・・・その・・・黒子って呼んで欲しいですの/////」モジモジ
上条「へ?そんなことでいいのか?黒子」
黒子「!?//////////////」ドキーン - 104 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします[sage]:2010/12/30(木) 18:03:56.13 ID:1snQ2MDO
- 黒子(まさか破壊力がこれ程までとは・・・驚きましたの・・・)ドキドキ
初春・佐天(キターーーーーーーーーーーーー!!!!!!)wktk
美琴(あれ、いつの間にこんないい雰囲気に)
上条(変なお願いした後は急に赤くなって・・・そんなにアレってのは辛いもんなのか) - 105 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします2010/12/30(木) 18:04:47.53 ID:1snQ2MDO
- 初春「それにしても・・・」キョロキョロ
ウエイトレスサイコウヤデー メイドダニャー オナカスイタンダヨ タクサンタベルノデスヨー フンモッフ アッーーーーーーー
初春「よく混んでますね・・・」
佐天「そう?日曜日だったらこんなもんじゃないの?」
美琴「そうそう・・・混んでるといえば昨日・・・」
キャッキャウフフ
上条(入り込む隙が無い・・・) - 106 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします[sage]:2010/12/30(木) 18:05:25.19 ID:1snQ2MDO
- 上条(トイレにでも行こうかな)ガタッ
キャーキャー
上条「ふう・・・」チョロチョロ
??『ん?あれはカミやん・・・』
??『こんな所で何してるんやろ・・・』
??『さてはまた新しいフラグを・・・』
??『許せへん!!そんなんこの青ピ様の目が黒い内は許せへんで!!』
青ピ『しばらく様子見やな・・・つけていってみよ』 - 107 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします[sage]:2010/12/30(木) 18:06:28.01 ID:1snQ2MDO
- 美琴「それでね?黒子が・・・」
上条「ふう・・・」ガタン
青ピ『常盤台やとーーーーー!!!それからあっちは・・・柵川中学やったかな?』
青ピ『それにしてもあんなに可愛い子ばっかり集まって・・・恨むでカミやん』
青ピ『これは土御門にも連絡やな・・・』ピッ - 108 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします[sage]:2010/12/30(木) 18:06:58.67 ID:1snQ2MDO
- 土御門「青ピの奴・・・どこで道草食ってるんだにゃー」
オニイタマ!!オニイタマ!!
土御門「ん?電話が・・・青ピか」ピッ
土御門「なんだにゃー」
青ピ『大変や!!カミやんが・・・・』
土御門「なんだって?・・・分かった。すぐに行く」ピッ - 109 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします[sage]:2010/12/30(木) 18:08:10.24 ID:1snQ2MDO
- 初春「どこ行ってたんですか?」
上条「ん?トイレだよ」
佐天「手がビショビショですね・・・これ、使ってください」つハンカチ
上条「いいのか?ありがとう」フキフキ
初春(佐天さん!!抜け駆けはずるいですよ!!)ヒソヒソ
佐天(へへーん、早いもの勝ちだよーん。ういはるぅ)ヒソヒソ
美琴(佐天さん・・・・もしや)
黒子(佐天さん・・・・・・ハッこ、この気持ちはなんですの?なんだかとても・・・)
- 116 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします[sage]:2010/12/31(金) 17:35:09.56 ID:QT.gEYDO
- 青ピ『カミやん・・・あの柵川中学の髪の長いおにゃのこのハンカチをなんの躊躇いも無く使いよったで』
土御門『恐るべしカミやん病・・・といったところかにゃー?』
青ピ『カミやん・・・ああ、結構マジで[ピーーー]ばいいのに』
土御門『しかも一回も嗅がずに返すとは・・・』
上条「これ、ありがとな」キラーン
佐天「!?」ドキッ
佐天「いえいえ・・・どういたしまして・・・/////」(なんて破壊力なんだろう・・・・)
青ピ『それ以上深追いせえへんとは・・・さすがカミやん』
土御門『おい・・・青ピ、あのテーブルをよく見てみろ・・・』 - 117 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします[sage]:2010/12/31(金) 17:35:43.21 ID:QT.gEYDO
- 青ピ『ん?・・・あ、あれは・・・・・・』
初春「えへへ」ゴゴゴゴ
佐天「あはは」ゴゴゴゴ
美琴「うふふ」ゴゴゴゴ
黒子「おほほ」ゴゴゴゴ
上条「!?」ゾクッ
青ピ『なんと恐い女性たちなんや・・・それぞれがそれぞれでアフリカゾウ一頭位なら楽勝で殺せそうな殺気をもっとる・・・』
土御門『あのカミやんでも殺せない幻想があるとは・・・』
青ピ『殺せないも何も、元々カミやんのせいで現れた幻想なんやけどな』 - 118 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします[sage]:2010/12/31(金) 17:36:16.95 ID:QT.gEYDO
- ウエイトレス「おまたせしました。ペペロンチーノご注文のお客様」
黒子「はいですの」
ウエイトレス「カルボナーラご注文のお客様」
佐天「はーい、うわおいしそう」
ウエイトレス「お、お子様ランチご注文のお客様」
美琴「は、はい・・・」
ウエイトレス「コーンスープご注文のお客様」
初春「はい」
ウエイトレス「のこりのお料理もすぐお持ちします。少々お待ち下さい」
黒子「あ、すみませんの」
ウエイトレス「はい、なんでしょう」
黒子「ドリンクバー五つ、追加でお願いしますの」
ウエイトレス「承りました。グラスはあちらに見えます機械のところにございますので、ご自由にお使いください」
ウエイトレス「それではごゆっくり」 - 119 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします[sage]:2010/12/31(金) 17:36:38.18 ID:QT.gEYDO
- 美琴「黒子、よく思い出したわね。すっかり忘れてたわ」
黒子「いえいえ、それよりも勝手に五人分頼んでしまいましたが宜しかったでしょうか?」
佐天「もちろん!!」
初春「平気ですよ」
上条「あー・・・黒子」
黒子「なんですの?」 - 120 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします[sage]:2010/12/31(金) 17:37:08.97 ID:QT.gEYDO
- 上条「ドリンクバーぐらいは自分で出すよ」
黒子「別に遠慮なさらずともよろしいですのに・・・」
上条「これくらいは払わないと流石に上条さんのプライドズタズタですよ」
黒子「あら、あなたプライドなんてお持ちでしたのね」
上条「な、なんですとー上条さんにだって・・・」
ギャーギャー
美琴(なによあの二人・・・急に仲良くなっちゃって・・・)
佐天(やっぱり名前で呼ばせた白井さんの一人勝ちだねー)ヒソヒソ
初春(いいなぁ・・・)ボー
佐天(・・・初春が私の話聞いてくれなくなっちゃった)クスン - 121 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします[sage]:2010/12/31(金) 17:37:31.59 ID:QT.gEYDO
- 土御門『・・・えー、ここまでの状況を整理したいと思います。』
青ピ『カミやんがあの常盤台のツインテールの子の事を名前で呼び捨てにして・・・』
土御門『しかも奢ってもらっていると』
青ピ『男としてのプライドはないんかカミやん!!!』
土御門『全くだにゃー・・・』
- 131 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011![sage]:2011/01/01(正月) 18:02:09.03 ID:m4FsTMDO
- ウエイトレス「お待たせしました。太陽の恵みたっぷりハイビスカス盛り合わせサラダのお客様」
初春「はい」
ウエイトレス「大盛りハンバーグでお待ちのお客様」
上条「はい・・・うっうっ・・・こんな豪華なもの今まで上条さん見たことありませんよ」
黒子「大袈裟な・・・」
美琴「はーい、料理も揃った事だし・・・」 - 132 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011![sage]:2011/01/01(正月) 18:05:13.52 ID:m4FsTMDO
- 美琴「それでは皆さんご一緒に♪」
初・佐・美・黒・上「いただきます♪」
青ピ『なんやなんやあの息の合い方は!!!』
土御門『今は無き某夏休みの恒例番組の匂いがしたにゃー』
青ピ『あれだけは1回たりとも欠かしたことは無かったでー』
土御門『青ピは誰がタイプだったんだにゃー?』
青ピ『もち、ミホちゃんやで』
土御門『あ?ありさちゃんだろ』
青ピ・土御門『・・・』バチバチバチバチ - 133 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011![sage]:2011/01/01(正月) 18:05:45.76 ID:m4FsTMDO
- 佐天「このカルボナーラおいしい!!」テーレッテレー
黒子「ペペロンチーノもなかなかですの」
初春「お花の栄養になります!!!」ワシャワシャ
上条「うっうっ・・・世の中にはこんなにおいしいものが・・・」
美琴「・・・お子様ランチだっておいしいもん」 - 134 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011![sage]:2011/01/01(正月) 18:06:16.23 ID:m4FsTMDO
- 上条「あ、俺ドリンクバー行ってくる」ガタッ
初春「あ、じゃあ私も・・・」ガタッ
佐天「初春が行くなら私も!!」ガタッ
黒子「初春だけには任せておけませんわ!!」ガタッ
美琴「え、じゃあわたしも・・・」ガタッ
上条「あー・・・そしたらだれも荷物見る人がいなくなっちゃうから俺残るわ」ストン
初・佐・黒・美(えええええええええええええええええ!?) - 135 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011![sage]:2011/01/01(正月) 18:07:38.97 ID:m4FsTMDO
- 上条「さあさあ上条さんは気にせずみんな行ってきてください」
初・佐・美「はーい・・・」
黒子「上条さんだけに任せるのは心配ですの。みなさん、どうぞここは黒子にお任せあれ」シュタッ
初・佐・美「!?」
上条「ん?黒子も行ってきていいんだぞ?」
黒子「あなただけにするとお姉さまの荷物を漁られると困りますの!!それは黒子の役目ですの!!」
上条「漁らねーよ!!そしてオメエも漁んじゃねーよ!!」
黒子「わたくしとお姉さまは固い絆で結ばれておりますのでいいんですの!!」
上条「おまえなあ・・・」
ギャーギャー
初・佐・美(白井さん(黒子)のヤロウ・・・・・・・)トボトボ - 136 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011![sage]:2011/01/01(正月) 18:08:31.84 ID:m4FsTMDO
- 青ピ『あの子積極的やなあ・・・白井黒子ちゃんやったっけ』
土御門『でもカミやんもあの子もさほど意識してる様子はないにゃー』
青ピ『へ?あの子ビンビンに意識してるように見えるけど?』
土御門『そんなこと言ってるからお前は青髪でピアスなんだにゃー。いいかよく聞け』 - 137 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011![sage]:2011/01/01(正月) 18:09:03.19 ID:m4FsTMDO
- 土御門『あの子はレールg・・・・コホンもう一人の常盤台の子を慕っている。それも恋愛感情とさほど変わらない位』
青ピ『ふむふむ』
土御門『でも心の奥ではカミやんに惹かれていて、それが行動に出ている』
土御門『しかし、それは心の奥での話。周りは気付いてもあの子はそれに気付かない。いや、気付いてる。気付いてるけど気付いた事を認めていない』
青ピ『ほうほう』 - 138 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011![sage]:2011/01/01(正月) 18:11:15.33 ID:m4FsTMDO
- 土御門『そんなあの子の中での葛藤から、行動と思考にズレが生じている。当然心の奥では惹かれているから赤面したりはするが、実際あの子はそこまでカミやんを意識しているとは言いがたいって事だにゃー』
青ピ『つまりは本当のところカミやんが好きやねんけど、あの子はそれを認めてないから決して意識してあんな行動をとっているわけではないという事やな』
土御門『平たく言えばそうだにゃー』
青ピ『そして実は僕のことも好きやから、あのツインテールで髪コキしてくれると』
土御門『一体お前は何を聞いていたんだにゃー』
- 143 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011![sage]:2011/01/02(日) 18:23:21.07 ID:isC0YADO
- 美琴「持ってきたわよー。」
上条「ん?ビリビリ、お前なんだそれ?」
美琴「椰子の実サイダーよ」
上条「ふーん・・・いつもと一緒なんだな」
初春「ふー・・・いっぱいあってまよっちゃいました」
上条「初春さん、それは?」
初春「これですか?ハイビスカスジュースです」
上条「初春さんってハイビスカス好きなの?」
初春「はい!!お花にいいんですよ!」
上条「へ、へー」 - 144 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011![sage]:2011/01/02(日) 18:23:56.77 ID:isC0YADO
- 佐天「えへへ・・・おまたせしました」
上条「佐天さん、それなに?」
佐天「黒豆サイダーです」
上条「・・・おいしいの?」
佐天「ええ、それはもう」
上条「・・・」
上条(最近の若いもんは分からん・・・)
黒子「じゃあ行ってきますの」ガタン
上条「あ、俺も行くよ・・・荷物頼んだぞビリビリ」ガタン
美琴「(私・・・頼りにされてる!!)は、早く行ってきなさいよ・・・」
ゴキュゴキュゴキュゴキュ・・・タン!!
初春「あれれ~もう無くなっちゃいましたぁ~上条さん!!白井さん!!まってぇ~」トテトテ
佐天(この初春・・・できる!)
美琴(初春さん・・・恐ろしい子!!) - 145 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011![sage]:2011/01/02(日) 18:24:28.74 ID:isC0YADO
- 青ピ『あのお花の子もやるなぁ』
土御門『かなりの策士と見たにゃー』
青ピ『なんかこの戦いではあの短髪の常盤台の子が一歩引いてる感じやなぁ』
土御門『いや、そう思われがちな局面だけど、よく見るぜよ』
青ピ『ん?なに?どこ?』
土御門『カミやんが荷物を預けてる』
青ピ『それがどうかしたん?』
土御門『人間の心理として、自分の鞄を預けるっていうのは、並大抵の信用じゃあまり無意識にできるものじゃないんぜよ』
青ピ『そうかなあ、僕結構人に預けるけど』
土御門『ならその預けた奴の名前を挙げてみろ』 - 146 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011![sage]:2011/01/02(日) 18:25:09.10 ID:isC0YADO
- 青ピ『えーっと・・・カミやんやろ、あと土御門やろ・・・あと子萌先生。そんなもんかなあ』
土御門『見ろ。みんな信用してる人間じゃないか』
青ピ『まあカミやんと土御門に預けたときは鞄の中に納豆の上の透明のビニール入れられたけどな』
土御門『・・・とにかく、それぐらいカミやんはあの短髪のことを信頼してるってこった』
青ピ『異議あり。せやけどあの呼び方はなんや。ビリビリて。黒子ちゃんとは大違いやで?』
土御門『そんなもん俺はしらんぜよ。ただ一つ言えるのは、あの短髪は一歩引いてなどいない。むしろ前に出てるぐらいだってことだ』
青ピ『つまりあのサイダーの中に僕のエクスキャリバーを突っ込んでこいと。そういう事やね』
土御門『お前ホント帰れよ』 - 147 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011![sage]:2011/01/02(日) 18:25:36.88 ID:isC0YADO
- 上条「こんだけいっぱいあると迷っちゃうな・・・」
黒子「わたくしはアイスティーにいたしますわ」ジャー
初春「じゃあ私はジャスミンティーで」ジャー
上条「うーん・・・俺は・・・これだな」ジャージャー
初春「ただいまー」
佐天「おかえりー」
美琴「おかえり黒子」
上条「ただいま・・・」
佐天「おかえりなs・・・・うわ!!なんですかそれ?」 - 148 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011![sage]:2011/01/02(日) 18:26:11.11 ID:isC0YADO
- 上条「ん?これはウーロン茶といちごおでんを3:2の割合で混ぜたんだが・・・まずかったかな?」
黒子「当然ですの・・・」
美琴「食べ物で遊んじゃいけないのよ・・・?」
上条「・・・いや、分かってはいるんだけど、どうしてもやってみたくなっちゃって・・・・」
佐天「あー、わかりますそういうの」
黒子「炭酸飲料のボタンを連打したら炭酸水がでてくるって類のやつですの?」
上条「そーそー。そんな感じ」
美琴(マジかしら)
佐天(あとでやってみよっと) - 149 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011![sage]:2011/01/02(日) 18:27:07.94 ID:isC0YADO
- 青ピ『あー・・・あかん』
土御門『今度はなんだにゃー』
青ピ『なんかカミやん見てたら殴り倒したくなってきた』
土御門『奇遇だな、俺もだにゃー』
青ピ『行くか?』キラリ
土御門『そうだにゃー』キラリ
子萌「・・・あれは土御門ちゃんに青ピちゃん?」 - 150 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011![sage]:2011/01/02(日) 18:27:38.46 ID:isC0YADO
- 子萌「二人で一体何をやっているのですかー?」ポン
土御門「ん?誰だにゃー」クルリ
青ピ「ん?誰?・・・子萌てんてー!?」クルリ
子萌「一体何をやっていたのですかー?」
土御門「何でもありませんですにゃー」
子萌「手にフォークとナイフを持って言うことじゃ無いと思いますよー」
土御門「いやこれは青ピが」 - 151 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011![sage]:2011/01/02(日) 18:28:09.25 ID:isC0YADO
- 子萌「二人ともお仕置きが必要ですねー」
青ピ「はい!」
子萌「じゃ、土御門ちゃんと青ピちゃんはコロンブスの卵をやってもらいますねー」
青ピ「はい!」
子萌「・・・・災誤先生と」ボソッ
青ピ「はい!・・・・・ええ!?」
子萌「じゃ、学校までは連れていってあげますから車に乗ってくださいねー」ズルズル
青ピ「あれ?土御門は?先生、土御門は!?」ピラリ - 152 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011![sage]:2011/01/02(日) 18:28:40.18 ID:isC0YADO
- 青ピ「ん?なんか手紙が」
『代金、払っといたぜよ。後は頼んだにゃー
背中刺す刃
土御門☆』
青ピ「・・・・・・」
青ピ「逃げやがったあああああああああ!!!土御門おおおおおお!!!!」
子萌「黙りやがれなのですー」ズルズル
青ピ「ふ、不幸やーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!」ズルズル ガー バタン - 153 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011![sage]:2011/01/02(日) 18:29:13.25 ID:isC0YADO
- フコウヤー
上条「あれは・・・青ピの声?はは、何やったんだあいつ」
黒子「上条さーん、そろそろ行きますのー」
上条「あ、わかったー。今行くぞー。」ガタン
佐天「あー、おいしかった」
美琴「じゃ、まず私がまとめてお会計するわね」
レジ「お会計〇〇〇円になりまーす」
美琴「カードで」
レジ「ありあとやしたー」
佐天「はい、御坂さん」チャリン
初春「私の分です」チャリン
黒子「どうぞですの」チャリン
上条「俺の分」チャリン
美琴「はい確かに」 - 154 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011![sage]:2011/01/02(日) 18:29:46.99 ID:isC0YADO
- 黒子「ではそろそろ支部に戻りますの」
上条「そうだな」
初春「じゃあ白井さん・・・」
佐天「お願いしまーす」
黒子「はいはい。お姉さまもこちらへ」
美琴「はいはい」
黒子「では行きますの・・・・それっ」シュンッ
上条「・・・・」 - 155 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011!2011/01/02(日) 18:30:13.44 ID:isC0YADO
- 黒子「・・・さ、行きますの」
上条「へ?お前は空間移動しないのか?」
黒子「いいですの!行きますの!」ギュッ
上条「おいおい!走るなよ!痛いって!速いって!!!!」ズルズル
黒子「それくらい我慢しなさいなこの類人猿!」タタタタ
上条「あああああ・・・・・・不幸だーーーー!!!!!!」ズルズル
???「カミやん・・・・この期に及んで不幸とは・・・・・万死に値するにゃー」 - 156 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011![sage]:2011/01/02(日) 18:30:51.74 ID:isC0YADO
- ???「やっと見つけたのですよー」ポン
???「へ?・・・・・こ・・・もえせんせい?」
子萌「さ、学校へ行くのですよー」ズルズル
土御門「・・・ふ、不幸だにゃー」ガクッ ズルズル - 159 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011![sage]:2011/01/02(日) 18:53:03.91 ID:isC0YADO
- >>158
ホントだ!ごめんなさい!
