- ※未完作品
- 3 :1[saga sage]:2012/03/17(土) 22:26:01.79 ID:7Gw+RrAF0
- どうしたのですか、とミサカは先ほどから怪しい動きをしているあなたにそっと話しかけてみます
「ねえねえ、お願いがあるんだけど」
なんでしょう、とミサカは怪しみながらも答えます
「みつあみしてくれる?さっきから頑張ってるのに全然出来ないんだもん」
そのままでも十分可愛いですがとミサカは一応フォローをしてみます
「えー!だって今日は結標お姉ちゃんと会うんだよ?
絶対みつあみがいいの!!」
仕方ないですね、とミサカは渋々みつあみをしてあげます
「えへへ
ありがと」
どういたしまして、とミサカはきまりっきった返事を返します - 4 :1[saga sage]:2012/03/17(土) 22:34:16.70 ID:7Gw+RrAF0
- そういえばそのおねえちゃんとやらはどういう人なのでしょう、とミサカはふと頭に浮かんだ疑問を口に出してみます
「すごいんだよ
だって私たちを暗い所から連れ出してくれたんだから!!」
どこぞのヒーローを思い出しますね、とミサカは相槌をうちます
「見てみて!!これもこの前もらったんだから!!」
これはゲコ太の髪飾りではないですか!とミサカは興奮を隠し切れない目で見つめます
「だめだめ、私のだもん」
「あっ・・・
危ないっ・・・とミサカは
ミサカは・・・・・・
ミサ・・・・・・・・・・・
ミ・・・・・・・・・
- 5 :1[saga sage]:2012/03/17(土) 22:43:39.49 ID:7Gw+RrAF0
- {削板軍覇}
最近根性が足りないせいか金が無くなってきた
別に無駄遣いしてたとかそういうわけじゃねえ
ただ単に根性をつけるために毎食ローストビーフやら寿司やら食いまくってただけだ
そしたら腹壊して一ヶ月入院してただけだ
普通その間に研究所がぶっつぶれてるなんて誰も想像しないだろ
そう!!!
つまりだ!!!
今俺が泊まる場所を探してうろうろすることになった原因は!!!
俺の根性が足りないせいだ!!!
- 6 :1[saga sage]:2012/03/17(土) 22:55:01.22 ID:7Gw+RrAF0
- 「はいはい
その原因とやらはわかったじゃんよ
職務質問は終わりだ
しかし悪いんだが・・・ほんとはうちにとめてやりたいんだがあいにくうちには居候が三人いるじゃんよ」
・・・俺は・・・俺はこれからどうすればいいんだ!?
「まだ話の途中じゃん
叫ぶな、近所に迷惑じゃん」
いやさっき俺を捕まえるときにでかい声で叫んでたアンチスキルは何処のどいつだよ
「何か言ったか?」
いえ何も!!!
「ならいい
泊まるとこなら知り合いに家出したガキども拾う物好きがいるからそいつに聞いてみるじゃん」
どうやら俺はあんたを誤解していたらしい・・・
あんたは根性の神だ!!!
「これが住所だ
電話しとくから明日の夕方にでも訪ねるじゃん」
ありがとう!!!
恩にきるぜ!!!
「ちょ・・・・・・」
紙を受け取る
上着を引っつかむ
そうして俺は呆気にとられた顔をした巨乳アンチスキルの前から風のように走り去った
- 7 :1[saga sage]:2012/03/17(土) 22:57:04.33 ID:7Gw+RrAF0
そうして何分かたった後俺は気づいた
いや、気づいてしまった
・・・今日何処に泊まろうか・・・- 8 :1[saga sage]:2012/03/17(土) 23:10:29.69 ID:7Gw+RrAF0
- {番外個体}
「ハァ・・・つーかなンで夜中にマ○オカートなンかするンだよ・・・」
そんなこと聞かれたってミサカにもわかんないって
「ムムー!!
赤甲羅三回狙い打ちなんてズルイってミサカはミサカはスターを使いながら文句を言ってみたり!!」
いやいや、スターのほうがずるいし・・・
って言ってもまあ今の所ミサカの方が圧倒的に有利だしちょっぴり手を抜いてやってもいいんだけどさ
「クカカカ!!!
コイツァおもしれェ!俺の実力見せてやンよォ!!!」
笑い方キメェよ第一位って蒼甲羅!?
・・・・・ギャハッミサカ燃えちゃうんですけどー!!!
「でもアナタは一周遅れ
もう勝ち目はないよねってミサカはミサカは現実に目を向けてみたり」
「ハッ!まだまだだなテメェら
悪党っつーのはこういうのを言うんだろォが!!」
キラー!?
悪あがきなんてやめなよ第一位!!!
あなたがなんと言おうとミサカたちはもうとまれないんだからさ!!! - 9 :1[saga sage]:2012/03/17(土) 23:24:23.88 ID:7Gw+RrAF0
- 「わーい!!ミサカ二位だーってミサカはミサカは勝利の感激に震えてみたり!!
はいざんねーん
ミサカ一位ーって・・・えっと・・・・これヤバくね?
「あァ?なんだァ・・・
よ、黄泉川・・・だとォ・・・!?」
「・・・・・・グーグーってミサカはミサカは狸寝入りに挑戦してみる」
「一方通行、番外個体、今何時かわかってるじゃん?」
・・・・午前二時だね☆
「・・・私と芳川は今日は遅くなるから早めに寝るようにって連絡したよな
なのにどうしてこんな時間までゲームしてるじゃん?」
「わ、悪かった・・・ホラ、オマエも」
言われなくたってミサカそれくらいするし
というかあなたが低姿勢なんてチョーうけるんですけどー
「うるせェ!!!」
「ほら、喧嘩はやめて早く寝るじゃん
またこんなことがあったら覚悟するじゃんよ」
「メンドくせェ・・・」
「はーい!!!ってミサカはミサカは元気に返事を・・・ハッ!!!」
・・・バカ
「あれ、打ち止め
なんでおきてるじゃん?」
「キャーってミサカはミサカは・・・」 - 10 :1[saga sage]:2012/03/17(土) 23:31:07.72 ID:7Gw+RrAF0
・・・・・・・・・・・・・
そんなこんなでミサカがこのうちに居候をはじめてもう一年が過ぎた
なのに一方通行とミサカの関係は何一つ変わっていない・・・・・
いや、別に不満とかそういうのがあるわけじゃないし
そもそもミサカあんなアクセロリータのことなんかどうも思ってないし
って何考えてんだろ
・・・・・・・・・・・・・寝よ
- 11 :1[saga sage]:2012/03/17(土) 23:36:54.84 ID:7Gw+RrAF0
{削板軍覇}
・・・にしてもなんなんだ、このリア充の多さは・・・
結局公園で一夜を過ごした俺は我慢と根性が限界になりひとり呟く
いや、寂しいとかじゃねえよ!?
だけど想像してみろよ
彼女いない暦イコール年齢の男がリア充どもの愛の歌によって目覚めるという最悪の展開を!!!
・・・・・・・・・・
こんなことを考えるなんてらしくもねえ・・・・・・
やっぱり根性が足りないせいなのか・・・・・?
