2013年8月26日月曜日

上条「大好きだ」美琴「私も///」フィアンマ「脱いでくれ」番外「ぶっころ」 1

1 ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/04/13(土) 10:26:15.91 ID:zk+PNgSSO
なんとなく思い付いて書いていたらいつの間にか5スレ目……。


スレタイの提案してくださった皆さんありがとうございます、今回のスレタイは上条さん、美琴たん、フィアンマ、番外固体になりました。


何とか全員スレタイに出したいなぁ……ってあと何スレ立てなきゃならないの!?


とりあえず今回はスレ立てのみで。 
2 ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/04/13(土) 10:34:31.95 ID:zk+PNgSSO
1スレ目

上条「こんな時間にどうしたんだ?」一方「いいから入れろ」


2スレ目


上条 「こんな時間にどうしたんだ?」 一方 「いいから入れろ」 ☆ 「2だ」 垣根 「」


3スレ目


上条「俺達に必要な情それは友情」美琴「愛情」削板「根性」垣根「ガム工場」一方「台なしだ」


4スレ目


上条「幸せは」 美琴「歩いて来ない」 垣根「だから自分で」 一方「つかみ取る」

18 ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/04/15(月) 22:59:35.33 ID:jmaiuzuSO
垣根「お~いお前ら注~目!」



上条「やっぱりブルマよりスパッツの方が密着感があってエロいと思う訳ですよ」



フィアンマ「いやブルマだ、ブルマ廃止などと愚かな選択をした日本政府に俺様は絶望したっ!!!」



一方「アホ臭ェ」


削板「動きやすい格好が1番だ」


垣根「またそうやって俺をのけ者にするフリして、お前らどんだけ俺のこと大好きなんだよ」


>ワイワイガヤガヤ……


垣根「クソッ、グレてやる……タバコとか吸ってやる……」



20 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/04/15(月) 23:03:05.74 ID:jmaiuzuSO
フィアンマ「すまんすまん、聞いてなかった」



垣根「いいもん、もうグレたもん、今からタバコ吸ってダンディーなイケメンに……ブフォッ!?」



一方「オマエ初タバコが缶ピーとか死ぬぞ」


垣根「うぅ……目眩が……」



削板「ニコチンって恐いな……」



上条「格好つけるだけなら電子タバコでいいだろうに……」



垣根「仕方ねぇ、コレで代用する」スパ~


一方「オマエ、それココアシガレットだろ」


21 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/04/15(月) 23:05:17.64 ID:jmaiuzuSO
上条「で? 今日はどんな悪ふざけ?」


垣根「何だよ、俺がいつ悪ふざけしたよ」


一方「毎日毎回、常に悪ふざけだろ」



垣根「酷いっ! こうなったら嫌がらせに給食で出て来るコッペパンにアンチョビ挟んでやるっ!!」



フィアンマ「それは嫌がらせなのか? だが本来コッペパンにつけるべきピーナッツクリームの行き場が無くなるな……」



削板「どっちも美味い!」モグモグ!



22 ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/04/15(月) 23:06:48.02 ID:jmaiuzuSO
垣根「ジュース買って来たからさ、みんなで飲もうぜ」


上条「あ、悪いな。いただきま~す」ゴクゴク


フィアンマ「ちょうど喉が渇いてたんだ」ゴクゴク


一方「どうせならコーヒ買って来いよ」ゴクゴク


削板「コッペパンが喉に詰まった」ゴクゴク


垣根(かかった)キラーン


23 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/04/15(月) 23:08:02.39 ID:jmaiuzuSO
上条「……何か身体中がピリピリする……」


フィアンマ「おい上条、お前……」


上条「?」


フィアンマ「胸が膨らんでるぞ……」


上条「……へ?」ムニュムニュ


上条「ぎゃあああああああっ!! 上条さんの胸にそれなりに大きな膨らみがああああああああああああっ!!??」



24 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/04/15(月) 23:10:20.70 ID:jmaiuzuSO
フィアンマ「垣根貴様! 何を飲ませ……ん?」


フィアンマ「お……俺様のネオアームストロングサイクロンジェットアームストロング砲が無いぃぃぃぃぃぃ!!!」



削板「2人共、女になってるな」


上条「いやいや削板ももれなく女になってるって!!」



削板「ハッハッハ! そんなバカな……」ムネチラッ


削板「……グブボファッ」プシューッ!ボタボタボタ



25 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/04/15(月) 23:11:59.32 ID:jmaiuzuSO
垣根「な--はははははっ!! 引っ掛かったなバカ共め!」



上条「垣根……まさかあのジュース!!」


垣根「そのまさかよ! あのジュースはな、冥土帰しの爺さんが暇潰しに作った性別逆転薬が混ぜてあったのだ!」



上条「今すぐ戻せ!!」


垣根「あ~無理無理、24時間はそのまま」



上条「そんな……フィアンマ! 魔術で何とかならないのか??!」


フィアンマ「……ふむ、流石は俺様、女になったらイケメンから美女へ変貌したか」


上条「鏡の前で何を言ってんだ!!」


一方「……オイ」


削板「…」ドクドクドク…



26 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/04/15(月) 23:14:07.62 ID:jmaiuzuSO
フィアンマ「そう悲観する事もないだろう、24時間で元に戻るんだ」


上条「1人死にかけてるんですけど!?」


一方「オイ」


上条「垣根! こうなったらお前も飲め!!」


垣根「すでに飲んでいる、ランジェリーショップで下着まで買ったもんね」シャラン



上条「シルクってお前……」



一方「オイッ!!」



27 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/04/15(月) 23:17:00.91 ID:jmaiuzuSO
上条「あ、一方通行は変わってないな、流石はチート能力者」


一方「……ルンダヨ」


上条「……はい?」


一方「これでも女になってンだよォォォ!!!」


フィアンマ「全く変わった感じがしないな、まあ最初から中性的な顔立ちだったから仕方ないか」



一方「納得いかねェぞ! オマエら全員髪伸びたり胸が膨らンだり女っぽくなってンのに!」


一方「何で俺だけほぼ無変化なンだよ!?」



垣根「神の意志が働いたな」


29 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/04/15(月) 23:22:22.97 ID:jmaiuzuSO
垣根「しっかし、マジで外見変化してねえな。俺なんてコレだぜ?」ボヨン



上条「普通に外歩けるじゃん、うらやましい……」ポヨン



フィアンマ「しかし女とは不便だな、胸が服に擦れて少々痛い」ボヨヨン


上条「あ、ソレ分かる。でもブラジャーなんて付けたく無いし……」


削板「ハァ……ハァ……血が……血が足りない……」



垣根「お、復活」


削板「目を閉じてサラシを巻いた、コレで何とか耐えられる、ちょっと苦しいけど……」ボーンッ!


一方(何だ………なンなンだこの敗北感……)ペッタ~ンコ



30 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/04/15(月) 23:28:15.81 ID:jmaiuzuSO
上条「でもどうするんだよコレ、さっき美琴からこっち来るってメールあったし、妹達だってそろそろ調整終わって帰って来るぞ?」



垣根「いいじゃん別に」


上条「良くは無いだろ」


一方「クソッ、おかしいだろチクショウ……別に悔しくはねェぞ? 悔しくねェけど下以外全く変化がねェってのはやっぱおかしいだろ………」



フィアンマ「……はっ! 素晴らしい事に気がついた!!」


削板「?」


フィアンマ「身体は女、つまりワーストと一緒に風呂に入ることが出来る!!」


垣根「断られたら同じじゃね?」



フィアンマ「それは失念だった………」



48 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/04/18(木) 21:11:08.13 ID:zlDmljLSO
~とある病院~


00001「やっと終わりました」


00003「しかし、必要な事とは言え面倒です」


00002「仕方ありません、これも生活の一部と思わなければ」


番外「でもさ~、もうちょい早く終わんないの? 途中で眠くなるんだよねアレ」


打ち止め「でも終わったらお爺ちゃんからお菓子もらえるから我慢できるよ?ってミサカはミサカはキャベツ太郎を食べつつ話してみたり」


番外「ソレで喜ぶのおちびだけだよ、てか調整のとき裸になる必要あんの? おっちゃんの見る目がエロい気がするんだよね」



49 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/04/18(木) 21:14:52.91 ID:zlDmljLSO
美琴「あ、みんな調整終わったの?」


00001「これはお姉さま、奇遇ですね」


美琴「当麻にメールしたらあんた達が今日調整だって返信あったから待ってたのよ、どうせなら一緒に行こうと思って」



番外「じゃあミスド寄って行こうよ、おねーたまのおごりで」



美琴「私はあんたらの財布か!!」


00002「ハイッお姉さまの!」



00003「ちょっと良いとこ見てみたい!」


打ち止め「ヨッ!お姉さま! ラララお姉さま!ってミサカはミサカは持ち上げてみたり!」


美琴「ハァ……分かったわよ」



00001「す、すみません……」



美琴「いいのよ気にしなくて、お土産も買えるしね」



50 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/04/18(木) 21:25:00.46 ID:zlDmljLSO
~ミスド~


美琴「えっと、当麻はポンデリングと……」


00001「むむ! プレミアムコーヒーですか、買いですね」


00002「垣根さんにはフレンチクルーラーを」


00003「軍覇さんには……」



店員(あぁ御坂さんに妹さん方、今日もお美しい……)ハァハァ



51 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/04/18(木) 21:33:36.11 ID:zlDmljLSO
打ち止め「コレとコレとアレとソレ!ってミサカはミサカは積み上げてみる!」



番外「あのバカ、甘いの大丈夫かな……いや別にあいつが甘党じゃなくたってミサカには関係ないし、むしろ甘い物苦手だったら弄れるし……でもどうせなら好 みに合わせた方がいいのかなぁ……いやいや何を甘い事言ってんのミサカ、ここはやっぱ弄ってなんぼでしょ……いやでも……」ブツブツ…



打ち止め「お~い、お会計済ませるよってミサカはミサカは急かしてみたり」



番外「に゙ゃ!? ままま待ってよ! まだ選んで無いってば!!! あ~~もうっ! 全部あいつのせいだぁぁぁぁぁ!!!」




52 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/04/18(木) 21:45:38.61 ID:zlDmljLSO
上条「おいマジでどーすんだこの状況!?」


垣根「どーもこーもねえって、俺の未元物質でも元には戻らねーし」


フィアンマ「どうした一方通行、何を落ち込んでいる」


一方「うるせェ放っといてくれ」


軍覇「むぅ、すごいパンチの威力が2割くらい落ちた気がする」




53 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/04/18(木) 21:56:33.24 ID:zlDmljLSO
>ピンポーン


上条「うわっ帰って来た!!」



垣根「任せろ! 裸エプロンでお出迎えしてくる」ヌギヌギ



フィアンマ「よせ、削板が死ぬぞ」


一方(俺、確実にオリジナルより小さいよなァ、下手すりゃクソガキと同レベルなンじゃ……)



54 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/04/18(木) 22:02:05.14 ID:zlDmljLSO
打ち止め「ただいま―ってミサカはミサカは帰宅を報告してみる」


美琴「当麻~、お土産にドーナツ買って来た……」



上条「だから脱ぐなってば! 見られたらヤバイって!!」


垣根「ええい離せ! このナイスバディを見せつけてやるんだ!」


>ギャーギャーッ!!


