2014年6月13日金曜日

上条・一方・浜面「能力が入れ替わった」

 
※未完作品
 
1VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/03/15(木) 22:32:58.35 ID:StSi6VM50
初スレ 初ss
遅筆
台本形式
時間軸は新約あたり
上条が一方通行のベクトル操作
一方通行が浜面の肉体(運動神経)と技術
浜面が幻想殺しを得たらというif
お付き合いお願いします

3 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/03/15(木) 22:38:54.19 ID:StSi6VM50
一日目

~上条サイド~

上条「やべえ遅刻だ。まさか目覚まし時計が止まってるなんて……」

上条「しかも朝食がなかったからってインデックスには噛み付かれるし」

上条「相変わらず不幸だー」 
 
4 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/03/15(木) 22:44:30.11 ID:StSi6VM50
~浜面サイド~

浜面「くそっなんでどこにも鮭弁売ってないんだよ!!」

浜面「早く戻らないと麦野に殺される」ガクブル

浜面「次のコンビニにあるかどうかで俺の生死が決まる!!たのむぞ!!」
5 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/03/15(木) 22:51:04.69 ID:StSi6VM50
~一方通行サイド~

一方「はァ……ねむてェ」カツカツ

一方「コーヒーまとめ買いしたし帰ったらまた寝るとすっか」

一方「クソガキがなんか言ってきても無視だ無視」

タッタッタ タッタッタ
一方「あァ?」
6 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/03/15(木) 22:55:44.26 ID:StSi6VM50
一方「あァ?」

上条「……あっ!?」タッタッタ

浜面「やべっ止まれn」タッタッタ

ごっちーん☆

三人「」シーン

「人が倒れているぞー」
「きゃー救急車ー」  
 
10 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/03/15(木) 23:04:58.97 ID:StSi6VM50
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

上条「うっここは……病院?」

浜面「よっ上条目が覚めたか。どうやら俺たち街中でぶつかって気を失ったみたいだぜ。」

上条「そっか……まさかあんなに思いっきりぶつかるなんてな。漫画みたいに体が入れ替わったりしなくてよかったよな」ハハッ

浜面「あー…そうだな…」

上条「どうしたんだよ?そういや一方通行は?」

浜面「コーヒー買いに行ったぜ。三人のなかで最初に気がついたらしい」

上条「へえー」
11 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/03/15(木) 23:12:21.17 ID:StSi6VM50
一方「やっと起きたか三下」ムキムキ

上条「えっ!?」

浜面「」ブフッ

一方「はーまづらくゥゥゥンそんなに愉快な肉塊になりたいンですかァァァ?」

浜面「いやマジで悪いと思ってるんだけど全然慣れねぇんだって」

一方「ホントに殺すぞ」ギロッ

浜面「すいませんでした」ドゲザ

上条「ちょっと待って。これどういう状況!?」
12 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/03/15(木) 23:25:08.80 ID:StSi6VM50
冥土返し「それは僕が説明するね?」ガラッ

上条「どういうことなんですか?」

冥土返し「単刀直入にいうと君たちの能力が入れ替わったんだ」

上条「でも俺は無能力者ですよ?」

浜面「そうだ。俺だって能力なんてもってないぞ」

冥土返し「あぁこの場合の能力っていうのは言葉のあやだね。君たちの持っている特徴・長所のことだ」

冥土返し「一方通行は言うまでもなくベクトル操作。浜面君は鍛えた肉体と得た技術。上条君はその奇妙な右手だ。まあ君の場合長所なのか短所なのかわからないけどね?」

上条「はぁ……」

13 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/03/15(木) 23:40:40.46 ID:StSi6VM50
一方「……で冥土返しこれは治るンだろォな?」

冥土返し「僕の専門じゃないからなんともいえないけどそんなに心配することはないと思うね」

一方「なんでそォ断言できる?」

冥土返し「そうだね……じゃあ一方通行。君は第1位の能力を失ったわけだが頭が悪くなったというわけではないだろう?」

一方「当たり前だ。第1位の頭脳は健在だ。なめんな」

冥土返し「上条くん。君は第1位の能力を得たわけだが演算はできるかい?」

上条「ベクトルがどうとか次元がどうとか言われても俺にはちょっと……」

冥土返し「つまり脳に異常はないということだ。あとは時間が解決してくれるさ」

浜面「ずいぶん適当だな」

冥土返し「正直僕も今のところどうすればいいかわからないんだ。初の事例だからね。まあでも調べておくから数日たっても戻らないようならまた僕のところに来てくれ」

21 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/03/16(金) 00:02:01.80 ID:tkPDZMDj0
浜面「それにしても入れ替わりかあ」チラッ ブフッ

上条「そういや浜面ってアスリート並みに鍛えてたよな。だから一方通行はムキムキなのか」ブフッ

浜面「マッチョってほどではないけど無駄にいい体だな」プスー

一方「そンなに死にてェのかよ三下共」ギロッ

上条「やめとけ。いまの上条さんは反射が使える最強なんですことよ。理屈はさっぱりだけどな。」

一方「理屈がわかってねェのに使えンのかよ」

上条「お前は考えるな感じろって言葉知らないのか?」

浜面「(能力が戻ったときのことを考えると一方通行についたほうが得策か?今の上条がキレても俺には幻想殺しがあるんだし……)」

浜面「さっきはすいませんでした。一方通行さん俺あいつ抑えましょうか?」

上条「おいコラ浜面寝返るな」

一方「頼むわ」

浜面「了解」

上条「すいませんでした」ドゲザ
22 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/03/16(金) 00:15:49.87 ID:tkPDZMDj0
浜面「たしかに一方通行は能力なくなって不便になったかもしれねぇけど杖いらなくなったし力もついたしいいんじゃね」

上条「俺は心なしか力が弱くなった気がするけどな」

一方「力なんざ能力があれば全くいらン」

上条「それはどうかと思う」

一方「実際そォだろうが」

上条「そんなに能力ばかり頼って恥ずかしくないのかよ」

一方「全然。便利なもン使ってなにが悪い」

浜面「あらいやだ。人間便利なもの手に入れちゃうと堕落しちゃうよね」

一方「うるせェし気持ちわりィな」

浜面「なんだと」

一方「(夢にまでみた肉体。ありがとォ浜面くン)」
23 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/03/16(金) 00:29:00.11 ID:tkPDZMDj0
浜面「つうか俺は幻想殺しのせいでさっきからぶつかったり転んだりしてんだけど」

上条「美人のナースさんにぶつかって倒れた拍子に胸を揉んだりか?」

浜面「なんでわかんだよ。怖いわ。それってベクトル?」

一方「なンでだよ。そンなベクトルねェよ。単純に経験上だろォ?」

上条「まあ……ははは」

浜面「お前普段からこんな経験してんの!?そんで不幸とか言ってんの!?爆発しろよ!!」

上条「なんでだよ!!だいたい浜面もたいがいだよな一方通行!!」

一方「上条爆発しろォ」

上条「お前も!?浜面派か!!」

一方「(浜面さンの悪口はゆるさン)」
24 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/03/16(金) 00:43:10.17 ID:tkPDZMDj0
上条「もう昼過ぎか。今から学校行くのもなぁ……帰るか」

一方「俺も帰るか」

浜面「あっ鮭弁!!どうしよ麦野に殺される……」

浜面「なあお前r」

上条「俺は行かないぞ」

一方「同じく(行ってやりてェのはやまやまだが早く帰らねェとクソガキがうるせェからな)」

浜面「まだなにもいってねぇだろ」

上条「大体わかるわ」

浜面「ちくしょぉぉぉ俺一人でもいったらぁぁぁ!!」タッタッタ

上条「逝ったか」

一方「幻想殺しがあるんだァ大丈夫だろ(やっぱり俺もついていけばよかったかァ?)」

31 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/03/16(金) 01:44:13.45 ID:tkPDZMDj0
~浜面サイド~

浜面「たっただいま……」オソルオソル

滝壺「おかえりはまづら」

絹旗「浜面こっちに」チョイチョイ

浜面「なんだよ」

絹旗「ちょっと浜面!弁当買うだけにどんだけかかってるんですか。麦野超怒ってますよ」ヒソヒソ

浜面「悪い。ちょっといろいろあってな……」ヒソヒソ

絹旗「はぁ……この状況で言い訳なんてさすが浜面は超浜面ですね。そんなこと言ってる暇があったら麦野に超謝ってきてくださいよ」 ヒソヒソ

浜面「ひどい言われようだがそのとおりだな。麦野に謝ってくるわ」ヒソヒソ

絹旗「骨は拾ってあげます。まあ骨が残ってたらですが」ヒソヒソ

浜面「怖いこと言うなよ」ヒソヒソ
32 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/03/16(金) 01:54:06.70 ID:4mFVhawW0
浜面「あのーすいませーん麦野さーん?」オソルオソル

麦野「はーまづらぁ」ゴゴゴ

浜面「はい!!」ビクッ

麦野「あんた遅すぎ。何やってたの?で……弁当は?」

浜面「すいません!!ないです!!」

麦野「ないの?これだけ時間をかけて?……ひょっとして途中でなにかあった?」

浜面「あったけどどうせ言い訳にしかならないからいいよ」

麦野「何でもいいから言ってみな?私が納得できるような理由なら半殺しですむかもよ?」

浜面「(それでも半殺しか)」
33 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/03/16(金) 02:03:56.84 ID:4mFVhawW0
浜面「途中で人にぶつかって頭うって失神してさっきまで病院にいたんだよ」

滝壺「はまづら大丈夫?」

浜面「あぁもう大丈夫だよ」

麦野「ふーん」

浜面「(これは助かったか!?)」

麦野「途中トラブったのはわかった。それは一万歩譲って仕方ないにしても……」


麦野「帰ってくるとき買おうとは思わなかったの?」


浜面「……あ」
34 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/03/16(金) 02:13:03.96 ID:4mFVhawW0
浜面「いや……もう間に合わないと思って」

麦野「そりゃそうよ。でも買って来てたら少しは私の機嫌直ったんじゃないの?」

絹旗「浜面が超気が利かないのは知ってましたがまさかここまでとは」

滝壺「大丈夫私はそんな気が利かないはまづらを応援してる」

浜面「麦野ほんとにごm」
「あっすいません」ドンッ

浜面「うわっ!?」
35 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/03/16(金) 02:24:57.12 ID:4mFVhawW0
浜面「うっ……」モミモミ

浜面「!!」ガバッ

麦野「」ゴゴゴ

浜面「」

絹旗「(なんで麦野の胸を超揉んでるんですか浜面。謝るどころか火に超油注いでどうするんですか!?)」

滝壺「むぅ……私も麦野ほどじゃないけどある」プクー

浜面「(考えろ俺。返答しだいで俺の命が終わる)」

麦野「はーまづらぁ?」ゴゴゴ

浜面「ご……」

麦野「ご?」


浜面「ごちそうさまでした☆」


麦野「ブ・チ・コ・ロ・シ・カ・ク・テ・イ・ね」
36 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/03/16(金) 02:34:49.01 ID:4mFVhawW0
麦野「死ねクソ童貞野郎」ビシュウウウッ!!

浜面「くっ」パキーン

麦野「あぁ?」

浜面「おぉ消せた。幻想殺しマジ便利。一家に一台欲しいなこれ」

麦野「ふざけてんじゃねぇぇぇ」ビシュウウウッ!!

浜面「ほっ」パキーン

麦野「クソッ」ビシュウウウッ!!

浜面「せいっ」パキーン

麦野「チッ」
37 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/03/16(金) 02:45:01.98 ID:4mFVhawW0
絹旗「浜面そんな能力持ってたんですか?」

浜面「いや友達の能力だよ。ぶつかったときになぜか能力が入れ替わったんだよ」

絹旗「入れ替わったって?浜面はなんの能力も持っていませんでしたよね?」

浜面「あぁ。だからそのかわりに運動神経落ちたし運転技術も失った」

絹旗「運転できなかったら浜面の存在意義がありませんね」

浜面「ドリンクバーがあるだろ(ドヤッ」

絹旗「うわぁ」ヒキッ

浜面「ひくな冗談だ」
38 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/03/16(金) 02:53:16.63 ID:4mFVhawW0
滝壺「それどんな能力なの?」

浜面「俺もよく知らねぇけどどんな能力も打ち消せるって解釈でいいんじゃないかな」

絹旗「じゃあ私の窒素装甲も効かないんですか?」

浜面「もちろん」

滝壺「はまづらすごい」

浜面「よせやい。まあ数日で戻るらしいけどな」

麦野「浜面。戻ったらわかってんだろうなぁ」ボソッ

浜面「」
39 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/03/16(金) 02:58:11.51 ID:4mFVhawW0
麦野(はぁ……また素直になれなかった。ほんとは浜面が遅くて心配してただけなのに……)

麦野(浜面におっぱい揉まれちゃった///)

麦野(照れ隠しで原子崩し撃っちゃったけど浜面なら許してくれるよね) 
 
48 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/03/16(金) 20:10:36.34 ID:wnxxU0PQ0
~一方通行サイド~
黄泉川宅

一方「帰ったぞォ」

打ち止め「おかえりってミサカはミサカはあなたの胸にダイブ!!」

一方「おォ!?」ダキッ

打ち止め「えっ?///」

一方「おろすぞ」

打ち止め「うっうん///」

打ち止め「(はじめて抱きしめられたってミサカはミサカは今猛烈に感動している)」ジーン

一方「(……やべェ今すげェ軽かったぞ。打ち止めが痩せたわけじゃねェよな!?俺に力がついたんだよなァ!?)」キラキラ

49 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/03/16(金) 20:18:54.93 ID:wnxxU0PQ0
一方「」ムキムキ

打ち止め「あなたその体どうしたのってミサカはミサカは急に逞しくなったあなたに疑問を感じてみたり」

一方「ちょっとな……」ハア

打ち止め「いつものあなたも素敵だけどムキムキなあなたもいいってミサカはミサカは素直な感想を述べてみる」

一方「そォか?」キラキラ

打ち止め「そうだよってミサカはミサカは元気に肯定してみる」

一方「肩車してやる」

打ち止め「わーいってミサカはミサカははじめての肩車にわくわくしてみたり」
50 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/03/16(金) 20:30:44.82 ID:wnxxU0PQ0
ガチャッ
一方「帰ったぞ芳川ァ」

