一方通行「アクセラポッターと秘密の部屋……ふざけてンのか」 6-1

1 ：鹿児島くン ◆q96FT5l1ZULn [saga]：2012/07/24(火) 20:50:41.76 ID:Ll4EueI00

一方通行「……」

上条「……」

御坂「……」

禁書目録

御坂「……反省したのは分かったから、そろそろ正座やめなさいよ」

一方通行「いや、首席としてあれに気づけなかったのは本当に無ェ、無ェよマジで……俺たち今年、何度『俺と当麻しか蛇語は喋れねェ』『俺と当麻にしか例の声は聞こえねェ』って話してたンだよなンで気づかねェンだよアホか、アホか俺はあ、ァァァァァ」ｶﾞｸｶﾞｸｶﾞｸ

上条「ど、どうどう。それがわかったからってよぉ、すぐにバジリスクとやらを思いついたとは限りませんのことよ。現に俺なんて、全然ピンとこなかったし……」

一方通行「お前には何も期待してねェよォォォ」

上条「酷い」

御坂「いや正直、バジリスクって一年生用教科書の『幻の生物とその生息地』の上から四番目に載ってるくらい有名な怪物だから」


一方通行「あァ情けねェ……首席の俺が、当麻と同レベルの発想だったなンざ……笑えねェよほンと……」ｶｷｶｷｶｷ

上条「だから酷いぞって……で、例に漏れずその日記書き出すのな」

一方通行「反省と戒めをしっかり書き綴っときてェンだよ、覚えてるうちにな」

御坂「あんたすぐ調子のるものね」

一方通行「お前が言うな黙れ……えェっと、書き出しは、っと……」


一方通行「ホグワーツ二年目」

禁書目録
上条「ソノ６、ナンダヨ！」

御坂「似てないわよ焼くわよ」ｲﾗﾊﾞﾁｯ

一方通行「ふざけンな」ｶﾘｶﾘｶﾘ

上条「す、少しでも慰めようと……ナンダヨ」ｸﾞｽｯ

 

2 ：鹿児島くン ◆q96FT5l1ZULn [saga]：2012/07/24(火) 20:52:56.19 ID:Ll4EueI00

みなさまどうもです 

ハリポタ世界の物語を禁書キャラに置き換えて進むこの物語、ついに６スレ目に突入です
禁書世界の魔術・超能力の概念は消えて、諸々それなりのものに置き換わっております
安心してください幻想は殺してこその上条さんです

配役は『性別・性格』よりも『重要度・主人公である一方通行との絡み』等を考慮して決定しています
故に、ハリポタ原作とは異なる人間関係が育まれる場合が多数有り得えます。
百合展開をお望みの方はごめんなさい

残念な琴になっている人に関してはもっとごめんなさい、どうしてこんな琴に

ハリポタ未読の方にも既読の方にも予想をしながら楽しんでいただけるよう思いつつ

それでは、アクセラポッターの波乱の一年もそろそろ終盤です

魔法と肉弾戦と非常識と諦めが織りなすこの物語

淹れたてコーヒーと共にご覧ください

今回も　どうぞよしなに 

 

8 ：鹿児島くン ◆q96FT5l1ZULn [saga]：2012/07/24(火) 21:09:46.91 ID:Ll4EueI00

一方通行「悲観すンのはこれくらいにして……そろそろ色々、整理してみっか」

上条「だな。インデックスさんがこれ以上遊んでる場合じゃないんだよ、って言ってるぞ」

御坂「遊んでた張本人あんたでしょうが。えーっと、それで。インデックスが残したメモで、『秘密の部屋』の怪物がバジリスクだ、って分かったって話よね」

一方通行「おォ。別名、『蛇の王』　そう、蛇だ。俺達がとっとと気づくべきだった一番のポイント……俺達にしか聞こえねェ理由……」

上条「決闘クラブのあのごたごたの時にピンときてもよかったよな、あ、ポッターさんは置いといてだけど」

一方通行「そうだろうよ」

御坂「でも、王って言っちゃうくらいなんだからそれ相応の大きさなんじゃないの？どうして私達の目に触れなかったのよ……と、透明になる能力まで持ってるとか！？」

上条「なんだよそれ、そんな、そんなの、益々ポッターさん蛇になりてぇ」ｺﾞｸﾘ

一方通行「お前な、ついてけねェ話題だからってボケンのやめろさっきから……ほら、さっきお前も気づいたろ。ここに、インデックスの走り書きで『パイプ』って書いてあンだろが」

上条「壁の中の配管とかを通ってたってことだよな、うん。そういえばあの猫がどうこうした時、パイプの一部が壊れてて床が水浸しだったような」

御坂「そっか……城中に水を送るパイプだから、かなりの大きさのものもあるし。そこを、うぇー、この一年とんでもない大蛇がうごめいてたわけ？ぞっとしないわね」

一方通行「森の中を蜘蛛の群れがワサワサしてンのとどっちがマシだかな」

上条「あとナメクジな、二万匹の」

御坂「ナメクジは可愛いでしょうが！！！！！！！！」

一方通行「すまン、そのロマン乗っかれねェ、乗っかりたくねェ」 

 

14 ：鹿児島くン ◆q96FT5l1ZULn [saga]：2012/07/24(火) 21:22:11.15 ID:Ll4EueI00

一方通行「ここまでで、『怪物』の正体がバジリスクってこたァほぼ確定だな」

上条「だろうな、蜘蛛の天敵ってはっきり書いてあるし。アラゴグむぎのんの言ってた通りでせう」

御坂「なに愛称定めてんのよあんたはこら。そういえば、黄泉川さんとこの雄鶏が殺されたって言ってたわね」

一方通行「それが去年の冬休暇頃か。そン時蜘蛛が窓枠で妙な動きしてたのも見てたっけな。全部符号が揃ってる、確実だな」

御坂「でも……うーん、一つ気になるのよ。ほら、ここの記述……」

『――この蛇の一睨みはその眼を覗いてしまった者を即死させる――』

御坂「って、あるでしょ？でも、見ての通り……」

ミセス・ノリス

白井

デカブツ厨二

ほとんど首なしVIP　ﾌﾟｷﾞｬｰm9

禁書目録

女生徒

御坂「……みんな、死んではいないわ。一応ね」

上条「石化っていう、一歩手前の状況ではありますけども。これは、どうしてなんだろうな？」

一方通行「……ここからは、推測にすぎねェが。おそらく、こいつら全員が『直接』そいつの目を見てねェことに、何か関係があるンだろう、と、思う」 

 

18 ：鹿児島くン ◆q96FT5l1ZULn [saga]：2012/07/24(火) 21:34:30.73 ID:Ll4EueI00

上条「直接、見てねぇ？」

御坂「？どういうことよ」

一方通行「白井の時のこと、覚えてるか？」

白井

上条「あー、っと。俺らがここのベッドから盗み見てた時のことか？」

御坂「あぁ……そ、そういえばあの時のあんたたちどんなデリカシーしｔ」

一方通行「今は置いとけそれはガキかお前はうるせェな……ほら、白井愛用のカメラのネガ、焼ききれてたろうが？」

御坂「！そっか、黒子は咄嗟にそいつを、映そうとして！カメラのファインダー越しに眼を見たのね！？」

一方通行「そういうこったろォよ。直接見なきゃ石になる、なンて記述はどこにもねェが……直接じゃなきゃなンともねェ、なンて生易しいもンじゃねェだろうからな」

上条「それじゃ、こいつは。ステイル君はどうやったんだ？まさか、タバコの煙越し……？」

一方通行「こいつのこれシガレットチョコだったろたしか。違ェ、こいつだこいつ。ほとンど首なし。こいつの、半透明の身体越しに見たンだろうよ」

御坂「あー、存在感ありまくりだけどこいつゴーストだものね。うっすらと向こうが見える……それで、こっちはまともに見ちゃったけど二回は死ねない、ってこと？」

一方通行「あァ」

首なしVIP　ﾌﾟｷﾞｬｰｰｰﾝｍ９

上条「……成仏すればよかったのにな」

一方通行「……言ってやるな」 

 

21 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/07/24(火) 21:45:04.00 ID:84Ukka+SO

新スレ乙!!

疲れが癒えるので足湯用にホットコーヒータライにいれてもってきましおっと手元が滑ったﾊﾞｯｼｬｧｧｱｧｧｱｧｧｧｧｧｧｧ

22 ：>>20 [sage]：2012/07/24(火) 21:45:46.49 ID:Bz8XlQ8+0

完全にネタだったから…


まあ、20000号は俺の嫁だから結局叶わないけどね

23 ：旅掛 [sage]：2012/07/24(火) 21:49:08.88 ID:WQzeCQ4IO

>>22
ほうほうそれで？ﾋﾞｷﾋﾞｷﾋﾞｷﾋﾞｷ

24 ：鹿児島くン ◆q96FT5l1ZULn [saga]：2012/07/24(火) 21:50:08.78 ID:Ll4EueI00

御坂「そっか……それじゃ、えっと。この子はどうなのよ。インデックスは」

上条「確かに、インデックスはカメラも、近くにいたのも普通の女生徒さんだからゴースト身代わりもできねぇよな」

一方通行「身代わり言うなっての。お前ら、物事を短絡的に考えすぎだぞ」

御坂「あんたに言われたくないわへっぽこ首席」

一方通行「うるせェ黙れ俺がほとンどの責任だから黙って言われてたけどぶっちゃけここにいる全員がなンで気づかなかったのか責められるべき事柄なンだからな黙れちくしょう」

上条「ど、どうどう……それで？何を気づいたんだよ」

一方通行「あァ、ほら。インデックスが、このチョコと一緒に持ってたもう一つのもン、覚えてるか？美琴、お前が預かったろうが」

御坂「あ……インデックスの、マイナイフ？」ｽｯ　ｼｬﾗﾝｯ

上条「……た、戦おうとしたんでせうか」

一方通行「あいつはそこまで無謀じゃねェしお前みてェに肉弾戦でゴリ押しなンてしねェよ。ほら、そのナイフ。メチャクチャに綺麗だろ？」

御坂「そうね。あの子、寝る前に毎晩磨いてたから。『ご飯に感謝するにはまず道具から。道具が乱れていたら食材に失礼にあたるんだよ。食儀を極めん一流の美食家は、まず一流のナイフとフォーク』云々って」

上条「食没ぱねぇ」

一方通行「あのドカ食いのどこに食材への感謝があンだよ……置いといて。ほら、よォく反射してンだろが？俺のお母さンゆずりの能力ほどじゃねェけどよォ。そのナイフに、周りの姿が」

上条「あ、ほんとだな……この角度、この顔……」

一方通行「一一の教え実践してンな。で、石化した原因まで突き止めていたこいつは……一人で競技場まで来るまでの間、廊下の角をこのナイフで向こう側を伺ってから慎重に、進ンでたと見える」

上条「あー、なんか特殊部隊とかが建物内での戦闘の時そんなことするよな。なんか小さい鏡使って」

御坂「あの時お城に人が少なくて、残ってる生徒は危ないって分かってたのね、きっと。それで、通りすがりのこの女生徒さんにも教えて……」

一方通行「……俺とは違って、一人は救ってたンだな、こいつは。やるじゃねェかよこら、次席のくせに」

上条「ソウデモナインダヨ！」

一方通行「だからやめろそれ」 

 

26 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/07/24(火) 21:54:19.07 ID:HCOYVFUmo

>>22
そうかそうか。
じゃあ表に出ようか（にっこり

27 ：鹿児島くン ◆q96FT5l1ZULn [saga]：2012/07/24(火) 22:01:18.16 ID:Ll4EueI00

上条「インデックスさんの命ともいうべきマイナイフが、正にインデックスの命を救ったわけだな」

御坂「上手いこと言えてるようで言えてないわよ。メガネ管理人さんの、猫はどうなの？」

一方通行「さっき当麻が言ったろ、あの日は床が水浸しだったって」

上条「あぁ、おかげで床が反射してて女生徒さんのスカートの中がギリギリデンジャーだったのを帰ってから土御門たちと話したのを覚えてますのことよ」

一方通行「……」

御坂「……」

上条「……はっ！そうか、メガネさんの猫は、その水面の反射越しに見ｔ」

御坂「……」ﾊﾞﾁﾊﾞﾁｯ

上条「……じ、時効だろ……？」ﾊﾊﾊ

一方通行「せっかくお前を立ててやろうと話振ったらこれだよ……とにかく、そういうことだ。全部が全部、辻褄が合う。俺たちがこれまで集めてきた情報と、インデックスが残した最後のヒント。俺達が一年間やってたことも、無駄じゃァなかったってことだ」

