- 2 : ◆K L qfcNRE[saga]:2011/06/05(日) 21:09:03.28 ID:LBUponUM0
-
第一話 上条「あれが超能力者か……」
- 3 : ◆K3L8qfcNRE[saga]:2011/06/05(日) 21:09:36.99 ID:LBUponUM0
-
「「オナニーしたい」」
ふらりと立ち寄った公園で、思わず溢した言葉。
まさか、重なるとは思っていなかったため、
慌てて声がした方を向く。
「一方通行……?」
「三下ァ……?」
少女を救うために駆け回った二人の少年。
久しぶりの邂逅はこのような形で始まった。
- 4 : ◆K3L8qfcNRE[saga]:2011/06/05(日) 21:10:09.69 ID:LBUponUM0
-
一方通行「……」
上条「……」
上条(気まずい)
上条(オナニーとか呟いているところを知り合いに聞かれただけでも
気まずいのに)
上条(よりにもよって……)チラッ
一方通行「……」
上条(一方通行とか、とか!)
一方通行「おい」
上条「は、はひ?!」ビクッ
一方通行「オマエも……普段オナニー出来ないクチかァ?」
上条(なんかフレンドリーだし!)
一方通行「あァ? どォなンだよ」
上条「は、はい! 上条さんの場合は同居人の関係がと言いますかね」ワタワタ
一方通行(……俺と一緒じゃねェか)
一方通行(ヒーローとの共通点……)ニヤァ
上条「」
上条(こ、こえええええっ)
- 5 : ◆K3L8qfcNRE[saga]:2011/06/05(日) 21:10:53.43 ID:LBUponUM0
-
一方通行「俺の場合も同居人なンだけどよ
……今まで独り暮らしだったから派手なオナニーしか知らなくてよォ」
一方通行「流石にバレるからって自粛してンだ」ハァ
一方通行(……クソガキにバレたら下手すりゃ演算止められるからな)
上条「……そうか」
上条(助けて何か語りだした)
上条(助けて助けて助けて)
一方通行「ン、オナニー方法?」
一方通行「……まァ話してもいいが、フェアじゃねェ。
オマエから話せ」
上条(上条さんは一言も聞いてませんでせうよ?!)
上条「べ、別に普通だよ……、そういう雑誌読むとかさ」
一方通行「へェ、確かに普通だなァ」
一方通行「俺の場合は、まず全裸になンだ」
一方通行「まずこの時点で興奮する」
上条(助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて
助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて)
- 6 : ◆K3L8qfcNRE[saga]:2011/06/05(日) 21:11:21.30 ID:LBUponUM0
-
一方通行「すでに勃起してるが、まだ触れねェ」
一方通行「ここで重要なのが靴下と洗濯ばさみだ」
一方通行「気づいてるかも知れねェが、
洗濯ばさみは何に使うと思う?」
一方通行「――そう、乳首を挟むンだよ」
一方通行「これは昔木原くン……
いや、まァ知り合いのエロ本からヒントを得たンだ」
一方通行「次に靴下を……
あ、これはゴムのキツメの幼児用の靴下がいい」
一方通行「それを勃起したペニスに嵌める」
一方通行「もう俺のペニスは爆発しそうになってるわけだ」
一方通行「これであとはシコるのかって……?」
一方通行「はっ」
一方通行「それなら派手とは言わねェよ」
- 7 : ◆K3L8qfcNRE[saga]:2011/06/05(日) 21:11:56.08 ID:LBUponUM0
-
一方通行「ブリッジだ」
- 8 : ◆K3L8qfcNRE[saga]:2011/06/05(日) 21:12:33.24 ID:LBUponUM0
-
一方通行「これで俺はオナニーを始める」
一方通行「もちろン、フィニッシュ時には両手でピースを忘れねェ」
一方通行「……言葉に出すと案外地味だったか」
一方通行「悪かったな」
一方通行「」ヨイショ
彼――上条当麻――は、
去っていく少年の背中を 言葉も発せずに見つめ続けた。
夕陽をバックにした白い少年の何と、神々しいことか。
一瞬白い翼が見えたような気がして、瞼を擦る。
もう一度、目を開いたときには、
翼などあるはずもなく、
