- 770 :第四,五話―――五和「それで結局?」 結標「・・・・・き、規則正しいわよ」 [saga]:2012/01/05(木) 23:24:54.33 ID:E/g1WxJ00
- ―――数日後の休日、PM06:30、学園都市第7学区、とあるオンボロアパート(月詠宅)・・・・・
にゃーん・・・・・
神裂「―――急に押し掛けて申し訳ありません。一度、私だけで顔を出そうかと思ってまして」ペコッ・・・
月詠「―――いやはや、先日はご迷惑を」ペコッ・・・
神裂「いえ、月詠さんに非はありませんよ。今回の件は結標さんにとっての越えなければならないハードル、みたいなモノだと思ってますから」
月詠「ハードル、ですか……そうかもしれませんね」フム・・・
もあい「んな?」キョトン・・・
神裂「……ところで、結標さんは?」チラッ・・・
月詠「『バイト』と言っていたのです。多分、12時(天辺)回ってから帰るかと」ハハハ・・・
神裂「土御門の……あ、いえ、そういう話では無く」フルフル・・・
月詠「え?」ポカーン・・・
神裂「生活です。自堕落だったのでしょう? 改善されましたか?」ジー・・・
月詠「あ、そっち。えぇまぁ……少しずつですが」ポリポリ・・・
神裂「バイト云々の関係上、就寝起床時間については難しい所でしょうけど、何も無い日はどのくらいの時間に?」フム・・・
月詠「決まった就寝時間はありませんが……そうですね。一日8時間以上寝なくなったのですよ。夜型行動については仕方ないかと」クスクス・・・
神裂「ほぉ、それはそれは。家事の方は?」ジー・・・
月詠「元々、掃除洗濯ゴミ出しは分担してやっていたのです。でも最近は『全部私に任せろー』ってな感じで、張り切っちゃってます」ウフフッ
神裂「やはり心境の変化でしょうね。三日坊主にならなければ良いですが」フフフッ
月詠「不思議なモノなのですよ。別人……とは言いません。結標ちゃんは元々気を配れる子ですから」ジー・・・
神裂「……総合的に見て、プラスになったと」フッ・・・
月詠「まぁ料理以外は、ですね。変に空回りして『今日は私が料理当番よ!』とか言い出しちゃって……気持ちは凄く嬉しいのですよ」タラー・・・
神裂「ははは、成程……まるで子どもですね」クスクスッ
月詠「子ども……うーん、何て言ったらいいのか……兎に角、過保護になっちゃったのですよ。私、大人なのに」アハハ・・・
神裂「過保、護? ふむ。彼女は先日の風邪の一件を自分の所為だと思い込んでますからね」タラー・・・
月詠「だからプラスっちゃプラス。でもオーバーの類なのです……しかしまぁ空回りしていますが気持ちは伝わっているのですよ」コクッ
神裂「まるで出戻りの親孝行ですね……ああ、成程」クスクスッ
月詠「何なのです?」キョトン・・・
神裂「孝行したいと思った時には、親……恩師が居ない。今、貴女と暮らすこの時間に未練を残したくないのでしょう」コクッ
月詠「……確かに、いずれは此処を出て行きますからね」フフッ・・・
神裂「彼女は選んだ。他人に何と言われようとも、今の日常を横臥しようと……答えを見つけるまで」チラッ・・・
月詠「懐いてくれた、という意味では嬉しい限りなのです。私も彼女を教え子として愛しています……しかし指導者としては何とも」フルフル・・・
神裂「大丈夫でしょう。今の言葉からでも貴女が俯瞰できている事は分かる。そういった点、流石大人ですね」コクッ
月詠「褒められたのやら何なのやら……逆に、神裂ちゃんは子どもらしく無いのですよ」ジー・・・
神裂「歳相応では無いと自負しています。私は逆に俯瞰しない目線を覚えたい……ですが、これが存外難しい」ハハハ・・・
月詠「そうですね。人との距離程難しいモノはありませんよ……時に、それは主に上条ちゃんの事なのですか?」ニヤリ・・・
神裂「ぶっはぁっ!!? な、なんでっ!!? い、いやいやそうではなく仲間内等の事を」アタフタ・・・///
月詠「ふふふふ。そういう部分は歳相応に乙女なのですよ。安心して下さい。先生は中立ですから全員を応援しているのですよ」ニヤニヤ・・・
もあい「なー」フシフシ- 771 :第四,五話―――五和「それで結局?」 結標「・・・・・き、規則正しいわよ」 :2012/01/06(金) 00:09:27.38 ID:0mj4mss30
- 神裂「わ、私のそういう話は良いのです! そ、それより貴女と結標さんの話を」アタフタ・・・
月詠「私ですか? まぁこの歳だから結婚は考えますけど……実家も見合い写真送ってきますし。でも、私は恋愛結婚願望なのです」ハァ・・・
月詠「流石にこの歳なので処女では無いので男性が怖いとかは言いませんけど……って神裂ちゃん、固まって如何しちゃったのですか?」キョトン・・・
神裂「え……結、婚……適齢……年齢……しょ、しょ、しょ……うぇ?」タラー・・・
月詠「私[ピーーー]歳なのですよ。あ、でもそんなに広めないで下さいね。恥ずかしいのです」アハハ・・・
月詠「神裂ちゃんはしっかりしてますし、大学生さんなのでこういう話はしますけど……って、だから何で固まってるのです?」ホェ?
神裂「い、いやいやいや……まぁ確かに『その手』の趣味の人間はいますけど……えー!?」ダラダラ・・・
月詠「あ、元彼の話なのですか? 確かに体格見た目はこんなんですけど、ちゃんと『する事』出来ますし実際―――」コクコクッ
神裂「す、ストップ! それ以上はアウト!!」ビシッ
月詠「―――は……ほー。神裂ちゃん、想像以上にウブなのですねぇ」ニヤニヤ・・・
神裂「い、いやいや! だからそういう問題じゃなくて……ほら! 結標さんの!」アタフタ・・・
月詠「結標ちゃんの本命ですか? うーん、そうですねぇ」ジー・・・
神裂「ちいいいぃがああああぁくうううぅてええええぇ!! 恋愛如何こうじゃなくてっ!!」ダラダラ・・・
月詠「多分、黄泉川先生のお家の第一位ちゃんだとは思うのですけど……最近一歩引いてるんですよねぇ。ああ見えて臆手で」ハァ・・・
神裂「話聞いてます?!」タラー・・・
月詠「ほら、最近第一位ちゃんも上条ちゃん並に女の子侍らせてるじゃないですかー。だから諦めちゃってる節が……ねぇ」ポリポリ・・・
神裂「……はぁ」タラー・・・
月詠「あ、そういう点、神裂ちゃんと似てるのです。『あの人の幸せを第一に』……駄目なのですよー! そういうのを臆手にしちゃー」メッ!
神裂「だ、だああああぁかああああぁらああああぁ!! んもぉ……話聞いて下さいって」グデェ・・・
月詠「でも香焼ちゃんは、なーんか恋愛対象として見てない感じなのです。可愛がってはいますけど、やはり年下過ぎるからでしょうか」チラッ・・・
神裂「そりゃまぁ5つ程も離れてますし……じゃなくてっ!!」バンッ!!
月詠「あ、でも結標ちゃんと香焼ちゃんがちょいと危ない関係なるのは十分に有り得ると思えますよ……多分、2,3年後くらいに」フフフ・・・
神裂「さ、させませんっ!! あの子はそういう不貞な事は嫌うタイプです!!」ガタッ!
月詠「さっきからちょいちょい喰い付きますね……ま、香焼ちゃんも男の子ですからねー」フフフフ・・・
神裂「わ、私が許しません! そんな事をするようになったらルチアの言うとおり去勢させます!」グヌヌゥ・・・
月詠「きょ、去勢って、随分物騒な」タラー・・・
神裂「コホンッ……兎も角、そういう話ではなくですね……今後の結標さんの、に・ち・じょ・うっ! についてですよ」ハァ・・・
月詠「はいはい。とりあえず肉体的には勿論、精神的にも健康になるんじゃないでしょうか」コクッ
神裂「トラウマについては?」ジー・・・
月詠「同様に良い方へ向かってますよ。完全に消え去ったりはしませんが、ちょっとやそっとの事で引き起こしたりはしないかと」コトッ
神裂「ふむ、では問題無しですね……料理以外は」ハハハ・・・
月詠「あははは……まぁでも……一番の課題が残ってるのです」ボー・・・
神裂「……彼女自身の答え、やりたい事、ですか?」フム・・・
月詠「ええ……この街の子ども達に『夢』を持たせるのは至難の業なのです。現実主義者が多過ぎる」ジー・・・
神裂「超能力などというSF的なチカラを使うのに?」フム・・・
月詠「故に、なのですよ。彼らは『自分だけの現実(パーソナルリアリティ)』という科学主義に従順過ぎる。強度が高ければ尚なのです」ハァ・・・
神裂「しかし、それを活かした職業につければ幸いなのでは」ジー・・・
月詠「職業上の適材適所……聞こえは良いかもしれませんが、そこには自分の意志と自由が無い」ハァ・・・
神裂「ふむ。ですが、最終的に安定出来れば……と考えてしまうのは、行けない事でしょうか」チラッ・・・
月詠「『安定するから公務員が良いや』と考える子ども達ばかりのコミュニティを作ったら……それはさぞ味気無いものでしょうね」ボー・・・
- 772 :第四,五話―――五和「それで結局?」 結標「・・・・・き、規則正しいわよ」 :2012/01/06(金) 01:03:15.78 ID:0mj4mss30
- もあい「なぅ」コロコロ・・・
月詠「今まさに日本がそれですが……学園都市の子ども達は、それに近いまた別の何か、なのですよ」ジー・・・
神裂「……如何いう意味です?」キョトン・・・
月詠「今から言う事は、あくまで理想論なのですよ……自分の能力を正しく・楽しく・適して・幸せに用いて、仕事にする」コクッ
神裂「……ふむ」ジー・・・
月詠「しかし、そんな理想を達成できた卒業生は5%も居ません。さて、何故でしょう」ジー・・・
神裂「理想と現実のギャップ……いや、社会の狭さですか?」ジー・・・
月詠「それも正解。でも、一番は先程言った通り『理想』以前の段階なのです。子ども達には『理想(夢)』がありません」ハァ・・・
神裂「……夢、ですか」ムゥ・・・
月詠「確かに夢を忘れるという事は大人になっていくという事なのですよ。だけど、忘れる夢すらない……悲しい事なのです」ジー・・・
神裂「しかし『自分だけの現実』とは、自己の理想の体現では無いのですか?」ジー・・・
月詠「神裂ちゃん……能力(チカラ)は『理想(夢)』の体現ではありません。『幻想(利便)』の体現です。あくまで道具で、目的じゃない」
神裂「……ん」ジー・・・
月詠「確かに……『筋ジストロフィの子どもを助けたい』という目的で、正しく『電撃使い』という道具を手に入れた。という話もあります」
神裂「それは雑誌で見ました。確か、第三位の」フム・・・
月詠「故に彼女は都市の象徴なのです。超能力者(レベル5)だからってのも勿論の事、夢を実現させようとしている……その姿が眩しい」コクッ
神裂「……結標さんは?」ジー・・・
月詠「結標ちゃんは強力で便利な能力(道具)を持っています。しかし『何故その能力が自分に?』と考えている……いたのです」ムゥ・・・
神裂「その話は……はい、以前香焼から聞きました」ジー・・・
月詠「だから余計悩んでいるのです。多分、並の子ども達より『答え』が見え難い筈でしょう」
神裂「自己否定の闇ですか。本で読んだ事があります。確か役者タイプの人間と」フム・・・
月詠「そうですね。いっそ、能力(道具)抜きで目的(やりたい事)を見つけて欲しいのですよ」ハハハ・・・
神裂「ん? そういうのは容易いのではないかと思いますが……違うのですか」ポリポリ・・・
月詠「存外難しいものなのです。都市に限らず、日本の子ども達は特に……夢を聞かれて大学名を答える様な国なのですよ」ハハハ・・・
神裂「……何とも」タラー・・・
月詠「ですから……私が預かった子達には、須らく素敵な夢を持って貰いたいのですよ。どんなに時間が掛ってもね」フフッ・・・
神裂「応援程度しか出来ませんが……頑張って下さい。それも確かに『救いの手』だと思います」コクッ
月詠「救い、なのですか? まぁそうですね……上から目線みたいな言い方でちょっとアレですけど」ハハハ
神裂「恥じる事は無いでしょう。貴女のその考えは間違いなく教職者の鑑と成り得るモノだ」コクッ
月詠「お、大袈裟なのです……兎に角、目の前の子が道に迷っていたら案内してあげるでしょう。それが交番か、目的地かは別として」コクッ
神裂「世の中には見捨てる人間が……あまつさえ、拐す人間さえもいます。私も貴女の様な指導者になりたいものです」フフフ・・・
月詠「ふふっ、御世辞が御上手なのです。それにしても、神裂ちゃんは教育学部か教職志望なのですか?」チラッ・・・
神裂「え、あ、まぁそんな感じです」アハハ・・・
月詠「やっぱり、どうも指導者の在り方について模索してる感じでしたから。相談乗りますよ」フフフッ
神裂「あははは……ま、まぁ今は大丈夫です……とりあえず、結標さんが再度良い方向に進んだ様で安心しました」コクッ
月詠「いえいえ、まだまだこれからなのです。ただ、今回分かった事として……神裂ちゃん」ジー・・・
神裂「はい」コクッ
月詠「結標ちゃんにも、お友達は居るみたいです……支えていって上げて欲しい」フッ・・・
神裂「勿論です。出来得る限り、皆で応援します……同様に、我々も彼女に助けられていますからね―――」コクッ
- 773 :第四,五話―――五和「それで結局?」 結標「・・・・・き、規則正しいわよ」 [saga]:2012/01/06(金) 02:53:23.74 ID:0mj4mss30
- ―――数日後の休日、PM09:30、学園都市第7学区、とある仮眠室(レストハウス)・・・・・
土御門「―――……以上だ。次回までに此処の振り付けを覚えて来い」クイッ
海原「分かりました」クネクネ・・・
一方通行・結標「「…………、」」ボー・・・
土御門「違う、海原。そこはピポットを……って、オイ。テメェら」チラッ・・・
一方通行「あン?」ピクッ
土御門「ちゃんと話聞いてたのか?」ジトー・・・
結標「あー……何の話? 今度の箱根旅行の件? 慰安旅行だから全部経費で降りるのよね?」ボー・・・
土御門「違ぇよ! そんな話一寸もしてねぇっつの! 勝手に行ってこい!」ガンッ
結標「はいはい」グデェ・・・
土御門「この糞女……まるで聞いてねぇ」ジトー・・・
海原「まぁまぁ。久しぶりに集まったのに喧嘩しないで下さいよ……一方通行(アナタ)も、シャキっとしてくださいね」チラッ・・・
一方通行「……ァー」グデーン・・・
結標「ぅー……、」グドーン・・・
土御門「駄目だコイツら。樹海に放置された40年前の人形みたいになってやがる」ハァ・・・
海原「ハハハハ……ところで、貴方達……先の一件の騒動にケリは付いたのですか?」チラッ・・・
土御門・海原「「…………、」」ピタッ・・・
一方通行「……ばーか」ジトー・・・
海原「あらら……未だタブーだった、と?」タラー・・・ボソッ
土御門「…………、」ジー・・・
結標「……ねぇ」ジー・・・
土御門「兎角、以上だ。さっき言った通りにしてこいよ。俺は帰る」テクテクテク・・・ガチャ・・・バタン・・・
一方通行「海原MKY……あ、知ってっか? 『MKY』ってのはァ『マジ気持ち悪いよー』の略なンだぜ」フンッ・・・
海原「いや、違いますよ。何処でそんな間違った知識……って、まだ普通のKYの方が良かった。気持ち悪いって……酷っ」タラー・・・
結標「アンタ、言われ慣れてるでしょうに」フンッ
海原「それを言うのは主に貴方達三名ですけどね……ところで……如何するんですか?」ジー・・・
結標「……アンタが気にする事じゃないわよ」ジー・・・
海原「気になりますよ。職場の空気が工場用排水路みたいな感じですもの」ハァ・・・
結標「ちゃんと、解決するわよ。少し待ってなさい……それより、こっちは大丈夫なの?」チラッ・・・
一方通行「あにァ?」ポカーン・・・
海原「呂律回ってませんけど……廃人みたいな顔がイツにも増して酷くなってます」タラー・・・
一方通行「あー……もォ如何でも良ィやーって」ハッハッハッ・・・
結標「いつもなら『五月蠅ェ108回くらい死ね気持ち悪い海原気持ち悪い』とか言うのに、今日は反論すらしない……末期ね」ムゥ・・・
海原「……結標、さん?」ン?