御坂「時には常識から外れてまで、ね……」

上条「女装もしちゃったりなんかして、な……」

一方通行「黙れ。腐ったりオガクズったりしまくったお前らに言われたくない黙れ全力で」

28 ：鹿児島くン ◆q96FT5l1ZULn [saga]：2012/07/24(火) 22:13:45.82 ID:Ll4EueI00

上条「色々大変な目にあったなぁ、って言ってるだけじゃないか」ﾊﾊﾊ

御坂「そうよそうよ。『アクセラレータははにかみながら、当時を振り返ってこう締めくくる』的な」

一方通行「『もう二度と、どンなに困っても女装なンかしたりしないｙ』黙れ。なンで海外再現ドラマ風だよ黙れ」

上条「ここ英国だけどな」

一方通行「だからお前が言うな……もォいい、お前らもういい。最近のお前ら二人のタッグボケマジでいやだ」

御坂「タッグっていうのはね、1＋1が10にも20にもなるものなのよ」ﾌﾌﾝ

上条「完璧さんには怒られそうだけどな」

一方通行「はいはいお似合いでよろしいこって。早く帰って来いインデックス」ﾊｧｧ

御坂「だ、だだだ誰が誰と誰がこいつとお似合いとかその！」ﾊﾞﾁﾊﾞﾁｯ

一方通行「そういうのももォいいから……いつからお前そンな分かりやすくなったっけェ」ﾊｧｧｧｧ

上条「？なにがだ？」

一方通行「なァンでもねェですゥ……」

32 ：鹿児島くン ◆q96FT5l1ZULn [saga]：2012/07/24(火) 22:38:04.48 ID:Ll4EueI00

一方通行「……総括すっぞ。つまりは、だ。俺らが森で沈利の奴から聞いたことから推測した、通りに」

上条「パイプやら配管やらたくさん通ってる、トイレが」

御坂「つまりは、姫神さんのあの女子トイレが。『秘密の部屋』の入り口の可能性が高い、ってことね」

一方通行「趣味の悪ィこって」

上条「お前がそれ言うのか」

一方通行「言えるわ堂々と」

御坂「えっと、それじゃどうする？このこと、伝えたほうがいい、わよね？」

一方通行「おォ、先生たちに全部な。ここまで揃っておけば、俺らがどうやって知ったのか、までつっこまれねェだろうよ……あと十分で、丁度昼休みだな」

上条「職員室で待っとくか？そうすりゃ、先生みんなに報告できるし」

一方通行「それがいいな。よし……インデックス、ありがとよ。助かった……チョコは期待しとけ、ありえねェほどでけェのを用意してやる」ｶｶｶ　ｶﾞﾀｯ

上条「ははは、そりゃお前ポケットに入るか分かりませんのことよ」ｶﾞﾀｯ

御坂「っふふ、でもインデックスの口には入っちゃいそうね。ほら、まるであの、組み分けの四次元な口部分みたいｎ……」ｶﾞtﾋﾟﾀｯ

一方通行「ははっ、ちげェｎ……ンだよ美琴、なンで固まったンだいきなり」

上条「うん？どうかしたか美琴？ま、まさか蜘蛛が森からこの城にまで突撃を！？！？」

御坂「う、うん……そうじゃ、ないの。あの、さ……なんで、気づかなかったのか、わけがわからないん、だけど……」

一方通行「まァたその手の話題かよ……はいはい、俺が悪かったって……」

御坂「いや、ちが、違うの。違うのよ。これは、本当に全生徒が、みんななんであれだけ、捜し求めてたのに気づかなかったのか、不思議でしかたないのよ今思えば……だってあいつ、あれ、あんなに、うわぁ、あんなに目立ってたのに……」

上条「な、何が言いたいんだ、美琴？はっきり言ってくれないと……」

御坂「……」




御坂「……『スリザリンの秘密の部屋』を作られた時代の生き証人……組み分け帽子に、聞いちゃえば。少なくとも……怪物の正体は……すぐに、分かったんじゃ……」

一方通行「」

上条「」

御坂「……」

一方通行「……」

上条「……」

御坂「……ごめん、なんか」

一方通行「いや、お前は悪くねェ……そうな、なァンでみンな、図書館で調べまくったりする後ろで浜面と痴話喧嘩してるあいつを、スルーして……あァ、これか、一年かけてこのフリか、ちくしょう、なンだよ、ちくしょうが……」


一方通行・上条・御坂「「「もうやだ、魔法界」」」

33 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸) [sage]：2012/07/24(火) 22:40:33.65 ID:+ETjhafAO

あーあ気付いちゃったｗｗｗｗ

34 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/07/24(火) 22:40:43.49 ID:rS+r4LHDO

ついに気付いてしまったか……ww 

 

36 ：鹿児島くン ◆q96FT5l1ZULn [saga]：2012/07/24(火) 22:49:10.49 ID:Ll4EueI00

＜登場人物・配役紹介＞

アクセラレータ・ポッター（ハリーポッター）
主人公。ポッターの運命を二分する一人。今年度でグリフィンドール寮二年生　クィディッチチームのシーカー
姿形は母百合子、声は父の通行、そして変わらぬその身のツッコミ魂
母の愛で授かった『ベクトル操作』を見につけるチート。常時反射はまで出来ないでもチート
常識人は苦労する宿命、だけど最近非常識寄りになってきた気がしないでもない
首席の頭脳の信用はガタ落ちだけど最後はビシッと決めてくれることを信じている
口癖は『もうやだ魔法界』


当麻・上条・ポッター　(ハリー・ポッター)
アクセラレータの親友。ポッターの運命を二分する一人。グリフィンドール寮二年生 クィディッチチームのチェイサー　魔法界の英雄
アクポタとは従兄弟関係とかなんとかかんとか忘れられがち
右手に『名前を呼んではいけない例のアレイスター』から赤子の時にぶんどった『幻想殺し』がついているチート
そのせいで普通の魔法一つ上手くできないけどできたらできたでなんか召還しちゃうゆで理論。なっちゃうから仕方ない
オガクズなふるまいばっかりだけど最後はソゲッと決めてくれることを信じている

37 ：鹿児島くン ◆q96FT5l1ZULn [saga]：2012/07/24(火) 22:56:55.38 ID:Ll4EueI00

インデックス・グレンジャー　(ハーマイオニー・グレンジャー)
アクセラレータの親友。グリフィンドール寮二年生
記憶力の良さ＆頭の回転がチート。一年次の謎解きに至っては２スレ目でほとんど解いていた気さえする
現在石化中。ここぞとばかりにインなんとかとか言う子はもがれればいいんだよ
最後はみんな笑ってﾓｷｭﾓｷｭﾝｷｭｯ｡出来ると信じている


美琴・御坂・ウィーズリー　(ロナルド・ウィーズリー)
アクセラレータの親友。グリフィンドール寮二年生 クィディッチチームのチェイサー
魔法体質のせいで電撃が出せたり腐った乙女の思考が覚醒したりナメクジ使いだったり絵が現代のパンドラだったり
もう色々とチート。どうしてこんな琴に
上ポタとのロマンステコ入れで腐るのは少しはおさまってきた気がしないでもｎｹﾞﾌﾝｹﾞﾌﾝ
どこまでも全力で生きることだろうと信じている 

 

39 ：鹿児島くン ◆q96FT5l1ZULn [saga]：2012/07/24(火) 23:16:07.62 ID:Ll4EueI00

ワースト・ミサカ・ウィーズリー　(パーシー・ウィーズリー)
グリフィンドール六年生で監督生。美琴の姉でウィーズリーの長女
アウトロー気取りがすっかりいい姉でありそして常識人最後の砦に
でも幼女を心配するあまりに追い詰めてしまいがち。から回りワーストさんマジいい娘
ロマンスのお相手は果たして


ラストオーダー・ミサカ・ウィーズリー　(ジニー・ウィーズリー)
グリフィンドール一年生　飛び級で特別入学なので現在8歳児なまごうことなきおこちゃま　御坂の末の妹
洗脳悪堕ち真っ逆さまとかなんとか……誰か早く助けてあげて


１００３２・ミサカ・ウィーズリー
グリフィンドール一年生　御坂の妹
個性乱立群雄割拠な御坂家の中でツッコミに己を見出した通称クールビューティー
冷静過ぎて学内での立ち位置まで考えてこんじゃうやめてもうやめて


１４５１０・ミサカ・ウィーズリー
グリフィンドール一年生　御坂の妹
脳内春色テンパリスト。アクポタに惚れている
そろそろア行はほんとにネタ切れ。gooogle先生は切っても切れない仲


１９０９０・ミサカ・ウィーズリー
グリフィンドール一年生　ミサカの妹
朝は食べぬ、お昼はがっつり、それがダイエット道


20000・ミサカ・ウィーズリー　(フレッド・ウィーズリー)
グリフィンドール寮四年生。美琴の姉。クィディッチグリフィンドールチームのビーター
ぐふぃふぃぐふぃふぃな絶対無敵放送禁止慇懃無礼のド変態
セロリたんのセロリたんをどうすれば咥え込めるのか日夜研究中


10033・ミサカ・ウィーズリー　(ジョージ・ウィーズリー)
グリフィンドール寮三年生。美琴の姉。クィディッチグリフィンドールチームのビーター
ドがつくマゾな自称アクセラレータの忠犬
アクポタ争奪戦には姉の変態を押して上げたいのにここぞって時に乙女になりやがるのでひっぱたきたい

41 ：鹿児島くン ◆q96FT5l1ZULn [saga]：2012/07/24(火) 23:28:40.10 ID:Ll4EueI00

仕上・浜面・ロングボトム　(ネビル・ロングボトム)
アクセラレータ、上条と寝室が同じ。グリフィンドール寮一年生
人外ハーレムを着々と築き中。もげづらはみんなの合言葉


組み分け帽子
いつの間にというか割と最初からシレッとレギュラーな創設者の知恵持ちチート
友達以上恋人一直線な仕上に擦り寄る虫は人間体でたたっ斬る


元春・土御門・フィネガン　(シェーマス・フィネガン)
アクセラレータ、上条と同室。グリフィンドール寮一年生。グリフィンドールの三馬鹿の一人
モブ男子代表金髪グラサンアロハ
今後活躍のご予定はないがちょこちょこいじっていきたい


青髪ピアス・トーマス(ディーン・トーマス)
アクセラレータ、上条と同室。グリフィンドール寮一年生 。グリフィンドールの三馬鹿の一人
モブ男子代表エセ関西弁
今後活躍の予定はやっぱりないがちょくちょくクネクネさせたい


最愛・絹旗・ブラウン　(ラベンダー・ブラウン)
インデックス、美琴と同室。グリフィンドール寮二年生
モブ女子代表超がつく怪力乙女
出番はなくとも超頑張って生きてます


フレ・セイヴェルン・パチル　(パーバティー・パチル)
インデックス、美琴と同室。グリフィンドール寮二年生
モブ女子代表双子の片割れ
結局上半身だけではない五体満足


ンダ・セイヴェルン・パチル　(パドマ・パチル)
ハッフルパフ寮二年生
モブ女子代表双子の片割れ
って訳よ


ステイル・フィンチ=フレッチリー　(ジャスティン・フィンチ=フレッチリー)
ハッフルパフ寮二年生
現在石化中。厨二とか言っちゃダメ。年相応なんだから


アニェーゼ・サンクティス・マクミラン　(アーニー・マクミラン) 通称シスター・アニェーゼ
アンジェレネ・ハンナ　(アボット・ハンナ) 通称シスター・ｱﾝｼﾞｪﾚﾈ
ルチア 通称シスター・ルチア
ハッフルパフ寮二年生の三馬鹿娘
そういえばアクポタたちとの和解イベントを忘れ去られていた 

 

46 ：鹿児島くン ◆q96FT5l1ZULn [saga]：2012/07/24(火) 23:40:15.04 ID:Ll4EueI00

ちくしょう

黒子・白井・クリービー　(コリン・クリービー)
グリフィンドール一年生　グリフィンドール寮公式新聞ミコミコ毎日編集者
ダダ今石化中。解けた後のリアクションに期待したい黒子可愛いよ黒子


軍覇・削板・ウッド　(オリバー・ウッド)
グリフィンドール六年生で監督生 クィディッチチームのキーパーでキャプテン
根性！


淡希・結標・ジョンソン　(アンジェリーナ・ジョンソン)
グリフィンドール寮四年生。クィディッチグリフィンドールチームのチェイサー
変態ツインズと同盟を結ぶショタコンのあわきん
上ポタのマークは外した。身長制限があったそうで

47 ：鹿児島くン ◆q96FT5l1ZULn [saga]：2012/07/24(火) 23:44:09.31 ID:Ll4EueI00

帝督・垣根・マルフォイ　(ドラコ・マルフォイ)
スリザリン寮二年生 クィディッチスリザリンチームのシーカー
もっぱら噛ませな賑やかしの役目を担っている自称ダブポタのライバル
活躍させてあげたいがそれではドラコじゃなくなるのでうーむ
なおフォイフォイはぶれない模様


フィアンマ・マルフォイ　(ルシウス・マルフォイ)
垣根の父親　ホグワーツ理事の一人 元『例のアレイスター』の陣営
フィアンマルフォイは禁句フォイ


メジャーハート・パーキンソン　(パンジー・パーキンソン)
スリザリン寮二年生。垣根の友人。純血主義。表記は心理定規
笑いの沸点がとても低い


緻密・砂皿・クラッブ　(ビンセント・クラッブ)
スリザリン寮二年生。垣根の友人。純血主義
スリザリン唯一のツッコミサイド


ゴーグル・ゴイル　(グレゴリー・ゴイル)
スリザリン寮二年生垣根の友人。純血主義
スリザリンのオカン

48 ：鹿児島くン ◆q96FT5l1ZULn [saga]：2012/07/24(火) 23:55:15.09 ID:Ll4EueI00

桔梗・芳川・ダンブルドア　(アルバス・ダンブルドア(ミドルネーム略))
ホグワーツ魔法・魔術学校校長
現在失職して失踪中。おそらく自堕落で有意義で腹立つくらいゴロゴロしていること請け合い


