2014年2月5日水曜日

ミサカ「ミサカ達の仇討ちですとミサカは突撃隣の晩御飯!」オッレルス「!?」

 
※未完作品
 
 1VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2011/02/13(日) 19:16:30.40 ID:zCPJJY7Go
※長編ではない
※常にだらだらと

SS2巻の内容を元にやっております。矛盾キャラ崩壊ありえます、ご注意
後々オールキャラかも。魔術も科学も大好きなので!
激しくパロディ多いです。後オッレルス宅をイタリアと仮定してますですはい。
時系列はSS2巻後ですがありえない感じになっております。
ジャンルは君に仇討ちするハートフルコメディ(笑)です。


2 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2011/02/13(日) 19:18:26.47 ID:zCPJJY7Go
――まず、ミサカの自己紹介から始めます、とミサカは律儀にお辞儀します。
検体番号は17203号、現在はイタリアのファエンツァという場所にいます、とミサカはイタリアン!

ミサカはある目的を持って、このミラノのアパートメントまで来ました、
とミサカはここがあの男のハウスね!のマネをします。(ビシッ)

……目的。それはこの前あった、学園都市のミサカ達がある男に倒された事件です、とミサカはいい加減語尾をつける意味を見失ってきました。

まぁ第七位を狙った男を追い払うためにいったのですが、見事に返り討ちされました。
一部変態な個体(20000号とか、10801号とか)の中ではその男×第七位が流行ってるようです、とミサカは余計な情報を付け加えます。

ともかく。

ミサカは仇討ちしにきたのです、とミサカは目的を説明します。
……そこ、仇討ちヶ原の~~とか言わない。最終巻楽しみですねミサカは買いませんけど。

まぁ、一番その男のアパートに近そうなミサカが、こうやって代理に仇討ちしにきた訳ですが。


……さっきから何だか夫婦げんかのような物音がするのですが。
3VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2011/02/13(日) 19:25:18.72 ID:zCPJJY7Go
「こんの大馬鹿野郎!」とか「ごめん悪かったもうしないから!」などと。

念のためミサカ達の共有される記憶の中から音声を照合――一致。
……あの男、本人のようです。

……ミサカネットワーク(MNW)で聞いた事があります、
確かこういうのは――

「……カカァ天下、」

ミサカは呆れました。ため息をつくぐらい。
何故って、簡単な事です。

仇討ちしようとしている男が、
女の尻にしかれているなんて。


――ミサカ達9人を一瞬でなぎ払った男が。

――第七位を手も足も出ないうちに倒した男が。

――原石を守るために敵地へ飛び込んだ男が。

――そして、理事長とやらに宣戦布告した男が。


正直ミサカは少しばかり惹かれていました。
まぁ仇という事を差し引けばかなりのマイナスですが。

……おい17000号、何「欠陥王座!?」とか妄想流さない。
イギリス製スコーン食わすぞ、とミサカは脅し……あぁ17000号がいるのは本場でしたね。残念です。


……まぁ相手がヘタレであれ強者であれ。
ミサカがやる事は変わりません、とミサカは決意を新たにします。

無論、ミサカが勝てる保証はありません。
9人で勝てなかったのですから。一人では無理でしょう。

でも。
ミサカはやります。やらねばなりません、

ミサカは窓のサッシに手をかけ―― 
11 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2011/02/14(月) 19:53:04.13 ID:QzGt1Rl7o

  辺り一面にガラスをまき散らしながら、ミサカ妹はミサカとして、いや人として最後となるであろうガラスを、ぶち破った。

ミサカ(ちなみに10231号に教えてもらいました、とミサカは思いだします)


オッレルス「!?」

シルビア「!?」

ミサカ(よし、掴みは上々です、次は背中に抱えた鋼鉄破りを掃射して夫婦ともどもぶち殺――)

ミサカが着地し、鋼鉄破りを構えようとした瞬間。
                           ・・・・・・・・・・
キュガッ、という空気をひねるような、ありえない音ともにシルビアの腕が迫った。
12 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2011/02/14(月) 19:53:31.72 ID:QzGt1Rl7o
ミサカはこの時、誤算をしていた。
元々低い成功率だとは確信していたが、元の前提が食い違ってたのでは話にならない。

それは、男が女に尻をしかれている=男はすぐには反応出来ないだろうという憶測。
それは、男は戦闘状態でない今で、さらに自らの住居ならば、多少の油断はしているだろうという推測。

そしてそれらは、『女は』普通の人間であろう、という前提。

――そう、その相手の女は『普通の人間』でなかった。



シルビアはオッレルスを組み敷いたまま、ミサカが構えようとしていた銃を奪い取った。
その目は完全に敵を見る目だった。


ミサカ「なッ……!」


ミサカ(そうです、確かに一つの誤算があった事を認めなければなりません、とミサカは反省します。)

ミサカ(男も男なら、女も女)

ミサカ(そうですね、男ほどとまではいかなくても、女の方も強い可能性を考えなかったのはミサカが悪かったのです)

ミサカ(ははっ、学園都市外の人間は化け物か、とミサカは……――)

世界が逆に回転する。

13 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2011/02/14(月) 19:54:13.39 ID:QzGt1Rl7o

シルビア「まったく、何がしたいの!」

正座したミサカとオッレルスの前に仁王立ちするシルビア。

ミサカ「……すいません、窓の事は……とミサカは謝罪と賠償をします」

オッレ「……ごめんなさい」

どうみてもお母さんとやんちゃした兄妹という図だ。
先程までのせいしを……生死をかけた戦いがあったようには見えない。


ミサカ(……しかし)

ミサカは隣に座るオッレルスを横目で見る。

あの日、感覚共有越しではみたが、この目で見るのは初めてだった。

第七位と正反対に位置するルックスだと言ってもいい彼が。本当に。10人を倒したのか?
……まぁ第七位は性格も暑苦しい根性キャラだったが。


そこで、17203号はふと考える。

何故こいつは、妹達を倒してまで、第七位に会う必要があったのだろうか、と。
後々聞いた話では、原石とやらを救うため、と言っていたらしい。

しかし、他人を救うために圧倒的に不利な敵地へ飛び込む奴がいるだろうか。

ミサカ(……ミサカには、分かりません)

正確にいえば、一人知っている。
それも直接には聞いた事はなかったが、確かにいる事は知っている。

ミサカ(……ミサカの生き延びた世界も捨てたもんじゃない、という事にしときますか)

ミサカはそう自問自答を終えると、MNWの同士にこれからを相談する事にした。
14 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2011/02/14(月) 19:54:39.43 ID:QzGt1Rl7o

【仇討ち】今第七位ぶっ倒した奴の隣なんだが【しにきたよ】

1 以下、ミサカに代わりまして名無しが殺されます ID:17203
どうしよう、今二人して怒られてる

2 以下、ミサカに代わりまして名無しが殺されます ID:10032
どういう状況だよ

3 以下、ミサカに代わりまして名無しが殺されます ID:17203
窓から突撃

相方の女に捕まる

男と一緒に怒られ中

4 以下、ミサカに代わりまして名無しが殺されます ID:19999
>窓から突撃
おい

おい

5 以下、ミサカに代わりまして名無しが殺されます ID:17203
不意を突こうとしたらこちらがつかれた。

6 以下、ミサカに代わりまして名無しが殺されます ID:20000
不意をつこうと思ったらパンツを頭に被ればよかったと思うよ

7 以下、ミサカに代わりまして名無しが殺されます ID:10032
>>6またお前か

8 以下、ミサカに代わりまして名無しが殺されます ID:17203
>>6
いや普通に通報されるじゃん
それは困る

9 以下、ミサカに代わりまして名無しが殺されます ID:17000
>>8いやそれ以前の問題だろJK

10 以下、ミサカに代わりまして名無しが殺されます ID:18080
>>6[ピーーー]

11 以下、ミサカに代わりまして名無しが殺されます ID:13040
マジレスしちゃうと今のうちにやればよくね

12 以下、ミサカに代わりまして名無しが殺されます ID:17203
女の方に鋼鉄破りとられた。
あれは人間技じゃねぇよ……((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル

13 以下、ミサカに代わりまして名無しが殺されます ID:17111
あらら乙
とりあえず捕まったんなら隙を見て逃げろよ

14 以下、ミサカに代わりまして名無しが殺されます ID:17203
言われなくてもそうするつもりだよ
あ、説教終わった

・・・・
15 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/02/14(月) 19:55:19.29 ID:QzGt1Rl7o
シルビア「……で、そこのあんたは何をしに来たの?」

ミサカ「……、ミサカですか? とミサカは自分の名前を主張しつつ返事をします」

シルビア「……はぁ、ややこしいわね。あんたよあんた」

オッレルス「あぁそういえば…… 学園都市で会った九つ子(第七位曰く)に似ているね」ホワホワー

シルビア「あぁ!? またあんたハーメルンよろしく連れてきたの!?」キッ

オッレ「ひっ!? ち、ちが! あの時は何もせずに放置してきたよ! 病院に通報はしたけど!」

後始末まで代行する敵なんてめったに聞かないぞ、とミサカは感心した。

ミサカ「と、とりあえずミサカの自己紹介をしておきます、とミサカはまた喧嘩になりそうな所を必死で止めます」

ミサカ「ミサカの検体番号は17203号です、イタリアから来ました」ペコリ

ミサカ「ミサカの目的ですが――」

ミサカ「そこの男にやられた妹達の仇討ちに来ました、とミサカは衝撃発言をします」

オッレルス「」

シルビア「」
16 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/02/14(月) 19:55:48.12 ID:QzGt1Rl7o


最初に反応したのはシルビアだった。

シルビア「……ッ、こンの、大馬鹿野郎!」

先程同様ブチ切れモードのようだ。

シルビア「まさか……修道女に、手を出してるなんて……!」

……若干涙目で顔を赤くしている事以外は。

オッレ「えっ、何を言ってごッ、がアアアアアアアアアアアアアア!?」

轟ッ!という音ともにオッレルスがノーバウンドで竹トンボのように錐揉みしながら
アパートメントの壁まで吹っ飛び、肺から空気が押し出される。
17 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/02/14(月) 19:56:48.07 ID:QzGt1Rl7o
ミサカ(何だか盛大な誤解をされてるようですが、どういう事でしょうか?)

15 以下、ミサカに代わりまして名無しが殺されます ID:17203
「そこの男にやられた妹達の仇討ちに来ました」
って言ったら何か勘違いされてるみたいなんだけど

16 以下、ミサカに代わりまして名無しが殺されます ID:19999
あの物言いで誤解っておまもしかして

17 以下、ミサカに代わりまして名無しが殺されます ID:10032
あー……
うん、まぁね、いきなり男が知っている女の子が上がり込んで
仇討ちよん(はぁと なんて言ってきたらね、うん、まぁ分かる

18 以下、ミサカに代わりまして名無しが殺されます ID:17203

どういう事?

19 以下、ミサカに代わりまして名無しが殺されます ID:20000
俺らがあの男のチョコバナナ咥えこんだって事になっているんだよ
言わせんな恥ずかしい///

20 以下、ミサカに代わりまして名無しが殺されます ID:10032
>>19恥ずかしいならそんな事言うな死ね
上位個体が見てたらどうすンですかァ!!