訂正
×子萌
〇小萌
こういった物には気をつけてたつもりだったんですが・・・本当にすみませんでした。帰ったら原作全部読み返します・・・・
- 169 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011![sage]:2011/01/03(月) 18:13:18.90 ID:wUGlmUDO
- 黒子「上条さんは普段はどのような事を?」テクテク
上条「普段ですか?普段は・・・厄介事に捲き込まれてるからよく分かんないや」テクテク
黒子「・・・どうして上条さんは自ら厄介事に首を突っ込む様なことをなさるのですか?」テクテク
上条「んー・・・自ら首を突っ込んでるんじゃ無くて気が付いたら捲き込まれてるから・・・」テクテク
黒子「そうじゃありませんの。今回の事にしてもわたくしを助けなければ捲き込まれることはございませんでしたの」テクテク
上条「うーん、やっぱり俺には取り柄もないし、その上困ってる人を見捨てるなんて上条さんにはできませんよ。それに黒子の場合は一歩間違えりゃ大変な事になってたからな」テクテク
黒子「それは・・・どうも」テクテク - 170 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011![sage]:2011/01/03(月) 18:13:47.05 ID:wUGlmUDO
- 黒子「あの上条さん」テクテク
上条「あのさぁ」テクテク
黒子「なんですの?」テクテク
上条「俺だけ下の名前で呼ぶのもなんだし、黒子も下の名前で呼んでくれないか?」テクテク
黒子「」ピタッ
上条「ん?」
黒子「な・・・な・・・・////」プルプル
上条「おーい、黒子さーん」ピラピラ
黒子「//////////」プシュー
上条「な、なんか分かんないけど不幸だー!」 - 171 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011![sage]:2011/01/03(月) 18:14:18.29 ID:wUGlmUDO
- ~第一七七支部~
初春「白井さんたち遅いですねー」
美琴「なんか不愉快の香りがするわね」
佐天「奇遇ですね、私もなんかそんな香りが」
初春「お二人もですか?私もなんだか」
ガラッ タダイマー
初・佐・美「!!!」クルッ
上条「ふー・・・黒子って意外と軽いんだな」ヨッコイショ
黒子「ふにゅう・・・//////////」プシュー
初春「・・・」
佐天「・・・」
美琴「・・・」 - 172 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011![sage]:2011/01/03(月) 18:14:47.19 ID:wUGlmUDO
- 上条「このソファに寝かせてっと・・・・あれ?みんなどうしたんだ?」
初春「・・・どうして白井さんをおんぶしてたんですか?」
上条「ん?話してたら急に倒れて・・・」
佐天「・・・へー」
美琴「・・・それは大変だったわね」
上条「そうでもありませんでしたよ?黒子、軽かったし」 - 173 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011![sage]:2011/01/03(月) 18:15:18.10 ID:wUGlmUDO
- 黒子「うーん////・・・はっ、ここは?」ハッ
初春「あ、気が付いた」
美琴「黒子、大丈夫?」
黒子「ええ、大丈夫ですの」
上条「黒子、お前どうして倒れたんだ?」
黒子「なんでもありませんの・・・と、当麻さんが運んできてくれたんですの?////////」
上条「ああ」
黒子「それは・・・またどうもありがとうございましたの/////」
佐天(な・・・・)
美琴(名前で・・・・・)
初春(呼び合ってる・・・・・・だと・・・・?)
佐・初・美(道中に一体何が・・・?) - 174 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011![sage]:2011/01/03(月) 18:16:41.31 ID:wUGlmUDO
- ~初春脳内~
上条『見て、黒子』
黒子『なんですの?』
上条『綺麗な花があるよ』
黒子『あら本当・・・桔梗ですわね』
上条『桔梗?』
黒子『ええ。花言葉は・・・』
上条『花言葉は?』
黒子『・・・変わらぬ、愛情ですの』
上条『そうか・・・』
上条『黒子』
黒子『なんですの上条さ・・・・!』チュッ
上条『俺からの黒子への愛も、変わらないよ』
黒子『か、上条さん・・・・・////』
上条『水くさいな・・・・もし、黒子も俺の事を愛しているなら・・・・当麻さん、と呼んでくれないか』
黒子『と、当麻さん・・・・・・////』
上条『黒子・・・・・』
ドサッ
~初春脳内・完~
初春(・・・・上条さん・・・こんなに短時間で終わるなんて・・・・・お早いんですね)
初春(じゃなくてっ!)ブンブン - 175 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011![sage]:2011/01/03(月) 18:18:05.40 ID:wUGlmUDO
- ~佐天脳内~
上条『なあ、黒子・・・』
黒子『なんですの?』
上条『手、繋がないか?』
黒子『えっ・・・?///』
上条『ほら・・・』ギュッ
黒子『///////』ギュッ
上条『////』テクテク
黒子『////』テクテク
上条・黒子『なあっ』『あのっ』
上条『あ・・・先、どうぞ』
黒子『どうも・・・・』
黒子『あのっ!当麻さん・・・・とお呼びしてもよろしいでしょうか/////』
上条『へ?どうぞどうぞ』
黒子『あ、ありがとうですの/////・・・それで、かm・・・・当麻さんのご用件は?』
上条『え?ああ・・・・』
黒子『・・・』ドキドキ - 176 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011![sage]:2011/01/03(月) 18:19:21.30 ID:wUGlmUDO
- 上条『く、黒子!』
黒子『はいっ!?』ドキッ
上条『す・・・きです・・・・付き合ってください・・・・・』
黒子『・・・・嬉しい、勿論ですの・・・・・・//////』
上条『/////』
黒子『/////』
上条『か、帰るか/////』ギュッ
黒子『は、はいですの/////』ギュッ
~佐天脳内・完~
佐天(・・・・まさかね、こんなに早くはないでしょー)タハハ
佐天(でも・・・いやまさか!)ブンブン - 177 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011![sage]:2011/01/03(月) 18:19:48.54 ID:wUGlmUDO
- ~美琴脳内~
ギシギシアンアン
~美琴脳内・完~
美琴(ふぅ・・・・疲れてんのかしら私)
美琴(でもあの子の顔・・・・・一人で・・・シた後にそっくりだったし・・・・)
美琴(ま、まさか二人で見せ合いっ子したとか!?)
美琴(ツインテールでツインオ〇ニーなんて・・・洒落になんないわ)ブンブン - 178 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011![sage]:2011/01/03(月) 18:20:30.03 ID:wUGlmUDO
- 初・佐・美「・・・」ブンブン
上条「なあ、ああやって首振るのが最近の流行りなのか?」
黒子「いや、聞いたことありませんの」
美琴「ハッ!!!!・・・・・今何時!?」
黒子「今ですの?・・・・げっ、あと10分で門限ですの!」
美琴「帰るわよ!黒子!じゃあね!初春さん!佐天さん!」ガー
黒子「それではさようならですの!初春、戸締まり頼みましたの!」シュンッ
初春「あ、白井さん!!!」
佐天「行っちゃったね」
上条「さて、じゃあそろそろ上条さんも帰るとしますか・・・・初春さんに佐天さん、送っていくよ」
佐天「え!?いいんですか!?」
上条「いいからいいから・・・・」
初春「はーい・・・あ、戸締まりしますから出てくださいね」ガー ガチャリ - 179 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011![sage]:2011/01/03(月) 18:21:08.17 ID:wUGlmUDO
- ~帰り道・とある道路~
佐天「ふー・・・今日は疲れましたねー」ノビー
初春「私もですー」
上条「あのー、初春さん」
初春「なんですか?」
上条「上条さんは明日も支部に行った方がいいんでせうか?」
初春「あー・・・はい、来てください」
佐天「ういはるぅーん、私も?」
初春「はい、できれば」
上条「何時ごろに?」
初春「何時でもいいです。学校が終わり次第来てください。鍵は開けときますから」
上条「分かりましたよ」 - 180 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011![sage]:2011/01/03(月) 18:22:34.45 ID:wUGlmUDO
- 初春「あ、私たちここで・・・・」
上条「ん?もういいのか?」
初春「はい」
佐天「さよーならー」バイバイ
上条「はい、さようなら」バイバイ
上条「・・・・」テクテク
初春「・・・・行っちゃいましたね」
佐天「さ、部屋に戻るとしようか」
初春「そうですね」
佐天・初春(戻ったらなんとか作戦を考えなければ・・・・・) - 181 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011![sage]:2011/01/03(月) 18:23:11.31 ID:wUGlmUDO
- ~常盤台・学生寮~
美琴「はぁー・・・・」
黒子「ギ、ギリギリでしたのー・・・・」バタン
黒子「疲れましたのー・・・・」ボスッ
美琴「こらこら、布団に入るのはお風呂に入ってから・・・・」
黒子「スー・・・スー・・・」
美琴「寝てるし・・・ま、いっか。おやすみ、黒子・・・」
黒子「んにゅう・・・」スヤスヤ
美琴(アイツについて聞こうと思ったんだけど・・・今日はいっか。私も寝よっと)
美琴「んにゅ・・・おやすみ、黒子・・・・」スヤスヤ - 182 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011![sage]:2011/01/03(月) 18:23:38.74 ID:wUGlmUDO
- ~とある学生寮~
上条「ただいまー・・・」
インデックス「・・・・いったいどこに行ってたのかな?」
上条「あー・・・インデックス、昼はどうしたんだ?」
インデックス「こもえにふぁみれすに連れていってもらったんだよ!」
上条「そうか・・・あー疲れた・・・・」
インデックス「ちょっととうま!よるごはんは?」
上条「え?・・・・あ!!」
上条「スーパー・・・・行き忘れた・・・・」
インデックス「おなかすいたんだよ!!!!!」
上条「くそっ・・・冷蔵庫は?」パカッ
冷蔵庫『入れてもないのに中身なんてあるもんかばかやろー』カラッポ
上条「・・・・・」
インデックス「・・・・これはどうゆうことなのかな?」
上条「あのー、インデックスさん?これには深ーい事情が・・・」
インデックス「そんなの知らないんだよー!!!!!!!!!」ガブッ
上条「ぎゃあああああ!!!!!!不幸だああああ!!!!!!!!」 - 183 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011![sage]:2011/01/03(月) 18:25:14.28 ID:wUGlmUDO
- ~とある学校~
青ピ「はぁ・・・・いたたた・・・」
ギニャー!!!!
青ピ「土御門・・・御愁傷様やでー・・・・」
キィー
青ピ「んっ!?」
災語「次、青髪ピアス」チョイチョイ
青ピ「い・・・い・・・」
土御門「」
青ピ「いやああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
第一日目、終了
- 195 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]:2011/01/06(木) 00:02:57.81 ID:K2/7BKU0
- ~常盤台学生寮~
黒子「むにゃ・・・・当麻さん・・・・・気持ちいいですの・・・・・」スースー
黒子「ハッ・・・・・夢でしたの・・・・・・・」ガバッ
黒子(わたくしが殿方に抱かれる夢など・・・・一時の気の迷いですの)ドキドキ
黒子「ん・・・お姉さまは?」キョロキョロ
黒子「ん?机の上に何か・・・・」カサッ - 196 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]:2011/01/06(木) 00:03:28.09 ID:K2/7BKU0
- 手紙『黒子へ
昨日も言ったけど今日から実験でしばらく帰れません。それまでよろしくね
P.S あんた昨日お風呂入ってないから、朝の内にシャワー浴びてきたら?』
黒子「お姉さま・・・・・」ジーン
黒子「はっ、そうですの!!シャワーを浴びてこなければ!!!!!」シュンッ
~部屋のユニットバス~
黒子「・・・・・・」シャー
黒子「・・・・・・チラッ」シャー
つ六時半
黒子「・・・まだ時間はありますのね・・・・」シャー
黒子「これをここに・・・・」シャー
黒子「んっ・・・・お姉さま・・・・・」シャー - 197 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]:2011/01/06(木) 00:03:56.44 ID:K2/7BKU0
- ~柵川中学生寮・初春の部屋~
初春「むにゅ・・・・・・」
ジリリリリリリリリリリリリリ
初春「はわわっ!!!!!!」ビクッ
初春「なんだ・・・目覚ましか・・・・・」ポチ
初春「・・・まだ眠いなあ」クワー
初春「もう一眠りしよう・・・・ちょっとだけ・・・・」グー - 198 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]:2011/01/06(木) 00:05:00.27 ID:K2/7BKU0
- ~同・佐天の部屋~
佐天「すー・・・・すー・・・・・・」
佐天「んっ・・・・・朝か・・・・・」ムクッ
佐天「眠いなー・・・・・」クニクニ
佐天「結局作戦も思いつかなかったし・・・・・」
佐天「えーと・・・・はっ!!!今日月曜じゃん!!制服に着替えないと・・・・・今何時?」
つ六時半
佐天「なーんだ六時半か・・・・・・まだ大丈夫だな・・・・・」
佐天「シャワーでも浴びるか・・・・・・」テクテク
~シャワールーム~
佐天「んっ・・・・くっ・・・・・・あんっ・・・・・上条さんっ・・・・・」ジョボボ
佐天「ふぅ・・・・・やっぱりシャワーより蛇口だな」ツヤツヤ - 199 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]:2011/01/06(木) 00:05:28.72 ID:K2/7BKU0
- ~とある学生寮~
上条「ぐーぐー」
ジリリリリリ
上条「ん、朝か・・・・・・・・」ポチッ
上条「昨日は余り眠れなかったし・・・不幸だー・・・」
上条「今何時だ?」
つ六時半
上条「げ、目覚ましいつもより一時間早くあわしちまったのか・・・・・どおりでインデックスが静かな筈だぜ」
上条「・・・・・このチャンスを逃すわけにはいかないよな」
下条『』ビーン(Morning Get Up状態) - 200 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]:2011/01/06(木) 00:06:05.97 ID:K2/7BKU0
- 上条「・・・・いつもはインデックスが居て出来ないからな・・・・・」ガサゴソ
上条「じゃーん、上条さん秘伝の技・E隠しの術!!!!」ジャーン
(説 明しよう!!E隠しの術とは、上条当麻が風呂場で就寝を繰り返すために隠し場所の無くなったERO本(内容:学生寮管理人との禁断の×××)を、試行錯誤 の末、バスタブに偽の底を造り、本物の底との間に隠す事に成功した究極のERO本隠しの術の事である!ちなみにERO本とは、E・・・・エロくて R・・・・ロマンティックな O・・・・オ○ニーを提供する 本 の略・・・・・だそうだ。)
上条「ちなみに、ばれないように偽の底を作るのは上条さんの技術では不可能なので、天草式十字凄教の建宮と隣人の土御門と必要悪の教会のステイルに手伝っていただきました」
上条「ではいきますよ・・・・・マッガーレ」4545
上条「ふう・・・・・」ツヤツヤ
上条「こうゆう時に風呂場は楽ですねっと」ジャバー - 201 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]:2011/01/06(木) 00:06:51.99 ID:K2/7BKU0
- 上条「さて・・・・そろそろ出るか」ガチャ
上条「今日の朝食は・・・と」パカッ
冷蔵庫『だーから入れてもないのに中身があるわけねーだろばっきゃろー』カラッポ
上条「おお、見事に何も無い」
上条「時間もあるし、買いに行きますか。財布財布っと」ガサゴソ
インデックス「んにゅ・・・とうま?」ポケー
上条「あ、おはようインデックス」 - 202 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]:2011/01/06(木) 00:09:33.55 ID:K2/7BKU0
- インデックス「ごはんは?」グー
上条「やだなインデックス、昨日小萌先生に食べさせてもらったじゃないか」ハッハッハ
インデックス「まいにちほしいんだよ!!!!!!!」ガブッ
上条「冗談ですよいたたたたたた!!!!!!不幸だー!!!!」
インデックス「ん?」クンクン - 203 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]:2011/01/06(木) 00:10:00.02 ID:K2/7BKU0
- 上条「?どうしたんだインデックス」
インデックス「・・・・とうまはずるいんだよ」
上条「え?なにが?」
インデックス「とぼけてもムダなんだよ!!!!わたしにないしょでイカ食べたでしょ!!!!」
上条「」
インデックス「とうまのばかー!!!!!」ガブッ
上条「ふ、ふこうだー」 - 204 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]:2011/01/06(木) 00:10:48.50 ID:K2/7BKU0
- ~とある学校~
青ピ「・・・・まだボカァ後ろが痛いで」
土御門「俺もだにゃー・・・・・カミやんめ・・・・・来たら殺しちゃる」パキポキ
上条「ふこうだー・・・・・」ガラッ
青ピ「このやろおおおおおおおおおおおお!!!!!!!」ボカッ
上条「ひでぶっ!」
土御門「しねええええええええええええええ!!!!!!!!!」ボカッ
上条「そげぶっ!!」
青ピ・土御門「だりゃああああああああああああああ!!!!!!!!」ドカッ バキッ
上条「ビブルチッ!!!」 - 205 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]:2011/01/06(木) 00:11:44.52 ID:K2/7BKU0
- 上条「なにすんだテメーら!!!!」
青ピ「きのうカミやんのせいでボクらがどないなったかしってんの?」ウルウル
上条「どないって・・・・」
土御門「初めては舞夏って決めてたのに・・・・・」グスッ
上条「えっ」
青ピ「カミやんに分かるんか!?無理矢理×××を×××されて×××させられる気持ちが!!!!」グスッ
上条「なにそれこわい」 - 206 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]:2011/01/06(木) 00:12:21.38 ID:K2/7BKU0
- 土御門・青ピ「「カミやんのせいぜよ(やで)!!!」」ウワーン
上条「・・・・ごめん」
土御門「・・・まあいいぜよ・・・・・別に悪気があってしたわけじゃないんだし」グスッ
上条「・・・・・」
青ピ「ところで上条くん?」
上条「なんだ?」
土御門「どうして昨日女子中生と一緒にファミレスにいたんだにゃー?」
上条「あー・・・・」
青ピ「それもかなりの美少女と!!!!」
ザワザワ・・・マタカヨ・・・シネバイイノニ・・・キョウソウリツガ・・・・ - 207 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]:2011/01/06(木) 00:13:00.26 ID:K2/7BKU0
- 上条「それは・・・」
青ピ・土御門「「それは!?」」ズイッ
上条「カクカクシカジカ・・・で、ジャッジメントの手伝いを・・・・・」
青ピ「・・・・・・」
土御門「・・・・・・」
周り「・・・・・・」
青ピ「・・・・・また強力なフラグを・・・・・」スタスタ ドスン←座った
土御門「・・・大概にして欲しいにゃー」スタスタ ストン←上に同じ
周り「・・・・」ゾロゾロ
上条「?」ストン←座った - 208 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]:2011/01/06(木) 00:14:15.62 ID:K2/7BKU0
- 小萌「みなさんおはy・・・わー!!!!皆さんどうしてこんなにそろいもそろってテンションガタ落ちなのですかー?」
青ピ「せんせー、上条クンがまた旗をたてましたー」
小萌「・・・上条ちゃん?旗の立て逃げは一種の犯罪なのですよー?」
上条「??」
小萌「はあ・・・・それでは、朝のHRを始めましょうか・・・・」
上条「?????????」 - 209 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]:2011/01/06(木) 00:14:47.40 ID:K2/7BKU0
- ~柵川中学~
教師「えー、AIM拡散場とは・・・」ウンタラカンタラ
初春「はあ・・・・・」
佐天「あれ?初春元気ないねー、どったの?」
初春「ひゃい!?な、なんでもありません!!」
佐天「さては上条さんをゲットする方法考えててほとんど寝てないとか」
初春「はうっ!!」
佐天「え、図星?」 - 210 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]:2011/01/06(木) 00:15:22.52 ID:K2/7BKU0
- 初春「はわわわ・・・・そ、そう言う佐天さんは!?」
佐天「えっ、あっわわわ私はそそそそんなこと・・・・」ワタワタ
初春「佐天さん・・・丸わかりですよ・・・・」
佐天「そんなこと言ったって・・・・ま、何も思いつかなかったけどね」
初春「開き直りですか。・・・・私も思いつきませんでしたけど」 - 211 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]:2011/01/06(木) 00:16:27.94 ID:K2/7BKU0
- 佐天「結局さー、白井さんには勝てる気がしないんだよねー。御坂さんには悪いけど」
初春「あー、わかりますそれ・・・あ、それよりも佐天さん!!!」
教師「いい加減にしろ」
佐天「いたっ」ポカッ
初春「あうっ」ポカッ - 212 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]:2011/01/06(木) 00:17:20.17 ID:K2/7BKU0
- ~常盤台中学~
黒子「はあ・・・・」ポケー
黒子(昨日からなんですのこの気持ちは・・・・・)
黒子(上条さん・・・・・いやいやどうしてあの類人猿が!?)
黒子(でも・・・・・) - 213 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]:2011/01/06(木) 00:18:17.13 ID:K2/7BKU0
- 教師「人の授業中にボーッとするとはいい度胸だ。白井、この問題解いてみろ」
黒子「ひ、ひゃいっ!?」ビクッ
クスクス・・・・
黒子「えーと・・・さ、3ですの」
教師「白井、悪いが今は国語の時間だ」
ドッ
黒子(負けない・・・・・!!!!)