愛穂・黄泉川・ハグリット　(ルビウス・ハグリット)
ホグワーツの森番
現在無実の疑いで牢獄に囚われ中じゃん


数多・木原・スネイプ　(セブルス・スネイプ)
スリザリン寮寮監で『魔法薬学』の教師
ちょろいともっぱら噂だけどアクポタが絡まなければそこそこまともなアウトロー教師
ちげぇよ、ポッターのせいだよ


百合子・鈴科・ポッター　(リリー・ポッター)
アクセラレータの母親。死亡しているが色々あってアクセラレータの杖に意識が宿った
昔からホグワーツにいる方々からはことあるごとに引き合いに出される色んな意味でチート
特技はステゴロ


通行・鈴科・ポッター (ジェームズ・ポッター)
アクセラレータの父親。死亡しているが色々あってアクセラレータの杖に意識が宿った
悪名も高いがいい話もそれなりにあったけどやっぱり悪魔


百合子　(ヘドウィグ)
アクセラレータが飼っているふくろう。白くてｷｭｯｷｭｷｭ
偶然にもアクセラレータの母親と同じ


エロール
御坂家のふくろう、ヨボヨボのお爺さんふくろう
御坂家で磨かれたツッコミで美琴ちゃんの暴走を日夜食い止めるダンディズム
無駄にかっこいい 

 

50 ：鹿児島くン ◆q96FT5l1ZULn [saga]：2012/07/25(水) 00:07:11.99 ID:pir9QyMf0

小萌・月詠・フリットウィック　(フリットウィック)
グリフィンドール寮寮監で『呪文学』の教師(原作ではレイブンの寮監ですが改変)
芳川が学生時代から先生だったことが判明ｓこれ以上いけない！！！


ローラ・スチュアート・マグゴナガル　(ミネルバ・マグゴナガル)
ホグワーツ副校長。レイブンクロー寮寮監で『変身術』の教師(原作ではグリフィンの寮監ですが改変)
『動物もどき＜アニメーガス＞』の能力者で美猫に変身できにしことよ！
梅はダメウメ！！！


メガネ管理人　(アーガス・フィルチ)
ホグワーツの城の管理人
出番も婚期もうｓ……


春生・木山・スプラウト
ハッフルパフの寮監で『植物学』の教師
脱ぎ女。マンドラゴラはしっかり育てていたようなので見逃してほしい


カエル医者　(マダム・ポンフリー)
ホグワーツの凄腕校医
保健室はお前の実験室ではない


美津子・金剛・ピンス　(マダム・ピンス)
筋骨隆々でｽﾞﾓﾓﾓﾓﾓﾓなホグワーツ図書館の司書
そういえばこの人も力づくばっかりだもうやだこの城魔法ガン無視だ







一・一一・ロックハート　(ギルデロイ・ロックハート)
※読み飛ばし推奨
ＨＡＨＡＨＡＨＡＨＡＨＡＨＡＨＡＨＡＨＡＨＡＨＡＨＡあっＨＡＨＡＨＡＨＡＨＡＨＡＨＡＨＡ！
しくよろだよね、しくよろにしくよろだよねバンビーナちゃんたち☆
そして僕に嫉妬してばかりの世のバンビーノくん☆そんなことだからさげさげでしくよろじゃないんだよね☆
夏だよね花火だよね海だよね☆僕はこの夏もあっちの海岸でしくよろこっちの川辺でしくよろ夜空にきらめく星々のごとくきらめきらめくあげあげしくよろだけどいかがおすごしくよろかなっ☆
僕の紹介？そんなものこれまでの僕のしくよろな活躍を見ていればしくよろあげあげだよねっ☆
そんなことより一曲、『イケメン☆あの夏にみたしくよろな僕を君達はしくよろに知っているよね』を聞いてほしいよねっﾊﾟﾁﾝｯミ☆

51 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/07/25(水) 00:14:50.24 ID:G5eyOkSDO

うぉあああああうぜえええぇぇぇぇｅｅｅｅeeeeeee！！！！！ここに来てうざさ増してんじゃねぇぇぇええええ！！！！

52 ：鹿児島くン ◆q96FT5l1ZULn [saga]：2012/07/25(水) 00:14:57.11 ID:pir9QyMf0

アレイスター　(ヴォルデモート)
数十年前に上ポタによって倒されたとされる闇の魔法使い
☆と呼ぶと多分ぬっ殺される


星野黒男
日記の中でなにやらふにゃっとしている
このロリコンめ


神裂火織　(一応三頭犬の代役)
刀の妖精の一種
愛刀のななちゃんは前世レベルのお友達。ついでにアクポタとも前世レベルでもう引きずりすぎよねーちん


七天七刀
神裂が持つ刀。通称『ななちゃん』
神裂の奥手な部分も暴走する部分も受け止めるおねえさん。触ったら斬れるけどねｶﾞｼｬｶﾞｼｬ


五和　(ドビー)
屋敷しもべ妖精
マルフォイ家の妖精？
ぶっちゃけヤンデレ状態、大好物ですとか言うのはやめませう


沈利・麦野・アラゴグ　(アラゴグ)
黄泉川が学生時代に『秘密の部屋』の怪物と疑われた大蜘蛛の娘。二代目アラゴグ
通行にガチ惚れしていてアクポタも襲おうとしたけど乙女すぎてもうむぎのんマジむぎのん
大方の予想とおりもげづらハーレム一直線になりそうなもｙもげづら！！！！！

53 ：鹿児島くン ◆q96FT5l1ZULn [saga]：2012/07/25(水) 00:17:56.37 ID:pir9QyMf0

そんなこんなで新スレ準備とともに今回はここまでです

次回の本編投下は、出来ましたら木曜の夜になります

新スレでもお付き合いいただければ幸いです

レスの数々ありがとうございました。楽しかったです

数字の間違い……ほんと、コピペするときはしっかり確認しろってことですよねほんとすみませんもうやだ数字

それではまた

次回もどうぞよしなに 

 

73 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/07/25(水) 16:57:53.72 ID:28NE9lFSO

ところで前スレで誰かが言ってたﾊﾞｯｼｬｱｱｱｱ時の百合子の歌って何

74 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/07/25(水) 17:05:56.25 ID:G5eyOkSDO

赤裸々日記二冊目あたりの閑話で
歌という名の一方通行と百合子の替え歌ネタ漫才だった気がする
どんぐりコロコロとかを百合子がコーヒー淹れながら…………ふぅ
さぁ、誰かコピペしてきなよ

75 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/07/25(水) 17:31:25.59 ID:28NE9lFSO

これか

『百合子のうた』

百合子「あるゥ日ィ～♪」ｶﾁｬｶﾁｬ

百合子「森のなっかァ～♪」ｶﾁｬｶﾁｬ

百合子「クマさァンにィ～出会ァったァ～♪」ｼﾞｬｰｰｰｰｯ

一方通行「……どォなった？」

百合子「あっくン！カレーと鍋どっちがいい！？」ｺﾞﾄﾝｯ一方通行「しとめるなそいつ優しいンだぞお前の落としたチョーカー拾って追っかけてきてくれンだぞしとめるなバカ」

百合子「百合子あっくンとお父さンからもらった大事なもの落したりしないもン～♪」ｶﾁｶﾁｶﾁｯ　ﾎﾞｯ

一方通行「偉いですねェでも野生の熊は少なくなってっから返してやれよォ出くわしても」

百合子「そなの？百合子それじゃァ見逃してあげるべきだね！百合子覚えた！」一方通行「また一つ平和な日常を手にしましたねェいいから早くコーヒー淹れてくれ」

76 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/07/25(水) 17:33:35.71 ID:28NE9lFSO

百合子「ウサギ美味しい～♪」

一方通行「出オチだ」

百合子「でも百合子は～あっくンと百合子そっくりな白ウサちゃンは食べられませン～♪」

一方通行「ついにメロディ無視だよこの子」

百合子「どンぐりｺﾛｺﾛどンぐりこ～♪」

一方通行「変えやがった」

百合子「お池にはまってささァ大変～♪」

百合子「あっくンで出てきてこンにちはァ～♪」

一方通行「俺は池の底で何してたお前の中で俺は池の底で何をしている存在なンだおい」

百合子「ベクトルパンチでまた明日～♪」

一方通行「ぶっ飛ばして返しやがった俺まじ鬼畜だろまた明日も来させるのか最悪だな」

百合子「でもあっくン優しいからちゃンと安全な別の池とかに着水するように計算して……」

一方通行「結局池にはまってンじゃねェかどンぐりマジ殴られ損だろ」

77 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/07/25(水) 17:36:04.16 ID:28NE9lFSO

百合子「ド～は独歩のド～♪レ～は烈ちゃンのレ～♪」ｺﾎﾟｺﾎﾟｺﾎﾟ

一方通行「締めに入ったな」

百合子「ミ～はみ・な・ご・ろ・し・か・く・て・い！だね！」ｺﾎﾟｺﾎﾟ

百合子「ファ～はファイトマネーのファ～♪」ｺﾎﾟｺﾎﾟ

一方通行「マネーが無いだけでまともなのに。お金なンて人の心に争いを生むだけなのね。　　俺何キャラだこれ」

百合子「ソ～は側転パスガードのソ～♪」ｺﾎﾟｺﾎﾟ

百合子「ラ～はライフバランスのラ～～♪」ｺﾎﾟｺﾎﾟ百合子「シ～はジークンドー♪いっェーいブルース・リー♪」ｺﾎﾟｺﾎﾟﾎﾟ……

一方通行「色々ツッコミてェけどソはそげぶにしとけよ」

百合子「……あっくンは猪木-アリ状態からの側転パスガードが決まった時の興奮舐めてンの？みせ技とか言わないでよ！あっくンもいっぺンためしてみるべきだよ！」ﾌﾟﾝﾌﾟﾝ

一方通行「いやァ俺の戦闘でそンな状態になったら相手の負け確定だかンなァ……ってかシはなンだネタ切れかそれともどうしてもブルース・リーを言いたかったのか」

百合子「どっちも！」ﾌﾝｽ

一方通行「欲張りなこって」ｶｶｶ

百合子「百合子欲張りさン？大和撫子は控えめにあるべき！百合子我慢する！はいあっくン、粗茶にございますよォ」ｺﾄｯ

一方通行「どうもォ確実にコーヒー色ですけどねェ」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ百合子「えへへェ」ﾆｺｰ

こうして二人の兄妹の穏やかな中にときどきバイオレンスさが走る午後はゆったり過ぎていくのでした

以上コピペ

78 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/07/25(水) 17:43:21.10 ID:uPfJJWcIO

>>77
乙
百合子はかわいいなぁ！

79 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(沖縄県) [sage]：2012/07/25(水) 18:12:56.60 ID:lWSW4a5ho

>>77
百合子はかわいいなぁ！！

80 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) [sage]：2012/07/25(水) 18:42:41.52 ID:8UICVwal0

>>77
百合子は可愛いなァ！！！ 

 

112 ：鹿児島くン ◆q96FT5l1ZULn [saga]：2012/07/26(木) 22:55:42.66 ID:IN4YEjEl0

夜分にどうもです

レスありがとうございます励みになります

>>54
そういえばそうでした

>>55>>58>>60>>62
ちくしょう

>>59
ﾅﾝﾀﾞｯﾃｰ

>>63
まだまだ足りんです

>>64
なんてもん飼ってんですかどうもです

>>65
>>1もまさかの復活をとげた新刊でのあなたがたを大変(ry

>>66
コーヒーはいいものですわざわざどうもです

>>67
老師落ち着いて

>>69
ご冥福を……

>>73-82
なんかもの凄く懐かしい気分になりましたが一年いじょう経ってるんですね……

>>85
一一うずぇええええええええぇぇええそして先輩かっｹｰｰｰｰｰｰｯ!!まじかっｹｰｰｰｯ!っすエロール先ぱぁい！！
なにげに一一が映画版ロックハートてんてーの服を完全再現されてびっくりです。いつもありがとうございます

>>96～
>>1としましては>>1がこんなにも投下頻度が下がったにも関わらずレスをいただけて本当にありがたいです
秘密の部屋編はどれだけ伸びてもこのスレを使い切るまではいかないとは思いますので、『みなさんが楽しめる範囲』でお好きにしていただいて構わないと>>1は思っているのです
その辺の線引きは皆さんにお任せします。>>1としては故意な嘘バレは勘弁してほしく思います。ご指摘などなどはもっともなことばかりなのでまったくもってかまいませんが
今後ともよろしくしていただければ幸いです

はてさて、長々と言う割りに本日は本編はおやすみです。申し訳ありません

ということで、途中レスはどうぞお好きに

『創設者』の方で少し……？だけ。なんだか結局本編くらいの長さになりそうですが 

 