打ち止め「あっミサカ芳川より背が高いってミサカはミサカは優越感に浸ってみる」

芳川「あらおかえり」クルッ ブフツ

一方「おい」

芳川「どっどこから……ツッコめばいいのよ……」プルプル

一方「はァ!?」

芳川「振り返ったらウルトラマンみたいなキチガイTシャツをピッチピチにして着てるムキムキなあなたがいたことかロリコンのあなたが打ち止めを肩車しちゃってたことかどっちがボケなの?」プルプル

一方「どっちもボケじゃねェよ!!死にてェのか芳川ァ!!」ムキムキ

芳川「」ブフッ

一方「」
51 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/03/16(金) 20:41:33.82 ID:wnxxU0PQ0
芳川「はぁはぁ……あなたの言う通りこれは笑い死ぬわ」

一方「そンなつもりで言ったンじゃねェよ!!」ムキムキ

芳川「フッやっぱ無理。私慣れるまで自分の部屋にいるわね」スタスタ

一方「二度と出てくンな」

一方「(つゥかなんでちょっとブカブカだったTシャツがピッチピチになンだよ。どンだけガリガリだったんだ俺)」ズーン

打ち止め「別にどこもおかしくないよってミサカはミサカはあなたをなぐさめてみる」

一方「そォ言ってくれンのはお前だけだ。打ち止めマジ天使」キラキラ

打ち止め「///」
52 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/03/16(金) 20:48:29.41 ID:wnxxU0PQ0
一方「そろそろ降ろすぞ」

打ち止め「えぇー。でもそのかわりまたして欲しいなってミサカはミサカは上目遣いでお願いしてみる」

一方「いや今はお前のほうが上だろォが」

打ち止め「そうだったってミサカはミサカは舌を出してみたり」ペロッ

一方「肩車ならまたしてやるから今は降りろ」

打ち止め「わかったってミサカはミサカはあなたを信じて素直に降りてみる」
53 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/03/16(金) 20:56:37.15 ID:wnxxU0PQ0
一方「そォいや番外個体は?」

打ち止め「どうしてってミサカはミサカは聞いてみる」

一方「いや別にィ」

打ち止め「番外個体ならコンビニに今晩のデザートを買いに行ったよってミサカはミサカは報告してみる」

一方「マジで助かったな。アイツがいたらこの状況がよりカオスになってた」



一方「!!まさか今のフラグじゃねェよな……」
54 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/03/16(金) 21:14:46.70 ID:wnxxU0PQ0
ガチャ
番外「ただいまー今帰ったよ☆」

一方「やっちまったァ」

打ち止め「これがフラグ回収ってやつだねってミサカはミサカは最近覚えた言葉を早速使ってみたり」

一方「どこで覚えた」

番外「ギャハッどうしたの第一位その体?まじウケる☆よかったじゃんもやしからお肉に超ランクアップだねwww」

一方「じゃンとか超とか他人のアイデンティティーをとってやンなよ」

番外「ミサカに常識は通用しないんだよ☆」

一方「羽が生えてきてもしらンぞ」

番外「そうなっても第一位よりはマシだね」

一方「うるせェ」

打ち止め「全然おかしくないよ。むしろ前より頼れる感じがするよってミサカはミサカはフォローしてみる」

一方「つゥことは前は頼りなかったのかァ……」ズーン

番外「とどめさしてどうすんの?おちび」

打ち止め「あれっどうしようってミサカはミサカは予想外の出来事に戸惑ってみたり」アセアセ
55 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/03/16(金) 21:28:12.73 ID:wnxxU0PQ0
番外「でもさほんとにいい体してるよね。さわっていい?」サワサワ

一方「さわりながら言うな」

番外「答えはきいてない(キリッ」

一方「どこぞのライダーだお前」

番外「どのみちちゃんと聞いても『勝手にしろォベクトルゥ!!』とか言うんでしょ。はいはいツンデレ乙(笑)」サワサワ

一方「うるせェしモノマネに悪意を感じる。俺はそンな個性的な語尾ねェよ。いたって普通のしゃべり方だァ」

番外「本気で言ってるんだったら病院行ったほうがいいよ第一位。まぁあなたの厨二病はたとえ冥土返しでも治せないだろうけどね」サワサワ

一方「もうなンなのお前?」
56 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/03/16(金) 21:39:33.78 ID:wnxxU0PQ0
番外「」サワサワ

一方「ずっとさわってねェで何か言えよ」

番外「聞きたい?ねえ聞きたい?」サワサワ

一方「やっぱいいわ。黙っとけお前」

番外「悪くないよ。少なくとも前のもやし体型よりはね。ギャハッ☆」サワサワ

一方「どォも」

打ち止め「あっ何やってるのってミサカはミサカはトイレに行ったことを後悔しながら聞いてみる」

番外「第一位の体さわってんの。おちびもさわる?」サワサワ

打ち止め「ミサカもさわるってミサカはミサカは参加する姿勢をみせてみる」サワサワ

一方「俺の意思は関係ねェのか?」

一方「(だが不思議とイヤじゃねェ……)」
57 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/03/16(金) 21:45:21.97 ID:wnxxU0PQ0
番外「(第一位の体さわっちゃったよ///)」

番外「(いい体してたなぁ///)」

番外「(ミサカ筋肉フェチかも……)」

番外「(ちっ違うから!!別に第一位のことが好きなわけじゃないから!!筋肉が好きなだけなんだから!!)」 
 
73 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2012/03/18(日) 15:29:18.32 ID:wuozd0/40
~上条サイド~
公園

上条「幻想殺しがないから特になにもなくここまで来れたな。今更だけど浜面大丈夫かな……」

上条「うーん……第一位の能力を得たのはいいけど演算ができないから感覚とかでやらなきゃなんないのか」

上条「絶対練習したほうがいいよな」

上条「ベクトル操作って具体的に何ができるっけ……?」

上条「……何でもできるな」

上条「とりあえず基本?の反射からやっていくか」

上条「まず手ごろな石を用意して」

上条「真上に投げる!!」ヒューーーーー

上条「そして頭の上に落ちてきたところをー」ヒューーーーーン

上条「反射!!」ガンッ

上条「いってえぇぇぇぇぇぇ」

上条「おかしいな……反射反射反射……」ブツブツ

上条「よし次こそ!!」


「ママーあの人なにやってるの?」
「しっ見ちゃだめよ」
74 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2012/03/18(日) 15:47:17.11 ID:wuozd0/40
10分後

上条「15回目……」ボロボロ

上条「反射か……なんか俺の中で反射がゲシュタルト崩壊してる……」

上条「今度こそっ」ヒューーーーー

上条「(反射反射反射……)」

上条「今だ反射!!」キイーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン

上条「」

上条「反射できたけど空高く飛んでった」

上条「……もう少し調整が必要だな。でも今のでなんかコツをつかんだぞ。よし次っ!!」

20分後

上条「よしこれで飛んできたものの反射は完璧だ」

上条「あとは何だろ……」ウーン

上条「血流操作とかはこわくてできるわけないし。できたら便利だろうけど」

上条「あっ!!なんか足でグワッてやって鉄骨ドーンとかギューンって高速移動したりしてたな!あれマジでこわかった……俺よく生きてたなホントに」

上条「鉄骨はともかく高速移動は役に立ちそうだな」

上条「そのへんも練習だ!!」

75 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2012/03/18(日) 15:56:17.32 ID:wuozd0/40
3時間後

上条「反射とその応用は大体できるようになったぞ」

上条「風のベクトルとかはまだわかんないから翼つくって飛んだり圧縮したりはできないけど。それでもすげぇ便利だ」

上条「そういや今何時だ……」チラッ

上条「やべっもうすぐ特売の時間だ!!間に合うかな……」

上条「仕方ないさっそく高速移動使わせてもらうか」

上条「」ギューーーン

ブワッ
「きゃー風のえっち!!」
「おっいまパンツ見えたで!!なんてラッキーなんや!!」
76 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2012/03/18(日) 16:08:31.33 ID:wuozd0/40
帰り道

上条「特売にも間に合ったし欲しいものも全部買えたな」

上条「幸せだ。あとはインデックスが食欲ないとかだったら最高だな」

御坂「久しぶりねアンタ」

上条「……正直忘れてた。つうかこれって回避不可能なイベントなのかよ」

御坂「何意味わかんないこと言ってんのよ。まだ少し時間あるしちょっと付き合ってくれない?」

上条「悪いけど今度にしてくれないか?上条さんは早く帰ってこの幸せをかみしめたいんだ。じゃあな御坂」

御坂「軽くあしらってんじゃないわよコラぁ!!」ビリビリ

上条「うおっきたっ」ビクッ

御坂「(あれっ今日はアイツ両手に袋持ってて右手ふさがってるわね……ってことはいつもみたいに電撃消すことできないんじゃないの……?)」タラー

御坂「やばいっ大丈夫!?」
77 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2012/03/18(日) 16:19:20.75 ID:wuozd0/40
上条「反射」ビリビリ キイーーーン

御坂「えっ!?」

上条「おい御坂危ないだろ!!この状況でいつもの俺だったら黒焦げだったぞ!!」

御坂「あっごめん……じゃなくて今の何!?反射しなかった!?」

上条「あぁいろいろあって今一方通行のベクトル操作が使えるんだ。まぁ上条さんはおバカなので全然使いこなせてないけどな」

御坂「へぇ……」ゴゴゴ

上条「あれー御坂さん?」

御坂「いやーごめんね?アンタには何の恨みもないのよ?アンタにはないんだけどさぁ……」

上条「」ゴクッ


御坂「その能力がムカつくのよ!!」バチバチ


上条「えぇー!?」
78 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2012/03/18(日) 16:38:23.19 ID:wuozd0/40
上条「不条理だ!!理不尽だ!!とばっちりだ!!」

御坂「うるさい!!」ビリビリ
※電撃を反射されてちょっとトラウマスイッチが入ってます

上条「えぇ!?」ビリビリ キイーーーン

御坂「もう!!お願い!!一回当たって!!一回当たったら多分気が済むから!!」

上条「いやだよ!!なんで俺悪くねぇのに電撃食らわなきゃなんないの!?しかも多分ってことは一回じゃ済まないかもしれないじゃん!?」

御坂「私だってほんとはアンタに攻撃したくないの!!わかってよ!!」ビリビリ

上条「わかるか!!」ビリビリ キイーーーン

御坂「チッ」

上条「ついに舌打ちしちゃったよ!?」

御坂「次っ」バチバチ

上条「……御坂。お前の気持ちはわかった。」

御坂「じゃあ……」バチバチ


上条「逃げる!!」ギューーーン


御坂「待ちなさいよー」ビリビリ

ヤッパフコウダー

79 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2012/03/18(日) 16:50:38.30 ID:wuozd0/40
上条宅

上条「なんとかまいた……ただいま」

イン「おかえりなんだよ」

上条「おうインデックス。お腹空いてるだろ?今作るよ」

イン「今日はあんまり食欲ないんだよ」

上条「なん……だと……」

イン「こもえの家でいっぱい食べてきたんだよ」

上条「小萌先生ごめんなさい。そしてありがとう」

イン「そういえばこもえ今日とうまが学校きてなかったっていってたけどどうして?ちゃんと出て行ったよね?」

上条「途中ちょっと不幸な出来事に遭遇しただけだよ」

イン「まさかまた魔術師!?」

上条「違う。ただ人にぶつかって気を失ってただけだよ」
80 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2012/03/18(日) 17:04:22.67 ID:wuozd0/40
イン「大丈夫?どこか痛くない?

上条「大丈夫だ。体のほうはどこもおかしなところはない」

イン「どういうこと?」

上条「ぶつかったときに幻想殺しがなくなったんだ。そのかわりベクトル操作ができるようになったけどな」

イン「べくとるそうさ?」

上条「お前に言ってもわかんないよな。学園都市第一位の能力なんだけど……知らねぇよな。全身真っ白のやつのことなんて」

イン「しってるかも!!それって赤い目で杖ついてるひとじゃない?」

上条「あれっ?お前ら知り合いだったのか?」

イン「前にいっぱいごはん食べさせてくれたんだよ!!とうまよりやさしかったかも」

上条「うるさいな。それより今度会ったらあいつにお礼言っておくか」
81 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2012/03/18(日) 17:32:01.53 ID:wuozd0/40
イン「ごはんまだー?」

上条「おいさっき食欲ないって言ってなかったか!?」

イン「それはいつもよりはって意味なんだよ。普通にお腹は減ってるかも」

上条「はいはい。今日は不幸なこともなくたくさん買うことができたからいつもよりは豪華にできるぞ」

イン「やったー」

上条「でも不幸な出来事で不幸じゃなくなるなんて変な話だな」ハハッ
82 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2012/03/18(日) 17:38:19.56 ID:wuozd0/40
~浜面サイド~
ファミレス前

浜面「じゃあまたな」

滝壺「ばいばいみんな」

絹旗「次は超遅れないでくださいね浜面」

浜面「わかってら」

麦野「……」

浜面「……麦野もまたな」

麦野「……」
83 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2012/03/18(日) 17:46:14.53 ID:wuozd0/40
浜面「……」

麦野「……」

浜面「なぁ麦野」

麦野「……なによ」

浜面「お前の家ってこっちだったっけ?」

麦野「別に私がどこを通ろうが私の勝手でしょ?」

浜面「そうだな……」

麦野「そうよ……」

浜面「……」

麦野「……」
84 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2012/03/18(日) 17:58:16.60 ID:wuozd0/40
浜面「あぁーーーー!!」

麦野「」ビクッ

麦野「どうしたのよ……」

浜面「あーもうこの空気耐えられない!!俺こういう空気ほんと無理!!」

浜面「麦野まだ怒ってるんだろ?ほんとに悪かった!!反省してるから頼むから許してくれ!!」

麦野「……もう怒ってないわよ」

浜面「嘘だ。まだ怒ってる!!」

麦野「ほんとよ」

浜面「嘘だ!!」

麦野「怒ってないって言ってんでしょうが!!」

浜面「すいませんでした」 
 
87 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2012/03/18(日) 18:16:54.65 ID:wuozd0/40
浜面「なんでも言うこと聞くからさ。だからたのむよ」

