2013年10月18日金曜日

一方「責任取ってやる……」 番外個体「え?」

1SSS ◆KtxQQEeKzw[saga]:2011/03/27(日) 00:42:47.06 ID:3TFb4wGx0

※注意!!
・一方通行さんがぶっ壊れる可能性あり。

・気まぐれ更新になると思います。

・通行止めじゃないとダメだ! という人は戻る推奨。

・酔った勢いで、みたいなのを書いていくつもりです。シリアス展開はないよ、多分。

・MNWネタがある可能性あり。そのときの気分次第なので書くか未定。

・R-18です。閲覧注意!!

・下記の続編になります
番外個体「責任とってよね」 一方「」 

2SSS ◆KtxQQEeKzw[saga]:2011/03/27(日) 00:43:05.55 ID:3TFb4wGx0

簡単なあらすじ
―本編―
ロシアから帰還する際に、打ち止め、番外個体の両名を回収した一方通行。
学園都市外部で回収したため、近くのホテルに一泊したのだが、翌朝、目覚めると裸の番外個体が同じベットで眠っていた。
前日の記憶のない一方通行は、番外個体から昨日何があったのかを聞き、自分のしてしまったことに絶望する。
その後、学園都市に帰還した一方通行は、番外個体の反応から話の矛盾点に気がつく。
真相を知るため向かった病院で、10039号からその夜のことを聞きだすことに成功するも、より凹んでしまう結果に。

―後日談―
10039号から真相を聞きだす対価として、上条当麻との飲み会の約束をさせられた一方通行は、『ロシア生還記念パーティー』という名目で人を集める。
が、その翌日、またも記憶の喪失を経験。しかも、今度は番外個体のみならず、他の妹達三人とも一緒に寝ていたという始末。
現実から目を逸らすため、廊下に逃げ出すと同様の状況であると思われる上条当麻、浜面仕上と遭遇。
前日、起こったことを回想していく三人だが、果たして真相にたどり着けるのだろうか?

回想の王様ゲーム編のラストから始まります。
3SSS ◆KtxQQEeKzw[saga]:2011/03/27(日) 00:43:35.95 ID:3TFb4wGx0









番外個体「責任とってよね」ニヤニヤ










一方「」



42SSS ◆KtxQQEeKzw[saga]:2011/03/28(月) 12:03:04.29 ID:DhXwVMuj0
―――


20000「という、夢だったのさッ!!」ガバッ



絹旗「できちゃったって……」///

麦野「それってつまり……」

滝壺「つまり?」

御坂妹「そういうことでしょう」

美琴「え? 本当に……?」


上条「おい、しっかりしろ! 一方通行、一方通行――!!」グワングワン

一方「」ガクンガクン

浜面「ダメだ……。こいつ気絶しちまってるぜ」


17600「くそっ! こっちも気絶してやがる、とミサカは拘束していた手を離します!」

14510「」ドサ

10039「しっかりしろ! しっかりするんだぁー!」

14889「」

19090「こいつまで飛んでやがる! とミサカは報告します!」



20000「あれ? 何この状況?」

43SSS ◆KtxQQEeKzw[saga]:2011/03/28(月) 12:03:43.94 ID:DhXwVMuj0

=男性陣=
上条「くそっ! 起きろ、一方通行!」ビシッ

浜面「何寝てんだ! ちょっと話聞かせやがれ!」ガツン

一方「」

上条「ち、ちくしょう! なんでこんなことに!」ボコッ

一方「ハッ!?」

浜面「起きたか、一方通行……」

上条「よかった。目を覚まさないかと思ったぜ」

一方「上条に、金髪か……。今、酷ェ夢を見てたンだ……」

上条・浜面「現実から目を背けるな」

一方「ハァ? ってことはなンですかァ? さっきの夢が現実だとでも言うンかよ?」

浜面「さっきの夢っていうのは……」

一方「番外個体にありえねェこと言われたンだよ。まァ、何とは言わねェけどな」


上条「とりあえず……おめでとう、一方通行。それは夢じゃないぜ」グッ


浜面「責任とってやれよ? 一方通……、いや、パパセラレータ」グッ


一方「」

44SSS ◆KtxQQEeKzw[saga]:2011/03/28(月) 12:04:22.77 ID:DhXwVMuj0

上条「それで詳しい話を聞きたいんだが……」

一方「詳しい話だとォ……」

一方(正直、精神的なダメージが半端ねェ……。マジかよ……。マジかよォ……)

浜面「ぶっちゃげ、マジでヤったの?」

一方「ブフォッ!!」

上条「……この反応じゃ黒だな」

浜面「やるじゃねえか、第一位……」

一方「そりゃどォも……」

上条「それも、あんなかわいい子と! これは、もう一回説教してやる必要がありそうだな」


浜面「まったくだぜ。俺だって、生でやったことなんてないって言うのに!」


上条「…………え?」

一方「…………は?」

浜面「…………あっ」


上条「ちくしょぉぉぉぉぉぉぉっ!!」ダッ


浜面「おい、待てよ上条!」

一方「放っておいてやれ……」
45 :SSS ◆KtxQQEeKzw[saga]:2011/03/28(月) 12:04:53.34 ID:DhXwVMuj0

=妹達=(10032号を除く)
14510「」チーン
14889「」チーン

10039「さっきの発言で、セロリ派はほぼログアウトしてしまいましたね」

19090「無理もありません。ミサカもセロリ派ではないのに、トリップしかけましたから、とミサカは現状の混乱ぷりにアタフタします」

20000「ねえ、ねえ。これってどういう状況? とミサカは起きたのに誰にも相手にされないことに凹んでみます」

10039「おや、起きたのですか20000号」

19090「さきほど、番外個体が爆弾発言をして、まさにパニック状態なのです、とミサカは懇切丁寧に説明します」

20000「爆弾発言……? とミサカはいぶかしむ表情で二人を見ます」

10039「できちゃった発言です」

20000「なん……だと……」

19090「驚くのも仕方ありませんとミサカは―――」

20000「いつの間に、ミサカとセロリたんの間に子供が……」

19090「いやいや、ねーよ、とミサカはありえない妄言を吐いている変態に突っ込みます」

10039「セロリと番外個体の間に、のようです」

20000「う、ウソ?」

19090「どうでしょう? この間の中継から、ウソだと言い切ることはできません、とミサカは分析してみます」

20000「ううっ……。セロリたんとの妊婦プレイを先越されるとは……、とミサカは―――」

10039・19090「そっちかよ」
46SSS ◆KtxQQEeKzw[saga]:2011/03/28(月) 12:05:32.74 ID:DhXwVMuj0

=女性陣=(一部妹達を除く)
番外個体「ぶひゃひゃひゃひゃひゃ!! 今の顔見た!? マジ笑える!!」ケラケラ

美琴「ね、ねえ! ちょっと!! さっきのはどういうことなの?」

番外個体「え? さっきの?」キョトン

御坂妹「いやいや、そこでキョトンはねーよ。さっきの発言はどういう意味ですか、と言うことです」

絹旗「できちゃったってことは……」

麦野「第一位と寝たの?」

美琴・絹旗「!?」

番外個体「んー。まあ、否定はしないけどねー」

美琴「そ、それって……」プシュー

絹旗「はわわわわ」///

麦野「マジかよ……。一発でできるなんてどんなスナイパーだよ……」

御坂妹「ベクトル操作でもしたんでしょうか?」





番外個体「え? できたなんて、ウソに決まってんじゃん」ケロ





麦野・御坂妹「は?」

滝壺「そうだと思った」
47 :SSS ◆KtxQQEeKzw[saga]:2011/03/28(月) 12:06:02.64 ID:DhXwVMuj0

滝壺「でも、なんでそんなこと言ったの?」

番外個体「言ったら盛り上がると思ったんけどにゃー?」

麦野「まあ、間違いなく空気は一転したけどね」

番外個体「大体、本当にできてたら、ここに来てすぐに言うに決まってるじゃーん」

麦野「……まあ、それもそうか。そんなこと忘れるわけないし……」

番外個体「ミサカはあの人の嫌がることをするのが、趣味みたいなもんだし」ククク

御坂妹「それにしても、ちょっとやりすぎではないでしょうか?」

番外個体「ぶふっ、それにしても、さっきの顔は笑えたなー。にひひ」

麦野「確かに、さっきの第一位の顔ったらなかったかもねえ! ぎゃははははっ!!」

滝壺「あくせられーた、ちょっとかわいそう」

番外個体「いいの、いいの。このくらい余興の一つだって! ウソついてたの黙っててね」

麦野「そりゃおもしろそうだよ、ミサワ。くくくっ」

御坂妹「それにしても……」

美琴「」プシュー

絹旗「」プシュー

御坂妹「この二人はいつまでトリップしてるつもりなんでしょうか?」

滝壺「大丈夫、そのうち戻ってくるから」
48SSS ◆KtxQQEeKzw[saga]:2011/03/28(月) 12:06:34.89 ID:DhXwVMuj0
―――
美琴「はっ!? ちょっとボーっとしてたわ」

絹旗「わ、私もです……」///

滝壺「お帰り、二人とも」

麦野「あっちの子は、まだ気絶してるみたいね」

御坂妹「それは仕方ありません。それだけの衝撃発言でしたから」


番外個体「……それで? あなたはどうしてくれるのかな?」


一方「!!」ビクゥ

浜面「ほれ、なんか言ってやれよ」

一方「そのォ、なンだ……」オロオロ

麦野(くくっ、ダメだ。まだ笑うな……。くはっ……)プルプル


一方「まだ、テンパっててよく分からねェ。返事はもうちっと待ってくれ……」


番外個体「くふっ…、別にいいけどねー、ぷぷっ……」プルプル

浜面「このヘタレ!」

滝壺「はまづらが言えるの?」

麦野「まったくね」

浜面「うるせー!」


美琴「それでアンタはこんな端っこで何やってんの?」

上条「ほっといてくれ……」ズーン
49 :SSS ◆KtxQQEeKzw[saga]:2011/03/28(月) 12:07:09.76 ID:DhXwVMuj0

14889「はっ!? すみません。ミサカとしたことが、ちょっと寝てしまっていたようです」

10039「なかったことにしやがった……」

14889「えー。それでは、無事王様ゲームも終了したということで、一番盛り上げられなかった人には罰ゲームをしてもらいましょう」

麦野「そういえば、そんなこと言ってたわねえ」

滝壺「罰ゲームって何するの?」

一方「それどころじゃないンですけどォ……」ズーン

20000「これはセロリたんを慰めるチャンス!? セロリたーん!」バッ

番外個体「はいはい。ダメダメー。この人は、ミサカが慰めてあげるんだからー」ギュー

一方「あンまくっつくなよ……」

19090「そ、それは慰めじゃないのでは? とミサカは番外個体の行動に困惑します」

14889「ご安心ください! そんなに重くはありません! 罰ゲームは『一気飲み』です!」

美琴「切り替え早いわね……」

御坂妹「なかったことにしてますから。むしろ、これが元々の流れです」

絹旗「たしかに、超そうかもしれませんけど……」

浜面「それにしても、こいつらどうするんだよ」

上条「」ズーン
14510「」チーン

麦野「もう、放っておきなさいよ」
50SSS ◆KtxQQEeKzw[saga]:2011/03/28(月) 12:07:54.12 ID:DhXwVMuj0

美琴「それで、一番盛り上げられなかった人ってどうやって決めるのよ」

14889「それは、もう集計し終わっています」

絹旗「え? もう終わってるんですか?」

10039「はい。詳しくは、前スレの934から945をご覧下さい」

19090「その罰ゲームを受けるのはこの人!」


14889「『上条当麻』でーす!」バーン


上条「え? 俺?」

美琴(たしかに……)

麦野(こいつだろうな……)

14889「女の子に顔面パンチしたり、イチャイチャしながら、好きな人を別の人にバラさせた挙句、小さな女の子にお姫様だっこされるというのが大筋ですか」

浜面「言葉にすると酷えな……」

滝壺「はまづらもそんな感じだけど」

20000「ミサカが寝てる間に、そんなおもしろそうなことが……」ワナワナ

一方「主人公(ヒーロー)の行動とは思えねェよ」

14889「それが、最下位の決定打となったようですね」

番外個体「でも、あなたも人のこと言えるのかにゃーん?」ニヤニヤ

一方「うぐゥっ!?」

御坂妹(酔った勢いで襲ってますから、あの人よりも酷いですね)
51SSS ◆KtxQQEeKzw[saga]:2011/03/28(月) 12:09:46.67 ID:DhXwVMuj0

上条「いいぜ、罰ゲーム上等じゃねえか……」

美琴「それで、どれにする? あんま軽いのじゃなければ、種類くらい選択させてあげてもいいと思うんだけどー?」

14889「オッケーです。では、一気飲みの対象を選択してくださーい!」

浜面(って言っても、ビールやチューハイは却下されるだろうし、きついのしか残ってなくね?)

上条「じゃあ、こいつを」ワイン

10039「えっ!? それ、まだ開いてないやつですよ? それなら、こっちの開いてるやつにした方が……」

上条「いいんだ。これは罰ゲームであると同時に、一方通行へのお祝いでもあるんだから」キリ

美琴「アンタ……」///

御坂妹「やだ、かっこいい」///

番外個体「だってさー」

一方「ぐふゥっ」

14889「それでは、張り切ってどうぞー」

上条「上条当麻いきまーす! ごくっ…、ごくっ…」

絹旗「うわー、超すごいスピードですね」

滝壺「大丈夫。そんなやけっぱちな飲み方をするかみじょうを私は応援してる」

麦野(つーか、それワインの飲み方間違ってるだろ。ワインで一気飲みとかすんなよ……)


上条「ぷはーっ! おめれとう! 一方通行ーっ!!」


ワー ワー イイゾー

一方「これ、俺の罰ゲームじゃねェよなァ……?」

浜面「どうだろうな……」

100 :SSS ◆KtxQQEeKzw[saga]:2011/03/29(火) 12:15:30.20 ID:/tASOg9P0

浜面「ほら、落ち込んでないで飲もうぜ! せっかくの宴会だ!」ポンポン

一方「おォ……。ちょっときつめの酒持ってきてくれるか……?」

浜面「よし来た」スタスタ

番外個体「あなたはそんなに嫌なのかな?」

一方「いや、そォじゃねェけどよ……。あンまりの自分のアホさ加減にガックリきてるだけだ……」

番外個体「まあまあ、そんなに落ち込まないでよー。ミサカ気にしてないからさー、ぷくくっ……」プルプル

一方「そォか……。すまねェ……」

浜面「お待たせ。ほら、ブランデーでも飲んで、テンション上げろよ! 今、割るものも、もってきてやるから」

一方「おォ。そォだな……」ゴキュゴキュ

浜面「ちょっ!? そのまま飲むのはどうなんだよ!?」

番外個体「おー、すごいねー」

一方「ごくっ……。……………………あひゃっ」

浜面「え?」


一方「あははぎゃはあはははひひひぎゃははあはアハあははははッ!!」


番外個体「ありゃ?」

浜面「ど、どうした……?」


一方「そォだよ! ガキの一人や二人がなンだって言うンですかァ? 俺にかかりゃ、ンなもン屁でもなンでもねェだろォが!」


番外個体(これは変な方向に飛んじゃったかにゃー?)
101 :SSS ◆KtxQQEeKzw[saga]:2011/03/29(火) 12:16:01.85 ID:/tASOg9P0

一方「俺は何をウダウダ悩ンでたンだかなァ?」

浜面(ここは危険だな……。今のうちに離れよう……)コソコソ

番外個体「あひゃひゃひゃひゃひゃ!! もうちっとオロオロしてるとこ見たかったんだけどねえ!!」ケラケラ

一方「オロオロだァ? ンなもン俺に似合うかっつーの! ギャハハッ!!」

番外個体「まあ、いいやー。ミサカも何か飲もーっと」

一方「じゃあ、こいつを分けてやンよ」チャプ

番外個体「うーん。そこまで強いのはいらないかなー?」

一方「じゃあ、飲ませてやる」ゴクゴク

番外個体「え?」

一方「ンっ」チュ

番外個体「んんーっ!?」

番外個体(ちょ!? これは予想外なんですけどぉ!)ゴクン

番外個体「げほっ、げほっ! な、何すんのー!」

一方「ンだよ? 今更これくらいで怒ってンじゃねーよ!」

番外個体「うわっ、すごい回ってきたかもー」クラクラ

一方「あははぎゃはははひゃははははっ!!」ゲラゲラ

番外個体「あひゃ、ぶひゃひゃひゃひゃひゃひゃ!!」ケラケラ


20000「こいつら酔いすぎだろ」
102 :SSS ◆KtxQQEeKzw[saga]:2011/03/29(火) 12:16:29.81 ID:/tASOg9P0

20000「いや、これはチャンスなのでは? セロリたーん! ミサカにもそれくださーい! とミサカはセロリたんに猛アタックー」

一方「あン? 別に構わねェよ?」ゴクゴク

20000(ついにセロリたんとの初キスktkr!!)

