- 35 : ◆GNBAEvC.[sage saga]:2011/10/24(月) 23:01:32.97 ID:WMkgm/zmo
-
フレメア 「次私たちが遊ぶばーん」トテテテ
打ち止め 「ばーん」トテテテ
フレメア 「ねー、お姉ちゃんも」グイグイ
ショチトル 「わ、私もか!?」
結標 「いいじゃない、行ってきなさいよ」
滝壺 「面白そうだから私も」ハイ
番外個体 「淡希、その前に右手取ってあげなよ」
白井 「こう改めてみると、奇妙な光景ですの」
結標 「アダムスファミリーみたいね」
番外個体 「アダムスファミリーのあいつは車も運転するよね」
絹旗 「超思いっきりボールぶつければ落ちてくるんじゃないんですかね?」
婚后 「そうですわね。では、3Pシュートの要領で」フォォ
黒夜 「やめろやめろ! 壊れたらどうすんだ!」
結標 「もう、仕方ないわね」フッ
絹旗 「あ、消えた」
- 36 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/10/24(月) 23:03:00.05 ID:WMkgm/zmo
-
黒夜 「あれ? どこやった?」
結標 「そこ」
白井 「なぜわざわざ床に」
結標 「だって、触るのはなんか気持ち悪いんだもの」
黒夜 「何気にヒデェな」パチン
打ち止め 「いくよー!」ブンッ
フレメア 「よっ」ヒョイ
滝壺 「フレメア、避けないで取ってあげないと」
フレメア 「?」
ショチトル 「リハビリにはちょうどいいな」パシッ
打ち止め 「さあ、こーーい!」
ショチトル (しかし、なぜドッジボールなんだ?)ポイッ
<オイ、クソガキィィィ!制限解除しやがれェェェ!
打ち止め 「だーめー♪」
- 37 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/10/24(月) 23:06:42.17 ID:WMkgm/zmo
-
結標 「貴女の彼は何をするつもりなの?」
番外個体 「あれでしょ。ミスへの制裁」
絹旗 「はー、しかし汗かいちゃいましたね」ゴシゴシ
婚后 「久しぶりですわね。ここまで身体を動かすのも」
黒夜 「しかし失敗したな。この硬いブーツじゃやりづらいって」
絹旗 「それ言ったら婚后さんはヒールですし、私に至ってはローファですよ」
婚后 「そう言えば、絹旗さん。いつもヒールローファですわね」
黒夜 「シークレットシューズだろ?」
絹旗 「超違いますよ! こういうデザインなんですよ!」ムキー
白井 「校則スレスレですの……」
浜面 「助けてくれぇぇぇ!」
一方通行 「テメェ、土壇場でパスミスりやがって!」ベシベシ
浜面 「杖で殴るな! それ地味に痛ぇんだよ!」
結標 「ほらほら、止めてきなさい」
番外個体 「はあ……」ガシガシ
- 38 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/10/24(月) 23:08:21.69 ID:WMkgm/zmo
-
一方通行 「制限なけりゃ自転パワー使って蹴り上げてるところだぞ」
浜面 「宇宙まで吹っ飛ぶだろうが! お前俺を人工衛星にでもするつもりか!?」
海原 「人工衛星になるまえに粉々になりそうですけどね」
番外個体 「ほーら、もうそれぐらいにしておきなよ」
一方通行 「そうは言ってもな」
番外個体 「それともなに。負けたのがそーんなに悔しいの?」
一方通行 「………………バカ言え。ンな訳あるか」
番外個体 「そういうことにしておくとして。バッテリは?」
一方通行 「あー、一応頼めるか」
番外個体 「はいはい」
浜面 「はあ、こんなもんで済んでよかったぜ……」
結標 「お疲れ様。はい、上着」
海原 「おや、これは申し訳ない」
結標 「喉乾いてない?」
海原 「少々」
- 40 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/10/24(月) 23:10:30.15 ID:WMkgm/zmo
-
番外個体 「はい、これつないでね」
一方通行 「なンだよ、これ」
番外個体 「充電用ケーブル。古いコード使って作ってみた」
一方通行 「」パチ
番外個体 「いいでしょ、首輪とリードみたいで」ビビビ
一方通行 「……なンかやだ」
浜面 「あれ? 戦い終えた戦士へのねぎらい、俺にはないの?」
黒夜 「お前んところの嫁だったら、向こうでドッジボールやってるぞ」ズチュー
絹旗 「だから私のジュース飲むなって言ってるんですよ!」
<それー!
<なー!そんな本気で投げるな!
<当たらなければ、大体どうということはにゃい。
<顔は狙っちゃダメだよ。狙うならボディ。
婚后 「バスケのボールでやるのは危ないのでは」
白井 「硬いですし」
浜面 「……寂しくなんかないし」
- 41 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/10/24(月) 23:12:58.93 ID:WMkgm/zmo
-
~30分後~
打ち止め 「つかれたー」
フレメア 「汗かいたー」
滝壺 「二人とも、汗拭いて」
ショチトル (結構動けた。運動機能も問題ないとこまできたかな)コキコキ
白井 「そろそろ、ここのレンタル時間も終了ですの」
結標 「今何時?」
海原 「16時に差し掛かるところです」
絹旗 「お風呂超入りたいですー」
黒夜 「同じく」
婚后 「汗かきましたものね」
滝壺 「じゃ、もう温泉行く?」
一方通行 「オイ、充電終わったならこれ外せ」
番外個体 「んー、どうしよっかな」
- 42 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/10/24(月) 23:14:54.06 ID:WMkgm/zmo
-
滝壺 「時間的にも丁度よさそうだね」
絹旗 「じゃ移動しましょう」
白井 「ではボールを返却してきますの」
フレメア 「パーース!」ブンッ
白井 「はい、確かに」バッシィィィ
黒夜 (なんなの、あの球威)
打ち止め 「お風呂? お風呂?」
番外個体 「お風呂」
一方通行 「オイ、周りの人に迷惑かけるなよ」
打ち止め 「大丈夫だもん!」
結標 「どこから行くんだっけ?」
ショチトル 「……あの案内板の通りに行けばいいんじゃないか?」
海原 「ええ、あれに従えばよさそうです」
婚后 「では参りましょうか。忘れ物はございませんね?」
絹旗 「手はついてますか?」
黒夜 「ちゃんとついてるよ」ホラ
- 43 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/10/24(月) 23:16:37.82 ID:WMkgm/zmo
-
:
:
:
結標 「じゃ、ここからは別々ね」
海原 「お待ちしておりますので、どうぞごゆっくりと」
一方通行 「オイ、くれぐれも男湯にテレポしてくンじゃねェぞ」ニヨニヨ
結標 「なんで私がそんなことしなきゃいけないのよ」
一方通行 「そりゃいたいけな少年目当てだろ」
浜面 「えっ、そうなの?」
結標 「ねえ、この場で貴方達を女湯にすっ飛ばしてあげてもいいのよ?」
浜面 「なんで俺まで!?」
番外個体 「やめなよ、二人とも」
一方通行 「」チッ
結標 「貴女からよく言っといてよね、こいつに!」
番外個体 「分かった、分かったから」
ショチトル 「何を焦っているんだ?」
結標 「貴女は知らなくていいの」
- 44 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/10/24(月) 23:18:29.43 ID:WMkgm/zmo
-
浜面 「助かった……のか? んじゃまた後でな」
フレメア 「後でな」
滝壺 「フレメアはこっちだよ」グイ
フレメア 「にゃー」
婚后 「これぐらいの歳ならボーダーフリーなのでは」
白井 「ダメですの。どう考えてもアウトですの」
黒夜 「さすがにダメだろ」
絹旗 「どんな人がいるか超分かりませんしね」
結標 「ロリコンもいるしね」チラッ
一方通行 「オイ」
番外個体 「やめろっつってんだろ!」ベシッ
一方通行 「いてっ。今のは俺が悪いワケじゃねェだろ!?」
打ち止め 「寛大な心を持たなきゃダメなのよ、と思うの」
白井 「仲睦まじいことで……とにかく入るといたしましょう」
絹旗 「こんだけ人数がいると、中々スケジュールが進まないですね」
- 45 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/10/24(月) 23:20:05.63 ID:WMkgm/zmo
-
~女子脱衣所~
結標 「さて、髪まとめないとね」バサッ
白井 「ですの」バサッ
フレ止め 「「おー」」
白井 「?」
フレメア 「お姉ちゃんたちが髪ほどいたの、大体久しぶりに見た」
打ち止め 「違う人みたい」
婚后 「お二人は普段から結んでますものね」シュルシュル
ショチトル 「……綺麗な黒髪だな。私が伸ばしてもこうはならないだろう」
婚后 「あら。貴女のウェーブヘアーも自然で素敵ではないですか」
ショチトル 「初めて言われた」
絹旗 「黒夜も結んでおいた方がいいんじゃないですか」
黒夜 「メンドクセェからいい」
結標 「貴女がよくても他の人はイヤなのよ」
- 46 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/10/24(月) 23:21:43.99 ID:WMkgm/zmo
-
黒夜 「ちぇー」
ショチトル 「マスターもじゃないか?」
番外個体 「あ、やっぱダメ?」
滝壺 「みさわも髪伸びたしね」
番外個体 「しょうがないか……あ、これはどうしようかな」
ショチトル 「その赤いピアス、いつもつけているな。大切な品なのか?」
番外個体 「……それなりにね」
結標 「ここで失くしたら見つからないわよ。悪いことは言わないから外しておきなさい」
番外個体 「そうだね、そうしよっか」
絹旗 「」パサッ
黒夜 「ふーん、へー」
絹旗 「……なにジロジロ見てんですか。とうとうそっちの趣味に超目覚めましたか?」
黒夜 「いーやー、慎ましいなーと思ってさー」
絹旗 「ペッタン共和国のあなたには超言われたくないです」
黒夜 「(ピキッ)はっ、ガイアの絶壁が何かほざいてやがる」
- 47 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/10/24(月) 23:23:30.13 ID:WMkgm/zmo
-
絹旗 「誰が絶壁ですか! 黒夜よりは超膨らんでるじゃないですか!」ホラホラ
白井 「お二人とも、何をそんなことで言い争いを」
黒夜 「嘆きの平原は黙ってやがれ!」
白井 「な、なげ……」
滝壺 「大きくても得することばかりじゃないのに。ソースは私」
結標 「持たざる者には伝わらないわよ」
婚后 「ええ、まったく」
番外個体 「3人とも、持つ者の余裕だね」ケラケラ
結標 「貴女だって人のこと言えないじゃない」
ショチトル 「」ゴソゴソ
結標 (それにしても、あっちの3人と比べるとこの子は育ち過ぎよね)
ショチトル 「? どうしたんだ?」
結標 「ううん、何も」
フレメア 「誰が目標?」
打ち止め 「お母様」
- 48 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/10/24(月) 23:25:58.26 ID:WMkgm/zmo
-
結標 「あ、ゴメン。準備できた人から先行ってて」
番外個体 「んじゃ行ってるよ」
打ち止め 「ごー!」ガラッ
フレメア 「わ、すごーい、広ーい」トテテテ
滝壺 「あ、フレメア。走ったら」
絹旗 「わぁっ!」ズコー
滝壺 「きぬはたみたいに転んじゃうからね」
番外個体 「あらら」
絹旗 「な、なんで私がこんな……」
黒夜 「なんだ、絹旗ちゃん。こんなところでオーバーヘッドkおわっ」ズコー
フレメア 「クロちゃんもコケた」
黒夜 「いってぇぇなぁぁもぉぉぉ! なんだこの床ぁぁぁ!?」
打ち止め 「ねー、なんかここの床ヌルヌルしてる」
番外個体 「……シャンプーだね、これ。誰か零したのかな」ヌルヌル
滝壺 「入ってすぐのところだから危ないね」
- 49 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/10/24(月) 23:27:46.94 ID:WMkgm/zmo
-
ショチトル 「トラップじゃないのか?」
黒夜 「なんでトラップがあるんだよ、刻命館かよここは」サスサス
絹旗 「まったく超いい迷惑です」
滝壺 「まず身体洗わないといけなくなっちゃったね」
絹旗 「元々そのつもりでしたけど、なんか超ムカつきます!」
番外個体 「まー、今ならシャワー空いてるし。丁度いいでしょ」
ショチトル 「というか、全体的に人が少ないな」
滝壺 「フレメア、先に身体洗うけどいいよね?」
フレメア 「大体おk」
打ち止め 「じゃあ、改めてごー!」
番外個体 「また私が髪洗うのか……」ハァ
ショチトル (ちょっとうらやましいな)
絹旗 「あっ、超待ってくださいよ。手やら足やらに付着してうまく立てないですよ」ツルツル
フレメア 「絹旗、その動き面白い」
黒夜 「こっちゃ真剣なんdふぎゃっ!」ツルッ ベチン
- 50 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/10/24(月) 23:29:24.69 ID:WMkgm/zmo
-
~10分後~
絹旗 「ど、どうにかシャワーまでたどり着きました」
黒夜 「文字通り、滑るように移動してな」
番外個体 「傍から見てる分にはなかなかシュールだったよ」
黒夜 「助けろよな、マスターもよぉぉ!」
フレメア 「ねー、背中私に洗わせて?」
打ち止め 「えっ?」
ショチトル (これは……どうやって温度調節をするんだ……?)
滝壺 「」シャワワワワワ
<ズコー
<白井さん、足元に気を付けないと……白井さん?
<あ、あら?白井さん?白井さん!?
絹旗 「やっぱ超危ないですって、あの床」
黒夜 「どこのバカだよ、シャンプーぶちまけやがったのは」
- 51 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/10/24(月) 23:30:53.40 ID:WMkgm/zmo
-
~その頃~
海原 「浜面さん。こういった場ではかけ湯をするのがマナーだそうですね」
浜面 「おお、常識だわな」
海原 「こちらをどうぞ。そこで汲んできました」
浜面 「そこ? ああ、かけ湯ってのがあるな」
海原 「一番槍を飾ってください」
浜面 「よし、では遠慮なく」ザバァァァァァ
浜面 「あっちぃぃぃぃぃ!?」
一方通行 「……オイ、2号。よく読め」
浜面 「?」
一方通行 「熱いからうめて使え、って書いてあンぞ」
浜面 「……海原、お前」
海原 「これはうっかりしてました」ニコニコ
一方通行 「よく言うわ……」ハァ
- 52 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/10/24(月) 23:31:57.30 ID:WMkgm/zmo
-
といったところで、今回もここまでです。
ようやく温泉に突入です。長かった。
次回投下は3日以内に。
お付き合い頂き、ありがとうございました。
- 53 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県)2011/10/24(月) 23:33:32.06 ID:b5g1PSDd0
- 乙! 続きを待ってるぜ!
- 54 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)[sage]:2011/10/24(月) 23:34:09.26 ID:R/RvSZvio
- やっとNYキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!
乙! - 55 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2011/10/24(月) 23:34:12.10 ID:GcAotegBo
- 乙
ちょっと常盤台制服着て嘆きの平原でハンニバル狩ってくる - 56 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(静岡県)2011/10/24(月) 23:35:03.26 ID:4R4ujc/w0
- 乙乙
毎回楽しく読ませてもらっとるよ - 80 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/10/27(木) 00:41:41.07 ID:FZ+8xFO8o
-
打ち止め 「(><)」
番外個体 「そろそろ自分で髪洗ってもいい頃だと思うんだけど」ワシャワシャ
滝壺 「フレメアも、前は自分で洗ってたのに」ワシャワシャ
フレメア 「(><)」
番外個体 「一緒に暮らすようになってから洗髪係?」
滝壺 「うん。もともと甘えん坊だったのかも」
フレメア 「人に洗ってもらうのは大体気持ちいい。浜面は下手くそだけど」
番外個体 「浜面さん、ああ見えて意外と手先は器用なのにね」
滝壺 「男の人だから手とか指が硬いんだよ。そういえばさ」
番外個体 「?」
滝壺 「髪伸びたらどうしてる?」
番外個体 「伸びたらって、この子の?」
滝壺 「うん」
番外個体 「前はどうしてたか知らないけど、一緒に住むようになってから私が切ってる」
滝壺 「おー」
フレメア 「おー」 - 81 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/10/27(木) 00:44:36.60 ID:FZ+8xFO8o
-
番外個体 「私も自分で切ってるからね。それ見られて、"クソガキのも頼む"って言われてさ」
滝壺 「え? 自分で?」
番外個体 「わざわざ店行くのメンドくて。前髪だけね。他は伸ばし放題だよ」
滝壺 「前髪だけなら私も自分で切っちゃうな」
番外個体 「でもなんで私が? と思う部分はある」
打ち止め 「だって前にあの人に切ってもらったらベリーベリーショートにされたんだもん」
番外個体 「それは狙ったんじゃなく、トライアンドエラーの成れの果てだよ」
打ち止め 「どっちにしてももうヤダ!」
滝壺 「フレメアも、今度はまづらに切ってもらおうか?」
フレメア 「大体ヤダ。じゃなくて絶対ヤダ。変にされちゃう」
番外個体 「フレメアは、今の髪型をうまく維持するには店にいかないとダメでしょ」
打ち止め 「にゃお」
滝壺 「そうだね。ほっとくと広がってライオンみたくなっちゃうし。あ、流すよ」シャワワワワ
フレメア 「(><)」
番外個体 「クセっ毛だと大変だろうねー」シャワワワワ
打ち止め 「わっ、な、流すなら言ってよ!」
- 82 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/10/27(木) 00:46:28.80 ID:FZ+8xFO8o
-
ショチトル 「」ジー...