麦野「なんでも……?」

浜面「あぁ。死ね系統以外ならな」

麦野「じゃあ明日私の買い物に付き合いなさい。異論は認めない」

浜面「……そんなのでいいのか?」

麦野「いいわよ。それともドMの浜面くんはもっと痛いのがよかったのかにゃー?」

浜面「いえいえ滅相もない。買い物ぐらいなら何度だって付き合ってやるよ!!」

麦野「あっありがと///」

浜面「にしても麦野も考えたな。下着売り場につれてったりして俺を辱めるのが目的だろ?」

麦野「えっ?」

浜面「きついけど痛いのより全然マシだぜ」ハハッ

麦野「……(この鈍感野郎)」ゴゴゴ

88 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2012/03/18(日) 18:30:55.52 ID:wuozd0/40
浜面「!!」ギュッ

麦野「えっ///(てってて手握られたっ)」

浜面「どうだ麦野。こうすりゃ原子崩しも使えまい!!」

麦野「はっ離せコラッ///」

浜面「イヤだ!!絶対に手を離さない!!(キリッ」

浜面「(離したら殺される気がするし……)」

麦野「///」

浜面「なんだったらこのまま手つないで帰るか?」

麦野「えぇ!?///」

浜面「冗談だって。お前も俺なんかと手なんてつなぎたくないだろ」パッ

麦野「あっ……」

麦野「……」ゲシッ

浜面「いってぇぇぇぇ!!なんでローキック!?」ゴロゴロ

麦野「じゃあね浜面。ドタキャンしたらほんとに殺すからそのつもりで」スタスタ

浜面「うっ……了解」
89 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2012/03/18(日) 18:42:58.49 ID:wuozd0/40
浜面「いってー……油断した。麦野は能力だけじゃないんだった……」

郭「どうしたんですかー浜面氏。道中で寝そべって」

浜面「あぁ郭ちゃん久しぶり。半蔵なら知らないぞ」

郭「そうですか……それは残念です。半蔵様はどこへ行ったんでしょう……あっそれより浜面氏手をかしましょうか?」

浜面「サンキュー。すまねぇな」

郭「いいですってこれぐらい」

浜面「あっ」ズルッ

郭「うわっ」

バターン
90 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2012/03/18(日) 19:20:43.13 ID:wuozd0/40
浜面「うっ」モミモミ

郭「はっ浜面氏///」

浜面「デジャブだ……」

郭「あの……お気持ちはうれしいんですが私には半蔵様という決まったお方が……」

浜面「いや違う誤解だ!!ほんとごめん!!わざとじゃないんだ!!」

郭「半蔵様たすけてー!!浜面氏に犯されるー!!」

浜面「違うから!!悪かったって!!だからやめて!!」

郭「はっ!!でもこうして浜面氏とイチャついてたら半蔵様が嫉妬してでてきてくれるかも!!というか嫉妬してる半蔵様を見てみたい!!」

浜面「……おーい」

郭「浜面氏ー。早く続きをしましょう」スルスル

浜面「ブフッ!!いや待てうれしいがこれは駄目だろ!!理性を保て俺!!」

郭「浜面氏ー」

浜面「うわぁー。無理ぃーーー」タッタッタ

郭「待ってくださいよー!!私と半蔵様のために!!」

浜面「不幸だーーー」タッタッタ 
 
92 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2012/03/18(日) 19:37:19.36 ID:wuozd0/40
~一方通行サイド~

打ち止め「どうしよーってミサカはミサカは暗に助けをもとめてみたり」

一方「どォした」

打ち止め「ミサカが大事にしていたゲコ太ロボカスタムが壊れちゃったのってミサカはミサカは涙目で報告してみる」ウルウル

一方「ンで?」

打ち止め「直せないかなってミサカはミサカはあなたに頼んでみる」

番外「この人には無理でしょ。どうみても不器用そうだし」

一方「うるせェ。できねェことはねェが面倒くせェな。新しいの買ってやるから我慢しろ」

打ち止め「えーミサカのゲコ太ロボカスタムはこの子しかいないんだよってミサカはミサカは主張してみる」

一方「そンなことねェよ。そいつは大量生産されてるっつゥの」

打ち止め「妹達といっしょなんだねってミサカはミサカはつぶやいてみる」ボソッ

一方「……!?」 
 
94 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2012/03/18(日) 19:54:12.91 ID:wuozd0/40
打ち止め「……目的のために大量に作られ用済みになればかんたんに捨てられるような存在。そしてどれも一緒だと個性を認めらない。そのうえ……」

一方「そンなことねェ!!俺が悪かった。直してやるからもうそンなこというンじゃねェぞ」

打ち止め「わーいってミサカはミサカは上機嫌!!」

番外「ちょっとおちび。あの人の前で妹達の名前をだすのは卑怯じゃないの?」

打ち止め「ふっふっふ女というのはこういう生き物なのだよってミサカはミサカは無知な妹にこの世の理を説いてみる」

一方「番外個体。工具持ってこい」

番外「はいはい。まったく人遣いが荒いね」

打ち止め「ねえほんとに直るのってミサカはミサカは最終確認」

一方「直るンじゃねェの?あいつ器用さだけが取り柄だしな」

打ち止め「?」

95 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2012/03/18(日) 20:07:22.17 ID:wuozd0/40
番外「はい持ってきたよ」

一方「どォも。そのゲコ太なんとかを貸せ」

打ち止め「はいっお願いしますってミサカはミサカはあなたに託してみる」

一方「えっとォ……なるほどなァ」

打ち止め「直りそうってミサカはミサカはドキドキしながら聞いてみる」

一方「多分なァ……よしこれをこォして……そンでこォすれば……」ガリガリ

一方「どォだ!!できあがりだァ!!」


ゲコ太ロボカスタム「げこーwwwげこーwwwげこーwww」


打ち止め「やったーありがとうってミサカはミサカは感謝感激雨あられ!!」

一方「大事にしろよォ」

番外「パパセラレータ(笑)」

一方「死ね」 
 
 
108 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2012/03/19(月) 18:33:28.83 ID:eUpPECSW0
>>1です

ちょっと補足とここでのスペック確認

上条

・ベクトル操作がつかえる
・不幸じゃなくなった(しかし回避不可能なものもある)
・ベクトル操作は演算ができないので根性で使用
・格ゲーでコマンドわからないから適当にコントローラーガチャガチャしてたらたまたま必殺技が出てそれを何回かやってたら慣れてきて普通に必殺技出せるようになったみたいな感じ。わかりづらいですかそうですか
・頭は悪いが機転は利く
・多分知識もある。いろいろ知ってたし。熱膨張とか熱膨張とか熱膨張とか(伊能忠敬知らんかったけど)
・筋金入りの鈍感


一方通行

・もやし→ムキムキに
・あといろいろ器用になった
・もともと不器用ではないと思うけど浜面色が薄くなるので不器用な設定
・ムキムキになって本人は喜んでいる
・周りには笑われていて割りとマジで傷ついている
・鈍感


浜面

・幻想殺しがつかえる
・乳揉んどいて不幸だとかいうクズ野郎
・絶賛爆発中
・鈍感とか死ね


なんか説明不足かも……と思ったので一応補足しました
まあご都合主義って言ったらそれまでなんですが……

さて次の投下は明後日の予定
予定が変われば明日にでも
よろしくお願いします


126 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2012/03/20(火) 21:27:22.68 ID:5lVpHz/Z0
~一方通行サイド~
黄泉川宅

サワサワ
一方「……あァ?」

番外「あっ起きちゃったー?もう朝だよー」サワサワ

一方「起きちゃったー?じゃねェよ。人の体さわりまくりやがって。そりゃ起きるわ」

番外「えーだって数日たったら戻るかもしれないんでしょ?いつクソもやしにもどるかわからないんだから今のうちにさわっとかないと」サワサワ

一方「俺は早く戻りたいンだがな(俺だってこの体がイイわ)」

番外「ミサカはやだ」サワサワ

一方「知らンわ。つゥかさわるのやめろ。俺はもうひと眠りする」

番外「何言ってんの?昨日黄泉川に何言われたか覚えてないの?」

一方「あァ……?」
127 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2012/03/20(火) 21:42:47.76 ID:5lVpHz/Z0
~回想~

黄泉川「一方通行。明日新しい服を買ってくるじゃん」

一方「なンでだよ」

芳川「そんなピッチピチの服でいつまでもいられると迷惑なの」ブフッ

一方「おいまだ慣れてねェのか。俺が自分でいうのもなンだが」

芳川「イメージでは完璧だったんだけどね。実際見たらアウトだわ。おそろしいわこれが第一位の力……?」

一方「なンなのお前?俺に喧嘩うってんの?」

黄泉川「芳川そのへんにしとくじゃん。一方通行がかわいそうじゃん」

芳川「わかってるけど……じゃあ愛穂あなた一方通行を10秒以上直視できる?」

黄泉川「余裕じゃん」

一方「!!」パアア

黄泉川「いくぞ一方通行」

一方「勝手にしろォ」ワクワク

黄泉川「………………ブフッ」

一方「おい」

芳川「6秒か……やるわね」

黄泉川「あのー……ごめんじゃん」

一方「うわァァァァァァン」ダッ

128 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2012/03/20(火) 21:57:49.35 ID:5lVpHz/Z0
~現在~

一方「そォいやそんなことあったなァ……思い出しただけで泣きそうになってきた」ズーン

番外「やめてよ。そんなムキムキな体で号泣されたら照英みたいだよ(笑)」

一方「えっ」

番外「ガンガンギギーンギンガマーンwww」

一方「やっぱガマンするゥ……」

番外「(あれこの人メンタル弱くなってる!?)」

番外「ミサカその体好きだけどなー」

一方「そォか!?」パアア

番外「(うっ……いい笑顔)そっそうだけど……でっでもあなたが好きなわけじゃないからっ///」

一方「よし起きるかァ」ガバッ

番外「(なんでかわかんないけど今のこの人には悪意が向けられないなぁ……)」チラッ

一方「おい行かねェのか?」

番外「行くっ!!」
129 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2012/03/20(火) 22:08:34.62 ID:5lVpHz/Z0
ガチャ
一方「あーねみィ……」

番外「あれ黄泉川は?」

芳川「もう仕事に行ったわよ」

一方「お前も働けクソニート」

芳川「おっおはよう一方通行」ピクピク

一方「顔ひきつってンぞ芳川」

芳川「まだまだ未熟ね」

一方「気にすンな。服なら今日なンとかする。俺も気にしてねェからな」

芳川「ほんと?昨日は半泣きだったけど」

一方「わかるヤツはいるってわかったからなァ。なァ番外個体」

番外「うん///」
130 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2012/03/20(火) 22:22:19.74 ID:5lVpHz/Z0
打ち止め「ちょっと待ったーってミサカはミサカはいい雰囲気をぶち殺してみたり!!」

番外「なにさおちび」

打ち止め「今のあのひとのよさに気づいたのはミサカが先ってミサカはミサカは主張してみる!!」

番外「でも第一位の体を先にさわったのはミサカだよ!!」

打ち止め「ぐぬぬ……でもミサカなんか肩車してもらったんだからってミサカはミサカは最後の切り札をつかってみる!!」

番外「くっ……ミサカなんかお姫様だっこしてやるって第一位言ってたし!!」

一方「(そンなこと言ったっけなァ?)」

一方「おいお前ら……」

打ち止め・番外「あなた(第一位)どっちが一番なの?」

一方「どっちでもイイわ」
131 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2012/03/20(火) 22:32:45.32 ID:5lVpHz/Z0
一方「そろそろ出るかァめんどくせェけど」

打ち止め「ミサカも行くってミサカはミサカは手を挙げてみたり」

芳川「残念ながらあなたは今日調整の日よ」

打ち止め「ウソでしょってミサカはミサカは驚きを隠せなかったり」

番外「安心しなよおちび。ミサカがついてるから大丈夫だよ」ニヤニヤ

打ち止め「ぐぬぬ……」

一方「どォしたんだこいつらいつもより仲悪くねェか?いやこンなもンか?」

芳川「さあね。とりあえずあなたも爆発しといたら?」

一方「なンでだよ!?しかも『も』ってなンだよ!?」
132 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2012/03/20(火) 22:46:15.23 ID:5lVpHz/Z0
~浜面サイド~
待ち合わせ場所

浜面「時間的にそろそろだな。念のため二時間前に出てよかった。いろんな不幸のせいでだいぶタイムロスしたけどなんとか間に合いそうだ」タッタッタ

麦野「」ワクワク

浜面「」

浜面「(なんで麦野いんだよ!?10分前だぞ!!いつもファミレスにはギリギリにくんのに!!)」

浜面「ごめん麦野遅れた!!煮るなり焼くなり好きにしてくれ」

麦野「何言ってのよまだ10分前よ。私も今きたとこだし」

麦野「(緊張して一時間前にきたなんて言えない……)」

浜面「許してくれるのか?」

麦野「当たり前よ」

浜面「(あれっいつもよりやさしい!?)」
133 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2012/03/20(火) 22:56:16.23 ID:5lVpHz/Z0
麦野「それよりどう……?いつもと服装変えてみたんだけど……」

浜面「すげぇ似合ってるよ。まぁ麦野は美人だし何着ても似合うよな」

麦野「わかりきってること言われてもうれしくないわね」

浜面「へーへーそうですか」

浜面「(気のせいか。いつも通りだな)」

麦野「(似合ってるって言われちゃった///)」

麦野「なんならまたちがうの見せてあげるわ。また付き合ってくれたらね」

浜面「昨日も言ったけどそれくらいならお安い御用だ。いろんな麦野もみたいしな」

麦野「そっそう///」
134 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2012/03/20(火) 23:06:52.60 ID:5lVpHz/Z0
浜面「で……まずどこにいくんだ?」

麦野「まず服が見たいわ」

浜面「はぁ……長くなりそうだな」

麦野「文句言わないの」

浜面「はいはい……それにしてもなんかこれってデートみたいだな」

麦野「デート!?///」ワナワナ

浜面「(やべ怒らせた!!)」ギュッ

麦野「ちょっ///」

浜面「へたこいて原子崩し撃たれないように手つないどこう」

浜面「(あっでもまだ蹴りが……)」タラー

麦野「しっ仕方ないわね。このままいくわよ///」

浜面「えっ……あっうん」 
 
157 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2012/03/23(金) 15:53:38.31 ID:BBuiySjb0
~上条サイド~
とある高校 教室

