- 560 : ◆GNBAEvC.[sage saga]:2011/11/23(水) 23:46:32.08 ID:nC76mEZ0o
-
~数日後 第7学区 隠れ家的喫茶店~
番外個体 「へー、じゃ今一勝一敗なんだね」
ショチトル 「まだまだ序盤だが、一進一退だな」
黒夜 「ま、私のストレート勝ちでもエンターテイメント性に欠けるしな」
絹旗 「なんでエンターテイメント性を超追求する必要があるんですか」
黒夜 「楽しいに越したことはないだろ?」サクサク
絹旗 「そりゃそうですけど、ってそのクッキーは私が注文したやつですよ!」
黒夜 「いいじゃん、減るもんじゃなし」
絹旗 「減りますよ! 事実減ってるじゃないですか!」ムキー
ショチトル 「この段階で一勝一敗となると、マスターの番のときに決する可能性もあるのか」
黒夜 「ん、そうなの?」
番外個体 「私は第五回戦の担当だからね。最速ならそこで決まるでしょ」
絹旗 「どっちかが三連勝すれば、ミサワさんの回で終わりってことですね」
黒夜 「せっかくなら最終戦までやったほうが面白いって。ここは上手くあわせて」
- 561 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/11/23(水) 23:48:09.20 ID:nC76mEZ0o
-
ショチトル 「こういうのはなんと言ったか。八百万?」
番外個体 「八百長だね。悪いけど、それは認められないよ。こっちも真剣にふざけてるんだから」
黒夜 「えー」
絹旗 「いや、超当たり前でしょう」
番外個体 「公平性を保つために、二人には直前まで明かさないことにするってことで一致してるんだし」
ショチトル 「やるなら真面目にやれ、ということだな」
黒夜 「わかりましたよーだ」サクサク
絹旗 「だからぁぁぁ!!」
番外個体 「クッキー1つでムキにならないの。コストコに行きゃ同じの売ってるからさ」
絹旗 「え、これ完成品!? 超自家製じゃないんですか!?」
番外個体 「自家製メニューにするには時間もお金も設備も足りないもん」
ショチトル 「それにしても大変だな。この先、土日は全部埋まっているということになるのか」
絹旗黒夜 「「え?」」
番外個体 「だね。実際、先週の土日フルに使ったでしょ?」
黒夜 「え、ちょっと待って。そこまで手が込んでるの?」
- 562 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/11/23(水) 23:49:42.74 ID:nC76mEZ0o
-
番外個体 「他のみんなが用意してくれてるお題も、一日かかるようなのばっかだよ」
絹旗 「超マジですか……じゃ、ミサワさんも?」
番外個体 「流石に私は。土日は店開けてるし。平日夕方で終わるようなの考えてるよ」
黒夜 「全員そういうのだと助かるんだけどなぁ」
絹旗 「もしかして、誰がどういう順番で何をするかって決まってるんですか?」
番外個体 「うん、全部決まってる。あなたたち抜きで集まって話したから」
黒夜 「いつの間に……」
番外個体 「しかもリーク防止のために、わざわざ第3学区の個室サロンでやったんだからね」
絹旗 「いや、あの、なんでそこまで……」
ショチトル 「動機は全員同じ。"面白そうだから"」
番外個体 「それにさっき言ったでしょ? 真剣にふざけてるって」
黒夜 「つまり私たち遊ばれてんのか」
絹旗 「超ヒドイです。私は遊び道具だったんですね」
番外個体 「まーねー」ケラケラ
絹旗 「いや、ちょっとは否定してくださいよ!?」
- 563 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/11/23(水) 23:51:39.62 ID:nC76mEZ0o
-
ショチトル 「まあ、二人も頑張ってくれ」
黒夜 「そりゃな。やるからに勝つしさ」
絹旗 「まーだ言ってんですか。先制点とったぐらいで超調子に乗ってるんですか?」
黒夜 「言ってろ。そんで次はいつどこだっけ?」
絹旗 「結標さんが言ってたじゃないですか。忘れたんですか」
黒夜 「忘れちった」テヘ
絹旗 「次の土曜日の昼前に、第3学区まで来るようにとのことです」
黒夜 「第3学区!? なんであんなところまで」
絹旗 「私が聞きたいぐらいです」
黒夜 「……ま、行きゃわかるか」
ショチトル 「マスター、さっきも出ていたが第3学区とは?」
番外個体 「さっき話した個室サロンとか、あとは超高級ホテルとか国際展示ホールとかあるとこだね」
絹旗 「普段はあまり近寄らないでしょうね。用事がないですもん」
黒夜 「そんなところで何やらされるんだか」
絹旗 「疲れないヤツだと超いいんですけど」
- 564 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/11/23(水) 23:53:01.68 ID:nC76mEZ0o
-
~翌土曜日 第3学区 とある駅前~
黒夜 「……第7学区と比べると、あまり人いねぇなぁ」
絹旗 「第3学区ですし」
黒夜 「で、今日の当番って誰なんだろう」
絹旗 「さあ?」
<わたくしですわ。
黒夜 「お」
絹旗 「この喋り方は」
婚后 「お二人とも、ごきげんよう」
黒夜 「今日はお嬢か」
絹旗 「婚后さんて……今日のお題がなんだか、想像できないです」
婚后 「それはこれから説明いたしますわ」
黒夜 「よし、頼む」
- 565 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/11/23(水) 23:55:19.45 ID:nC76mEZ0o
-
婚后 「ずばり申し上げて、今日のお題はテーブルマナーです」
黒夜 (げ!)
絹旗 「作法……」
婚后 「お二人にはこれから昼食と夕食をわたくし同席の上でとっていただきます」
絹旗 「それで、どっちが超お行儀良いかを見るってことですか」
婚后 「ええ」
黒夜 「ちょ、ちょっと待ってくれ! これは絹旗ちゃん有利すぎんだろ!」
婚后 「あら。どうしてそう思うのです?」
絹旗 「だ、だって、常盤台ってそういうのも教えてんだろ?」
婚后 「たしかにカリキュラムにはありますわね。ですが……」チラッ
黒夜 「?」
絹旗 「…………私、作法の授業の成績は下から数えたほうが超早いんです」
黒夜 「」プギャー
絹旗 「あなたには笑われたくないですよ!」ムキー
婚后 「つまり、黒夜さんだって完全不利ではなく、付け入るスキはあるということですわね」
- 566 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/11/23(水) 23:56:54.61 ID:nC76mEZ0o
-
黒夜 「……まあ、メシぐらい普通にしてりゃ大丈夫だろ」
婚后 「それでは、まず昼食に参りましょう。あ、今日の食事代は全てわたくしがもちますわ」
絹旗 「え、いや、悪いですよ」
婚后 「お構いなく。リーズナブルな店を選んでおりますので」クスクス
黒夜 「ゴチになりまーす」
絹旗 「こら!」
婚后 「ふふ、それぐらい気軽に構えたほうがいいですわよ。さ、参りましょう」
~同日 第3学区 とある料亭~
絹旗 (和室で個室……)
黒夜 (どこがリーズナブルなんだよぉぉ!)
絹旗 「あの、婚后さんはいつもここに?」
婚后 「いえ」
黒夜 「ここって旅館?」
- 567 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/11/23(水) 23:58:13.09 ID:nC76mEZ0o
-
婚后 「普通の和食レストランですが」
黒夜 「普通……」
絹旗 「ちなみにおいくらぐらいで……」
婚后 「3人でコースですから。5万円で少し足りないぐらいかと」
絹旗黒夜 「「……」」
婚后 「?」
<カコーン
絹旗 「さっきからなんの音ですか?」
黒夜 「あれあれ、あの竹の。なんて言うんだっけ?」
婚后 「鹿威しですわね」
黒夜 「ああ、そう、それそれ」
絹旗 「なんか和食っぽいです」
<失礼いたします。
<ガラッ
- 568 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/11/23(水) 23:59:19.92 ID:nC76mEZ0o
-
女将 「こちら、先付の品になります」
婚后 「はい、すみません」
女将 「ごゆっくりどうぞ」ペコリ
<パタン
黒夜 「……これだけ?」
絹旗 「超ちっちゃ」
婚后 「先付ですから。西洋料理でいうところの前菜でしょうか」
絹旗 「なるほど……こうやって順番で出てくるんですか?」
婚后 「今回ですと、この後にお吸物・向付・鉢肴・強肴・止肴・ご飯・水菓子ですわね」
黒夜 「わあ、聞いても何が出てくるんだか全然わかんね」
婚后 「ならばお楽しみにとっておきましょう。では、いただきます」
絹旗黒夜 「「いただきまーす」」
黒夜 「」ペロリ
絹旗 「一口ですか……もうちょっと味わいましょうよ」
- 569 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/11/24(木) 00:00:47.39 ID:FXVkMfxyo
-
黒夜 「こんなの一口じゃん……」
婚后 「いけませんわね」
黒夜 (あ、やべ)
絹旗 「んー、なんか超不思議な味がしますね」チビチビ
婚后 「普段食べ慣れていないからでしょうね」
<失礼いたします。
<ガラッ
女将 「こちら、お吸物になります」
婚后 「はい、どうも」
絹旗 (なんだか超高級って感じです)
黒夜 (この量とこの雰囲気じゃ全然食った気になれねぇよ……)
:
:
:
女将 「こちら、鉢肴の品になります」
黒夜 (あ、やっとメシっぽいのが出てきた)
- 570 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/11/24(木) 00:02:00.47 ID:FXVkMfxyo
-
絹旗 「これは白身魚ですか」
婚后 「ええ、焼物ですわね」
黒夜 「魚って食べるの苦手なんだよな……骨が」
絹旗 「私もあまり得意じゃないです」チョイチョイ
婚后 「骨ぐらいささっと取ってしまえばよいのです」
黒夜 「言うほど簡単じゃねぇよ……」
絹旗 「あ、でも、これ超おいしいですよ」
婚后 「過度な味付けはせず、素材の味を活かした調理が素晴らしいですわね」
黒夜 「あ、だからか。さっきからなんか味薄いのは」
絹旗 「黒夜は味覚が超ブッ壊れてるんですよ。濃い味ばっか食べてるから」
婚后 「良くも悪くも現代人ですわね」
黒夜 「い、いいじゃんか、別に」
絹旗 「今の内に矯正した方がいいと思いますけどね。あー、超おいしいです」マフマフ
黒夜 「ぐぬ……」
婚后 「……」コッソリメモメモ
- 571 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/11/24(木) 00:03:10.60 ID:FXVkMfxyo
-
~しばらくして~
女将 「そろそろお食事にいたしますか?」
婚后 「ええ、お願い致します」
女将 「かしこまりました」
<パタン
黒夜 「食事って……今までのは食事じゃなかったの?」
婚后 「ここでいう食事というのはご飯とお味噌汁のことです」
絹旗 「あ、そっか。何か超足りないと思ったら白いご飯でした」
黒夜 「なんか全体的に物足りない」
絹旗 「量はともかくとして、超おいしかったと思いますけど。焼き魚とか。見た目も綺麗ですし」
婚后 「白身魚の焼物ですわね。あれは見事でした」
黒夜 「そういうもんか……」
婚后 「という訳で、残すはご飯と氷菓子……ええと、つまりデザートですわね」
- 572 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/11/24(木) 00:04:19.41 ID:FXVkMfxyo
-
絹旗 「この後ってどうするんですか?」
黒夜 「夜までまだ時間あるぞ」
<失礼致します。
<ガラッ
黒夜 (この登場の仕方、いちいちやってて疲れないのかな)
女将 「お食事をお持ちいたしました」
婚后 「はい、ありがとうございます」
女将 「ごゆっくりどうぞ」
<パタン
婚后 「さ、頂きましょう。話はその後です」
絹旗黒夜 「「いただきまーす」」
黒夜 「……ただの白メシがこんなに上手いなんて」ハグハグ
絹旗 「おお、お味噌汁が白いです。超私好みです」ズズ...
婚后 「お二人とも、ここまででいかがでしたか?」
- 573 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/11/24(木) 00:06:03.49 ID:FXVkMfxyo
-
黒夜 「たまにならいいかなぁ」
絹旗 「超おいしかったです。こういうの中々ないですし」
婚后 「ご満足頂けたようで何よりですわ」クスクス
:
:
:
黒夜 「」ウマウマ
絹旗 「氷菓子ってフルーツのことだったんですね」
婚后 「その時々ですわね」
黒夜 「ごちそうさまでした」
絹旗 「超ごちそうさまです」
婚后 「これでコースは全部ですわね」
黒夜 「なんか食ったような、食ってないような」ズズ...
絹旗 「超時間かけてゆっくり食べましたし」
婚后 「……さて、この後ですが」ズズ...
絹旗 「移動ですか?」
- 574 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/11/24(木) 00:07:27.72 ID:FXVkMfxyo
-
婚后 「午後2時……どうしましょう」
黒夜 「適当に時間つぶすしか」
婚后 「あ」
絹旗黒夜 「「?」」
婚后 「黒夜さん、その服装はちょっとまずいかも」
黒夜 「なんで?」
婚后 「夜、予約を入れているお店に入れないかもしれませんわ」
黒夜 「それこそなんで?」
絹旗 「ドレスコードですか?」
婚后 「ええ。そこまで厳しくはないですか、今の黒夜さんは少々ロックンロール過ぎますわね」
黒夜 「そういうことは先に言ってくれよ。つっても、他の服だって似たりよったりだぞ」
絹旗 「!」ピンポン
絹旗 「あ、じゃあ私の私服貸してあげますよ!」
黒夜 「え?」
婚后 「絹旗さんの?」
- 575 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/11/24(木) 00:09:16.27 ID:FXVkMfxyo
-
絹旗 「私は今のところ年中制服なんで、出番もないですし」
黒夜 「いや、それは……あ、でも絹旗ちゃんの服か」ウーム
婚后 「絹旗さんの服なら、黒夜さんのサイズにも合うのでは?」
黒夜 「絹旗ちゃんの服を私が着ると、胸がキツイかもな」
絹旗 「むしろ超ゆるゆるに余りますからご心配なく」
黒夜 「なんだと」
絹旗 「なんですか」
婚后 「はいはい。それでは移動するといたしましょうか」
黒夜 「あれ? そういやレジはどこだ」
絹旗 「あるわけないじゃないですか。こういうお店に」
婚后 「このままここでお会計ですわね」
- 576 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/11/24(木) 00:11:16.18 ID:FXVkMfxyo
-
~同日午後 第7学区 常盤台新寮付近~
絹旗 「一応寮監には電話で伝えたんで、入るだけなら超問題ないハズです」トテトテ
黒夜 (しっかし絹旗ちゃんの歩く音可愛いな)トテトテ
婚后 「あの子たちは元気にしておられますか?」
絹旗 「ええ、そりゃもう。大きくなってるんで超びっくりすると思いますよ」
黒夜 「もしかして絹旗「ちなみに仔猫の話ですからね」
黒夜 「……」
絹旗 「あ、今鍵開けますんで」タッチ
<ピンポン
黒夜 「静脈認証なのか」
絹旗 「静脈だけじゃなく超色々見てるらしいですよ。詳しくは知りませんけど」
婚后 「以前、発電能力者に破られたことがあって、それ以来セキュリティを厳しくしているとか」
黒夜 「なるほどねぇ」
- 577 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/11/24(木) 00:12:19.23 ID:FXVkMfxyo
-
絹旗 「こっちです。婚后さんは知ってますよね」
婚后 「たしか3階でしたわね」
黒夜 「……すっげぇとこ住んでんだな」キョロキョロ
絹旗 「自由に使える空間なんて超一握りですけどね」
婚后 「まあ、あくまで学生寮ですから」
~301号室~
<ガチャ
絹旗 「ただいま戻りましたー……って、白井さんはいないですか」
婚后 「風紀委員の活動でしょう」
絹旗 「また最近超忙しいみたいですし」
黒夜 (風紀委員が忙しくなる、ねぇ……)
リック 「Σ」
婚后 「あら、お久しぶり」
- 578 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/11/24(木) 00:14:06.67 ID:FXVkMfxyo
-
リック 「」ポテテテ
婚后 「しばらく見ない内に大きくなりましたわね」ヒョイ
絹旗 「いや、ここ最近の成長の仕方には超びっくりですよ」
テスラ 「」ヨジヨジ
黒夜 「絹旗ちゃん、キャットタワーにされてんぞ」
絹旗 「いいんです。いつものことです」
婚后 「もう一匹……アスカといいましたか。彼女は?」
絹旗 「白井さんのベッドが超膨らんでるんで、多分そこで寝てますよ」
リック 「」ガッチリ
絹旗 「ええと、それで服でしたね。超ちょっとフォーマル気味なヤツを」ゴソゴソ
黒夜 「……視線を感じる」
ユリコ 「(・ω・)」ジー...
黒夜 「一匹だけデカイのがいるな」
婚后 「この子たちの母親ですわね」
黒夜 「へー、2世代で飼ってるのか」ナデナデ
ユリコ 「( ・ω・)ノ」
- 579 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/11/24(木) 00:15:54.09 ID:FXVkMfxyo
-
絹旗 「黒夜、これ試してみてください」ハイ
黒夜 「何コレ。サテン地、っていうんだっけ?」
婚后 「この光沢はサテン生地ですわね」
黒夜 「じゃ、ちょっと着てみるわ」イソイソ
:
:
:
絹旗 「どうでしたか?」
黒夜 「……」
絹旗 「おー、超ピッタリです」
婚后 「このような服、どこで着るのですか」
絹旗 「いやー、買ったはいいけどなかなか出番無かったんですよねー」
婚后 「でもこれなら大丈夫そうですわね」
黒夜 「ちょっと待った! この格好で外歩けってのか!?」
絹旗 「あ、生脚じゃアレですか? じゃ黒ストでも」ハイ
婚后 「そうそう。髪もアップにしたほうが服に合ってるかもしれませんわね」クイクイ
- 580 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/11/24(木) 00:17:29.83 ID:FXVkMfxyo
-
黒夜 「キャバ嬢じゃねぇか、これじゃ……」
絹旗 「いやー、超似合ってますよー」カシャ
黒夜 「や、やめろ! 撮るな! 撮るなって!」
婚后 「よくお似合いだと思いますが……」
黒夜 「なんかさ、私のキャラというかアイデンティティが剥奪されてるような気が」
絹旗 「超大袈裟ですってば……あ!」
黒夜 「今度はなんだよ」
絹旗 「この状態で猫パーツつけたら超可愛いですよ!」
黒夜 「誰がやるか!!」
婚后 「それぐらいにして。そろそろ向かうといたしましょう」
絹旗 「どこ行くんですか?」
婚后 「第5学区ですわ」
黒夜 「マジでこの格好なのか……知り合いに会ったら死ねる」
ユリコ 「( ( ( ・ω・)」ポテポテ
絹旗 「ユリコ、今の黒夜に近づいちゃダメです。毛が付いちゃいますから」ヒョイ
ユリコ 「(・ω・)?」
- 581 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/11/24(木) 00:17:59.62 ID:FXVkMfxyo
-
といったところで、今回はここまでです。
着替えた黒夜の外見は心理定規の黒Verだと思って頂ければ。
次回投下こそ三日以内の予定です。
お付き合い頂き、ありがとうございました。
- 582 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(兵庫県)[sage]:2011/11/24(木) 00:19:08.04 ID:PEq1VuK/0
- >>1乙!
サテン・・・だと・・・ - 583 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(関東)[sage]:2011/11/24(木) 00:22:34.46 ID:pOP+YMlAO
- 服に合わせて履き物も替えたんだよね?
ハイヒールで踏まれたい! - 584 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(長屋)[sage]:2011/11/24(木) 00:24:21.42 ID:vIaJ+LDe0
- 乙です~次回も楽しみやわ~
- 599 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/11/26(土) 21:17:12.04 ID:RkzLvHgvo
-
絹旗 「あ、そのブーツじゃおかしいんで。この靴つかってください」
黒夜 「これまた光沢があるな」ハキハキ
絹旗 「サイズ大丈夫ですか?」
黒夜 「な、なんだよこの靴。歩きづらい……」ヨテヨテ
絹旗 「超歩きづらいですよね。私も2回ぐらい履いて、その後はしまいっぱなしです」
黒夜 「なんでそんな靴出してきやがったぁぁぁ!」
絹旗 「その服に合うと思いまして」
婚后 「確かに、見る分にはバランスはいいですわね」
黒夜 「おまいら人を着せ替え人形かなんかと勘違いしてんだろ。絶対そうだ」
婚后 「そんなとんでもない」
絹旗 「今の私たちは、いわばシンデレラに登場する魔女ですよ」
黒夜 「……なんだ。私は灰でも被ってるっていうのか」
絹旗 「被ります?」
黒夜 「いい。……で、絹旗ちゃんはそのままで大丈夫なの?」
絹旗 「どうなんでしょ」
- 600 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/11/26(土) 21:18:24.09 ID:RkzLvHgvo
-
婚后 「大丈夫でしょう。学生の身分なら制服は正装だと言い張れますから」
黒夜 「えー、私だけこんな目に合うのは納得できない」
絹旗 「そりゃ私だって。超いい雰囲気のお店にいくなら、それなりに着飾りたい願望はありますよ」
黒夜 「だったら」
絹旗 「でも、でもですよ。そんな服装をして、夜7時とか8時に帰ってきたらどうなります?」
黒夜 「どうなんの?」
絹旗 「寮監に超捕まります。そして私は、明日の朝日を拝めません」
黒夜 「……」
婚后 「約束された未来のようなものですわね」
絹旗 「だから私は制服で超ガマンします……」
黒夜 「まあ……あの寮監相手じゃしょうがないよな」
絹旗 (ちょろいです)
黒夜 「じゃ、もう行くの?」
婚后 「ええ。そろそろ出て、ちょうどいいぐらいでしょうか」
絹旗 「ユリコ、留守番を超お願いしますね」
ユリコ 「( ・ω・)ノ」シュタッ
- 601 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/11/26(土) 21:19:50.71 ID:RkzLvHgvo
-
~同日 第5学区 とある大通り~
黒夜 「まだ5時半だってのに空は真っ暗だな」トテトテ
絹旗 「もう12月も半ばですからね」トテトテ
婚后 「最近はすっかり冷え込んでまいりましたしね」
絹旗 「ところで、次はどんなところですか」
婚后 「昼間が創作和食のコースでしたので、今度は西洋料理になります」
黒夜 「こんな服装を要求されるってことは、それなりに格式高い店なんだろうな……」
絹旗 「格式が高けりゃ値段も超高いでしょうね」
婚后 「そんなまさか。最初に申し上げた通り、リーズナブルな店を選んでおりますので」
絹旗 「婚后さんのリーズナブルの基準が超わからないですよ」
黒夜 (ていうか、雰囲気からお嬢って呼んでたけど、本物のお嬢だったんだな)
婚后 「貴女方だって、そこそこの奨学金は得ているでしょうに」
絹旗 「だからって、普段の食事にあそこまでかけないです」
黒夜 「腹に入っちゃえば同じだしな」
- 602 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/11/26(土) 21:21:09.41 ID:RkzLvHgvo
-
婚后 「普段から通ってる訳でもありませんわ。たまーーにの外食だとかで利用しているだけで」
黒夜 「私にとっての外食は二郎なんだけどな」
絹旗 「前について行きましたけど、超エライ目にあいました」
黒夜 「残しちゃうんだもんなー。食べ物と店長に謝れよ」
絹旗 「"小"であんなのが出てくると思わないじゃないですか。食べても食べても減らないですし」
婚后 「凄絶でしたのね……」
絹旗 「帰ってから、なんか内蔵が超グルングルンして気持ち悪かったんですからね」
婚后 (いったい何を食べたらそうなるのでしょうか)
絹旗 「超呻く私を見かねた白井さんが、背中とかお腹をナデナデしてくれたぐらいです」
黒夜 (……絹旗ちゃん、モテなさ過ぎて同性に走ったか)
婚后 (白井さん、報われない恋の果てに暴走を……)
絹旗 「……なんか二人とも、超失礼なこと考えてませんか?」
黒夜 「別に。仲いいなーって嫉妬してただけだよ」プイ
婚后 「お二人はルームメイトでありパートナーですもの」クスクス
絹旗 「?」
- 603 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/11/26(土) 21:22:45.71 ID:RkzLvHgvo
-
~とある商業ビル~
黒夜 「レストランて何階なの?」
婚后 「18階ですわね」
<チーン
絹旗 「お、18階に到着したみたいですよ」
婚后 「目的のお店は……ああ、こちらですわね」
受付 「いらっしゃいませ」ペコリ
黒夜 「」ブーッ
絹旗 「……なんかどっかで見たような」
黒夜 「」コソコソ
絹旗 「ちょ、なんですか。なんで私の後ろに隠れてんですか」
婚后 「本日18時で予約をさせて頂いた者……あら?」
受付 「……おや、君たちはたしか黒夜の」
- 604 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/11/26(土) 21:24:39.80 ID:RkzLvHgvo
-
婚后 「もしや、あの時のカマキリロボの方ですか」
絹旗 「あ、言われてみれば。髪型が違うんで一瞬気づきませんでした」
婚后 「今日は黒夜さんもお借りしておりますわ。ほら」グイ
黒夜 「わ、ちょっ」
受付 「なんだ、お前もいたのか」
黒夜 「うっせ……ていうか、なんでいるんだよ」
受付 「生活のためのバイトだ。以前のような収入はもう見込めないのだからな」
黒夜 「駆動鎧道楽をやめりゃどんだけ余裕があるか……」ブツブツ
受付 「おっと、今はバイト中だ。TPOに反した行為をとるところだった」
婚后 「では、案内をお願いできますかしら」
受付 「ご予約のお客様ですね。お席にご案内致します。こちらへどうぞ」
:
:
:
黒夜 「……」
絹旗 「どうしたんですか、一体」
- 605 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/11/26(土) 21:25:52.17 ID:RkzLvHgvo
-
黒夜 「いや……この服装をイジられるのもムカつくけど、スルーされるのもムカつくなって」
絹旗 「女子か」
黒夜 「女子だよ!」
婚后 「複雑な乙女心の表れですわね」クスクス
絹旗 「あー、つまり褒めてほしいんですか」
黒夜 「…………んなワケあるか」
婚后 「はいはい、お二人とも。まもなく料理がきます。そこから後半戦開始ですわ」
絹旗 「西洋料理ならまだなんとかなりそうです」
黒夜 「やべ、緊張してきた」ドキドキ
店員 「お待たせいたしました。こちら、パンと」コトッ
絹旗 (わ、超おいしそう)
店員 「前菜のスモークサーモンのサラダになります」コトッ
絹旗黒夜 「「鮭……」」
婚后 「?」
店員 「失礼致します」ペコリ
- 607 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/11/26(土) 21:27:19.24 ID:RkzLvHgvo
-
婚后 「さ、どうぞ」
絹旗黒夜 「「いただきまーす」」
絹旗 「お、超おいしい」パリパリ
黒夜 「鮭はこういう使い方もあるのか……」
絹旗 「ところで、この後は何がくるんですか?」
婚后 「さあ? わたくしはディナーコースとしか注文しておりませんので」
黒夜 「決まってないの?」
婚后 「この後はパスタ・メイン・ドルチェ・お茶の順番なのは確定です」
絹旗 「昼間よりもメンバー少ないんですね」
黒夜 「その方が正直助かる」パリパリ
絹旗 「お、パンも超おいしいです。これパン屋に出しても売れますよ」ハモハモ
黒夜 「そりゃそうだろ」カチャ...