21 以下、ミサカに代わりまして名無しが殺されます ID:19090
>>19
間違ってないけど自重しろ

22 以下、ミサカに代わりまして名無しが殺されます ID:13455
>>19
君の意見は完全に変態だという点に目を瞑れば概ね正解だ

23 以下、ミサカに代わりまして名無しが殺されます ID:13455
>>19相変わらず変態で安心した死ね 
28 :>>17からですと>>1は安価をつけて誘導します[saga]:2011/02/15(火) 20:39:32.15 ID:tDK3FiR/o

23 以下、ミサカに代わりまして名無しが愉快なケツを振ります ID:20001
>>19よく分かんないけど変態発言禁止!
ってミサカはミサカは規制をかけてみる!
ついでに仕様変更!ってミサカはミサカは新機能としてミサッターと連動している事をそれとなく告知してみる!

24 以下、ミサカに代わりまして名無しが愉快なケツを振ります ID:19999
>>23ー!名前!名前!

25 以下、ミサカに代わりまして名無しが愉快なケツを振ります ID:12345
>>23おお新機能で直接その人のミサッターに行けるようになってる


それはともかくお前が言うな

26 以下、規制中に代わりまして名無しが愉快なケツを振ります ID:20000
上位個体はさすがだな、ジョークがわかってらっしゃるHAHAHAHA
よーし、規制中だけどミサッターの方でがんばっちゃうよ☆

27 以下、ミサカに代わりまして名無しが愉快なケツを振ります ID:10032
>>26自重しろ
お前のせいでTL(タイムラインの事)が変態に

28 以下、ミサカに代わりまして名無しが愉快なケツを振ります ID:17000
そしてそこに優雅なイギリスミサカが降臨☆
ついでに>>23が素晴らしい変t……紳士って事は分かったよ☆

それはそうと流れは大体分かったが、>>1は?


29 以下、ミサカに代わりまして名無しが愉快なケツを振ります ID:20001
あ、この名前欄のアイデアを出したのは番外個体であってミサカじゃないもん!
あの人の台詞だよって勧められたから採用されたのに……!
ってミサカはミサカは勝手に変態扱いされてる事に大激怒!

後、17203はログアウトしてるみたいってミサカはミサカは通告してみる!

30 以下、ミサカに代わりまして名無しが愉快なケツを振ります ID:Extra
アハッ☆
バレちゃった☆
そんな事より17203号の報告マダァ-? (・∀・ )っ/凵⌒☆チンチン

29 :>>17からですと>>1は安価をつけて誘導します[saga]:2011/02/15(火) 20:40:16.99 ID:tDK3FiR/o
31 以下、ミサカに代わりまして名無しが愉快なケツを振ります ID:14030

もしかして → 今男のチョコバナナ咥えている


32 以下、ミサカに代わりまして名無しが愉快なケツを振ります ID:10034

>>31
( ゚д゚)ニマンゴウ……?

(つд⊂)ゴシゴシ

(;゚д゚)ジャナイ……?

(つд⊂)ゴシゴシ
  _, ._
(;゚ Д゚)!?


33 以下、ミサカに代わりまして名無しが愉快なケツを振ります ID:10098

>>31あああ上やん病ならぬ20000病が……


33 以下、ミサカに代わりまして名無しが愉快なケツを振ります ID:19090

>>31カエル医者「もう手遅れなんだね?」



34 以下、ミサカに代わりまして名無しが愉快なケツを振ります ID:14030

冗談で言っただけなのにひどい(´;ω;`)



35 以下、ミサカに代わりまして名無しが愉快なケツを振ります ID:10032

でも実際どうなんだろう、
嫉妬にかられた女の方に既に埋められてるとか



36 以下、ミサカに代わりまして名無しが愉快なケツを振ります ID:13040

>>35
おい……やめろ……
ない、よな……?


37 以下、ミサカに代わりまして名無しが愉快なケツを振ります ID:12222

>>35
「ミサカの電圧が……消えた……だと……?」


38 以下、ミサカに代わりまして名無しが愉快なケツを振ります ID:12330

>>37
霊圧なら分かるが電圧って何だよwwww

・・・・
30 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/02/15(火) 20:41:25.44 ID:tDK3FiR/o
実際はスレで予想されてるのとは違い、
別にオッレルスのアレを咥えてる訳でもなく、シルビアに殺されてる訳でもなく。


オッレ「ごめん、本当にごめん……こんなのでよかったらどうぞ」

シルビ「餌付けする気かお前は……まぁいいや、とりあえず窓は弁償しなくていいからしばらくいなよ」

ミサカ「モグモグキュグバァ(訳:このパンおいしいですありがとうございますとミサカはほおばります)」

アパートメントの木製の机の前に座り、『おいしいテッラパン』をほおばっていただけだった。

ミサカ「……んぐ、このパンとてもおいしいですね、とミサカは詳細を知りたがります」キラキラ

シルビ「復讐はどうしたのよー……まぁいいか」ハハ

イタリア(とイギリスの一部にて)のみ販売されている、『大地の恵みをふんだんに使ったテッラパン』
――学園都市上層部もなかなか手に入れられない高級なパン――をほおばり機嫌をすっかりよくしていた。

オッレ「……まぁ思いとどまったみたいで嬉しいよ、君みたいな子を相手するのは辛いし」

ミサカ達9人を一瞬でなぎはらったのはどこのドイツだデンマーク人だと思ったが、
テッラパンが今まで味わった事のないほど美味だったので深くは追求しない事にする。

……というか、考え直してみると別に復讐する必要はないのではないのか、とまで思ってしまう。
ミサカ9人は倒されたのに怪我も擦り傷程度で済み、別に後遺症もなく、生活に復帰している。
これぐらいの事なら原石回収の際の方が危険度も高かった。別に恨む必要はないのでは――

ミサカ(……! いやいや何ミサカは餌付けされそうになってるんですか!)

ミサカ(ここまで来て何もせずに帰ったらミサカの恥です! 20000号の次に!)ガタッ!

ミサカ(殺すまでにはいかなくとも、せめてミサカ達と同じ目――昏倒ぐらいはさせないと!とミサカは決意表明を――)


オッレ「あ、もう一個あるけど食べるかい?」

ミサカ「お言葉に甘えていただきます、とミサカは恨み気より食い気を優先します」キリッ 
41 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/02/16(水) 19:53:00.37 ID:io+f/2vOo
39 :以下、名無しに代わりましてミサカがお送りしますID:Misaka20001
不吉なのと変態な話題は禁止!ってミサカはミサカは流れを断ち切ってみる!
17203号が戻ってきたらびっくりしちゃうでしょ、ってミサカはミサカはお姉さんらしくしてみたり!
そしてミサカはお姉さんらしくMNWの仕様変更をして汚名挽回!


40 :以下、名無しに代わりましてミサカがお送りしますID:Accelerator
>>39
何言ってンですかァ
汚名挽回じゃなくて汚名返上だろォが


41 :以下、名無しに代わりましてミサカがお送りしますID:Misaka20001
>>40(´;ω;`)そういうのはいちいち書きこまずに直接行って欲しいかもってミサカh
いたいいたい痛い!チョップはダメってミサカはミサカは


42 :以下、名無しに代わりましてミサカがお送りしますID:Misaka10032
仕様変更乙
惚気は他の場所でやれ


43 :以下、名無しに代わりましてミサカがお送りしますID:Misaka17000
つーか一方通行も書き込み出来るようになってたっけ?


44 :以下、名無しに代わりましてミサカがお送りしますID:Misaka14030
>>43
お姉様は発電系最高峰だからとして、一方通行も俺らの演算補助受けてるから出来るんだろう
……でもさ、俺ら以外の誰かが俺らの会話をじっと聞いてると思うと(´Д`;)ハァハァ


45 :以下、名無しに代わりましてミサカがお送りしますID:Misaka18055
>>44
もう手遅れっていうか末期だよお前


46 :以下、名無しに代わりましてミサカがお送りしますID:Misaka15231
俺思うんだ……>>44みたいなのって、どんだけ排しても生まれる存在なんじゃないかなって
俺らが20000号を避けても、まともだった別の個体が変態になってしまうのは運命なんだって

例えばさかなくんっているじゃん?あの人の話なんだけど、
メジナって魚は海の中だと仲良く群れるんだけど、せまい水槽に移すと、一匹を攻撃するんだって。
その一匹を別の水槽を避難させると、残ったメジナは別の一匹をいじめるんだって。
いじめっ子を出しても、また別のメジナがいじめっ子になるんだって。

……広い世界では問題ないのに、小さな世界に押し込むといじめが発生するんだと。
俺なりに考えてみたんだが、これはきっと狭い世界に押し込められて、どこかにはけ口を求めたんじゃないのかな。
必要悪……ってのはちょっと違うかもしれないけど、ある種必要な犠牲。
ずれてるかもしれないけど、実験動物や俺らみたいな存在とか。



何が言いたいかって言うと>>44を規制してもまた新たな変態ミサカは滅びぬ、何度でもよみがえるさ!


47 :以下、名無しに代わりましてミサカがお送りしますID:Misaka16077
>>46
真面目に考えてたのにテメェwwww

でもそう考えると学園都市もそんな感じなのかな
狭い箱庭に詰められたせいで生まれたスキルアウトとか……
まぁ学園都市は超能力なんていうどうしようもない基準があるせいなのかもしれないけど


48 :以下、名無しに代わりましてミサカがお送りしますID:Misaka17000
そういえば今学園都市ってどんな感じなの?
ミサカはこれからイギリス清教の魔術ショーを見に行く所だから、
代わりに誰か、スコーンあげるから教えてよ。



49 :以下、名無しに代わりましてミサカがお送りしますID:Misaka20001
>>48
まじゅつショーってのが気になるから後でMNWにあげといてね、ってミサカはミサカは可愛らしくねだってみる!
とりあえずこっちでも何かあるみたい、ってミサカはミサカはスコーンはお断りしつつ報告してみたり!
42 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/02/16(水) 19:53:29.01 ID:io+f/2vOo
50 :以下、名無しに代わりましてミサカがお送りしますID:Accelerator
お前らよォ真面目なンか馬鹿なンかどっちかにしろよォ

……今こっちでも魔術ショーの中継をするみてェだぜ。
イタリアとイギリスで同時開催とかなンとかなァ


51 :以下、名無しに代わりましてミサカがお送りしますID:Misaka17600
それよりも魔術ショーって何?
スネークしに行ってるのはいいけどどんなのか分からなくて……


52 :以下、名無しに代わりましてミサカがお送りしますID:Misaka17000
>>51
おまww仕事早すぎwww
魔術っつたらアレだろ、第二次世界大戦の時にイギリスがクロウリーに要請して何十回も
ヒトラー上陸作戦が失敗しますようにーってやったアレ。占星術戦争。
あんなにナチス電撃作戦をやってたのに結局上陸しなかったんだぜ? すごいだろイギリス。
そんなイギリスにいる俺はもっとすごい。褒めろ讃えろ俺様に跪けー!