- 12 :1[saga sage]:2012/03/17(土) 23:43:37.20 ID:7Gw+RrAF0
よし!!!
すごいバリアだ!!!
これで音をシャットアウトするぜ!!!!
「ねえ当麻・・・もう一回さっきのゲーセン行かない・・・?」
「さっきのゲコ太の髪飾りか・・・・
あれ絶対難しいぜ・・・・?」
「当麻・・・・・」ウルウル
「か、可愛い彼女のためなら上条さんは何処でも着いて行きますのことよー!!!!!」
「当麻・・・・!」///
だめだぁー!!!!
全然シャットアウトできねえ!!!
むしろ音量ましてるんじゃないか!?
- 13 :1[saga sage]:2012/03/17(土) 23:49:09.40 ID:7Gw+RrAF0
「ねえねえ、あのヘンな格好のお兄ちゃん何してるんだろうってミサカはミサカは疑問を口にしてみたり」
「ギャハッ!なにあれおもしろーい!!あなたもやってみれば?絶対似合うと思うんだけど☆」
「うるせェ黙れ!!!
それからああいうのは見ちゃいけませン」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・
・・・・・・・・
・・・・・
・・
よし!!!
四時になったな
そろそろ行くか!!!- 14 :1[saga sage]:2012/03/17(土) 23:55:22.06 ID:7Gw+RrAF0
{番外個体}
ミサカの朝は打ち止めの喚き声によってはじまる
「はーやーくー起きてー!!!ってミサカはミサカは叫んでみたり!」
うるさっ
鼓膜が破れちゃったらどうするのさ
・・・・・今何時?
「おきたら教えてあげるーってミサカはミサカは悪い笑みをうかべてみる」
・・・残念ながらミサカにはニヤニヤしてるようにしか見えないんだけどね
・・・・八時か・・・・よしもう一回寝よ・・・・・・・
「勝手に見やがったなってミサカはミサカは・・・・・・」
- 15 :1[saga sage]:2012/03/18(日) 00:05:18.84 ID:hE/DlOFU0
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「ねえねえ、あの人もおきたし散歩にいこーよってミサカはミサカは寝てる番外個体にチョップしてみたりー!!!」
次に起きたときにはもう太陽が真上に近づいていた
・・・・・ミサカが最後!?
なんか悔しい・・・
とりあえず打ち止めにはダブルチョップをお見舞い
「痛い、いたーいってミサカは・・・・・
「なに朝から騒いでンだクソガキども・・・・・・・」
「あー!!!
アナタまだ着替えてなかったの!?ってミサカはミサカはアナタに大量のウルトラマンTシャツをぶつけてみたり!」
「ウルトラマンじゃねェよ!!!つゥかぶつけてくンな!!!」
ギャハッ☆あなたのそんな表情見てるとミサカコーフンしちゃう☆
「バカなこといってんじゃねェ!!」
「番外個体も早く着替えてねってミサカはミサカはアオザイをぶつけて猛ダッシュ!!!」
・・・・・・・・・・・もう一回寝よっかな・・・・・・- 16 :1[saga sage]:2012/03/18(日) 00:12:30.29 ID:hE/DlOFU0
結局その後ミサカたちは散歩に出発
したんだけど・・・
途中によった公園でヘンな服を着た男が煙を出してたり、
銀髪の自称シスターとやらに追いかけられたり・・・
挙句の果てには・・・・・
「三下じゃねェか・・・随分楽しそうだなァオイ」
「よお!一方通行!!」
「アンタは・・・!!!」
「ヤッホーお姉さま!!元気ぃ?」
おねーたまとその彼氏に遭遇していた・・・
- 17 :1[saga sage]:2012/03/18(日) 00:18:13.15 ID:hE/DlOFU0
「こンなゲーセンの前でなにしてたンですかァ?」
「べ、別にアンタ達には関係ないじゃない!」
「あー!ゲコ太だーってミサカはミサカはお姉さまの髪飾りを指差してみたり!!」
「ふーん、お姉さまは相変わらず趣味がガキだねえ」
「」バチバチ
「ほ、ほら美琴あっちになんかあるぞ
じゃあな」
「・・・・あァ」
「ばいばーいってミサカはミサカは大きく手を振ってみる!!!」
- 18 :1[saga sage]:2012/03/18(日) 00:22:02.69 ID:hE/DlOFU0
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
その後もいろんなやつらに出会って・・・
いろんな話をして・・・って言うのはちょっと違うかもなんだけど・・・・
そんな感じでミサカの日常は過ぎていくんだと思ってた
変わっても面白いなんて思ってたけど
ホントに変わるなんて思いもしなかった- 19 :1[saga ]:2012/03/18(日) 00:24:20.24 ID:hE/DlOFU0
>>1です
今日のところはここで失礼します
- 23 :1[sage]:2012/03/18(日) 12:07:35.48 ID:hE/DlOFU0
〈削板軍覇〉
結局その家に到着したのは、午後8時だった
本当は5時にはつくはずだったんだが…何がいけなかったんだ?
しかし…着いたはいいものの家に灯りがついていない…………
………………これは家に根性が足りないせいなのか?
一時間待つ………………
……………すごいパンチをしたほうがいいんじゃないか?
二時間待つ…………………
そうだな!!!するべきだ!!!
よし!!!
3!!!
2!!!
1!!!
「っすご
「貴方、何をしているの?」
俺のすごいパンチを直前に止めやがったやつは
長い棒を持った上着の着方が俺とお揃いの女だった- 24 :1[sage]:2012/03/18(日) 12:11:25.84 ID:hE/DlOFU0
〈結標淡希〉
仲間が解放されてもうすぐ一年になる
彼等から届いた手紙には全員が進むべき進路を決めて、前へ進んでいると書いてあった
正直少し羨ましい
私自身はグループが解散したあの日から変わってはいない
多少変わった点といえば、現在の統括理事長である親船がいる、
窓のないビルの案内人に復帰したこと
それともうひとつ
最近小萌が姫神という少女を頻繁に連れて来るようになったことぐらいだ
- 25 :1[sage]:2012/03/18(日) 12:13:05.76 ID:hE/DlOFU0
まあそんなことは今はどうでもよくて
今私が考えるべきことは一つ!
来週会うことになっている仲間達へのプレゼントについてだ
主に小学生の子にあげる
この前はゲコ太の髪飾りやらメモ帳だった
今度は何がいいかしら………
そんなことを考えているうちに家につく
…………………………
…………いかにも変な怪しい男が家のまえで煙を出している
軍用懐中電灯を構えて聞いてみる
貴方何をしているの?
男は振り返った
そして、満面の笑みで叫んだ
「お前、上着の着方、俺とお揃いだな!!!!!」
…………………………
コイツ、もしかしてバカなのかしら?- 26 :1[sage]:2012/03/18(日) 12:15:33.62 ID:hE/DlOFU0
ひとまず家に入れて話を聞く
怪しさは抜群だけど、なぜか悪いやつだとは思えなかった
「…それでだな、俺はローストビーフを…で、巨乳アンチスキルに……リア充が……………」
…なるほどね
なんとなく事情は分かったわ
つまりローストビーフを食べていた巨乳アンチスキルがリア充になったと!