婚后 「……」
黒夜 「食べないの?」
婚后 「ええ、頂くといたしましょう」
- 608 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/11/26(土) 21:29:19.13 ID:RkzLvHgvo
-
~しばらくして~
店員 「こちら、シチリアのトマトを使用した冷製スパゲティになります」コトッ
婚后 「はい、どうも」
店員 「失礼致しました」ペコリ
黒夜 「冷たいスパゲティ……この時期に?」
絹旗 「結構美味しいですよ」クルクル
黒夜 「あまり馴染みがないな」クルクル
婚后 「サラダ等にも使われるではないですか」
黒夜 「ああ、そういう感じか」カチャ
絹旗 「あ、超甘い。酸っぱいと思ったのに」
黒夜 「おー、なんか新鮮な感覚……」
婚后 「……」
黒夜 「素麺みたいなものか」
絹旗 「いや、超違うでしょう」
- 609 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/11/26(土) 21:30:58.10 ID:RkzLvHgvo
-
黒夜 「家でもできるかな」
婚后 「レシピと材料さえあれば、そう難しくないかと」
黒夜 「簡単そうで良さげだなぁと思って」
絹旗 「鮭を焼く以外に何もできない人間が何を言ってんですか」
黒夜 「な、なんだよ。あれから私だって料理の練習してるんだからな」
絹旗 「はいはい」
黒夜 「まっ、負け惜しみは程々にな」フン
絹旗 「なっ……ぐぬぬ……」
婚后 「はいはい、そこまでそこまで。いがみ合っていては味覚も濁りますわよ」
絹旗黒夜 「「はーい」」
:
:
:
店員 「こちら、鴨胸肉のローストになります」コトッ
絹旗 「おぉ」
店員 「失礼致しました」ペコリ
- 610 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/11/26(土) 21:32:21.88 ID:RkzLvHgvo
-
黒夜 「鴨って美味しいの?」
絹旗 「寮の食堂で出たことありますけど、美味しいですよ」
黒夜 「じゃ、さっそく」スチャ
絹旗 「あ、超柔らかいです」
黒夜 「……おいひい」
婚后 「この柔らかさは見事ですわね。臭みも抑えられておりますし」
黒夜 「え? 鴨って変な匂いするの?」
絹旗 「クセは強いらしいですよ」
黒夜 「この肉、全然そんな感じしないじゃん」パク
婚后 「家で料理してもこうはなりませんのに……コツを教えてほしいですわね」
黒夜 「家にいるときに鴨なんて使うんだ……」
婚后 「ええ、うどんに入れたりとか」
絹旗 「ネギは超欠かせませんよね」
黒夜 「あ、もしかしてカモネギってそういう意味?」
婚后 「鴨とネギの相性が良いということですわね」
- 611 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/11/26(土) 21:33:38.45 ID:RkzLvHgvo
-
黒夜 「なるほどな。だからネギが鴨しょってくるのか」
絹旗 「逆です、逆」
~食後~
黒夜 「……いい紅茶だ」ズズ...
絹旗 「ドルチェ、でしたっけ? あのチョコレートムース超おいしかったです」ハゥ
婚后 「さて……落ち着いたところで、総評と参りましょう」
絹旗 「☆3つ」
黒夜 「頂きました、☆3つです」
婚后 「このお店ではなく、貴女方のです」
絹旗 「あ、やっぱりそっちですか」
黒夜 「いよいよ結果が出るのか……」
婚后 「」ウーン
絹旗 「どうしました?」
婚后 「いえ、どこからどこまで申し上げたものかな、と」
- 612 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/11/26(土) 21:34:31.28 ID:RkzLvHgvo
-
絹旗 「別にビブラートに包む必要も超ないかと」
黒夜 「ビブラートに包んでどうすんだよ」
婚后 「そうですわね。ではご本人のためにも、はっきりと申し上げましょう」
婚后 「まず、黒夜さん。昼食のときですが、箸の持ち方がまるでなっておりません」
黒夜 「」
婚后 「加えて刺し箸、探り箸、涙箸、回し箸……ええ、正直申し上げて溜息を抑えるのに必死でした」
黒夜 「そ、そこまでかよ……」
絹旗 「超仕方ないですよ。黒夜は普段手づかみで食べてるんですから」
黒夜 「食べてねぇ!」
婚后 「さらに」
黒夜 「まだあんの!?」
婚后 「魚の焼物が出てたと思いますが、もう少し綺麗に食べた方が良いかと」
黒夜 「……だって、骨とるの苦手なんだもん」
婚后 「悪いところだけではアレですので良いところも挙げておきますと。
お二人とも、お米を一粒も残さず食べたのには感心いたしました」
黒夜 「だって勿体ないじゃん」
絹旗 「前に浜面にすっごい怒られたので」
- 613 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/11/26(土) 21:35:41.02 ID:RkzLvHgvo
-
婚后 「昼食に関してはこれぐらいでしょう。次に、この夕食」
婚后 「まず、絹旗さん。パンは丸かじりで食べてはいけません」
絹旗 「えっ」
婚后 「こういう席では、ちぎって食べるものです」
絹旗 「は、はい……」
婚后 「それと、これはお二人に言えるのですが」
絹旗黒夜 「「」」ゴクリ
婚后 「ナイフで肉を切るとき、往復させてはダメです。ノコギリではないのですから」
黒夜 「え……ダメなの?」
婚后 「ナイフで切るときは、引く動作のみで切るのが正解ですわね」
絹旗 「そういえばこれは授業でも言われました……」
婚后 「以上が、主に気になったところですわね」
黒夜 「主に、なのか」
婚后 「本っ当に細かいところまで突いたら、まだまだございますが」
絹旗 「いっ、いいですよ。もう許してくださいよ」
- 614 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/11/26(土) 21:37:18.19 ID:RkzLvHgvo
-
婚后 「さて、ここまでを鑑みて。お二人に優劣をつけるならば」
絹旗黒夜 「「……」」
婚后 「勝者は絹旗さんでしょう」
絹旗 「いえす!」
黒夜 「……うん、これはなんかもう予感できてたわ」ゲンナリ
婚后 「やはり黒夜さん、箸の持ち方が大きなマイナスになりましたわね」
黒夜 「ちくせぅ……」
婚后 「お二人も、これからこういう席に出ることも増えるでしょうから。覚えるに越したことはございませんわよ」
絹旗 「こういう席といいますと?」
婚后 「そうですわね、身近な例えですと結婚式だとか」
黒夜 「それフラグ? だれか結婚するってこと?」
絹旗 「超最有力候補は浜面と滝壺さんでしょう」
婚后 「結婚式ではなくとも、例えば素敵な殿方に誘われたりとか」
黒夜 「喪女一直線の私たちには関係ないな」
絹旗 「なんで私まで超一直線なんですか!」
- 615 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/11/26(土) 21:38:27.90 ID:RkzLvHgvo
-
婚后 「さて、お二人ともこの後お時間はお有りですか?」
黒夜 「全然平気」
絹旗 「門限まではまだちょっとありますね」
婚后 「ならばもう一店付き合って頂きましょう」
黒夜 「え、まだマナー講習があるのかよ」
婚后 「いえ。昼も夜もこういったお店では肩が凝りますから。最後に気楽なお店でお茶でも飲みましょう」
絹旗 「お、いいですね」
黒夜 「お嬢の基準で気楽ってどんなだよ」
婚后 「ミサワさんのお店を想像してください。ちょうどああいった感じですわ」
黒夜 「あ、だったら大丈夫かな」
絹旗 「じゃ、行くとしましょうか」
黒夜 「あ、待って。だったら先に着替えたいんだけど」
絹旗 「え? 黒夜の服なんか全部寮に超置いてきちゃいましたよ」
黒夜 「うそ!?」
絹旗 「だから今日はその服で帰っていいですよ」
- 616 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/11/26(土) 21:39:30.12 ID:RkzLvHgvo
-
黒夜 「」
婚后 「あ、すみません。お会計を」ノシ
店員 「はい、少々お待ちください」
黒夜 「」
絹旗 「おぉ、超嬉しさのあまりバグっちゃいましたか」
婚后 「女子ですもの。お洒落して浮かれてしまうのもムリはございませんわ」クスクス
受付 「失礼致します。こちら本日の伝票になります」
婚后 「一括でお願い致します」つ【カード】
受付 「畏まりました。……おい、どうしたんだ」
黒夜 「」
絹旗 「そっとしておいてあげてください。喜びを超かみしめてるんですよ」ニヨニヨ
受付 「そうか……ずっとぼっちだったからな。友人と食事を取るだけでも嬉しいのだろう」
黒夜 「」
☆ここまでの戦績☆
絹旗 2―1 黒夜
- 617 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/11/26(土) 21:40:14.68 ID:RkzLvHgvo
-
といったところで、今回はここまでです。
絹旗2連勝で一歩リード、どうなるのでしょうか。
次回投下は3日以内に。
お付き合い頂き、ありがとうございました。 - 618 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(長屋)[sage]:2011/11/26(土) 21:43:55.20 ID:6HHsJarh0
- <<1乙です~次回も楽しみやわ~
しかし、ナイフを引くだけは
知らんかったw - 619 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(空)[sage]:2011/11/26(土) 21:45:38.84 ID:Uqsmrprr0
- ディナーはいくらだったんだろう・・・
昼よりは高いんだろうが、それをカードで一括て・・・ww - 620 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(中部地方)[sage]:2011/11/26(土) 22:11:36.97 ID:1tz4m/Lpo
- 引き切り用って、日本向けの食卓ナイフ?
西洋は包丁や鋸など刃物全般を押して切る文化だから、食卓ナイフも押し切るように刃付けされてるはずだけど……
まぁ、押し引き両方やるのはマナー違反ではあるんだろうけど - 628 : ◆8GNB4AEvC.[saga]:2011/11/27(日) 23:38:36.22 ID:9gH47bQuo
-
>>620
ググってみました。引いて切るナイフって日本だけなんですね。
無知でお恥ずかしい限りです。
それでは、始めさせて頂きます。
折り返しの第4回戦です。
- 629 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/11/27(日) 23:39:42.61 ID:9gH47bQuo
-
~翌日 第7学区 とある路地~
黒夜 「絹旗ちゃん、服返すの洗濯してからでいい?」
絹旗 「いいですよ、いつでも。どうせすぐには着ないですから」
黒夜 「あ、絹旗ちゃんが洗濯しないでそのままの方がいいって言うなら」
絹旗 「超さっさと洗ってきやがれです」
黒夜 「じゃそうさせてもらうわ。……んで、今日はなんなの?」
絹旗 「さあ……超相変わらず時間と場所しか教えてもらってませんから」
黒夜 「ここが待ち合わせポイントだよな」
絹旗 「ええ。それで今日の当番の方がいるハズで」
黒夜 「誰だろうな」
浜面 「俺だぁ!」
絹旗黒夜 「「……」」
絹旗 「もっと超力強く!」
浜面 「俺だぁぁぁぁ!!」
- 630 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/11/27(日) 23:40:35.70 ID:9gH47bQuo
-
黒夜 「愛を訴えるように!」
浜面 「滝壺、俺だぁぁ!」
絹旗 「歌舞伎風に」
浜面 「あ、この俺様よぉ!」
黒夜 「ワンピ風に」
浜面 「俺だぁ!」ドドン
浜面 「って何やらしてんだ、お前らは!」ペシッ ペシッ
絹旗 「いたっ」
黒夜 「ふぎゃ」
浜面 「という訳で、俺だ」
絹旗 「浜面、また運転手ですか。超ご苦労です」
黒夜 「で、車はどこ? さっさと乗っちゃいたいんだけど」
浜面 「違うから! 今日の審判はなんと俺だから!」
絹旗 「えー、なんで浜面なんですか」
- 631 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/11/27(日) 23:42:20.25 ID:9gH47bQuo
-
浜面 「いや、俺も場違いじゃないかと思ったけどよ……滝壺から」
――はまづらが入ったら丁度7人だから。
浜面 「って言われてな」
黒夜 「つまり数合わせか」
絹旗 「やっぱり浜面は超浜面です」
浜面 「俺すげぇ。始まってから5分も経ってないのにこの言われ様だよ」
絹旗 「私、不戦敗でいいんで今日は帰りますね」
浜面 「おいおい」
黒夜 「絹旗ちゃんが帰ってどうすんだよ。だったら私が帰るよ」
絹旗 「いや、私が」
黒夜 「いやいや、私が」
浜面 「あ、だったら俺が」
絹旗黒夜 「「どうぞどうぞ」」
浜面 「お前ら息ピッタリだな! 実は二卵性双生児だろ!」
- 632 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/11/27(日) 23:43:21.82 ID:9gH47bQuo
-
~同日 第7学区 とある廃ビルの一室~
絹旗 「なんだかんだ言って来ちゃったワケですけど」
浜面 「ま、絹旗は口では色々言うけど身内や仲間にゃ甘いからな」
絹旗 「」ポカポカ
浜面 「痛い痛い」
黒夜 「で、ここはなんなの? ボロビルにしか見えないけど」
浜面 「あー、お前らさ。俺が元々スキルアウトの一員だったのは知ってるか?」
絹旗 「知ってますよ。いつも"俺はボスだったんだYO"って超自慢してたじゃないですか」
黒夜 「へえ、そうなんだ」
浜面 「俺、自慢してたか……? ま、ともかく、ここはその頃使ってたアジトの一つだ」
絹旗 「随分ホコリ溜まってますけど」ツー...
浜面 「今となっちゃ近づく人間もいないだろ」
黒夜 「ま、ここがどういうとこなのかは分かったけど。こんなところで何やんの?」
浜面 「詳しいところはこれから説明する。その前にだ」
絹旗黒夜 「「?」」
- 633 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/11/27(日) 23:44:24.19 ID:9gH47bQuo
-
浜面 「お前ら、今日の持ち物全部、ここに置いていってくれ」
黒夜 「はあ? なんで?」
浜面 「勝負の公平性を保つために預かるだけだ。帰るときにそのままお返しする」
絹旗 「携帯もですか?」
浜面 「むしろ携帯を持たれてたら困るな」
黒夜 「まあ、分かったよ」
絹旗 「ちゃんと後で返してくださいよ」
浜面 「なくなってるモンがあったら殴るなり弁償させるなりすればいいさ。全面的に応じるぜ」
黒夜 「つっても財布と携帯とハンカチぐらいしかないな」
絹旗 「カバンと……超ほとんどこの中です。あとはパスケースぐらいですね」
浜面 「じゃ、本当に出したかどうか身体検査を」
絹旗黒夜 「「殴るぞ」」
浜面 「ハイ、スミマセン」
黒夜 「そんで次は?」
浜面 「じゃ、絹旗。とりあえずこの部屋で待機しててくれ」
- 634 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/11/27(日) 23:45:14.31 ID:9gH47bQuo
-
絹旗 「このドアですか」ガチャ
浜面 「あ、そうそう。今日のルールでな、能力使ってなんかしたら即失格だからな」
絹旗 「……分かりました」
黒夜 「何が始まるってんだ」
絹旗 「超普通の部屋ですけど」
<バタン
絹旗 「え?」トテテテ
絹旗 「あ、あれ? 開かない? え?」ガチャガチャ
絹旗 「浜面! これはどういうつもりですか!」
絹旗 「浜面ー!」ドンドン
<開けてくださいー!
<ドンドン
黒夜 「いいのか?」
- 635 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/11/27(日) 23:46:20.99 ID:9gH47bQuo
-
浜面 「今はいいんだ。で、黒夜。お前はこっちの部屋」
黒夜 「私も監禁されんの?」
浜面 「ま、そんなところか?」
黒夜 「誰かーーー! 誰か助けてーーーー!!」
浜面 「」
黒夜 「スキルアウトに監禁されてあんなことこんなことされちゃうーーー!!」
浜面 「しねぇっての!」ガシッ
黒夜 「モゴッ」
浜面 「なんもしないから、入って待ってろ」ポイッ
<バタン
黒夜 「……」
黒夜 「」ガチャガチャ
黒夜 「開かない……よな。やっぱり」
黒夜 「こんなドアなら簡単にブチ破れるけど……能力使ったら失格だもんな」
- 636 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/11/27(日) 23:47:33.07 ID:9gH47bQuo
-
絹旗 「なんだっていうんですか、いったい」
絹旗 「…………早く開けてくださいよ」
<あ、あー、マイクのテスト中。
絹旗 「?」
<よし、お前ら!今日のルールを説明するぞ!
<この先生き残るためには何が必要か?
<俺は洞察力、行動力、判断力、そして咄嗟の閃きと考える。
絹旗 「……」
絹旗 「多いでしょ」
<それが備わっているかどうか、が今回の勝負のキモだ。
<お前らは、能力以外の全てを総動員してその部屋から脱出してもらいたい。
<つまり、今回の勝負は密室脱出ゲームだ!
絹旗 「先に脱出した方が勝ちってことですか」
絹旗 「だから持ち物没収ですか……超なるほどです」
- 637 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/11/27(日) 23:48:51.22 ID:9gH47bQuo
-
<制限時間は日没まで、つまりあと6時間強ってところだな。
黒夜 「なるほどねぇ。そういうことか」
黒夜 (やることなくてネットの脱出ゲームやりまくってた私有利♪)
<さあ、勝負はもう始まってるぞ。
<おい絹旗、いつまで壁の角っこで体育座りしてんだ。
黒夜 「」ブフッ
黒夜 「……やべ、想像したら萌えた」
黒夜 「よしよし、始めるか」
黒夜 (こういうのはまず、難しいことは考えず虱潰しに調べまくるのが定石なんだよな)
黒夜 「目立つもんは机、ベッド、冷蔵庫……そんぐらいか」
黒夜 「元々はスキルアウトのアジトだしな。隠し扉とかあるかもしれないな」
黒夜 「……ん?」
黒夜 (天井に何かあるな……ありゃなんだ?)
- 638 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/11/27(日) 23:50:20.48 ID:9gH47bQuo
-
~その頃~
絹旗 「さて、何からしましょうか……」
絹旗 「とりあえず出口ですね。入ってきたドアを超調べてみましょうか」トテテテ
絹旗 「……」
絹旗 「」ガチャガチャ
絹旗 「開かない……」
絹旗 「」ペタペタ
絹旗 「上下左右、紙一枚差し込む隙間も超ないですね……」
絹旗 「んー……あ」
絹旗 「鍵穴……?」ツンツン
絹旗 (鍵穴があるということは、鍵もどこかにある……?)
絹旗 (どの道、今の段階でドアはどうにもならないですね)
絹旗 「部屋の中を超探索してみましょうか……とりあえず気になるのは」
絹旗 「机の上に、これ見よがしにあるノートPCですね」
- 639 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/11/27(日) 23:51:22.85 ID:9gH47bQuo
-
:
:
:
浜面 「」←モニター中
浜面 「ふふふ、二人とも頑張っておるな」
浜面 「だが、一筋縄ではいかんぜ」
浜面 「ネタ集めのために古今東西の脱出ゲームをプレイし」
浜面 「時間をかけて準備したこの"密室"、そう簡単には破れんよ」
浜面 「しかも、しかもだ」
浜面 「他の連中、揃いも揃ってLEVEL4の頭脳を持つ奴らがアイディアを出し合ってくれた!」
浜面 「これはそう簡単には解けまいて」
浜面 「さて」ガサガサ
浜面 「俺は昼食をとりつつ、高みの見物とさせてもらおう」
浜面 「おう……さすが滝壺弁当、俺の好物ばっかりだ」
浜面 「いただきまーす♪」
- 640 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/11/27(日) 23:52:44.64 ID:9gH47bQuo
-
~1時間後~
<1時間経過だ!調子はどうだ?頑張れ!
絹旗 「」orz
絹旗 「あぅぅ……」
【ログインパスワードを入力してください】
絹旗 「思いつく限りのものは試しましたけど……ダメですか」
絹旗 (ヒントもなしってのは超あんまりです)
絹旗 (あ、もしかしてパスワードのヒントになるものがどこかに?)
絹旗 「パソコンは超置いといて、ほかの場所を調べてみましょうか」
絹旗 「んー」キョロキョロ
絹旗 「ベッド、ですね」ポムポム
絹旗 「……あ!」
絹旗 「ベッドの下になにか落ちてる……」ググ...
- 641 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/11/27(日) 23:54:27.68 ID:9gH47bQuo
-
絹旗 「……届かない」
絹旗 「も、もうちょいなんですけど……」ググ...
絹旗 「ぐぬー……」グググ...
浜面 (絹旗、あのポーズでもスカートの中見えないのか……角度が計算されてんだな)フム
絹旗 「あーもー!」
絹旗 「能力OKならベッド持ち上げちゃうんですけどねー……」
絹旗 「マジックハンドとかないんですか?」キョロキョロ
絹旗 「ないですよね。はーあ……」
ボキッ
絹旗 「ふぎゃっ!」ドテッ
絹旗 「な、なんですかこのパイプベッドは! 人が腰かけたぐらいで超ポッキリと!」プンスコ
絹旗 (……ん、これ使えば)
- 642 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/11/27(日) 23:55:33.99 ID:9gH47bQuo
-
絹旗 「長さは超大丈夫そうですね」
折れたパイプを手に入れた
絹旗 「さっきのベッドの下の……よっ……」
絹旗 「あっ、このまま……んしょ……」
USBメモリを手に入れた
絹旗 「……」
絹旗 「もしかして、これをさっきのPCに超接続すれば!」トテテテ
絹旗 「」カシュ
【ログインパスワードを入力してください】
絹旗 「」orz
絹旗 「なんなんですか、もーー!!」
- 643 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/11/27(日) 23:56:53.85 ID:9gH47bQuo
-
~その頃~
<ナンナンデスカモー
黒夜 (絹旗ちゃんは苦戦中か)
黒夜 「さて……部屋中探して出てきたのは」
- 緑文字で2と書かれたメモ
- 赤文字で六と書かれたメモ
- ズゴック
黒夜 「んー……」ガシガシ
黒夜 「なんで冷蔵庫にズゴックが入ってたんだ? しかもシャア専用」
黒夜 (意味のないダミーか、それとも深い意味が……?)