53 :以下、名無しに代わりましてミサカがお送りしますID:Misaka10385
>>52
ハリーポッターの出身国は黙ってろ

でも大体間違ってない所がむかつく


54 :以下、名無しに代わりましてミサカがお送りしますID:Misaka15623
>>52
それマジでやったん?ソースあんならすぐ出せ
マジならミサネッター総力を上げて再現するが


55 :以下、名無しに代わりましてミサカがお送りしますID:Misaka19283
今ふと思ったが
妙に「ミサネッター」とか「ミサカ」とか言うの多いな
なんつうかミサネット慣れしてなそうな感じの


56 :以下、名無しに代わりましてミサカがお送りしますID:Misaka13863
一応突っ込んどくがそれ最近流行ってるミサペなんだぜ・・・釣りだったかな?


57 :以下、名無しに代わりましてミサカがお送りしますID:Misaka13358
まあ実際ミサカの影響力は馬鹿には出来ないよ
学園都市の中でも特に妹達は匂いが違うしな。
何というか…”暗部”みたいな物が見えているよね、ミサカ達には…


58 :以下、名無しに代わりましてミサカがお送りしますID:Extra
魔術なんかあるわけないだろゆとりwww
ミサカ達総力とか頭にウジでも湧いてんのかよwww
おまいは上位個体かっつのwwww


59 :以下、名無しに代わりましてミサカがお送りしますID:Misaka17000
いや、オレの言ってることは間違ってないでしょ
魔術だなんてどこにあるんだ?って一番最初に聞かれてきちんと話したのはオレだし、
お前らは手品だのなんだのって決め付けてスルーしたじゃん。その時点でこのスレ見てる奴全員もこの二人と同じ。
魔術の存在発覚してから「ああ、そうか」って過ちに気付いて俺に謝罪はなし?同じミサネッターっていうか妹達として
最低限の礼儀ぐらいだるだろ。バカにされて黙ってるなんて紳士にはできません。以上
空気嫁ってかダッチワイフっていうのはわかったから、もうレスしない


60 :以下、名無しに代わりましてミサカがお送りしますID:Misaka20001
うわぁ 寒い。
アンタミサネット初心者??????ってミサカはミサカは煽ってみる
ミサカ達で魔術再現とか自滅するからやめたほうがいいよ、ソースはあの人と三沢塾。
ミサカもかなり魔術関係の死線を潜ったほうだけど、さすがにそれは死亡フラグがたってる


61 :以下、名無しに代わりましてミサカがお送りしますID:Extra
はぁ?
なに、ミサカ達のリーダー気取ってんだよw
幼女は遊んで寝ろw


62 :以下、名無しに代わりましてミサカがお送りしますID:Misaka15518
こ こ ま で コ ピ ペ
43 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/02/16(水) 19:53:55.45 ID:io+f/2vOo
63 :以下、名無しに代わりましてミサカがお送りしますID:Misaka17203
暇を持て余した


64 :以下、名無しに代わりましてミサカがお送りしますID:Extra
ミサカ達の


65 :以下、名無しに代わりましてミサカがお送りしますID:Misaka17000
遊び


66 :以下、名無しに代わりましてミサカがお送りしますID:Misaka17600
お前らいい加減にしろww
無駄にスレ消費してどうするんだよwww

つか何混じってんだよイタリアミサカwww

とりあえず俺イタリアに向かってるからな、
次の報告はイタリアついてからかな、

あばよ!!!


67 :以下、名無しに代わりましてミサカがお送りしますID:Misaka10032
やだ……スネークかっこいい……


68 :以下、名無しに代わりましてミサカがお送りしますID:Misaka17203
スネークになら掘られてもいい。

俺今テッラパンなうなんだよこれめっちゃうまい
ttp://sisters.uploader/misaka17203/terrapan.msk

69 :以下、名無しに代わりましてミサカがお送りしますID:Misaka15518
おまっそれ伝説のパンやん
学園都市でも手に入らないっていうローマ正教徒御用達の


70 :以下、名無しに代わりましてミサカがお送りしますID:Misaka17000
イギリスでもまれに売ってるけどね
俺は食べた事ないけどすごいらしい

……つかお前、一体どこにいるんだよ


71 :以下、名無しに代わりましてミサカがお送りしますID:Misaka14030
それは俺も気になる


72 :以下、名無しに代わりましてミサカがお送りしますID:Misaka17203
復讐相手の家だけど


73 :以下、名無しに代わりましてミサカがお送りしますID:Extra
復讐相手にごちそうになるとかお前バッカじゃねーのwwww

ミサカ、あんまりにも平和ボケしてる妹達に色んなところが勃っちゃいそう☆

44 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/02/16(水) 19:54:57.38 ID:io+f/2vOo
74 :以下、名無しに代わりましてミサカがお送りしますID:Misaka17203
いやいや色々あった訳よ色々と
とりあえずテッラパン食べた後昏倒するまで殴り続ける事にはした


75 :以下、名無しに代わりましてミサカがお送りしますID:Misaka10032
別にそこまでしなくてもいいんじゃないのかな
確かにミサカはぶっ倒されたけど、怪我はあんましてないし


76 :以下、名無しに代わりましてミサカがお送りしますID:Misaka17203
そうかー……
でも一発ぐらい殴っとかなきゃ何のためにここまで来たのか分からないよ


後イタリアで魔術ショーあるってマジ?
もしかしたらここから近くかもしれない


77 :以下、名無しに代わりましてミサカがお送りしますID:Misaka17600
>>76
マジマジ、今確認した
後今イタリア入りした


78 :以下、名無しに代わりましてミサカがお送りしますID:Misaka19502
>>77
えっ



えっ!?


79 :以下、名無しに代わりましてミサカがお送りしますID:Misaka14553
>>77
はやすぎるだろwww
乙wwww
期待してるwww



・・・・


とあるイタリアの孤児院の玄関前にて、二人の男女が会話をしていた。


「まったく、何て事だ……」

一人は不良にしか見えない赤髪の神父。

「まぁまぁ、今更悔やんでも仕方ないのでございますよ」

一人はローマ正教の衣服を着た、金髪の修道女。

イギリス清教に所属する二人――ステイルとオルソラは、とある用件を済ます為に孤児院にやってきたのだ。
45 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/02/16(水) 19:57:00.83 ID:io+f/2vOo

ステイル「君はともかく僕がついてきてどうなるっていうんだい」

オルソラ「まぁまぁ、仕方ないのでございます、ところで先程買ったアイスクリームなのですが……」

ステイル「その話はもういい! 話が巻き戻るのは何度目だいまったく!」

ステイルはため息をつきながら、孤児院のドアを開ける。
そこには子供達が既に集まっていた。
皆が皆、期待と興奮の色を若干ながらも目に浮かばせていた。





ステイル「――さて、さっさと連れて行くか、『魔術ショー』に。」









「まったく、平和ボケばかりしやがって……」

魔術師は気付かなかった。
奥に燃えるような赤い髪の男がいた事を。
魔術師は知らなかった。
そこに、第三次世界大戦の首謀者がいた事を。

52 :1です[saga sage]:2011/02/16(水) 23:00:23.31 ID:io+f/2vOo
良スレを見つけたが取り扱いカプの一つが地雷カプだった時の悲しみといったら
という事でそれを踏まえ補足とか注意書きとかミサカ紹介とか今更ながら念のためします


>>1
※特定のカップリングはありませんが、ネタでアッー!や変態ネタが多発します
※毎日だらだら投下する事もありますが、二週間以上空く事もあります
※他スレのミサカの性格を使ってます
※ファエンツァとミラノ(このSSではオッレルス宅)は地図でみるとあんまり離れてない程度の距離です

カップリング色はネタ以外ではほのぼのとした程度の薄さでいけたらなーと思ってます
シルビア→オッレルスとか、浜面と滝壺とかも原作に少しギャグ補正で+されるくらいだと思ってくれれば!

>>35このSSではテッラ生きてるって事で……え?テッ/ラ?
>>36「自分の拳で殴りたいじゃないですか、とミサカは無駄骨になる事を避けたいのです」
>>37あんまり考えてなかったです


キャラ紹介
17203号
イタリアのファエンツァ在住(原作) わざわざミラノまでやってきた(このSSでは)
ちなみにファエンツァはエミリア=ロマーニャ州ラヴェンナ県のコムーネの一つ。マジョリカ陶器で有名。

17600号
スネーク、潜入捜査的なことをするミサカ(一般MNWSS) 今(45レス時点で)はミラノ

20000号
大変変態(一般MNWSS) ロシア在住のノボシビルスク(原作) ちなみに格好は露ミサカ(このSSでは)

19999号
ロシアのノボシビルスク在住(原作) ちなみに格好は露ミサカで、20000号を止める役割(このSSでは)
デュラララ!!の折原双子のように、隣で監視していたり(このSSでは)

17000号
イギリス、ガラシールズ在住(原作) 
紅茶とスコーンをたしなみイギリス清教な土地柄なのか魔術にも関心がある 自称紳士(このSSでは)

19090号
AB型界の覇者 布束により感情をインプット済み。 ダイエット疑惑(原作)

14030号
(変態になる)20000号ウイルス(仮名)に感染しているのではないかと疑われる個体。(このSSでは) 
59 :1です[saga]:2011/02/18(金) 21:15:56.67 ID:g61ef2WJo
>>45からね

ミラノ
普段よりいくばくか騒がしくなったそのアパートメントにて。

MNWに興じる、傍から見ると不気味なミサカ。
彼女を横目に見つつ、シルビアはオッレルスに問う。

「ところでさぁ……あんた、本気?」

「本気って何が?」



「あいつ……右方のフィアンマを、子供達と一緒に魔術ショーに連れて行くのって」



「……駄目かな?」

シルビアの問いを肯定した上で、首を傾げてオッレルスは質問に質問で返した。
バサリ、と髪の毛が重力に従って目にかかる。

その問いは、あくまで確認でしかなく、
すでに答えは決まっていた。

いつもの事だと思いつつ、

「……分かったわよ、あいつ馴染んでるしね。 ……でも何があっても知らないわよ」

ありがとうシルビア、と軽く微笑むオッレルス。

――あぁ、まったく嫌になる。

――何だかんだ言いつつこの馬鹿のやる事は止められないのだと、今更ながら自覚する。

あきらめてため息をつくシルビア。
しかし、こういう事は嫌ではなかった。癪だが。


60 :1です[saga]:2011/02/18(金) 21:16:29.50 ID:g61ef2WJo

――何かすっごい甘い雰囲気になってます、とミサカは飴玉を転がしたような甘ったるい雰囲気に辟易します。

――つーか何? もしかしてミサカ邪魔じゃねーのか、とミサカは自分の存在意義を自問自答します。

――というか、結局、ミサカまだ復讐してないですし……ミサカの存在意義って一体、とミサカは頭を抱えます。


ミサカ「……こうなったら、スレに質問してみますか、とミサカはスレの有効活用を画策します」ビリッ82 :以下、名無しに代わりましてミサカがお送りしますID:Misaka17203
今女と男が甘い雰囲気なんだが……どうすればいいの……
安価>>85


83 :以下、名無しに代わりましてミサカがお送りしますID:Misaka15449
ksk


84 :以下、名無しに代わりましてミサカがお送りしますID:Misaka12402
ああ気まずいなそれ……
ksk


85 :以下、名無しに代わりましてミサカがお送りしますID:Misaka17000
とりあえずここは紳士的に行こうぜ、
例えばスッ、と二人に紅茶を差し出すとか
スッ、とコンドームを枕元に差し出すとか


86 :以下、名無しに代わりましてミサカがお送りしますID:Misaka10032
>>85
いやその後半は紳士的じゃない


87 :以下、名無しに代わりましてミサカがお送りしますID:Misaka15707
>>85
紳士という名の変態さんちーっす!


