2013年7月30日火曜日

とある児童養護施設

1VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/10/14(金) 14:43:50.89 ID:9kfwVI360
このスレは一応 土御門「カミやんに女性の好みについて聞いてみるにゃー」in イギリス清教、女子寮編 の番外編です

本編と殆ど関係ないので番外編は別に出す事にしました

一応本編を見なくてもコレ単体で見れるようになってます


注*上条さんとオルソラが結婚後に創めた施設という設定です

 *従業員、入居児童はシスターズやアイテムなどで構成しています

 *基本的にギャグです(一部を除く) 
 
2VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/10/14(金) 14:44:59.58 ID:9kfwVI360
とある児童養護施設 児童編inアイテム

其の1:麦野


~とある児童養護施設の一室~


麦野「はぁまづらぁ♪一緒に遊ぼう?」

浜面「おお、麦野か、いいぜ何して遊ぶ?」

麦野「お医者さんごっこがいい!」

浜面「OKじゃあ、お医者さんごっこな」(ふひひw、歳の割に発育の良い麦野とお医者さんごっこ、夢が膨らむぜww」

麦野「浜面、夢が膨らむってなんのこと?」

浜面(やべっ!途中から声が出てたぜ、上手くごまかさないと) 
 
3VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/10/14(金) 14:48:23.27 ID:9kfwVI360
浜面「いや、なんでもないよ麦野、昨日の夜に病院で注射をされた夢を思い出しただけだ」アセアセ

麦野「なーんだ、そんなコトかー」

浜面「そうそう、そんなコトそんなコト」(よし!何とか切り抜けたぜ、また浜/面に成るのはごめんだからな…)

麦野「浜面は注射嫌いなの?」

浜面「そりゃそうさ、あっ、でも俺の方から挿すのはsゲフンゲフンいやなんでもない」

麦野「?」
4 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/10/14(金) 14:50:06.69 ID:9kfwVI360
浜面「まあ、嫌いだな、でも普通はそういうもんじゃないか?」

麦野「うん、そうね私も刺すのはちょっと苦手」

浜面(ん?刺す?射すの間違いだよな…)

麦野「大丈夫よ、今日のお医者さんごっこに注射はないから」

浜面「そっか、それなら安心だ」(うん、麦野は注射って言ってるし1が誤変換しただけだな)

麦野「それじゃ、私が女医さんの役で浜面が患者さんの役ね♪」

浜面「OK!」(ホントは医者役で患者役の麦野にイロイロと…の方が良いんだけどな~)

浜面(まあ、これはこれでいいか、女医役の麦野… 良い!!!)
5 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/10/14(金) 14:52:19.01 ID:9kfwVI360
麦野「じゃーん♪こんな時の為にオルソラ先生に手伝ってもらって作ったんだ♪」

浜面「おお!すげー白衣じゃねーか、凝ってんなー」

デレ野「だって浜面と一緒に遊ぶためだもん…///」ボソッ…

浜面「ん、なんか言ったか麦野?」

麦野「な、なんでもない!早く始めましょう///」アセアセ

浜面「?」

麦野「それじゃ、浜面は患者さんとして部屋に入ってきてね」

浜面「おう」
6 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/10/14(金) 14:55:39.87 ID:9kfwVI360
ガラガラッ 

浜面「こんにちは~麦野先生、また診て貰いたいんですけど…」

麦野「あら、こんにちは浜面くん、今日はどうしたのかにゃ~?」

浜面(ごふっ!白衣姿の麦野… 破壊力ありすぎだろ…)鼻血たら~り

麦野「まあ大変!鼻血が、浜面くんこっちのベッドに横になって」






麦野「どう?血は止まったかにゃ~?」<前かがみで顔を覗き込み

エロ面(ふおおおおおお!!!麦野の胸の谷間をガン見してる俺が来ましたよ~!!!!)
7 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/10/14(金) 14:58:38.96 ID:9kfwVI360
エロ面(なんだコレは!こんなコトが現実にあっていいのか?)

エロ面(このボリューム!!あんた本当に小学生なんですか?麦野さん!!!)

麦野「う~ん、なかなか止まらないわね…あ!そうだ、確かお薬がそっちに、ちょっとごめんね浜面くん…///」<ベッドの向こうに置いてある薬箱を取るため体をさらに倒し

エロ面(うおおおお!!!胸が!胸が目の前に!!!)ムニュ「きゃっ」

エロ面(触れた、触れたよね今、俺の顔に麦野のおっぱいが!あれ?俺きょう幸福すぎて死ぬんじゃね?)

麦野「ご、ごめんね浜面くん…」////

浜面(賢)「いえ、大丈夫ですよ麦野先生」キリッ<鼻血だらだら
8 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/10/14(金) 15:00:27.58 ID:9kfwVI360
麦野「でも、すごい量の鼻血がベッドや床にも…」 注*[とうぜん後で見つかって怒られました]

浜面(賢)「この程度、たいした問題じゃありません、さあ麦野先生診察をおねがいします」キリッ<鼻血だらだら

麦野「わ、分かりました、じゃあ今日はどんな症状でこちらに?」

浜面「ちょっと、お腹が痛くて…」<鼻血だらだら

麦野「わかったわ、じゃあちょっと診て見るからシャツをぬいで」

浜面「わかりました」ぬぎぬぎ<鼻血だらだら

麦野(浜面の体///)「じゃ、じゃあ、もう一度ベッドに横になって///」

浜面「はい」<鼻血だらだら
9 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/10/14(金) 15:03:28.30 ID:9kfwVI360
麦野「う~ん、これは盲腸ね、すぐに手術する必要があるわ」

浜面「盲腸ですか…」<鼻血だらだら

麦野「大丈夫よ浜面くん、当医院には最先端の医療器具がそろっている」

麦野「とりわけ私の振るうレーザーメスはすごい切れ味で痛みなんて感じる暇もなく一瞬で終わるから♪」

浜面「レーザー… メス?」ピクッ<鼻血ピタリと止まる

麦野「そうよ、原子崩し(メルトダウナー)製のメス♪」

浜面「え?ちょ、ちょっと待って…」

病野「大丈夫よ、さっきも言ったでしょ、私…


               …刺すのは苦手だけど斬るのは得意なの♪」
10 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/10/14(金) 15:05:07.64 ID:9kfwVI360
浜面「ま、待て麦野!おちつけ!!冗談、冗談だよな?な?」<冷や汗ダラダラ

病野「む~ぎ~の~せ~ん~せ~い、でしょ♪浜面くん、 それに…            私、浜面にはいつも本気だよ///」

浜面「」


病野「大丈夫、こんどは前の時みたいに浜/面にならないようにちゃんと調節するから///」

浜面「い…」

病野「い?」



浜面「いやあああああああああ!!!!!!!!!!!!」

麦野「!?」ビクッ!
11 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/10/14(金) 15:07:30.11 ID:9kfwVI360
浜面「浜/面はもういやああアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!!!!!」ダッ

麦野「まって!浜dガラガラ!バン!!「いやああァァァァァァァァァァ!!!!!!」ダダダダダッ……

 

ポツーン…

麦野「そんな… どうして…


          
            浜面…」グスッ…



  とある児童養護施設 児童編inアイテム

       其の1:麦野


        おわり
12 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/10/14(金) 15:09:44.06 ID:9kfwVI360
~おまけ~


麦野「グスッ…ヒック・・・」ポロポロ…

麦野「浜面のバカア…せっかく勇気出してあんなコトまでしたのに…」グスグス…  *注(胸を浜面の顔にあてたこと)


オルソラ「あらあら麦野ちゃん、どうしたのでございますか?」


麦野「グスッ… オルソラ先生…」グスグス…

オルソラ「麦野ちゃん…  」ギュッ<麦野抱きしめ     

麦野「!?」

オルソラ「もう大丈夫なのでございますよ」<頭なでなで


麦野「オル…ヒック…ソラ先生…

           
             うわあああああんん!!!!!!!!」<大泣き

オルソラ「よしよし」なでなで

・・・・・・・・

・・・・・

・・
13 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/10/14(金) 15:11:59.80 ID:9kfwVI360
オルソラ「なるほど、遊んでいて浜面くんが逃げてしまったのでございますか…」

麦野「うん… オルソラ先生、私が悪かったのかな?浜面に嫌われて…そんなの… 嫌だよ…」ポロポロ…

オルソラ「大丈夫、麦野ちゃんは嫌われてなんかいないのでございますよ」

麦野「そうなの…?」グスッ…

オルソラ「当麻さんもそうですけど浜面くんも女の人からの好意に鈍感なだけ」

オルソラ「でも根はまっすぐでとても優しい人、だから麦野ちゃんも好きになったのでございましょう?」

麦野「うん、一人で孤立してた私に始めて声を掛けてくれて一緒に遊んでくれた…」

麦野「私が怒ってもちゃんと正面から向き合ってくれて…」

麦野「あんなに酷い事をした私を笑って許してくれた…」


麦野「私が大好きな人」
14 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/10/14(金) 15:14:03.05 ID:9kfwVI360
オルソラ「ふふ、麦野ちゃんは元気でかわいい女の子、暗い顔をしていては麦野ちゃんの良いところが隠れてしまうのでございますよ」

オルソラ「ほら、麦野ちゃん、笑顔笑顔でございますよ」ニコッ

麦野「うん!」ニコッ
15 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/10/14(金) 15:16:45.75 ID:9kfwVI360
麦野「ありがとうオルソラ先生、いつも相談に乗ってくれて」

オルソラ「いえいえ」

麦野「私、今よりもっともっと浜面にアタックするわ!」

オルソラ「麦野ちゃん、その意気なのでございますよ」

麦野「ありがとう、バイバイ!」タッタッタッ

オルソラ「ふふ♪」フリフリ
16 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/10/14(金) 15:19:39.33 ID:9kfwVI360
上条「オルソラ、ココに居たのか」

オルソラ「あらあら、当麻さん」

上条「今の声、麦野ちゃんか?」

オルソラ「ええ、恋愛相談を受けていたのでございますよ」

上条「へー、そうなのか、浜面だったっけ、相手は?」

オルソラ「はい」

上条「上手くいくといいけどな」(まあ、あんな調子で迫られたら浜面も逃げるよな…(苦笑))

オルソラ「鈍感な相手には苦労するのでございますよ」

上条「?」



      ~おまけ~

       おわり
17 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/10/14(金) 15:22:00.10 ID:9kfwVI360
~おまけ2~


上条「そういえば毎回麦野ちゃんにどんなアドバイスをしてるんだ?」

オルソラ「麦野ちゃんらしく正面からおもいっきりいくべきだとアドバイスしているのでございますよ」

上条「げっ…」

オルソラ「どうかなされましたか?」

上条「い、いや… なんでもない」(そう言えば最初は普通、むしろ大人しい位だった麦野ちゃんがあんな風になったのって…)

上条(ちょうどオルソラに相談を持ち掛け始めてからなんじゃ…)
18 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/10/14(金) 15:24:37.84 ID:9kfwVI360
オルソラ「当麻さん、そろそろ帰るのでございますよ」

上条「あ、ああ、今行くよ…」(すまん浜面!たぶん麦野ちゃんがああなった原因はオルソラにある)

上条(これからさらに激化する麦野ちゃんの猛攻から無事に生き残れよ…)

上条(強く生きろ、浜面 仕上!)



浜面<ゾクッ!…

浜面「?」


             ~おまけ2~

               完
19 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/10/14(金) 15:34:37.30 ID:9kfwVI360
とある児童養護施設 児童編inアイテム

其の2:絹旗&フレンダ+フレメア


浜面「ふ~、何とか撒いたか…」ボロッ…

浜面「また、浜/面にされる所だったぜ」

浜面「麦野の奴、俺に何か怨みでもあるのか?」(まあ、確かに会うたびに麦野の胸や尻とか太ももをガン見てはいるがまさかその程度のことで…)

浜面「ちょっと露骨過ぎたのか…?」

「おーい!浜面ー」

浜面「ん?」

フレンダ「相変わらず冴えない顔って訳ね、浜面」
20 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/10/14(金) 15:37:46.91 ID:9kfwVI360
浜面「うるせーよ、なんだよ冴えない顔って…」

フレンダ「結局事実だから仕方ない訳よ、それよりどうしてそんなにボロボロなの?」

浜面「また麦野に追い回されたんだよ…」

フレンダ「麦野も相変わらずって訳ね…」

浜面「そういえば、お前の後ろに居る子は誰なんだ?」

フレンダ「ああ、浜面は初めてだっけ、ほら、ちゃんとご挨拶は?」

フレメア「にゃあ…///」モジモジ…

フレンダ「もう、ホントに恥かしがりやなんだから… この子はフレメア=セイヴェルン、私の妹って訳よ」
21 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/10/14(金) 15:40:43.71 ID:9kfwVI360
浜面(あ~そういえば前にフレンダが妹の事話してたな)「そういえばどことなく似てるような… こんにちは、フレメア」

フレメア「///」モジモジ…

フレメア「こ、こんにちは…///」

フレンダ「へ~、この子が初対面の人に挨拶できたのは初めてよ」

浜面「そうなのか?」

フレンダ「麦野の場合もそうだけど… ひょっとしてアンタ女ったらしって訳?」

浜面「ち、ちげーよ!だいたい麦野みたいなボン、キュッ、ボンならともかく、こんな幼女に欲情なんてするか!」

フレンダ「よ、欲情ってアンタ…」
22 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/10/14(金) 15:43:49.81 ID:9kfwVI360
フレメア「にゃあ…」ショボ~ン

浜面「ああっ!違うぞ別にフレメアのことが嫌いって訳じゃないから!」

フレメア「にゃ、にゃあ…///」

フレンダ「結局、浜面はリッパな犯罪者って訳ね… フレメアに手を出したらタダじゃおかないから…」

浜面「だあー!そういう事じゃなくt「超騒がしいと思ったら浜面にフレンダじゃないですか」

浜面「げっ!絹旗」

絹旗「この私に向かって『げっ』とは超いい度胸ですね浜面…」

浜面「ち、違うんだ絹旗!いや絹旗さん!!今のは言葉のあやd「超お仕置きですね」



       ~お仕置き中~
23 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/10/14(金) 15:47:09.62 ID:9kfwVI360
浜面「申し訳ありませんでした、絹旗様…」ボロッ…

絹旗「超判ればいいのです」

フレンダ「結局日頃の行いが悪いって訳よ」

フレメア「浜面おにいちゃん、だいじょうぶ?」フキフキ

浜面「うぅ…ありがとう、フレメアはいい子だな~」

フレンダ「だからって、お持ち帰りは許さないって訳よ」

浜面「俺ってどんな目で見られてるんだよ…」

フレンダ「HENTAI」

絹旗「超変態です」

浜面「そうですか…」ドヨ~ン…
24 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/10/14(金) 15:50:21.52 ID:9kfwVI360
浜面「いや、ちょっと待て!そこがそもそもおかしいぞ、俺がいつ変態なんて呼ばれるような事をした?」

絹旗「前に麦野の下着とか超漁ってたじゃないですか」

フレンダ「絹旗の見えそうで見えないワンピースのラインについて熱く語ってた事もあった訳よ」

絹旗「マジですか!?それは超初めて知りました…」

フレンダ「マジも何も、つい3日前の事だったわよ」

絹旗「うぅ… 気持ち悪いです、超死んで下さい!」

浜面「おいおい、コレってごく普通の男子なら当たり前の事じゃないのか?」キョトン

フレ絹(ダメだコイツ… (超)早く何とかしないと…)