黒夜 「それに、天井にくっついてるアレも気になるな」
黒夜 (手が届かなくて取れないけどさ!)ケッ
- 644 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/11/27(日) 23:58:22.45 ID:9gH47bQuo
-
黒夜 「せめて踏み台になるものはないのか」トテトテ
黒夜 「……垂直跳びで届く高さじゃないな」
黒夜 「んー」ペタペタ
黒夜 「壁のここ、なんか切れ目が」
黒夜 「?」ツンツン
クルン
黒夜 「お、引っくり返って取っ手になった」
黒夜 (これ引っ張ったら……もしかして)ドキドキ
黒夜 「世界崩壊のトリガーが」
黒夜 「なーんてな」グイ
ガララッ
黒夜 「お、隠し梯子? 横スライド式になってたのか」
黒夜 (これ登れば余裕で届くな)カンカン
- 645 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/11/27(日) 23:59:34.61 ID:9gH47bQuo
-
黒夜 「天井のコレを、よっと」スポッ
黒夜 「これは」
アイスピックを手に入れた
黒夜 「色々使えそうだな」
黒夜 「」<グゥー
黒夜 「そういやハラ減ったな……昼食ってないもんな」
:
:
:
浜面 「そろそろ2時間が経つ頃か」
浜面 「何の役にもたたないダミーアイテムを紛れ込ませたけど」
浜面 「見抜くことはできるかな?」
浜面 「」【マイクON】ポチッ
浜面 「あー、2時間経過だ! 適度に休みつつ頑張れ!」
浜面 「」【マイクOFF】ポチッ
浜面 「さて、先に出てくるのはどっちかねぇ」
- 646 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/11/28(月) 00:00:04.33 ID:Dy0g78jEo
-
といったところで、今回はここまでです。
密室脱出対決、その先に待つのは希望か、絶望か。
次回投下は3日以内に。
お付き合い頂き、ありがとうございました。
- 647 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)[sage]:2011/11/28(月) 00:01:54.45 ID:1z6ZLKCI0
- 乙!今回も楽しませてもらいました!
- 648 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)[sage]:2011/11/28(月) 00:02:11.65 ID:PdGaS4YIO
- ゴンとキルアがG.I入る前に別室で修行してたのを思い出した。
- 649 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)[sage]:2011/11/28(月) 00:09:25.13 ID:6j/FrL4DO
- シャアズゴはええモンじゃけぇのぉ
- 651 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(不明なsoftbank)[sage]:2011/11/28(月) 01:04:23.74 ID:JSdxDMH/o
- 凄くどうでもいいけどズゴックじゃなくてズゴッグな
- 661 : ◆8GNB4AEvC.[saga]:2011/11/29(火) 21:35:11.56 ID:P78F8Kjao
-
>>651
ズゴックかズゴッグか迷ったんですが、
Wikipedia にはズゴックと記載されてたんでズゴックにしました。
それでは、始めさせて頂きます。
リアル脱出ゲーム対決、後半戦です。
- 662 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/11/29(火) 21:36:07.58 ID:P78F8Kjao
-
絹旗 「……」ウーン
絹旗 「目的は脱出……考えてみたら、手段は問われてませんよね」
絹旗 「」トテトテ
絹旗 「浜面ー」コンコン
絹旗 「ねぇー、浜面ぁー、ちょっと着替えを手伝ってほしいんですけどぉ☆」
<何言ってんだ?お前着替えなんか持ってなかったろ。
絹旗 「……」
絹旗 「作戦超失敗です」チッ
<さて、そろそろスタートしてから2時間半ほどか。
<俺から1つアドバイスだ。部屋の中は隅々の隅々まで探索したほうがいいぞ。
絹旗 「今更、何を超当然なことを」
絹旗 「……あ、そういえば冷蔵庫はまだ見てませんでしたね」
絹旗 「あれ?」
- 663 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/11/29(火) 21:38:17.92 ID:P78F8Kjao
-
絹旗 (マグネットでメモ用紙が)ペリッ
メモを手に入れた
絹旗 「んーと」
AWEDXZ gyujnb ftyhbv HUIKMN
絹旗 「……」
絹旗 「?」
絹旗 (なんですか、コレは……)
絹旗 「ま、まあ、コレは超置いといて。冷蔵庫の中は、と」ガチャ
絹旗 「あ、なんか色々入ってる」
金属製のボトルを手に入れた
木のブロックを手に入れた
バターナイフを手に入れた
絹旗 (ちょっと手持ちのアイテムを見なおしてみましょうか。机もあることですし)
- 664 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/11/29(火) 21:40:48.37 ID:P78F8Kjao
-
絹旗 「このボトル、なんでしょうね。超冷たいですけど」
絹旗 「」カパッ
絹旗 「水……?」
絹旗 「」スンスン
絹旗 「匂いもしないですね……なんだろ」
絹旗 「飲めるかどうかもわかりませんし、とりあえず蓋閉めて置いておきましょうか」パチン
金属製のボトル→謎の液体
絹旗 「次に……この木材はなんでしょうか」
絹旗 (手にすっぽり収まる大きさの立方体。でも継ぎ目も蓋もない。この形で超切り出した感じですね)
絹旗 (振っても、中に何か入ってる感じしませんし)フリフリ
絹旗 「よく分からないので超放置ですね」
絹旗 「バターナイフは、まあ。となると、あとはコレですか」
AWEDXZ gyujnb ftyhbv HUIKMN
絹旗 「なんでしょうねー……」ウーム
- 665 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/11/29(火) 21:44:13.71 ID:P78F8Kjao
-
絹旗 「パソコンのパスワードにしちゃ超長すぎる気が」
絹旗 「大体、こんなたくさんキーボードで打とうとすると間違え」カチャカチャカチャカチャ
絹旗 「!?」
絹旗 (も、もしかして!?)
絹旗 「S、h、g、J……Enter、と」カチャカチャ タン
【ようこそ】テレンテレン
絹旗 「きたぁぁ!」ピャー
絹旗 「ふん、所詮バカ面が作った暗号なんて超こんなもんですよ」フンス
絹旗 「……でも、デスクトップにはゴミ箱しか……あ!」
絹旗 「USBメモリ!」カチカチ
絹旗 「テキストファイルが1つ……?」カチカチ
賽を砕き頭を垂れよ。さすれば氷の鍵が手に入らん。
絹旗 「……」
絹旗 「?」
- 666 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/11/29(火) 21:46:49.97 ID:P78F8Kjao
-
~その頃~
黒夜 「行き詰ったな……」
黒夜 「」ガサガサ
- 緑文字で2と書かれたメモ
- 赤文字で六と書かれたメモ
黒夜 「これは確実に何かを解除するためのヒントだよな」
黒夜 「んー」ガシガシ
黒夜 (そういえば、なんで緑とか赤のペンで書いてんだ?)
黒夜 (色にも何か意味が?)
黒夜 「あー、わかんねー」ノビー
黒夜 「……お?」
黒夜 (さっきはスルーしちゃったけど、壁にカレンダーがあるな)
黒夜 「」トテトテ
- 667 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/11/29(火) 21:50:01.48 ID:P78F8Kjao
-
黒夜 「何の変哲もない、今年の今月のカレンダーか」
黒夜 「……ん」
黒夜 (7日のところが丸がついてる……誰かの誕生日か?)
黒夜 「黄色で丸…………黄色?」
黒夜 「他のメモは緑の2と赤の六……そういうことか」
黒夜 (色は並び順を表してるとしたら。つまり276が何かを解除するキーだ)
黒夜 「」ピラッ
黒夜 「見つけた」
黒夜 「カレンダーの裏に壁埋め込み式の金庫……3列のダイヤル式ロック」
黒夜 「ははぁ、これの番号ってワケだな」
黒夜 「2……7……6、と」チキチキチキチキ
黒夜 「残念だったな、絹旗ちゃん。この勝負は頂いたぜ」
黒夜 「オープン!」ガチャガチャ
黒夜 「」ガチャガチャ
黒夜 「あれ?」
- 668 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/11/29(火) 21:53:51.81 ID:P78F8Kjao
-
黒夜 「くそ、なんでだよ!」ガチャガチャ
黒夜 (なんか間違ったか……?)
黒夜 「」ガサガサ
黒夜 (緑の2、黄色の7、赤の六……ん?)
黒夜 (そういやなんで6だけ漢数字なんだ?)
黒夜 「……あーーもーーー、わっかんねーー!」ガシガシ
黒夜 「はー、上手くいかないな……」ポスン
黒夜 (ここ入ってからどれぐらい時間経ったんだ? 絹旗ちゃんはもう出てたりしてな……)ゴロン
黒夜 (まさか私、ずっとここから出られないのかな……うぅ、そんなのヤダ)
黒夜 「……?」
黒夜 「ベッドの横の壁、なんかここだけ色違くないか?」ペタペタ
黒夜 「」コンコン
黒夜 (向こう側に空間がある!)
黒夜 「でもこれ、どうやって……あ、これならいけるかな」【アイスピック】スチャ
黒夜 「」ゴリゴリ
黒夜 (やった! これなら剥がせる!)ゴリゴリ
- 669 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/11/29(火) 21:57:20.22 ID:P78F8Kjao
-
~開始から3時間経過~
浜面 「」ズズ...
浜面 「……うまい」
浜面 「そろそろ3時間か……」
浜面 「時計も窓も無い、自由意思で出入りも出来ない密室にこれだけの時間、一人でいるとなると……」
浜面 「本人が自覚してる以上に、体力と精神力を消耗してるもんだ」
浜面 「頭も使ってるしな。あいつらもそろそろ疲れ始めてくる頃だろ」
浜面 「さあ、正念場だぜ」
浜面 「ここからは自分との戦いだ」
浜面 「二人とも、ゴールには着実に近づいてるんだからな」
浜面 「頑張ってくれよ」
浜面 「」サクサク
浜面 「……やっぱ滝壺とフレメアの作るクッキーは絶品だな」ウン
- 670 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/11/29(火) 22:01:16.02 ID:P78F8Kjao
-
絹旗 「……意味分かりません」
賽を砕き頭を垂れよ。さすれば氷の鍵が手に入らん。
絹旗 「とりあえず、超最初から順番に考えてみましょうか」
絹旗 (賽を砕き。賽って、サイコロですよね)
絹旗 (サイコロって……まさかさっきの木材ですか?)
絹旗 (でも他に該当しそうなものも……よし)
絹旗 「床に置けば超確実でしょうね」【木のブロック】コトッ
絹旗 「」【折れたパイプ】スチャ
絹旗 「絹旗流……乱れ雪月花ッ!!」ブンッ
パカーーーン コロンコロン...
絹旗 「お、超きれいに真っ二つ」
絹旗 「……え? 中に鍵が!?」
小さなカギを手に入れた
絹旗 (なんで……確かに切ったり接着したりした跡とかなかったのに)
- 671 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/11/29(火) 22:04:09.07 ID:P78F8Kjao
-
絹旗 (……あー、そういえばこういう芸当が超できる人がいますね。二人ぐらい)
絹旗 「あれ? 割れたもう片方のサイコロは」キョロキョロ
絹旗 (げ、机の下に超吹っ飛んじゃいましたか)
絹旗 (一応回収しときますか、なんもないでしょうけど)モゾモゾ
絹旗 「……む?」
絹旗 (机の下の……こんなところの床に鍵穴?)
絹旗 (なんか超怪しいですね)ツンツン
絹旗 「あ」
絹旗 「頭を垂れよ……机の下に潜れってことだとしたら」
絹旗 「さっきのカギを、ここに」【小さなカギ】
カチリ
絹旗 「開いた!」パカッ
白い箱を入手した
絹旗 「……なんだこりゃ」
- 672 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/11/29(火) 22:07:16.74 ID:P78F8Kjao
-
絹旗 「と、とりあえず机の下からでましょうか……あ、スカート超めくれてた」モゾモゾ
絹旗 「発泡スチロールの小箱?」パコン
絹旗 「あ、これも真っ二つ。……お?」
絹旗 (中が超くりぬいてあって……鍵の形?)
絹旗 「!」
さすれば氷の鍵が手に入らん。
絹旗 (も、もしかして……)
絹旗 「さっきの謎水を型に、零さないようにそーーーっと……」【謎の液体】+【白い箱】
絹旗 「あれ? なんか超濁ってきた……ま、いいや」
絹旗 「あとは、こいつを冷凍庫に」バタム
絹旗 (……でも、これが超正解だって保障もないですね)
絹旗 「とにかく、早く凍ってください……超お願いです」
:
:
:
- 673 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/11/29(火) 22:10:23.10 ID:P78F8Kjao
-
~その頃~
黒夜 「」ゴリゴリ
黒夜 「よし、剥がれた」
黒夜 「隠し棚とは、やってくれるねぇ」
黒夜 「……なにかあるな」
金属片Bを手に入れた
黒夜 「……コレ、カギだよな?」
黒夜 (でも短すぎね? こんなの鍵穴に入れたらすっぽり入り込んじゃうぞ)
黒夜 「コイツをどうにかして使えるようにすれば……」
黒夜 「……」ウーン
黒夜 (色々考えたけど、やっぱり)
黒夜 (あの壁の金庫は空けとかないと、すっきりしないよな)
- 674 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/11/29(火) 22:13:10.85 ID:P78F8Kjao
-
黒夜 「2、7、6」チキチキチキチキ
黒夜 「」ガチャガチャ
黒夜 「やっぱダメか……」
黒夜 (この部屋で入手した3つの数字)
黒夜 (それを使うのはほぼ確定なんだよ)
黒夜 (……もう一度、先入観抜きで考え直そう)
黒夜 「さっきのメモは机の上に広げてたよな」
黒夜 「さて……」ギシ
黒夜 「一つ目は緑の2、二つ目は赤の六、三つ目は黄の7」ペラッ
黒夜 (……この色を見て信号の並びを連想したけど、それが違うのか?)
黒夜 (それと、最初は気にならなかったけど赤だけ漢数字ってのもなんか引っかかる)
黒夜 「やっぱり赤の六、あっ」トンッ
ガシャン
黒夜 「やべ、ズゴックさん落としちゃった」
黒夜 「あーぁ、見るも無残なズゴ/ックに……あれ!?」
- 675 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/11/29(火) 22:16:44.81 ID:P78F8Kjao
-
黒夜 (上半身と下半身の結合面に……数字の4!?)
黒夜 (シャア専用ズゴックって、おいおい、まさかまさか)
黒夜 「」トテテテ
黒夜 「2、7、4」チキチキチキチキ
ガチャッ
黒夜 「空いた……」ヘナヘナ
黒夜 「そうか、漢数字は一つだけ、仲間ハズレ……だから使わない」
黒夜 「一杯食わされた、クソッ! それで、中には」
金属片Aを手に入れた
黒夜 「これか!」ゴソゴソ
黒夜 「こいつとこいつを……やっぱりピッタリだ」【金属片A】+【金属片B】カシャン
ドアのカギを手に入れた
黒夜 「これで!」ガチャガチャ
黒夜 「開いたぁぁ!」バーン
- 676 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/11/29(火) 22:20:03.45 ID:P78F8Kjao
-
絹旗 「浜面ー、早くお茶持ってきてくださいよ」サクサク
浜面 「へいへい、ただいま」
黒夜 「」ズコー
絹旗 「あ、黒夜。やっと出てきましたか。超待ちくたびれましたよ」
黒夜 「な、あ……」ペタン
浜面 「何言ってんだ。お前だってついさっき出てきたばっかだろうが」
絹旗 「」テヘ
黒夜 「何分差……?」
浜面 「正確には分からんが、5分もないだろうな」
絹旗 「というワケで、今回は私の超勝利です」フンス
黒夜 「いや、うん……脱出の達成感が大きくて、今は勝敗とかどうでもいい気分だ」
絹旗 「超分かります。私も脱出した直後はそうでしたから」
浜面 「そういやお前、なんで出てくるなり俺にタックルかましてきたんだよ。びっくりしたぞ」
絹旗 「いや、まあ……それは、なんかつい抱き着い……」ゴニョゴニョ
黒夜 「」ポケー
- 677 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/11/29(火) 22:21:57.88 ID:P78F8Kjao
-
絹旗 「く、黒夜はいつまで床に座りこんでるんですか」
黒夜 「なんか、気が一気に抜けちゃって」
浜面 「で、お前ら。この浜面様が腕によりをかけて準備した密室、どうだったよ」
黒夜 「そうだ! てめぇ、よくもブービートラップみたいなマネしやがったな! なんだよあのメモ!」
浜面 「お、引っかかっちゃった? はは、そうでないとな!」
黒夜 「アレがなけりゃ私が勝ってたんだ……!」
絹旗 「あの氷のカギは超驚きましたね。数分で凍っちゃったんですから」
浜面 「あー、アレはな、水に仕込みをしといたんだよ。やりようによっちゃ冷凍庫に入れなくても凍るぜ?」
絹旗 「え? マジですか? 何か混ぜたとか?」
浜面 「いや、何の変哲も無い普通の水だ」
絹旗 「?」
浜面 「とにかく、楽しんでもらえたようで結構! さて、お前ら腹空いてないか?」
絹旗黒夜 「「」」<グゥー
浜面 「昼メシ抜きだったもんな。これから遅めの昼食と洒落込もうじゃないの」
絹旗 「あ、浜面。食事は立会人が超奢ってくれるルールなんですけど」
- 678 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/11/29(火) 22:23:41.27 ID:P78F8Kjao
-
浜面 「なにぃ!? 初耳だぞ!?」
絹旗 「ここまでの人も奢ってくれましたよ。婚后さんにいたっては超高級コース料理を昼と夜ですよ」
浜面 「リアルお嬢とヒモを比較するな!」
黒夜 「とうとう自分でヒモって言い出したよ、こいつ」
絹旗 「ねー、たまにはいいじゃないですかぁ。私、今日は超頑張ったんですよ?」ヒシッ
浜面 「おい、腕にひっ、ひっつくな!」
黒夜 「……」ヒシッ
浜面 「左腕にはお前かい!」
黒夜 「なー、ハラ減ったよ。ドロッドロに濃いラーメンとか食べたいー」
絹旗 「いきなり一人で閉じ込められて、超心細かったんですよ? 嘘ですけど」
黒夜 「もう出られないかもと思って、すごい不安だったんだぞ? 嘘だけどさ」
浜面 「嘘か! 嘘なのか! 最後の5文字さえなけりゃ可愛げもあるのに!」
絹旗 「ねー、浜面ー」スリスリ
黒夜 「頑張った私たちへのご褒美だと思ってさぁ」ベタベタ
浜面 「あーもう、わかったよ! その代わり、一人1000円までだからな!」
- 679 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/11/29(火) 22:25:57.69 ID:P78F8Kjao
-
絹旗黒夜 「「ゴチになりまーす♪」」
浜面 「はー、くそ。これでしばらく昼メシは水っ腹でございますよ」
絹旗 「そうと決まれば超さっさと行きましょうよ」
黒夜 「こんなホコリっぽいところに長居することもないよな」
浜面 「へいへい、分かりましたよ……で、そろそろ腕離せよ。歩きづらいっての」
絹旗 「……超お断りです。逃げられたらたまったもんじゃないですから」ヒシッ
黒夜 「……逃走防止のためだよな。仕方ない」ヒシッ
浜面 「俺を確保された容疑者かなんかと勘違いしてんだろ、まったく」ハァ
<さて、何か食いたいもんはあるか?
<化学調味料を過積載した濃い~ラーメン。
<えー、私もうちょっと超サッパリしてるものがいいです。
☆ここまでの戦績☆
絹旗 3―1 黒夜
- 680 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/11/29(火) 22:26:41.05 ID:P78F8Kjao
-
といったところで、今回はここまでです。
絹旗怒涛の3連勝で王手をかけました。
次回、絹旗が引導を渡すのか、黒夜が逆襲をかけるのか。
次回投下は3日以内の予定です。
お付き合い頂き、ありがとうございました。
- 681 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(東京都)[sage]:2011/11/29(火) 22:27:21.96 ID:nfAmUIHt0
- 乙です!
やっぱ絹旗がかったな^^ww - 682 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(長屋)[sage]:2011/11/29(火) 22:27:47.90 ID:1TJPirlE0
- >>1乙!!
水は過冷却?だったかをしたのか - 683 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(九州・沖縄)[sage]:2011/11/29(火) 22:33:52.09 ID:F/sTKwQAO
- 乙であった
しあげ はまづら gj - 698 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(チベット自治区)[sage]:2011/11/30(水) 09:25:42.63 ID:kBAOZYBU0
- マジレスする場面でないトとしりつつ、ごめん
過冷却にしてたなら、机にコトっておいたりしただけで固まっちゃうし、普通の冷凍庫だとモーターの微細な振動で過冷却はおこらないよ
ではそろそろ無駄にレス使ったからROMります
>>1乙 - 704 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山陰)[sage]:2011/11/30(水) 16:26:44.57 ID:KtEQmGD1o
- 過冷却前提ならもしモアイが水を飲んでいたら・・・・・・・
- 707 : ◆8GNB4AEvC.[saga]:2011/11/30(水) 23:09:08.75 ID:CYbFiIhzo
-
>>698
まったくご指摘の通りです。
水をさっさと凍らせる手段を考えたとき、過冷却水以外の方法が
思いつかなかったので、苦しいかなと思いつつ採用した次第です。
>>704
そういえば、過冷却水ってぐいと飲んだらどうなるんでしょうね。
手に入れたら飲んで試してみたいもんです。
それでは、始めさせて頂きます。
絹黒シリーズ後半戦に突入です。
- 708 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/11/30(水) 23:10:16.68 ID:CYbFiIhzo
-
~数日後 第7学区 学舎の園付近~
黒夜 「……遅いな」
黒夜 「……」トントン
黒夜 「暇だな……あ、iPod nanoの電池やばい」シャカシャカ
黒夜 「」シャカシャカ
黒夜 「いつも いつも あなたのそばで」タンタン タンッ♪
黒夜 「愛を つーよーく 抱きしめたいよ」タンタッ タッ♪
黒夜 「めぐり逢い」クルッ♪
絹旗白井 「「」」ジー...