ショチトル (もし、お兄ちゃんが髪を洗ってくれたら……)
ショチトル 「」プシュー
結標 「どうしたの?」
ショチトル 「なっ、なんでもない」キュッ
結標 「あっ、ちょっと」
ショチトル 「うわっ!? 熱いっ! なにこれ!」シャワワワワ
結標 「温度が最大になってるじゃない。熱いに決まってるわよ」キュッキュッ
ショチトル 「そこで温度調節をすればいいのか……」
結標 「見れば分かるでしょ……あ、いけない。シャンプー忘れちゃった……」
ショチトル 「2本持ってるじゃないか。それではないのか?」
結標 「これ、トリートメントとコンディショナー」
ショチトル 「……」アチャー
結標 「貴女持ってないの?」
ショチトル 「義姉さんが持ってると思って」
- 83 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/10/27(木) 00:48:04.57 ID:FZ+8xFO8o
-
結標 「……」アチャー
婚后 「お忘れですか? よろしければ、こちらお使いください」つ【シャンプー】
結標 「え? いいの?」
婚后 「どの道、使い切れる量でもございませんし」
結標 「ゴメンなさい、ちょっとだけ頂くわね」
ショチトル 「私も、私も」
結標 「婚后さんのロングヘアを維持するようなシャンプーだから、高いんじゃないの?」クスクス
婚后 「そんな、とても。自家製ですから、材料費のみですわよ」
ショチトル 「自家製?」
婚后 「ええ。実家から送られてくるものでして」
ショチトル 「……すごい甘い匂いがする。何を使っているんだ?」スンスン
婚后 「詳しくは存じませんが、蜂蜜やらプロテインやらをわたくし用に配合したものだとか」
結標 (あ、そういえばこの話、前にもここで聞いたわ)
婚后 「使い心地は保障いたしますわよ」
ショチトル 「すばらしい泡立ちだ」ワシャワシャ
- 84 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/10/27(木) 00:49:24.23 ID:FZ+8xFO8o
-
番外個体 「身体は自分で洗ってねー」シッシッ
滝壺 「次は私たちが髪洗う番」
フレ止め 「「はーーい」」
フレメア 「ねーねー、背中洗ってあげる」
打ち止め 「え? で、でも……」
滝壺 「ゴメンね、付き合ってあげて。フレメア、人の背中ごしごしするの好きだから」
打ち止め 「う、うん」
番外個体 「そんな怖がらなくても」ケラケラ
フレメア 「さあ、さあ」
打ち止め 「じゃあ、お願いね。その後で代わりばんこだからね?」
フレメア 「大体了解」モシュモシュ
打ち止め 「あ! ゲコ太スポンジ!」
フレメア 「げこ太、ごー」ゴシゴシ
白井 (混ざりてぇぇぇ、小さい大きいお姉様の全身流してさしあげてぇぇぇ)
絹旗 「超やめてくださいよ、白井さん」
- 85 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/10/27(木) 00:50:51.98 ID:FZ+8xFO8o
-
白井 「わ、分かっておりますの」
絹旗 「まったく、こんなところで超暴走しないでくださいよ」
黒夜 「……」
絹旗 「で、あなたは鏡にお尻映して何やってんですか」
黒夜 「いや、なんか痛くてさ。アザかなんかになってんのかなー、って」
白井 「お二人も転びましたの?」
絹旗 「ええ、もう」
黒夜 「絹旗ちゃんに至ってはオーバーヘッドキックだったもんな」ケラケラ
絹旗 「後頭部を打ちましたよ。超エライ目に遭いました」
黒夜 「転んだ直後のポーズも刺激的だったぜ」
絹旗 「忘れてくださいよ、もう!」
白井 「大丈夫ですの?」
絹旗 「とりあえず今は。後で腫れるかもしれませんけど」
白井 「お尻にアザができたりとか」
黒夜 「絹旗ちゃんのそれは蒙古斑だから」
- 86 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/10/27(木) 00:52:53.88 ID:FZ+8xFO8o
-
絹旗 「超違いますから!」
黒夜 「どうだかー」ケラケラ
絹旗 「だったら見てくださいよ!」ホラ
黒夜 「いいよ、見せなくて! 絹旗ちゃんの貧相なバックヌードとかなんも嬉しくねぇよ!」
絹旗 「貧相!? あなたにだけは超言われたくないです!」
白井 「お二人とも、それぐらいにしてくださいまし。場所を考えてください」
絹旗黒夜 「「はいはーい」」
黒夜 「そういえば白井ちゃんは大丈夫だったのか?」ワシャワシャ
絹旗 「なんか、超派手に転んだ音が聞こえてきましたけど」シャワワワワ
白井 「一瞬意識が飛びましたの」
黒夜 「全く、迷惑な話だよな」
絹旗 「犯人を捜し出したい気分です」
白井 「……あの、先程から一つ言いたかったのですが」
絹旗 「なんでしょ?」ゴシゴシ
黒夜 「(><)」ワシャワシャ
- 87 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/10/27(木) 00:54:30.39 ID:FZ+8xFO8o
-
白井 「お二人も転んだのなら、なぜ対処しなかったのですか」
絹旗 「えっ」
黒夜 「あっ」
白井 「お湯で流すなり、スタッフの方に一声かけるなりできたでしょうに!」
黒夜 「ま、まあ、そうだけどさ」
絹旗 「だからって、そこまで怒らなくても」
白井 「お蔭で、あんなところであられもないポーズで失神するという大失態を犯しましたの!」
黒夜 「待て! 怒りの矛先はシャンプー床仕掛けた奴に向けるべきだ!」
絹旗 「そ、そうですよ! 私たちだってどっちかという被害者ですよ!」
白井 「ぐぬぬ……もう嫁に行けませんの」
黒夜 「いざとなったら絹旗ちゃんがもらってくれるだろ?」
絹旗 「なんで私が!?」
白井 「あぁ、いけませんの。略奪愛は禁断の愛……」
黒夜 「略奪ぅ!? 絹旗ちゃんは中古なのか!?」
絹旗 「違いますよ! 超変なこと言わないでくださいよ!」
- 88 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/10/27(木) 00:56:27.25 ID:FZ+8xFO8o
-
白井 「だって絹旗さんにはもう黒夜さんがおられますもの」
黒夜 「は?」
絹旗 「え?」
白井 「ツンデレ・幼馴染・再会と3拍子、わたくしなどが入る余地など……」ヨヨヨ
絹旗 「いやいやいやいや、なんか超おかしいですよ!?」
黒夜 「……」
絹旗 「なんか言ってくださいよ、黒夜も」
黒夜 「いや……絹旗ちゃんがいいのなら、私は、いつでも……」ポッ
絹旗 「」
黒夜 「とでも言うと思ったか! 残念、私はノーマルだぁぁ!」バシャァァ
絹旗 「つっめたぁぁぁ!? これ水じゃないですかぁ!」
黒夜 「ボディソープ流してやったんじゃん?」
絹旗 「じゃ、私もシャンプー流してやりますよ」シャワワワワ
黒夜 「あつっ!? あつっ! おいバカやめろ!」
白井 「やれやれですの」ハァ
- 89 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/10/27(木) 00:57:42.14 ID:FZ+8xFO8o
-
:
:
:
結標 「さーて。身体も洗い終わったし、いよいよお風呂タイムね」
ショチトル 「……さすが義姉さん。タオルも巻かずに、あそこまで堂々としてるなんて」
婚后 「あら、女同士恥ずかしがることもないのでは?」
ショチトル 「こういう場所には不慣れで……」
婚后 「少しずつ慣れていくとよろしいですわよ」クスクス
結標 「ねえ、なんか色々種類あるみたい」
婚后 「バリエーションには富んでおりますわね」
ショチトル (? あれは……?)トテトテ
結標 「あ、電気風呂だって。何に効くのかしら」
婚后 「ミサワさんが入ってるお湯ということではございませんわよね?」
結標 「まっさかー」
ショチトル 「なあ……大変なものを見てしまった」
婚后 「と申されますと?」
- 90 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/10/27(木) 00:59:02.55 ID:FZ+8xFO8o
-
ショチトル 「お風呂が沸騰してた」
結標 「はい?」
ショチトル 「あれに入るのか? 入れるのか?」
結標 「沸騰してるお風呂って、それもうお風呂になってないじゃない」
ショチトル 「だったら見てくれ。その方が早い」
結標婚后 「「?」」
ショチトル 「ほら、これだ」
結標 「……これは沸騰してるんじゃないわよ」
婚后 「ジェットバスですわね」
ショチトル 「?」
結標 「入ってみなさい。その方が早い」
ショチトル 「だ、だけど」
婚后 「何事も経験ですわよ」グイグイ
ショチトル 「お、押さないでくれ! 入るから!」
結標 「ちょっと待った」
- 91 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/10/27(木) 01:00:21.90 ID:FZ+8xFO8o
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婚后 「?」
結標 「教えたでしょ? こういうところのマナー」
ショチトル 「……浴槽にタオルは入れない」
結標 「そういうこと」クスクス
ショチトル 「うぅ……仕方ない」パサッ
婚后 「さ、お先にどうぞ」
ショチトル 「」チャプ
ボコボコボコボコ
ショチトル 「な、な、なんだこれは? 泡? 泡が勢いよく……」
結標 「分かった? そういうお風呂なの」
婚后 「湯加減はいかがですか? 沸騰してます?」
ショチトル 「いや、少々ぬるいぐらいだが……あ、でもこれは、なんかいいな……」
結標 「じゃ、私たちは向こうにいるからね」
婚后 「どうぞごゆるりと」
- 92 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/10/27(木) 01:02:04.99 ID:FZ+8xFO8o
-
結標 「あの顔、よほど気に入ったみたいね」クスクス
婚后 「あのジェットバブルの刺激は心地よいですもの」
結標 「あ、こっちにも電気風呂あるわよ。入ってみましょ」
婚后 「? こちら普通のお風呂では……」
番外個体 「おや? 淡希に婚后さんじゃないかい」チャプ
打ち止め 「はー……しみる……」
婚后 「電気風呂ですわね」
結標 「入ったらビリッとしないかしら」
番外個体 「別になんもしてないから」
結標 「じゃ、失礼」
婚后 「お邪魔いたします」
番外個体 「ショチトルは一緒じゃないんだ?」
結標 「向こうでふにゃーってなってるわよ」
婚后 「ふにゃーっとですわね」クスクス
番外個体 「?」
打ち止め 「」フニャー
- 93 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/10/27(木) 01:04:06.97 ID:FZ+8xFO8o
-
~その頃~
海原 「さて」
浜面 「海原さん、お背中お流しいたしやしょうか」ヘコヘコ
海原 「え? いやそんな、悪いですよ」
浜面 「まあまあ、そう言わずに。男同士、腹切っていこうじゃないの」
海原 「腹を割って、ですよね?」
一方通行 「一人で切ってやがれ。介錯ならしてやるぞ」
浜面 「おっと、こいつはうっかりだ」ペチッ
海原 「まあ……では、お願いします。その後で、今度は僕が代わりますよ」
浜面 「そうこなくちゃな。よし、じゃ背中は任せてくれ」
海原 「お手柔らかにお願いしますね」
浜面 「俺のテクニックに驚くんじゃねぇぞ?」つ【デッキブラシ】スチャ
一方通行 (何やってンだ、こいつら……)
浜面 「浜面、いきまーす」ザリッ
海原 「あっだぁぁぁぁぁ!?」
一方通行 「」ハァ
- 94 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/10/27(木) 01:04:50.05 ID:FZ+8xFO8o
-
といったところで、今回はここまでです。
今のところ男性陣がオマケみたいな扱いになってますけど、
ちゃんと出番ありますのでご安心を。
次回投下は3日以内に。
お付き合い頂き、ありがとうございました。
- 95 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[sage]:2011/10/27(木) 01:05:32.75 ID:pWVJevhy0
- 乙
美琴ってふにゃーってするとビリビリしてる感あるけど打ち止めとか番外固体が風呂入ってふにゃーってしたらオート電気風呂ができそうだな。 - 96 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2011/10/27(木) 01:14:40.19 ID:zwxqUHrIO
- 乙
>>1には酒田米菓の××ンダせんべいをやろう - 97 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2011/10/27(木) 01:19:24.03 ID:Hj9xVRIGo
- さて、転んであられもない姿になった絹旗ちゃんや白井さんや、絹旗ちゃんの蒙古斑がいまいち想像できなわけだが…
ええい、参考画像はまだかー! - 114 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/10/29(土) 01:51:54.07 ID:xOIlDvaxo
-
海原 「あいたたた……まったく、酷いじゃないですか」ヒリヒリ
浜面 「はっはっは。これが熱湯に対する俺の逆襲のシャアだぜ!」
海原 「意味が分かりません」
浜面 「ま、俺たちゃこういうキツイ冗談も笑って流せる仲だってこった」
海原 「やりすぎですよ。くれぐれも僕以外の人間にはやらないでくださいよ」
浜面 「分かってるさ」
海原 「相手が相手なら命の危険すらありますからね、例えば……おや?」
浜面 「ん?」
海原 「一方通行さんはどちらに?」
浜面 「身体洗い終わって向こういったぞ」
海原 「……ああ、あちらにおられましたか」
浜面 「ありゃなんだ? 打たせ湯か?」
海原 「そのようです」
浜面 「……なんでアイツ、打たせ湯の下に座ってんだよ」
海原 「まるで滝修行ですね」
- 115 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/10/29(土) 01:53:41.38 ID:xOIlDvaxo
-
浜面 「なんか、アイツみたいな体系のヤツがああやってるとアレみたいだな」
海原 「あれ?」
浜面 「即身仏」
ヒュッ
浜面 「」スコーーン
海原 「おやおや」
浜面 「いってぇぇぇぇ! 誰だ、人の後頭部に洗面器投げやがったの!」
海原 「この状況でこんなことをするのは一人しかいないでしょう」
浜面 「……どういう耳してんだよ、アイツ」
海原 「口は災いのもと、とはよく言ったものですね」
浜面 「くわばらくわばら……ん? あれ?」
海原 「今度はどうしたんですか」
浜面 「髭剃り忘れちまった」
海原 「では、代わりにこちらをどうぞ」
- 116 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/10/29(土) 01:56:46.11 ID:xOIlDvaxo
-
浜面 「……なんだ、これ。石器か?」
海原 「黒曜石です」
浜面 「剃れんのか?」
海原 「ペーパーナイフぐらいにはなりますよ」
浜面 「……気持ちだけ受け取っておくわ」
海原 「そうですか」
浜面 「しかし参ったな。できる限り剃っておきたいんだがな」
海原 「おや、意外と細やかですね」
浜面 「そりゃお前、無精ヒゲなんざ生やしてたらいい男が台無しだろ」キリッ
ヒュッ
浜面 「」スコーーン
海原 「お見事です」
浜面 「なんでぇ!? 今の投げるタイミングじゃねぇだろ!?」
海原 「何かが彼の琴線に触れたのでしょう」
- 117 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/10/29(土) 01:58:21.54 ID:xOIlDvaxo
-
浜面 「くそ、細やかなボケも許されんのか……それはともかく、剃っておきたいのはホントだぜ」
海原 「剃っても顔の造形までは変わりませんよ?」
浜面 「分かっとるわ! そうじゃなくてだな、無精ヒゲ生えてると嫌がられんだよ」
海原 「それは、滝壺さんに?」
浜面 「滝壺もそうだけど、主にフレメアだな」
海原 「どうしてまた」
浜面 「ヒゲじょりじょり攻撃痛いからやめろ、ってな」
海原 「……仲が良いですね」
浜面 「一応言っておくとな。俺が攻撃してる訳じゃねぇんだよ」
海原 「はあ」
浜面 「フレメアが顔くっつけようとして、髭いたい邪魔って言うんだよ」
海原 「……好かれてますね」
浜面 「おい、なんだその目は」
海原 「いやいや、他意はありませんよ」
浜面 「おい、なんで距離を開ける」
- 118 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/10/29(土) 01:59:31.48 ID:xOIlDvaxo
-
海原 「いやいや、床が滑ってしまいまして」
浜面 「お前誤解してるぞ、絶対!」
海原 「それこそ誤解ですってば。誰も浜面さんがそっちの趣味だなんて思ってませんよ」
浜面 「当たり前だろ! 俺には滝壺というオンリーワンがだな」
海原 「ミサワさんにも、妹さんに手を出されないよう注意をしたほうが」
浜面 「お前、そr」
ヒュッ
浜面 「」スコーーン
海原 「ですよね」
浜面 「今のは俺悪くねぇだろぉぉぉ!?」ウォー
海原 「二度あることは三度ありますし、仏の顔もまた三度までですよ」
浜面 「くっそ、これ以上バカになったらどうしてくれんだよ」サスサス
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:
:
- 119 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/10/29(土) 02:01:01.03 ID:xOIlDvaxo
-
海原 「さて、どうしましょうか」
浜面 「どうするってお前、湯に入るしかないだろ」
海原 「ところで、一方通行さんはどちらに行ってしまったんでしょう」
浜面 「まだあがったワケじゃないと思うけどな」
海原 「まあ、彼なら一人でも……あ、あれ?」
浜面 「どうした? って……」
一方通行 「あ? お前ら、まだウロウロしてたのか」
浜面 「た、た、大変だ!」
海原 「一方通行さん、いくらなんでも長時間入りすぎですよ」
一方通行 「? まだ5分も経ってねェよ」
浜面 「何言ってんだ! お前、溶け始めてるじゃねぇか!」
海原 「お湯が真っ白に染まってるではないですか。一方通行スープになってますよ」
一方通行 「これは元来こォいう種類の湯なンだよボケェ!!」
浜面 「なんだ、そういうことかよ」
海原 「驚かさないでくださいよ」
- 120 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/10/29(土) 02:02:20.99 ID:xOIlDvaxo
-
一方通行 「分かってて言ってンだろ……」ハァ
浜面 「じゃ、ついでにお邪魔すっかな」
海原 「失礼しますね」
一方通行 「勝手にしろ」
浜面 「いやホント、驚いちゃったぜ」
一方通行 「まだ言うかよ」
海原 「温泉の中には酸性やアルカリ性のものもありますからね。もしや……と思ってしまったんですよ」
一方通行 「それで溶けるって、俺はどンだけ貧弱なンだよ」
浜面 「何はともわれ無事で何よりだ」ハッハッハ
海原 「あなたに何かあれば、そこの壁の向こうにいる人が嘆き悲しみますからね」ニコニコ
一方通行 「……」
浜面 「しっかし邪魔な壁だよな」
海原 「またとんでもない発言ですね」
浜面 「なんだよ、男なら誰だって一度は夢見るだろ?」
一方通行 「夢見るだけで終わらせとけ」
- 121 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/10/29(土) 02:03:32.83 ID:xOIlDvaxo
-
~しばらくして~
浜面 「なあ、サウナなんてどうよ」
一方通行 「パス」
浜面 「即答かい」
一方通行 「俺溶けちまうンで」
海原 「根に持ってます?」
浜面 「なんだよ、もっと心を広く持とうぜ」
一方通行 「ほっとけ」
浜面 「海原はどうするよ」
海原 「僕も少し頭を冷やしたいので、パスで」
浜面 「なんだよ、つれねぇな」
一方通行 「一人で行ってくりゃいいだろ」
海原 (サウナは、少々怖い思い出が……)
浜面 「んじゃ行ってくるわ。また後でな」
- 122 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/10/29(土) 02:05:25.58 ID:xOIlDvaxo
-
浜面 「サウナサウナ、と……お、ここか」ガチャ
ゴォッ
浜面 「お、すごい熱気……ん?」
いい男 「……」
浜面 (おっと先客か)
いい男 「」ペコリ
浜面 「」ペコリ
浜面 (しっかし、すげぇガタイだな。俺も鍛えてるって自負はあるけど、こりゃ適わねぇや)
いい男 「よう、兄さん」
浜面 「ん? 俺?」
いい男 「お前さん、元スキルアウトか?」
浜面 「!?」
いい男 「その鍛え方を見れば分かるさ」フフッ
浜面 「……なにもんだ、アンタ」
- 123 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/10/29(土) 02:07:01.13 ID:xOIlDvaxo
-
いい男 「俺かい? 通りすがりの湯治客さ」
浜面 「それだけか?」
いい男 「俺のことはこの際どうでもいい。それよりも大事な話がある」
浜面 「な、なんだよ」
いい男 「やらないか」
浜面 「」
いい男 「あの駒場の右腕だった男だろ? 噂以上のいい男じゃないの」
浜面 (あ、ありのまま今起こったことを話すぜ! 以下省略!)
浜面 「すんませーん、俺そっちの趣味ないんで」ソソクサ
いい男 「俺はノンケでも構わない男なんだぜ?」
浜面 「俺が構うっつうんだよぉぉ!」
いい男 「怖がらなくていい。ここは俺に任せておけ」グッ
浜面 (やべぇ! これは俺の今までの人生でvs麦野戦に次ぐ2番目の危機だ!!)
浜面 「さ、さらば!」ピュー
<バタン
いい男 「……なるほど。いい男だ」
- 124 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)[sage]:2011/10/29(土) 02:07:05.47 ID:fPA8dbfVo
- こんな時間に遭遇アッー!
- 125 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/10/29(土) 02:08:42.13 ID:xOIlDvaxo
-
浜面 「あー、怖かった……」
海原 「おや? もう出てきたのですか」
一方通行 「なンだよ、口ほどにもねェ」ケラケラ
浜面 「……なぁ、サウナってな怖いところだな」
海原 「何かあったのですか?」
浜面 「あったといえばあったし、なかったといえばなかった」
一方通行 「?」
海原 「まあ、僕もサウナでの怖い経験はあるから分かりますよ」
浜面 「お前もか!?」
浜面 (まさかあいつ、あそこに住んでるんじゃねぇだろうな!?)
海原 「ということは、浜面さんもですか」
浜面 「あ、ああ」
海原 「まったく恐ろしいですね。僕がサウナに入ったときは(怖い人が)4人もいらして」
浜面 「4人!?」
浜面 (あんなのが4人もいたらどうにもなんねぇぞ!)ガクブル
一方通行 (何があったンだ……?)
- 126 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/10/29(土) 02:10:29.18 ID:xOIlDvaxo
-
~その頃~
黒夜 「イルカ隊長、出動ー」
【イルカ】))) シュルイーン
フレメア 「おー」
絹旗 「まさか、イルカを超持ち込むなんて」
白井 「手の平サイズならよろしいではないですか」
絹旗 「まあ、いいんですけどね」
白井 「それにしても黒夜さん……」マジマジ
黒夜 「な、なんだよ」
白井 「少々やせ過ぎでは?」
黒夜 「あー、メシまともに食ってないからじゃね? 家にいりゃゲームばっかやってるからな」
フレメア 「ゲーム? ゲームって大体どんなの?」
黒夜 「そうだな、大体ホラーだな」
フレメア 「ホラー。ブラッド&デストロイ面白いよね」
- 127 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/10/29(土) 02:11:57.64 ID:xOIlDvaxo
-
黒夜 「あれホラーじゃねぇよ。とっくに全実績解除してるしな」
フレメア 「すごい! クロちゃんすごい!」キラキラ
白井 「なるほど、ゲーム……」
絹旗 「マネしちゃダメですからね」
滝壺 「」フピー
絹旗 「滝壺さん。お風呂入ってるときに寝ないでください」
滝壺 「いけない。気持ち良くてつい」
絹旗 「そうだ。滝壺さんに超聞きたいとこがあったんですが」
滝壺 「なにかな」
絹旗 「さっきゲーセンで。黒夜と決着つけちゃえば? って言ってましたけど」
滝壺 「うん」
絹旗 「何をするつもりなんですか?」
滝壺 「くろよるは、きぬはたに勝負を挑んでくるんだよね?」
絹旗 「ええ、ちょくちょくと」
滝壺 「でも仲が悪いわけじゃないよね」
- 128 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/10/29(土) 02:13:38.86 ID:xOIlDvaxo
-
絹旗 「決して悪いワケではないと思いますが……」
滝壺 「だったら」
絹旗 「はい」
滝壺 「……」スゥ
絹旗 「?」
滝壺 「」ウトウト
絹旗 「たっ、滝壺さん! 超肝心なところで寝ないでくださいよ!」
滝壺 「いけない。気持ち良くてつい」
絹旗 「続きをお願いします」
滝壺 「うん。それで、じゃあ勝負の決着を完全に付けちゃえば」
絹旗 「はい」
滝壺 「あとは仲良くするだけ」
絹旗 「そう上手くいきますかね……それで済むなら、何回も勝負ふっかけることはそもそもないと思うのですが」
滝壺 「だから、二人だけだと審判も証人もいないから」
絹旗 「審判と証人……なるほど、見届ける人間が超必要ということですね」
- 129 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/10/29(土) 02:15:55.35 ID:xOIlDvaxo
-
滝壺 「それを私たちでやってあげる」
絹旗 「私"たち"?」
滝壺 「うん」
絹旗 「え、ちょっと、どういう」
滝壺 「題して、きぬくろ七番勝負」
絹旗 「何をするつもりなんですか!?」
滝壺 「みんなには私から話しておくよ」
絹旗 「みんな!? やっぱりみんな超巻き込むんですね!?」
滝壺 「早速行ってくる」スイー
絹旗 「あ、ちょ……行っちゃいました」
白井 「絹旗さん、滝壺さんと何かお話を?」
絹旗 「いや、私も超正直よくわかってないんですが」
白井 「?」
絹旗 「なんか……忙しくなるかもしれません」
白井 「そ、そうですか」
- 130 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/10/29(土) 02:17:49.94 ID:xOIlDvaxo
-
絹旗 「ところで白井さん、疲れはとれそうですか?」
白井 「ええ。いい気分転換になりましたの」
絹旗 「それなら企画した甲斐が超あったというものです」
白井 「絹旗さんには感謝しないといけませんわね」
絹旗 「私も超楽しんでるんで気にしないください」
白井 「……深く聞き出すことはしないのですね」
絹旗 「?」
白井 「最近、風紀委員の活動が多忙な件について」
絹旗 「聞いたって教えてくれなかったじゃないですか」
白井 「そうですが」
絹旗 「話したくなったら話してくださいよ。そのときには超ゆっくり聞きますから」
<あ、ここにいたのね。
絹旗 「お、結標さん」
打ち止め 「フレメアはっけーん!」
- 131 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/10/29(土) 02:20:22.76 ID:xOIlDvaxo
-
婚后 「ゆっくりしておられるようで」
黒夜 「お蔭様でな」
絹旗 「ミサワさんは一緒じゃないんですね」
結標 「なんかのぼせ気味だっていうから、あっちのプールサイドチェアのとこで休んでるわよ」
白井 「これはチャンスですの!」ザバァ
絹旗 「ダメですってば!」グイッ
白井 「ゴボガボゴボゴボボボ」ジタバタ
打ち止め 「あ、イルカさんだ!」
フレメア 「イルカさーん」
黒夜 「イカすだろ」フンス
ショチトル 「あ、みんなここにいたのか」
婚后 「ジェットバスはもうご満足ですか?」
ショチトル 「ああ、あれは素晴らしいな。特になんか、こう」
絹旗 「こう?」
ショチトル 「マスターのところでバイトを始めて以来悩まされていた、肩凝りと足のむくみがほぐされた」
- 132 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/10/29(土) 02:22:15.34 ID:xOIlDvaxo
-
黒夜 「お、いいな、それ。私もあとで行こう」
ショチトル 「義姉さん。あれ家にも欲しい」
結標 「後付けってできたかしら……」
婚后 「ジェットバブルを出すユニットはあったかと思いますが」
結標 「それ買ってくれば、どうにかなるのかな」
絹旗 (……それにしても)
ショチトル 「ぜひ、ぜひ前向きに検討してくれ」タユン
絹旗 「……ショチトルって」
ショチトル 「?」
絹旗 「何歳でしたっけ?」
ショチトル 「絹旗さんと殆ど同じ筈だが」
絹旗 「」ムニムニ
ショチトル (自分に心臓マッサージ?)