88 :以下、名無しに代わりましてミサカがお送りしますID:Misaka14030
>>85
何が何だか理解出来ない


89 :以下、名無しに代わりましてミサカがお送りしますID:Misaka12923
>>88
お前は理解してるだろ20000号2号


90 :以下、名無しに代わりましてミサカがお送りしますID:Misaka17600
>>85
とりあえずもうすぐアパートにつくんだけし、コンドーム買ってこようか?
今昼飯買いに商店街にいるから
61 :1です[saga]:2011/02/18(金) 21:16:58.70 ID:g61ef2WJo


91 :以下、名無しに代わりましてミサカがお送りしますID:Misaka10552
>>90
やめたげてよぉ!
そんな気まずい事してあげないでよぉ!


92 :以下、名無しに代わりましてミサカがお送りしますID:Misaka14940
>>90
真に受けるんじゃない、
それを買えばミサカとして人生終了だぞ、
スネーク、
スネェエエエエエエエエエエク!


93 :以下、名無しに代わりましてミサカがお送りしますID:Accelerator
>>90
スネェエエエエエエエエエエエエエエエエエエク!!


94 :以下、名無しに代わりましてミサカがお送りしますID:Misaka20001
>>90
余計な事はしちゃダメ!
ってミサカはミサカは嫌な予感がするから止めてみたり!


95 :以下、名無しに代わりましてミサカがお送りしますID:Misaka20000
俺がいなくてもこのネットワークは何とかなるな……

よかった、嬉しいよ俺……


96 :以下、名無しに代わりましてミサカがお送りしますID:Misaka11974
上位個体と一方通行混じるなwwww

>>95
お前……消えるのか……?


97 :以下、名無しに代わりましてミサカがお送りしますID:Misaka10626
>>95どうせ何度でもよみがえるんでしょう


98 :以下、名無しに代わりましてミサカがお送りしますID:Misaka17000
お前らコンドームなどの避妊具は紳士的に重要だぞ
望まぬ妊娠を女性に強いるなんて英国紳士的にはアウトだからな


99 :以下、名無しに代わりましてミサカがお送りしますID:Misaka12573
>>98
言ってる事はいい事だけどいきなり仇討ちしに来た奴に置かれても困るだろwww


100 :以下、名無しに代わりましてミサカがお送りしますID:Misaka13871
>>98
コンドームの時点でアウト


101 :以下、名無しに代わりましてミサカがお送りしますID:Misaka17203
とりあえずスネークが買ってくるコンドームをスッと二人の間に差し出して、
紅茶を枕元にソッと置けばいいんだよね分かった
62 :1です[saga]:2011/02/18(金) 21:17:27.96 ID:g61ef2WJo


102 :以下、名無しに代わりましてミサカがお送りしますID:Misaka17000
>>101
おい


それは違う


103 :以下、名無しに代わりましてミサカがお送りしますID:Misaka10032
>>101
逆!逆ー!


104 :以下、名無しに代わりましてミサカがお送りしますID:Misaka17310
>>101
そうだよ10032号の言うとおり、
枕元に紅茶置いたら冷めちゃうじゃん
冷めた紅茶なんておいしくないよ


105 :以下、名無しに代わりましてミサカがお送りしますID:Misaka17000
>>104
代弁してくれてありがとう
紳士的には、というか普通冷めたお茶なんて飲めないよな



麦茶は例外として


106 :以下、名無しに代わりましてミサカがお送りしますID:Misaka10572
>>104-105
紅茶じゃねぇえええええええええええええええ
そっちじゃねぇえええええええええええええええ


107 :以下、名無しに代わりましてミサカがお送りしますID:Misaka11384
コンドームコンドームうっせぇよここはイカ臭いインターネッツですね


108 :以下、名無しに代わりましてミサカがお送りしますID:Misaka14030
とりあえずスネークか17203号はヤってる二人を盗撮してMNWにあげるべき


109 :以下、名無しに代わりましてミサカがお送りしますID:Misaka17370
>>108
それはさすがに運営的にもアウトだろ……


でもくやしい見てみたいビクンビクン


110 :以下、名無しに代わりましてミサカがお送りしますID:Accelerator
何だよォこの変態な流れはァ!!
こンな所にいられるかッつゥの!
俺はログアウトするぞ!


111 :以下、名無しに代わりましてミサカがお送りしますID:Misaka17000
>>110
おやおやそんな物言いはダメだよ紳士的に考えて
ここはお得意のベクトル操作で会話のベクトルを変換してみてはいかが?

・・・・・
63 :1です[saga]:2011/02/18(金) 21:18:11.11 ID:g61ef2WJo


所変わってヴェネチアの空港。

ここには現在、修学旅行生のように体育座をしている学園都市の生徒達がいた。
引率の先生――黄泉川愛穂はこれから見学しにいく「魔術ショー」に行くまでの注意項目を述べているが、
大半の生徒は滅多に来れない「海外」という異常な環境に興奮していた。


黄泉川「……という訳で、聞いてるかー? ただのイタリア旅行だと思う事なかれ、未だに戦争で恨んでる人間もいるから気をつけるじゃんよー」

などと割と重要な事も言ってたりするのだが、ここにいる生徒は皆が皆ある程度の自衛は出来るだろうと言う事で選ばれた、
ある意味優秀な生徒たちだという事は自負しているので、あまり聞いていなかった。


――戦争が終わった後、学園都市は積極的に魔術組織と交流をとろうとしている。
無論表向きは、というだけで、裏では様々な取引があるが。

そこで、学園都市と魔術組織――ここではイギリス清教とローマ正教が――
魔術というものを学園都市の生徒に知ってもらおうと、とあるショーを提案したのである。
御坂美琴のデモンストレーションの魔術版、のようなものだ。

しかしながら、今でも黄泉川が述べたとおり、恨んでる人間もいる。
そこで、自薦他薦問わず自衛が出来る人間のみが今回こうやって来たというわけだ。


そんな皆が楽しみにしてるような中。

海原「はぁ、まったく。」

青ピ「海原くん、どうしてそんなめんどくさそうな顔するん? 海外美女に会えるかもしれへんのにー」

海原「海外美女って何ですか……そんな理由で、あなたはここに来たんですか?」

青ピ「まぁ」

とため息をつく学生と、不遜な理由で慰める学生というこの場にそぐわないような二人。



海原「僕あんまり、【魔術】ってのにいい思い出がなくて……」

青ピ「ん? 海原くんは魔術に関わった事でもあるん?」

海原「えぇ。だって僕――




  ――昔【魔術師】に拘束されて皮膚を剥がされたんですから」





76 :>>63からです[saga]:2011/02/20(日) 12:49:39.33 ID:etOKauNxo
イギリス



とある処刑塔のてっぺんの監獄に、一人の白い少女がいた。
別に彼女は囚人でもない。ただ、ショーまでのわずかの間、安全のためにそこにいるのだ。

騒がしい地上の、魔術ショー準備とは違い、塔の上は非常に静かだった。
少女の言葉が、時折漏れる以外は。


インデックス「……」

インデックス「……とうまぁ……」ハァ

上条当麻は未だに戻らず。
彼女自身も、調整の為に未だにイギリスにとどまっていた。


神裂(……)

神裂(……上条当麻、何をしているのですか)

彼女が心配で様子を見に来た神裂は、ただ何もできずに見守っているだけだった。


77 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/02/20(日) 12:50:25.90 ID:etOKauNxo


風斬「……はぁ」

学園都市に戻った風斬氷華は、半透明のまま交差点を歩いていた。
上を見上げれば、飛行船がイタリア・イギリス魔術ショーの実況についてのお知らせを騒がしく告知している。


エイワ「その様子だと、禁書目録に会えなかったのがよっぽどつらいようだな」

風斬「!?」クルッ!

いつの間にか、エイワスが後ろにたっていた。

エイワ「……会いたいのだろう、禁書目録に。」

風斬「……はい」コクリ

エイワ「ならば、間接的だがいいい方法があるぞ」

風斬「……あるんですか?」

エイワ「もちろんだ。 ……イギリスとイタリアで魔術ショーがあるという事は知ってるだろう」

風斬「はい、それと何が関係が……?」

エイワ「人の話は最後まで聞くものだよ。 ……禁書目録はその魔術ショーに現れる。」

風斬「……っ、でも私は今世界には展開出来ませんよ」

エイワ「そうだ、そこでだ…… 代わりに世界各地に点在する妹達を使う」

風斬「シスターズ……? 確かに、彼女たちが世界にいるおかげで、ロシアに行けましたが……」

エイワ「そう、君は妹達のネットワークを利用した。ならば、君はネットワークにアクセスも可能だ」

風斬「……そうですね。 確かに、イギリスにも妹達がいるかもしれません」

エイワ「そして便利な事に妹達というのは、「感覚共有」が可能なのだよ」

風斬「……あ!」

エイワ「そう…… それに話しかける事も出来ないし触れる事も出来ないが、今のそれを見る事が出来る」

風斬「で、でも、それって中継を見るのと同じじゃ? それに、妹達に無理を強いるようなマネは……」

エイワ「中継では禁書目録は映さないだろう、あれはあくまでも対学園都市にも転用できるイギリス清教の秘密兵器だ」

エイワ「それに、妹達はすでに興味本位で魔術ショーに見に行ってるよ。 頼めばあれに伝言ぐらいもしてくれるだろうね」

風斬「……ところで、どうしてそれを教えてくれるんですか?」

そこで、エイワスは初めて感情を表した……ように見えた。



エイワ「……ただ興味深かっただけだからさ」


78 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/02/20(日) 12:50:52.74 ID:etOKauNxo
風斬「……という事で、アクセスしてみます」

風斬(……皆さん、受け入れてくれるでしょうか…… 散々私のせいで負荷をかけてしまいましたし……)

風斬「……悩んでる暇はありません、とにかく試してみます……」ビリビリッ



>スレ建てします ・・・・・ スレ建て完了!

【初めまして】風斬氷華です【今まですいませんでした……】

1 :以下、名無しに代わりましてミサカがお送りしますID:Huzekzkr104
あの、皆さん……はじめまして。


2 :以下、名無しに代わりましてミサカがお送りしますID:Misaka19088
天使様キター(゚∀゚≡゚∀゚)


3 :以下、名無しに代わりましてミサカがお送りしますID:Misaka10821
人工天使様ちーっす!(゚∀゚)


4 :以下、名無しに代わりましてミサカがお送りしますID:Accelerator
おォ、ロシアではどうもォ
おかげで打ち止めが助かりましたよっと


風斬(……わ、一方通行さんまでこのMNWの住人でしたか……)


5 :以下、名無しに代わりましてミサカがお送りしますID:Misaka20001
わー!あなたが噂の学園都市の天使なんだね!ってミサカはミサカは感動してみたり!


6 :以下、名無しに代わりましてミサカがお送りしますID:Misaka14030
風斬様のおっぱいに埋もれたい(´Д`;)ハァハァ


風斬(……皆大体好意的でよかったです9



7 :以下、名無しに代わりましてミサカがお送りしますID:Extra
>>6
鉄釘な☆

どーも天使様(笑)
今回はどういう風の吹きまわしで?