「そうそう!!!
そのとおりだ!!!」
…訳がわからない………
- 27 :1[sage]:2012/03/18(日) 12:16:46.72 ID:hE/DlOFU0
そのとき
救世主が現れた
「結標ちゃーん
誰かきてるんですかー?」
こ、小萌!!!
この男どうにかし「あ、削板ちゃんですね?」
「おう!!!そうだ!!!」
「話は黄泉川先生に聞いているのです!私は月詠でこっちが結標ちゃんなのですよー」
………………え?
「結標ちゃん、この人が今日からうちに泊まることになった削板ちゃんです
仲良くしてあげてくださいねー」
………ちょ、ちょっと待ってよ私なんにも聞いてないんだけど……
「よろしくな!!!結標!!!」
……………これはあれよね
…………不幸だー!!!!
- 28 :1[sage]:2012/03/18(日) 12:17:59.03 ID:hE/DlOFU0
〈削板軍覇〉
このうちに来てからまだ一時間もたってはいないが一つ分かったことがある
………この女根性が無さすぎだ!!!!
「まあまあ、削板ちゃん落ち着いてください
きっと結標ちゃんもバイトで疲れてたんですよ」
…それにしても飯も風呂も無しでそのまま爆睡とか………
ありえないだろ!!!!
「そ、削板ちゃん叫ばないでください!!!そのたびに煙と埃が…ケフン、ケフン」
よし!!!寝るぞー!!!
「だから、削板ちゃん!…あれ、寝てるんですか?」
- 32 :1[sage]:2012/03/18(日) 17:50:03.09 ID:hE/DlOFU0
〈姫神秋砂〉
今日。久しぶりに。
小萌の家に行ってみた。
予想外の結果。
玄関を開けると。
どこか例のツンツン頭のクラスメイトを思い起こさせる。
カッコいい男の子がいた。……………………………………………………………………………………カッコいい。
「姫神さんっていうのか?小萌先生からきいてるぜ
俺は軍覇。削板軍覇だ!!!」
軍覇。いい名前…かも。
「あれ!?姫神さん来てたの?ほら、上がって上がって!」
結標さんも。なんとなくいつもよりウキウキしているように見える。
まさか。ライバル出現?
「あー!!!姫神ちゃん!!!いいところに!!!助かりました!」
小萌まで。そんなに来てほしかったなんて。照れる。
「こ、小萌!!!フライパンの取っ手が!!!」
「大丈夫だ結標ぇ!!!!!!すごいパーンチ!!!!!!!」
「ひえー!!!!姫神ちゃーん早く来てくださーい!!!」
………え?
「何してんのよ!!フライパンが消えちゃったじゃない!!!」
「結標ちゃん!!!なんでコルク抜き出してるんですかー!?」
「きかねえよぉ!!!!!
すごいバリーア!!!!!!!!!」
「ふえぇ…キッチンがキッチンがぁ………」
「よくも小萌を泣かしてくれたわね!!!!」
「やるのか!?!!!!!!本気でこい!!!!!!!!!」
- 33 :1[sage]:2012/03/18(日) 17:50:38.65 ID:hE/DlOFU0
ブチッ
私の中で。何かが音をたててきれた。
…大丈夫。
小萌先生。
この馬鹿どもは。
私が何とかするから。- 34 :1[sage]:2012/03/18(日) 17:51:19.76 ID:hE/DlOFU0
〈番外個体〉
目が覚めたらなんかあったかいものにあたった
なんだこれ?
打ち止め?じゃないな
……………ってええええ!?!!!!!!
一方通行!?
なにミサカを枕にしてんのさ!?
「ンみァ?…ムニャ…」ギュ
いや、だからね、離れろって、いや別に嫌なわけじゃないんだけど、うん、ベッドに潜り込むくらいミサカだってやったことはあるけどさ、それはただの嫌がら せの一貫であって別に一方通行がアレだとかさみしいとかじゃなくて、それに自分からアタックするのと他人からされるのとでは全然違うっていうかさって、ミ サカはなに考えてんだぁー
「番外個体なにしてるの!?ってミサカはミサカは浮気現場を発見した嫁の顔を浮かべて叫んでみたり!!!」
いや、勘違いしないでよね
別にミサカからしたわけじゃないしー
この人からだし
つかアンタ嫁じゃないだろ~ヒャヒャヒャ
「むぅ…番外個体だけズルい!!!ってミサカはミサカはベッドにダイーブ!!!」
ウケケ☆負けてらんないねミサカもアターック!!!
「「起きろコノヤロー!!!」ってミサカはミサカは耳元で叫んでみるー!!!」
「ウガァッ!!!」
- 35 :1[sage]:2012/03/18(日) 17:54:05.13 ID:hE/DlOFU0
〈一方通行〉
朝起きたらなぜかフルボッコされた
なンでだァ?
全然理由が思い浮かばねェ
気づいたことといえば番外個体が顔を赤くしていやがったことぐれェだな
どォせオレを殺れるチャンスだと興奮してたに違いねェ
残念だったなァ
オレはピンピンしてやがる
やっぱフルボッコの理由もそれかァ?まァそれが一番自然っていったとこかクソッタレ
- 36 :1[sage]:2012/03/18(日) 17:54:34.83 ID:hE/DlOFU0
ハァ…
とにかく朝飯だなァ
冷蔵庫に手を伸ばす
開ける
そうすりゃズラッと並ぶオレの栄養元が見れる………はず…………
あァ?…ねェ……だとォ…?
「ヒャヒャヒャッ☆バッカじゃねぇの第一位
アナタに嫌がらせするチャンスミサカが逃すと思う~?」
やっぱテメェか番外個体
…どンだけオレに嫌がらせすれば気がすむンですかァ?
「けけけけっホントにわかってないねえ
アナタが生きてる限りやりつづけるけどぉ?」
「見た目だけ真っ白なアナタにはミルクがお似合いだよ
これでも飲んでもっと真っ白になんなヒャヒャ」
コノヤロォ…
コップに一回ついだものは飲まなきゃいけねェってことを知ってやってやがる…
- 37 :1[sage]:2012/03/18(日) 17:56:05.51 ID:hE/DlOFU0
「で、朝飯はこれだよヒヒッ」
あァ?なンですかなンなンですかこりゃァ?
緑黄色野菜ばっかじゃねェか
「アナタが大嫌いな野菜のオンパレードだよ~その後には山盛りご飯も待ってるから覚悟しな」
まァ作ってもらってる分際で言うのもアレだけどよォ
山盛り野菜で腹膨らませた後に山盛りご飯だとォ?