浜面「俺はこう見えても麦野や滝壺のバニー姿やパンチラを想像しただけで鼻血が出てしまうほどの発jyゲフンゲフン、純情ボーイだぜ?」

フレンダ「何どさくさに紛れて恥かしい性癖を暴露してんのよ!」

絹旗「変態丸出しの上に妄想でもイケるなんて… やっぱり超気持ち悪いです、超死んで下さい!!」


      ~ただ今制裁中~
25 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/10/14(金) 15:53:18.48 ID:9kfwVI360
絹旗「今更ですが、フレメアちゃん、超こんにちは」

フレメア「絹旗おねえちゃん、こんにちは… にゃあ///」

絹旗「う~む、浜面じゃありませんが確かにお持ち帰りしたいくらい超可愛いです」

フレメア「///」

浜面「だよな~」ボロッ…

フレンダ「浜面が言うと洒落にならないって訳よ」


浜面「生きててすみません…」ズ~ン…
26 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/10/14(金) 15:56:16.28 ID:9kfwVI360
絹旗「さて、それじゃあ何をして超遊びましょうか?」

浜面「すでに一緒に遊ぶこと前提かよ…」

絹旗「変態の浜面は私に構ってもらえるだけで超嬉しいでしょう?」

浜面「もう反論する気力もねーよ… でもフレンダ達は何か用事とかあるんじゃねーか?」

フレンダ「私は構わないわよ、それに…」

フレメア「わ、私も浜面おにいちゃん達と遊びたい… にゃあ///」

浜絹「超カワイイ(です)」
27 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/10/14(金) 15:59:14.33 ID:9kfwVI360
浜面「で、何をして遊ぶんだ?」

絹旗「フレメアちゃんも居ますし、ここは超ママゴト何てどうでしょうか?」

浜面「そうだな、良いんじゃないか?」

フレンダ「私もフレメアも異存はないって訳よ」

フレメア「///」コクコク

絹旗「では、超決定ですね」

浜面「誰がどの役をするんだ?」

絹旗「安心して下さい、こんな事もあろうかと私が超すばらしい配役および設定を考えておきました!」

浜面「そんなこと言って俺を変な役にするんじゃねーだろうな?」
28 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/10/14(金) 16:02:55.69 ID:9kfwVI360
絹旗「そんな事超無いですよ、浜面がお父さん役です」

浜面「へー、至ってまともだな」

絹旗「超当然です、フレメアちゃんも居るんですよ」

浜面「確かに教育上、悪影響を与えそうなのはアウトだもんな」

フレンダ(その台詞を浜面が言っちゃダメな訳よ)

絹旗「ちなみにお父さんの設定は、年齢30台後半で女ったらしのサラリーマン、私はそんな浜面に泣かされてばかりの可哀相な超美人妻」

絹旗「フレンダは浜面の勤めている会社の同僚役で浜面の超愛人という設定、フレメアちゃんはそんな二人の間に出来た娘という設定です」


浜面「ちょっと待てえええええええええ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
29 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/10/14(金) 16:05:16.44 ID:9kfwVI360
絹旗「何ですか?超うるさいですよ、浜面」

浜面「こんなドロドロな設定のママゴト何てあってたまるか!!! 絶対フレメアに悪影響与えるだろ!!!!」

絹旗「浜面が超こう言ってますが…?」

フレンダ「私達は構わないわよ、ねえ、フレメア?」

フレメア「にゃあ」コクコク

浜面「あれ?何コレ?俺が間違ってるの?俺がおかしいの?」

フレンダ「結局こんなの、いつものママゴトの設定って訳よ」

浜面「マジで?」

フレメア「にゃあ」コクコク
30 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/10/14(金) 16:08:10.46 ID:9kfwVI360
浜面「コンナノゼッタイオカシイヨ アンマリダヨ」ブツブツ…

絹旗「さあ、それじゃあ超始めますよ浜面」

浜面「お、おお…」

絹旗「じゃあ、そこが玄関ですから超入って来て下さい」



ガラガラッ

浜面「お~い、今帰ったぞー」

絹旗「超お帰りなさい、あなた…」

浜面「おう!」(こんな感じでいいのか?)

絹旗「超お風呂にしますか?それともご飯?」

浜面「じゃあ、風呂にするよ」(おい!そこは『それとも、超・わ・た・し・?///』って続けるトコだろうがよおおおおお!!!!!)
31 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/10/14(金) 16:11:05.74 ID:9kfwVI360
浜面「ふ~、良い湯だったぜ」

絹旗「あなた… お話があります、超こっちに来てください」

浜面「疲れてんだよまた今度にしてくれ」

絹旗「今日あなたのスーツをクリーニングに出そうとしたらポケットから電話番号が書かれたメモが超出てきました…」

浜面(え?)

絹旗「その番号に掛けてみたら、あなたの同僚のフレンダさんが超電話に出てきました…」

浜面(何?この急展開…)

絹旗「そして今あなたの携帯を超見たらフレンダさん宛てのメールや着信履歴がこんなに…」

浜面(始まって早々に修羅場かよ!)
32 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/10/14(金) 16:14:09.56 ID:9kfwVI360
絹旗「どう言う事なんですか?超説明してください!」

浜面(俺も説明が欲しいくらいだよ!)

絹旗「超黙ってないで何とか言ったらどうなんですか!!」

浜面(こうなりゃもうヤケだ、やってやるぜ大能力者(レベル4)!!!)

絹旗「なんとk「うるせえ…」

絹旗「え?」

浜面「うるせえつってんだよ!!!」

絹旗「!?」ビクッ!
33 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/10/14(金) 16:17:07.23 ID:9kfwVI360
浜面「ああそうだよ!お前の想像通りフレンダは俺の愛人だよ!!!」

浜面「最初から財産目当てで、お前とは結婚したんだ!!!」

浜面「ホントはフレンダを愛してんだよ!!!」

絹旗(浜面、超ノリノリですね…)


~モニターで視聴中~

フレンダ「いい?フレメア、世の中にはあんな男も居るから気をつけなきゃダメって訳よ」

フレメア「うん、気をつける」
34 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/10/14(金) 16:20:16.29 ID:9kfwVI360
絹旗「そんな… そんなのって…」

浜面(あ、ヤベッ)

絹旗「超ひどいです!!!!!!!!!!!!!!!!!」<窒素装甲パンチ

浜面「あべしッ!!!!!!!!!」


フレンダ「うわ~ あれヤバイんじゃない?」

フレメア「」ガクブル


浜面「」プシュ~

絹旗(あれ?超変ですね…)

浜面「く…くそ… この暴力女…」

浜面「こんな家出て行ってやるー!!!!!!!!!!!!」ダッ!

絹旗「ホントに超ノリが良いですね…」(そんなに痛くない様に超調節したはずなのに…)
35 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/10/14(金) 16:23:28.90 ID:9kfwVI360
浜面「イテテ、絹旗の奴演技なのに容赦ねーな…」

浜面「お、ココか、フレンダ達のいる所は…」(って、ここフレンダの部屋じゃねーか!)

浜面(嫌な予感しかしないが…)


コンコン

浜面「おーい!フレンダー」

ガチャッ

フレンダ「あら浜面さん、急にどうしたの?」

浜面「ああ、ちょっとアイツと喧嘩してな、今晩泊めてくれよ」

フレンダ「いいわよ、あの子も喜ぶし」
36 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/10/14(金) 16:26:15.73 ID:9kfwVI360
フレメア「あっ、パパ!」

浜面「よう、今晩は久し振りにみんなで一緒に寝られるぞ」

フレメア「ホント?やったー!」

フレンダ「こらこら、もう夜だしあんまり大声出したらダメって訳よ」シー

フレメア「えへへ、ごめんなさい」

浜面「よしフレメア、あっちで一緒に遊ぼうか」(まあ、そもそも今ママゴトで遊んでいる最中なんですけどね)

フレメア「うん」ニコニコ

浜面「あ、コレお土産ね」つ袋

フレンダ「まあ、嬉しい、さっそく切り分けてくるわね」(ロールケーキって設定な訳よ)
37 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/10/14(金) 16:29:13.94 ID:9kfwVI360
浜面「よし、それじゃあ何して遊ぼうか?」

フレメア「う~んとね、フレメア、パパにあの熊さんの着ぐるみを着て欲しいな」

浜面「はは、お安い御用さ」(フレンダかフレメアの私物かな?)


     ~着用中~


浜面「おまたせフレメア」

フレメア「それで…それでね…   抱っこしてほしいの///」

浜面「わかったよ、おいでフレメア」

フレメア「わ~い!」抱きっ!
38 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/10/14(金) 16:33:51.76 ID:9kfwVI360
フレメア「ねえ、パパ…」

浜面「なんだい、フレメア?」(あ~、なんだか本当に実の娘と会話してるみたいだな)

フレメア「…いつになったら三人で一緒に暮らせるの?」

浜面「…」(うっ、これまた重い話だ…)

フレメア「フレメア、お姉ちゃ、ママと二人でずっと一緒に暮らしてるけど…」

浜面「…」(そういえばフレメアは両親の顔を覚えてないってフレンダが言ってたな)

フレメア「パパが居ないのはさびしいよ…」

浜面「…」(普段は口に出したりしないけどやっぱり寂しいのかもな…)

フレンダ「…」

絹旗「…」
39 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/10/14(金) 16:38:27.39 ID:9kfwVI360
浜面(遊びの中だけど、それでもせめてフレメアを笑顔に…)

浜面「大丈夫だよフレメア、今日からはずっと一緒に居られるよ」

フレメア「…ホント?」

浜面「ああ、もうパパはどこにも行かない、これからはフレメアと一緒に三人で暮らそう」

フレメア「やったー!!」


フレンダ「こらこら大声はダメよ」

フレメア「あっ、ママ!」ピョン! トテテ…


フレンダ「どうしたの?上機嫌で」

フレメア「パパがね!今日からずっと三人で一緒に暮らせるって!」

フレンダ「そう、良かったわねー」(浜面、今日だけは感謝してあげるって訳よ)


絹旗「うぅ… 超良い話です…」
40 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/10/14(金) 16:41:14.44 ID:9kfwVI360
フレンダ「さあ、ケーキを運ぶわよ、フレメアはお茶を持って来て」

フレメア「わかった!」


フレンダ「浜面、お待たせ」

浜面「お、フレンダ遅かったな」

フレンダ「ちょっとお茶の用意に手間取って… !?」(な、何だって浜面がアレを着てるって訳?)

浜面「ん?どうかしたか?」

フレンダ「な、なんでもないって訳よ」(あの着ぐるみの生地と生地の間には私お手製の爆竹がたっぷり詰まっている…)

浜面「そうか?」

フレンダ(浜面に仕掛ける予定のドッキリ用に作った物だったけど火薬の量を間違えた失敗作…)
41 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/10/14(金) 16:44:18.75 ID:9kfwVI360
浜面「俺も何か手伝おうか?」

フレンダ「い、いや、大丈夫だから浜面はそこに座ってて良いって訳よ」

フレンダ(まあ、でも起爆スイッチは確か厳重に仕舞っていたはず、焦る事はない訳で…)チラッ…(!!!!!!!?)

フレンダ(なっ、なんで、そのスイッチが無造作に床に転がってる訳よ?!!!!!!!!!!)

浜面「そうか?なんか悪いな」

フレンダ(早く回収しないと…「パパ、おまたせー ニャッ!?」ツルッ

フレンダ(結局お約束って訳ね…)



    ピッ






 ~この日、学園都市の青空に一人の少年が散った~




   とある児童養護施設 児童編inアイテム

    其の2:絹旗&フレンダ&フレメア

         
          おわり
42 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/10/14(金) 18:15:23.97 ID:9kfwVI360
 ~おまけ~



絹旗「いや~、超派手にやっちゃいましたね…」

フレンダ「結局、浜面は爆発でどこかに消えちゃったから私達だけが怒られた訳よ…」

フレメア「にゃあ…」


麦野「あっ、絹旗にフレンダそれにフレメアじゃない」


絹旗「ん?」

フレンダ「あっ、麦野」

フレメア「麦野おねえちゃん」
43 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/10/14(金) 18:18:57.52 ID:9kfwVI360
麦野「あんた達、浜面を見かけなかった?」

絹旗「さっきまで超一緒でしたけど…」

麦野「ホント!じゃあ今どこにいるか知らない?」

絹旗「それが超ちょっと…」

フレンダ「分らなくなっちゃって…」

フレメア「浜面おにいちゃん、お星様になっちゃった…」

麦野「???… 何かあったの?」


~事情説明中~
44 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/10/14(金) 18:21:19.61 ID:9kfwVI360
麦野「なるほど… さっきの爆発音はそういう事か」

フレンダ「でも、おかしいって訳よ…」

絹旗「超何がですか?」

フレンダ「あの起爆スイッチはちゃんと仕舞っていたはず…」

フレンダ「少なくともあんな所に無造作に置いとくはずはないのに…」

絹旗「フレンダの事だから超うっかり出しっ放しにしてたんじゃないですか?」

麦野「あり得そうね、フレンダは詰めが甘い事が多いから」

フレンダ「そんな~」ガクッ…


フレメア「違うもん!」


麦絹フレ「!?」

フレメア「お姉ちゃんはおっちょこちょいだけど、部屋では私が危なくない様にちゃんとしてるもん!」
45 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/10/14(金) 18:24:49.20 ID:9kfwVI360
麦野「あ~、ごめんねフレメア、お姉ちゃんの事悪く言っちゃって…」

絹旗「フレメアちゃん、超スイマセンでした…」

フレンダ「ふ、フレメア、アンタって子は…」ウルウル…


フレメア「それにフレメアが浜面おにいちゃんと一緒に居た時はあんな物なかったよ」


麦野「う~ん、フレメアが言うとかなり信憑性があるわね」

絹旗「確かに、超その通りですね」

フレンダ「フレメア、よくぞ言ってくれた訳よ!」

フレメア「///」
46 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/10/14(金) 18:39:29.24 ID:9kfwVI360
麦野「しかしそうなると、どうして起爆装置がそんな所に有ったのかって事になるわよね?」

絹旗「浜面の超自作自演でしょうか?」

フレンダ「まさか… 結局いくら浜面でもそこまで体を張ったネタはしないわよ」

麦絹「(超)ですよねー」


麦野「じゃあ、いったいどうして?」

麦絹フレ「う~ん…」


フレメア「幽霊… にゃあ」


麦絹フレ「!?」ビクッ!
47 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/10/14(金) 18:43:04.68 ID:9kfwVI360
フレンダ「フレメア!アンタなんてこと言って「この前テレビでやってた…」

フレメア「悪い幽霊がある部屋に取り付いて物を動かしたりするって… 」

麦絹フレ(ひいいいい!!!!)ゾゾゾッ…


フレンダ「どうしよう!今晩怖くてあの部屋で寝れないって訳よ…」ガタガタ…

絹旗「私の部屋も超隣ですよ!超怖いです!」ガタガタ…

フレメア「にゃあ…」ガタブル…

麦野「よし!じゃあ三人とも今晩は私の部屋に泊まると良いわ、私の部屋ならフレンダの部屋からかなり離れてるし!」

絹旗「超ありがとうございます!一生付いていきます!」

フレンダ「結局麦野が一番頼りになるって訳よ!」

フレメア「ありがとう、麦野おねえちゃん!」


  ~後の仲良し女子グループ【アイテム】の原型が誕生した瞬間である~
48 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/10/14(金) 18:46:44.48 ID:9kfwVI360
絹旗「それにしても麦野は超怖くないんでしょうか?」