115 ：鹿児島くン ◆q96FT5l1ZULn [saga]：2012/07/26(木) 23:20:21.02 ID:IN4YEjEl0

ゴドリック「学校さー。よーやく、色々と出来てきたよなー」

サラザール「全くだ。貴様の家からの木材諸々が届いてからは、いやに進行が早かったのではないのか？」

ロウェナ「天才たる私の生まれ故郷の木は、天才たる私の魔力との兼ね合いが素晴らしくてな」

サラザール「……そういうことに、しておいてやろう」

ヘルガ「すてひ、素敵なお城に、なりましたよね！えへへ……でも、ロウェナしゃん。大広間のこと、良かったんれすか？」

ロウェナ「うん？天才たる私に文句か、ヘルガと言えども論破される覚悟はいいだろうな？」

ヘルガ「も、文句なんかないれすよう！でも、ロウェナさん。最後までにゃや、悩んでたじゃないですか。大広間の、天井」

ゴドリック「あー、あれなー。外の空が、そのまま映し出されるーってやつー。すっげぇよなーあんな大規模に永続なのをさー」

ヘルガ「そう、それなんれす……ロウェナさん。いつでも綺麗な空を映すべきか、とっても悩んでまひたよね？私も、その方が素敵じゃないのかなぁって思ってたんれすけど……はわっ！？も、文句じゃないれすよ！？でも、なんでかなー、って」

サラザール「至極当然と言えば当然だな。それで、何か回答はあるのか？知恵者の誉れ高い才女様は」

ロウェナ「……回答、な。もちろんだ、天才たる私に何たる愚問か……」


ロウェナ「『なんとなく』よ、ヘルガ」

ヘルガ「……へ？」

サラザール「うん？」

ゴドリック「……へぇ？」

ロウェナ「こんな漠然とした答えは、天才たる私らしくはない。凡そ理性の働く回答と行動で示せば、もちろんいつでも青空が覗く天井が良いに決まっている。雨で陰鬱な天気の日に、室内でまでその様を見せなくともよいだろう、とな」

ロウェナ「それでも、天才たる私は思うの」

ロウェナ「……キミたちといれば、どんな空でも、って。そう思ったら、『真実』を覆う都合の良い『まやかし』の空はたとえ綺麗でもなんでもない、って」

ロウェナ「……私らしくないと、笑うか？」ｸｽｯ

ヘルガ「ロウェナしゃん……ふふっ、いいえ！今のロウェナしゃんの方が、とっても素敵れす！」ｸｽｸｽ

サラザール「……単にこいつの能天気さがうつっただけではないだろうな」

ゴドリック「いーじゃんかー、ロウェナは真面目だったかんなー。それくらいでいいんだよ、それくらいで。なんとなーくでさー」ｱﾊﾊｰ 

 

117 ：鹿児島くン ◆q96FT5l1ZULn [saga]：2012/07/26(木) 23:32:47.67 ID:IN4YEjEl0

ヘルガ「でも、ロウェナしゃんのなんとなくは、なんとにゃく、なく、なくなく……？ないと思いますよ！ゴドくん！」

ゴドリック「おー、……おー？どっち？」

サラザール「貴様のように本当にノリと勢いで決めたわけじゃないだろう、ということだろうが。ふむ、動く階段も甲冑たちも、ようやく貴様の『天才』っぷりが拝見できたと喜んでやろうか？ロウェナ」

ロウェナ「キミはこの学校建設の間でどの目を開いておったのか理解に苦しむな、才能無き者め」

ヘルガ「け、喧嘩しないでくらさいー。えっとね、ロウェナしゃん！お風呂！泡々がたっくさんのお風呂も作ってくれてありがとうございます！」

ロウェナ「キミの要望だからな。天才たる私たちのもの以外でも、監督生が使用できるものもその作りにしておいた」

ゴドリック「監督生なー。必要かなーほんとにさー」

サラザール「貴様のやりたい放題っぷりを生徒の方からも監視するためにな」

ゴドリック「そこなの！？」

118 ：鹿児島くン ◆q96FT5l1ZULn [saga]：2012/07/26(木) 23:50:15.04 ID:IN4YEjEl0

ヘルガ「他にも、色々素敵なところ！たっくさんたくさん、ロウェナしゃんが作ってくれて！素敵な、図書館とか！」

ロウェナ「天才たる私の実邸の書斎をモデルにしたから、厳密には書斎なのだが」

サラザール「あんな大きなものを書斎と呼べるか」

ゴドリック「なんで仮眠室はつけてくんなかったのさー、ロウェナー」

ロウェナ「寝る場所ならば他にあろうが、ゴドリック。キミにはキミの寮が」

ヘルガ「あ……そう、そうれす！寮！あれも、素敵な場所に……作って、もらって……」

ロウェナ「？　ヘルガ、どうかしたか？」

サラザール「ゴドリック、謝れ」

ゴドリック「俺なんもしてねーよ！？へ、ヘルガ？どうしたさ、そんな突然涙目になっちゃって。歌、歌歌う！？俺が元気出る歌歌おうかー！？」

ヘルガ「……あっ、ご、ごめんなしゃい！ごめんね、ゴドくん、あの……なんだか、当たり前だし、分かっていたこと、なんだけどね？」

ヘルガ「……学校が、始まったら。四人で一緒の、このお家でー、ってわけに……いかないんらなぁ、って」

ゴドリック「……あー」

サラザール「……」

ロウェナ「……ヘルガ、それは」

ヘルガ「あっ、うん！分かってるの、分かってるんです！私たち、先生に、えへへ。先生になるの！だから、自分の寮の子たちと一緒に、面倒をみるにはその寮で、って……れも、ですね。でも、ね？」

ヘルガ「私……ダメだなぁ。ダメれすよね、一番、おねーさんなのに……みんなと一緒にいる、このお家が。とってもとっても、大好きになっちゃって」

ヘルガ「だから。改めて、そのことを……わふっ！？」

ロウェナ「持病だ。あー柔らかい、あー小さい」ｷﾞｭｰｰｰｰｯ
ヘルガ「ろ、ロウェナしゃ、あったかいですけろあの！あのくるしゅ、くるｓ」ﾜﾀﾜﾀﾜﾀ

ゴドリック「ヘルガはさー、たまーに変に真面目なー。考えすぎだ、って。俺らはさー、おんなじ城でおんなじ気持ちで一緒にいんだぜ？そりゃ、今のこの家よりは遠いかもしんねーけど。変わんねーよ、なんにも」

サラザール「その通りだ、ヘルガ……それに」

バンッ！

サラザール「……規則について、まだこれだけ懸案事項があるんだ……いやでも、まだ一時はこの屋根の下、議論をしてもらうことになっているからな」

ヘルガ「……ふふっ。うん、ゴドくん！サラさん！」ﾆｺﾆｺ 

 

120 ：鹿児島くン ◆q96FT5l1ZULn [saga]：2012/07/27(金) 00:12:33.52 ID:HYaT/IPR0

ゴドリック「制服を作ろう！」

サラザール「……またそうやって懸案事項を増やす」ﾊｧｧ

ゴドリック「え、だってサラザールが何か他にないかどんどん出せって言ったんじゃんかー」

ロウェナ「制服？」

ヘルガ「えぇっと、指定された礼服なんかのことれすよね。同じ仲間ですよーっていうのを示したりとか」

ゴドリック「うん。親父の商売仲間とかが、他んとことの話し合いの時に揃いのローブ着てんのを見てさー。いいなーって」

ロウェナ「……ふむ。同じ衣服を着ることで集団内の連携、そして帰属意識を強める効果を、か」

ヘルガ「素敵れすね！サラしゃん、いいんじゃないれすか！？」

サラザール「なるほど……しかし、な。『制服』という概念がない学校は多くあるし、それで上手くやっていけている現状がある。今更、それらを無視してでもその手配をしろ、と。ゴドリック、お前はそう言うのか？貴様は私をどれだけ不眠不休させる気だ？？」

ゴドリック「わ、悪かったよ俺も手伝うよ……でも、うん。こればっかは譲れねーかも」

サラザール「……理由を聞こう？」

ゴドリック「ありがと。俺はさ、この学校にこそ、制服は必要だと思うんだ。サラザール」

ゴドリック「俺な。やっぱり、魔力を示した子はどんな生まれだろうと、平等に教えてやるべきなんだと思う。そう、信じてる」

121 ：鹿児島くン ◆q96FT5l1ZULn [saga]：2012/07/27(金) 00:27:10.08 ID:HYaT/IPR0

サラザール「……」

ロウェナ「……」

ヘルガ「……」

ゴドリック「でも、さ。俺がどんだけ言っても、サラザールが分かってくれねーみたいに。これは、俺とサラザールのどうしても分かりあえない違いなんだ」

ゴドリック「俺達があの子供達の村に行った時、みんな同じみてぇにちっこくて元気でも、みんなみんな違ってたろ？俺の話を聞こうとしてくれた子も、サラザールと追いかけっこしてた子も、ヘルガを誘ってくれた子も、ロウェナに懐いた子供達も。みんな違ってた」

ゴドリック「それは優劣なんてないことだから別にいいんだけど。じゃぁ、他のことでやっぱりそういう違いが出てしまったら？例えばそれが見た目のこと、例えば持ち物のこと、例えば、着るもののこと」

ゴドリック「みんな一緒だ、って教えても、絶対に最初は、相手との違いを意識しない子なんていないって思うんだ」

ゴドリック「俺は、そんなことがみんなの間の壁になんて、なってほしくない」

ゴドリック「……サラザールのさ。純血の魔法使いとしての誇りってのは、すげぇって思う。でもさ、ここで学ぶ子達は、みんな最初の一歩は同じはずなんだよ」

ゴドリック「みんなみんな、自分の魔法を上手く扱えないまだまだ子供で、魔法なんて関係ないところじゃ遊びたい気持ちで一杯のガキたちで」

ゴドリック「『制服』っていう、形から入るのも。悪くないだろ？みんな一緒で、平等なんだってさ。俺みたいなバカは、それくらい分かりやすいことしかおもいつかないけど」

ゴドリック「俺達先生から、みんなに教えてやれる。もっともっと仲良くなるための最初の魔法なんじゃねーのかな、って。思うんだけどさ」

サラザール「……」

ロウェナ「……」

ヘルガ「……」

ゴドリック「……どうだろう？」

ヘルガ「素敵だと思います、ゴドくん」ﾆｺｯ

ロウェナ「良いと思うぞ、ゴドリック。天才たる私はな。キミはどうだ？」

サラザール「……好きにすればいいさ、服くらいは」

122 ：鹿児島くン ◆q96FT5l1ZULn [saga]：2012/07/27(金) 00:54:31.85 ID:HYaT/IPR0

ゴドリック「そっか！あんがとな！」

ゴドリック「でもよ、サラザール！俺いつか、そのままお前の幻想も！ぜーんぶ全部ひっくり返すくらいの世の中を作るつもりだからなー！」

サラザール「……」

ゴドリック「っへへ、反対した方がよかったー、っつっても遅いぜー♪」

サラザール「……ほざけ」ｯﾌ

ゴドリック「おー！何度でも言うよ、サラザール！」


ゴドリック「俺は絶対、お前といつか分かり合える。この学校で、そんな幻想を本物に変えてやるんだ……俺達で！！」

サラザール「……全くお前は、どこまで行っても変わらんな」


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サラザール「そしてそんな『幻想』は」

サラザール「『真実』にはならんのだ」

サラザール「皮肉なことに、『幻想』こそが、奴の目指した『真実』をうち壊す」

サラザール「世は、奴に『幻想』を抱く。奴に『理想』を『希望』を、己が『夢』を、世の『象徴』としての『英雄像』を」

サラザール「世は、奴に求めるのだ。自分達の願いをかなえることを。敵を打ち砕くことを。正しきが過ちを挫くのを」

サラザール「敵とは誰か、過ちとは何か」



サラザール「私だろう。私こそが、奴の敵となるのだろう。私の思想が、いつかの世で過ちとされるのだろう」

サラザール「奴は私を否定しないが、庇うこともできない」

サラザール「なぜなら世は、奴にその過ちとの統合を求めないのだから」

サラザール「それならば、私に出来ることは何か」




サラザール「……なってやろうではないか、敵に、過ちに」

サラザール「元は一人屋敷の中で朽ちて死に行く魂だったのだ。奴に突き動かされ、回りだした人生なのだ」

サラザール「どこまでも過ち、どこまでも敵し、どこまでも憎まれよう。そのためにならば何者も犠牲にしよう」

サラザール「……私のこの選択は、果たして貴様への友情を示す行動と呼べるのだろうかな」




サラザール「……我が生涯の、唯一の友。ゴドリック・グリフィンドールよ」

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ゴドリック「そんじゃさー、制服はとびっきり可愛いのにしようぜー。あ、男子は剣標準装備なー」

ロウェナ「女子にはゴブリン製の純銀ティアラもだな、天才たる私のごとくなれるよう」

サラザール「アホか、予算諸々そこだけで終わらせるつもりかバカバカなのか貴様らは！　ところで、校門前にゴブリン鋳造の純金像をたてる話だが……」

ヘルガ「予算のことはとりあえずわたひを通してほしいれす、サラさん……あ、ところでサンジェルマンさんから荷物が届いてましゅよ？『腐ったハーポ』のこんな古い書物なんへ、どうするんれすか？」

サラザール「……さぁな」

123 ：鹿児島くン ◆q96FT5l1ZULn [saga]：2012/07/27(金) 01:02:51.61 ID:HYaT/IPR0

そんなこんなな『創設者』でした

ハリポタでのゴドリックの記述の『あまりにも』な英雄っぽさ、騎士道強調さから、ある種の祭り上げられ的なものを常々感じていたこと
そしてサラザールが純血主義者の代名詞として語られるだけでサラザール自身の想いというものが一切なかったことから、この物語ではこんな感じで二人の関係は落としどころです