番外個体「ダメだよ、20000号。この人はミサカのものなんだからー」

一方「ンゴッ!?」

番外個体「んくっ、んくっ……」

20000「ぬぅぉっ!? 横取りされた! く、くそぉ~、ミサカもセロリたんとチュッチュしてえ……」

番外個体「ぷはー! 仕方ないなあー! じゃあ、ミサカが飲ませてあげるよー、お姉様☆」ゴクゴク

20000「え?」

番外個体「んー」チュッ

20000「んぐぅ!?」

20000(あれぇ? どうしてこうなった!? あれ? でも、これって結果的にセロリたんと間接キスかにゃー?)ゴクン

一方「ギャハハハハッ!! 姉妹仲良さそうで何よりですねェ!!」ゲラゲラ

20000「ぬぁー。頭グラグラしてきたー」グラグラ

番外個体「あひゃひゃひゃひゃひゃ!! なんかミサカテンション上がってきちゃったー♪」

一方「オマエは、酔ったらキスする癖、なンとかした方がいいンじゃねェの?」

番外個体「やーだよ! だって気持ちいいんだもん☆」

20000「わーい、ミサカはセロリたんペロペロするー」

一方「こいつはあンま変わンねェな」
103 :SSS ◆KtxQQEeKzw[saga]:2011/03/29(火) 12:16:58.83 ID:/tASOg9P0
―――
上条「それにしても、ワインって結構いけるなー」

美琴「本当? じゃあ、私も飲んでみようかしら」

御坂妹「では、ミサカも」

美琴「じゃあ、かんぱーい」

上条「」ゴクゴク

美琴「んー、本当にいけるわねー」ゴクゴク

御坂妹「おいしいです」ゴクゴク

美琴「ふにゃ、あったかーい」ギュッ

上条「あれ? 御坂?」

御坂妹「なに抱きついてるんですか、お姉様ー」

美琴「わかんにゃーい。けど、こうしてると落ち着くんだよねー」ギュー

御坂妹「ずるーい。ミサカもー」ギュー

上条「なんか酔って幻覚でもみてんのかなー?」グラグラ

美琴「そんな訳ないでしょー。ほら、もっと飲みなさいよー」

御坂妹「そうだ、そうだー」

上条「では、いただきまーす」ゴクゴク

美琴「わーっ、いい飲みっぷりー」ゴク

御坂妹「すごい、すごい」パチパチ
104 :SSS ◆KtxQQEeKzw[saga]:2011/03/29(火) 12:17:24.21 ID:/tASOg9P0

上条「なあ、御坂……」

美琴「何よー。飲んでる割にテンション低いわねー」

御坂妹「飲み足りないんじゃなーい?」

上条「話聞いてくれるか……」

美琴「別にいいわよーん。ほらほら、美琴先生になんでも言ってみなさい!」ギュー

御坂妹「ミサカも聞いてあげますよー」ギュー

上条「ううっ……。実はな……」ポロポロ

美琴「なに泣いてんのよー?」

上条「上条さんは、他の二人に置いていかれてしまったようです……」ポロポロ

御坂妹「それなんの話ー?」

美琴「泣かなくてもいいじゃない。すぐ追いつけるってー。まあ、何のことか知らにゃいけど!」

上条「うううっ……」ポロポロ

御坂妹「ねえ、ねえー。何のはなしー?」グィグィ

美琴「あはははははーっ!!」ケラケラ


10039「なんというカオスなグループでしょうか……」

105 :SSS ◆KtxQQEeKzw[saga]:2011/03/29(火) 12:17:52.59 ID:/tASOg9P0

10039「ミサカにも少しもらえますか?」

美琴「いいわよー、ほらどうぞー」

御坂妹「お前も一緒に飲めー、19090号」

19090「は、はい。それでは失礼します」

上条「うぉぉぉ……」ポロポロ

美琴「アンタはいつまで泣いてんのよー」

10039「まあまあ、お姉様。この人にもいろいろあるのでしょう」ゴクゴク

19090「そ、そうですよ。泣きたいときもあるんですよ、きっと」ゴクゴク

上条「うううっ……。こっち帰ってきてから、インデックスが、妙に遠慮するようになっちゃってなぁ……」ポロポロ

美琴「あのシスターのことー? なぁに思春期の娘を持った父親みたいなこと言ってんのよー?」

10039「遠慮してくれるならいいじゃないですか。あのシスターはちょっと暴食気味でしたし」

上条「こないだなんて、『お腹いっぱいだよ、とうま。ごちそうさま』なんて言った直後に、腹がグーって言ったんだぜ……?」ポロポロ

19090「え? あれ? それ泣くところ?」

御坂妹「笑いどころかにゃー?」

上条「うううっ……。これならまだ、前の方が良かった気がするんだ……」ポロポロ

美琴「何そんくらいで泣いてんのよー。今度、お腹いっぱいになるまで料理作ってあげましょうかー?」

10039「ああっ! 抜け駆けはずるいです、お姉様!」

19090「ミ、ミサカも料理します!」

御坂妹「ミサカもー」

上条「ありがとう……、ありがとう……」ポロポロ
106 :SSS ◆KtxQQEeKzw[saga]:2011/03/29(火) 12:18:20.14 ID:/tASOg9P0
―――
麦野「さーて、私たちは、第一位の反応でも肴に飲もうかしらー?」

絹旗「ふーっ。さっきので、超暑くなってしまいました。あ、水もらいますね」ゴクゴク

滝壺「あ……」

麦野「ん? どうしたの、滝壺」

滝壺「今、きぬはたが飲んでるの私のやつ」

絹旗「ふぇー? 別に超いいじゃないれふかー」

麦野「あれ? それって……」

滝壺「うん。泡盛」

絹旗「なんか、この水超おいしいれふ」ゴクゴク

麦野「ま、おもしろそうだから止めないけど」

滝壺「いいの? きぬはた、すごく顔赤くなってるけど」

麦野「いいんじゃない? でも、滝壺はあんまり変わらないわねー」

滝壺「そうかな? むぎのも変わってないみたいだけど」

麦野「うーん。私ってそこまで酔ったことないのよね。だから、今もちょっとセーブ気味に飲んでるのよ」

滝壺「今日くらいはいいんじゃない?」

麦野「それもそうかな? 限界を知っておくのは悪くなさそうだけどにゃーん」

滝壺「うん。じゃあ、かんぱい」チーン

麦野「かんぱーい」チーン
107 :SSS ◆KtxQQEeKzw[saga]:2011/03/29(火) 12:18:52.50 ID:/tASOg9P0
―――
浜面「やべえ。一方通行のやつ吹っ切れやがった」

絹旗「はまづらー! ちょーどこいってたんれすかー!」

浜面「ええっ!? 何? 絹旗、なんか顔赤くね?」

絹旗「そんなことは、ちょーどーでもいいれす! いいから、ここのソファーに座ってくらさい!」

浜面「え? うわ! わ、分かったから、暴れんな!」

浜面(麦野のやつなんか飲ませたのか?)

浜面「で? 座ったけど、どうするんだ?」

絹旗「えへー」トス

浜面「あのー……絹旗さん?」

絹旗「なんれすか? はまづらー」

浜面「なんで、わざわざ俺のひざの上に座ってるんでしょうか?」

絹旗「別にいいじゃないれすかー。えへへー」グリグリ

浜面(うわ、頭こすり付けられてる!? なんか絹旗がかわいいぞ!?)

滝壺「はまづら」

浜面「」ギクゥ

滝壺「私もやる」グリグリー

浜面「は?」
108 :SSS ◆KtxQQEeKzw[saga]:2011/03/29(火) 12:19:27.92 ID:/tASOg9P0

麦野「じゃ、私もー」

浜面「はぁぁっ!?」

麦野「なーんてね。あ、隣座るわよ」

浜面「なぁ……。こいつらどうしたんだ……?」

絹旗「えへー」グリグリ

滝壺「むーっ」グリグリ

麦野「さっき二人して泡盛飲んじゃってね。かなりの速度で」

浜面「泡盛って、結構アルコール度数高いんだぜ?」

麦野「知ってるわよ。でも、二人が勝手に飲み始めたんだから」ギュー

浜面「それで、麦野さんは何で、腕に抱きついてきてるんすかね?」


麦野「あら? 嫌? せっかくおっぱい押し付けてあげてるのににゃー?」


浜面「ブハッ!?」

絹旗「はまづらぁ!! ちょーきたないじゃないれすかぁ!!」

浜面「す、すまん! というか、そこどいてくれませんか!? あと、麦野は胸押し付けるのやめてください!!」

絹旗・麦野「「やーだ♪」」

浜面(麦野のやつも酔ってきてんじゃねえか! これはどうすればいいんだよ!?)

滝壺「はまづらー」グリグリ

浜面「ど、どうしてこんなことに……?」
109 :SSS ◆KtxQQEeKzw[saga]:2011/03/29(火) 12:20:03.84 ID:/tASOg9P0
―――
14889「そろそろ目を覚ませ」バシィ

14510「ハッ!? ゆ、夢か!」

14889「いや、もうそのネタはいいから」

14510「うううっ、何か嫌なことがあった気がします、とミサカは記憶を辿ってみます」

14889「むしろ、思い出さない方がいいかもな……」

14510「そ、そうですね。あの人はどこでしょうか? とミサカはキョロキョロ探してみます」


一方『ンゴッ!?』

番外個体『んくっ、んくっ……』

20000『ぬぅぉっ!? 横取りされた! く、くそぉ~、ミサカもセロリたんとチュッチュしてえ……』


14510「」

14889「ほら、飲もうぜ」 つチューハイ

14510「う、うわぁぁぁああぁあん!!」ゴクゴクゴクー

14889「よしよし……」
110 :SSS ◆KtxQQEeKzw[saga]:2011/03/29(火) 12:20:33.83 ID:/tASOg9P0
―――
一方「そォだな。次は何すっかねェ?」キョロキョロ

番外個体「またゲームでもするー?」

20000「じゃあ、グングンゲームでー」

一方「なンだか知らねェが、却下だ!!」

14889「それでは、あれなんかはどうでしょうか?」

番外個体「あれー? 14510号は復活したのー?」

14889「ええ、まあ一応……」

一方「それで? あれってのはどれのことを差してンだ?」

14889「“あれ”ですよ」

一方「ン? あァ……。なるほどねェ……」

20000「あの黒光りした棒状のモノは……」ゴクリ

14889「お前はいい加減寝てろ」

番外個体「あれ何の機械なのー?」

一方「あれはなァ―――」

番外個体「うん」



一方「カラオケって言うンだよ……」ニヤリ


111 :SSS ◆KtxQQEeKzw[saga]:2011/03/29(火) 12:21:02.56 ID:/tASOg9P0
やっぱ酔った状態って書くの楽しいね! 上条さんがかわいそうになってきたのと反比例して、浜面への怒りが爆発しそうです。
御坂妹が『誰?』って状態になってしまったけど、筋書き通りなのでご安心を。(多分)
酔い度については割愛で。次回は『カラオケ編』をお送りします。1回か2回の短めの予定です。

※酔った後の変化一覧
上条:泣き上戸
美琴:絡み酒&抱きつき
妹達:絡み酒&口調変化 ※第一段階:口癖省略  第二段階:タメ口 第三段階:???
番外個体:絡み酒&キス魔
一方通行:テンションUP
浜面:???
麦野:エロ化
滝壺:変化なし(?)
絹旗:甘え癖
・オマケ
打ち止め:絡み酒&吐き気
五和:沸点低下
神裂:破壊衝動
112 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)2011/03/29(火) 12:25:58.63 ID:g8Ge81g90
乙です
113 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2011/03/29(火) 12:27:33.26 ID:kcvHwj6DO
乙!!
次も期待

011/03/30(水) 12:16:09.75 ID:4XYpaQtX0

番外個体「カラオケ?」

一方「そォだよ。歌うための機械だ。オマエは知ってる曲とかあンのか?」

番外個体「んー、まあ、MNWからダウンロードすれば、歌えるとは思うよーん」

麦野「なになに? カラオケやるの? やるやるー」

浜面(よかった。麦野が離れてくれたぞ……)

絹旗「んふー」スリスリ

滝壺「カラオケ……」

美琴「カラオケ? ほら、アンタも歌って、ちょっとはテンションあげなさいよー」グイグイ

上条「お、おぅ……。そうだよな」グスグス

10039「ミサカも興味あります」

一方「そォだな……。誰からやる?」

麦野「じゃあ、私から行こうかにゃーん」ピピピ

番外個体「おっ、むぎのん自信家~。歌うまいの?」

麦野「自慢じゃないけど、うまいと思ってるわよ?」

一方「場を盛り下げンじゃねェぞ、第四位」

麦野「言われなくてもー」

浜面「どんな曲歌うんだか……。甘いラブソングとかは……」

【恋のメガラバ-マキシマムザホルモン】

浜面「ですよねー」

浜面(いきなりホルモンっすかー)
154 :SSS ◆KtxQQEeKzw[saga]:2011/03/30(水) 12:16:37.44 ID:4XYpaQtX0
              ・
              ・
              ・
♪~♪♪~
麦野『ディスコでコネ御礼!』


一方「へェ……。ウメェじゃねェか」


麦野『HEY! いれろ冷房! チェリー強引TOベッド グッバイエロ細胞~♪』


番外個体「うんうん。ミサカもこういう曲好きかも」

     ・ ・ ・ ・ ・ ・
麦野『ヒロイン 全滅 トゥーレート』


滝壺「!?」ゾクッ
絹旗「!?」ゾクッ

浜面「ん? どうした? 二人とも?」

滝壺「…………な、なんでもない」

絹旗「…………ちょー気のせいれすね、多分」

              ・
              ・
              ・

麦野『―――ビーチ ユーロ 消えろ! ケチ遊泳! ビバ! 貧乏! 美貌リンスマ~ニア!!』ジャーン


番外個体「わー。むぎのんうまーい」

麦野「まあね~」ブィ
155 :SSS ◆KtxQQEeKzw[saga]:2011/03/30(水) 12:17:22.31 ID:4XYpaQtX0

美琴「歌詞がよく分からなかったー」

麦野「お子様には早いのよん♪」

『ただいまの点数は96点!! レベル5!!』

麦野「あら? 点数まで出るのね。まあまあ、ってところかしら」

浜面「くぅっ……。こんなにうまいやつの後なんて、誰も行きたがらないんじゃ……」

御坂妹「ほら、行ってきなさーい」ドン

上条「ええっ!? か、上条さんですか!?」

19090「が、頑張ってください!」

一方「盛り上げられなかったら、罰ゲームだからなァ!」

上条「ぜ、善処します……」

上条(くそっ、こうなったらネタにでも走るしか……)ピピピ

10039「この人は何を歌うのでしょうか?」

【FLYING IN THE SKY-鵜島仁文】

浜面「おいおい……。よりによってGかよ……」

♪~♪♪~
上条『FLYING IN THE SKY! 高くはばたけー 大空をどこまでもー♪』


絹旗「にゃははーっ!! 麦野と比べるとちょー下手れす!」


上条『イマジンブレイカァァァァ!! 輝く光りが 地の果て照らし 奇跡を呼ぶスペル!』


浜面「出落ちかよ!!」
156 :SSS ◆KtxQQEeKzw[saga]:2011/03/30(水) 12:17:59.11 ID:4XYpaQtX0
              ・
              ・
              ・


上条『BRIGHT YOU NOW! 君が描いた 未来へのシナリオはー イマジンブレイカァァァァ!! 夢をつかもう 全ては思うままに I GET A CHANCE!』ジャン