ただただ華奢な少年の背中が映るだけだった。
- 9 : ◆K3L8qfcNRE[saga]:2011/06/05(日) 21:13:03.07 ID:LBUponUM0
-
――――――――――――――――――
―――――――
禁書「とうま、おかえりなさいなんだよ!」
上条「おォ」ガサッ
禁書「あれ、これなぁに……?」
上条「あっ、いやえっと」
禁書「怪しいんだよ……とったーっ」バサッ
上条「お、おいインデックス?!」
禁書「えーと……靴下に洗濯ばさみ? 別に隠すものじゃないと思うけど……」
上条「」
禁書「?」
おわり
- 10 : ◆K3L8qfcNRE[saga]:2011/06/05(日) 21:13:58.41 ID:LBUponUM0
-
第二話 禁書「周りに変態しかいないかも」
- 11 : ◆K3L8qfcNRE[saga]:2011/06/05(日) 21:14:59.52 ID:LBUponUM0
-
「上条くんのパンツを。ちょうだい」
数少ない友人の突然の訪問。
驚きながらも、
弾む心を抑えきれず、いそいそと部屋に招き入れてしまったのが
そもそもの間違いだった。
禁書「えっと……なにを言っているのかな?」
姫神「正確に言うと。まだ洗われてないパンツ」
姫神「匂いが濃厚に残っていれば。尚良い」ウン
禁書(……どうしちゃったんだろう)
姫神「あなたが言いたいことは。わかってるつもり」
姫神「けど。私の中で起こった革命は」
姫神「もう誰にも止められない」キリッ
- 12 : ◆K3L8qfcNRE[saga]:2011/06/05(日) 21:15:41.12 ID:LBUponUM0
-
禁書「でもそれは犯罪かも……」
姫神「……」
禁書「神も御許しにならないんだよ」
姫神「……」
禁書「……あいさ?」
姫神「上条くんの。スメルが」スンスンスン
姫神「スメルスメルスメルスメルスメルスメルスメルスメルスメルスメル」ジュル
姫神「」ピキーン
姫神「こっちから。匂う」タッ
禁書「」
- 13 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[sage]:2011/06/05(日) 21:15:41.28 ID:D9MdtyMko
- 上条ェ…
- 14 : ◆K3L8qfcNRE[saga]:2011/06/05(日) 21:16:12.15 ID:LBUponUM0
-
ガラッ
姫神「見つけた」
禁書(聞くのも怖いんだよ)
姫神「これは。エロ本」
パラッ
姫神「ところどころが。何かで糊付けされているみたい」
姫神「」スンスンスン
姫神「えへへ」ヘニャ
姫神「……ねぇ」
禁書「な、なにかな?」ビクッ
姫神「パンツはいいから。これ貰ってもいい?」エロホン
禁書「う、うん」フイッ
禁書(あんな表紙、恥ずかしくて見れないかも……)
- 15 : ◆K3L8qfcNRE[saga]:2011/06/05(日) 21:16:51.73 ID:LBUponUM0
-
姫神「あと……」
禁書「まだ何かあるのかな?」ビクビク
姫神「この靴下も。良いかほり」ヒロイ
禁書「あ、それ……」
禁書(この間とうまが買ってきた靴下だ……)
姫神「貰っても。いい?」
禁書「……新しいのを買ってあげるなら、
いいと思うんだよ」
禁書(わからないけど、
正直今のあいさとはあまり関わりたくないかも)
姫神「ありがとう」フニャ
禁書(ごめんね)
- 16 : ◆K3L8qfcNRE[saga]:2011/06/05(日) 21:17:40.73 ID:LBUponUM0
-
姫神「あともうひとつ」
禁書「な、なにかな?」
姫神「ムラムラしてきたから。自慰行為に耽らせてもらってもいい?」
禁書「やめてください」
- 17 : ◆K3L8qfcNRE[saga]:2011/06/05(日) 21:18:19.95 ID:LBUponUM0
-
――翌日in学校
姫神「上条くん。おはよう」
上条「おぉおはよう」
姫神「上条くんに。お話があるんだけど」
上条「ん? どした?」
姫神「ここじゃ。恥ずかしいから。来て」グイッ
上条「えっ、おっおい!」ヒッパラレ
タッタッタッタッ
青ピ「ギリッ
土御門「姫神が積極的になるとは、なにかあったかにゃー」