絹旗 「世の中、超不公平です」
ショチトル 「?」
白井 「ぶはっ……こ、殺す気ですか!」ザバァ
- 133 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/10/29(土) 02:23:51.40 ID:xOIlDvaxo
-
といったところで、今回はここまでです。
書いてたら温泉に行きたくなってきた。
携帯も通じない山奥の温泉にでも行きたいっすね。
次回投下も3日以内に。
お付き合い頂き、ありがとうございました。
- 134 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)[sage]:2011/10/29(土) 02:24:52.97 ID:mGk3jq96o
- 乙!
イルカになりたい・・・ - 135 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2011/10/29(土) 02:28:16.65 ID:3jh8ZhzDO
- 乙!
後付けジェットバスユニットになりたい… - 136 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸)[sage]:2011/10/29(土) 02:30:25.71 ID:M1jsWurAO
- 乙!
いい男になりたい… - 157 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/11/01(火) 23:22:50.07 ID:YG3jaJH3o
-
結標 「それにしても、ジェットバブルそんなに気に入ったのね」
ショチトル 「なぜバレた?」
婚后 「あの弛緩した表情を見れば一目瞭然ですわね」クスクス
ショチトル 「わ、悪いか」
白井 「考えてみたら、貴女のそういった表情は拝見したことがございませんの」
黒夜 「店でしか見たことないけど、いつもキリッとしてるよな」
結標 「もっとさ、お兄ちゃんみたいに全方向に愛想振りまいたほうが歳相応に見られるんじゃない?」
ショチトル 「胡散臭いだけではないか」
絹旗 「超ひどいですね」
婚后 「ですがまがりなりに客商売なのですし、作り物でも愛想は出すべきでは?」
黒夜 「マスターから指導受けるんじゃねぇの?」
ショチトル 「接客態度について、何か言われたことはないな」
白井 「大きいお姉様はあまりそういうところに拘らなさそうですし」
絹旗 「先代マスターもいつも超キリッとしてましたから、その影響じゃないですかね」
婚后 「言われてみれば、先代様も表情に出さない方でしたわね」 - 159 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/11/01(火) 23:24:05.48 ID:YG3jaJH3o
-
ショチトル (先代か……どんな人だったのか、今度マスターに聞いてみようかな)
結標 「あ、そうだ。それで思い出した」
絹旗 「何をですか?」
結標 「ちょっとしたことよ。じゃ、私向こうで休んでくるわね」ザバ
打ち止め 「私もー」
フレメア 「大体暑い」
結標 「いいわよ、行きましょ」
<そういえば滝壺さんはどうしたの?
<さあ?
<どこだろ?
黒夜 「なあなあ」
絹旗 「はい?」
黒夜 「あれ行ってみない?」
絹旗 「あれって……あれですか?」
婚后 「よいのではないですか? お肌にもよろしいですし」
白井 「せっかくなのですから、色々入っておきますの」
ショチトル (あれ、なんだろう?)
- 160 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/11/01(火) 23:25:12.75 ID:YG3jaJH3o
-
:
:
:
結標 「あ、いたいた」
番外個体 「」ウトウト
滝壺 「」スピー
フレメア 「滝壺お姉ちゃんも大体発見」
打ち止め 「あ、この椅子脚伸ばせる」ポスン
結標 「」ツンッ
番外個体 「ひゃん!?」
結標 「起きた?」
番外個体 「どっ、どこ不意打ちしてんのさ!」
結標 「何かのスイッチだと思ったわ」クスクス
番外個体 「淡希のスイッチもグリグリしてやろうか、この露出狂が」
結標 「貴女だって今全裸じゃない」
番外個体 「はあ……で、なに。休みにきたの?」
- 161 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/11/01(火) 23:26:13.82 ID:YG3jaJH3o
-
結標 「それもあるけど、貴女に用事があってね」ポスン
番外個体 「?」
フレメア 「……あ、あれ? もう椅子空いてないの?」
打ち止め 「いっぱい、だね……」
フレメア 「じゃこっちでいい、詰めて詰めて」グイグイ
打ち止め 「お、落ちちゃう! 落ちちゃうから!」ワタワタ
番外個体 「やめなよ、二人とも」
結標 「いくら貴女たちでも、これに二人はキツイわよ」
フレメア 「ぶー」
結標 「ほら、私と同じところ使いなさい。私は端に座ってるから」
フレメア 「はーい」ポスン
番外個体 「で、用って何?」
結標 「ショチトルのことでね」
滝壺 「」スピー
打ち止め (喉乾いた……)
- 162 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/11/01(火) 23:27:43.41 ID:YG3jaJH3o
-
番外個体 「特に問題とか起こしてないけど?」
結標 「そうじゃなくてさ。あの子、最近肩凝りとか脚のむくみがどうこうって言ってて」
番外個体 「うん」
結標 「あの歳で、よ。早いと思わない?」
番外個体 「うーん、なんかあるのかな」
結標 「まさか、形式的な上司である貴女が酷使してるんじゃないんでしょうね?」
番外個体 「いやいやいや! それはないから!」
結標 「ほんとにー?」ジトー
番外個体 「あのね。ウチの店が、そこまで客入ってるの見たことある?」
結標 「ですよね」
番外個体 「そこは納得してほしくなかったな」
結標 「ま、あの子も長く入院して体力も落ちてるし、それで立ち仕事だし。しょうがないのかな」
番外個体 「ふくらはぎの疲れには私も悩まされてるよ」
結標 「ちなみに、どう対処してるの?」
番外個体 「ベクトル式マッサージと湿布」
- 163 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/11/01(火) 23:29:19.63 ID:YG3jaJH3o
-
結標 「あー、なるほど。全身くまなくマッサージしてもらってるのね」ニヨニヨ
番外個体 「ちょっ」
結標 「そっかー。ショチトルにも貸してもらおうと思ったけど、それじゃダメね」
番外個体 「いや、あの、そこの二人がいる前でそういう冗談はやめた方がいいかと」
結標 「あっ」
フレメア 「ベクトル式マッサージって?」
打ち止め 「あの人がしてくれる効果抜群のマッサージだよ!」
結標 「……ゴメンなさい」
番外個体 「ま……ショチトルのことに関しては、善処してみる」
結標 「いいわよ、別に。本人がやりたくてやってるんだから」
番外個体 「えっ、結局どうしてほしいの? ムリさせるなって話かと思ったんだけど」
結標 「んー、度が過ぎてればそう言うつもりだったけど、そうでもないみたいだし」
番外個体 「そりゃね」
結標 「だったらこれからもお願いね、ってことで」
番外個体 「こっちも助かってるし。お互い様だね」
- 164 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/11/01(火) 23:31:00.37 ID:YG3jaJH3o
-
滝壺 「……あれ? みんなどうしたの?」ムクリ
打ち止め 「あ、起きた」
結標 「滝壺さんって、割とどこでも寝れるのね。私寝付き悪いから、たまに羨ましいわ」
滝壺 「私の特技」フンス
フレメア 「この間も、ご飯作りながら寝てた」
打ち止め 「あ、危なくないの?」
滝壺 「いつだっけ」
フレメア 「土曜日」
滝壺 「あ、ご飯って言っても、テーブルにホットプレートでパンケーキ作ってただけだから」
結標 「それでも寝ないでしょ。私なんか、調理中は能力行使するとき以上に神経研ぎ澄ませてるのに」
番外個体 「寝ながら作る滝壺さん>>>>神経研ぎ澄ませてる淡希」
結標 「そうか、私も寝ながら作れば……」
番外個体 「お願いやめて。これ以上、親友が罪を重ねる姿を私に見せないで」
結標 「罪って何よ、罪って!」
番外個体 「今なお語り継がれるあわきん伝説がね」
- 165 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/11/01(火) 23:32:41.31 ID:YG3jaJH3o
-
結標 「えっ、ちょっと待って。なによそれ」
滝壺 「むすじめの料理を食べたうなばらが救急車で運ばれたとか」
番外個体 「夜中にこっそり料理の練習をして近所に異臭騒ぎを起こしたとか」
滝壺 「新品の中華鍋を一回の調理で燃えないゴミにしたとか」
番外個体 「麦茶と間違えてウィスキーを一気飲みしちゃったとか」
結標 「ウィスキーを麦茶のボトルに入れて冷やすのがおかしいでしょ! あれ誰の仕業だったのよ!」
打ち止め 「で、でも、そういうのって大体さ」
フレメア 「大体おおげさな都市伝説、だったり?」
番外個体 「全部実話なんだな、これが」
結標 「…………昔! 昔の話なの!」
滝壺 「うん。今はそこまで酷くない」
番外個体 「だから語り継がれる伝説だって言ってるじゃん」
結標 「語り継がないでよ、お願いだから……」ガックシ
滝壺 「さてと。私、出る前にもう一回だけ入ってくるけど、どうする?」
番外個体 「今日はそれでフィニッシュムーブにしとくかな」
- 166 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/11/01(火) 23:34:17.27 ID:YG3jaJH3o
-
打ち止め 「お姉ちゃんも行こうよ」
フレメア 「行こうよ」
結標 「はあ……そうね。今日はこれでラストオーダーかしら」
打ち止め 「え? 私?」
番外個体 「はーい、そうと決まればさっさと行くよー」ヒョイッ
打ち止め 「にゃっ!?」
<おろしてー!自分で歩けるからー!
<にゃはは、照れるでない。
フレメア 「お姉ちゃん、私もあれやってほしいにゃあ」
滝壺 「私はみさわみたいに力強くないからムリだよ」
フレメア 「」ジー...
結標 「ゴメンね?」
フレメア 「ぶー」
滝壺 「あとで浜面に肩車でもお姫様抱っこしてもらおうね?」
フレメア 「大体了解」
- 167 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/11/01(火) 23:36:07.26 ID:YG3jaJH3o
-
~その頃~
ショチトル 「……おおう」
シュゴォォォォォォォ
ショチトル 「熱い霧がそこら中から噴き出している……これは何の意味があるんだ?」
婚后 「ミストサウナといいまして、お肌にとーってもよろしいのですよ」
白井 「これから乾燥する時期ですし、この湿度100%の空間で少しでも潤っておきますの」
ショチトル 「なるほど。喉にもよさそうだ」
黒夜 「絹旗ちゃん、先に音を上げた方がイチゴ牛乳な」
絹旗 「いいでしょう、超受けてたちましょう」
白井 「またこの二人は……」ハァ
婚后 「ルームメイトとして、パートナーとしての気苦労も多そうですわね」クスクス
白井 「ええもう。最近は絹旗さんがもう一人増えたようなものですし」
黒夜 「ちょっと待て。それ私のことか?」
- 168 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/11/01(火) 23:37:43.87 ID:YG3jaJH3o
-
ショチトル 「他にいないだろうな」
絹旗 「こんな狂犬と一緒にされるなんて、超心外です」
黒夜 「私が狂犬なら、絹旗ちゃんは野猿か?」
絹旗 「誰が猿ですか!」
婚后 「別に犬猿の仲でもないでしょうに」
ショチトル 「傍から見てる分には、気の置けない仲に見えるがな」
白井 「みなさんそう言いますの。認めないのは当人たちだけですの」
黒夜 「いや、私は認めてるぜ? そもそも、私と絹旗ちゃんと白井ちゃんは桃園で誓い合った」
絹旗 「すいません、超まったく身に覚えがないんですが」
白井 「同じく」
黒夜 「なんだよ、そこはのっとけよ」
絹旗 「一人でやっててくださいよ、もう」
白井 「それに。誓いというなら桃園ではなく、ロザリオの交換をですね」
婚后 「学園都市で、ロザリオを携帯している人は見たことがございませんわね」
ショチトル 「いないだろうな。持っていたとしても分からないだろう」
- 169 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/11/01(火) 23:39:15.38 ID:YG3jaJH3o
-
~しばらくして~
ショチトル 「……汗がとまらない」ポタポタ
婚后 「どうやら効果が出てまいりましたわね」
白井 「ドライサウナと違って、緩やかに効果が出てくるのがミストサウナの良いところですの」
黒夜 「」ポタポタ
絹旗 「」ポタポタ
婚后 「……お二人とも限界では?」
黒夜 「全然」
絹旗 「超余裕です」
白井 「二人して眉間にシワよせて何を仰るやら」
黒夜 「絹旗ちゃん、無理は体によくないんじゃない?」
絹旗 「超その通りですね。無理せずさっさと出て行った方がいいのでは?」
黒夜 「別に無理なんてしてねぇし?」
絹旗 「そうですか。あ、ちなみに私は余力をまだ40は残してますよ」
- 170 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/11/01(火) 23:40:45.18 ID:YG3jaJH3o
-
黒夜 「私の余力は50だ」
絹旗 「本気をだせば20追加されますので、さらに超余裕です」
黒夜 「そうかい。ところで、私はまだ第2形態を残してるんだが」
絹旗 「それはすごいですね。私は第3形態までありますけど」
黒夜 「ぐぬぬ……」
絹旗 「むぐぐ……」
白井 「」ハァ
ショチトル 「すまない。私はもう限界だ」
婚后 「わたくしもそろそろ。白井さん、お二人をお願いしますわね」
白井 「なっ、なぜわたくしが!?」
婚后 「適任ではないですか」クスクス
ショチトル 「……熱い」
婚后 「では、また後程」
<バタン
- 171 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/11/01(火) 23:42:14.81 ID:YG3jaJH3o
-
白井 「……あんまりですの」
黒夜 (これ、やばいかも……)ポタポタ
絹旗 (あー、なんか視界が……)ポタポタ
ショチトル 「なぜ水風呂があったのか。ようやく理解した」
婚后 「サウナで火照った身体を冷やすためですわね」
ショチトル 「では、あの二人もサウナに?」
婚后 「?」
フレメア 「それー」バシャァ
打ち止め 「や、やったな!」バシャッ
婚后 「お、お二人ともなにを!?」
打ち止め 「熱かったから」
フレメア 「くーるだうん」
婚后 「ダメですわよ、せっかく温まったのに」
ショチトル 「あ、冷たくて気持ちいい」バシャァ
- 172 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/11/01(火) 23:43:58.88 ID:YG3jaJH3o
-
婚后 「もう、こちらへいらっしゃいな。そのまま外に出ては風邪をひきますわよ」
フレ止め 「「はーい」」トテテテ
ショチトル 「どうするつもりなんだ?」
婚后 「このままお湯に入っては身体に負担がかかりますから。まずはシャワーですわね」
ショチトル 「私も行こう。汗を流したいからな」
婚后 「ほら、順番に」シャワワワワ
フレメア 「はわわわわ」
ショチトル 「しかし、さっぱりしたというか、爽快だな」シャワワワワ
婚后 「ええ、ミストサウナは良い効果が色々とございますからね」
打ち止め 「ぬるい」
婚后 「水風呂の直後だから、これぐらいで丁度良いのです」
ショチトル 「ミストサウナか。あれ、家にも欲しい」
婚后 「どうでしょう……おいそれと増設できる設備でもございませんが」
ショチトル 「むむ。やはり難しいか」
婚后 「またここに来ればよろしいのですよ」
- 173 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/11/01(火) 23:44:37.00 ID:YG3jaJH3o
-
といったところで、今回はここまでです。
温泉パートも終わりに近づいてまいりました。
次回投下はまた3日以内に。
お付き合い頂き、ありがとうございました。
- 174 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)[sage]:2011/11/01(火) 23:46:58.96 ID:MyKW/PoL0
- 乙!
ワーストのスイッチ・・・だと!?