美琴「 」



55 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/04/18(木) 22:03:31.56 ID:zlDmljLSO
00001「お姉さま? どうかしましたか?」


美琴「………ねえ、私たち部屋まちがえて無いわよね?」


00001「? ここで間違いありません」


フィアンマ「帰って来たか、すまないなドタバタしていて」ボヨヨン


番外「いやアンタ誰?」


フィアンマ「見てわからんか? お前の恋人にして夫になりたいフィアンマだ」


番外「ミサカはレズになった覚えは無いよ」



フィアンマ「あ、自分の格好を忘れていた、とりあえず皆上がって、全てを話そう」



56 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/04/18(木) 22:06:49.92 ID:zlDmljLSO
美琴000010000200003番外「女になったぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあああ!!!!???」


打ち止め「ドーナツうまうま♪」パクパク



垣根「そうだ、見よこのナイスバディを!」ボヨン


00002「……大きいですね」


垣根「いや~動くたびにプルプル揺れてな、邪魔くさいのなんの」ナハハハ



00002「……」ゴゴゴゴ…


垣根「あ…あれれ~、00002号の背後にドス黒いオーラが見えるぞ~?」


00002「何故か知りたいですか?」ゴゴゴゴ…



垣根「8・2で知りたく無いかな~~~なんて……」



00002「そうおっしゃらずに、2人きりでゆっくりと教えて差し上げます」ニッコリ



垣根「 」



57 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/04/18(木) 22:14:55.70 ID:zlDmljLSO
美琴「つまり垣根がリアルゲコ太先生から貰った薬入りのジュースでそうなったって訳?」


フィアンマ「そう言う事だ、たが心配はいらん。24時間で元に戻るらしいからな」



美琴「そうなんだ、それにしても……」ジー



上条「ん? 何でせうか?」ポヨン


美琴「当麻ちょっとごめん」ムニュムニュ



上条「わぎゃっ!? なななな何をされますですか美琴さん??!」


美琴「………んで……」


上条「?」


美琴「何で私より大きいのよおおおおお---っ!!!!」



上条「んな事言われたって……」



58 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/04/18(木) 22:19:27.04 ID:zlDmljLSO
美琴「当麻にしろ垣根にしろ何で!? おかしいでしょ!!」



フィアンマ「騒ぐな御坂、胸の大きさで女の価値は決まらん」ボヨヨン


美琴「なに嫌み? 嫌みなの!? 嫌みなんでしょこの野郎!!!」ギャースッ!!



00003「軍覇さんはそれほど大きくありませんね」


削板「いや、さっき死にかけてな、サラシを巻いて押さえてるんだ」


00003「………サラシ?」

削板「でないと動き辛い」



59 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/04/18(木) 22:21:02.83 ID:zlDmljLSO
00003「ちょっと見せて貰えませんか?」


削板「か…勘弁してくれ、これ以上出血したら流石にヤバイ」


00003「では目隠しをして、サラシはミサカが外します」


削板「……分かった」


00003「よいしょ」シュルシュル

美琴「まさかフィアンマ以上って事は無いわよね?」


00003「とれましt……」


削板「どうだろう? おかしいかな?」ボーンッ!!


美琴00003「 」



60 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/04/18(木) 22:27:22.13 ID:zlDmljLSO
美琴「なによ……あの凶悪な物体は……」ガクガク…


00003「軍覇さんは元々胸板が厚いですし……当然の結果かと……死にたい……」ズーン…



美琴「……ハッ! 私もその薬を飲めばお大きくなるんじゃ!?」


フィアンマ「よせ御坂、俺様たちが飲んだのはあくまで性別を逆転させる薬だ」


フィアンマ「元々女のお前が飲んだところで大きくなるどころか無くなるぞ、それどころか股の間に汚れたバベルの塔が建設されてしまう」




61 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/04/18(木) 22:28:28.64 ID:zlDmljLSO
番外「いや汚れたってアンタはソレ生やしてんじゃん」



フィアンマ「今は無い。それに俺様のは汚れてなどいないぞ? 言うなれば聖なるバベルの塔だ」


番外「やかましいわ」


00001「……」ジー


一方「……なンだよ」


00001「一方通行はジュースを飲まなかったのですか?」


一方「何でそう思う」


00001「外見的に変化が見られないので」


垣根「そいつも女になってんぞ」ボロ…


00001「え゙??」


62 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/04/18(木) 22:34:21.87 ID:zlDmljLSO
美琴「え? 本当に!?」

一方「認めたくねェがな」


美琴「やった! 勝った!!」


一方「………」ズーン


00002「流石はモヤシ、胸の小ささも第一位ですか」プークスクスッ


一方「……」ズズーン


番外「ブラも必要なさそうだね、スポーツブラでももてあましそう」


一方「…」ズスズ゙ーン


打ち止め「ミサカと大して変わらないねってミサカはミサカは触ってみたり」ペタペタ


一方「 」チーン



63 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/04/18(木) 22:35:47.48 ID:zlDmljLSO
一方「うわァァァァアアアァァァァアアアンッ!!!!」ガッシャーンッ!!!!



垣根「窓ガラスブチ割って飛び出す程悔しかったってか」


00001「一方通行--っ!! プレミアムコーヒー買って来ましたから戻って来てくださ---いっ!!!」



一方「…ヒック……マジで?」ガチャ



垣根「いや戻ってくんの早えよ、窓から玄関までループしただけじゃねーか」


一方「コーヒーって……グスッ……聞こえたァ……」ウルウル



00001「……ッ!?」ズキューンッ!!



83 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/04/24(水) 00:53:38.70 ID:S/9btHxSO
00001「ア……一方通行……とりあえず涙を拭いてください……」ポタポタ


一方「うン…」グシグシ


美琴「ちょっとアンタ、鼻血……」


00001「はい、チーン」ポタポタ


一方「ふンっ」チーン


00001「……ブフッ」プシュシュー-



美琴「だから鼻血っ!!」



84 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/04/24(水) 00:54:44.77 ID:S/9btHxSO
00001「うぅぐ……一方通行の女体化は……危険過ぎます……」フガフガ



美琴「確かにちょっと可愛いと思うけど、鼻血出す程じゃないでしょ?」



上条「さて、せっかく美琴がドーナツ買って来てくれたんだし、お茶にしますか」


美琴「あ、手伝う」


上条「じゃあティーカップ出しといてくれ」


美琴「うん」



85 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/04/24(水) 00:55:38.17 ID:S/9btHxSO
美琴「当麻、ティーカップ……」


上条「ふんふ~ん♪ ふふ~ん♪」キラキラ


美琴「 」


上条「ん? どうした美琴?」ポヨン


美琴「ねえ……この部屋の壁、頑丈よね?」


上条「はい?」


美琴「……うわああああああああああああああああああああああああああああああっ!!!!」ゴンゴンゴンゴンッ!!!!



上条「ええっ!?」



86 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/04/24(水) 00:57:39.02 ID:S/9btHxSO
上条「み、美琴っ!? 何で壁に頭ぶつけてんだ??!」



美琴「違う違う違うぅぅぅ--っ!! 私はノーマルなのよぉぉぉぉぉぉぉぉぉ----っ!!!」ゴンゴンゴンゴンッ!!!!



上条「とにかく落ち着け!!」



美琴「違う……違うの……黒子の気持ちがちょっと分かったかもとか思ってないの……」シクシクドクドク


上条「はいはい分かった分かった、包帯巻くから動かないで」マキマキ



87 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/04/24(水) 00:59:23.84 ID:S/9btHxSO
上条「みんなお茶入ったぞ」



垣根「おう、って何だ御坂? 頭に包帯巻いて」


美琴「いいの気にしないで」



00002「垣根さんにはフレンチクルーラーを買ってきました」


垣根「サンキュー」


美琴「当麻はポンデリング」


上条「ありがと、おぉ…このモチモチ感がなんとも……」



00003「軍覇さんにはオールドファッションです」


削板「ありがとう、美味い!」



88 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/04/24(水) 01:00:34.84 ID:S/9btHxSO
フィアンマ「……」ジー


番外「な、なにさ」


フィアンマ「俺様のは?」



番外「ふ、ふんだっ! ミサカが買って来る訳無いじゃん! 残念でした~」


フィアンマ「そ、そうか……」


番外「あ、でもアレだよ? 食べたくて仕方ないってんならミサカの分けて……」



上条「なんだフィアンマの分無いのか?」


フィアンマ「ああ」


垣根「なら言えよな、俺達の分けてやるよ」


一方「俺ァ甘い物はいらねェから俺のも食え」


フィアンマ「すまんな、ありがたく頂くとしよう」



番外「…ち…ちが…ぅ…」


フィアンマ「と言う訳だワースト、分けて貰ったから気にするな」


番外「…ふぇ…」ジワ…


打ち止め(あ~あ、もう)



89 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/04/24(水) 01:03:43.99 ID:S/9btHxSO
打ち止め「あ、ミサカちょっとお手洗い行ってくるねってミサカはミサカは伝えてみる」


上条「はいはい」


打ち止め「番外固体も一緒に行く?ってミサカはミサカは誘ってみたり」


番外「……うん、行く」



00001「どうですか一方通行、プレミアムコーヒーの味は?」


一方「悪くねェ」


91 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/04/24(水) 01:05:32.08 ID:S/9btHxSO
~トイレ前~


打ち止め「……もう我慢しなくていいよってミサカはミサカは両手を広げてみる」


番外「……ぅ……ヒック……」



番外「ぶえぇぇぇぇえええっ!!おぢびぃぃぃぃぃぃ!!!」ガバッ!!



打ち止め「もう、泣くくらいなら意地悪しなきゃいいのにってミサカはミサカは慰めながら呆れてみたり」ヨシヨシ


番外「だっでぇ、だっでさぁ、普通ああ言われたらミサカに分けてって言うでしょ? なのに……なのにさぁ……」


番外「なんでツンツンも垣根もクソモヤシも変に気利かせるの!? 空気読めよバカァァァァ!!」ビエェェンッ!!!



打ち止め「最初から一緒に食べようって言えば良かったのにってミサカはミサカは言ってみる」



92 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/04/24(水) 01:06:58.07 ID:S/9btHxSO
番外「…グスッ……」スンスン


打ち止め「それで? フィアンマと一緒にお茶したいの?ってミサカはミサカは聞いてみる」


番外「……うん」


打ち止め「じゃあ協力してあげるってミサカはミサカはお姉ちゃんぶってみたり」


番外「ホント?」


打ち止め「ミサカにお任せ!ってミサカはミサカは胸をドンと叩いてみたり!」


番外「……ありがとおちび」



93 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/04/24(水) 01:07:57.56 ID:S/9btHxSO
打ち止め「ただいま~ってミサカはミサカは席に戻ってみたり」


番外「……」


フィアンマ「どうしたワースト、目が赤いぞ?」


打ち止め「えっとね、手を洗った時石鹸が付いたまま目を擦っちゃったからだよってミサカはミサカはもっともらしい言い訳をしてみたり」


フィアンマ「そうか」


番外(ちょっとおちび! ここからどうすんのさっ!!)



打ち止め(分かってるから慌てないの!)



94 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/04/24(水) 01:13:23.78 ID:S/9btHxSO
打ち止め「ねえフィアンマ、まだドーナツ食べれる?ってミサカはミサカは聞いてみる」



フィアンマ「ああ、大丈夫だが?」


打ち止め「じゃあちょっと手伝ってってミサカはミサカはお願いしてみたり」



フィアンマ「少し多いな、食べれん事はないが……」



打ち止め「それなら番外固体も手伝ってくれる?ってミサカはミサカは視線を送ってみたり」キラーパス



番外(いきなりキラーパス送らないでよ!?)



垣根「んなら俺がいただいて…」


打ち止め「ふっ」フキヤつ- →


垣根「うっ」プスッ…ガクッ


95 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/04/24(水) 01:16:37.07 ID:S/9btHxSO
フィアンマ「そうだな、2人なら丁度いい量だ」


番外「し……仕方ないから手伝ってあげるよ」


フィアンマ「はにかみながらアーンとかしてくれたらもっと食えるんだが」


番外「……ふんっ!!」ズボッ!!


フィアンマ「顎がっ!! 丸ごとはキツイっ!?」モガガガ!?