美琴「あははははっー!! なかなか良かったんじゃなーい?」

上条「そ、そうか?」

番外個体「でもさー、幻想(ゆめ)をつかむのに、幻想殺し(イマジンブレイカー)はまずいんじゃにゃーい?」ニヤニヤ

上条「ぬぅぅっ!? 厳しい指摘がっ!?」

『ただいまの点数は74点!! レベル2!!』

一方「ま、罰ゲームは勘弁してやる」

上条「た、助かった~……」

10039「じゃあ、次はミサカが歌うー」ピピピ

番外個体「お姉様、頑張ってねー☆」

14889「10039号は持ち歌があったな、そういえば」

美琴「そうなの?」

滝壺「何歌うんだろ?」

浜面「滝壺は歌わなくていいのか?」

滝壺「うーん。もうちょっと後でいいかな? そんなにうまくないし……」

絹旗「私はちょーろーしまひょーかね?」

浜面「お前は呂律回ってないじゃねえか!」
157 :SSS ◆KtxQQEeKzw[saga]:2011/03/30(水) 12:26:42.05 ID:4XYpaQtX0

上条「一体何の曲なんだ……?」

【みっくみっくにしてあげる♪-初音ミク】

上条・浜面「「また出落ち!?」」

♪~♪♪~
10039『科学の限界を超えて ミサカは来たんだよー』


麦野「これまた、微妙に歌詞もフィットしてるわね……」

              ・
              ・
              ・

10039『世界中のだれー、だれより みっくみっくにしてあげるー♪ だから もっと私に歌わせてねー』


一方「予想外にウメェし……」

滝壺「すごい」パチパチ

『ただいまの点数は88点!! レベル4!!』

10039「どうもー」

番外個体「ねえねえ、そろそろあなたの歌も聞かせてよ?」ニヤニヤ

一方「あン? 別に構わねェけど」

上条「一方通行の歌か。ちょっと想像できないな」

美琴「うまいのかしらね?」

一方「自分じゃ分からねェよ」ピピピ

【夢であるように-DEEN】

麦野「うわ、選曲が予想外すぎる!」
158 :SSS ◆KtxQQEeKzw[saga]:2011/03/30(水) 12:27:26.39 ID:4XYpaQtX0

♪~♪♪~
一方『答えが見つからない もどかしさでいつからかァー 空回りしていた ――――』


上条「うめえ!?」

20000「セロリたんスゲー……」


一方『夢であるようにィー 何度も願ったよ うつむいたまま 囁いた言葉哀しく繰り返すゥ 激しい雨にー 僕のォ 弱い心は強く打たれ すべての罪を流して欲しかったー』


14889「なんかこの人が歌うと、あの一夜を悔いている歌に聞こえなくもないんですが」

美琴「これ確か、失恋の歌よね?」

14510「ううっ……。そのはずです……」

番外個体「やっと復活したのね」

              ・
              ・
              ・

一方『たとえすべてを失ってもー 何かが生まれると信じてー きィっとふたりのー出逢いも 遠い日の奇跡だったからー』ジャーン


麦野「さすが、第一位は違うわね……」ゴクリ

絹旗「麦野と同じくらいちょーうまかったれすねー」

『ただいまの点数は95点!! レベル5!!』

一方「チッ! 第四位には負けちまったか」

14510「で、でも、すごく上手でした!」

一方「そりゃどォも」
159 :SSS ◆KtxQQEeKzw[saga]:2011/03/30(水) 12:27:52.32 ID:4XYpaQtX0

美琴と御坂妹の「トライアングラー」(坂本真綾)や20000の「コミュニケーションブレイクダンス」(SUPER BUTTER DOG)が妙にうまかったり、滝壺や浜面は下手だったりしましたが、とくにネタもないので中略
160 :SSS ◆KtxQQEeKzw[saga]:2011/03/30(水) 12:28:23.28 ID:4XYpaQtX0
              ・
              ・
              ・
              ・
              ・
              ・

上条「これで大体、一周したか?」

番外個体「そだねー」

絹旗「結局、麦野がちょー一番れしたねー!」

麦野「とーぜん!!」フンス

14889「そうですね……。一周しましたし、またゲームでもしましょうか?」

美琴「え? ゲーム?」

14889「機械で争う点数ではなく、どれだけ自分に合った曲を、どれだけうまく歌えたかという勝負でどうでしょう?」

一方「点数じゃねェなら、勝敗はどォすンだよ?」

14889「それは、多数決で決めましょう。ミサカは司会をすれば、投票者は11人で決着が付きます」

麦野「んー。まあ、いいんじゃない?」

滝壺「組み合わせはどうするの?」

番外個体「男性陣と女性陣のチーム対決なんかどうかなー? 全員参加したい訳でもないと思うし。あ、男は強制ね☆」

上条「そうすると、3対3か」

浜面「じゃあ、その3人は……」

美琴「やるー」ノ
14510「やります」ノ
滝壺「私も」ノ

番外個体「と、言う訳で、この3人の女性陣でお送りしまーす」
161 :SSS ◆KtxQQEeKzw[saga]:2011/03/30(水) 12:29:00.31 ID:4XYpaQtX0
―――
1回戦 浜面仕上 VS 滝壺理后

浜面「自分に合った曲か……」

浜面(俺のことを知らないやつが多そうだからな。ここは下手に合わせに行くより、持ち歌で勝負するべきだ。幸い滝壺もあんまり歌うまくねえし)

14889「それでは先攻の男性チームからお願いしまーす!」

浜面「よし! 俺はこれで行くぜ!」ピピピ

麦野「何歌うのかしら? 仮面ライダーとか?」

絹旗「きっとちょー負け犬の歌とかれすかねー。そういえば、麦野は参加しなくれよかったんれすか?」

麦野「ハンデよ、ハンデ。向こうでうまいのは一方通行くらいだし」

【1/6の夢旅人2002-樋口了一】

上条「合ってる……のか……?」

一方「どォだか」

♪~♪♪~
浜面『まわるよ、まわる、地球はまわるー 何もなかった頃から同じように~♪』

番外個体「さっきのよりはうまいかな?」

御坂妹「ちょっとはマシかにゃー」

              ・
              ・
              ・

浜面『世界中を僕らのー 涙で埋めつくして やりきれないこんな思いが 今日の雨を降らせても
    新しいこの朝が いつものように始まる そんな風に そんな風に 僕は生きたいんだ、生きていきたいんだ~』

14889「はい、ここまでー。特にうまくもないので、1番で終了でーす!」

浜面「ひでえ!?」

麦野「仕方ないんじゃないのー?」ニヤニヤ
162 :SSS ◆KtxQQEeKzw[saga]:2011/03/30(水) 12:29:34.64 ID:4XYpaQtX0

『ただいまの点数は64点!! レベル1!!』

浜面「うわ、途中まででも点数はでるのかよ!」

14889「なお、この点数はあくまで参考ですのでー」

14510「では、後攻の滝壺さんお願いします」

滝壺「はまづら、負けないから」フンス

麦野「多少下手でも、自分に合った曲歌った方がいいんじゃない?」

滝壺「うん。そうする」ピピピ

【マイペース-Sunset Swish】

絹旗「マイペースっていう自覚はちょーあったんれすねー」

滝壺「心配するな。自覚はある」キリ

浜面「いや、ドヤ顔で言われても……」

♪~♪♪~
滝壺『一つ! 数えて進めばいい 二つ! 数えて休めばいい 三つ! 数えて考えりゃいい マイペースで進めればいい♪』


19090「無駄に声がいいぶん……」

番外個体「音程のハズレ具合が残念だね、ぶひゃっ!!」

              ・
              ・
              ・

滝壺『一つ! 数えて進めばいい 二つ! 数えて休めばいい 三つ! 数えて考えりゃいい マイペースで進めればいい♪』ジャーン

一方「終わりか……。正直、金髪とどっこいどっこいだなァ」

美琴「そうかなー? 私はこっちの方が良かった気がするけどねー」
163 :SSS ◆KtxQQEeKzw[saga]:2011/03/30(水) 12:30:22.45 ID:4XYpaQtX0

『ただいまの点数は60点!! レベル1!!』

浜面(点数的には勝ってるが……、どうだ?)

14889「さー、それでは挙手によって決着をつけたいと思いまーす!!」

ワーワー パチパチ

14889「まずは、先攻の金髪が良かったと思う人!」

浜面「えー? 二人っすかー?」

14889「というわけで、後攻の滝壺さんの勝利ー」

滝壺「やった」グッ

麦野「ま、当然でしょ。滝壺の方が一生懸命さが伝わってきたしね」

絹旗「はまづらには、負け犬がちょーお似合いですよ」

浜面「ぐぐぐ、すまん、負けちまった」

一方「想定内だ。気にすンな」

浜面「想定内かよ……」

番外個体「やーい、ヘタクソー」

上条「ひでぇ……」
164 :SSS ◆KtxQQEeKzw[saga]:2011/03/30(水) 12:32:17.37 ID:4XYpaQtX0
―――
2回戦 一方通行VS14510号

14889「それでは、負けた男性チームの先攻となりまーす」

一方「ギャハハハッ!! すぐに巻き返してやらァ!!」

14510「ま、負けません!」

美琴「んー、さすがに一方通行が相手じゃ荷が重いかにゃー?」

14510「そこは、選曲でカバーします」b

一方「そンじゃァ、始めっぞ!」ピピピ

【メーデー-BUMP OF CHICKEN】

上条「バンプ……だと……?」

♪~♪♪~
一方『君に嫌われた君の 沈黙が聴こえた~ 君の目の前に居るのに 遠くから聴こえた~♪』


麦野「やっぱ、無駄にうめえな」

              ・
              ・
              ・

一方『息は持つだろうか 眩しい心の外まで 再び呼吸をする時は 君と一緒に~』


番外個体(結局、最終信号と重ね合わせた歌ってことかにゃーん?)

『ただいまの点数は96点!! レベル5!!』

上条「すげぇ……」

一方「ざっとこンなもンだろ」

20000「さすが、セロリたん。ミサカが全身ペロペロしたいだけのことはあります」

14889「その評価はどうなんだろうか?」
165 :SSS ◆KtxQQEeKzw[saga]:2011/03/30(水) 12:32:48.60 ID:4XYpaQtX0

美琴「ちょっと手強いわね……」

番外個体「なんなら変わってあげようかにゃーん?」

14510「だ、大丈夫です。頑張ります!」ピピピ

滝壺「がんばって」

絹旗「なに歌うんれしょうかねー」

【恋は戦争-初音ミク】

19090「あ、これなら勝てるんじゃね?」

10039「春厨ならあるいは……」

♪~♪♪~
14510『もう行き場がないわ この恋の熱量~♪』


浜面「ミサカちゃんたちもうまいな……」

              ・
              ・
              ・

14510『始めるのよ これは戦争 嬉しそうなキミをみるなんて! 切なる恋 それは罪 見せてあげる わたしの想いを~♪』


麦野「なんか鬼気迫る歌い方ね……」ゴクリ

滝壺「上手……」
166 :SSS ◆KtxQQEeKzw[saga]:2011/03/30(水) 12:33:38.85 ID:4XYpaQtX0
              ・
              ・
              ・

14510『迎撃用意! 戦況は未だ不利なのです 恋は盲目 君の口づけで目が覚めるの!』


20000「春厨すげえ……」

19090「ええ、なんというか……」

美琴「ここまで、気合入ってるなんて……」ゴクリ

『ただいまの点数は90点!! レベル4!!』

上条「これはどっちだろうか……」

浜面「いい勝負じゃねえか?」

14889「では、投票です! 先攻の一方通行がよかった人ーっ!!」

20000「はいはーい」ノ

一方「なン……だと……?」

14889「4人ですかー。ということで、14510号の勝ちでーす! なお、勝敗は決しましたが、最終戦は行います!」

ワーワー ヒャッホォォォ

14510「や、やったー!」

美琴「あんだけ感情こもってたらねえー」

麦野「だねえ……」

番外個体「あなたも惜しかったね~」

一方「まァ、仕方ねェか……」
167 :貧乏さん[sage]:2011/03/30(水) 12:33:54.06 ID:MaCHkqE5o
一方さんには閉ざされた世界とか歌ってもらいたかった.........
168 :SSS ◆KtxQQEeKzw[saga]:2011/03/30(水) 12:34:13.63 ID:4XYpaQtX0
―――
最終戦 上条当麻 VS 御坂美琴

上条「よし、これは負けられませんよー!!」

美琴「あら~ん? アンタごときが、私に勝てるとでも思ってるのかしら~?」

14889「それでは、お願いしまーす!」

上条「それじゃあ、上条さんの持ち歌を披露して差し上げましょう!」ピピピ

【英雄-doa】

一方「さすが、ヒーローだぜェ……。分かってンじゃねェか」

浜面「さすがに一矢報いねえとな」

美琴(うわー、録音の準備しとこーっと)

♪~♪♪~
上条『カッコつけてるつもりで得意になってー』


滝壺「さっきのよりもうまいかも」

絹旗「ちょー歌いなれてますねー」

              ・
              ・
              ・

上条『闇が怖くてどうする アイツが怖くてどうする 足踏みしてるだけじゃ進まない!
    男ならぁぁぁぁぁ 誰かのために強くなれ! 歯を食いしばって思いっきり守り抜け!
    転んでもいいよー また立ち上がればいい ただそれだけ できれば英雄さぁぁぁあぁああぁ!!』


一方「歌も悪くねェ。選曲も完璧で、こりゃもらったなァ!」

美琴(アイツの歌声ゲット~♪ これ着信音にしとこーっと)
169 :SSS ◆KtxQQEeKzw[saga]:2011/03/30(水) 12:34:53.15 ID:4XYpaQtX0
              ・
              ・
              ・

上条『男ならぁぁぁぁぁ 誰かのために強くなれ! 歯を食いしばって思いっきり守り抜け!
    転んでもいいよー また立ち上がればいい ただそれだけ できれば英雄さぁぁああぁぁあぁあぁああぁ!!』ジャジャジャジャジャン


浜面「なんていうか、気合で押し切った感じだな……」

御坂妹「すごかったです……」ホワー

『ただいまの点数は88点!! レベル4!!』

上条「よし! 自己ベスト!」ガッ

19090「お姉様には悪いですが、決まりですかね?」

美琴「チッ、チッ、チッ。まだ分からないわよーん?」

麦野「アンタ、そんなにいい持ち歌あんの?」

美琴「ま、アイツに割れる票数を取り戻せば、歌は私の方がうまいわけだし」

10039「つまり、ミサカたちの票をもぎ取ろうという作戦ですか。そううまくいきますかね?」

美琴「さー、どうかしら?」ピピピ

【まもりたい~White Wishes~-Boa】

14510「その歌は!!」

美琴「そう簡単に負けてたまるかっての!」
170 :SSS ◆KtxQQEeKzw[saga]:2011/03/30(水) 12:35:41.43 ID:4XYpaQtX0
♪~♪♪~
美琴『“これで終わり”そう思っていた遠いあの日 今は言える 羽ばたける“始まり”だったと~』


一方「クソッ! こりゃ思った以上にやべェぞ……」

浜面「みんなうまくていいよな……」

滝壺「大丈夫、私もはまづらと一緒だから」

浜面「滝壺……」


美琴『―――まもりたい まもられてる~♪ 会えない時間(とき)もずっと 一秒ずつ 私達は 強くなれるから~♪』


御坂妹「これは難しい……」

上条「うまいけど、何でこの曲?」

10039(肝心のこの人は、歌の真意に気づいてないようです……)

              ・
              ・
              ・

美琴『忘れ~ない 君に出逢って 生まれ変われる願い~♪ 信じてる だから私 すべてまもりたい すべてまもりたい』


一方「歌も完璧じゃねェか……」

美琴「まあね! 本気出せば、こんなもんよ!」

『ただいまの点数は95点!! レベル5!!』

上条「レベル5の面々は、歌もレベル5なのか……」
171 :SSS ◆KtxQQEeKzw[saga]:2011/03/30(水) 12:36:14.92 ID:4XYpaQtX0

14889「さー、それでは最終戦の投票を行いまーす!」

ワーワー ドッチカナー?