フレンダ「麦野と私達を一緒にしたらダメって訳よ」

絹旗「それもそうですね、麦野は超大人っぽいですし幽霊なんて怖い訳が…」


フレメア「麦野おねえちゃん、怖いから手を繋いで?」

麦野「いいわよ、はい」スッ

フレメア「わーい、ありがとう麦野おねえちゃん!」ギュッ…


フレメア「…」

フレメア「麦野おねえちゃん、手が震えてる…」

絹フレ「!?」

麦野「///」
49 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/10/14(金) 18:49:19.33 ID:9kfwVI360
絹フレ(いや、(超)何と言うか…)

麦野「何よ…」

絹フレ「え?」

麦野「何よ!私が怖がってるのがそんなに可笑しい?!!!」

麦野「そうよ!私だって幽霊が怖いわよ、悪かったわね!!!!!!」


フレメア「可笑しくなんかないよ、麦野おねえちゃん!」

麦野「フレメア…」

絹旗「そうです可笑しくなんてないですよ、むしろ超親近感が沸いていました」

フレンダ「麦野って大人っぽくて美人でその上すごく可愛いって事が判ったって訳よ」

麦野「///」
50 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/10/14(金) 18:52:30.32 ID:9kfwVI360
絹旗「それに超怖いなら…」ギュッ…

フレンダ「みんなでくっ付けば良いって訳よ!」ダキッ…

フレメア「にゃあ///」ギュッ…


麦野「あんた達///」


フレンダ「おっ!麦野が照れてる訳よ、可愛い!」

麦野「///」

絹旗「ちょっとフレンダ!何ドサクサに紛れてちゃっかり麦野に超抱き付いてるんですか!」
51 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/10/14(金) 18:55:29.46 ID:9kfwVI360
絹旗「超ずるいです!超離れて下さい!!」

フレンダ「ふっふっふっ、それはイヤって訳よ!」

絹旗「なっ!?」

フレンダ「結局、麦野は私の嫁って訳ね!!」

絹旗「ますます、超許せません!」

フレメア「お姉ちゃんズルイ!」

麦野(恥かしいけど///…


            幸せだな、こんなのって///)


     イマスグムギノカラチョウハナレナサイ!!!

         ニャアー!!!

        シンデモハナレナイッテワケヨ!!!

          ギャー    ギャー


         ~おまけ~

          おわり
52 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/10/14(金) 19:02:44.49 ID:9kfwVI360
~おまけ2~


~麦野の部屋~


麦野「ふ~、ようやく落ち着いたわね…」ボロッ…

絹旗「超そうですね…」ボロッ…

フレンダ「疲れたって訳よ…」ボロッ…

フレメア「にゃあ…」ボロッ…

麦野「そう言えば何でこんな事に成ったんだっけ…?」

絹旗「フレンダの部屋で超怪現象がおk「やっ、やめて!」

フレンダ「思い出したくないって訳よ…」ガタガタ…

フレメア「にゃあ…」ガタガタ…
53 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/10/14(金) 19:05:21.19 ID:9kfwVI360
絹旗「そう言えば怪現象じゃないですけど私も超おかしい事がありました」

麦野「へー、どんな事?」

絹旗「遊びの中で演技上、浜面を殴ったって超話しましたよね?」

麦野「うん」

フレンダ「結局そんな事もあったわね」

フレメア「痛そうだった…」

絹旗「そう、それなんですけど超おかしいんですよ…」

麦野「何が?」

絹旗「私は窒素装甲を調節してせいぜい自分の手が傷つかない程度に、生身で打つパンチ位に威力を超抑えた筈なんです、それなのにあんな威力で…」

フレンダ「結局、日頃の恨みで無意識に威力を上げてたんじゃない?」

絹旗「う~ん… その線も超完全に否定は出来ませんが…」
54 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/10/14(金) 19:08:20.15 ID:9kfwVI360
麦野「ふ~ん、絹旗もそんな事があったんだ」

フレンダ「え?『も』って事は麦野もそんな事があった訳?」

麦野「私の場合はもう半年以上前の事だけどね」

麦野「浜面に冗談で原子崩しを撃った時の事なんだけど、あっ、もちろん威力は抑えたわよ、せいぜい服がちょっと焦げる程度に…」

麦野「でも結果として、あんな威力で…」

麦野「浜面が…」

麦野「浜/面に…」ズーン…
55 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/10/14(金) 19:11:19.06 ID:9kfwVI360
絹旗「なるほど当時、学園都市中で話題になっていた『リアル人体切断マジック事件』の超真相はそう言う事だったんですか」

麦野「ウッ!」グサッ!

フレンダ「そういえばあの時はまだ絹旗はココに居なかったわね」

フレンダ「すごかったわよ~、直視した人は普通なら一生トラウマ物といえる程の凄惨な現場だったし…」

麦野「ウゥッ!!」グサ!グサッ!

フレンダ「あれ見たときは「ああ、こいつ絶対死んだな」って思った訳よ…」

麦野「ハウッ!!!」グサ!グサ!グサッ!

フレンダ「でも一番凄かったのは、ある医者がそれを傷跡、後遺症一つ残さず完璧に治したって所な訳よ」


麦野「」チ~ン

フレメア「大変!麦野おねえちゃんが息をしてない!」
56 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/10/14(金) 19:14:59.70 ID:9kfwVI360
フレメア「大丈夫?麦野おねえちゃん…」

麦野「うん、もう大丈夫よ、ありがとうフレメア」ナデナデ

フレメア「えへへ///」

絹旗「しかし、それこそ超おかしいですね…」

フレンダ「そうよね、レベル4の絹旗ならともかく、学園都市レベル5第4位の麦野が演算ミスなんて…」

絹旗「フレンダ後で超屋上です… 麦野、贔屓目なしの自己分析で考えて麦野自身が超演算ミスをするのはどの位の確率ですか?」

麦野「そうね…」

麦野「私が平常心の状態で能力を使うと仮定して、自己弁護と受け取られても仕方ないけど99%演算ミスはしないと思うわ」

絹旗「まあそうでしょうね、たとえ相手が浜面で超平常心でないにしてもそんなに確率は変わらないでしょうし…」

フレンダ「じゃあ、結局どうしてそうなったって訳?」

麦絹フレ(フレメ)「う~ん・・・」


   ~おまけ2~

     完 
 
64 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/10/15(土) 09:40:06.60 ID:VfAqS/090
とある児童養護施設 児童編inアイテム

其の3:滝壺


浜面「くそ~、ひどい目にあった… やっぱりあいつ等俺を殺す気なんだ…」ボロボロ…

浜面「何で俺の周りにはマトモな女子が居ないんだよ…」シクシク…


滝壺「はまづら」


浜面「た、滝壺!?」

滝壺「そんなにボロボロでどうしたの?」

浜面(そうだよ、俺にはまだ最後の砦が残ってるじゃないか!)

浜面「うえ~んんん!!! 滝壺おおおお!!!!!」

滝壺「!?」ビクッ!
65 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/10/15(土) 09:45:07.98 ID:VfAqS/090
滝壺「なるほど、むぎのやきぬはた達が遊ぶ度に…」ナデナデ

浜面「滝壺おおおお…」シクシク…

滝壺「安心して、はまづら、私はそんな可哀相なはまづらを応援してる」ナデナデ

浜面「うぅ…」(ええ子や~)

滝壺「私だけは何時までもはまづらの味方だから…///」

浜面「グスッ…」(やっぱり滝壺が最強やったんや!!!ターミネーターとか超女とか鯖缶とかはいらんかったんや!!!滝壺バンザイ!!!)

滝壺「イジメられたら私がいつでも慰めてあげるから///」

浜面(滝壺の優しさに全俺が泣いた……)
66 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/10/15(土) 09:48:37.50 ID:VfAqS/090
黒壺「そうだ、これからは私とだけ遊ぼう?はまづら///」

浜面「ああ、そうだな滝壺」(あれ?)

滝壺「嬉しい…はまづら///」

浜面(気のせいだよな…)


浜面「よし!それじゃ何して遊ぶ?」

滝壺「あのね…私はまづらに…///」

浜面「うん、俺に?」(照れる滝壺カワイイ!!!)

滝壺「…ご本読んでほしいの///」

浜面「そんなのお安い御用だぜ」(麦野たちみたいに無茶苦茶な要求じゃない… 普通って幸せだな~)

滝壺「退屈で嫌ならいいんだよ…?」

浜面「そんなかとないぞ、滝壺と一緒に居れるだけで俺は楽しいし…///」

滝壺「///」
67 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/10/15(土) 09:51:20.75 ID:VfAqS/090
~滝壺の部屋~

浜面「それで、何の本を呼んだらいいんだ?」(女の子らしい可愛いインテリアの部屋だな)

滝壺「これなんだけど…///」

浜面「なになに、タイトルは…


 〔ストーカー、その行動の傾向と心理」 …か、ずいぶん変わった本だな…」ドン引き


滝壺「ダメ?」ショボ~ン

浜面「いやダメじゃないぞ!」(ああ…落ち込んで俯く滝壺カワイイ!!)

浜面「ただ今まで見たことのないタイトルの本だったからビックリしただけさ」(こんなカワイイ滝壺を泣かせちゃダメだ!)
68 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/10/15(土) 09:54:23.37 ID:VfAqS/090
滝壺「そう… 良かった///」ニコッ

浜面「滝壺は知識欲が旺盛なんだな、こんなジャンルの本も読むなんて」(ああ…良かった、笑ってくれた)

滝壺「そんな事… ない///」テレテレ

浜面「この本はどういうところが面白いんだ?」


病壺「描写されているストーカーの心理がすごくリアルで共感できる事…」ボソッ

浜面「へ?」
69 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/10/15(土) 09:57:17.45 ID:VfAqS/090
滝壺「な、何でもないよ、はまずら」アセアセ

浜面「そ、そうか?まあ、とりあえず読んでみるか…」(さっきのとは違うけど何だこの違和感?)

滝壺「…はまずら、もう一つお願いがあるんだけど…///」

浜面「おう、滝壺の願いなら何でもドンと来いだ」(う~ん、やっぱり滝壺はいつもと変わりないように見えるし…)

滝壺「じゃあまずベッドに腰掛けて///」

浜面「了解!」(やっぱり気のせいだろう)

滝壺「それじゃあ…  失礼します///」ボスッ!
70 :スマン訂正[saga]:2011/10/15(土) 10:00:35.58 ID:VfAqS/090
滝壺「な、何でもないよ、はまづら」アセアセ

浜面「そ、そうか?まあ、とりあえず読んでみるか…」(さっきのとは違うけど何だこの違和感?)

滝壺「…はまづら、もう一つお願いがあるんだけど…///」

浜面「おう、滝壺の願いなら何でもドンと来いだ」(う~ん、やっぱり滝壺はいつもと変わりないように見えるし…)

滝壺「じゃあまずベッドに腰掛けて///」

浜面「了解!」(やっぱり気のせいだろう)

滝壺「それじゃあ…  失礼します///」ボスッ!
71 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/10/15(土) 10:04:01.89 ID:VfAqS/090
ポル面(あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ!)

ポル面(俺が気が付いた時には俺の足と足の間に滝壺が座っていた…)

ポル面(丁度このまま滝壺を後ろから抱きしめる事が出来るような体制だったんだ!)

エロ面(ナ… ナニを言ってるのか わからねーと思うが)

エロ面(おれも自分でナニをイってるのかわからねー…)

エロ面(頭がどうにかなりそうだった…)*注(血液が急速に下半身に集中した為)

エロ面(バニーだとかパンチラだとかそんなチャチなもんじゃあ 断じてねえ)

エロ面(もっと凶悪なモノの片鱗を味わったぜ…)


滝壺「はまづら?」
72 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/10/15(土) 10:09:25.21 ID:VfAqS/090
エロ面(いい匂いがするし滝壺の吐息とかも間近で感じられるし!)

滝壺「はまづら…」

エロ面(あああああ!!!抱きついて滝壺たん髪の毛クンカクンカしたいよおおおおお!!!!!いや、胸をパフパフするのもいいな……)

滝壺「…」

エロ面(てか出来るんじゃね?パフパフしちゃう?パフパフしちゃうのか俺!!!滝壺たんパフパフ!?)

滝壺「 …ごめんね」グスッ…

エロ面(!!!!!!!!!!!????????????????)

滝壺「嫌だよね… こんな事…」グスグス…
73 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/10/15(土) 10:16:25.49 ID:VfAqS/090
エロ面「うわぁぁぁ!!!!違う!!!違うんだよ滝壺たん!!!」(泣くなよ滝壺)

エロ面「無視してたんじゃなくてちょっとトリップしてたっていうか!!!!!!てか今もしてるっていうか!!!!!!」(ちょっと考え事をしてただけさ)

滝壺「へ?」

エロ面「うわぁぁぁ!!!!逆ッ!!!!逆だからああああああああああくぁwせdrftgyふじこlp;@:!!!!!!」

滝壺「はまづら…ちょっと落ち着こう?」









滝壺「落ち着いた?」

浜面「ああ…」ズ~ン…
74 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/10/15(土) 10:19:12.02 ID:VfAqS/090
滝壺「大丈夫、私は妄想で軽くイっちゃってた変態なはまづらを応援してる」

浜面「ちッ違うんだ滝壺!あれh「でもよかった…」


滝壺「はまづらに嫌われた訳じゃなくて…」ポロポロ…


浜面(何やってたんだよ俺!滝壺を心配させたあげく泣かせちまうなんて・・・)

浜面「滝壺心配掛けてごめん!」

滝壺「…」グスグス


浜面「俺の好きな…」

滝壺「え…?」


浜面「俺の大好きな滝壺があんなに近くに居て我を忘れていたんだ!」
75 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/10/15(土) 10:22:11.85 ID:VfAqS/090
滝壺「え、え?///」

浜面「こんな状況でごめん、滝壺… でも俺お前のことが好きなんだ!」


滝壺「///」


滝壺「私も…」







滝壺「私も大好きだよ… はまづら///」 チュッ…
76 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/10/15(土) 10:25:34.59 ID:VfAqS/090
浜面「へ?」

滝壺「///」

浜面「い、今キスを…」

滝壺「///」コクリ///


浜面「…」(キス…口付け…接吻… 初めてのチュー…)

 面「…」

  「」バタッ!