番外「黙って食えバカ///」ツンツン



打ち止め(素直になれバカ)



垣根「うぅ……何がどうなった……」ムクリ


打ち止め「ふっ」つ- →


垣根「うっ……また……かよ……」プスッ…ガクッ



98 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/04/24(水) 01:18:31.77 ID:S/9btHxSO
美琴「それにしても……」モグモグ


垣根「んあ?」ボヨン


美琴「大きいわね」


垣根「いやいやNo.1は削板だろ、メロン乳の癖にウエストはキュッと。巨乳とスレンダーをあわせ持つパーフェクトバディだし」



削板「俺の鍛え上げた上腕ニ頭筋が細くなったのはショックだけどな」ボーンッ



フィアンマ「そこは気にするところか?」ボヨヨン



上条「俺は下半身に違和感が……」



99 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/04/24(水) 01:19:34.75 ID:S/9btHxSO
一方「胸なンざ飾りだと思ってた、だがいざ女になってみると敗北感パネェな、オリジナルの悩みが身に染みて分かったぜェ」



美琴「ケンカ売ってる? 売ったわよね? よ―しっ買ってやるわよこの無乳がァァァァ!!!」


一方「無乳だとコラァァァァァァァァアアア!!!!」



削板「ケンカはダメだぞ」ボーンッ


一方美琴「「申し訳ございませン」ん」


一方(こ、コレが巨乳の力かよ……)


美琴(思わず謝っちゃった……)




100 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/04/24(水) 01:21:13.82 ID:S/9btHxSO
垣根「でもデカイってのも考えもんだな、肩こって仕方ねえよ」ボヨン


フィアンマ「はっきり言って邪魔くさいな」ボヨヨン

上条「あ、分かるそれに少し重いんだよな」ポヨン


番外「そりゃブラして無いからだよ」ボヨン


00001「夏場は辛いです、汗で谷間に汗疹ができますし」ポヨン


----壁(笑)----


美琴(チクショウ)


00002(チクショウめ)

00003(谷間なんて寄せて上げて出来るかどうかだよクソッ)



一方(こうなりゃ能力使ってデカく……いやまてそれは負けだ、よく分からねェが負けな気がする……)



打ち止め「もしもし時価ネットたなかさん? バストアッパーくださいってミサカはミサカは注文してみたり」



120 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/04/25(木) 19:09:24.23 ID:Eabw8kfSO
~とある週末~


>Prrrrrr…


上条「浜面からか、もしもし?」



浜面『がびじょう……ゴホッ……頼み……ゴホッ……』



上条「どうした浜面!?」



浜面『風邪こじらせちまってさ……それより頼み聞いてくれ……』


上条「看病とか?」


浜面『いや違う、看病は滝壺がしてくれてんだ』



上条(爆発しろ……って言いたいけど俺も美琴にお粥作ってもらったしなぁ……)



121 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/04/25(木) 19:16:26.42 ID:Eabw8kfSO
上条「じゃあなんだ?」


浜面『実はさっき、麦野達にファミレスに来いってメール来たんだ』


上条「……で?」


浜面『頼む! 代わりに行ってくれ!!』


上条「風邪引いたって言えばいいんじゃないか?」


浜面『んな理由通用しねーんだって! 頼むっ! 誰か行かねーと俺の命が終わる!!』



上条「そ、そんなに重要な事なのか!?」


浜面『ああ、頼めるか?』



上条「よしわかった、任せとけ!」


浜面『じゃあ頼んだぜ……ヒーロー……』


>プチッ


上条「……なんか事件でもあったのかな……」



122 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/04/25(木) 19:17:04.72 ID:Eabw8kfSO
~浜面宅~


浜面「頼んだぜ上条、俺の代わりに……ドリンクバーの往復係を……」


滝壺「はまづら、お粥出来たよ」


浜面「サンキュ滝壺」


滝壺「寝てていいよ、はいアーン」


浜面「アーン♪」



滝壺「おいしい?」


浜面「滝壺が作ってくれたから美味さ100倍だ」


滝壺「そう、よかったね」



124 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/04/25(木) 19:26:19.40 ID:Eabw8kfSO
上条「え~っと、この辺りのハズなんだけど……ん?」



??「ネコさん……にゃあ」


ネコ「ニャ?」


上条「……フレンダ?」


??「……誰?」


上条「あれ……フレンダ……いやちょっと小さい……あれ???」




125 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/04/25(木) 19:41:05.80 ID:Eabw8kfSO
??「お姉ちゃんを知ってる? 大体アンタ誰? にゃあ」


上条「お姉ちゃん?」


フレメア「フレンダ・セイヴェルンは私のお姉ちゃん。私は妹のフレメア・セイヴェルン。にゃあ」


上条「そう言えば……初めてフレンダに会った時、妹が居るって言ってたっけ」


フレメア「ねえ、何でお姉ちゃんを知ってるの? にゃあ」


上条「俺は上条当麻、フレンダの友達だよ」



126 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/04/25(木) 19:48:06.89 ID:Eabw8kfSO
上条「フレメアはそこで何してたんだ?」


フレメア「うん、お姉ちゃんに会いに行こうと思ってたら、ネコさんがいたから見てた、大体そんな感じ。にゃあ」



上条「そうなんだ、なら俺も今からフレンダ達のところに行くから一緒に行くか?」


フレメア「……」


上条「?」


フレメア「上条はロリコン?」


上条「断じて違う!!」


フレメア「一応確認してみただけ、にゃあ」


上条「ハハッ……じゃあ行こうかフレメア」


フレメア「うん」



上条(俺……ロリコンじゃ無い……よな?)



127 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/04/25(木) 20:03:17.45 ID:Eabw8kfSO
~ファミレス~


麦野「おっそいわね浜面の奴……」イライラ


絹旗「あんまりイライラしてると小じわが超増えますよ麦野」


麦野「あ゙ぁ?」ギロッ


絹旗「……ってフレンダが超言ってました」


フレンダ「ちょっ絹旗!? 結局こっちに振らないで欲しい訳よ!!」


麦野「ハァ……あ、滝壺に連絡ついた?」


絹旗「さっきメールでちょっと用事が出来たから行けないって返事きました」


麦野「ふ~ん。あ、グラス空になった」


フレンダ「往復係が居ないと困る訳よ」



128 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/04/25(木) 22:20:00.79 ID:Eabw8kfSO
絹旗「あ、超いい事思い付きました」ピコーン


麦野「なによ」


絹旗「超遅刻した浜面への罰です」


麦野「どんな罰よ」


絹旗「ここの席に来た瞬間に麦野の原子崩しを顔面スレスレに超発射してやれば……」


フレンダ「確実にビビって下手すれば失禁って訳よ」


麦野「……面白そうね、当たったら当たったで何とかなるし」


絹旗(いやそれは何とかならないですよ麦野……)



フレンダ(浜面……たまには墓参りに行くって訳よ……)



129 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/04/25(木) 22:25:05.56 ID:Eabw8kfSO
店員「いらっしゃいませ、何名様ですか?」


??「あ、先に来たのと相席するんで」


店員「かしこまりました」



絹旗(あ、来たみたいですよ麦野)ヒソヒソ


フレンダ(とりあえず気づかないフリしとく訳よ)ヒソヒソ



麦野(わかってるわよ、浜面ァ…覚悟!)キュイーン



130 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/04/25(木) 22:31:19.23 ID:Eabw8kfSO
??「すいません待たせて」



絹旗(今です麦野!)


麦野「死ねえぇぇぇえええ!!!」ズバシュッ!!



上条「どわっ!!?」パキーン



フレンダ「え………とうま?」



麦野「へっ?」



上条「あ……あぶねぇ……」



131 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/04/25(木) 22:40:03.94 ID:Eabw8kfSO
上条「いや~まさか撃たれる程待たせてたとは、ごめんなさい」



絹旗「こっちこそ超すみませんでした」


麦野「……」ズーン


上条「あの、どうかしたんですか? 頭かかえて……」



絹旗「超そっとしておいてあげてください」


麦野(絶対嫌われた…泣きたい……泣きたいよぉ……)ズーンシクシク



フレンダ「で? フレメアは何でとうまと一緒に居る訳?」



フレメア「偶然、にゃあ」



132 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/04/25(木) 23:04:46.82 ID:Eabw8kfSO
絹旗「でもどうして上条さんが? 私達は浜面を呼んだんですけど」


上条「うん、浜面は風邪引いたみたいでさ、俺が代理で来たんだ」



絹旗「じゃあ、滝壺さんが来られない用事って……」



上条「浜面の看病してるからだよ、聞いてない?」


絹旗「用事があるとしか聞いてないです、それにしても浜面め、超バカは風邪引かないハズなのに」



上条「バ…バカは酷いんじゃないか?」



フレンダ「そして何でフレメアはとうまの膝の上に座ってる訳?」ヒクヒク


フレメア「狭いから。にゃあ」



133 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/04/25(木) 23:07:25.55 ID:Eabw8kfSO
上条「あ、そうだ麦野さん」



麦野「あぅ……なに? 上条くん」



上条「浜面に用事があったんですよね?」


麦野「う、うんちょっとね」


上条「どんな用事です? 頼り無いかも知れないけど俺が代わりにやります」キリッ



麦野フレンダ((い、言えない……ドリンクバーの往復係してなんて……))



134 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/04/25(木) 23:09:43.07 ID:Eabw8kfSO
絹旗「あ、なら早速ドリンクバーの往復…ムグッ!?」



フレンダ「ちちちちょっと作戦会議するから待ってて!!」ソソクサッ!!


絹旗「ひょうふぁひふへうふぁ(超なにするんですか)!?」


麦野「いいからこっち来いって言ってんのよ!!」ズルズル


上条「?」ハテ



フレンダ「ねえ上条、大体、喉乾いた。にゃあ」


上条「ん、ならドリンクバー頼むか」ピンポーン



135 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/04/25(木) 23:11:40.69 ID:Eabw8kfSO
>>134名前間違えた……。


フレメア「ねえ上条、喉乾いた、にゃあ」


上条「ん、ならドリンクバー頼むか」ピンポーン



136 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/04/25(木) 23:13:04.16 ID:Eabw8kfSO
フレンダ「どどどどうするの麦野!!」


麦野「私に聞かないでよ! まさか上条くんが来るなんて思わないでしょ!!」



絹旗「どうするも何も浜面の代わりにドリンクバーの超往復係してもらえばいいじゃないですか」



麦野「頼めるわけあるか!!」



フレンダ「アレは浜面専用の仕事な訳よ!」


絹旗「え~、でも浜面と上条さんってそんなに超差があります?」


麦野「天と地! 太陽とスッポンくらい違うわよ!!」


フレンダ「結局もっと解りやすく言えば愛玩動物と家畜並みの差があるって訳!!」



絹旗(うわァ、浜面ェ……超ちょっとだけ同情してやりたくなりました)



159 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/04/28(日) 18:23:01.33 ID:GIebckTSO
麦野「とにかく! 落ち着いて考えましょう、これはチャンスなのよ!」



フレンダ「チャンス?」


麦野「そうよ、美琴は居ない訳だし、上条くんとより親密になるチャンス!」



フレンダ「……!! そうと決まれば早速……とうm」


麦野「抜け駆けは無しだっつってなかったかァ?」グイッ!!



フレンダ「く……び……ガフ……」ガクッ



絹旗(どうせなら一方通行が来ればよかったのになァ……)



161 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/04/28(日) 18:38:38.55 ID:GIebckTSO
麦野「お、お待たせ~」ニコニコ



フレンダ「首が痛い訳よ……」


上条「フ、フレメア……コーヒー1杯にどんだけ砂糖入れる気だ??」


フレメア「いっぱい、大体、コーヒーが苦いのがイケナイんだもん。にゃあ」ポチャポチャ



麦野「(#^ω^)」ピキピキ


フレンダ「(#^ω^)」ピキピキ



絹旗(2人共……顔芸の超領域に……)



163 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/04/28(日) 18:41:41.87 ID:GIebckTSO
麦野(このクソガキ……上条くんの膝に座るとかなんて羨ましい……)


フレンダ「フレメア! 今すぐ私にそのポジション代わ…グギッ!!」


フレンダ「……!! ……!!!」ゴロゴロッ!!