14889「それでは先攻、上条当麻の歌が良かった人ーっ!」

上条「こ、これはっ!」

美琴「び、微妙なところね」

14889「それでは、結果発表ー! 上条5 対 お姉様6 でお姉様の勝ちです!」

浜面「ち、ちくしょう……3タテかよ……」

一方「ま、終わっちまったことは仕方ねェ。大人しく負けを認めるしかねェよ」

上条「おしかったなー……」

14889「さー、それでは、お待ちかねのーっ」

上条「え? お待ちかね?」

浜面「なんかあったっけ?」

一方「まさか―――」



女性陣「罰ゲ―――ム!!」



上条・一方・浜面「マジかよ……」
172 :SSS ◆KtxQQEeKzw[saga]:2011/03/30(水) 12:36:40.44 ID:4XYpaQtX0
―――
時間戻って現在
浜面「それで、罰ゲームで俺らが酒飲まされたんだよ」

一方「なるほどなァ。オマエの記憶はそこまでってことか」

上条「その後に、3部屋に分かれたってことになるのか」

???「そういうことです」

上条・一方・浜面「」ビクゥ

上条「み、御坂妹か?」

一方「何号だ?」

17600「ミサカは17600号です、とミサカは自己紹介します」

浜面「あれ? 昨日いたっけ……?」

17600「ええ。MNW用のカメラマンとして参加していました、とミサカは一人お酒を飲めなかったことを告白します」

一方「ってことは、その後何があったか知ってンのか?」

17600「肯定です」

浜面「俺も分かる?」

17600「もちろんです。3部屋全て中継できるように、ミサカはあなたの部屋に侵入していましたから」

上条「なんか聞きたくないような、聞いておかなくちゃいけないような……」

一方「っつーか、またこの展開かよ……」

上条・浜面(また……?)

208 :SSS ◆KtxQQEeKzw[saga]:2011/03/31(木) 18:30:30.50 ID:t2kFeW2O0
―――
上条「」チーン
一方「」チーン
浜面「」チーン

美琴「あははははーっ!! ちょーっと、飲ませすぎたかなぁ?」

麦野「いいんじゃなーい? これくらいならさ、ギャハハハッ!!」

滝壺「はまづら、溺れそうだった」

番外個体「くけけ、こりゃ確実に前回より飲んだねえ!!」

14510「大丈夫でしょうか?」

美琴「ほらー、アンタたち起きなさいよー」パシパシ

一方「ぐゥっ……。オマエら、ちょっとは加減……しやがれ……」グラグラ

番外個体「あひゃひゃひゃひゃ!! まだ、ダウンしないでよねー? まだまだこれからなんだからさー」

浜面「やべえよ……。すげえ回ってきてるよ……」グラグラ

絹旗「にゃははっ。はまづら、ちょーおもしろいれす」

上条「気持ち悪い……」グラグラ

御坂妹「ちょっとー、大丈夫ー?」グイグイ

上条「あ、あんまり揺らさないでくれ……」

一方「よォし……、ちっとは落ち着いてきたぞ」

浜面「おぉ……。俺も少しずつ……」

上条「マジかよ……。復活早いな……」
209 :SSS ◆KtxQQEeKzw[saga]:2011/03/31(木) 18:30:56.25 ID:t2kFeW2O0

麦野「じゃあ、男どもは放っといて、カラオケの続きでもしましょーか!」

番外個体「賛成! ミサカまだあんまり歌ってないし!」

絹旗「わー、麦野ちょーかっこいいー」

14889「あなたは大丈夫ですか?」

一方「あァ、もうちっと休めばな」クラクラ

滝壺「はまづらは?」

浜面「俺も……まだ大丈夫だ……」クラクラ

10039「あなたは……」

上条「うぷっ……、上条さんはもうダメみたいです……」グラグラ

美琴「あら、情けないわねー」

御坂妹「もっと、ミサカの相手してよー」グイグイ

上条「うぉぉ……、揺らすなぁ……」

一方「上条、このフロアは貸しきってるから、適当な部屋って休ンでろ」

上条「おぅ、サンキュー。助かるぜ……」

美琴「アンタ一人で大丈夫なのー?」

上条「な、なんとか……」ガチャ

19090「本当に大丈夫でしょうかね?」
210 :SSS ◆KtxQQEeKzw[saga]:2011/03/31(木) 18:31:24.85 ID:t2kFeW2O0
―――
美琴「うーん、アイツもいなくなっちゃったし、どうしようかしらー?」

御坂妹「そうですねえー」

19090「カラオケでもしますか、お姉様?」

10039「ううっ……。せっかくあの人と飲めるチャンスだったのに……」

美琴「そうねえ~。んー、またゲームでもしましょうか?」

19090「ゲーム……ですか?」

美琴「んーとね、ゴニョゴニョゴニョ……って言うのはどうかしら~ん?」

御坂妹「いーんじゃない? 面白そうだし」

19090「そうですね。やってみましょうか」

10039「了解です」

美琴「アンタたち二人はまだちょーっと酔いが足りないかな? ほれ、これ飲んで」 つ日本酒

19090「」ゴクゴク
10039「」ゴクゴク

19090「ぷはー。これおいしいわねー」

10039「頭グラグラしてきたー」

美琴「よーし、いい感じ! じゃあ、練習ね! リピートアフターミー! “私”!」

御坂妹・10039・19090「「「“私”!」」」

美琴「“アンタ”!」

御坂妹・10039・19090「「「“アンタ”!」」」

美琴「あはははははっ!! オッケー!! じゃあ行くわよー!!」

御坂妹・10039・19090「「「おーっ!」」」
211 :SSS ◆KtxQQEeKzw[saga]:2011/03/31(木) 18:31:51.86 ID:t2kFeW2O0
―個室サロン 個室C―
上条(トイレで吐いて、ちょっとは楽になってきた……)

上条「ベットもあるし、ちょっと横になってるか……」

ガチャッ

上条「ん?」

御坂「様子見に来たんだけど、大丈夫ー?」

上条「ああ、御坂か。さっき吐いたら、だいぶ楽になったよ」

御坂「そりゃ良かった。そ・れ・な・ら~」ギュー

上条「どぁっ!? み、御坂さん? 何故抱きついてくるのでせうか?」

御坂「これくらいいいじゃない。スキンシップよ、スキンシップー。にゃはははっ!」

上条「いや、ちょっと離れてくれると助かるといいますか―――」



???「ちょっと何やってんのよ、アンタたち!!」



上条「え? み、御坂……?」

御坂B「離れなさいってばー!」グィグィ

御坂A「やだー。だって、温かいんだもーん」

上条「あれ? これはどういうことでせうか? 御坂が二人!?」

御坂C「アンタ、大丈b―――って、二人してずるい! 私にもやらせないよー」ギュー

上条「え? え? え?」

御坂D「ねえ、よかったら、二人でもうちょっと飲まな―――って、もう3人もいるしっ!」

上条「また増えたーっ!?」
212 :SSS ◆KtxQQEeKzw[saga]:2011/03/31(木) 18:32:24.54 ID:t2kFeW2O0

御坂A「えへへ、温かーい」ギュー

御坂B「ちょっとアンタたち離れなさいって!」ギュー

御坂C「そういうなら、アンタから離れなさいよねー」ギュー

御坂D「ず、ずるい! 私もやりたいのにー!」ブーブー

上条「あれー? なんだこれ?」

上条(御坂が4人いるように見える……)

上条「ちょっと酔いすぎたか」ピト

御坂B「ふにゃっ!? な、何すんのよー!」

上条「あれ? 本物?」

御坂C「何言ってんの、アンタはー? 当たり前じゃなーい、あははははっ!!」

御坂D「とりあえず、お酒をテーブルに置いて……。わーい、私もー」ギュー

御坂A「ちょっとー。アンタたち邪魔よー?」

上条「ステレオどころか5.1サラウンド!?」

上条(正面に1人、両手にそれぞれ1人、後ろから1人……。どういうこと?)

御坂A「ほら、何黙ってんの? 私が抱きついてあげてるのに、無反応はないんじゃなーい?」ギュー

御坂C「アンタはさっさと他の子に離れるように言いなさいよー」ギュー

御坂B「そうよ。アンタは私だけで十分でしょー?」

御坂D「私を選んでくれるよねー?」

上条(御坂が4人いて、ふかふかで、ぐるぐるで、ギューってされて、グラグラでー!?)
213 :SSS ◆KtxQQEeKzw[saga]:2011/03/31(木) 18:32:54.23 ID:t2kFeW2O0

上条(お、落ち着け、上条当麻!! 1人は本物の御坂だとしても、あと3人はゴーグルを外した御坂妹たちに違いない!)

上条「と、とりあえず、離れてくれませんかね?」


御坂's「「「「やだー♪」」」」


上条「ですよねー」

御坂D「うーん。でもゲームしてくれるなら、離れてあげてもいいよーん?」ギュー

上条「げ、ゲーム?」

御坂A「アンタ、私たちの見分けついてないでしょー?」ギュー

御坂B「だから、誰が誰だか、全員当てましょーってゲーム」ニヤー

上条「そんなの分かるわけ―――」

御坂C「なお、当てられたら、ご褒美がありまーす。外れても罰ゲームとかないから、安心しなさーい」ギュー

御坂B「もちろんやるわよねー?」ギュー

上条「分かりました! やります! やりますから、離れてください!」

上条(これ以上くっつかれていたら、上条さんの理性がやばいですから!!)

御坂C「うーん、仕方ないわねー」スッ

御坂B「アンタに見分けがつくかしらー?」スッ

御坂A「ま、アンタじゃ無理かしらね~?」

上条「正直、全然分からない……」

御坂D「そうでしょうねえ……」
214 :SSS ◆KtxQQEeKzw[saga]:2011/03/31(木) 18:33:25.63 ID:t2kFeW2O0

上条「えーと、せめてヒント! 誰がいるか教えてくれ! 御坂と妹達で7人も候補がいたんじゃ、さすがに当てられる気がしませんから!」

御坂A「ん、まあいいわ。ここの4人は―――」

御坂D「お姉様、10032号、10039号、19090号かな~」

御坂B「今日来てる他の妹達は、セロリ派なんだよねー」

御坂C「まったく、あんなに使えないやつのどこがいいんだかー」

上条「セロリ……?」

御坂B「ほらほらー、そんなのいいから、誰が誰だか当ててみなさいよ~」

上条「んー……」

上条(アニメや挿絵なんかだと、妹達は目が違って分かりやすいんだけど、実際にはそんなことないんですよね……)

御坂A「もう、いろいろとヒントは出てるのよ~ん?」

上条(何か特徴的なものといえば……。ん? そうだ! 御坂妹はネックレスをしてたはずだよな!)キョロキョロ

御坂B「?」チャリ

上条「よし! お前が、御坂妹だろ!」

御坂B「わーい、正解~」ギュー

上条「ぐはっ!? また抱きついてこなくても!?」

御坂妹「このくらいいいじゃなーい」ギュー

御坂A「なんでこの子が一番なのよー!」

御坂D「10032号ばっかりずるーい!」

御坂C「次は私よねー?」

上条(あははは……。正解できる確率は1/3ですかー……)
215 :SSS ◆KtxQQEeKzw[saga]:2011/03/31(木) 18:33:51.99 ID:t2kFeW2O0

上条「うーん……」ジロジロ

御坂A「分かるかしら?」ニヤニヤ

御坂C「外見的な見分けはつかないと思うけどにゃーん?」

御坂D「あ、あんまりジロジロ見ないでよね!」ドキドキ

上条「分からん……」

御坂A「まったくー。仕方ないやつねー」

上条(あ、この御坂だけ髪留めが違うぞ?)

上条「んー、お前が美琴か?」

御坂A「ふぇっ!? み、美琴って!」カァァ

上条(当たりか?)

御坂C「むーっ、今度はお姉様ですかー」

御坂D「まあ、この2人は付き合い多いからねー。ずるいなぁー」

美琴「ふ、ふん! 当てるなら、最初に当てなさいよね! 特別に許してあげるけど!」ギュー

上条「な、なんで、そんなこといいながら抱きついてくるの!? それに御坂妹も離れてくれよ!?」

御坂妹「いいじゃなーい。それとも嫌だった?」

上条「ううっ!? そんなことはありませんけれどもー……」

御坂D「ほら、3人でイチャイチャしてないで、こっちも当てなさいよー!」

御坂C「ここからが本番なんだからね!」

上条(当てられるかな……)
216 :SSS ◆KtxQQEeKzw[saga]:2011/03/31(木) 18:34:18.16 ID:t2kFeW2O0

御坂C「ほら、どっちが10039号でー」

御坂D「どっちが19090号か言ってみなさーい!」

上条(くぅっ……。分かるわけねえだろ! もう勘でいくしかねえ!)

上条「こっちの御坂が1003―――」

御坂D「…………」シュン

上条(あ、分かりやすい)

上条「と見せかけて、19090号で、もう1人が10039号だな!」

10039「お、せいかーい!」ギュー

19090「わーい、よく分かりましたねー」ギュー

上条(そして、振り出しに戻る!?)

美琴「あれ? 本当に全員当てちゃったのね~。予想外だわ」

御坂妹「今更、引き返すのはナシだからね!」

美琴「わ、分かってるわよぅ」

上条「っていうか、離れてください! これが正解のご褒美って訳じゃねーんだろ!?」

10039「もちろーん。じゃあ、準備するから、待っててね~」スッ

19090「まだ、ほとんど抱きついてなかったのに~」

上条(や、やっと離れてくれた……。でも、ご褒美って何だろう?)

御坂妹「じゃ、ちょっとだけ反対向いててねー」

美琴「いいって言うまで、絶対こっち向くんじゃないわよ?」

上条「え? まあ、いいけどさ……」
217 :SSS ◆KtxQQEeKzw[saga]:2011/03/31(木) 18:34:50.07 ID:t2kFeW2O0
―――
御坂妹「はーい、もういいわよ~」

美琴「うううっ……」モジモジ

上条「? 結局、何したんだ?」

10039「まーまー、いいからそこ座ってー」

上条「え? そうじゃなくてさ」

19090「はい、お酒~」 つ謎の液体

上条「おい……。これって罰ゲームじゃないのか?」

10039「いいから飲んでみなさいってー」

上条「まあ、いいけどさ……」ゴク

御坂妹「どうかにゃ~ん?」

上条「なんつーか……。甘い? ような……。あんまりおいしいとは……」

10039「うーん。日本酒のカルピス割りはイマイチかー」

上条「そんなチャレンジ精神溢れる飲み物を、上条さんに飲ませたんですか!?」

19090「微妙なら残しちゃってもいいわよ?」

美琴「////」モジモジ

上条「いや、もったいないし飲むよ。それで、御坂のやつはなんでモジモジしてるんだ?」ゴクゴク



御坂妹「ああ、それ? ご褒美ってことで、今、私たちノーパンだからじゃない?」



上条「ゴブォッ!?」
218 :SSS ◆KtxQQEeKzw[saga]:2011/03/31(木) 18:35:20.14 ID:t2kFeW2O0

上条「のののの、のーぱ……」ボタボタ

美琴「ちょっとー! 何すんのよ!」

10039「うわー、盛大にかけられちゃった……」

19090「これはシミになっちゃうかも」

上条「いやいや、お嬢さんがた何してるんですか!?」

御坂妹「あれ? 気に入らなかったかにゃ?」

上条「ええっ!? いや、その……。気になるっちゃなりますけども!?」チラチラ

美琴「あんまりチラチラ見てんじゃないわよ!」

上条「うわ。す、すみませんでした――――っ!!」ドゲザ

御坂妹「んんー? このパターンは……」

上条「許してくだ―――」ガバ

10039「あ」

美琴「?」フワ

19090「まあ、こうなるわよね」


上条「oh……」



美琴「い、いやぁぁあぁぁぁぁぁぁあぁぁぁああぁ!!!!」ビリビリビリ



上条「あばばばばばbbb」
219 :SSS ◆KtxQQEeKzw[saga]:2011/03/31(木) 18:35:49.97 ID:t2kFeW2O0
―――
17600「という感じで、あなたが気絶してしまったので、その場でお開きになりました」

上条「おぉ、手は出してなかったわけだな! せ、セーフ…………」

浜面「マジかよ……」

一方「じゃあ、一緒に寝てたって言うのは……」

17600「気絶しているのをいいことに、この人のあちらこちらをイジりまくったせい……ですかね、とミサカはお答えします」

上条「……はい?」

一方「まァ、そういうことだ。あンま気にすンな」

上条「いやいや、イジりまくったってどういうことですか!?」

17600「それはミサカの口からはちょっと……、とミサカはあなたのあんな姿やこんな姿を思い出しながら答えます」

上条「え? 結局、何もされてないよね……?」

17600「さて、それでは次にいきましょうか」

一方「おォ、そォだな」

浜面「次は、どっちだ?」

上条「ええっ!? 何かされたんですか!?」

238 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2011/04/01(金) 00:56:30.99 ID:i5DFypLDO


誰か夏の薄い本これで頼むよ……
239 :SSS ◆KtxQQEeKzw[saga]:2011/04/01(金) 12:04:25.54 ID:gpblk1j+0