- 18 : ◆K3L8qfcNRE[saga]:2011/06/05(日) 21:18:53.54 ID:LBUponUM0
-
タッタッタッタッ
ピタッ
上条「」ハァハァ
上条「ふぅ……で、どうしたんだ?」
姫神「上条くんに。渡すものがあって」
上条「へ?」
姫神「これ」ハイ
姫神「靴下なんだけど。昨日部屋の洗濯機の裏に隠されてた靴下を。貰ったから」
姫神「お礼」
姫神「感想としては。良かった」
姫神「オカズとしては。正に一級品」
姫神「口にくわえるだけで。何度もオーガニズムに達した」
姫神「実は。今も」
姫神「パンツに縫い込んでる」
姫神「もちろん。内側」
- 19 : ◆K3L8qfcNRE[saga]:2011/06/05(日) 21:20:33.57 ID:LBUponUM0
-
少女はスカートをゆっくりと捲る。
目映いほどの白いパンティーが、少年の前に姿を現した。
よく見ると、 パンティーで隠されたあの部分が!
じわりと染みになっているではないか。
少年はごくりと唾を飲む。
あそこに、自分の靴下が縫い付けられているのか……。
あの、オナニーに使われた靴下が!
少年は興奮する。
下腹部が、ずくりと熱をもったのを感じた。
姫神「魔法のステッキ」ビリッ
上条「~~~ッ?!」バタン
姫神「こんなに膨らませて。悪い子」
姫神「やっぱりお預け。これが悪女の基本」
姫神「あれ?」
姫神「上条くん?」
- 20 : ◆K3L8qfcNRE[saga]:2011/06/05(日) 21:21:29.64 ID:LBUponUM0
-
――――――――――――――――――――――――――――――――
―――――――――――――――――――――
―――――――――――――
上条「俺気づいたんだ」
一方通行「何をだ?」
上条「やっぱりオナニーが至高なんだよ」
上条「……女なんて、いらなかったんだ」ギッ
一方通行「!」
一方通行(この目は……)
一方通行「……」
一方通行「……伝説でしかなかったスーパーオナニー戦士」
上条「……え?」
一方通行「オマエならなれるかもしれねェな」
上条「一方通行……」
熱い男の友情。
がしりと力強く手を握り合う。
そこからは、二人の強い意思が感じ取れた。
少年たちは明日を目指す。
守るべき少女のために、 日々オナニーに励むのだ。
おわり - 21 : ◆K3L8qfcNRE[saga]:2011/06/05(日) 21:22:02.75 ID:LBUponUM0
-
第三話 結標「あなたのために、綺麗になりたい」
- 22 : ◆K3L8qfcNRE[saga]:2011/06/05(日) 21:22:43.42 ID:LBUponUM0
-
桃色、というのは実際のところ卑猥だと思う。
実年齢をまるで感じさせない彼女を見て、結標は小さく息を吐いた。
卑猥、卑猥、卑猥。
みだらで、つつしみのない様。
そんな桃色に包まれた彼女だというのに、
ともすれば清純で無垢な少女にしか見えなかった。
小萌「若さの秘訣、ですかー?」
結標「ええ、あれば……だけど」
小萌「そうですねー、やっぱり生徒たちの元気ですかねー」
予想通りと言えば予想通りの言葉に肩を落とす。
やっぱり、そんなものか。
謎は謎なのだ。
そう簡単に都市伝説とも言われる教師の謎が解けるはずもなかった。
軽く落胆していると、彼女はごそごそと棚の奥から何かを引っ張りだす。
小さなお尻が右へ左へフリフリと揺れた。
- 23 : ◆K3L8qfcNRE[saga]:2011/06/05(日) 21:23:33.45 ID:LBUponUM0
-
小萌「具体的に言うと、これなのですよー」
結標「え……何よ、これ」
小萌「ですから、生徒たちの元気の証なのです」ニコー
小萌「これをですねー」パカッ
小萌「こうやってー」ヌルヌル
小萌「肌に、……ぁんっ、塗って、いくと……ですねー、はっぁ」ヌルヌル
小萌「ちゅやちゅやしてー、ぇあ、若返っていく気がするのですよー」ハァハァ
結標「」
小萌「す、すみません。ちょっとトイレに行ってきますねー」
結標「え、ええ」
小萌「では失礼しますのですー……んっ」テトテト
<アッン
<キモチイノデス
結標(……何よこれ)ビン
結標(これが小萌の若さの秘訣ってわけ?)