上条「フレンダ??」


絹旗「大丈夫ですよ多分、首をさらに超痛めただけだとおもいますから」


上条「?」


フレメア「あまあま♪」コクコク



164 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/04/28(日) 18:47:40.91 ID:GIebckTSO
上条「……あの~」


麦野「な~に?上条くん」


上条「いやその、この座りかたちょっと偏り過ぎじゃ……」



  □麦野
絹旗□フレメア/上条
  □フレンダ



絹旗「なんか私が超ぼっち見たいなんですけど……」



麦野「私は風水的にここがいいのよ」


上条「風水??!」


フレンダ「私はタロット占いでここがいいって出た訳よ」


上条「タロットて……」



165 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/04/28(日) 18:50:01.49 ID:GIebckTSO
サーバーエラーの時投下しそこねた分の投下でした。


>>158 えと…ハイ、すみません気をつけます。


166 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/04/28(日) 18:53:36.85 ID:8jAnWC9F0


絹旗を裁判してる配置みたいね 
186 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/05/02(木) 21:27:27.62 ID:Ej/eVjHSO
上条「それで麦野さん、浜面への用事ってなんだったんですか?」


麦野「あ……え~~と………そ、そう! 今日は日頃頑張ってる浜面に私達が御飯でも奢ってあげようって思ってたの! そうよねフレンダ!!」



フレンダ「え? ああ……うんそうな訳!」


上条「あ、だったらそれを浜面に伝えてまた今度にすれば…」


麦野「いいのいいの大丈夫! また私が連絡しとくから」



187 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/05/02(木) 21:48:23.94 ID:Ej/eVjHSO
上条「だったら俺やる事無いですよ?」


麦野「せっかく来てくれたんだからご馳走するわよ?」



上条「マジですか!? じゃあ遠慮なく、にしてもタイミング悪いですね浜面、せっかく奢って貰えるってのに」


麦野「また今度にするわよ、アイテム……って言うか暗部が無くなってからも色々働いて(パシって)くれてるから」




188 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/05/02(木) 22:04:04.16 ID:Ej/eVjHSO
フレンダ「それよりとうま、何食べる?」


上条「え~と……」


フレメア「上条、メニューが見えない。にゃあ」


上条「あ、悪い悪い。フレメアも何か食べるか?」


フレメア「えっとね、ハンバーグ」


麦野「(#^ω^)」


フレンダ「(#^ω^)」


絹旗「だから顔が超怖いですって」




189 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/05/02(木) 22:10:36.71 ID:Ej/eVjHSO
~同時刻マンション~


アレイ「ただいま」ガチャ


一方「あ? なンだオマエ今までどこ行ってやがった? てっきり廃品回収に出されたと思ったのによォ」



アレイ「出されてたまるか、私は統括理事長だぞ? 忘れてくれるな」



一方「帰ったンなら掃除やら洗濯しとけ、上条が寮に戻ってから家事すンのはオマエなンだからな」



アレイ「……今は君1人かい?」


一方「フィアンマが日用品買いに行くってンで俺以外はついてった」


アレイ「そうか、なら少し相談がある」


一方「?」



190 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/05/02(木) 23:00:47.61 ID:Ej/eVjHSO
一方「ンだよ相談ってのは」



アレイ「樹形図の設計者(ツリーダイアグラム)を搭載していた『おりひめ1号』が破壊された事は知っているな?」



一方「確かあのホワイトシスターがぶっ壊したンだったか?」


アレイ「そうだ、その為予言に等しかった日々の天気も予報になり、様々な実験の演算も出来なくなった」



一方「それがどうしたってンだよ」


アレイ「その樹形図の設計者(ツリーダイアグラム)の中枢部品、残骸(レムナント)を……だね」モジモジ



191 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/05/02(木) 23:10:08.20 ID:Ej/eVjHSO
一方「ンだよ早く言えよ」



アレイ「その……回収し保管していたのだが……」



一方「……オイまさか……」



アレイ「外部組織に……だね、奪取されちゃって……」テヘッ



グシャッ!!!!



一方「笑えねェ冗談だぞコラ」グリグリ


アレイ「すみません!ごめんなさい!!誠心誠意謝りますから踏まないでおねがいっ!!!」



213 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/05/04(土) 00:07:18.54 ID:T7gJXynSO
一方「そいつらはその残骸をどうするつもりだ」


アレイ「恐らく学園都市の技術を狙っての事だ、残骸から樹形図の設計者(ツリーダイアグラム)の再構築をするつもりかも知れない」



一方「今どこに居る」


アレイ「今、残骸の入ったキャリーケースをとある能力者に渡そうとしている……」



一方「…能力者だァ?って事はなにか? 学園都市の外の連中と繋がってンのは……」



アレイ「結標淡希、彼女は窓の無いビルに居た私に会う人間を運ぶ案内人をしていていた」



214 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/05/04(土) 00:16:21.89 ID:T7gJXynSO
一方「……暗部か」


アレイ「いや、彼女の能力は空間移動能力の一種だからね、案内人として適任だった」



一方「……そいつは今どこに居る」


アレイ「御坂美琴の後輩である白井黒子と戦闘、彼女を負傷させ逃走中だ」




215 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/05/04(土) 00:17:16.97 ID:T7gJXynSO
一方「……なあアレイスター。もし、もしも樹形図の設計者(ツリーダイアグラム)が再構築されたら……またクソッタレな実験が再開されるのか?」



アレイ「無いとは言い切れない。勿論私は許可するつもりは無い、だが……あの実験の再開を目論む者が居ないとも限らない」



一方「……出掛けて来る」



アレイ「すまない、君に頼る事になってしまって」



216 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/05/04(土) 00:20:39.97 ID:T7gJXynSO
一方「勘違いすンなよポンコツ、俺は学園都市の技術が漏れようが知ったこっちゃねェ」



一方「だがな、またオリジナルや妹達みてェな犠牲者だけは二度と出させねェ、だから行くンだ」



アレイ「分かっている、外部組織については私がアンチスキルに連絡しておく、君は結標淡希から残骸を回収、もしくは完全に破壊してくれ」




217 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/05/04(土) 00:24:55.63 ID:T7gJXynSO
一方「言われなくても粉々にして来てやるよ、その雑魚をブン殴るついでになァ……」



アレイ「しかし本当にすまない、今夜は00001号とムフフな約束の日だったのに」



一方「何で知ってやがる……つか、オマエ後で脳みそ引きずり出すからなァ」ガチャ



アレイ「じ……地雷踏んだかな……」ガクガクブルブル……



218 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/05/04(土) 00:33:02.01 ID:T7gJXynSO
~ファミレス~


>Prrrrrrrrr!!



上条「美琴から? ちょっとすみません……もしもし?」



美琴『……!!……!!!』


上条「……っ、分かった直ぐ行く」ガタッ


麦野「上条くん?」


上条「ごめんなさい麦野さん、俺ちょっと用事出来た」



フレンダ「問題発生? なら私達も……」



上条「大丈夫、もし俺と美琴でも手におえない時は……頼るよ」



219 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/05/04(土) 00:35:21.25 ID:T7gJXynSO
上条「じゃあ、麦野さん、フレンダ、フレメア、絹旗……行ってきます」キリッ



麦野フレンダ「「行ってらっしゃい///」」ポワワ~ン



絹旗「フレメアちゃん、上条さん超行っちゃいますよ?」



フレメア「今はハンバーグの方が重要、にゃあ」モグモグ



絹旗(フレメアちゃんは超毒されなかった見たいですね、良かった良かった)



フレメア「後で遊びに行く、にゃあ///」



絹旗「超……手遅れでしたか……ハッ! これってまさか……姉妹丼??!」



220 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/05/04(土) 00:44:53.98 ID:T7gJXynSO
~その後~



結標「ハァ…ハァ……」ズルズル



結標「コレがあれば……コレさえ……」ズルズル



カツーン…カツーン……カツーン



結標「だ、誰っ!?」



一方「忠告だ、ケース置いて尻尾巻いて消えろ。死にたくねェならなァ」



結標「……嘘……なんで……」



221 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/05/04(土) 00:50:28.26 ID:T7gJXynSO
結標(なんで第一位が……か、勝てる訳……無い……)



一方「オイ聞いてっかァ? その耳の穴詰まってねェよなァ??」



結標「ふ……ふふっ」


一方「あァ?」


結標「知ってる、知ってるわ! 貴方……女が居るんでしょう!?」



一方「(だから何で知ってンだよ俺の個人情報だだ漏れじゃねェか)」



224 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/05/04(土) 00:59:01.02 ID:T7gJXynSO
結標「そのせいですっかり丸くなって腑抜けになったって……そんな貴方に私が!!」



一方「……ハァ、哀れだなァ、オマエ。本気で言ってンだとしたら抱きしめたくなっちまうくらい哀れだわ」


結標「……え」


一方「確かに周りから見りゃ俺ァ丸くなったンだろうよ、腑抜けになって見えンのも無理はねェ……」



225 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/05/04(土) 01:05:08.79 ID:T7gJXynSO
一方「だがなァ、俺が弱くなった所で……別にオマエが強くなった訳じゃねェだろォがよォ。あァ!?」



結標「なっ!?」


一方「オラァァァァァ!!!」シュバッ!!!



>グシャッ!!!!!



結標「ケースがっ! クッ!!」シュンッ!!




226 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/05/04(土) 01:10:10.78 ID:T7gJXynSO
一方「アハギャハッ! 無様なローアングルのサービスをさらしてくれてアリガトウ!!」ブォンッ



結標「………ッ!?」


一方「悪りィが、こっから先は一方通行だ。侵入は禁止ってなァ!! 大人しく尻尾ォ巻きつつ泣いて無様に元の居場所へ……引き返しやがれェ!!」



ゴスッ!!!



結標「むごっ!!?」



228 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/05/04(土) 01:16:30.39 ID:T7gJXynSO
結標「 」ピクピク


一方「気絶で勘弁しといてやるよ………まァ、確かにこのザマじゃ、学園都市最強は引退かもしンねェな」


一方「それでも、俺はアイツらの前じゃ最強を名乗り続ける事に決めてンだよ、くそったれが」



     「―――――アイツを……アイツらを守り通すためなら、善人でも悪人でもぶっ潰す」



一方「……」テルテル


一方「おォ爺ィか、救急車1台寄越せ。場所は……」



263 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/05/07(火) 23:54:49.06 ID:Auf1zpTSO
~マンション~


一方「ハァ……ったくよォ、何で救急車来るまで側で待ってなきゃ……」



>ガヤガヤ…



一方「あァ? なァに騒いでンだ……」ガチャ…



『知ってる、知ってるわ! 貴方…女が居るんでしょう!?』



一方「(何でテレビからあン時の声が……)」



『……ハァ、哀れだなァ、オマエ。本気で言ってンだとしたら抱きしめたくなっちまうくらい哀れだわ』




一方「(ヤベェ……改めて聞くと何はっちゃけてンだ俺ェ……)」



264 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/05/08(水) 00:00:56.84 ID:5Dp8aV3SO
垣根『などと言う台詞を第一位はぬかしております。以上、空から中継のていとくんでした』パタパタ


垣根「どうよ俺の見事な撮影、最っ高だろ?」



00002「ぶふぃっwwwwww!!」ケラケラ



00003「これは永久保存確定……ブフッwww」


フィアンマ「これが黒歴史、御大将が月から来るか……」



番外「ソレ違う黒歴史だって、でも……これは酷いねwww」ゲラゲラ



一方「…………」



266 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/05/08(水) 00:13:01.28 ID:5Dp8aV3SO
打ち止め「みんな静かに! もうすぐ1番の見所だよ!ってミサカはミサカは注目してみたり!!」



『アハギャハッ! 無様なローアングルのサービスさらしてくれてアリガトウ!!』



00001「 」チーン


00003「……00001号? 00001号!!」ユサユサ


00001「一方通行が……ローアングル……ありがとうって……」ズ--ン





267 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/05/08(水) 00:15:51.32 ID:77cFRG8qO
みんなの予想通り修羅場だぞ
268 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/05/08(水) 00:18:27.93 ID:5Dp8aV3SO
00002「変態もやしの本性見たり、と言ったところですか」



00003「よしよし、ミサカの胸でお泣きなさい。とミサカは00001号を抱きしめます」ギュッ


00001「……さみしい」ボソッ



00003「誰の胸がさみしいだゴルアァァァァァ!!!!」ギャーースッ!!!!