上条「おはよーす」

土御門「おっカミやんがこんな時間に登校なんて珍しいにゃー」

青ピ「いつも遅刻ギリギリやのになにかあったん?」

上条「何もねぇよ。たまにはこんな日もあるさ」ニヤニヤ

土御門「しかも上機嫌ときた。あやしいにゃー」

青ピ「絶対何か隠しとるやろ」

上条「知りたい?」ニヤニヤ

土御門・青ピ「「もちろん!!」」

上条「どおしよっかな~」ニヤニヤ

土御門・青ピ「」イラッ
ボコボコ バキバキ 
158 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2012/03/23(金) 15:55:06.02 ID:BBuiySjb0
上条「わかった。わかりました。話します」ボロボロ

土御門「わかればいいんだにゃー」

上条「昨日いろいろあって学園都市第一位の能力を得たんだ。バカだからつかいこなせてねぇけど」

青ピ「ようわからんけどカミやんそれすごいやん」

土御門「なら幻想殺しはどうしたんだにゃー?」

上条「なくなったぞ。なくなったっていうか他のやつに移った」

青ピ「他のひとかわいそうやな」

土御門「」

土御門「(カミやんに幻想殺しがないとやばくないかにゃー……?)」

青ピ「でもやったな土御門クン。これでカミやんがたまたま女子の着替えを見たり転んだらたまたま女子のパンツが見えたりとかがなくなるんやで」

上条「……否定できないのがつらい」

土御門「……」

青ピ「土御門クン?」

土御門「あっあぁそうだにゃー。それにフラグ体質も少しはおさまるかもしれないしにゃー」

クラスメイト男「「「やったぜ!!」」」

上条「うおっ!?」ビクッ
159 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2012/03/23(金) 15:56:15.82 ID:BBuiySjb0
土御門「……それより第一位の力はどれくらいつかえるんだカミやん?」

土御門「(それ次第ではこのタイミングでもし魔術師がきても大丈夫かもしれない。まさか第一位の能力とはカミやんにしてはツイてるな)」

上条「今んとこ反射とその応用は大体な」

土御門「本当か?」

上条「あぁ。試しに青ピ俺を殴ってみてくれ」

青ピ「なんやカミやん。Mに目覚めたんかいな」

上条「違うわ!!能力見せるんだよ!!あっ怪我するかもしれないから軽くだぞ」

青ピ「怖いなそれ。このくらい?」ソオー

上条「反射」キュイーーーン

青ピ「いったぁぁぁ!?何で!?まるで壁を殴ったみたいや」

上条「悪い。大丈夫か?」

青ピ「大丈夫や……そもそも第一位の能力ってなんなん?僕は知らへんのやけど」

上条「ベクトル操作。基本的になんでもできると思っていい」

青ピ「」

土御門「(これだけできればひとまず安心だな)」


160 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2012/03/23(金) 15:57:20.08 ID:BBuiySjb0
ギャーギャー ワーワー

吹寄「上条またお前かこんなに騒がしくしたのは」

上条「俺だけかよ!?」

吹寄「もうお前しかいないだろうがこんな馬鹿なことをするのは」

上条「はぁ?土御門や青ピが……」

土御門「」チーン

青ピ「」チーン

吹寄「もう粛清したわ」

上条「はやっ!?いつの間に!?」

吹寄「いくわよ」デコッ

上条「やっぱ不幸だー」ズガアーーーン

上条「」チーン

土御門「……反射すればよかったんじゃないかにゃー?」

上条「アホか。そんなことするほど俺は外道じゃないし空気は読めるわ」

青ピ「たしかに女子のビンタってくるのわかっとっても避けたらアカン気がするなあ」

土御門「そもそもお前にとってはご褒美だろ?」

青ピ「ばれた?」

上条「つうかあれはビンタレベルじゃねぇよ……」



161 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2012/03/23(金) 15:58:25.60 ID:BBuiySjb0
廊下

上条「次は体育か……」

土御門「今日はドッチボールらしいぜい」

上条「よかった今日は楽そうだな」

青ピ「なぁ見てむこうの階段。あそこの女子スカート短いからパンツ見えそうやで!!」

土御門「ほんとだにゃー」

上条「しょうもねぇな」

青ピ「それはカミやんがパンツ見慣れてるからやろ」

上条「そんなことねぇって……!!おいあれ!!」


男子「マジやべー遅れる」タッタッタ ドンッ
女子「きゃっ!?」フラッ


土御門「やばいにゃー!!」ダッ

青ピ「やけど間に合わへん!!」ダッ

上条「くそっ!!」ギュイーーーン
162 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2012/03/23(金) 15:59:23.42 ID:BBuiySjb0
上条「大丈夫か!?」ダキッ ←お姫様だっこ

女子「だっ大丈夫です///」

上条「おいそこのお前!!危なかっただろうが!!気をつけろ!!」

男子「悪い……」

上条「ったく助けられたからよかったものの……この能力があってよかったぜ」

女子「あのっありがとうございました。今度あらためてお礼させてください!!」

上条「いいよ別にお礼なんて」

女子「いえぜひさせてくださいっ」



土御門「フラグ体質は変わらなかったか……」

青ピ「爆発したらええのに」
163 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2012/03/23(金) 16:00:33.57 ID:BBuiySjb0
グラウンド

土御門「よしみんなカミやんを狙うぞー」

クラスメイト「「「おぉーー!!」」」

上条「なんでだよ!?」

青ピ「それは自分の胸に聞いてみるんやな」

上条「聞いてわかんねぇから聞いてるんだよ!!」

土御門「鈍感は罪だにゃー」シュッ

上条「おっと」サッ

男子A「当たれ!!」シュッ

上条「危ねっ」サッ

男子B「さっさとアウトになれ!!」シュッ

上条「やだね」サッ

男子C「もげろ!!」シュッ

上条「どうやって!?」サッ

164 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2012/03/23(金) 16:01:44.40 ID:BBuiySjb0
10分後

上条「はぁ……はぁ……」

青ピ「カミやん今楽にしたるからな」シュッ

上条「反射」キュイーーーン

青ピ「あべしっ」ガンッ

上条「俺に反射があることを忘れてたのか(キリッ」

土御門「いやカミやん。かっこつけてるところ悪いがアウトだぞ」

上条「えっ」

土御門「今のは思いっきり当たってから反射したからにゃー」

上条「」

青ピ「」チーン


165 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2012/03/23(金) 16:03:20.64 ID:BBuiySjb0
~一方通行サイド~
セブンスミスト

番外「えーとこれとこれと……あとこれ」ポイッポイッ

一方「おい」

番外「なあに?」ポイッ

一方「なンで俺の新しい服タンクトップ限定なンだよ!!」

番外「でもあなたの好きな黒と白だよ?」

一方「色の問題じゃねェよ!!」

番外「似合うと思うんだけどなぁ」

一方「あァ?」

番外「前のもやし体型のあなたならみてるこっちが気の毒になるくらいクソ似合わないと思う」

番外「けど今のたくましいあなたなら似合うと思うし最終信号も見たいと思うよ」

一方「……まァ試しに着てやってもイイかもなァ」

番外「(こいつちょろいわ)」
166 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2012/03/23(金) 16:04:33.15 ID:BBuiySjb0
番外「あなたの分は買ったしミサカの分も買っていいよね?」

一方「勝手にしろ」

番外「さすが第一位。ふところの深さも第一位だね☆」

一方「さっさと行け」

番外「はいはい」

一方「(長くなりそォだな。コーヒーでも買いに行くか)」スタスタ

番外「あれ第一位どこ行くの?」

一方「適当に選ンでろ。俺は少し時間つぶす」

番外「だめだよ。あなたのをミサカが選んだんだからミサカのはあなたが選んでくれないと」

一方「お前が勝手にしたことだろォが」

番外「とにかく!!離れちゃだめだからね!!」

一方「……面倒くせェ」
167 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2012/03/23(金) 16:05:22.31 ID:BBuiySjb0
番外「ねぇこっちとこっちどっちがいいと思う?」

一方「どっちでもイイ」

番外「ど っ ち ?」

一方「……右ィ」

番外「じゃあこっち着てみるね」シャーー

一方「……」

一方「まだかァ?」

番外「じゃーん。どう第一位?似合ってる?」バーン

一方「似合ってンじゃねェの。つゥかお前は見た目は悪くねェから何着ても似合うだろ」

番外「あっありがと///」
168 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2012/03/23(金) 16:06:25.36 ID:BBuiySjb0
~浜面サイド~
セブンスミスト

浜面「それにしてもいっぱい買ったな」

麦野「欲しいのがたくさんあったんだから仕方ないでしょ」

浜面「そうだな。麦野は何でも似合うんだから仕方ねぇな」

麦野「お世辞のつもり?」

浜面「そんなことねぇよ。実際美人だし似合ってたし」

麦野「そう///」

浜面「あれって一方通行と番外個体じゃねぇか」

麦野「どれ……?」キョロキョロ ブフッ
169 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2012/03/23(金) 16:07:30.03 ID:BBuiySjb0
~一方通行&浜面サイド~

浜面「よぉ一方通行夫妻。奇遇だな」

番外「やだなぁ。まだそんなんじゃ///」

一方「いきなり愉快なジョークかましてくれンじゃねェか浜面。あと第四位」

麦野「どうしたのよその体。あんたもやし体型じゃなかったっけ?」プクク

一方「きっ鍛えたンだよ。最近はコーヒーよりプロテインだなァ」

浜面「嘘つけ」

番外「何見栄はってんの」

浜面「昨日能力が入れ替わった話したろ。あいつには俺の肉体と技術が宿ってんだ」

麦野「第一位に心から同情するわ。かわいそうに」

浜面「ひでぇ」

番外「そんなことないよ。たくましくておもしろい第一位が見れたしね。感謝してるよ馬鹿面」

浜面「最後ので説得力なくなった」

一方「プロテイン……」


182 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2012/03/25(日) 00:17:29.85 ID:JNp6UNsK0
~一方通行&浜面サイド~
セブンスミスト

麦野「それにしても……」ジロジロ

一方「……なンだよ」

麦野「違和感が果てしないわね。あんたの柄じゃないわ」

一方「自分でもわかってンだよ!!わかってンだよ……」ウルウル

麦野「あんたそんなにメンタル弱かったっけ?」

番外「そりゃあんだけいろんな人に同じこと言われたらねー」

浜面「笑わなかったやつとかいんのか?」

番外「今のところ最終信号だけだね」

浜面「さすがだな」

番外「しかもこの人自分ではこの体気に入ってるみたいなんだよね」

一方「お前っ……」

麦野「うそでしょ!?気に入ってんのその体!?」

一方「おいやめろそれ以上言うな。そろそろ耐えられン」

麦野「『圧縮圧縮ゥ!!』ならぬ『筋肉筋肉ゥ!!』ってか。似合わねー」プクク

一方「うわァァァァァン」ビエーン
183 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2012/03/25(日) 00:18:44.94 ID:JNp6UNsK0
番外「先生ーむぎのんがアクセラくんを泣かせましたー」

浜面「本当かアクセラ」

一方「むぎのンがァ……僕の悪口を言ってきましたァ」シクシク

番外「アクセラくんがやめてって言ってもやめませんでしたー」

浜面「それはひどいな」

一方「でも先生。もしむぎのンが謝ってくれたら許しますゥ」

浜面「そうか。えらいぞアクセラ」

番外「むぎのん謝りなさいよー」

浜面「そうだ謝るんだむぎのん」

麦野「なんだこの小芝居」

一方「」シクシク

麦野「……ごめん」

一方「イイよ」

一方・番外・浜面「「「イエーイ!!」」」ハイタッチ

麦野「なにこのノリ」
184 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2012/03/25(日) 00:20:08.33 ID:JNp6UNsK0
一方「やっぱりババアにこのノリはついていけなかったかァ?」

麦野「また泣かされたいか?」ゴゴゴ

一方「すいませンでした」

番外「メンタル弱いのもあるけどなにより今は無能力者だから麦野には逆らえないでしょ」

麦野「そうか今は無能力者だったな。なら今までのうっぷん晴らさせてもらおうか?」

一方「調子こいてごめンなさい」ガクブル

麦野「仕方ないから一方/通行で勘弁してやる」

一方「」ガクブル

浜面「やめたげてよぉ!!」

185 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2012/03/25(日) 00:22:07.59 ID:JNp6UNsK0
麦野「……冗談よ。今は別にあんたを憎んだりしてないし。ちょっとムカついたからからかっただけよ」

一方「麦野さンあざっす」

番外「いや今のはマジだったでしょ」ヒソヒソ

浜面「多分な。俺はいつでも助ける準備はできてたぞ」ヒソヒソ

麦野「なにそこイチャついてんだコラ」

番外「別にイチャついてなんかないけど」

麦野「そうかしら?」

一方「やめとけ番外個体。浜面は麦野さンのだぞ」

麦野「そんなんじゃねぇよ///」

一方「そォすか?満更でもなさそォっすけど」

麦野「黙れ肉」

一方「もやしじゃなくなったからって某ラノベからパクったような呼び方はやめてェ」
186 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2012/03/25(日) 00:23:34.87 ID:JNp6UNsK0
一方「第四位。今更だが俺ら邪魔じゃねェか?お前らデート中だろ」 

浜面「立ち直るのはやいな」

麦野「別に邪魔じゃないわよ。面白いもん見れたし」

浜面「第一デートじゃないしな。麦野の買い物に付き合ってるだけだし。それをいうならお前らこそデートじゃねぇの?」

一方「俺もそンなところだ。デートなンてそれこそ俺のガラじゃねぇよ」

浜面「それに俺の方から声かけたんだぜ?邪魔なわけあるかよ」

一方「そォいやそォだな」

浜面「なんだよ脳まで筋肉になったのか?スマートさが売りじゃなかったのかよお前二つの意味で」

一方「うまいこというなァ浜面クンは。俺これからもっと鍛えて肉体自慢の第一位目指すかァ」

浜面「おう頑張れ」

一方「頑張るゥ」



番外「男ってバカで鈍感で最低だよ。お互い苦労するね」

麦野「まったくだわ」
187 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2012/03/25(日) 00:25:17.57 ID:JNp6UNsK0
浜面「でもさ昼からは別行動にしようぜ」