妄想全開ですみません趣味です。あと制服の件はとある二次サイト様のものから発想を得ました勝手にすみません素敵すぎたので

次回は本編を、日曜の夜頃になると思います

こちらもそろそろ終盤です。お付き合いいただければ幸いです

ではでは

124 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/07/27(金) 01:05:09.16 ID:NW5RdPxSO

乙ー。後々の事を思うと…(´；ω；`)ゥｯ

125 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/07/27(金) 01:09:24.87 ID:8cOch7PSO

サラたん……


ペロペロ 

 

214 ：鹿児島くン ◆q96FT5l1ZULn [saga]：2012/07/31(火) 22:27:40.65 ID:jWc3rUBd0

医務室

カエル医者「もう面会はいいのかい？」

一方通行「……はィ」

上条「えぇ……」

御坂「大丈夫です。無理言ってすみませんでした……」

カエル医者「うん？なんだか落ち込んでみえるね。彼女が石になっているのを改めて見てしまったからかな？なに、あと三日で元通りさ」

一方通行「……一つ聞きてェンだが」

カエル医者「なんだい？」

一方通行「……あンたがもしも、スリザリンの『秘密の部屋』について誰かに聞こうと思ったら、まず誰のとこ訪ねるよ？」

カエル医者「組み分け帽子だろうね？あれは今は、誰でも会えるだろう？簡単だね……はて、そういえば何故今まで思いつかなかったんだろうね？」ｳｰﾝ


上条「……」

御坂「……」

一方通行「……俺達は馬鹿だ」

カエル医者「……ちょ、チョコをあげよう。元気を出すんだ、仕方のないことなんだから。こうなるようになっていのさ、ご都合主義はこれだから……」

一方通行「黙れちくしょう。インデックスを頼むぞ……いくぞ当麻、美琴。さっさと片ァつけてやる」 

 

216 ：鹿児島くン ◆q96FT5l1ZULn [saga]：2012/07/31(火) 22:40:11.83 ID:jWc3rUBd0

廊下

上条「カエル先生の言う通りですこのことよ、うん。気を取り直そうぜ」

御坂「そ、そうよね。私達、すっごい事に気づけたんだし……あとはこれを先生方に報告して、石化された子たちも元に戻って、万事解決よ」

一方通行「……ほンとなら一学期の時点でそうできたかもしンねェンだけどな……そうだな、うン。たられば言ってても仕方ねェ」

上条「そうそう、少なくともいまこの城で……怪物の正体っていうのに気づけてるのは、俺達しかいないわけだし」

御坂「私達がなんとかしないと、いけないのよね」




『魔法史』の教室

浜面「なぁ組み分け」

組み分け「なんだい、天才たる私の仕上♪」
浜面「天才たるお前の俺！？　ま、まぁ置いといて。もしかしてさ、お前なら怪物の正体って知ってたりすんのか？」

組み分け「サラザール・スリザリンが秘密の部屋を作ったのは天才たる私に知識を吹き込んでから大分経ってからだから、推測でしかないが。まぁ、蛇だろうさ。『バジリスク』だ」
浜面「……？バジ？野菜か？」

組み分け「おとぼけさんな仕上素敵♪」
浜面「っちょ、ぼかすなって。え、いいのかよ、お前分かってるのに……」

組み分け「よかろうさ。天才たる私のような過去の遺物が出しゃばりすぎてはダメだ、若い力になんとかしてもらわねば……若いと言えば、仕上の例の……ﾌﾌｰﾌ♪」
浜面「ばっ、ちが、ちげぇよ！今朝お前のあれに触っちまったのは俺の寝相が男の子しただけであってちげぇよわざとじゃ！！！」



一方通行「……なンかどっかで全力でツッコミてェ会話をされている気がする」

上条「もげづら」

御坂「何なのよその予知」 

 

218 ：鹿児島くン ◆q96FT5l1ZULn [saga]：2012/07/31(火) 22:49:42.19 ID:jWc3rUBd0

上条「俺達も成長したよな。去年までのポッターさんたちなら、まずまっさきに『秘密の部屋』に直行だったろうし」

一方通行「去年はあの変態教師があっち側だと思ってたりとか、色々あったからな」

御坂「学習能力はあるものね、私達」

一方通行「進級スレスレと老師の手をいつまでもわずらわせてる奴らの言っていい台詞じゃねェ」

御坂「懲りないという点で言えばあんたも同じようなもんでしょうが」

一方通行「うるせェよ。って、こンなとこでウダウダ喋ってる暇ねェっての」

上条「そうだぞ、二人とも。まっすぐ職員室に行って、報告しないとな。こんな風に途中で立ち止まってて、授業中にここで何してるんだ、って言われて掴まって面倒なことになるのはごめんですのことよ」

一方通行「……」

御坂「……」

上条「……」


ｶﾞｶﾞｶﾞｶﾞｶﾞｶﾞｶﾞｶﾞｺﾝｯ　　====階段


一方通行「……立ち止まってンのは誰のせいですっけェ」

上条「ごめんなさい不幸だ……」

御坂「なんか久しぶりに味わったわね」

一方通行「俺ら視点じゃそうでもねェけどな黙れ……俺がこうふにゃっとして飛び降りようとも思うけどよォ……」

上条「そんな状況での不幸なんて、タダじゃすまなそうだもんな、うん」

一方通行「もう偶にお前おいてった方がいいンじゃねェかと思うわ」 

 

221 ：鹿児島くン ◆q96FT5l1ZULn [saga]：2012/07/31(火) 23:01:08.11 ID:jWc3rUBd0

『職員室』

上条「一年生ぶりだな、ここ来るの」

御坂「？　課題提出する時とかあったじゃない」

一方通行「……ほら、こいついつも期限ギリギリで、授業前に教室でスライディング土下座しながら提出することが多かったからよォ」

御坂「あぁー……」

上条「やめてそのダメな子を見る目やめて。い、いいじゃないか、提出できてんだからさ」

御坂「……あんた、内申点って知ってる？」

上条「都市伝説だと思ってる、思いたい……と、とにかくポッターさん的には久々なわけですよここは」

一方通行「俺とインデックスは授業の質問がある時とかに偶に来てたけどな」

上条「……そうやって出来ない子との差をつけるわけか！ニガテを無くす進研ゼミ魔法学講座か！くっ！ずるいぞアクセラレータ！俺達……親友だろ！」

一方通行「誘いをことごとく断ったのはどっちだバカ野郎」

御坂「もういいから、さっさと中入って待ちましょうよ」

ｶﾞﾁｬｯ

上条「……」

御坂「……一瞬でも、中で木山先生が着替えとかしてないでせうか、とか思ってたら丸焼きね」

上条「な、なんのことかなみこっちゃん」

一方通行「そういう琴だろ」 

 

223 ：鹿児島くン ◆q96FT5l1ZULn [saga]：2012/07/31(火) 23:21:38.07 ID:jWc3rUBd0

一方通行「……」

上条「……」

御坂「……」

一方通行「……なァ、俺達が医務室を出たのは、終業まで10分って時だったよな？」

上条「あぁ、数字に関しちゃポッターさん難ありだけど、それくらいは覚えてるぞ」

御坂「……それに、私達あんだけ移動に時間かかっちゃったもの」

一方通行「おォ……とっくに、終業のベルが鳴ってていいころあいなンだ。言っちまえば、俺らがこの職員室に着いた時点でそうなっててもおかしくねェ……なのに、なンでまだ鳴ってねェンだ？」

上条「……インデックスさんが存命だったら、ブチ切れてただろうな。もうお昼ご飯なんだよなんなんだよ！って」

御坂「存命してるわよふざけなさんなよ……どうなってるの？」


『　連　絡　な　の　で　す　！！　　緊　急　連　絡　な　の　で　す　ー　！　！　！　』


一方通行「！？なンだ！？……これは、小萌せンせーの声か？？？」

上条「うぉっ！？ろ、廊下から……これ、城中に響いてんじゃねぇのか？」

御坂「拡声呪文ってやつかしら……緊急？」


『生　徒　ち　ゃ　ん　た　ち　は　全　員　、そ　れ　ぞ　れ　の　寮　へ　戻　る　の　で　す　ー　！　教　員　ち　ゃ　ん　た　ち　は　、　大　至　急　職　員　室　に　集　合　な　の　で　す　ー　ー　！　！　！　』

一方通行「っ！？」

上条「そ、そんな……また襲われたってのか！？今になって！？」

御坂「ど、どうする？寮に戻ったほうが、いいのかしら……」

一方通行「……いや」

ガタｶﾞﾀｯ　ﾊﾟｶｯ

一方通行「このままここに留まってたら追い返されるが、そうもいかねェ。この洋箪笥の中に隠れて、何があったのか聞くぞ。そンで、俺らの話しを聞いてもらう」

上条「そうだな……それが、いいか。よっ、と」ｺﾞｿｺﾞｿ

御坂「そ、そうね……っちょ、あ、あんた先入ってよ！私こんな、狭いとこでこんな！」ﾜﾀﾜﾀﾜﾀ

一方通行「俺が入ったら入ったでお前思考腐るだろとっとと入れ乙女の方が何倍もマシなンだから」ｹﾞｼｯ

224 ：鹿児島くン ◆q96FT5l1ZULn [saga]：2012/07/31(火) 23:38:22.55 ID:jWc3rUBd0

ｶﾞﾔｶﾞﾔ　ﾄﾞﾀﾄﾞﾀ　ｶﾞﾔｶﾞﾔ

上条「……先生方、集まってきたな」

御坂「不安そうね……っちょ、どこ触ってんのよ！！」ﾋﾞﾘｯ

一方通行「やめろこの狭いとこじゃ全員共倒れだろうが。当麻、今はマジでオガクズるなちぎるぞ」

上条「いやそんなこんな狭いとこでわざとなんて器用な真似できるわけないでせうよ偶然ｄちぎる！？」


初春「何があったんでしょうねー……」

木山「さぁね……これまでの経過から見れば、また犠牲者が出てしまった、と考えるのが妥当だが……」

初春「そんな……マンドラゴラさんたちも『ハヤクニンゲンニナリタイ』って収穫される準備万全なのｎｺﾞﾎﾝ」

木山「？」

ローラ「解せんのよ、まったく解せぬの。犯人も、回復薬がもはや出来る間近にあらんことを知りおよびしことにそうろうているでしょう？何故、こんな時に……」

木原「最後の最後でもう一泡、ってぇ魂胆なんじゃねぇのか。知らねぇけどよ」

メガネ管理人「どこまでも下衆だな……解決の暁には私直々に首を狩ってやろう」ｺﾞｷｺﾞｷｯ

金剛「左様」ｽﾞﾓﾓﾓﾓﾓﾓﾓﾓﾓ

ピンズ「歴史を知ることで傾向と対策が練れるはずですがな」

リドヴィア「苦しめるなら私だけにして欲しいですね。いえ、これは教師として生徒がこれ以上、という意味ですので。決して苦しいことなら味わいたいということではありませんので」


一方通行「……改めてみると濃いな、ここの教師」

御坂「今更すぎるわね」

上条「判明してる人たちだけでもこれだもんな」

一方通行「黙れ……お、小萌せンせー来たぞ」 

 

227 ：鹿児島くン ◆q96FT5l1ZULn [saga]：2012/07/31(火) 23:50:48.09 ID:jWc3rUBd0

小萌「……みなさん、集まってるのですー？」

木原「おー、小萌せんせー。全教員いるぜ」

金剛「待たれい。一一教諭が存じて居らぬ用に思ふが」

木原「あぁ？あんなもん数に入れるわけねぇだろ」

小萌「せんせーも、えーっと、一一ちゃんにはちょっと真面目すぎる話題ですので丁度いいとおもうのです……」


一方通行「小萌せンせーが少しでも人を邪険にすンの初めて見たぞ」

御坂「最後の良心に見放されてるわね一一、この前のことで」

上条「ざまぁ」


小萌「……」

初春「何が起きたんですか、小萌せんせー。ひょ、ひょっとしてイナゴですか！？イナゴの大量発生なんですか！？！？それとも酸性雨！？！？」ﾌﾞﾙﾌﾞﾙ

木山「キミも少しずれているね。小萌せんせー、あなたの顔を見れば何かとんでもないことが起きたのは分かる。説明、してもらえますか？あと、冷房を入れていいだろうか」ﾇｷﾞｯ

木原「ババアがはしゃいでんな。脱いでみっともねぇもん見せてんじゃねぇよ」


上条「ちょっと通してくれ、木原をそげってくる」

一方通行「自分殴っとけ今はやめろ」


木原「何なんだよ、小萌せんせー……まさか、ついに百合子が冥界からカムバックユリコとか」ﾌﾙﾌﾙﾌﾙ

ローラ「現実を見たまいなさいよあなたも！？　ホグワーツの食事にようやっと猫缶が導入されにしよしかしらん？」ﾌﾌﾝ

カエル医者「人間の尊厳を捨てたのかい、キミは」


一方通行「……こいつら、話進まねェな」

上条「自由人だからな、あぁ」

御坂「これでもまだ一一が不在ってのが絶望的よね」

一方通行「もう終わってンじゃねェのかホグワーツ」 

 

231 ：鹿児島くン ◆q96FT5l1ZULn [saga]：2012/08/01(水) 00:03:46.28 ID:bUKsN1Zm0

小萌「……」

教員ｓ「……」


一方通行「……」

上条「……」

御坂「……」


小萌「……皆さんが静かになるまでに、三分かかったんですー」


一方通行「そンなンしてる場合か」

上条「あるある、うん、すっげーあるある」

御坂「まぁ教員どもも緊急事態だってのにふざけすぎだったわよね」


小萌「……ついに、起こってしまいました」


小萌「……生徒が、一人。怪物に連れ去られました。『秘密の部屋』そのものに、なのですー」

木原「！？」

木山「！？」

カエル医者「！？」

リドヴィア「！？」

メガネ管理人「！？」ﾋﾟｼｯ

初春「！？」ﾊﾟﾗｯ

ローラ「！？」ﾎﾟﾝｯ!　ﾆｬｰ!?