黒夜 「」ビクッ
絹旗 「ダンスパフォーマンスなら駅前でやってくださいよ」
白井 「優雅でお見事なステップでしたの」
黒夜 「お、おぉぉ、おっ、遅かったじゃないか!」
絹旗 「いやー、すいません。ホームルームが超少し長引きまして」
- 709 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/11/30(水) 23:11:37.77 ID:CYbFiIhzo
-
白井 「お二人は待ち合わせを?」
絹旗 「ええ。今日この後、第5回戦なんですよ」
白井 「まあ、第5回戦ということは……なるほど、今日の立会人はあのお方ですのね」
黒夜 「たしかマスターだな」
絹旗 「ええ。だからこれからミサワさんのお店ですね」
白井 「黒夜さん、後がございませんし。ここが正念場ですわね」クスクス
黒夜 「え、そこまでダダ漏れなの?」
絹旗 「もう超筒抜けですよ。どっちがどうなって、どっちが勝ったとかは」
黒夜 「なんでそんな情報交換が密なんだよ……」
白井 「ご心配なく。それを以てどちらかに有利になるよう働きかけるということは決してございませんので」
黒夜 「白井ちゃんは何やんのよ」
白井 「それは、乙女のヒ・ミ・ツ……ですの」クスッ
絹旗 「ま、白井さんがせっかく準備してくれてても今日で超終了なんですけどね」
黒夜 「はっ、いつまでその口が続くかねぇ」
白井 「ほらほら、お二人とも。ゴングが鳴る前から場外戦は無粋ですの」
- 710 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/11/30(水) 23:12:32.47 ID:CYbFiIhzo
-
絹旗 「とりあえず移動しましょうか。黒夜のお通夜会場に」
黒夜 「くそ……今に見てろよ」
白井 「ではわたくしは風紀委員の支部に向かいますので。ごきげんよう」
絹旗 「お勤め超ご苦労さまです」
ヒュンッ
黒夜 「……いつも思うんだけど、テレポって便利だよなぁ」
絹旗 「白井さんとか結標さんがたまに超羨ましくなりますよね」
~同日 第7学区 隠れ家的喫茶店~
絹旗 「でも、何やるんでしょうね」
黒夜 「店に呼ぶってことは、店にあるもんを利用するんじゃないか?」
絹旗 「てことはコーヒーに纏わる何か、とか」
黒夜 「あれ?」
絹旗 「?」
- 711 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/11/30(水) 23:14:02.16 ID:CYbFiIhzo
-
黒夜 「CLOSED、ってなってるぞ」
絹旗 「ありゃ? ホントだ。中にも誰もいないですね」
黒夜 「なんだよ、呼んでおいて」
絹旗 「……あ、でも鍵開いてますよ」ガチャ
黒夜 「とりあえず入ってみようか」トテトテ
絹旗 「超お邪魔しまーす」
黒夜 「やっぱり誰もいないな。電気も消えてるし」
絹旗 「超おっかしいですね。ここに来るように、とのことだったんですが」
黒夜 「いったい何をどうしろって言うんだよ」
番外個体 「説明しよう!」ヒョコッ
絹旗黒夜 「「わっ!」」ビクッ
絹旗 「え、ずっとカウンターの裏にしゃがんでたんですか?」
番外個体 「その通り。もーホント待ちくたびれたよ」
ショチトル 「ちなみに私もいる」ヒョコッ
黒夜 「よかった、場所はあってたのか……で、今日はどうするの?」
- 712 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/11/30(水) 23:15:13.79 ID:CYbFiIhzo
-
番外個体 「……集まってもらったのは他でもない」
絹旗黒夜 「「」」ドキドキ
番外個体 「って一回言ってみたかったんだよね」
絹旗黒夜 「「」」
ショチトル 「マスター、続けてくれ」
番外個体 「うん、今日の勝負の内容は……」
番外個体 「コーヒー、銘柄当てクーイズ!」
絹旗 「銘柄……」
ショチトル 「二人にはこれからコーヒーを飲んでもらう。その上で、銘柄を当ててもらいたい」
黒夜 「なるほどね。利きコーヒーってことか」
番外個体 「ま、そういうこと」
絹旗 「やることは単純ですけど、難易度超高くないですか?」
ショチトル 「なんとかなる」
絹旗 「いや、ならないかと」
番外個体 「案ずるより産むが易し、ってね。まずはやってみよっか」
- 713 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/11/30(水) 23:16:43.73 ID:CYbFiIhzo
-
ショチトル 「では準備に取り掛かるとしよう」バチン
番外個体 「さーて、クロちゃん今日は頑張らないとねぇ」ニヨニヨ
黒夜 「みんなそう言うんだよな……」
絹旗 「今日決めちゃたいとこですけど、現段階だと超ちょっと自信ないですね……」
番外個体 「記念すべき第一問はどれにしよっかなー♪」ガサガサ
絹旗 「あの、なるべくメジャーなのでお願いします」
番外個体 「大丈夫。初っ端からそんなマニアックなのは出さないよ」
ショチトル 「マスター、沸いたぞ」
番外個体 「うん、ありがと」
黒夜 「おぉ、この段階ですでにコーヒーの匂いが」
番外個体 「コーヒーの匂いと言えばさ」
絹旗 「?」
番外個体 「この間、寝室でいい雰囲気になってるときに"オマエ、口がコーヒーくせェンだけど"って言われて萎えたなー」コポコポ
ショチトル 「マスターは最早職業病だろう」
黒夜 「誰に言われたの?」
絹旗 「ミサワさんが超いい雰囲気になる相手は一方通行しかいないでしょう」
- 714 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/11/30(水) 23:18:11.52 ID:CYbFiIhzo
-
番外個体 「でーきた。はい、第一問!」コトッ コトッ
黒夜 「お点前、頂戴致します」
絹旗 「ええと、頂きます」
番外個体 「制限時間はないよ。ゆーっくり考えてね」
黒夜 「」スンスン
絹旗 「」ズズ...
黒夜 (……匂いだけで分かる訳もないか)
絹旗 (やべ、超さっぱり分からない)
ショチトル 「答えが分かったら、手元のホワイトボードに書いてくれ」
黒夜 (苦味も酸味も、強いほうじゃないな)ズズ...
絹旗 (考えてみたら、私が知ってる銘柄なんてエメマンとモカぐらいですよ……)
黒夜 「」カキカキ
絹旗 (こうなりゃ勘です)カキカキ
ショチトル 「二人ともいいか? では、解答オープン」
黒夜 (自信ねぇけど)【キリマンジャロ】コトッ
絹旗 「……」【エメラルドマウンテン】コトッ
- 715 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/11/30(水) 23:20:03.05 ID:CYbFiIhzo
-
番外個体 「なるほどなるほど、そうきたか。じゃショチトル、正解を」
ショチトル 「」【BOSS 無糖BLACK】コトッ
絹旗黒夜 「「」」ズコー
番外個体 「残念! 二人ともハーズレー♪」
絹旗 「いやいやいや! 超おかしいですよ!」
黒夜 「銘柄っていうからさぁ! 豆の種類とかだと思うじゃん!」
絹旗 「お湯沸かしてまで何を淹れてたんですか!」
ショチトル 「私は"お湯を"沸かしたと言った覚えはない」
黒夜 「え……じゃ、そのドリップポットは?」
ショチトル 「缶の中身を移しかえた」
絹旗 (なんかやり方がミサワさんに超似てきましたね……)
番外個体 「まあまあ、ひっかけ問題みたいなもんだよ♪」
絹旗 「一問目からひっかけないでくださいよ」
番外個体 「盛り上がってきたところで、第二問目を作るかね」カチャカチャ
黒夜 「今度は普通のにしてくれよ」
- 716 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/11/30(水) 23:21:37.27 ID:CYbFiIhzo
-
ショチトル 「出来るまでの間、これで口の中をすすいでおくといい」コトッ コトッ
絹旗 「いただきます」
黒夜 「あ、どうも」
番外個体 「」ゴリゴリゴリゴリゴリ
黒夜 「ミルの音がするってことは缶じゃないな」
番外個体 「しくったよ。二人分淹れるにはちょっと足りなかった」ゴリゴリゴリゴリゴリ
絹旗 「」ウズウズ
番外個体 「」ゴリゴリゴリ...
絹旗 「あの、それやらせてください。一回超やってみたかったんです」
番外個体 「え? もう終わっちゃった」パッパッ
絹旗 「…………ちぇっ」
番外個体 「粉が足りなくなったら、その時に頼むよ」
黒夜 「ウチに来ればあるぞ」
絹旗 「マジですか!?」キラキラ
黒夜 (あ、コレは絹旗ちゃんをお持ち帰りするいい口実になるかもしんない)
- 717 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/11/30(水) 23:22:40.32 ID:CYbFiIhzo
-
番外個体 「はい、第2問!」コトッ コトッ
絹旗 「」ズズ...
絹旗 (わ、なんですかコレ! 超素人の私でも、さっきの缶とは全然違うって分かります!)
黒夜 (うぉ、酸っぱい! すげぇ!)
絹旗 (あ、でも違いが分かっても銘柄までは……)
黒夜 (酸味、酸味が強い……あー、なんか聞いたことあるようなないような)
絹旗 「」カキカキ
黒夜 (これ、かな?)カキカキ
ショチトル 「よさそうだな。では解答オープン」
絹旗 「」【ヨーロピアン】コトッ
黒夜 「ヨーロピアンなんて銘柄あったっけ?」【ブラジル】コトッ
絹旗 「え? ないんですか?」
番外個体 「そういう名前の缶コーヒーならあるけど。銘柄としてだと、私は聞いたことないな」
絹旗 「」
番外個体 「じゃ、正解を発表」
ショチトル 「」【ハワイコナ】コトッ
- 718 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/11/30(水) 23:24:03.09 ID:CYbFiIhzo
-
黒夜 「あー! あー、なんか聞いたことある!」
絹旗 「超わからないです……」
番外個体 「ふふ、まだこれからこれから。じゃ、第三問の準備をするとしようか」カチャカチャ
ショチトル 「では、その間に。水だ」コトッ コトッ
絹旗 「あ、頂きます」
黒夜 「どうもどうも」
絹旗 「にしても、これは超難しい……」
黒夜 「普段から相当飲み慣れてないとできないだろ」
ショチトル 「だろうな」
番外個体 「ごめーん、ローストからするからちょっと時間かかる」
絹旗黒夜 「「はいはーい」」」
番外個体 「」ザラザラザラ
黒夜 「ローストの仕方ってさ、なんか種類あるんだよね」
番外個体 「お、よくご存知で」
絹旗 「へー、そうなんですか?」
- 719 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/11/30(水) 23:25:15.13 ID:CYbFiIhzo
-
ショチトル 「ああ。たしか、炒り具合で名前が違うハズだ」
番外個体 「ちょっと火を通しただけのから、もう半分コゲてるヤツまでね」
絹旗 「半分コゲてるって……そうすると、超苦いんですか」
番外個体 「うん、超苦い」
ショチトル 「白い人は、苦味が強い豆をさらにイタリアンローストにしたものを好んでるな」
黒夜 「白い人って……ああ、一方通行か」
番外個体 「ありゃ私も好きだけど、人を選ぶと思うよ」
絹旗 「イタリアン?」
番外個体 「もう黒くなるまで炒った状態」
絹旗 「うはぁ、超苦そうです」
黒夜 「超甘党の絹旗ちゃんにゃムリだな」ケラケラ
絹旗 「いいじゃないですか、ほっといてくださいよ」
ショチトル 「たしか炒り方が浅ければ酸味が、深ければ苦味が強くなるのだったか」
番外個体 「うん。あ、そうそう。今日あなたたちに出してるのは全部中間の炒り方だからね」
- 720 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/11/30(水) 23:26:16.22 ID:CYbFiIhzo
-
黒夜 「炒り方で別もんにされる心配はないってことか」
絹旗 「まあ、そのほうが超公平ですね」
番外個体 「よし、絹旗さん。挽いてみる?」
絹旗 「是非!」
番外個体「じゃお願いね」
絹旗 「……おお、超楽しいです♪」ゴリゴリゴリゴリ
:
:
:
絹旗 「」【ブレンド】コトッ
黒夜 「」【マンデリン】コトッ
ショチトル 「正解はこれだ」【エメラルドマウンテン】
:
:
:
絹旗 「」【ジョージア】コトッ
黒夜 「」【グアマテラ】コトッ
- 721 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/11/30(水) 23:27:41.26 ID:CYbFiIhzo
-
ショチトル 「ん、惜しかったな」【グアテマラ】
黒夜 「グアテマラァァァァ!!」orz
:
:
:
絹旗 「」【キリマンジャロ】コトッ
黒夜 「」【モカ】コトッ
ショチトル 「」【ミサワブレンド試作品27号】
絹旗黒夜 「「分かるかぁぁぁぁ!!」」
:
:
:
番外個体 「さて、次の問題に」
絹旗 「ちょ、ちょーっと超待ってください」
番外個体 「どした?」
絹旗 「もう、超お腹いっぱいで飲めないです……」
黒夜 「同じく……」
- 722 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/11/30(水) 23:29:26.04 ID:CYbFiIhzo
-
番外個体 「ここまで……7問か。短い間隔で7杯も飲めばね。ショチトル、ここまでの正解数は?」
ショチトル 「双方ともにゼロだ」
番外個体 「はあ……あのさぁ、やる気あんの? バカなの? 死ぬの? 死ぬの? 死ぬの。そっか。残念」
ショチトル 「マスター、少し言い過ぎだぞ」
絹旗 「そんなこと言ったって、超しょうがないじゃないですか……」
黒夜 「飲んで分かるほど、通でもないっての……」
番外個体 「んー、このままじゃねぇ……じゃ、ちょっとやり方を変えてみよっか」
絹旗 「…………あ、そっ、その前に! お手洗い貸してください!」
黒夜 「待て! 私が先だ!」
絹旗 「いやいや、私が!!」
黒夜 「ホント頼むから!! もう限界、限界なんだよ!!」
絹旗 「そんなの私だって超同じですよ!!」
ショチトル 「……マスター。もしものときに掃除するのは私なのか?」
番外個体 「んにゃ、いいよ。もしものときには本人にやらせるから」
- 723 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/11/30(水) 23:31:07.25 ID:CYbFiIhzo
-
~しばらくして~
絹旗 「はー、間に合った」スッキリ
黒夜 「人生に汚点を残すところだった……」スッキリ
番外個体 「もっと見てたかったなー、二人がガマンするところ」
黒夜 「マスターは見た目通りのドSだよな」
ショチトル 「……そうだろうか。私には、マスターは尽くすタイプに見えるが」
絹旗 「まあ、口ではあれこれ言いつつも、相手をほっとかないタイプではありますよね」
ショチトル 「特に、白い人の前では」
番外個体 「ちょっと黙ろうか」ナデナデ
ショチトル 「ひっ……ご、ゴメンなさい」ガクブル
絹旗 (いっ、今一瞬、超とてつもない威圧感が……)
黒夜 (やっぱ第一位の嫁になるぐらいの人なんだな……)
番外個体 「で」
絹旗黒夜 「「はいっ!」」
- 724 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/11/30(水) 23:32:21.62 ID:CYbFiIhzo
-
番外個体 「このままじゃ勝負つかないから、仕切り直そ」
絹旗 「と、いいますと?」
黒夜 「何やんの?」
番外個体 「今度は飲む側じゃなくて、作る側にまわってもらおうかなと思うんだけど」
ショチトル 「なるほど、よりおいしく作った方が勝ちということか」
絹旗 「その方が超わかりやすくていいですね」
黒夜 「最初からそっちでよかったんじゃ……」
番外個体 「いや、どっちか迷ったんだよ?」
ショチトル 「飲む勝負か作る勝負か、早い段階で候補には挙がっていた」
番外個体 「でもここまでグダるとは思ってなかったんだもん」
絹旗 「うぬ……」
黒夜 「しょうがないじゃん……」
番外個体 「よし、新ルール説明! この店にある設備と材料を使ってコーヒーを作る!
おいしかったら勝ち! 以上、質問は?」
絹旗黒夜 「「ないであります!」」
番外個体 「よし。じゃ改めて勝負開始といこう」
- 725 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/11/30(水) 23:32:55.10 ID:CYbFiIhzo
-
といったところで、今回はここまでです。
利きコーヒーはちょっと無謀だと思うよ、ミサワさん。
次回投下は3日以内に。
お付き合い頂き、ありがとうございました。
- 726 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(千葉県)[sage]:2011/11/30(水) 23:35:57.48 ID:s+/4jDM7o
- おつんこ!
- 727 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)[sage]:2011/11/30(水) 23:36:44.52 ID:Fc1qCeKqo
- 一方通行ェ……
- 728 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)[sage]:2011/11/30(水) 23:36:52.77 ID:TZoL49BLo
- >>1乙
今回は黒が勝ちそう コーヒーの知識的に - 729 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(東京都)2011/11/30(水) 23:56:26.22 ID:IWQLWtjA0
- 乙です!
やっぱりミサワが最高 - 752 : ◆8GNB4AEvC.[saga]:2011/12/03(土) 00:58:52.02 ID:r8KKTvJ8o
-
黒夜 「で、どっちからやる?」
絹旗 「どうやって決めましょうか」
番外個体 「月並みだけど、こいつで決めたらどうかな」
黒夜 「ゲーセンのコイン?」
絹旗 「私は超かまいませんよ」
番外個体 「じゃ、こいつが地面に着いた瞬間に抜き撃ちってことで」
ショチトル 「マスター、それはガンマンの決闘だ」
番外個体 「冗談冗談♪ 表なら絹旗さん、裏なら黒夜さん。いいね?」
絹旗黒夜 「「おk」」
番外個体 「」コイーン
絹旗 「」ドキドキ
黒夜 「」ワクワク
番外個体 「」パシッ
番外個体 「……表だね」
絹旗 「私からですか」
- 753 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/12/03(土) 01:00:29.37 ID:r8KKTvJ8o
-
黒夜 「ま、お手並み拝見といこうか」
ショチトル 「では早速始めてくれ。器具や材料の場所が分からなければ、探すなり尋ねるすればいい」
絹旗 「いや、尋ねますってば」カチャカチャ
番外個体 「絹旗さん、コーヒー作ったことは?」
絹旗 「前に一緒に住んでたとき、ミサワさんの粉を超こっそりもらって作ったりはしてましたけど」
番外個体 「」
ショチトル 「マスター?」
番外個体 「あれオマエだったのかぁぁぁ! 減り方がおかしいから変だと思ってたんだよぉ!!」
絹旗 「」テヘ
番外個体 「勝者、黒夜さん」
黒夜 「え?」
絹旗 「ちょ、ちょっと! 超私怨で勝敗を決めるのはフェアじゃないですよ!」
ショチトル 「マスター、流石に大人気ないと思う」
番外個体 「……もー、わかったよ。時効だよ、時効」
絹旗 「あの、ミサワさん。それで、コーヒーの粉ってどこですか?」
- 754 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/12/03(土) 01:01:53.93 ID:r8KKTvJ8o
-
番外個体 「は? 何言ってんの?」
絹旗 「え?」
番外個体 「コーヒー豆を選んで、ローストするところから始めるんだよ」
絹旗 「」ポカン
黒夜 「お、本格的だなぁ」
絹旗 (そ、そんなのやったことないですよ)ダラダラ
ショチトル 「コーヒー豆はそこの棚に種別に入っている」
絹旗 「ええと……ここですか」ガラッ
絹旗 (……よく分からないから一番右のでいいや)
番外個体 「……二人とも、ここから先、ツッコミは不要だよ。本人がやりたいようにやらせてあげて」
ショチトル 「了解だ」
黒夜 「おkおk」
絹旗 「あの、ミサワさん」
番外個体 「ん?」
絹旗 「三人分ってどれぐらいですか?」
- 755 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/12/03(土) 01:03:13.92 ID:r8KKTvJ8o
-
ショチトル 「きっちり三人分ではなくとも。少し多いぐらいでいいのでは?」
番外個体 「そうだねぇ……じゃ、80グラム」
絹旗 「超了解です」ザラザラザラ
絹旗 「……もうちょいか」ザラザラ
絹旗 (次は煎る段階……たしかミサワさんがさっきやってたときは)
絹旗 (この網フライパン使ってましたよね)スチャ
絹旗 「入りまーす」ザラザラザラザラザラ
番外個体 「……」
絹旗 (超着火!)バチン
黒夜 「お、始まった始まった」
ショチトル (……これはいけないな)
絹旗 (振ってないとコゲちゃいますかね)ザッザッ
~10分後~
黒夜 「いかにもコーヒーって匂いがしてきたな」
- 756 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/12/03(土) 01:04:19.98 ID:r8KKTvJ8o
-
番外個体 「……うん、そろそろ始まるんじゃないかな」
絹旗 「? 始まるって」
パチッ パチパチパチッ
絹旗 「お?」
ショチトル 「爆ぜ始めたか」
絹旗 (なんか、ここで超一気に仕上げるっぽいです)
黒夜 (……んー、気のせいか? マスターがやってるのとはなんか違う気がする)
絹旗 (火を少し強めてみましょうか)カチッ
バチンバチンバチンバチン
絹旗 「おお。たまにカウンターの死角から超聞こえてくる音はこれだったんですか」
番外個体 「うん」
絹旗 (気のせいか、豆が大きくなってるよな)
絹旗 (……お、あ、あれ? 一気に超黒くなってきた!?)
- 757 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/12/03(土) 01:05:29.58 ID:r8KKTvJ8o
-
絹旗 (もうやめたほうがいいんでしょうか……あぁ、でも)
絹旗 (やめどきが超分かりません……!)
番外個体 「……」
絹旗 (こ、この辺でやめときましょう)
絹旗 「あとは、今の内にお湯を超沸かしておいて……」
絹旗 (ていうか、さっきからミサワさんの目が超怖いんですが……)ダラダラ
絹旗 「」ゴリゴリゴリゴリゴリ
絹旗 「とりあえず粉末までは来ましたね」
絹旗 「これでお湯が沸いたら完成です」
:
:
:
絹旗 「超できました。どうぞ」カチャカチャ
黒夜 「見た目は普通だな。香りは……ちょっと濃いぐらいか?」
ショチトル 「では、一口」ズズ...
ショチトル 「ぅげほっ」
- 758 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/12/03(土) 01:06:25.18 ID:r8KKTvJ8o
-
絹旗 「?」
ショチトル 「こ、これはなんだ!? 木炭エキスか!?」
絹旗 「え、いや……コーヒーですけど」
黒夜 「にがっ!? にっがぁぁぁ!? なんじゃこりゃぁぁぁ!?」
絹旗 「そ、そこまでですか!?」
番外個体 「」スンスン
黒夜 「うぇ、口の中が、うぇっ……マ、マスター的にどうよ?」
番外個体 「」ズズ...
番外個体 「……うん」
絹旗 「そ、それだけですか」
番外個体 「諸々言いたいことは最後に言うよ。黒夜さんへのヒントになっちゃうからね」
黒夜 「あ、ああ、それもそっか……」
絹旗 (反応は芳しくないですね……)
ショチトル 「絹旗さん、自分でも一口飲んでみるといい」コトッ
絹旗 「あ、はい」
- 759 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/12/03(土) 01:07:42.02 ID:r8KKTvJ8o
-
絹旗 「……」ゴク...
ショチトル 「……」
絹旗 「ぬわああああああああああ!?!?」
番外個体 「じゃ、黒夜さん。いってみよっか」
黒夜 「よし。さて、銘柄はどれにすっかな」
黒夜 (奇を衒って失敗してもしょうがない。ここは無難なチョイスで)ザラザラ
黒夜 (で、次はローストか。ある種、ここが勝負の分かれ目だよな)
黒夜 (よーく思い出せ。私はいつもマスターが作るの観察してんだろ。家でやってみたいと思って)
黒夜 「……」
絹旗 「くっ、口が! 口の中がぁぁぁぁぁ!?」ジタバタ
黒夜 「オイ、うるせェぞ!!」
番外個体 「絹旗さん、ウチは静かに飲む店だよ?」クスクス
絹旗 「ちょ、超失礼しました」
黒夜 「……あ、そうだ」
黒夜 (マスターはいつも火から少し離してる……なんでかは分からないけど)
黒夜 (よし、火に近づけすぎないように、じっくりじっくり)ザッザッ
- 760 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/12/03(土) 01:09:05.08 ID:r8KKTvJ8o
-
番外個体 「……ふぅん」
絹旗 (あんなに火から離してて超生焼けにならないんでしょうか)
~15分後~
黒夜 (腕が疲れないのはこの体の利点だよなぁ)ザッザッ
パチッ パチッ
黒夜 「おっ、始まった」
絹旗 「これ、音が鳴るのは正解なんですよね?」
番外個体 「うん。それ自体は問題ない」
黒夜 (1回目……いいんだよな? これでいいんだよな?)
ショチトル 「……」
黒夜 (よしこのままこのまま……)
絹旗 「コーヒーの香りが超すごいですね」
番外個体 「うん、一番匂いするのってここかもね」
黒夜 「……」
黒夜 (そうだ、この音がしたら、マスターはいつもこうやって……)
- 761 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/12/03(土) 01:10:18.14 ID:r8KKTvJ8o
-
番外個体 「へぇ……」
絹旗 (あれ? そういえばさっきみたいな大きい音してないですね……まさか失敗?)
黒夜 (いいんだよな? あってるよな?)
バンッバンッバンッ
絹旗 「お」
黒夜 「きた!」
ショチトル 「2回目か……そろそろ頃合いだな」
番外個体 「」チョンチョン
ショチトル 「あっ……なんでもない」
黒夜 (よし、こんぐらいにしとこ)
黒夜 「あ、マスター。フィルターってどこ?」
番外個体 「そこのコンロの右の引き出しだよ」
黒夜 「ここか」ガラッ
黒夜 (よし、最後の最後でミスらないようにしないとな)
- 762 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/12/03(土) 01:11:12.73 ID:r8KKTvJ8o
-
:
:
:
黒夜 「でーきた。さあさあ、飲んでくれ」コトッ
番外個体 「……」
絹旗「じゃ、頂きます」
ショチトル 「」ズズ...