もはやただの拷問じゃねェか
改めて自分のおかしちまった罪の大きさを思い知らされる気分だぜェ…
「おなかすいたー!ってミサカはミサカはエプロン姿の番外個体に突撃してみたり!」
「子供にはこれだよ」
「わーい目玉焼きだ!ってミサカはミサカは喜んでみるー」
「おお、今日は目玉焼きじゃん」
…………なん……だと……?- 38 :1[sage]:2012/03/18(日) 17:56:37.60 ID:hE/DlOFU0
〈削板軍覇〉
俺と結標はホームセンターにいた
結標によると三人で楽しく料理の練習をしていたと思ったら突如俺たち二人だけが意識不明の重体に陥ったらしい
目覚めた俺たちがみたものはメチャクチャになった台所と泣いている小萌先生、そして知らない女の子だった
いったい俺たちが気絶している間に何があったんだ?
知らない女の子に凄まれこうして俺たちはフライパンやらなにやらを買いに来ているわけだ
「なんでかしら
少し記憶がとんでいる気がするのだけど」
奇遇だな!!!俺もだ!!!
「ちょっと叫ばないでよ
揺れるじゃない」
にしても客が少ないよなー
「まあ、月曜日の1時だもの
これくらいが当たり前よ」
なるほど!!だからさっきから変な研究員にばっかり出会うのかー
「そんなこと大きな声で言わないでよ
白い目で見られてるわよ
ほらキッチン用具はあっちだって」
そうだな!行こう!!
「こんなときに知り合いに出会ったりしたら最悪「おや、結標さんじゃないですか。お久しぶりです」
「」
知り合いか?
- 39 :1[sage]:2012/03/18(日) 17:57:06.64 ID:hE/DlOFU0
〈番外個体〉
ミサカはスーパーにいた
せっかく体のためを思って作ったミサカ特製緑黄色野菜スペシャルをあのモヤシ野郎…
「今度はもっとマシなもン作りやがれ」
だってさ
まあ、全部残さず食べてくれたのは嬉しかったんだけどね
やっぱり肉も必要なのかなあ
授業のある月曜日の1時くらいだからか人はほとんどいない。そのせいか店員もチラチラミサカの方を見ている気がする
まあミサカにはそんなの気にしないし
ありがたく特売の卵は独占させてもらおっと
1パック30円とかいう大サービスしちゃいますという感じの卵を3パックくらいまとめてカートに入れる
豚や鳥もぶちこむ
ついでにキャベツや玉葱も
……「3万9千円になりまーす」
うっ……重っ…………………
ミサカちょっと調子に乗りすぎたかも……
膝がガクガクする……
「大丈夫ですか?」
声をかけてきたのはいかにも優男といった感じの男だった- 40 :1[sage]:2012/03/18(日) 17:58:14.37 ID:hE/DlOFU0
〈結標淡希〉
フライパン売場で出会ったのは元同僚の海原だった
こんなときに出くわすなんて本当に運が悪いとしか言いようがない
「知り合いか?」
しかもそんなときに限って隣の能天気な馬鹿が話しかけてくる
まだ一日も過ごしていないけどわかる
コイツは本物の天然だ
昔知り合いだったやつだと答えようとしたとき海原が口を挟んできた
「いえ、友達以上恋人未満といったところでしょうか」スマイル
………………………うざっ
「なに変なこと言ってんのよ海「へえー!!そうなのかー!!俺は削板っていうんだよろしくな!!!」
「はい、こちらこそ」ニコニコ
よろしくすんなー!!!
「?なに怒ってるんだ結標?」
なんでもないから!!!ちょっと黙ってて!
「ところで結標さんはどうしてこんなところへ?」
それはこっちが聞きたいわ
どうして貴方はゲコ太のフライパンを手にしているのよ
「愚問ですね
ゲコ太といえば御坂さん
御坂さんといえばゲコ太ではないですか!!!」
…………はあ
「おお!!!なるほどな!!!」
アンタも納得しない!
「うぉっ!!!服にコルク抜きが!」
続けて頂戴ストーカー海原
「ハハッ喧嘩を売っているんですか?
そこでですね、偶然にも御坂さんのフライパンが昨日壊れたことを知っている自分は考えたわけです」
…偶然って素晴らしいわねー(棒)
「そして気づいたんです
自分はゲコ太のフライパンを御坂さんに届けるために、今、存在しているんだと!!!」
「なんてすごい根性なんだ!!! 親友にならないか!?」
「いいですね
そうだ、貴方もアステカ同盟に入りませんか?
今のところ二名しか集まっていなくて…」
「はいるぞ!!!!!!」
- 41 :1[sage]:2012/03/18(日) 17:59:13.60 ID:hE/DlOFU0
「では、ここにサインを…」
「おおっ!!!!!」
「ありが」ヒュン
「む、結標ぇ!?
根性のある男が突然…!!!」
それは根性のある男じゃなくてただのストーカーよ
さ、次行きましょ!
「…おお!!」
この後フライパンを買い損ねたことに気づいてまた怒られる羽目になったのは、また別の話だ
- 42 :1[sage]:2012/03/18(日) 17:59:45.04 ID:hE/DlOFU0
~蛇足~
「見て見てとうま~
フライパンが地面から生えてるんだよ!」
「お、ゲコ太じゃないか!美琴に持っていってやったら喜ぶかもな」
「むぅ……」プク-
「イ、インデックスさん?なんでそんなフグみたいな顔を…」
「…とうまのバカー!!!」
「ぎゃああああ!!
不幸だー!!!!!!」- 43 :1[sage]:2012/03/18(日) 18:00:28.16 ID:hE/DlOFU0
〈番外個体〉
「失礼ですが…御坂さんのお姉さんか何かでしょうか」
まあ、そうも言えるかもね
そういう貴方はなんなの?
「失礼しました
自分は海原といいます。海原光貴です」
ふーん、どっかで聞いたことのある名前だねえ
「自分のことをご存知だとは…光栄です
あの、お手伝いしましょうか?」
え?いーの?
「もちろんです!!!
御坂さんのご家族のお役にたてるのならいくらでも!!」
なんか最後変なことがきこえたきがするんだけど…
じゃあミサカ甘えちゃうよ?
「ええ!!」
- 44 :1[sage]:2012/03/18(日) 18:01:35.90 ID:hE/DlOFU0
………………………
「随分重いですね…」
だからミサカ言ったじゃん
覚悟してねって
「言いましたっけ…?」
……う…………言ってないかも
あ、ほらここのマンションだよ
あれ?誰かいる?一方通行?
「遅かったじゃねェか番外個………………」
ん?どうしたの?
「ははは、御坂さんのお姉さんのお友達で「海原くゥゥゥゥゥゥゥゥゥン?なァにやってンですかァ?」
「は?」タラー
一方通行?なんでそんな威嚇を…
「おい番外個体、テメェは家に入っとけ」
………うん
じゃあね海原さん☆- 49 :12012/03/18(日) 22:00:56.92 ID:hE/DlOFU0
〈海原光貴〉
ハハッ海原です
いや本名はエツァリなんですけどね
いやー今日は大変な1日でしたよ
御坂さんのためにホームセンターへ行ったら結標さんに出会ってしまいまして
そこでアステカ同盟に入りたいという同志と出会ったんですが………
やはり結標さんに追い払われてしまいました
もはやお約束ですね
え、本物ですか?