>>238
4倍濃縮の上琴を ってこと? それなんて俺得。


せっかく思いついたので、オマケを書いてみた。
240 :SSS ◆KtxQQEeKzw[saga]:2011/04/01(金) 12:04:51.62 ID:gpblk1j+0

~舞台裏~
美琴たちが、上条さんのいる部屋に移動中のこと
―個室サロン 廊下―
美琴「んー……。アイツに私たちを見分けることなんて、できないんじゃないかしら?」

御坂妹「そもそも、お姉様とミサカたちを短パンかパンツか、ってことで見分けてるからねえ」

美琴「ええっ!?」

10039「アンタ、そこは“ミサカ”じゃなくて“私”でしょうが!」

美琴「いや、そこじゃないでしょ!?」

19090「まあ、パンツの方がうれしそうな顔はしてましたけどねー」

美琴「ううっ!?」

御坂妹「やーい、お姉様の色気ナシーっ!」

美琴「そ、そんなことないわよ!」

10039「そーねえ……。じゃあ、あの人が全員当てられたら、罰ゲームで短パン脱ぐってのどう?」

19090「まあ、アイツばっかり罰ゲームでもかわいそうだしねえ」

美琴「ま、まあ、アイツも当てられないと思うし、そのくらいいいけどさー……。あんたたちは何もしないわけ?」

御坂妹「じゃあ、全員脱ぐってことで」

美琴「え!?」

10039「あの人が当てられたら、ノーパンってこと? おもしろいじゃない」

19090「い、いや、それはちょっと」

美琴「さすがにねえ?」

御坂妹「あれ~? お姉様はアイツが私たちを当てらないと思ってたんじゃないんだっけー? まあ? 罰ゲームが怖いなら、私たちだけでも行くけどー?」

美琴「こ、怖くなんてないわよ! 妹のくせに上等じゃない! 受けて立ってやる!」

19090「え? じゃ、じゃあ私もやるのね……」

美琴「くそー……。見てなさい! 私が入ったら、順に来るように! あ。あとゴーグルは外しときなさいよ!」ガチャ
241 :SSS ◆KtxQQEeKzw[saga]:2011/04/01(金) 12:05:18.80 ID:gpblk1j+0

よく煽るくせに、自分は煽り耐性の低い美琴さんでした。


そうそう、浜面爆発しろ、浜面爆発しろって、みんな言うけどな。そろそろチェス盤をひっくり返そうぜ!
ここで浜面が爆発したら、浜面たちの部屋で何が起こったか分からなくなる! だから、ここはあえて「浜面生きろ」と願うべきなんだ! ……多分。
242 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府)[sage]:2011/04/01(金) 12:08:28.78 ID:eDuT7piR0
浜面、説明を終えてから爆発しろ

283 :SSS ◆KtxQQEeKzw[saga]:2011/04/02(土) 12:21:50.36 ID:BsQZOwuv0
―――
―個室サロンスイートルーム―


浜面「どうしてこうなった!?」



一方「あははぎゃはひゃはははは!! 98で点数更新だァ!!」

麦野「ギャハハハハハハハ!! すぐに抜かしてやるっての!!」

絹旗「麦野ー。ちょーファイトれす!」

14510「この人に勝てますかね~?」

滝壺「がんばれー…… Zzz……」コクッコクッ

20000「セロリたんペロペロ」

番外個体「ぶひゃひゃひゃひゃひゃ!! なんだよ今の曲ぅ!!」ケラケラ

14889「野猿の『Fish Fight!』ですね」



浜面「こいつらテンション高ぇ!! そして、いつの間にか人数減ってるし!!」



※酔った後の変化
浜面:若干テンションUP
284 :SSS ◆KtxQQEeKzw[saga]:2011/04/02(土) 12:22:27.40 ID:BsQZOwuv0

麦野「この曲で逆転しちゃおうかしらねえ!?」

【F-マキシマムザホルモン】

浜面「なんつー曲の選択しやがる!」

一方「おもしれェじゃねェか! ギャハハハハッ!!」

              ・
              ・
              ・
♪~♪♪~
麦野『逃げ惑う無抵抗民族! 平伏す者さえ全て焼き尽くす! 大虐殺 武力弾圧 独裁主義者 笑って踏み潰す!』


浜面「なんてぴったりの曲なんだーっ!」

トサッ

浜面「ん?」

滝壺「Zzz」

浜面「ええっ!? よくこんな爆音の中寝られますね!?」

絹旗「あれー? 滝壺しゃん、ちょー寝ちゃったんれすかー?」

14889「そのようですね。部屋に寝かせてきてあげたらどうでしょうか?」

浜面「それもそうだな。ちょっと行ってくる」グラグラ

絹旗「はまづら1人でちょー大丈夫れすかねえ?」

浜面「だ、大丈夫だと思う……」

一方「まァ、ダメそうだったら、帰ってこなくてもいいンだぜ?」ニヤリ

浜面「も、戻ってきますから!」
285 :SSS ◆KtxQQEeKzw[saga]:2011/04/02(土) 12:23:11.11 ID:BsQZOwuv0
―――
麦野「ふぃーっ! こんなものかにゃーん?」

絹旗「ちょーおつかれさまれす!」

一方「チッ! 並ばれちまったかァ! こォなったら100点出してやンぜェェェ!!」

麦野「あれ~? 浜面と滝壺は?」

14510「ああ、それなら、さきほど滝壺さんが眠ってしまったので、部屋まで連れて行きましたよ」

麦野「ふ~ん?」

14889「すぐ戻ってくるとか言ってましたけどね」

麦野「ま、浜面はチキンだし、大丈夫でしょうけど~」

一方「次の曲はこれだァ!!」

―――
――


麦野「それにしても、浜面は遅くないかにゃ~ん?」

絹旗「にゃはははっ!! 麦野、ちょー気になるんれすか~?」

麦野「ん。まーねー」

一方「なンなら、見てくればいいじゃねェか。引き分けのまま終わるのも、後味悪ィが」

麦野「それもそうねー。ほら、絹旗も行くわよ」

絹旗「ろうかいれす!」

番外個体「じゃあ、次はミサカが歌うー」
286 :SSS ◆KtxQQEeKzw[saga]:2011/04/02(土) 12:23:46.02 ID:BsQZOwuv0

―個室サロン 廊下―
麦野「絹旗はもっとちゃんと歩きなさいよねー」

絹旗「ちょーぐらぐらしまふー」グラグラ

麦野「アンタも寝ちゃった方がいいかもねー」

麦野(ほとんど飲んでないってのに。まだまだ子供ね~)

絹旗「はまづらー。はまづらはちょーどこだー!!」

麦野「あら? こんなところにゴーグルが落ちてる」

麦野(ってことは、ここは超電磁砲たちかにゃ~ん?)

麦野「ま、お邪魔するのも悪いわね」スタスタ

絹旗「んー……。あ! きっと、ちょーここれす!」

麦野「そうねえ。カギなんてかけちゃってー。無駄な足掻きなのに~、絹旗!」

絹旗「はいはいー! ちょー窒素パーンチ!」ドゴォ

麦野「あらぁ? ドアも壊せないなんて酔いすぎなんじゃない? ノブが壊れたからいいけどさ~」

絹旗「結果オーライれす!」

麦野「そうね。じゃあ突入~!!」

―個室サロン 個室D―
麦野「こらーっ! 浜面!! 滝壺になにして―――」

絹旗「どうしたんれすか? ちょーかたまったりして~? ねえー、麦にょおぉっ!?」

浜面・滝壺「あ……」
287 :SSS ◆KtxQQEeKzw[saga]:2011/04/02(土) 12:24:16.20 ID:BsQZOwuv0
―――
時間戻って少し前
―個室サロン 廊下―
滝壺「ぐー。ぐー」

浜面「結構飲んでたし、仕方ないよな」

<フリー○ フリー○ フリー○ フリー○

浜面「つーか、こんだけ防音設備のいいのに、廊下まで聞こえるってどんだけ!?」

浜面(は、早く滝壺を寝かせて戻ろう。あいつらに何されるか分かったもんじゃねえしな!)

―個室サロン 個室D―
浜面「よいしょっと」ガチャ

浜面(お、この部屋はベット2つもあんのか。手前のでいいよな)ドサ

滝壺「んんっ……」

浜面「よし、それじゃ……」

浜面(それにしても、滝壺は無防備だよなー……)ゴクリ

浜面「はっ!? い、いかん、いかん! 寝てるとこに手を出すのはダメだっ!」

浜面(危ねえ! バニー姿だったら、手を出してかもしれん!)

浜面「も、戻らないと……―――うぉっ!?」グィー

浜面(ひ、引っ張られた?)

浜面「た、滝壺さん?」



滝壺「せっかく2人きりになれたのに行っちゃうの? はまづら」



浜面(ええっ!? も、もしかして、そういうこと!?)
288 :SSS ◆KtxQQEeKzw[saga]:2011/04/02(土) 12:24:42.60 ID:BsQZOwuv0

浜面「な、なんだ。起きてたのかよ」

滝壺「うん」

浜面「じゃあ、さっきまでのは……」

滝壺「演技」

浜面「ですよねー」

浜面(意外と計算高いな!?)

滝壺「はまづらは、2人きりになりたくなかったの?」

浜面「い、いや! もちろん、そうは思ってましたけれども!!」

滝壺「じゃあ、一緒にいよ」ギュッ

浜面「ふぉぁ!?」

浜面(滝壺のふくよかな双丘がっ!? ムニムニと!!)

滝壺「ねえ、はまづら」

浜面「は、はい。今度はなんでしょうか?」



滝壺「――――しよ?」



浜面「お、おう」

浜面(やべえ。滝壺がかわいすぎて死ぬかも!)
289 :SSS ◆KtxQQEeKzw[saga]:2011/04/02(土) 12:25:09.95 ID:BsQZOwuv0
―――
浜面「はぁっ…、はぁっ…。滝壺っ!」

滝壺「あっ…、あぅっ…、んぁっ…。は、はまづらぁ…」

浜面「今日はゴムしてないし、外に出すからなっ!」

滝壺「うんっ! っぁ…、んふっ…、あっ…、あんっ…」

浜面(くぅっ! も、もうやべぇ!)

浜面「で、出そうだ!」

滝壺「はま…づらぁ…。いいよ…、出して…」

ドゴォ

浜面「え?」ピタ

滝壺「はまづら?」



麦野「こらーっ! 浜面!! 滝壺になにして―――」



絹旗「どうしたんれすか? ちょーかたまったりして~? ねえー、麦にょおぉっ!?」



浜面・滝壺「あ……」

浜面(マジで死んだかも)
290 :SSS ◆KtxQQEeKzw[saga]:2011/04/02(土) 12:25:36.74 ID:BsQZOwuv0

麦野「あ、アンタたちねえ……」

絹旗「にゃ、にゃにやってるんれすかー!?」

浜面「え、えーっと、そのー……」

滝壺「Hなこと?」

絹旗「え、Hなことって……」

麦野「どうみてもセックスじゃねえかよ!」

絹旗「////」

麦野「つーか、浜面ぁ! アンタは、いつまで、その粗末な×××突っ込んでるつもりなのかしらぁ?」

浜面「ひ、ひぃ!?」グイ

滝壺「ダメだよ、むぎの。はまづらは私のだから」ギュッ

浜面「た、滝壺さん!?」

麦野「いやいや、私たちに見られても続けるってのはどうなのよ?」

絹旗「滝壺さん、ちょー大胆れすね」///


浜面「あ、やべ。出る」


麦野「は?」

浜面「うっ……」ビューッビュクッビュルッ

滝壺「うぁっ…、はまづらのが中に出てるぅ……」ビクビクッ

麦野「……………………」

絹旗「……………………」
291 :SSS ◆KtxQQEeKzw[saga]:2011/04/02(土) 12:26:09.36 ID:BsQZOwuv0

浜面(2人の見てる前で中出しとか、何やってんだ俺!? 気持ちよかったですけども!!)

滝壺「はまづらぁ……」

絹旗「ふぁ……」///

麦野「はまづらぁ!!」

浜面「は、はいっ!!」ビクゥ

浜面(ここまでか。よくがんばったよ、俺……)



麦野「滝壺ばっかりずるいから、私にもしなさい!」



浜面「はい! ……………え?」

絹旗「む、むぎの? ちょーにゃに言ってるんれすか?」

麦野「え? だって、滝壺ばっかり浜面独占してて、ずるいじゃなーい」

絹旗「それは、ちょーそうれすけど!」

浜面「え? え? どういうこと?」

麦野「そ・れ・に、絹旗も今の見て、ちょっと濡らしてるじゃないの」チュク

絹旗「あぅ……」///

浜面(ちょっと待て。今、何が起こってるんだ? あまりの展開に頭がついていかない……)
292 :SSS ◆KtxQQEeKzw[saga]:2011/04/02(土) 12:26:36.51 ID:BsQZOwuv0

浜面(気が付いたら、麦野が絹旗を愛撫していた。何を言ってるか分から(ry でも、エロいことだけは分かる)

絹旗「む、むぎの。や、やめてくださいよぉ」

麦野「何言ってんのよ。こんなにしちゃってさ?」チュクチュク

絹旗「あぅっ…、あふっ…」

麦野「ほ~ら、浜面。これでも拒み続けられるかしら~?」パサ

浜面(ぬぉぉっ!? 今度は脱ぎ始めた!?)

麦野「ほらほら~」

浜面「ぐぉぉっ!?」

滝壺「ダメだよ、むぎのにきぬはた。はまづらはあげないもん」ギュッ

浜面「た、滝壺……」

浜面(あ、危ねえ。危うく、誘惑に負けるところだったぜ……。さすが滝壺だ)

麦野「ん、そうね~……」

浜面(いくら麦野でも、滝壺から無理やり奪ったりはしないよな。…………しないよな?)

麦野「落ち着きなさいよ、滝壺。別に、アンタから浜面を取ったりしないから」

滝壺「本当?」

浜面(た、助かった? なんかちょっと残念な気も……。いやいや、そんなことはないぞ!)



麦野「だから、ちょっとだけ貸してくれない?」



浜面「は?」
293 :SSS ◆KtxQQEeKzw[saga]:2011/04/02(土) 12:27:04.95 ID:BsQZOwuv0

滝壺「貸す……?」

麦野「そうそう。浜面はアンタのでいいから、ちょーっとだけ貸してちょうだい?」

滝壺「う~ん……」

浜面「え!? 悩むところ!?」

絹旗「うぅぅ……。なんか体がちょームズムズします……」モジモジ

麦野「ほら、このままじゃ絹旗もかわいそうでしょー?」

滝壺「ちゃんと返してくれる?」

浜面「ええっ!? 滝壺さん!?」

麦野「もちろん」ニヤリ

滝壺「じゃあ、今日だけだよ?」

麦野「良かったわね、絹旗。OKでたわよ?」

絹旗「ふぇ~?」///

浜面「ちょ、ちょま! 俺の意思は!?」

麦野「浜面の意思ぃ~? そんなもん関係ねえよ!! カァンケイねェェんだよォォォ!!」

浜面「ひいぃっ!?」

麦野「アンタは黙って×××勃起させて、×××ぐちゃぐちゃにかき回して、気持ちよくさせてりゃいいんだよォォォ!!」

絹旗(ちょーテンション高いれす)

※酔った後の変化
滝壺:寛容度UP
294 :SSS ◆KtxQQEeKzw[saga]:2011/04/02(土) 12:27:33.08 ID:BsQZOwuv0
―――
17600「その後、第四位とおチビさんに、無理やり馬乗りされてました」

浜面「」

一方「それで?」

17600「それで? とは?」

上条「いやいや、その後はどうなったんだ?」

17600「いえ、ミサカはここまでしか見ていませんでしたから」

浜面「はぁっ!?」

17600「それが、この人の部屋の様子が分からなくなったので、そっちに移動しました、とミサカは一方通行を指差しながら答えます」

一方「俺の……部屋だと……?」

浜面「ぐぁぁぁぁ!! 結局、肝心なところは分からず終いかよ!?」

17600「馬乗りはされていましたが、挿入までは至ったかどうか確認していません」

上条「この流れじゃ、どう考えても、その2人に手出してるじゃねえか。殴るぞ?」

浜面「なんでだよ……。なんで最後まで確認してくれなかったんだよ……」

17600「ぶっちゃげ、あなたの部屋はMNWでも過疎ってたので仕方ありません、とミサカはミサカたちの事情を金髪に伝えます」

浜面「うううっ……」

上条「まあ、なんだ……。生きろよ……」

一方「あンまお前には非はなさそォだけどな……」
343 :SSS ◆KtxQQEeKzw[saga]:2011/04/03(日) 18:08:06.26 ID:8fTNpX7C0