8 :以下、名無しに代わりましてミサカがお送りしますID:Huzekzkr104
えっと……その、今回の魔術ショーの、イギリスの方で……
会いたい人がいるので、その、もし現地の人がいたら感覚共有させてもらえたらなーと思いまして……

79 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/02/20(日) 12:51:41.04 ID:etOKauNxo

9 :以下、名無しに代わりましてミサカがお送りしますID:Misaka17600
イギリスかー
イタリアなら今いるんだけどね残念


10 :以下、名無しに代わりましてミサカがお送りしますID:Misaka15572
おーい、自称紳士、てめーの出番だぞ


11 :以下、名無しに代わりましてミサカがお送りしますID:Misaka17000
イエス、呼んだね!

英国紳士的には、やはり淑女には優しくするものだようんミサカも淑女だけど(一部除く)
魔術ショーに行くつもりだからOKだよ!
現地ついたらまた連絡するね!ところで探し人の特徴ってどんなのだい?
一応教えてくれないかな?画像があれば一番いいんだけど!


12 :以下、名無しに代わりましてミサカがお送りしますID:Huzekzkr104
>>11
あ、ありがとうございます……!

えっと、白い修道服を着てる、14歳くらいの銀髪の子なんですけど……
名前は、インデックスていう子なんです


13 :以下、名無しに代わりましてミサカがお送りしますID:Misaka10032
>>12
あれそれ何だか見覚えがありますよ!?


14 :以下、名無しに代わりましてミサカがお送りしますID:Misaka15936
ああ俺も俺も聞いた事ある……
10032号が猫事件で関わったって言うあれでしょ?


15 :以下、名無しに代わりましてミサカがお送りしますID:Accelerator
おォあのガキか……
めちゃくちゃ大食いだったなァ確か

……つかインデックス?


16 :以下、名無しに代わりましてミサカがお送りしますID:Huzekzkr104
はい多分その子だと思います……
エイw……私の知り合いの守護天使さんが出ると教えてくれたので……


17 :以下、名無しに代わりましてミサカがお送りしますID:Misaka17000
>>16
イギリスの修道女もローマの修道女も皆黒い服が基本なんだけどね、珍しい。
そんな特徴がある子ならすぐ見つかると思うよ!期待してて!


風斬(……皆さん優しい人でよかった)ホッ


18 :以下、名無しに代わりましてミサカがお送りしますID:Misaka16753
17000号先生の次回作にご期待ください!


19 :以下、名無しに代わりましてミサカがお送りしますID:Misaka10370
17000号先生の報告が聞けるのはこのスレだけ!


20 :以下、名無しに代わりましてミサカがお送りしますID:Misaka17203
何この打ちきり漫画のノリwww
天使様もいるし、今日はおもしろい日になりそうだなー

80 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/02/20(日) 12:52:06.54 ID:etOKauNxo


21 :以下、名無しに代わりましてミサカがお送りしますID:Misaka12030
>>20
てめーはさっさとスネークと合流しろよww


22 :以下、名無しに代わりましてミサカがお送りしますID:Misaka17600
うい、もうすぐ着く。


私ミサカ、今アパートの玄関前にいるの


23 :以下、名無しに代わりましてミサカがお送りしますID:Misaka17203
>>22
視認した

HAEEEEEEEEEEEEE
まだ二人は気付いてないけど、はええよお前wwww


24 :以下、名無しに代わりましてミサカがお送りしますID:Misaka17600
今ダンボールで身体隠してるからミサカ以外にはバレないと思う
今から突入するから待ってて


25 :以下、名無しに代わりましてミサカがお送りしますID:Misaka14235
>>24
>ダンボール
おい


まて


26 :以下、名無しに代わりましてミサカがお送りしますID:Misaka17590
>>24
それは隠せてるとは言い難いぞスネーク、スネェエエエエエエエク!


風斬(……スネークさん、って何者なのでしょうか……?)



88 :>>80から[saga]:2011/02/23(水) 19:01:30.21 ID:CZgM4Iero
ミサカ「……ちょっと、やめましょうよ、とミサカは制止します」

スネーク「いやもうここまで来たんだしとミサカは突撃要求を再度行います」

オッレルスアパートメント前にて。
双子よりも似た少女達がMNWを介して、扉越しに会話をしていた。

ミサカ「さすがにそれはないです、とミサカは常識を要求します」

スネーク「しかしどこぞの第二位は常識は通用しませんよとミサカは特攻準備に入ります」ゴソゴソ

ミサカ「やめなさい!とミサカは後ろの二人にバレない程度な大きさで勧告します!」

スネーク「ではいきます、とミサカは――!」

ミサカ「えっちょっ」

扉越しに物音が聞こえ、本当にスネークが来るのかと思いドアの前で構えるミサカ。

しかし。


ガッシャアアアアアアアアアアアアン!という痛々しい音が、ドア近くの窓から聞こえた。

ミサカ「!?」

スネークもまた。
ミサカと同じくガラスを打ち破ったのだ。

後ろの二人――オッレルスとシルビアも音で気づくが、見つめたまま茫然とする。
同じ顔をした少女がまたもやガラスを破ったのだから当然だといえば当然だ。

しかしながら、スネークはミサカ17203号とは違った。
目的も、行動も、その大胆さも。

スネークは床に着地すると同時、前転しながら茫然とする二人の元まで転がると、華麗に立ち上がり両腕をぴしっと伸ばす。
すると次にくるっ、とスカートがめくれるのも気にしないで一回転し、後を向く。
最後に、スネークは勢いをつけて指を立て、振り向きながら、こう叫んだ。


「突撃! 隣の晩御飯!」

と。
89 :>>80から[saga]:2011/02/23(水) 19:02:11.50 ID:CZgM4Iero



……は?


最初にそう言葉を漏らしたのはシルビア。
それを聞くとすぐさまスネークはぴしっと姿勢を正し、何時の間に作ったのか名刺を取り出した。


スネーク「いや、この度はいきなりのご訪問失礼いたしました、とミサカは謝罪します」

シルビア「は? はぁ……」

オッレル「あの……どちら様で? もしかしてあの子のご家族か何か……?」


人間というのは、下手に出られると大半はそれにこたえてしまう。
例えそいつが器物破損&不法侵入をしてきても、だ。

スネーク「はい、ミサカの検体番号は……まぁいいですか、実はですね、これこれこういう取材で……」

そういうとスネークはハンディカメラを取り出す。
そこには「突撃!隣の晩御飯」と書かれたシールまで貼ってある徹底ぷりで、
取材なぞ無縁な、むしろ魔術師から逃亡していた二人を騙すには十分だった。






どこでそろえてきたんだよスネーク。
自分よりも時間がなかったはずだぞと17203号はミサッターでつぶやいた。



90 :>>80から[saga]:2011/02/23(水) 19:04:24.63 ID:CZgM4Iero







それとお前のせいでこのアパートの割れた窓が二つになったぞ、
と17203号はこの後どう釈明しようかと、割と本気で悩んだ。








91 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/02/23(水) 19:06:28.22 ID:CZgM4Iero

所変わってイギリス。

王室派の別荘の庭に、一人場にそぐわないゴルフウェアを着た男がいた。
いや、それ以前に10m程のカヌーが庭にこつぜんと現れていて、そこに男はいた。


アックア「……ふむ、これでいいか」

元神の右席の魔術師だが。紆余曲折があり、今はイギリス魔術ショーの準備をしていた。
目の前に広がるは、一見すると普通の道具や、奇妙な形をした金属片など様々なアイテムが2m四辺に散らばってた。
それらを、手に持った紙を参照にしてきれいに魔法陣状に並べていく。

アックア(……天草式による、一見簡単な物で、しかしながら派手な術式を。なかなか侮れないのである)

前に自分が追い詰めた組織の術式を組みつつ感心する。


しかし。


アックア(……正直、注目をひくために利用するのはいただけないのである)


今回の魔術ショーは学園都市生徒以外にも、一般の魔術に関心の無い層も狙っている。
故に、まずはあからさまな魔術(ルーンなど)で目を引き、次に天草式の日常生活を利用した術式で簡便さをアピール。



要約すれば、魔術に興味を持たせるためのショー。



魔術師を増やすつもりか、それとも危険と思い知らせるのか、
それとも、学園都市に超能力目当てで流れる若者を――


しかしどちらにしろ。

アックア「……穢れを引き受ける必要悪の教会としては、魔術をこう利用するのはどうなのであるか」

ため息をつきながら、今回のショーを主催した片割れの名を吐く。


92 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/02/23(水) 19:07:19.78 ID:CZgM4Iero


「ウィリアム、そろそろ戻ってきてください」

第三王女――ヴィリアンはそう言って別荘から出てくる。

「……まだ、準備をしているのですかね、」

そう言ってふふ、と微笑む。
ただ微笑ましくて笑ったのではなく、こうなった経緯を思い出して笑っているのだ。

――「まさかお前がスーツを着るとはな、似合わないぞ」

――騎士団長はそう十年前と変わらぬ冗談を言い、ウィリアムをからかってましたっけ。

――あの時は本当に止めるのが大変でした。神裂さんが来て下さったおかげで最終的になんとかなりましたが……

――ふふ、押し倒されてるのを見た姉君はあれからずっと騎士団長をからかってて……

――あんな、クーデターや戦争があったなんて思えないくらい――


そこまで懐古すると、庭からウィリアムが戻ってきた。

手に提げているのは、大船の鞄(スキーズブラズニル)。
先程組んだ術式を収納し、既に会場に転移させてる事だろう。


93 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2011/02/23(水) 19:07:53.87 ID:CZgM4Iero



ビッグベンを背景に、二人のオバ……女性がハッスルしていた。
ここは、ショーの会場で、現在はちょうどリハーサルを始めた所だった。
周りには準備をする魔術師以外はおらず、現在は人払いで一般人をよせつけないようにしている。

ローラ「イッギリス!」

エリザード「魔術!」

二人「「ショー!」」

わーわー、というSEを魔術でつける。

それをただ眺める神裂。


ローラ「さ、神裂! 何か褒める言葉がありしなるわね?」

ひと段落した所でキラキラとした目で褒め言葉を渇望してくる最大主教に対し。

神裂「……何ふざけてるんですかあんたはぁ!!」

大声で上司に異議を申し立てる聖人。


エリザ「ふむ、やはり子供っぽいか……」

神裂「女王も女王です……! 威厳というものをですね!」

ローラ「お、さっそく届きけるのよ! 開封開封~♪」

神裂「人の話聞けよゴラァ!!」

そう怒られながらもローラは大船の鞄を一定の手順で開く。
すると、みるみるうちにそれは船の形となり、人払いの効力が効く範囲ギリギリまで広がる。

それに乗り込むと次にローラは、その構成された術式をよいしょと持ち上げて降りてくる。

ローラ「これで準備は万端。後はイタリア側と調整をし、禁書目録を呼ぶだけになりしよ」

神裂がインデックス、という言葉に反応したのを見逃さなかったが、追及もしない。
ただ自分は、それらも全て利用するだけだとでも言うように。




113 :1[saga]:2011/03/14(月) 20:06:29.37 ID:6qFpag7ao
>>63
青ピ「……魔術師?」

海原「……えぇ」

ざわざわ……と騒々しい空間で、二人だけで伝わる程度の声量で話す。


海原「……まずは、どこから話しましょうか」

そういって海原は語る。

拘束された事を、皮膚を剥がされた事を、そして自分そっくりに変化された事を、分解されそうになった事を。

それを聞き終わった青髪ピアスは、うーん、と悩んだ後一つの結論を出す。


青ピ「……まさか、マルチスキル?」

海原「いえ、それは都市伝説のはずです…… あれは本当に、魔術師だと思います」

そう否定されると、青髪ピアスは八の字に眉を寄せ困り顔になる。

青ピ「そんな事言われても、僕には都市伝説よりも、魔術っていう方がファンタジーやー」

まぁ魔法少女や賢者な女性も僕の守備範囲やけどな!とすぐさまキラキラした目で自分の世界に飛ぶ。


海原「……まぁ、信じてもらえなくても仕方ない事だとは思ってます」

青ピ「いやいや、別に信じとらん訳じゃないで」

海原「え?でもさっき……?」

青ピ「信じる信じないは僕の勝手やろ? それに……魔法少女、いた方がいいに決まってるやろ!」

海原「……、 そうですね……」


何だかはぐらされた気しかしない、が、青髪ピアスの言う事を聞いてると過去の事に悩んでるのが馬鹿らしくなってきた。
そう、他薦で望まずとはいえ。せっかくの海外旅行なのだ。