サーバを移転しました@荒巻 旧サーバ:http://vs302.vip2ch.com/
- 175 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)(長屋)[sage]:2011/11/01(火) 23:47:02.01 ID:uIxkBuXW0
- 乙やで~
次回も楽しみ舞ってまする
サーバを移転しました@荒巻 旧サーバ:http://vs302.vip2ch.com/
- 176 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)[sage]:2011/11/01(火) 23:47:06.88 ID:JwL8VmuJ0
- 乙でございます。
- 213 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/11/04(金) 23:26:28.39 ID:Br/jh66Wo
-
~温泉エリア ロビー~
浜面 「今日と言う日に感謝しつつ、乾杯!」
一方通行 「しかしおっせェな。いつまでかかってやがる」
海原 「まあまあ、そう仰らずに」
浜面 「無視かよ!」
一方通行 「家でもそうなンだよな。二人して時間かけやがって、俺が入る暇がねェ」
浜面 「みんなそうだろ? 滝壺やフレメアもそうだ」
海原 「結標さんは、日によっては2時間は出てきませんね」
一方通行 「わっかンねェな。何に時間がかかってるやら」
海原 「女性は見えないところで努力しているということですよ」
浜面 「お前のためだろ、お前のため。お前の前では綺麗でいたいってことだよ」
海原 「おやおや、隅におけませんね」
浜面 「世界中のリア充に落雷とかしねぇかな、ホント」
一方通行 「オマエに落雷させてやろうか? 俺から頼ンでおいてやるよ」
- 214 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/11/04(金) 23:28:16.29 ID:Br/jh66Wo
-
浜面 「頼んでおいてって、ミサワの姐さんにか? いやいや、遠慮させて頂きますよ!」
海原 「浜面さんの業界ではご褒美ではないですか」
浜面 「なんでだよ!」
一方通行 「あ、落雷がダメなら違う技にしてもらうか? 打撃技でも関節技でも、好きなの選べよ」
浜面 「なんで俺が痛めつけられる前提なんだよ」
海原 「ご褒美だからでしょう」
浜面 「違うっての! つか、なんだ? 姐さんはそっちの心得まであんのか?」
一方通行 「護身術の一環だろ」
一方通行 (本人曰く"プレインストール格闘術"らしいけどな。ブレングリード流血闘術かっての)
海原 「ショチトルにも護身術を教えて頂いているそうで。たまに家で練習台にされてしまいますよ」ハハハ
浜面 「大変だねぇ、お兄ちゃんも」
一方通行 「うちのはいったい何を入れ知恵してンだよ」ハァ
海原 「そうですね。ローリングソバットだとか腕ひしぎ十字固めだとか」
浜面 「それ護身術か?」
- 215 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/11/04(金) 23:30:08.54 ID:Br/jh66Wo
-
海原 「最近ですと、腕へのドラゴンスクリューの練習台になりましたね」
浜面 「大丈夫なのかよ、それ」
海原 「いや、あれはききますよ。腕がもげるかと思いました」
一方通行 (さすがに、俺を締め落とした三角締めは教えてねェか。ありゃ危険だからな)
海原 「次にミサワさんが何を教えるか、恐ろしくもあり楽しみでもありますね」
一方通行 「オマエは身体が普通の人間よりずっと頑丈だっつっても限度があンだろ」
海原 「スキンシップの一環だと思えば、苦でもありませんよ」
浜面 「どいつもこいつも妹には甘いな」
海原 「ま、結標さんからは呆れ気味に見られてますけどね」ハハハ
浜面 「ちくしょう。リア充なんて雷に打たれてしまえ」ケッ
海原 「おお、怖い怖い」
一方通行 「恨み節も程々にしとけ。因果が帰ってくるのは自分だぞ」
:
:
:
浜面 「いやー、しかし風呂上りに飲むこのゲッフゥ」
一方通行 「」ボカッ
- 216 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/11/04(金) 23:31:44.38 ID:Br/jh66Wo
-
浜面 「ぎゃふん」
一方通行 「殴るぞ」
浜面 「殴ってから言うな!」
海原 「浜面さん。僕らの仲だから良いものの、人前でゲフゥは自重しましょう」
浜面 「悪い悪い。この炭酸ガスのヤツがな」
海原 「アルコールではないでしょうね」
浜面 「さすがに自重したぜ。帰りも車なんだしな」
一方通行 「自重って表現がもうおかしいだろ。こう見えても一応十代なンだからよ」
浜面 「こう見えてもってなんだよ」
海原 「大人っぽいということですよ」
一方通行 「中身はガキだけどな」
浜面 「身体は大人、頭脳は子供、ってか?」
一方通行 「その実態は浜面」
浜面 「やかましいわ! って、あれ? お前」
一方通行 「?」
- 217 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/11/04(金) 23:33:47.69 ID:Br/jh66Wo
-
浜面 「今初めて名前で呼んでくれたな」カァ
一方通行 「」ボカボカ
浜面 「いてっ! 痛いっての!」
一方通行 「殴るぞ」
浜面 「だから殴る前に言えよ! 胃薬だって食う前に飲むだろ!」
一方通行 「顔赤らめて言うことかこのボケカス!」
浜面 「軽いジュークぐらい許してくれよな!」
海原 「いやー。そのセリフはいいですけど、浜面さんが言うのはナシですよ」
浜面 「自覚はあるわい」
一方通行 「もう金輪際名前で呼ばねェ。オマエなんか2号で十分だ」
浜面 「もはや何の2号なのかも分からねぇよ」ハァ
海原 「リア充として1号なんですけどね」
浜面 「は? なんで俺がリア充なんだよ」
一方通行 「いい加減自覚しやがれ。この中で、一番交際期間が長いのは誰なのか考えてみろ」
浜面 「……ごめん」
- 218 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/11/04(金) 23:35:22.39 ID:Br/jh66Wo
-
~その頃~
滝壺 「…………なんかピリピリするね」チャプ
結標 「なにかしら、ってまさか」
番外個体 「」フニャー バチバチ
結標 「漏電しないでよ」ベシッ
番外個体 「いたっ。いや、気が緩んじゃってつい」
滝壺 「なるほど。電気風呂はピリピリするんだ」
番外個体 「今のは所詮漏電だから。もうちょっと本格的にしようとすると」
結標 「いいわよ、やらなくtあぁう!?」
滝壺 「今、一瞬ビリッときた」
結標 「やらなくていいって言ったでしょ!」スパーン
番外個体 「いったぁぁぁ!? な、何すんだ!」
滝壺 「あ、背中に真っ赤な手形」
結標 「よかったじゃない。いい感じにアクセントになって」
- 219 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/11/04(金) 23:36:59.30 ID:Br/jh66Wo
-
番外個体 「こうなりゃ最大出力で」
結標 「それやったら、すぐさま男風呂に飛ばすからね」
番外個体 「うん、電気風呂じゃなくても気持ちいいよね」チャプチャプ
<おねーちゃーん。
滝壺 「あ、フレメア。どこ行ってたの?」
フレメア 「仕上げのシャワーあびてた」
打ち止め 「同じくー」
滝壺 「はまづらの?」
婚后 「そっちの仕上ではございませんわ」
番外個体 「あ、ゴメン。なんか手間かけちゃった?」
婚后 「いえ、お気になさらず。丁度わたくしたちもシャワーに行こうとしておりましたので」
結標 「じゃあ二人はもう出るの?」
ショチトル 「ああ。十二分に堪能させてもらったからな」
婚后 「お二人はわたくしたちで見てますから、どうぞごゆっくり」
- 220 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/11/04(金) 23:38:36.51 ID:Br/jh66Wo
-
番外個体 「ゴメンね、大丈夫?」
ショチトル 「私に任せてくれ、マスター」フンス
滝壺 「周りの人に迷惑にならないようにね?」
フレ止め 「「はーい」」
結標 「私たちも、もうちょいしたら出るから」
婚后 「では脱衣所におりますわね。さ、参りましょう」
<喉乾いたー。
<大体私も。
<まず身体を拭いてからな。
番外個体 「はー、脚が伸ばせるお風呂ももう少しで終わりかー」ノビー
結標 「家だと中々こうはいかないものね」
滝壺 「もっと来やすい場所にあればいいのにね」
番外個体 「ここまでの規模じゃなくても、銭湯ぐらい第7学区にあるんじゃない?」
結標 「あるわよ。私だって通ってたもの」
滝壺 「あ、そうなの?」
- 221 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/11/04(金) 23:40:18.37 ID:Br/jh66Wo
-
結標 「貴女達と共同生活に入る前に居候してたところがね、お風呂ない部屋だったから」
番外個体 「むしろそんな物件があることが驚きだよ」
滝壺 「6畳一間、風呂なしトイレと流し台は共同とか?」
結標 「さすがにトイレとキッチンは各部屋にあったけどね。あ、天井は一部なかったかしら」
番外個体 「はい?」
滝壺 「天井も?」
結標 「段ボールとブルーシートで塞いでたわね」
番外個体 「淡希……苦労したんだね」
滝壺 「よかったね。今は天井がある部屋に住めてるんだよね」
結標 「いや、まあ……」
<み、みなさ~~~ん……
番外個体 「?」
滝壺 「しらいだ。どうしたの?」
白井 「手を貸して……くださいまし……」フラフラ
- 222 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/11/04(金) 23:41:47.39 ID:Br/jh66Wo
-
結標 「どうしたのよ、一体」
白井 「うっ……」ガクッ
番外個体 「あ、白井さん!」ザバ
白井 「わたくしは、大丈夫ですの……それより」
滝壺 「それより?」
白井 「絹旗さんと、黒夜さんが、動かなくなってしまいまして……」
結標 「どうしてまた……」
番外個体 「二人はどこ?」
白井 「ミストサウナですの……」
結標 「まさか、ずっと入ってて? 何やってるのよ」
滝壺 「しらいは休んでて。私たちで行ってくるから」
白井 「申し訳ございませんの……」
番外個体 「まったく、手の焼けること」
滝壺 「きっとあれだよ。サウナ勝負とかしてたんだよ」
結標 「それで倒れてれば世話ないわね」
- 223 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/11/04(金) 23:43:09.97 ID:Br/jh66Wo
-
滝壺 「ミストサウナ。ここだね」
番外個体 「お邪魔しまーす」ガチャ
絹旗 「」
黒夜 「」
結標 「あらあら……」
滝壺 「二人とも、大丈夫?」
絹旗 「はぅ……」
黒夜 「水……」
番外個体 「こりゃ脱水症状だね。とりあえず、さっさと外に出さないと」
滝壺 「むすじめ、お願いしていいかな」
結標 「緊急事態だし、小言は後にしておきましょうか」
フッ x2
番外個体 「どこやった?」
結標 「とりあえずすぐ外」
- 224 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/11/04(金) 23:44:17.24 ID:Br/jh66Wo
-
滝壺 「じゃ私たちも行こう」ガチャ
絹旗 「ゆ、床超冷たいです……」
黒夜 「もう寒いんだか熱いんだか分かんね……」
結標 「さっき使ってたプールサイドチェア空いてる?」
番外個体 「今なら平気」
結標 「じゃもう一回行くわよ」
フッ x2
滝壺 「みさわ、しらいを回収しといてくれない?」
結標 「白井さんは、私じゃ飛ばせないものね」
番外個体 「オッケー。じゃそっちはお願いね」
滝壺 「んーと、どうしよ。脱水症状って言ってたよね?」
結標 「まず現状を把握しないと」
滝壺 「そうだね。様子を見に行こう」
結標 「大事なければいいんだけどね」
- 225 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/11/04(金) 23:45:47.33 ID:Br/jh66Wo
-
絹旗 「はぁ……」
黒夜 「うぁ……」
滝壺 「二人とも、大丈夫?」
黒夜 「なんでもするから……水一杯だけ、もらえないか……」
結標 「水ぐらいいくらでも渡すわよ」
滝壺 「まず水分補給かな」
結標 「そうね。それもぬるめの方が負担にならなくていいかも」
滝壺 「じゃちょっと持ってくるよ」トテトテ
番外個体 「白井さん持ってきたよー」
白井 「」
結標 「なんで脇に抱えてるのよ……まるで狩りから戻ったアマゾネスね」
番外個体 「この方が持ちやすかったから」
結標 「とりあえず寝かせてあげて」
番外個体 「はいはいっと」ボスン
白井 「も、申し訳ございませんの……わたくしが着いていながら……」
- 226 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/11/04(金) 23:47:15.69 ID:Br/jh66Wo
-
結標 「ホントよ。ヤバイと思ったら問答無用で外に飛ばせばよかったのに」
白井 「ヤバイと思った時には……わたくし自身、もう手遅れでしたの」
番外個体 「11次元演算は複雑だからね。しょうがないしょうがない」
結標 「分からなくはないけどね」ハァ
滝壺 「水持ってきたよー」
番外個体 「ね、絹旗さん。水飲みたかったらさぁ、私のお願いきいてくれる?」
絹旗 「き、ききますから……水……」
結標 「こら」ベシッ
番外個体 「ふぎゃ」
滝壺 「自分で飲める? 口移ししよっか?」
結標 「滝壺さんも!」
絹旗 「平気……の、飲めます……」クピピピ
結標 「ちょっとずつね」
絹旗 「」プハー
滝壺 「こっちはくろよるの」ハイ
- 227 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/11/04(金) 23:48:56.37 ID:Br/jh66Wo
-
黒夜 「わ、悪い……」クピピピ
黒夜 「あー、こりゃ生き返る」プハー
番外個体 「ほら、白井さんも」
白井 「わたくしは水よりも……大きいお姉様のベーゼで目覚めを」
番外個体 「二人ともー、白井さん大丈夫だからほっといていいやー」
白井 「ごめんなさいぃぃぃぃ!」
番外個体 「ま、冗談を飛ばす余裕はあるってことだね」ハイ
白井 「うう、チャンスだと思いましたのに……」クピピピ
結標 「さて。3人ともどんな感じ?」
絹旗 「さっきよりは超マシになりました……」
黒夜 「いやー……引き際を誤ったな……」
白井 「少し休めば、どうにか」
滝壺 「無理はよくないよ?」
番外個体 「その結果がこれだもんね」ケラケラ
絹旗 「超すいませんでした……」
- 228 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/11/04(金) 23:49:37.56 ID:Br/jh66Wo
-
といったところで、今回はここまでです。
温泉パートもぼちぼち終了ですね。
次回投下は3日以内に。
お付き合い頂き、ありがとうございました。
- 229 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)(長屋)[sage]:2011/11/04(金) 23:50:14.04 ID:tkHqV4DVo
- 乙
絹旗と黒夜狩りに行ってくる - 264 : ◆8GNB4AEvC.[saga]:2011/11/07(月) 00:56:15.05 ID:78VWMlfTo
-
~脱衣所~
婚后 「熱くありませんか?」フゴォォォォ
フレメア 「大体平気」
ショチトル 「ドライヤーか……私は普段使わないな」
婚后 「髪はいいとして、地肌はある程度乾かした方がよろしいですわよ」
ショチトル 「乾燥させてはいけないのではないか?」
婚后 「濡れたままですと雑菌等繁殖しますし、長期的に見れば濡れたままのほうがかえって乾燥しますわ」
ショチトル 「なるほど」
打ち止め 「♪」フゴォォォォ
ショチトル (髪はまだ濡れてるのに、アホ毛が立っている)
ショチトル (これ引っ張ったらどうなるんだろう……あぁぁ、引っ張りたい)ウズウズ
打ち止め 「? どうしたの?」
ショチトル 「なんでもないぞ」
打ち止め 「ドライヤー使わないの?」
- 265 : ◆8GNB4AEvC.[saga]:2011/11/07(月) 00:58:04.93 ID:78VWMlfTo
-
ショチトル 「私はいい。ゆっくり使ってくれ」
打ち止め 「お姉ちゃんと同じだ。普段使わないんだよね」
ショチトル 「マスターも?」
打ち止め 「ほっときゃ乾くでしょ、って」
婚后 「使った方がメリットも多いですのに。はい、終わりました」
フレメア 「ありがとー」
婚后 「次はわたくしの番ですわね」
ショチトル 「それだけ長いと時間がかかるだろう」
婚后 「ええ。加えて焦がさないように気も使いませんと」
ショチトル 「焦げるのか!?」
婚后 「やりようによっては」
ショチトル 「まさか、お前の髪は焦げてこんな色に?」
打ち止め 「違うよ! 生まれつきだよ!」
婚后 「まあ。では元々そんなに明るい色で?」
打ち止め 「染めたりした覚えはないから、そうだよ」
- 266 : ◆8GNB4AEvC.[saga]:2011/11/07(月) 01:02:00.03 ID:78VWMlfTo
-
婚后 「ということは、ミサワさんも?」
打ち止め 「だと思う」
ショチトル 「この黒髪は天然物なのか? 靴墨とかで染めたのではなく」マジマジ
婚后 「正真正銘の天然物ですわよ。……というか、染めるにしても靴墨は使わないでしょう」フゴォォォ
打ち止め 「黒髪ロングってちょっと羨ましいかも」
ショチトル 「伸ばしてから、靴墨で染めればいいではないか」
婚后 「だから靴墨ではないと申しておりますでしょう!……あら?」
打ち止め 「どうしたの?」
婚后 「フレメアは?」
ショチトル 「……あれ?」キョロキョロ
<浜面ー!こっちまでジュース持ってきてー!
婚后 「フ、フレメア! ダメです!」
打ち止め 「待って! まだ服着てない!」ワタワタ
ショチトル 「というか入ってくるなー!」
- 267 : ◆8GNB4AEvC.[saga]:2011/11/07(月) 01:03:23.95 ID:78VWMlfTo
-
~その頃~
絹旗 「あー、まだ超ちょっと頭痛いですけど……戻りますか」
番外個体 「大丈夫なの?」
黒夜 「これ以上時間かけてもな……」
白井 「皆さんをお待たせする訳にもございませんし……」
滝壺 「うん、私もそろそろ肌寒くなってきた」
結標 「このままじゃ共倒れだものね」
絹旗 「みなさんは?」
番外個体 「婚后さんとショチトルはさっき上がった。チビ二人も一緒」
結標 「それにしても。3人して何やってるのよ」
白井 「え? わたくしも?」
絹旗 「いや、まあ、その……」
黒夜 「熱くなっちゃったというか。サウナだけに」
結標 「……はあ」
- 268 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/11/07(月) 01:04:42.35 ID:78VWMlfTo
-
黒夜 「なんか、おっきい溜息って暴言より精神的ダメージ大きいな」
滝壺 「倒れるまでやっちゃダメ」
番外個体 「もし白井さんも倒れてたら、発見が遅れたんだから」
絹旗 「超すいませんでした」
黒夜 「チッ、反省してまーす」
番外個体 「してねーだろ」グリグリ
黒夜 「いてててて!! 違うんだよ、マスター!!」
番外個体 「何が違うの?」
黒夜 「元はと言えば、イチゴ牛乳に釣られた絹旗ちゃんが」
絹旗 「なんでそこで私なんですか!」
黒夜 「そりゃ言い出したのは私の可能性もあるけどさ、絹旗ちゃんだってノリノリだっただろ?」
絹旗 「可能性もあるってなんですが。超満場一致であなたですよ」
結標 「貴女達ね」
絹旗黒夜 「「だってこいつが!」」ビシィ
結標 「はいはい、こういう時は両成敗ね」ヒュッ
- 269 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/11/07(月) 01:06:28.49 ID:78VWMlfTo
-
スコーン スコーン
絹旗 「いっつぁ……」ジンジン
黒夜 「頭が痛いってのに……」ジンジン
番外個体 「おー。誰の仕業なのか皆目見当つかないけど、上から金ダライが降ってきた」
滝壺 「両成敗? 三方一両損じゃなくていいの?」
白井 「滝壺さんひどいですのぉぉ!」
結標 「この場合の三方一両損だと、私が損するじゃない……さて、戻りましょうか。みんな待たせちゃってるしね」
番外個体 「海原さんとかとっくに出てんじゃないの?」
結標 「あいつはいいわよ、待たせといて」
滝壺 「他の二人も出てると思う。はまづらもお風呂早いし」
番外個体 「あー、そういやうちの人も早いな」
絹旗 「逆に向こうは"何に時間かかってるんだ"とか話してそうですね」
白井 「絹旗さんも普段は早めではないですか」
絹旗 「たしか、黒夜はもっと早いハズですよ」
- 270 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/11/07(月) 01:08:00.86 ID:78VWMlfTo
-
番外個体 「へー、そうなの?」
黒夜 「風呂? まあ、5分ぐらいじゃない?」
結標 「5分で何ができるのよ」ガラッ
ショチトル 「む、出てきたか」
婚后 「ずいぶんゆっくりされてましたわね」
打ち止め 「」クピクピ
結標 「ゴメンね、ちょーーっとだけトラブっちゃって」
番外個体 「ね、それどうしたの?」
打ち止め 「お姉ちゃんが買ってくれた」
番外個体 「ゴメン、わざわざ」
婚后 「今度お店に伺ったときに返してくださいな」クスクス
滝壺 「あれ? フレメアも一緒じゃなかった?」
打ち止め 「浜面のところに行ったよ」
白井 「やはり男性陣はもう出ておられますのね」
絹旗 「超しょうがないですよ。私たち、かなり長居してましたし」
- 271 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/11/07(月) 01:09:29.43 ID:78VWMlfTo
-
結標 「ちょっと髪乾かしてくる」
黒夜 「あ、私も行く。濡れたまんまじゃ気持ち悪ぃ」
白井 「というか、みなさん乾かすのでは?」
絹旗 「私は……さっき休んでる間に超半分乾いちゃったし、どうしましょ」
滝壺 「もう夜は冷えるし、乾かさないと風邪ひくかもよ?」
番外個体 「」ゴシゴシ
結標 「貴女は?」
番外個体 「ん? ほっときゃ乾くでしょ」
結標 「ダーメ。ほら、来なさい」ガシッ
番外個体 「えっ、ちょっと」ズルズル
打ち止め 「ね? 言ったでしょ?」
婚后 「一言一句そのままでしたわね」
ショチトル (私も乾かした方がよかったのかな……?)
:
:
:
- 272 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/11/07(月) 01:10:59.63 ID:78VWMlfTo
-
番外個体 「はー、なんか眠くなってきた」パチン
白井 「大きいお姉様、白い肌と黒い下着のコントラストが素晴らしいですの!」ピローン
番外個体 「何撮ってんだー!!」ピシャーン
白井 「あ、あー! わたくしの携帯がぁ!」
絹旗 「爆発したのが白井さんじゃなくて携帯のほうで超良かったですね」
婚后 「しかし黒とは、大人っぽいですわね」
番外個体 「白井さんには負けるさ」
結標 「なんなの、この布の切れ端」
ショチトル 「面積が少なすぎだろう」
黒夜 「すごい趣味だな……」
白井 「わたくしは着心地重視ですので」フンス
絹旗 「いつも見せられる私の身にもなってください……」
滝壺 「むすじめも、派手な方だと思う」
婚后 「こちらは赤ですか」マジマジ
結標 「ジロジロみないでよ」
- 273 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/11/07(月) 01:12:21.14 ID:78VWMlfTo
-
番外個体 「そりゃアレだ。勝負下着だから」
結標 「違うわよ、バカ」ピコッ
番外個体 「いたっ」
ショチトル 「マスター。義姉さんが気合いを入れるときはサラシだ」
結標 「」ブフッ
白井 「そう言えば、いつぞやそんな格好もしておられましたわね……外で」
打ち止め 「サラシって?」
滝壺 「布をぐるぐる巻いただけ」
番外個体 「なるほど。これであわきん露出狂説が真実味を」
結標 「違うって何百回言わせるのよ」ピコッ
番外個体 「いて。だからすぐ叩くなっての!」
黒夜 「で。それに比べて、今日の絹旗ちゃんは縞々か。色気のカケラもねぇな」
絹旗 「超ほっといてもらえますか」
黒夜 「ていうか、絹旗ちゃんブラいらないだろ」
絹旗 「あっ、あなたには言われたくないですよ!」
- 274 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/11/07(月) 01:13:53.45 ID:78VWMlfTo
-
婚后 「まあまあ。どんなに小さかろうが必要ですわよ」
絹旗 「婚后さん、フォローしたつもりがフォローに超なってないです!」
白井 「大きさ関わらずつけてないと。色々困りますわよ」
黒夜 「たとえば?」
白井 「水に濡れたときに透けて見えるとか」
婚后 「限定されたシチュエーションですわね」
打ち止め 「……ね、私もブラ付けたほうがいいのかな」
ショチトル 「私に聞くか。そうだな……どう思う?」
滝壺 「そうだね。もうすぐ必要になるのかも」
打ち止め 「もうすぐ……」
滝壺 「私も、みさわ妹の歳ぐらいから付け始めたし」
ショチトル 「そうなのか」
滝壺 「うん。した方がいいって言われたから」
打ち止め 「フレメアは?」
滝壺 「フレメアはまだ」
- 275 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/11/07(月) 01:15:43.03 ID:78VWMlfTo
-
番外個体 「なーに心配してんだか」ケラケラ
打ち止め 「」ムー
ショチトル 「マスターの姿が、そのままこの子の将来の姿とはなりえないか? 顔そっくりだし」
滝壺 「どうかな。胸の大きさは後天的要素の方が大きいって言うし」
打ち止め (お母様はおっきい。お姉様は可哀想。ミサカはどうなるんだろ?)