後日談最終回の更新です。いつもよりちょっと長め。
344 :SSS ◆KtxQQEeKzw[saga]:2011/04/03(日) 18:08:42.50 ID:8fTNpX7C0
―――
麦野たちが部屋を出て行ったちょっと後
―個室サロンスイートルーム―
♪~♪♪~
番外個体『だからロンリ・ロンリー 切なくて壊れそうな夜にさえ~ ロンリ・ロンリー 君だけはオリジナルラブを貫いて~
       ロンリ・ロンリー 逢いたくて~ 凍えそうな毎日に 言葉にできないことは無理にしないことにした~♪
       あの人だけ心の性感帯~ 忘れたいね Love me Love me ツヨクヨワイ心 Kiss me Kiss me アセルヒトリノ夜~♪』


14889「番外個体もうまいものですね!」

番外個体「ありがと~☆」

『ただいまの点数は93点!! レベル4!!』

番外個体「まあ、よかったんじゃないかな! ねえ、ミサカの歌どうだった?」


一方「Zzz」


番外個体「こ、こいつ……」イラ

14889「まあまあ、あれだけ飲まされていましたし、仕方ないでしょう」

番外個体「ちぇっ! つまんないの!」

14889「それはそうと―――」


20000「ミサカは……、ミサカは、寝てるセロリたんをペロペロするんだぁ~っ!!」グググ

14510「そんなことっ! させる訳にはいきません!!」グググ


14889「あいつらは、何をやってるんだか……」
345 :SSS ◆KtxQQEeKzw[saga]:2011/04/03(日) 18:09:08.56 ID:8fTNpX7C0

番外個体「まあ、いいや。さっさとこの人運んで寝よーっと」

14889「それもそうですね」

14510「み、ミサカが運びます!」

20000「ミサカもペロペロします!」

14889「いや、そんな発言はなかったからな!」

一方「Zzz」

番外個体「よいしょっと」

20000「セロリたんをお姫様だっこ……だと……?」

14510「あっ! ず、ずるい! ミサカが……」

番外個体「ざ~んねん☆ 早いもの勝ち~」

14889「あの人のときと違って、この人はそんなに違和感ないのが怖いな」

番外個体「ぶつぶつ言ってないで、ドア開けてよね~」スタスタ

14510「ううっ……、了解しました……」ガチャ

―個室サロン 個室A―
番外個体「そ~れ」ドサッ

14510「うわっ!? な、投げ捨てた!?」

一方「Zzz」

14889「まあ、それでも起きないみたいですけどね」

20000(これはセロリたんを思う存分味わうチャンス!?)
346 :SSS ◆KtxQQEeKzw[saga]:2011/04/03(日) 18:09:41.64 ID:8fTNpX7C0

20000「ふひひ……」ジュルリ

14510「いやいや、なんだよその笑い声……」

14889「正直、キモイです」

20000「おっと、いけねえ! ミサカは、エロいことしようなんて思ってないからな!」

14889「自白しやがったよ。ダメだこいつ……」

一方「Zzz」

14510「とりあえず、寝かせたなら、ミサカたちは他の部屋に移ることにしましょう」

20000「はぁっ!? こんなチャンスに何もしないとかねーだろ!」

14510「いやいや、寝てる人に何するつもりなんですか!?」

20000「え? ナニですが?」

14889「うわ、こいつマジだよ……」

20000「おいおい、お前らも良く考えて見ろよ。現状じゃ、あいつが一番リードしてるんだぜ?」

番外個体『うーん。マジックとかないかな~』ガサゴソ

14510「た、たしかに……」

20000「だから、あいつと同じ既成事実ってやつで、同じスタートラインに立とうとそういう訳ですよ」

14889「それで本音は?」

20000「とにかくセロリたんとイチャイチャペロペロしたい」

14510「それはミサカもしたいですが……。って脱ぐの早っ!?」

20000「ふふん。先手必勝ォォォ!!」グォォォ

14510「ま、負けません!!」
347 :SSS ◆KtxQQEeKzw[saga]:2011/04/03(日) 18:10:08.82 ID:8fTNpX7C0
―――
ぎゃー ぎゃー

一方「ンっ……。なンだァ? やけに騒がしいじゃねェか……」

番外個体「あ、起きたの?」

一方「番外個体か。一体何やって―――…………はァ?」


14510「み、ミサカが一番最初です!」

20000「ふざけんな! ミサカが言いだしっぺだろうが!」

14889「じゃ、じゃあ、ミサカが間をとって最初に……」

14510「そ、そうはさせません!!」


一方「あいつらは裸で何やってンだ?」

番外個体「ナニじゃない?」

20000「あっ! セロリたん起きちゃったじゃないか!」

14510「うぇっ!? ほ、本当です……」

14889「残念ながらドローということでしょうか」

一方「20000号は分かるが、なンでオマエらまで裸なンだよ?」ジー

14510「えーっと……」

14889「その場のノリ……でしょうか?」

一方「あァ、そォ……」

一方(あンま恥ずかしがったりしねェのな)

番外個体「………………………」
348 :SSS ◆KtxQQEeKzw[saga]:2011/04/03(日) 18:10:48.11 ID:8fTNpX7C0

一方「まァ、いいからさっさと服着ろ」

20000「ミサカはセロリたんをペロペロするまで諦めません! ぬォォォォォ!!」グググ

14510「だから、抜け駆けはっ……」グググ

14889「させませんので!」グググ

番外個体「………………………ぅぅ」ウズウズ

一方「オマエらには恥じらいってもンがねェのかよ……」

20000「ミサカにはあります! だから、抱いて! きゃっ」グググ

14510「それのどこが恥じらいだーっ!!」グググ

14889「ただの痴女じゃねーか!!」グググ

番外個体「………………………ぅぅぅ」ピクピク

一方「オイ、番外個体。オマエも黙ってねェでこいつらに何か―――」

番外個体「―――め……」

一方「あン?」

一方(なンかこいつの様子もおかしくねェか……?)




番外個体「み、見ちゃダメ――――ッ!!」///




一方「はァ?」
349 :SSS ◆KtxQQEeKzw[saga]:2011/04/03(日) 18:11:36.36 ID:8fTNpX7C0

20000「うォォォ!! 番外個体!! 邪魔だっ!! ミサカの前から退くんだぁ!!」ジタバタ

14510「いや、そのままこの変態を押さえててください!」グググ

14889「なんだ、番外個体。嫉妬か?」

番外個体「ち、違うもん!」グググ

一方(何やってンだ? アイツまで)

番外個体「あなたはこっち見ないでって言ってんでしょ!!」///

一方「なンでだよ? 別にオマエが騒ぐようなことじゃ……」

20000「そうだ! だから、退くんだ!!」グググ


番外個体「この子たちにも、恥ずかしいって気持ちがあんの! それをどうすればいいか分からないだけで!」///


20000「まあ、たしかにあるけどさ」

14889「ありますけどね」

一方「あ? マジかよ……」



番外個体「それが、ミサカのとこにダイレクトでくるんだってば!!」///



14510「え? でも……」

14889「恥ずかしさって負の感情か……?」

番外個体「お姉様たちは黙ってて! ミサカは服着てんのに、こんな気分にされてるんだからさぁ!!」カァァ

一方「へェ……。そりゃ、また随分おもしれェことになってンだな」
350 :SSS ◆KtxQQEeKzw[saga]:2011/04/03(日) 18:12:14.44 ID:8fTNpX7C0

20000「んんっ? 隙ありィィィ!! セロリたんはもらったァァァ!!」グォォォ

14510「あっ!? し、しまっ―――」

一方「………………」カチ

14889(スイッチを入れた? これなら手出しは―――)

20000「よっしゃー!! セロリたんゲットォォォ!!」ガシィ

番外個体「え!? 反射は……?」



一方「ギャハハハハッ!! 変態には、変態なりのオモテナシを、ってなァ!!」ベクトルソウサ



20000「にゅぉぉぉぉおおおぉぉぉぉ!!!」ビクビクビクビクーン


14510「えっ!? い、今何を……?」

14889「何かしたんでしょうか?」

20000「」ピクピク

番外個体「あちゃー……。こりゃ完全にイっちゃってるよ……」

14510「じゃ、じゃあ、変態もいなくなったことですし、ミサカと―――」ガシ

14889「ぬ、抜け駆けはずるいぞ! ミサカだって―――」ガシ

一方「………………」ベクトルソウサ


14510・14889「にゅぁぁぁぁああぁぁぁぁああぁあ!!」ビクビクビクビクーン


番外個体「うわ、容赦ないねえ。あひゃっ☆」
351 :SSS ◆KtxQQEeKzw[saga]:2011/04/03(日) 18:13:17.52 ID:8fTNpX7C0

一方「うまくいったな」

14510「」ピクピク
14889「」ピクピク

番外個体「で? 結局、これ何やったの?」

一方「生体電気イジって、脳に快感信号送ったンだよ」

番外個体「へぇ~。そんなことまでできるんだ。エロエロだね~」

一方「こンくらいは楽勝だ」

20000「み……」

番外個体「あれ? 変態のお姉様はまだ意識があるっぽいケド」

一方「オイオイ、マジかよ」

20000「ミサカはこれくらいの快感ではァァァ!!」ガバァ

一方「そォい!!」ベクトルソウサ


20000「あばばばbbbbbbbb」ビクビクビクビクーン


番外個体「ほんと、容赦ないよね……」

20000「」チーン

一方「あ、やべ……」

番外個体「ん? どうしたの? 電池切れ?」

一方「いやァ……。今のはとっさだったから、操作したベクトルの単位1つ間違えちまった」

番外個体「それ、大丈夫なの……?」

一方「ま、変態なら大丈夫だろ」
352 :SSS ◆KtxQQEeKzw[saga]:2011/04/03(日) 18:14:08.16 ID:8fTNpX7C0

番外個体「それで?」

一方「あン?」

番外個体「ミサカには、どう相手して遊んでくれるのかにゃ~ん?」

一方「………………」

番外個体「ミサカにもそれ使っちゃう? もちろん、ミサカはOKだよ☆」

一方「そンな気は、さらさらねェよ。記憶がねェとはいえ、オマエには色々しちまったからなァ……」

番外個体(あ。そういえば、ウソだって言ってなかったっけ)

番外個体「それ実はねえ―――」



一方「だから、責任は取ってやる」



番外個体「はい?」

一方「だから、責任は取ってやるって言ってンだよ」

番外個体「それマジで言ってんの?」

一方「ンなこと冗談で言うと思ってンのか?」

番外個体(え? う、ウソ……。な、なんなのこの状況!?)

一方「なンだよ、その顔は? そンなに嫌なのかよ」

番外個体「そ、そんなことないよ!!」

一方「…………そォかい」

番外個体「う、うん……」

番外個体(ぬぁー!! なんなのこの気持ちーっ!? なんかグチャグチャしてて、わけわかんない!!)
353 :SSS ◆KtxQQEeKzw[saga]:2011/04/03(日) 18:14:46.80 ID:8fTNpX7C0

番外個体(この胸の内側から何か溢れそうな…………。これが『うれしい』って感情なの? ミサカよくわかんないけど)

番外個体「え、えへへへ……」

一方「なンだそれ? 変な笑い方だな」

番外個体「あなたの笑い方に言われたくないかも」ダキッ

番外個体(うん。やっぱり、この人は温かい……。ミサカだけで独占しちゃったら、お姉様たち怒るかな?)

一方「そォですか……」

番外個体「んふふふふ」ニヤニヤ

一方「ニヤニヤしてンじゃねェよ」

番外個体「し、仕方ないじゃん! だって、勝手に顔がこうなっちゃうんだから」ニマニマ

一方「まァ、いつもの悪意ある笑顔に比べりゃ、だいぶマシなンじゃねェの?」

番外個体「そうかな? …………うん。そうかも」ギュー

一方「いつもそォして素直なら可愛げもあンのにな」

番外個体「うるさい! 仕方ないでしょ! それがミサカのアイデンティティなんだもん!」

一方「あははぎゃはは!! 違ェねェ!!」

番外個体「笑わないでよぅ……」

一方「おゥ。悪かったな」ワシャワシャ

番外個体「あぅ……。ずるいよ……。そうやってごまかして」

一方「俺を誰だと思ってンだ?」

番外個体「そうだったね。一方通行だもんね」

一方「分かってンじゃねェか」
354 :SSS ◆KtxQQEeKzw[saga]:2011/04/03(日) 18:15:19.58 ID:8fTNpX7C0

番外個体「……………………」ギュッ

一方「……………………」

番外個体「………………ねえ、一方通行」

一方「…………なンだよ?」



番外個体「キス……して?」



一方「お安い御用だ」チュ

番外個体(軽く触れるだけ?)

一方「ほら、これでいいだろ」

番外個体「ダメだよ、こんなんじゃ。…………全然ダメ」

一方「そォかよ」

番外個体「うん。だから、もう一回……」

一方「仕方ねェなァ……」

番外個体「ふふっ、あなたも十分ツンデレだよ」

一方「ンっ」チュ

番外個体「んちゅっ、ちゅくっ、ちゅるっ…」

番外個体(王様ゲームのときみたいなキス……。うん。この人からしてもらうのも悪くないかも……)
355 :SSS ◆KtxQQEeKzw[saga]:2011/04/03(日) 18:15:48.82 ID:8fTNpX7C0

番外個体(ふふっ……。でも……)

番外個体「んむっ、くちゅっ、ぷぁ……」

一方「満足したか?」

番外個体「……………ぷぷっ」

一方「あン?」

番外個体「ぶひゃひゃひゃひゃひゃひゃ!! ダメだ、もう我慢できないって!!」ケラケラ

一方「ンだよ? いきなり笑い出したりしてよォ」

番外個体「だって……。だってさぁ……」プルプル

一方「笑ってねェで、さっさと言え」

番外個体「こんなシリアスに決めてるのに……、ぷぷっ……」

一方「?」



番外個体「また、勃ってんじゃん☆ あひゃひゃひゃひゃ!!」ケラケラ



一方「あ……」


番外個体「なになに~? ミサカに欲情しちゃったのかな~?」

一方「ったく、オマエはよォ……」

番外個体「んん~? なになに~?」


一方「そりゃそォに決まってンだろ」


番外個体「え?」
356 :SSS ◆KtxQQEeKzw[saga]:2011/04/03(日) 18:16:16.93 ID:8fTNpX7C0

一方「こンな雰囲気になりゃ、そォなっちまうのが普通じゃねェのか?」

番外個体「うっ!?」

一方「それに、こんだけ強く抱きしめられちゃ、仕方ねェだろうがよ」

番外個体「ううっ!?」

一方「オマエも空気読めねェよなァ……」

番外個体「うううっ……」

一方「まァ、嫌がってンなら無理にとは言わねェけどよ」

番外個体「前回あんなことしておいて?」

一方「それは、オマエが誘ってきたンだろ? 俺にも非はあるけどよォ」

番外個体「そうだけどさ……」

一方「で? どうすンだ? オマエが拒否すンなら、このまま寝ちまうけど」

番外個体「…………そんなの決まってるじゃん」

一方「お聞かせ願いましょォか」




番外個体「あー、もう!! 嫌な訳ないでしょーが!! いちいち聞かないでよ!!」




一方「そりゃ、どォもすみませンねェ」ニヤニヤ

番外個体「う―――っ!! バカ!!」
357 :SSS ◆KtxQQEeKzw[saga]:2011/04/03(日) 18:16:48.06 ID:8fTNpX7C0
―――
17600「という感じで終止イチャイチャして終了しました」

一方「」

浜面「お前も、性格の割りには純愛派なんだな」

上条「うらやましいじゃねえか、チクショウ……」

一方(前回の後半の焼き直しじゃねェか……)

17600「さて、真実がはっきりしたところで―――」

上条「ん?」
浜面「なんだ?」
一方「」


<なによこれ――!?

<うわっ!? 裸!?

<は、はまづらぁぁぁ!!