一方「構わねェけど」

浜面「みんなでいるのもいいけど俺の今回の目的は麦野の付き添いだからな」

麦野「(気を遣ってくれたのは嬉しいけどなんか複雑ね……)」

番外「浜面は優しいね。あなたも見習った方がいいよ」

一方「イヤ俺も普通に気を遣うぐらいできるわ」

浜面「俺もなんだかんだ一方通行は優しいと思うぞ」

番外「そうかなー。心当たりが全くないんだけど」

麦野「それってあんたが特別なんじゃないのかにゃー。こいつツンデレだし」

一方「だれがツンデレでロリコンだコラ」

浜面「いやロリコンは言ってねぇよ!?どんだけ被害妄想してんだよ」

番外「第一位……?」

一方「……そりゃ特別に決まってンだろ。守るべき存在だからな。打ち止めも黄泉川も芳川も妹達も……もちろンお前もな」

番外「(嬉しいけどなんか複雑……)」
188 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2012/03/25(日) 00:27:01.10 ID:JNp6UNsK0
ハンバーガーショップ

浜面「とりあえず昼済ましとくか」モグモグ

麦野「ハンバーガーなんて久しぶりね」モグモグ

番外「ミサカはこの前ゲコ太がハッピーセットだったときにきたよ。いやおちびの為だからね?ミサカが欲しかった訳じゃないから」モグモグ

浜面「何も言ってねぇよ」

一方「悪い遅れた」

番外「どうせまたコーヒーだけなんじゃ……」

つハンバーガー&チーズバーガー&フィレオフィッシュ&テリヤキバーガー&ポテト&コーヒー


番外「なん……」

麦野「だと……」

189 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2012/03/25(日) 00:28:29.03 ID:JNp6UNsK0
浜面「まず食えんのかそれ!?食欲はさすがに変わってないだろ?」

一方「頑張る。まず食わなきゃ動いても筋肉つかねェし」

番外「無理だって!!やめときなよ!!」

麦野「そうよ。ポテトだけ食べなさい。あとは浜面が食べるから」

浜面「俺!?まぁ食えるけど……」

一方「止めンな俺はやるからな」

一方「番外個体。もし俺全部食えたらもっと鍛えて……そンでずっとお前にお姫様だっこしてやる」

番外「第一位……」ウルッ

麦野「かっこいいわよ第一位」

浜面「いやそれ死亡フラグじゃねぇ?」
190 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2012/03/25(日) 00:30:04.48 ID:JNp6UNsK0
15分後

一方「」チーン

浜面「だから言ったのに……」

麦野「大口叩いたわりに結局バーガーを二個とポテトちょっとしか食えてないじゃない」

番外「いやこのひとにしたら頑張ったほうだよ」

麦野「じゃあ残りは浜面よろしく」

浜面「了解。俺今『考えなしに頼んだ挙句食いきれなくなって残す子供の親』の気分だぜ」モグモグ

麦野「どうするのこれ?」

番外「少し休んでそれでもダメだったらミサカが支えるよ」

麦野「大変ね」

番外「ほんとだよ。今のこのひと支えるのはキツイんだから」

番外「浜面が食べ終わり次第二人はもう行っていいよ」

麦野「あらそう?悪いわね」

番外「いやいや。それより麦野」

麦野「何?」

番外「頑張ってね☆」ボソボソ

麦野「ありがと。あんたもね」ボソボソ


198 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2012/03/28(水) 00:31:31.10 ID:ZR21nWD60
~浜面サイド~

浜面「ふぅ……あいつのせいでかなり腹ふくれたな」

麦野「ごくろうさん。あんた意外とよく食べるのね」

浜面「まぁな。食うのは好きだし」

麦野「あれだけおいしそうに食べてくれたら作ったほうも本望ね」

浜面「大げさだろ」

麦野「(これってチャンスかも!?)」

麦野「そういやあんた自分で料理とかはすんの?」

浜面「一人暮らしだし一応はな。ただ面倒だからあんまりしねぇし味は自信ないな」

麦野「ふーん……」

浜面「でもどうしてそんなこと聞くんだ?」

麦野「いや……なんなら私が作りに行ってあげようかなと思って」

浜面「えっ」

麦野「えっ」
199 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2012/03/28(水) 00:33:00.02 ID:ZR21nWD60
麦野「なによ迷惑なの……?」

浜面「いやそんなわけねぇむしろ嬉しいぐらいだけど。そもそもなんで?」

麦野「いやっあれよ。ほら部下の生活も管理するのがリーダーの仕事でしょ?」

浜面「それは違う気がする」

麦野「でもお腹とかこわされたらどうすんの?」

浜面「大丈夫だって。心配ねぇよ」

麦野「うぅ~」

浜面「(なんだよかわいいな。なんか最近麦野の様子が変なんだよな。いいことでもあったか?)」

浜面「!!」

浜面「(わかったぞ。俺は今まで鈍感鈍感言われてきた。ここで汚名挽回だぜ)」 ※名誉挽回

浜面「……麦野。お前好きな奴いるだろ?」

麦野「えぇっ///」
200 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2012/03/28(水) 00:34:07.31 ID:ZR21nWD60
麦野「ななっなんでよ///」

麦野「(ひょっとして気づいてる!?あの浜面が!?)」

浜面「だってお前がそんなこと言うの珍しいからな。誰だってわかるぜ」

浜面「(好きなやつにうまいもん食わせてやるための実験台だろ?俺は)」

麦野「ほんとに?」

麦野「(やばいやばいやばい……これって告白するタイミングじゃないの!?)」

浜面「あぁ。お前のことなんてお見通しだって」ハハッ

浜面「(うろたえているところから見ると図星か)」

浜面「絹旗たちには言わないから安心してくれ」

麦野「……」

麦野「(これは覚悟を決めなきゃ。ここで決めなきゃ女がすたる!!)」
201 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2012/03/28(水) 00:36:07.99 ID:ZR21nWD60
浜面「なんか俺おかしなこと言ったか?」

浜面「(表情が変わった?なんかまずいことでも言ったか?)」

麦野「ううん全然」

麦野「(浜面がこんなこと言うのはたしかにおかしいけどね……)」

浜面「そっか。それにしても料理ねぇ……他の家事もするのか?」

浜面「(これマジのやつか!?花嫁修業か!?)」

麦野「そっそうね」

麦野「(どういうこと!?家事は私に任せるってこと!?掃除や洗濯も練習しないと……)」

浜面「がんばってんな。でも焦んなくていいと思うぞ。積極的になるのとやりすぎるのは違うからな。そのままの麦野でいい。十分素敵だぞ」

浜面「(恋の魔術師HAMADURAのアドバイスでしたー)」

麦野「うん……ありがと///」

麦野「(まさか浜面私が無理して告白しようとしてたこと気づいてた!?)」

麦野「(ちゃんと来たるべき時がきたらそのとき告白しよう。気づいているなら意味ないかもしれないけどそれでも私は自分で伝えたいから)」

浜面「それにしても麦野に惚れられるなんて幸せ者だなー(そいつは)」

麦野「……もう限界///」プシュー
202 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2012/03/28(水) 00:37:02.41 ID:ZR21nWD60
浜面「どうした麦野顔赤いぞ!?しかも煙でてねぇか?」

麦野「……大丈夫だからなにか飲み物買ってきてー」

浜面「わかった。ちょっと待ってろ」

麦野「ありがと」

麦野「(やっと落ち着けるわね……)」

麦野「(これからは浜面と二人っきりはちょっときついなぁ……)」


DQN1「あそこの姉ちゃん美人じゃね?」

DQN2「ドストライクだ。しかも一人じゃん」

DQN3「wwwババアだろあれwwwww」


麦野「ん?」
203 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2012/03/28(水) 00:38:17.15 ID:ZR21nWD60
DQN1「姉ちゃん一人でしょ?俺たちと遊ばない?」

麦野「いや連れがいるからお断りするわ」

DQN2「はいウソー。そんなんで俺らが諦めると思った?」

麦野「残念だけど本当よ。さあ行った行った」

DQN3「wwwババアはお断りwwwwwwwww」

麦野「お前は死ね」

DQN1「連れって男?」

麦野「そうよ」

DQN2「はいウソー。そんなんじゃ俺らひかないよ」

麦野「本当よ。冴えないやつだけどね」

DQN3「www近くでみるとよりきついわwwwww」

麦野「お前は死ね」
204 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2012/03/28(水) 00:39:55.85 ID:ZR21nWD60
DQN1「そんな冴えないダメ男よりも俺らといたほうが楽しいよ?」

DQN2「そうそう。どうせ童貞丸出しでテクニックないんだろ?俺が気持ちよくしてやるよ」

DQN3「wwロリが至高wwwwwwww」

麦野「」プチン

麦野「」ビシュウウウッ

DQN1「なんだ!?」スッ


麦野「人がせっかくお前らみてぇなやつに丁寧に接してやってんのにお前らはやっちゃいけないことをした」

麦野「私は何言われてもいいんだよ。むかつくけどあいつのために我慢しようと決めた」

麦野「だけどなぁあいつの悪口は許せないんだよォォォ!!絶対にぶち殺す!!殺す殺す殺す!!」

麦野「だいたいてめぇらの粗チンで私を満足させれるわけねぇだろうがァァァ!!童貞臭がすんだよお前らァァァ!!」
205 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2012/03/28(水) 00:41:18.59 ID:ZR21nWD60
DQN1「なんだ!?急に変わったぞこいつ」

DQN2「しかもボロクソ言いやがって……」

DQN3「wwwwwこわっwwww」

麦野「遺言なら聞いてあげるけど?」

DQN1「なめてんじゃねぇぞ!!俺はレベル4の発火能力者だ!!」

DQN2「俺はレベル4の風力使い!!」

DQN3「www無能力者ですがwwwwwww」

麦野「あっそ」ビシュウウウッ

DQN1・2「チッ……」サッ

DQN3「wwおっとwwwwww」サッ
206 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2012/03/28(水) 00:43:23.90 ID:ZR21nWD60
DQN1「今度はこっちの番だ。くらえ俺の火球を」ボウッ

麦野「(ふんっこんなのたいしたことないわ)」

DQN2「おいこれ死ぬんじゃね?」


 ボウッ パキーン


DQN1「なんだ?」

麦野「えっ」


浜面「悪い遅くなった。麦野」


麦野「ホントよ。バカ」

DQN2「今火球を消した!?」

DQN3「www俺いらなくね?帰るわwwwwwww」
207 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2012/03/28(水) 00:44:42.15 ID:ZR21nWD60
DQN1「くそもう一発!!」ボウッ

浜面「おらぁ!!」パキーン

DQN1「バカな……」

浜面「何回やってもいっしょだ」

DQN2「じゃあ俺が!!」ビュウーーー

浜面「うらっ!!」パキーン

DQN2「なん…だと……」

浜面「能力も関係ねぇ」


浜面「お前らよくも麦野に手出してくれたな。俺は腹が立ってるんだ」

浜面「さっさと消えろ。そうじゃないと……」


浜面「お前らも 消 す ぜ ?」


DQN1・2「」ゾクッ

DQN1「逃げるぞ!!」

DQN2「おう!!」
208 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2012/03/28(水) 00:47:46.34 ID:ZR21nWD60
浜面「(よかったーハッタリが通じて。この体で2対1の殴り合いの喧嘩じゃきついからな)」

麦野「ありがと浜面。私だけでなんとかなったけど」

浜面「かもしれねえけど危ないだろ。心配なんだよ」

浜面「(麦野もだがおもにあいつらが)」

浜面「何言われたか知らないけどあんまブチ切れんなよ」

麦野「でも……」

浜面「あと危なくなったらすぐ俺に言え。俺は必ず麦野を助けに行くから」

麦野「あんたが?」

浜面「おうよ。今の俺には幻想殺しがあるからな。楽勝だ超能力者」
209 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2012/03/28(水) 00:49:53.45 ID:ZR21nWD60
麦野「……」

麦野「」チュッ

浜面「ほっぺにチュー!?」

麦野「これはお礼よありがたく受け取りなさい」

浜面「……おう?」

麦野「行くわよ」スタスタ

浜面「あっ待てよ」

浜面「(あれっ?麦野って好きな奴いるんだよな?あれー?)」



麦野「ありがと浜面。大好き///」ボソッ


221 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2012/04/06(金) 22:56:02.90 ID:qHdSEsyT0
~一方通行サイド~

一方「クソッ……まだキツイ。早く帰ろうぜェ……」フラフラ

番外「何言ってんの。あなたがなかなか復活しないからこんな時間になったんでしょ。最後まで付き合ってもらうから」

一方「それはわかってるけどよォもういいんじゃねェか? あれから結構買ったぞ? 荷物持ちの身にもなれっての」

番外「荷物持ちの身にもなれなんて……あなたからそんな言葉が聞けるなんてミサカ思わなかった。前は何も持ってくれなかったのに。いや持てなかったの間違いか」

一方「いや前からこのくらいは楽勝だったぞ? 杖ついてたから持ちにくかっただけで」

番外「杖のせいにするな。どのみちあなた持ってくれないしそれに力が出るのはコーヒーの時だけでしょ? まったく自分の欲望には純粋なんだから」

一方「そンなことねェよ」

番外「じゃあ今度同じ量のアイス買ってきてよ。もちろん元の体にもどってからね」

一方「……わかった」

番外「言ったね。絶対だよ」

一方「あァ……覚えてたらなァ」

番外「(絶対はぐらかす気だ)」
222 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2012/04/06(金) 22:58:18.93 ID:qHdSEsyT0
一方「それで次はどこへ行けばいいンだァ?」

番外「やっと素直になったね。ミサカうれしい☆」

一方「うぜェな。さっさと答えろ」

番外「そうだねー。買うものは買ったしゲーセンでも行って遊ぶ?」

一方「いや別に無理して用事作らなくてもいいンだぞ? 俺は早く帰りてェし。荷物も多いし」

番外「よし決めた。ゲーセン行く」

一方「俺の話は無視かよ」

番外「それじゃあ行くよ。ほらテンション上げて~」

一方「……面倒くせェ」

223 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2012/04/06(金) 22:59:46.52 ID:qHdSEsyT0
~上条サイド~
放課後