今どうしているんでしょうね
お恥ずかしながら何も知りません
御坂さんの邪魔をしていなければ良いのですが………
- 50 :1[sage]:2012/03/18(日) 22:01:28.42 ID:hE/DlOFU0
「海原?何独り言言っるんだにゃー?」
貴方は黙っていてください
結標さんに飛ばされたはずの自分が何故土御門さんと一緒にいるかですか?
それは数時間前にさかのぼります
- 51 :1[sage]:2012/03/18(日) 22:02:00.79 ID:hE/DlOFU0
~数時間前~
「見事に埋まりましたね。ここはいったい何処なんでしょう…」
「お、海原君じゃないかにゃー。」
「おや、土御門さん」
「なんでそんなグループ時代を思い出させるような格好で埋まってるんだにゃー?」
「いや、まさにそのとおりなんですよ」
「その地面から頭だけを出すという特徴的な埋めかた…もしかして結標かにゃー?(これは面白いことになったな)」
「ええ削板とかいう男もいましたが。だから土御門さん。昔のように助け出して貰えるとありがたいのですが」
「ええー?どーしよっかな~?(コイツは使える)」ニヤリ
「(ウゼェ…)
土御門さん。何が目的なんですか?」
「海原。よく聞け。」
「…はい(いきなり口調がグループモードに?!)」
「俺たち、つまり『トーサツ隊』は今沢山の暗部や裏に関する情報を今必死で集めている。かつてのグループのようにな(騙されろ!!)」
「そ、それは…人質を…?(土御門さん…自分達の知らないところでまさか…)」
「そうだ(嘘だにゃーん)」
「そ、そんな…(暗部は解散だと聞いていましたが…自分の考えは甘かったようですね)」
「そこでだ海原。お前にも手伝って貰いたい(うまくいったかにゃー)」
「な、何を…(正直、また暗部に逆戻りは避けたいですね…)」
「俺たちはかつて共に暗部をくぐり抜けた仲間だろう!?(第三位とか七位の写真は高く売れるからにゃー)」
「やりましょう!!!(ショチトルと御坂さんさえ無事なら自分は…)」
「…有難い。よろしく頼む(これでガッポリだにゃー)」
「で、作戦だが…」- 52 :1[sage]:2012/03/18(日) 22:02:27.84 ID:hE/DlOFU0
…………………………………
と、こういうわけで現在です
まあどうなるかはわかりませんが………
きっとなんとかなるでしょう
アステカ同盟ですか?
勿論土御門さんにも強制的に入ってもらいます
「海原、行くぞ!!!」
こうして自分達は命懸けの作戦を開始します- 56 :1[sage]:2012/03/19(月) 20:09:18.46 ID:a8I06OHi0
〈番外個体〉
「はァ…害虫退治も楽じゃねェよなァ…」
……害虫?
「害虫ってなになにーってミサカはミサカはアナタに質問!」
「…俗に言うストーカー野郎のことだァ。まァ簡単に言っちまえばさっきの男みてェな奴だ。まさかこンなとこまで来るとは思ってなかったけどなァ」
さっきの男ってもしかして海原さん!?
「まァな。まあスクラップにしといてやったからひとまずは安心ってとこ…どォした番外個
アナタなんでミサカの知り合い片っ端から潰してくれてんの!?ミサカ頼んでないし!!いいメーワクなんだけどー
「オイ、番外個…
この前だってそうだったよね?
友達作ろうとしても、アナタが害虫とかいって追い払うし!!!
猫にパンあげようとしてもなぜか逃げられちゃうし………………
「いや、最後のは違ェだろ…」
結局それってアナタの自己満足だよね。巻き込まれるミサカのみにもなってみなよ
「………わりィ…」
言い過ぎた…よね……
………………………………
なんでミサカはこんな態度しかとれないんだろ…
なんでミサカこんなふうにしか言えないんだろ…
ホントはわかってるんだよね
あの人がミサカ達のコト心配してるだけだってこと
- 57 :1[sage]:2012/03/19(月) 20:09:51.29 ID:a8I06OHi0
「なにたそがれてるんだ!?温泉にいくじゃん!!!」
ミサカはたそがれてなんかないし
それは隣のモヤシだけだと思うけど
「はァ?なにワケの分かンねェこと抜かしてやがンだ?ガキの喧嘩なンかで俺が沈むとでも思ってやがンのかァ?」
一分前まで超暗かったアナタが言うセリフじゃないよねえ
つーかミサカガキじゃないし
「そォかよ。なら大人しくしとけ」
やーだね☆なんでミサカがアナタの言うことなんか聞かなくちゃならないのさ
「テメェ…!」
「喧嘩はよすじゃん。ほら、番外個体も打ち止めもよういするじゃんよ。一方通行も。」
用意?何の?
「さっき言ったはずだ。温泉じゃん」
「「温泉!?」だとォ?」
こうしてミサカたちは月曜日の一番こむ時間に温泉に行くことになった
「ミサカも行くーってミサカはミサカは叫んでみるー!」
「はいはい。分かったから早く用意しなさい」
「ヨシカワ!初登場だね!ってミサカはミサカは喜んでみたり!」
- 58 :1[sage]:2012/03/19(月) 20:12:33.17 ID:a8I06OHi0
〈月詠小萌〉
削板ちゃんが来てまだ一日もたっていないのに、家が大変なことになってるのです…
一時間くらい前にやっとフライパンを買ってきてくれたとおもったら……
「結標ぇ!!!散歩に行くぞ!!
削板ちゃん…もう7時ですよ…
結標ちゃんも何か言ってください…
「いや。」
そうですよ結標ちゃん
こんな夜遅くに女の子が出歩くなんて駄目なのです
「なんでだよ!?」
「なんとなく。」
………………はぁ………
「なんだと!?!!!」バサァ
「ちょっと!本返しなさいよ!!」ヒュン
「まだまだぁ!!!」バーン
「!? …ちゃぶ台に攻撃するなんて卑「すごいパーンチ!!!!」ドカーン
「キャッ」ヒュン
「悪の根元(本)は始末した!!これで心おきなく散歩に」
「行くわけないでしょ!!…………これで本当に終わりだと思う?」スッ
「なっ……二冊目だと………?」
「そうよ!実は『フランダースの犬』は上と下のセットだったのよ!!!」
………………………えっと何の話をしていたんでしたっけ?
「………結標さんだけ。ズルい。」
ひ、姫神ちゃん!?いつの間に!それから今の言葉はどういう意味なのですか?
「……なんでもない。」
そうですか
恋の相談はいつでもオーケーですよ?
「……!小萌……。」
生徒については先生の目は節穴じゃありません
「私。削…
「逃げるぞ!!!」
「フフ、これでもくらいなさい!!」
「ぎゃああああ!!!!」
「小萌。声の聞こえる方向。」
お風呂場みたいですね
……………………………
~数分後~
「じゃあ温泉に行きましょうか」ニコニコ
「「「……。」」」ボロボロ- 59 :1[sage]:2012/03/19(月) 20:13:05.75 ID:a8I06OHi0
〈一方通行〉
「あっれー?タオルが無いじゃん。確かに入れたはずなんだが…一方通行持ってないじゃんか?」
手ぶらの俺にタオルを隠すスペースがあるかっつゥの
テメェの目は節穴かよ
「ヒャヒャヒャ自分で自分をモヤシって認めてんなら世話ないねえ」
番外個体テメェなにオモシロイ勘違いしてンですかァ?