黒夜 「どうかな」
ショチトル 「普通にアリだな」
絹旗 「……超悔しいですが、これは」
黒夜 「」フンス
番外個体 「……ふーん」
黒夜 (あれ? なにこのリアクション)
番外個体 「うん」
黒夜 (え? え? なんかマズかった?)オロオロ
番外個体 「うん、ごちそうさま」
黒夜 (でも飲み干した? あれ、これはどっち?)
- 763 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/12/03(土) 01:12:18.40 ID:r8KKTvJ8o
-
ショチトル 「さて、これで二人分出揃ったな」
番外個体 「じゃ、結果発表といこっか」
絹旗 「あの、考える時間とかは」
番外個体 「いらない」カキカキ
ショチトル 「まあ……そうだろうな」
番外個体 「第五回戦! 今回のウィナーは……」
絹旗黒夜 「「」」ドキドキ
番外個体 「こっち!」【くろよる】バン!
黒夜 「ウオシャァァァァ!」
絹旗 「…………ですよねー」orz
黒夜 「いや、でもちょっとドキドキした。マスターのリアクション薄かったんだもん」
番外個体 「アレはわざと。展開を読まれないためにね。名演技だったっしょ?」ニヨニヨ
ショチトル 「絹旗さんは自分で飲んでみて、正直負けを確信しただろう」
絹旗 「はい……」
番外個体 「んー、缶コーヒー」
- 764 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/12/03(土) 01:13:40.50 ID:r8KKTvJ8o
-
他3人 「「「?」」」
番外個体 「絹旗さんのは缶コーヒー買った方がマシなレベル、黒夜さんのは缶コーヒーよりおいしいレベル」
黒夜 「うまかったでしょ? 惚れちゃうっしょ?」
ショチトル 「中々なのではないか? 惚れはしないが」
番外個体 「さて。総評に入ろっか。まず絹旗さん」
絹旗 「うぅ……なんでしょうか……」
番外個体 「まずローストの仕方がよくない。火に近づけすぎ」
ショチトル 「直接火にあたっていたからな」
番外個体 「それと、なんで終盤火を強くした」
絹旗 「ダメだったんですか?」
番外個体 「あのね、コーヒー豆は火が通ると表面に油が浮いてくるの」
絹旗 「……あっ」
番外個体 「そこで火力を上げちゃったもんだから、一気にコゲちゃったんだよ」
黒夜 「ああ、だからマスターは終盤手を高くして火から遠ざけてたのか?」
ショチトル 「知らずにやっていたのか?」
黒夜 「うん。あれマスターのマネ」
- 765 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/12/03(土) 01:15:26.76 ID:r8KKTvJ8o
-
番外個体 「ともかく、絹旗さんのはコゲ旗になっちゃった、と。それでね」
絹旗 「?」
番外個体 「絹旗さんの、銘柄は多分マンデリンだと思うけど」
絹旗 「ええ、そう書いてありましたね」
ショチトル 「ああ、だから余計に、なのか……」
絹旗 「?」
番外個体 「マンデリンは強い苦味を特徴に持つんだよ。それを、イタリアンローストを
超えるコゲ旗ローストにしちゃったもんだから」
黒夜 「苦味の圧縮装甲になっちゃったってワケか」
番外個体 「ていうかアレ、コーヒーの苦味じゃないよね。コゲだよ、炭だよ」
絹旗 「あぅぅ……」
番外個体 「それと一応聞いておくけど」
絹旗 「な、なんでしょう」
番外個体 「ミルで粉にした後、どんな手順踏んだ?」
絹旗 「ええと、カップにスプーンで1杯半入れて、お湯を注いで超溶かして」
黒夜 「……絹旗ちゃん、それインスタントコーヒーの作り方だ」
- 766 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/12/03(土) 01:17:14.81 ID:r8KKTvJ8o
-
番外個体 「それで溶けきらずに、コゲと一緒に表面に浮いてきちゃったんじゃないかな」
ショチトル 「だからあそこまで苦かったのか……」
番外個体 「黒夜さんのは全体的によく出来てたんじゃない? ちゃんとフィルターも使ってたし」
黒夜 「それぐらいは私だって分かるさ。でさ、マスター。豆は何使ったと思う?」
番外個体 「ブルーマウンテン」
黒夜 「……即答で正解かよ」
ショチトル 「逆に言えば、即答できる程度には風味は保てていたということだ」
絹旗 「超悔しいですぅ……」
黒夜 「ざーんねーんだったなー、コゲ旗ちゃーん」ニヤニヤ
絹旗 「うぅぅ……だって超しょうがないじゃないですか……本格的に作ったことなんてないですもん」
番外個体 「さて。二人とも、夕食は食べていくでしょ?」
黒夜 「あ、いいの?」
ショチトル 「別に構わない。ご注文は?」
絹旗 「ツナサンドで」
黒夜 「立ち直るの早いな……あ、レタスドッグで」
番外個体 「はいはーい」
ショチトル 「む……レタスドッグの中身は茹でないとないか」
- 767 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/12/03(土) 01:19:16.57 ID:r8KKTvJ8o
-
番外個体 「今日は休業日だったからねー」トントン
ショチトル 「仕方がないな」バチン
番外個体 「二人とも、これは参加賞」
絹旗 「なんですか、この小瓶」
番外個体 「さっき二人が作ったコーヒー。それで3杯は作れるでしょ」
黒夜 「お、帰ったら頂こう」
絹旗 「……私はどうすれば」
番外個体 「あ、あのさ……すっごく言い辛いんだけど」
絹旗黒夜 「「?」」
番外個体 「小瓶に移し替える段階でどっちかどっちか分かんなくなっちゃんだよね」ニャハハ
絹旗黒夜 「「」」
ショチトル 「飲んでみるまでのお楽しみということか」グツグツ
番外個体 「ロシアンルーレッティー、ということで」
黒夜 「ロシアンティーは紅茶だろぉぉ!!」
絹旗 (最初の一杯は白井さんに飲んでもらいましょ)
☆ここまでの戦績☆
絹旗 3―2 黒夜
- 768 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/12/03(土) 01:19:51.27 ID:r8KKTvJ8o
-
といったところで、今回はここまでです。
コーヒー豆の炒り方については、黒夜がやったのは一例で
器具や環境によって正解が違ったりするから厄介で奥が深いですよね。
次回投下は3日以内に。
お付き合い頂き、ありがとうございました。
- 769 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)[sage]:2011/12/03(土) 01:36:21.28 ID:r/koGL5i0
- 乙乙
>>707 過冷却水は、冷蔵庫で簡単にできるよ。 - 770 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県)[sage]:2011/12/03(土) 04:22:51.34 ID:i6EaSYqn0
- 浜面は、カートレースだと思ってた。w
勝負よりRQ目当てで。
そういえば、絹旗は執事さんのお礼状だしたのかな。w
クリスマスカードも出してほうがいいぞ。w
- 771 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(長屋)[sage]:2011/12/03(土) 08:14:55.15 ID:IaB4J5WP0
- 乙です~面白い展開に
なってきますたw
次回も楽しみに舞ってます~ - 776 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(関西地方)[sage]:2011/12/03(土) 23:07:08.87 ID:3NbpcijZ0
- シルクロ「黒夜が作ったコーヒーか、......ぅげほっ!ゴホゴホっ!!.........が、頑張ったな」
って言いながら3杯完飲してるシルクロさんを想像した - 779 : ◆8GNB4AEvC.[saga]:2011/12/04(日) 01:02:32.95 ID:3zT5UY7Zo
-
>>776
シルクロさんマジ紳士
先に謝罪しておきます。
今回、黒子の扱いが少しだけ酷いです。
いや、嫌いな訳じゃないんです。嫌いなキャラなんていないです。
それでは始めさせて頂きます。
第六回戦、開幕です。
- 780 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/12/04(日) 01:03:39.20 ID:3zT5UY7Zo
-
~翌土曜日 第7学区 某所~
黒夜 「なんでか分からないけどさ」トテトテ
絹旗 「はい」トテトテ
黒夜 「絹旗ちゃんと私でデビューする夢を見た」
絹旗 「映画ですか」
黒夜 「いや、アイドル」
絹旗 「需要あるんですかね」
黒夜 「ちなみに、なぜか白井ちゃんもいて3人ユニットだ」
絹旗 「となると、デビュー曲は"超シライズム"ですね」
黒夜 「"超モアイズム"だろ?」
絹旗 「」ポカッ
黒夜 「いたいっ」
絹旗 「まさか私の源氏名、モアイじゃないでしょうね」
黒夜 「源氏名って……一応、ステージ上ではアイって呼ばれてたぞ」
- 781 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/12/04(日) 01:04:49.96 ID:3zT5UY7Zo
-
絹旗 「まあ、なら良いでしょう」
黒夜 「でもなんで絹旗ちゃんがセンターだったんだ。それが気に食わない」
絹旗 「文句ならプロデューサーに超言ってくださいよ」
黒夜 「だいたいなんで私の夢なのに絹旗ちゃんageなんだよ! おかしいだろ!」
絹旗 「私が知るワケないじゃないですか!」
黒夜 「と、まあ、バカな話をしてる間に合流ポイントに着いたな」
絹旗 「あそこに見えるは……」
海原 「……おや、いらっしゃいましたか。早朝から呼び立てて申し訳ありません」ニコニコ
黒夜 「今日はアンタか」
絹旗 「海原さんは……何がテーマなんでしょうね」
海原 「そうですね。早速ですが、説明に入りましょうか」
黒夜 「語ってくれ」
海原 「本日のお題は"カモフラージュ"です」
絹旗 「カモフラージュ?」
黒夜 「カモフラージュって……迷彩きて草むらに潜り込むとか?」
- 782 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/12/04(日) 01:06:36.36 ID:3zT5UY7Zo
-
海原 「そちらではないですね。どちらかというと、変装と言った方が近いでしょう」
絹旗黒夜 「「変装?」」
海原 「はい。お二人にはこれから、こちらが用意したアイテムを使って変装をして頂きます」
絹旗 「変装して何をするんですか?」
海原 「お二人をよく知る人物と接触、バレなければOKというルールです」
黒夜 「なるほどなるほど。これはハードル高いぞ」
絹旗 「確かに。超生半可に変装しても見破られそうですよね」
海原 「さて。それではこれからお二人の"楽屋"にご案内します。どうぞこちらに」
絹旗黒夜 「「はーい」」
~同日 第7学区 ???~
海原 「ここですね」ガチャ
絹旗 「……うはぁ」
黒夜 「なんだここは」
- 783 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/12/04(日) 01:07:46.15 ID:3zT5UY7Zo
-
海原 「映画やドラマの衣装・小道具をレンタルするサービスをですね、
丸ごと一日貸し切りました。ここは業者の倉庫です」
絹旗 「そこまで?」
黒夜 「随分手が込んでるな……」
絹旗 「費用面で見たら、今回のシリーズでは超ぶっちぎりで一位でしょうね」
海原 「ご心配なく。一括借り上げでお安くして頂けましたから」ニコニコ
海原 (過去、"グループ"で得た報酬なんですけどね。あぶく銭は派手に使うに限ります)
黒夜 「……絹旗ちゃん、これ見て」
絹旗 「これは……いわゆるアレですか」
黒夜 「いわゆる一つのアレだな。丁度3着あるぞ」
絹旗 「超面白そうですね……折角ですし、やってみましょうか」
絹旗 「」カチカチ
絹旗 「あ、もしもし? 絹旗ですぅ。今お時間大丈夫ですか?」
:
:
:
黒夜 「もしかして正夢だったのかな」
- 784 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/12/04(日) 01:09:02.96 ID:3zT5UY7Zo
-
絹旗 「恰好だけですからね。半正夢といったところでしょう」
白井 「…………それで、なぜわたくしがお二人とお揃いのアイドル衣装を着せられているのでしょう」
絹旗 「いや、なんとなく」
黒夜 「ヘッドセットも付けて、雰囲気も出してるじゃん」
白井 「そういう問題では」
海原 「すみません、3人ポーズと目線お願いします」
黒絹白 「「「」」」キラッ☆
海原 「」カシャッ
白井 「なんなのですかぁぁ!!」ムキー
黒夜 「白井ちゃんの言う通りだ! なんで絹旗ちゃんがセンターなんだよ!」
白井 「そんなこと一言も申しておりませんの!!」
海原 「すみません、もうワンショット」
黒絹白 「「「」」」ズキュゥン☆
海原 「」カシャッ
白井 「だからぁぁぁぁ!」フギャー
- 785 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/12/04(日) 01:10:16.04 ID:3zT5UY7Zo
-
黒夜 「なんでセンターなんだよぉぉ!」
白井 「そうじゃなくてぇぇぇぇぇ!!」
絹旗 「白井さん、超ノリノリじゃないですか」
白井 「な、なぜだか条件反射的に……」
絹旗 「まあ、お遊びはこれぐらいにしておきましょうか。それなりに超楽しめましたし」
黒夜 「あ、あとで写真くれな」
海原 「全員にお送りしますよ」
絹旗 「そろそろ始めましょうか。あ、白井さんはもう帰っていいですよ」
白井 「」
黒夜 「お疲れさん」ポムポム
白井 「あ、あの……」
海原 「大丈夫ですよ。今日の勝負は僕に預けてください」
白井 「え、ええ、まあ……」
<絹旗ちゃーん、これ変装レベル高くね?
<着ぐるみは超反則ですよ!
白井 「……わたくしって、一体」
- 786 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/12/04(日) 01:11:16.06 ID:3zT5UY7Zo
-
~しばらくして~
黒夜 「んー、どうすっかな……」
海原 「一つアドバイスとして。普段のイメージからかけ離れるといいかもしれません」
絹旗 「普段のイメージ、ですか……」
黒夜 「なあ、私の普段のイメージってどんなの?」
絹旗 「ロックンロール」
海原 「パンク少女、でしょうか」
黒夜 「なるほど。そこから離れるといいのか……うん」
黒夜 「ちょっと着替えてくる。のぞくなよー」トテテテ
海原 「どうやら決まったようですね」
絹旗 「私は……よし。これとこれとこれと……」
海原 「……」ニコニコ
絹旗 「超変装してきまーす」トテテテ
海原 「さてさて、どう化けてくるやら」
- 787 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/12/04(日) 01:12:10.50 ID:3zT5UY7Zo
-
:
:
:
黒夜 「待たせたな」カツッカツッ
海原 「これはこれは……」
E:パンツスーツ(白)
E:ブラウス
E:パンプス
E:黒縁メガネ
黒夜 「普段の私のイメージから離れたと思うけど、どうよ」キリッ
海原 「うーん……」
黒夜 「なんかマズイ?」
海原 「いや……顔を見てしまえば黒夜さんだとすぐ分かりそうだな、と」
黒夜 「そっか。メガネだけじゃ弱いか」
<お待たせしました。
黒夜 「おっ」
- 788 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/12/04(日) 01:13:21.44 ID:3zT5UY7Zo
-
絹旗 「どうですか。ウィッグに小道具もつけて超完璧でしょう」キリッ
E:ウィッグ(黒髪ロング)
E:フレームレス眼鏡
E:シャツ+タイトスカート
E:白衣
E:パンプス
黒夜 「」ブフッ
絹旗 「な、なんですか」
黒夜 「絹旗ちゃんよぉ、白衣の下、引きずってるじゃんか!」ケラケラ
絹旗 「ありゃ?」
黒夜 「袖も余ってるし。よし、今日から絹旗ちゃんの渾名は"ハカセ"だ」ケラケラ
絹旗 「や、やめてくださいよ!」
黒夜 「"ガクシャ"でもいいな」
絹旗 「イヤですよ、そんなの!」
海原 「お二人とも、それで確定でよろしいですか?」
黒夜 「いや、待ってくれ」
絹旗 「もうちょい考えさせてください」
- 789 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/12/04(日) 01:14:23.11 ID:3zT5UY7Zo
-
海原 「ええ、構いませんよ」
黒夜 「やってみると難しいな……」カツッカツッ
絹旗 「ていうか、あなたのそれは変装じゃなくて仮装ですよ」コツコツ
黒夜 「私、ちょっと向こう見てくるわ」
絹旗 「はいはい。……さて、他によさそうなのは」
絹旗 「」ウーン
絹旗 「……お、これってもしかして」
絹旗 「」フニフニ...
絹旗 「おぉぉぉ……」
絹旗 「これはこうやって使うんですよね」イソイソ
<何やってんの?
絹旗 「ッ!」バッ
メカ沢 「」
絹旗 「……」
メカ沢 「」オッス
- 790 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/12/04(日) 01:15:25.38 ID:3zT5UY7Zo
-
絹旗 「……黒夜、ですか?」
メカ沢 「うん」
絹旗 「いやいやいや、それは超ナシでしょう! 変装の範疇を超えてますよ!」
メカ沢 「だめ?」ピコンピコン
絹旗 「目をピコピコ光らせてもダメです!」
メカ沢 「ちぇー……なんか、絹旗ちゃん。その服、胸キツイんじゃないか?」
絹旗 「あ、分かります? もう成長期なんで超大変です」
メカ沢 「……」
絹旗 「」フンス
メカ沢 「」グイ
絹旗 「あ、ちょっと、服引っ張ったら」
ポトッ ポトッ
メカ沢 「摘出完了、手術成功でーす」つ【パット】
絹旗 「」グス
- 791 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/12/04(日) 01:16:43.75 ID:3zT5UY7Zo
-
~そんなこんなで~
海原 「お二人とも、準備はよろしいですね」
絹旗 「私は超大丈夫です」
E:レザージャケット(黒)
E:レザーパンツ(黒)
E:ロングブーツ
E:ウィッグ(金髪ロングウェーブ)
E:ちょい派手メイク
黒夜 「私もおkだ」
E:セーラー服上下
E:ニーソ(黒)
E:ローファ
E:ウィッグ(茶髪セミショート)
E:赤縁メガネ
海原 「……お二人は、雰囲気を交換したんですか?」
絹旗 「いや、結果的になっちゃっただけでして」
- 792 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/12/04(日) 01:18:06.10 ID:3zT5UY7Zo
-
黒夜 「ま、これだけやりゃ結構いけるんじゃないかなぁ」
海原 「ええ。気合いの入り方が伝わってきますよ」
絹旗 「で、これからどうするんですか?」
海原 「街に繰り出しましょう。その後は、先程ご説明した通りです」
黒夜 「いよいよか」
絹旗 「超緊張しますね」
~同日 第7学区 とある大通り~
海原 「さてさて……早速ターゲットを見つけてしまいました」
絹旗 「あそこにいるのは浜面ですね」
黒夜 「で、どうすんの?」
海原 「お一人ずつ向かいましょう。残った人間は陰ながら見守るということで」
絹旗 「では私から行ってきます」シュタッ
黒夜 「いってらっしゃい」
海原 「ご武運を」
- 793 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/12/04(日) 01:19:22.17 ID:3zT5UY7Zo
-
絹旗 「」トテテテ
浜面 「おーし、滝壺から頼まれたモンはこれで全部だな……っと」ドン
絹旗 「キャッ!」ドテッ
浜面 (やべ、ぶつかっちゃった)
絹旗 「いたた……」
浜面 「悪い悪い! 余所見してたわ。大丈夫か」
絹旗 「い、いえ、大丈夫です。こちらこそ超すいません」
浜面 (超?)
浜面 「って絹旗じゃねえか。どうしたんだ、その格好は」
絹旗 「」
浜面 「?」
絹旗 「」ピュー
浜面 「??」
黒夜 「バレちゃったな」ニヨニヨ
絹旗 「むむ……浜面のクセに」
黒夜 「じゃ、次私行ってくるわ」
- 794 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/12/04(日) 01:20:42.75 ID:3zT5UY7Zo
-
浜面 「さっきの絹旗だよな……なんだあの恰好は。グレたのか?」
黒夜 「あのっ、すいませんっ!」
浜面 「ん? 俺か?」
浜面 (お、可愛い)
黒夜 「道をお尋ねしたいのですが……よろしいですか?」
浜面 「おお、なんでも聞いてくれ」
黒夜 「このへんで、新聞を売ってるところはないですか?」
浜面 「新聞か……あそこに見えるコンビニならあると思うぜ」
黒夜 「そうですか! ありがとうございます!」ペコリ
浜面 「いやいや、紳士として当然の振る舞いでございますよ」
黒夜 「かっこいいんですね……では、失礼します!」ピュー
浜面 「…………おっと、いかんいかん! 家に帰らんと!」
黒夜 「バレなかったろ?」エヘン
絹旗 「浜面の目は超節穴ですか……」
海原 (ふうむ……)
- 795 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/12/04(日) 01:21:38.35 ID:3zT5UY7Zo
-
~第7学区 とある公園~
海原 「さて、誰かに遭遇しないでしょうか」
黒夜 「そこはノープランなんだな」
海原 「事前に聞いて回ったら、皆さん訝しむでしょう。今日の催しそのものが破綻しかねません」
絹旗 「まあ、確かに」
黒夜 「……なあ、アレ次のターゲットにしたら?」
海原 「あそこのベンチで缶コーヒーを飲んでいる方ですか?」
絹旗 「これは超強敵ですね」
海原 「命懸け、とまではいかないでしょうが」
黒夜 「じゃ、今度は私からでいいか?」
絹旗 「骨は拾ってやりますよ」
黒夜 「いらん心配するヒマがあったら、自分の心配するんだな」トテテテ
海原 (さてさて、彼はどうでるでしょうかね)
絹旗 「」ドキドキ
- 796 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/12/04(日) 01:23:01.80 ID:3zT5UY7Zo
-
一方通行 (追い出された……大掃除には早ェだろォがよ)ズズ
一方通行 (ま、クソガキがやる気になってンだ。邪魔するのも悪ィか)
黒夜 「あーーー! もしかして第一位さんじゃないですか!?」
一方通行 「あ?」
黒夜 「すごい! 本物だ! すごーーーい!」
一方通行 「うるせェぞ、去れ」ギロリ
黒夜 「ヤダ、視線! 視線で犯された! もう死んじゃうー!」キャッキャッ
一方通行 (あァ、頭が可哀想な人種なのか……)
黒夜 「サインください! サイン!」
一方通行 「……それやったら帰るか?」
黒夜 「はい、第一位さんがそう言うなら光の速度で帰ります!」
一方通行 「」カキカキ
黒夜 「ありがとうございましたー!」ピュー
黒夜 「サインゲット。いらねぇけど」
絹旗 「何やってんですか、あなたは……じゃ、私行ってきますね」
- 797 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/12/04(日) 01:24:23.47 ID:3zT5UY7Zo
-
一方通行 (嵐が過ぎ去ったか……)
絹旗 「」カチカチ
一方通行 (なンだって携帯いじるながら歩くンだ。前見ねェと危ねェだろォが)
絹旗 「」ポスン
一方通行 (なンで他にも空きベンチあるのに、わざわざ隣に座るンだ)チッ
絹旗 「……今、舌打ちしました?」
一方通行 「別にオマエにした訳じゃねェ」
絹旗 「でも聞こえましたたよ? 正直、超気分悪い」
一方通行 「あァ!? だったらオマエが……あ?」
絹旗 「?」
一方通行 「オマエ、常盤台のチビガキ……あー、絹旗か?」
絹旗 「」ピュー
一方通行 (なンなンだよ、今日は……帰って掃除手伝うか)ハァ
黒夜 「」プギャー
絹旗 「やはり第一位は超手強いですね……」
海原 (変装というのは……外見の話だけではない。いつ気付くのでしょうかね)ニコニコ
- 798 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/12/04(日) 01:25:01.06 ID:3zT5UY7Zo
-
といったところで、今回はここまでです。
絹旗、白井、黒夜の3人デビューは真剣に
アリなんじゃないかと思い始めてる>>1はイカレポンチなのかと。
次回投下は三日以内の予定です。
お付き合い頂き、ありがとうございました。
- 799 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(チベット自治区)[sage]:2011/12/04(日) 01:26:18.38 ID:sX69QqWA0
- 乙!