上条「特売まで時間潰すためにどこか行こうぜ」

土御門「カミやんがそんなこと言うのは珍しいにゃー」

上条「不幸なことが起きないと早めに出る必要がなくなったからな」

青ピ「じゃあ久しぶりにゲーセン行かへん?」

土御門「それは名案だにゃー。あっでもカミやん金は大丈夫か?」

上条「それなら大丈夫だ。朝から自販機巡ってたら2000円以上貯まったからな」

土御門「やってることは以前と同じだが結果は大違いだにゃー。以前なら収獲ゼロかよくて10円なのに」

青ピ「というか2000円以上って今日はどんだけ自販機巡ってたん?」

上条「100から先は覚えていない」

土御門・青ピ「」
224 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2012/04/06(金) 23:01:41.02 ID:qHdSEsyT0
土御門「朝からよくやるにゃー。というかよく遅刻しなかったな」

上条「今日女の子助けるために使った高速移動あるだろ?あれをずっと使ってたからな」

青ピ「能力の無駄遣いやな」

土御門「そういえばカミやん。今幻想殺しは第一位が持ってるのか?」

上条「いや今は浜面ってやつが持ってる。第一位は今能力失ってムキムキになってる」

土御門「……意味がわからないな」

青ピ「第一位ってムキムキなん?」

上条「今はな。前はもやしだったんだけど」

土御門「(カミやんが言っていることが本当ならおもしろ……大変なことになっているな)」
225 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2012/04/06(金) 23:02:39.26 ID:qHdSEsyT0
ゲーセン

青ピ「ついたでー」

土御門「まず何するかにゃー」

上条「そうだな……」

青ピ「見てみ!! あそこに茶髪アオザイ美人がおるで!!」

上条「アオザイ? それまた珍しい……!?」

土御門「どうしたカミやん?」

上条「第一位がいた……」

土御門「なんだって!?」
226 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2012/04/06(金) 23:03:53.72 ID:qHdSEsyT0
~一方通行サイド~
ゲーセン

番外「ねえ第一位。次あれとって」

一方「オイ何個とれば気が済むんだお前は……」

番外「いいじゃんこんな美人とデートしてる気分が味わえるんだから。ありがたく思ってよね」

一方「どォもありがとうございますゥ。取らせて頂きますゥ」

番外「うっ/// いきなり素直にならないでよっ!! びっくりするでしょ!!」

一方「どうしたらいいンだ俺は…………!!あれは……」

番外「どしたの?」

一方「三下だ……」

番外「えっ」
227 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2012/04/06(金) 23:05:08.13 ID:qHdSEsyT0
~上条&一方通行サイド~

上条「よう一方通行。ひょっとして邪魔だったか?」

一方「そンなわけねェだろ。つゥかなンでお前らは勘違いしてんだよ」

上条「お前ら?」

一方「さっき浜面にも会った。そンでデートじゃねェのかとか言ってきやがった」

上条「いやでも番外個体はそのつもりかもしれねえぞ?」

一方「そンなわけねェよ」

上条「ほんとにこれだから鈍感野郎は……」ハア

一方「今世紀最大のお前が言うな」
228 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/04/06(金) 23:06:17.31 ID:qHdSEsyT0
一方「そォいや何で土御門がいンだよ?」

土御門「そんなのカミやんと同じ学校だからに決まってるにゃー」プクク

上条「あれ一方通行と土御門は知り合いだったのか?」

土御門「まあな。知り合い程度だが」

一方「できれば知り合いたくなかったがなァ」

土御門「よくいうぜい」プクク

一方「オイコラ今すぐ笑うのをやめろ」

土御門「無理だろそんなの……」プクク

一方「……これアレだ。芳川と同じだ。慣れるまで時間がかかるタイプのヤツだァァァ!!」

土御門「これは海原と結標にも報告だな」プルプル

一方「やめろォォォォォ!!」



上条「こいつら仲いいな」

229 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2012/04/06(金) 23:07:25.73 ID:qHdSEsyT0
上条「大丈夫か?」

一方「もういい……もう諦めた」

土御門「そろそろ慣れてきたか……あれ青ピは?」



青ピ「なあそこのアオザイ美女さん。名前教えてくれへん?」

番外「……番外個体」

青ピ「番外個体ちゃんっていうんか。変わった名前やけどいい名前やと思うで僕は」

番外「……ありがと」

青ピ「今から僕とデートせえへん? そうやメアドの交換も……」

番外「あぁもう鬱陶しいなあ!! これ以上くると電撃食らわせるよ?」ビリビリ

青ピ「電撃!? そんなんしてくれるん? 僕にとってはご褒美やでー!!」

番外「なんなのもうー!!」



上条・土御門・一方「……」
230 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2012/04/06(金) 23:08:27.79 ID:qHdSEsyT0
青ピ「なあなあ電撃まだなん? まだなん? 焦らすなんて余計興奮するわ」ハアハア

番外「(助けて第一位……)」チラッ



一方「!!……なァ上条」

上条「なんだ?」

一方「あの青髪はどンなやつだ?」

上条「変態だ」

一方「……オイ土御門」

土御門「なんだにゃー?」

一方「変態だが実はいい奴だったりは?」

土御門「ない」

一方「……」

上条「殴ってもいいぞ」

一方「あァそう……」
231 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2012/04/06(金) 23:09:37.49 ID:qHdSEsyT0
一方「おい青髪」

青ピ「なんや白髪のお兄さん」

一方「そいつから離れろ」

青ピ「お兄さんには関係ないやろ」

一方「」バキッ

青ピ「ひでぶっ」バタッ

青ピ「なんやいきなり!!」

一方「関係あンだよ。そいつは俺の女だ。手出すんじゃねェ」

一方「てめェ殺すぞ?」ギロッ

青ピ「ひぃすいませんでした」ドゲザ

一方「わかればいいンだ……大丈夫か番外個体?」

番外「うっうん///」
232 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2012/04/06(金) 23:11:24.91 ID:qHdSEsyT0
上条「一方通行かっこいいー」ニヤニヤ

土御門「惚れちゃいそうだぜ一方通行」ニヤニヤ

一方「おい」

上条「おい青髪ピアス。流石に人の 彼女 に手出しちゃだめだろ」ニヤニヤ

土御門「そうだぜい。しかも第一位の 彼女 だからな。そもそもお前じゃ手が届かないにゃー」ニヤニヤ

番外「///」

青ピ「番外個体ちゃんもお兄さんもほんまごめんな」

一方「だからもういいっての。それと……俺は一方通行だ」

青ピ「僕は青髪ピアスや。よろしく一方通行クン」

一方「……よろしくゥ」

上条「おい母さん。あの一方通行が自分から自己紹介したぞ!!」

土御門「あなた本当!? コミュ障のあの子が!? 今日はお赤飯ね!!」

一方「……オイ青髪。さっそくだがあのバカ共の駆除を手伝ってくれるか?」

青ピ「了解や」

上条・土御門「「かかってこいやァァァ」」
233 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2012/04/06(金) 23:12:43.52 ID:qHdSEsyT0
土御門「ベクトル操作のない一方通行なんて恐るに足らずだぜい」バキッ

一方「今の俺にはこの筋肉があンだよ」バキッ

青ピ「一方通行クン。背中は僕に任せて」バキッ

上条「上条さんにはベクトル操作があるんですことよ。この中じゃ俺が最強だぜ。かかってこい最弱ども」キイーーーン

一方「……いやベクトル操作は無しだろ」

青ピ「大人げないでそれ……」

土御門「空気読めよ……」

上条「あっごめん」

土御門「じゃあ能力無しで再開な」

上条・青ピ・一方「「「おっしゃァァァァ」」」

ワーワー バキッドカッ ゴキッバキッ バキッバキッ


番外「どうしてこうなった」
234 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2012/04/06(金) 23:13:58.06 ID:qHdSEsyT0
~浜面サイド~
帰り道

浜面「結構買ったな」

麦野「そうね」

浜面「荷物多いし家まで送るよ」

麦野「うんありがと……!!」

浜面「どうした麦野?」

麦野「(これってあれじゃないの? 送り狼ってやつ!? どうしよう……///)」

浜面「おーい麦野さーん」

麦野「(無理無理!! 私こう見えて処女だし。いやでも浜面になら……いやまだ心の準備が……///)」

浜面「し・ず・りー!!」

麦野「ひゃい!!」ビクッ

麦野「(名前で呼び捨て!?)」
235 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2012/04/06(金) 23:16:12.40 ID:qHdSEsyT0
浜面「そういや俺麦野の家知らないんだけどどのへんなんだ?」

麦野「……やっぱり私一人でいいわ」

浜面「いやでももう暗くなるぞ?」

麦野「私がスキルアウトや低能力者ごときに遅れを取るとでも思ってんの?」

浜面「そういうわけじゃねぇよ」

麦野「だったらいいじゃない」

浜面「俺にもたまには格好つけさせてくれよ。前はもしかしたら役立たずだったかもしれねぇ」

浜面「でも今は幻想殺しがある。これは原子崩しみたいに簡単に人を殺したりできるようなものじゃないしそれほど便利で万能なわけでもない」

浜面「だけど麦野。お前を守ることはできる。前は難しかったことだけど今ならできる」

浜面「だからこの能力がある間だけでも俺を頼ってくれって。な?」

麦野「///」

236 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2012/04/06(金) 23:17:40.05 ID:qHdSEsyT0
浜面「おう。でどこ?」

麦野「とりあえず次右ね」

浜面「わかっt」ズルッ ズテーン

麦野「また派手に転んだわね。大丈夫?」

浜面「あぁ。大丈夫だ……ブフッ!!」

麦野「!!」(スカートの中丸見え)

浜面「あのー……なんつうか……派手な下着穿いてんだな」

麦野「死ね!!」ゲシッゲシッ

浜面「ごめんなさい!!」

麦野「一人で帰る。今日はありがと。じゃあね」

浜面「あぁ……またな」



浜面「いてて……」

浜面「……やっぱ幻想殺しいらないかも」
237 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2012/04/06(金) 23:18:43.64 ID:qHdSEsyT0
~上条サイド~
上条宅

上条「ただいまー」

イン「おかえりなんだよ」

上条「はぁ疲れた……」

イン「よく見たらボロボロだね。また何かあった?」

上条「友達と馬鹿やっただけだよ」

イン「ならよかったかも」

上条「あっそういや一方通行にお礼言うの忘れてたな。今度ちゃんと言わなきゃ」

イン「もうとうまったら……わたしが自分で言うから一回連れてきてほしいかも!!」

上条「そうするか」
238 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2012/04/06(金) 23:20:04.62 ID:qHdSEsyT0
イン「とうまが持ってるそのカエルのぬいぐるみは何?」

上条「あぁ一方通行がゲーセンで取り過ぎたから俺にくれたんだよ。俺いらねぇしインデックスにやるよ」

イン「ありがとうなんだよ……でも他にもあるみたいだけどまさかとうまのことだから他にも女の子にあげるとかじゃないよね」ジー

上条「……」

イン「図星なんだね」ニコッ

上条「……いやでも何も悪いことじゃないだろ?」

イン「自覚がないのがたち悪いかも!!」ガブッ

上条「いってー!! 反射なんてできるかよ!! ちくしょー不幸だー」
239 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2012/04/06(金) 23:21:13.45 ID:qHdSEsyT0
~一方通行サイド~
黄泉川宅

番外「ただいまー」

一方「……ただいまァ」

黄泉川「おかえりじゃん」

芳川「おかえり」

打ち止め「遅かったねってミサカはミサカは二人に何があったか気になってみたり」

一方「ミサカネットワークでわかンじゃねェのか」

番外「ミサカネットワーク切ってました☆」

打ち止め「なんで切ってたのってミサカはミサカは半ギレで聞いてみたり」

番外「デート気分は一人占めしたいじゃん。あーデート楽しかったなぁー」ニヤニヤ

打ち止め「ぐぬぬ」



芳川「青春ね」

黄泉川「青春じゃん」

一方「意味わからン。つゥかあれデートだったのか?」
240 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2012/04/06(金) 23:23:01.30 ID:qHdSEsyT0
番外「ねぇ聞いてよ。このひとについに友達が出来たんだよ!!」

芳川「なん……」

黄泉川「だと……」

一方「認めたくねェヤツもいるがな」

打ち止め「やっとぼっちのあなたにも友達が出来たのねってミサカはミサカは母親の気分になってみたり」

一方「オイ誰がぼっちだ。俺は好んで一人だっただけだ。欲しけりゃ友達なんて普通にいたわ」

番外「涙ふけよコミュ障」

一方「泣いてねェしコミュ障じゃねェっつうの」

打ち止め「そうだよこのひとはちょっと人と話すのが苦手なだけだよってミサカはミサカはフォローしてみる」

番外「フォローになってないよそれ」

一方「……俺コミュ障だったンか」ズーン

打ち止め「」

番外「なんでちょいちょいとどめさすのかなおちび」

241 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2012/04/06(金) 23:30:46.19 ID:qHdSEsyT0
ミス発覚
>>236の最初に 麦野「……じゃあ頼もうかしら」を入れといて
すいませんでした

やっと二日目終了
三日目にはみんな大好きていとくんが登場!

ちなみに春休みはあと二日
果たして宿題は間に合うのかァァァ!?