結標「やれやれ……御宅のおチビの問題? それとも第三位との件?」ジー・・・
一方通行「どっちも……噂が、止まらねェ……この前、三下にまで『おめでとう』って……なァ」グデーン・・・
海原「あらら……貴方は兎も角、御坂さんが可哀想ですね」フムフム・・・
- 774 :第四,五話―――五和「それで結局?」 結標「・・・・・き、規則正しいわよ」 [saga]:2012/01/06(金) 03:24:02.16 ID:0mj4mss30
- 結標「あら。彼女の問題だから躍起になってコイツの事殺そうとするのかと思いきや、案外冷静なのね」フーン・・・
海原「まぁスネーク(17600号)を通して全部見てましたからね。無論、貴女の決闘も見てましたよ」フフフ・・・
一方通行「んなぁ!?出刃亀野郎ォ……てか事の真相知ってンなら弁護してくれっつゥの!!」ギャース!
海原「でも御坂さんと街中を楽しそうに歩いてたのは事実ですし。無性にイラついたので助けません、ええ、助けません」フフフ・・・
一方通行「やっぱ千回くらいくたばってくれねェかなァ」ジー・・・
結標「ハァ……でも、打ち止め帰って来たんでしょう? 牛乳眼鏡(ウシチチママ)が言ってたわよ」テクテク・・・
一方通行「だから気拙いンだ……いっそ黒妻(チンピラ)ンとこで預かってくれてれば良いモノを」ハァ・・・
海原「あー……冷戦状態?」アハハ・・・
一方通行「あァ……その状況楽しんでる馬鹿(番外個体)も居るし」ジトー・・・
結標「ふーん……で? 具体的には?」ストン・・・グリグリ・・・
一方通行「肩に顎グリすンなっつの……どンな感じかっつゥと―――」
<回想>
一方通行「―――……黄泉川。おかわり」スッ・・・
打ち止め「そうやってまた私(ミサカ)に頼まず別の女の人に頼る……私はもう用済みなのね、ってミサカはミサカはボヤいてみる」ボソボソ・・・
一方通行・黄泉川・芳川「「「…………、」」」タラー・・・
一方通行「え……あ、あー。肩凝ってンだよなァ。後でマッサージしてくれる人居ねェかなァ」グイグイッ・・・チラッ
打ち止め「…………、」チラッ・・・ムスー・・・
芳川「ほ、ほら。打ち止め。こういう時こそ貴女の役目よ」アハハハ・・・ボソッ
打ち止め「所詮、私は便利屋なのね……ってミサカは冷徹に食事を続けてみたり」モグモグ・・・
黄泉川「うわぁ……ちょっと、番外個体。いつもみたいに横やり入れるじゃんよ。今はそのタイミングじゃん」タラー・・・ボソッ
番外個体「えー、仕方ないなぁ……それじゃ最終信号に代わって、ミサカがお風呂で垢すりマッサージとかしちゃおっかnボゴォっ!!」ガンッ!!
芳川「食事中よっ……言葉、選びなさいっ」ギリギリ・・・
一方通行「……ちょ、丁度良い体重のヤツに背中とかマッサージしてもらいてェなァ」チラチラッ・・・
打ち止め「…………、」モグモグ・・・
黄泉川「ほ、ほら。打ち止め。これまたチャンスよ」チラッ・・・
打ち止め「御姉様にでもしてもらえば? お互いにマッサージしあえば良いんじゃない? ってミサカはミサカは淡々と告げてみる」モグモグ・・・
一方通行「」チーン・・・
番外個体「ぷふー! おねーたま(オリジナル)もまだまだ怒られてやんのー。だっせー」クスクスクス・・・
芳川「ら、打ち止め。そろそろ機嫌直して頂戴。貴女だって本当は誤解だって分かってるんじゃ」スッ・・・
打ち止め「ごちそうさま」バンッ
一同『っ!?』ギョッ・・・
打ち止め「……ふんっ」カチャカチャ・・・トコトコ・・・ジャブジャブ・・・キュッ
一同『…………、』ダラダラ・・・
打ち止め「……何見てるの? 私の顔に何か付いてる? ってミサカはミサカは無言で私を見遣ってくる4人に尋ねてみる―――」ジトー・・・
<回想終了>
一方通行「―――……こんな感じ」ハァ・・・
結標・海原「「うわぁ」」タラー・・・
- 775 :第四,五話―――五和「それで結局?」 結標「・・・・・き、規則正しいわよ」 [saga]:2012/01/06(金) 03:50:08.60 ID:0mj4mss30
- 一方通行「兎にも角にも、否定的な事しか言わねェ。あと近付くと離れる。ヌルッと離れる。磁石みたいに」タラー・・・
結標「それもう反抗期突入しちゃったんじゃないの?」ハハハ
一方通行「いや、だったらまだマシだろ……そういうンじゃなく……最近、何か怖いンだ」タラー・・・
海原「怖い、ですか? 具体的には如何いった風に」フム・・・
一方通行「……これ」スッ・・・
海原「ん……携帯、ですよね。別段何も……む? 着信ですよ」ジー・・・
結標「アンタ、律義にサイレントマナーにしてるのね。それバイブすらならないから気付かないじゃない」フーン・・・
一方通行「仕方ないンだよ……コレ見ろ」Pi!
海原「着信履、歴、が……っっ!!?」ギョッ・・・
結標「い、1~3分置きに……黄泉川宅から? 急用なんじゃないの? 早く出て上げた方が」ムッ・・・
一方通行「…………、」フルフル・・・
海原「ま……まさか!?」タラー・・・
一方通行「ン……今、また掛って来た。ハンズフリースピーカーにすっから聞いてろ」Pi!
結標・海原「「うっ」」ダラダラ・・・
一方通行「……俺だ」Pi!
????『…………、』ビジ・・・バジ・・・
一方通行「……糞ガキ。いい加減にしねェと俺だけじゃなく黄泉川までキレっぞ」ハァ・・・
????『…………、』ピィ・・・ガガガ・・・
一方通行「あの、なァ」ポリポリ・・・
????『…………、』ジジジ・・・ミサ・・・カ・・・
一方通行「チッ……切るぞ」Pi!
????『……――』ビィイィ・・・・プツンッ
一方通行「……てな感じだ」ハァ・・・
海原「む、無言電話ですか」タラー・・・
結標「てかアンタよく怒鳴らないわね」フーン・・・
一方通行「暖簾に腕押しってヤツだ……って、ほら。また着た」スッ・・・
海原「っ……か、掛ける度、無言電話、ですか?」ゾッ・・・
一方通行「おゥ……しかもこのガキ、俺だけじゃなく超電磁砲(オリジナル)の方にも同じ事してるらしい」ハァ・・・
結標「あちゃー……御坂さんもかぁ。まぁこの件に関しての元凶は彼女だから自業自得かしら」アハハ・・・
一方通行「元凶ってなァオマエの事だろボケ……って、また電話だ」ハァ・・・
海原「ん? ちょっと御待ちを……今度は別の人からですよ」ジー・・・
一方通行「え」バッ・・・
海原「御坂さん御本人からのコールですね。羨ましい……死ねばいいのに」ニコニコ・・・
一方通行「うわァ。コイツもコイツで面倒臭ェのに……代われるモンなら代わってやンぞ」ジトー・・・
結標「はいはい……で、如何すんの? 出るの? 出ないの?」ジー・・・
一方通行「……出るしかねェだろ」タラー・・・
海原「またハンズフリーにしてくださいね」ワクワク・・・
一方通行「ハイハイ……そんじゃ出っぞ」Pi!
- 776 :第四,五話―――五和「それで結局?」 結標「・・・・・き、規則正しいわよ」 [saga]:2012/01/06(金) 04:14:06.58 ID:0mj4mss30
- 一方通行「……何だ」カチッ
御坂『うわあああああああああああああああああああああぁんっ!!』ビギャー!
一方通行・結標・海原「「「…………、」」」キーン・・・
御坂『らあああああずうううううどおおおおおおおおだあああああああ』ビエー!
一方通行「……いや、俺に言われても」タラー・・・
御坂『何どがじでよおおおおぉ』ビエーン!
一方通行「だから、俺に言うな」ハァ・・・
御坂『だっでぇ! だっでぇええええぇ!! 風紀委員の支部でもおおおおぉ!!』ウワーン!
一方通行「は?」キョトン・・・
海原「支部というと……例の第177支部ですか?」フム・・・
結標「牛乳眼鏡の所ね……え? アイツ居るのに?」キョトン・・・
御坂『打ち止め怖いよおおおおおぉ!!』ピギャー!