番外個体 「ま、牛乳でも飲んでおくことだね。ところで」
滝壺 「?」
番外個体 「みんなしてマッサージチェアに座ってるのに、ショチトルはなんで動かしてないの?」
ショチトル 「マッサージチェア? 私が座ってるこれのことか?」
番外個体 「うん」
滝壺 「使ってみなよ。気持ちいいから」
打ち止め 「さっき私が動かしたら、後頭部ボコボコされた」プンスコ
番外個体 「身長が足りてないっての」
ショチトル 「椅子をマッサージするのか?」
番外個体 「逆だよ、逆。椅子がマッサージしてくれるんだよ」
- 276 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/11/07(月) 01:17:54.93 ID:78VWMlfTo
-
ショチトル 「賢い椅子だな」
番外個体 「やってみる?」
ショチトル 「どうすればいいんだ?」
番外個体 「これこれ、このスイッチだね。んーと、範囲は全身。強さは……」ピッピッ
ショチトル 「? 何か動き出しああああああああああ!? な、なにこれ!? なにこれ!?」
番外個体 「ほらほら、立っちゃダメ」グイ
ショチトル 「ま、待って! これは、これはムリ! 背中殴られてる!」
番外個体 「最初は痛いんだよ。でもね、だんだんと」
結標 「何やってるのよ!」スパーン
番外個体 「ふぎゃ」
滝壺 「あ、おかえり」
打ち止め 「マッサージチェア体験中だよ」
結標 「そういうこと……強さが"オラオラ"になってるじゃない。せめて一段階下の"最強"にしなさいよ」ピッ
ショチトル 「あ、これなら……あ、あっ……」
結標 「終わったら代わってね」
- 277 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/11/07(月) 01:20:04.60 ID:78VWMlfTo
-
~しばらくして~
絹旗 「忘れ物はないですかー」
黒夜 「私がずっと昔、どこかに置き忘れてきた何かを」
絹旗 「はいはい」
番外個体 「フレメアはもう外だっけ?」
滝壺 「うん。浜面のところにいったって」
結標 「フレメアって、ホント浜面くんに懐いてるわね」
滝壺 「はまづらは子供に好かれるから」フンス
婚后 「これも才能なのでしょうね。存外、その道に進むのも有りなのでは?」
結標 「そしたら私と被っちゃう」
打ち止め 「浜面は、大きいけど怖いって感じがしないよね」
ショチトル 「怖さだったら白い人の方が勝ってるだろうな」
番外個体 「言ってあげないでよ。本人も最近気にし始めてるから」
白井 「せめてご本人に、そのままでいいと言ってあげてくださいまし」
- 278 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/11/07(月) 01:22:16.55 ID:78VWMlfTo
-
絹旗 「さて、みなさんどちらでしょ」
打ち止め 「あ、フレメアはっけーん」トテテテ
浜面 「お、出てきたか」
フレメア 「」ウトウト
ショチトル 「眠そうだな」
滝壺 「ありゃ。さすがに疲れちゃったのかな」
一方通行 「おっせェな。何してやがったンだ」
海原 「まあまあ。そう言わずに。僕らが早すぎたんですよ」
結標 「どれぐらい待ってた?」
一方通行 「たっぷりsムグッ」
海原 「さあ。時計を見てませんでしたので」
番外個体 「ゴメンねー、ゆっくりしちゃってた」
黒夜 「この後はどうするんだ?」
婚后 「まずは一息つきましょう。休みつつ考えればよろしいですわ」
白井 「そうですの。喉も渇きましたし」
- 279 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/11/07(月) 01:22:50.45 ID:78VWMlfTo
-
といったところで、今回はここまでです。
登場人物の多さから、当初予定よりも随分長くなりましたが、
あと1~2回で #5 も終わる予定です。
次回投下は3日以内に。
お付き合い頂き、ありがとうございました。
- 280 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)(北陸地方)[sage]:2011/11/07(月) 01:24:23.44 ID:LpZ6Vs6Eo
- 乙
オラオラでクソワロタww - 307 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/11/10(木) 01:01:41.01 ID:BsFmgCPHo
-
絹旗 「あー、やっぱこれです」
黒夜 「加糖カフェオレ? なんだよ、これ」
白井 「絹旗さんは寮でもそればかりですの」
絹旗 「いいじゃないですか。超好きで飲んでるんですから」
婚后 「名前からしてすごく甘そうですわね」
ショチトル 「うちの店で出している絹旗さん専用メニューはこんなものではないぞ」
番外個体 「あ、モアイブレンドだね。ありゃ私もムリ」ケラケラ
絹旗 「ほっといてくださいよ……あ、そうだ。この間のですね」
番外個体 「ん?」
絹旗 「試作品の砂糖菓子ありましたよね? あの白い棒切れ。あれ超おいしかったのでメニューにしてください」
ショチトル 「本気か?」
番外個体 「あれ、試作品と偽ったイタズラグッズだったんだけど」
絹旗 「」
黒夜 「食べちゃマズイもんだったのか?」
ショチトル 「人体に害はないハズだ」
- 308 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/11/10(木) 01:03:25.90 ID:BsFmgCPHo
-
婚后 「一体何をお出しに?」
番外個体 「引き出しの奥に忘れ去られてた、賞味期限直前の固まりかけたスティックシュガー」
白井 「砂糖菓子ではなく、砂糖そのものでしたのね」
絹旗 「超ヒドイです!」
番外個体 「大丈夫だよ。絹旗さん以外には一切出してないから」
絹旗 「尚のこと超ヒドイです!」ムキー
黒夜 「つまり絹旗ちゃんは角砂糖かじかじして喜んでたワケだ」ケラケラ
番外個体 「いや、さすがに気付くと思ったんだもん」チビチビ
一方通行 「アリか、オマエは」チビチビ
結標 「なんで貴方達はここまで来て缶コーヒーなのよ」
一方通行 「好きで飲ンでるンだ。ほっといてもらおうか」
打ち止め 「」クピクピ
浜面 「小さい方の姐さんまでコーヒー牛乳か。このカフェイン一家め」
フレメア 「」カックンカックン
海原 「フレメアさん、大丈夫ですか?」
- 309 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/11/10(木) 01:04:25.06 ID:BsFmgCPHo
-
フレメア 「にゃ」
海原 「?」
浜面 「気にするな。フレメア語だ」
フレメア 「にゃー、にゃ、にゃにゃー」
海原 「??」
滝壺 「大体お腹空いたって」
浜面 「なんで分かんだよ」
黒夜 「腹か。そういえば私も減ったな」
滝壺 「じゃご飯食べに行く? 今何時?」
絹旗 「そういえば何時でしょうね。お風呂出てから超ゆっくりしちゃってますけど」
浜面 「そーね、大体」
海原 「19時過ぎですね」
浜面 「おい」
結標 「んー……どうかしら」
番外個体 「はいはい、淡希は体重が気になるんだね」
- 310 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/11/10(木) 01:06:01.41 ID:BsFmgCPHo
-
結標 「そうじゃなくて!」
絹旗 「何かあるんですか?」
結標 「予約もなしに、これだけの人数が座れるお店ってある?」
婚后 「言われてみれば……厳しいかもしれませんわね」
白井 「まず人数は……13人?」
一方通行 「時間帯もあるし、簡単にゃいかねェな」
海原 「世の中の皆さんも夕餉の時刻でしょうからね」
浜面 「ハンバーガーでも買って、外の公園で食えばいいじゃねぇか」
結標 「イヤよ、寒いもの」
番外個体 「寒そうな格好してるからだよ」
結標 「さっきから一言多いのよ!」ピコッ
番外個体 「いたっ」
打ち止め 「結局どうするの?」
白井 「どうしましょうか」
絹旗 「んー、時間も考えるとそろそろ帰った方がいいかもしれませんね」
- 311 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/11/10(木) 01:07:27.12 ID:BsFmgCPHo
-
ショチトル 「私たちはバスだったな。最終便は何時なんだ?」
海原 「……すみません、それは確認が漏れていました」
結標 「これはどっちみち長居できそうにないわね」
婚后 「まあまあ。当初の目的は果たしたのですし、よいではないですか」
黒夜 「目的ってなんかあったっけ」
絹旗 「超温泉ですよ」
浜面 「たっぷり遊んで、温泉も堪能して。まずは満足だろ」
フレメア 「にゃ」
絹旗 「でもまあ、折角来たんですし。もうちょい超ゆっくりしましょうか」クピクピ
婚后 「門限は大丈夫なのですか?」
番外個体 「そうだね。常盤台の寮って門限あるでしょ?」
絹旗 「大丈夫ですよ。夜間外出申請出してますよね?」
白井 「? いえ、存じませんが」
絹旗 「あれ?」
白井 「絹旗さんが提出なさっているのでは?」
- 312 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/11/10(木) 01:09:12.40 ID:BsFmgCPHo
-
絹旗 「白井さんがやってくれてると思って、出してませんよ?」
白井 「頼まれた覚えはございませんし、絹旗さんが準備はしとくと仰ったから出したものだと」
絹旗 「……」
白井 「……」
絹旗白井 「「ぎにゃぁぁぁぁ!」」
ショチトル 「門限とやらは何時なんだ?」
婚后 「20時20分ですわね」
黒夜 「よーし、今夜はオールナイトニッポンだ!」ガシッ
絹旗 「超ムリですってば! 今の話聞いてたでしょう!」
黒夜 「聞いてたよ? それを踏まえて提案してるんじゃん」
絹旗 「超くたばりやがれ」
白井 「こ、ここ、これはマズイですの」
一方通行 「……なァ、こいつら何に怯えてンだ」
海原 「常盤台の番人でしょう」
結標 「ああ、音に聞く"鬼の寮監"ね」
- 313 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/11/10(木) 01:10:49.30 ID:BsFmgCPHo
-
婚后 「寮監によって身に刻まれた恐怖は、生涯消えることはございませんわ」gkbr
浜面 「お嬢、大丈夫か? 顔真っ青だぞ」
婚后 「だ、大丈夫です」
滝壺 「もしかして、そろそろ出ないと厳しいかな」
白井 「そうですわね。今ならまだ」
番外個体 「えー、帰っちゃうのー?」ヒシッ
白井 「ぱ」
番外個体 「ねー、もっと遊んでいこうよ、黒子ぉ」
白井 「こ、これは究極の選択ですの……あぁぁぁ、どうすれば」
悪魔 (これは千載一遇のチャンス! 逃す手はございませんの!)
天使 (大きいお姉様のお誘いを無碍になぞできませんの! これは受けるしかありませんの!)
打ち止め (葛藤、ってこういうことを言うのかな)
結標 「はいはい、からかうのも程々にしておきなさい」
黒夜番外 「「反省してまーす」」
海原 「さっきも話した通り、この人数が入れる飲食店もなさそうですし。お二人の時間もありますし」
- 314 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/11/10(木) 01:12:17.48 ID:BsFmgCPHo
-
浜面 「ここいらで帰るのが妥当っぽいな」
フレメア 「にゃ」
絹旗 「ほら、白井さん。夢から覚めてくださいよ」
白井 「短い夢でしたの……」
黒夜 「人の夢と書いてナントカってヤツだな」ケラケラ
番外個体 「やりすぎたかな?」テヘ
打ち止め 「次からはちょこっと自重すべきだと思うな」
結標 「じゃ、そろそろ引き上げるとしましょうか」
滝壺 「はまづら。フレメアをお願い」
浜面 「はいはいっと」ヨイショ
フレメア 「ふにゃ」ウトウト
打ち止め 「」ジー...
番外個体 「……どうする?」
一方通行 「ヨソはヨソ、ウチはウチだろ」
打ち止め 「ケーチー!」
- 315 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/11/10(木) 01:13:27.56 ID:BsFmgCPHo
-
ショチトル 「マスターは手厳しいな」
海原 「では僭越ながら僕が」
結標 「人様の家の教育方針に口を出すのはやめなさい」グイ
海原 「いたたたた!」
黒夜 「何やってんだよ、行こうぜ」
絹旗 「そうですね。遅れると寮監に……あぅ」gkbr
白井 「絹旗さん! お気をしっかり!」
婚后 (どれだけ痛めつけられたのやら……)
黒夜 「あ、私と絹旗ちゃんはこの後朝までカラオケなんで」
絹旗 「超イーヤーでーす!」
黒夜 「なんだよ、つれないなぁ。夜は楽しむもんだろ?」
白井 「夜は寝るものですの」
絹旗 (最近あまり寝てないくせに……)
婚后 「ほら、置いてかれますわよ。早く参りましょう」
絹白黒 「「「」」」トテテテ
- 316 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/11/10(木) 01:14:46.29 ID:BsFmgCPHo
-
~同日 スパリゾート安泰泉 入り口~
番外個体 「さ、て。それじゃ私たちは」
浜面 「ちょぉーーっと待ったぁ!」ドドン
番外個体 「何さ」
浜面 「ここまで車持ってきた方がいいだろ? お互い、小さいのが限界っぽいぜ」
フレメア 「」スピー
打ち止め 「むー」ゴシゴシ
一方通行 「オイ、目こすンな」
番外個体 「一理あるかな」
浜面 「という訳だ。滝壺、フレメアを受け取ってくれ」
滝壺 「確かに受け取りました」ヨイショ
番外個体 「じゃ、ちょっと行ってくるよ」
一方通行 「急いでぶつけたりすンじゃねェぞ」
浜面 「大丈夫だって」
- 317 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/11/10(木) 01:16:41.69 ID:BsFmgCPHo
-
<うーん、さすがに夜は冷えるね。
<もう12月も間近だもんな。
ショチトル 「私たちはバスだったな」
結標 「そうね。乗せてもらうのも悪いし、そもそも人数的に無理だろうし」
海原 「まあ、バスでゆったり帰るとしましょう」
絹旗 「そういえば、黒夜はこのバスで帰れるんですか?」
黒夜 「どこに止まんの?」
婚后 「第18学区と第7学区のターミナル駅ですわね」
黒夜 「あ、なら大丈夫。家はその二学区の境目だから」
絹旗 「えー、もっと遠くに住んでてくださいよ。第10学区とか」
白井 「第10学区に居住区ってありましたかしら……」
婚后 「刑務所と発電所と墓地しかないような……」
黒夜 「住むとこないじゃん」
絹旗 「刑務所とか」 - 318 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/11/10(木) 01:19:05.63 ID:BsFmgCPHo
-
黒夜 「私が何したっつうんだよ」
白井 「細かいことは色々やらかしてますの」ハァ
結標 「歳とってから黒歴史化するわよ、そういうのって」
白井 「結標さんが言うと説得力がすげぇですの」
結標 「な、なによ。貴方だってそう思うでしょ?」
一方通行 「俺にふるな」
ショチトル 「二人とも、何かやらかしたのか?」
海原 「若い頃はヤンチャだった、とかそういう類の話ですよ」
結標 「まだそんな歳でもないわよ!」
一方通行 (居づれェ話題だな……)
打ち止め 「」ウトウト
滝壺 「はまづらは今もやんちゃかも」
絹旗 「超浜面ですし。20年経ってもあのままっぽいです」
婚后 「殿方は少年の心を忘れないと申しますわね」クスクス
滝壺 「それがはまづらの魅力の一つだから」フンス
- 319 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/11/10(木) 01:20:50.86 ID:BsFmgCPHo
-
<プップー
黒夜 「おい、車来たけど。誰んとこ?」
絹旗 「あの超赤い車ですか。あれなんかミサワさんっぽいです」
滝壺 「違うよ。あれ、はまづら」
<キキー
浜面 「よ、おまちどう」
黒夜 「FDとか、似合わねー」
浜面 「うるせえやい! ほっとけ!」
白井 「あ、フレメアは後ろですか?」
滝壺 「ゴメン、お願い」
フレメア 「にゃ」スピー
ショチトル 「この車、後部座席あるのか? そうは見えないが」
婚后 「オマケ程度ですが、きちんとございますわよ」
- 320 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/11/10(木) 01:23:24.36 ID:BsFmgCPHo
-
結標 「あ、そっちのも来たみたいよ」
白井 「あの黒い車が?」
<キキー バタン
番外個体 「げ。先越されちゃったかー」
黒夜 「このランクルってマスターの?」
一方通行 「あァ。オイ、クソガキ。寒いから乗っとけ」
打ち止め 「ふぁーい……」ヨジヨジ
婚后 「……こう言ってはなんですが、逆ではないのですか?」
絹旗 「私もそれ超思いました。浜面が真っ赤なスポーツカーって何の冗談ですか」
浜面 「いいじゃねぇか、別に!」
結標 「でも浜面くんの車、見栄えいいわね。これでお迎えに来られたら誰でも落ちちゃうんじゃない?」
海原 「え、あの」
結標 「焦らないでよ。たとえ話でしょ」
海原 「驚かせないでくださいよ」
- 321 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/11/10(木) 01:25:17.52 ID:BsFmgCPHo
-
滝壺 「じゃ、一足お先だけど」
絹旗 「浜面が寝ないように超見張っててくださいね」
浜面 「大丈夫だって。BLACKBLACK買ってあるから」
白井 「お二人とも、くれぐれも安全運転でお願いしますの」
番外個体 「任せといて」フンス
黒夜 「マスター、今度行くから絹旗ちゃんも食べた試作品、私にも味見させてくれな」
絹旗 「忘れてくださいよ!」ムキー
海原 「道中お気をつけて」
一方通行 「あァ」
結標 「……やっぱ車便利そうね。私も免許考えないと」
ショチトル 「二人とも、気を付けて」
浜面 「お前らも風邪ひかないようにな。夜は冷えるしな」
番外個体 「じゃ、また今度ねー」ノシ
<ブロロロロ
- 322 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/11/10(木) 01:26:19.97 ID:BsFmgCPHo
-
絹旗 「……ミサワさん、大丈夫なんですかね」
白井 「早速といいますか、蛇行運転をしておられますが」
黒夜 「違ぇよ。あれ前の車あおってんだよ」
海原 「前と言うと、浜面さんの車ですね」
結標 「何やってるんだか」ハァ
婚后 「第一位様の怒り声が脳内再生されますわね」クスクス
ショチトル 「なあ、シャトルバスはあれでいいのか?」
絹旗 「お、こっちも超来たようですね」
<キキー プシュー
<オノリニナッテオマチクダサイ
婚后 「さ、わたくしたちも乗り込むといたしましょう」
結標 「後は乗ってのんびりしてるだけね」
海原 「そういう点では自家用車より楽ですね」
ショチトル (あ、いけない。マスターに明日の予定を聞くの忘れてた)
- 323 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/11/10(木) 01:28:56.82 ID:BsFmgCPHo
-
~数十分後 第7学区 とある駅前~
黒夜 「お嬢は途中で降りちまったんだな」
絹旗 「家は第18学区ですから。行きは私たちに合わせてここまで来てくれましたけど」
白井 「」ズーン
絹旗 「で、超爆睡してて見送れなかったと」
白井 「わたくしとしたことが……」
海原 「不可抗力ですよ。お疲れだったのでしょう?」
絹旗 (白井さんに超リフレッシュしてもらうのが今回の主目的の一つだったんですが……)
結標 「じゃあ、私たちは向こうだから」
ショチトル 「3人とも、帰り道に気を付けて」
白井 「ええ。そちらも、といっても最強のテレポーターがいるのですし、心配はいりませんか」
結標 「そっちだってLEVEL4ばかり3人じゃない」クスクス
絹旗 「まあ、そこいらのチンピラだったら何もしなくても超自滅してくれますけども」
黒夜 「絹旗ちゃん、かっこいーー」ケラケラ
- 324 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/11/10(木) 01:30:18.32 ID:BsFmgCPHo
-
結標 「ま、用心するに越したことはないわね」
海原 「一応、小柄なJCばかりなのですし」
ショチトル (JCって……)
結標 「じゃ、またその内にね」
白井 「ええ。お気をつけて」
<そういえば、夕食はどうするつもりなんだ?
<帰ってから作ってあげるわよ
<えっ
<えっ
<……何よ
黒夜 「……よし。じゃ私も消えるとするか」
絹旗 「タクシーでも使うんですか?」
黒夜 「いんや」
白井 「では徒歩で?」
黒夜 「さすがにハラ減ってるしな。ラーメンか牛丼でも食べて帰るさ」
絹旗 「ああ、だからですか」
- 325 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/11/10(木) 01:31:37.21 ID:BsFmgCPHo
-
黒夜 「今日はありがとな。色々楽しかったよ」
絹旗 「うわ。黒夜がきちんとお礼を言うなんて」
白井 「絹旗さん、挑発するような言動は慎んでくださいまし」
黒夜 「私は言うときは言うぜ?」
絹旗 「確かに超ズバズバ言いますよね」
白井 「常に本音ということですの」
黒夜 「ま、そういうこった」
絹旗 「じゃ私たち向こうですので」
白井 「ここで失礼致しますの」
黒夜 「せいぜい寮監とやらに絞められないようにな」ニヨニヨ
絹旗白井 「「あ」」
絹旗 「も、もしかして超ヤバくないですか!?」
白井 「あぁぁ、マズいですの! もうギリギリですの!」
絹旗 「じゃ、じゃ、黒夜、超また明日!」トタタタ
白井 「バタバタしてて申し訳ございませんの!」トタタタ
黒夜 「……走らなくても。白井ちゃんがテレポすればいいのにな」
- 326 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/11/10(木) 01:33:09.55 ID:BsFmgCPHo
-
~同日 第7学区 常盤台新寮 301号室~
<ガチャ
絹旗 「はー、超ギリギリでしたね」
白井 「危なかったですの……」
ユリコ 「( ・ω・)」フモー
リック 「」スピー
絹旗 「あ、ユリコ。超ただいまです」
テスラ 「」ドタタタ
アスカ 「」ドタタタ
絹旗 「ちょ、テスラ! 待ってください! 登らないでください! いたたた!」
白井 「アスカ、遅くなってしまって申し訳ございません」ヒョイ
絹旗 「結局頭の上ですか……」
テスラ 「」フンス
絹旗 「はー、それにしても帰ってきたらどっと疲れが」
白井 「絹旗さん。一息つく前に最後の一仕事ですの」
- 327 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/11/10(木) 01:34:28.42 ID:BsFmgCPHo
-
絹旗 「えー、なんですか」
白井 「洗濯する物はまとめておきませんと」
絹旗 「それはほっとくわけにもいきませんか……」ゴソゴソ
白井 「」ゴソゴソ
絹旗 「……あの。疲れは、少しでも取れましたか?」
白井 「え? ええ」
絹旗 「超よかったです。それを聞いて安心しました」
白井 「いい具合にリフレッシュできましたの。絹旗さんにはいくら感謝しても足りませんわね」
絹旗 「よしてくださいよ」
白井 「もし絹旗さんに何かあれば、今度はわたくしがお助けする番ですの」
絹旗 「じゃ、私が超ピンチに陥ったときはお願いしますね」
白井 「ええ、約束ですの。門限破りとノート写し以外ならなんでもお受けいたします」
絹旗 「いやいやいや、その二つが超重要なんじゃないですか!」
白井 「そこはご自分でどうにかなさってくださいまし」
絹旗 「えー、私たちの仲じゃないですか」
白井 「親しき仲だからこそ、きっちりすべきところもございますの」
絹旗 「超ケーチーでーすー」
白井 「これは同室のパートナーとしての厳しさであり優しさですの」クスクス
- 328 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/11/10(木) 01:35:38.95 ID:BsFmgCPHo
-
といったところで、今回はここまで。#5 も今回をもって終了です。
今回は登場人物の多さから、そもそものコンセプトである
「LEVEL4を集めたら」を忘れそうになりましたが。
次回からは絹&黒を中心としてLEVEL4(+1)が活躍するお話となります。
次回投下は3日以内に。
お付き合い頂き、ありがとうございました。
- 329 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)(長屋)[sage]:2011/11/10(木) 01:38:40.90 ID:U//0BNCHo
- 乙!