滝壺「はっ、はまづら!?」
77 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/10/15(土) 10:28:53.39 ID:VfAqS/090
浜面「う~ん…」

滝壺「目が覚めた?」

浜面「滝壺…」

滝壺「おはよう、はまづら///」ニコッ

浜面「ひょっとして俺が気絶してからずっとこうしてくれてたのか?」<膝枕されてる

滝壺「///」コクッ

浜面「ごめんな滝壺…」


滝壺「大好きな…」



滝壺「大好きなはまづらの為だから… /////」
78 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/10/15(土) 10:32:12.95 ID:VfAqS/090
浜面「そ、そっか、ありがとう…///  お詫びに何かしたいんだけど///」

滝壺「それじゃあ、さっきの続き…ご本を読んでほしいな///」

浜面「ああ、もちろんさっきの体制で…な///」

滝壺「///」

浜面「///」


 ~数時間後~


滝壺「はまづら、今日はありがとう…楽しかった///」

浜面「俺の方こそ楽しかったよ、滝壺///」(本の内容には正直引いたけど…)

滝壺「///」
79 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/10/15(土) 10:35:46.05 ID:VfAqS/090
浜面「…滝壺」

滝壺「何…はまづら?」


浜面「これからも俺の傍で… 俺の事をずっと見ててくれないか?」

滝壺「…///」 


滝壺「うん///」

滝壺「分ったよはまづら、ず~とはまづらの事を見てる///」


浜面「滝壺…」

滝壺「はまづら…」



  チュッ…


   とある児童養護施設 児童編inアイテム

        其の3:滝壺

         
          おわり 
 
 
88 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/10/16(日) 07:42:23.01 ID:h+nkNzed0
~おまけ~


~とある研究所焼け跡~

作業員A「うわ~、焼けてるとは言えすごい施設ですね~先輩」

作業員B「そうだな、これだけの研究所がたかが火事程度で無くなっちまうんだから世の中わかんねーモンだよな」

作業員A「しかしなんか不気味ですよねココ…」

作業員B「そりゃそうさ、なんたってココはいわく付きの研究所だからな」

作業員A「げッ、止めて下さいよ、俺怖い話とか苦手なんですから…」

作業員B「まあ、後学のために聞いとけよ、別に幽霊とかそんなんじゃねーしさ」

作業員A「まあ、それなら…」
89 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/10/16(日) 07:45:28.02 ID:h+nkNzed0
作業員B「この研究所が火事になったのは一年くらい前なんだがどうも直前までかなりヤバイ実験をしてたらしくてな…」

作業員A「や、ヤバイって?」

作業員B「なんでも、この学園都市の中でも違法とされてる方法やら薬やらを使って実験をしてたらしい…」

作業員A「な、何でそんな事を?」

作業員B「超能力者(レベル5)を作るためだよ」

作業員A「そんな!相手は人間…それも子供なんですよ!」

作業員B「連中にとってはそんな事どうでも良かったのさ、ただレベル5を作る事… 興味があるのはその一点のみだ」

作業員A「なんでそんなにレベル5に拘るんですか?」


作業員B「金の為さ」
90 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/10/16(日) 07:48:35.78 ID:h+nkNzed0
作業員B「能力開発は、よりレベルが高い能力者を作り出した研究機関に莫大な額の研究費が入るってシステムになってる」

作業員B「ならば最高クラスの能力者… つまりレベル5を作るのがもっとも効率がいいだろう?」

作業員A「でも、レベル5はなかなか開発できないんじゃあ…」

作業員B「だからこその違法とされてる方法や薬物って訳さ」

作業員B「合法として認められてる薬物や方法は他の機関がすでにあらかた実験済み…」

作業員B「だからこの研究所はソッチに走っちまったのさ」

作業員A「でもそんな事をしたら、子供をあずけている親御さんが黙っていないですよ」

作業員B「ところがどっこい、ココはそんな問題点もあっさりクリアしちまった…」

作業員A「え?」


作業員B「置き去り(チャイルドエラー)だよ」
91 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/10/16(日) 07:51:24.41 ID:h+nkNzed0
作業員B「チャイルドエラーは、いわば親に捨てられた子供達だ」

作業員B「そんな子供がある日突然消えて実験でどうなろうと…」

作業員B「誰も気にも留めないって訳だ」

作業員A「…」

作業員B「まったく、このやり方を考え、実行したココの人間は正真正銘の…

作業員A「クズだ!」

作業員B「まあ、その通りだな… しかし実験は飛躍的に向上した、当たり前だよな」

作業員B「人間の子供という名のモルモットを手に入れたんだからな」
92 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/10/16(日) 07:54:10.55 ID:h+nkNzed0
「実験で出た死体は闇から闇へと葬られた… 噂では学園都市統括理事会が手を貸していたなんて話もあったが今となっては解らない、真相は闇の中だ…」

「…」

「おっと、話題がそれたな、話を戻そう」

「実験の過程でいろんな能力者が生まれたが如何せんレベル4は生まれてもレベル5は生まれなかった」

「おまけに違法薬物や無理な方法で作られた能力者はその影響からか寿命が極端に短い者ばかりだった」

「これでは、せっかくレベル4が生まれてもレベル5に成長させる事も出来ない…」

「研究者達は一人また一人と辞めていった… 」

「だが一人だけ、最早己の執念だけで実験を続ける者が居た」

「やがて度重なる実験で死体の数が100に迫ろうかという時…


                           ついにその者の執念が実を結ぶ」
93 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/10/16(日) 07:57:16.69 ID:h+nkNzed0
「その能力者はレベル4で、しかもあるアイテムを使わなければ能力をフルに発揮出来ないという欠点はあるがその能力特性は特筆すべきモノだった…」


「能力追跡(AIMストーカー)」


「その力は一度記憶したAIM拡散力場の持ち主を半永久的に補足し、たとえその者が太陽系の外まで逃れようとも居場所を探知できるという他に類を見ないモノ…」

「またその能力を応用、特化すれば相手のAIM拡散力場に干渉し完全に掌握することも可能」

「それが例えレベル5だろうが他の能力者の「自分だけの現実」(パーソナルリアリティ)を自在に操作できる、つまり他人の能力を乗っ取る事が出来るって訳だ」


「現時点でも限りなくレベル5に近く、能力の特性も申し分なし、さらに寿命の問題も改善された為、更なる能力の向上が見込める」

「これならば超能力者(レベル5)は元より絶対能力者(レベル6)も夢ではない、研究者は歓喜した…           


 だが彼は後に深い絶望を味わう事になる」
94 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/10/16(日) 08:00:34.63 ID:h+nkNzed0
「この能力者が力をフルに発揮する為には、あるアイテムを使用して強制的に暴走状態に成らなければいけない」

「だがこれは同時に自身の崩壊を招く諸刃の剣だったのさ…」

「ちょっと考えれば解る事だ、能力の暴走が能力者にどんな影響を及ぼすかなんてな」

「だが有頂天になっていた彼はすぐにはその事に気づけなかった」

「それだけに問題に気づいた時の失望は凄いものだった」

「そりゃそうだよな天国から一転しての地獄、余りにも大きな希望だったが為にその反動による絶望は彼が背負うには重過ぎた」

「結局、絶望に耐えられなかった彼はこの研究所に火を放ち自らの命を絶った」
95 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/10/16(日) 08:03:53.24 ID:h+nkNzed0
作業員B「…という訳さ」

作業員A「そんな事がこの場所であったんですか… あっ!そうだその能力者はどうなったんですか?」

作業員B「さあな?無事に逃げられたのか、それとも研究者と共に死んだのか、それは解らないらしい…」

作業員A「そうですか…」

作業員B「あれ?お前、何ブルーになってんだよ」

作業員A「そりゃそうですよ、こんな話を聞いた後なんだし…」

作業員B「まあ、そりゃそうか、こんな話が本当に現実にあったら気が滅入るよな~」

作業員A「そうですよ、現実に…       え?本当に現実にあったら?」

作業員B「お、ひょっとして本気で信じてくれてた訳?俺の作り話を?」

作業員A「だ、だって描写とかすごくリアルだし…」


作業員C「おーい昼飯の時間だってよ!」
96 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/10/16(日) 08:07:11.93 ID:h+nkNzed0
作業員A「あ、丁度いいところに、じつは先輩が今話を「ああ、この人の話キミは聴くの初めてだもんね」え?」

作業員C「凄いだろー、この人即興で面白い話を作るのが凄く上手いんだよ、初めての人は大体本物と勘違いしちゃうんだ」

作業員B「永遠の中二病(エターナル・ドリーマー)とは何を隠そう、この俺の事だ!」ドヤッ

作業員A「マジで?」

作業員C「特にこの現場での話はこの人の十八番でね、いや~、僕もはじめて聞いた時には今のキミとまったく同じリアクションだったよ」

作業員B「そういえば賭けの方はどうだった?」

作業員C「7対3でこっちの勝ちだよ」

作業員A「賭け?」

作業員C「キミみたいに初めてこの人の話聞かされた時、その人がそれを信じるか信じないかみんなで賭けをしてるのさ」
97 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/10/16(日) 08:09:54.97 ID:h+nkNzed0
作業員B「ココの奴らは自分が騙された腹いせに信じない方に賭けるやつが多いのさ」

作業員C「まあ、配当が高いって事もあるけどね」

作業員A「なんだ、恒例行事みたいなものですか…」

作業員B「まあ、そんなもんだ」

作業員C「そして、賭けでこの人が勝ったときには、そのとき賭けの対象だった人にこの人が昼食と夕食を奢ってくれるって伝統もあるんだ」

作業員A「じゃあ俺は…」

作業員BC「おめでとう!」
98 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/10/16(日) 08:12:18.91 ID:h+nkNzed0

作業員A「よーし、何奢ってもらおうかな?」

作業員C「遠慮しない方がいいよ」

作業員B「なんでお前が言うんだよ…」

作業員ABC「あははは」

作業員B「あ、しまった、さっきの場所に忘れモノしちまった、ちょっと行って来るから先に戻っといてくれ」

作業員A「了解、その間に何を頼むか考えておきますよ」

作業員B「程々にしてくれよ…」



作業員A「あ、そういば、あの人なんて名前なんですか?」

作業員C「う~ん、名前は知らないけど苗字は確か…               木原だったかな」
99 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/10/16(日) 08:15:04.52 ID:h+nkNzed0
木原「確かこの辺に… お、あったあった、あんなコトしてた畜生だったが墓参り位はしてやるよ」<手を合わせ

木原「おやじ、もう一年だぜあんたがこの場所で能力者に…              彼女に殺されてからな…」

木原「おまけに彼女は火を放ってこの研究所と共に… 」

木原「まあ、遺体はまだ見つかってないが、あんな状況で逃げられたとは思えないしな」


木原「今回の作業で果たして見つかるかな? いや、ひょっとしたら…   
  
           
          案外どこかで生きているのかもな…」


              ~おまけ~

               おわり
100 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/10/16(日) 08:23:40.62 ID:h+nkNzed0
~おまけ2~


~滝壺の部屋~


浜面「じゃあまたな、滝壺///」

滝壺「うん、バイバイはまづら///」


   バタン…


滝壺「…」   ズキッ…


  スタスタ… ガチャッ… ゴソゴソ…

黒壺「フフ…       上手く撮れたかな?」

黒壺「むすじめ先生に頼んで取り寄せてもらったコレがこんなに早く活躍するなんて…」
101 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/10/16(日) 08:27:27.06 ID:h+nkNzed0
黒壺「きぬはたは予定通り能力を使ってはまづらを攻撃したし、ふれんだの方も予め見つけておいた起爆スイッチのおかげで上手くいったし…」

「むぎのが自分からはまづらのトラウマを刺激したのは予定外だったけどそれも以前にはまづらがむぎのを怖がる様にしておいたおかげ…」

「やっぱり事前の準備、計画は大事」

「おかげで予定より早く、はまづらとこんな関係に成れた///」

「これからは私とだけ遊ぶ約束も出来たし…」

「この調子なら…」

「今はまだキスしただけだけど…///」

「この先もっと深い関係に///」
102 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/10/16(日) 08:30:04.53 ID:h+nkNzed0
黒壺「でも、みんなチョロ過ぎ…」フフ…

「こんなに思い通りにコトが運ぶなんて思ってなかった」

「むぎのの件はちょっとやり過ぎちゃってはまづらが大変な事に成ったけど一応上手くいったし…」

「今日の一件で、きぬはたとふれんだに対するはまづらの印象も悪くなった筈…」

「今まで痛い思いをさせてごめんね、はまづら」

「でも仮むぎの達の攻撃でにはまづらがどんな姿になってても…」

病壺「私だけはずっとはまづらの傍に居るから安心してね///」
103 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/10/16(日) 08:33:02.72 ID:h+nkNzed0
病壺「最初は、はまづらに近付いていた牝豚共は能力の暴発に見せ掛けて消していくつもりだったけど…」

「体晶を使いすぎると私が死んじゃって、はまづらと一緒に居れなく成っちゃうかも知れないし…」

「それならいっその事はまづらから直接嫌いって言って貰う方がいいと思ってこの作戦にしたんだけど…」

「思っていたほど効果はなかったな…」

「特にむぎのには殺されかけた筈なのに、その後もあんなに仲が良くて…」


「はまづらは優し過ぎるよ…」


「はまづらがそんなに優しいから牝豚共がいつまで経っても周りに居るんだよ…」

「でもそれも今日で終わり」

「これからはむぎの達が居ても関係ない…」

「はまづらは私の物」フフフ…

                 ズキッ…
104 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/10/16(日) 08:36:27.88 ID:h+nkNzed0
  ガチャガチャ…

   ピッ…

『うわぁぁぁ!!!!違う!!!違うんだよ滝壺たん!!!』

病壺「フフ… 上手く撮れてる」

「今度むすじめ先生にお礼を言わなきゃ」

『無視してたんじゃなくてちょっとトリップしてたっていうか!!!!!!てか今もしてるっていうか!!!!!!』

「はまづらのエッチ///」

「私で妄想してたなんて…///」

『うわぁぁぁ!!!!逆ッ!!!!逆だからああああああああああくぁwせdrftgyふじこlp;@:!!!!!!』

「でもいいよ…///」

「はまづらにならどんな事されたって///」

「だから私から離れちゃダメだよ…」


「ずっと一緒だよ、はまづら///」
105 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/10/16(日) 08:39:25.09 ID:h+nkNzed0
病壺「あっ、はまづらのAIM拡散力場がむすじめ先生のAIM拡散力場に近付いてる…」

「場所は… 第2男子トイレの前かな」

「え~と、あそこに取り付けたカメラは…」

「これだったかな?」ピッ

「あ、写った…」

「映像がすごく鮮明、さすがむすじめ先生お勧めのモノ」

「…」

「…」

「何言ってるのか聞こえない、今度マイクも付けないと…」
106 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/10/16(日) 08:42:05.51 ID:h+nkNzed0
病壺「むすじめ先生、はまづらにしつこく言い寄ってる…」

「音声が入らないからあくまでも憶測だけど… この様子ならたぶん間違いない…」

「第一、あそこに女のむすじめ先生がいる事がそもそもおかしい…」

「まさか、男子が… はまづらが来るのを待っていたとか…」

「ストーカーとしての私の感だけど多分当たってると思う…」



「          あのショタコンが」
107 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/10/16(日) 08:45:09.39 ID:h+nkNzed0
病壺「!?」

「ショタコンのAIM拡散力場に変化が… まさか能力ではまづらを拉致する気?」

「止めないと…」<体晶を服用


「ショタコンのAIM拡散力場を捕らえて…」


「ショタコンのAIM拡散力場を掌握した」


「フフ… 能力が使えなくて驚いてる」


「どうしてくれようか…」
108 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/10/16(日) 08:48:59.85 ID:h+nkNzed0
病壺「ショタコンを第5男子トイレの便器(和式)の中に首から上だけ出した状態で埋めておいた…」

「ショタコンの能力を封じて…と」

「フフw、そこは周りの建物から離れた所に在る…」

「普段から殆ど使用される事がないトイレ…」



「一生そこで便器をしながらショタが来るのを待ってな」
109 :呼び出しが来てるのでキリもいいしココで終わりますまた午後にでも…[saga]:2011/10/16(日) 08:54:44.23 ID:h+nkNzed0
病壺「私のはまづらに手を出そうとしたショタコンには当然の罰…」