結標(えっていうかこれって……え)
結標(///)カァアアアア
- 24 : ◆K3L8qfcNRE[saga]:2011/06/05(日) 21:24:07.50 ID:LBUponUM0
-
<アッアッ イッチャウデスヨー!!
小萌「ふぅ……」
小萌「すいませんでしたー」タトタト
小萌「では、もうちょっとだけ説明しますねー」
小萌「このビンには生徒たちの元気……」
小萌「要するに精液や愛液ですね」
小萌「が入っているのです」
小萌「自分より、半分以上年下か好きな人のものと限られてはいますが」
小萌「先生は生徒が好きですし、みんな半分以上年下なので」
小萌「あれ、聞いてますかー?」
結標「」
結標(意味がわからないわよ!)
結標(っていうか小萌はいくつなの……?)
小萌「……女性に年齢のことは、タブーなのですよ?」ニコッ
結標「ひゃ、ひゃい!」
- 25 : ◆K3L8qfcNRE[saga]:2011/06/05(日) 21:24:35.32 ID:LBUponUM0
-
――――――――――――――――――――――――
――――――――
結標「しかしなるほどね……好きな人、か」
結標(自分より半分以上年下だと精通も迎えてないだろうしね)
結標(でもなぁ……)
一方通行「おい、オマエどうした」
結標「え、え!?」
結標「ななななんであなたがここにいるの?!」
一方通行「……いたら悪いかよ」
一方通行「さっきまで知り合いと話してたンだよ」
結標「……そ、そう」
一方通行(オナニーの話ってのは……女には話さねェ方がいいのかね)
結標(こ、これはチャンスよ! 精液下さいって言うだけなんだから!)
- 26 : ◆K3L8qfcNRE[saga]:2011/06/05(日) 21:25:26.90 ID:LBUponUM0
-
一方通行「……で、オマエは公園になンか用でもあったのか?」
結標「へ!? せ、精液!?」
一方通行「はァ?」
結標「あ」
一方通行(聞き間違いか……?)
一方通行「おい今」
結標「え、えーとそうね。姓易革命ってのは何だったかしら?!」
一方通行「……易姓革命のことか?」
結標「あ、そうそう! やっぱり頭良いわねー」
一方通行「……」ジー
一方通行(まァ結標がそンなこと言うはずがないよな)
結標(ご、誤魔化しきれなかったかしら……?)
一方通行「ふン、じゃあ俺は行くぞ」
結標「え?」
一方通行「え? って……元々帰るとこだったしよォ」
結標「あ、そ、そうね……」
- 27 : ◆K3L8qfcNRE[saga]:2011/06/05(日) 21:25:54.19 ID:LBUponUM0
-
結標(だめ、だめよ淡希! 勇気を持って言うのよ!)
一方通行「じゃァな」テクテクテク
結標「まって!」
一方通行「あァ?」ピタ
結標「あなたって、オナニーするの?」
一方通行「」
結標「」
- 28 : ◆K3L8qfcNRE[saga]:2011/06/05(日) 21:26:23.98 ID:LBUponUM0
-
結標(間違ったー!! 何をどう間違ったのかわからないくらい間違えたわ!!)
結標(あぁもうやだ、ほら呆れた目で見て……ってえ?)