271 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/05/08(水) 00:24:47.48 ID:5Dp8aV3SO
00001「一方通行が帰って来ないからさみしいって言ったんだよ! 勘違いすんな貧乳がァァァァ!!!」ポヨン



00003「本性出しやがったなテメェ! 一方通行の前じゃ猫被りやがって!! 表でろ! ケリつけてやる!!」



00001「挑むところだコラっ! そっちこそ削板さんの前じゃ純情ぶりやがって、これだから夢見がちな処女は!」


00003「処女で悪いかァァァァ--ッ!!!」



一方(かちこンでバ垣根の息の根を止めてェが……なンか入りたくねェ………てかここ数分の記憶消してェ……)



272 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/05/08(水) 00:29:00.87 ID:77cFRG8qO
あわきんのローアングル…



画像探すか…
273 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/05/08(水) 00:36:57.30 ID:5Dp8aV3SO
00001「さあ表出るぞ! このドア・ノッカーの的にしてくれる!!」



00003「ミサカのハルコンネンに敵うと思うてか!」



>ガチャ



一方「……ただいま」



00001「……………」


00003(ザマァ)


00001「お帰りなさい一方通行、コーヒーいかがですか?」ニコッ


一方「……飲む」


00001「少々お待ちを」トテトテト



00003(無かった事にしただと?)



274 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/05/08(水) 00:56:31.75 ID:5Dp8aV3SO
一方「オイコラ、何だあの映像は」グリグリ


アレイ「ごめ……ごめんなさい……垣根とフィアンマが喋らないと分解するって……」



一方「俺に分解されてェって事かよ……あァ??」



アレイ「だって恐かったんだもんっ!! 未元物質と聖なる右で脅されたらラオウだって降伏するもん!!」



一方「オマエは伝説級の希代の天才魔術師だろォが!!」グリグリ!!



アレイ「霊装は上条当麻にぶち殺されたし! 今の私は髪でカサカサ動く無力なトースターでしかないんだ!!」



275 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/05/08(水) 01:04:07.39 ID:5Dp8aV3SO
一方「……で? あの女はどうなる」



アレイ「学園都市の機密を奪取した、これだけで少年院入りだ。しかもジャッジメントを負傷させてもいる」



一方「…本心は?」


アレイ「この件に協力した他の能力者を少年院にぶちこんで人質にし彼女を私の言いなりにしてデュフフフフ……」


一方「だとよ」


垣根「ゲスいやり方は無しだぜ」ファサ



フィアンマ「アニオタで現在進行形のミサ(ワ)オタの俺様も一応聖職者だからな、見過ごさんぞ」ミギー



アレイ「 」



一方「ちなみに隠し撮りしてたオマエも死なす、見せてやるよ……悪党の美学ってヤツをよォ」


垣根「 」



276 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/05/08(水) 01:07:26.65 ID:5Dp8aV3SO
~ベランダ~


アレイ「 」プラーンプラーン


垣根「 」プラーンプラーン


00002「垣根さん今助けます! 高枝切りハサミで!!」チョキチョキ



垣根「ちょっと待って刃の部分にカバーしt」


00002「あ」チョキ


垣根「げっ!?」



>ヒュ~~~~~-----ゲチョ



277 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/05/08(水) 01:29:46.65 ID:5Dp8aV3SO
垣根「いてて、イケメンじゃなきゃ死んでた」


00002「絆創膏貼っておきますね」ペタペタ


垣根「サンキュー、これで治る」


打ち止め「アーちゃん寒く無いかな?ってミサカはミサカは心配してみる」



フィアンマ「心配ない、自身をてるてる坊主にして晴れになるようにしているだけだ」


打ち止め「そうなんだ!?ってミサカはミサカは納得してみたり」



番外「アンタ、子供騙して楽しい?」


フィアンマ「お前が構ってくれないからだ」


番外「ミサカのせいにするな!!」



278 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/05/08(水) 01:33:13.04 ID:5Dp8aV3SO
一方「上条とオリジナルはこの件知ってンのか?」



00001「はい、白井さんが怪我をされたので明日みんなでお見舞いに行くそうです」


一方「明日かよ、今は何して……まさか……」


垣根「察したか、白井が入院したのをいい事に今頃上条の部屋でイチャイチャタイムだろうぜ」



一方「報われねェな……白子」



00001「あの、白井さんです」


一方「……黒子?」


フィアンマ「ほくろと読むな」


番外「ツッコまなきゃ分かんないのに……
292 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/05/09(木) 00:21:37.84 ID:3pTB0FoSO
美琴「当麻、お風呂先に入るわよ」


上条「寮に帰るって選択肢は無いんでせうか?」


美琴「だってもう終バス出ちゃったもん」


上条「白井が入院したってのに……」



美琴「だから明日みんなでお見舞い行くんじゃない、今日泊まった方が都合いいでしょ?」


上条「はいはい、お好きなように」


美琴「あ………覗いたら電撃よ?」


上条「今更でしょうに、なんなら一緒に入って洗いっこするか?」


美琴「入ってくる……///」ソソクサプスプス


上条(いまだにHの時は電気消さないとダメな恥ずかしがり美琴たん萌えってか)



293 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/05/09(木) 00:25:21.62 ID:3pTB0FoSO
上条「あ--……、この時間って何でこうパッとしない番組ばっかなんだろ」ポケ--



>ガチャ……



上条(しかし分からねー、ヤル事は変わらないのに暗くないとダメって……)



美琴「……」トテテテテ


美琴「ただいま-っ」ギュッ



上条(風呂上がり万歳)



294 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/05/09(木) 00:28:08.54 ID:3pTB0FoSO
美琴「シャンプー切れてたから詰め替えといたわよ」ムギュー



上条「分かった分かった服濡れるから」


美琴「いいでしょ別に、当麻もお風呂入るんだし」



上条「そりゃそうだけど……」


上条「とりあえず髪の毛ちゃんと拭いてから来てもいいだろ? ほい、こっち向いて」



美琴「え――」メンドイ



295 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/05/09(木) 00:30:24.48 ID:8L5HMZoRo
あれ、この展開……w

素晴らしいですねいちゃれー
296 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/05/09(木) 00:30:30.47 ID:3pTB0FoSO
上条「こら、じっとしてなさいっ」


美琴「んぅ--~~!」



美琴「ドライヤーがいい~~」



上条「…ワガママ娘」


美琴「ん?」ビリッ


上条「ドライヤー入りまーす」カチャ



297 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/05/09(木) 00:32:06.30 ID:3pTB0FoSO
美琴「あ、当麻の服借りたから」


上条「見りゃ分かるよ、別に良いけどワイシャツの上しか置いてなかっただろ?」ワシャワシャ



美琴「見たい? 見たいでしょ?」


上条「カエルプリントのパンツじゃなけりゃな」ブオーン



美琴「残念だったわね、下は短パンよ…ってゲコ太バカにするな!!」



上条「履いてたのかよ……、そろそろ卒業しちゃどうです美琴さん?」


美琴「やっ」プイッ


上条「ならせめてカエルグッズを俺の部屋に置くのは止めようよ、カエルに部屋の1/4占領されてんだぞ?」


美琴「可愛いじゃない」


上条「緑一色の時々ピンクだぞ? 夢に出るぞ??」



298 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/05/09(木) 00:38:17.43 ID:3pTB0FoSO
上条「ほい、乾いた」

美琴「ありがと♪」


上条「んじゃ俺も風呂入ってくる」


美琴「うん」


上条「……覗いちゃダメですぞ?」



美琴「コインと砂鉄、どっちが好み?」エヘッ


上条「コインはまだしも砂鉄は捨てなさい」メッ



美琴「何よ大変だったのよ? わざわざ袋に砂鉄詰めて来るの」



上条「誰に貰ったのその袋」


美琴「垣根」


上条「いらん世話を焼いた垣根には説教が必要だ」



299 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/05/09(木) 00:40:13.27 ID:3pTB0FoSO
--------

----

--。



上条「ふぃ~、さて風呂上がりのアイs」



美琴「ほはえり~」チュパチュパ


上条「……俺の……俺のアイス……」ガクッ…


美琴「アイスくらいで落ち込まない。ほら、髪の毛拭いたげる」



上条「お前……風呂上がりのアイスの偉大さを……」



美琴「拭くからちょっと持ってて」つ/


上条「もがっ」カポッ



300 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/05/09(木) 00:42:07.25 ID:3pTB0FoSO
美琴「ふん-ふふん-♪」ワシャワシャ