「いや、訂正、ショタコンではなく便器の間違いww」


「安心してはまづら、私は約束通りず~とはまづらの事を見てる…///」


「私が守ってあげるからね、はまづら///」




   ズキッ…        

      ズキッ…      
   


      ~おまけ2~

       おわり 
 
112 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/10/16(日) 15:48:38.58 ID:h+nkNzed0
 ~おまけ3~


~第5男子トイレ~


結標(便)「うぅ…」

「暗いよ~、怖いよ~」

「毎日、欠かさずにショタを愛でているこの純真無垢な私が何でこんな目に遭わなくちゃいけないのよー!」

「私、ショタの神様に見捨てられてるのかしら?」

「だとしたら今度から神じゃなくて直接ショタにお祈りした方が良いかも知れないわね」

「そうよ!よく考えたら断然そうすべきだったわ!」

「そんな簡単な事にようやく気づくなんて私もまだまだね」

「あははは」

ショタ神(《ダメだコイツ… 早く何とかしないと…》)
113 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/10/16(日) 15:51:52.69 ID:h+nkNzed0
結標(便)「さて、現実逃避はこれ位にしていい加減まじめに脱出方法を考えましょう」

「まあ、そうは言ってもそんなに出来る事はないんだけどね…」

「さっきからずっとやってるけど相変わらず能力は使えないままだし…」

「ここがドコのトイレか解らないから大声上げて助けを呼ぶ事は出来ないし…」


「え?、普通は大声上げて助けを呼ぶだろう、ですって?」


「バカ言わないで!」
114 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/10/16(日) 15:54:00.89 ID:h+nkNzed0
結標(便)「もし助けを呼んで人が来たとしてもそれが私より年上の男だったらどうするのよ!」

「私みたいな美人を目の当たりにしたらたちまち野獣になるに違いないわ!」

「私はそれがたとえ口であっても初めては全部ショタに捧げるって決めてるの!百歩譲って年下ならともかく…」

「年上の男になんて死んでもイヤよ!!!」

「という訳でコノ案は却下!」


「とは言うモノのコレといって他に手段がないのも事実…」
115 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/10/16(日) 15:57:04.05 ID:h+nkNzed0
結標(便)「…」

「あ~!ダメダメ!ネガティブな事を考えちゃだめよ結標 淡希!!!」

「こんな時こそ暗部組織「グループ」で培った強靭な精神力と禁欲ショタの行で養った忍耐力を発揮する時よ!!!」


「こんな時はとにかくポジティブな事、楽しい事を考えるのよ!」

「例えば15の夏に学生プールで見つけたショタの事とか…」




      ~ただいまショタイム(妄想)中です~
116 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/10/16(日) 16:02:36.69 ID:h+nkNzed0

結標(便)「グヘへへ」ニヤニヤ

一方通行「お前何してんだァ… こんなトコでよォ…」

結標(便)「!?」ビクッ!!

一方通行「お前にこんな酷ェ趣味が有るとは知らなかったぜェ…」(それにしてもコイツなんて趣味を開拓してんだァ…)

結標(便)「一方通行!?」

結標(便)「な、何でココに?」

一方通行「何でも何も…ココから奇声が聞こえたからだァ…」(こんなのが同じ職場の同僚とはなァ…)

結標(便)「奇声?」

一方通行「あァ、外にマル聞こえだったぜェ… お前の…

 ショタ!ショタ!ショタ!ショタぁぁあああわぁああああああああああああああああああああああん!!!
あぁああああ…ああ…あっあっー!あぁああああああ!!!ショタショタショタぁああぁわぁああああ!!!
あぁクンカクンカ!クンカクンカ!スーハースーハー!スーハースーハー!いい匂いだなぁ…くんくん
んはぁっ!ショタたんの髪をクンカクンカしたいよぅ!クンカクンカ!あぁあ!!
間違えた!モフモフしたいよぅ!モフモフ!モフモフ!髪髪モフモフ!カリカリモフモフ…きゅんきゅんきゅい!!
私の記憶のアルバム№15のショタたんかわいかったよぅ!!あぁぁああ…あああ…あっあぁああああ!!ふぁぁあああんんっ!!
アルバムもいよいよ30の大台になるよ良かったねショタたん!あぁあああああ!かわいい!ショタたん!かわいい!あっああぁああ!
【コミック月刊ショタ】の発売も私の中では決まって嬉し…いやぁああああああ!!!にゃああああああああん!!ぎゃああああああああ!!
ぐあああああああああああ!!!コミックなんて現実じゃない!!!!あ…記憶の中のアルバムもよく考えたら…
シ ョ タ ち ゃ ん は 現実 じ ゃ な い?にゃあああああああああああああん!!うぁああああああああああ!!
そんなぁああああああ!!いやぁぁぁあああああああああ!!はぁああああああん!!ショタぁああああ!!
この!ちきしょー!やめてやる!!現実なんかやめ…て…え!?見…てる?表紙絵のショタちゃんが私を見てる?
表紙絵のショタちゃんが私を見てるわ!ショタちゃんが私を見てくれてる!挿絵のショタちゃんが私を見ているの!!
記憶の中のアルバムのショタちゃんが私に話しかけてるうううううう!!!!!!!!!よかった…世の中まだまだ捨てたモンじゃないわねっ!
いやっほぉおおおおおおお!!!私にはショタちゃんがいる!!やったよみんな!!ひとりでできるもん!!!
あ、児童養護施設のショタちゃああああああああああああああん!!いやぁあああああああああああああああ!!!!
あっあんああっああんあショタ神様ぁあ!!浜、浜面君!!上条君ぅんん!!!一方通行ぁあああ!!
ううっうぅうう!!私の想いよショタへ届け!!世界中のショタへ届け!

  …てェ声がよ」(何気に俺や三下が入ってるし、正直ドン引きしたぜェ…)

結標(便)「」
117 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/10/16(日) 16:07:41.32 ID:h+nkNzed0
一方通行「何か…その… 悪かったなァ…邪魔したみてェで…」(前々から変態だとは思ってたが)

結標(便)「え、ちょ、ちょっと待ってよ!」

一方通行「いや、俺はもう帰るからよォ…」(まさかここまで頭湧いてるたァ…)

結標(便)「せめて助けて!私ここから動けないのよ!」

一方通行「いや… 攻めるとか俺もうそんな趣味ないんでェ…」(こいつ自分の能力でわざわざこうなってるくせに助けてとか… なに言ってやがる)

結標(便)「ちょっと!こんな時に言葉遊びとか要らないから!!」

一方通行「あ、そうだ、今後打ち止めとかに一切近づかないで下さいね… なんか臭うんで」

結標(便)「なんで敬語なのよ! あと臭うって言うな!!!」

一方通行「ゴメンナサイ… ベツニムスジメサンノシュミトカ、イイフラスツモリトカナイデスカラ…」

結標(便)「何よ!そのロボットみたいな平坦なしゃべり方!!」
118 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/10/16(日) 16:12:47.62 ID:h+nkNzed0
一方通行「ソレジャア、オレモウシツレイシマス、ドウゾココロユクマデオタノシミクダサイ…」

結標(便)「ちょっと!マジなのよ!!冗談とかじゃな無いのよ!!!」

   
      バタン…   

         スタスタ…




結標(便)「ちょっとおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」






       ~学園都市の七不思議に【奇声をあげる便器】が新たに加えられるのはまた別のお話~


             ~ちなみに結標先生は後日ちゃんと救出されました~




                     ~おまけ3~


                       完 
 
123 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/10/19(水) 10:52:49.83 ID:KL8bm+V20
とある児童養護施設 児童編inアイテム

其の4:アイテム


冥土帰し「それじゃあ、いつも通り薬を出しておくからね?」

滝壺「…」

冥土帰し「でもこんな調子じゃ症状は悪化するだけよ?」

滝壺「…」

冥土帰し「キミのソレは普通の頭痛じゃないんだからね?」

滝壺「…」

冥土帰し「はあ~、このままあんなモノを使い続けたら本当に死んでしまうよ?」


滝壺「…先生、薬は?」
124 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/10/19(水) 10:55:07.69 ID:KL8bm+V20
冥土帰し「…僕は医者だ、目の前に患者が居たらどうにかして力になって上げたいと思っているよ?」

冥土帰し「実際に今までたった一つの例外を除いてすべての傷を治してきた…」

冥土帰し「でもソレはあくまでも体に出来た傷の場合だ…」

冥土帰し「キミの様な心の傷は僕の力だけでは治す事は出来ない…」

冥土帰し「君自身が僕に対して心を開いてくれないと治療の施しようがないんだ」

滝壺「…」



冥土帰し「いつでも良い、その気になったら言ってくれよ?」

滝壺「ありがとう… 先生」

  
     スタスタ…

ガチャ…  パタン…



冥土帰し「ふ~、なかなか難しいね…」
125 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/10/19(水) 10:58:41.77 ID:KL8bm+V20
冥土帰し「まあ、それは最初から分っていた事だったんだけどね…」

「あんなに身も心もボロボロの状態で倒れていた彼女を助けた時から…」


「体の傷は治せるけれど、心の傷までは治せない…か」


「だが今回はその心の傷が体の方にも影響しているから厄介だ…」

「彼女の体はもう限界だ… 一刻の猶予もない状態まで来ている…」

「早くキミが本当に心の底から信頼できる人にめぐり合って心の傷が癒される事を祈っているよ…」




「… やれやれ、祈るだなんて弱気は僕らしくもないな」
126 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/10/19(水) 11:01:20.71 ID:KL8bm+V20
冥土帰し「僕は医者だ…」

「患者を治す為ならそれが例え科学の理に反するモノだとしても…」

「必ず用意してみせる…」

 
  p,p,p,  prrrr prrr

「ああ、もしもしキミかい?」

『              』

「実はキミの伝でアチラ側の人間にコンタクトを取りたいんだけどね?」

『      』

「ああ、実は…
127 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/10/19(水) 11:03:29.49 ID:KL8bm+V20

絹旗「う~ん… なんだか最近、超調子が悪いです」

フレンダ「結局、絹旗は食いしん坊だから、仕方ないって訳よ」

絹旗「何ですか、食いしん坊って!超違いますよ能力の事です!!能力の!!!」

フレンダ「わ、分ったから耳元で叫ばないで欲しい訳よ…」

麦野「ふ~ん、例えば?」

絹旗「昨日の事ですけど浜面が私のパンツを超見てたので制裁しようとしたら能力が使えなかったんです…」

絹旗「おかげで浜面を逃がしてしまうし… あー!もう!!思い出したらまた超ムカついて来ました!!!」
128 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/10/19(水) 11:06:05.12 ID:KL8bm+V20
麦野「じゃあ今はどうなの?」

絹旗「今は超普通に使えますね…」

フレンダ「結局それなら問題ないんじゃないの?」

絹旗「イヤですよ!この前から1度も制裁できないおかげで浜面が調子に乗って超パンツ見られてばかりなんですよ!!」

フレンダ「うわ…それは死ぬほどイヤッて訳よ…」

麦野「ねえ、今の話を聴く限りひょっとして浜面に何かしようとした時に限って能力が使えなくなるんじゃない?」

絹旗「…そう言われてみると超そうですね」

フレンダ「ひょっとして浜面の能力か何かって訳?」
129 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/10/19(水) 11:09:15.13 ID:KL8bm+V20
麦野「いや、たぶん違うと思うわ、もしそうなら私に浜/面にされる事は無かった筈だし…」

フレンダ「それもそうって訳ね…」

絹旗「もしかして浜面に超強力な守護霊でも憑いたとか…」ガタガタ…

麦野「それは… イヤね、でもこの学園都市で幽霊って言うのはちょっと無いんじゃないかな」

フレンダ「守護霊も違うとしたら他に何があるって訳?」

麦絹「う~ん…」


絹旗「あれ?、確か前にもこんな感じで超悩みませんでしたっけ?」
130 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/10/19(水) 11:12:21.00 ID:KL8bm+V20
フレンダ「ああ、確かあの時は私の部屋で怪現象騒ぎが遭った時で…」

麦野「みんなで私の部屋に来て考えてたのよね… あの時は能力が思うように制御できないって話をしてて…「あ!」

絹旗「何ですか?フレンダ、麦野が話してる超最中に」

フレンダ「ごめん、でもほら窓の外見てよ、向こうから来るの滝壺じゃない?」

絹旗「そうですね、外出から超帰って来たみたいです…でもそれが何か?」

フレンダ「私、滝壺ってなんか好きに成れないのよね…暗くて何考えてるのか分ら無い感じでさ…」

絹旗「そうですか?私は別にそうは超思いませんが」

麦野「…」
131 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/10/19(水) 11:15:16.79 ID:KL8bm+V20
フレンダ「ほら何か袋抱えてるじゃない?前に横を通り過ぎる時にチラッと見た事が有るんだけどあれ中身は薬なのよ」

絹旗「へー超そうなんですか?」

フレンダ「そう、だから何か余計にヤバイ奴みたいに思えてさ… あ、角を曲がったこっちに来る!」

麦野「…」 スタスタ…

フレンダ「あ、麦野そっちは…」
132 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/10/19(水) 11:18:50.67 ID:KL8bm+V20
麦野「こんにちは滝壺」

滝壺「こんにちは… むぎの…」

麦野「最近、浜面があなたの話をよくするんだけど大丈夫?何かイヤラシイ事とか嫌な事とかされてない?」

滝壺「…」

麦野「何かあったらすぐに言うのよ、一人で悩んだりしないでね」

滝壺「…」

麦野「滝壺は優しい子だから…」ニコッ



滝壺「あなたに…」

滝壺「私のなにがわかる…」ボソッ



麦野「え?」
133 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/10/19(水) 11:21:18.53 ID:KL8bm+V20
滝壺「なんでもない、ありがとう…」

   
    スタスタ…



フレンダ「ねー、感じ悪いでしょう?」

絹旗「今すれ違った時に超見ましたけど、見た事のない薬でしたね…」

フレンダ「あんた何でそんな事が分る訳よ?」

絹旗「これでも研究所暮らしが超長かったので、その時にいろいろと覚える機会がありましたから」エッヘン!

フレンダ「へ~人は見かけによらないって訳よ…」

絹旗「能ある鷹は超禿げを隠すってやつです」フンス!

フレンダ「それを言うなら能ある鷹は爪を隠す… でしょうが、結局、絹旗は所詮、絹旗って訳ね…」ハ~…


   キョ、キョウハタマタマチョウシガワルカッタダケデス!

         アーハイハイ…

  
麦野(滝壺… アナタまだそんな目をしたままなのね…)
134 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/10/19(水) 11:24:06.45 ID:KL8bm+V20
麦野(誰も信頼していない、暗くて孤独な目…)

麦野(そう… 浜面に出会う前の私がしていた、そんな寂しい目…)





     ガチャ   バタン!