海原が遊ばれてるなwwww - 330 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)(関西・北陸)[sage]:2011/11/10(木) 01:40:19.90 ID:gKWBxCqAO
- 乙ですー。
焦る海原とたしなめるあわきんに萌えた。 - 331 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)(山梨県)[sage]:2011/11/10(木) 01:42:49.17 ID:JZb3vjMA0
- 乙
久しぶりにユリコ達が見られて幸せ - 336 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)(大阪府)[sage]:2011/11/11(金) 03:19:25.97 ID:eLT893ngo
- なぁなぁ
…また同居させてみないかい? - 338 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)(関東)[sage]:2011/11/11(金) 11:10:06.07 ID:T0EfBpjAO
- 妹たちが三人だけで集まってぶっちゃけトークするとか見たいな…
…話題は保護者達からブラまで?← - 344 : ◆8GNB4AEvC.[saga]:2011/11/12(土) 01:44:09.81 ID:RxPbIjSio
-
>>336
ここまで来ると難しいかもしれません。
>>338
>>1も見たいです。
それでは、始めさせて頂きます。
今日からは#6。因縁の窒素対決です。
- 345 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/11/12(土) 01:44:57.52 ID:RxPbIjSio
-
――#6 きぬくろ七番勝負!
- 346 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/11/12(土) 01:45:49.01 ID:RxPbIjSio
-
~11月下旬 第7学区 隠れ家的喫茶店~
ショチトル 「またどうぞー」
<カランカラン♪
ショチトル 「……近頃、殆どの客がホットを頼むな」
番外個体 「本格的に寒くなってきたからねー」ジャブジャブカチャカチャ
ショチトル 「もう12月になるのか。早いものだ……あ、そういえば」
番外個体 「ん?」フキフキ
ショチトル 「年末年始はどうするつもりなんだ?」
番外個体 「去年休みだったし、今年もそうしよっか」
ショチトル 「了解した」
番外個体 「年末年始ぐらいゆっくりしたっていいっしょ。どうせ客も来ないだろうし」
ショチトル 「そういうものなのか」
番外個体 「学園都市だしね。実家に帰る人がたくさんいるんじゃないかな」
- 347 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/11/12(土) 01:47:23.90 ID:RxPbIjSio
-
ショチトル 「マスターも?」
番外個体 「私は帰らないよ。他の人はどうするんだろうね」
ショチトル 「義姉さんは……聞いてみないと分からないな」
番外個体 「聞いとくといいよ。年末年始の予定もあるだろうし」
ショチトル 「帰ったら聞いてみるとしよう」
<カランカラン♪
ショチトル 「いらっしゃいませー」
黒夜 「いらっしゃいましたー」
絹旗 「超斬新な返しですね」
番外個体 「ありゃ。二人してどうしたの? デート?」
絹旗 「なんでですか!」
黒夜 「やん、そう見える?」
絹旗 「いや、あなたも否定してくださいよ」
ショチトル 「注文」
- 348 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/11/12(土) 01:48:56.92 ID:RxPbIjSio
-
絹旗 「いつもので」
黒夜 「アップルティーホット」
番外個体 「はいよー」カチャカチャ
ショチトル 「この時間ということは学校帰りか」
絹旗 「ええ、まあ」
黒夜 「私はそれに合わせて出てきた」
番外個体 「白井さんは一緒じゃないんだね」
絹旗 「超お仕事です」
ショチトル 「治安維持機関だったか。大変だな」
黒夜 「なんかすげぇかっこいい言い方だな」
番外個体 「はい、お待ちどうさま。……あのさ」
黒夜 「どうした?」ズズ...
番外個体 「寒くないの?」
ショチトル 「ヘソ出しタンクトップは、見てるこっちが寒くなりそうだ」
黒夜 「全然平気」
- 349 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/11/12(土) 01:50:16.82 ID:RxPbIjSio
-
絹旗 「もっと言ってやってくださいよ」
番外個体 「絹旗さんもだよ」
絹旗 「え? なんで?」
番外個体 「んな生脚ほぼ全部さらしてるクセに何を言うか」
黒夜 「常盤台の制服とか、ただでさえミニスカなのに更に詰めてるんだもんな」
ショチトル 「よくスカートの中身が見えないものだ」
絹旗 「そこはそれ、角度が超計算され尽くしてますから」フンス
ショチトル 「私には難しいな」
絹旗 「逆に二人がショートパンツとかスカートとか穿いてるの、見たことないです」
黒夜 「そういえば、マスターは真夏でもレザーパンツとかだったな」
番外個体 「バイト時代からそうだけど、ここで働く以上、ある程度落ち着いた格好じゃないとね」
ショチトル 「私もそう教育された」
番外個体 「だから持ってる服もそんなんばっかだから、私生活でも必然的にそうなるよ」
絹旗 「超なるほど」
黒夜 「ま、二人はそういう格好のが似合うし、丁度いいのかもな」
- 350 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/11/12(土) 01:51:50.16 ID:RxPbIjSio
-
~しばらくして~
<カランカラン♪
ショチトル 「いらっしゃいませー」
滝壺 「いらっしゃいました」
番外個体 「あ、滝壺さん」
絹旗 「あ、やっと来ましたか」
ショチトル 「?」
黒夜 「私と絹旗ちゃん、今日呼ばれてここに来たんだよ」
番外個体 「あ、そうだったの?」
滝壺 「うん、二人に話があって」
ショチトル 「ご注文は?」
滝壺 「緑茶、熱いの」
番外個体 「はいはーい」
- 351 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/11/12(土) 01:53:16.03 ID:RxPbIjSio
-
絹旗 「で、話ってなんですか?」
滝壺 「この間、温泉で話した計画を発動しようと思う」
黒夜 「計画?」
滝壺 「題して、きぬくろ七番勝負」ドン
絹旗 「……あれ本気だったんですか!」
黒夜 「え、なにそれ。面白そうじゃん」
滝壺 「きぬはたとくろよるで完全に決着をつける。そしたら後は勝負しないで仲良くするだけ」
絹旗 「つまり、会う度に能力バトルとか格ゲー勝負を吹っ掛けるあなたを超どうにかしようってことです」
黒夜 「なるほどなるほど、なるほど。絹旗ちゃんと決着か……」
絹旗 「でも七番て。何やるんですか?」
滝壺 「それはみんなが考えてくる」
黒夜 「みんなって、まさか……」
番外個体 「私も一枚噛んでるよん」ニヨニヨ
滝壺 「勝負の立会人が私を含めて7人。勝負の内容は立会人が考える」
絹旗 「よくみんなの協力を取り付けましたね……」
- 352 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/11/12(土) 01:54:25.43 ID:RxPbIjSio
-
滝壺 「全員二つ返事でOKだったよ? 面白そうだから、って」
番外個体 「他人の本気を、外野から眺めながら煽るってのも楽しそうだからねぇ」ニヤー
ショチトル (マスターの黒い笑顔を久しぶりに見たぞ)
ショチトル 「お待ちどうさま。熱いから気を付けてくれ」コトッ
滝壺 「ありがと」
黒夜 「くは、漲ってきた。ここは七本全部とっとかないとな」
絹旗 「そんな超簡単に行くとも思えませんけどね」ズチュー
滝壺 「七本全部はとれないんじゃないかな」ズズ...
黒夜 「なんでだよ」
滝壺 「4連勝した時点で勝負が終わっちゃうから」
黒夜 「あ、そっか。盛り上げるためには最終戦まで持ってかないといけないのか……」フーム
絹旗 「いや、あの、テレビの企画じゃないんですから」
番外個体 「でも、どうせやるなら最後までやった方が面白そうだよねー」
滝壺 「それは二人次第」
ショチトル 「どうなることやら、な」
- 353 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/11/12(土) 01:55:41.48 ID:RxPbIjSio
-
絹旗 「まあ、事情は超了解しました」
黒夜 「で、なに? 早速ここで始めんの?」wktk
滝壺 「ううん、私にも準備があるから。明後日の土曜日、朝一番でここに来て」ピッ
黒夜 「この住所の部屋に行けばいいの?」
絹旗 「あれ? ここって……」
滝壺 「うん。私の家」
黒夜 「何やるつもりなんだ?」
滝壺 「それは当日までの秘密。特に準備は必要ないから、身一つで来ていいよ」
番外個体 「さーて、何やらされるんだろうね? 浜面さんのお相手とか?」
滝壺 「……それは私が生きてる限りは絶対にさせない」
ショチトル (気のせいか? 場の温度がすごい下がったぞ?)
黒夜 (寒気? この私が!?)
絹旗 (やっぱ滝壺さん超怖ぇぇ!!)
番外個体 「浜面さんも果報者だねぇ」
滝壺 「みさわは意地が悪い。じゃ、二人とも。明後日待ってるからね」
- 354 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/11/12(土) 01:56:57.75 ID:RxPbIjSio
-
~二日後 第7学区 とあるマンション~
黒夜 「えっと、このマンションか?」
絹旗 「ええ。ここの5階ですね」
黒夜 「あ、オートロックかよ。ええと、505と」ポチポチ
【スピーカー】<ピンポーン カチャ
【スピーカー】<はい
黒夜 「ちわー、三河屋でーす」
絹旗 「こら!」
【スピーカー】<その声はきぬくろだね。今開ける。
黒夜 「……きぬくろが定着してんだな」
絹旗 「いや、まあ……とにかく行きましょう」
黒夜 「よし、突入!」ズカズカ
- 355 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/11/12(土) 01:58:08.93 ID:RxPbIjSio
-
~浜滝邸~
黒夜 「お邪魔しまーす」
絹旗 「超お邪魔します」
滝壺 「どうぞどうぞ」
黒夜 「うっわ。広いとこ住んでるんだなぁ」キョロキョロ
絹旗 「あれ? 浜面とフレメアはいないんですね」
滝壺 「あの二人は賑やかだから、お出かけしてもらった。二人に集中してもらおうと思って」
黒夜 「なんか悪いな。そこまでしてもらうと」
絹旗 「手ぶらじゃ超悪いと思って、シュークリーム買ってきたんですが」
滝壺 「あ、じゃあとりあえず冷蔵庫に入れておこう」
黒夜 「んでんで。今日のお題って何?」
滝壺 「うん。面白いお題は他のみんなが考えてくれると思うから」
絹旗 「面白い、って……?」
黒夜 「水上綱引きとか?」
- 356 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/11/12(土) 01:59:22.94 ID:RxPbIjSio
-
絹旗 「超バラエティじゃないですか」
黒夜 「もちろん、絹旗ちゃんの水着が取れるというお約束のサービスも」
絹旗 「しませんからね!」
滝壺 「続けていい?」
絹旗黒夜 「「お願いします」」
滝壺 「今回は、ごくごく普通に料理で勝負」
絹旗 「はあ、それで美味しく作ったほうが勝ちと」
黒夜 (料理って……私ヤバくね……?)
滝壺 「私が食材を一つ用意したから。それをメインにした料理で勝負」
黒夜 (私の記憶が確かならば……)
絹旗 「超了解です。で、食材とは?」
滝壺 「それは直前に発表する。まず二人は準備して。手洗ったりとか」
絹旗 「じゃちょっと水道お借りします」
:
:
:
- 357 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/11/12(土) 02:00:25.63 ID:RxPbIjSio
-
滝壺 「二人とも準備はできたね」
黒夜 「……」
絹旗 「なんで私たち、こんな格好に……」
滝壺 「料理にエプロンは必要」
黒夜 「だからって、なんでこんな新婚バカップルが使うようなフリフリのやつを……」
滝壺 「似合うよ?」
絹旗黒夜 「「ぐぬぬ……」」
滝壺 「じゃ、食材を発表します」
絹旗 (きましたか……これが勝負の分かれ目)
黒夜 (ヘンなもんじゃないといいんだけど……)
滝壺 「今日の食材はこれだ」パカッ
【チャーハン】
絹旗 「……えっ」
黒夜 「いや、これ完成品じゃん!」
- 358 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/11/12(土) 02:01:44.22 ID:RxPbIjSio
-
滝壺 「間違えた。これは私の朝ごはん。正しくはこっち」カパッ
>°))))彡
絹旗 「なんですか、これ。鯖?」
黒夜 「いや、鯵だろ」
滝壺 「鮭だよ」
絹旗 「鮭でしたか」
黒夜 「言われてみりゃピンキーだな」
滝壺 「でね、今日は審判も頼んであるから」
絹旗 「え? 滝壺さんじゃないんですか?」
滝壺 「私でもよかったんだけど、もっと第三者的に見れる人がいいかなと思って」
黒夜 「ふーん。で、誰?」
滝壺 「入ってきてー」
<ガラッ
- 359 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/11/12(土) 02:03:46.00 ID:RxPbIjSio
-
麦野 「よ、久しぶりね」
絹旗 「」ブーッ
黒夜 「…………あ、初めまして。黒夜っていいます」ペコリ
麦野 「聞いてるよ。絹旗の幼馴染でしょ? そんな畏まらなくても」
黒夜 「き、恐縮です」
絹旗 「どうしたんですか、いったい」
黒夜 「だってこの人、絹旗ちゃんのお母さんだろ?」
絹旗 「は?」
麦野 「原子崩しキィーーーック!!」バキィ
黒夜 「ごがっ」
<ドンガラガシャーーン
滝壺 「ノーバウンドで飛んでいったね」
絹旗 「超麦野キックですから」
麦野 「クソガキィィ! テメェ私がこんな大きい娘いるような歳に見えるってのか、あぁ!?」ユサユサ
黒夜 「」
- 360 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/11/12(土) 02:06:11.52 ID:RxPbIjSio
-
絹旗 「なぜ同じ過ちを繰り返すんでしょうか……」
滝壺 「前にもあったの?」
絹旗 「ミサワさんの妹のこと、途中まで超本気でミサワさんの娘だと思ってたらしいです」
滝壺 「あの二人はしょうがないよ。顔そっくりだもん」
絹旗 「それにしたって、黒夜は私の出自も超知ってるハズなのに」
:
:
:
黒夜 「おー、いてて」
絹旗 「普通間違えないでしょう。超アホですか、あなたは」
黒夜 「だって髪の色がほとんど同じ明るさの亜麻色だったんだもん」
麦野 「んなのたまたまでしょう……」
滝壺 「ずいぶん横道にそれちゃったけど、そろそろ本題に入ろう」
絹旗 「鮭で何か一品作ればいいんですよね?」
黒夜 「順番に作るのか?」
滝壺 「とりあえず、3枚におろすところまで私がやるから。その間に先攻後攻決めといて」チャキッ
麦野 「ふふ、どんな品が出てくるか。すっごい楽しみね」
- 361 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/11/12(土) 02:06:39.75 ID:RxPbIjSio
-
といったところで、今回はここまでです。
絹旗と黒夜、いよいよ決着のとき!
最後まで生き残るのはどちらか!
次回投下は3日以内に。
お付き合い頂き、ありがとうございました。
- 362 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(長屋)[sage]:2011/11/12(土) 02:09:24.22 ID:1FJs7Mt3o
- 乙
初っ端から命の危険を感じる
鮭暴君の舌を唸らせられるのか・・・ - 363 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(関東・甲信越)[sage]:2011/11/12(土) 02:10:32.09 ID:Z6ADcMTAO
- 超乙
チャハーン紛らわしいwwww
麦野が暴れる未来しか見えん - 364 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(チベット自治区)[sage]:2011/11/12(土) 02:28:49.23 ID:1W9x7on5o
- 朝飯にチャーハン・・・
- 365 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(中部地方)[sage]:2011/11/12(土) 02:30:01.73 ID:jnpyiEJ/0
- ヽ(´・∀・`)ノ 乙
くく 室内でノーバウンドとか危なすぎるぜ - 399 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/11/14(月) 00:39:13.09 ID:E8KC8Tmto
-
:
:
:
滝壺 「出来た」テッテレー
絹旗 「何気に超さらりとやってのけましたね」
滝壺 「内臓は除去済みで血抜きもしてあったから、簡単だよ」フキフキ
黒夜 「言うほど簡単じゃないだろ」
麦野 「……」
滝壺 「むぎの?」
麦野 「ちょっと、この状態でかじってみていい?」
滝壺 「ダメ」
麦野 「」ムー
滝壺 「怒ってもダメ」
麦野 「(´・ω・`)」
滝壺 「そんな顔してもダメ」
麦野 「もー、分かったよ。待ってりゃいいんでしょ、待ってりゃ」
- 400 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/11/14(月) 00:41:22.19 ID:E8KC8Tmto
-
滝壺 「もしかしてお腹空いてる?」
麦野 「そりゃね。気合い入れて朝食抜いてきたし」
絹旗 「これ、時間かけすぎると麦野が超不機嫌になるオプション付きじゃないですか」
黒夜 「あの内臓破壊キックは二度と食らいたくないな……」
絹旗 「超気を付けてください。下手なモンだしたら殺されますよ」
黒夜 「え、そうなの?」
絹旗 「麦野は鮭、こと鮭弁に関しては超とんでもない拘りを持ってますから」
黒夜 「マジでか」
絹旗 「加えて超空腹です。今の麦野は、例えるなら冬眠前の熊」
麦野 「誰が熊だ、誰が」ガシッ
絹旗 「あいたたたた! アイアンクローは! アイアンクローだけは!」メリメリメリ
黒夜 「……な、なあ。この人何もんなの? 女子プロレスラー?」ダラダラ
滝壺 「LEVEL5の第4位」
黒夜 「」
絹旗 「ごめんなさい! 超ごめんなさい!」ミシミシ
麦野 「ったく。アンタいつからそんな口軽くなったのよ」
- 401 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/11/14(月) 00:43:05.14 ID:E8KC8Tmto
-
滝壺 「落ち着いたところで始めようか」
絹旗 「で、では私から」ズキズキ
黒夜 「……」ムー
滝壺 「きぬはたからでいいの?」
麦野 「じゃんけんで負けたのよ」ケラケラ
絹旗 「超公平な決め方ですよ」
黒夜 「後攻の方がさ……空腹補正とか機嫌補正とか入っちゃうじゃん」
麦野 「心配すんなって。純粋に食べた感想"だけ"で決めてやるからさ」
黒夜 「……ホント?」
麦野 「ホントだってば」
麦野 (何コイツの上目使い。子犬みたい)
麦野 「」ナデナデ
黒夜 「撫でんな」
麦野 「あ、ゴメン。つい」
滝壺 「じゃ、きぬはた。ここにある器具とか食材は使い放題だから」
- 402 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/11/14(月) 00:44:21.28 ID:E8KC8Tmto
-
絹旗 「じゃ、超始めるとしますか」
滝壺 「私たちはこっちで待機」オイデオイデ
黒夜 「」トテトテ
麦野 (前に絹旗は狂犬つってたけど、むしろ犬か?)
絹旗 「さて、どうしましょ」
絹旗 (せっかくさっきまで完全体だった魚なんですし)
絹旗 (下手に煮たり焼いたりするのは、なんか超もったいない気が)
絹旗 「むー」
絹旗 (冷蔵庫には何が)ガチャ
<あ、そっちの棚にも食べ物入ってるよ
絹旗 「ここですか?」
絹旗 (あー、なるほど。要冷蔵じゃないものが……ん、これって)
- 403 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/11/14(月) 00:45:22.73 ID:E8KC8Tmto
-
絹旗 「(゚∀゚)」ピンポン
絹旗 「超始めます!」チャキッ
麦野 「……にしてもアンタ、そのエプロン似合うな」
黒夜 「心配するな、自覚はあ……え、似合う?」
麦野 「ギャップ萌えってヤツかしら?」
黒夜 「これが似合うって言われてもな……」
滝壺 「そのエプロン。むぎのは見覚えあるよね?」
麦野 「?」
滝壺 「麦野が前に愛用してたのと同じのだよ」
麦野 「」ブッ
黒夜 「え、なに。麦姐さんもこんなの着てたの? それこれギャップ萌え」
麦野 「」ガシッ
黒夜 「もう想像しただけで超似合います。嫁に欲しいぐらいです」
麦野 「アンタ、分かってるわね」ニコニコ
- 404 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/11/14(月) 00:46:28.09 ID:E8KC8Tmto
-
絹旗 「んーと、ここまで来たら……」
絹旗 「」キョロキョロ
絹旗 「滝壺さーん。ボウルってどこですか?」
<上の棚の右側。
絹旗 「上の棚……あ、ここですね」
絹旗 「」グググ...