上条「……」


美琴「相変わらずのクセッ毛ね当麻の髪」



上条「ほっほへ~」ムグムグ


~~~~~。


美琴「……ふぁ」


美琴「眠くなってきた……」



上条「人をクッションにず~~っとゲームして第一声がそれですか」



301 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/05/09(木) 00:42:53.13 ID:3pTB0FoSO
美琴「も無理~~」バタンキュー


上条「んじゃそう言う事で」フトンシキシキ



美琴「何してんの?」


上条「美琴たんベットつかう、上条さん布団しく、寝る、オケィ?」



美琴「………ふぅん」ビリビリッッ!!


上条「 」



302 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/05/09(木) 00:46:30.67 ID:3pTB0FoSO
美琴「あのねえっ! 彼女がお泊まりしてんのよ!? 何でわざわざ布団なのよ!!」


上条「だって……」


美琴「いっつもそうよ! 最近あんまり構ってくれないし! 久しぶりに2人っきりなんだからちょっとくらい期待してもいいじゃない!!」ガクガクッ!!


上条「苦しい苦しいってっ!」


美琴「大体アンタはっ!」



上条「だあ---うるさいっ!!」ポイッチョ!!


美琴「ふにゃっ」ボフッ



303 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/05/09(木) 00:47:30.70 ID:3pTB0FoSO
上条「さっきから聞いてりゃごちゃごちゃと」


美琴「だ、だって当麻が!」



上条「まだ騒ぐんならその口……塞ぐぞ?」


美琴「……………」ポー


上条「……」


美琴「………ぷっ」


上条「?」


美琴「あは……あははははははっ///」


上条「な、何笑って……」



美琴「やって見なさいよ……バカ……」




   「死ぬほど喜んでやるんだから」




323 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/05/11(土) 21:22:44.30 ID:eu/LdmHSO
~次の日~


上条「みんな遅いな」


美琴「もうすぐ来るわよ」



>パタパタ…



上条美琴「?」


垣根「リア充~~っ」


フィアンマ「爆発しろ!!」カッ!!



上条「やかましいわ」


美琴「アンタ達も立派にリア充でしょ」



垣根「まあな」


フィアンマ「否定はせん」



324 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/05/11(土) 21:27:01.47 ID:eu/LdmHSO
垣根「悪いな遅れちまってよ」



上条「そんなに待ってねーけど、なんかあった?」



垣根「まず一方通行の寝起きの悪さが原因だ、回想スタート!!」キリッ


美琴「しないわよ」


垣根「スタート!!!」キリリッ



上条「はいはいどうぞどうぞ」



325 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/05/11(土) 21:34:20.29 ID:eu/LdmHSO
    ~回想~

00001『一方通行、起きてください』ユサユサ


一方『……あと5分』


00001『その台詞もう3回目ですよ、起きてください、白井さんのお見舞いに行くんですから』ユサユサユサユサ



垣根『無理に起こすなよ00001号、5分待ってやろーぜ』


00001『しかし時間が……』



垣根『朝立ちの処理に手間取ってんだよ多分』


00001『え…あ///』


一方『よっしゃ起きたァァァァァァァァ!!!』ガバアッ!!!



326 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/05/11(土) 21:53:52.99 ID:eu/LdmHSO
垣根「……ってな事があってな」



上条美琴「………」


一方「でまかせ言ってンじゃねェェェェエェェ!!!」ゴスッ!!!



垣根「たわらばっ!」


一方「このドカスが! オマエら信じるなよ」


上条(6・4で信じてた)

美琴(当麻だけじゃなかったのね、朝のアレ……)




327 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/05/11(土) 21:56:36.11 ID:eu/LdmHSO
一方「実際はコイツがコンビニでバカしたから遅れたンだよ」



上条「は?」


垣根「朝飯にコンビニのおでん手掴みで食ってたらまさかの警備員ざたになっちゃった」テヘッ


美琴「大問題じゃない!!」



フィアンマ「心配はいらん、俺様が聖なる右で追い払った」フフンッ



番外「ちなみに死人は出てないよ」



上条「ず、頭痛が……」



328 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/05/11(土) 22:03:20.57 ID:eu/LdmHSO
00002「おはようございます」



美琴「おはよ」


00001「お見舞いの品を買っていたので遅れました」


上条「それは仕方ないって」



削板「すまん、朝のトレーニングで遅れた」


美琴「それも仕方ないですよ」



アレイ「いや~すまない、日課の下着鑑賞で遅れてしまった」ハッハッハ



上条「それは容認しねーよ」



331 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/05/11(土) 22:22:58.76 ID:eu/LdmHSO
垣根「テメッこの野郎!! いつのまに見てやがった!!」ゲシゲシッ!!



アレイ「痛いやめてっ!」


フィアンマ「貴様ァ、言えっ! 今日のワーストの下着は何色だ!!」



アレイ「黒のヒモT」


フィアンマ「…」ゴクリ


番外「コ・ロ・ス」ビリビリッッ



アレイ「ちなみに00001号は…」


一方「花柄だ黙っとけ」



アレイ「00001号のは見れなかったのだが……」


一方「……」プイッ


00001「(///)」



332 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/05/11(土) 22:32:41.30 ID:eu/LdmHSO
美琴「お見舞いの品って何買って来たの?」


00002「垣根さんチョイスが2品です」



垣根「中身は見てのお楽しみだ、あえて止めねーが開けるなら覚悟がいる」



美琴「不安しかないわ……」



フィアンマ「覚悟…完了」シュバッ



番外「なにしてんの?」


フィアンマ「覚悟のススメだ」



333 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/05/11(土) 22:38:13.79 ID:eu/LdmHSO
打ち止め「遅れてごめんなさーいってミサカはミサカは謝罪表明」トテテ


上条「遅刻の理由は?」


打ち止め「ち、ちょっと着替えに手間取っちゃってってミサカはミサカは理由を述べて…」



番外「おちびの嘘つき、アニメ見てて遅れたクセに」


打ち止め「う…」


美琴「嘘つきは泥棒の始まりよ打ち止め」メッ


打ち止め「ううっ」ガクッ


美琴「?」


打ち止め「……あれ、お姉さま? まさかもう一人のミサカが……」


上条「厨ニ禁止」



336 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/05/11(土) 22:49:47.40 ID:eu/LdmHSO
削板「00003号はどこだ?」



アレイ「それが昨日の夜から体調を崩してね、念のため病院に……」



削板「悪い先に行くっ!!!」ドビュンッ!!



上条「大丈夫なのか00003号」


美琴「まさか寿命の……」



アレイ「それは無いさ、妹達の調整、つまりは延命治療だが私の権限をもって最優先事項として扱っているからね」



美琴「そっか、良かった」



337 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/05/11(土) 23:00:38.97 ID:eu/LdmHSO
上条「でも今更ながらトースターに命令される学園都市って……」


美琴「文句言われたりしないの?」



アレイ「笑止、万が一 文句のひとつでも言おうものなら給料99.9%カットして絶望のドン底に叩き落とす」



上条「恐怖政治ですかい」



美琴「アンタ最低よ」



アレイ「む」ムカッ
338 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/05/11(土) 23:05:06.16 ID:eu/LdmHSO
アレイ「おや? そんな事を言って良いのかな超電磁砲。何なら君の奨学金も99%程カットしてもいいんだよ?」


美琴「やめてソレだけは!! 買いたい物いっぱいあるのよ! ゲコ太とか! ゲコ太とか!! ゲコ太とか!!!」



アレイ「ならば私を敬い服従したまえ」


美琴「………」ウル


アレイ「ハッハッハ愉快愉快!!」


上条「久しぶりにブチャラティが舞い降りそうだぞアレイスター」ゴゴゴゴ



アレイ「すみませんごめんなさい奨学金3倍で御勘弁を………」



349 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/05/15(水) 15:23:06.08 ID:e3WB+iCSO
~とある病院~



削板「先生ええええええ!!!!」ドドドドドッ!!!!!



冥土返し「おやおや、どうしたんだいそんなに慌てて」


削板「00003号は? 00003号は無事なんですかっ!?」



冥土返し「ああ、00003号さんならあっちの病室で……」


削板「うおおおおおおおおおおおおおおおおっ!!!」ドドドドドッ!!!



>チュドーンッ!! ガッシャーンッ!!



冥土返し「病院内では静かにね~」



350 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/05/15(水) 15:29:34.82 ID:e3WB+iCSO
削板「ここか!!」


削板「00003号! 大丈夫かあああああああああ!!!」



>ガチャ



00003「あ…」←例のカプセル



削板「……………」


00003「ど…どうも///」


削板「アボカドッ!!」ブッシャァァァァァァァァァァァ



00003「ええっ!?」



00003「だっ! 誰か―――――っ!! そ、そうですナースコールを……ああっ?! カプセルに入ってるから押せないっ!?」



削板「ち…小さな山が……ひとつ……ふた……」ドクドクドクドクドクドク…



351 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/05/15(水) 15:56:09.17 ID:e3WB+iCSO
垣根「うぃ~っす爺さん」


冥土返し「やあ、みんな揃って00003号さんのお見舞いかね?」



垣根「それもある、あと白井の見舞い」



冥土返し「そうかい、白井さんならあっちの…」



ナース「先生っ! 急患ですっ!!」



冥土返し「おや、症状はどんな感じだね?」


ナース「それが……大量の鼻血を……」


冥土返し「鼻血?」


みんな『まさか……』



352 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/05/15(水) 19:02:42.20 ID:e3WB+iCSO
削板「おぱ~いがひとつ……おぱ~いがふたつ……」ドクドク…プッシュ----



冥土返し「おやおや、凄い量だね」


ナース「あと血圧が」


冥土返し「貧血かね?」


ナース「いえ、上がりっぱなしです」


冥土返し「……鎮静剤うっときなさい」


ナース「はい!」



垣根「死ぬな! 削板あああああああああ!!」


フィアンマ「俺様を置いて逝くつもりか!? 約束しただろう! 共にラストリベリオンをクリアしようと!!」



一方「茶番劇始めンな」



美琴「当麻、私先に黒子のとこに行ってくるね」


上条「ああ、俺も茶番終わったら直ぐ行くから」



357 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/05/17(金) 10:18:13.42 ID:5wUqDgtSO
美琴「黒子~、具合どう?」ガチャ



黒子「……」


美琴「なんだ寝てるのね」


黒子「……」


美琴「大したこと無くて良かった、心配したんだからね?」


黒子「……///」



美琴「……」



358 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/05/17(金) 10:21:48.58 ID:5wUqDgtSO
美琴「……ちょっと暑いから脱いじゃおっかな」


黒子「……ハァ!ハァハァ!!」


美琴「……アンタ起きてるでしょ」


黒子「…寝てますの」


美琴「あ、ブラのホックが……」



黒子「わたくしがなおして差し上げますわ――っ!!」ガバァッ!!!



美琴「外れとらんわ!!」チョップ!!



黒子「はぐっ?!」




359 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/05/17(金) 10:25:23.33 ID:5wUqDgtSO
美琴「まったくアンタは」



黒子「すみませんですのお姉さま」


美琴「別に怒ってないわよ、調子はどう?」



黒子「流石に直ぐ退院とはいきませんわね、もう少し入院が必要ですの」



美琴「そっか、じゃあゆっくり休みなさい。黒子も頑張ったんだから」


黒子「お姉さま……」ウルウル




360 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/05/17(金) 10:27:41.31 ID:5wUqDgtSO
美琴「それより黒子、ちゃんと着替えてる?」


黒子「少し寝汗をかいたので今から下着だけでも替えようかと思っていましたの」



美琴「じゃあ代えの下着出したげるから着替えちゃいなさい、みんなお見舞いに来てくれるんだから」


黒子「ま、まさか妹様方もですの!?」


美琴「そりゃもちろんよ」



黒子「では取って置きの勝負下着を……」


美琴「普通のにしなさい」ギロッ



黒子「はいですの」



361 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/05/17(金) 10:32:34.80 ID:5wUqDgtSO
上条「白井、怪我の具合……」ガチャ



黒子「……」


美琴「あ……」


上条「Oh……」


黒子「このっ」シュンッ


上条「!?」


黒子「覗き魔がっ!!」バチーンッ!!!



上条「不幸……だ……」



362 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/05/17(金) 10:41:12.81 ID:5wUqDgtSO
垣根「ギャ―ハハハッ!! それで顔面に紅葉作ってたのかよwww」



一方「相変わらずのラッキースケベかよ」


上条「他人事だと思いやがって、お見舞いに来てビンタ食らうと思わなかったよチクショウ……」


黒子「猿に下着を見られるなんて身を汚された思いですの!」プンスカッ!


上条「悪かったよ」


00001「白井さん、具合はどうですか?」


00002「包帯が痛々しいです」