白井『お姉さま!! 五月蠅いですの!! あ、寮監様すいませぶぎゃっ!!』コキャッ・・・
一方通行「お、落ち着け……落ち着いて話せ」タラー・・・
御坂『うぅ……支部で、支部でね……―――』グスン・・・
<回想>
固法「…………、」チラッ・・・
白井「…………、」チラッ・・・
初春「…………、」チラッ・・・
佐天「…………、」チラッ・・・
春上「…………、」チラッ・・・
御坂「……うっ」ダラダラ・・・
打ち止め「…………、」ジトー・・・
初春「あ、あの……打ち止めちゃん、何してるんですか? ずっと無言で御坂さんの背後に立ってますけど」タラー・・・
固法「……さぁ」タラー・・・
白井「というかまだ喧嘩、か如何か微妙なラインですけど、あの2人、険悪な感じですの?」タラー・・・
佐天「えっと、良く分かんないけど……ら、打ち止めちゃーん。ちょっと外に買い物行かない?」ニコニコ・・・
春上「さ、佐天さん! 今は駄目なの!」アタフタ・・・
打ち止め「…………、」ギロッ・・・
佐天「うっ……あ、あはははは……何でもないよー」ダラダラ・・・
打ち止め「…………、」スッ・・・ジトー・・・
御坂「……あ、あの……妹様」ダラダラ・・・
打ち止め「…………、」ジトー・・・
御坂「私、その……トイレに」スッ・・・テクテク・・・
打ち止め「…………、」トコトコ・・・
御坂「ぐっ……何故付いてくるのでせうか?」ダラダラ・・・
打ち止め「…………、」ジトー・・・
- 777 :第四,五話―――五和「それで結局?」 結標「・・・・・き、規則正しいわよ」 [saga]:2012/01/06(金) 04:33:16.09 ID:0mj4mss30
- 初春「うわぁ。トイレまで付いてった」タラー・・・
白井「えっと……というか、何故小姉さまが此処に」タラー・・・
固法「さぁ。『此処に居れば御姉様が現れるから』だそうよ。目的は分からない」ハハハ・・・
春上「一方的に怒ってるみたいだけど……何も言わないの。それが余計恐怖なの」タラー・・・
佐天「しかもずっと背後に立ってる。何処に移動しても……何このホラー映画」タラー・・・
固法「まぁあの子なりに考える所があるんでしょ。あ、戻ってきた」チラッ・・・
御坂「……あぅ」テクテク・・・
打ち止め「…………、」トコトコ・・・
御坂「……み、みんなー。何してるのかなー? こっちおいでー」ヒクヒク・・・
一同『…………、』フルフル・・・
御坂「ぐっ……ちょ、わ、私体調優れないから、今日は帰ろうかなぁ」アハハハ・・・
打ち止め「…………、」スッ・・・ビリビリ・・・
御坂「うをっ!?」ギョッ・・・
初春「あ……ドアのロックが自動で」チラッ・・・
佐天「に、逃がさない気かぁ」タラー・・・
御坂「ら……打ち止め、さん?」ギギギギ・・・
打ち止め「…………、」ジトー・・・
固法「はぁ……御坂さん、とりあえず座りなさい」ヤレヤレ・・・
御坂「うぇ!?」ギョッ・・・
固法「打ち止めちゃんも、気が済んだら止める筈だから……そうでしょ?」チラッ・・・
打ち止め「…………、」ジトー・・・
御坂「……ず、ずっと……こうしてろと?」ダラダラ・・・
打ち止め「…………、」ジトー・・・
白井「お姉さまが虎の前の兎みたいですの……って、あら? 初春。ドアに反応が」チラッ・・・
初春「え? あ、誰か居る見たいですね。打ち止めちゃんが軽くセキュリティショートさせちゃったんで気付きませんでした」ジー・・・
固法「器物破損よ、まったく……えっと……最愛ちゃんと那由他ちゃんね。手動で開けないと」スッ・・・
打ち止め「…………、」スッ・・・ビビビ・・・
一同『っ!!?』ギョッ・・・
絹旗「およ? 開きました。もう少しで破るとこでしたよ」ウィーン・・・
那由他「姉さん物騒ですよ……ってあら? 何の儀式?」ジー・・・
固法「いらっしゃい。申し訳無いけど、打ち止めちゃんは本日無言デーみたいよ」ハァ・・・
初春「今、お茶淹れますからそこに座ってて下さい」テクテク・・・
那由他「どうも。んー、しかし……超電磁砲の頭なんて見て何してるの? 面白いものでもあった?」キョロキョロ・・・
打ち止め「…………、」スッ・・・ビシッ・・・
一同『っ!?』ギョッ・・・
絹旗「超電磁砲に指差してる? んー……何でしょう。超気になります」ジー・・・
那由他「どれどれ」ジー・・・
打ち止め「…………、」ジトー・・・
御坂(ふ、2人増えた!!)ダラダラ・・・
- 778 :第四,五話―――五和「それで結局?」 結標「・・・・・き、規則正しいわよ」 [saga]:2012/01/06(金) 04:59:34.08 ID:0mj4mss30
- <回想終了>
御坂『―――ってな感じで……ずっと無言なのよ』ウルウル・・・
一方通行「俺も似た様なモンだっつの」ハァ・・・
御坂『うぅ……責任取ってよぉ!!』ビリビリ・・・
一方通行「だああァかああァらああァ!! 俺も被害者だっつってンだボケ!」グヌヌ・・・
御坂『じゃあ如何しろっていうのよ! 頼りの先輩は『多分、もうちょっとで解決する』としか言わないし!』ギリリ・・・
一方通行「だから知らねェっつってンだよ……面倒臭ェ姉妹だなァ」ジトー・・・
御坂『っ!! アンタねぇ……何でそんな他人事なのよ! アンタの責任でしょう!! アンタ保護者でしょう!!』バンッ!!
一方通行「おま、だから、俺の話聞いてっか!? 俺も対応困ってンだよ!!」ガンッ!!
御坂『あーもぅ! 男って如何してこう無責任なの!? ふざけないでよ! 私は真面目に相談してるのに!』ビジバジ・・・
一方通行「テメェこそ冷静なって話聞きやがれ! さっきから言ってっ事同じだぞ、オイ」ハァ・・・
御坂『アンタが真面目に話聞かないからでしょう! これから如何するのって、聞いてるのに……何よ! その曖昧な答えは!!』バンッ!!
一方通行「この、ガキゃ」ピキッ・・・
海原「ど、どうどう……御坂さんも落ち着いてください。これじゃ娘の教育方針で喧嘩になった馬鹿夫婦ですよ」アタフタ・・・
結標「やれやれ、ヒステリック状態の女は同じ事何十回でも繰り返して言うわよ。兎に角打開策提示しなさいな」ハァ・・・
一方通行「チッ……俺らもアイツの事無視るしかないンじゃねェの」ケッ
御坂『そんなの根本的な解決にならないでしょ! どうしてそんな適当な事!』ムググ・・・
一方通行「ハァ!? さっきっからピーピーギャーギャーよォ……じゃあテメェが提示してみろボケナスがァ!!」ガンッ!!
御坂『っ……わ、分からないから……アンタに相談してるんでしょ』アタフタ・・・
一方通行「だから俺も分かンねェって返した! ンで無理矢理提示すりゃ何だオイ……調子乗ンなよ糞女ァ!!」ダンッ!!
御坂『だ、だって、ぅ……わ、私もぅ……如何して良いのか……ううぅ……ねぇ』ウウゥ・・・
一方通行「テメェは泣く為に態々電話したのか? あァ?! 黙ってねェで答えろ馬鹿姉がァ!!」チッ・・・
海原「ちょ、ちょっと……言い過ぎですよ」タラー・・・
結標「アンタも女の扱い下手ねぇ」タラー・・・
御坂『う、ぅ……っ……だって……ふぇええええええぇんっ!!』ウワーン!
一方通行「っ!!」ギリッ・・・
海原「ま、拙い……と、とりあえず一旦切りましょうね。ね! 結標さん……携帯奪って!」スッ・・・
結標「やれやれ……もしもし。御坂さん? また後で掛け直すから、とりあえず落ち着きなさい」Pi!
御坂『うわああああぁん!! びえええぇ―――』プツン・・・
一方通行「……ケッ」フンッ・・・
海原「これはまた……結構深刻ですね」タラー・・・
結標「まぁあのおチビ次第なんだろうけど……あ、そうだ。海原、アンタ『MNW』で情報ゲット出来ないの?」チラッ・・・
海原「出来ない事も無いですが……運営たる打ち止めが自分や一方通行のログインを許すかどうか」ウーン・・・
結標「物は試しよ。駄目だったらプロスネークに聞くでも良し。やってやんなさい。愛しの御坂さんのピンチよ」ハァ・・・
海原「……はぁ」トコトコ・・・カチッ・・・
一方通行「ンの糞アマァ……マジ一遍引っ叩かねェと分からねェみてェだなァオイ」ギリギリ・・・
結標「アンタはいつまでもイラついてないの。大人になりなさいっつーの」ポンッ
一方通行「……くそっ」ギリギリ・・・
海原「此処(仮眠室)のPCからならページ開けると思……あ、ログインも出来ましたよ……はい、どうぞ」スッ・・・
- 779 :第四,五話―――五和「それで結局?」 結標「・・・・・き、規則正しいわよ」 [saga]:2012/01/06(金) 05:37:20.62 ID:0mj4mss30
- 結標「……MNWってこんなにゴダゴダしてるのね。処理大丈夫なの?」タラー・・・
海原「今開いてるのはプライベート板です。仕事用は仕事用でしっかり固定してあるので大丈夫らしいですよ」コクッ
一方通行「……ンで? 何処見りゃ良いンだ?」ジー・・・
海原「多分、運営たる打ち止めに関するスレッドや本人が建てたスレッドなら結構な勢いで伸びてるかと」ジー・・・
結標「……にしても、訳分かんないスレ多いわね。何よ『第七位が掃除機に吸込まれながら爆発する画像下さい』って」タラー・・・
海原「第七位コラシリーズですね。結構人気ですよ……あ、この『【絶対に】電磁通行と幼女【許されない】』っての怪しいですね」カチッ・・・
~~~~~~~~~~~~~~~~
9.【絶対に】電磁通行 その3【許されない】
381 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします:ID:misaka11035
いや、てかデートじゃないって分かってるのにそこまでキレるとか・・・
382 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします:ID:misaka10032
実に如何でもいい というかこの流れ何回目だっつの
383 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします:ID:misaka14478
つーか当の運営様はこのスレ放置して何か計画してんだべ?
384 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします:ID:misaka19999
でもあのお子様馬鹿だよなぁ
もう如何したら良いか分からないから私達に行動決めさせるとかw
385 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします:ID:misaka17843
仕事用ならいざ知らず、此処の住人に決めさせるって事は
安価も同然なのに
386 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします:ID:misaka10036
んで今は反省して自問中なんだろ?
てか知ってる? マジ泣きしたってよw
387 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします:ID:misaka11035
あちゃー……kwsk!
388 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします:ID:misaka17600
今日の夕方4時頃 風紀委員第177支部にて
打ち止めの無言の圧力&窒素装甲と木原サイボーグの質問攻めで泣いた
389 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします:ID:misaka10036
>>388
スネークさんオッスオッス!
390 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします:ID:misaka10032
>>388
御姉様ェ……
三人幼女に囲まれ、一人は無言 二人は質問攻め……何それ怖い
391 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします:ID:misaka19090
黒妻家の娘は鬼畜やでぇ
んで、その質問の内容は?
392 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします:ID:misaka17600
「何で打ち止めちゃんに超睨まれてるんですか?」
「今度はどんな悪い事仕出かしたんですか?」
「あ、第一位との噂って本当ですか!? 超気になるんですけど!」
「それ! 私も気になってた! 教えて下さいよぉ、このこのぉ」
※このタイミングで運営がソファを蹴る → 一同困惑 →
幼女組、無言で御姉様の後頭部を見詰め出す → 5分後くらいに泣いた
- 780 :第四,五話―――五和「それで結局?」 結標「・・・・・き、規則正しいわよ」 [saga]:2012/01/06(金) 05:59:22.30 ID:0mj4mss30
- 393:以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします:ID:misaka14562
え げ つ な い
394:以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします:ID:misaka20000
セロリたんならその状況下で絶頂迎える筈!!
「ぬふゥ! 幼女に視姦されてるゥ!!」って!!
395:以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします:ID:misaka11111
てかマジで黒妻家の長女次女タイミング悪いな
396:以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします:ID:misaka17043
んー……そろそろ黄泉川氏とか固法氏が介入しても良いと思う
>>394
今日も絶好調だな
397:以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします:ID:misaka14510
>>394
死ね
普通に 死 ね
398:以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします:ID:misaka13832
>>397
春子は春子で通常営業だなw
399:以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします:ID:misaka17843
>>397
オマエは暗黒の世界に帰れ →【仁義なき】上条派vsセロリ派論争56戦目【闘い】
400:以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします:ID:misaka10453
まあ、何にしろ……運営の調子がオカシイのが続いてる
それ結構困るんだよね
MNWだけじゃなく、色々不備生じてるっしょ?
401:以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします:ID:misaka11111
多少は我慢したれ
まぁ長引き過ぎたらちと問題だが
402:以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします:ID:misaka19090
てか正直、運営は運営で後に引けなくなってるだけだと思うんだけど
実際、今にでも仲直りしたくてしょーがないんでしょ? うずうずしてんでしょ?
403:以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします:ID:misaka10032
じゃあもうさ……
同じ様に浮気すれば良いんじゃないの、あの幼女もさ
404:以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします:ID:misaka15555
>>403
!!?
405:以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします:ID:misaka11035
>>403
>>403
>>403
>>403
406:以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします:ID:misaka11111
>>403
おま……何それ?
407:以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします:ID:misaka11035
アレが浮気出来るタマか?
あ、今なら何でも仕出かしそうだな
408:以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします:ID:misaka10032
お前ら反応はやすぎ。あと何故そんなに喰い付く?
コーヒーふいたし
- 781 :第四,五話―――五和「それで結局?」 結標「・・・・・き、規則正しいわよ」 [saga]:2012/01/06(金) 06:14:26.82 ID:0mj4mss30
- 409:以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします:ID:misaka16784
>>403
良いアイデアだ 衝撃的だな
だが、肝心の運営が居ないので、無意味だ
410:以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします:ID:misaka20001
いるよ
411:以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします:ID:misaka10032
言ってみただけ、だ……え
え
412:以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします:ID:misaka17600
>>410
あ
413:以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします:ID:misaka10039
>>410
ど、ども
414:以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします:ID:misaka19090
えっと……見ての通りですよ
415:以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします:ID:misaka20001
分かった
私も浮気すれば良いんだね?
416:以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします:ID:misaka16553
>>415
い、いやぁそりゃどーかと……話ややこしくなるだけかなぁって
417:以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします:ID:misaka11035
というか運営、浮気の意味……は知ってるか
浮気する相手居るの?
418:以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします:ID:misaka10032
まさか上条さんとか言わないよな
419:以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします:ID:misaka20001
あ、そっか。あの人なら御姉様にも復讐出来るし一石二鳥だね
ナイス10032号! \(>ω<)ノシ”
420:以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします:ID:misaka10453
妹(10032号)おおおおおおおおおおぉ!!
421:以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします:ID:misaka11111
こんのボケナスがああああああぁ!!
422:以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします:ID:misaka10032
423:以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします:ID:misaka10032
424:以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします:ID:misaka10032
425:以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします:ID:misaka19090
無言投下すんなカス
オマエまじ何とかしろよ? オマエの責任な
~~~~~~~~~~~~~~~~
一方通行・結標・海原「「「…………、」」」タラー・・・
- 782 :第四,五話―――五和「それで結局?」 結標「・・・・・き、規則正しいわよ」 [saga]:2012/01/06(金) 06:39:03.27 ID:0mj4mss30
- 結標「え、と……その」ポリポリ・・・
一方通行「ど、どどどどどどどどどっどっどどどどっどどォ!!?」ガタガタガタガタ・・・
海原「落ち着いて下さい! 先手を打ってしまえば此方のモノです。すぐ上条さんに相談して下さい」チラッ・・・
一方通行「そ、そォだな」アタフタ・・・
結標「御坂さんには黙っておいた方が良いわね。多分、この話を聞いたら卒倒するわ」タラー・・・
海原「まったく……こうなったらやはり第三者に介入してもらうしかありませんね」ジー・・・
結標「同感ね。黒妻家か黄泉川家がベターでしょうけど……はぁ」グデェ・・・
一方通行「オイ、三下話中なンですけどォ!!」アタフタ・・・
海原「むっ……もしや」タラー・・・
一方通行「……えー」タラー・・・
結標「もぅさぁ……幻想殺しに賭けるってのもアリじゃないの?」ジトー・・・
一方通行・海原「「っ!?」」ギョッ・・・
結標「アンタや御坂さんじゃ解決できないし、牛乳や黄泉川さんは傍観徹底してるみたいだし」フムフム・・・
一方通行「で、でもよォ」タラー・・・
海原「……仕方ありませんね。彼に限って最終個体に手を出す様な真似はしない筈です」コクン・・・
一方通行「…………、」タラー・・・
結標「ウジウジ言ってないで覚悟決めなさい。日時とか特定する為にバックアップするから……主に海原が」クイッ
海原「へぃへぃ」グデェ・・・
一方通行「……はァ」タラー・・・
******************************
はい、今日は此処まで。次回電磁通行&打ち止めの決着! そして土御門と姫神!