253 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2012/04/22(日) 01:20:58.69 ID:Pno588Ps0
三日目

~一方通行サイド~

ガチャ
一方「眠てェ……」

黄泉川「おはよう一方通行。こんな時間に珍しいじゃん」

一方「そォだな」

黄泉川「他のやつらはまだ寝てるし朝飯はまだだぞ?」

一方「あァわかってる。俺は飯前に走ってこようかと思ってな。ちょっと行ってくるわ」ガチャ

黄泉川「は?今なんて……?」ポツーン

黄泉川「一体どうしたんじゃん?」
254 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2012/04/22(日) 01:22:09.13 ID:Pno588Ps0
一方「眩しいなァ」タッタッタ

一方「だが悪い気はしねェ。むしろ今までダラダラしてたのがもったいなかったかもなァ」タッタッタ

一方「見てみろ公園には子供たち!!」タッタッタ

一方「サラシにミニスカのツインテお姉さン!!」タッタッタ

一方「平和だなァ」タッタッタ

一方「……っておい!!」ピタッ
255 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2012/04/22(日) 01:23:27.08 ID:Pno588Ps0
公園

結標「ハァハァ……ショタがいっぱい///」

一方「おいお前何してる? 返答次第じゃ警備員呼ぶぞ」

結標「あらその声は一方通行。そういうあなたは幼女ウォッチングかしら?」クルッ

結標「……」プルプル

一方「(はい来ました毎度毎度の笑われるパターン)」

一方「(最初はムカついたし悲しくて目からなんか液体出てきたけどもう慣れた)」

一方「(そもそも仕方ないわ。だってもし三下がいきなりサラサラロングヘアーで現れたら絶対笑うもン)」

一方「(違和感とかギャップはどうしようもねェからなァ)」」

一方「(そう思えばどうってことないっつゥの。好きなだけ笑え)」
256 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2012/04/22(日) 01:25:11.13 ID:Pno588Ps0
結標「なんで鍛えたの!? 前の華奢なあなたがよかったのに!! アルビノショタがぁ!!」

一方「そォきたかァ……その発想はなかったわァ」

結標「世の女の子がみんな逞しくて男らしい人が好きだと思ったら大間違いよ!!」

一方「思ってねェしそンなン知らンわ」

結標「大方『これで幼女を好きなだけ高い高いしたり肩車したりできるぜェ……グヘヘ』とか思っているんでしょこの変態!!」

一方「俺はお前の中でどンなキャラなの? つゥかお前に変態とか言われたくねェンだけど」

結標「とりあえず私に気に入られたければその筋肉はいらないから削ぎ落としなさいよね」

一方「発想が怖ェし別にお前に気に入られなくてもいいンだが」
257 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2012/04/22(日) 01:26:51.24 ID:Pno588Ps0
一方「つゥかお前マジで通報すンぞ」

結標「何言ってるの? 私は純粋に小さい男の子を愛でてるだけよ。邪な思いは一切ないわ!!」

一方「鼻血出しながら言っても説得力ねェよ。あとさっきの発言の後だからなおさら信じられるか」

結標「いやこれはほら最近暑いから……」

一方「そォか? もう11月なンだが」

結標「……」

一方「やっぱり欲情してたンだろお前」

結標「……」

一方「……」

結標「さよなら一方通行。わ私ちょっと用を思い出したわ」シュン

一方「図星かよ!? 逃げんなコラ!!」

一方「よし誘拐事件とかあったら即黄泉川に報告だな……」
258 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2012/04/22(日) 01:29:15.52 ID:z5MTE61q0
一方「ハァハァハァ……」タッタッタ

一方「ふゥ……」ピタッ

一方「疲れたァ」

一方「結構走ったな。そろそろ終わりにするか」

一方「その前にコンビニに寄ってコーヒーでも買おう」
259 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2012/04/22(日) 01:30:45.94 ID:z5MTE61q0
コンビニ

ウイーン イラッシャイマセトミサカハ…
一方「さてコーヒーはっと」

一方「なンだと……」

『コーヒー』 『プロテイン ココア味』

一方「プロテイン……今の俺にはなンて魅力的な響き……いやでも俺はやっぱりコーヒーが……」チラッ

『コーヒー』 『プロテイン ココア味』 『プロテイン コーヒー味』 『プロテイン ヤシの実サイダー味』

一方「プロテインコーヒー味買ったァ!!」
260 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2012/04/22(日) 01:32:16.09 ID:z5MTE61q0
一方「お願いしまァす」

御坂妹「なんですかこの量はとミサカはカゴいっぱいになっているプロテインを見てドン引きします」

一方「はァ? ここの店員お前だったンかよ」

御坂妹「いや最初のいらっしゃいませの時点で気づけよとミサカは鈍感なあなたに更にドン引きします」

御坂妹「あとミサカは今日からなので知らなくても仕方ありませんとミサカは説明します」

一方「……お前はこの体見ても笑ったりしねェのな」

御坂妹「笑って欲しいんですか?とミサカは問いかけます」

一方「別にそういう訳じゃねェけど……」
261 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2012/04/22(日) 01:33:53.92 ID:z5MTE61q0
御坂妹「ミサカネットワークであなたがムキムキになったことを事前に聞いていましたとミサカは報告します」

御坂妹「ミサカたちはあなたを見ても笑いませんよとミサカはあなたに告げます」

一方「御坂妹……」ウルッ

御坂妹「まぁミサカたち表情が乏しいため笑うことが難しいという意味ですがとミサカは補足します」

一方「えっ……マジかよ」

御坂妹「マジです。ミサカたちも心の中じゃ大爆笑してますよとミサカは事実を教えます」

一方「俺の感動を返せェ!!」

262 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2012/04/22(日) 01:35:21.09 ID:z5MTE61q0
一方「もう早く会計しやがれ」

御坂妹「はいはいとミサカはお客様に嫌々従います」

一方「感じ悪いなお前」

御坂妹「プロテインコーヒー味が30点で……8兆円になります」

一方「ウソつけ」

御坂妹「1万5千円になりますとミサカはノリの悪いあなたにがっかりします」

一方「カードで」

御坂妹「はい……ありがとうございました。またのご来店をお待ちしております」

一方「二度と来るか」
263 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2012/04/22(日) 01:36:33.09 ID:z5MTE61q0
一方「よし今度こそ帰るかァ」

一方「帰ったら筋トレしてプロテイン飲もう」

一方「どんな味すンのかワクワクするぜェ」

垣根「おぉ久しぶりじゃねぇか第一位」

一方「誰かと思えば格下の垣根クンかよ」

垣根「……」

一方「……」

垣根・一方「はぁ(ァ)!?」
264 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2012/04/22(日) 01:38:16.09 ID:z5MTE61q0
一方「なンでお前生きてンだよ!?」

垣根「いやお前こそなんでそんなに筋肉ついてんだよ!?」

一方「俺はあれだよ……鍛えたンだよ。学園都市第一位の頭脳に筋肉が加われば無敵だろ?」

垣根「……」プルプル

一方「(おいでもこれってヤバくねェか?)」

一方「(今の能力無しの状態じゃ垣根に瞬殺されンのは目に見えてる。認めたくねェが)」

一方「(どうする? ハッタリでどうにかなンのか?)」

一方「(考えろ考えろ俺)」
265 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2012/04/22(日) 01:39:52.77 ID:z5MTE61q0
垣根「お前それ似合わなすぎんだろ。面白すぎるわ」ブフッ

一方「取り越し苦労だったよちくしょう。つゥか今日こういうパターン多いな。どンだけ俺の感情もてあそべば気が済むんだよお前ら」

垣根「ダメだお前を殺そうと思ってたんだがなぁ。無理だわ完全にツボにはまった。演算なんかできるわけねぇよ」ブフッ

一方「(助かったんだが手放しで喜べねェ)」

垣根「ハァハァ……死ぬ死ぬ」プスス

一方「そンなにか!? そンなにおかしいか!?」

垣根「やめろもうしゃべるなマジで死ぬ」プスス

一方「……」

266 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2012/04/22(日) 01:41:20.69 ID:z5MTE61q0
一方「……でなンでお前は生きてンだよ?」

垣根「あー……話すと長くなりそうだな。うん」

一方「目そらさずにちゃンとこっちむいて話そうな」

垣根「じゃあファミレスでも行ってゆっくり話そうぜ」

一方「俺は早く帰りたいンだがなァ」


275 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2012/04/28(土) 22:43:53.56 ID:iBWdpY110
~浜面サイド~
ファミレス

浜面「よっしゃ今日もドリンクバー往復はりきって行くぜ」

滝壺「ありがとはまづら」

絹旗「なんでそんなに超テンション高いんですか浜面。超キモいです」

浜面「俺ってテンション上げちゃダメなの? ずっと黙々とやれってことかよ」

絹旗「すいません言い方が悪かったです。浜面は存在自体が超キモいです」

浜面「ひでぇ全否定かよ」

滝壺「大丈夫わたしはそんなきもいはまづらを応援してる」

浜面「滝壺さん!?」

滝壺「じょうだん」
276 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2012/04/28(土) 22:45:12.87 ID:iBWdpY110
麦野「……」

浜面「ん? どうした麦野?」

麦野「えっ……にゃっなんでもないわよ」アセアセ

絹旗・滝壺「(噛んだ……)」

浜面「(にゃ?) そうか? そうは見えないけど」

麦野「なんでもないっていってんでしょうが。あんたは早くドリンクバー行って来なさい」

浜面「へいへい了解」

絹旗「くれぐれも超転ばないようにしてくださいね」

浜面「わかってるよ!!」
277 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2012/04/28(土) 22:46:40.11 ID:iBWdpY110
絹旗「浜面行きましたね」

滝壺「そうだね」

麦野「……?」

絹旗「麦野はなにを超悩んでるんですか?」

麦野「だから別になんでもないって……」

絹旗「超浜面のことですか?」

麦野「違うわよっ!! なんであいつのことなんか///」

滝壺「超浜面ってつよそう」
278 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2012/04/28(土) 22:48:02.62 ID:iBWdpY110
絹旗「麦野なんですかその反応。どこぞの超電磁砲でも乗り移ったんですか? 超らしくないです」

麦野「私だってらしくないのはわかってるわよ……」

滝壺「昨日なにかあった?」

絹旗「昨日?」

麦野「あんたは知ってたのね」

滝壺「うん。おとといはまづらが『明日は麦野の荷物持ちなんだ。ハァ……筋力落ちてるけど全部持てるかな……』ってぼやいてたから」

麦野「あいつ……こっちの気も知らないで……」

絹旗「本当に浜面の鈍感さには超嫌気が差します」

麦野「まぁそういうところも好きなんだけど」ボソッ

絹旗「……」

滝壺「……」
279 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2012/04/28(土) 22:49:18.84 ID:iBWdpY110
絹旗「昨日浜面はどうでした?」

麦野「なんで言わなきゃなんないのよ」

滝壺「わたしもききたい」

麦野「滝壺まで!?」

絹旗「超お願いしますよー」

麦野「ダメよ。浜面が帰ってきたらどうすんのよ」

絹旗「そんな超都合よく帰ってくるわけ……」

浜面「はいはい待たせたな。意外と混んでてさ」

麦野「ほらね」

麦野「(助かったー)」

絹旗「ぐぬぬ」
280 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2012/04/28(土) 22:50:32.55 ID:iBWdpY110
絹旗「!!」ピーン

絹旗「浜面!! 麦野がまたシャケ弁を超食べたいそうです」

浜面「マジか麦野」

麦野「いや今は……」

絹旗「今すぐ食べたいそうです!! 超早く行ってきてください」

浜面「了解しました!!」ダッ

麦野「えっ浜面!?」

絹旗「フッこれで超邪魔者は消えましたね麦野」

滝壺「ナイスきぬはた」

麦野「くっ……」
281 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2012/04/28(土) 22:51:53.86 ID:iBWdpY110
絹旗「さぁもう諦めて超さっさと話してください」

滝壺「はやくはやく」

麦野「別にいいけど……滝壺。アンタはそういうの聞いても気分悪いだけじゃないの?」

滝壺「なんで? そんなことない。すごく気になる」

麦野「あぁそう……」

絹旗「滝壺さんの許しも出たんでもう逃げられませんよ」

麦野「そうね……わかったわ」
282 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2012/04/28(土) 22:53:09.52 ID:iBWdpY110
絹旗「まずは待ち合わせですよね。何分前に行きました?」

麦野「……1時間前に」

絹旗・滝壺「「えっ」」

麦野「いやなんか緊張しちゃって」

絹旗「初デートの少女ですか!? 超麦野らしくないです」

滝壺「むぎのかわいい」

麦野「しょうがないじゃない。見た目はどう見えるか知らないけど実際こういう経験ないんだしね」

絹旗「まぁ私達は実験ずくしの毎日でしたしね」

滝壺「はまづらはいつ来たの?」

麦野「10分前ね」

滝壺「遅刻はしなかったんだね」

絹旗「それでも麦野を待たせたことにかわりはありません。どんな罰を与えたんですか?」

麦野「いやなにもないわよ。というか理不尽すぎるでしょ。それじゃ1時間以上前に着いてないといけなくなるし」

絹旗「その日は超優しかったんですね麦野」

麦野「どういう意味だコラ」
283 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2012/04/28(土) 22:54:35.92 ID:iBWdpY110
絹旗「服装はどうでした?」

麦野「いつもよりおしゃれして行ったわ」

滝壺「はまづらはなんて言ってた?」

麦野「『すげぇ似合ってるよ』って言ってくれた///」

滝壺「よかったね麦野」

絹旗「まぁ超当然ですね。それくらいは言ってくれないと」

麦野「しかも次は違うのも見たいってー!!」

絹旗「もう次のデートの約束ですか。超浜面にしてはやりますね」

麦野「まだ具体的に日にちとかが決まってるわけじゃないけどね」

滝壺「十分だよ」
284 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2012/04/28(土) 22:56:34.16 ID:iBWdpY110
絹旗「ほかは? なにかありませんでした?」ワクワク

滝壺「どこに行ったの?」ワクワク

麦野「なんでアンタたちそんなに乗り気なのよ。まぁいいけど」

麦野「服屋で浜面に服選ばせたり一緒に小物選んだりしたわ。結構いろいろまわったわね」

絹旗「なにか仲が進展するようなことは?」

麦野「特にないわね。あっそういえば私が変な男に絡まれてるとき助けてくれたわ」

滝壺「やるね流石はまづら」

麦野「ほんとかっこよかったわ///」

絹旗「今の浜面の右手には妙な力がありますし前よりは頼れますね」

麦野「そうなの。すっごく頼りになるのよー」キャー

絹旗「麦野が超乙女です……」
285 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2012/04/28(土) 22:58:11.00 ID:iBWdpY110
浜面「よっしゃあ今回はシャケ弁買えたぜ。これが最後の一個だったけどな」

浜面「このまま無事に帰ることが出来ればいいが……」

「窒素爆槍!!」ブワッ

浜面「な!? あぶねっ!!」

黒夜「ちっ命拾いしたなァ! はァまァァちゃァァァン!!」

浜面「黒夜!? なんで!?」

黒夜「私が復讐を諦めたとでも思っていたのかァ? そりゃ甘い考えだなァ」

黒夜「幻想殺しや第一位。憎き番外個体はここにはいない。誰も助けはこねェ」

黒夜「次は絶対外さねェ。覚悟するンだなァ!!」
286 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2012/04/28(土) 22:59:54.44 ID:iBWdpY110
浜面「いやああぁぁぁぁ!!」