一方通行「オマエ……」キラキラ
一方通行「オマエもオナニストだったのか!」キラキラキラ
結標「へ?」
一方通行「いや、前々からそンな雰囲気は感じてたンだ。けどなかなか聞けなくてよォ」
一方通行「オマエから告白してくれるとは思わなかったぜ」
一方通行「いや、今日はツイてンなァ」
一方通行(一日だけで逸材を二人も見つけられるたァな)
一方通行「じゃァアレか? さっきの精液ってェのも俺の聞き間違いじゃなかったわけだ」
一方通行「よし、なンでも聞きやがれ」
一方通行「量は大したことはねェが、オナニー方の成果か」
一方通行「コントロールだけは抜群なンだ」キリッ
- 29 : ◆K3L8qfcNRE[saga]:2011/06/05(日) 21:27:03.80 ID:LBUponUM0
-
結標(な、なんだかわからないけど、チャンスなのかしら?)
一方通行「ほら、躊躇ってンじゃねェよ」
一方通行「俺らは、仲間なんだからよォ」
その胸に、何を抱えてきたのだろう。
かつては強大なる力を得てしまったが為に、一人で生きることを選んだ少年。
仲間という言葉すら、避けていた時期だってあったろう。
それをわかっているからこそ、
少女はその言葉を発した彼の顔に見惚れざるを得なかった。
迷いを捨てきった、
信念を持った男はこうも魅力的に見えるものなのか。
少女は答える。
彼に答えようと、一切の迷いを捨てて。
「精液が20ccほど欲しいんだけど」
おわり - 30 : ◆K3L8qfcNRE[saga]:2011/06/05(日) 21:28:05.07 ID:LBUponUM0
-
第四話 打ち止め「これが気持ちいいなんて、変態なのね……ってミサry」
- 31 : ◆K3L8qfcNRE[saga]:2011/06/05(日) 21:29:13.05 ID:LBUponUM0
-
私は、奴隷だ。
食蜂「今日のあのこは……」
そして、ストーカーでもある。
砂糖をたっぷり入れさせた珈琲を口に運ぶ。
それでも、やはり苦い。
彼と同じ味覚になりたいのにと、落ち込むが
またこれも毎日のことであった。
彼女は長い髪を細い指でさらりと解かすと、
食蜂「最近、大した情報も持ってこれてないのね」ハァ
傘下の少女を軽く睨み付けた。
少女は肩を震わせ、ひゅっと息を吸う。
食蜂「まぁいいわ……私が直接行きます」
「しかし、それは!」
食蜂「私の決定に文句でも?」
「い、いえ……っ」
食蜂「……私の改竄力があれば、大抵のことは何とかなるわ」
「はい……っ」
食蜂(それに久しぶりに生のあのこを眼球に焼き付けたいわ)
食蜂「ふふ」
蕩けるような笑みを浮かべ、彼女は一歩を踏み出す。
その道筋は彼女の将来を暗示しているかのようであった。
食蜂「あいたっ」コケッ
(転ばれましたわ)
(転ばれました)
(パンティーはシルクでしたわ)
(あれが紐パンティーと言うものですのね)
(それに、なんて真っ白な太ももですこと)
もう一度言おう。
その道筋はまさに、彼女の将来を暗示しているかのようであった。
- 33 : ◆K3L8qfcNRE[saga]:2011/06/05(日) 21:32:18.26 ID:LBUponUM0
-
―――――――――――――――――
――――――
一方通行「!」
一方通行「おいガキ、こっち来い」
打ち止め「えーどうしてー?
って疑問に思いつつもミサカはミサカは素直にあなたの言葉に従ってみたり」
一方通行「いやな予感がすンだよ」
食蜂「あらまぁ嫌な予感とはまた手厳しいことを」
一方通行「?!」
一方通行(いつの間に来やがった?!)
食蜂「そう嫌そうな顔をしないで下さいな。私はあなたになりたいぐらいには、好いているというのに」
打ち止め「あ! みさき久しぶりー
ってミサカはミサカは手を振ってみる」
食蜂「あぁんっ打ち止めさま!」
食蜂「あなたにそう仰っていただけるなんて!
恐悦至極でございます」フカブカ
打ち止め「もー、楽にしていいよ?