なるべくさっさと終わらせて次に行くよ。それじゃまた次回! ノシ”
- 783 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟・東北) [sage]:2012/01/06(金) 12:29:59.23 ID:rWZb10IAO
- 最終個体ってなにさ
- 784 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/01/06(金) 14:54:16.88 ID:lkPiW+HIO
- 乙
打ち止めの一連の行動はMNWが原因かw
そして打ち止め上ヤン病を侮りすぎてるぞ…w - 785 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2012/01/08(日) 14:26:55.67 ID:pn/1tD4Qo
- ぜひとも次にくる英国編ではアンジェレネの出番を増やして欲しい
出番が少なくて禁断症状でそうだ - 786 :第四,五話―――五和「それで結局?」 結標「・・・・・き、規則正しいわよ」 [saga]:2012/01/08(日) 23:31:10.55 ID:QEWB/OCx0
- こんばんわ。ボチボチ書きます。
・最終個体 → 最終信号 です、すいません!
・そういえば今回全っ然英国編やってねーとか・・・マジ反省!
そんじゃ投下!
- 787 :第四,五話―――五和「それで結局?」 結標「・・・・・き、規則正しいわよ」 [saga]:2012/01/08(日) 23:53:55.10 ID:QEWB/OCx0
- ―――数日後の翌日、PM00:30、学園都市第7学区、とある喫茶店・・・・・
ガヤガヤ・・・ざわざわ・・・・・
土御門「―――……はぁ」グデェ・・・
半蔵「……あの、よぉ」ハァ・・・
土御門「あん?」ジトー・・・
半蔵「急に呼び出して、野郎二人で昼食、しかも何も喋らず辛気臭い顔……何の虐めだ、こりゃ」ジトー・・・
土御門「うっせ」グデェ・・・
半蔵「いやいやいやいや。怒りたいのは俺の立場だかんね? しかもオマエ学校じゃねぇの?」ジー・・・
土御門「学校居たくねぇからこうやってふけてんだろぉよ。てか今日は半ドンだ」グデェ・・・
半蔵「意っ味分からん……仕事の話やら何やらならまだしも、え? 何が目的? まさかマジで飯だけ?」キョトン・・・
土御門「っせぇ」ボソッ・・・
半蔵「……っかああああぁ!! 面倒臭ぇ!」グデェ・・・
土御門「やっかましいわ! 黙ってろ!」ギロッ・・・
半蔵「帰る」スッ・・・
土御門「帰んな!!」バッ!!
半蔵「面倒臭っ! コイツ面倒臭っ!!」タラー・・・
土御門「……良いから帰んなし」ハァ・・・
半蔵「溜息吐きたいのはコッチだっつの……もしオマエが美少女キャラだったら沈黙すら優美なのになぁ」グデェ・・・
土御門「悪かったなぁムサい野郎で!」フンッ・・・
オマタセシマシター! ツキミドリアトBランチ、サラダバースープバーガ2ツヅツニナラマース!
半蔵「……んで?」モグモグ・・・
土御門「…………、」モグモグ・・・
半蔵「沈黙すんならマジ帰るぞ。もしくは雲川呼ぶ」サラッ・・・
土御門「死ね」ギロッ・・・
半蔵「えっと、雲川のメアドはっと」カチカチ・・・
土御門「すいません。マジ止めて下さい」ダラダラ・・・
半蔵「……ハァ」ジトー・・・
土御門「あーもぅ……何て言うか……色々やんたくなった」ハァ・・・
半蔵「……んで、俺に相談っと? 俺らそんな御友達関係だっけ?」フーン・・・
土御門「テメェは利益無い限りコッチの腹探らないし、何より俺が気を使わないで済むから楽だ」フンッ
半蔵「言いたい事は分かるが……何かキモい」タラー・・・
土御門「うっせ! この前プライベートに資金運用の相談乗っただろ! その借り返すと思え!」グヌヌゥ・・・
半蔵「はいはいプライベートね……プライベート?」ポカーン・・・
土御門「……悪いかよ」ジトー・・・
半蔵「いや……え? あ、いや……うーん? だったら俺じゃなくさぁ。幻想殺しとか学校のダチとかの方が」ポカーン・・・
土御門「そーゆう『プライベート』な相談なんだっつの。テメェは俺にとって私情でも仕事でも無いグレーラインな立場だろ」ケッ!
半蔵「あ、そゆ事……じゃあ尚キモい……あーはいはい。ちゃんと話聞いてやっから睨むな」ヤレヤレ・・・
- 788 :第四,五話―――五和「それで結局?」 結標「・・・・・き、規則正しいわよ」 [saga]:2012/01/09(月) 00:18:41.47 ID:CNSevb5U0
- 半蔵「……んで? その『プライベート』っていうのは?」モグモグ・・・
土御門「……何て言うか、日常(プライベート)と仕事とのイザコザで生じた問題だ」ムゥ・・・
半蔵「ふむふむ……まさか『本家』とオマエと義妹(実家)の事か?」モグモグ・・・
土御門「いや、そっちはまだ問題無ぇ。単なる学校生活と仕事だ」ジー・・・
半蔵「へぇ。つっても、オマエ仕事多過ぎっからどの枠か分かんねぇけど……ざっくり話せや」モグモグ・・・
土御門「……暗部のと、学校生活だな」ジー・・・
半蔵「例のグループさんね。英国じゃない方、と……んで?」ムシャムシャ・・・
土御門「結標……知ってるな?」モグモグ・・・
半蔵「ああ、俺らのチームの5分の1潰した女だろ。あの半裸姉ちゃん」モグモグ・・・
土御門「アイツの問題だ……問題だった」モグモグ・・・
半蔵「んー……もしかして……一回くらいヤっちゃったとか?」グッ・・・
土御門「ぶふっ!! て……死ね」ジトー・・・
半蔵「あははは。怒るなや。んで?」ジー・・・
土御門「糞っ……あの女、今居候してんだ。それが俺の担任の家」ハァ・・・
半蔵「ほぉ。アイツ、最近自分のチーム立て直したって聞いてたからソッチに住んでんのかと思ってたわ」モグモグ・・・
土御門「……そうしてくれれば助かるんだけどにゃ」ハァ・・・
半蔵「いやぁ、あのチーム面倒なんだぞ。力有るくせに何処の派閥にも付かない……っと、今その話は良いとして……それで?」ジー・・・
土御門「喧嘩した」フンッ・・・
半蔵「……あー」ポリポリ・・・
土御門「…………、」モグモグ・・・
半蔵「んー」タラー・・・
土御門「…………、」モグモグ・・・
半蔵「……成程」ティンッ!
土御門「本当に分かったのかにゃ?」タラー・・・
半蔵「大体分かった。要は互いの日常(プライベート)に双方が足突っ込んでたから生じた問題だろ?」フーン・・・
土御門「相変わらず頭の回転早ぇな」ハハハ
半蔵「伊達に軍師キャラやってねぇよ。んで『俺の担任から手を引け&私の家主居候関係に指図すんな』的な感じか」モグモグ・・・
土御門「……うぃ」モグモグ・・・
半蔵「んでんで、喧嘩なってるから気拙い。どっちも引かないからややこしい。仕事にも影響出る、と?」ジー・・・
土御門「いや、決着はついたんだぜぃ」クイッ・・・
半蔵「あ?」ポカーン・・・
土御門「ついたんだが……だから、その……色々」タラー・・・
半蔵「……事後の方が気拙い、と?」ジトー・・・
土御門「…………、」コクッ・・・
半蔵「うわぁやっぱオマエ面倒臭ぇ」タラー・・・
土御門「うっせぇな! 十も承知だボケ」フンッ・・・
半蔵「やれやれだ……結局、何を相談したいんだ……って、どうせその相談も曖昧なんだろうな。どーすりゃ良い? とかだろ?」ハァ・・・
土御門「……分かってんなら聞くな」タラー・・・
半蔵「やっぱ、ある意味郭より面倒臭いな。文献でしか知らないけど、陰陽術師ってメンヘラだってのは本当だな」ハハハ
土御門「忍者だってメンヘラ多いだろうが! ったく……こんな馬鹿話しに来たんじゃねぇんだけどにゃぁ」グデェ・・・
- 789 :第四,五話―――五和「それで結局?」 結標「・・・・・き、規則正しいわよ」 [saga]:2012/01/09(月) 00:50:57.60 ID:CNSevb5U0
- ―――数日後の翌日、PM02:00、学園都市第7学区、とある公園(『窓のないビル』付近)・・・・・
一方通行「―――……ハァ」チラッ・・・ドヨーン・・・
御坂「……ちょっと。私の顔見て盛大な溜息吐かないでよ」ジトー・・・
一方通行「いや、何で来てンの」ジトー・・・
御坂「そりゃアンタ『こんなメール』来りゃ来ない訳にもいかないでしょ!! ほらっ―――」バッ!!
『御姉様! ミサカは明日浮気します! ってミサカはミサカはドヤ顔で携帯打ちながら公言してみたり♪』
御坂「アンタもそういうメール来たから此処居るんでしょ! んで私に見つかった次第でございましょ!」ビシッ
一方通行「うわァエグい。うわァウザい」タラー・・・
御坂「安心なさい。誰と浮気する気か知らないけどね……姉としてそんな不埒な真似見す見す捨て置けないわよ!」フンッ・・・
一方通行「あ、知らないンだ……うン、じゃあ帰った方が心の為だぞ」タラー・・・
御坂「ほわぃ? 訳がワカメよ」ポカーン・・・
一方通行「……それよか、一人か?」タラー・・・
御坂「ノンノンノン。実は遠くから妹(10032号)も見てるわ……ほら、そっちの繁み」チラッ・・・
一方通行「ン?」チラッ・・・
御坂妹「……………、」ビシッ!
一方通行(……そりゃまァこの状況を作った発起人ですからねー)タラー・・・
御坂「アンタは一人なの? 黄泉川さんとか番外個体とか来てないの?」チラッ・・・
一方通行「この状況を楽しみそうな頭緩ンだアイツら連れて来るかってェの……(ま、他に二人程来てるがな)」チラッ・・・
海原「……また彼は意図せずとも御坂さんと2人きりに」ブツブツブツ・・・
御坂蛇(17600号)「師匠(マスター)、非常に気持ち悪い……とミサカは望遠レンズを覗きつつ傍目でキモい師匠に毒づきます」ジトー・・・
御坂「あっそ……それより、本当に此処で合ってるのかしら。打ち止め現れないわよ」キョロキョロ・・・
一方通行「場所も時間も合ってる。というか多分、相手は来てる」ジー・・・
御坂「え、嘘?! 何処何処!?」キョロキョロ・・・
一方通行(此方の事情は何も知らずベンチにのンびり座ってるテメェの想い人、ウニ頭くンですよォ)ジトー・・・
御坂「ぐぬぬぅ……何処のドイツ人か知らないけど……発覚次第市中引き回しした後、全裸で風車に括りつけて輪してやる!」ビリビリ・・・
一方通行「……出来るモンならな」フンッ・・・
御坂「やっちゃるわい! って、あ! 来た! 打ち止め来た! ん? 男の方、も、出、てき……だぁ……っ!?」アタフタ・・・
一方通行「……ン」ジー・・・
打ち止め「――――!」トコトコ・・・
上条「――――」ノシ
打ち止め「――――♪」ギュッ!
上条「――――、」ハハハ・・・
御坂「」チーン・・・
一方通行「予想通り過ぎる反応をどォも」ハァ・・・
- 790 :第四,五話―――五和「それで結局?」 結標「・・・・・き、規則正しいわよ」 [saga]:2012/01/09(月) 01:26:52.20 ID:CNSevb5U0
- ―――数日後の翌日、PM03:00、学園都市第1学区、マンション『ニューディレクターズ』(香焼宅)・・・・・
ジャージャー・・・がやがや・・・・・
香焼「……んー」ボー・・・
絹旗「如何したんですか? そんな超腑抜けた顔して」ジー・・・
香焼「あ、いや……何でもない」ボー・・・
姫神「適当に。何でもないって答えを返す時点で。腑抜けてる」ジトー・・・
香焼「……いや、色々ツッコむのが面倒になって」ハァ・・・
浦上「ツッコみ役やめた香焼なんて豆腐とひき肉入ってない豆腐ハンバーグみたいなモノだヨ」モグモグ・・・
香焼「せめてどっちかは残して欲しいな。原型無いだろ、それ」ハァ・・・
絹旗「うーん……とりあえず……アンタ誰ですか?」チラッ・・・
香焼「今更!? 2時間くらい一緒に居たよね!?」タラー・・・
姫神「……姫神秋沙。永遠の16歳。そして魔女っ子。そういう貴女は?」ビシッ
香焼「姫神さん、その自己紹介色々痛いっす」タラー・・・
絹旗「絹旗最愛です。香焼と同い年の超12歳。そして超大能力者の美少女ちゃんです」ペコッ
香焼「こっちも痛い! ってか超付け過ぎて何を越えてるんだか分からない!! 超のゲシュタルト崩壊!」アタフタ・・・
浦上「あ、いつもの香焼だネ」ハハハ
もあい「にゃー」フシフシ・・・
香焼「……はぁ」グデェ・・・
絹旗「ふむふむ。まぁその超姫神さんとやらは、何故この家に? 五和さんか浦上さんのお友達ですか?」ポカーン・・・
姫神「私は『アレ』の友達。貴女は?」クイッ
絹旗「私は香焼の超友達兼超SPです」キッパリ・・・
香焼「超S,P……は?」ポカーン・・・
姫神「成程成程。超SP」フムフム・・・
絹旗「ええ。香焼超弱っちぃので私が守ってやってるんですよ。私超強いですから」ハハハ
香焼「……駄目だ。軽く電波飛んでるよ」ハァ・・・
絹旗「ところで……『アレ』が来てるのは今に始まった事じゃありませんが、今日はまた何で台所に?」チラッ・・・
結標「―――うぇ!? えっと……こっちの粉かしら?」アタフタ・・・
五和「―――そっちじゃなくて、というか粉じゃなくて味噌ですよ! 味噌汁に粉使わないでしょ」タラー・・・
姫神「……料理習いに。花嫁修業的なアレ?」ビシッ
絹旗「なっ……こ、香焼!!」ギロッ・・・ガシッ・・・ブンブンッ!!