- 217 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]:2011/01/07(金) 00:18:01.59 ID:WGUeHOA0
- ~とある学校~
小萌「それでシュレディンガーの猫というのは・・・」
キーンコーンカーンコーン
小萌「あら?もう終わっちゃったのですかー?」
上条「よしっ弁当だー!!」ガタッ
青ピ「なに言よんやカミやん」
上条「へ?だって四時限目は終わったろ?」 - 218 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]:2011/01/07(金) 00:18:43.98 ID:WGUeHOA0
- 土御門「今日はなんでも、とある実験とかが重なって、第七学区全体で午前授業なんだぜい」
小萌「上条ちゃんは先生の話を聞いてなかったのですかー?ちゃんと一週間も前から言ってるのですよー」ウルウル
上条「え、えーと・・・・明日も?」
吹寄「一体貴様は何を言っているの?明日と明後日はとある実験に加えてアンチスキルの研修みたいなので第七学区の学校は小中高大問わずに休みって、先生だけじゃなく飛行船までが放送してるのよ?」
上条「」
姫神「皆知ってる。つまり。あなたは旗立てに夢中で。全然人の話を聞いてなかった。とんだ一級フラグ建築士。」
ザワザワ・・・バーカ・・・フラグヲタテルカラ・・・ - 219 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]:2011/01/07(金) 00:19:10.73 ID:WGUeHOA0
- 上条「し・・・しにたい・・・・」
土御門「さ、こんな旗立て士はほっといて、さっさと帰るぜい」
青ピ「そうやな」
小萌「ふたりとも・・・・」
土御門・青ピ「「ひ、ひゃいっ!?」」ビクッ
小萌「今日も災誤先生がお待ちなのですよー?」ニコッ
青ピ「」
土御門「」
上条「?」
一同「?」 - 220 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]:2011/01/07(金) 00:23:59.62 ID:WGUeHOA0
- 上条「???・・・なんか分からないけどガンバレ☆」ガラッ バタム
土御門「カミヤンコロスカミヤンコロスカミヤンコロスカミヤンコロスカミヤンコロスカミヤンコロスカミヤンコロスカミヤンコロスカミヤンコロス・・・・・・」ブツブツ
青ピ「はは・・・ボクぁ落下型ヒロインのみならず、義姉義妹義母義娘双子・・・・・」ブツブツ
一同「!?」ガタガタブルブル - 221 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2011/01/07(金) 00:24:35.52 ID:WGUeHOA0
- ~柵川中学・通学路~
初春「はぁ・・・・」テクテク
佐天「うーいっはるーん!!」バサッ
初春「きゃっ!!さ、佐天さん!!!」
佐天「あはは・・・」 - 222 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]:2011/01/07(金) 00:25:09.77 ID:WGUeHOA0
- 初春「もう・・・なんなんですか!!」
佐天「ごめんごめん、さ、支部にいこっか」
初春「へ?・・・・あ!あ、はい!!!行きましょう!!」
佐天「初春・・・ひょっとして忘れてたの?」ジトー
初春「ギクッ!!こ、細かいことはいいじゃありませんか!!さ、行きましょう!!」スタスタ
佐天「・・・・ま、初春らしいっちゃ初春らしいけどね。まってー!!」テトテト - 223 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]:2011/01/07(金) 00:25:41.02 ID:WGUeHOA0
- ~常盤台中学・通学路~
黒子「はあ・・・」テクテク
黒子(当麻さんのことが頭から全く離れませんの・・・)モンモン
黒子「・・・支部へ行きましょうか」シュンッ - 224 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]:2011/01/07(金) 00:26:09.68 ID:WGUeHOA0
- ~風紀委員・第一七七支部~
初春「うだー」ウダー
佐天「初春、いい加減仕事しないと・・・」カリカリ
初春「どーせ白井さんがやってくれるし・・・」ホジー
佐天「女の子なのにそんな事しちゃいけません!!」
初春「ほべんらさーい(訳・ごめんなさーい)」ピンッ
佐天「とばすなっ!!」ペシッ
初春「あうっ」 - 225 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]:2011/01/07(金) 00:32:08.63 ID:WGUeHOA0
- ガラッ
初春・佐天「!!!」クルッ
上条「あれ?二人もう来てたんだ」ピシャッ
佐天「あ、上条さーん、聞いてくださいよー初春が・・・・」
初春「佐天さん、できれば私語は仕事が済んでからにしてほしいのですが」キリッ
佐天「!?」 - 226 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]:2011/01/07(金) 00:32:34.93 ID:WGUeHOA0
- 上条「初春さんもいつもとイメージちがうなー」
初春「公私は混同すべきではありませんので」キリッ
上条「えらいなー、上条さんもがんばらないと・・・・」
佐天(違う・・・こんなの私の知ってる初春じゃない!!)
初春(ふふ、好感度アップですね)ニヤリ
佐天「!?」ゾクッ
佐天(先に動いた方が・・・・・)
佐天(負ける!!!)クワッ
初春(いや、先に動いた方の勝ちですから)
佐天(ですよねー)
上条(なんだろう・・・今は二人に話しかけちゃいけない気がする) - 227 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]:2011/01/07(金) 00:33:08.55 ID:WGUeHOA0
- ガラッ
上条「ん?」クルッ
黒子「あら、皆さんお揃いでしたのね」
初春「あ、白井さん」
佐天「おじゃましてまーす」
黒子「どうもですの」
上条「おっす黒子」キラキラ
黒子「!?///////」ドキッ - 228 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]:2011/01/07(金) 00:33:39.02 ID:WGUeHOA0
- 黒子「ど、どうもですの////////」
黒子(な、なんですの!?上条さんが輝いて・・・//////)ドキドキ
上条「ん?ボーッとしてないで手伝ってくれ」
黒子「なっ・・・わかってますの!!」
黒子(やっぱりいつもの類人猿ですの!!)プンプン
とるるるるー ガチャ
初春「はい、こちら風紀委員・・・・え!?はい・・・はい・・・分かりました、すぐに向かいます!!」ガチャ
黒子「どうしましたの?」 - 229 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]:2011/01/07(金) 00:34:14.01 ID:WGUeHOA0
- 初春「高位能力者が暴れているみたいです!!!」
上条「場所はどこだ!?」ガタッ
初春「えっと・・・第七学区の・・・・セブンスミスト前です!!」カタカタ
黒子「すぐにいきますの!!」 - 230 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]:2011/01/07(金) 00:34:45.74 ID:WGUeHOA0
- 上条「俺もいくぞ!!」
黒子「当麻さんはここにいてくださいまし!!」
上条「どうして!?」
黒子「手伝いに来ているとはいえ・・・一般人を巻き込むわけにはいきませんの!!それでは!!」シュンッ
上条「おい!!・・・くそっ!!」ガラッ バタム
初春「あ!上条さん!!」
佐天「・・・いっちゃったね、どうする?初春」
初春「お茶でも飲みましょうか」
佐天「・・・人間の底辺だ」 - 231 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2011/01/07(金) 00:35:20.11 ID:WGUeHOA0
- ~セブンスミスト前~
釧路「うふふふ!!!虚空爆破なんて簡単じゃない!!!」ドカーン
釧路「そうよね!!幻想御手のメガネに出来て私に出来ないわけが無い!!」ドカーン
黒子「そこまでですの!!!」シュンッ
釧路「だれ!?」クルッ
黒子「ジャッジメントですの!!」 - 232 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]:2011/01/07(金) 00:36:20.48 ID:WGUeHOA0
- 釧路「そう・・・まあ捕まえれるもんなら捕まえてみなさいな!!」ポイッ
黒子「これは・・・アルミ・・・缶?」
釧路「連続虚空爆破事件・・・知ってるわよね?」ニヤリ
黒子「!?」
釧路「おそいわ!!」
黒子「え、演算が・・・・ま、間に合わな!!」
ドカーンッ!!!!!!
釧路「ふふ・・・ちょっとやり過ぎたかしら・・・?」 - 233 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]:2011/01/07(金) 00:36:56.55 ID:WGUeHOA0
- 釧路「へぼ能力者のくせに・・・大能力者の私に挑むのがそもそもの間違いなのよ」
「それはお生憎さま・・・わたくしも大能力者ですのよ?へぼ能力者さん♪」
釧路「なっ・・・まさか、アレを喰らってまともにいられるわけが・・・」
黒子「ええ、確かに喋れなかったでしょうね・・・」
黒子「喰らっていれば、の話ですけど」ニパッ
上条「・・・・・」
釧路「そんな・・・どうしてあの爆発を・・・」
黒子「・・・不本意ですけど、こちらには仲間がいたのですよ?」
上条「ま、そうゆう訳だ」 - 234 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]:2011/01/07(金) 00:37:32.35 ID:WGUeHOA0
- 釧路「あなた・・・まさか虚空爆破事件で唯一被害ゼロの時の・・・!!」
上条「?なんの話か知んねえが・・・」
上条「テメエがもし、アルミ缶を自由に爆破させられるってんなら・・・」
上条「まずはその、ふざけたげんそうww「シュンッ!!」・・・あり?」
黒子「説教よりも先にやる事があるでしょうに・・・」
釧路「きゃあ!!なにこれ・・・金属の・・・針?」
黒子「あんまり騒ぐと今度は体内に空間移動させますわよ?」
釧路「・・・・」カクン - 235 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]:2011/01/07(金) 00:37:59.43 ID:WGUeHOA0
- 黒子「・・・さ、思う存分説教してくださいまし」
上条「・・・・え、なにこの展開」
黄泉川「大丈夫だったじゃんか!?」ドタドタ
黒子「あ、黄泉川先生・・・はい、大丈夫ですの」
黄泉川「それは良かった・・・って、また白井と上条じゃんか」
上条「はは・・・ども」
黄泉川「白井はともかく上条・・・あんまり首を突っ込むなよ?」ギロリ
上条「・・・はい」 - 236 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]:2011/01/07(金) 00:38:25.47 ID:WGUeHOA0
- 黄泉川「とはいえ、今回もお手柄じゃん・・・小萌先生にはきちんと報告しとくじゃんよ」
上条「・・・不幸だー」
黄泉川「ホラホラ、後はアンチスキルに任せるじゃん、どいたどいた」
シンミョウニスルジャン!!! ファンファンファン・・・・ - 237 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]:2011/01/07(金) 00:39:02.02 ID:WGUeHOA0
- 上条「・・・・」
黒子「・・・どうもありがとうございましたの」
上条「え?・・・ああ」
黒子「あなたが来なければわたくしは今頃お空の上ですの」
上条「まあ・・・当然の事をしただけだし・・・」テレテレ - 238 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]:2011/01/07(金) 00:40:17.52 ID:WGUeHOA0
- 黒子「・・・・でも、今後このようなことは止めてくださいまし」
上条「・・・へ?」
黒子「一般人を事件に巻き込む・・・・こんなことを続けていたら風紀委員の威信に係わりますの」
上条「でも・・・」
黒子「でもも芋もありませんの!!」
上条「・・・・」 - 239 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]:2011/01/07(金) 00:40:49.43 ID:WGUeHOA0
- 黒子「・・・それでは始末書を書かなくてはいけませんので、お先に失礼しますの」シュンッ
上条「・・・・」
上条(やっぱり俺には・・・一般人には重すぎる荷物なのかなあ・・・)トボトボ
~第一七七支部・第一会議室~
黒子(どうして言えませんの・・・!?これからもずっと助けてください・・・と!!あなたの助けが必要です・・・と!!)
黒子(どうして黒子はこんな嫌な子なんですの・・・!?)
黒子「・・・・・はぁ」カリカリ - 240 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]:2011/01/07(金) 00:42:13.98 ID:WGUeHOA0
- ~同・事務室~
佐天「白井さん、帰ってからずっとあの部屋からでてきませんね・・・」カタカタ
初春「たまにはいいんじゃないですか?静かで」カタカタ
佐天「そうかなー」カタカタ
初春「あ、それロンです」ポチッ
佐天「えー」 - 241 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]:2011/01/07(金) 00:42:45.85 ID:WGUeHOA0
- ガチャ
上条「ふー・・・」バタン
初春「あ、おかえりなさーい」カタカタ
上条「ただいま・・・・」ガチャ バタン
佐天「上条さんまで・・・何かあったのかなあ」カタカタ
初春「さあ・・・あ、ツモです」ポチッ
佐天「えー」 - 242 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]:2011/01/07(金) 00:45:17.46 ID:WGUeHOA0
- ~同・第二会議室~
上条(俺には・・・無理なのだろうか?)
上条(ただ俺は・・・黒子が怪我しちゃいけないって・・・)
上条(これは・・・ただの自己満足だったのか・・・?) - 243 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]:2011/01/07(金) 00:45:44.45 ID:WGUeHOA0
- 上条(手伝えるからって調子に乗って・・・)
上条(最初から、初春さんや黒子の重荷にしかなって無かったのか・・・?)
上条(もしそうだとしたら・・・・俺にここにいる資格なんてあるのか?)
上条「明日は・・・いや、これからはもう来ない方がいいのかも知れないな・・・」
- 250 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga]:2011/01/08(土) 00:20:38.84 ID:yOw0z0g0
- ~同・事務室~
佐天「・・・あれから一向に二人とも出てくる気配がないねー」パサッ
初春「目の前でイチャイチャされるよりいいんじゃないですかぁ?」パサッ
佐天「・・・まぁ、そう言われれば肯かざるを得ないんだけどね」パサッ
佐天「ビット、300円」
初春「・・・応じます」
佐天「フルハウスだ!!」ズラー
初春「ざーんねーん、ストフラでしたー」ズラー
佐天「えー」
キー・・・・
初春・佐天「!?」ビクッ - 251 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga sage]:2011/01/08(土) 00:21:19.71 ID:yOw0z0g0
- 黒子「・・・・今日は体調が余りすぐれませんので、お先に失礼させていただきますの」トボトボ
初春「お疲れ様でーす」パサッ
佐天「!?」
黒子「失礼しますの」ガチャ バタン
佐天「・・・白井さん」
初春「佐天さーん、配りましたよー」
佐天「・・・・」ストン - 252 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga sage]:2011/01/08(土) 00:22:38.56 ID:yOw0z0g0
- キー
初春・佐天「?」クルッ
上条「・・・その・・・なんだ、今日はもう帰るわ。書類は一応一人分は片付けておいたから・・・お疲れ様」トコトコ
佐天「あ、あの!!上条さん!!」
上条「」ピタッ
上条「・・・・なんですか?」
佐天「その・・・・明日もまた・・・ここに来てくれますよね・・・・・?」 - 253 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga sage]:2011/01/08(土) 00:23:48.57 ID:yOw0z0g0
- 上条「・・・・・・・」
上条「・・・お疲れ様」
ガチャ バタム
佐天「あ、まっt・・・・」
初春「・・・・」
初春「・・・佐天さんの番ですよ」
佐天「!?」ガタッ - 254 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga sage]:2011/01/08(土) 00:24:26.65 ID:yOw0z0g0
- 佐天「う、初春っ!!!!」
初春「なんですか?」
佐天「・・・どうして」
初春「はい?」
佐天「どうして初春は白井さんや上条さんがあんな調子なのに平気でゲームができるの!?心配にはならないわけ!?」バンッ
初春「・・・・」
佐天「どうして同じ風紀委員の仲間を・・・親友を心配することができないの!?」
初春「・・・・」 - 255 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga sage]:2011/01/08(土) 00:25:37.27 ID:yOw0z0g0
- 佐天「分かんないよ初春・・・私が幻想御手に手を出したときのあの優しい初春はどこに行ったの・・・?」グスッ
初春「・・・」
佐天「なんとか言ってよ・・・ねえ!!」
初春「・・・じゃあ仮に」ボソッ
佐天「へ?」グスッ - 256 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga sage]:2011/01/08(土) 00:26:28.17 ID:yOw0z0g0
- 初春「じゃあもし仮に、私が心配したからどうなると佐天さんは言いたいんですか?」
佐天「ど、どうって・・・」
初春「ほら見てください!!!答えられないじゃないですか!!!!!」
佐天「・・・」 - 257 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga sage]:2011/01/08(土) 00:27:05.30 ID:yOw0z0g0
- 初
春「私だって・・・私だって心配なんですよ!!!いつもは変態で偉そうで私に厳しい・・・でもめったに弱音なんか吐かない白井さんがあんな顔して空間移動
もしないであるいてるんですよ!?心配で心配で心配で心配で・・・・・上条さんにしたって同じです!!・・・・・でも私に出来ることなんて無いから・・・
その心配を変に出して更に白井さんや上条さんを落ち込ませたくないから・・・・これ以上重荷になんてなれないから!!!!だから・・・だから・・・」
初春「だから・・・だがらぁぁぁぁ!!!!うわぁぁぁぁん!!!!!!」ウワーン
佐天「初春・・・・」
初春「えっぐ・・・・ひっぐ・・・・だがら・・・ぜめでぎにじでないぶりじでびおぐろうどおぼっでぇぇぇぇ!!!」
佐天「・・・・初春!!」ギュッ
初春「ひっく・・・ひっく・・・・ざでんざん?」
佐天「・・・ごめんね」ギュッ - 258 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga sage]:2011/01/08(土) 00:27:40.54 ID:yOw0z0g0
- 佐天「・・・バカだな、あたし・・・また初春のことを勝手に見限って・・・ホントにバカだ・・・これ以上に無い大バカ・・・・あのときにもう絶対初春を疑ったりしないって決めたのに・・・・本当にバカだ」ギュッ
初春「ヒック・・・ホントですよ?・・・白井さんを疑うならまだしもこの私を疑うなんて・・・本当なら罰金ですよ?」グスッ
佐天「そんなこと言わないの」コツン
初春「あいたっ」
佐天「へへへ・・・」
初春「ふふふ・・・」 - 259 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga sage]:2011/01/08(土) 00:30:23.08 ID:yOw0z0g0
- 初春「あー、泣いたらすっきりしちゃいました・・・テヘヘ」
佐天「初春ったら・・・」
初春「あ、ごめんなさい。これ以上泣いたら上条さんや白井さん、ついでに御坂さんの重荷だけじゃなくって、佐天さんの重荷にもなるところでした」
佐天「・・・・・」
佐天「・・・大丈夫、なにがあっても初春は私の重荷になんかならないから。・・・・それに私がさせないから」
初春「・・・・でも」
佐天「・・・初春が前、私に『欠陥品じゃない』って言ってくれたみたいに、初春が私の重荷になんてなりえないよ・・・きっと上条さんと白井さんも同じこと聞いたら同じこと答えると思う」
佐天「あ、あと御坂さんも」
初春「佐天さん・・・・・」
佐天「だからそんな寂しい事言わないで・・・・」
初春「・・・・はい!!!私自身持ちます!!」 - 261 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga sage]:2011/01/08(土) 00:31:08.85 ID:yOw0z0g0
- 佐天「さあ!!そうと決まれば・・・」
初春「決まれば?」
佐天「監視カメラの映像をハッキングして白井さんと上条さんの行動を見張っちゃおう!!!」
初春「おー!!!」 - 262 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga sage]:2011/01/08(土) 00:31:44.88 ID:yOw0z0g0
- ~常盤台学生寮~
黒子「はあ・・・・・・」
黒子(・・・こないだからなんか変ですの・・・・この感情は・・・・どこかで)
黒子「・・・・・まあ、答えを急ぐ事でもありませんし」
黒子「・・・・・・・・はぁ」
黒子「・・・・・始末書の続きを書きましょうか」 - 263 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga sage]:2011/01/08(土) 00:32:12.19 ID:yOw0z0g0
- 黒子「・・・・・はぁ」ボー カリカリ
始末書文面『今日は上条当麻に迷惑をかけてしまいましたの・・・・黒子は素直になれませんでしたの・・・・本当はわたくしは上条当麻の事が』
黒子「はっ!!・・・・・もはや文面が始末書ではなくなってますの」
黒子「・・・・この続きは、なんと書くつもりだったのでしょうか・・・まさか・・・・いやありえませんの!!!」ノオオオオオオ
ガチャ
寮監「白井・・・一人で会話するのは結構だが周囲の迷惑も考える事だな」
黒子「ひゃい!!」
寮監「・・・・・」
バタン - 265 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga sage]:2011/01/08(土) 00:33:37.19 ID:yOw0z0g0
- 黒子「てことは・・・・・あの声は周りに丸聞こえ・・・・・・・・ふふっ黒子は明日どのツラひっさげて登校すれば・・・・orz」
黒子「あ・・・明日はお休みでしたの・・・ラッキー」
黒子「・・・もう寝ますの」 - 266 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga sage]:2011/01/08(土) 00:34:38.31 ID:yOw0z0g0
- ~とある学生寮~
上条「・・・・」
インデックス「とうま?とーまってば!!」
上条「え?あぁ。なんだインデックス?トイレか?」
インデックス「そんな事でいちいちとうまに報告なんてしないんだよ!!」
上条「ああ、スマン・・・・で、何の用だ?」 - 267 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga sage]:2011/01/08(土) 00:35:29.07 ID:yOw0z0g0
- インデックス「とうま今日は帰ってからずっとうわのそらだったから、どうかしたのかなって・・・」
上条「なにいってんだ、上条さんはいつもと同じ上条さんですよ?」
インデックス「・・・・とうま」
上条「なんでせうか?」
インデックス「・・・・女の子はね、回りくどい言い方しかできないからちゃんと裏を読まないと傷付けちゃうかも」
上条「??何の話だ?」
インデックス「なんでもない。ただ、心に留めておいてね」
上条「???」
インデックス(誰だか知らないけど・・・最近のとうまはなんだかあなただけを見てる気がするんだよ・・・・くやしいけど) - 268 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga sage]:2011/01/08(土) 00:40:30.59 ID:yOw0z0g0
- 上条「????」
インデックス「もう!!今はまだ分からなくてもいいの!!!」
上条「????????」
インデックス「んんっ・・・もうっ!!さっさと寝ればいいんだよ!!!!」
上条「??ああ・・・・ねむいし、そうさせてもらうわ・・・おやすみ、インデックス」
インデックス「おやすみ、とうま」
上条(インデックスにもアレが来たのかな?)