海原「僕も今の事は忘れますか…… せっかくです、楽しむ事にしますよ」

青ピ「おっ、やっと魔法少女や魔女のよさが分かってくれたんか!」

海原「え、いや! そういう意味じゃないですから!?」

114 :1[saga]:2011/03/14(月) 20:08:10.31 ID:6qFpag7ao

雲ひとつなくなった空。燦々と降りつける太陽の光が、石畳を明るく照らす。
その分、一歩影になる場所に入れば、暗闇はもっと暗く感じる程に。


イタリア、孤児院前。



フィアンマ「……おい、これは何だ」

オルソラ「何って、決まってるにございましょう?」

ニコニコと、オルソラはさも当然というように答える。
フィアンマの疑問は、オルソラの手の中。

ミルフィーユ 

フィア(……どういう事だ、何がしたいんだこいつは)

フィア(職員と間違えてるのだろうという事は分かる。しかし何だこの状況は。)

フィア(さっきから『天草式の方々が作った治療効果のあるミルフィーユなのでございます♪』とか説明してるが)



フィア(何でさっきから素手で俺様の口の中に詰め込もうとしているんだ!)



ぐいぐいと、頬に押し付けられる物体。

オルソラ「まぁまぁ、ここまで痩せこけてるなんて大変だったのでございましょう? これを食べるとよろしいのですよ?」

などと発言しており、動機は依然不明。
隙あらば口の中に押し込もうとしてくる。微笑みながら。

こいつは本気で窒息死させるつもりか、と元神の右席の男は本気で死を意識した。

だが哀しいかな。事実彼は体力をかなり消耗していた。
故に今の彼には女性一人押し返す程の腕力も術式を構成する為の魔力もなかった。

***

ステイル(……災難だろうな、あの男)

ステイルはそう言いながら、少し離れて二人を見つめる。
足元には子供達が珍しい神父にきゃーきゃー言って飛び付いたり、逆に怖がって近づこうとしなかったり。

とりあえずああなると止まらない、と天草式が出かける前に言っていたのを思い出す。

――そういえば、イギリスの時シェリー=クロムウェルがあんな風になった、と愚痴ってたか。

――その時の表情は怒ってるようには見えなかったがな。

ふぅ、とため息をつく。
いつもなら口にくわえている煙草も、今はさすがに子供達がいる為、吸うに吸えない。

子供「何であの男の人は嫌がってるの?」

ステイル「其れは無理やり食わせようとしてるからだろう」

子供「ジャ…何故 【修道女】ハ 今 彼ニ無理ヤリニモ【多層菓子(Mille-feuille:ミルフィーユ) 】ヲ食ベサセルノ?」

ステイル「──其れこそが 彼女の本能だからさ」

はぁ。と再びため息。

これ以上押し問答が続くようなら、自分が止めに行かなければいけない可能性を考えて、少し嫌気がさした。


――別に仕方ない事だし、こんな事よりも、あの子の方がもっと――




115 :1[saga]:2011/03/14(月) 20:09:58.27 ID:6qFpag7ao
少ないですが投下分はこれくらいです。
別にサンホラネタがやりたかった訳じゃないですって

それでは、つ【また今度】
116 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2011/03/15(火) 10:14:13.34 ID:qe8eARj20

不意打ち井戸コンビ吹いたwwwwww
117 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2011/03/16(水) 03:40:54.62 ID:kTuzyDtIO
光と闇の童話が来るとは
子供のセリフがあの声で脳内再生されたじゃないか

いいぞもっとや(ry 
118 :1[saga]:2011/03/17(木) 22:47:36.94 ID:/r99o4rxo

カエル顔の医者の病院――


冥土「しかし…… 珍しいんだね?」

冥土返しの前にある、回転いすに座っているのは治療が終わった黒夜海鳥。
『新入生』、闇の中の闇、暗闇の五月計画――それらを経験してきた幼き女王。
しかしながら、今は彼女らしかぬ、悪い意味で落ちついた様子だった。
背景には、先日のあの事件の敗北もあるのだろう。

黒夜「……まぁ、その、一つ相談がある訳なんだが」

冥土「ふむ、患者の精神に対するケアも医者としては大事な仕事の一つだからね?言ってみるといいよ?」

そう言われ、彼女は口を開く。

黒夜「――あ、あの、」

黒夜「私じゃないんだがよぉ、最近仕事の相方?みたいな奴――シルバークロースって奴がいるンだけど、」

黒夜「そいつが最近おかしいんだ……」

冥土「おかしい? 具体的にはどうおかしいのか分かるかい?」

黒夜「あぁ――最近、砕かれた腕の部分をよくさすって恍惚してるんだよ。」


119 :1[saga]:2011/03/17(木) 22:48:33.44 ID:/r99o4rxo
冥土「ふむ、砕かれた訳だから、多少は後遺症などを気にする事もあると思うね?」

黒夜「違うンだ! 破損は駆動鎧(パワードスーツ)に任せればいい!って、外見はどうでもいいって言ってたアイツが、なンだ!」

思わず思考パターンを引きずられるほど感情的になりながらも否定する黒夜。

黒夜「それに、最近腕を砕いた野郎――浜面仕上の写真とか個人情報とかを駆動鎧を利用して漁ってたりするし、何かおかしいンだ!」

冥土「なるほど……」

黒夜「なァ、何かの病気なのかァ!? それなら早く治して、いや直してくれ! 気持ち悪いンだ!」

冥土「いや、それは無理なんだね? 不治の病だろうしね?」

黒夜「えっ……!? ど、どういう事だァ!?」

冥土返しは断言する。
そして、一拍置いてから表情を緩め、こう言った。


冥土「それは――恋なんだね?」



黒夜「――ッ!?」




その日、黒夜海鳥は知る。
学園都市上層部が何故、浜面仕上を観察対象にしていたのかを。

120 :1[saga]:2011/03/17(木) 22:49:25.94 ID:/r99o4rxo




   とある浜面と男難の相



麦野「……遅いわね」


その日は、アイテムがいつも利用してるファミレスに集合する予定だったのだ。

はぁ、と時計を見ながらアイテムのリーダーである麦野がため息をついた。
しかし、今まで背もたれにべったりとくっついていた滝壺が身体を起こしつつ、それを否定する。

滝壺「……いや、はまづららしき信号が、すぐそこに来てる……」

それを言い終わるころ、待ち人である浜面仕上が滑り込むようにテーブルに向かってきた。

絹旗「超遅いですよ浜面!」

絹旗がそう言ってじとー、と見下すような視線を送る。
それに対し浜面は、開口一番に謝罪でもいい訳でもなく、三人にとって予想外の事を叫んだ。


浜面「た、助けてくれ!」


と。





浜面「さ、さっきそこでおそわれうわああああああああああああああ!!」

浜面は泣きながらそのまま滝壺の隣(空いていたので)に座りうずくまる。
滝壺はというと、浜面の背中をさすりながら「大丈夫だよ。私は大能力者だから、無能力者のはまづらを守ってみせる」と慰める。

麦野「……よくわかんないけど、どうせ警備員かスキルアウトにでもガンつけられた訳?」

浜面「ち、違うんだ! お、男に襲われっ、貞操がっ、俺のがっ、やばばば、うわあああああああ!!」

恐怖を思いだしたのか再び叫びながらうずくまる。

麦野「何が言いたい訳? 男に襲われた? 貞操? 公衆の面前で何言ってんのよ。」

絹旗「麦野は人の事超言えませんよ。で、誰に襲われたんですか超浜面。」

浜面「し、シルバ、クロッ、うえっ、ひっくっ……」

情けなく涙を流しながら漏らした名前――シルバークロース。
絹旗は聞いた事がある。確か、黒夜海鳥のあの時の相方――だと聞いた。

浜面「あ、あいつ、駆動鎧で、俺、追いかけてきて……! 路地裏に連れ込もうとした! 脱がそうとしてきた!」

絹旗「はぁ……超ありえませんね」

麦野「どっちかっつーと、浜面が女襲ってそうよ」

今の状況を第三者から見れば、女三人がよってたかって男を泣かしてるようにも見えるが、本人には分からない。

滝壺「……大丈夫、はまづら。」

滝壺は浜面の顔を覗き込むようにし、赤子をあやすように区切りながら言う。

浜面「……滝壺……」


滝壺「はまづらは、むしろ801チンピラだから。 襲われる事はありえないよ。」



浜面「…………えっ」

はまづらは めのまえが まっくらに なった! ▼
121 :1[saga]:2011/03/17(木) 22:50:06.58 ID:/r99o4rxo

浜面、浜面、と叫ぶ声がする。
浜面は目を覚ます。どうやら、ファミレスでショックのあまり気絶してしまったらしい。

浜面(……我ながら脆いメンタルだよ……)

世紀末帝王HAMADURAは自己嫌悪しつつも、起き上がる。

絹旗「さすが超浜面。滝壺さんのあの言葉だけで沈んでしまうなんて超ダメ野郎ですね」

浜面「……今回ばかりは反論できないよ」

麦野「まったく、今回介抱してくれたこの人に感謝しなさいよ。」

麦野が指で指す方向を見ると、長髪の端正な顔立ちをした女性がいた。

浜面「あ、あぁ……ありがとうございます」

ペコリ、とすると女性の方はいえいえ、という風に手で制し。


浜面の手を両手で掴む。


浜面「えっ?」

女性「覚えてませんか……?」

記憶にない声だった。が、その顔はどこか、誰かの面影があるような――
そう思ってると、女性は浜面を引き寄せた。
よろけた浜面はそのまま女性の胸の中へダイブする事になる。
滝壺や絹旗の痛い視線が刺さるが、一番驚いてるのは浜面だ。