香焼「な、何で睨むのさ……って揺らららららすすすすすななななぁbbbbbbb!!」アタフタ・・・
浦上「にゃははは。最愛ちゃんも料理御勉強しないとネー」ハハハ
香焼「何勘違いしてるか分からないけど、花嫁修業じゃなくて……ええっと」ウーン・・・
姫神「やれやれ……居候で。家主に料理作らせてばかりだから。自分もしっかり手伝いたいって」ジー・・・
絹旗「ああ、成程……ふーん。それはまぁ超しゅしょーな事ですね」マジマジ・・・
もあい「んなー」コクコクッ
香焼「ささささささいいいいいいああああああいいいいいいいっ!! 離してえええぇ!!」ガクガクガクガク!!
- 791 :第四,五話―――五和「それで結局?」 結標「・・・・・き、規則正しいわよ」 [saga]:2012/01/09(月) 02:16:37.23 ID:CNSevb5U0
-
にゃーん・・・・・
絹旗「―――って、私達が毒味させられる訳なんですか」ハァ・・・
結標「本っ当に失礼な事しか言わないわね、このチンチクリンガールは」ジトー・・・
姫神「でもまぁ……ふむふむ。見た目。臭いは。合格点。別段悪い点は。見つからない」ジー・・・
浦上「そりゃ8割方お姉が作ってましたからネ」ハハハ
結標「こ、こら! 余計な事言うな!」アタフタ・・・
五和「あはは。でも、真面目にメモしてましたし重要な個所は手伝って貰いましたから」フフッ
絹旗「ふーん……それじゃあ……はい」スッ・・・
香焼「何故自分の前に出すの?」エ・・・
絹旗「超毒味です」ジー・・・
結標「味見って言いなさいよ!」ムギギ・・・
姫神「しかも。さっき自分でSP語っておきながら。守護対象に。毒味させるとか」ハハハ
五和「ええっと……大丈夫よ?」タラー・・・
香焼「何故疑問符?! もぅ……とりあえず、頂きますけど……じゃあこのムニエルから」スッ・・・
にゃーん・・・・・
香焼「……ん」モグモグ・・・
結標「……ど、どう?」ドキドキ・・・
香焼「……うん。十分美味しいっすよ」モグモグ・・・
結標「お、おぉ!」キラキラ・・・
絹旗「超御世辞に決まってますよ」ジー・・・
香焼「いやいや……これなら月詠さんに出せると思います」フフッ
結標「そ、そう! それなら……ふふっ」キラキラ・・・
姫神「あらあら」クスクス・・・
浦上「ふーん……じゃあこの味噌汁(?)をドーゾ」スッ・・・
香焼「あ、うん……って……何か白いの浮いてますけど」ピタッ・・・
姫神「……粉っぽい」ジー・・・
浦上「うん。それ粉ですネ」ジー・・・
絹旗「超粉です」ジー・・・
もあい「みー」ジトー・・・
結標「え、あ、その……た、多分大丈夫よ?」タラー・・・
五和「え、ええ。ちょっと無駄にとろみ付いちゃってるけど、味噌汁っちゃ味噌汁だから」アハハ・・・
香焼「……ん」ズズズ・・・
浦上「……阿片粉」ボソッ・・・
姫神「……人骨粉」ボソッ・・・
絹旗「……超結晶」ボソッ・・・
香焼「ボホァっっ!!」ゲホゲホッ!!
結標「んなモン入れるかあぁ!! 片栗粉だっつーの!!」ウガー!!
五和「あははは……まぁそれでも有り得ないんですけどねぇ」タラー・・・
- 792 :第四,五話―――五和「それで結局?」 結標「・・・・・き、規則正しいわよ」 [saga]:2012/01/09(月) 03:01:38.46 ID:CNSevb5U0
- ――一寸後・・・・・
香焼「―――……ごちそうさまでした」ゲフッ・・・
浦上「結局、香焼一人で全部食べ切ったネ」ハハハ
絹旗「超お手柄です。後でカップゼリーを買ってあげましょう」グッ
姫神「じゃあ私は。雪見まんじゅう。買ってあげる」コクッ
結標「アンタら大概失礼ね」グヌヌゥ・・・
五和「あははは……まぁこれで一応月詠さんに食べさせられるよって事で。カオリ姉さん居ればもう少し的確に教えれたんですけど」コクッ
結標「あ、うん。そうね……メモ見ながら頑張る」グッ・・・
絹旗「……ところで、如何して急にこんな事しようと思い立ったんですか?」ジー・・・
結標「何でアンタに教えにゃならんのよ」フンッ
姫神「喧嘩後の。超ラブラブ期間ってヤツ」フフフ・・・
絹旗「え? あーうん……何となく分かりました」フムフム・・・
結標「あ、秋沙! 余計な事言うな! てか、それいつかは終わるみたいな言い方じゃないの!」ムキー!
姫神「それはまぁ。いつかわ終わる。というか。いつまでも居座ってちゃ。ダメ。分かってる?」ジトー・・・
結標「うっ……わ、分かってるわよ。モラトリアムなの。モラトリアム」フンッ
絹旗「うわぁ。横文字使って賢さアピールしてますけど超アホっぽいです。超学生ニートの言い訳です」ニシシ!
香焼「さ、最愛!」アタフタ・・・
結標「ぐっ……ホンっト、いけすかないガキね」ジトー・・・
五和「こらこら喧嘩しないの。ところで……他にも色々大丈夫なんですか?」チラッ・・・
結標「え?」フム・・・
浦上「ほら。土御門」ボソッ・・・
姫神「…………、」ジー・・・
結標「ああ……まぁ私はもう気にしてないわよ。素直に身から出た錆だって反省してるし」コクッ
絹旗「……ふぇ?」キョトン・・・
香焼「あー、最愛。そろそろ外行こうか。もあい連れて公園行こうよ」スッ・・・チラッ・・・
絹旗「あ、はい―――」チラッ・・・フーン・・・
結標「……何か気ぃ使わせたわね。半ば香焼くんも当事者なのに」ポリポリ・・・
五和「まぁコウちゃんはそれが取り得でもありますから……で?」チラッ・・・
結標「んー……いや、アイツの方が気後れ? 気拙い? 兎に角、珍しく殊勝に負い目みたいなモン感じてるっぽくてさぁ」ハァ・・・
浦上「ありゃりゃ。そりゃまた稀有な事が」ヘー・・・
結標「御蔭で仕事……バイト内まで気拙くなってて……秋沙的に如何よ」チラッ・・・
姫神「……彼。馬鹿だから」サラッ・・・
五和・結標「「……は?」」キョトン・・・
浦上「えっとぉ……それって如何いう意味ですカ?」ニャハハ・・・
姫神「普段。馬鹿を装ってるフリして。実は暗躍してるクールガイ。を気取ってる。馬鹿……要するに。単なる馬鹿」フンッ
五和「あー……はい?」タラー・・・
姫神「人間。『服』を着てない状態が。真の姿。つまり。アレは馬鹿阿呆の類」サラッ・・・
結標「んーと……秋沙、ゴメン。アンタの言い回し含み在り過ぎ且つ偶に解読不能な日本語使うから分からない。もっと分かり易く」タラー・・・
姫神「……要は。マジでシスコン状態の。土御門くんが。本物って事。おk?」ハァ・・・
- 793 :第四,五話―――五和「それで結局?」 結標「・・・・・き、規則正しいわよ」 :2012/01/09(月) 03:52:34.76 ID:CNSevb5U0
- 結標「まぁ、えっと……ん?」チラッ・・・
五和「い、いや、私見られても」タラー・・・
浦上「……不思議な能力だの、武器だの、そういうの関係無しに、素の状態の人間って事ですカ」ジー・・・
姫神「そういう事」コクッ
結標「それは分かった。でもだから何なのっていう。アイツが馬鹿なのは百も承知だけど、秋沙が意図する馬鹿の意味が分からないわ」ポカーン・・・
姫神「……彼。自分の事になると。弱いタイプ」フンッ
五和「え?」キョトン・・・
姫神「仕事とか何とかは。他者他人を理由に働けるし。動ける。でもプライベートは。自分の事」コクッ
浦上「ふむふむ。つまり、とりわけプライベート色が濃い今回の問題はぶっちゃけパニクってますヨって?」ホー・・・
姫神「そう。だから。馬鹿。解決法を知らない。簡単な事なのに。盛大に悩む」ヤレヤレ・・・
五和「でも、上条さんとか姫神さんとか他にも多くの学友さん達が居るんじゃ」ム・・・
姫神「今回の件を知っているのは私と上条くんだけ。しかも。2人とも彼の意見に対立した」チラッ・・・
五和「……ほ、他にも誰かしら」ウーン・・・
姫神「居ない。彼。ぶっちゃけ。友達少ない……ううん。『いない』と思う」ジー・・・
結標「は? い、いや、アンタとか幻想殺しとか」タラー・・・
姫神「ま。あの無粋なグラサン着けてる限りは。上っ面の関係。だから……『道化』だなんて。揶揄される」フンッ
五和「そういえば……英国の方でも、カオリ姉さんやステイル神父の前でも……絶対外さない」タラー・・・
浦上「いやいや、というか居るんですカ? あのグラサンの下をマジマジと見た事ある人は」タラー・・・
姫神「義妹くらいじゃない?」サラッ・・・
五和・浦上・結標「「「納得!」」」ビシッ
姫神「しかも多分。ベットの上でだけ。それ以外全部道化……もしかしたら。私達が知らない。心許せる相手も居るかもしれないけど」ジー・・・
五和・結標「「お、おぅ」」ゴクリ・・・
浦上「まぁ土御門の近親相姦疑惑は今に始まった事じゃありませんからネ」ハハハ・・・
姫神「だから。ベットの上で。言葉通り。慰めてもらうしかないんじゃない? まったく。情けない。男のくせに」ヤレヤレ・・・
五和「で、でもまぁ推測でしょう……実際はそんなそんな……ねぇ」タラー・・・///
結標「そ、そうね。し、しても同衾くらいなんじゃ」アハハ・・・///
姫神「……淡希も。普段豪語するくせに。こういう時ばっか。ウブだこと」フフフ・・・
五和「ほ、ほら! 今さっき姫神さんが言った『私達の知らない心許せる相手』ってのが居て、そういう人に相談してる可能性だって!」コクッ
浦上「ま、無きにしも非ずですネ。だけど結局、それも推測に過ぎませんけど」フンフンッ
結標「と、とりあえずさぁ……えっと、私から言える事があるなら言ってみるわよ。一応私の方がお姉さんだし」アハハ・・・
姫神「……そういえば。淡希。私の一つ上だった。すっかり忘れてた。まるで先輩の貫禄が無い。あまりのオーラの無さ」ジトー・・・
結標「う、うっさいわね! アンタもこの前見たでしょ! これでも結構カリスマあるんだから!」ムググゥ・・・
姫神「自分で。カリスマ(笑)とか言うヤツは。大抵かませ」フフフ・・・
結標「ホンっト腹立つ後輩ね! アンタも!」ムキー!
浦上「あ、結標さん。お姉と同学年(五和の本年齢[ピーーー]歳)だったんですネ。忘れてました」ハハハ
五和「え、あ、うん。そうですね。如何学年ですか……うん」ジー・・・
結標「な、何よ」タラー・・・
姫神「御淑やか。且つ清楚系で家庭的。且つナイスバディ(且つ多少腹黒)……淡希。勝ち目無い」ジー・・・
結標「う、五月蠅あああああぁい!! わ、私だって……私だってえええぇ!!」ムギャー!
もあい「なー」コロコロ・・・
- 794 :第四,五話―――五和「それで結局?」 結標「・・・・・き、規則正しいわよ」 :2012/01/09(月) 05:22:12.36 ID:CNSevb5U0
- ―――数日後の翌日、PM04:30、学園都市第7学区、セブンスミスト・・・・・
ざわざわ・・・ガヤガヤ・・・・・
御坂妹『―――此方、シスター1。現在目標は雑貨店内をウロウロしています。とミサカはオーバーコールをします』Pi!
御坂蛇『―――此方、スネーク7。現在目標は彼を荷物持ちにさせて自由奔放好き放題やってる、オーバー』Pi!