上条(参ったな・・・・小萌先生にお金渡して買ってきてもらおう) - 269 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga sage]:2011/01/08(土) 00:45:38.26 ID:yOw0z0g0
- ~同・風呂場~
上条「ふう・・・・」ゴロン
上条「・・・・・」
上条(風紀委員にとって・・・・一般人はやはり迷惑なのかなあ)
上条(それとも可愛い女の子の中に一人ろくでもないのが混じってるのがいけないのか・・・?)
上条(・・・ま、なんにせよ)
上条「明日は・・・・大人しく家に居たほうがいいな」
上条(黒子に会えないのか・・・・)
上条(・・・・って!!なぜにアイツの名前が!!!)
上条「・・・・疲れてんのかなあ、俺」
- 276 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage saga]:2011/01/09(日) 01:26:50.48 ID:bHoijyE0
- ~上条宅・風呂場~
上条「んごー・・・んごー・・・ムニャムニャ・・・・」
上条「カッ・・・・ん・・・・朝か・・・・」ゴソゴソ
上条「ふぁー・・・眠いなあ・・・・」
上条「あ!!風紀委員の手伝い・・・・・は行かなくてもいいんだったよな」ガチャ - 277 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage saga]:2011/01/09(日) 01:27:40.65 ID:bHoijyE0
- インデックス「にゃー」
スフィンクス「にゃー」
インデックス「なー」
スフィンクス「にゃー」
上条「お、早いなインデックス」
インデックス「あ、とうま!おはようなんだよ!!」
上条「なにやってたんだ?」
インデックス「スフィンクスと遊んでたんだよ!ね、スフィンクス!」
スフィンクス「なー」
上条「そりゃよかったな」(かわええ・・・・) - 278 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage saga]:2011/01/09(日) 01:28:09.70 ID:bHoijyE0
- インデックス「おなかすいたんだよ!!早くご飯が欲しいかも!!」
上条「はいはい・・・チ○コワでいいか?」
インデックス「・・・・・・うん」
上条「なんだ?やけに小さい返事だな」ゴソゴソ
上条「ん・・・?あれ・・・・?」ゴソゴソ
インデックス「・・・・・」コソコソ
上条「・・・・・インデックス」 - 279 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage saga]:2011/01/09(日) 01:28:40.17 ID:bHoijyE0
- インデックス「ビクッ!!!ど、どうしたのかなとうま?」
上条「・・・お前ひょっとしてチョ○ワ食った?」
インデックス「・・・・・・」
上条「・・・・・・」
インデックス「・・・食べてないよ」
上条「何だ今の間は!!食べたな食べましたね食べたんだな三段活用!!」 - 280 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage saga]:2011/01/09(日) 01:29:38.21 ID:bHoijyE0
- インデックス「・・・食べてないもん」
上条「・・・うまかったか?」
インデックス「うん!!あ・・・・」
上条「インデックスちゃァァァァァァン?」ゴゴゴゴ
インデックス「うう・・・・とうまがあんな分かりやすいところにチョコ○を置いているのがいけないんだよ!!」
上条「インデックスさンは戸棚の一番奥のかつお節の缶の中が分かりやすい所と仰るンですかァ?」ゴゴゴゴ
インデックス「You have to give me enough food!! But you gave me a too shortage food!! So there was no help for it!!」
上条「・・・・?ハッ分からないと思って英語で話しかけても聞きません!!」デコピン
インデックス「あう」 - 281 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage saga]:2011/01/09(日) 01:30:21.90 ID:bHoijyE0
- 上条「全く・・・」
コンコン
上条「はーい」
舞夏「朝早くすまないなー、新しい朝食メニュー作ってみたんだー。良かったらいっしょに食べにこないかー?」ガチャ
インデックス「たべるっ!!!」キラーン
舞夏「そうかそうかー、じゃあ当麻も後で来るなら来いよー」
バタン
上条「・・・ステキイベント発生!?」 - 282 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage saga]:2011/01/09(日) 01:34:26.77 ID:bHoijyE0
- ~土御門宅~
土御門「まっいか、まっいか、まっいかのごっはん♪」チンチンチン
ガチャ オジャマスルンダヨ ハイッテマッテテクレ
インデックス「おじゃましまーす」
土御門「禁書目録か・・・カミやんは?」
インデックス「とうまなら後でくるとおもうんだよ!!」
土御門「そうかにゃー・・・舞夏にフラグを立てなきゃいいんだが」
インデックス(もうとっくに立ってるとおもうんだよ)
ガチャ
上条「おじゃましまーす・・・」ソロソロ - 283 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage saga]:2011/01/09(日) 01:35:16.05 ID:bHoijyE0
- 土御門「お、来たかカミやん」
上条「あ、土御門・・・昨日はどうして残らされてたんだ?」
土御門「・・・・それを聞いたらいくらカミやんでもただでは済まないと思うが・・・聞くか?」
上条「やめときます」
土御門(カミやんの奴め・・・仕返ししてやれ)
土御門「カミやんこそ、風紀委員のほうはどうなんだにゃー?」
上条「それは・・・・」
土御門「それは?」
インデックス(・・・・もとはる、きっとなにか知ってて言ってる)
上条「・・・・」 - 284 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage saga]:2011/01/09(日) 01:36:01.90 ID:bHoijyE0
- 舞夏「はいはいはーい、お待ちかね土御門舞夏特製のおなじみ味噌汁と、新メニューニラ入りだし巻き卵だぞー!」カチャカチャ
土御門「お、まってました!!」パチパチ
インデックス「わ、すごくおいしそうなんだよ!!」キラキラ
舞夏「ささ、兄貴もインデックスも当麻も遠慮せずにどしどし食べてくれー!!」 - 285 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage saga]:2011/01/09(日) 01:36:36.62 ID:bHoijyE0
- インデックス「いただきまーす!!・・・おいしいんだよ!!」
土御門「やっぱり舞夏のメシは最高だにゃー!!」
上条「どれ・・・お、うまいな!!」
舞夏「そうだろそうだろー」
インデックス「おかわり!!」
舞夏「はいはい、今入れてくるから待ってろー」
土御門「舞夏、俺のも頼むにゃー」
舞夏「兄貴は自分で入れろー」
土御門「」 - 286 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage saga]:2011/01/09(日) 01:37:15.21 ID:bHoijyE0
- 上条「・・・」モグモグ
舞夏「・・・どうした当麻、元気ないな?」
上条「へ?べ、別にそんな事全然ありませんよ!!」
舞夏「そうか?それならいいんだが・・・さては」
上条「?」
舞夏「また新しいフラグたてたんだなー?どんな女だー?」
上条「ぶっ」
土御門「なぬ?」キラリ
インデックス「それは聞き捨てならないんだよ」キラリ
上条「・・・へ?あ・・・・・ふ、不幸だー!!」
土御門・インデックス・舞夏(ま、そんな事はパッと見れば分かるけどなパッと)
上条(また黒子の顔が・・・いやいやアイツは関係ない!!) - 287 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage saga]:2011/01/09(日) 01:38:02.69 ID:bHoijyE0
- ~食後~
インデックス「ふゆー・・・おいしかったんだよ・・・」
上条「本当、店で食うよりも旨かったな・・・」
舞夏「そんなに誉められると照れるぞー」
土御門「ほんと、舞夏みたいな義妹がいて、俺は幸せもんだにゃー」
舞夏「兄貴・・・」
土御門「舞夏・・・」
上条(なんなんですかこのいい雰囲気は) - 288 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage saga]:2011/01/09(日) 01:38:28.59 ID:bHoijyE0
- インデックス「と、とうま・・・早くかえろ?」
上条「あ。ああ・・・・」
舞夏「なんだ、もう帰るのかー?」
上条「そうさせてもらうわ・・・ご飯、すごく旨かったぞ。また機会があれば呼んでくれると上条さん的にもお財布的にも嬉しいかな」
インデックス「わたしもなんだよ!!」
舞夏「おー!!そう言ってもらえると私も嬉しいぞー!!」
上条「じゃあな」ガチャ
インデックス「ばいばーい!!」
バタン - 289 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage saga]:2011/01/09(日) 01:39:09.34 ID:bHoijyE0
- 舞夏「ふう・・・・」
土御門「・・・行ったな」
舞夏「・・・そだね」
土御門「・・・・」
舞夏「・・・・」ドサッ
ギシギシアンアン - 290 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage saga]:2011/01/09(日) 01:39:47.34 ID:bHoijyE0
- ~同刻・一七七支部~
黒子「・・・・・・」イライライライラ
佐天「・・・白井さん、上条さんがいないからすっごくイライラしてるねー」ヒソヒソ
初春「うわ、あれは酷いですねー・・・・あの白井さんが貧乏ゆすりしてます」ヒソヒソ - 291 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage saga]:2011/01/09(日) 01:40:31.25 ID:bHoijyE0
- 黒子「初春!!」
初春「ひゃいっ!!」
黒子「私語は出来るだけ慎みなさい!!!」
初春「はい・・・」
黒子「全く・・・」イライラ カリカリ
佐天(こわー・・・・)
初春(ちょっとちびっちゃいました)
- 297 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage saga]:2011/01/10(月) 00:36:16.18 ID:p4+0I5DL0
- 黒子「・・・・・」イライライライラ
初春「そ、そういえば今日は上条さん来ませんねー。ど、どうしたんだろぉー?」
佐天「そ、そういえば昨日なにか様子が変だったようなー・・・し、白井さんはなにかしってますー?」
黒子「」ピタッ
黒子「・・・・一度引き受けると決めた任務を途中で投げ出す知り合いなど心当たりはございませんの」
佐天・初春(こええええええ!!!!) - 298 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[SAGE SAGA]:2011/01/10(月) 00:37:18.17 ID:p4+0I5DL0
- ~イギリス~
騎士団長「くちゅん」
キャーリサ「どーした?風邪か?」
騎士団長「いえ・・・なにか台詞を微妙にパクられた気がして・・・」
キャーリサ「ふーん、でも体調には気を配れよ」
騎士団長「はっ」 - 300 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[SAGE SAGA]:2011/01/10(月) 00:42:01.53 ID:p4+0I5DL0
- ~一七七支部~
黒子「・・・・チッ」イライライライライラ
初春(なにかとんでもない展開に!?)
佐天(ひょっとしてさっきのが地雷だったとか)※ひょっとしなくても明らかに地雷です本当にありがt(ry
黒子「・・・初春、喉が渇きましたの」
初春「お、お紅茶でも淹れましょうか?」
黒子「・・・お願いしますの」
初春「は、はーい・・・」
佐天(仕事仕事・・・・) - 301 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage saga]:2011/01/10(月) 00:43:33.98 ID:p4+0I5DL0
- 初春「ど、どうぞー」コト
黒子「・・・ありがとうございますの」スッ
黒子「・・・初春、これはちゃんと蒸らしましたの?」
初春「え?いえ・・・・・」
黒子「お紅茶はきちんと蒸らしませんといい味が出ませんの・・・・後電気ポットの湯を使うのは止めてくださいな」
初春「す、すみません・・・」
黒子「淹れなおして下さいます?」
初春「ひゃ、ひゃい!!只今ぁ!!」
黒子「全く・・・」イライラ
佐天(小姑かっ!!) - 302 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage saga]:2011/01/10(月) 00:44:19.51 ID:p4+0I5DL0
- 初春「お待たせしました・・・」コト
黒子「・・・ありがとうございますの」スッ
黒子「・・・さっきよりはマシですわね」
初春「あ、ありがとうございます」
黒子「さ、仕事ですの!!」イライラ
初春「は、はーい・・・・」
佐天(ああああ!!!もおおおおお!!!!!めんどくせええええええ!!!!) - 303 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage saga]:2011/01/10(月) 00:44:48.28 ID:p4+0I5DL0
- シーン
黒子「・・・・・」カリカリ
シーン
初春「・・・・・」カタカタ
シーン
佐天「・・・・・」カリカリ
シーン
佐天(私・・・・もう死んでいいですか・・・・) - 304 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage saga]:2011/01/10(月) 00:45:47.71 ID:p4+0I5DL0
- 黒子「・・・・今日はもう帰りますの」ガタッ
初春「えっ・・・」
黒子「気乗りがしませんの・・・・後は頼みましたわよ初春、佐天さんも」テコテコ
初春「・・・待って・・・下さい」
黒子「・・・・なんですの?」
初春「・・・いい加減にしてくれませんか」
黒子「・・・だからなにがですの?」
初春「とぼけないで下さい!!!・・・なんなんですか?・・・昨日から・・・変ですよ」
黒子「・・・・・」 - 305 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage saga]:2011/01/10(月) 00:46:14.65 ID:p4+0I5DL0
- 初春「・・・上条さんと・・・何かあったんですよね・・・?」
黒子「・・・」
初春「・・・何とか、言ってくださいよ」
黒子「・・・あなたには、関係の無い話ですの」
初春「・・・・も、・・・・いけないんですか?」
黒子「はい?」
初春「関係の無い人間は、心配してもいけないんですか!?」
黒子「・・・」 - 306 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage saga]:2011/01/10(月) 00:46:51.64 ID:p4+0I5DL0
- 初春「白井さんあなた馬鹿ですか!?昨日の事件からずーっと暗い顔して!!上条さんにしたって同じです!!」
佐天「初春・・・」
黒子「・・・・」
初春「二人してこの世の終わりが来たみたいな顔して!!そんな人のことを心配しちゃいけないんですか!?」
初春「そんな辛そうな顔した・・・・仲間を、心配するのに『原因に対する関係』なんて必要なんですか!?」
黒子「・・・・」 - 307 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2011/01/10(月) 00:47:56.42 ID:p4+0I5DL0
- 初春「白井さんは、もし目の前に死んだ魚のような目をして佇んでいる御坂さんがいたとしたら!!・・・『原因に対する関係が自分にあるかどうか』なんて事を考えてから御坂さんのことを心配するかどうかを決めるんですか!?」
黒子「それは・・・」
初春「いいですよ・・・白井さんがもし、仲間がどんなに苦しそうな顔してても『関係の有無』を考えるって言うなら・・・・」
初春「まずはその ふざけた幻想を ぶっ殺します!!」
佐天(まさかのそげぶキターーーーー) - 308 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage saga]:2011/01/10(月) 00:48:29.87 ID:p4+0I5DL0
- 黒子「・・・・・・・・」
黒子「・・・・・ふふっ」
黒子「・・・ダメですのね私・・・ほんと、こんなので皆様を守るなんて、ちゃんちゃらおかしいですの」
初春「白井さん・・・・」
黒子「はしたない真似をして、すみませんでしたの・・・・・初春」
黒子「あ、あと佐天さんも」
佐天(・・・わたしも御坂さんのような扱いを受けるようになりましたか・・・・落ちたものですね) - 309 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage saga]:2011/01/10(月) 00:49:03.40 ID:p4+0I5DL0
- 初春「なにがあったのか・・・話して、くれませんか?」
黒子「・・・はいですの」
===========説明中===========
黒子「・・・・・・と、いうわけですの」
佐天「そうだったんですか・・・・そんなことが・・・」
初春「・・・・てゆうかただの痴話げんかじゃないですか」ボソッ
黒子「何か言いましたの初春?」
初春「いえ、特筆して言うようなことは何も」 - 310 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage saga]:2011/01/10(月) 00:49:41.49 ID:p4+0I5DL0
- 初春「・・・とはいえ厄介ですね」
佐天「なにが?」
初春「私たちにとっては痴話げんかにしか聞こえなくっても、上条さんはその言葉の意味をバカ正直に正面から受け止めてる・・・・って事ですよね?」
黒子「なっ・・・・」
初春「それでしたら・・・・もう最終奥義しか残って・・・ん?どうしたんですか白井さん?」
黒子「ワタクシが類人猿とチワゲンカをワタクシが類人猿とチワゲンカをワタクシが類人猿とチワゲンカをワタクシが類人猿とチワゲンカをでも良く考えればわりとありかもワタクシが類人猿とチワゲンカをワタクシが類人猿とチワゲンカを・・・・・・」ブツブツ
佐天「これがっ・・・・大能力者のっ・・・・・自分だけの現実(パーソナルリアリティ)ッッッッッ!!!!」デーン
初春「いや、大体あってますけど全然違います]
- 319 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage saga]:2011/01/11(火) 01:00:34.57 ID:PfD4/Atf0
- 黒子「ブツブツブツブツ・・・・・ハッ、ここは?」
佐天「あ、気が付いた」
初春「ここは支部ですよー」
黒子「・・・・あなたたちはそのパソコンで一体何をしていらっしゃるのでせうか?」
佐天(せう・・・・)
初春(せう・・・・) - 320 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage saga]:2011/01/11(火) 01:01:18.05 ID:PfD4/Atf0
- 初春「・・・コホン、題して」
佐天「ドキッ!?そげぶ!?ですの!?白井さんからの熱いヴェーゼ計画ーーーー」
初春「いえー」ドンドンパフパフー
黒子「・・・・・・・」
初春「あり?どうしましたか白井さん?」
黒子「・・・・念のため、内容をお聞きしますの」
佐天「良くぞ聞いてくれました・・・・初春くん!!例の物持ってきてー」
初春「はい、かしこまりましたー」
黒子「・・・・」 - 321 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage saga]:2011/01/11(火) 01:01:46.72 ID:PfD4/Atf0
- 佐天「てれれれってれー。プロジェクター」
初春「私、一時間でパワーポイントで作ったんですよ!!」
黒子「誉めたくありませんの・・・・それと佐天さん、今はてれれれってれーではなく、てってれーですの」
佐天「細かいことは気にするな♪」
黒子「それわかちこわかちこー♪・・・ハッ」
初春「うわあ」
佐天「うわあ」
黒子「・・・いっそ殺してほしいですの」 - 322 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage saga]:2011/01/11(火) 01:02:28.88 ID:PfD4/Atf0
- 佐天「ま、お遊びはこれくらいにして・・・・」
初春「それではスライドを開始しまーす」
佐天「やったー!!」パチパチ
黒子「・・・・・」
画面『きづけーばいーつーか、みーえるはずさー』 - 323 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage saga]:2011/01/11(火) 01:03:34.11 ID:PfD4/Atf0
- ======しばらくおまちください======
画面『あーゆーみつーづーけよー』
初春「・・・と、こんな感じです」
黒子「三十分も初春と佐天さんの修学旅行の写真を見せられたところで全く意図が伝わりませんの」
佐天「え?」
初春「冗談ですよね?」
黒子「冗談ではありませんの!!」
佐天「かーらーのー?」
黒子「・・・・帰りますの」スッ テクテク
初春「んもう、冗談ですよ!イタリアンジョークです!!」ズルズル - 324 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage saga]:2011/01/11(火) 01:04:14.43 ID:PfD4/Atf0
- 黒子「・・・で、なんですの?」
佐天「つまりは上条さんに連絡取り付けてさっさと謝って告白して、あわよくば既成事実を作っちまいましょうって事ですよ!!」バーン
黒子「・・・・つまりはわたくしに当麻さんと会って『ごめん』と告げて『好きです』と告げて仕舞いには『ギシギシアンアン』の内の『アンアン』を担当しろと言いたいんですの?」
初春「うわあ」
佐天「うわあ」
黒子「・・・・・」シュンッ
初春「待ってください!!冗談ですから花だけを移動させようとしないでください!!」
黒子「・・・・・・」 - 325 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage saga]:2011/01/11(火) 01:05:12.89 ID:PfD4/Atf0
- 佐天「・・・まあ早い話が『さっさと告っちまえよこのお惚気野郎』って訳ですよ」
黒子「・・・・考えてみますの」