絹旗 「……」
絹旗 「」ピョンピョン
<あ、ごめん。踏み台はキッチンの一番奥にあるから。
絹旗 (これってきっと本来はフレメア用なんでしょうね……)
絹旗 「あ、あった。ボウルありました」
絹旗 「その前に、コイツをオーブンに……」バタン
絹旗 「よし、ここからは超仕上げです」
- 405 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/11/14(月) 00:47:38.00 ID:E8KC8Tmto
-
黒夜 「そういえば、絹旗ちゃんってなんであんな普通に料理してんの?」
麦野 「料理は経験よ。余程のセンス無しじゃなけりゃ、やってれば上達するの」
黒夜 「てことは、料理してたんだ」
滝壺 「もう随分前になるけど、私とむぎのときぬはたともう一人で同居してたことがあって」
黒夜 「うん」
滝壺 「その時、料理当番は交代制にしたから」
麦野 「全員最初は酷かったわよ。目玉焼きすらマトモに作れなかったもの」
黒夜 「よく死ななかったな……」
麦野 「このままじゃ死ぬ、と思って全員必死に料理の練習と勉強したからね」
滝壺 「それでもダメなときは鯖缶とか鮭弁で凌いでた」
黒夜 「生きるか死ぬかが懸かってたんだな。そりゃ上達もするわ」
麦野 「料理と戦闘って同じね。生死が懸かるから、真剣にもなる」
滝壺 「私たちも、いくつもの死線を越えて上達したんだよ」
麦野 「殺しそうにもなったし、殺されそうにもなったわ……料理に」
黒夜 「凄絶だな……」
- 406 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/11/14(月) 00:48:37.36 ID:E8KC8Tmto
-
絹旗 「これとこれを、こう挟んで……」
絹旗 「」フー
絹旗 「出来ましたー!」ピャー
~実食~
滝壺 「じゃ、きぬはたの作品です」
絹旗 「超どうぞ」コトッ
黒夜 「なんで私の分まで?」
絹旗 「いらないならいいです」ヒョイ
黒夜 「食べる! 食べるから持ってくな!」
麦野 「解説お願い」
絹旗 「鮭とクリームチーズのサンドイッチです。パンはフランスパンを使いました」
滝壺 「あえて生食で攻めてきたね」
絹旗 「せっかく超新鮮なものだったので」
- 407 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/11/14(月) 00:50:26.41 ID:E8KC8Tmto
-
麦野 「あ、おいしい」モギュモギュ
滝壺 「これ、ソースも自分で?」
絹旗 「ええ、まあ。混ぜ混ぜしただけですけど」
黒夜 「……ま、食えなくはねぇな」マフマフ
絹旗 「超素直じゃないですね」
麦野 「いいわね、これ。鮭とソースとクリームチーズの相性が抜群じゃない」
滝壺 「フランスパン、外側だけ焼いてるのが個人的に好み」
麦野 「なんか、ホテルに泊まったときに出てくる朝食って感じ」
麦野 「重すぎず、かといってボリューム不足でもないし。作るのに手間かからないってのもいいわね」
黒夜 (やべぇ、これ好印象っぽいぞ……正直美味しいし)
絹旗 「黒夜ー、お代わりありますよー?」
黒夜 「頼……まない」
黒夜 (どうする、どうするよ、私)
滝壺 「じゃ、くろよる。準備が出来たら始めて」
- 408 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/11/14(月) 00:52:00.39 ID:E8KC8Tmto
-
黒夜 「さて、どうすっかな……料理なんてしたことないぞ……」
黒夜 「……そういえばさっき、絹旗ちゃんが」
――鮭弁に関しては超とんでもない拘りを持ってますから
黒夜 「……」
黒夜 「イチかバチか……いや、ダメだ!」
黒夜 「最悪死ぬかもしれないリスクをしょいこめるほど」
黒夜 (いや、待て)
――いくつもの死線を越えて上達したんだよ
黒夜 「……つまり」
黒夜 (料理ってのは生きるか死ぬかの闘い。生半可な気持ちじゃ勝てない、か……)
黒夜 「よし、乗ってやるよ。命がチップの大博打にな!」
黒夜 「そうときまれば!」チャキッ
- 409 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/11/14(月) 00:53:21.17 ID:E8KC8Tmto
-
麦野 「そういえば、黒夜って料理できんの?」
絹旗 「期待しない方がいいですよ」
滝壺 「そうなの?」
絹旗 「ジャンクフード大好きっ子ですから。それに普段の食事も保護者というか同居人が用意してるらしいですし」
麦野 「保護者って?」
滝壺 「あの人、料理もするんだ」
絹旗 「黒夜から聞いた話だと、調理用駆動鎧を超使いこなしてるとかなんとか」
麦野 「そんなのあんのかよ……」
滝壺 「何それ便利そう」
絹旗 「いや、誰でも使えるものでもないんじゃないんですかね」
麦野 「駆動鎧って操縦難しいらしいわね」
滝壺 「だったら、はまづらなら使えるかな」
絹旗 「浜面だと、今度は料理が超できないですよ」
麦野 「難しいわね。あっちを立たすとこっちが立たずか」
滝壺 「どうすればいいんだろ」ウーム
- 410 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/11/14(月) 00:54:38.08 ID:E8KC8Tmto
-
黒夜 「……」ジー...
【魚グリル】<ジュワジュワ
黒夜 (さあ、そろそろか? いや、まだか?)
黒夜 (ちょっと開けてみて……あ、でもそれで生焼けになったらヤダな)
黒夜 (ぐあー、もどかしー)
【魚グリル】<ジュワジュワ
黒夜 (もうこうなりゃ勘に頼るしかないな)
黒夜 「つう訳で、今だ!」パカッ
黒夜 「」チョンチョン
黒夜 「焼き加減は、まあこんなもんか……」
黒夜 「こっからは時間勝負だな」
黒夜 「ええと、米を二皿……」
黒夜 「あとは乗せて。せーの、圧縮ゥゥゥゥゥ!」ムギュゥ
- 411 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/11/14(月) 00:55:35.84 ID:E8KC8Tmto
-
麦野 「しかし、アイツ料理できないのか……」
滝壺 「何が出てくるんだろうね」
絹旗 「あの、麦野。何が出てきても、せめて命だけは」
麦野 「それは結果次第ね」
絹旗 (うー……超大丈夫ですか、黒夜)
<できたぞー
滝壺 「あ、できたって」
麦野 「さて。公平な評決を下すとしましょうか」
絹旗 「評決て……」
~実食~
滝壺 「では、くろよるの作品です」
黒夜 「はい。冷める前に食べちゃえ」コトッ
絹旗 「これって……!」
- 412 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/11/14(月) 00:57:04.98 ID:E8KC8Tmto
-
麦野 「ご飯に鮭が乗っかってるだけね」
滝壺 「きぬはた以上にシンプルだね」
黒夜 「そっ、そ、素材の味を活かすにはシンプルな調理に限るだろ」
麦野 「ま、感想は食べてからにし」モグ
滝壺 「むぎの?」
麦野 「素晴らしいわ……」
絹旗 「!!?」
麦野 「ええ、確かにシンプルよ。塩ふって焼いただけだもの」
麦野 「でもそのシンプルさが逆に、鮭が本来持つ甘さと風味を演出して」
黒夜 (つか、焼く以外のことなんてできねぇよ)
麦野 「焼き加減も絶妙よね……ちゃんと火を通して、でもこんなにやわらかくて」
黒夜 (焼き加減も塩加減も勘だけどな)
滝壺 「たしかに、外れの鮭だとパサパサで硬くなっちゃうよね」
麦野 「何よりコレよ!」バン
絹旗 「ど、どれですか」
- 413 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/11/14(月) 00:58:13.13 ID:E8KC8Tmto
-
麦野 「ここ! 鮭が乗ってたところのご飯がピンクになってるの!」
滝壺 「なってるね」マグマグ
麦野 「これがね、これがね、最高に美味しいのよ」
絹旗 「それは分かりますが……」
黒夜 (そう、そのピンキーご飯こそが鮭弁の醍醐味!)
黒夜 (それを出すために、焼き立て鮭をご飯でサンドイッチして軽く圧縮したんだからな!)
絹旗 「」アゼン
麦野 「ごちそうさま」
黒夜 「……あ、はい。どうも」
滝壺 「これで出揃ったね」
麦野 「うーん、これは迷うわね」
黒夜 (やれるだけのことはやったさ)
絹旗 (あとは麦野次第です)
麦野 「ちょっとだけ、考える時間ちょうだい」
- 414 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/11/14(月) 00:59:38.47 ID:E8KC8Tmto
-
~15分後~
麦野 「決まった!」ガラッ
滝壺 「時間かかったね」
麦野 「もう、迷いに迷ったもの。……で、何してんの?」
滝壺 「シュークリーム」マフマフ
黒夜 「絹旗ちゃんが来るときに買ってきたんだよ」マフマフ
絹旗 「コンビニのですけどね」マフマフ
麦野 「え、ちょっと、ズルイ!」
滝壺 「まだあるよ」ハイ
麦野 「抜け駆けはなしよ」マフマフ
滝壺 「で、結果は?」
麦野 「勝者、黒夜」
黒夜 「え?」ポロッ
絹旗 「」ガボーン
- 415 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/11/14(月) 01:00:58.92 ID:E8KC8Tmto
-
滝壺 「そんなあっさりと」
麦野 「相当迷ったけどね。けど率直に、"鮭マジうめぇ!"と思わせてくれたのは黒夜だった」
絹旗 「」orz
黒夜 「」←コロンビアのポーズ
滝壺 「という訳で、第1戦の勝者はくろよるでした」
絹旗 「こんな……こんな形で負けるなんて……」グス
黒夜 「正義は勝つ! 勝てば官軍だ!」
麦野 「調子に乗るな」ベシッ
黒夜 「ぎゃふん」
麦野 「絹旗も。何度も言ってるけど、迷ったのは本当なのよ」
絹旗 「うー」
麦野 「レシピ教えてほしいぐらいだもの。あ、黒夜のは見りゃ分かるからいいよ」
絹旗 「ホントですか……」
麦野 (こいつまで上目使い……反則だろ)
麦野 「超本当よ」ナデナデ
- 416 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/11/14(月) 01:02:34.81 ID:E8KC8Tmto
-
滝壺 「きぬはた、対決はまだ始まったばかり。まだあと6戦あるから」
絹旗 「そうですね……ええ、黒夜が泣いて謝るまで超やめませんからね!」
黒夜 「泣くのはどっちだか」
絹旗 「最終的には笑うのはこの私です」ビシィ
黒夜 「はっ、せいぜい楽しみにしておいてやるよ」
滝壺 「あ、そうだ。二人が着てるエプロンは参加賞だから持って帰っていいよ」
絹旗黒夜 「「えっ」」
滝壺 「むぎの、ここからは4人で料理だね」
麦野 「?」
滝壺 「鮭一匹分、処理しないと」
麦野 「ああ、そういうこと。だったら鮭マイスターであるこの私の料理をご覧にいれましょうか」フンス
絹旗 「一匹分て……」
黒夜 「どうすんだよ……」
滝壺 「そろそろフレメアとはまづらも戻るから大丈夫」
麦野 「じゃ、始めるとしましょうか」
- 417 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/11/14(月) 01:04:18.23 ID:E8KC8Tmto
-
絹旗 「とりあえず私はサーモンサンドを量産しましょうか」
黒夜 「じゃ私は鮭焼くわ」
滝壺 「あ、むぎの。これ使って」つ【フリフリエプロン】
麦野 「……それ何着あんだよ」
滝壺 「これで全部」
絹旗 「麦野も着てくださいよー」
黒夜 「絶対似合うって!」
麦野 「分かったよ……」イソイソ
滝壺 「じゃ改めて始めよっか。鮭だから煮てよし、揚げてよし、焼いてよしだから色々試せるね」
麦野 「生でサラダっぽくいけるかな……何か挑戦してみましょうか」
絹旗 「黒夜! コゲてる! 超コゲてますから!」
黒夜 「あ」
☆ここまでの戦績☆
絹旗 0―1 黒夜
- 418 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/11/14(月) 01:04:54.08 ID:E8KC8Tmto
-
といったところで、今回はここまでです。
鮭うまいよね。>>1も大好きです。
次回投下は3日以内に。
お付き合い頂き、ありがとうございました。
- 419 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(埼玉県)[sage]:2011/11/14(月) 01:12:09.49 ID:p6hN4EN3o
- >>1乙!
リアルタイム遭遇ktkr!
ふりふりエプロン装備むぎのん…、ありだな! - 420 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(愛知県)[sage]:2011/11/14(月) 01:14:21.82 ID:fQmz5L3K0
- 乙!
俺鮭フレーク大好きなんだけど麦のんに怒られないかな - 450 : ◆8GNB4AEvC.[saga]:2011/11/16(水) 00:19:43.37 ID:fGTTK/35o
-
冷凍なら大丈夫だろと思っていたのと、今時なら流通してるのは
大体冷凍という頭で書いてました。これは>>1の配慮不足です。申し訳ない。
>>1は今まで生の鮭もばくばく食べてたけど、大丈夫なんでしょうか。
それでは、始めさせて頂きます。
第二回戦の幕開けです。
- 451 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/11/16(水) 00:20:39.99 ID:fGTTK/35o
-
~翌日 第7学区 某所~
黒夜 「もう当分鮭はいいわ……」トテトテ
絹旗 「焼き鮭に、石狩鍋に、サーモンフライに、鮭の炊き込みご飯に……超鮭コースでしたね」トテトテ
黒夜 「麦姐さんはツヤツヤしてたな」
絹旗 「鮭好きには超たまらないでしょう、あのメニューは」
黒夜 「で、今日は何やらされんの? こんな日曜の朝っぱらから呼び出して」
絹旗 「私が聞きたいぐらいです」
黒夜 「つか今日の当番って誰よ」
絹旗 「そこまでは……昨日、帰り際に滝壺さんから場所と時間を教えてもらっただけですので」
黒夜 「ま、行きゃ分かるか」
絹旗 「この辺にキャンピングカーが停まってるとか」
黒夜 「あっ、キャンピングカーってアレじゃないか?」
絹旗 「集合場所にキャンピングカーって、何をするつもりなんでしょうか?」
黒夜 「中に入れば分かるだろ」ガチャ
- 452 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/11/16(水) 00:22:17.85 ID:fGTTK/35o
-
結標 「」ウトウト
絹旗 「あ、結標さん」
黒夜 「なんでグラビアみたいなポーズで寝てんの?」
絹旗 「ええと、とりあえず超起こしましょうか」ユサユサ
結標 「……ん……あ、やっときたのね……」ムクリ
黒夜 「何寝てんだよ」
結標 「待ちくたびれちゃったのよ。早朝から準備もしてたし」ノビー
絹旗 「準備、ということは」
結標 「そ。第二回戦のレフェリーは私よ」
黒夜 「なんでキャンピングカーなの?」
結標 「これから移動するから」
絹旗 「移動?」
黒夜 「どこに?」
結標 「すぐに分かるわよ。じゃ、行きましょうか。出してちょうだい」
ブロロロロ...
- 453 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/11/16(水) 00:23:43.24 ID:fGTTK/35o
-
黒夜 「誰が運転してんだ?」
結標 「浜面くんだけど?」
絹旗 「え。運転席に浜面がいるにも関わらず寝てたんですか? 超無防備にも程がありますよ」
結標 「大丈夫よ。浜面くんが何かやらかせば、滝壺さんがお怒りモードになるから」
黒夜 「大丈夫……なのか?」
絹旗 「滝壺さんは普段があんな感じなだけに、怒らせたら超怖いんです」
黒夜 「ああ、なんか分かる気がする」
結標 「さて、移動してる間に説明しましょ。これから貴女たちには接待をしてもらうわ」
絹旗黒夜 「「接待?」」
結標 「ええ。それで、より相手を楽しませた方の勝利よ」
黒夜 「接待って……何やらされんの? 絹旗ちゃんが脱がされるの?」
絹旗 「なんで私なんですか!」
結標 「何を想像してるのよ……安心なさい。色仕掛けが通じる相手じゃないから」
黒夜 「ま、通じる相手だったとしても、脱ぐのが絹旗ちゃんじゃな」ケラケラ
絹旗 「……絶対超綺麗になってやる」
- 454 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/11/16(水) 00:25:09.15 ID:fGTTK/35o
-
:
:
:
<そろそろ着くぞー
結標 「はーい、お疲れ様」
黒夜 「窓の外の光景が……なんか見覚えあんだよなぁ」
絹旗 「……あれ? ここらへんて……」
結標 「さ、二人とも。準備はいい? 制限時間は今日の夕方までだからね」
黒夜 「夕方まで?」
絹旗 「そんなにですか!?」
結標 「そういう意味では体力勝負かもね」クスクス
キキー
結標 「着いたみたい。降りましょ」ガチャ
黒夜 「……どこだ、ここ」
絹旗 「え、ここって!」
- 455 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/11/16(水) 00:26:08.85 ID:fGTTK/35o
-
黒夜 「絹旗ちゃん、知ってんの?」
絹旗 「ええ、一年前ぐらいにも来たので……」
浜面 「俺も行くか?」
結標 「今日はこの二人に任せるからいいわ」
浜面 「んじゃ、また夕方に来るわ」
結標 「ええ、お願いね。トナカイさん」クスクス
浜面 「また懐かしい話を……じゃ、二人とも頑張れよ」バタン
<ブロロロロ
結標 「さ、まずは責任者に会わないとね」
黒夜 「……おい、接待ってまさか」
絹旗 「ええ、ここに来たということはそのまさかですよ」
黒夜 「えー……私そういうの一番苦手なんだけど」
絹旗 「じゃ私の超不戦勝でいいですか?」
黒夜 「任せとけ、こういうの得意なんだよ」フンス
結標 「ほら、何やってるの。行くわよ」
- 456 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/11/16(水) 00:27:38.36 ID:fGTTK/35o
-
~同日 第13学区 児童養護施設「あすなろ園」~
結標 「今日はよろしくお願いします」
園長 「まあまあ、足繁く通ってくださって。子供たちも喜んでおります」
結標 「そんな、とんでもないことです。今日は助っ人もおりますから」
黒夜 「」ペコリ
絹旗 「おひっ、お久しぶりです」
園長 「そちらの方は確か去年の……その節はお世話になりました。本日はよろしくお願いします」
絹旗 「はい、こちらこそ」
黒夜 「……よろしく」
結標 「では、一旦これで。私たちは準備をしてきます」
園長 「はい。私はここにおりますので、何かございましたらお気軽にいらしてください」
<バタン
絹旗 「……結標さん、超足繁く通ってるんですか」
- 457 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/11/16(水) 00:29:00.75 ID:fGTTK/35o
-
結標 「うん。去年みんなで訪ねて以来、縁があってね」
黒夜 「あ、もしかして婚活?」
結標 「なんでよ。色々おかしいじゃない」
黒夜 「いや、マスターからさ。姐さんは年下好きって聞いてたから」
結標 「どんだけ言いふらしてるのよ、あの子は……今度制裁を加えないとね」ハァ
絹旗 「海原さんも年下ですよね」
結標 「それはそれ。年下好きと子ども好きは切り離して考えてよ」
黒夜 「でも白井ちゃんのこともあるし、もしかしてテレポ屋さんって変態ばっかなの?」
絹旗 「変態でテレポ屋なのは白井さんだけで超十分です」
結標 「ともかく、私と滝壺さんと白井さんはちょくちょく来てるのよ」
絹旗 「白井さんは分かりますけど、滝壺さんも?」
結標 「私と滝壺さんは、ほら、教職志望だから。その演習も兼ねてね」
黒夜 「なるほど」
結標 「さ、準備しないと。といっても、そんなにないけどね」
絹旗黒夜 「「はーい」」
- 458 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/11/16(水) 00:30:08.99 ID:fGTTK/35o
-
:
:
:
結標 「準備はいいわね? このドアを開けた瞬間からスタートだから」
黒夜 「……」ドキドキ
絹旗 「いつでもどうぞ」
結標 「」ガラッ
結標 「それ、行けっ」ポイポイッ
黒夜 「わっ」
絹旗 「ちょ、ちょっと」
<バタン
絹旗黒夜 「「……」」
絹旗 「む、結標さんも来てくれるんじゃないんですか!?」
黒夜 「なんだよ、それ……」
女の子 「」ジー...
- 459 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/11/16(水) 00:31:09.55 ID:fGTTK/35o
-
黒夜 「あ、え、えっと……」
女の子A 「お姉ちゃん、前も来てくれた?」
絹旗 「そ、そっ、そうですよ! 猫のユリコと一緒に超遊びましたよね!?」
女の子A 「やっぱりそうだ!」
黒夜 (絹旗ちゃんも経験ありかよ……こりゃ不利だな)
女の子B 「今日は猫さんは?」
絹旗 「猫さんはですねー、お母さんになったから、子どもと一緒に居るんです」
女の子A 「こねこ? こねこ?」
女の子B 「見たい見たい!」
絹旗 「子猫ちゃんはまだ超赤ちゃんですから、もうちょっとおっきくなってからですね」
黒夜 (やっぱこういうときは掴みが大事なんだよな)
黒夜 「はい、ちゅーもーく! 今から姉ちゃんがマジックみせてやるぞ!」パンパン
絹旗 「何をするつもりですか」
黒夜 「ま、見てなって」
絹旗 (ケガさせなきゃいいんですけど……)
- 460 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/11/16(水) 00:32:31.25 ID:fGTTK/35o
-
男の子A 「手品って何やるの?」
黒夜 「その前にさ。お近づきのしるしに握手しようぜ、握手」
男の子A 「」ギュ
男の子B 「おれもおれも!」
黒夜 「よし、お前も」ギュ
黒夜 「今触ったな? 全然普通の手だったよな?」
男の子A 「ちょっと冷たかった」
男の子B 「やわらかかった!」
黒夜 「でな。この右手が、不思議パワーによって……はい、せーの」
スポン
男の子A 「右手が!」
男の子B 「とれちゃった!」
黒夜 「これをまたくっつけると……ほらほら」ピース
男の子A 「すげー! 動き出した!」
男の子B 「ロケットパンチだ!」
- 461 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/11/16(水) 00:33:47.18 ID:fGTTK/35o
-
黒夜 「これが手力だ」キリッ
絹旗 「何が手力ですか」
男の子C 「もしかして、左手もとれるのー?」グイグイ
黒夜 「あっ、なにこのデジャヴ。って引っ張ったら」スポン
男の子C 「とれたー!」
男の子A 「かっこいー! すげー!」
男の子C 「くらえ、ろけっとぱんーち」ブンッ
黒夜 「あ、こら、投げんな!」
男の子B 「ヘイ、パース!」
黒夜 「こんのクソガキどもー!」
男の子A 「怒ったー!」
男の子B 「逃げろー!」
黒夜 「待ちやがれゴルァァァ!」
絹旗 「超初っ端からこの調子ですか」ハァ
女の子A 「」クイクイ
- 462 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/11/16(水) 00:35:05.85 ID:fGTTK/35o
-
絹旗 「どうしました?」
女の子A 「見て見てー」
女の子B 「猫さーん」
絹旗 「お、猫耳。超似合ってますよー」
女の子A 「はい、お姉ちゃんのも」
絹旗 「……えっ?」
女の子B 「お姉ちゃんのも」
絹旗 「あ、ありがとうございます」スチャ
女の子A 「かわいいにゃー」
女の子B 「にゃー」
絹旗 「そ、そうですかね?」
女の子A 「猫だからにゃーって言うの」
女の子B 「にゃー」
絹旗 「……に、にゃあ」
黒夜 「」プークスクス
- 463 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/11/16(水) 00:36:13.44 ID:fGTTK/35o
-
絹旗 「」
黒夜 「にゃあ☆ って」プギャー
絹旗 「」
黒夜 「しかも、その両手はあれか、猫の手のマネか!」
絹旗 「」プルプル
黒夜 「お前ら、今の見た? 聞いた?」
男の子A 「きいた!」
男の子B 「にゃあ、頂きました!」
絹旗 「黒夜ゥゥゥ!」ムキー
黒夜 「怒った! お前ら逃げろ! 引っ掻かれるぞ!」ピュー
男の子ABC 「」ピュー
絹旗 「ぐぬぬ……」
結標 「存外、上手くやってるわね」クスクス
- 464 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/11/16(水) 00:37:23.09 ID:fGTTK/35o
-
~2時間後~
黒夜 「……くっそ、どこ行きやがった」キョロキョロ
黒夜 「……」トテトテ
【物陰】<クシュン
黒夜 「そこかぁぁぁ!」
黒夜 「はい、見ーつけた」
男の子B 「くっそー」
黒夜 「よーし、あと二人だな」
黒夜 「しっかし上手く隠れやがるな……まさか外行ってないだろうな」
男の子C 「みんな中に隠れてるよ。それがルールだもん」
黒夜 「ならいいけどさ……ん? おい、お前ら。もう一回隠れろ」シッシッ
?? 「やあ、失礼するよ」
黒夜 (なんだコイツ……まさか研究所の回しモンか?)