滝壺「あんなに… あんなに幸せそうなむぎのに…」

滝壺「私のことが分る筈がないよ…」ギリッ!

  prrrrrrr

滝壺「あ…着信… 」

  ゴソゴソ

滝壺「…はまづらからだ」

    ピッ

滝壺「もしもし、はまづら?」
135 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/10/19(水) 11:27:04.58 ID:KL8bm+V20
滝壺「うん、じゃあまたね、はまづら」  ピッ

「…」

「やっぱりいいな…」

「はまづらと話してると心が落ち着く…」

「私の唯一の居場所…」


「誰にも渡さない…」


「はまづらは私の物だ」


「!」

「むぎののAIM拡散力場がはまづらのAIM拡散力場に近づいている…」
136 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/10/19(水) 11:30:38.23 ID:KL8bm+V20
滝壺「監視しておかないと…」

滝壺「はまづらに害虫が付かない様に…」


  ゴソゴソ…   ピッ<テレビのリモコンの電源ボタンが押された音



浜面『よう、麦野じゃねーか』

麦野『あ!は、浜面寄寓ね///』テレテレ…

滝壺「むぎの、デレデレしてる…」

浜面『ん?、何かこの間から偶然とか、奇遇ってパターンが多くないか?』

麦野『そ、それこそ超偶然って訳よ///』

浜面『落ち着け、麦野、なんか他二名が混じってるぞ』
137 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/10/19(水) 11:33:54.63 ID:KL8bm+V20

麦野『わ、私は超落ち着いてるわよ!///』

滝壺「あんなに楽しそうに…」

浜面『まあ、いいか、それにしても偶然というにはちょっと多いと思うんだが…』

浜面『それと、お前最近、俺の前でしどろもどろに成ってるけどさ…』

麦野『///』

滝壺「私のはまづらと…」

浜面『ひょっとしてお前、俺を意識してんじゃねーか?』

麦野『!』

浜面『それなら、最近の偶然とかの説明も付くしさ』

麦野『そ、そんな事…///』

滝壺「許せない…」ギリッ!

浜面『ん?どうしたんだよ麦野、顔が真っ赤だぞ?』

麦野『な、何でも無いわよ///』アセアセ…

浜面『ひょっとして熱でもあるんじゃ…』ピトッ…<麦野のオデコに手をあて

麦野『!?』

滝壺「!?」
138 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/10/19(水) 11:38:26.51 ID:KL8bm+V20
浜面『熱は…』

麦野『///』(わー!近い近い!//////)

滝壺「能力を…」

浜面『無いみたいだな』

麦野『///』(浜面がこんなに近くに!//////)

滝壺「今すぐ能力を使え、むぎの…」

浜面『ん?何かちょっと熱くなったような…』ズイッ!<さらに近づき

麦野『わっ!わっ!近いわよ浜面!//////』(///)

滝壺「今すぐにお前を消してやるから…」<体晶を服用

浜面『ん?』

麦野『あっ!』(しまった!)

浜面『お、お前…』

麦野『きっ…』

浜面『今なんて…』


麦野『記憶を失ええええええー!!!!!!!!!!!!!』<原子崩し発射体制

滝壺「今だ!!!」

 ズキッ!!!!!!!

滝壺「!?」
139 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/10/19(水) 11:40:34.80 ID:KL8bm+V20

滝壺「な、何これ…?」 ぐらっ… 


  ドサッ…   ピッ<倒れてその拍子にテレビのリモコンの電源ボタンが押された音

滝壺(さ、最近…)ズキズキズキ…

(体晶を使いすぎたせいで…)ズキズキズキズキズキ…

(痛い… 頭が割れそう… 苦しい…)ズキズキズキ・・・

(苦しいよ… はまづら…助けて…)ズキズキズキズキズキ・・・

(誰か…          




        

       誰か私を助けてよ)


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・

・・・



「きはらさん、どうしたの?」
140 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/10/19(水) 11:44:03.33 ID:KL8bm+V20

「滝壺か…」

「なんだか分らないけど元気を出して…」

「滝壺…」

「私が付いてるから・・・///」

「何が…」

「?」

「何が私が付いてるから…だ!」

「!?」

「誰のせいでこんな事に成ったと思ってる!」

「お前が体晶を使わなければ能力を使えないのがそもそも原因なんだよ!!」

「ご、ごめんなさい… 」
141 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/10/19(水) 11:46:20.12 ID:KL8bm+V20
「まったく、俺を期待させるだけ期待させといて結局このザマかよ!!!」

「私… 私頑張るから…!」

「ああ?」

「頑張って体晶を使って能力を使用しても大丈夫な様になるから…!」

「…」

「だからまた頑張ろう?…」

「頑張って… だと?」

「うん!」


「頑張っても…




       どうにもならねーんだよ!!!!!!!」

「ひっ!」ビクッ!
142 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/10/19(水) 11:49:15.42 ID:KL8bm+V20
「体晶の研究ならとっくにやってるさ!!!」

「そしてその結果、結論も出てんだよ!!!!」

「体晶の副作用はどうやっても克服出来ないってな!!!!」


「じゃ、じゃあ、体晶を使わなくてm「もういいわ、オマエ…」

「え…?」

「いつもいつも、そうだったよなオマエは…」

「頑張ります、頑張ります、ってさ・・・」

「でもその結果がこれかよ…」

「もういいわオマエ俺の前から消えろよ…」

 
「き、きはらs「消えろつってんだろうがよ!!!!!

  
   この…





       欠陥品が!!!!!!!!!!!!!」



「・・・・・・え」
143 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/10/19(水) 11:52:36.13 ID:KL8bm+V20
「う、嘘だよね…」

「あ?」

「前に私のこと好きだって…」

「ああ…  そりゃ、オマエが最高の能力者になれる場合の話しだよ、欠陥品と分れば用はねー」

「そ、そんな…」

「まったくよー、『そんな』はコッチの台詞だぜ、今までオマエみたいな欠陥品にいったいどれだけの時間と金をつぎ込んだと思ってやがる」

「…」

「出来るもんなら欠陥品につぎ込んだ時間と金を返してほしいとこだぜ」

「…」ガチャ…

「おかげで俺はとんだ無駄を欠陥品ごときに… おい… 待てよ… ソイツをどうするきだ…」









        「さよなら、きはらさん…」





            パンッ!
144 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/10/19(水) 11:55:51.60 ID:KL8bm+V20

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・

・・・




滝壺(夢…?)

(昔…)

(研究所に居た時の…)

(嫌な夢)


(あれからずっと一人だった…)

(誰の事も信用出来なかった…)

(また裏切られるのはイヤだから…)

(でも…)



(やっぱり一人は寂しいよ…       はまづら…)
145 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/10/19(水) 11:58:49.19 ID:KL8bm+V20
滝壺(また、前の時みたいに手を握っててよ…)

(また、前の時みたいに私を抱きしめてよ…)


(お願い…  はまづら…)



   ギュッ…

(!?)

(この感じ…)

(この私の事を心から心配してくれてる感じ…)

(とても暖かい…)


(はまづらだ…)
146 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/10/19(水) 12:01:26.93 ID:KL8bm+V20
滝壺(はまづらが来てくれたんだ…)

滝壺(やっぱり私の居場所は…)

滝壺(はまづらの傍で…)スー…

   
絹旗「あ!滝壺さんが超目を明けましたよ!」

滝壺(え?)

フレンダ「結局、絹旗はうるさいって訳よ!」

滝壺(な、何?)

麦野「二人ともうるさい!!」 「(超)すみません(って訳よ)…」(麦野の方が(超)うるさいです(って訳よ)…)

滝壺(はまづらじゃない?)

麦野「滝壺、大丈夫?気分とか悪くない?」
147 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/10/19(水) 12:03:59.86 ID:KL8bm+V20

滝壺「むぎ…の…?」

麦野「良かった…」グスッ…

滝壺「むぎの… 泣いてるの?」

麦野「ああ、ごめんね滝壺、滝壺が目を覚ましたから安心しちゃって…///」

滝壺「安心… 私に?」

麦野「そうよ?、おかしなコト言うのね」クスッ…

滝壺「だって私、むぎのと余り話した事もないのに…」

麦野「う~ん、まあ、確かにそうなんだけど…」

麦野「なんか滝壺ってほっとけない感じがするのよ…」

麦野「なんだか昔の私を見てるみたいでね」ニコッ…

滝壺「…」
148 :呼び出しorz 4,5時間ほど空けます[saga]:2011/10/19(水) 12:09:36.51 ID:KL8bm+V20
滝壺「そうなんだ…」

麦野「うん、そうなのよ」ニコニコ…

滝壺「手…」

麦野「ん?」

滝壺「手… 握っててくれたの?」

麦野「うん… とは言っても、滝壺が目を覚ますちょっと前に握ったんだけどね」

滝壺「すごく暖かい…」

麦野「ふふ、滝壺が早く目を覚ましますようにって願ってたからね」


滝壺「むぎの…   ありがとう…///」 


麦野「どういたしまして♪」






絹フレ「あれ?私達(超)空気です(って訳よ)…」
150 :再開します[saga]:2011/10/19(水) 19:19:27.62 ID:KL8bm+V20
麦野「そこに置いてあった薬で問題なかったみたいね、勝手に飲ませて大丈夫か一抹の不安があったんだけど」

滝壺「うん、その薬で大丈夫、ありがとう、むぎの」

麦野「お礼なら絹旗に言ってあげて、彼女の助言だったから」

滝壺「ありがとう、きぬはた」

絹旗「いえいえ、超いいって事ですよ///」

フレンダ「結局、絹旗の知識は本物だった訳ね…」

滝壺「そう言えば、どうして私が倒れてるってわかったの?」

麦野「昼間に滝壺に会った時すごく顔色が悪かったからね」

麦野「それで心配になって来て見たら滝壺が倒れてて…」

滝壺「そうだったんだ…」
151 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/10/19(水) 19:22:05.80 ID:KL8bm+V20
麦野「私は今晩は滝壺の傍に付いてるから彼方達はもう帰りなさい」

絹旗「そうですね超大勢で居ても滝壺さんが超疲れてしまうでしょうし…」

フレンダ「私はフレメアが居るからね」

滝壺「きぬはたにふれんだも今日はありがとう」

フレンダ「な~に、コレくらいいいって訳よ」エッヘン!

絹旗「フレンダは超オロオロしてただけでしょう、何、偉そうにしてるんですか」

麦野「その通りね」

フレンダ「ちょ、二人とも黙っててよ、せっかく格好が付いたのに…」

滝壺「大丈夫、私は二人にツッコまれて凹んでるふれんだを応援してる」

フレンダ「た、滝壺まで…」


   「あはははは!」
152 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/10/19(水) 19:24:02.57 ID:KL8bm+V20
絹旗「それじゃあ超失礼します、滝壺さんお体用心して下さいね」

フレンダ「結局、安静にしてるのが一番って訳よ」


滝壺「ありがとう、きぬはた、ふれんだ」ニコッ…


   パタン…


絹旗「…」

フレンダ「…」


絹旗「超見ましたか今の?」

フレンダ「滝壺の笑顔をはじめて見たって訳よ、しかも…」


絹フレ「超カワイイ(って訳よ)!!!」
153 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/10/19(水) 19:25:59.65 ID:KL8bm+V20
麦野「あいつ等… コッチにモロ聞こえだっての…」

滝壺「///」

麦野「でもまあ、確かにカワイイって思ったわよ、滝壺の笑顔」

滝壺「そんな事ない…///」

麦野「女の私から見ても滝壺はカワイイわよ、自信もっていいわ」

滝壺「ありがとう、むぎの…///」



麦野「さて、もう寝ましょうか」

滝壺「むぎの、一つお願いしてもいい?」

麦野「うん、何かにゃん?」

滝壺「今晩むぎのとこのベッドで一緒に寝たいんだけど… ダメ?///」

麦野「いいわよ、そんな事ならお安い御用だにゃん」
154 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/10/19(水) 19:27:23.70 ID:KL8bm+V20
麦野「じゃあ、電気消すわね」

滝壺「うん、いいよ」




滝壺「むぎの…」

麦野「なに滝壺?」

滝壺「むぎのに抱きついて寝ても良い?///」

麦野「ふふ、滝壺は甘えん坊ね、いいわよ」

滝壺「やった♪」



麦野「抱き枕むぎのんの抱き心地はどうかしら?滝壺」

滝壺「うん、すごく暖かい///」

麦野「そう、お気に召してよかったわ♪」ふふ…
155 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/10/19(水) 19:29:16.03 ID:KL8bm+V20
滝壺「毎日こうして寝たいくらい///」

麦野「ま、毎日か… まあ毎日は無理かもしれないけど、またこうしたくなったら…」

麦野「私の部屋に泊まりにおいで」ニコッ

滝壺「うん、そうする///」


 
麦野「zz…」

滝壺「…」(この感じ…)

滝壺「…」(はまづらに抱きしめてもらった時と同じ感じ…)

麦野「zzz…」

滝壺「…」(そして私が今むぎのに感じているコノ感情もはまづらの時と同じ…)

滝壺「…私…    本当にはまづらの事が好きなのかな…」ボソッ
156 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/10/19(水) 19:31:07.93 ID:KL8bm+V20
~翌朝、滝壺の部屋~


麦野「ふあ~… よく寝たわ」

滝壺「おはよう、むぎの」

麦野「ああ、おはよう滝壺、もう起きて大丈夫なの?」

滝壺「うん、抱き枕むぎのんのおかげ」

麦野「そう、よかった、でもまだ無理しちゃダメよ」

滝壺「うん、ありがとう」

麦野「どういたしまして♪」
157 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/10/19(水) 19:33:10.51 ID:KL8bm+V20
麦野「今日、滝壺は何か予定とかあるの?」

滝壺「今日は… ちょっとはまづらに会って来る、話したい事があるし」

麦野「そ、そうなんだ…」(げっ…やばっ!)

滝壺「…」

麦野「…」ソワソワ…

滝壺「大丈夫、たぶんむぎのが考えているような事じゃあないから」

麦野「な!」(バレてる!?)

滝壺「安心して、私ようやく好きって事が少しだけ分ったから…」

麦野「滝壺?」



   バンッ!!!