金剛「っっっ！！」ｸﾞﾆｬｧｧｧｧｧ

ビンズ「！？」ｽｩｩｯﾊｯ!


一方通行「……後半のやつらはおかしい。いや、そこじゃねェか……」

上条「ま、マジかよ……」

御坂「……」 

 

233 ：鹿児島くン ◆q96FT5l1ZULn [saga]：2012/08/01(水) 00:16:55.28 ID:bUKsN1Zm0

木原「……本当なのか？」

小萌「……確か、なのですー」

木原「どうしてだ？え？なんでそんなにはっきり言えんだよ、小萌せんせー。別に、生徒が一人いなくなったところでよぉ……そいつが、そんなことになったっ て分かるわけじゃ、ねぇだろ。大方、あのポッターみてぇに授業をふけてどっかで……そうだ、あのガキもそうならねぇようにしねぇと」ﾌﾞﾂﾌﾞﾂ

小萌「……『スリザリンの継承者』は、またメッセージを残したのですー」

メガネ管理人「！私の猫のときと同じく、か！？」

ローラ「ﾆｬｰﾝｯ!ﾆｬﾆｬﾆｬｰｯ!」ﾌｰｰｰｯ!

メガネ管理人「ローラ先生、できれば人型で」

小萌「なんて書いてありしの！？ですね、ローラちゃん先生……『彼女の白骨は永遠に、秘密の部屋に横たわるであろう』でした……」

初春「……？……あっ、そっか、枯れたら人は……そ、そんな」

木山「……誰が、一体、どの娘が、そんな酷い目に……？」

小萌「……」


一方通行「……」

上条「……」

御坂「……」



小萌「……ウィーズリー」


御坂「」


小萌「ラストオーダー・ミサカ・ウィーズリーちゃん、なのです……」 

 

238 ：鹿児島くン ◆q96FT5l1ZULn [saga]：2012/08/01(水) 00:46:02.39 ID:bUKsN1Zm0

上条「美琴、しっかりしろ。気を確かに」ｶﾞｼｯ

御坂「打ち止め……打ち止めぁ……」

一方通行「……支えといてやれ、当麻。崩れ落ちそうだ」


小萌「全校生徒を、明日。すぎに帰宅させなくてはならないのですー」

教師ｓ「……」

小萌「……ホグワーツは、もう、お終いなんです。芳川ちゃんも、いません。芳川ちゃんは、いつも言っていました。芳川ちゃんがコーヒーを有意義に啜っている暇さえ無くなる事態になれば、この城は……」


一方通行「あいつ余暇ありすぎだろこら」


バターンッ！！！

小萌「！？ま、まさか芳ｋ」



一一「っＨＡＨＡＨＡＨＡＨＡＨＨＡＨＡ☆遅れてしまってさげさげめんごだよね！まったくもってしくよろじゃないことをしてしまってソーリーソーリーしく よろだよね小萌てんてー！ちょっと春のうららかな風が僕の意識を忘却の彼方にしくよろしてしまいまして……」ﾊﾟﾁﾝｯミ☆

小萌「」

木原「」

木山「」

初春「ないわー」

カエル医者「」

金剛「池面也」

メガネ管理人「あぁ、まったくだ」


一方通行「……」

御坂「打ち止めぁ……」

上条「……ある意味美琴がこんな状態でよかったかもな」

一方通行「おォ、今の一一の能天気登場を見てたら電磁砲放ちかねねェ」

239 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) [sage]：2012/08/01(水) 00:48:52.98 ID:yDILapZ+0

一一UZEEEEEE！！！

240 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/08/01(水) 00:51:49.90 ID:i+dTYN8SO

管理人と金剛さんぶれねぇｗｗｗｗ

241 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/08/01(水) 00:52:58.32 ID:g8mURR8IO

流石は一一先生、ムードブレーカーでいらっしゃる

242 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(沖縄県) [sage]：2012/08/01(水) 00:53:57.46 ID:JVtVZ8r1o

こんなシクヨロな人になりたい

243 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/08/01(水) 00:57:25.31 ID:GY5rD1y8o

いつもの黄色い声がないあたり、生徒からは完全に愛想尽かされたな

244 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/08/01(水) 00:58:52.79 ID:GqebxY0qo

ここ職員室だぞ

245 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/08/01(水) 01:00:19.16 ID:GY5rD1y8o

そうだった 

 

247 ：鹿児島くン ◆q96FT5l1ZULn [saga]：2012/08/01(水) 01:10:07.64 ID:bUKsN1Zm0

一一「ＨＡＨＡＨＡＨＡＨＡ！みなさんどうしました僕に見惚れてまさか今更僕のしくよろな魅力にしくよろしたわけじゃないですよねっ☆そんなことはとっくのしくよろにしくよろしている周知のしくよろですものね」HAHAHAHAHAHAHA

小萌「……」

一一「それで、ＨＡＨＡＨＡ！緊急事態でしたっけ！おぉー、小萌せんせーお任せあれだよねっ☆僕にかかればしくよろに万事解決！みなさんご存知な周知のしくよろだよね！僕の、数々の……」

木原「……おぉー、こりゃーいいぜ、おい！！！適任の登場だぁ、テメェら！！！」ﾋﾞｷﾋﾞｷｯ

一一「……ＨＡ、ＨＡＨＡ？」

木原「おいおいおいよぉーく来てくれたぜ優男、いや魔法界一の冒険家ぁいや名実ともに英雄さんよぉ。俺たちはテメェみたいなのを待ってたんだ」ｶﾞﾀｯ　ﾂｶｯﾂｶｯﾂｶｯﾂｶｯ

一一「ＨＡＨＡＨＡ！木原てんてーもようやくぼくをリスペクしくよろしてくれるようになったってことなのかな？しくよろだよねっ☆年上でも、僕に師事するのならばいつでもウエルカムアゲアゲで……」

木原「おー、そーさせてもらうわ。テメェが見事『秘密の部屋』か生徒を救い出してきてくれたらなぁ！手放しで持参金たらふくもってテメェの一番弟子名乗るくれぇにリスぺクしくよろってやんよぉおおお！」

一一「ＨＡＨＡ……は？」

木原「つい今しがた、生徒が『秘密の部屋』に連れさらわれたってこった……おぉっと？一連の事件で毎度毎度『その兆候はとっくに気がついていたのに！』っておっしゃってたテメェには野暮な情報だったかなぁ！？その坊主の安否さえ既にご存知に違いねぇ！！！」

一一「は、ははは、は、あの、そ、そうだよね！あの、その男の子は……」

木原「おぉーっと失礼一一さんよぉ！！！さらわれたのは女生徒だったわぁー！バカにつき合わせて話しをあわせてやるなんて、っくー！かっくぃー一一せんせー惚れはしねぇけどよぉー！」

一一「は、はは。あ、う、うっかりさんさげさげだよね、木原せんｓ」

木原「そんじゃーよぉー、あと頼むわー！テメェ昨日の晩、職員会議に突然殴りこんできてさーんざん『秘密の部屋の場所はしくよろしちゃってるよね☆』だの言ってたなぁ！？えぇ！？」

一一「あ、あの、はは、それは……」

木原「『部屋の中に何がしくよろしているかなんて、ＨＡＨＡＨＡ！みなさん本気しくよろでしくよろしてるんですかっ☆』ってもったいぶってたっけなぁ！？！？」

一一「そ、そんなことをしくよろした、かな？はは、あの、何かの……」

木原「俺ぁ確かに覚えてんぞ！？テメェと見回りさせられた時にさんっっっざん！『黄泉川さんが逮捕される前に、僕が怪物と対決できる機会がなかったのはとってもサゲサゲだよね……☆』ってエンドレスだったのよをぉ！！！」

一一「あ、あの、は、はは、は、は……」

木原「何もかも不手際だった最初から自分に任せてほしかったそうすれば即座に解決できたいや自分はすでに此処から解決にみちびくための手札をとっくに持っ ているそう言ってよなぁえぇ優男魔法界一の探検家英雄この城一番の教師がよぉお！？だぁったら、俺達からテメェにお願いしようじゃねえか！任せるわ、ぜー んぶよぉ！もう誰もテメェの邪魔はしねえ！止めもしねぇ！お好きに自由にお望みどおり、見事にｽﾞﾊﾞｯと解決してくれよ、なぁ！！！一一せんせぇえ え？」

一一「は、はは、はは、は……」


一方通行「……」

上条「……流石だな」

一方通行「いつもこうならな」

248 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/08/01(水) 01:13:03.00 ID:GY5rD1y8o

ざまあああああああああああああああああああああああああああ

249 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/08/01(水) 01:13:30.72 ID:cqJlBCvDO

木ィィィィ原くゥゥゥゥゥン！！！！！！！

250 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(沖縄県) [sage]：2012/08/01(水) 01:23:45.44 ID:JVtVZ8r1o

木原△ェ

251 ：鹿児島くン ◆q96FT5l1ZULn [saga]：2012/08/01(水) 01:40:14.04 ID:bUKsN1Zm0

一一「はは、あはは、まさか、あの、そんな。何もそんな、誤解を……ほ、ほら、僕はその……こ、小萌せんせー！？木原せんせーのそんな、一任では……」

ﾎﾟﾋｭﾝｯ

ローラ「では、副校長として。校長の権限を一時的にあずキャットしている私から依頼させたもうてもらうわ」

一一「……は？え？副校長って、小萌せんせーじゃ……」

ローラ「そんなことも知らんでおったのね……ｺﾎﾝ。一・一一・ロックハート教諭？そちの数々の功績を省みて頼みたきことなのだけれど。此度の事件はあなたに預けそうろうわ。私達は、生徒のことでやらねばならぬことが山積みにありけるの。そうよね？」

木原「おー、親への通知とか色々なぁ」

木山「寮に戻り、生徒が全員いるか確認せねば」

初春「私は、マンドラゴラさんの面倒を」

カエル医者「なんだか色々けが人が出そうだから準備しないとね？」

ビンズ「私はしがないゴーストですからな？お役にたてんでしょう」

メガネ管理人「私は……」

金剛「某は……」

小萌「……」ﾆｺｯ

メガネ管理人「残念だが雑務が山積みだ」

金剛「同じく」

小萌「だ、そうなのですー。一一ちゃん」

一一「は、はは、は。そ、そうです、か……はは」ﾌﾟﾙﾌﾟﾙﾌﾟﾙ


一方通行「おォおォ、チャーミングスマイル賞受賞の名が泣くぜ」

上条「イケメン面がすっかり萎んじまったな」


一一「よ、よろしいよね！は、はは、ＨＡＨＡＨＡＨＡＨＡ！あの、それじゃ色々と支度をしないと、うん。トランクとか服を片ｄあっＨＡＨＡＨＡＨＡＨＡ！ あの、秘密の部屋はそのきっといえ確実に遠いので今から旅立つんじゃないかレベルにしくよろな準備をあれをするけどあの、僕はきっといえしくよろに、あ の、お、お任せあれ、だよねっ！！！」

ガチャッ！バタンッ！！！！

木原「……厄介払いができたな、え？小萌せんせー」

小萌「……せんせーは、いつかは真面目な顔を見せてくれると信じてたのですが……ふーっ。それじゃ、みなさん。生徒ちゃんの面倒を見ないといけない寮監 ちゃんたちはそれぞれの寮へ。何があったか、全てを話してあげてください。明日の特急で帰宅だということも。それからその他の先生ちゃんたちは、校内の見 回りをお願いするのです……もう、絶対、絶対、に、ｸﾞｽｯ、生徒ちゃん、を……」ﾌﾟﾙﾌﾟﾙﾌﾟﾙ

ローラ「……あとは私に任せんことよ、小萌せんせー。働きすぎにあろうのあなたは……さっ、解散せしめようかしら。会議は日が落ちてから、またここで」

ｶﾞﾀｯ　ガタｶﾞﾀｯ　ｿﾞﾛｿﾞﾛｿﾞﾛ

一方通行「……」

上条「……」

御坂「……」

上条「……立てるか、美琴？みんな帰ったから、そろそろ出ような。寮に戻ろう、小萌せんせーが心配するから……」

御坂「私なんて、どうでも……打ち止め、打ち止めは……心配、されようにも……打ち止め、打ち止めぁぁ……」

上条「よしよし、うん、そうだよな。でも、とにかく一回戻ろう、な。よしよし、泣くななんていいませんのことよ、泣け泣け、うん……」

一方通行「……これまでこの城じゃ、色々あったが……」


一方通行「……今回が、一番最悪……かもな」ﾊｧｧ

252 ：鹿児島くン ◆q96FT5l1ZULn [saga]：2012/08/01(水) 01:44:24.39 ID:bUKsN1Zm0

そんなこんなで今回はここまでです

最終パートに向けて進んできました、ちと駆け足ですが

次回は、接続状況がヤバくなければ木曜に昼からガッツリと。台風次第です

レスの数々ありがとうございました。楽しかったです

初春さんがアレなのは仕様です、大丈夫です普通の初春さんもどこかにいます

それではまた

次回もどうぞよしなになんだよ

253 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(沖縄県) [sage]：2012/08/01(水) 01:48:57.81 ID:JVtVZ8r1o

乙彼！

254 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府) [sage]：2012/08/01(水) 01:50:50.14 ID:g9w2t3po0

乙！
いやあ木原にはスカっとさせられたぜ！
さて、ここからが正念場ですな
こういう時は気合入れにコーヒーをﾊﾞｯｼｬｱｱｱｱｱｧｧｧｧｧｧｧ 

 

265 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸) [sage]：2012/08/01(水) 08:43:38.05 ID:Tzk8JshAO

『木原先生、超絶イケメンで万能しかも英雄と同程度の知名度を持つ一一先生を論破し泣かせる！』←new!