打ち止め「大丈夫?ってミサカはミサカは心配してみたり」



363 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/05/17(金) 10:59:18.20 ID:5wUqDgtSO
黒子「わたくしは平気ですの、もう完治ですわ!」パァァァ!



番外「本当に? 痛くないの?」ツンツンツン


黒子「痛っ!! やめてくださいまし! ああっ! ああぁぁぁぁああぁぁぁぁ!!!」



番外「ギャハッ☆ なにこれ面白い!」ツンツンツンツンツンツン!!



黒子「ひぎいぃぃぃぃぃぃいいいぃぃぃ!!!」ビクンビクンッ!!




365 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/05/17(金) 14:09:11.68 ID:5wUqDgtSO
フィアンマ「いい加減にせんか」ポコッ


番外「あたっ、だって平気だって言ってたし~」


フィアンマ「やせ我慢に決まっているだろう。見ろ、泡吹いてるぞ」


黒子「……」ブクブクブク


番外「やり過ぎちゃったかな?」



垣根「よし今のうちに額に肉って書いてやる」


一方「それより髪の毛を左右で白黒にした方が面白くねェか?」



美琴「冗談言ってる場合じゃないわよ! 黒子! しっかりしなさい黒子―――っっっ!!!」



366 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/05/17(金) 14:26:48.60 ID:5wUqDgtSO
黒子「三途の川がかなりクリアに見えましたわ……」



番外「ごめんね~、面白くってさ☆」


黒子「はあ、貴女は……お姉さまにそっくりですが……」



美琴「あ…えっとね、この子は……」


番外「ミサカは番外個体、おねーたまのクローンだよん」



黒子「……クローン?」


番外「あれ? 知らなかったの? てか…言っちゃマズかった?」



美琴「アンタねぇ……」



367 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/05/17(金) 14:27:25.70 ID:5wUqDgtSO
垣根「この際だ、白井には話しとこうぜ」


美琴「でも…」


垣根「いつまでも隠し通せねえしな、話した方が楽だ」


美琴「……うん」


黒子「何やら重苦しい内容のようですわね」


一方「説明は俺がする、頭っからな」


黒子「はいですの」



368 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/05/17(金) 14:30:52.07 ID:5wUqDgtSO
一方「………ってな訳だ」



黒子「レベル6にそれに伴う実験……にわかには信じられませんわね」



上条「でも事実だよ、妹達が何よりの証拠だし」


黒子「はぁ……」


美琴「でもね黒子、もう実験は中止になったから心配ないの」


垣根「念のために言っとくが他言無用だぞ白井、ただでさえ人間のクローンは国際法で禁止されてっからな」



黒子「もちろん誰にも話したりしません、墓まで持って行きますわ」



369 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/05/17(金) 14:35:09.91 ID:5wUqDgtSO
黒子「しかしひとつ疑問点がありますわね」


美琴「なにが?」


黒子「えっと、00001号様でよろしかったですの?」



00001「はい、ちなみに一方通行に美春と名付けて貰いました。どちらでも好きな方で呼んでください」


黒子「了解ですの、00001号様は何故……」


00001「?」


黒子「お姉さまより胸が大きいんですの?」


00001「今だもって謎です」


黒子「人体の神秘ですわね、しかし胸の大きなお姉さまもそそりますわ……」ジュルリ…



一方「……」


370 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/05/17(金) 14:39:34.19 ID:5wUqDgtSO
一方「ここにオマエの人形(figma)がある」


黒子「なんですの突然……」



一方「00001号に変な真似したら……」


黒子「し……したら?」



一方「こうだァァァァアァァァァ!!!」ベキィッ!!!



黒子「わたくしの人形がァァァァ! 黒/子にィィィィ!!!?」



371 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/05/17(金) 14:55:48.23 ID:5wUqDgtSO
00002「白井さん、コレお見舞いの品です」


黒子「ありがとうございますですの、コレは白井家の家宝に…」



美琴「いや開けなさいよ」


黒子「察するに食べ物ですの?」ガサガサ



垣根「あ、俺ちょっとトイレ」ソソクサ



上条「待て垣根、まさか変な物が入って無いだろうな?」ガシッ


垣根「はっ! はなせっ!! 俺はまだ死にたくねえっ!!!」ジタバタ!!



黒子「コレは……っ!?」



[臭豆腐]&[鮒寿司]



打ち止めの「……うげっ……」パタリ



黒子「打ち止め様!? しっかりなさってくだ…ゴバァッ!!!」



372 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/05/17(金) 15:00:53.25 ID:5wUqDgtSO
美琴「ぎゃあ――っ!! 何よこの臭い!?」


上条「鼻が……息が……」



00001「窓を……換気……を……」パタリ


一方「00001号ォォォ!!?」



00002「ゴホッゲホッ!! ちょっと洒落になりませ……オエェェエェェ!」



番外「コレヤバイって! 早く捨ててよ!! 息できないじゃん!!」


フィアンマ「ワースト! 解決策があるっ!」


番外「え、なに? あるなら早くやっちゃって!!」



373 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/05/17(金) 15:12:40.99 ID:5wUqDgtSO
フィアンマ「そうか、解決策は……こうだ!」



>チュウ……



番外「ンむっ!?」



フィアンマ「スーハー…」ムチュー



番外「ンむむむむむむむ!!!???」ジタバタ!!



みんな「うわぁ……///」



374 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/05/17(金) 15:14:44.19 ID:5wUqDgtSO
フィアンマ「スーハースーハー……」



番外「ん……ん゙ん゙っ!!」



フィアンマ「……ぷふっ。人工呼吸の要領だ、呼吸は出来ただろう?」



番外「…」ピクッ…ピクピク


垣根「イッたか」


上条「表現を卑猥にするなっつの」




375 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/05/17(金) 15:16:48.46 ID:5wUqDgtSO
一方「とりあえず換気だ、その後で垣根、オマエを殺す」



垣根「だから~開けるなら~覚悟がいるって~言ったじゃ~ん」



美琴「ゴホッ、悪ふざけにしても限度ってあるでしょ!? ほぼ全滅じゃないの!!」



垣根「ゴメりんこ☆」


一方「よし殺す。上条コイツ押さえとけ、この悪臭の元全部食わせてやる」


上条「ラージャ」ガシッ


垣根「なあ、暴力では何も解決しないんだ。ここはひとつ話し合いで解決しねーか?」


一方「食え、そして死ね」



垣根「 」



376 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/05/17(金) 15:22:09.41 ID:5wUqDgtSO
垣根「うえ~~ん口の中臭~~い、ポンポン痛いよ~~~」



一方「何ならホビロンも食うかコラ」


垣根「いやゴメン、ホビロンだけはマジ勘弁。イケメルヘンていとくんですらためらうわアレ」



美琴「ホビロンってなに?」ハテ?



上条「ググるな危険、グロ注意とだけ言っとくよ」



美琴「なんて言っといて実は大したこと無いってオチでしょ? えっと…ホビロンホビロン……」グーグル



美琴「………………」



上条「だからヤメときなさいって言ったのに」


美琴「タマゴ……ヒヨコ……グロ……」ガタガタブルブル……



397 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/05/19(日) 15:03:02.85 ID:vAQOuaZSO
一方「ちょっと席外すぞ」



00001「一方通行、どちらに?」


一方「すぐ戻る、そこのヘタッチメン子ゼブラに変な真似されンなよ」


黒子「しませんわよ!!」



一方「信用出来ねェンだよ」



黒子「失礼な」


垣根「アクセル全開! ふりきるぜ!!」グリッ!!


黒子「痛いですの! ツインテール捻らないでくださいまし!!」



一方「じゃあな」




398 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/05/19(日) 15:06:55.26 ID:vAQOuaZSO
番外「ミサカに言う事は?」


フィアンマ「人工呼吸のつもりでした」セイザ


番外「本音を言え」


フィアンマ「辛抱たまりませんでした」セイザ


番外「しばらく口聞かないから」プイッ


フィアンマ「あ……しばらくって……どれくらい?」



番外「3年」


フィアンマ「長っ!? せめて3日で……」



番外「知らないっ」プイッ


フィアンマ「……グスンッ」

番外(場所考えてよ、もうっ///)



399 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/05/19(日) 15:13:25.19 ID:vAQOuaZSO
一方「あァ~っと、アイツの病室は………」


一方「あ、ちょっとすいませェン」


ナース「はい?」


一方「あのォ、結標淡希って女が入院してるハズなンですけどォ」



ナース「ああ、彼女なら多分……」


一方「?」



400 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/05/19(日) 15:33:07.31 ID:vAQOuaZSO
一方「何で病室じゃ無くて小児科に案内されたンだァ?」


一方「あ……あァ??」


結標「ボク~? もしかして迷子? お姉ちゃんが一緒に探してあげよっか」


一方「……」


結標「大丈夫よ怖くないわ、ちょっと鼻の骨が砕けてるけどって…お母さん居た? チッ……」



結標「惜しかったわね、あっ! そこのボク~~♪♪」



一方(俺が殴ったせいでああなったのかアレがデフォなのかで対応変わるぞ……)



401 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/05/19(日) 15:40:55.86 ID:vAQOuaZSO
結標「なに探してたの? えっ? トイレ? ならお姉ちゃんが一緒に「オイコラ」ゲシッ!あふんっ?!」



結標「たたた……だ、誰よせっかく人が……げ!っ?」



一方「オマエなに犯罪まがいな事してンだよ」


結標「犯罪? 聞き捨てならないわね、どこをどう見たら私が犯罪者に見えるのかしら?」



一方「どの口がほざいてやがる、10歳かそこらのガキに声かけまくってたクセによ」



402 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/05/19(日) 15:53:06.59 ID:vAQOuaZSO
結標「人聞きの悪い事言わないでくれない? 私はただ困ってるショタ……もとい子供を放っとけないだけよ」



一方「ハイ決定、ショタとか言う時点でもう決定だわ」



結標「だから違うわよ! 私はショタコンなんかじゃ……」



一方「ちなみにショタの魅力ってなンですかぁ?」



結標「魅力ですって?」キラーン



403 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/05/19(日) 16:07:43.29 ID:vAQOuaZSO
結標「そうね、まずショタには未来があるわ。大きくなったらこうなるんじゃないかな?とか、純真無垢なところとか。無邪気に公園で遊んでるところなんてもう抱きしめたいくらいよ」


一方「あ、もういいわ」


結標「あとはちょっと思春期ゆえの反応も萌えポイントね、ナチュラルに胸をよせて近づいた時に顔を赤らめながらチラチラ見てくるところなんてもう……」エヘエヘ



一方「あ、もしもしアンチスキルですかァ? 今目の前に犯罪者予備軍が……ええ、かなり重度のショタコンをこじらせてますねェ」



結標「わーっ! わーっ!! やめてよ! まだ手を出した事はないんだから!!」



一方「まだってオマエ、手ェ出す気なのかよ」


結標「あくまでも同意の上にもっていくのが難しいの」


一方(ダメだコイツ……)


434 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/05/23(木) 23:43:33.64 ID:DusyO93SO
~あわきんの病室~


結標「それで、私に何の用? まさかお見舞いに来たなんて言わないわよね?」



一方「うちの者が体調崩してンだよ。あと、オマエが怪我させたツインテールの見舞い」


結標「ああ、あの子もここに入院してたのね、気がつかなかったわ」



一方「ガキの尻ばっか追いかけてッからだろ」



結標「失礼ね、お尻なんて追いかけてないわよ」


一方「あァ?」


結標「追いかけてるのはマエよっ!」


一方「余計タチ悪ィわ」



435 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/05/23(木) 23:50:42.43 ID:DusyO93SO
一方「……ところでよ」


結標「なによ」


一方「オマエ、残骸を使って何をするつもりだった?」


結標「……」


一方「アレは樹形図の設計者(ツリーダイアグラム)の中枢部品、再構築すれば予言に等しい演算が可能になる」


一方「それを使ってどうするつもりだったンだよ」



結標「……アナタは疑問に思った事はない?」


一方「?」


436 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/05/24(金) 00:01:20.64 ID:B/9fM14SO
結標「何故自分にこんな力があるのか、何故自分である必要性がって」



一方「……無ェな、学園都市に居る奴らは例外を除いて全員が自分の意思で能力開発のカリキュラムを受けてンだ」


一方「能力に差は出るにしろ、自分でなろうとして能力者になったンだ、疑問に思う事自体ズレてンだよ」



結標「でも能力者になるのが人間である必要はある? 別に人間じゃ無くてもいいんじゃないの?」



437 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/05/24(金) 00:08:04.34 ID:B/9fM14SO
結標「例えばそう、第三位のクローンにも能力は備わってる」


一方「……何で知ってやがる」



結標「ちょっと前まで窓の無いビルの案内人をしてたのよ、学園都市の裏側も少しは知ってるわ」



結標「人工的に造られたクローンが能力者になれるなら、人間じゃ無くても能力開発が可能かもしれないじゃない」



結標「だから樹形図の設計者(ツリーダイアグラム)を使って『人間以外が能力を持つことが可能かどうか』を演算するつもりだった……」