17600「審判の時間です、とミサカは皆さんに別れを告げます」




上条・一方・浜面「」
358 :SSS ◆KtxQQEeKzw[saga]:2011/04/03(日) 18:17:15.30 ID:8fTNpX7C0

上条「い、いや、上条さんは何もしてませんのことよ?」

17600「まあ、それを決めるのはお姉様ですけどね、とミサカは不安を煽ってみます」

上条「でも、実際―――」

美琴「ちょっと、アンタ!! 一体、何してくれちゃったのよ!!」バターン

上条「ええっ!? 上条さんは何もしてませんから!!」

御坂妹「昨日の責任を取ってもらわないと―――」

10039「―――困りますと―――」

19090「―――み、ミサカは詰め寄ります」

上条「いや、お前らは知ってるだろー!?」

御坂妹「知ってますが、記憶にはありません、とミサカは屁理屈を唱えてみます」

美琴「ちょーっと、アンタはこっち来なさい!!」ズルズル

上条「な、何故に!? ふ、不幸だ―――っ!!」

―――
麦野「はまづらぁぁぁ!!」バタン

浜面「ひぃっ!? む、麦野さん!?」

麦野「アンタもちょっとこっち来なさい」ズルズル

浜面「ええっ!? 俺だけ昨日何あったか知らないんですけどー!?」

麦野「あらそう? じゃあ、これからじーっくり再現してあげるわよ」

浜面「え?」

麦野「滝壺の前でなぁ!! ギャハハハハハッ!!」

浜面「ぬぉぁっ!? や、やめて―――!!」ジタバタ
359 :SSS ◆KtxQQEeKzw[saga]:2011/04/03(日) 18:17:53.41 ID:8fTNpX7C0
―――
番外個体「大変だねえ、あちらさんは」

一方(俺はどォすりゃいいンだ……?)

番外個体「どうせ、あなたも何も憶えてないんでしょ?」

一方「……………………」

番外個体「な、なんか言ってよ」

一方「こいつから、大体の話は聞いた」

番外個体「え? ほ、本当に?」

17600「マジです、とミサカは爽やかな笑顔でその問いに答えます」

17600(例によって、肝心なところは話していませんけどね)

番外個体「う、うう………」

一方「ど、どォした?」

番外個体「うわぁぁぁあぁぁぁあぁあぁ!!」ビリビリ

一方「ぬォっ!? ま、またこのオチかよ!?」

番外個体(も、もう恥ずかしすぎて無理!! な、なんとかごまかさなくちゃ……)

番外個体「………………や、やーい、騙されてやんの!」

一方「はァ?」


番外個体「できちゃったなんてウソに決まってんだろ、バ―――カ!! 昨日のも全部演技だから!! あと、死ね!!」タタタ


一方「あ、オイ……」

一方(行っちまった……。それに、捨て台詞は小学生かよ……)


一方「ったく。今更、ウソだからなンだって言うンだよ……。顔真っ赤にしやがって」ボソ
360 :SSS ◆KtxQQEeKzw[saga]:2011/04/03(日) 18:18:41.96 ID:8fTNpX7C0

17600「かわいいところもあるじゃないですか」

一方「まったくなァ……」ポリポリ

17600「おや、認めるんですか? とミサカはあなたの意外な発言に驚いてみます」

一方「……オマエ知ってるか? どンな状況だろォと、俺は一度犯した過ちは二度と繰り返さねェンだよ」

17600「つまり、今回のは過ちではないと?」

一方「そォいうことなンだろォな……」

17600「『だろうな』? 今のは後付けですか?」

一方「違ェよ」

17600「つまり、どういうことでしょうか? とミサカは首を傾げてみます」

                                                               ・ ・ ・
一方「…………二度も手を出したってことは、俺にとってアイツはそォいう相手だってことなンだろォよ。今まで意識してなかっただけで」


17600「ははは。そういうことですか、とミサカはあなたの屁理屈に納得してみます」

一方「実際、酔っても、他の妹達には手出してねェンだろ?」

17600「そうですね。たしかに、責任を求められるほどのことはしていません」

一方「チッ……。こォいうのはガラじゃねェンだけどなァ……」

17600「それはそうと、追いかけなくていいんですか?」

一方「っと、そォだな。ちっと行ってくるわ」

17600「あとのミサカたちにはミサカが何とかしておきますので、とミサカはここは任せて先に行けというやつをやってみます」

一方「そりゃ頼もしいじゃねェか。後は頼ンだぞ」

17600「ええ、あの子をよろしくお願いしますね」

一方「あァ、任せとけ」
361 :SSS ◆KtxQQEeKzw[saga]:2011/04/03(日) 18:19:12.47 ID:8fTNpX7C0
―――
―個室サロン 1F エントランス―
番外個体「に、逃げてきちゃった……」

番外個体(なんで、あんなこと言っちゃったのかなー……。ウソっていうのも、もっとからかってからバラそうと思ってたのに……)

番外個体「バカなのはミサカじゃん……」

一方「ハッ! まったくだなァ」

番外個体「」ビクゥ

一方「オイオイ、驚きすぎだろ」

番外個体「な、なんで追いかけてきたの!?」

一方「そりゃ、あンだけ捲し立てられりゃ、一言いいたくもなンだろ」

番外個体「うっ……。ど、どうせ、笑いにきたんでしょ!?」ビリビリ

一方「落ち着け、番外個体」

番外個体「うるさい、うるさい、うるさい、うるさい!!」ブンブンブン

一方「だから、落ち着けって言ってンだろ」ガシ

番外個体「うううっ……」

一方「その……、なンだ……」

番外個体「何?」ギロ
362 :SSS ◆KtxQQEeKzw[saga]:2011/04/03(日) 18:19:40.95 ID:8fTNpX7C0










一方「責任取ってやる……」










番外個体「え?」









363 :SSS ◆KtxQQEeKzw[saga]:2011/04/03(日) 18:20:07.90 ID:8fTNpX7C0

番外個体「い、今、何て言ったの?」

一方「責任は取ってやるって言ってンだよ。何回も言わすンじゃねェよ」

番外個体「ええっ!?」

番外個体(うわーっ、こんな展開は予想してなかったんですけど!? どどどど、どうしよう!?)

番外個体「だ、だって、あれはウソだったんだよ?」

一方「別にウソだって構わねェ」

番外個体「そ、それに、嫌がらせだって止められないと思うよ?」

一方「そンくれェ我慢してやる」

番外個体「だって、だって……」

一方「ぐだぐだうるせェぞ。黙って、言うこと聞いとけ」

番外個体「ふ―――」

一方「あン?」



番外個体「ふにゃぁぁ……」ドサ



一方「オイオイ、大丈夫かよ? 昨日も似たようなこと言ったンだろ?」

番外個体「う、うるさいな! ちょっと驚いただけじゃん!」カァァ
364 :SSS ◆KtxQQEeKzw[saga]:2011/04/03(日) 18:20:33.61 ID:8fTNpX7C0
―――
――

一方「どォだ? 落ち着いたか?」

番外個体「うん。さっきまでのミサカはちょっとどうかしてたみたいだね」

一方「ハハッ! 違ェねェ」

番外個体「ぶひゃひゃひゃひゃ!! もう笑っちゃうよ!!」ケラケラ

一方「顔真っ赤にしちまってなァ!」

番外個体「あー、それはなかったことにしといてよ……」

一方「ま、そンなことはどォでもいいけどよ」

番外個体「うん?」




一方「結局、責任は取らせてもらえンのか?」




番外個体「そこまで言うなら取らせてあげようかな。これから、いろいろこき使ってあげるから! にひひひ」




一方「そォかい。そりゃ良かったよ」

365 :SSS ◆KtxQQEeKzw[saga]:2011/04/03(日) 18:20:59.24 ID:8fTNpX7C0










番外個体「これからずーっとだよ? 覚悟してよね、一方通行♪」










一方「おォ」










367 :SSS ◆KtxQQEeKzw[saga]:2011/04/03(日) 18:21:22.23 ID:8fTNpX7C0

とりあえず、こんなところで後日談は終了です。急展開? 気にするな! MNWは時間の関係で書かないと思います。

妹達をダシに使ったみたいで悪かったかな。あと、14510号と14889号はもうちょっとうまく書きたかった……。

微妙に中途半端なので、エピローグとして『後日談その後』で天井空気の番外通行を書いて、ラストにしたいと思います。

今回、肝心な部分を書かなかったのはそのためです(多分
368 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2011/04/03(日) 18:21:28.05 ID:ylFjRLfno
なにこの一方さん
可愛い
かわいすぎる
うん
369 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2011/04/03(日) 18:22:06.49 ID:DeaMIYJt0
乙!
初遭遇にして最終回とは・・・
370 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[sage]:2011/04/03(日) 18:22:08.78 ID:aeZxhF8so
終わってしまうか……
番外通行乙

399 :SSS ◆KtxQQEeKzw[saga]:2011/04/05(火) 18:34:59.00 ID:Wn2Fp9wX0

それでは、ラスト『後日談その後』の更新です。今回は回想ではありません。
400 :SSS ◆KtxQQEeKzw[saga]:2011/04/05(火) 18:35:26.52 ID:Wn2Fp9wX0
―――
数日後 深夜
―黄泉川のマンション 自室―
一方「ったく、アイツら遅ェな……」

一方(そォいや、結局あれから特に変わったことはさせられてねェな。責任取らせる、なンて言ってた割りには)

一方「何考えてンですかねェ? アイツは」

<ピンポーン

一方「っと、そンなこと考えてるうちにご帰宅かよ」スタスタ

<ピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポーン

一方「うるせェぞ、オマエらァ!!」ガチャ

黄泉川「お! 一方通行じゃ~ん!!」

芳川「ただいま~」

一方「オマエら、こンな時間まで飲ンでるとか正気かよ?」

黄泉川「細かいこと気にしちゃいけないじゃん!」

芳川「私は明日も特に用事はないしね」

一方「そりゃ悲しいことで。大体、自分の家だろ。いちいち呼び鈴なンて鳴らすンじゃねェよ。クソガキはもォ寝てンだぞ?」

黄泉川「すいませんでした、隊長~!! 以後気をつけまぁす!!」

芳川「あなた、母さんみたいなこというのね。まったくやってられないわ」ハァ

一方「だったら、少しは自立しやがれってンだ……」

黄泉川「おらー! 黄泉川さんのお帰りじゃ~ん!!」ダダダ

一方「黄泉川ァァァ!! 静かにしやがれって言ってンだろォォォがァァァ!!」

芳川「アナタも、十分うるさいと思うけれど」
401 :SSS ◆KtxQQEeKzw[saga]:2011/04/05(火) 18:35:54.75 ID:Wn2Fp9wX0
―――
一方「ったく、あれでも教師と元研究者かよ……」

<もう飲めないじゃ~ん…… Zzz……

<マジ天井空気…… Zzz……

一方(寝かしつけるのにも手間のかかるやつらだ……)

一方「あァいう大人にはなりたくねェもンだな」ガチャ

―自室―
一方(クソガキのやつも起きなかったみてェだし、さっさと寝ちまうか)ドサ

一方「番外個体のやつも少しは手伝えってンだよなァ……」

一方(それとも、もォ寝ちまったのかねェ?)

番外個体「呼んだ~」ガチャ

一方「なンだよ。起きてたンなら手伝え――― ってどォしたンだ、オマエ?」

一方(なンだァ? 顔真っ赤にして、ふらふらしやがって。これじゃまるで、風邪引いてるか―――)

一方「オマエ酔ってンのか?」

番外個体「んふふ~」ゴクゴク

一方(オイオイ、ワインをボトルのまま一気飲みかよ……)

一方「保護者どもがダウンしてるからって、そりゃはしゃぎ過ぎなンじゃねェのか?」

番外個体「にゃにが~? あひゃひゃ!!」スタスタ

一方「そンなに一気に飲ンだら、この前みてェになンじゃねェか。そろそろ止め―――」

番外個体「よっしゃ、一方通行確保~!!」ドゴォ

一方「グボォッ!?」

一方(なンかデジャヴュなンですけど……)
402 :SSS ◆KtxQQEeKzw[saga]:2011/04/05(火) 18:36:39.21 ID:Wn2Fp9wX0

番外個体「やっぱりアナタは抱き心地がいいねえ~。ガリガリだけど」スリスリ

一方「色々言いたいことはあるが、まず持ってるボトルを置きやがれ。溢すンじゃねェぞ?」

番外個体「それってフリかな~? ま、どっちでもいいけどさ☆」コト

一方「…………それで、オマエは何しに来たンだよ? さっさと寝たいンですけどォ?」

番外個体「実はねえ~」

一方「ンだよ?」



番外個体「ミサカ1人で寂しくなっちゃったから、あなたに慰めてもらいにきたの☆」ギュー



一方「そォいうのは間に合ってますンで」

番外個体「ダメダメ~。セ・キ・ニ・ン、取ってくれるんでしょ?」

一方「こォいうのも、それに入ンのかよ」

番外個体「当ったり前じゃ~ん! あひゃひゃひゃひゃ!!」ケラケラ

一方「まァ、いいけどよ」ポリポリ

番外個体「それに、あなたも嫌がってないみたいだし~」

一方「言ってろ」

番外個体「にゃはははは!! ほんとは、嫌がってくれた方が面白いんだけどさぁ!!」スリスリ

一方「オマエは相変わらずだなァ……」

番外個体「どういたしまして~」
403 :SSS ◆KtxQQEeKzw[saga]:2011/04/05(火) 18:37:26.88 ID:Wn2Fp9wX0

一方「それで、その慰めるっつーのは、こうして抱きつかれてりゃいいンかよ?」

番外個体「う~ん……。そうだねえ~……」

一方(さっさと寝てくれりゃいいンだけどな……)


番外個体「せっかくだし、ミサカの耳元で愛の言葉でも囁いてみてよ」


一方「ハァ!?」

番外個体「にひひひひ、面白そうでしょ?」

一方「どォ考えても、俺のキャラじゃねェだろォが」

番外個体「あれ~? ミサカに好意があることは否定しないんだ~?」

一方「……バカバカしい。さっさと寝ろ」



番外個体「ミサカはあなたのこと好きだよ」ギュッ



一方「なンだと?」

一方(こいつ酔ってンのか? あ、酔ってンだったな)

一方「ハイハイ、そォですか」

番外個体「むーっ、信じてないね~? 本当なんだよ~? にゃはは」

一方「別に信じてねェ訳じゃねェよ」

一方(こいつがそンなこと言うとかありえねェだろ。酒ってのは怖ェな) ※前にも言われたことあるが、記憶がない
404 :SSS ◆KtxQQEeKzw[saga]:2011/04/05(火) 18:38:13.62 ID:Wn2Fp9wX0

番外個体「ほら、ミサカは言ったよー? あなたの気持ちは聞かせてくれないのかな?」

一方「オマエが勝手に言い始めたンだろ?」

番外個体「あ、そういうこと言っちゃう~?」ニヤニヤ

一方「だったら何だよ」

番外個体「それなら、ミサカがどれだけ好きか言って、あなたの反応で確認してみようかな♪」スリスリ

一方「どォしてそうなンだよ!?」

番外個体「う~ん。そういうのを言っておきたい気分だからかにゃ~?」

一方「どンな気分だよ……」

番外個体「え~っとね、まず、最終信号があなたにくっ付いてるとイライラする」

一方「ハァ?」

番外個体「黄泉川と仲良く話してるとムカついてくるし、芳川の世話をしてると殴りたくなってくる。あ、もちろんあなたをね☆」

一方「理不尽すぎンだろ」

番外個体「そんな風にミサカ以外の女があなたと何かしてるだけで、すごく嫉妬しちゃうんだ」

一方「そりゃまた、随分とオマエらしい黒い感情だな……」

一方(コイツは好意をこういう形でしか表現できねェのか? まあ、俺も人のことは言えねェけどよ)




番外個体「それでもって、こうやって抱きついてるとすごくドキドキするんだよねえ~」ギュー




一方「お、おォ……」

一方(…………ンだよ。最後のは不意打ちじゃねェか……)
405 :SSS ◆KtxQQEeKzw[saga]:2011/04/05(火) 18:38:49.25 ID:Wn2Fp9wX0