海原『―――此方、ゴースト9……そろそろ休憩しませんか? おーばー』ハァ・・・
御坂春子(14510号)『―――こ、此方スプリング00。何で私まで駆り出されているのでしょうか? 非番なのに……オーバー』ハァ・・・
御坂丸(10039号)『―――此方、ラウンド3。ぶっちゃけ夜勤明けはシンドイんですけど……てか妹の尻拭いの手伝いって……オーバー』ハァ・・・
御坂.jp(13577号)『―――此方、ジャパン77。え? これ無銭奉仕なんですか? 嘘でしょう? オーバー』チラッ・・・
御坂漢子(14889号)『―――此方、ダンディ05。妹、報酬の件は? 今回は誰持ちなんですか? オーバー』ジー・・・
御坂緑(19090号)『―――此方、グリーン99……妹、黙らないで下さい。何か言いなさい……オーバー』ジトー・・・
御坂妹『……こ、今回の一件は』タラー・・・
妹達『うんうん』ジー・・・
御坂妹『そ、その……妹達というかMNWの危機管理の問題でもある故、無償で働くのが、その……当然ではなかろうかとミサカは』ダラダラ・・・
御坂丸『お疲れっしたー! と、ミサカは望遠鏡投げ捨てて帰路に着きます』テクテク・・・
御坂.jp『私も帰ります。あ、御坂丸。クレープでも買って帰りましょう、とミサカは提案します』テクテク・・・
御坂緑『じゃ、じゃあミサカも! 待って下さい』アタフタ・・・
ゾロゾロ・・・ミサカモミサカモ・・・・・
御坂妹『ちょ、おまえら!!』タラー・・・
御坂蛇『これ予見してた5's(15555号)の言ってた通りになった……ミサカ的にはそっちの方が腹が立つ』ハァ・・・
御坂漢子『だからアイツ来なかったんですね。正直、ミサカも帰りたいのだが……春子は?』ハァ・・・
御坂春子『え、あ、その……うーん』モジモジ・・・チラッ・・・
御坂蛇『ソイツは専ら上位個体じゃなく別の男(一方通行)を監視してる。さっきからずっとな……とミサカは心底呆れます』ハァ・・・
御坂春子『うぇ!? そ、そんな事にゃいでしよ』ダラダラ・・・///
御坂妹『……残ってくれるだけまだ良いです。後はこれだけ?』キョロキョロ・・・
御坂漢子『多分な……と、ヤツが帰る訳無かったか』ジー・・・
御坂蛇『ん……あぁ。ジェバンニとアラスカの』ジー・・・
御坂ジェバンニ(12345号)『―――此方、ストレート5。運営様に呼ばれればいつでも出ます。オーバー』Pi!
御坂アラスカ(18456号)『―――此方、ダイス456。右に同じく。オーバー』Pi!
御坂蛇『運営ラブ組はそりゃ残るだろう……それにアラスカは来るとこまで来ちゃってるし、とミサカは苦笑します』フッ・・・
御坂春子『ジェバンニ。もし呼ばれたら出て行くの? 上条さんの前でも? とミサカは疑問を尋ねます』タラー・・・
御坂ジェバンニ『お望みとあらば。どんな逆境でさえ、とミサカは返答します』サラッ・・・
御坂妹『そ、そうですか。流石ですね……まぁこれだけ居れば安心かと』フム・・・
御坂アラスカ『……もう一人……いや、二人居ます。とミサカは密告します』ボソッ・・・
妹達『え?』キョトン・・・
御坂宿無(19296号)『―――……居ちゃダメですか? とミサカは皆の視覚に入らない場所から応答します』ファァアァ・・・・・
御坂蛇『うげっ!? ホームレス!!?』タラー・・・
御坂アラスカ『あとは管理人(18413号)も何処かに居る様です。ミサカ達の回線に割り込む気は無い様ですけどね』Pi!
- 795 :第四,五話―――五和「それで結局?」 結標「・・・・・き、規則正しいわよ」 :2012/01/09(月) 05:47:17.61 ID:CNSevb5U0
- 御坂妹『ま、まぁ助かります。というかこれだけ居ればミサカが居る必要無い気がする』ハハハ・・・
御坂春子『妹が発端でしょう! ちゃんと責任持って最後まで面倒見なさい』ムンッ・・・
御坂妹『む、むぉ』タラー・・・
御坂漢子『ほぉ。春子に言われる様じゃ妹も末ですね』ククク・・・
御坂蛇『まったく……おっと、師匠。如何しました?』Pi!
海原『如何したもこうしたも……やる気あります? というか僕も帰りたい』ハァ・・・
御坂妹『蛇師匠(スネークマスター)。そこはほら、御姉様(オリジナル)が関わっているという事でどうか』ハハハ・・・
海原『……やれやれ』タラー・・・
御坂蛇『それより……上位個体と彼は何処に?』チラッ・・・
御坂ジェバンニ『屋上へ向かう様です。多分、着ぐるみショーに喰い付いたかと』ジー・・・
御坂妹『了解……時に、御姉様+1は?』チラッ・・・
御坂春子『追い駆けている様子。てか御姉様ちゃっかり買い物してるしいいいぃ!! 狡いいいいいぃ!!』ムキー!!
海原『……同感です、一方通行』ジトー・・・
御坂漢子『アンタらはアンタらだが……御姉様方も御姉様方。あんな行動するから写メ撮られて流される』ヤレヤレ・・・
御坂妹『確かに……兎に角、ミサカ達も追跡しましょう。彼に限って間違いは無いとは思いますが……念の為』ムンッ
御坂アラスカ『では各々のルートに接触しない様に……また後ほど!』スッ・・・
妹達『了解!』スッ・・・
海原『……無駄に修錬された無駄の無い無駄な追跡』ハァ・・・
ざわざわ・・・ガヤガヤ・・・・・
御坂「―――う、ぐぬぬぅ……打ち止めめぇ……あんだけ好き勝手引っ張り回しおってぇ」ムキー!
一方通行「オマエ、人の事言える? なァこの荷物の量何? しかも悪質なまで少女趣味……よく恥じらい無しに買えンな」タラー・・・
御坂「アンタ一緒なら買えるわよ。羞恥心なんてないでしょ」フンッ
一方通行「うわァコイツ人のカード使って買い物しといて、その言い草……やっぱテメェら姉妹だよ」ケッ・・・
御坂「うっさい! アンタがピーピーギャーギャーワンワンニャーニャーポグホーン五月蠅いから見失ったじゃない!」キョロキョロ・・・
一方通行「ぽ、ぽぐほ……アイツらなら屋上行ったぞ」ヤレヤレ・・・
御坂「え、マジ? そんじゃ急いで先回りよ! ほら、階段ダッシュ!!」シュバッ!
一方通行「…………、」モゥイヤ・・・
****************************
すいません。一度寝ます。起きたら続き書く。次こそ終わらせる! オーバー!
- 796 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/01/09(月) 06:11:49.86 ID:jzxnXd2IO
- 乙、ゆっくり休め
- 797 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/01/09(月) 20:34:52.13 ID:EAEZ3834o
- 乙
一方美琴サイドがカップル通り越して熟年夫婦みたいに思えてきた - 798 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟・東北) [sage]:2012/01/09(月) 22:02:45.75 ID:NB3/f7eAO
- 一寸で笑う
- 799 :第四,五話―――五和「それで結局?」 結標「・・・・・き、規則正しいわよ」 :2012/01/10(火) 01:13:41.51 ID:X4Bcymtx0
- おはよう・・・今何時? とりあえず投下! 今回で終わらす!
- 801 :第四,五話―――五和「それで結局?」 結標「・・・・・き、規則正しいわよ」 :2012/01/10(火) 01:44:02.26 ID:X4Bcymtx0
- ―――数日後の翌日、PM05:30、学園都市第7学区、とある喫茶店・・・・・
がやがや・・・ざわざわ・・・・・
土御門「―――だから俺の立場としては……って、オマエ聞いてんの?」チラッ・・・
半蔵「……あ?」ボケー・・・
土御門「……てめぇ」ジトー・・・
半蔵「いやいやいや……だって流石に永遠と同じ愚痴ループされてもよぉ……しかももう此処に6時間近く居るぞ」タラー・・・
土御門「だから何だ。料金変わらねぇよ」フンッ
半蔵「そういう問題じゃない……てか、結局オマエは如何したいわけだ?」ハァ・・・
土御門「それが分からんっつってんだにゃ」ジー・・・
半蔵「ったく……まぁそりゃ話聞く限りはどっちも悪かない。敢えて言うならその女拾った先公が悪い」ヤレヤレ・・・
土御門「そりゃ無ぇだろ。あの人は無関係だぜぃ」ムッ・・・
半蔵「無関係な筈なのに微妙な位置に立ってるから尚性質が悪い。違うか?」ジー・・・
土御門「ん……でも、しゃーねぇだろ。そういう先生なんだから」ムゥ・・・
半蔵「だからそれに関しては何も言えねぇよ。てか、結標淡希もオマエも、何も言わなきゃ良いだけだった」チラッ・・・
土御門「……それは?」フム・・・
半蔵「要するにだ。ガキの喧嘩だろ? どっちがその先公から愛されてるか、愛してっかっつー意地の張り合い」ジトー・・・
土御門「はぁ?!」キョトン・・・
半蔵「色んなモン取っ払って考えりゃそれしか残んねぇよ。しかも……聞けばオマエが一人占めしたかったから、だろ?」ジー・・・
土御門「なっ!?」タラー・・・
半蔵「馬鹿みてぇだ……まぁオマエが答え出せねぇっつーなら教えてやる」グデェ・・・
土御門「な、何を」タラー・・・
半蔵「単純に、謝れば済むだけの話だろ。何意地張ってんだ?」フンッ
土御門「んなっ!? い、いや、オマエさっき俺も悪くないっつったろ?」ジー・・・
半蔵「悪い悪くないの問題じゃねぇの。こういう時、女って生き物は確実に根に持つ。だから『とりあえず』謝んの」ハァ・・・
土御門「ば、馬鹿じゃねぇの!? んな訳分からん理由で頭下げるなんてなぁ」ジトー・・・
半蔵「その『意地』が邪魔だって……普段クール気取ってるくせにこういう時はガキだな、オマエ」ヤレヤレ・・・
土御門「…………、」ムゥ・・・
半蔵「……ま、多分アッチはアッチで反省してる部分もあっから、どっちが先に大人になるかじゃねぇの」スッ・・・
土御門「……俺が、ガキだと?」ジー・・・
半蔵「俺もガキ、オマエもガキ、結標淡希もガキ。皆ガキ。だから大抵の事は謝れば収束する」トントンッ
土御門「…………、」ムゥ・・・
半蔵「後はオマエ次第って事。ま、最初と何も変わらずだな。電話すんならさっさとしちまえ。面と向かうと言えねぇモンだぞ」ヒヒヒッ
土御門「……ふんっ」ガタッ・・・
半蔵「お? 漸く帰るか。長かったー」グデェ・・・
土御門「……ワリカン」チラッ・・・
半蔵「はぁ!? オマエマジ外道!!」タラー・・・
土御門「冗談だぜぃ……まぁ、うん。適当にやってみる……あんがとよ」テクテク・・・
半蔵「……へぃへぃ。オマエもツンデレだねぇ」ヤレヤレ・・・
- 802 :第四,五話―――五和「それで結局?」 結標「・・・・・き、規則正しいわよ」 :2012/01/10(火) 02:16:48.36 ID:X4Bcymtx0
- ―――数日後の翌日、PM06:00、学園都市第1学区、マンション『ニューディレクターズ』(香焼宅)・・・・・
香焼・絹旗「「―――ただいまー」」ガチャッ・・・トコトコ・・・
もあい「にゃー」タタタタッ・・・
浦上「おや? おチビ共がお腹空かせて帰って来たみたいですネ」チラッ・・・
五和「はいはーい……って、うわぁ。何故にそんな泥んこ?」タラー・・・
絹旗「いやぁその……蛇口が超ドッカーンって」アハハハ・・・
香焼「小学生くらいの子ども達が猫に集まって来て、それで水風船で遊んでたら……こんな感じに」アハハハ・・・
結標「よくそんな幼稚園児みたいな遊びを」ヤレヤレ・・・
絹旗「超違いますぅ! 幼稚園児は直径1m近い水風船なんかで遊べませんよーだ」ヘーン!
浦上「最愛ちゃん、そういう問題じゃなくて……というかどんな水風船ですカ」タラー・・・
五和「まぁまぁ。とりあえず、二人とも。先にお風呂入ってきちゃって」サラッ・・・
香焼「あ、うん……ってうぇ!?」ピタッ・・・
姫神「……おぅ。わっふるわっふる?」チラッ・・・
絹旗「ぼゎあぃ!? にゃ、にゃにゃにゃにゃにゃにを!? お、お風呂!? こ、香焼も!!?」ギョッ・・・///
結標「あらら? 二人で一緒に入るの? 楽しそうね。私も一緒にいこうかしら」フフフッ
香焼「みゅ、結標さんっ!!? い、いやいやいやいや!?」アタフタ・・・///
絹旗「お、おおお、おおおおお、おふ、おふふ、おふ、風呂!? い、今から!?」カアアァ///
五和「ん? シャワーの方が良かった? あ、そうだ。ついでに(もあいも)洗ってあげて」キョトン・・・
絹旗「あ、ああああ、あ、あわ、あわあわ、あわ、洗いっこなんて、そ、そんな、ちょ、ちょちょちょ、超、超々々々々恥ずかしい真似は」///
香焼「こ、ここお、このぉ馬鹿姉ええええぇ!!」///
もあい「にゃー」キョトン・・・
姫神(何この。ツッコミ不在の。カオス空間)ハハハ・・・
浦上「仕方ないから私がツッコみますケド……誰も二人一緒に入れなんて言ってませんヨ。増せガキさん達」フフフ・・・
絹旗「んにゃんですとぉ!?」カアアァ///
姫神「えっと。この子は普段から。ちょい抜けてる?」ジー・・・
浦上「因みに、洗ってっていうのはもあいの事でしょ。流石のお姉も二人で洗いっこしろなんて言わないですヨ」ハハハ
香焼「う、ぐっ」カアアァ///
姫神「こっちはこっちで……まぁ思春期だし。仕方ない」フフフフ・・・
五和「あははは……とりあえず、どっちか先に入っちゃってね。ご飯は出来てるから」コクッ
香焼「う、うん……それじゃ最愛先に良いよ。自分後からもあい洗わないといけないし」チラッ・・・///
絹旗「わ、私がもあい洗いますから先どうぞ」チラッ・・・///
香焼・絹旗「「…………、」」モジモジ・・・///
姫神「この空気。いつもの事?」チラッ・・・
浦上「あははは。まぁ……年が近い男の子女の子ですカラ」フフフ・・・
結標「ふーん……そんじゃあ香焼くん、先一緒に入りましょうか」ガシッ・・・ズルズル・・・
絹旗「ちょ!? こ、この超淫売女ああぁ!! 香焼の貞操脅かすんじゃないですよおおおぉ!!」ウガー!! バタバタッ!!