フレンダ「麦野!滝壺!おっはよー!!!」
158 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/10/19(水) 19:36:12.25 ID:KL8bm+V20
絹旗「フレンダ、超うるさいですよ、おはようございます、麦野に滝壺さん」ペコリ

麦野「おはよう絹旗、あと、うるさいわよフレンダ」

滝壺「きぬはた、おはよう、それと私はうるさくて元気一杯のフレンダを応援してる」

フレンダ「なんか最近私の扱いがどんどん、ぞんざいに成ってるって訳よ…」



麦野「そう言えばフレメアは?」

フレンダ「ちょっとオルソラ先生のお手伝いをしてる訳よ」

絹旗「フレメアちゃんはフレンダに似ず超いい子ですからね」

滝壺「ふれめあ?」

麦野「滝壺は見た事ないかしら?いつもフレンダの傍にいる子なんだけど」

滝壺「ああ、たぶん見た事がある、そう、アノ子が…」

フレンダ「そうそう、アノ子って訳よ」
159 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/10/19(水) 19:38:09.72 ID:KL8bm+V20
滝壺「いつだったかに一度見た事がある… 確か身長が…」

フレンダ「そうそう、身長が…」

滝壺「2メートル位で…」

フレンダ「そうそう、2メートル…  え?」


滝壺「全身ピチピチ黒タイツ姿の子…」


麦絹「うわぁ…」
160 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/10/19(水) 19:40:08.94 ID:KL8bm+V20
フレンダ「ちょっと待って!滝壺アンタ何をデタラメ言ってる訳!!」

麦野「フレンダ…アンタそんな趣味が…」

フレンダ「ちょっ!」

絹旗「超気持ち悪いです、これから私から半径3メートル以内に超入らないで下さい…」

フレンダ「こんなの濡れ衣って訳よ!」

滝壺「ふれんだ… 私はそんな変態が好みなふれんだは応援できない…」


フレンダ「ちょっとおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
161 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/10/19(水) 19:42:26.20 ID:KL8bm+V20
滝壺「ふれんだをからかうのは面白い」

麦野「確かにそうね」

絹旗「このポジションはフレンダ専用で超決定ですね」

麦滝「意義なーし」


フレンダ「所詮、私はこんなキャラって訳ね…」ズーン…
162 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/10/19(水) 19:44:06.84 ID:KL8bm+V20
絹旗「超そうです、今ココに居る私達とフレメアちゃんを併せた5人で何かチームと言いますか、グループと言いますか、ともかく、そんなのを超結成しませんか?」

滝壺「チーム…」

フレンダ「グループって訳…」

麦野「うん、いいんじゃない?」

絹旗「じゃあ、超決定ですね」

滝壺「いえーい」

フレンダ「じゃあ、名前はどうするって訳?」

絹旗「超名前ですか?」
163 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/10/19(水) 19:46:19.67 ID:KL8bm+V20
フレンダ「うん、チームでも、グループでも必ず名前がある訳よ」

絹旗「う~ん、それは超考えていませんでした…」

滝壺「それじゃあ、ココはリーダーのむぎのに決めてもらおうよ」

麦野「えっ、ちょっと待ってよ、私がリーダーなの?」

滝壺「それが一番自然だと思う、きぬはた、ふれんだ、何か意見とかある?」

絹フレ「(超)異議なしです(って訳よ)」


麦野「そう、分ったわ…」

麦野「私やってみる」
164 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/10/19(水) 19:48:13.22 ID:KL8bm+V20
滝壺「じゃあ、リーダーはむぎのに決まり」

絹旗「続いて超チーム名をお願いします」

フレンダ「期待してるって訳よ、麦野」

滝壺「応援してるよ、むぎの」

麦野「ちょっと、ハードルを上げないでよ…」


麦野「う~ん、そうね、じゃあ…




           【アイテム】なんてどうかしら」





   とある児童養護施設 児童編inアイテム

        其の4:アイテム

         
          おわり
165 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/10/19(水) 19:50:23.49 ID:KL8bm+V20
 ~おまけ~


~とある病院~


浜面「くそー、麦野の奴またやりやがって…」


  コンコン…


浜面「ん?、どうぞー」


  ガラガラ…


滝壺「はまづら、大丈夫?」

浜面「た、滝壺!?」
166 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/10/19(水) 19:52:07.00 ID:KL8bm+V20
滝壺「むぎのにココに入院してるって聞いたから… あ、コレお見舞い」つ果物カゴ

浜面「そ、そうか、ありがとう滝壺」(やっぱり滝壺はやさしいな~)

滝壺「…」

浜面「…」

滝壺「…」

浜面「?」

滝壺「はまづら…」

滝壺「大事な話があるの」

浜面「?」
167 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/10/19(水) 19:54:17.65 ID:KL8bm+V20


滝壺「…と言う訳なの…」

浜面「…」

滝壺「だからこんな状態で付き合ってちゃダメだと思う…」

浜面「…」

滝壺「自分勝手な事でごめん… でも「よかったよ」え?」

浜面「それじゃあ滝壺はもう一人ぼっちじゃないんだろう?」

滝壺「うん…」

浜面「なら、寧ろ喜ぶべきだぜ」

浜面「そう言う事なら、俺は喜んで身を引くよ、ちょっと残念だけどさ」

滝壺「はまづら…」

浜面「そんな顔すんなって、それよりも滝壺に友達が出来て俺は嬉しいよ」

滝壺「ありがとう…」
168 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/10/19(水) 19:56:02.80 ID:KL8bm+V20

浜面「まあ、でもこれでまた誰にも気兼ねする事無く夢(女)を追い掛けられるってもんだぜ!」

滝壺「はまづら」

浜面「ん?」

滝壺「はまづらにはすぐに素敵な恋人が出来ると思うよ」

滝壺「はまづらの事を心の底から愛してる人を私は知ってるから」

浜面「そんな奴が本当に居るのか?」

滝壺「うん、信じて良いよ、わたしが保証してあげる」ニコッ
169 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/10/19(水) 19:59:08.95 ID:KL8bm+V20
浜面「そっか、能力を使ってた事とかを麦野たちに話したのか」(つーか今までそんな事してたのか…)

滝壺「うん、ちょっと怒られたけどみんな許してくれたよ、あ、むすじめせんせいはドコかに連れて行かれちゃったけど…」

浜面「へ~、そうなんだ…」(当然だよな、でも連れて行かれたってドコに?)

浜面「そう言えば体調は戻ったのか?」

滝壺「それは無理みたい、病気とは違って私のは薬の副作用みたいな物だから…」

滝壺「あんなに悪い事をしてたんだからその罰だよ、寧ろコレだけで済んでる事に感謝しなきゃ」

浜面「まあ、滝壺がそう言うなら…」


  コンコン…

浜面「はーい」

  ガラガラ…

冥土帰し「失礼するよ?」
170 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/10/19(水) 20:01:07.12 ID:KL8bm+V20
浜面「こんにちは先生」

滝壺「こんにちは」

冥土帰し「やあ浜面君、術後の調子はどうだい?」(おやっ?)

浜面「バッチリですよ先生、前より調子が良い位です」

冥土帰し「うん、その調子ならあと3、4日で退院出来るだろうね?」

浜面「おお、早い」


冥土帰し「さて、僕は本当の所キミにじゃなくて彼女に用があって来たんだけどね?」

浜面「滝壺にですか?」

滝壺「?」
171 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/10/19(水) 20:03:00.70 ID:KL8bm+V20
冥土帰し「ちょっと僕の部屋までいいかな?」

滝壺「はい…」

浜面「滝壺はこの先生の事、知ってるのか?」

滝壺「うん、私ココでお世話になってるから」

浜面「何だ、そうだったのか」

冥土帰し「じゃあ、行こうか?」

滝壺「はい、はまづらまた明日来るね」

浜面「おう、じゃあな滝壺」
172 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/10/19(水) 20:05:02.31 ID:KL8bm+V20
麦野「え~と、確かこの先に…」


滝壺「あ、麦野」

麦野「た、滝壺!?」

冥土帰し「病院では静かにね?」シー

麦野「あ、ごめんなさい…」

滝壺「むぎのもはまづらのお見舞い?」

麦野「うん…///」

冥土帰し「僕は先に部屋に行ってるから、お友達との話が終わってから来るといいね?」

滝壺「ありがとう、先生」

冥土帰し「今日のキミはいつもと違うと思っていたけどその理由がわかったよ」

滝壺「///」
173 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/10/19(水) 20:07:01.70 ID:KL8bm+V20
滝壺「むぎの…」

麦野「なに?」

滝壺「はまづらを落とすなら今日が最大のチャンスだよ」

麦野「た、滝壺なに言ってるのよ///」

滝壺「いいから、私は真剣だよ、むぎの」

麦野「…」

滝壺「おねがい、私を信じて欲しい」
174 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/10/19(水) 20:09:01.01 ID:KL8bm+V20
麦野「…」

麦野「わかったわ…滝壺のお墨付きだもんね」

麦野「私、頑張って浜面に告白する」

滝壺「その意気だよ、むぎの」

麦野「うん、ありがとう滝壺」

滝壺「恥かしくなっても能力を使っちゃダメだよ」

麦野「もう、滝壺ったら///」


麦滝「くすくす…」
175 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/10/19(水) 20:11:03.02 ID:KL8bm+V20
~院長室~


  コンコン

「どうぞ」

  ガチャ

滝壺「失礼します」

冥土帰し「お友達との話は済んだのかい?」

滝壺「はい///」

冥土帰し「ふむ… 表情も随分やわらかくなったみたいだね?良い事だ」

滝壺「///」
176 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/10/19(水) 20:13:10.91 ID:KL8bm+V20
冥土帰し「さて本題に入ろう」

滝壺「…」

冥土帰し「じつはキミにとって良いニュースがあってね?」

滝壺「?」

冥土帰し「僕は余りソッチの方面に詳しくないんだけど…」

冥土帰し「コレなら君の体をかなり高い確率で治す事が出来ると思うんだね?」

滝壺「!」

冥土帰し「魔術って知ってるかい?」






            ~おまけ~


             おわり
177 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/10/19(水) 20:18:02.81 ID:KL8bm+V20
 ~おまけ2~


 コンコン…


「超どうぞー」


 ガチャ…


滝壺「遅れてごめんね、きぬはた」

フレンダ「結局超待ったって訳よ」

絹旗「フレンダも超ついさっき来たばかりじゃないですか、あと私の真似をするの超やめて下さい」

フレメア「滝壺おねえちゃん、こんにちは///」

滝壺「こんにちは、ふれめあ」
178 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/10/19(水) 20:20:02.52 ID:KL8bm+V20
フレンダ「あはは冗談よ、ごめんね滝壺」

滝壺「遅れたのは本当だから、ごめんねふれんだ…」シュン…

絹旗「あ~あ、フレンダのせいで滝壺さんが超落ち込んじゃったじゃないですか!」

フレメア「そうだよ、お姉ちゃん!」

フレンダ「ど、どうしよう…」アセアセ…

絹旗「フレンダの悪質な冗談が滝壺さんを傷つけたんですよ?これはもう超腹を切って詫びるしかないでしょうね…」

フレメア「腹きり…」ゴクリ…

フレンダ「せッ、切腹しかないって訳ね…」ゴクリ…
179 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/10/19(水) 20:22:27.95 ID:KL8bm+V20
絹旗「さあ、フレンダ!この包丁で超今すぐ切腹をしなさい!!」

滝壺「頑張って、ふれんだ、私はそんな切腹する選択肢しか残されていないふれんだを応援してる」ファイトッ!

フレメア「お姉ちゃん、ファイト!」

フレンダ「うぅ…滝壺…フレメア… 応援ありがとうって訳よ…       ん?」

滝壺「嘘だよ、ふれんだ」

絹旗「いやー、近年まれに見る超B級芝居でした」

フレメア「クスクス…」

フレンダ「あ、アンタ達… 人の純情を弄んで…   と言いたい所だけど、私も悪かったしね」

滝壺「コレでおあいこだね、ふれんだ」ニコッ
180 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/10/19(水) 20:24:08.76 ID:KL8bm+V20
絹旗「おお…超良い…」

フレンダ「笑顔って訳よ…」

滝壺「そうかな?///」

フレンダ「結局、滝壺も最近笑う事が多くなったって訳ね」

絹旗「超いい傾向ですよ、滝壺さん」

フレメア「滝壺おねえちゃん、カワイイ!」

滝壺「///」

絹旗「照れる滝壺さん、超可愛いです!」

フレンダ「結局、麦野に続き私の嫁2号って訳ね!」

滝壺「あはは…///」
181 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/10/19(水) 20:26:18.40 ID:KL8bm+V20
フレンダ「結局それにしても…」

絹旗「私達に超集合の号令を出した張本人が…」

滝壺「むぎのがまだ来ていない」

フレメア「にゃあ…」

絹旗「一体、超どうしたんでしょうか?」

滝壺「電話の声はかなり慌ててるみたいだった…」

フレンダ「道中で何か遭ったって訳…?」


滝絹フレ「う~ん」


  ドタドタ!  バンッ!

麦野「みんな!遅くなってごめん!!」
182 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/10/19(水) 20:28:05.77 ID:KL8bm+V20
フレンダ「お、噂をすればって訳よ」

滝壺「こんにちは、むぎの」

フレメア「麦野おねえちゃん、こんにちは///」

麦野「こんにちは、滝壺、フレメア」ニコッ



絹旗「私達を呼び出した理由を超聞きたいです」
      
麦野「う、うん///」

フレンダ「麦野が頬を染めてる訳よ…」
183 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/10/19(水) 20:30:06.66 ID:KL8bm+V20

麦野「浜面に…///」

滝壺「浜面に?」

麦野「… デートに誘われちゃって///」

フレンダ「うわ~、麦野の周りだけ桃色空間って訳よ」

絹旗「超おめでとうございます」

滝壺「よかったね、むぎの」

フレメア「おめでとう」


絹旗「理由は超分りましたが、それと私達が呼ばれた事に何の関係が?」

麦野「じつは折り入って相談があるのよ…」

滝絹フレ「?」

麦野「私、今までデートなんてした事なんて一度も無くて…」
184 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/10/19(水) 20:32:02.35 ID:KL8bm+V20
フレンダ「なるほど、結局それで私達に助言を求めてるって訳ね」

麦野「そうなのよ…」

絹旗「う~ん、それは超…」

滝壺「困った…」

フレンダ「訳よ」

フレメア「にゃあ」


麦野「どうして?」


滝絹フレ「だって私もデートなんて(超)した事ないし(って訳よ)…」
185 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/10/19(水) 20:34:06.79 ID:KL8bm+V20
麦野「言われてみれば研究所で来る日も来る日も実験三昧だった私達がデートなんて経験してるわけ無いか…」

絹旗「超そうですね…」

滝壺「実験のせい…」

フレンダ「…」(私は能力開発実験なんてロクにしてないんだけど黙っておく訳よ…)



麦野「あ~、もう!、如何したらいいのよー!!」

滝壺「落ち着いて、むぎの」

絹旗「そうですよ、みんなで超考えれば良いプランの一つや二つは出ますって」

フレンダ「三人寄れば文殊の知恵って言う位だから五人居ればもっとすごいプランとかが出るって訳よ」

フレメア「みんなで考えよう?麦野おねえちゃん」

麦野「そうね… 私達はアイテムなんだから!」
186 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/10/19(水) 20:36:05.42 ID:KL8bm+V20
滝壺「それじゃあ、取り敢えず一人一つずつ案を出していくと言う事でどうかな?」


絹旗「ふふ…超大人なプランを提示してあげますよ」

フレンダ「結局、大胆にって訳よ」

滝壺「大胆な…///」

フレメア「?」

麦野「あんた達、一応、私等が小学生って設定を忘れないでよ…」

滝壺「節度あるプランだね」
187 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/10/19(水) 20:38:09.23 ID:KL8bm+V20

絹旗「じゅあ、私が超トップバッターで行きます!」

フレンダ「おお、自信満々って訳よ」

絹旗「私のお勧めはズバリ、超トレーニングジムです!」

麦野「トレーニング…」

フレンダ「ジム…」

絹旗「はい、ジムでトレーニングをして二人で一緒に超汗を流す!」

絹旗「どうでしょうか?」ワクワク…

麦野「う~ん」

滝壺「なんかちょっと…」

フレンダ「ずれてる…」

フレメア「様な気がする」


絹旗「そんな!」ガーン…
188 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/10/19(水) 20:40:10.36 ID:KL8bm+V20
麦野「でも二人で一緒にってのは良さそうね」

滝壺「取り敢えず保留って事で」


フレンダ「次は私の番って訳よ!」

麦野「フレンダか…」

フレメア「お姉ちゃんか…」

絹旗「超フレンダですからね…」

滝壺「大丈夫、私はそんな誰にも期待されてないふれんだを応援してる」


フレンダ(なんかもうこのパターンに慣れてきたって訳よ…)


フレンダ「私のお勧めはゲームセンターって訳よ!」

麦野「ほう」

滝壺「なかなか…」

絹旗「超まともな…」

フレメア「案だね」
189 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/10/19(水) 20:43:04.23 ID:KL8bm+V20
フレンダ「あなた達、私をなんだと思ってる訳よ…」

絹旗「それは勿論ty「あー!もういい!話が進まないから!!!」


フレンダ「ゲームセンターなら二人で一緒に出来るゲームもあるし…」

フレンダ「完全下校時刻という時間制限はあるけどかなり良いと思う訳」

麦野「そうね、確かに良いかも」

絹旗「浜面はそんなトコの超常連っぽいですし」

滝壺「はまづらにクレーンゲームで欲しいモノを取って貰えるイベントもある」

フレメア「プレゼントだね」


滝壺「じゃあこの案は採用という事で」

フレンダ「ふふん」ドヤ!