口調でバレるもあいちゃん可愛いww - 800 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(愛知県)[sage]:2011/12/04(日) 01:28:10.93 ID:RYc+lvWh0
- メカ沢w
- 801 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)[sage]:2011/12/04(日) 01:28:16.14 ID:qWXitftDO
- 乙
そうか、変装してるのに口癖は致命的だよな - 812 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(関東)[sage]:2011/12/04(日) 12:24:22.10 ID:ekvEfL4AO
- ここの一通さんは休日に居場所が無いお父さん状態になったり
ロリコンをこじらせて常盤台ぶっ壊したり大変だな - 821 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)[sage]:2011/12/04(日) 21:37:30.56 ID:U1JpoUuDO
- 海原Pなのか、浜面Pなのか……
海原のが無難だな……
- 825 : ◆8GNB4AEvC.[saga]:2011/12/05(月) 22:35:34.12 ID:CDzYP2Beo
-
>>812
今にして思えば、寮破壊は強引過ぎました。
「建て替えるからおまいら出てけ」で良かったんだ。
>>821
浜面Pだと衣装はバニー確定ですね、分かります。
それでは、始めさせて頂きます。
前回の続きからです。
- 826 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/12/05(月) 22:36:39.92 ID:CDzYP2Beo
-
~同日昼 第7学区 ファーストフード店~
海原 「ここまでの接触は2名ですか……日没までに5名には達したいですね」
絹旗 「ナゲット一つもらってもいいですか?」ヒョイパク
黒夜 「食べながら聞くとはどういう了見だ!?」
海原 「聞いてます?」
黒夜 「聞いてるよ。5人に会うんだろ?」
絹旗 「そう超都合良くいくでしょうか」
海原 「都合良くいくことを祈りましょう」
黒夜 「絹旗ちゃん、ピクルスあげる」ポイ
絹旗 「あ、あー! 何してんですか人のジュースにー!」
海原 「……うまくことが運ぶといいのですが」
海原 (しかしまあ……)
絹旗 「ほら、マスタードソース余ってるんで、超たっぷり使ってくださいよ」ヌリヌリ
黒夜 「お、おい! それポテトじゃなくてストローだよ!」
- 827 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/12/05(月) 22:38:02.81 ID:CDzYP2Beo
-
海原 (お二人ともよく化けたものですね。黙っていれば知り合いでもすぐには気付かないでしょう)
海原 (……黙っていれば、の話ですが)
絹旗 「あの、ちょっと思ったんですけど」
海原 「なんでしょう」
絹旗 「ええと、ミサワさんかな? 7人の立会人は誰が何やるか全部知ってるって超聞いたんですよ」
黒夜 「ああ、そんな話してたな」
海原 「ええ、ご認識の通りです」
絹旗 「ということは、その人たちは私たちが変装するって超知ってるのでは?」
黒夜 「確かにな。それで気付かれる可能性もあるってことか」
海原 「ご心配なく。僕は"カモフラージュ勝負"としか伝えていません。
最初のお二人がそうであったように、"変装"と読み替えられることはないかと」
黒夜 「なるほど」フム
海原 「現に、浜面さんは黒夜さんだと気付かなかったでしょう?」
絹旗 「いや、まあ、超浜面ですから」
黒夜 「その超浜面すら欺けなかった絹旗ちゃんなワケなのだが」
絹旗 「むぬぬ……」
- 828 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/12/05(月) 22:39:08.16 ID:CDzYP2Beo
-
海原 「ふむ……では、あそこにいる方に挑戦してみるとしましょうか」
絹旗黒夜 「「?」」クルッ
寮監 (予定より早く着いてしまったか)
寮監 (訪問先の近くなので入ってみたが……やはりこういった店は若者向けだな)
絹旗 「」ブーッ
黒夜 「」ポカン
絹旗 「ムリです! 絶対超ムリ!」フルフル
海原 「やってみなければ分かりません」
絹旗 「失敗した場合のリスクが超大きすぎますよ! ハイリスクノータリンですよ!」
黒夜 「リスクってなによ」
絹旗 「こんな格好してるのがバレれば、どうなることか……」ガクブル
海原 「常盤台は休日でも制服着用が義務付けられていますからね」
黒夜 「あ、なるほどなぁ」
- 829 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/12/05(月) 22:40:17.08 ID:CDzYP2Beo
-
絹旗 「と、ともかく! なんでもしますから、これだけは超見逃してください!」
海原 「ま、まあ、分かりました。ここは見送りましょう」
黒夜 「臆病者」ケラケラ
絹旗 「なんとでも言ってください。今だけは超甘んじて受け入れます」
海原 「では、そろそろ移動するとしましょうか」
黒夜 「でもさ、下に行く階段のすぐ横。あそこに寮監さん座ってるけど?」
絹旗 「」
海原 「まあ、自然体で通り過ぎれば大丈夫でしょう」
黒夜 「変に意識するから失敗するんだって」
絹旗 「そ、そうですよね……行きましょうか」
黒夜 「で、この後はどうすんの?」
海原 「いくつか考えはあるのですが」
絹旗 「」コソコソ
寮監 「……?」
寮監 (気のせいか)
- 830 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/12/05(月) 22:41:33.76 ID:CDzYP2Beo
-
~同日 第7学区 とある病院~
海原 「先程、絹旗さんはなんでもします、と仰いましたね」
絹旗 「え、言いましたっけ?」
黒夜 「言った。確かに言った」
海原 「では、なんでもして頂きましょう」
絹旗 「……はい、分かりました」
海原 「次なるターゲット。寮監さん程ではないでしょうが、絹旗さんが恐れる人物の一人だと思います」
絹旗 「病院って……ま、まさか」
黒夜 (あれ? これって私とばっちりじゃね?)
海原 「先程から休憩スペースにおられるのは確認済みです。あとはお二人次第ですよ」
絹旗黒夜 「「……」」
海原 「一つ付け加えると、寝不足で少々イライラしておられるようです」
絹旗 「……うう、私から行ってきます」
黒夜 「大丈夫なのか?」
絹旗 「黒夜……後のことは超お願いします」タッ
黒夜 「あ、ま、待てよ!」
- 831 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/12/05(月) 22:42:38.74 ID:CDzYP2Beo
-
麦野 (はー、肌ブツブツ……徹夜なんてするもんじゃないわね)
絹旗 「あのー……すみません」
麦野 「ん?」
絹旗 「ええと、ええとですね」
麦野 「」ジー...
絹旗 「……?」
麦野 「なんだ、絹旗じゃん。どうしたの? その恰好」
絹旗 「」
麦野 「?」
絹旗 「ちょ、超ゴメンなさい!!」ピュー
麦野 「え? ちょっと……!」
絹旗 「」ハッ ハッ ハッ
海原 「落ち着いて、深呼吸してください」ナデナデ
黒夜 「……じゃ、私行ってくる。絹旗ちゃんを頼んだぞ」
- 832 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/12/05(月) 22:44:06.56 ID:CDzYP2Beo
-
麦野 「なんだってのよ、ったく……」
黒夜 「ねぇ、看護婦さん」
麦野 「……今度はアンタか」ハァ
黒夜 「え?」
麦野 「なに、どっかで仮装パーティでもやってるの?」
黒夜 「」
麦野 「それともなんだ。入れ替わるように出てきて……私をからかってるの?」
黒夜 「いやいや、滅相もないです!」
麦野 「まあ、それはどうでもいいや。今ちょっとイライラしてるから、整体してあげるよ」ガシッ
黒夜 「ま、間に合ってますんで」
麦野 「恥ずかしがらないで? お姉さんに任せなさいね? 黒夜ちゃーん?」
黒夜 「待っ」
<ゴキベキボキゴキポキ
絹旗 「く、黒夜が! 黒夜がぁ!」
海原 「落ち着いてください! 今僕たちが飛び出ては火に油を注ぐだけです!」ガシッ
- 833 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/12/05(月) 22:45:18.87 ID:CDzYP2Beo
-
~同日 第7学区 病院横の公園~
絹旗 「さすがに海千山千百戦錬磨の鬼を誤魔化すのは超ムリがあったみたいです……」
黒夜 「あいたたた……」
海原 「申し訳ありません。まさかあそこまであっさり見抜かれるとは」
絹旗 「いや、今回は相手が超悪かったですよ」
黒夜 「なんで私がこんな目に……」
海原 「とりあえず、一息つきましょうか」
<あれ?海原?
海原 「?」
結標 「今日出かけるって言ってたけど。病院に用事があったの?」
海原 「おや、結標さん」
絹旗 「」チラッ
黒夜 「」コク
結標 「その子たちは……知り合い?」
- 834 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/12/05(月) 22:47:36.51 ID:CDzYP2Beo
-
絹旗 「ねー、海原くん。この女だれですかぁ?」スリスリ
黒夜 「馴れ馴れしくて、ヤな感じー」ベタベタ
結標 「」ビキッ
海原 「」
結標 「……ねえ、どういうこと?」
絹旗 「そっちこそ、どういうこと?」
黒夜 「邪魔しないでよねー、こうやってればお小遣いもらえるんだからさぁ」
海原 「あの、二人とも、これは」
結標 「ふーん、そっかぁ……そうなんだ……」
海原 「ちっ、違うんです!」ワタワタ
結標 「そうだよね、私みたいな歳上より、そういう、可愛い子のほうが……」
絹旗 (あ、あれ?)
黒夜 (ちょっと、やりすぎた?)
海原 「誤解ですよ! これは!」
絹旗黒夜 「「と、ここでネタばらしー!」」【ウィッグ】ポイッ
結標 「え? あ……あれ?」
- 835 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)[sage]:2011/12/05(月) 22:48:31.24 ID:JOM9LFlIO
- 自分がそうだからってwwwwwww
- 836 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/12/05(月) 22:49:25.96 ID:CDzYP2Beo
-
海原 「あ、えー……こういうことなんです」
結標 「絹旗さんと、黒夜さん……?」
絹旗 「海原さん、バレなかったんで超おkですよね?」
黒夜 「私たちの変装、あ、いや、カモフラージュは見事なもんだろ?」
結標 「……そういうことだったの」ヘナヘナ
海原 「え、ええ、まあ。驚かせてしまったようで」
結標 「ホント人が悪いわね。知ってたけどさ」
海原 「恐縮です」
結標 「とりあえず、今夜は帰ってこなくていいからね」
海原 「」
結標 「あ、なんか勘違いしてる? その子たちに夕食でも奢ってあげなさいって言ってるの」
海原 「そ、そういうことですか。分かりました」
結標 (ささやかな仕返しよ)クス
海原 「? 今、なにか」
結標 「別に。じゃね」ヒュッ
- 837 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/12/05(月) 22:51:08.70 ID:CDzYP2Beo
-
海原 「……はあ」
絹旗 「結標さんって、超意外とメンタル面弱いですよね」
海原 「ええ、確かに。彼女にはそういった一面もあります」
黒夜 「なんか意外だな。姉御肌なのに」
海原 「でもそういう一面が魅力の1つであるとも思いませんか?」
絹旗黒夜 「「……」」
海原 「?」
絹旗 「次いきましょうか」
黒夜 「そうだな、日も傾いてきたし」
~同日 第7学区 とある路地~
海原 「さて、時間を考えると、おそらく次が最後のターゲットでしょう」
絹旗 「……あそこですか」
黒夜 「普段顔を合わせる頻度が高い分、ハードルも高いと考えるべきだろうな」
海原 「どうでますか?」
黒夜 「じゃ、今度は私からで」
絹旗 「超気をつけてくださいよ」
- 838 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/12/05(月) 22:52:56.33 ID:CDzYP2Beo
-
<カランカラン♪
番外個体 「あ、いらっしゃーい」
黒夜 「」キョロキョロ
番外個体 「お一人?」
黒夜 「え、あ、はい」
番外個体 「空いてるカウンターの席にどうぞ」
黒夜 「はい、すいません」
黒夜 「……」ソワソワ
番外個体 「ご注文は?」
黒夜 「うーんとうーんと……」
番外個体 「……コーヒーと紅茶、どっちが好き?」
黒夜 「え、あ、紅茶、かな?」
番外個体 「おk、少々お待ち下さい」
黒夜 (あれ? そういえば店員さんいないのな)キョロキョロ
番外個体 (この辺じゃ見ない顔だなー)カチャカチャ
- 839 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/12/05(月) 22:54:23.80 ID:CDzYP2Beo
-
:
:
:
絹旗 「……出てきませんね」
海原 「バレてないのか、バレた上で開き直っているのか……」
絹旗 「でもミサワさんの様子を見てると、バレた感じは超しないですけど」
海原 「とりあえず、絹旗さんも行きましょうか?」
絹旗 「え、今ですか?」
海原 「今です」
絹旗 「まあ、待ってても超しょうがないですし。分かりました」トテテテ
海原 「さて……」
<何をしている?
海原 「え? おや、どうしてここに」
ショチトル 「マスターに頼まれた買い物の帰りだ。それより、コソコソと何をしていたんだ?」
海原 「丁度いい。あなたも一緒に見物しましょう」
ショチトル 「?」
- 840 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/12/05(月) 22:55:43.07 ID:CDzYP2Beo
-
<カランカラン♪
番外個体 「いらっしゃーい」
絹旗 「」トテトテ
黒夜 (え? お、おい! 私が戻る前に来ちゃったのか!)
絹旗 「すみません、いつもので」
黒夜 「」ブッ
番外個体 「いつも、の?」
絹旗 「……あ、な、なんでもないです! ついクセで!」
番外個体 「そ、そうですか」
黒夜 (びっくりした。いきなりかよ)フキフキ
絹旗 「ええと、メニューは……」
番外個体 「」ジャブジャブ
絹旗 「カフェオレを1つ、お願いします」
番外個体 「はいはーい」
絹旗 「あ、砂糖ミルクを超マシで」
黒夜 「」ズコー
- 841 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/12/05(月) 22:57:18.04 ID:CDzYP2Beo
-
番外個体 「…………間違ってたらゴメンなさい。絹旗さん、かな?」
絹旗 「」
黒夜 「」ハァ
絹旗 「」ゴンッ
番外個体 「?」
黒夜 「カウンターテーブルに突っ伏してもムダだって」ツンツン
絹旗 「うぅぅ……今回こそは超いけそうだと思いましたのに」
番外個体 「やっぱり絹旗さんなんだ」
黒夜 「ちなみに私の正体は、この私でーす」【ウィッグ】スルッ
番外個体 「うそん!? 黒夜さん!?」
絹旗 「え、なんですかこのリアクションの超温度差」
黒夜 「絹旗ちゃん、いい加減気付けよ」
絹旗 「なにがですか」
黒夜 「いくらガワ化けたって、中身がそのままじゃ意味ないって」
絹旗 「……な、なるほど」
番外個体 「状況はよく分からないけど。はい、いつものね」コトッ
絹旗 「あ、超頂きます」
- 842 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/12/05(月) 22:58:20.28 ID:CDzYP2Beo
-
~同日 第7学区 ???~
<ガチャ
絹旗 「はー、帰ってきましたね」
黒夜 「なんだかんだで楽しめた」ウン
絹旗 「でもどうするんですか、帰りに撮ってきたこのプリクラ」
黒夜 「自分で言うのもおかしいけど……正直、私たちだって分からないよな」
絹旗 「ま、ネタと思い出を兼ねて超保管しておきましょうか」
海原 「お二人とも、着替えてきてはいかがですか?」
絹旗黒夜 「「はーい」」
海原 「その後で、本日の結果発表とまいりましょう」
絹旗 「う……」
黒夜 「さてさて、どうなったかなー。ドキドキするなー?」ニヨニヨ
:
:
:
- 843 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/12/05(月) 22:59:37.26 ID:CDzYP2Beo
-
絹旗 「超完了です」シュタッ
E:常盤台中学 冬服
E:ローファ
黒夜 「同じく」
E:タンクトップ(黒)
E:レザースキニー
E:ワークブーツ
海原 「では、早速ですが総評と参りましょう」
絹旗黒夜 「「」」ドキドキ
海原 「本日接触したのは浜面さん、一方通行さん、麦野さん、結標さん、ミサワさんの名ですね」
絹旗 「ですね」
海原 「そして本人だと気付かれなかった人数、これがそのままポイントとなります」
海原 「結果、絹旗さんは1人、黒夜さんは4人……ということで、今回は1対4で黒夜さんの勝利です」
黒夜 「ま、今回に関して言えば当然の結果だろうさ」
絹旗 「」orz
- 844 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/12/05(月) 23:01:24.91 ID:CDzYP2Beo
-
海原 「お二人とも、よく化けていたと思います。ですが、変装と言うのはなにも外見の話だけではありません」
黒夜 「絹旗ちゃん、キャラがそのまんまなんだもん。一言二言話せばバレるに決まってるだろ」
絹旗 「うぅぅ……超しょうがないじゃないですか」
海原 「その点、黒夜さんは名演技でしたね」
黒夜 「そんなことあるよ」フンス
絹旗 「黒夜に勝てっこないですよ。変装慣れしてるんですから」
海原 「そうなのですか?」
絹旗 「普段から超女装してますもん」
黒夜 「ねえよ! 大体、女装するつもりだったらこの服はないだろ!」
海原 「まあ、ともかく。いみじくも、黒夜さんが仰ったように、絹旗さんの敗因は
内面の変装が甘かったことですね」
絹旗 「内面って言われても……そんな簡単にできませんよ」
黒夜 「簡単だよ。絹旗ちゃんなら"超"って言わなきゃいいんだよ」
絹旗 「え、私そんなに超って超連呼してます?」
黒夜 「ほら、また言った」
絹旗 「」ショボン
- 845 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/12/05(月) 23:02:41.95 ID:CDzYP2Beo
-
海原 「さて、これでお二人は同点です。勝負は最終戦までもつれ込むことになりましたか」
絹旗 「3連勝で超王手したんですけどねー……」
黒夜 「だからって勝ちをあっさり譲るつもりはないっての」
海原 「まあ、お蔭で僕や7人目も、準備がムダにならずに済みました」
黒夜 「7人目……次で最後なんだな」
絹旗 「最後に超笑ってるのは私なんですけどね」
黒夜 「せいぜい今の内にいい夢見とくんだな」
絹旗黒夜 「「」」バチィッ
海原 「その闘志は次回に持ち込むとしましょう。さて、夕食に行きましょうか。今日は僕が出しますよ」
絹旗 「いいんですか?」
海原 「どうやらそういう取り決めらしいので」
黒夜 「ゴチになりまーす」
絹旗 「何が出てくるんでしょうかね」wktk
海原 「そうですね。では久々に……」
海原 「魚料理がおいしいお店があるんですよ。そこに行きましょう」
☆ここまでの戦績☆
絹旗 3―3 黒夜
- 846 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/12/05(月) 23:03:12.74 ID:CDzYP2Beo
-
といったところで、今回はここまでです。
黒夜、執念の2連勝で同点に持ち込みました。
勝負は最終戦へ。その行方はいかに。
次回投下は3日以内の予定です。
お付き合い頂き、ありがとうございました。
- 847 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(京都府)[sage]:2011/12/05(月) 23:06:26.57 ID:0GTHdW6j0
- >>1乙!!
次は黒子かどうなるんだろ
最愛ちゃんはやっぱり可愛いな - 848 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(東京都)[sage]:2011/12/05(月) 23:09:57.65 ID:fMb5VKVu0
- >>1乙
相変わらず絹旗ちゃんは可愛いな
そして麦のんwwさwwすwwがww
- 855 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(長屋)[sage]:2011/12/06(火) 01:07:36.95 ID:YCaHdBPWo
- 乙!
>>843に漏れ発見しますた
海原 「本日接触したのは浜面さん、一方通行さん、麦野さん、結標さん、ミサワさんの《名》ですね」 - 859 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(チベット自治区)[sage]:2011/12/06(火) 10:45:58.09 ID:tR/Fk/rB0
- 関係ないんだがな
俺はな、原作読んでるときからな、黒夜の声のイメージがピーターかカルーセル真希なんだ
だからこんなかわいいことしてるとイメージが - 868 : ◆8GNB4AEvC.[saga]:2011/12/06(火) 23:51:39.28 ID:bpJItUb6o
-
>>855
5人と書いていたのを直前で5名に変更した、
つもりだったんですが、5が消えちゃいました。
>>859
脳内再生した方がサクサク書ける>>1は
絹旗→加藤英美里、黒夜→喜多村英梨、番外個体→坂本真綾で
脳内再生してます。滝壺さんが誰かってのが思いつかなくて困る。
それでは、始めさせて頂きます。
いよいよ運命の最終戦です。
- 869 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/12/06(火) 23:52:44.09 ID:bpJItUb6o
-
~翌日 第7学区 某所~
黒夜 「土日をツブしまくってのこのイベントも今日で終わっちゃうのかー」トテトテ
絹旗 「やっと終わりかと思うと、超少し感慨深いですね」トテトテ
黒夜 「……」
絹旗 「どうしたんですか」
黒夜 「あ、いや。最後ぐらいパーッとやっておこうかと思ってさ」
絹旗 「程々にお願いしますよ」
黒夜 「分かってるって。さて、ここが合流ポイントか?」
絹旗 「のハズなんですが……知ってる人はいないですね」
黒夜 「アレそうなんじゃないの? あの街灯の上に立ってる人」
絹旗 「……逆光で顔は超見えませんけど、あのシルエットは超間違いなく」
ヒュォォォォォ...
白井 「お二人とも。とうとうここまでいらしてしまいましたのね」
黒夜 (え、なにこれ。ラスボス?)