「ええっ~ミサカじょーだんのつもりだったんだけどーもしかして当たってたあ?」
ハッ勝手にほざいとけ
「うっわー口わるーい☆そんなんだから彼女の一人もできないんじゃないのーヒャハハ」
ンなことテメェにゃ関係ねェだろうがクソッタレ
「ギャハッアナタの嫌がる話はミサカ完璧リサーチ済だからね~」
「というかアナタに彼女とかいたほうが驚きかも~ってミサカはミサカは真実を述べてみたり!」
真実の使い方違うンじゃねェのかクソガキ
「そんなに彼女欲しいんだったらミサカがなってあげよっか~☆ウヒャヒャ」
そりゃお気遣いありがとさン
「愛穂~タオルあったわよ」
「!!どこにあったじゃん?」
「なんかよく分からないんだけど床にめり込んでたみたい。スタッフのひとにとって貰ったわ」
「めり込……不思議なこともあるもんじゃん…」
「空間移動能力者の仕業かしらね」
………………露出狂女でもあばれてンのかァ?
「突然黙り込んでどうかしたの第一位?あ、もしかしてミサカの裸のことでも考えてた?うっわードン引きなんだけど~」
なワケねェだろうが
『すごいパーンチ!!!』ワーワ-キャーキャー
………………なンか聞こえるンだが
- 60 :1[sage]:2012/03/19(月) 20:13:33.28 ID:a8I06OHi0
〈番外個体〉
前からどうしても一方通行に聞いてみたいことがあった
それは彼女がいるのかどうか
ミサカはロシアで出会うまでのこの人がどういう人間関係を作ってきたのか全く知らない
べ、別に一方通行のことが気になるとかそういうワケじゃないけど、なんとなくそーゆうのって知りたくなるじゃん
一方通行は見た目だけはいいしね。彼女とかいてもおかしくはないかな
で、話題を振ってみて分かった
一方通行はフリーみたい
ちょっと顔を赤らめちゃってさ
ミサカよりよっぽど恋愛経験ないんじゃないの~なんてね
それを知ってちょっとだけほっとしたのは内緒の話だ
- 63 :1[sage]:2012/03/20(火) 13:26:11.20 ID:eLCYLY940
〈結標淡希〉
「さあ温泉に到着なのです。結標ちゃんと削板ちゃんは初めてなので知らないかも知れませんが、温泉というのは日本の代表的な文化の1つで…」
「なるほどな!!!」
「なるほどなんだよ」
「…なるほど。」
小萌が温泉について熱心にに語るのを、熱血根性バカと姫神さんといつのまにかついてきていた白いシスターは真剣に聞いている。
…先に行ってもいいかしら?
「抜け駆けはだめですよー結標ちゃん!ちゃんと聞いてください!」
「そうだぞ結標!!さては根性が足りていないな!!」
小萌も変なところで真面目よね…
削板ももっと声のボリューム下げなさいよ…姫神さんもあきれてるじゃない…………あれ?姫神さん赤くなってる?
まさかね……後で聞いてみよ…
………………………
「それではさっそく入ってみましょう!」
お、やっと終わったわね
「ここが女湯の脱衣場です。さあ皆さん、さっさと脱いじゃってください」
「おう!!!!!」
「「「「……え?」」」」
キャーヘンタイカシラー
オトコノヒトガイル-
- 64 :1[sage]:2012/03/20(火) 13:27:13.01 ID:eLCYLY940
「そ、削板ちゃん!?」フルフル
「とうまと一緒かも」
「………」///
………なんであなたが女湯にいるしらね?
「いや!!!俺はたまたまついてきただけで、別に他意は」ヒュン
「消えたんだよ!」
「結標ちゃん?どこに…」
「男湯よ」
…埋まってるかもしれないけど
アシガヌケネエ!!!スゴイパーンチ!!!!!!!
………埋まってたみたいね
気を取り直して入りましょうか- 65 :1[sage]:2012/03/20(火) 13:27:48.20 ID:eLCYLY940
「あっ!小萌小萌!あっちにブクブクがあるんだよ!」
「あれはジャグジーっていうんです。シスターちゃん走っちゃだめですよー」
「あいさもあわきも早く来るんだよ!」
うーん…私は初めに露天風呂の方に……………
あれ?先客がいるわね
にしてもどこかでみたような………………
って超電磁砲!?
「ん?アナタお姉様の知り合い?」
いや…知り合いというかなんというか…
「ふーん…まあいいや。一応名乗っておこうかな。ミサカの名前はミサワ。あなたは?」
結標淡希よ
あなた、もしかして超電磁砲のクローンかしら
「…!…知ってたんだ」
驚いた顔。ちょっと可愛いわね
「そのとおりだよ。まあミサカは他のとはちょっと違うんだけど」
確かに大人っぽいわよねー
しかもすっごく細いし…
肌も綺麗だし……
ちょっと羨ましいかも…
「ヒャヒャヒャ何いってんの。十分細いし胸デカイじゃん」
笑いながら言われてもねえ
「はいはい、淡希はキレイキレ…!?うわっ濡れタオルが落ちてきた」
フフフからかった罰よ……っひゃっ
「ミサカなめちゃだめだよ~ミサカアターック☆」
やったわね!………
………………………………
…………………………
……………………
…………………- 66 :1[sage]:2012/03/20(火) 13:28:20.91 ID:eLCYLY940
〈番外個体〉
「はぁ………もうなんか…びしゃびしゃね…」
ミサカに言われてもねー仕掛けてきたのはそっちでしょ?
「わ、わかってるわよ!!」
オモシロイやつだなーなんて思った。
このまま別れるにはなんか名残惜しい
そう思ったのはミサカだけじゃないみたいだった
「ねえミサワ、メアド交換しない?」
「いーけど突然どーしたのさ?もしかしてミサカともっと話したくなっちゃったとか?」
だったら嬉しいんだけどな~
「違うわって言いたいとこだけどそうなのよね…どう?」
「オッケーだよ☆」
こうしてミサカたちはいつのまにか友達になっていた
…………………………………
…………………………
…………………
「オイ番外個体、なに鼻歌なンか歌ってやがる。なンかイイコトでもあったのかァ?」
まあ、ちょっとね
「友達ができたんだよねってミサカはミサカは同意を求めてみたり」
なんで知ってんのかなあ?打ち止め~?
「黄泉川達と三人で見てたんだよってミサカはミサカは…わっ!グリグリはやめてってミサカはミサカは頼んでみる~!」
- 67 :1[sage]:2012/03/20(火) 13:28:53.27 ID:eLCYLY940
「友達だァ?また変態じゃねェだろォな」
「そんなわけないじゃん。」
もしかしてミサカのこと心配してくれてたりするのかな
「てゆーか、ミサカアナタの友達ってゆーのに会ったことないんだけど?ホントにいるの?」
ミサカの予想ではせいぜい五人くらいかな
「たりめーだろォが「アナタの携帯ゲット!ってミサカはミサカは勝利の微笑みを浮かべてみたり」…!返せクソガキ!」
ナイスだね打ち止め☆
じゃあじっくり見させてもらおっと
…………………………え?