黒夜「ふっやっとこの私に恐れをなしたか」フンス

浜面「さっきの窒素爆槍がシャケ弁に当たってたあぁぁ!!」

浜面「最後の一個だったってのにー。不幸だー」

黒夜「……なめてンのかオマエ」

浜面「うるせえ! こちとらシャケ弁に命がかかってるんだよ!!」

黒夜「いや知らねェよそんなの」

浜面「ちくしょうちくしょう……」

黒夜「……」
287 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2012/04/28(土) 23:01:13.17 ID:iBWdpY110
黒夜「なンか腑に落ちねェがそれが最後の言葉でいいンだな?」

浜面「うぅ……」

黒夜「今楽にしてやンよォ窒素爆槍!!」ブワッ

浜面「うわっ」パキーン

黒夜「えっ」

浜面「あぶねえからそれやめろって」

黒夜「……窒素爆槍」ブワッ

浜面「だからぁ!!」パキーン

浜面「やめろって言ってるだろ!!」

黒夜「……」
288 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2012/04/28(土) 23:02:34.54 ID:iBWdpY110
黒夜「なんで……」

浜面「ん?」

黒夜「なんで窒素爆槍が効かないんだよ……幻想殺しは上条しか持ってないんじゃなかったのかよ……」

浜面「(口調が戻ってきたな)」

浜面「いやいろいろあって今だけ幻想殺しは俺が持ってるんだよ」

浜面「ちなみに上条はベクトル操作持ってて一方通行は無能力者だぜ」

黒夜「そっか……そうなのか……」

浜面「だから今の俺に窒素爆槍は効かねぇし今日のところは諦めろって。な?」

黒夜「うぅ……」

浜面「!?」
289 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2012/04/28(土) 23:04:41.55 ID:iBWdpY110
黒夜「びええええええええええええん!!」

黒夜「なんでだよー。なんで私は誰にも勝てないんだよおぉぉぉぉぉぉ!!」

浜面「黒夜!? ちょっと落ち着けって!!」

黒夜「幻想殺しには能力消されるし!!」

黒夜「第一位には反射されて能力効かないし!!」

黒夜「挙句の果てに番外個体には体を好き勝手弄られるし!!」

黒夜「でも浜面なら。浜面になら勝てると思ってたのに!! なんでこうなるんだよぉ!!」ビエーン

浜面「なんかごめんなさい!! 謝るから泣き止んで!!」

黒夜「謝んなよぉ!! 余計みじめになるだろうが!!」ビエーン

浜面「じゃあどうすればいいんだよ。つうかお願いだから泣き止んで。周りの視線が痛い」

290 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2012/04/28(土) 23:05:58.51 ID:iBWdpY110
黒夜「」ビエーン

浜面「あっ黒夜」

黒夜「なに?」ジー

浜面「今は無能力者なんだし一方通行には勝てるんじゃねぇの?」

黒夜「……能力戻った後が怖いからいい」

黒夜「それに第一位の近くには多分番外個体がいるし」ブルッ

浜面「そっか……」

黒夜「……うん」

浜面「うーん」
291 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2012/04/28(土) 23:07:20.05 ID:iBWdpY110
浜面「!!」

浜面「黒夜ちょっと待ってろ」

黒夜「えっうん」

黒夜「……」

浜面「ほらよっ」

黒夜「ソフトクリーム?」

浜面「お前の悩みはまだ解決できるかわかんないけど今はとりあえずそれで元気だせよ」

黒夜「うっ……いらない。浜面なんかの施しは受けたくねぇし」

浜面「そうか? じゃあ仕方ないな。もったいないけど捨てるしかないか」

黒夜「でもまぁ仕方ねぇからもらってやんよ。勘違いすんなよ? 捨てんのはもったいないからだぞ?」

浜面「へいへい」

浜面「(素直じゃねぇな。まぁ泣き止んでくれたしいっか)」
292 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2012/04/28(土) 23:09:51.37 ID:iBWdpY110
黒夜「」ペロペロ

浜面「うまいか?」

黒夜「悪くない」

浜面「そっか」

浜面「(いい笑顔だな。こうしてると年相応の少女だよな)」ジー

黒夜「なんだよ。私の顔になにかついてるか?」

浜面「あぁ。クリームが口の周りにいっぱい」

黒夜「///」ゴシゴシ

浜面「意外とかわいいとこあんだな」

黒夜「うるせぇもうこっちみんな///」プイッ



318 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2012/05/30(水) 22:14:35.24 ID:Lkpjj0Pf0
~上条サイド~
街中

上条「さて今日は学校休みだしとりあえずブラブラするか。でも一人じゃつまらないな」

上条「インデックスは小萌先生と姫神と遊ぶらしいし」

上条「土御門と青ピは忙しいらしいしなぁ……どうせ青ピはろくでもない理由だろうけど」

上条「一方通行や浜面は空いてるかな。……ん?」
319 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2012/05/30(水) 22:15:27.76 ID:Lkpjj0Pf0
御坂「こんなところで合うなんて奇遇ね」

上条「上条さんは見てない聞いてない」スタスタ

御坂「ちょっと待ちなさいよ!!」

上条「よしまず浜面に連絡とってみるか」スタスタ

御坂「待てって言ってんでしょうがコラァ!!」ビリビリ

上条「うわ」キュイーン

上条「あ! しまった!!」
320 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2012/05/30(水) 22:16:24.40 ID:Lkpjj0Pf0
御坂「ねぇ……」

上条「……」スッ

御坂「待って!! 何で無言でベクトル操作で逃げる準備してるのよ!!」

上条「二日前のあれの後で逃げないほうがおかしい」

御坂「あの時はほんとごめん。ちょっと気が動転してて……でももう大丈夫だから」

上条「いいよ。別に怪我もなかったしもう大丈夫なら気にしねぇよ」

御坂「……ありがと」
321 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2012/05/30(水) 22:17:23.17 ID:Lkpjj0Pf0
白井「お姉様ーーー。どうなさいましたの急に走りだして」シュン

御坂「うわっ黒子!?」

初春「待ってくださいよ白井さーん」タッタッタ

佐天「どうしたんですかいきなり」タッタッタ

御坂「初春さんに佐天さんまで」

上条「(なんか居づらくなってきたな……)」

上条「……じゃあ御坂。俺はもう行くから」

御坂「えっちょっと!?」
322 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2012/05/30(水) 22:18:13.23 ID:Lkpjj0Pf0
白井「それがいいですの。類人猿なんかと一緒にいるとお姉様の品格が下がりますの」

御坂「べっ別にそんなことないからね? だからその……もう少し……」

上条「? まぁ俺なんかじゃ御坂と吊り合わねーってのは同感だな」

御坂「(ほんとにコイツは……)」ハァ

佐天「あなたって御坂さんの何なんですか? もしかして彼氏さんですか?」

御坂「佐天さん!?」

初春「たしかに気になります」

上条「上条でいいよ」

白井「類人猿でいいですの!!」

上条「おい白井。その呼び名を浸透させようとするのはやめてくれ」
323 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2012/05/30(水) 22:19:15.52 ID:Lkpjj0Pf0
佐天「それで上条さんは御坂さんの彼氏さんなんですか?」

上条「ただの友達だよ。というか冗談でも俺が彼氏なんて御坂がかわいそうだろ? なぁ御坂」

白井「そうですの!!」

上条「お前に言ってねぇよ。……御坂?」

御坂「……」バチバチ

上条「あのー御坂さんー? 何で電気を帯びているんでせう?」

御坂「この鈍感野郎がぁぁぁーーーーー」ビリビリ

上条「えっ何で!?」キュイーン

白井「ぎゃあーーーーー」ビリビリ

上条「しまった。とっさのことで反射ミスって白井に当たった!!」 
324 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2012/05/30(水) 22:20:11.47 ID:Lkpjj0Pf0
上条「おい白井大丈夫か?」

佐天「大丈夫だと思いますよ。普段から御坂さんの電撃は食らい慣れてますし」

初春「そうですね。白井さんですし」

上条「……お前ら冷たいな」

初春「そんなことないですよ。白井さんを信頼してるから大丈夫だと思ったんです」

上条「なるほど……いやなるほどか?」

白井「お姉様!?」ガバッ

上条「ほんとに復活した!!」
325 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2012/05/30(水) 22:20:57.11 ID:Lkpjj0Pf0
白井「お姉様ー」ダキッ

御坂「アンタ黒子になんてことしてんのよ!!」

上条「待って。そもそも電撃ぶっ放したのが悪いと思うんだけど俺っておかしい?」

御坂「いやでもいつものアンタなら変な右手で消してしまえるはず」

御坂「だからベクトル操作が悪い。そしてその能力の持ち主一方通行が悪い」

御坂「でも今ベクトル操作を持ってるのはアンタ」

御坂「つまりやっぱりアンタが悪い!!」

上条「その理屈はおかしい」
326 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2012/05/30(水) 22:21:47.83 ID:Lkpjj0Pf0
御坂「食らいなさい!!」ビリビリ

上条「反射のトラウマ消え切ってねぇじゃねぇか!!」キュイーン

御坂「フフフッなに言ってるの? 自分でもびっくりするくらい冷静よ」

上条「いや怖い怖い怖い」

上条「こういう時は逃げるに限る」キュイーーーーン

御坂「待ちなさいよー」ビリビリ



佐天「(今日の御坂さん怖いね初春)」ヒソヒソ

初春「(そうですね……)」ヒソヒソ

佐天「(結局二人ってどういう関係なんだろう)」ヒソヒソ

初春「(さぁ……まだ様子見ですね)」ヒソヒソ
327 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2012/05/30(水) 22:22:40.45 ID:Lkpjj0Pf0
上条「ハァ……ここまでくれば大丈夫だろ」

浜面「あれっ上条じゃねぇか」

黒夜「……」ペロペロ

上条「浜面……」

浜面「なんだよ」

上条「お前アイテムハーレムじゃ物足りず黒夜にも手を出すなんて……」

浜面「手を出すとか人聞きの悪いこと言うなよ。そんなんじゃねぇしつうかお前のほうがハーレムの規模でかいだろ」

上条「何のことだよ?」

浜面「もうね言うと思った」
328 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2012/05/30(水) 22:23:18.27 ID:Lkpjj0Pf0
黒夜「うまい」ペロペロ

浜面「おいまた口についてるぞ」

黒夜「えっ……」サッ

浜面「待て。さっきティッシュ貰ったからほら」フキフキ

黒夜「んっ……ありがと」

浜面「どういたしまして。かわいいなお前」ナデナデ

黒夜「えへへ」

上条「……」
329 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2012/05/30(水) 22:24:19.42 ID:Lkpjj0Pf0
上条「なぁ浜面」

浜面「どうした上条」

上条「気になったこと聞いてもいいか?」

浜面「なんだよ?」

上条「いつの間に黒夜とそんなに仲良くなったんだよ!?」

上条「まったく……見せつけやがって」

浜面「はぁ?」

上条「この前まで君たち殺し合ってたじゃん。黒夜も『浜面いつかコロス』ってスタンスだったよな?」

浜面「お前の言った通りの仲だ。俺ら別に仲良くないぞ」

黒夜「なー」
330 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2012/05/30(水) 22:25:25.10 ID:Lkpjj0Pf0
上条「仲いいよ!! 上条さんは騙されませんのことよ!!」

浜面「えー……」

上条「黒夜はもう浜面殺さなくていいのか?」

黒夜「今は幻想殺しあって殺せないし」

浜面「そうそう。そんでヘコんでたからソフトクリームやったの」

黒夜「ちなみに今三つめだ」フンス

浜面「威張ることじゃねぇよ。つうか腹大丈夫かよ」

黒夜「サイボーグだから大丈夫だ」

浜面「そういやそうだったな」


331 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2012/05/30(水) 22:26:05.24 ID:Lkpjj0Pf0
上条「じゃあ黒夜。幻想殺しがなくなったら浜面殺すのか?」

黒夜「当たり前だろ。グッチャグチャにしてやるよ」

浜面「マジかよこの恩知らず」

黒夜「わかった。じゃあ半殺しな」

浜面「どうせなら殺さないでほしいです」

黒夜「どのみちお前死なないだろこのラッキーマン」

浜面「俺だって死ぬときは死ぬよ!?」
332 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2012/05/30(水) 22:26:49.16 ID:Lkpjj0Pf0
上条「そういうノリが仲いいって言ってんだよ。俺も仲間に入れてよ。ハーレムにお邪魔させてよ」

浜面「いや俺を女たらしみたいに言うなって!! お前に言われたくねぇわ!!」

上条「だから俺はそういうのはないって!!」

浜面「どの口が言うか!!」

黒夜「私から見ればどっちもいっしょだ鈍感ヒーローズ」
333 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2012/05/30(水) 22:27:32.71 ID:Lkpjj0Pf0
浜面「黒夜も食い終わったし移動するか」

上条「じゃあ俺も暇だしご一緒してもいいでせうか」

浜面「いいよな黒夜」

黒夜「つうか私が行くこと前提かよ」

浜面「行かないのか?」

黒夜「……しょうがねぇから行ってやるよ。浜面と二人だとキツイから上条もこい」

上条「ありがとな」
334 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2012/05/30(水) 22:28:26.43 ID:Lkpjj0Pf0
黒夜「そういや弁当うんぬんはどうした?」

浜面「お前が潰したんだろ」

黒夜「うっ」

浜面「麦野に殺されたくないからどっか行こうって言ってんの。察してよ」

上条「今逃げれてもいずれ殺られるだろ」

浜面「それは言わんといて」


335 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]:2012/05/30(水) 22:30:03.30 ID:Lkpjj0Pf0
今日はここまでです


次もまた近いうちに 
 
336 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2012/05/30(水) 22:31:47.75 ID:Lkpjj0Pf0
一応上げときます
337 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[sage]:2012/05/30(水) 22:33:00.13 ID:6Ag4iJtqo

勉強もがんばれ

0 件のコメント:

コメントを投稿