266 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/08/01(水) 09:13:54.76 ID:ov+77iga0

もしかしたら木原先生はすごくかっこいいのではないでしょうか

269 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2012/08/01(水) 12:54:06.11 ID:cqJlBCvDO

乙！
久しぶりにハスキー原くんを彷彿とさせる格好良さでした木原△ぇ！

270 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [sage]：2012/08/01(水) 12:55:56.40 ID:/PEVuPiY0

やだ・・・・木原くンかっこいい//

271 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越) [sage]：2012/08/01(水) 13:26:51.81 ID:aT+M92tAO

これはプラス方面にあだな追加ｸﾙｰ？

272 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/08/01(水) 13:50:16.30 ID:JgG/mM6IO

一一ざまああああww
みこっちゃんを元気づけるには上条さんがキスの一つでもしてやれば一発だよね

アクセラに

273 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/08/01(水) 14:11:31.41 ID:w02R7Dvao

ここじゃスレチだけどポケスペってVIPでやんの？

274 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/08/01(水) 14:17:54.05 ID:Vru8KWsSO

木ィ原くンはたまにカッコいい。普段の百合コンギャップと相俟ってさらなる風味を醸し出してる…

ハッ!つまり、鹿児島くンは珈琲を淹れるようにどちらの木ィ原くンもblendしてるのか!

275 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]：2012/08/01(水) 17:03:03.08 ID:Ia/QHzPU0

>>274

今回は色んな人がかっこいい回だったよな。上条さんとかさ。


情けないのは一一だけだwww

>>276 ありがとう。   

 

295 ：Kammijosan ：2012/08/02(木) 11:49:16.56 ID:mTBs3nZIO

一一UZEEEEEEE

296 ：sage ：2012/08/02(木) 11:50:59.11 ID:mTBs3nZIO

セロリー

297 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/08/02(木) 11:51:56.92 ID:Y7aL+g3Ro

……二つ連続できたら流石に言いたくなる

sageろ

298 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/08/02(木) 12:04:07.62 ID:wquN51KIO

今頃>>295はパソコンの前で上条さんが
かっみじょうさんになっていることに気がついて恥ずかしさに身悶えているとこであろう

299 ：鹿児島くン ◆GPcj7MxBSM [saga]：2012/08/02(木) 12:26:46.49 ID:Oc44TMEw0

出先からどうもです

レスありがとうございます励みになります

>>254
久しぶりに木原くんが仕事をしまｓあぶｂｂ

>>255
疲れたところに鞭ならぬコーヒーなわけでｓあｂｂ

>>256
まったくです

>>257
劇場で三度ほど観ただけで円盤は買ってないのですが、丁度いいかなと

>>258
精一杯馬鹿にした口調で再現してくれています

>>259>>261
いつのまにやらくんからさんにランクアップしてる木原くんなのでした

>>260
お店にはなかなか足を運べないチキンなのでどうでせう……

>>262>>264>>287
ウザイのが仕事です。そろそろ総仕上げです

>>263
まったくです

>>265
変態教師木原の華麗なる伝説の１ページですね

>>266>>270
割と気のせいなのと瞬間最大風速です。ここからは凪です多分

>>267
生徒思いと妹思いです

>>269
ｶｼｬﾝｶｼｬﾝ

>>271
論破教師が加わるかと

>>272
たぎりまくりますね

>>273
未定です

>>274
木原ブレンド……割と上質そうだから困ります

>>280
百合子「？　百合子ぷぎゃーるべきー？」

>>281
反応したら負けです

>>282
どうなることやらです

>>290
>>1の方から積極的に誘導していないせいかと……

はてさて、本日は予定より時間がとれなかったので、二時半頃まで少しだけでも進めていきます

途中レスはどうぞお好きに

それでは本日もどうぞよしなに 

 

301 ：鹿児島くン ◆GPcj7MxBSM [saga]：2012/08/02(木) 12:38:08.29 ID:Oc44TMEw0

グリフィンドール談話室

ｼｰｰｰﾝ……

御坂「……」

番外個体「……」

10032号「……」

14510号「……」

19090号「……」

20000号「……こんな湿ったれた空気はごめんだ！漏れは部屋で休ませてもらうぜっ！とミサカはフラグを立てることでフラグを壊しながら談話室を後にします！」ダッ！

10033号「あ、待ってください変態！と、ミサカは重苦しい空気と事態の重さにボケれない＆泣き顔を誰にも見られたくないが故に飛び出した姉をおいかけます！」ダッ！


上条「……確かに談話室、空気重いよな」

一方通行「そりゃァな……美琴たちには、誰にも話しかけられねェし。もう、継承者が誰かって議論する空気でもねェし……」

上条「……こんなに人が残ってんのに、ここまで静かな談話室なんて初めてだ」

一方通行「……話す気にはならねェけど、一人になる気にもならねェンだろ、みンな」



番外個体「……ミサカも、外の空気吸ってくる。ついでに、お母様と、お父様に……手紙、書かなきゃ。ヘルメス、おいで」

ヘルメス「ﾃﾚｯﾃｯﾃｯﾃｰ」ﾊﾟｻﾊﾟｻｯ

番外個体「……ついてくる？ミサカが一緒なら、先生たちもあんたたちが出歩くこと許してくれるよ？」

10032号・14510号・19090号「「「……」」」ｺｸｺｸ

番外個体「ん、行こうか。アクポタくんたちさ、おねぇさまお願いね」

一方通行「おォ」

上条「お任せあれですのことよ」

番外個体「……ほんと、お願いね。うん」

ｶﾞﾁｬｯ　ﾊﾞﾀﾝｯ

一方通行「……」

上条「……」

御坂「……」 

 

304 ：鹿児島くン ◆GPcj7MxBSM [saga]：2012/08/02(木) 12:53:36.88 ID:Oc44TMEw0

御坂「……あいつ、私のこと避けてる」

上条「……あいつって、ワーストさんか？」

御坂「うん……わかるのよ、上姉が後ろめたいときどういう行動とるか、なんて……ほら、前に打ち止めが……私たちに何か話そうとしたこと、あったでしょ？」

一方通行「あァ……あー、そういうやあの時……」

御坂「そう、あいつが遮ったから、打ち止め、言えなくなっちゃって……馬鹿よね、責めるわけないのに。もう、家族でそんなこと、する、わけ、っ」ﾌﾟﾙﾌﾟﾙﾌﾟﾙ

上条「あー、よしよし。ワーストさんとは後で話しあおうな、うん」

一方通行「……何か、知ってたンだろうな」

御坂「……打ち止めが？そういう、ことでしょ……だって、私たち家族は純血よ。どうだっていいことだけど……襲われる原因としたら、何か犯人のことで知ってた、ってこと以外考えらんないわ。インデックスと、同じ……」

上条「……同じ、同じか。なぁ、継承者は……あの子を『殺した』とは、書いてなかったんだよな？」

一方通行「……貰っていく、って取れるような文面だったな」

上条「……つまり、さ。まだ、少しでも可能性があるんじゃないか？インデックスと同じで、その、しｎあー、無事な、可能性ってのが……？」

一方通行「……分からねェ。そもそもどうして、今回だけ……どういう状況になってるにしろ、『秘密の部屋』へ連れ去ったのか、ってのも……」

御坂「……部屋、部屋、ね……ねぇ、一一は……頼りにならないやつだけど、強制されただけだけど、今、『部屋』を探しに行こうとしてる、のよね？」

上条「あー、きっとそうでせう。でないと職追われるだろうし……そうか、そうだよな。職員室に行った理由をすっかり忘れちまってた」

一方通行「それどころじゃなかったからな……一一ンとこ行って、俺らの知ってること教えてやる、ってか……？」

御坂「……少なくとも、もうほかの先生たちは打ち止めのことは、諦めてる。少しでも、打ち止めの、打ち止め『自身の』ために動いてる人のためになることがしたいわ」

上条「……ここで燻ってても、何にもならねぇよな。どうだ？」

一方通行「……同感だ。他にやることもねェ」

御坂「……腑抜けてる場合かっ、私！あの子の姉だろうが！！　行きましょ、一一の部屋に！」ｶﾞﾀｯ 

 

310 ：鹿児島くン ◆GPcj7MxBSM [saga]：2012/08/02(木) 13:06:36.93 ID:Oc44TMEw0

上条「誰も止めなかったな、俺たちが談話室を出るのに」

一方通行「美琴が不憫だったから止められなかったンだろ」

御坂「ありがたいのか余計なお世話なのか微妙なとこね……もう私は平気よ、動いて考えて思考めぐらせて、やることはっきりさせたらスッキリしたわ」

一方通行「あァ、メソメソしてるよりは大分お前らしい」

上条「塩らしい美琴さんも新鮮でたまりませんでしたけどね」ﾊﾊﾊ

御坂「んなっ、なっ、それ、それじゃいつもの私はマンネリってかごらぁああ！」ﾊﾞﾁﾊﾞﾁｯ

上条「うぉっ！？そういうわけじゃなくてですね美琴さんや落ち着いて落差激しすぎますのことよ！？」

一方通行「まだもう一段階どころか遥か上のテンションもあるしな……いや、下か？どうでもいいか、どっちにせよもうお目見えしねェことを祈るばかりだ」

御坂「何のことよ」

一方通行「お前の琴だよバカ野郎」

上条「まぁ美琴が大分回復したのも、ポッターさんのスキルで時間がたっぷり使えたことにあるんですけどね」

一方通行「階段で足止めっていう普段は足かせにしかならねェ不幸スキルのなたまにはやるじゃねェかこら」

御坂「もう十分だから解除しなさいよできるもんなら」

上条「残念、この装備は呪われている……ポッターさんの右腕でも解除できない代物でしてね、ﾌﾌﾌ、不幸だ」

一方通行「まァぶっちゃけその右腕があるからとも言えるンだが……スキルから装備に変わってンじゃねェかふわふわしてンな設定が」

311 ：鹿児島くン ◆GPcj7MxBSM [saga]：2012/08/02(木) 13:22:14.38 ID:Oc44TMEw0

御坂「あんたほどじゃないでしょ、ふわふわしてる設定とか」

一方通行「うるせェよ」

上条「結局お前常時反射できんの？できねぇの？」

一方通行「できねェですゥ、目視してねェとまだ無理ですゥすいませェン。これでいいのかこら」

上条「……」

一方通行「使えねェとか思ってたら右腕ぶっちぎっていつでも大活躍できるようにさせてやるからなこら」

御坂「変な話よねまったく……着いたわ、ロックハートの部屋」

一方通行「できれば二度と来たくなかったが」

上条「あの時の罰則以来かぁ……お？」

ｶﾞﾀｶﾞﾀ､ﾊﾞﾀﾝｯ､ｺﾞﾂﾝｺﾞﾂﾝ

上条「なんかいろいろ、取り込み中みたいだな？」

一方通行「城中探索し回る準備だろ、何せお父さンたちが探しても見つからなかったンだからな。俺らが来てやって正解だったか……おォ、そういやお父さンに勝った！」

御坂「インデックスのおかげでしょ」

上条「もっと言うと、通行さんが麦野んと仲良くしてた下地とかがあってこそだと思うぞ」

杖「」ｶﾀｶﾀ

一方通行「ちくしょう……やめだこの話、杖もうるさくなってきたお父さン黙ってマジで」

御坂「杖がうるさいって……」ﾋｿﾋｿ

上条「や、ポッターさんも何言ってるかちょっと……」ﾋｿﾋｿ

一方通行「やめろ。知ってるだろお前らは重々把握してるだろ俺の杖事情をこら」

御坂「杖に難ありなのばっかりねここ。私のは、暴発逆噴射なんでもござれだし」

一方通行「便利グッズみてェに言うなバイオレンス過ぎるわ即座にのしつけて返品してやるよ」

上条「俺のは、なんかゆで理論発揮してばっかだし……」

一方通行「杖のせいにすンなお前のせいだろなンだお前の杖の素材ゆで先生のペン軸とか使われてンのかアホか……ボケンのやめろ。入るぞ」

ｺﾝｺﾝｯ

ｶﾞﾀｶﾞﾀｶﾞｔ　ﾋﾟﾀｯ

御坂「……静かになったわね」

上条「……あー、そうだな、ちょっと後に出直してやらないか？ほら、その、別の意味で一人で励んでるとこだったりしたら、いくら一一でもあんまりにも不憫で……」

一方通行「変な気遣いやめろ、あの状況の後でンなことしてたら鋼の心臓過ぎて見直すわ」

313 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/08/02(木) 13:27:17.37 ID:lmej9zVDO