「うわーアナタこんなに友達いたんだねってミサカはミサカは驚いてみたり!」
………14015人?
「………………」
まず初めに聞くけどさあ
この『木原くゥゥゥゥゥンの家族』が5000人もいるのはなんで?
「それはだなァ……………」
もう一つ。
なんで妹達のメアドが全て登録されてんの?
「友好を深めるために………」
この『ショタコン』『シスコン』『ストーカー』っていうのは何?
「……………」
あとはミサカ達と『三下』だけかあ………
「………………」
「フリーズしちゃったねってミサカはミサカはあなたの目の前でしきりにてをふってみたり」
- 68 :1[sage]:2012/03/20(火) 13:29:25.50 ID:eLCYLY940
〈姫神秋沙〉
結局。削板君は。
すごいパンチをして。床から脱出したらしい。
やっぱり。カッコいい。
結標さんは。温泉を出てから。なぜかずっとウキウキしている。
なにかあったのかな。
家に帰ってから。そんなことを考えていると。結標さんが。話しかけてきた。
「ねえ、姫神さん。ちょっといい?」
「……秋沙でいい。」
「そっか。じゃあ私のことは淡希でいいから」
「…淡希。どうしたの。」
「違ってたら悪いんだけど…もしかして秋沙って削板のこと好き?」
…まさか。ばれていたとは。
「もしかして。淡希も…?」
「え?私?私はそんなんじゃないわよ。だから安心して」
「そっか…。」
……少し。ほっとした。こんな個性溢れる人に。勝つ自信はない。
「ということは、やっぱり秋沙は削板のことが好きなんだ。」
「……そうみたい。」
「…良かったら協力させてくれない?秋沙みたいな子と一緒ならアイツもムチャなことしないでしょうし」
…………いいの?
「勿論よ!!!」
「………よろしく。」
「こちらこそ」
こうして。私達は。女の約束を。結んだ。
- 73 :12012/03/26(月) 17:49:55.21 ID:OGMo9OtM0
〈月詠小萌〉
「削板と秋沙をくっつけよう大作戦よ!!!」
結標ちゃん?
それはどういう意味ですか?
「そのままの意味に決まってるじゃない!つまりね…」
なるほど…
つまり姫神ちゃんは削板ちゃんのことが好きなのですね?
にしても結標ちゃん…結標ちゃんが他の人の事を考えてくれるようになったのは先生的にはとても嬉しいですけど……
興奮しすぎはよくないですよ
「でね、なにかイベントを作るべきだと思うのよ。小萌何かいい案はないかしら?」
イベントですか…
ベタですけど…料理とかですかね
「確かに秋沙は料理が上手いわ…これで削板も上達すれば、一石二鳥ね」
人のこともいいですけど…
結標ちゃんも練習してくださいね?
「あ、当たり前でしょ!」
慌てすぎなのですよ結標ちゃん
それにしても
生徒が成長してくれて、先生はとてもハッピーです
- 74 :12012/03/26(月) 17:50:29.45 ID:OGMo9OtM0
- 〈番外個体〉
「二人とも、料理の練習でもするじゃん」
ん?その二人のなかにミサカもはいってたりする?
「ミサカは?ってミサカはミサカは期待を込めて聞いてみたり!」
「私が言ってるのは番外個体と一方通行の二人にじゃん」
「あァ?」
驚きすぎでしょ第一位
椅子から落ちそうになるなんてダッサ
「なンでンなことしなくちゃいけないンですかァ?」
「私は炊飯器があったら大丈夫じゃん。だが、おまえ達にはまだ炊飯器料理は高度過ぎて無理じゃん。」
いやいや、炊飯器料理のほうがムズいだろ
「だから、まず初めに初歩的な普通料理を練習するじゃん。それが将来のためじゃんよ」
「めンどくせェ」
まあいいか、
第一位からかえそうだし
別に嬉しいとかじゃないけどね
- 75 :12012/03/26(月) 17:50:55.94 ID:OGMo9OtM0
〈一方通行〉
空気が凍ってやがる
クソガキと黄泉川と芳川が黒焦げの野菜炒めをガン見している
ンなにおかしいかよ
「ふ、二人も頑張ったんだよねってミサカはミサカはフォローしてみたり!」
「そ、そうじゃん!初めてにしては上出来じゃんよ」
「まあ、こんなもんよね」
フリーズが溶けたかと思ったらフォローの嵐かよ
要らねェっつゥの
ついでに芳川の口調が激しくムカつくンだが
「そ、それにしても二人ともなんかぴったりだったかも!夫婦みたいだったよってミサカはミサカはさらに落ち込んでるワーストを励ましてみたり」
「まあ、たしかに恋人でもおかしくはないかもね……」
「不器用すぎじゃん………」
おい黄泉川、本音漏れてンぞ
クソガキと芳川もなにバカな事言ってやがる
テメェもなンか言えよ番外個………
……………なンで赤くなってンだコイツ…………………
……………わけわかンねェ…………- 76 :12012/03/26(月) 17:51:25.90 ID:OGMo9OtM0
〈姫神秋沙〉
淡希に言われて。
突然料理をすることになった。
………削板くんと。
ものすごく。緊張する。
淡希がニヤニヤしていた理由は。
これだったのかと。
ようやく分かった。
「じゃあ、二人とも頑張ってね~☆」
「結標ぇ!なんで俺だけ!?」
「私はもういいのよ」
「抜け駆けはズルいぞ!!おまえもやれ!!!」
…………なんか。イライラする。
淡希が。応援してくれていることは。
わかっているけど。
すごく。モヤモヤ。
……………なんで?- 77 :12012/03/26(月) 17:51:59.82 ID:OGMo9OtM0
〈削板軍覇〉
なんで結標のやつはやらないんだ?
ワケわかんねえ!!!
隣の女の子がブルッと震える
わりい
驚かせちまったな
頭を撫でると顔が真っ赤になった
どうしたんだ?
熱でもあるのか?
「……なんでもない。それより。料理。」
そうだったな
始めるか……!
そういえば隣の女の子の名前知らないな
聞いておこう
「……?…名乗ったはず。」
そうだったか?
「……………………姫神。姫神秋沙」
姫神か!!いい名前だな!!
「削板くんも。」
はは!!よろしくな!!
そうして俺たちは料理を開始した- 78 :12012/03/26(月) 17:52:27.72 ID:OGMo9OtM0
〈結標淡希〉
台所の様子をのぞく
どうやらうまくいっているようだ
「結標ちゃん?邪魔しちゃダメですよー」
わかってるわよ小萌
そんなつもり全然ないわ
二人の声が聞こえる
にしても秋沙も奥手ね……
おそらくアイツはすごく鈍いわ
もっとガンガン攻めないと!