香焼「へ……おうぇ!!? ちょ、最愛、引っ張らない、でって……うぎゃああぁ!! 千切れるよおおおぉ!!」ウガアアァ!!
姫神「これは……カミやん病の所為か」チラッ・・・ハァ・・・
- 803 :第四,五話―――五和「それで結局?」 結標「・・・・・き、規則正しいわよ」 [saga]:2012/01/10(火) 03:35:00.46 ID:X4Bcymtx0
-
にゃーん・・・・・
姫神「―――結局。貴方は服だけ着替えた訳?」ジー・・・
香焼「……だって、結標さんが入るって言うんですもん」ジトー・・・
結標「別に香焼くんに裸見られたって恥ずかしくないし、香焼くんの裸見ても恥ずかしくないわよ」サラッ・・・
五和「そういえば結標さんも、小さい子お風呂に入れるの手伝ってるって言ってましたね」チラッ・・・
結標「ええ。ウチのメンバーがよく小学校の低学年とか拾ってくるから、人手足りない時は手伝ってるわ」ヤレヤレ・・・
浦上「拾ってくるって……子どもを? それって誘拐じゃ」タラー・・・
結標「無論任意同行よ。というか、ほら……あまり宜しくない場所から『助け出した子ども達』とか、ね」ボソッ・・・
五和「成程……ま、コウちゃんもそのくらいの子どもと同じ感覚って訳だね」ニシシ!
香焼「自分はもう中学生っすよ。何でこう、結標さんもだし、五和やカオリ姉さんも自分を子供扱いするのかな」ハァ・・・
浦上「中一なんてまだまだ子どもでしょ」ハハハ
姫神「……それより。絹旗さんは。何故ソファの上で膝抱えて。黙ってる?」チラッ・・・
絹旗「……うー」ジトー・・・
結標「やれやれ……まだ怒ってるの? ほんっと、ガキねぇ」ジー・・・
香焼「いやいや。自分と入らないからって最愛と一緒に風呂入るって如何なんすか?」タラー・・・
結標「いや、お湯勿体無いじゃん。あと今日銭湯行かずに済むし」コクッ
絹旗「そ、それだけの為に……私は」ガーン・・・
結標「大丈夫よ。その内ブラ必要なくらいは大きくなるし、下も生えるから」サラッ・・・
香焼「ぶぼはぁっ!!」ゲホゲホッ!
絹旗「ッッッ~~~~~~~~~~~~~~っっ!!! し、死ねえええェ!! 死ンでくださいよおおおォ!!」グオンッ!!
五和「ちょ、さ、最愛ちゃん! 此処室内!!」アタフタ・・・
結標「やれやれ、このくらいで暴れるなってーの……ほい、『転移』」ヒョイッ・・・
絹旗「うがああァ―――」シュンッ・・・
浦上「あ。最愛ちゃんが消えた」キョトン・・・
香焼「ちょ、あ、淡希さあああぁん!!」アタフタ・・・
結標「大丈夫よ。多分、ベランダにぶら下がってるから」クイッ
もあい「なー」トコトコ・・・カリカリ・・・
絹旗『―――あああぁ……あ、え? ってぇ!! ちょ、う、うわ、うわああぁ!! ちょ、超高い!! 超落ちるうううぅ!!』ウギャー!!
香焼「さ、最愛!!」ウワアアァ!!
結標「あはははは。おもろー。アンタと私とじゃ相性的に私が有利でしょってあ痛っ」ベシッ!
姫神「大人げない。この馬鹿」ジトー・・・
五和「あーえっと……とりあえず、最愛ちゃん助けたらご飯出しましょうね」ポリポリ・・・
浦上「お姉はあくまで冷静ですネ。ところで御二人も食べて行きますヨネ?」チラッ・・・
結標「あ。私は此処で作ったヤツ、家で小萌と喰うから帰るわ。さっき五和にタッパー借りたし」コクッ
姫神「いつの間に……じゃあ私も」スッ・・・
結標「ああ、私に気ぃ使わないで食べてきなさいよ。此処で喰えば食費浮くんだし。浦上ちゃん、良いんでしょ?」チラッ・・・
浦上「OKですヨー」ウンウンッ
姫神「それじゃ。お言葉に甘える。ところで。淡希……いい加減。助けてあげるべき。あの子。宙ぶらりんで。パニクってる」チラッ・・・
結標「あ、忘れった」ハハハ
- 804 :第四,五話―――五和「それで結局?」 結標「・・・・・き、規則正しいわよ」 [saga]:2012/01/10(火) 04:49:07.73 ID:X4Bcymtx0
-
みゃー・・・・・
絹旗「―――フシャアアアァ!!」ギロッ・・・
結標「そんな睨まないでよ。もう帰るから」アハハ
絹旗「ぐるるるるるるるるっ!!」ギリギリ・・・
姫神「淡希。自業自得。一発くらい。殴られるべき」ウンウン・・・
結標「この子に一発殴られたら頭と胴体が『さよなら』しなくちゃなんなくなるのよ」ハハハ・・・
香焼「最愛。許してあげなよ。きっと今度何か差し入れ持ってきてくれる筈だから」チラッ・・・
結標「まぁそのくらいなら……何だっけ。カップゼリーが好きなのよね? じゃあ御歳暮とかに貰うヤツ持ってきてあげるから」ポンポンッ
絹旗「触らないで下さい、超さらし女!」グルルルゥ・・・
結標「はいはい。ったく……香焼くんにパンツ見られたからってそこまで怒らなくても良いじゃない。どうせ普段から見られてるんでしょ」ハァ・・・
香焼・絹旗「「ハァ!!?」」カアアァ///
五和「だから、そういう一言が多いんですって」ハァ・・・
姫神「いいから。さっさと帰るべき。そろそろ小萌先生。帰ってくる時間」チラッ・・・
結標「あ、そうね。それじゃあお邪魔しました。二人とも、喧嘩しちゃ駄目よ」テクテク・・・
絹旗「私はアンタに超腹立ってんですよーだっ!!」ムギャー!
浦上「二人の事小学校低学年くらいにしか思ってないんでしょうネ」ハハハ・・・
絹旗「あの女超本気で、いっぺんシメないと分からないみたいですね……今度超ひぃひぃ言わせてやりますよ」ジトー・・・
香焼「……とりあえずご飯食べましょう。話はそれから、ね」チラッ・・・
絹旗「……はぁ」グデェ・・・
五和「うんうん。あ、因みに夕飯も結標さんとの共同作です。豆腐ハンバーグですよー」テクテク・・・
姫神「……私。五和さんが作ったヤツで」チラッ・・・
絹旗「わ、私も! あの女が作ったのを食べて死にたくないです!!」アタフタ・・・
五和「死なないって……まぁ彼女が作った分は自分で持ちかえったから……あ、一個残ってた」ピタッ・・・
浦上「じゃあそれ香焼の」タラー・・・
香焼「なんでさ!?」タラー・・・
五和「あー……コウちゃんがコレ食べないと、カオリ姉さんが食べる事になるかなぁ」アハハ・・・
香焼「ぐっ……し、仕方ない……失敗してないんだろうな」チラッ・・・
五和「うん……ちょっと豆腐と挽き肉に問題あるけど」タラー・・・
香焼「は!?」キョトン・・・
五和「いや、材料足りなかったから普通にミートボール風豆腐ハンバーグになってる」ポリポリ・・・
香焼「……た、食べられれば良いや」ハァ・・・
絹旗「超どんまいです。あ、もしマジでヤバかったら残して、今度暴食シスターにでも喰わせてみましょう」フフフ・・・
香焼「多分普通に何でも喰うよ、アレは」タラー・・・
五和「何でも良いから、手を洗って来なさい。さっさと食べましょう」スッ・・・
もあい「みー」コロコロ・・・
- 805 :第四,五話―――五和「それで結局?」 結標「・・・・・き、規則正しいわよ」 [saga]:2012/01/10(火) 05:13:22.68 ID:X4Bcymtx0
-
―――一方、結標・帰り途・・・・・
結標「――ふんふふ、ふんふふ、ふんふーふ~ん♪」トコトコ・・・
結標「自分で味見したけど、我ながら驚く程の上達っぷりね。まぁ今までが悲惨過ぎたんだけど」ハハハ・・・
結標「さーてと。面倒だからタクシー拾っちゃおうかしら……って、あら? メール?」チラッ・・・
結標「……土御門? うそぉ、もしかして今から仕事とか? 勘弁してよ」グデェ・・・カパッ・・・
『暇な時電話しろ』
結標「んー……何か仕事って感じじゃないわね。もしかして……まぁたこの前の事かしら」ハァ・・・
結標「いつまで引っ張ってんのよ。女々しいヤツね……仕方ない……電話してやるか」Pi!
Prrrr・・・・・
結標「もしもーし」Pi!
土御門『……おぅ』Pi!
結標「何よ」テクテク・・・
土御門『いや、その……今センセの家か?』タラー・・・
結標「だったら何よ。仕事?」ヤレヤレ・・・
土御門『仕事の事じゃない。良いから何処に居る?』サラッ・・・
結標「何処って……第7学区の北部かしら。もう少しでバスかタクシー拾おうかと思ってた所」テクテク・・・
土御門『そうか……あの、よぉ』ポリポリ・・・
結標「何? はっきりしないわね」ハァ・・・
土御門『…………、』ジー・・・
結標「何よ、この前の件? もう解決したじゃない。相互不干渉。これでOK。それとも別の話?」ッタク・・・
土御門『…………、』ジー・・・
結標「あーもしもーし……何か話せコラっ!」ムギギ・・・
土御門『…………、』ジー・・・
結標「こ、の……もう切るわよ」フンッ
土御門『……待て』ボソッ・・・
結標「あん?」ジトー・・・
土御門『その、だ……あー』ポリポリ・・・
結標「……何」ハァ・・・
土御門『にゃー……うん……色々、だなぁ』ポリポリ・・・
結標「色々?」フム・・・
土御門『……悪かった』ボソッ・・・
結標「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・え」ピタッ・・・
土御門『……じゃあな』Pi!
結標「あ。ちょ……切った」ジー・・・
結標「…………、」ボー・・・
結標「今、アイツ……謝った? え……私に? 嘘……あの天邪鬼道化師が、私に!?」キョトン・・・
結標「…………、」ジー・・・
結標「……明日は、きっと、黒い雨が降るわね」タラー・・・
- 806 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長崎県) [sage]:2012/01/10(火) 05:37:13.05 ID:6XrcKqr2o
- デレ御門キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
- 807 :第四,五話―――五和「それで結局?」 結標「・・・・・き、規則正しいわよ」 [saga]:2012/01/10(火) 05:37:38.44 ID:X4Bcymtx0
- ―――数日後の翌日、PM06:30、学園都市第7学区、とある公園(イカれ自販機在中)・・・・・
シーン・・・・・
御坂「―――ねぇ! もう最終下校時刻過ぎてるんだけどー! 打ち止めなんでまだ帰らないのよ!」ムギギ・・・
一方通行「知らねェよ。てかあのガキにそういう時間感覚求めンな。アイツは正真正銘のニートなンだっつの」ハァ・・・
御坂「でもぉ!! あのウニ頭がああぁ!!」ウギギギィ・・・
一方通行「それも知らンがな! 俺に聞くな! そういえばオマエ門限大丈夫なのか?」チラッ・・・
御坂「迷子の妹を捜索してますって書き置きしてきた」グッ!
一方通行「多分そりゃ、アウトじゃねェか?」タラー・・・
御坂「大丈夫よ! 寮監も半ば門限に私が帰る事諦め出したし……って、あ! 当麻が立った!」ガシッ!
一方通行「○ララみてェに言うなっつの。あと一々胸倉掴むなボケ」グラグラ・・・
打ち止め「――――、」ジー・・・
上条「――――?――――……、」ポリポリ・・・
打ち止め「―――!―――!!」グッ・・・
上条「……―――――、」ポンッ・・・
打ち止め「…………、」ムゥ・・・
御坂「な、何を話してるの? ちょっとアンタ聞こえないの? 集音マイクの能力で」チラッ・・・
一方通行「俺を何でも屋みたく言うけどなァ、そンな能力持ってませンから。仮に出来たとしても絶対ェやらン」フンッ
御坂「薄情者め……あ、続き話し出した」ジー・・・
打ち止め「――――!!」バッ・・・
上条「……――――?」チラッ・・・
打ち止め「――――、」チラッ・・・
上条「――――?――――……――――、」ジー・・・
打ち止め「――――!」ビシッ!
御坂「……あるぇ? 私の目、おかしくなったかなぁ……打ち止めがこっち指差してる」タラー・・・
一方通行「オカシイのは元からだが……俺にもそう見えるって事ァ、そういう事なンだろォよ」タラー・・・
御坂「……これ、如何いう状況?」タラー・・・
一方通行「チョイ待て……オイ、海原。如何なってやがる?」Pi!
海原『あー……何か色々ヤバいみたいですよ』タラー・・・
一方通行「何がだ?」キョトン・・・
海原『スネークが言うには……ジェバンニとアラスカが向こうに着いたそうです』アハハ・・・
一方通行「……つまり?」ダラダラ・・・
海原『自分達がつけている事が、あのお嬢さんへ……既に筒抜けですね』ハハハ・・・
一方通行「うそォ……まァじでェ?」ダラダラ・・・
御坂「ちょ! ど、どっどどどどどどっどっ! 如何しよう! ふ、二人が! こっち歩いてきた!!」ウギャアアァ!!
一方通行「」チーン・・・
海原『あーえっと……幸運を』Pi!