所々言い回しが逸品だな

314 ：鹿児島くン ◆GPcj7MxBSM [saga]：2012/08/02(木) 13:37:55.70 ID:Oc44TMEw0

ｶﾞﾁｬｯ　ｷｨｨｯ

一一「あー、は、はは？あの、どのバンビーナちゃんたちかな？僕は今その、しくよろに忙しく……お、おやおや。当麻くんたちじゃないか……」ﾊﾊﾊ

上条「そんな扉狭ーく開けて目だけ覗かせなくても」

一一「や、そのね。ははは、今僕の部屋はちょっと、しくよろじゃない状態で、いやもちろんスター足るものいつ何時もマイルームへウエルカムしくよろしてしかるべきなんだけど、今は……」

御坂「先生、私たち、先生にお知らせしたいことがあるんです」

一一「あー、でも、あーー……」

一方通行「役に立てることだと思うンだが、聞いてはくれませンか？」

一一「つまり、あー……まぁ、うん。しくよろ、だよね。入りなよ……」

ｷﾞｨｨｨｨｯ

一方通行「……」

上条「……」

御坂「……」

一一「あ、そこのポスターは踏まないでくれるとしくよろだよね。今から丸めるところ、だから。何か踏みそうだったら、そこの、トランクに投げ込んでｉｎしてもらえるとしくよろだよね……」

上条「……荷造り下手なポッターさんもこれには苦笑い」

御坂「いいから……え？なに、え？一一先生の写真とかポスターとか全部片付けられて……アホほどかかってたローブも、トランクに山積み……え？は？？」

一方通行「……どこかにお出かけになるンですかァ？」

一一「うー、あの、そうだよね。ははは。緊急にしくよろされて、その……」

一方通行「……」

上条「……」

御坂「……私の、妹は。どうなるの」ﾌﾙﾌﾙﾌﾙ

一一「そう、あー、そのことだよね。全くそのサゲサゲで、気の毒なことだとは思うししくよろじゃないけど、何せ緊急で……誰よりも僕がその、残念にしくよろしてるってことを……」

御坂「あんた、『闇の魔術に対する防衛術』の教授でしょ！？こんな時にこの城から出てどうすんのよ！？今まさにこの城で闇の魔術が迫ってるのに！あんたは、ローラ先生たちから依頼まで受けてるはずなのにっ！！」

一一「の、ノンノンノンだよね、ミス・御坂。生徒でバンビーナな君がそんな口をきいちゃサゲサゲで……あー、だけどね、その……」


一一「僕が、ほら。この仕事を引き受けたときは……ははは。職務内容にはこんなこと、一言もしくよろしてなかったし、うん」

一方通行「……」

上条「……」

御坂「………………」

315 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/08/02(木) 13:39:43.32 ID:HA8MN4vP0

ああ、一人テクバトルか

316 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/08/02(木) 13:44:12.23 ID:HA8MN4vP0

訂正、ちょっと一一ぶん殴ってくる

317 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/08/02(木) 13:49:29.35 ID:wquN51KIO

よし、あずキャットさんprprしてくるついでにーーにTNT爆薬セットしてくるわ

318 ：NIPPERに代わりまして276がお送りします [sage]：2012/08/02(木) 14:00:23.23 ID:rBccWU1j0

はははははははははははははは。





クルーシオ、苦しめ。セクタムセンプラ、切り裂け。

319 ：鹿児島くン ◆GPcj7MxBSM [saga]：2012/08/02(木) 14:01:40.87 ID:Oc44TMEw0

御坂「逃げだすっていうの！？！？」

一一「そんな、そんな言い方はしくよろじゃないよね。僕は、何も……」

御坂「そういうことでしょう！？！？あんた、あんなに！！！あんなにいろいろ、本に書いてることを自慢してきたくせに！！いざこうなったら、逃げ出すわけ！？！？！？」

一一「本は誤解を招くよね、うん。時にしくよろにしくよろじゃない誤解を」

上条「わけわからん」

一方通行「……自分で書いたもンだろうがよ」

一一「まぁ、まぁ。あのね、だよね。バンビーナちゃん、バンビーノくんたち……まだまだお子様の子供たち、よく考えてしくよろしてほしい、よね」ﾌｰｰｯ

一一「ちょっと考えればわかることだ。僕の本があんなに売れるのは、あの本に書かれたハラハラドキドキな出来事を、全部このイケメンでアゲアゲしくよろな 僕がやった、とみんなが思うから、だよね？そうだろう？たとえばこれが、サゲサゲにモテナイフェイスなチェリーボーイの田舎者のお話だったとして、救われ た人々が最初のうちは感謝こそせど、本にして売り出してベストセラーになると思うかい？いいや、しくよろじゃないよね。きっと売り上げは10分の1以下に サゲサゲだよ。その男が表紙になったりなんてしたら、ファッション感覚サゲサゲの野暮ったいものにしかならなくて……まぁ、つまり、ハハハ。世の中そんな もんなんだよね」

上条「」

御坂「」

一方通行「……じゃァつまりあンたは、他の大勢の魔法使いの偉業を……全部自分の手柄にしちまった、ってことか？自分では、なンにもしてねェのに」

一一「あー、アクポタくんノンノン、ノンだよね。そんな単純なことじゃしくよろじゃないんだ」

一一「仕事はするよ、アゲアゲにね。まずはそういった活躍をした人たちを探し出す、これが以外に難易度ベリーしくよろでね。あまりに知られすぎててもいけ ないし、かといって地味地味サゲサゲすぎててもいけない。そういう意味では僕は鼻がきいてしくよろだったのかもしれないよね……」

一一「それで、その人物に近寄って仲良くなるのさ。ははは。僕はこれでもってとっくにしくよろしてるか、イケメンだからね。イケメン☆イージーっていうの は本当さ。今みたいにスターになる前は、男の人だって僕にいつだって親切にしてくれたよ。おかげで話をききやすくてしくよろだったよね」

一一「そして、話を聞きだした後は。君たちはまだしくよろしてないかな？『忘却術』っていう呪文をかけるんだ、しくよろにね。ははは、僕が本当に自慢でき るものといえばこの呪文だよね。この呪文で、相手の記憶からその出来事と僕の存在諸々をすっかり忘れ去らせてしまう。それで、後は編集とつじつま合わ せ……ほら、ははは。大変な仕事だろう？しくよろにね？」

一方通行「……」

上条「……」

御坂「……」

一一「ただ本にサインをしくよろしたり、広告用の写真をしくよろしたり、歌を歌ったりすればいいだけじゃないんだよね。有名になりたければ、倦まず弛ま ず、長くつらいサゲサゲな道のりを進む覚悟が必要なのさ。当麻くんにはしくよろしたよね？ほら、どうだい？ははは☆一・一一・ロックハートの全裏側大公開 しくよろだよね！もっと感動いしてスタンディングオベーションリスペクしくよろしてもらいたいよね、はは、 ＨＡＨＡＨＡＨＡＨＡＨＡＨＡＨＡＨＡＨＡ！！」

一方通行「……」

上条「……」

御坂「……」

一一「……ふぅ、これで全部かな。荷造りもしくよろに終わり。なんだかしゃべってスッキリしくよろもした……あぁ、でもあと一つだけ」




一一「……君たちの記憶を、しくよろさせてもらわないとねっ」ﾊﾟﾁﾝｯﾐ☆ 

 

322 ：鹿児島くン ◆GPcj7MxBSM [saga]：2012/08/02(木) 14:16:54.49 ID:Oc44TMEw0

一方通行「…………」

上条「…………」

御坂「…………」

一一「ＨＡＨＡＨＡ！悪く思わないでほしいよね☆僕の秘密をよそでベラベラされたらしくよろじゃないことになる！もう本が売れなくなってしまうかもしくよろだしね」HAHAHAHAHA

一一「まぁそれでも僕が表紙だってだけで買ってしまうような市場をしくよろしちゃってるけどね、ＨＡＨＡＨＡ！みんな本当は、中身なんてどうだっていいのさ！」

一一「分かってるのさ、とっくにね！！知ってるかい！？僕は星が降りしきる夜に爆誕して生まれた瞬間から救世主として育てられた、と本の中に書いてあるだろう！？どうしてだと思う！？親も家族も友達も、みんなみんな記憶を消してやったからさ！！！」

一一「あんなサゲサゲでイケてない僕なんか知らない！そんなものを知っている人たちなんかいらない！！そうやって、魔法もまるで駄目だった僕に、この呪文だけは答えてくれたのさ！！！」

一一「すがるさ、扱うさ、そこに僕のしくよろな未来が待っているのなら！それの何が悪いのさ！」

一一「でも、ほら！そうやって手に入れたものもこんな簡単なことで崩れっちまう！！中身が伴わない僕にはこんな末路がお似合いかい！？！？」

一一「ふざけるな！！！僕は一・一一・ロックハートだ！！チャーミングスマイル賞十週連続殿堂入りで大ベストセラー続出の作家で冒険家で歌って踊れるスー パーアイドルだ！！！どこまでもしくよろに、どこまでもアゲアゲな勝ち組になってやる！！！！　邪魔をするなら、英雄だって……！！！！」




一一「『オブリビエイト！忘れよ！！』」

323 ：鹿児島くン ◆GPcj7MxBSM [saga]：2012/08/02(木) 14:26:19.55 ID:Oc44TMEw0

上条「そげぶっ」ﾊﾟｷｨﾝ!

一一「」

一方通行「『アクシオ、ブラッジャーよ来い』……ほれ、美琴」

御坂「どうも。まぁ、うん。あんたの事情も少しは分かったわ」ﾊﾞﾁﾊﾞﾁﾊﾞﾁﾊﾞﾁﾊﾞﾁﾊﾞﾁﾊﾞﾁﾊﾞﾁｯ

上条「……それでも、あんたのしたことは帳消しにならねぇよ！同情する価値もない！そんな幻想、自分でなんとかしやがれ！！！」

御坂「

一一「あー、その、は、ははは？み、ミス・御坂さん？あの、今なら僕のしくよろな土下座とサイン色紙がついｔ」

御坂「お望みどおり星になれやあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ！！！！！！！！！」

ﾋﾟﾝｯ!　ﾄﾞｺﾞｫｵｵｵｵｵｵｵｵｵｵｵｵｵｵｵﾝ!!!!


一一「しくよろぉおおおおおおおおおおお！？！？！？！？！？」






一一「がっ、ふっ、ひ、どいよね……☆しくよろに三途のリバーがヴィジョンしちゃったよね」ﾋﾟｸﾋﾟｸ

上条「……すげぇ、原型とどめてるぞ。なぜかルー語になってるけど」

御坂「急所はずしたけど結構本気だったのに……あんたレベルのタフさね」

一方通行「……長いこと踊ったりだ歌ったりだで、一応の体力はついてたンじゃねェか？……ハッ、改心したらそっち一本でやれや、エセ教師」

一一「し、しくよろ……☆」ﾋﾟｸﾋﾟｸ

324 ：鹿児島くン ◆GPcj7MxBSM [saga]：2012/08/02(木) 14:29:39.79 ID:Oc44TMEw0

そんなこんなで今回のところはこれまでです

一一の化けの皮がはがれました。家族がどうとかそのあたりは妄想です
でもまぁあれできっと苦労はしてたんだろうなぁと、少しだけフォローを入れましたがいかんせんウザイのであれです。そしてまだ仕事が残っているというウザさです

次回はできれば日曜夜から。女子トイレまでたどり着けるかと

レスの数々ありがとうございました。楽しかったです

それではまた

次回もどうぞよしなにだよね 

325 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/08/02(木) 14:30:53.09 ID:HA8MN4vP0

よっしゃ一一ざまぁぁぁぁ！！

326 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/08/02(木) 14:32:06.86 ID:wquN51KIO

ちっ死ななかったか
ちょっとRPG7担いで凸してくるわ

327 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/08/02(木) 14:33:10.63 ID:Y7aL+g3Ro

ざまぁwwwww

めちゃくちゃスッキリした

328 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/08/02(木) 14:43:45.29 ID:lmej9zVDO

どんな事情があってもそれはそれこれはこれだもんなww
ラストスパートまで頑張ってくれ！乙！

329 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/08/02(木) 14:57:40.99 ID:HA8MN4vP0

>>326　ＬＡＷ持ってるから手伝うわ

330 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/08/02(木) 15:02:39.40 ID:PaOplIu4o

ざまああああ！心なしか涼しく感じられるぜ。

ところで一一のゴールデンボールを踏み潰していいかな。

331 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/08/02(木) 15:03:18.28 ID:gCaKisUw0

　一一ざまあｗｗｗｗｗｗ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　>>1乙！応援してる！！