「結標ちゃん、お節介もほどほどにしてくださいね」
はいはい
ってノリノリの小萌に言われてもね……
「終わったみたいですねー」
「結標ぇ!!!見ろよこの完璧な根性ハンバーグを!!!」
なかなか美味しそうじゃない
……………………………………………
ふと気づいた、
秋沙がこっちをじっと見ていることに
どうしたのかしら?- 79 :12012/03/26(月) 17:53:00.20 ID:OGMo9OtM0
〈姫神秋沙〉
「二人ともすごいです!すごくおいしいですよー!!」
「本当においしいわね…!」
どうやら。成功したらしい。
すごく。安心。
「姫神すごいな!!これスゲェうまいぞ!!」
削板くんが。頑張ったから。
そう答えると。
彼は満面の笑みで頭を軽く叩いてきた。
すごく。ドキドキする。
「いやー誰かとやってたときとは大違いだぜ!!!」
「それどういう意味かしら」
「いて!!叩くなよ!」
でも。彼の笑顔は。すぐに淡希に向けられる。
「結標も姫神に教えてもらったらどうだ?」
……彼はなにも気づいていないのだろう。
「私は遠慮しておくわ」
……そして。淡希も。
「姫神ちゃんどうしたのですか?」
………なんでもない。- 84 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛媛県)2012/03/27(火) 19:59:30.81 ID:9R0aB6Lw0
〈削板軍覇〉
姫神と結標が出かけた後、月詠先生が声をかけてきた
「削板ちゃんは姫神ちゃんのこと、どう思いますか?」
ん?
どういう意味だ?
「つまりですね……好きか嫌いかってことです」
「好きか嫌いかと言われれば好きだな!!」
というか嫌いになる理由が思い付かねえ
「そうですか………」
「じゃあもうひとつ、結標ちゃんのことはどう思いますか?」
…………どうって言われてもな……
「おもしれえヤツだとは思うぜ」
「おもしろいやつ、ですか………」
まあ根性ねえし
メンタルも弱そうだが
悪いヤツじゃねえ
ここへきてまだ4日めの俺にわかるのはそんぐらいだ
………………って
「なんでそんなこと聞くんだ?」
「いえいえ、ちょっぴり気になっただけなのです」
???…………どういうことだ?
- 85 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛媛県)2012/03/27(火) 20:00:13.62 ID:9R0aB6Lw0
〈月詠小萌〉
結標ちゃんたちがお買い物に出掛けてる間についつい聞いてしまいました
……お節介だと言われてもしょうがないですが……
正直、ほっとしました
削板ちゃんは結標ちゃんのことをどうも思ってないみたいです
別に先生的には誰と誰が付き合おうと自由ですけど、それで誰かが泣くことになるのは嫌なのです
ただでさえ結標ちゃんは友達が少ないですし………
………姫神ちゃんとは仲良くしてほしいのです
- 86 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛媛県)2012/03/27(火) 20:00:45.40 ID:9R0aB6Lw0
〈結標淡希〉
今日は秋沙と朝から買い物に行った
小萌によれば、水曜日は特売らしい
家計をやりくりするというのも大変なものだ
もしかしたら違う意味では暗部より大変かもしれない……
そんなことを考えているとスーパーに着いた
買い物かごを手に取る
と、突然、秋沙が声をかけてきた
「ねえ。淡希。」
妙に緊張した声
「どうしたの?」
振り向いて返事を返す
こちらを見返してきた
睨むと表現してもおかしくないほど鋭い目で
「一昨日の約束覚えてるよね?」
当たり前じゃない
そう返すとフッと目から鋭い光が抜けた
「そう。それなら。いい。」
………どういうことかしら
- 87 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛媛県)2012/03/27(火) 20:01:26.77 ID:9R0aB6Lw0
〈番外個体〉
今日は打ち止めと一方通行と1日のんびり
こんな日もなかなかいいよね
夕方になってマ○オカートをしていると、一方通行の携帯が突然鳴った
………珍しいこともあるもんだねぇ
気になって耳をすます
「あァ?グループの…………来週…?絶対参加………?………はァ?なンで今更ンなこと………!」
………なんの話だろ
「次はミサカが一位になるってミサカはミサカは勝利宣言してみたり!」
なんかあきちゃったなあ
メールでもしよっか
- 88 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛媛県)2012/03/27(火) 20:02:28.87 ID:9R0aB6Lw0
〈とある二人の受信履歴〉
【From】ミサワ
【Sub】やっほう☆
---------------------------
番外個体です
登録よろしく☆
【From】アワキ
【Sub】Re.
---------------------------
こちらこそ♪
【From】ミサワ
【Sub】Re.
---------------------------
今ひま~?
【From】アワキ
【Sub】Re.
---------------------------
ひまだよ
【From】ミサワ
【Sub】Re.
---------------------------
じゃあさ、相談乗ってくれない?
【From】アワキ
【Sub】いいよ
---------------------------
なになに~?
もしかして恋のお悩み?
【From】ミサワ
【Sub】Re.
---------------------------
そんなんじゃないんだけど…
アワキって好きなひととかいるの?- 89 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛媛県)2012/03/27(火) 20:03:17.42 ID:9R0aB6Lw0
【From】アワキ
【Sub】Re.
---------------------------
いないよ
ってことはミサワいるんだ?
【From】ミサワ
【Sub】Re.
---------------------------
即答(笑)
気になる人はね
まあ一緒に暮らしててもなんにも進展はないんだけどさ
【From】アワキ
【Sub】Re.
---------------------------
同棲!?
なかなかやるじゃない( ; ゜Д゜)
【From】ミサワ
【Sub】Re.誤解だよ
---------------------------
だからそんな関係じゃないんだって
そーだ!明日ひま?
【From】アワキ
【Sub】Re.
---------------------------
ひまーヽ(・∀・)ノ
【From】ミサワ
【Sub】Re.
--------------------------
じゃあさ明日どっか遊びにいかない?
【From】アワキ
【Sub】Re.
---------------------------
いいよ♪
セブンスミストでいい?
- 90 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛媛県)2012/03/27(火) 20:03:45.99 ID:9R0aB6Lw0
【From】ミサワ
【Sub】Re.
---------------------------
いいよ☆
ご飯どうする?
【From】アワキ
【Sub】Re.
---------------------------
せっかくだから食べない?
サラダの美味しい店知ってるわよ
【From】ミサワ
【Sub】Re.
---------------------------
じゃあそうしよっか
10時くらいにセブンスミスト前に集合でいい?
【From】アワキ
【Sub】Re.
---------------------------
了解
じゃあまた明日♪
【From】ミサワ
【Sub】Re.
---------------------------
おやすみ☆- 91 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛媛県)2012/03/27(火) 20:05:04.35 ID:9R0aB6Lw0
今回はここまで
ドロい話は当分なし…の予定
次回ほのぼの- 92 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)[sage]:2012/03/28(水) 12:20:38.65 ID:TuE/gCnLo
- 期待
あわきんのひまーヽ(・∀・)ノがカワイイww
2014年6月15日日曜日
一方通行「居候だとォ?根性ねェな」結標「・・・」
ラベル:
とある魔術の禁書目録,
一方通行,
結標,
未完結
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