絹旗 (横風にたなびくツインテールが超いい雰囲気ですね)
白井 「今回の立会人を務めさせて頂きます。泣いても笑っても、これが最後ですの」
黒夜 「どんな結果でも後悔はしないさ」
絹旗 「超全力で挑むだけです」
- 870 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/12/06(火) 23:53:46.15 ID:bpJItUb6o
-
白井 「良いお返事ですわね。では早速、今回の要旨をご説明いたしましょう」
黒夜 「その前に、降りてきたら?」
絹旗 「悪趣味な下着が超モロ見えですし」
ヒュンッ
白井 「誰が悪趣味ですか!」ムキー
絹旗 「わっ! い、いきなり目の前に現れないでくださいよ!」
黒夜 「せつめー」
白井 「はいはい、では改めて始めましょう」
絹旗黒夜 「「」」ドキドキ
白井 「絹旗さん。淑女として重要なものは何と考えます?」
絹旗 「え? えーと……超華麗な容姿?」
白井 「黒夜さんは?」
黒夜 「戦闘力?」
白井 「お二人とも間違ってはおりません。それぞれ淑女として重要なファクターですの」
- 871 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/12/06(火) 23:54:59.65 ID:bpJItUb6o
-
黒夜 (で、淑女ってなに?)ヒソヒソ
絹旗 (英語でいうレディみたいなもんです)ヒソヒソ
白井 「古来より、女は度胸と申します通り……」
黒夜 (申すの?)ヒソヒソ
絹旗 (超初耳です)ヒソヒソ
白井 「どのような状況だろうと決して取り乱さない精神力、これは淑女として必要不可欠」
黒夜 「はあ」
白井 「本題に入りましょう。今回の勝負で問われるは、すなわち度胸」
黒夜 「第7位?」
絹旗 「それは根性」
黒夜 「まー、ともかく度胸試しってこと?」
白井 「掻い摘んで言えば、そうなりますわね」
絹旗 「なるほど。度胸試しですか」フム
白井 「さて。安全面に気を配ってはおりますが、心臓をはじめ身体への負担は否めません」
白井 「そこで今回、さるお方に同行をお願い致しました。どうぞこちらに」
- 872 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/12/06(火) 23:56:25.00 ID:bpJItUb6o
-
冥土帰し 「やあ、今日はよろしくお願いするね?」
黒夜 「あ、先生」
絹旗 「え? 知り合いなんですか?」
黒夜 「腕のことで世話になったことがあるから」
白井 「先生、本日はよろしくお願い致します」ペコリ
冥土帰し 「君たちは若いから、それほど心配はないと思うがね?」
白井 「さて、それでは移動を開始致しましょう」
黒夜 「どこに向かうの?」
白井 「第6学区ですの」
~移動中 バス車内~
白井 「さて、今の内に主なルールも説明しておきましょう」
黒夜 「語ってくれ」
白井 「お二人にはこの後、二つのアトラクションに挑んで頂きます。
それぞれのタイムを計測、合計タイムが短い方の勝利です」
- 873 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/12/06(火) 23:57:43.93 ID:bpJItUb6o
-
絹旗 「お、なんか超面白そうですね」
黒夜 「ちなみに、アトラクションってどんなの?」
白井 「それは直前まで秘密ですの。一応、下見ということでわたくしは体験済みですが」
絹旗 「超ケチです」
白井 「では、ご参考までに。わたくしの合計タイムは25分46秒ですの」
黒夜 「長いのか短いのか分からないな」
白井 「そうですわね……20分を切れば大したものかと」
絹旗 「内訳は教えてもらえませんか?」
白井 「アトラクション1が8秒、アトラクション2が25分38秒ですの」
黒夜 「え? なんでそんな差がついてんの?」
絹旗 「ますます分かりませんね」
冥土帰し 「それは行ってからのお楽しみということだね?」
白井 「ですの」クスクス
絹旗 「はあ、超しょうがないですね」
黒夜 「何が待ってるやら……」
- 875 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/12/06(火) 23:59:04.71 ID:bpJItUb6o
-
~同日 第6学区 巨大テーマパーク~
黒夜 「すっげぇ人だな……」
絹旗 「超新鮮ですね。こういうところには普段縁がないですから」
冥土帰し 「僕も、もう何十年ぶりだろうね?」
黒夜 「そういえばさ、白井ちゃん。さっき下見したって言ってたけど」
白井 「ええ」
黒夜 「なになに、誰とこんなところに来たの?」ニヤニヤ
白井 「一人ですが」
絹黒冥 「「「……」」」
白井 「な、なんですか」
絹旗 「いや、一人でテーマパーク? と思っちゃいまして」
黒夜 「私並かそれ以上に寂しいヤツがいたんだなぁ、と」
冥土帰し 「ソリストの素養があるということだね?」
白井 「そ、そこまで!? そこまでイレギュラーなのですか!?」
- 877 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/12/07(水) 00:00:34.04 ID:sOEk+tEto
-
絹旗 「ていうか、私を超誘ってくれればよかったのに」
白井 「それじゃ意味がございません。それにあくまでも下見ですから、一人のほうがフットワークは軽いですの」
黒夜 「まあ、そりゃそうか」
絹旗 「じゃあ、日を超改めて私と来てくださいよ」
白井 「絹旗さんこそ、他に誰か誘えばよろしいのでは」
絹旗 「白井さんが一番気が楽なんです」
白井 「……ま、まあ、そういうことであればお付き合いすることもやぶさかではございませんが」
黒夜 「なに? デートの約束?」
絹旗 「ええ、超デートですよ」
白井 「絹旗さん!」
黒夜 「やっぱ仲良いんだなぁ、もー。嫉妬で腕のパーツが焦げちゃいそう☆」
白井 「べっ、別にそういった仲では」
絹旗 「えー、超冷たいです超ドライです。この間だって、一緒のベッドで寝たじゃないですか」
白井 「あれは絹旗さんがわたくしのベッドにファンタグレープを大量に零したからですの!!」デコピンッ
絹旗 「ふぎゃ」
冥土帰し (いやぁ、良いものだね)
- 878 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/12/07(水) 00:02:03.94 ID:sOEk+tEto
-
~しばらくして~
白井 「さて、見えてきました。あちらが第一のアトラクションですの」
黒夜 「あれって……なに?」
冥土帰し 「見たところ、バンジージャンプのようだね?」
絹旗 「バッ、バンジーって……」
黒夜 「蒸し鶏?」
絹旗 「それはバンバンジー」
白井 「地上からの高さは65メートル。登れば分かりますが、なかなか壮観ですの」
黒夜 「65メートルを分かりやすく」
冥土帰し 「ビルにして16~7階といったところだね?」
絹旗 「……あ、あの、あそこから生身で超飛び降りるんですか?」
黒夜 「そりゃそうだろ。バンジーなんだし」
絹旗 「……」
白井 「では、まず上まで行くといたしましょう」
冥土帰し 「僕は下でスタンバイしているね?」
- 879 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/12/07(水) 00:03:17.66 ID:sOEk+tEto
-
~バンジージャンプ台~
黒夜 「おー、こりゃ絶景」
絹旗 「風が強いですね……」
白井 「さて。どちらから挑戦されます?」
絹旗 「く、黒夜お先にどうぞ」
黒夜 「え? 別にいいけど。なに、ビビっちゃった?」
絹旗 「そっ、そんなワケないじゃないですか!」
黒夜 「じゃお先にどうぞ?」
絹旗 「う、わ……分かりましたよ」
白井 「スタート位置についてから、ジャンプするまでのタイムを計測いたします。
ちなみに、15分経過しても飛べない場合はリタイア扱いとされますのでご留意下さい」
絹旗 「……」
係員 「では、ハーネスを装着しますね! 失礼します!」
絹旗 (やば、膝が……)ガクガク
係員 「大丈夫ですよ! 絶対絶対切れたりはしないですから!!」
- 880 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/12/07(水) 00:04:39.15 ID:sOEk+tEto
-
絹旗 「」スー ハー
係員 「はい、準備ができました! いつでもどうぞ!」
絹旗 「うー……」
黒夜 「絹旗ちゃん、下は見るなよ! いや、やっぱり見ろ!」
絹旗 「え」チラッ
ヒュォォォォォォ
絹旗 「」ブルッ
白井 「黒夜さん、次にいらぬ野次を飛ばしたらペナルティですの」
黒夜 「こりゃ失礼」
:
:
:
絹旗 「」
白井 「……」
黒夜 「なあ、もういっそのこと背中押してやったら?」
白井 「危険過ぎます。一歩間違えれば、こちらがコードレスバンジーする羽目になりますの」
- 881 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/12/07(水) 00:06:02.33 ID:sOEk+tEto
-
係員 「大丈夫ですか? ムリはなさらないでくださいね」
絹旗 「」ハー...ハー...
白井 (これは……厳しくなってまいりましたわね)
黒夜 (まずいな。このままじゃリタイアだぞ)
絹旗 「」チラッ
黒夜 「? 絹旗ちゃん、どうし」
絹旗 「」ダンッ
黒夜 「あっ」
<みぎゃああぁぁぁ ぁ ぁ ぁ ぁ ぁ
黒夜 「飛んだ……飛ぶ直前、すっごい涙目だったぞ」
白井 「安全と頭では分かっていても、やはり恐怖心は拭いきれないものですの」
黒夜 「別に死ぬ訳でもなし。大袈裟すぎんだろ」
白井 「その言葉、しかと覚えておきますの」
黒夜 「……?」
- 882 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/12/07(水) 00:07:15.76 ID:sOEk+tEto
-
係員 「お次の方どうぞー」
黒夜 「私の番か」
白井 「はい、ご武運をお祈りしております」
係員 「こちらへお願いしまーす!」
黒夜 「はいよー」
係員 「では、ハーネスを装着しますね! 失礼します!」
黒夜 「さてさて」
係員 「はい、準備ができました! いつでもどうぞ!」
黒夜 「いつでもいいの?」
係員 「はい!」
黒夜 「」ピョーン
白井係員 「「はやっ」」
<ィヤッホォォ ォ ォ ォ ♪
白井 「これは……絹旗さん、苦しい勝負になってきましたわね」メモメモ
- 884 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/12/07(水) 00:08:47.35 ID:sOEk+tEto
-
~同日 巨大テーマパーク フードコート~
絹旗 「もうヤです。もうあんなの超やりたくないです」
黒夜 「絹旗ちゃん、高いところってダメだったっけ?」クピクピ
絹旗 「平気であっても、アレは超怖いですよ!」
冥土帰し 「いくらゴムがついてるとはいえ、自由落下するのは相当な恐怖が伴うね?」
黒夜 「ふーん。私は気持ちよかったけどなぁ」
白井 「そこは人それぞれですの。さて、前半戦終了時点の結果ですが……
絹旗さんが13分31秒、黒夜さんが1秒ですの」
絹旗 「むむ……これは超マズイですね」
黒夜 「こりゃ楽勝かなー?」
白井 「まだまだ、勝負は最後まで分からないものですのよ?」
冥土帰し 「パッと見た感じ、二人の体調に異変はなさそうだね?」
白井 「畏まりました。では、そろそろ次の舞台へと参りましょう」
絹旗 (次で挽回しないと……)
黒夜 (いい感じに貯金ができたなー)
- 886 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/12/07(水) 00:10:23.94 ID:sOEk+tEto
-
:
:
:
白井 「次はここです」
黒夜 「こ、こ、これって、おい……」
絹旗 「いわゆるお化け屋敷ですか」
白井 「大規模な事故が発生し、見捨てられた研究所……という設定だとか」
冥土帰し 「ふむ。雰囲気が出ているね?」
白井 「ちなみに、この中にいるお化けやクリーチャーは人形やハリボテではございません」
黒夜 「ほっ、本物がいるってこと!?」
白井 「あ、そうではなく。学園都市最先端の特殊メイクを施したアクターさん方が徘徊しておられますの」
絹旗 「おお、超手が込んでますね」
白井 「……まあ、本物さんも混じっているかもしれませんが」ボソボソ
黒夜 「ねえ、今なんか言った? すごいイヤなこと言わなかった?」
白井 「いえ、何も。付け足しますと、特定の順路はございません。探索しつつ、出口まで辿り着いてください」
絹旗 「超アドベンチャーゲームみたいですね」
- 887 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/12/07(水) 00:11:52.39 ID:sOEk+tEto
-
白井 「それで、出るまでにかかったタイムを計測いたします」
黒夜 「あのさ、何か武器って貸してもらえるの?」
絹旗 「は? 武器?」
黒夜 「サブマシンガンとか射影機とか」
白井 「いえ、なにも」
黒夜 「じゃ、いざとなったら窒素爆槍で」
白井 「断言できます。やめておいたほうが良いかと」
黒夜 「え? なんで?」
白井 「能力を行使してアクターさんや施設に被害を及ぼした場合、
中にいるアクターさん全員に召集がかかりますの」
黒夜 「えっと、つまり?」
白井 「何十体ものお化けやクリーチャーが、わき目も振らず黒夜さんの元へ殺到します」
絹旗 「うはぁ……想像しただけで超ゾッとしますね」
黒夜 「じゃあ、化け物と出くわしたらどうすんの?」
白井 「逃げてくださいまし」
冥土帰し 「まあ、お化け屋敷というのは昔からそういうものだね?」
- 888 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/12/07(水) 00:13:10.65 ID:sOEk+tEto
-
黒夜 「マ、マジでか……こんなのムリだよ」
白井 「黒夜さん、別に死ぬ訳でもなし。大袈裟すぎですの」
絹旗 「あれ? あれれ? もしかして、超怖いんですか?」
黒夜 「ばっ……んなワケあるか! この学園都市でお化けなんざ語ること事態おかしいだろ!」
絹旗 「そうですよねー、ホラーゲームを超やりこんでる黒夜ですもんね。じゃ黒夜からどうぞ」
白井 「先ほどのバンジーは絹旗さんからでしたし。今度は黒夜さんからということで」
黒夜 「な、なあ……一人で行くの?」
白井 「当然ですの」
絹旗 「超ファイトですよ!」
冥土帰し 「頑張っておいで」
黒夜 「……行ってきます」
白井 「あ、黒夜さん。その前に」
黒夜 「ん?」
白井 「これを襟元に付けておいてくださいまし」
黒夜 「ピンマイク? なんで?」
- 889 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/12/07(水) 00:14:36.88 ID:sOEk+tEto
-
白井 「万一の場合に備えて、音声だけでもモニターしておきます。カメラは持ち込み禁止ですし」
黒夜 「ああ、そういうことか。分かったよ」イソイソ
冥土帰し 「常に冷静でいることだよ? 焦りは恐怖を助長する」
黒夜 「なんとかやってみるよ……」
絹旗 「超いってらっしゃい」ノシ
係員 「ご入場ですか?」
黒夜 「はい」
係員 「それではこちらをお持ち下さい」ハイ
黒夜 「LED懐中電灯? 何に使うの?」
係員 「エリアによってはこちらを使わないと、前に進むことすら困難な場合がございますので」
黒夜 「」
係員 「それでは、何卒お気をつけて。恐怖に呑まれませんよう……ひひっ」ペコリ
黒夜 「よし……行くか」コツッ
- 890 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/12/07(水) 00:15:07.24 ID:sOEk+tEto
-
といったところで、今回はここまでです。
ハリボテじゃなくて人間が演じてるお化け屋敷の怖さは
マジパネェですよね。
次回投下は3日以内……ですが、今夜はちょっとムリです。
お付き合い頂き、ありがとうございました。
- 891 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)[sage]:2011/12/07(水) 00:17:30.57 ID:0mP7ib4Fo
- お化け屋敷はバイオハザードとかSIRENを傍観者気分でやる感覚で行くと全く怖くなくなる。これ豆な
- 892 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(京都府)[sage]:2011/12/07(水) 00:17:55.29 ID:UU25tFZu0
- >>1乙!
そういえば今何月なんだ? - 893 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)[sage]:2011/12/07(水) 00:18:20.99 ID:0mP7ib4Fo
- っと、終わってたか。乙でしたー
- 925 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/12/08(木) 23:52:33.18 ID:ZzHpBRPeo
-
黒夜 「」コツッ...コツッ...コツッ...
黒夜 「なんだよ、この妙な冷気は……」
黒夜 「……靴音が妙に響くな」コツッ...コツッ...コツッ...
黒夜 (おちつけ……雰囲気にのまれたらダメだ)
黒夜 (お、壁にマップが。よし、頭に叩き込んでおこうか)
黒夜 (現在地がここで……)
ハシュ...フシュ...
黒夜 「」ビクッ
黒夜 (な、何かいる……何の音だ?)
黒夜 (そこの曲がり角の向こう……?)
黒夜 「……」コツッ...コツッ...
黒夜 「」ソローリ
黒夜 (なんだ、あれ。ゴミ袋か?)
黒夜 (あ、そうだ。懐中電灯あったんだ)カチッ
ゾンビ 「」クルッ
- 926 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/12/08(木) 23:53:51.36 ID:ZzHpBRPeo
-
~その頃~
絹旗 「黒夜の足音しか聞こえてきませんね」
冥土帰し 「歌でも歌っているかと予想したのだけどね?」
【スピーカー】<わあああああああ!?
【スピーカー】<こっち来んなぁぁぁぁ!
白井 「どうやら、何かに出くわしたようですの」
絹旗 「すごいビビりようですね」
冥土帰し 「余程おぞましい何かがいたのだろうね?」
【スピーカー】<ゴメン!ゴメンってば!
【スピーカー】<メシの邪魔して悪かった!悪かったから!
絹旗 「メシ?」
白井 (ああ、入ってすぐのところのゾンビさんですのね)
冥土返し 「食事の邪魔をされて追い掛け回すなんて、余程の食いしん坊だね」
- 927 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/12/08(木) 23:55:19.61 ID:ZzHpBRPeo
-
絹旗 「ちなみに、ここってどれぐらい怖いんですか?」
白井 「係員さんに聞いた話ですが。挑戦者の3割はリタイアするとか」
絹旗 「うひゃぁ……」
白井 「時期的に、アクターさん方も気合が入っておられるようで」
冥土返し 「ふむ、ホラーの季節ではないと思うが」
白井 「あ、いえ。クリスマスが近くて浮かれてるカップルを怖がらせるのに全力を注いでいる勢力がいるらしいですの」
絹旗 「クリスマス死ね死ね団ってヤツですか」
白井 「破局の原因にもなりえますわね。彼女を置いて逃げる殿方など願い下げですもの」クスクス
:
:
:
黒夜 「うぅ……出口は向こう、だよな?」
黒夜 (そこかしこにマップが貼ってあるお陰でなんとかなってるけど、これなかったら行方不明者出てんぞ……)
黒夜 「……」コツッ...コツッ...コツッ...
ガシッ
黒夜 「ひっ!?」
- 928 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/12/08(木) 23:57:03.55 ID:ZzHpBRPeo
-
鋏男 「ひひっ……綺麗な手だねぇ。切り取って、右手コレクションに加えてあげようねぇ……」シャキシャキ
黒夜 (なんだあのでかいハサミ!! や、やだぁ!!)
黒夜 「や、やるよ! それやるから危ないことしないで!」キュポン
鋏男 「え……ぎゃぁぁぁぁ!? もげたぁぁぁぁぁぁぁ!?」
黒夜 「」ガクブル
鋏男 「いやぁぁぁぁ!」ポイ ダダダダ
黒夜 「あ、投げんなバカ!……なんなんだよ、化け物のクセに」カチッ
黒夜 (でも怖かったぁ……いきなり腕掴んでくるんだもんな)
黒夜 (さて……次はたしか)
黒夜 「この部屋を通り抜けるんだったよな」ガチャ
黒夜 「……病室、か」コツッ...コツッ...コツッ...
<ゴツッ...
黒夜 「」ビクッ
<ゴツッ...ゴツッ...ゴツッ...
黒夜 (なんだよ、このゴツイ足音……こっちに近づいてきてる)ガクブル
- 929 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/12/08(木) 23:58:14.81 ID:ZzHpBRPeo
-
~その頃~
絹旗 「……あれ? なんか急に超静かになりましたね」
白井 「足音すら聞こえないということは、立ち止まっているのでしょうか?」
冥土帰し 「或いは失神しちゃったか」
絹旗 「まっさかー、失神なんt」
【スピーカー】<ぎゃああああああああ!?
【スピーカー】<なんだお前!?なんだお前!?
絹旗 「わっ」ビクッ
冥土帰し 「尋常じゃない悲鳴がきこえたね?」
【スピーカー】<くっ、来るな!来るなよぉぉ!!
絹旗 「な、何が起こってるんですか?」
白井 (おそらくは"アレ"に出くわしてしまいましたわね……これは不運ですの)
白井 (わたくしも、その日の夜に夢に見るぐらい恐怖でしたもの)
絹旗 「大丈夫なんでしょうか……」
- 930 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/12/08(木) 23:59:43.71 ID:ZzHpBRPeo
-
~お化け屋敷 内部~
??? 「ウオォォォ」ドスドスドスドス
黒夜 (こ、これヤバイって! どっかに隠れたほうが……!)タッタッタッタッ
??? 「スタァァズ」ドスドスドスドス
黒夜 「」ガチャ バタン
<ドスドスドスドス...
黒夜 「はぁ……はぁ……いったか……」
黒夜 「あ」
黒夜 (やべ……夢中で走ったから、方向が全然わかんなくなっちまった……)
黒夜 (とりあえず移動するか……)ジャリ...ジャリ...
黒夜 (ここはなんだ、暗くてよく分からないな……懐中電灯オン、と)カチッ
黒夜 「!?」
黒夜 (奥のロッカーって確か……こ、ここって死体安置所!?)
<ガチャガチャガチャガチャ
ゾンビx10 「ァァァァァァ」
- 931 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/12/09(金) 00:01:13.84 ID:wjZrUvS6o
-
黒夜 「わっ、あ、ああああ!」ガチャ バタン
黒夜 「はーっ、はーっ……ん?」
??? 「……あっ。す、スタァァズ」
黒夜 「ひああああああ!!」ダダダダ
??? 「」ドスドスドスドス
黒夜 「なんだよ! 私がお前に何したっつうんだよぉぉ!!」ダダダダ
:
:
:
黒夜 「はっ……はっ……」
黒夜 「」ズルズル ペタン
黒夜 (もうやだよ……ははっ、もうどうにでもなれ)
~しばらくして~
?? 「Hey、そこのお嬢さん」
黒夜 「」ウトウト
?? 「あのー、そこで隠れるように座り込んでる黒髪のお嬢さん?」
黒夜 「ん……?」
- 932 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/12/09(金) 00:03:05.63 ID:wjZrUvS6o
-
逆さ女 「いぇい」
黒夜 「ひっ……!?」
逆さ女 「大丈夫、私見た目はこんなだけど悪い悪霊じゃなくて良い悪霊だよ!」
黒夜 (何言ってんだ、こいつ……)
逆さ女 「もう恐怖で絶頂に達して、お漏らし直前のお嬢さんにいいものをあげよう」ハイ
黒夜 「……これって、ここのマップ? いいの?」
逆さ女 「みんなにはナイショだよ? 約束だよ? もし約束破ったら……」
黒夜 「や、破ったら?」
逆さ女 「迎えに行くからな?」←超低音
黒夜 「」ビックゥ
逆さ女 「じゃ、ばいびー☆ 夢で逢えたらいいね☆」スルスルスル
黒夜 「逢いたくねーよ!」
黒夜 (マップか……でも、さ)
黒夜 (私、自分が今どこにいるのかがよく分からないんだけど……)
黒夜 (どっちみち、ここでこうしててもしょうがないか)
- 933 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/12/09(金) 00:04:19.57 ID:wjZrUvS6o
-
~さらに時間は過ぎ~
【スピーカー】<ん?EXIT?あ、やった出口だ!
絹旗 「お」
白井 「どうやら辿り着いたようですの」
冥土帰し 「出てきたが……だいぶ憔悴しているね?」
黒夜 「……」トテトテ
絹旗 「黒夜、なんか痩せたというか老けたというか」
白井 「黒夜さん、お疲れ様ですの」
黒夜 「」ダキッ
白井 「ちょっ」
黒夜 「もうやだ、二度とやだ」グス
白井 「はいはい、もう大丈夫ですから」ナデナデ
冥土帰し 「念のため、簡単なメディカルチェックはしておこうね?」
絹旗 「じゃ、じゃあ、私行ってきますね。黒夜を超お願いします」
白井 「ええ、お気をつけて」
- 934 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/12/09(金) 00:05:30.00 ID:wjZrUvS6o
-
~お化け屋敷 内部~
絹旗 「……おわぁ」コツッ...コツッ...
絹旗 (超雰囲気でてますね……)
絹旗 (あ、マップ貼ってあるじゃないですか。えーと……)
絹旗 (よし、最短経路は頭に超叩き込んだんで、あとは一気に駆け抜けましょう)タッ
絹旗 「分かれ道……こっちですね」
ガシッ
絹旗 「キャッ!」ビターン
絹旗 「な、なに……え?」
絹旗 (あ、あ、あ……マドハンドに足掴まれてる!?)
絹旗 「やっ、やぁぁぁ!? 離して! 離してくださいぃぃ!!」ジタバタ
<ズルッ...ズルッ...
絹旗 「!?」ビクッ
- 935 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/12/09(金) 00:06:47.54 ID:wjZrUvS6o
-
絹旗 (何か引き摺ってるような……こ、こっちに来てる!!)
絹旗 「離して! 超離してぇぇぇ!」ジタバタ
<ズルッ...
絹旗 「ひ、あ……」ガタガタ
女性 「……あっ」
絹旗 (お、女の人……なんで、匍匐前進?)
女性 「キミも捕まっちゃったの? じゃ、あたしと同じになっちゃうんだね?」ズルッ...ズルッ...
絹旗 (!? こっ、この人……膝から下が超グチャグチャ……!)
女性 「大丈夫だよ? 慣れれば腕だけでも生活できるよ?」ニヤァ
絹旗 「うわあああああ!」ジタバタ
スルッ
絹旗 (ぬ、抜けた!)
絹旗 「」ダダダダ
- 936 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/12/09(金) 00:07:55.08 ID:wjZrUvS6o
-
絹旗 「はっ、はぁ、はぁ……」
絹旗 (……ここまでやるんですか、ここは……)
絹旗 (うぅぅ、結局最短ルートからそれちゃいました……)
絹旗 「ええと、ここはどこでしょうか……」コツッ...コツッ...
チョンチョン
絹旗 「?」クルッ
絹旗 「あ」
~その頃~
黒夜 「」ヒシッ
白井 (白井ですが、黒夜さんがわたくしの腕から離れようとしません)
黒夜 「絹旗ちゃんも何かに出くわしたんだな」
冥土帰し 「君のときもそうだったが、序盤から容赦しないお化け屋敷だね?」
- 937 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/12/09(金) 00:09:20.99 ID:wjZrUvS6o
-
白井 「わたくしも後から知ったのですが、最短ルートは恐怖レベルが高いとか」
黒夜 「マジでかよ……」
【スピーカー】<……な、なんですかコレ……ふぎゃああ!?
【スピーカー】<やっ、離してください!!超気持ち悪い!!