初春「・・・やっぱり散々否定しておきながら上条さんのことが好きなんですね」
黒子「―――――――――ッ!?/////////」
佐天「もう隠せませんよ?」ジトー
黒子(・・・・そう、でしたのね)
黒子(・・・・・この想いは、かつてお姉さまに抱いていた想いと同じ、いや、それ以上に大切なこの想いは―――――――恋、でしたのね・・・・)
黒子(・・・ふふ、人の事を『鈍感』なんて思っていながら・・・・・結局は、黒子も同じだった、って事でしたのね) - 326 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage saga]:2011/01/11(火) 01:06:16.59 ID:PfD4/Atf0
- 黒子「ふふ・・・・正解ですの、初春、佐天さん」
黒子「・・・・・わたくし、白井黒子は、上条当麻に『恋』してますの」
佐天(うわあ)
初春(言い方もっとあっただろうに) - 327 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage saga]:2011/01/11(火) 01:06:48.85 ID:PfD4/Atf0
- 黒子「・・・・言いましたわよ!?/////これで満足ですの!?//////」
佐天「え、ええ!」
初春「も、もちろん!!」
黒子「・・・でもわたくしだけがカミングアウトするというのも変な話ですのね」
黒子「初春と佐天さんの想い人もここでカミングアウトしてもらいますの!!!!」
佐天(想い人って)
初春(想い人って) - 328 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage saga]:2011/01/11(火) 01:07:34.73 ID:PfD4/Atf0
- 佐天「ふふ・・・何言ってんですか白井さん?」
黒子「ふぇ?」
初春「私たちの好きな人も・・・・」
佐天・初春「上条当麻さんですよ?」
黒子(ぬかりましたのぉぉぉぉぉぉぉ!!!!) - 329 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage saga]:2011/01/11(火) 01:08:28.72 ID:PfD4/Atf0
- 佐天「・・・だから白井さんだけ告白するってずるいと思うんですよねー」
黒子「え?」
初春「だから私たちも・・・・」
佐天「一緒に告白しまーす!!」
黒子「」 - 330 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage saga]:2011/01/11(火) 01:08:59.57 ID:PfD4/Atf0
- 黒子「ま、待ってくださいですの!!!わ、わたくしは告白するなんて一言も・・・・」
佐天「えーーー?そうなんですかーーーー?」
初春「じゃあ私たちだけで告白しに行っちゃいましょうか佐天さーん」
黒子「!?だ、だめですの!!」
佐天「えーーーー?どーーーしってでーーーすかーーーーー?こーくはっくするつもりなーーーいんっでしょーーーお?」
初春(うぜえ)
黒子「だ、ダメと言ったらダメですの!!・・・そ、それにお姉さまだって」
黒子「あ」
佐天「あ」
初春「あ」
黒子・佐天・初春「「「御坂さん(お姉さま)の事忘れてた(ましたの)」」」 - 331 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage saga]:2011/01/11(火) 01:09:28.59 ID:PfD4/Atf0
- 黒子「そうですの・・・お姉さまなしでこのような事をした暁には・・・・」
初春「く、黒焦げの・・・」
佐天「し、死体が・・・・」
黒子・初春・佐天「「「三つ並ぶことになる(なりますの)!!!」」」 - 332 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage saga]:2011/01/11(火) 01:10:13.96 ID:PfD4/Atf0
- 初春「・・・み、みさかさんいつ帰ってくるんですか?」
黒子「た、多分・・・明日の夜か・・・・明後日の朝になるかと・・・・」
佐天「・・・・どうします?」
初春「あ、明後日の昼に上条さんちに集合ってことは?も、もちろん御坂さんも一緒に」
佐天・黒子「「それだあ(ですの)!!」」 - 333 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage saga]:2011/01/11(火) 01:10:40.84 ID:PfD4/Atf0
- 初春「じ、じゃあそういうことで」
佐天「あ」
黒子「どうしましたの?」
佐天「きゅ、休日・・・明日までだ・・・」
初春「」
黒子「」 - 334 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage saga]:2011/01/11(火) 01:12:20.91 ID:PfD4/Atf0
- 初春「・・・じ、じゃあ・・・次の土曜日まで・・・」
黒子「四日後ですか・・・」
佐天「い、いいんじゃない?」
黒子「そ、そうですね!じゃあ今日のところは・・・・」
初春「これにて解散・・・ってことで」
佐天「そ、それじゃあ帰りましょう!!」
初春「抜け駆け無しですよ?」
黒子「わ、分かってますの!!そ、それでは初春・・・戸締り、頼みましたの!!」シュンッ
初春「あ・・・」
佐天「いっちゃったね・・・」
初春「・・・・・」
佐天「・・・・・ねえ初春」 - 335 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage saga]:2011/01/11(火) 01:13:03.32 ID:PfD4/Atf0
- 初春「・・・なんですか?」
佐天「・・・土曜日、本当に行くの?」
初春「・・・・・佐天さんは?」
佐天「・・・私は・・・行かない」
初春「・・・・どうしてですか?」
佐天「・・・・私だって・・・負けるって分かって試合に行くほど馬鹿じゃないよ」
初春「・・・・そう、ですか・・・」
初春「・・・・私も、佐天さんとおんなじです」
佐天「・・・・そっか」
初春「・・・・はい」
佐天「・・・・・」
初春「・・・・・」 - 336 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage saga]:2011/01/11(火) 01:13:51.31 ID:PfD4/Atf0
- 佐天「・・・・帰ろっか」
初春「・・・・そうですね」
佐天「・・・・白井さん、うまく行くといいね」
初春「・・・・・そうですね」
佐天「・・・・・・・」
初春「・・・・・・・」ガチャ - 337 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage saga]:2011/01/11(火) 01:14:27.92 ID:PfD4/Atf0
- ~帰り道・初春、佐天~
佐天「・・・・あーあ」
初春「どうしたんですか?」
佐天「・・・いやね、・・・・結局白井さんには最後まで適わなかったなあって」
初春「・・・そうですね」
佐天「・・・・・」
初春「・・・・・」 - 338 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage saga]:2011/01/11(火) 01:14:57.80 ID:PfD4/Atf0
- 佐天「・・・・私さあ」
初春「はい?」
佐天「・・・・次の風紀委員の募集、応募してみようと思うんだ」
初春「・・・そうですか」
佐天「あれ?驚かないの?」
初春「どうしてですか?」
佐天「風紀委員の大前提って、何か知ってるよね?」
初春「大前提・・・・あっ」 - 339 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage saga]:2011/01/11(火) 01:15:29.14 ID:PfD4/Atf0
- 佐天「そう、能力」
初春「もしかして・・・」
佐天「うん・・・・先生に聞いたら、レベル1だけどまだ伸びる余地はあるって」
初春「良かったじゃないですか!!!これで憧れの能力者ですよ!?」
佐天「ありがとう・・・でもね」
佐天「・・・私が能力に目覚めたきっかけ・・・・何か分かる?」
初春「・・・きっかけ・・・・ですか」
佐天「そ、きっかけ」 - 340 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage saga]:2011/01/11(火) 01:16:09.77 ID:PfD4/Atf0
- 初春「・・・なんですか?」
佐天「・・・・そげぶって言えば分かるかな?」
初春「そげぶ?・・・・・あ、あのときの!!」
上条『諦めてんじゃねぇっつてんだよ!!』
上 条『そりゃ佐天さんは無能力者かもしれない・・・でもそれだけで風紀委員になるって事諦めていいのかよ!?なにが無能力者だ・・・そんなもの、困ってる人 を助けるのに関係あるのか!?関係ねぇだろ!?パソコンだ能力だって、そんな事はいいんだよ!!大事なのは佐天さんの風紀委員になりたいって気持ちじゃね えのかよ!?』
上条『いいぜ、もし無能力者だし、パソコンも余りできないからって困ってる人を助ける事ができないってんなら・・・』
上条『まずはその ふざけた幻想を ぶっ殺す!!!!!』バン!!!
佐天「そ。・・・同時に私が上条さんを好きになったきっかけでもある」
初春「佐天さん・・・・・」 - 341 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage saga]:2011/01/11(火) 01:16:41.21 ID:PfD4/Atf0
- 佐天「・・・・ごめん・・・白井さんに対してこんなこと考えちゃダメだけど・・・・あたし・・・!!」
初春「・・・・泣いて、いいんじゃないですか?」
佐天「でも・・・っ!!」
初春「・・・・・泣いて、くださいよ」
初春「・・・・思う存分泣いて、それでも気が晴れないときはまた泣いて、それを繰り返して・・・涙が止まったとき、佐天さんの前に、今までの涙によって泥が流れて、道が見えていれば・・・・・それでいいんじゃないですか」 - 342 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage saga]:2011/01/11(火) 01:17:17.03 ID:PfD4/Atf0
- 初春「その道を歩いて・・・・・ただひたすらに歩いて・・・・何度転んだって構わない、上条さんというゴールには辿り着けなくても・・・・きっとまた、別のゴールが、佐天さんを待ってくれていますよ」
佐天「・・・初春・・・ういはるううううううう!!!!うわあああああああん!!!」
初春「よしよし・・・・」
佐天「かみじょうさああああん!!!うわああああああああああん!!!!」
初春「そうですよ・・・それでいいんです・・・・人は泣いて落とした泥の分だけ、また大きくなれるんですから」
佐天「うわあああああああああん!!!ぐすっ・・・・うぐっ・・・うっ・・・うっ・・・わああああああああん!!」
初春「よしよし・・・・・」グスッ - 343 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage saga]:2011/01/11(火) 01:17:44.07 ID:PfD4/Atf0
- 佐天「うわあああああああああああん!!!」
初春「よしよし・・・・・・・うう・・・・うわあああああん!!!」
佐天「う・・・いはる・・・?」
初春「うう・・・かみじょうさん・・・うわあああああん!!!」
佐天「グスッ・・・うう・・・よしよし・・・・」
初春「うわああああああん!!」
…………………………………………………… - 344 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage saga]:2011/01/11(火) 01:18:15.80 ID:PfD4/Atf0
- ~帰り道・黒子~
黒子「ふう・・・・ああは言ったものの・・・・」
黒子「やっぱりはずかしいですの////////」
黒子「はっ・・・・いやいや・・・・」
黒子(その前に・・・・あやまらなければ・・・・)
黒子(それに・・・・許してくれる保証も・・・・・許してくれたとしても・・・わたくしを選んでくれる保証もありませんの・・・・・)
黒子「はあ・・・・」ズーン - 345 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage saga]:2011/01/11(火) 01:18:49.97 ID:PfD4/Atf0
- 通行人Ⅰ「くそー・・・・・三下に最後の卵とられちまったぜェ・・・・」
通行人Ⅱ「仕方ないよ、でも高いのは買えたんだからいいじゃない!!ってミサカはミサカは最近妙に角が取れたアナタを慰めてみる!!」
黒子「いいですわね・・・悩みのない人は・・・」
???「いやー・・・今日は幸運だったなー・・・最後の一円卵が買えるなんて」
黒子「ん?・・・・この声は・・・・」 - 346 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage saga]:2011/01/11(火) 01:19:35.48 ID:PfD4/Atf0
- ???「いやー・・・身に余るこうう・・・・・」
黒子「・・・とう・・・まさん・・・・」
上条「く・・・ろこ・・・・」
- 360 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage saga]:2011/01/13(木) 23:57:46.13 ID:gKhWICfA0
- 黒子「・・・・お久し振り、ですわね」
上条「・・・・つってもまだ一日ぐらいしかたってねーけどな」
黒子「・・・・」
上条「・・・・あの、さ」
黒子「なんですの?」
上条「・・・おこらないの?」
黒子「・・・怒る要素が見つかりませんの」
上条「あ・・・・うん・・・・そうか・・・・」
黒子「・・・・」
上条「・・・・」
- 361 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage saga]:2011/01/13(木) 23:58:24.05 ID:gKhWICfA0
- 黒子「・・・私からも、少し宜しいでしょうか」
上条「ん・・・?なんだ・・・・?」
黒子「その・・・・昨日h」
グシャ!! パリーン!!
黒子・上条「!?」
垣根「ふふふ・・・・第一位には俺が相応しい!!」
一方通行「クッ・・・・打ち止めをどこにやりやがったァ!!」
- 362 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage saga]:2011/01/13(木) 23:58:57.30 ID:gKhWICfA0
- 垣根「ふんっ・・・・今頃は心理定規が大切に可愛がってる頃だろうな・・・!!!」
一方通行「!?・・・テメェ・・・こないだは冷蔵庫で済ンだが今度は済むと思うなよォォォォォ!!!!!」
垣根「・・・・ムカついた、やっぱりテメェだけはぶっ殺さねえと俺の気が晴れねえんだわ!!!!」
黒子「そこまでですの!!」
垣根「アァン!?」
黒子「風紀委員ですの!!支部までご同行願いますの!!」
上条「!?おい!くろk・・・・」
上条(あっちのホストは知らねえけど、もう一人はあの一方通行だぞ・・・?黒子に止められるわけが・・・・)
黒子『今後このようなことは止めてくださいまし』
上条(ダメだ・・・・行かなきゃダメって分かってるんだけど・・・体が動かねえ・・・!!)
- 363 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage saga]:2011/01/13(木) 23:59:25.84 ID:gKhWICfA0
- 黒子「従いませんと、少し痛い目にあっていただきますわよ?」
垣根「ほー、そりゃごくろうなこった・・・・引っ込んでろ、クソボケ」バサッ
黒子「なっ・・・」
垣根「あーあー、なんだっけ、テメエあの空間移動能力者の風紀委員だろ?・・・面倒だから、さっさと死んじまえ」ブンッ
一方通行「テメェ!!!!一般人を巻きこンでンじゃねェぞこの野郎!!!!」
垣根「は?しらねーし」
黒子「――――――ッ!!!」
一方通行「止めr!!・・・・あれは・・・カカ、そォゆうことかよ・・・・三下ァ」ボソッ
ドカーン
- 364 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage saga]:2011/01/14(金) 00:02:16.70 ID:UWio9Df30
- 垣根「ふん・・・ちょっとやりすぎたか」
一方通行「・・・・第二位もずいぶン落ちぶれたもンだなァ?」
垣根「なんですか?そんなに暗部以外の人間が恋しいって?それともあのツインテに一目ぼれしちゃいましたか?」
一方通行「別にそォいう訳じゃねェが・・・・・」
垣根「じゃあどういう・・・・」
上条「後ろにも気を配れ、クソが」バキッ
垣根「ビブルチ!?」
一方通行「・・・・ま、そォいうこったなァ」
- 365 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage saga]:2011/01/14(金) 00:02:50.05 ID:UWio9Df30
- 上条「何をうじうじ考えてたんだ俺は・・・・風紀委員?関係ねえだろ?今更そんな事気にしたところで何の意味もねえじゃねえか・・・・さて、オマエ」
垣根「テメェ・・・!!!!」バサッ
上条「邪魔だ、手羽先」パシン
垣根「!?羽が・・・・」
上条「黒子に手を出しやがって・・・!!」ボカッ
上条「俺がコイツにどんだけ助けられたと思ってるんだ・・・!!」バキッ
上条「そりゃあ俺はコイツに迷惑もいっぱいかけた!!コイツの職務の邪魔になった事だってあった!!でもなあ・・・」ドカッ
上条「コイツは俺の仲間なんだ!!仲間として一緒に戦うって!!なんかあったら助け合うって!!俺は決めてたんだよ!!」ボカッ
- 366 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage saga]:2011/01/14(金) 00:03:24.61 ID:UWio9Df30
- 上条「そんだけ大事な仲間を傷つけた代償は・・・高くつくぞ」ボコン
一方通行「おい三下ァ・・・そンぐらいにしとけ」
上条「一方通行・・・・」
一方通行「このまま殴ると死ンじまうし・・・それに」ギロッ
垣根「」
一方通行「・・・・俺はちょっとコイツに用があるんでな・・・・それじゃァ・・・迷惑かけたなァ」
一方通行「オラ!!行きますよォていとくゥゥゥゥゥン?」
垣根「」
- 367 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage saga]:2011/01/14(金) 00:03:54.19 ID:UWio9Df30
- 上条「一方通行・・・・・」
上条「・・・はっ!!黒子!?」
黒子「・・・ん・・・・」
上条「大丈夫か!?すぐに救急車を・・・・」
黒子「・・・へ、いきですの・・・このくらい」ヨッコイショ
上条「本当か・・・?よかった・・・・・」
黒子「・・・それよりも」
上条「へ?」
黒子「なんであんなことしたんですの!?きちんと言った筈ですの!!事件には手を出すなって!!」
上条「・・・ごめん」
- 368 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage saga]:2011/01/14(金) 00:04:41.38 ID:UWio9Df30
- 黒子「ごめんじゃないですの!!!!!あなたにもしもの事でもあったら・・・わたくし・・・・」
上条「・・・・・」
黒子「わたくし、もう・・・生きてはいけませんの」
上条「!?・・・そんなに風紀委員の責任ってのは重いのか!?」
黒子「アナタ馬鹿ですの!?風紀委員などは関係ございませんの!!単にわたくしが―――――」
黒子「わたくしが、上条当麻さんの事を他の誰よりも愛しているからですの!!!!!」 - 369 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage saga]:2011/01/14(金) 00:05:14.11 ID:UWio9Df30
- 上条「・・・・ふえ?」
黒子「・・・・・・え?・・・あ、・・・///////////////」
上条「え?あ・・・なんつーか、その・・・・」
黒子「い、いまのは・・・・・その/////」
上条「俺は・・・・・・」
黒子「・・・・・//////」
上条「・・・・・・・」
黄泉川「大丈夫だったじゃんか!?」バタバタ
上条「え?」
黒子「あ」
- 370 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage saga]:2011/01/14(金) 00:05:42.22 ID:UWio9Df30
- 黄泉川「まったく一方通行のヤツ・・・・ん?白井!怪我してるじゃん!!」
黒子「え?あ・・・はい」
黄泉川「こっちに来るじゃん!!・・あ、上条も!!」
上条「え?」
黄泉川「これだけ大規模な事件なんだから、当事者が来るのは当たり前じゃん!!ほら、乗った乗った!!」
上条「え・・・あ、はい」
黄泉川「すぐに戻ってくるからそれまで車から一歩も出ちゃダメじゃんよ!!!」バタン
上条「・・・えっと」
黒子「・・・・・・」 - 371 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage saga]:2011/01/14(金) 00:06:16.07 ID:UWio9Df30
- 上条「・・・・俺は」
黒子「・・・・待ってくださいですの」
上条「・・・え?」
黒子「その言葉の続きは・・・・・土曜日に、お聞かせ願えますの?」
上条「え・・・?・・・・・分かった」
黒子「・・・・我儘を言ってすみませんでしたの」
上条「・・・・いや、正直助かった」
黒子「え!?」ギロッ
上条「いや・・・上条さんも少しばかり考える時間が欲しかったって訳ですよ」
黒子「・・・そう、ですの」
上条「ああ・・・」
黒子「・・・・」 - 372 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage saga]:2011/01/14(金) 00:07:01.43 ID:UWio9Df30
- 上条「・・・・」
黒子「・・・あの」
上条「ん?なんでせうか黒子さん?」
黒子「・・・明日は、」
上条「?」
黒子「・・・明日は、風紀委員の支部にも顔を出してくださいですの・・・・初春も、佐天さんも心配してましたの」
上条「・・・・俺が行っても、構わないのか?」
黒子「当然ですの!!・・・来ないと」
- 373 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage saga]:2011/01/14(金) 00:07:37.21 ID:UWio9Df30
- 黒子「死刑ですのよ?」ニコッ
上条(2,3,5,7,11,13・・・・・) - 382 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2011/01/15(土) 00:33:33.37 ID:6AwQ8+Q00
- ~夜・とある学生寮~
上条「・・・・・」
黒子『わたくしが、上条当麻さんの事が誰よりも好きだからですの!!!!!』
上条(夢・・・・じゃ、ないよな)
上条(なんだって黒子は俺なんかを・・・・・)
上条(それよりも、なぜ今日じゃなく土曜日なんだ・・・?)