絹旗「うわ~、あのドヤ顔… 超イラつきます…」

フレンダ「結局、私の案に勝てるモノを出せなかった敗残兵は黙ってろって訳よ」

絹旗「く…!」ギリギリ…
190 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/10/19(水) 20:45:06.06 ID:KL8bm+V20
麦野「じゃあ次は滝壺の番かしら?」

滝壺「うん、私…と言うかフレメアと一緒に考えたから正しくは私達」

フレメア「えへへ///」

滝壺「私達のお勧めは○ィ○ニーランドin学園都市」

フレンダ「おお!なんかすごくデートっぽい訳よ」

絹旗「定番にして超王道ですね!」

麦野「今まで出た案の中で一番いいわね!」

滝壺「でもこの案も完全下校時刻に掛かってしまうから」

フレメア「ナイトパレードが見られないのが欠点…」
191 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/10/19(水) 20:47:08.63 ID:KL8bm+V20
絹旗「超そうですか…」

フレンダ「結局、完璧なんて早々無いって訳ね…」

麦野「でもみんな、ありがとう… 感謝してる」

滝壺「むぎの…」


絹旗「それじゃあ、いっそ超全部やると言うのは如何でしょうか?」

麦滝フレ「全部?」

絹旗「はい」


滝壺「なるほど…」

フレメア「それぞれ欠点のある案を組み合わせる事で…」

フレンダ「かえって面白いかもしれないって訳よ…」

麦野「そうね、せっかくアイテムのみんなが出してくれた案だもの… 全部まとめてやっちゃいましょう!」
192 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/10/19(水) 20:49:34.58 ID:KL8bm+V20
滝壺「じゃあ次はどういう順番でどんな予定にするか…だね」

絹旗「全部合わせるとなると超大変そうですね…」

フレンダ「上手くバランスの取れた予定にしないといけないって訳よ」

フレメア「出来るのかな?」

麦野「やるしかないわ」


  アーデモナイ…

     コーデモナイ…
193 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/10/19(水) 20:51:16.40 ID:KL8bm+V20
~3時間後~


麦野「な、なんとか…」

絹旗「超形に…」

フレンダ「成った訳よ…」


滝フレメ「zzz…」

絹旗「滝壺さんとフレメアは途中から超寝ちゃいましたね」

麦野「ふふ、このまま寝かせといて上げましょう」

フレンダ(私はビンタで起こされたのに、この差は何って訳よ!)
194 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/10/19(水) 20:53:41.77 ID:KL8bm+V20
絹旗「さて、超まとめるとこんな感じですね」


・AM7:00 起床

・AM8:00 浜面と一緒に朝食(その際に二人で予定を確認)

・AM9:00 児童養護施設を出発

・AM9:20 スポーツジムに到着

・AM9:30 トレーニング開始(もちろん全力でやる事)

・AM11:50 トレーニング終了

・PM12:00 昼食を採りながら移動(ゼリー系飲料又はカロ○ーメ○トを予定)

・PM12:20 ゲームセンターに到着、すぐに遊ぶ事(その折、浜面にクレーンゲームでぬいぐるみを取ってもらうのを忘れずに)

・PM13:20 次の目的地に移動開始

・PM14:00 ○ィ○ニーランドin学園都市に到着

・PM14:05 入園、その後、時間ギリギリまで全力でアトラクションを回る(めざせ全アトラクション完全制覇!)

・PM17:30 退園、帰路につく

・PM18:00 児童養護施設に到着、帰宅
195 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/10/19(水) 20:55:07.39 ID:KL8bm+V20
絹旗「以上が今回の超デート予定表ですが…」

麦野「何と言うか…」

フレンダ「めきゃくちゃハードそうなんだけどコレ本当に出来る訳?」


麦野「やるしかないわね…」

絹旗「浜面なんか超死ぬんじゃないですか…?」

フレンダ「笑えないって訳よ…」
196 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/10/19(水) 20:58:30.22 ID:KL8bm+V20
絹旗「麦野、私の事は気にしなくて好いですから、ジムは省きませんか?」

フレンダ「その方が余裕を持てるから、ここは絹旗の提案に乗った方が良いって訳よ」

麦野「ダメよ!全部こなすって決めたんだから!」


麦野「それに、私はこの予定で十分回れる自信があるわよ」

麦野「女の私が出来るんなら男の浜面は楽勝でしょう♪」

絹フレ(イヤ!それは(超)どうでしょうか…?(って訳よ))


滝フレメ「zzz…」




  ~後日、浜面は文字通り死ぬ気で全力の麦野に付いて行き、なんとか全ての予定を無事(?)にこなしたそうです~



          


                     ~おまけ2~


                       完 
 
197 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/10/19(水) 21:11:17.92 ID:KL8bm+V20
以上で とある児童養護施設 児童編inアイテム は終わりです

ココまで見て頂きありがとうございました

この後は教職員編を一本やるかどうかと言う所です

今後、児童編と本編は書くつもりが無いのでどなたか構想をお持ちの方はココで書いて下さっても結構です

なお暫くの間休みなどの都合が付かないため教職員編は投下できません

また都合が良くなりましたら事前にお知らせ後に投下いたします

それでは失礼します
198 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)2011/10/19(水) 21:19:21.53 ID:d0KG+kLno
乙!! 
 
200 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/10/27(木) 14:13:35.03 ID:At86hXm80
とある児童養護施設 教職員編(妹達、番外個体、一方通行)


10032号「ふ~、今日も一日無事に終わりましたね、とミサカ10032号は一息付きます」

13577号「今日も今日とて元気な子供達の相手は大変だ、とミサカ13577号は日々の激務の感想を漏らします…」は~

19090号「でも子供達のあの笑顔が見られるのでミサカはそんなに苦にはしていません、とミサカ19090号は自分の率直な意見を述べてみます」

10039号「それに結婚してしまったとはいえ、あの人の役に立てて好感度アップにつながる、とミサカ10039号は全固体共通の下心を漏らします」

打ち止め「ちなみに今週はいつも学園都市に居るミサカたちのシフトだよ、ってミサカはミサカは説明してみたり」

番外個体「説明って誰に対してなのよ?」

打ち止め「気にしちゃあダメだよってミサカはミサカは末っ子の番外個体に注意してみる」
201 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/10/27(木) 14:15:52.98 ID:At86hXm80
番外個体「末っ子って… どう見ても最終信号の方がミサカよりお子様だよね~」

10032号「それは確かにその通りですね、とミサカ10032号はお子様体型である上位固体を薄ら笑いながら見つめます」ははん…

妹達「確かに、とミサカは頷きます」うんうん

番外個体「5対一でミサカの見方が正しいって証明されたね」

打ち止め「むきー!!!!」

打ち止め「番外個体は前からだったけど、他の妹達まで最近胸が大きくなったからってミサカを馬鹿にしてー!!!ってミサカはミサカは成長した体を暗に自慢してくる妹達に怒ってみたり!!!」

10032号「まあまあ、あと数年もすれば成長しますよ、とミサカ10032号は上位固体を慰めてみます」

打ち止め「うぅ… ありがとう、10032号…「ただし…




        胸以外が」ププッ…
202 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/10/27(木) 14:18:08.54 ID:At86hXm80
妹達+番外「あはははははは!!!!!」


打ち止め「ムカー!!!!!!!!!本気で怒ったー!!!!!」


打ち止め「そんなコト言う10032号には命令権を使ってキツーイ罰を実行してもらうんだから!!ってミサカはミサカは職権乱用!!!」

10032号「ちょっ!ちょっと!!なぜこのミサカだけなんですか!!!とミサカ10032号は上位固体の横暴に反発します!!!」

10032号「それに、こんなの軽いジョークじゃないですか!!」

番外個体「こんな冗談が分らないなんて、やっぱり最終信号はお子様確定wwwwwwwwwwwwww」

妹達「wwwwwwwwwwwww」


打ち止め「・・・」プルプル・・・


一方通行「おィ、うるせーぞ、ガキどもがテメー等の大声で起きちまうだろーがァ」
203 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/10/27(木) 14:21:39.72 ID:At86hXm80
19090号「出たなセロリ、とミサカ19090号は上位固体専用のドラ○もんに悪態をつきます」ケッ…

打ち止め「うえーん!!セロエもーん!!!」ダキッ!

一方通行「こんどはなんだァ…」

番外個体「最終信号wwwwセロエもんとかwwwwwwwwwwwwwwwww」





一方通行「つまり、自分だけ成長していなくて悩んでいるっつゥ訳かァ…」

打ち止め「まあ、ぶっちゃけそうだけど…ってミサカはミサカはもう少しオブラートに包んでくれてもいいんじゃないかと思ってみたり…」

10039号「さすがモヤシ容赦ねーなー、とミサカ10039号は上位固体に少しだけ同情してみます…」


一方通行「クソガキィ、テメェーの身体設定が他の妹達と、どれだけ離れてると思ってやがる」

打ち止め「そ、それはそうだけど…」

一方通行「それに今の時点でようやく5年前の妹達の体型になってんだァ、後もう数年待てば胸の方も成長するだろうよォ」

打ち止め「そっか、そうだよね!ってミサカはミサカは希望を持ってみる!」

妹達+番外「ちっ」
204 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/10/27(木) 14:24:26.51 ID:At86hXm80
打ち止め「しかし、アナタは相変わらずのひょろひょろね、ってミサカはミサカは一向に変わらないアナタの体つきを見て嘆いてみたり…」

10032号「一方通行は3年前に冥土帰しに完璧に治療してもらってから、また前みたいに常時能力使用状態で生活してますからね、とミサカ10032号は説明口調で告げてみます」

一方通行「そんなもん、俺の勝手だろーがァ…」

番外個体「でも、治療を受けて元に戻る前はそれなりにいい体つきに成ってたのにね~」

13577号「確かに、とミサカ13577号は当時の一方通行を思い浮かべてみます」

妹達+番外「…」


妹達+番外「やっぱりww可笑しすぎwwwwガタイの良い一方通行とかwwwwwww」


一方通行「おィ…」
205 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/10/27(木) 14:28:42.70 ID:At86hXm80
打ち止め「wwやっぱり、こっちの方がアナタらしいかも、ってミサカはミサカは率直な意見を述べてみるw」

妹達+番外「上位固体(最終信号)に全面的に同意www」


一方通行「クソッ、好き放題ぬかしやがってェ…」

打ち止め「それにやっぱり制限なしで能力を使える方が好いに決まってるしね、ってミサカはミサカは、ミサカが居なくても能力が使える事に喜ぶ反面…」

打ち止め「ちょっと寂しい気分になってみたり…」

一方通行「…」


一方通行「おい「あっ!」

一方通行「打ち止め?」

妹達「おや」

番外個体「この感じ…」


打ち止め「お姉さまが来た!ってミサカはミサカはまたお姉さまに何か奢って貰おうと一目散に駆け出してみたり!」ダッ!!!

妹達「ズルイですよ上位固体、とミサカ(全員)はおいしい所を独り占めする気のガキを追いかけます」タッ!



       マテヤ ジョウイコタイ!!    ヒトリジメハヒキョウダ トミサカハ…

             ハヤイモノガチダモン ッテミサカハミサカハ…
206 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/10/27(木) 14:31:31.07 ID:At86hXm80
一方通行「おい、オマエは行かねーのかァ?」

番外個体「ミサカはそんなお子様じゃあないからね」

一方通行「ほォ~」

番外個体「…」うずうず…

一方通行「…」じー

番外個体「…」うずうず… うずうず…

一方通行「…」じー


番外個体「あー!!!やっぱりミサカも行く!!!!!!」ダッ!!!!


一方通行「素直に最初からそうしてりゃァー良いのによォ…」

一方通行「…」

一方通行「アイツ等にもし何かあったら自力で能力が使えねェとアイツ等を守れねェからなァ…」

一方通行「しかしセロリに関しちゃァいわれがねェが、モヤシの方はどう見てもこの体が原因だよなァ…」


一方通行「また筋トレでも始めてみるかァ…」





   とある児童養護施設 教職員編(妹達、番外個体、一方通行)


         
          おわり
207 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/10/27(木) 14:34:31.88 ID:At86hXm80
とある児童養護施設 教職員編(結標 淡希)


~結標 淡希の部屋~


「こんにちは、結標 淡希です」

「私は今これまでの行いを悔い改め、日々生活しています」

「あの一件の後、私はオルソラさんと一方通行にイロイロと(主に性癖)矯正されました」

「おかげで今ではすっかり脱ショタコン、真人間です」

「それにこうして矯正されたお陰で見えてくるモノもありました」

「いい歳していつまでもショタ、ショタって…」

「私もうすぐ三十jゲフンゲフン…なのに…」

「いいかげんに将来の、結婚の事とか真剣に考えないと…」
208 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/10/27(木) 14:37:30.50 ID:At86hXm80
「やっぱり、高収入で将来性のある人が良いわよね」


  prrrr
        prrrr


「誰かしら?」


「お母さんから…」

  ピッ

「もしもし」

『              』

「うん、うん、私は元気よ」

『                              』

「え、お見合い?」
209 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/10/27(木) 14:40:47.38 ID:At86hXm80
『                                          』

「うん、うん… な~んだ、その人年収低いの、将来に期待?ダメダメこの話はお断りして」

『          』

「えっ!」

「その人年下なの!?」

「ちなみに年齢は?」

『  』

「19歳ですって!!!」

「なによそれ!犯罪的じゃない!!!」

『             』

「相手の顔写真を送るですって? ぜひお願いします!!!」
210 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/10/27(木) 14:43:07.71 ID:At86hXm80
「…」<確認中

「しかも童顔じゃないの!!」

「ますます良いわね…」ジュルリ…

『            』

「お断り? バカなコト言わないで!」

「もちろんOKに決まってるじゃないの!!!」

『         』

「年収が低い?そんなの些細な事だわ!」

「それで話を進めてちょうだい!」

『              』

「うん、それじゃお願いね、楽しみにしてるから」

   ピッ

「…」
211 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/10/27(木) 14:46:28.44 ID:At86hXm80
「や…」

「やったー!!!!!!!!!」


「この土壇場でまさかの大逆転よ!!!」

「年下(19歳)で童顔!合法でしかも私の好みのタイプ!!!」


「神様ありがとうございまーす!!!!!!!!」



 ~結標 淡希の部屋の前~


一方通行「おい…元に戻ってるじゃねェか…」




 ~その後、結標 淡希はこのお見合い相手の男性と無事ゴールインしたそうです~ 


     



   とある児童養護施設 教職員編(結標 淡希)


         
          完


      とある児童養護施設


          完 
 
212 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/10/27(木) 14:54:46.11 ID:At86hXm80
以上でとある児童養護施設の1のネタは終わりです

見て下さいました方々ありがとうございました。

ほかにつづき等、書く方が居ないようでしたら一週間後にコチラと本編のHTML化依頼を出してきます

失礼致します。
213 :名無しNIPPER[sage]:2011/10/28(金) 01:52:52.09 ID:rDG+3y3AO
乙乙。

本編も番外も楽しませてもらったよ!
 

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