番外個体「だから、できればあなたの気持ちも聞きたいな」

一方「……………………」

番外個体「……………………」ニヤニヤ

一方「……………………」

番外個体「ぷっ……」プルプル

一方「……………………」

番外個体「ぶひゃひゃひゃひゃひゃ!! うん、もういいよ! あなたのその顔見れば分かるし!」ケラケラ

一方「……………………チッ」

番外個体「でも、安心しちゃった☆ ちゃんとミサカのこと意識してくれてるんだね?」

一方「…………悪ィかよ?」

番外個体「ううん! ミサカ、すごくうれしい!」ギュー

一方「そォかい……」

番外個体「うん……」

一方「……………………」

番外個体「…………ね、ねえ、一方通行」スリスリ

一方「なンだよ」

番外個体「今までと『逆』なんだけどさ……」モジモジ

一方「逆? 何がだよ」



番外個体「ミサカ、今のでいろんなところ勃っちゃったみたい」


406 :SSS ◆KtxQQEeKzw[saga]:2011/04/05(火) 18:40:09.98 ID:Wn2Fp9wX0

一方「なンだそりゃ……」

番外個体「えー? あなたがあんな顔したせいだよ?」

一方「俺のせいかよ」

番外個体「ほら、もうこんなになっちゃってるんだよ?」グイ

一方「お、おゥ」ムニムニ

番外個体「にひひ、こうされるのも結構恥ずかしいもんだね。ミサカ、余計勃っちゃう☆」

一方(正直、この先どォすりゃいいかよく分かンねェ……)ムニュ

番外個体「あん♪」

一方「」ビクゥ

番外個体「ぎゃ、ぎゃはははは!! そんなにオドオドしなくてもいいんじゃな~い?」

一方「…………結局、オマエは何がしてェンだ? このまま俺に抱かれたいンかよ?」

番外個体「う~ん、まあそうなるのかな?」

一方「どォみたって、この状況はオマエが誘ってるようにしか見えねェンだが」

番外個体「それは合ってるけど」

一方「オイ、じゃあ何が違ェンだよ」



番外個体「えっとね、ミサカは『酔ってないあなた』としたいんだよ」



一方「酔ってねェだァ?」

番外個体「記憶ないクセに、責任だけ取らされるってのはかわいそうじゃな~い?」

一方「そンな理由かよ」

番外個体「ま、本当はミサカがしたいからなんだけどね♪」
407 :SSS ◆KtxQQEeKzw[saga]:2011/04/05(火) 18:41:12.05 ID:Wn2Fp9wX0

一方「それで、どォいうプレイをご希望なンですかねェ?」

番外個体「あひゃひゃひゃひゃ!! 記憶ない訳だし、あんまり求めすぎるのは酷だよねえ?」

一方(反論できねェな……)

番外個体「だから、あなたなりにミサカを愛してくれればそれでいいかな」

一方「『愛する』ねェ……」

番外個体「表現が気に入らない?」

一方「しっくりこねェだけだ」



番外個体「じゃあ、あなたなりにミサカを壊してよ」



一方「はァ?」

番外個体「だ・か・ら、ミサカのことぶっ壊して、あなたの気持ちを表現してちょうだい、ってね」

一方「ハッ! そりゃいい。一度は殺し合った俺らにはぴったりだ」

番外個体「でしょ~? あなたは壊す方が得意だろうし、ミサカはあなたになら壊されてもいいかな~ってさ☆」

一方「俺になら壊されてもいい……か」

番外個体「でも、能力使うのと、服破るのはナシね~? この服はミサカの一張羅なんだから」

一方「そォかよ。破られンのがいやなら、さっさと脱げばいいじゃねェか」

番外個体「せっかちだねえ。そんなに我慢できないかな? にひひ」

一方「ま、精々長くもってくれよ? 簡単に壊れちまったンじゃ満足できねェからな」

番外個体「自分の心配した方がいいんじゃな~い? あなたの貧弱な体力でどこまでできるかなぁ?」

一方「言ってろ」
408 :SSS ◆KtxQQEeKzw[saga]:2011/04/05(火) 18:41:37.96 ID:Wn2Fp9wX0
―――
番外個体「ふふっ、やっぱり裸で抱き合うと温かいね」

一方「オマエは随分体温高ェな」

番外個体「酔ってるからかにゃ~?」

一方(こォしてるだけでも、気持ちいいもンだな)

番外個体「ねえねえ、これだけで満足しないでよ。早漏クン」

一方「うるせェ。ここも十分濡れてるみてェだし、始めるぞ」クチュ

番外個体「んっ…、あなたも準備できてるみたいだね」ジッ

一方「じゃあ、いくぞ?」ピト

番外個体「う、うん」

一方(これでいいのか?)ズニュ

番外個体「あぅっ…」

一方「あン? まだ痛ェのかよ?」

番外個体「ま、ちょっとはね。でも、ミサカを壊してくれるんでしょ? だったら余計は心配はいらないよ~ん」

一方「そォかい。あンま無理はすンなよな」

番外個体「にひひひひ、さっきまでの威勢はどこいっちゃったのかな~? もしかして、もう限界とか?」

一方「上等じゃねェか、覚悟しろ」

番外個体「や~ん、怖い。ミサカどうなっちゃうんだろ☆」

一方「それはこれからのお楽しみってなァ!」ズン

番外個体「あん♪」
409 :SSS ◆KtxQQEeKzw[saga]:2011/04/05(火) 18:42:09.80 ID:Wn2Fp9wX0

一方(ここまで言われちゃ、体力温存なンて言ってられねェよな)パンパン

番外個体「ひゃぅ…、あ、あなたにしては、随分と激しいんじゃない?」

一方「まァな。きついつっても止めねェぞ」ズンズン

番外個体「冗談っ、でしょ? むしろ、あなたの体力が心配かなぁ~」

一方「ま、そンときはそンときだろ」

番外個体「あなたにしちゃ考えなしだねえ。ミサカ、そういうのも嫌いじゃないけどさ」

一方「さァて、その減らず口はいつまでもつかねェ?」グチュッグチュッ

番外個体「ふぁっ…、うぅっ…、んぁっ…」


数分後
―――
一方「ぜィ… ぜィ…」グデー

番外個体「ありゃりゃ、意外と早かったねェ。ぶひゃひゃひゃ!!」

一方(こりゃダセェぞ、チクショウ……)

番外個体「う~ん。まだ、あなたもミサカもイってないしねえ……」

一方「情けねェな、まったく……」

番外個体「ま、いいよ。ミサカが動いてあげるからさ」グリン

一方「おゥ!?」

番外個体「結局、ミサカがあなたを壊しちゃうかもね。あひゃ☆」

一方「笑えねェなァ……」

番外個体「いやいや、ここは笑うところだよ?」ニヤニヤ
410 :SSS ◆KtxQQEeKzw[saga]:2011/04/05(火) 18:42:59.21 ID:Wn2Fp9wX0

番外個体「じゃ、動くよ?」

一方「あァ」

番外個体「はぅっ…、んくぅ…、ふふっ、気持ちいい♪」

一方(俺の情けねェところを見てご満悦ってところか?)

番外個体「黙っちゃって、どうしたの? もう、限界かなっ?」

一方「いや……」

番外個体「何?」

一方「オマエは楽しそうだと思ってな」

番外個体「んんっ…、あなたは何か不満?」

一方「情けねェ自分には不満あるな」

番外個体「ふふっ、いいじゃん。ミサカはあなたのっ、そういうところも、好きだよぉ?」

一方「好き……ねェ? くっ…」

番外個体「うん。すごく好き。大好き」ズンズン

一方「うくっ…、はァっ…、はァっ…」

番外個体「あなたの、気持ちも、聞かせて、欲しいなぁ?」

一方「…………番外個体」

番外個体「なぁに?」

一方「一度しか言わねェぞ」

番外個体「……うん。聞かせて?」ピタ
411 :SSS ◆KtxQQEeKzw[saga]:2011/04/05(火) 18:43:27.48 ID:Wn2Fp9wX0










一方「…………俺も好きだよ、クソッたれ」








412 :SSS ◆KtxQQEeKzw[saga]:2011/04/05(火) 18:44:03.49 ID:Wn2Fp9wX0

番外個体「クソッたれはないんじゃない?」

一方「……こンないい方しかできなくて悪ィな」

番外個体「ううん。あなたらしくていいよ」

一方「そォかい」

番外個体「それに、ミサカ今のでちょっとイっちゃったし☆」

一方「ぐっ……。俺の限界もそろそろ近ェ……」

番外個体「ほら、ミサカに、いっぱい、出していいよ?」パンパン

一方「うくっ……。さ、さすがにマズイだろォが」

番外個体「あひゃっ! 何を今更!」ズヌッズヌッ

一方「本当にできちまったらヤバイだろ」

番外個体「どうせ、責任は取ってもらえるんだし、ミサカはぁ、それでもいいけどねぇ~」ズンズン

一方「ハイ、そォですか、とは言わねェよ?」

番外個体「でも、ミサカが上になってる以上、決定権はミサカにあるんだよね~?」ニヤリ

一方「お、オイ……。そろそろマジでヤバイって言ってンだろ……?」

番外個体「ほら、イっちゃえ!」グリッ

一方「うォっ!? ぐ、ぐゥゥゥゥゥっ!?」ビュクッビューッ

番外個体「あぁん♪ ミサカもイっちゃう!! んんっ、ん――――ッ!!」ビクビクッ

一方「はァっ…、はァっ…。結局… また… やっちまった……」

番外個体「ふにゃぁ……。気持ちよかったぁ……」

一方「…………そりゃよかったよ」
413 :SSS ◆KtxQQEeKzw[saga]:2011/04/05(火) 18:44:47.27 ID:Wn2Fp9wX0
―――
一方「それにしても、この体力のなさはマジでヤべェな。筋トレでもすっかなァ……」

番外個体「あっひゃっひゃっひゃっひゃ!! ミサカも夜のトレーニングなら付き合ってあげるよ?」ケラケラ

一方「能力が使えりゃまた別なンだろォけど……」

番外個体「その能力に頼りすぎなのがいけないんだよ」

一方「ごもっともな意見で」

一方(かと言って、杖ついてちゃ大したトレーニングなンてのもできねェか……)

番外個体「あなたがミサカを壊してくれるのは、まだまだ先になりそうだね☆」

一方「残念ながらな」

番外個体「にゃははははは!! あんまり期待しないで待ってるよん♪」

一方「…………そりゃどォも」

番外個体「できれば、できちゃう前にはなんとかして欲しいけどねえ~」

一方「ハイハイ、善処しま――― って、オイ。できちゃう前だァ?」

番外個体「これからも、ミサカが寂しくなったときには相手してもらうからよろしくぅ!」ビシィ

一方「マジかよ……」

番外個体「うん。…………ダメかな?」

一方「…………チッ。分かったよ、分かりましたよ」

番外個体「あははっ、あなたのそういうとこ大好き~」ギュー

一方「ふぁぁあ……。もォ寝るか……」

番外個体「うん。お休み、一方通行」

一方「オヤスミ……」
415 :SSS ◆KtxQQEeKzw[saga]:2011/04/05(火) 18:46:57.24 ID:Wn2Fp9wX0
翌朝
―――
打ち止め「ほらー、朝だよー、ってミサカはミサカは元気にボディプレスしてみたりー」ドコォ

一方「ウボァ!?」

打ち止め「おはよう、一方通行、ってミサカはミサカは朝の挨拶をしてみる!」

一方「もうちっとマシな起こし方はできねェンかよ……」

打ち止め「こうでもしないと、あなたの目覚めが悪いんだもん、ってミサカは―――」

番外個体「あれ~? 最終信号、おはよ~」

打ち止め「あれ? なんであなたと番外個体が一緒に寝てるの、って―――」

一方(ヤベ……)

打ち止め「うわあああああああああ!! 2人とも裸じゃん! ってミサカはミサカは驚愕の事実に憤慨してみる!」

番外個体「最終信号にはまだちょっと早いかにゃ~ん」ギュ

一方「うっとォしい。くっついてくンな」ブン

番外個体「あん♪ 軽いスキンシップなのに~」

一方「うるせェ。シャワー浴びてくる」ポリポリ

打ち止め「ちょちょ、ちょっと! ミサカはあなたに説明を求めてみる!」

一方「あー……。気にすンな」スタスタ

打ち止め「それは無理かも! って、なんでそれだけで行っちゃうの!? ってミサカはミサカはあまりの扱いの悪さに泣きそうになりそうだったり」
416 :SSS ◆KtxQQEeKzw[saga]:2011/04/05(火) 18:47:24.91 ID:Wn2Fp9wX0
―――
打ち止め「うううっ……。結局、ごまされたってミサカはミサカはブーたれてみる……」

番外個体「あひゃひゃひゃひゃ!! 面白いもん見れたし、ミサカは満足だよー」

打ち止め「う~っ」

番外個体「拗ねない、拗ねない☆」

打ち止め「そうやってミサカを子供扱いする! ってミサカはミサカは妹のくせに大人ぶる番外個体に怒ってみたり!」

番外個体「うんうん、ゴメン、ゴメン」

打ち止め「もー! …………ん? あれ? このビンは何? ってミサカはミサカはベットの脇に置かれたビンを手にとってみたり」

番外個体「あー、それ? 飲んでみる?」

打ち止め「? 何だろ?」ゴクゴク

番外個体「何か分かるかな~?」

打ち止め「う~ん…………。水?」

番外個体「ブブーッ。ハズレ~」

打ち止め「う、ウソ~! これって絶対水だよ! ってミサカはミサカは番外個体に問い詰めてみる!」

番外個体「違います~。それはねえ」

打ち止め「うん」





番外個体「このミサカ専用の『素直になる薬』…………かな?」




417 :SSS ◆KtxQQEeKzw[saga]:2011/04/05(火) 18:47:54.84 ID:Wn2Fp9wX0

打ち止め「む~っ、その答えには納得できないかも、ってミサカはミサカは激しく抗議してみたり!」

番外個体「あひゃひゃひゃひゃ!! 最終信号も大きくなったら、きっと素直になれないから気をつけた方がいいよん?」

打ち止め「そんなことないもん、ってミサカはミサカは自分の素直さをアピールしてみる!」

番外個体「ふっふっふ~。でも、あの人を素直にさせるには、普段素直じゃない人が素直になった方が効果は高いんだよ~?」

打ち止め「えっ!? それ本当なの? ってミサカはミサカは事実確認を取ってみる」

番外個体「そりゃもう~。ミサカが大好きって言ったら、あの人も『好き』って言ってくれたもんね~」

打ち止め「あーっ! ず、ずるい! ミサカだってまだ言われたことないのに! ってミサカはミサカは先を越されてしまったことに絶望してみたり」

番外個体「素直になったあの人は可愛かったな~」

打ち止め「ミサカも見たい! ううん、言ってもらいたい! ってミサカはミサカはミサカ用に作戦を練ってみる!」

番外個体「あなたの場合、あんまりひねり過ぎない方がいいかもね」

打ち止め「う~ん……」

番外個体「あ、ゴメン。最終信号」

打ち止め「どうしたの、急に? ってミサカはミサカは番外個体がいきなり謝ったことに不安を抱いてみたり」

番外個体「そういえば、ミサカは『好き』って言葉よりも、ずーっと嬉しい言葉も、もらったことあるんだったよ」

打ち止め「ええっ!? な、何!?」

番外個体「えっとね、あなたは、まだ意味が分からないかもしれないけど、あの人はこう言ったんだよ」

打ち止め「う、うん」
418 :SSS ◆KtxQQEeKzw[saga]:2011/04/05(火) 18:48:20.61 ID:Wn2Fp9wX0










番外個体「『責任取ってやる』ってね♪」










419 :SSS ◆KtxQQEeKzw[saga]:2011/04/05(火) 18:48:53.43 ID:Wn2Fp9wX0

番外個体を素直にさせて完結!!

酔ってない2人はこんな形の愛し合い方だと思うんだ。なんていうか、挑発し合いながらも、ラブラブみたいな? そんなん!

物語はここまでです。長い間お付き合いくださってありがとうございました。みなさんの感想などでなんとか書ききれました。

心残りとしては、後日談はもうちょっとうまくまとめられなかったかなーとは思います。

これからもちょこちょこ何か書くとは思いますので、見かけましたら、またよろしくお願いします。
420 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[sage]:2011/04/05(火) 18:50:16.14 ID:yorU+TRx0
乙です
甘かったともかく甘かった番外通行かわいいよ~
421 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[sage]:2011/04/05(火) 18:50:49.29 ID:6/5ANatLo
乙!

番外個体が可愛すぎて二人が甘すぎて素晴らしい
あとはまづらは破裂しろ
422 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[sage]:2011/04/05(火) 18:59:13.49 ID:L4SPq7Qp0
乙乙
凄まじい甘さだった
MNWには 責任とってやるってどういう意味? とかいうレスが運営様からされて変な誤解で祭りになったりするんだろうなぁ
423 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2011/04/05(火) 18:59:39.49 ID:MGZSdlt10
おつ!
最初から今日までありがとう、良いもの見れて幸せだったよ

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