上条(そして・・・俺の気持ちは)
インデックス「・・・・ま・・・とーま!!!」 - 383 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2011/01/15(土) 00:35:22.89 ID:6AwQ8+Q00
- 上条「うわっ!!びっくりしたー・・・どうしたインデックス?」
インデックス「とうま・・・その顔・・・なんかあったんだね」
上条「え・・・?・・・・・・ああ」
インデックス「・・・・・・とうま」
上条「・・・・なんだ?」
インデックス「・・・・・やっぱなんでもないや」
上条「?」
インデックス「なんでもないの!!おいで!!スフィンクス!!」
スフィンクス「にゃー」 - 384 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2011/01/15(土) 00:38:19.30 ID:6AwQ8+Q00
- インデックス「・・・今日はもうねる」
上条「あっ・・・おい・・・」
インデックス「ごめん・・・・どうしてもの話なら明日きくから・・・・おやすみなさい」バタン
上条「・・・ついにインデックスも初潮か・・・赤飯を炊かないとな」ボソッ
キィー
インデックス「・・・・・とうま」
上条「なんですかインデックスさん・・・姫、どうして枕を持ってプルプルふるえているのでせうか?」
インデックス「・・・・だいっきらい」シュッ
上条「ぬはっ・・・」ボサン - 386 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2011/01/15(土) 00:39:20.49 ID:6AwQ8+Q00
- バタン
上条「いてててて・・・・・」
上条(俺にばれたのが恥ずかしかったのかな?)
上条「・・・寝るか」
インデックス「・・・とうまの・・・ばか」ボソッ - 387 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2011/01/15(土) 00:39:57.75 ID:6AwQ8+Q00
- ~同刻・常盤台学生寮~
黒子(わわわわ・・・わたくしは何て事を・・・//////)バタバタ
黒子(へ、変に思われませんでしたでしょうか・・・・いやいや、それよりも断られたら・・・・)バタバタ
黒子(当麻さん・・・・)バタバタ - 388 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2011/01/15(土) 00:40:36.85 ID:6AwQ8+Q00
- 寮監「おい白井、うるさいぞ何をどたどたと・・・・」ガチャッ
黒子「・・・・/////」バタバタ←顔を枕に埋めて、耳まで真っ赤にして小さな声でムームー言いながらバタ足している
寮監(なんだこの可愛い生物は・・・・・・)ドキッ
黒子「はっ・・・・り、寮監・・・何の用ですの?」
寮監「い、いや・・・なんでもない、なんでもないぞ・・・・し、白井が機嫌よくしてるならそれでいい////」バタン
黒子「あ・・・全く、なんでしたのでしょうね」 - 389 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2011/01/15(土) 00:41:10.96 ID:6AwQ8+Q00
- 黒子「さて・・・もう時間も遅いし、眠ると致しましょうか・・・・」ファー
黒子「おやすみなさい・・・・お姉さま・・・・・当麻さん・・・・・」スー
~寮監室~
寮監「白井の移ってる監視カメラの画像は・・・」カタカタカタカタ
寮監「ふふふ・・・総計687枚か・・・・及第点だな・・・・」
寮監「ふふふふふふふふ・・・・・・・」
~黒子の部屋~
黒子「!?」ゾクッ
~三日目・終了~ - 390 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2011/01/15(土) 00:41:54.37 ID:6AwQ8+Q00
- ~あまりに短いのでおまけ~
一方通行「てェェェェいとくゥゥゥゥゥゥン!?さァ、打ち止めの居場所を教えやがれェ!!!」
垣根「うう・・・」
一方通行「教えない気ですかァ!?・・・仕方ねェ、まずは胃から・・・・」
垣根「待て!!教える!!教えるから!!また冷蔵庫にはなりたくないんだ!!」
一方通行「ならさっさと教えやがれェ三下がァ!!!!!」 - 391 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2011/01/15(土) 00:42:42.83 ID:6AwQ8+Q00
- 垣根「うう・・・ア、アレイスターホテルの・・・・・756号室だ・・・・これがその鍵」チャリン
一方通行「よこせェ」ブンッ
垣根「これで満足か?じゃあ俺はこれで・・・・」
一方通行「ハァ?なァに言ってンだァ」
垣根「え」
一方通行「テメェも来ンだよ・・・・他の同居人に変な事されたら堪ったもンじゃねェ」
垣根「ええ!?」
一方通行「なら胃から・・・・」
垣根「ああ分かりましたよ!!行きますよ!!付いていきますから!!」 - 392 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2011/01/15(土) 00:43:13.55 ID:6AwQ8+Q00
- 一方通行「それでいいンだァ・・・俺に摑まれェ」カチッ
垣根「ああ・・・・」
一方通行「そォれ!!!」ビュンッ
垣根「おお速い」
一方通行「ところで、さっき会ったときから疑問だったンだが・・・・冷蔵庫からどォやって復帰したンだァ?」 - 393 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2011/01/15(土) 00:43:44.32 ID:6AwQ8+Q00
- 垣根「人工臓器を移植してもらって・・・・脳は勝手に未元物質でくっつけて逃げてきた」
一方通行「じゃァテメェ・・・」
垣根「ああ・・・これが終わったら回収されてまた冷蔵庫に逆戻りだ」
一方通行「クソッタレ・・・・」
垣根「言うな・・・もう諦めてんだ」
一方通行「チッ・・・・・オラ、着いたぞ」
垣根「ああどうも・・・・っておかしいだろ!!」
一方通行「つべこべ言わずに入りやがれェ」
垣根「・・・・」 - 394 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2011/01/15(土) 00:44:20.95 ID:6AwQ8+Q00
- 一方通行「この部屋だな・・・・」
垣根「・・・・」
一方通行「オイ!!テメェ打ち止めを・・・!!!」バンッ!!
打ち止め「それであの人が・・・・あ、おかえり(?)なさーい!!ってミサカはミサカはアナタに飛びついてみたり!!」
一方通行「・・・あり?」
垣根「チッ」
心理定規「あらあら・・・ふふっ」 - 395 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2011/01/15(土) 00:45:00.90 ID:6AwQ8+Q00
- 一方通行「・・・・オイ垣根ェ・・・・これァどういう事だァ」
垣根「・・・・だから・・・言っただろう?『心理定規に可愛がってもらってる』・・・って」モジモジ
心理定規「・・・・ま、そういうこと」
打ち止め「へへ・・・お姉ちゃんにお菓子貰っちゃった!!ってミサカはミサカはアナタに報告してみる!!」
一方通行「・・・・え?・・・・垣根ェ・・・・・テメェひょっとして・・・いい奴?・・・じゃねェよなァ・・・風紀委員殺そうとしてたし」
垣根「・・・・」 - 396 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2011/01/15(土) 00:46:08.07 ID:6AwQ8+Q00
- 心理定規「・・・・ま、私の仕事はここまでだから・・・じゃあね、打ち止めちゃん」
打ち止め「バイバーイ!!ってミサカはミサカは手をブンブン振ってみる!!」
一方通行「ケッ・・・・オイ、垣根ェ」
垣根「あ?」
一方通行「なンかテメェの事少しぐれェ信じてもいい気がしてきたから・・・・俺らと住まねェか?」
垣根「・・・・・でも」 - 397 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2011/01/15(土) 00:47:01.31 ID:6AwQ8+Q00
- 一方通行「でももへったくれもねェ・・・・まァ、実験道具の冷蔵庫になりたいンだったら話は別だけどなァ」カカカ
垣根「・・・・・・・ほんとにいいのか?・・・・俺はテメェのみならず一般人まで殺そうとしたんだぞ?」
一方通行「うるせェ、そンなこと百も承知だァ・・・・・で、一緒に来るのか、来ねェのか、どっちだァ?」 - 398 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2011/01/15(土) 00:47:39.88 ID:6AwQ8+Q00
- 垣根「・・・・よろしくお願いします」
打ち止め「・・・・よろしくね!!えっと・・・」
垣根「垣根ていとk「ていとくンだァ」」
打ち止め「よろしくねていとくん!!ってミサカはミサカは新しく出来たお兄ちゃんにご挨拶!!」
垣根「ああ・・・・よろしく」 - 399 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2011/01/15(土) 00:48:05.56 ID:6AwQ8+Q00
- 一方通行「・・・じゃ、そろそろ行くかァ!!」
垣根「おう!!」
打ち止め「おー!!ってミサカはミサカは・・・・」
とある冷蔵庫の一方通行・完 - 405 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2011/01/16(日) 01:08:12.17 ID:yD47Oft/0
- ~とある学生寮・風呂場~
上条「ん・・・・今何時だ・・・」
つ6時30分
上条「まだこんな時間か・・・あまり眠れなかったな・・・・」
上条「んー・・・・・」ノビー
上条「さて・・・することもないし・・・・起きるか」ムクッ - 406 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2011/01/16(日) 01:08:53.20 ID:yD47Oft/0
- 上条「ふあーあ・・・・」ノソノソ
インデックス「ふみゅ・・・・ん・・・・」スースー
上条「よく寝てるな・・・よしよし・・・」ナデナデ
インデックス「ん・・・・・」ピクン
上条「ふふ・・・はっ!・・・お、俺は何を・・・・・」
インデックス「あふ・・・ん・・・・」スースー
上条「顔でも洗ってくるか・・・・・」ノソノソ←なぜか前かがみ
インデックス(とうまはいくじなしなんだよ) - 407 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2011/01/16(日) 01:09:22.99 ID:yD47Oft/0
- ~常盤台学生寮・208号室~
黒子「むにゅ・・・」
ピピピピピピピピピ
黒子「ひゃあっ!?・・・・なんだ、目覚ましでしたの・・・・」ポチ
黒子「あまり眠れませんでしたの・・・・と、世間一般ではなるのでしょうが」
黒子「お生憎様、黒子はあのような出来事で眠れなくなるようなそんなお子ちゃまではございませんのよ」ホホホ
黒子「・・・・・はぁ、虚しいですの」 - 408 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2011/01/16(日) 01:09:51.56 ID:yD47Oft/0
- 黒子「・・・ふふふ、こんなこともあろうかと」ゴソゴソ
黒子「じゃーん!!お姉さまセットですのー!!」ジャーン
黒子「お姉さまのあらゆる状況下に於いての私物(下着)を集めた物ですの・・・これを嗅げば虚しさなど」クンカクンカ
黒子「よけい虚しくなりましたの」ズーン - 409 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2011/01/16(日) 01:10:37.19 ID:yD47Oft/0
- 黒子「・・・仕方がありませんから自動販売機の下に落ちてる硬貨でも拾い集めましょうか・・・はっ!べ、べつにわたくしの懐を暖める為に拾い集めるわけではありませんのよ!?た、ただ風紀委員としてですね・・・」ゴニョゴニョ
コンコン
黒子「は、はいですのっ!」
寮監「白井・・・ちょっといいか・・・?」フラー
黒子「り、寮監?どうしたんですのその目の下のクマはぁ!?」
寮監「いや・・・これは気にしないでくれ・・・・」 - 410 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2011/01/16(日) 01:11:06.70 ID:yD47Oft/0
- 黒子「そうですか・・・で、どうされたんですの?こんな時間に・・・」
寮監「いや・・・・ち、朝食まで時間もあることだし、ちょっと談笑でもしないか?」
黒子「ああ・・・そういうことでしたら別に構いませんの、どうぞわたくしのベットに腰掛けてくださいな」ポスン←美琴のベットに座りなおした音
寮監「(白井のベットだと!?)あ、ああ・・・・」ポスン
黒子「コーヒーでもお入れしますのー」トテトテ
寮監「ああ・・・・」
寮監(神様・・・・) - 411 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2011/01/16(日) 01:11:33.69 ID:yD47Oft/0
- ~柵川中学学生寮・佐天の部屋~
佐天「うん・・・ういはる・・・・」
ピピピピピピピピ
佐天「ですのっ!?」ビクッ
佐天「朝かぁ・・・」ポチ
佐天「・・・・・上条さん」 - 412 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2011/01/16(日) 01:12:59.58 ID:yD47Oft/0
- 佐天「ううん・・・・その事はもう考えないって決めたでしょ涙子!!」パンパン
佐天「・・・・」フワ
佐天「低能力の・・・・風力使い(エアロハンド)・・・・かぁ・・・」
佐天「こんなので大丈夫なのかな・・・・いやいや!!徐々にだけど操れる風の大きさも増えてる・・・・様な気もするし・・・」
佐天「・・・シャワーでも浴びてこよっと」トテトテ - 413 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2011/01/16(日) 01:14:26.40 ID:yD47Oft/0
- ~同・初春の部屋~
初春「ん・・・ん?今だぁ!!」ガバッ
ピピピピピピピピ
初春「ふえ?家?・・・・夢かあ」ポスン
初春(佐天さんと協力して悪い能力犯罪者を倒す夢だったんだけどなあ・・・楽しかったなあ・・・夢かあ・・・・)ショボン - 414 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2011/01/16(日) 01:15:06.48 ID:yD47Oft/0
- 初春「・・・・むー」ノビー
初春「もにぇー」グニュー←手で顔引っ張って変顔してる
初春「・・・・・・・」
初春「・・・朝ってこんなに虚しかったですっけ」
初春「・・・・歯、磨いてこよ」ヒョコヒョコ - 415 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2011/01/16(日) 01:15:33.65 ID:yD47Oft/0
- ~とある学生寮・最寄のコンビニ~
上条「コーヒーコーヒー・・・っと」ガー
一方通行「コーヒーコーヒー・・・っとォ」ガコンガコン
上条「お、一方通行!!」
一方通行「ン?・・・三下か」 - 416 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2011/01/16(日) 01:16:03.53 ID:yD47Oft/0
- 上条「なにやってんだ・・・ってえ!!」
籠『こんなにZEOZIAのコーヒーばっか買ってどうする気ですかダンナ』
棚『そこのダンナ、もうZEOZIAのコーヒーならありませんぜ』
上条「・・・一本譲ってくれない?」
一方通行「・・・・・ケッ・・・今はダメだァ」
上条「そんなあ・・・・」ヘナヘナ
一方通行「ケッ・・・」スタスタ
イラッサイマセー 3600エンニナリマース ア、スミマセンフクロワケテ・・・・
上条「・・・ん?今は?」ピタッ - 417 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2011/01/16(日) 01:17:34.74 ID:yD47Oft/0
- 一方通行「・・・・・ホラよ」ガサッ
上条「へ?・・・一方通行さん、これは精算済みじゃあ・・・」
一方通行「いいから受け取れェ!!・・・こンなンで済ます気はねェが・・・昨日テメェの仲間をケガさせた礼だァ」
上条「・・・・・・・」プルプル
一方通行「・・・ン?どうした三下ァ」
上条「・・・・お、お兄さまー!!当麻は、当麻はあ!!」ガバッ
一方通行「ンァッ!!!あ、暑苦しいから抱きつくンじゃねェ!!」ジタバタ - 418 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2011/01/16(日) 01:18:09.23 ID:yD47Oft/0
- ガー
土御門「OOOお買い物ー・・・のあぁっ!!」
上条「ぁ」
一方通行「ァ」
土御門「・・・・すまん・・・・・ごゆっくりー!!」
ガー - 419 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2011/01/16(日) 01:18:36.85 ID:yD47Oft/0
- 上条「・・・・・・」
一方通行「・・・・面白い人・・・ってかァ?」
上条「なあ・・・一方通行・・・・・お前実は対有機生命体コンタクト用ヒューマノイドインターフェイスなんて事は・・・」
一方通行「ない」キッパリ
上条「・・・不幸だー」
一方通行「俺の方が不幸だよォクソボケェ!!!」
店長with筋肉「テメエら表出ろ」
上条・一方通行「ゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイ・・・・・・・・・・」 - 420 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2011/01/16(日) 01:19:16.56 ID:yD47Oft/0
- ~常盤台学生寮・食堂~
寮監「いただきます」
みんな「いただきます」
黒子「はぁ・・・」カチャカチャ
泡浮「どうしたんですか白井さん?」
湾内「元気ないですね・・・」
黒子「え?あ・・・ほほ、なんでもないんですのよ」
黒子(あの後寮監とずーっと(主に寮監が)切れ間無く話をして疲れたなんて・・・言ったら寮監に何をされるかわかりませんの) - 421 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2011/01/16(日) 01:19:54.24 ID:yD47Oft/0
- 泡浮「ひょっとして・・・男の人ですか?」
黒子「は?」
湾内「どんな人なんですかー?」
黒子「・・・え?いやいや!!違いますの!!」 - 422 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2011/01/16(日) 01:20:30.73 ID:yD47Oft/0
- 湾内「えー」
泡浮「つまりませんね・・・」
黒子「当麻さんの事は直接的な疲れの原因などでは・・・あ」
泡浮・湾内「え!?」キラキラ
黒子(く、口が滑りましたのおおおおおおお!!!!!) - 423 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2011/01/16(日) 01:21:06.19 ID:yD47Oft/0
- 泡浮「・・・・って、湾内さん!!当麻さんってもしかして」
湾内「え?・・・・あ!!白井さん!!もしかしてそれって・・・上条当麻さんじゃありませんか!?」
黒子「え?当麻さんの事を知ってるんですの?」
泡浮「ええ・・・このあいだ湾内さんと地下街に行ったときに不良に絡まれたんですけど・・・そのときに守っていただいて」
黒子(・・・またかあの野郎・・・ですの) - 424 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2011/01/16(日) 01:21:40.00 ID:yD47Oft/0
- 湾内「そっかぁ・・・名前で呼んでるって事は・・・ふーん」ニヤニヤ
黒子「へ?」
泡浮「ふふ・・・・・お幸せに、白井さん」ニヤニヤ
黒子「ふぇ?・・・・・はっ!!ち、違いますの!!わたしと当麻さんは断じてそんな」
泡浮・湾内「へー?」ニヤニヤ - 425 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2011/01/16(日) 01:22:09.36 ID:yD47Oft/0
- 黒子「あ・・・あのですねえ!!当麻さんは」ポン
寮監「面白そうな話だな、白井・・・でも、続きは後で寮監室で訊こうか」
黒子「・・・・・」ダラダラダラダラ
泡浮「し、しつれい・・・」コソコソ
湾内「し、しましたー・・・・・」コソコソ
黒子「あ、泡浮さん!!わんn」ガシッ
寮監「さあて・・・楽しみだぁ(上条当麻とやら・・・いつか殺す)」ズルズル
黒子(クラスメイトと泊まる寮と寮監をまちがえましたの)ズルズル
- 432 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2011/01/17(月) 00:16:07.26 ID:xAKUB5lL0
- ~第一七七支部~
黒子「」ムッスー
佐天「あれ?白井さんどうしたんですか?」
黒子「なんでもありませんの」
黒子(今日を含めて三日間の風紀委員以外の用での外出禁止など・・・ありえませんの)
黒子(ま、金曜までですので土曜にはギリギリ間に合うのですけれど)ニタニタ
初春(きめぇ) - 433 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2011/01/17(月) 00:16:37.41 ID:xAKUB5lL0
- 上条「ふー・・・やっとこの書類も終わりそうだな・・・・・」
初春「明日から固法先輩も帰ってきますしねー」カタカタ
初春「あ」
黒子「あ」
上条・佐天「へ?」
初春・黒子「退院のお祝いとお見舞いに行くの・・・忘れてた(ましたの)・・・・」 - 434 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2011/01/17(月) 00:17:15.46 ID:xAKUB5lL0
- 上条「それって・・・かなりまずいんじゃあ」
黒子「まずいですの!!きっと固法先輩は・・・・」
初春「『ワザ』をかけてきます」ガクブル
上条「『ワザ』って・・・・もしかして」
黒子「ええ、お察しの通り『ワザ』ですの」
上条(こええ) - 435 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2011/01/17(月) 00:17:52.61 ID:xAKUB5lL0
- 初春「肩の関節・・・消し飛ばないでしょうか・・・」
上条(『消し飛ぶ』の!?『外れる』とかじゃなくって『消し飛ぶ』の!?『消えて』からまたさらに『飛ぶ』の!?)
黒子「さすがにそれはありませんの初春」
上条(ホッ)
黒子「手加減はしてくれるでしょうから・・・・せいぜい内臓がモツ鍋になるくらいですの」
上条(余計ひどくなってるぅぅぅぅぅ!!!!!しかも『手加減』してそれですか!?『手加減』なしではひょっとして冷蔵庫も出来ちゃうクチなんでせうか!?) - 436 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2011/01/17(月) 00:19:07.78 ID:xAKUB5lL0
- 黒子「とにかく・・・・いそいで固法先輩の寮まで向かいますの!!」
上条(謹んでお断り申し上げてぇぇぇぇぇぇぇ!!!!)