女性「……私は、TPOに合わせて着こなすんだがな」

声が変わった。
そして、ようやく気付く。

浜面は思わず顔をひきつらせ、その腕から逃れようとした。
が、人間技とは思えない腕力で抑えられる。

そして、ようやくその名前を口にする。

浜面「……シ、シルバークロース……ッ!」

にやり、と笑うシルバークロース。そのまま彼は浜面を背負い逃走する。
麦野達が異常に気づく頃には既に消えていた。
恐らく、あの女性の姿は逃走用の駆動鎧なのだろう。


浜面「な、んで俺を……!」

腕に抱えられ目にもとまらぬ早さで移動する中、浜面は疑問を口にする。

シルバ「……最近胸の動悸が止まらなくてね。その原因が『浜面仕上』だと分かったんだ」

浜面「は……? な、何を言ってるんだよお前! おかしいだろ!」

シルバ「私には、どうあがいても、どんな駆動鎧を着ても君の立位置になれない。」

シルバ「きっとそれがとても羨ましかった。だから、かもしれない。」

浜面「……」

そう言う彼の顔を見上げた。
浜面は少しだけシルバークロースの過去を垣間見たような気がした。


が、それとこれは話が別である。


浜面「俺をどこに連れてって何するつもりだ変態!」

シルバ「ナニをするかなど言うまでもない、場所は……思い出の個室サロンでどうだ?」

浜面「やめろ! そういう用途に使うな! 放せ!」


――シルバークロースの腕がはじけとび、浜面が地面にぶつかるより早く抱きかかえられたのは一瞬だった。
122 :1[saga]:2011/03/17(木) 22:50:34.11 ID:/r99o4rxo

シルバ「ッ!?」

浜面「うわっ!?」

??「無事だったかァ?」

そう言って、浜面を抱きかかえたのは、浜面よりも華奢な印象を与える、白い男。


浜面「……一方通行?」

一方通行は、浜面をお姫様だっこしながら、背中に竜巻を背負い宙に浮かんでいた。
頼もしくも見れるが、浜面的には恐怖感でいっぱいだ。

一方「その様子だと大丈夫みてェだなァ」

シルバ「……第一位、何故人の恋を邪魔するんだ」

そう言いながら、シルバークロースは見上げながらも腕を回収し、つなげる。
対する一方通行は見下しながら、シルバークロースの台詞をはっ!とせせら笑う。

一方「……何言ってンだよォ、三下がァ?」

そう言って、一方通行は断言をする。


一方「俺の方が、お前よりも先にコイツの事が好きだったンだァ!!」


浜面「」

シルバ「」

浜面はあまりの出来ごとに声も出ない。

その間にも、何だ何だと、野次馬が集まってくる。
何せ男が男と男の取り合いをしていて、空に浮かんでいて腕がもげていて道の真ん中で愛を叫んでいた。
且つ、その一人は端正な顔立ちをしていて、もう片方は白く白い、あの第一位だ。
それを気にせず、一方通行はさらに叫ぶ。

一方「確かによォ、俺の思いは今は一方通行だ! だがよォ……俺は俺の力で、こいつからも恋のベクトルを向けさせてやるンだァ!」

こっ恥ずかしい告白をあの第一位にされ、浜面は本気で顔を覆って泣きたかった。


その後、黄泉川愛穂がやってきて、二人を補導した。罪状は公然わいせつ罪も含まれたらしい。

黄泉川「さすがにあんな往来であんな恥ずかしい事を言う奴はいないじゃんよ」

浜面「……本当、もうやだ……」

一方「おい、オマエ……後で覚悟してろよォ(告白の返事的な意味で)」

などのやりとりがあったらしい。


後日、いつものファミレスにて。

絹旗「……ようやく戻ってきましたね、超浜面。」

滝壺「待っていたよ、はまづら。」

麦野「あんたも災難だったわね、パシリ担当は苦労させられるものよね」

そう言う突っ込みを食らいつつ、ようやく精神的ショックから立ち直った浜面はハハハと笑いつつ、ドリンクバーを持ってくる。
そうこうしてると、浜面の電話に着信が入る。非通知だ。

「浜面、出てみなよ」という麦野の促しにより、浜面は出る。

浜面「はい、もしもし……」

垣根『よう、俺だよ俺』

浜面「……ッ!? お前は、第二位!?」

垣根『あぁ、そうだよ。 ……ところでよぉ、ちょっと今から言う場所に来てくれねーか?……』

電話を切ると、浜面は悪い、用事が出来た、と言って外に出る。
不審げな目をする三人をよそに、浜面は指定された場所に行く。
123 :1[saga]:2011/03/17(木) 22:51:01.84 ID:/r99o4rxo


一時間後――


浜面は、泣きながら戻ってきた。

絹旗がどうしたのか、と聞くと、浜面は泣きながら言う。

要約すると。


垣根に告白され、「俺の好みのタイプに常識は通用しねぇ///」と言われ、メルヘンセッ○スされそうになたところを、
ロシアであったあのガチムチ傭兵に助けられ、そのまま聖母様に勢いで抱かれそうになった所を、
半蔵に助けられ、色々あった事を言うと慰められたものの、半蔵が急にしおらしくなり、「俺……実は、スキルアウトの時からお前の事が……///」
と告白された所で逃げ出した……そうだ。


浜面「もう誰にも頼らない」

麦野「なぁ、ところで浜面……」

浜面「?」




麦野「私……実は男なんだ///」

滝壺「わたしも……///」

絹旗「じ、実は……///」


浜面「」




アレイスター「……浜面仕上」

アレイ「彼にはどうやら、男を狂わす能力があるようだな……」

アレイ「そろそろ抹殺対象にするか…… 私があいつに完全に惚れてしまう前に……///」
124 :1[saga]:2011/03/17(木) 22:51:49.10 ID:/r99o4rxo



番外「というSSを書いたんだが」

芳川「これはひどいわ……」

番外「上位個体に見せてくる☆」

芳川「えっ、ちょっ……!? やめなさい!まだ早いわ!」

番外「これで二人の仲を割けるね☆」



番外個体SS朗読中……

番外「……という訳なんだが」

打ち止め「いやああああああああああ!!ってミサカはミサカは拒絶するの!しちゃう!」ブンブン

番外「はっはっはーもっと苦しめあがけそして第一位への信頼失墜しろっ☆」

打ち止め「だ、だって、だって……おかしいよ、こんなの絶対おかしいよ……!」

打ち止め「あ、あの人が……!何で……!」

番外(やっぱり効果てきめん☆)アギャハ

打ち止め「そそそ、それに……! ど、どうして、浜面←半蔵で……、」


打ち止め「そこまできて、何で『駒場←浜面←半蔵』じゃないの!? ってミサカはミサカはあなたのSSに足りない物を叫んでみる!」


番外「」

=========
ネットワーク

カチャカチャカチャ……ッターン!


> スレ建て完了しましたッ★


【速報】上位個体が腐ってやがる
1 :以下、名無しに代わりましてミサカがお送りしますID:Extra
どういうことなの……?


2 :以下、名無しに代わりましてミサカがお送りしますID:Misaka18188
kwsk


3 :以下、名無しに代わりましてミサカがお送りしますID:Extra
ミサカが第一位との仲を割くためにSS作る
読む
上位個体が腐ってた


4 :以下、名無しに代わりましてミサカがお送りしますID:Misaka14492
よくわからねーよ
そのSSうp!


5 :以下、名無しに代わりましてミサカがお送りしますID:Extra
ほい
ttp://sisters00021/Extraedition/hamadura.msktxt


6 :以下、名無しに代わりましてミサカがお送りしますID:Misaka14030
うわあああああああああああああああああ
すっごい不健全!


7 :以下、名無しに代わりましてミサカがお送りしますID:Misaka10032
>>6存在そのものが不健全なお前が言うな

つかこれどういう事だよおい浜面総受けとか俺聞いてないぞ
125 :1[saga]:2011/03/17(木) 22:52:14.59 ID:/r99o4rxo

8 :以下、名無しに代わりましてミサカがお送りしますID:Misaka11728
これはどう見ても守護神様の管轄


9 :以下、名無しに代わりましてミサカがお送りしますID:Misaka17231
まさかとは思うがこれみて上位個体が……

うん、腐ってるな


10 :以下、名無しに代わりましてミサカがお送りしますID:Misaka17203
よくわからんが新しい何かが芽生えそうになった


11 :以下、名無しに代わりましてミサカがお送りしますID:Extra
>>10
>>10
>>10


12 :以下、名無しに代わりましてミサカがお送りしますID:Misaka10032
>>10イタリアミサカまで腐っちまった……!
おいこれどういう事だよ……MNW自体が腐って、俺らもその影響受けてるって事でFA?



13 :以下、名無しに代わりましてミサカがお送りしますID:Misaka19830
>>12
まさか……そんな馬鹿な……


ない、よね?


14 :以下、名無しに代わりましてミサカがお送りしますID:Misaka10138
でも上位個体がって事は


15 :以下、名無しに代わりましてミサカがお送りしますID:Misaka20000
疑われる前に先に言っておく。


今回は俺ではない


16 :以下、名無しに代わりましてミサカがお送りしますID:Misaka13177
>>15
信用ならん


17 :以下、名無しに代わりましてミサカがお送りしますID:Misaka16420
>>15
いや今回もお前だろ


18 :以下、名無しに代わりましてミサカがお送りしますID:Misaka13736
>>15
?吐き


19 :以下、名無しに代わりましてミサカがお送りしますID:Misaka20000
いやいや本当に今回は違うって
上位個体には教えてないし……
確かにまぁBLも守備範囲だけど、俺よりももっと優れた奴いるだろ?(チラッ



20 :以下、名無しに代わりましてミサカがお送りしますID:Misaka19100
>>19まさか……!あいつが……!?


126 :1[saga]:2011/03/17(木) 22:52:59.15 ID:/r99o4rxo
21 :以下、名無しに代わりましてミサカがお送りしますID:10801
呼ばれた気がした


22 :以下、名無しに代わりましてミサカがお送りしますID:Misaka11867
>>21てめぇかあああああああああ


23 :以下、名無しに代わりましてミサカがお送りしますID:Misaka14771
>>21お前なのか!?


24 :以下、名無しに代わりましてミサカがお送りしますID:10801
うん、ごめん……本当に出来ごころで……
まさかこうなるとは思わなかった


25 :以下、名無しに代わりましてミサカがお送りしますID:Misaka17000
>>24
お前のせいで、少なくとも上位個体とイタリアミサカが犠牲になったぞ


26 :以下、名無しに代わりましてミサカがお送りしますID:Misaka10032
>>24これは許されない


27 :以下、名無しに代わりましてミサカがお送りしますID:Misaka17667
>>24
絶対に許されない


28 :以下、名無しに代わりましてミサカがお送りしますID:Misaka17366
>>24こんなの絶対おかしいよ


29 :以下、名無しに代わりましてミサカがお送りしますID:Accelerator
>>24
よくも打ち止めを汚してくれたなァ……


30 :以下、名無しに代わりましてミサカがお送りしますID:Extra
>>29
親御さんチーッス


31 :以下、名無しに代わりましてミサカがお送りしますID:Misaka10234
>>29お前のジャナイ


32 :以下、名無しに代わりましてミサカがお送りしますID:Misaka10236
>>29ロリコン乙


・・・・・・

127 :1[saga]:2011/03/17(木) 22:54:07.33 ID:/r99o4rxo
浜面サイドないな、という事で今回はほぼ番外編という訳で、注意書き通りあくまでネタであって。
別に銀浜とかアレ浜とかな展開は 来 ま せ ん

それでは、つ【また今度】


1311[saga]:2011/03/21(月) 19:30:19.71 ID:avwuIVkGo
イギリスビッグベン付近


英国女王「よし私が……ん?」pppp

英国女王「……ふむ、ちょっと用事が出来た。 私は少し抜けるぞ」

ローラ「まぁ元より女王がこんなショーに出るのは問題がありけるわ。ちょうどいい事になりけるよ」

神裂(……? こんな時に用事……?)