一方通行「……に、逃げ! って、テメェ! 掴むなァ! ちょ、マジ……あーもォ駄目だわコレ」ハァ・・・
- 808 :第四,五話―――五和「それで結局?」 結標「・・・・・き、規則正しいわよ」 [saga]:2012/01/10(火) 05:59:37.68 ID:X4Bcymtx0
-
わおーん・・・・・
打ち止め「…………、」ゴゴゴゴゴ・・・・
一方通行「…………、」ダラダラ・・・
御坂「……あ、あの」タラー・・・
打ち止め「今、御姉様に発言権は無いよ。ってミサカはミサカは宣告してみる」ジトー・・・
御坂「うっ」タラー・・・
上条「あー、その……打ち止めさんや」ポンッ・・・
打ち止め「ね? 言った通りだったでしょ? この二人、私に内緒でデートして、剰出刃亀みたいな真似して楽しんで!」ムギギィ・・・
御坂「そ、それは違……むがっ!」ベシッ!
打ち止め「御姉様五月蠅いからそれ噛んでなさい! ってミサカはミサカはガムテープを丸めたヤツを突っ込んでみたり」グイッ!
上条「じ、地味にエグい」タラー・・・
一方通行(流石姉妹)タラー・・・
打ち止め「……ふんっだ。もう良いもん。私決めたからってミサカはミサカは宣言してみる」ジトー・・・
御坂「ふぁふふぁ?」ジー・・・
打ち止め「これから二人は私の『他人』です。ってミサカはミサカは冷ややかに告げてみたり」ジトー・・・
電磁通行「「」」ガーン・・・
上条「お、おいおい。打ち止め。ちょっと落ち着け。二人の言い分も聞かないと」ハァ・・・
打ち止め「だって現行犯だもん! しかも二回目! ミサカはミサカは憤怒を通り越して呆れてみる」ジトー・・・
一方通行「だ、だからそりゃテメェの考えてる様な付き合いじゃなくてだなァ」ハァ・・・
打ち止め「スズシナ(仮)さんは黙ってて下さい! 今はミサカとこの人が話してるのです!」ギロッ・・・
一方通行「」スズ・・シナ・・・
上条「マジで他人行儀か……いや、でもな。見たモノが全てじゃないんだぞ。考えあっての行動かもしれない」ジー・・・
打ち止め「…………、」ジー・・・
御坂「ふ、ふが! ふががが!」コクコクッ・・・
打ち止め「御姉(オリz)……ミコトさんは私からこのひ……スズシナ(仮)さんを引き離して逃走したんですよ」トミサカハミサカハ・・・
御坂「」ミコト・・・サン・・・
上条「それはあくまでオマエの主観だよ。なぁ打ち止め。二人の言い分を聞かせて貰いたいな」チラッ・・・
打ち止め「え」ピタッ・・・
上条「オマエの話を聞く限りではこの二人(主に御坂)が悪いのは分かったが、それもオマエ一人の考えだ」ジー・・・
打ち止め「う、うーん……でも」ムゥ・・・
上条「大丈夫だ。聞いた後でオマエを怒ったりしないから安心しろ」ポンッ・・・
打ち止め「……絶対だよ」ジー・・・
電磁通行「「…………、」」ジー・・・
上条「はいはい。さて、と……それじゃあ話を聞かせて下さいな。御二人さん」ヤレヤレ・・・
- 809 :第四,五話―――五和「それで結局?」 結標「・・・・・き、規則正しいわよ」 [saga]:2012/01/10(火) 06:26:49.15 ID:X4Bcymtx0
- ―――一寸後・・・・・
上条「―――ふむふむ……成程」ジー・・・
打ち止め「……如何?」チラッ・・・
電磁通行「「…………、」」タラー・・・
上条「少なくとも、一方通行は被害者」サラッ・・・
一方通行「デスヨネー」ホッ・・・
御坂「何でよ! 私だって無罪放免でしょうが!」ウガー!
上条「いや、まぁその……御坂はそういうヤツだし」ハハハ・・・
御坂「こんにゃろめぇ……後で覚えてなさい」ンギギィ・・・
打ち止め「……でも、結局二人は私の事を」ジトー・・・
御坂「ら、打ち止め。だから私達はそういう関係じゃなくて……あれはホント、ネット上のデマだから」アタフタ・・・チラッ・・・
上条「何故そこで上条さんを見るんですか? いや、別に御似合いだと思うぞ」キョトン・・・
御坂「」シュウウゥ・・・
一方通行「うっわァ……色ンな意味でキツいンですけど、その発言。第三位(コイツ)消えそうだし」タラー・・・
上条「え? んーとりあえず……打ち止めが本当に怒ってる理由は付き合ってるとか不倫だとかそういうアレじゃないみたいだぞ」サラッ・・・
電磁通行「「え」」ピタッ・・・
打ち止め「あ、わわ! い、言わなくて良いから! ってミサカはミサカは急いで貴方の口を塞いでみる!」アタフタ・・・
上条「おっとっと。でもなぁ打ち止め。キチンと言わないと分からないぞ? 唯でさえ三人複雑な関係なっちゃってるのに」ジー・・・
打ち止め「……むぅ」ジー・・・
一方通行「……オイ、糞ガキ。如何いうこった?」ジトー・・・
打ち止め「…………、」モジモジ・・・
上条「……狡いんだとさ」ポンッ・・・
御坂「そ、それは再三言ってたけど」タラー・・・
上条「嫉妬とかそういうんじゃなくて、大好きなオマエら二人だけが楽しそうにしてて、自分ハブられた事がだってよ」ジー・・・
電磁通行「「な」」ピタッ・・・
打ち止め「…………、」モジモジ・・・
上条「打ち止めとしたら、オマエら二人が仲良くしてくれる分には嬉しい限りなんだぞ。分かってるか?」ヤレヤレ・・・
一方通行「そ、それは……、」タラー・・・チラッ・・・
御坂「……そ、そうなの」チラッ・・・タラー・・・
打ち止め「…………、」コクン・・・
上条「だけど二人は会う度喧嘩するか、もしくは二人だけで消えるかばかり……そりゃ打ち止めも悲しいだろ」ジー・・・
電磁通行「「…………、」」ジー・・・
上条「確かに、色々複雑な背景あるからギクシャクするのも分かる。でも……少しは打ち止めの気持ちも考えてやれよ」ハァ・・・
一方通行「……だが」ジー・・・
上条「勿論、オマエらが打ち止め嫌いだからハブってる訳じゃないってのは分かってる。寧ろ打ち止めの『為』にって言いたいんだろ?」チラッ・・・
一方通行「ン」ジー・・・
上条「だからだよ。それが、打ち止めからすりゃ余計な御世話さ。コイツは唯二人に混ざりたいだけなんだって」ジー・・・
御坂「……打ち止め」ジー・・・
打ち止め「…………、」ポリポリ・・・
- 810 :第四,五話―――五和「それで結局?」 結標「・・・・・き、規則正しいわよ」 [saga]:2012/01/10(火) 06:54:39.71 ID:X4Bcymtx0
- 打ち止め「……ミサカも」ジー・・・
電磁通行「「っ」」チラッ・・・
打ち止め「ミサカも……私も、やり過ぎたかなって……迷惑掛け過ぎたかなって」モジモジ・・・
一方通行「打ち止め……、」ジー・・・
打ち止め「でも、二人は……どうしても丁度良い関係にならないから……ミサカは困って」ムゥ・・・
御坂「それは……その……ごめん」ペコッ・・・
打ち止め「よく御姉様が、突然この人を引っ張り出すけど……ホントは私も一緒に連れてって貰いたいなぁって」モジモジ・・・
上条「いや、それは御坂が(頭)おかしいだけだけど……要は寂しいんだろ」ジー・・・
電磁通行止め「「「…………、」」」ジー・・・
上条「ハァ……いや、何て言うか……不器用だな」ポリポリ・・・
電磁通行止め「「「……え」」」チラッ・・・
上条「こういう時は『今度の休みに三人で何処かに遊びに行こう』って、それだけ言えば解決だろ?」ニカッ!
御坂「あ、う……えっと」チラッ・・・
打ち止め「……うん」ジー・・・ギュッ・・・
御坂「……アンタは」チラッ・・・
一方通行「……ケッ」ハァ・・・
上条「OKだってよ。良かったな、打ち止め」フフッ
打ち止め「……うん! ありがと!」ニカッ!
御坂「……頼むから、少しは愛想良くしてよ?」ボソッ・・・
一方通行「チッ……普通にしてる」ハァ・・・
上条「さてさて。それじゃ上条さんは値引き惣菜を籠に詰める時間帯なのでそろそろ御暇しますよっと」トコトコ・・・
打ち止め「あ、そういえば貴方は一緒に遊びに行かないの? ってミサカはミサカは提案者さんに尋ねてみたり」チラッ・・・
上条「ん? いや、折角だからオマエらだけで言ってこうぉ!?」ギョッ・・・
一方通行「テメェも一緒に来いいいいィっ!!」ギリギリ・・・
上条「い、いやいや、三人でって話纏まったのに俺入ったら」タラー・・・
一方通行「俺一人じゃあの暴走電気姉妹止められねェンだよおおおォ!!」ボソボソ・・・
上条「……だ、第一位様に止められない女性を無能力者の上条さんが止められる訳が」アタフタ・・・
一方通行「おいィ! 第三位ィ! コイツも一緒に行っても良いよなァ!!」バッ!!
御坂「うぇ!?」ギョッ・・・
上条「あー、えっと、あからさまに動揺してるって事は嫌なんじゃ」タラー・・・
御坂「いいいい、い、嫌じゃない! い、嫌じゃないけど……その、えっと……ど、どうしてもって言うなら付いてきても良いわ」アタフタ・・・
上条「じゃあ行かない」ハァ・・・
御坂「え……ぁ、うん」ショボーン・・・
一方通行「空気読んでくれええええェェ!!」ガクガクガクガク!!
上条「なななななななんんんんんでででででででっ!!?」ガクンガクンッ!
打ち止め「やれやれ……御姉様も素直じゃないね、ってミサカはミサカは相変わらずのツンデレっぷりに呆れてみる」ヤレヤレ・・・
一方通行「兎に角『イエス』と言いやがれ!!」ギロッ・・・
上条「きょ、強制!? あーもぅ……不幸だ」イエス・・・
打ち止め「わーい。良かったね、御姉様」ニシシ・・・
御坂「あ、うん……って、え、あ、えっと……しょ、しょうがないわね! 特別よ!」アハハハ!
- 811 :第四,五話―――五和「それで結局?」 結標「・・・・・き、規則正しいわよ」 :2012/01/10(火) 07:16:45.29 ID:X4Bcymtx0
- <おまけっ!>
結標・月詠「「いただきます!」」ペコッ・・・
月詠「むぐっ……おおぉ! これ本当に結標ちゃんが作ったんですか!?」キラキラ・・・
結標「そ、そうだけど……如何?」ドキドキ・・・
月詠「ええ、十分合格点なのです。やっと4品以上の食材を用いた料理が作れる様になったんですね」オー・・・
結標「ま、まぁね」エヘヘ・・・
月詠「この調子で頑張りましょう! 先生も特製煮つけの作り方とか教えちゃいます」フフフッ
結標「……ありがと」ポリポリ・・・
月詠「いえいえ。この調子で自分の目標探しも頑張りましょうねー」トントンッ
結標「ハハハハ。厳しいわー……ま、もう暫くはよろしくね」フフフッ
<おまけっ!!>
打ち止め「遊園地ー!」ワーイ!
禁書目録「ひゃっほー!」ワーイ!
電磁通行「「何か一人多い!?」」タラー・・・
上条「いや、付いてくるって聞かなくて」ハァ・・・
御坂「(ケっ……)まぁ打ち止めが良ければ良いけど」チラッ・・・
打ち止め「人は多い方が楽しいよ! ってミサカはミサカは駆け出してみたり!」ワー!
禁書「とうまー! じゃなかった! 白い人ー! アイス買ってー!」ワーワー!
一方通行「俺に集(たか)ンな! 上条(ソッチ)に買ってもらえ!」ジトー・・・
禁書「とうまより貴方の方が金持ちなんだよー。これ常識」ビシッ
御坂「把握してらっしゃる」ハハハ・・・
<おまけっ!!!>
土御門「―――……、」ジー・・・
舞夏「……兄貴。今日は穏やかだなー」モゾモゾ・・・
土御門「……そうかな」ジー・・・
舞夏「嫌な事? 随分そういう顔してるけど」フムフム・・・
土御門「自分でも……分からねぇ」ハァ・・・
舞夏「……中二病?」ジトー・・・
土御門「男は須らく中二病だぜぃ……冗談さておき……人間、真面目に謝るのって難しいな」ボー・・・
舞夏「そりゃ兄貴がロクデナシだからだぞー」ツンツン・・・
土御門「……さいですか」タラー・・・
舞夏「でも、そういう悩みを持てたって事は……ちょいと大人になった証拠ですよー」ギュウゥ・・・フフフッ♪
土御門「……生意気だにゃー、コイツ」ガバッ!
舞夏「きゃー! シャワー休憩無しの第2[らめぇぇっ!]は勘弁してくれー★」ウワー♪
にゃーん・・・・・
- 812 :VIPにかわりまして建宮がお送りするのよな :2012/01/10(火) 07:19:51.16 ID:X4Bcymtx0
- はい、今回は此処まで。次回の投下は時間空くかも。
もし空き過ぎる時は残り200切ってるしHTML申請出すかもね。
次スレについては……別の機会に相談しましょう。
とりあえずまた次回! ノシ”
- 813 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長崎県) [sage]:2012/01/10(火) 08:04:30.56 ID:6XrcKqr2o
- >>1乙!
私情で忙しくない限り続けてくださいお願いします - 814 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/01/10(火) 10:29:14.11 ID:YZDYtfjIO
- 乙~
次回も楽しみにしてますo(^▽^)o - 815 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/01/10(火) 16:07:38.44 ID:EXeZr5lDO
- 乙! キャラが一々可愛いぜぃ。>>1の上条さん一通さん主体のSSも興味ある!
でもとりあえず早く英国編が見たい! 楽しみにしてるよー - 816 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2012/01/10(火) 19:21:13.30 ID:JMaQ22Dzo
- 鋼のシスコン軍曹乙
2013年2月17日日曜日
あまくさっ♪ すんどめ。 - 5
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