初春「白井さんは空間移動できるからずるいですよ!!あっそうだ・・・・」
上条(今のうちに・・・)コソコソ
ガシッ
上条(え?)
初春「白井さんは上条さんと手を繋いでて下さい!!!」ヒョイッ
黒子「なっ・・・・・//////」
上条(これって即座に逃げないと逃げれなくなるパターンのやつじゃないかぁぁぁぁぁ!!!!) - 437 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2011/01/17(月) 00:19:43.77 ID:xAKUB5lL0
- 上条(上条さんは逃げ出した!!)ダッ
初春「逃げないで下さい!!私の命がどうなってもいいんですか!!」ガシッ
上条(しかし回り込まれてしまった!!)
上条「不幸だー!!」
黒子「あら、わたくしと手を繋いで不幸だとはどういう意味ですの?」ギヌロ
上条「幸福だー!!」
黒子「なっ・・・・///」
黒子(幸福だなんて・・・そんな・・・・//////ハッ、まだですの!!まだ返事は貰っていませんの!!)
初春(なんか腹たってきました)
佐天(・・・フラグが消化されたら出番が無くなる能力かぁ)
上条(激しく逃げ出したい) - 438 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2011/01/17(月) 00:20:23.16 ID:xAKUB5lL0
- ~某路地裏~
横須賀「む・・・なんだかこの内臓潰しの横須賀様を馬鹿にされた気が・・・」
削板「すごいパーンチ」
横須賀「てめえ!!不意打ちは卑怯だビブルチ!?」
原谷(拝啓母上様、本日も学園都市は平和です) - 439 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2011/01/17(月) 00:20:57.94 ID:xAKUB5lL0
- ~とある学生寮~
初春「お、押しますよ・・・?」
黒子「ゴクリですの」
ぴんぽーん
初春・黒子「ささっ」
上条「・・・・・」
「はーい」
固法「・・・どちら様ですか?」
上条「はじめまして・・・上条当麻です・・・」
上条(どうして上条さんが前線に立たなくちゃなんないんでせうか!?) - 440 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2011/01/17(月) 00:21:32.06 ID:xAKUB5lL0
- ~数分前~
黒子「・・・と、いうわけで当麻さんには特攻をお願いしますの」
上条「・・・つまりなにか?初対面の人間をまずぶつけて、暴力が振るえなくなったところでお前らが後ろからやってくると・・・そう言いたいんでせうか?」
黒子「そういうことですの」 - 441 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2011/01/17(月) 00:22:04.91 ID:xAKUB5lL0
- 上条「・・・不審者と思われて投げられたときは?」
黒子「・・・・・」
上条「目を逸らしてんじゃねえよ!!!不幸だー!!」
黒子「着きましたの」
上条「ちょっとは人の話も・・・・」
黒子「着きましたの」
上条「・・・不幸だ」 - 442 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2011/01/17(月) 00:22:44.59 ID:xAKUB5lL0
- ~現在~
固法「はぁ、上条さん、ですか?」
上条(ええい、もう知るか!!)
上条「あの・・・私実は白井黒子さんの知り合いで・・・・」
固法「・・・」キラーン
上条(メガネが光った!?こんな漫画みたいな事って)
固法「・・・中で詳しくお聞きしましょうか」 - 443 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2011/01/17(月) 00:23:09.51 ID:xAKUB5lL0
- 上条「いや、その」
固法「ああそれと!!」
上条「!」ビクッ
黒子・初春「!」ビクッ
固法「私の能力・・・・忘れたわけじゃ無いわよねぇ・・・白井さん、初春さん?」ニヤ
黒子・初春「!!」ガクガクブルブル
固法「狩人を楽しませるなら狐になってもらわないと・・・ただ食べられるためのブタで止まってるんじゃないわよ?・・・さ、中へ」キイ
上条(お父さん、お母さん、さようなら。僕はあなた方の息子になれて幸せでした) - 444 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2011/01/17(月) 00:23:38.41 ID:xAKUB5lL0
- ~固法の部屋~
黒子・初春「すみませんでしたぁぁぁぁ(のぉぉぉぉ)!!!!!」ズザーッ←ダイビング土下座
固法「普通に出てくればいいのに・・・別に 一 度 も お 見 舞 い に 来 て く れ な か っ た こ と ぐ ら い 、 ぜ ん ぜ ん 怒 っ て な い の に 。」
上条・初春・黒子(嘘だな(ですね)(ですの))
佐天(あ・・・涼宮ハヒルの驚愕・・・もう出てたんだぁ)
- 462 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]:2011/01/19(水) 22:09:05.83 ID:XNTzvhtS0
- ~30分後~
固法「だいたいアンタたちはクドクドクドクド・・・・・」←お説教
上条・黒子・初春「」グッタリ
佐天(ここで笹木さんが・・・・)ゴクリ ペラッ
~二時間後~
固法「クドクドクドクド・・・・あら、もうこんな時間じゃないの・・・・」
つ14時 - 463 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]:2011/01/19(水) 22:09:36.92 ID:XNTzvhtS0
- 黒子「ふう・・・・固法先輩は、明日は風紀委員の仕事に復帰して下さるんですの?」
固法「ええ・・・仕事、まさか溜めてないでしょうね?」キラーン
初春「溜めておりませんっっっっ!!!!!」
固法「ふーん・・・・・ま、明日行けば分かる事だし、別にいいけど」
黒子「お、おじゃましましたのっ!!!!」バタン
固法「あらあら・・・・・うふふ」 - 464 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]:2011/01/19(水) 22:11:01.36 ID:XNTzvhtS0
- ~一七七支部~
上条「こ、こわかったぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」
黒子「え?あんなのまだ上条さんと佐天さんがいましたから・・・序の口にもなりませんの」
上条(なんだろう、あの先輩なら落石注意の落石を一人で受け止めて、青ピをすぐに締め落としたり出来る気がする)
初春「あれ?佐天さん・・・・どこ行ってたんですか?」
佐天「わたしなんて。どうせ。忘れられる存在。」 - 465 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]:2011/01/19(水) 22:13:16.38 ID:XNTzvhtS0
- 黒子「・・・さて、と」
デーン←書類の山
黒子「まずは、初日から比べて150%増量したこの書類をどうするかですの」
上条「凄い量だな・・・・・不幸だ・・・・」
初春「四人じゃ絶対に一週間はかかりますね・・・・・」
佐天「もしもし、アケミ?実は・・・・・あ、ダメ?・・・・そっかぁ・・・じゃね」ピッ
佐天「アケミもむーちゃんもマコチンもダメだって・・・困ったなあ」
黒子(デジャヴですの)
初春(デジャヴですね) - 466 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]:2011/01/19(水) 22:13:50.12 ID:XNTzvhtS0
- 上条「もしもし青ピか?実は・・・・え?メンバー?・・・写メ送れ?分かったよ・・・ピッ・・・プルルルル ピッ早いな・・・もしも・・・え?来てくれる?ありがとう!!・・・え?土御門も?まあ多いほどいいし・・・・・ん、分かった、じゃな」ピッ
上条「俺の友達が二人来てくれるって・・・・」
黒子「・・・・・大丈夫ですの?」
上条「・・・・多分」
コンコン
初春「あ、はーい」 - 467 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]:2011/01/19(水) 22:14:38.28 ID:XNTzvhtS0
- バタン
青ピ「むっひょおおおおおお!!!!ホンマなんやでえええええええ!!!」
土御門「まさに楽園!!!!かわいい女子中学生が四人も!!!これはみのがせないny上条「だらっしゃああああああああ!!!かえりゃああああああああああ!!!」」バタン
ガチャッ
上条「」ハァハァ
シーン・・・・・・・・
上条「・・・・ごめんね、黒子ちゃんに飾利ちゃんに涙子ちゃん、てへっ☆彡」コツン
上条「・・・ねえ、みんな顔が恐いよ!!スマイル、スマイル・・・・・・」
上条「ねえ笑えないって!!鉄は笑えないって!!ねえ!!頼むからカッコでもなんでも使っていいから情景描写してください!!上条さんの心がおrぎゃああああああ!!!不幸だああああああ!!!!!」 - 468 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]:2011/01/19(水) 22:15:18.18 ID:XNTzvhtS0
- 黒子「全く・・・・貴方にはあのような殿方しか友人がいませんの?」
上条「いないことはないんだが・・・・・その・・・・・優秀なのもいるんだが・・・・・」
黒子「ならその方をお呼びしてくださいですの!!」
上条「その・・・・言い出しづらいんだが・・・・・すごいロリコンなんだk「却下ですの」・・・ですよねー」
上条「ん?電話が・・・・」 - 469 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]:2011/01/19(水) 22:16:04.17 ID:XNTzvhtS0
- 電話『だァれがロリコンだってェ?』
上条「うわっ!!アクセロリータ!?」
黒子・初春・佐天(この人があの幼女監禁犯罪者・・・・・!!)ゴクリ
電話『・・・・なンか今すげェ誤解された気がすンだが』
上条「気のせいだろ・・・・で、用件は?」
電話『あァ・・・今土御門のバカを引き取りに来たときに聞いたンだが・・・・人手が足りないンだって?』
上条「そうだけど・・・・」
バタン
一方通行・電話『だァからこの一方通行様が手伝ってやるって言ってンですよォ!!!!』
佐天(なにこの演出)
初春(正直ださいなぁ)
黒子(いまいち捻りがないんですの) - 470 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]:2011/01/19(水) 22:16:39.08 ID:XNTzvhtS0
- 上条「お前・・・どうやって入ってきたの?鍵、かかってただろ?」
一方通行「壊した」キッパリ
黒子「な・・・・・」
初春「なんて・・・・」
上条「事を・・・・・」
一方通行「ァン?」
「あらあら・・・・気になって覗きに来たらなにかしら?この有様は」
上条・黒子・初春・佐天「!?」ビクッ
一方通行(なンだこの殺気は・・・・反射が効かねェ・・・・!!) - 471 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]:2011/01/19(水) 22:17:19.13 ID:XNTzvhtS0
- 固法「そこの白い子がやったのかしら・・・ オ シ オ キ か く て い ね」
一方通行「!?」ブルブルブルブル
固法「ふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふ」ズルズル
一方通行「ちょっ・・・待っ・・・・止め・・・・・!」
固法「黙りなさい」
一方通行「はい・・・」ズルズルズル
上条「・・・・・・」
ギャァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!!!!!!!!
上条「・・・・・・!」ガタガタブルブル
- 473 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]:2011/01/19(水) 22:20:56.82 ID:XNTzvhtS0
- 黒子「・・・これが、固法先輩ですの」
上条「・・・・・むぎゃー・・・・・ぱぱァ・・・・・・Io non posso mangiare alcuno piu qualsiasi piu lungo.・・・・・・・」
黒子「現実逃避しないでくださいまし」
上条「書類片付けるぞ!!なんとしても!!」
黒子「・・・・・はあ、えいえいおーですの」
佐天(風紀委員・・・応募・・・止めようかな・・・・でももう葉書出しちゃったし・・・・)
初春(あの金髪グラサンと青髪ピアス、なんかゴリラみたいな人に引っ張っていかれましてけど・・・大丈夫なんでしょうか) - 474 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]:2011/01/19(水) 22:21:48.81 ID:XNTzvhtS0
- 「おいおい・・・・この俺を忘れてもらっちゃこまるなあ」
上条「だれだ?」
黒子「あ、あなたは・・・・」
垣根「俺の未元物質に常識は通用しねえ!!垣根帝督だ!!」キリッ
黒子「ひいっ!?」ササッ
上条「・・・・なにしにきた・・・・また殴られに来たのか?」
垣根「おいおい・・・まあ確かにあれは俺が全面的に悪かったから謝る、スマン」
上条「・・・謝って済むと思ってんのか?」
垣根「もちろん・・・俺も暗部の人間だ、行動無しに口先だけで信用されるとは思ってないぜ・・・・」
佐天(ねえ初春・・・・あの人・・・・)
初春(ええ・・・・まちがいありません・・・あれは)
佐天・初春(履くだけで足が七センチ長くなる魔法の靴だ・・・・・!)キュピーン - 475 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]:2011/01/19(水) 22:22:56.86 ID:XNTzvhtS0
- 垣根「でもよお・・・・」
上条「!?」
打ち止め「いえーい!!ていとくんとお出かけー!!ってミサカはミサカは大喜び!!」
垣根「ガキの言葉じゃあ、ちったあ勝手が変わってくるよな?」
上条「なっ・・・・・」
初春「あ、アホ毛ちゃん?」
佐天(ほら、またこうやって私を蚊帳の外にやろうとするんだ、みんな) - 476 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]:2011/01/19(水) 22:23:41.98 ID:XNTzvhtS0
- 打ち止め「上条さん・・・この人は確かにアナタの仲間に酷いことしたかもしれない・・・・けど、」
上条「・・・・」
打 ち止め「許してくれなくても仕方ないかもしれないけど・・・・でもこの人いい人だよ!!・・・目を見れば分かる、アノ人だって分かってくれた・・・・だか ら・・・無理にとは言わないけど・・・・・真面目に話だけでも聞いてあげて!!ってミサカはミサカはていとくんを庇ってみたり!!」
垣根「・・・だ、そうだ・・・・あまりガキをダシに使うのは嫌なんだがなあ」
上条「・・・・・打ち止めをダシに使ったのは今すぐ殴り飛ばしてえくらい胸クソ悪いけど・・・・しかたない、信じてやるから話してみろ」
垣根「・・・恩に着るぜ」
上条「・・・ああ」
ガシッ←固ーい握手 - 477 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]:2011/01/19(水) 22:24:23.04 ID:XNTzvhtS0
- 黒子「・・・・男の友情を楽しんでいらっしゃるところ悪いんですけど」
上条「なんだ?」
黒子「そろそろ作業に入らないといい加減時間が・・・・」
上条「・・・ああ、そうだったな・・・じゃ、悪いけど帝督、また今度・・・・」
垣根「おいおい・・・ムカついた、ムカついたから今から未現物質出しちゃる!!」
上条「おい!!止めろ!!」
- 479 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]:2011/01/19(水) 22:27:16.72 ID:XNTzvhtS0
- 垣根「えーっと・・・大量の書類を一瞬で片付ける未元物質・・・っとお・・・えいっ!」
ボンッ!!
スッキリ←片付いた書類の山
上条「・・・はい?」
垣根「だーかーら!!これをさせられるために俺は一方通行の奴に引っ張ってこられたんだよ!!いい加減分かりなさいよ・・・ったく////」
上条「・・・・ていとくーーーーうん!!!」ガバッ - 480 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]:2011/01/19(水) 22:27:44.93 ID:XNTzvhtS0
- 垣根「わっ!!きめえ!!止めろ!!」
上条「濃密なご奉仕を・・・・」
黒子「ごほん!!!」
上条「あ、」
佐天「び・・・・BL・・・・・/////」←指の隙間からバッチリ見てる
打ち止め「なになにー?なにがあったのー?」←初春に目を押さえられてる
初春「アホ毛ちゃんはアホ毛がなくなってからみようねー////」←言わずもがな
黒子「全く・・・・」ワナワナ - 481 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]:2011/01/19(水) 22:28:18.29 ID:XNTzvhtS0
- 上条「帝督、よかったらお茶でも・・・」
垣根「あー、いいって、いいって・・・・この前の侘びと思ってくれたらいい・・・こんなもんでは済まされねえだろうけどな」
上条(帝督も一方通行も・・・・暗部っていい人の塊なのかな?)
黒子(お腹空きましたの) - 482 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]:2011/01/19(水) 22:28:47.18 ID:XNTzvhtS0
- 垣根「じゃあな!!風紀委員がんばれよ!!さ、行くぞ打ち止め」バサッ
打ち止め「うん!!ばいばーい!!ってミサカはミサカはおててをふりふり!!」フリフリ
上条「おう」バイバイ
黒子「あ、ありがとうですのー」バイバイ
初春「またねーアホ毛ちゃーん!!」バイバイ
佐天「ま、またきてくださーい!」バイバイ
バサッバサッ・・・・・
上条「・・・・メルヘンだな」
黒子「・・・・メルヘンですの」 - 483 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]:2011/01/19(水) 22:29:24.69 ID:XNTzvhtS0
- 初春「わわ!!すごい!!ホントに全部片付いてますよ!!」
上条「どれどれ・・・」
黒子「だめですのーーーー!!!!!」ドーン
上条「いたっ!!・・・なにしやがる!!」
黒子「当麻さんが触ったらまた元の状態に逆戻りですの!!」
上条「え?・・・あ、そうか」 - 484 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]:2011/01/19(水) 22:29:54.88 ID:XNTzvhtS0
- 黒子「この書類はこの棚の中にいしまっておきますの」シュンッ
上条「・・・さて・・・これで書類も片付いた事だし・・・・帰るか」
黒子「え・・・?」
上条「それじゃあ・・・・」
初春(白井さん!!)
佐天(帰しちゃっていいんですか!?)
黒子(・・・)
黒子「待って、くださいですの」
初春・佐天(キターーーーーーーー!!!) - 485 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]:2011/01/19(水) 22:30:21.47 ID:XNTzvhtS0
- 上条「ん?何だ黒子?」
黒子「・・・・・り、」
上条「り?」
初春・佐天(?)
黒子「寮までお送りしますの!!!!!」
初春・佐天(バカかあああああああああああ!!!!!!)
上条「お、頼めるか?」
初春・佐天(バカだあああああああああああ!!!!!!)
上条(黒子には悪いけど・・・・・・うん、行くぞ上条当麻!!)
- 492 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2011/01/21(金) 01:03:46.17 ID:wi5y9jl40
- ~帰り道~
上条「・・・・」テクテク
黒子「・・・・」テクテク
上条・黒子「「あの!!」」
上条「え・・・・」
黒子「あ・・・・」 - 493 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2011/01/21(金) 01:10:37.40 ID:wi5y9jl40
- 上条「先・・・どうぞ・・・・」
黒子「ええ・・・分かりましたの・・・・」
上条「・・・・・・」
黒子「・・・・・・」
黒子「・・・当麻さんの部屋に着いたら・・・・・上がってお話してもよろしいでしょうか?」
上条「ああ・・・・」
黒子「・・・当麻さんのお話は?」
上条「え?ああ・・・・その後に、話そうかな・・・・門限は大丈夫なのか?」
黒子「ええ・・・・あと四時間ほどありますから」
上条「そうか・・・・良かった・・・・・」
黒子「・・・・・」
初春(佐天さん!!絶対ばれちゃいますって!!)
佐天(いいじゃない、部屋の中に入らないと話は聞けないんだしさあ)
初春(だからってどうして服装がネコのコスプレなんですか!!)
佐天(だって上条さん猫飼ってるってこないだ言ってたし)
初春(そうなんだ・・・じゃ、大丈夫ですね!!)
佐天(よーし!!尾行さいかいー!!)
黒子「いますぐお引取り下さいですの」クルッ
佐天・初春「はーい・・・」シブシブ - 494 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2011/01/21(金) 01:11:13.68 ID:wi5y9jl40
- ~時間は少し遡って、とある学生寮・上条さんの部屋~
インデックス「お風呂場からこんなものが発見されたんだよ」
ズラーーーーーーッ←ERO本の山
インデックス「うう・・・・とうまのばかー、わたしがいながらこんな・・・・!!」
インデックス「許せないんだよ!!なんとかしてとうまにお仕置きしないと気が済まないかも!!」
インデックス「そうだ!!このえっちな本は元のところに戻して・・・と」ドサ - 495 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2011/01/21(金) 01:11:39.72 ID:wi5y9jl40
- インデックス「こもえの部屋に行ったことにしてクローゼットに隠れてとうまのナニを写真に収めるんだよ!!そしてそれをもとはるに渡して広めてもらうんだよ!!うーん、我ながら名案かも!!」カキカキ
便箋『とうまへ こもえのとこに行ってくるね。夕飯は、オムライスがいいかも!!
インデックス』
インデックス「かんぺきなんだよ!!後は隠れてっと・・・・」ゴトゴト
インデックスinクローゼット「おおー!!ここからだとよく見えるんだよ!!・・・そうだ!!ここをわたしのひみつきちにするんだよ!!」
インデックスinクローゼット「ひみつきち・・・っと」カキカキ ペタリ
インデックスinクローゼット「できたんだよ!!」テーレッテレー
インデックスinひみつきち「とうままだかな・・・・・・」 - 496 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2011/01/21(金) 01:12:15.43 ID:wi5y9jl40
- ~時間は元に帰って、同・上条さんの部屋~
上条「・・・着いちゃったな」
黒子「・・・一瞬でしたの」
上条「・・・まあ上がれよ」ガチャ
黒子「おじゃましますの」
インデックスinひみつきち『帰ってきたんだよ・・・む!女の人の声・・・とうまめ』 - 497 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2011/01/21(金) 01:13:08.01 ID:wi5y9jl40
- 上条「あ、インデックスがいるの忘れてた・・・ん?」ペラッ
便箋『とうまへ こもえのとこに行ってくるね。夕飯は、オムライスがいいかも!!