黒夜 「……なんだぁ?」
冥土帰し 「ふうむ、音声だけでは判断しかねるね?」
白井 「これはおそらく、わたくしもひっかかりましたの」
黒夜 「なんなの?」
白井 「ロボットアームを利用して作られた、有機的外観の"触手"。ああ、もう思い出すだけでもおぞましい」ブルッ
黒夜 「考えたヤツ、頭おかしいだろ……」
冥土帰し 「しかし、これは対称的だね?」フム
黒夜 「何が?」
冥土帰し 「君のときは走ってる音と"来るな"という発言が多かったが、彼女の場合は"離せ"というのが多い」
白井 「追いかけられる恐怖か、捕らえられる恐怖か、ということですの」
黒夜 「どっちもヤだよ、もう……」
- 938 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/12/09(金) 00:10:23.77 ID:wjZrUvS6o
-
~お化け屋敷 内部~
絹旗 「うっ、うぅぅ……超怖かった……」
絹旗 (なんで触手と格闘してるタイミングでゾンビが通り過ぎるんですか、超ありえないです)
絹旗 (とりあえず現在位置と出口の方向の確認をしませんと……)コツッ...コツッ...
絹旗 「」ガチャ
絹旗 「……キッチンですかね」コツッ...コツッ...
<ガタンッ
絹旗 「」ビクッ
<ガタガタガタガタガタガタ
絹旗 (こっ、こんな時に地震!?……じゃなくて、これって)
絹旗 「ポルターガイスト!?」
絹旗 (と、とりあえず出ましょう)タッ
- 939 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/12/09(金) 00:11:41.05 ID:wjZrUvS6o
-
絹旗 「あ、あれ!? なんで開かないんですか!」ガチャガチャ
<ガシャーン
<デュフフフフフ
絹旗 「ひゃっ……!?」
絹旗 「ど、どうしろと……」ペタン
絹旗 (もう耳塞いで、やり過ごすしか……!)ガクブル
<ガタガタガタ...ガタ...
絹旗 (……お、おさまった……?)キョロキョロ
絹旗 (いっ、今の内に!)ガチャ バタン
~その頃~
黒夜 「なんか今すごい音したけど」
白井 「なんでしょうか」
冥土帰し (音に混じって、人の笑い声も聞こえたような気がしたがね)
- 940 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/12/09(金) 00:13:12.50 ID:wjZrUvS6o
-
:
:
:
絹旗 (もう何回コケたんでしょうか……)
絹旗 (目を閉じて走り抜けたり、驚いてすっ転んだり、クリーチャーを振り解いたり……)
絹旗 (髪も制服も超ホコリまみれ……うぅぅ、もうヤです)
絹旗 (でも記憶の中にあるマップが正しければ、超もうちょいで出口のハズ)
絹旗 「ここを曲がれば……」コツッ...コツッ...
?? 「……」
絹旗 「」ビクッ
?? 「……」
絹旗 (な、なんでよりにもよって、あとちょっとってところで……)
絹旗 (ていうか貞子? だったら井戸か画面の中に超入っててくださいよ……)
絹旗 「」ソローリ
?? 「……」
絹旗 (うう、どうしましょ……また腕掴まれたり抱きつかれたりされたら……)
- 941 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/12/09(金) 00:14:32.25 ID:wjZrUvS6o
-
?? 「……」
絹旗 (……あれ? よく見たら……なんか透けてる?)
絹旗 (いちかばちか。超一気に走り抜けましょうか)
?? 「……」
絹旗 (3、2、1……)
絹旗 「ッ!」ダダダダ
?? 「……」チラッ
絹旗 (このまま一気に外まで!)ダダダダ
絹旗 「出れたー! あっ」コケッ ズサー
絹旗 「いたた……最後の最後でまたコケた」
<大丈夫かー?
黒夜 「派手にコケたなぁ」トテテテ
絹旗 「」ダキッ
黒夜 「お、おい?」
絹旗 「うぅぅ」ギュー
- 942 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/12/09(金) 00:15:54.57 ID:wjZrUvS6o
-
~同日 巨大テーマパーク フードコート~
冥土帰し 「3ヶ所、軽い擦り傷がある以外は特に異常はみられないね?」
絹旗 「超ありがとうございます」ギュ
白井 (白井ですが、絹旗さんがわたくしの手を握ったまま離そうとしません)
黒夜 「もう死んでもやだ、あんなの」
白井 「ともかくお二人とも、お疲れ様でした」
絹旗 「正直、これまでの7回の勝負の中で一番キツかったかもしれません」
黒夜 「あのお化け屋敷はトラウマ製造機だよ、責任者でてこいよ」
冥土帰し 「グランドフィナーレに相応しい豪勢さだったようだね?」
白井 「さて。結果発表と参りましょう」
絹旗黒夜 「「」」ドキドキ
白井 「バンジーの結果は先程お伝えしました通り、絹旗さんが13分31秒、黒夜さんが1秒ですの」
白井 「それにお化け屋敷の記録を合算した結果」
絹旗黒夜 「「……」」
- 943 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/12/09(金) 00:17:57.50 ID:wjZrUvS6o
-
白井 「絹旗さん、42分46秒。黒夜さん、44分29秒」
黒夜 「」ブーッ
絹旗 「」ガタッ
白井 「従いまして、勝者は絹旗さんですの」
絹旗 「やったぁぁぁ!」
黒夜 「ははっ、負けた負けた、負けちゃったなぁ。ていうか、私そんな時間かかってた?」
白井 「ええ……途中15分ほど、まったく声も音もしない時間がございましたが」
冥土帰し 「みんな心配してたよ?」
黒夜 「……あっ、それアレだ。化け物から逃げて隠れてる時間だ」
絹旗 「そんなに隠れてたんですか」
黒夜 「しょうがないだろ! なんかこう……ゴツキモイのがすごいスピードで追っかけてきたんだから!」
白井 「無理もございませんの」クスクス
黒夜 「ま、ともかく。今回のシリーズは私の負けか、はーあ」
絹旗 「まさか最終戦まで超もつれ込むとは」
冥土帰し 「勝負は時の運、何が起こるか分からないものだね?」
- 944 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/12/09(金) 00:19:26.02 ID:wjZrUvS6o
-
黒夜 「正式な形で決着がついたんだろうし、私も思い残すことはないな」
絹旗 「……はい?」
黒夜 「付き合わせて悪かったな、もう突っかかることもないと思っていいぞ」
絹旗 「あの……なんで超今生の別れみたいなこと言ってるんですか?」
黒夜 「え? だって負けたらもう関わらないってルールじゃなかったっけ?」
白井 「……まさかこの期に及んで前提を履き違えていたとは、驚きですの」
黒夜 「???」
絹旗 「滝壺さんが言ってたことを超思い出してください。決着がつけば後は仲良くするだけ、って言ってたんですよ?」
黒夜 「…………いいの?」
絹旗 「私は街中で騒動起こされるのが超面倒だっただけで、あなた自体をイヤだと言った覚えは多分ないです」
黒夜 「……」
冥土帰し 「まあ、仲良くすればいいんじゃないかな?」
黒夜 「そっ……っ」
絹旗白井 「「?」」
黒夜 「……そういうことだったらしょうがないな」プイ
- 945 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/12/09(金) 00:20:52.56 ID:wjZrUvS6o
-
絹旗 「うわ、超涙声」
白井 「素直じゃございませんわね」
黒夜 「うるせぇな、ほっとけよ!」プンスコ
絹旗 「もっと私を見習って、超素直になってくださいよ」
黒夜 「素直にねぇ……お化け屋敷から出てくるなり私に抱き着いて涙こらえるのも素直の現れか?」
絹旗 「あっ、あれは違いますよ! その……超インプリンティングってヤツですよ!」
冥土帰し 「うん、それも違うと思うね?」
白井 「それまでそれまで。ちょうどフードコートにいるのですし、夕食にいたしましょう」
黒夜 「伝統に則って、白井ちゃんの奢りだよな?」
絹旗 「超当然じゃないですか」
絹旗黒夜 「「ゴチになりまーす☆」」
白井 「はあ……仕方ございませんわね」
冥土帰し 「ゴチになるね?」
白井 「先生まで!?」
☆最終戦績☆
絹旗 4―3 黒夜
Win!
- 946 :☆超オマケ その日の夜 ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/12/09(金) 00:22:24.52 ID:wjZrUvS6o
-
~黒夜Side~
シルクロ 「そろそろ寝る準備にとりかかるか」ガチャ
黒夜 「」チョコン
シルクロ 「……何をしている。ここは私の寝室だぞ?」
黒夜 「今日はここで寝るけど、私のことは気にせずここで寝てくれ」
シルクロ 「なぜだ?」
黒夜 「お休み」モゾモゾ
シルクロ 「?」
~絹旗Side~
白井 「……」
絹旗 「」ウトウト
白井 (なぜ絹旗さんがわたくしのベッドに?)
白井 「絹旗さん」プニプニ
絹旗 「んぅ」
白井 「わたくしはどこで寝れば」
絹旗 「」スッ
白井 「あの、掛け布団を持ち上げて"ほら、入れよ"とかされましても……ああもう、分かりましたの」ハァ
- 947 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/12/09(金) 00:23:32.15 ID:wjZrUvS6o
-
といったところで、今回はここまでです。
このスレの3分の2を消費して行われた7番対決もとうとう終わりを迎えました。
あと1回投下で、#6 も終了となります。
次回投下は今夜にでも。エピローグ扱いなので少な目です。
大丈夫かとは思いますが、15レスばかし残して頂けるとありがたいです。
お付き合い頂き、ありがとうございました。
- 948 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)[sage]:2011/12/09(金) 00:26:29.59 ID:TRY/1fVDO
- 乙!!!
絹旗かわいいよ絹旗 - 949 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)[sage]:2011/12/09(金) 00:27:34.03 ID:2UY4X5qF0
- 乙!
二人ともかわいいな - 950 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)2011/12/09(金) 00:27:50.16 ID:iwX5qI3M0
- 乙!!!
絹旗も黒夜もかわいいなぁ - 971 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/12/10(土) 00:34:24.16 ID:tOjUxhDyo
-
~数日後 第7学区 とある公園~
黒夜 「絹旗ァァァァァァァ!」ゴォッ
絹旗 「黒夜ゥゥゥゥゥゥゥ!」ボォッ
ドォォォン
黒夜 「テメェ、絶対許さねェェェ!」
絹旗 「こっちのセリフですよォ!」グググ
黒夜 「ッ!」
絹旗 「うらァァァ!」ブンッ
黒夜 「ひっははっ」ヒュゥ
ズパァン
黒夜 「ゴミ箱ブン投げただけで勝てると思っちゃってるンですかねェ」
絹旗 「……超クソ生意気ですね、ほンと」
黒夜 「いやいや、絹旗ちゃン程じゃねェさ」
- 972 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/12/10(土) 00:35:36.67 ID:tOjUxhDyo
-
絹旗 「やっぱりここで一回超ブチのめしておくべきなンでしょうね」
黒夜 「出来もしないこと言うもンじゃないと思うぜ?」
絹旗 「」グッ
黒夜 「」ザッ
ダンッ
黒夜 「大反省しながら吹っ飛びやがれェェ!」
絹旗 「粉々になって超反省しやがれェェェ!」
警備員 「そこまでじゃん!」
絹旗黒夜 「「あっ」」
警備員 「公園で派手にケンカしてる奴らってのはお前らのことだな?」
:
:
:
警備員 「で、なんでケンカなんかおっ始めた?」
絹旗黒夜 「「だってこいつが!!」」
警備員 「あぁ、待て待て。一人ずつじゃん。まずそっちの黒い方」
- 973 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/12/10(土) 00:36:56.50 ID:tOjUxhDyo
-
黒夜 「絹旗ちゃんが私の午後ティー飲み干しやがったんだよ! 一口しか飲んでなかったのに!」
警備員 「……で、そっちは?」
絹旗 「黒夜が、一口ちょうだいっていいながら私のピザまん完食しやがったんです!」
黒夜 「あれが私の一口なんだよ!」
絹旗 「だったらさっきのだって私の一口ですよ!」
黒夜 「はぁぁ? 一口が約500mlってどんだけだよ!? 安田大サーカスかよ!」
絹旗 「そっちこそ、リスみたいにピザまんほぼ全部口に超押し込んだじゃないですか!」
警備員 「いい加減にするじゃん」ポカッ ポカッ
黒夜 「いてっ」
絹旗 「ふぎゃ」
警備員 「とりあえず、すっごく下らない理由で暴れてたのは分かったじゃん。さて、お前ら」
絹旗黒夜 「「は、はい……」」
警備員 「ちらかした公園を二人で掃除するじゃん。今回はそれで終わりにしてやる」
絹旗 「え、でも」
黒夜 「この後、待ち合わせ」
警備員 「さっさとやるじゃん!」
絹旗黒夜 「「は、はいぃ!」」
- 974 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/12/10(土) 00:38:09.33 ID:tOjUxhDyo
-
~その頃 第3学区 個室サロン~
白井 「」コツッ コツッ
白井 「ここですわね」
白井 「」コンコン
<合言葉は!?
白井 「……はい?」
<浜面くん何ふざけてるのよ!
<早く開けてあげてくださいな。
白井 「……」
<ガチャ
海原 「さ、どうぞお入りください」
白井 「失礼いたしますの」
- 975 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/12/10(土) 00:39:19.01 ID:tOjUxhDyo
-
番外個体 「お、来た」
白井 「あら、わたくしが最後でしたのね」
婚后 「あの……わざわざここでやる必要があったのでしょうか」
滝壺 「秘密の話だから、ここにした」
結標 「人数的な問題もあるわよね。ファミレスとかじゃキツイし」
海原 「浜面さんのドリンクバー捌きが見れないのだけが残念ですね」
浜面 「俺になにを期待しとんだお前は!?」
番外個体 「あ、そうそう。白井さんに会ったら聞きたいと思ってたんだけどさ」
白井 「はい、なんなりと!」
番外個体 「デビューすんの?」
白井 「……デビュー?」
滝壺 「うなばらから写真きてたよ? きぬはたとくろよると、3人で写ってるやつ」
白井 「海原さぁぁぁぁん!?」
海原 「僕は全員に写真をお送りすると申し上げたではないですか」ニコニコ
浜面 「目標はでっかくブロードウェイだな!」
婚后 「それはミュージカルですわ」
- 976 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/12/10(土) 00:40:21.03 ID:tOjUxhDyo
-
番外個体 「んで、ユニット名はなに?」
海原 「それはこれからみんなで考えましょう」
白井 「デビューはしませんの!」
浜面 「いや、正直この3人だったらイケると思うんだけどなぁ」カチカチ
滝壺 「かわいいよね」
結標 「貴方もプロデューサーとしてデビューするの?」
海原 「ご必要とあらば」
白井 「必要ありませんの!」ムキー
婚后 (常盤台って芸能活動はOKだったでしょうか……?)
:
:
:
白井 「と、まあ、わたくしの担当回についてはメールでお送りした通りですの」
番外個体 「メールに書いてない情報は?」
白井 「そうですわね……あの日以来、絹旗さんに後遺症が発生したことでしょうか」
海原 「と、申されますと?」
- 977 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/12/10(土) 00:41:30.61 ID:tOjUxhDyo
-
白井 「一人で寝れなくなりました」
婚后 「余程の恐怖体験をなさったのですね」
結標 「じゃ一緒に寝てるんだ?」
白井 「ええ、まあ……追い出すのも可哀想なので」
浜面 「絹旗はなぁ、そういうとこあるんだよ。前もホラー映画見た日の夜に一緒に寝ろって殴りこんできてな」
海原 「いますよね、怖がりだけどホラー好きの方というのは」
滝壺 「はまづら、きぬはたと一緒に寝たの?」
浜面 「まあ、仕方なくな」
滝壺 「」イラッ
番外個体 「まさか本物持って帰ってきてないだろうね」ケラケラ
白井 「…………」
番外個体 「……え、マジ?」
白井 「いえ、あの……最近ユリコが何もない空間に威嚇したり、仔猫が妙に怯えていることが多くて」
婚后 「ま、まさか、この学園都市内でそんなことは……」
結標 「……ね、海原」
- 978 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/12/10(土) 00:42:48.75 ID:tOjUxhDyo
-
海原 「そ、そうですね……」
浜面 「何かあんのか?」
海原 「念のため、あくまで念のためですが。僕たちの友人にそういった方面に
詳しい人間がいるので話を聞いてもらいましょうか」
結標 「見た目はすっごい胡散臭いけど、まあ、信用できると思うわよ」
白井 「では……状況が悪化するようでしたらお願い致しますの」
浜面 「絹旗は何も言ってこないのか?」
白井 「特には。ただ、夜うなされていることが多くなりまして……
ま、まあ、心配はないかと。おそらく、お化け屋敷のトラウマを引きずってるだけですの」
結標 「だったら、ケアしてあげてね。私たちも出来る限りのことはするから」
滝壺 「一先ず、今回はきぬはたの勝ちってことになったよね」
番外個体 「いやぁ、まるで台本があるかのようなドラマティックな展開だったねぇ」
婚后 「絹旗さん3連勝で決まったかと思いきや、黒夜さんも諦めずの2連勝でしたものね」
海原 「浜面さん、どうやら僕の勝ちのようですね」
浜面 「あーあ、予想が外れたか」つ【500円】
滝壺 「こっちでも勝負してたんだ」
結標 「うわ、サイテー……」
- 979 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/12/10(土) 00:44:04.69 ID:tOjUxhDyo
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~その頃 第7学区 とある公園~
黒夜 「何やってんだよ!」
絹旗 「何がですか!」
黒夜 「それは燃えるゴミだろ! こっちこっち!」
絹旗 「ああもう、分かりましたよ」ガサガサ
警備員 「よーしよしよし。だいぶ片付いたじゃん」
黒夜 「よっと……空き缶はこれで全部だな」ドサッ
絹旗 「明らかに私たちが散らかした以上の片づけを超してますが」
警備員 「ついでじゃん、ついで」
黒夜 「絹旗ちゃんがブッ壊したゴミ箱は粗大ゴミ?」
絹旗 「なんで私が超壊したことになってるんですか!」
警備員 「もうちょっと細かくできれば金属ゴミで出せるんだがな」
黒夜 「あ、そういうことなら」
絹旗 「黒夜の超出番ですね」
- 980 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/12/10(土) 00:45:19.97 ID:tOjUxhDyo
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警備員 「お、なんかできるじゃん?」
黒夜 「こういう感じで」ヒュゥ
ズガンズガンズガン
警備員 「おお」
絹旗 「ついでに超圧縮しちゃいましょうよ」グイ
ベキベキベキベキ
警備員 「お、やるじゃーん。普段からそうやって協力プレーを心掛ければいいじゃん」
絹旗黒夜 「「……」」
警備員 「じゃ、ゴミ置き場に出しにいくじゃん。ほれ、働け働け」
絹旗 「よいしょ」ヒョイ
黒夜 「ぐお……なんで私が重い方を」プルプル
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- 981 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/12/10(土) 00:46:19.41 ID:tOjUxhDyo
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警備員 「よーし、お疲れお疲れ」
黒夜 「やっと終わった……」
絹旗 「超疲れました……」
警備員 「若いクセに何を言ってるじゃん」ケラケラ
黒夜 「もう行っていい?」
警備員 「ああ、いいぞ。次からは口喧嘩に留めておくじゃん?」
絹旗黒夜 「「はーい」」
警備員 「ほら、行った行った。待ち合わせがどうとか言ってたじゃん」
黒夜 「あ!」
絹旗 「やばっ!」
黒夜 「絹旗ちゃん、今からで間に合いそう?」
絹旗 「えーと……遅刻超確定です」
黒夜 「はあ……じゃもう開き直って急がずいくか」
絹旗 「……別にいいですよね、それで」
- 982 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/12/10(土) 00:47:43.42 ID:tOjUxhDyo
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~同日 第3学区 個室サロン~
結標 「妙案が思いつかないわね……」
婚后 「絹旗さん、白井さん、黒夜さん……」
滝壺 「」ウーン
海原 「皆さんの良いところを前面に押し出すといいでしょう」
白井 「……」
番外個体 「mini3(ミニキューブ)」
浜面 「なんで立方体だ?」
滝壺 「はまづら、この場合のキューブは"3乗"って意味だと思う」
浜面 「お、そういう意味もあるのか!」
白井 「なぜ使いもしないユニット名を考える流れになっているのですか!」ムキー
番外個体 「暇つぶし」ケラケラ
婚后 「それにしても遅いですわね」
結標 「もう時間過ぎてるのにね」
海原 「そろそろいらっしゃってもいい頃かと思いますが」
- 983 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/12/10(土) 00:48:56.12 ID:tOjUxhDyo
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<コンコン
番外個体 「おっ」
海原 「やあ、お待ちしておりましたよ」ガチャ
絹旗 「すいません、超遅くなっちゃって。主にこいつのせいで」
黒夜 「どっちもどっちだろ!」
絹旗 「で、今日はどうしたんですか?」
番外個体 「いや、ほら、ようやく全部終わったんだしさ」
婚后 「今日は、お二人にお疲れ様と言うための集まりですわね」クスクス
絹旗 「え、なんか超申し訳ないんですが……」
黒夜 「お膳立てしてもらった立場なんだしさ」
浜面 「あれ? お前本当に絹旗か? 遠慮なんてしちゃって」
絹旗 「なっ……何を言いやがりますか、超浜面の分際で!」ポカポカ
浜面 「怒るな怒るな、悪かったから」
黒夜 「浜面のクセにな」ケッ
浜面 「お前、絹旗が伝染っただろ」
- 984 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/12/10(土) 00:50:25.17 ID:tOjUxhDyo
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滝壺 「これで公平な方法で決着は着いたんだし、もう無暗に争う必要もないよね?」
絹旗黒夜 「「ははは……」」
絹旗 (言えません、超言えません)
黒夜 (大ゲンカして遅刻したなんて)
白井 「まあ、わたくしたちも楽しませて頂きましたし。一件落着ですの」
結標 「本当に、いろいろと頑張ったわね。DVDにしたら売れるんじゃない?」
海原 「ああ、これは失敗しました。ビデオを準備しておくべきでしたね」
番外個体 「需要はありそうだねー」
黒夜 「……あんのか?」
番外個体 「私買うよ。店でリピート再生するために」
絹旗 「やめてくださいよ!」
浜面 「タイトルは"絹黒どうでしょう"だな」
婚后 「パクリではないですか」
滝壺 「まあ、それはともかく。二人とも、お疲れ様でした」
白井 「ちなみに、一番印象に残ったのはどの回でした?」
絹旗 「超悪い意味で言うなら白井さんですね。いまだに夢に見ますよ」
- 985 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/12/10(土) 00:51:58.17 ID:tOjUxhDyo
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結標 「重症ね」クスクス
黒夜 「だったらみんな行ってみろよ! マジ泣きするから!」
番外個体 「泣いたの?」
黒夜 「……ちょこっと」
海原 「こちらとしては、単なる勝負に留まらず楽しめるように配慮はしたのですが」
絹旗 「あ、全体通して言えば超楽しかったですよ」
黒夜 「普段できないようなことばっかやれたしな」
婚后 「それを聞いて安心致しましたわ」クスクス
番外個体 「ちゃんとしたコーヒー作りたけりゃ教えてあげるよ?」ニヨニヨ
絹旗 「うー……」
白井 「わたくしたちとしては、お二人が幾分かでも仲良くなったようで。それが一番の収穫ですの」
黒夜 「何言ってんの? 私と絹旗ちゃんは元から超仲良しだよ、なぁ?」
絹旗 「まあ、一応そういうことにしておきましょうか」
黒夜 「まーた素直じゃないなー」コノコノ
絹旗 「超うざいです」キュポン
黒夜 「あっ、だから腕とるなっての……ったく、もう」ケラケラ
- 986 : ◆8GNB4AEvC.[sage saga]:2011/12/10(土) 00:52:26.33 ID:tOjUxhDyo
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といったところで、今回はここまでです。
#6も今回をもって終了、長くなったもんです。
次スレ建ててきます。ちょっと待っててね。
- 987 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東Rb)[sage]:2011/12/10(土) 00:55:46.76 ID:ySfs0gaZo
- >>1乙
- 988 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東Rb)[sage]:2011/12/10(土) 00:56:12.90 ID:nG5X52300
- 乙です
幽霊などに詳しい友人?
つっちーか? - 989 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東Rb)[sage]:2011/12/10(土) 00:57:06.20 ID:DEtw2ed60
- >>1おつかれ
2013年5月3日金曜日
絹旗「きぬはた荘、あふたー!」白井「あふたー?」~その3 2
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とある魔術の禁書目録,
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白井黒子
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