英国女王「なぁに、ちょっとした野暮用だ。野暮な用だ。」

神裂「そうですか……?」



建宮「具体的には?」

神裂(確かに気になりますね)

英国女王「ショーに着ていくつもりだった日本式魔術的衣装を騎士団長に見つかってだな」

神裂「ジャージってちょっと」

五和「それは危ないですね……」

英国女王「あぁ…… 皆からすれば野暮だが私としては割とめんどくさい事態だ……」ハァ

テッ上半身「でもそればかりは自業自得なんですねー?」

神裂「じょうはっ……!?」

英国女王「それは分かってるが、やはり一世一代の魔術ショーだしなぁ……」ウーン

ヴェント「さすがに魔術にジャージとかどうかと思うケド?」

英国女王「豪華なドレスよりは実用性の高いジャージの方がいい、と学園都市で言われてるらしいと聞いたんだがなぁ」

神裂「ちょっと待ってください!」ダン



建宮「女教皇……どうしたのよな?」

五和「あ、私たちは一応護衛という事でついてます……と言ったような」

ローラ「ま、まさかとうとう痴呆症を発症してしまったけるの……!?」アワアワ

神裂「それは聞いてます、後最大主教、発症するとしたら年齢的にあなたの方が先です」

ローラ「!?」ガーン!

一人で落ち込んでいるダメな上司を慰める事もなく、神裂はキッ、と強い口調で言い放つ。

神裂「問題はそこの二人ですよ!」

ヴェント「?」

テッ「何を言ってるんですかねー?」

神裂「学園都市に送られた死体だった(?)の方しか知りませんが、貴方達『神の右席』でしょう」

神裂「何故ここにいるんです…! まさか最大主教と英国女王を狙ってきたのですか!?」

そう言って神埼は、いつでも戦えるようにと手を刀にかける。
それに対し、ヴェントはめんどくさそうに否定する。

ヴェント「別に? 聖人ぐらい私たち二人で何とかなるだろうケド、それが目的じゃないし」

テッ「ただのデリバリーなんですがねー」

そう言ってテッラ(上半身)は手に持ってた、パステルカラーの緑の布に覆われたバスケットを神裂に差し出す。
……テッラは魔術でも使っているのか、上半身が空に浮かんでいた。ちょうど直立していたら下半身だけ取られたように。

神裂はその異様なテッラの姿に気押されつつも、籠を受け取り、上に載っていた布を剥ぐ。
途端に、ふわりと香ばしい匂いがする。

その中身は。
1321[saga]:2011/03/21(月) 19:31:05.69 ID:avwuIVkGo



神裂「……パン、ですか?」



焼き立てのパンがいくつか入れられている。
淡い色の布の中にくるまれているそれは、見ただけでおいしそうだと分かる。
周りの魔術師もついさっきまでは二人の異様な魔術師を警戒してたが、パンの香りにどことなく緊張がゆるんでいる。

ロー「ここ最近とてもおいしいパンが出回ってるのは知っているはずなりよ?」

神裂「ま、まぁそれは……」

確か、イタリア等のローマ正教やイギリスの一部で流行っているというのを聞いた事がある。
神裂自身も食べた事はあるが、まさか神の右席が作ってたとは想像した事もなかった。

テッ「やはり、パンは出来たてが一番!といいますからねー」

ヴェント「ちなみに本来なら私がたまに運んでるのよ」

テッ「今回はお得意様なので、直々に渡しにきたんですよねー」

神裂「お得意様? 一体だれが……? 英国女王でしょうk……」

五和「あ、私です」

神裂「!?」

五和がいそいそと、神裂からバスケットを受け取る。



神裂「」

神裂「い、五和……?」

五和「だ、だってこのパンはおいしいんですよ!?」

建宮「くそう五和! あの幻想殺しに手料理を作ってやるっていう理由を明かせない! だがそこが魅力なのよな!」

五和「な、なにを……!だだだだ黙ってて下さいクワガタはぁああああああああ!!」

建宮「ごっ、がアアアアアアアアアアアアアアア!?」

パンを抱えたまま五和はフリウススピアで聖人崩しならぬ鍬形崩しを行った。
それを楽しげに横目に見てた英国女王は思いだしたかのように言う。
133 :1[saga]:2011/03/21(月) 19:34:08.03 ID:avwuIVkGo

英国女王「あぁそうそうちなみに英国王室も常連だぞ? あまりに使用人達にも評判がよくてな。」

神裂「やっぱりそうでしたかいや予想はしてませんでしたけど何故だか納得できるような!?」

ローラ「まぁ我がイギリス清教も、近々大規模な契約をするつもりなりけるわ」

神裂「何ですか……! イギリス全土が神の右席の手に落ちているようなこのよくわからない気持ちは……!」

ヴェント「別に私たちは客が増えた程度にしか思ってないんだケド。」

テッ「そうですよねー。 まぁ前々からイギリスはアックア経由で輸入はされてたんですけどねー」

テッ「今回が初めての大規模な契約となるので、それはちょっと嬉しい物です」

ヴェント「しかしアンタも変わったわね。 異教の猿が! とか言ってた癖に。」

テッ「私は発想を変えて、逆にこれを経由してローマ正教徒にしてやろうと思っているんですよー」アハハ

テッ「特典……ではありませんがローマ正教徒には事実半額で卸している事ですしねー」

神裂「実に平和的な布教ですね……ってそうじゃなくて!」

テッ「どうしましたか? パンは皆さんの分もちゃんとありますよー?」

神裂「パンじゃなくて! 魔術ショーの準備が!」

ヴェント「魔術といえばアイツ、どこいったのかしら? アイツの右腕は条件付きとはいえ便利だから生産能率も上がるってのに」

テッ「そうですよねー フィアンマの能力はパンづくりにしても実に便利なんですけどねー」

神裂「だからパンじゃなくてですね!」

ローラ「まぁそうカッカッするのはいけなしよ神裂。 肌の老化が目に見えて悪化してしまいけるわ」

ローラ「そうだ、せっかくだしそろそろランチタイムにでも……」

神裂「いい加減にしろォオオオ!! だからパンから離れろっつてんだろぉおおお!!」


ま、まさか老化の事を気にして……?等とふざけるローラに本気で七閃を放とうかと考える神裂。



138 :12011/04/15(金) 20:07:19.23 ID:PcTRI+Cyo



フィアンマは困っていた。
オルソラ=アクィナスという女性の対応に。
子供たちの対応に。
そして、こんな状況を悪くないと思ってる自分に。

フィア「……はぁ」

オルソラ「どうしたのですか?」

ニコニコ笑顔で、オルソラは気にかける。
お前のせいだよ、とつっこもうと思ったがこれ以上つっこむのは疲れたのでやめる。

ステイル「……で。君も来るかい?」

フィア「……とある人間を待っている。」

ステイル「……そうかい」

そう言うとステイルは踵を返して、オルソラに出発を促す。
彼らの目的は、あくまで子供達を魔術ショーに連れて行く事だからだ。

すると一転して、子供達はうー、と少しばかり不満そうな声をあげて、ステイル達を見上げた。
子供達はフィアンマの方を指を指して、一緒に行きたい!とごねた。

フィアンマはその様子を見て、困ったような顔をしながらイラついた声で子供達に言う。

フィア「さっさと行け。 俺様は別にお前達と一緒に遊ぶためにいた訳じゃない」

フィアンマの事を職員か何かと思っている二人はそこまで言わなくてもいいのでは、と思いつつも、
多少きびしくする先生か何かだろうと思い、特に気に留めずに子供達をもう一度促す。


オルソラがあのお兄さんは別にいなくなったりしないでございますよ?と説いてから、ようやく子供達も行く準備を始めた。

フィア「――お前らも大変だな。 仕事とはいえ、ガキの世話だのなんて」

ステイ「ふん、赤毛はお互い苦労させられるものさ」

ステイルは目の前の男ととある200人をまとめるリーダーの事を含みつつ、

フィア「……同感だよ」

フィアンマは目の前の男と、自分がやってきた事を含みながら言う。

139 :12011/04/15(金) 20:10:14.06 ID:PcTRI+Cyo

……『あのテッラパン全面協力の、パンサクセスストーリー!』

……『テッぱん! 4月5日より、一周遅れで放送開始!』

……『必ず朝は来る。必ず腹は減るんですねー』


イタミサ「こちらでは変わったドラマをやるものですね、とミサカはカルチャーショックを受けます」

スネーク「なるほど……MN……じゃなくて番組作りの参考になります」

何だか緑のエリマキトカゲが宣伝する連続朝ドラのCMを見つつ、双子のように似た少女はパンをほおばっていた。
裏ではMNWにも同時に視覚情報を提供しており、このドラマを見ようと一部のヨーロッパ在住のミサカが番組表を確認していたりする。


シルビ「好きだねそのパン……」

イタミサ「こんなおいしいものがあるなら来たかいが……あ、復讐……」ブツブツ

目的と現状の不一致に苦しみうなだれるミサカ。
それを見て話題をかえようと、オッレルスは、
同じ姿だが終始無言でTVとパンに食らいついているスネークに話を振る。

オッレ「えっと、姉妹……みたいなものだよね?」

スネー「姉妹……まぁ妹達(シスターズ)である以上、ある意味姉妹といえばしまいですが……」

そう言ってチラリと横をうかがう。

クローン。

最初こそ、実験動物という扱いを受けてきた。
しかし、今。

彼女達は、ようやく個性を手に入れようとしている。
互いの違いを認め合うが為の前提条件である、個性を。

その初期段階である今、二人の関係はよく似た姉妹とも言える。

スネー「……ミサカ達は、個性を得ました。 だからといって、妹達という絆が消える訳ではありません、とミサカは自己確認をします」

オッレルスの質問に答える事もなく、スネークはMNWにも漏らさずただ、そう呟いた。





140 :12011/04/15(金) 20:10:52.79 ID:PcTRI+Cyo


そして、軽い食事を終えた二人は、出かける準備を促された。

どこへ行くのですか、と尋ねられたオッレルスはただ簡潔にこたえる。
今、イタリア中だけでなく、イギリス等でも話題であろう、それを。



「魔術ショーだよ」





点と点が交差する時、小さな物語が始まる。


141 :12011/04/15(金) 20:15:07.03 ID:PcTRI+Cyo
てっぱん関係者には謝罪をしないといけないな……!
という事であんだけ時間をかけてて普通の投下分ですし、
全然終わりまでかきためてないですが一カ月ルールにかからない内に一応!

という訳で、【また今度】 
142 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[sage]:2011/05/24(火) 16:25:45.17 ID:5dAtPCfP0
乙という一言すらないというのは>>1には辛かろうて
頑張れよ
俺は見てるぞ
143 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2011/05/29(日) 19:32:32.24 ID:T2TuWPjO0
おっつ
追いついたんだぜ
もう、元『神の右席』メンバーでパン屋経営すればいいのに

>>99
前方右方は俺得でもある 

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