インデックス』
上条「・・・・結果オーライだな、しかしなんで小萌先生の所に行ってるのに夕飯が必要なんだ?」
インデックスinひみつきち『とーーーまーーーーー!!!忘れてたってどういうことなのかな!!!説明して欲しいんだよ!!!』
黒子「なに見てますの?」サッ
便箋『とうm(ry』
黒子「・・・インデックス???目次かなにかですの???」 - 498 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2011/01/21(金) 01:13:48.43 ID:wi5y9jl40
- 上条「あー・・・インデックスってのはここに居候してる穀潰しシスターの事で・・・・」
黒子「シスター!?・・・あなたまさか婦女監禁の趣味が」ササッ
上条「間合いをはかるな!!」
黒子「・・・ならどうしてシスターの居候が殿方の家にいるんですの?」
上条「あー・・・それはまた追々説明するから・・・・」
黒子「そうですか・・・」
上条「・・・・・で?」
黒子「へ?」 - 499 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2011/01/21(金) 01:14:15.08 ID:wi5y9jl40
- 上条「まさかこんな事だけ言いに来たんじゃないよな?」
黒子「え?ああ!!ああ!!違いますの!!わたくしがお話したいのはその・・・・」
上条「?」
黒子「その・・・・・告白、の件ですの」
上条「!!」
インデックスinひみつきち『・・・・・え?』
インデックスinひみつきち『じょうだん、だよね・・・はは、そうだよ、とうまにそんなイベントがおこるわけ・・・ないんだよ・・・』 - 500 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2011/01/21(金) 01:15:07.08 ID:wi5y9jl40
- 黒子「その・・・返事は、別に断ってくれても構いませんから・・・正直に、仰ってくださいね?その・・・わたくしは恐らく、そのときに非常に残酷な決断をせまりますので」
上条「黒子・・・・」
インデックスinひみつきち『・・・・そんな・・・・夢、だよね?そうだよ!!これは夢に違いないんだよ!!こんなのほっぺをつねれば』
ギュー
インデックスinひみつきち『いたたっ!!・・・夢、じゃなかったんだよ』
インデックスinひみつきち『・・・とうまは、どう返事するつもりなのかな』 - 501 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2011/01/21(金) 01:15:34.79 ID:wi5y9jl40
- 黒子「わたくしからは以上ですの・・・」
上条「そうか・・・ありがとう」
黒子「?どういたしまして」
上条「俺が言いたかったのも・・・実は、その件なんだ・・・」
黒子「え?」
インデックスinひみつきち『・・・え?』 - 502 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2011/01/21(金) 01:16:45.08 ID:wi5y9jl40
- 上条「黒子・・・ごめんな?俺、約束、守れないや・・・土曜日じゃなくて、今、お前に返事を告げたい」
黒子「・・・・」
上条「黒子・・・俺・・・」
バンッ
上条・黒子「!?」ビクッ
インデックス「だまって見てたらなんなのかな!?とうま!!説明してほしいかも!!」
上条「お前・・・小萌先生のところに行ってたんじゃ・・・・」
インデックス「嘘なんだよ!!本当はこのクローゼットにずっとかくれてたんだよ!!」
黒子「・・・この、方が」
上条「ああ・・・インデックスだ」
インデックス「・・・ところで本当にどういうことなのかな・・・?説明して欲しいんだよ・・・・・」ウルウル
黒子「・・・いいですわ、説明しますの」 - 503 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2011/01/21(金) 01:17:10.38 ID:wi5y9jl40
- 上条「おい、黒子・・・」
黒子「・・・こんな穢れのない目をした女の子を泣かす趣味など、わたくしにはございませんの」
インデックス「・・・・」グシグシ
黒子「そうですね・・・どこから説明しましょうか・・・」
木 山『そして・・・白井黒子は、語り始めた・・・・・自分が上条当麻に初めて会った夏の事、結漂淡希との死闘の末、もう少しで死亡しそうになったときにその 右手によって助けてもらった事、スキルアウトDから身を守ってもらった事、風紀委員で手伝ってもらった事、釧路との戦いで、また助けてもらった事、学園都 市最強と第二位の争いに巻き込まれたときに命を救ってもらった事、第一位がロリコンな事、第二位がメルヘンな事・・・・・・そして、自分が上条当麻への想 いを一方的に打ち明けた事・・・・・それらを語り終えたとき、白い少女とツインテールの少女は・・・・』
佐天『木山せんせー、こんなとこでなにやってるんですか?』
木山『え?いや・・・・バイトだ』
佐天『ちゃんとした職探してくださいね』
木山『・・・善処するよ』 - 504 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2011/01/21(金) 01:17:39.80 ID:wi5y9jl40
- 黒子「・・・とまあ、こんな事があって今に至りますの」
インデックス「・・・・・・・」
上条「・・・分かってくれたか?」
インデックス「・・・だって」
上条「え?」
インデックス「・・・それならわたしにだって、勝負するチャンスはあるはずなんだよ」
上条「イン・・・デックス」
黒子(やっぱり・・・) - 505 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2011/01/21(金) 01:18:06.38 ID:wi5y9jl40
- インデックス「わたしだってとうまが好きなんだよ!!大好きなんだよ!!後でもとはるから聞いた!!わたしにかけられた『首輪』を外してくれたのはとうまだったって!!そのためにケガをしたって!!そしてそのために―――――――」
インデックス「――――――記憶を、失ったって!!!」
上条「!!!・・・・お前、知ってた、のか・・・・?」
インデックス「・・・・・」コクリ
インデックス「・・・でも、だからといって私の気持ちは変わらない・・・この『とうま』が私を助けてくれた『とうま』とは違う『とうま』だったとしたって!!・・・・・私は、気にしないよ?だからとうま・・・・・・・・」
上条「・・・・・・」
黒子「はぁ・・・やれやれ・・・」 - 506 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2011/01/21(金) 01:19:37.24 ID:wi5y9jl40
- 上条「・・・・・・インデックス、黒子」
インデックス・黒子「!!」ビクッ
上条「・・・目を、閉じてくれないか」
インデックス「・・・」パチン
黒子「・・・・」パチン
上条「・・・・・・・・」
- 517 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2011/01/22(土) 23:58:48.47 ID:6Ly0v6Rw0
- 上条「・・・・・・・・」
上条「・・・・インデックス」ポン
インデックス「!!」
黒子「・・・」
上条「・・・ごめん」
上条「俺は・・・・」 - 518 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2011/01/22(土) 23:59:49.72 ID:6Ly0v6Rw0
上条「黒子が 好きなんだ !!!!!!」- 519 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2011/01/23(日) 00:00:38.00 ID:uC8PGiaF0
- 黒子「!!」
インデックス「・・・!」
上条「・・・できることなら、二人とも選びたかった・・・でもそれはできなかった・・・ごめん、インデックス」
インデックス「・・・いいんだよ、とうま・・・こうなることは分かってた事だから」
上条「・・・・え?」
インデックス「とうま最近元気無かったでしょ?・・・きっと、くろこの事考えてたんだとおもう・・・そうでしょ?」
上条「・・・ああ、そうだ」
インデックス「・・・そのときからずっと考えてた。あ、とうまはわたしじゃなくって・・・・違う女の人をずっと見てるんだってね・・・・そして、くろこの目を見たときに思った。『この人がきっととうまの見てる人だな』って・・・・」
黒子「インデックスさん・・・・」
インデックス「・・・・でも、ダメだった・・・負けるって分かっていながらも、挑まずにはいられなかった」 - 520 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2011/01/23(日) 00:01:25.39 ID:uC8PGiaF0
- インデックス「だから・・・くろこは、勝ったんだからそんな顔しないで欲しいな・・・?」ニコッ
黒子「イン・・・デックスさん・・・・」
黒子「」グシグシ
黒子「はい!!お望みの明るい黒子ですの!!」ニパッ
上条「黒子・・・・・」
黒子「当麻さん・・・・・」
上条「ゴメンな・・・今まで・・・・悩ませて・・・」
黒子「いえ・・・いいんですの・・・・もう、いいんです・・・」
上条「黒子、改めて言う」 - 522 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2011/01/23(日) 00:01:59.17 ID:uC8PGiaF0
上条「好きだ、付き合ってくれないか」- 523 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2011/01/23(日) 00:02:24.76 ID:uC8PGiaF0
- 黒子「はい・・・よろこんで!!」
インデックス「おめでとうなんだよ!!」グスッ パチパチ
上条「インデックス・・・・」
黒子「ありがとう・・・ございますの」グスッ
インデックス「ほら、またそんな顔する!!さっき明るいくろこになったばっかでしょ?だったらニコーって笑わないと!!」
黒子「はい!!」ニコーッ
インデックス「それでいいんだよ!!」ニコーッ
上条(両方押し倒してえ) - 524 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2011/01/23(日) 00:03:47.62 ID:uC8PGiaF0
- インデックス「・・・ところでとうま」
上条「なんでせうか?」
インデックス「これはなんなのかな!!説明して欲しいかも!!」
黒子「え?・・・な、これは・・・・」
ズラーッ←大量のERO本
上条(なっ・・・なぜこれがここに!!)
上条(ふー・・・・もちつけ俺・・・俺は出来る・・・俺なら出来る・・・・・)
上条「・・・えーと」 - 525 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2011/01/23(日) 00:04:36.70 ID:uC8PGiaF0
- 上条「・・・これは実は土御門から」
インデックス「人からの預かり物をわざわざお風呂場を加工してまで隠すのかな?」
上条「・・・じゃあ青ピの」
インデックス「じゃあ!? あなた今じゃあって言った!?」
上条「・・・・一方通行の」
インデックス「あくせられーたはろりこんだからこんなお姉さんモノは持ってない筈なんだよ」
上条「じゃあ垣根帝督のおおおおおお!!!」
黒子「それは余りに無理がありませんこと?」 - 526 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2011/01/23(日) 00:05:14.48 ID:uC8PGiaF0
- 上条「・・・仕方ないじゃないですか、上条さんだって男の子なんですよ・・・・?」
インデックス「正当化しようとしてるところがダメなんだよ!!とうまのバカぁ!!」
上条「だあああっ!!!噛み付こうとすんな!!ほら、黒子もなんか言ってやれって金属矢に手をかけて演算開始するなあああああ!!!不幸だああああああ!!!!」
黒子「問答」
インデックス「無用」
黒子・インデックス「ですの(なんだよ)!!!!!!!」
上条「ぎゃああああああああ!!!」 - 527 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2011/01/23(日) 00:05:51.21 ID:uC8PGiaF0
- ~殴る蹴る噛み付く凶器攻撃等の暴行の後~
上条「う、う、う・・・もうお嫁に行けない・・・」
黒子「きもちわるいですの」
上条「うう・・・あ、そうだ黒子、門限は?」
黒子「え?・・・・あと一時間しかないので帰りますの」
上条「ああ、気をつけて・・・・・」
黒子「・・・・」 - 528 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2011/01/23(日) 00:06:23.34 ID:uC8PGiaF0
- 上条「・・・・なんだよ、帰らないのか?」
黒子「貴方は女性がこんな暗い中一人で帰ろうとしてるのを見て、なんとも思わないんですの?」
上条「え?だって俺がいると空間移動できないだろ?」
黒子「・・・・・・」
インデックス「・・・とうま、こういうときは『送ってくよ』って言えってとうまの友だちの青い髪の童貞臭い人が言ってたかも」
上条「え?ああ・・・・送ってくよ、黒子」
黒子「い、今更うれしくありませんのっっ!!////////」プイッ - 529 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2011/01/23(日) 00:06:59.59 ID:uC8PGiaF0
- 上条「じゃあ送っていーかない」
黒子「え?」ウルウル
上条「ウソだって・・・・さ、行こう」ガチャ
バタン
インデックス「行っちゃったか・・・・」
インデックス「私は・・・・」
インデックス「・・・・」カキカキ
インデックス「・・・・・」 - 530 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2011/01/23(日) 00:07:32.83 ID:uC8PGiaF0
- ~帰り道~
上条「・・・・」テクテク
黒子「・・・・」テクテク
上条「なあ・・・・黒子?」
黒子「なんですの?」
上条「全く分からなかったんだけどさあ・・・・」
黒子「?」 - 531 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2011/01/23(日) 00:08:10.84 ID:uC8PGiaF0
- 上条「なんで土曜日に返事を先送りしようとしたんだ?」
黒子「それはお姉さまが・・・・」
黒子(・・・・いや、ここでお姉さまの名前を出すのはナンセンスですわね)
上条「?ビリビリがどうしたんだよ」
黒子「なんでもありません・・・・土曜日にしたのはわたくしの気分ですの」
上条「そうか・・・・」
黒子「・・・わたくしからも、よろしいでしょうか?」
上条「なんだ?」 - 532 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2011/01/23(日) 00:08:55.01 ID:uC8PGiaF0
- 黒子「・・・・当麻さんの周りにはたくさん魅力的な女性がいましたの」
黒子「それなのに、何故わたくしをお選びになったんですの?わたくしは当麻さんに酷い事を沢山してきましたのに」
上条「・・・・なんでかな」
上条「・・・気がついたら好きになってた・・・っとでも言うのが一番正確かなあ。第一、お前のところにいる、ビリビリじゃない方のレベル5でもない限りそんなこと正確に言いあらわせねえだろ」
黒子「それもそうですわね・・・」
上条「ま、他の奴は黒子以上には魅力的に移らなかった・・・とでも言えば、気の利いた台詞にはなるのかな?」
黒子「歯の浮くような台詞、どうもありがとうございますの・・・ふふ」
上条「へへへ・・・・」 - 533 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2011/01/23(日) 00:09:28.66 ID:uC8PGiaF0
- 黒子「そういえばわたくしは当麻さんの携帯の番号とアドレスを知りませんの」
上条「え?そうだっけ・・・ほんとだ、登録されてないや」
黒子「把握してなかったんですの!?」
上条「いやはや・・・・黒子とは毎日顔を合わせてたから、連絡とる必要も無くて・・・」
黒子「全く・・・・いいですの。携帯、こっちによこしなさいな」
ピッ・・・・
黒子「・・・これで入りましたの」
上条「ああ・・・ありがとう」
黒子「お礼には及びませんの」
上条「忍びねえな」
黒子「構わんよ・・・はっ」
上条「・・・」ニヤニヤ
黒子「もうっ!!//////」
上条「あははは・・・」 - 534 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2011/01/23(日) 00:10:20.47 ID:uC8PGiaF0
- ~そして時は過ぎゆき~
黒子「・・・・もうすぐ寮に着いてしまいますの」
上条「そうだな・・・」
黒子「・・・・当麻さん」
上条「なんだ・・・むっ・・・!」チュ
黒子「・・・このヴェーゼに、他の魅力的な女性に手を出さないと誓ってくださいね/////それでは、寮監がうるさいので・・・」 - 535 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2011/01/23(日) 00:14:37.24 ID:uC8PGiaF0
- 上条「・・・黒子!!」
黒子「なんですn・・・んっ・・・」チュ
上条「・・・そんなもん、喜んで誓うさ・・・じゃあな」
黒子「/////・・・さよならですのー///////」 - 536 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2011/01/23(日) 00:15:07.63 ID:uC8PGiaF0
- ~常盤台中学学生寮・寮監室~
モニター『・・・・当麻さん』
寮監「・・・白井・・・嬉しそうだな」
寮監「・・・上条当麻とか言ったか・・・いい目をしてる。あの男だけになら白井を任せよう」
寮監「・・・白井を泣かせたら、承知しないからな」グスッ - 537 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2011/01/23(日) 00:16:46.78 ID:uC8PGiaF0
- ~とある学生寮~
上条「ただいまーっと」
上条「ん?手紙が・・・」ピラッ
手紙『とうまへ いままでありがとうなんだよ 私がいると、くろこに悪いので、でていきます さようなら Index-Librorum-Prohibitorum』
上条「・・・インデックス!!」ガチャ - 538 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2011/01/23(日) 00:18:29.50 ID:uC8PGiaF0
- ゴツッ
上条「あれ?」
インデックス「・・・うーん」
上条「・・・えーと」
インデックス「こもえが留守だったんだよ・・・」
上条「・・・とりあえず、中に入れ」
インデックス「・・・うん」 - 539 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2011/01/23(日) 00:19:44.94 ID:uC8PGiaF0
- ~室内~
インデックス「私がいると、くろこに悪いと思って・・・それで」
上条「全く・・・ん?メールが」 - 540 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2011/01/23(日) 00:20:16.07 ID:uC8PGiaF0
- =======================================
From.黒子ちゃん
Sub.無題
今日はありがとうございましたの
今度インデックスさんにお昼ご飯を作りにいきますので、インデックスさんにお伝え願いますか?
当麻さんとインデックスさんにお会いできるのを楽しみにしてますの
================================ - 541 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2011/01/23(日) 00:21:00.19 ID:uC8PGiaF0
- 上条「・・・インデックス」
インデックス「うう・・・・なにかな?」
上条「・・・黒子はお前と会うのも、お前がここにいるのも嫌がっていない・・・むしろ、楽しみにしている」
インデックス「・・・・そんなの、しゃこうじれいなんだよ」
上条「ならお前はそんな残酷な社交辞令を言う奴を俺の彼女として認めたのか?・・・違うだろ、お前ならアイツが本気でお前がここにいるのを喜んでいる事かどうかぐらい、わかるんじゃないのか!?」
インデックス「・・・・でも」
上条「でももいももない!!」
インデックス「いもとは言ってないんだよ」
上条「すまん」 - 542 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2011/01/23(日) 00:22:14.73 ID:uC8PGiaF0
- 上条「とにかくインデックス・・・・だからお前はここにいていいんだよ、いや、いてくれないと困るんだ・・・俺はお前を責任もって守るって、心に誓ったんだからな・・・・」
インデックス「・・・そう」
インデックス「・・・・あまりにもおそまつな台詞だけど、くろこがいいって言うならここに留まるんだよ・・・だって」
上条「だって?」
インデックス「インデックスは・・・とうまもくろこも大好きだから・・・!」 - 543 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2011/01/23(日) 00:22:48.19 ID:uC8PGiaF0
- 上条「インデックス・・・ありがとう」
インデックス「そうときまればお腹が空いたんだよ!!はやくごはんー!!」
上条「へいへい、今作りますよ・・・・インデックスさん」
インデックス「うん!!あ、今日はわたしも手伝うんだよ!!」
上条「お?めずらしいな、どうしたんだ?」
インデックス「くろこには負けてられないんだよ!!さ、はやくつくろ?」
上条「はは・・・そうだな、今日は炒飯でも作るか!!」
インデックス「おー!!」 - 544 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2011/01/23(日) 00:23:30.11 ID:uC8PGiaF0
- ~常盤台中学学生寮~
黒子(なんか帰ってきた途端に寮監に抱きつかれて、「白井・・・上条当麻以外と交際をしないと誓うなら、外出の制限を帳消しにする!!」とか言われて、若い頃の話とかされてしまって遅くなってしまいましたの・・・・・うだー)ボスン
ガチャ
美琴「たっだいまー!!」
黒子「お帰りなさいませ!!お姉さまーん!!」ガバッ
美琴「わっ黒子!・・・・あれ?」
黒子「どうしましたの?」ギクッ
美琴「アンタなんかスキンシップがソフトになってない?」 - 545 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2011/01/23(日) 00:25:05.63 ID:uC8PGiaF0
- 黒子「そ、そんなことありませんの!!ただ今日は実験の所為でお姉さまがお疲れかと思いまして・・・本当ですの!!」
美琴「わ、わかったから、何もそんなに必死にならなくても・・・・」
黒子「わ、わかりましたの!!」
黒子(いつか・・・・言うタイミングが出来てからでも・・・・遅くはありませんわね)
黒子(少しくらい・・・・秘密があるほうが、物事は面白いものですの)
美琴(黒子の奴・・・なんか引っかかるわね・・・ま、いっか)
- 546 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2011/01/23(日) 00:26:56.39 ID:uC8PGiaF0
- 以上で、第一部完結となります!!ここまで書けたのは皆様のおかげです!!ありがとうございました!!
さて、今日は第二部の頭の頭だけ投下します
今から書き溜めますので、少々お待ち下さい
2015年1月24日土曜日
上条「じゃ、ジャッジメント」黒子「ですの!!」 1
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