438 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/05/24(金) 00:17:43.23 ID:B/9fM14SO
一方「甘ったれンな」


結標「……え?」


一方「オマエはな、自分が人を傷つけちまうのを能力のせいにしてるだけだ」



一方「そうやって自分に非はねェと悲劇のヒロイン気取って安心してるだけなンだよ」



結標「なっ! アナタに何が分かるって言うのよっ!!」



一方「分からねェよ。だがな、白井を傷付けたのは誰でもねェ、オマエ自身だ」



結標「あ……」


一方「オマエが自分の目的の為に能力使って傷付けてさらに武器でトドメ刺そうとしたんだろ、その事実は変わらねェ」



439 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/05/24(金) 00:23:39.26 ID:B/9fM14SO
一方「いいか、能力を持った事を幸と取るか不幸と取るかはオマエ次第、使うのが怖けりゃ使わなきゃいい」



一方「あとは自分で決めろ、ガキじゃねェンだからよ」



結標「……」



冥土返し「やあ、調子はどうだい?」


結標「先生? 検査ですか?」



冥土返し「いやいや、ちょっと様子を見にね」



冥土返し「しかし偉いじゃないか一方通行、ちゃんとお見舞いに来たみたいで」



一方「ついでのついでだ、勘違いすンなクソジジイ」



441 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/05/24(金) 06:18:59.53 ID:B/9fM14SO
冥土返し「あ、忘れるところだった」


冥土返し「結標さん、コレ君の服のポケットに入ってた物なんだけどね、大事そうな物だったから渡しておくね」


結標「あ、どうm「何だこの紙っきれは」あっ! ちょっと返して!!」


一方「……樹形図の設計者(ツリーダイアグラム)の演算計画?」



結標「やめて見ないで!!」



一方「うるせェまたぶン殴るぞ」


結標「ふえぇぇ……」



一方「なになに……」



   『10歳未満の子供(男の子)と合法的に交際、結婚は可能か』



一方「……………」



443 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/05/24(金) 07:08:21.78 ID:B/9fM14SO
一方「オマエ……」


結標「じっ! 冗談よ冗談っ!! 本気しないでよ!?」



一方「ここに赤ペンで最優先事項って書いてあンぞ」



結標「何よそんな物! タダの紙くずじゃない!!」



一方「クズはオマエだろ常識的に考えて」


結標「うるさいっ! 処分するから渡しなさい!!」



一方「嫌ですゥ、全世界の少年の貞操を守る為にコレはアンチスキルに証拠として提出しますゥ」



444 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/05/24(金) 07:11:38.21 ID:B/9fM14SO
結標「やめてやめてよ! この歳で前科は嫌っ!!」


一方「いやオマエはマジ1回ブチこまれた方がいい気がする」


結標「もう返してよ! 返してってば―っ!!」


一方「ダァメですゥ!」


結標「このっ!」ガバッ!


一方「おわっ?! テメッ! 乗っかってくンじゃねェ!」


結標「わ~た~し~な~さい~~!!」ギュムギュム



一方「分かった! 分かったから離れろっ! グワッ!? どこにナニ押し当ててやがるコラッ!!」


結標「ソレ渡したら離れてあげるわよ!」ムギュギュギュ



一方「このっ! いい加減にしねェと反射して………っ!?」ハッ!!



00001「…………」プルプル

一方「………Oh」



465 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/05/27(月) 22:35:22.28 ID:+oaoaJ4SO
00001「………」


一方「あ…あァ……いや…えェ……コレはその…だなァ……」



00001「…ぅ……グスッ」ジワァ



一方「待てっ。泣くなっ! 話を聞け! プリィィィィィィィィズ!!」



00001「ア……」


一方「話せば分かるンだよ! だから……なっ??」


00001「一方通行の……」

一方「?」


00001「一方通行の……パイオ―ツオブカリビア――ンッ!!」ピュー-ッ!!!



一方「オイィィィィィィィィ!!!」




466 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/05/27(月) 22:42:48.79 ID:+oaoaJ4SO
一方「NOォォォオォォォォォォ!!!」オ---マイッガーーッ!!


結標「ちょっと今の子ってまさか……」


一方「オマエエェェェ!!」


結標「な、なによ?!」


一方「アイツがああなったらなァ! 機嫌直すのにどンだけかかると思ってンですかァ!?」


結標「知らないわよ」


一方「丸1日……ヘタすりや数日かかるンだぞ……」ワナワナ……


一方「その間ずっとマトモに口聞いてくれねェわ他の奴らからはチクチクチクチク責められるわ……」



一方「どうしてくれンのォ!? ねェェェどうしてくれンのォォォ!!??」



467 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/05/27(月) 22:58:14.86 ID:+oaoaJ4SO
結標「わ、私のせいじゃないでしょ???」


一方「クソがッ!! やっぱ鼻骨折なンて手加減しねェで顔面貫通パンチかまして殺しとくべきだった!!!」



結標「今サラっと恐ろしい事言ったわよアナタ!!」



一方「あっ!! こうしちゃいられねェ! すぐにフォローしねェと!!」


結標「ちょっと?」


一方「00001号ォォォ!! 誤解なンだ聞いてくれェェェ!!!」ピュ---ッ!!!



結標「アレ……ホントにあの時と同じ人??」



??「同じだぞ」


結標「だっ……誰っ!?」



468 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/05/27(月) 23:09:04.54 ID:+oaoaJ4SO
垣根「垣根帝督、学園都市第二位だ」


結標「……」


垣根「俺がここに来た理由、解るか?」


結標「私を……始末しに来たの?」



垣根「……ああそうさ、オマエは色々と面倒な事をしてくれたからなぁ」



結標「そう、ならひと思いにやってちょうだい。罪滅ぼし出来てないのがちょっと残念だけど……」



垣根「いい覚悟だ、なら……目瞑ってな」


結標「……」ブルブル


垣根「………鼻デコピンッ!!」ビスッ!



結標「………っっっ!!!!??」



469 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/05/27(月) 23:17:05.37 ID:+oaoaJ4SO
結標「……!!!!……!!!!!!」ビクンビクンッ!!



垣根「どうよ、折れた鼻にデコピンかまされた気分は」



結標「い……いひゃいぃぃ……」ヒクヒク…



垣根「ま、ソレが白井にケガさせたり騒ぎ起こした罰ってヤツだ」



結標「あにゃ……あにゃた……にゃんのつもり……」ビクンビクンッ



垣根「始末だのなんだのアホか、オマエ以上に罪背負ってる奴なんざ腐る程居るんだよ」


結標「にゅ……にぃ?」



470 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/05/27(月) 23:21:28.78 ID:+oaoaJ4SO
垣根「あとな、妹達の事を知ってんならもうひとつ言っとく」


結標「?」ズキズキ


垣根「あの子達は人間だ、少なくとも俺なんかよりずっとな」



垣根「だから二度とクローンだの人間じゃないだの言うな、もし言ったその時は……」



垣根「今度は本当に殺す」



結標「……」



474 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/05/28(火) 02:12:39.30 ID:c8KS4DoSO
垣根「ま、言いてぇのはそんだけだ」


結標「あ……えと…」


垣根「寝な、傷治さねーと罪滅ぼしもクソもねぇだろ?」



結標「……うん」


垣根「良く寝れるように未元物質で睡眠誘発剤を作った、はいシューッとな」プシューッ



結標「え……ちょっ………うっ……」カクン



結標「Zzz……Zzz…」


垣根「……寝たな」キラーン



475 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/05/28(火) 03:44:34.12 ID:c8KS4DoSO
フィアンマ「ターゲットは寝たか?」


垣根「バッチリバッチン」


フィアンマ「で? どうする?」



垣根「とりあえずコイツのお見舞いと思われるフルーツ盛り合わせをひと通り食ってと……スイカ発見ナイスフルーツ」ムシャムシャ



フィアンマ「スイカは園芸分野物ではフルーツじゃ無いぞ? 俺様にはバナナをくれ」


垣根「ムシャムシャ……ゴクンッ……さて……」


フィアンマ「この女、ワーストに敵わぬまでも中々のスタイル」


垣根「……揉んどく?」


フィアンマ「揉まいでか」


垣根フィアンマ「……」ジ----



結標「Zzz………ハッ!!」ビクッ!!



482 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/05/29(水) 13:17:05.58 ID:nHVybKySO
>PPPPPPPPP!!



?「ナースコール? はいはい」



結標『ま……強姦(まわ)される……』



?「………は??」



?「どうする?」


??「とにかく行って見ましょう」



?「めんどいにゃ~ん」



483 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/05/29(水) 13:20:06.83 ID:nHVybKySO
??「どうしましたか?」ガチャ


結標「……」

垣根(俺の言う通り話せ)←ベッドの下に潜ってる



結標「……ごめんなさい、ちょっと変な夢をミタモノデ」



?「ふ~ん、熱計ってみる?」


結標「はい」


フィアンマ(むむっ!)


垣根(どうした?)


フィアンマ(垣根よ、2人の内1人は巨乳だぞ)


垣根(マジ? オマエのスカウターはいくつを表示している)


フィアンマ(戦闘力(巨乳度)90以上)


垣根(そのスカウター(眼力)は正確だろうな?)



フィアンマ(テリーマンの靴ひも並みだ)


垣根(ほぼ100%じゃんそれ)



485 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/05/29(水) 13:26:54.11 ID:nHVybKySO
垣根(それでどうするよ?)



フィアンマ(この女は後回しだ、ターゲットをナース?に変更する)



垣根(どっちから行く?)


フィアンマ(モチロン俺様からだ)


垣根(チッ、まあいいか)



フィアンマ(では突貫する)



486 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/05/29(水) 13:29:50.81 ID:nHVybKySO
?「ほい体温計、脇に挟んで……」


フィアンマ「ト―――ウッ!!」ガバッ!!



?「え……」



>ムニュン



フィアンマ「ほう、中々の柔らかS「オイ」……??」



番外「何のつもり?」ジットー



フィアンマ「 」アレー?


フィアンマ「ああ……イヤ…その……」ムニュムニュ


番外「……いつまで揉んでんだって聞いてんだよこのド変態がああああああぁぁぁぁ!!!」ビリビリッ!!!!


フィアンマ「ぎゃあああああああああああああああああああああああっ!!!」



487 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/05/29(水) 13:39:13.85 ID:nHVybKySO
垣根「なんだよどうしたよ?」ヒョコッ


00002「どうしたもこうしたもありません」ゴゴゴ…


垣根「Oh……」


00002「さあ行きますよ垣根さん、今日はA~Zまでフルコースでお仕置きです」ズルズル


垣根「いやああああああああああああ!! せめてCコースまでで勘弁してえええええええええええええええええええええ!!!」ズルラレ



488 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/05/29(水) 13:40:13.41 ID:nHVybKySO
番外「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラァァァァ!!!」マウントポジション!


フィアンマ「ハグッ! オグッ!? ムゴッ?! ゆる…じで……」ボコラレ


結標(た………助かった)



00002番外「「ソコのショタコン。人の彼氏誘惑した罪、タダで済むと思うなよ?」」


結標「ちょっええっ!? 私は被害者よ??!」



489 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/05/29(水) 13:44:24.06 ID:nHVybKySO
黒子「そう言えばお姉さま」


美琴「ん~? なに?」リンゴムキムキ


黒子「昨日はちゃんと寮にお帰りになられたんですの?」


美琴「………リンゴ剥けたわよ」


黒子「まさかとは思いますが、わたくしが入院したのを良い事に上条さんの所にお泊まりなどされてませんわよね?」



美琴「シテナイシテナイぜーんぜんしてない」


黒子「……いつも使われているシャンプーと違う香りがしますわよ?」


美琴「嘘っ!? ちゃんと自前のシャンプー使っ……あ……」


上条「美琴た~~ん……」ガクッ


黒子「オイコラ猿っ」ジロッ


上条「ごめん言い訳させて、んでもって鉄串しまって」



490 : ◆ckIk6zYgQI [saga]:2013/05/29(水) 13:53:54.00 ID:nHVybKySO
一応ここまで。寝落ちで投下出来なかった分でした。

>>480 ついに定評になったのですか……池上先輩とはエライ違う定評が……
491VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/05/29(水) 13:56:19.33 ID:vKaOXEmUo
492 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/05/29(水) 13:59:21.76 ID:3Yf4V61jo
池上先輩の定評はかませフラグだから似たようなものじゃないかww
493 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/05/29(水) 13:59:39.08 ID:qkCv+taAO
乙です。
むしろ寝落ちでも何でも定評があるのは羨ましいですよ。
494 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2013/05/29(水) 17:46:20.29 ID:7OpAGoKP0


しかしイケメンコンビに癒される
のは俺だけだろうか 


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