黒夜 「オバさん、何者?」
- 465 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/11/16(水) 00:38:26.12 ID:fGTTK/35o
-
絹旗 「黒夜たちはずっと外で遊んでますね。超元気なことで」
女の子A 「ねえ、お姉ちゃん。次はこれ読もうよ」
女の子B 「猫さんの絵本ー」
絹旗 「これ、絵本っていうか猫の写真集じゃないですか」
女の子A 「お姉ちゃんが猫さん連れてきてからね、みんな猫さん好きになったんだよー」
絹旗 (なんか、超罪悪感……ユリコ連れてきたのってあの1回きりですからね)
絹旗 「じゃ、とりあえず超順番に読みましょうかねー」ペラ
女の子B 「ねこー」
女の子A 「にゃー」
絹旗 「うはぁ、こんな癒される瞬間の猫写真ってどうやったら撮れるんでしょう……」ニマニマ
女の子A 「猫さんの写真って難しいの?」
絹旗 「そうですね。猫さんはカメラ大好きだから、撮ろうとすると超ドアップになっちゃうんです」カチカチ
女の子AB 「「?」」ズイ
絹旗 「ほら、こんな風に」
女の子A 「お鼻しか写ってない」
女の子B 「猫さんはカメラ好きなんだね」
- 466 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/11/16(水) 00:39:45.80 ID:fGTTK/35o
-
絹旗 「なかなかいい写真が撮れないんですよねー…………?」
女の子A 「?」
女の子B 「どうしたの?」
絹旗 「ゴメンなさい。お姉ちゃんちょーっと超お手洗いに行ってきます」
女の子AB 「「はーい」」
絹旗 「……」トテテテ
?? 「参ったな。関係者ではないが、怪しい者でもない」
黒夜 「ふーん……」
?? 「君は見ない顔だな。君もボランティアか?」
黒夜 「まあ、そんなとこだけど……」
絹旗 「黒夜! どうしたんですか?」トテテテ
黒夜 「いや、なんか怪しいヤツが来てさ」
絹旗 「怪しいヤツ?」
寮監 「絹旗か!? どうしたんだ、その猫耳は」
絹旗 「寮監!?」
黒夜 「あれ? 知り合い?」
- 467 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/11/16(水) 00:40:17.92 ID:fGTTK/35o
-
といったところで、今回はここまでです。
それにしてもここの黒夜、超ノリノリである。
次回投下は3日以内に。
お付き合い頂き、ありがとうございました。
- 468 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(関西・北陸)[sage]:2011/11/16(水) 00:48:47.79 ID:VrH9aQIAO
- おつ!
ネコミミもあいたんに上目遣いでスリスリペロペロされたい - 469 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(長屋)[sage]:2011/11/16(水) 00:54:18.20 ID:H8xYZrybo
- >男の子B 「にゃあ、頂きました!」
店員に続きお前ら・・・ - 470 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(関東・甲信越)[sage]:2011/11/16(水) 01:04:09.74 ID:JvVqsirAO
- 寮監・・・だと・・・!? 乙
>>469
こうなれば 合法的におさわりできるな - 519 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/11/20(日) 02:53:47.58 ID:qz0OsBSko
-
絹旗 「な、なんで寮監が!?」
寮監 「お前こそ何をしているんだ。猫耳までつけて」
男の子A 「今日はね、このお姉ちゃんたちが一緒に遊んでくれてるんだよ」
男の子B 「あねごと鬼ごっことかかくれんぼとかしてた!」
絹旗 「……姉御なんて言葉教えたのはあなたですか」
黒夜 「(;゚3゚)~♪」
寮監 「ああ、そういうことか。君は絹旗の友人か?」
黒夜 「ええと、幼馴染ポジションというか」
絹旗 「なんですか、いつもなら超宿命のライバルとかのたまうのに」
黒夜 (いや、この人があの寮監だろ? そうと知ったら、ヘタなこと言えないオーラが)ヒソヒソ
絹旗 (何言ってるんですか。これでも超抑えられてるほうですよ)ヒソヒソ
寮監 「絹旗」
絹旗 「はいぃ!」ビクッ
黒夜 (声裏返ってるし)
寮監 「お前なら大丈夫そうだな。子どもたちと仲良くしてやってくれ」
- 520 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/11/20(日) 02:55:04.13 ID:qz0OsBSko
-
絹旗 「ちょ、超了解です」
寮監 「あぁ、それと。黒夜さんといったか」
黒夜 「私?」
寮監 「私はまだオバさんというほどの歳ではない」
黒夜 「!?」ゾクッ
黒夜 「は、はいっ! 以後気を付けます!」
結標 「二人とも。何サボってるのよ」
絹旗 「さ、さささ、サボタージュじゃないです!」
黒夜 「即刻持ち場に戻るであります!」
結標 「?」
寮監 「おや。君は何回かここで顔を見ているな」
結標 「あ、はい。きちんとご挨拶するのは初めてですけど」
絹旗 「結標さん、寮監と知り合いなんですか?」
結標 「え? 寮監? こちらの方が?」
黒夜 (知らなかったのか。私も今知ったけど)
- 521 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/11/20(日) 02:56:50.98 ID:qz0OsBSko
-
結標 「絹旗さんがいつも"羅刹"とか"女忠勝"とか言ってる寮監さん?」
絹旗 「ちょ」
寮監 「ほう?」
結標 「ここでしか見たことないけど……私、そうは感じたことないなぁ」
絹旗 「あ、あの」
黒夜 「"常盤台の魔女(ベヨネッタ)"とか言ってた寮監?」
絹旗 「それは言ってないですよ!」
寮監 「絹旗」
絹旗 「は」
ゴキッ ドサッ
寮監 「そうだ。出来合いですまないが、昼食を買ってきたんだ。みんなで食べよう」
絹旗 「」
結標 (えっ……今何が起きたの!?)
黒夜 (見えなかった? 私がか?)
- 522 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/11/20(日) 02:58:20.11 ID:qz0OsBSko
-
男の子A 「お姉さんだー」
男の子B 「また来てくれたー」
寮監 「ちゃんといい子にしていただろうな?」
黒夜 「……ガキには好かれてるんだな」
結標 「あの人はここでは人気者よ」
黒夜 「姐さんも面識はあったんだ」
結標 「絹旗さんや白井さんのいう寮監さんだとは知らなかったけどね」
寮監 「彼女はいつも子どもたちに囲まれているからな。挨拶しようにも中々できなかった」
絹旗 「」
男の子C 「あねごー、あっちのお姉ちゃんは寝かしといていいのかー?」
男の子B 「今ならスカートの中見れるぞー」
黒夜 「ダメだダメだ、目がツブれんぞ。そっとしといてやれ」
寮監 「絹旗なら大丈夫だろう。あいつは頑丈だ」
黒夜 (……そういえば、窒素装甲はどうしたんだ?)
結標 (なるほど。"鬼の寮監"が納得できる腕前なのね)
- 523 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/11/20(日) 02:59:34.48 ID:qz0OsBSko
-
<お姉さん、今日は何を買ってきてくれたの?
<中に入ってからのお楽しみだ。ちゃんと手は洗うように。
<了解だー。
結標 「……ほら。大丈夫?」チョンチョン
絹旗 「あいたたた……」
結標 「大変ね、貴女も」
絹旗 「結標さん、超ヒドイです。このタイミングで暴露することないじゃないですか」
結標 「それは悪かったけど、元はといえば貴女の発言じゃない」
絹旗 「そりゃそうなんですけど……」
結標 「私たちも戻りましょ。お昼の時間だしね」
絹旗 「はあ、そうですね。戻りましょうか」パンパン
結標 「あ、そうそう。言い忘れてたんだけど」
絹旗 「?」
結標 「スカートめくりに気を付けてね。常習犯がいるから」
絹旗 「結標さんが超珍しくジーンズだったのはその対策だったんですか」
結標 「そういうこと」
- 524 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/11/20(日) 03:01:13.78 ID:qz0OsBSko
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~同日 食堂~
園長 「はい。では、いただきます」
<イタダキマース
男の子A 「」ハグハグ
男の子B 「ポテトもーらい」
黒夜 「てめぇ! それ私の分だぞ!」
男の子C 「」パク
黒夜 「こらぁ! 自分の分食べきってから手を出しやがれ!」
男の子B 「」パク
黒夜 「返してもらうからなー」ヒョイパク
男の子B 「あ! あねごー! それ俺んのー!」
黒夜 「悪ィ。もう胃の中だから返せねぇわ」
女の子A 「」モギュモギュ
- 525 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/11/20(日) 03:02:25.71 ID:qz0OsBSko
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絹旗 「あー、口のまわりケチャップだらけじゃないですか」フキフキ
女の子A 「モガー」
女の子B 「お姉ちゃんもだよ」フキフキ
絹旗 「モガー」
寮監 「なるほど。二人とも、周りに合わせる形で調和をとっているのだな」
結標 「いえ、あの二人の場合は素だと思います」
寮監 「どちらでも構わんさ」
結標 「でも寮監さんが昼食を用意してくださるとは思ってませんでした」
絹旗 「なんかするつもりだったんですか?」
結標 「私手が空いてるから、昼食の用意でも手伝おうかなって思ってたのに」
絹旗 「寮監! 超ありがとうございました!」
寮監 「?」
絹旗 「子どもたちを危険に晒さずに済みました!」
結標 「どういう意味よ!」
黒夜 (ああ、メシマズなのか)モギュモギュ
- 526 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/11/20(日) 03:03:30.54 ID:qz0OsBSko
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~同日午後~
女の子A 「」ウトウト
絹旗 「お腹いっぱいで超眠くなっちゃいましたね」
女の子B 「いつもはお昼寝の時間なの」
黒夜 「」スピー
絹旗 「黒夜はまた……」
男の子A 「最初は怖いと思ったけど、寝るとかわいい」
男の子B 「……おれ、恋しちゃったかも」
絹旗 「」ブッ
男の子C 「あー、きーちゃったきいちゃった」ケラケラ
男の子B 「うるせぇやい!」
絹旗 「告白したら、きっとお姉ちゃん超喜びますよ」ニヨニヨ
男の子B 「む、むりだよ」
絹旗 「素直じゃないですねー」
- 527 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/11/20(日) 03:04:27.95 ID:qz0OsBSko
-
寮監 「絹旗」
絹旗 「あ、寮監。どうしたんですか」
寮監 「私はこの後所用があるので出なければならない。後は頼んだぞ」
絹旗 「超了解です」
寮監 「くれぐれもここで恋煩いなどしないようにな」
絹旗 「しませんてば!……って、まさかしたことがあるんですか?」
寮監 「昔の話だ」
絹旗 「…………そ、そうですか」
寮監 「この件ならば、今後も門限は問わない。しっかりやれよ」
<バタン
絹旗 「……そんな時間までいるとは今は思えませんけども」
男の子B 「」コソコソ
絹旗 「なーにしてるんですか?」
男の子B 「なっ、なんでもない!」ピュー
黒夜 「」スピー
絹旗 「左手の薬指にとんがりコーン……ま、今はコレが超精一杯ですか」クスッ
- 528 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/11/20(日) 03:05:36.94 ID:qz0OsBSko
-
~そんなこんなで夕方~
結標 「二人とも、トナカイさんが来たけど」
黒夜 「さっきから気になってるんだけど、なんでトナカイなの?」
絹旗 「去年のクリスマスに、ここでトナカイのコスプレしたんですよ、浜面が」
黒夜 「ブッ……想像したら吹いちまった。じゃ、サンタは嫁?」
結標 「ええ。滝壺さんのご提案でね」
女の子A 「帰っちゃうの?」
絹旗 「はい、申し訳ないですけども」
女の子B 「今度、仔猫さん見せてくれる?」
絹旗 「ええ、もう少し大きくなったら一緒に遊んであげてくださいね」
黒夜 「じゃ、ぼちぼち失礼するとしようか」
男の子A 「あねごー、また来てくれよなー」
男の子B 「絶対! 絶対だぞ!」
黒夜 「ま、ヒマがあったらな」
- 529 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/11/20(日) 03:07:25.25 ID:qz0OsBSko
-
絹旗 「毎日が日曜日の分際で何を言ってるんですか」
黒夜 「そ、それはそれだろ」
結標 「貴女も不登校児なのね……」
園長 「皆さん、今日はありがとうございました」ペコリ
結標 「そんな。私たちだって楽しんでやっておりますから」
園長 「厚かましいお願いですが、また機会がございましたら」
結標 「ええ。私だけでなく、この二人も寄越しますので」
黒夜 「えぇ!?」
絹旗 「ちょ、ちょっと!?」
結標 「満更でもなかったでしょ?」クスクス
黒夜 「ま、まあ……」
絹旗 「休みの日なら、どうにか……」
園長 「ご無理はなさらず。ご自分の生活をまず考えてくださいね」
結標 「お気遣い感謝します。またその内伺いますので」
園長 「普段から色々してくださっているのに、恐縮です」
- 530 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/11/20(日) 03:08:29.39 ID:qz0OsBSko
-
黒夜 「じゃ、またその内な」ノシ
絹旗 「いい子にしてるんですよー」ノシ
<バイバーイ
<マタキテネー
黒夜 「はー、やっと落ち着いたな」
絹旗 「途中ガン寝してたじゃないですか」
黒夜 「ん、そうだっけ」
絹旗 「」ハァ
<全員乗ったかー?
結標 「ええ、大丈夫よ」
ブロロロロ...
絹旗 「なんか超疲れました」
黒夜 「ガキの相手だもんな」
- 531 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/11/20(日) 03:09:38.16 ID:qz0OsBSko
-
結標 「二人とも、お疲れ様。これは奢りよ」ポイポイッ
絹旗 「……なんで超ブラックなんですか」
黒夜 「いいじゃん、すっきりできるっしょ」カシュッ
結標 「ところで貴女たち。何か忘れてない?」
絹旗黒夜 「「?」」
結標 「そもそも、今日の趣旨はなに?」
絹旗 「ええと、たしか」
黒夜 「楽しませた方が勝ちだっけ? って、あ」
結標 「そうよ。二人とも、これが第二回戦っていうのを忘れるぐらい楽しかったのね」クスクス
絹旗 「ええ、まあ……」
黒夜 「否定はしないけどさ……」
結標 「でも私から見ても、貴女たちはよくやってたと思う。さて、勝敗なんだけど」
絹旗黒夜 「「」」ゴクリ...
結標 「どちらがより楽しませたか。それは即ち、どちらが保育士として優れたスキルを持っているか、ということになるわね」
黒夜 「まあ、保育士じゃないけど」
絹旗 「言いたいことは超分かります」
- 532 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/11/20(日) 03:10:46.37 ID:qz0OsBSko
-
結標 「そこで、これを使って決めようと思う」ピラッ
黒夜 「なにこれ?」
結標 「前に園長先生からもらったの。保育士の適正試験にも使われてるチェックリストよ」
絹旗 「なるほど。これで採点しようって訳ですね」
黒夜 「そのリスト、いいの? 横流しじゃね?」
結標 「大丈夫よ。いわゆる過去問ってヤツだから」
絹旗 「で、で。結果はどうなんですか」
結標 「単刀直入に言うわね」
黒夜 「」ドキドキ
絹旗 「」ワクテカ
結標 「勝者、絹旗さん」
黒夜 「」ガボーン
絹旗 「ハイキターー!」
結標 「詳細は伏せるけど、接戦だったわね。二人とも適正があるんじゃない?」
黒夜 「」orz
絹旗 「」←コロンビアのポーズ
- 533 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/11/20(日) 03:12:23.25 ID:qz0OsBSko
-
黒夜 「私の何がいけなかったんだ……」
結標 「決め手になったのは。絹旗さんはやってて黒夜さんはやってなかった、ある動作」
黒夜 「それって何」
結標 「絹旗さんは子どもと会話するときに、しゃがむなり屈むなりして目線の高さを合わせてたの」
黒夜 「……それだけ?」
結標 「あら、これって大事よ。仲間内で最小身長の貴女たちでも、子どもから見れば大きいんだから」
絹旗 「最小て……」
黒夜 「……」
結標 「人間、自分より大きいものは本能的に警戒しちゃうものなの。
そういう意味では、絹旗さんの対応はベターだったわね」
黒夜 「くそ……」
絹旗 「超ざーんねーんでしたねー」ニヨニヨ
結標 「でも黒夜さんも。子どもたちに混ざって遊べてたじゃない。これはこれで重要なスキルね」
黒夜 「」フンス
絹旗 「黒夜は合わせてたんじゃなく、素でしょう」
- 534 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/11/20(日) 03:13:35.06 ID:qz0OsBSko
-
黒夜 「な、なんでだよ。絹旗ちゃん風に言えば、超大人の対応してただけだろ」
絹旗 「ま、そういうことにしておきましょうか」
黒夜 「大体絹旗ちゃんよ、いつまで猫旗やってるつもりだよ」
絹旗 「あれ? あ!」
結標 「いいじゃない、そのままで。よく似合ってるわよ」クスクス
絹旗 「ぐぬ……く、黒夜だって! いつまで指にとんがりコーンはめてんですか!」
黒夜 「あ? なんだこれ! いつの間に!」
結標 「……それは気付くでしょ」
黒夜 「ったくよ、誰だよ。こんなことして」サクサク
絹旗 「今はそれが超精一杯だったんですよ」
黒夜 「?」
結標 「ともかく。二人とも、また行く理由ができてよかったわね」
絹旗 「ま、まあ、サンタガールぐらいならしてもいいですよ。あ、黒夜は超トナカイで」
黒夜 「なんで私がトナカイなんだよ! 逆だろ、逆!」
結標 「トナカイならもういるでしょ?」
- 535 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/11/20(日) 03:14:44.88 ID:qz0OsBSko
-
絹旗 「あ、そうでした」
黒夜 「そうだ、私見てないぞ」
<また俺トナカイかよ!?
結標 「聞いてないの? 滝壺さんはすごい乗り気だったわよ」
絹旗 「去年のアレをまたやるんですか」
結標 「さすがに、去年みたいに総動員はしないけどね」
黒夜 「ああ、去年もやったんだ」
結標 「うん。でね、今年も私と滝壺さんは参加かな、あと来てくれる人は拒まないつもり」
絹旗 「サンタきつぼさんは超大人気でしたからねぇ」
黒夜 「サンタか……今年も来てくれるかな」
結標絹旗 「「え?」」
黒夜 「?」
結標 「だっ、大丈夫よ。きっと来てくれるでしょ」
絹旗 「そ、そうですよ! 今日みたいに超いい行いもしてるんですし」
- 536 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/11/20(日) 03:16:09.05 ID:qz0OsBSko
-
黒夜 「ま、当然だろ」
<サンタってアレだろ?よくポケットティッシュ配ってるよな。
絹旗 「余計なこと言ってないで運転に超集中しやがれです!!」
結標 (きっとあの駆動鎧の人ね)
黒夜 「何焦ってんの?」
結標 「なんでもないの。あ、もしよかったら夕飯私が奢るけど?」
絹旗 「え? いいんですか?」
結標 「今日は家に帰っても誰もいないのよ。一時的にお兄ちゃん返してあげてるから」クスクス
黒夜 「あぁ、そういうこと」
結標 「そういう訳なんで、第7学区の適当なところで停めてくれるかしら」
<あいよー。
黒夜 「にしても、何気にハードワークだったな」
絹旗 「結標さん、すごいですね。あの道に進もうとしてるんですから」
- 537 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/11/20(日) 03:17:10.95 ID:qz0OsBSko
-
結標 「私に一番合ってるかな、って思って」
黒夜 「私じゃムリだわ」
絹旗 「今日みたいにたまにならいいんですけどね」
結標 「んー、でもさっきも言ったけど、二人にも適正はあると思うけどな」
黒夜 「いやー、体がもたない」
絹旗 「そうですね。今だって正直超クタクタですし」
結標 「強制するつもりはないけどね。選択肢の一つにならいれてもいいんじゃない?」
黒夜 「選択肢ねぇ……」
絹旗 「まだそこまで考えられないです」
結標 「ゆっくり考えなさい。私や滝壺さんもそうしてたし」
黒夜 「マスターも?」
結標 「あの子は勢いでしょ」
絹旗 「まあ、この先考える機会もあるでしょうし。ゆっくりじっくり考えますよ」
☆ここまでの戦績☆
絹旗 1―1 黒夜
- 538 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/11/20(日) 03:17:38.23 ID:qz0OsBSko
-
といったところで、今回はここまでです。
いや、遅くなってしまい、本当に申し訳ありませんでした。
次回、第三回戦です。
次回投下は3日以内の予定です。
お付き合い頂き、ありがとうございました。
- 539 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(兵庫県)[sage]:2011/11/20(日) 03:18:57.46 ID:VoS6kOiHo
- おつにゃん
- 540 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(関東・甲信越)2011/11/20(日) 03:25:24.69 ID:L39D9BHAO
- 寮監おれだー結婚してくれー
- 541 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(京都府)[sage]:2011/11/20(日) 03:37:42.88 ID:GDHLeT7L0
- 黒夜サンタ信じてる
可愛いなwwwwww
2013年5月3日金曜日
絹旗「きぬはた荘、あふたー!」白井「あふたー?」~その3 1
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とある魔術の禁書目録,
結標,
白井黒子
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