ってミサカはミサカは目立っているから止めてほしいことを遠回しに伝えてみる」
- 34 : ◆K3L8qfcNRE[saga]:2011/06/05(日) 21:35:00.46 ID:LBUponUM0
-
食蜂「は、はい……っ」パアッ
打ち止め「そこまで顔をあげていいとは言ってないんだけどな★」
食蜂「えっ」ジュクン
打ち止め「ミサカは土下座を止めてとしか言ってないよ?」
打ち止め「それなのにもう普通に立とうとしてるなんて
ミサカはミサカは期待が裏切られたみたいで悲しいかも」ショボン
打ち止め「ね、あなた」
一方通行「お、おォ?」
打ち止め「ちょっとミサカみさきと話があるの
ってミサカはミサカはみさきに微笑んでみる」
打ち止め「先に帰っててもらってもいい?」ニコ
一方通行(いやでもよ……)
打ち止め「みさきも超能力者だもん。平気だよ
ってミサカはミサカはみさきに確認をとってみたり」ネー
食蜂「命に変えてもお守りするわ」
食蜂「ご主人さっ」
ゲシッ
食蜂「……この子のことは任せてちょうだい」
一方通行「……わかった。
でも早く帰って……」ハッ
一方通行(久しぶりにブリッジオナニーが出来るチャンスじゃねェか)
一方通行「ゆっくりしてこい」キリッ
- 35 : ◆K3L8qfcNRE[saga]:2011/06/05(日) 21:36:10.78 ID:LBUponUM0
-
日も高くなってきた頃、
彼女はまだ幼い少女の椅子になりながら思う。
これが幸せなのだと。
精神感応系のトップ。
周りには避けられ、疎まれた。
それならばと、女王の地位に君臨した彼女であったが
――やはり、寂しかったのだろう。
超能力者といっても、まだ中学生の少女なのだから。
食蜂「す、座り心地はどうでしょうか?」ハァハァ
打ち止め「うーん、微妙かな
ってミサカはミサカは酷評してみたり」
食蜂(あぁんっ)
食蜂(……ご主人様からミサカの心は覗かないようにと言われたけど……)チラッ
食蜂(私の存在は第一位に近づけてはいるのかしら)
打ち止め「……みさき? 覗いたらミサカ普通の椅子に座りたくなっちゃうかも
ってミサカはミサカは横のベンチにちらって視線を送ってみる」
打ち止め「ミサカはお姉さまみたいに防げないけど、感知ぐらいは出来るんだよ?」
食蜂「も、申し訳ありませんっ」
- 36 : ◆K3L8qfcNRE[saga]:2011/06/05(日) 21:36:45.00 ID:LBUponUM0
-
打ち止め「ねぇみさき
ってミサカはミサカは椅子に体重をかけながら話しかけてみる」
食蜂「な、なんでしょうか?」ハァハァ
打ち止め「周りに見られてるね」ニコ
食蜂「えっ……」
打ち止め「みさきは四つん這いだから見えないかもしれないけど」
打ち止め「あれ? 震えてどうしたの?」
打ち止め「あぁそっか、みさきは制服姿だからどこの生徒かすぐわかるもんね」
打ち止め「その震えは何なのかな?」
打ち止め「応えなくていいよ」
打ち止め「ミサカはあなたが変態さんだってことぐらい知ってるから」
打ち止め「こんなことで興奮するなんて」
打ち止め「ほんと変態なのね……っ」
打ち止め「ってミサカはミサカは分かりやすく溜息を吐いてみる」ハァ
食蜂(……やだ、濡れてきた)ブルブル
打ち止め「聞いてるの?
ってミサカはミサカはみさきのお尻を叩いてみたり」
バシッ
食蜂「ひゃうんっ」
打ち止め「なにその声?」
打ち止め「叩かれたときに言う言葉は何だったっけ?
ってミサカはミサカはみさきにもわかるようにゆっくり話してみる」
食蜂「あ、ありがとうごじゃいましゅう……っ」
- 37 : ◆K3L8qfcNRE[saga]:2011/06/05(日) 21:37:30.17 ID:LBUponUM0
-
打ち止め「……うん、まぁいいや」
打ち止め「」スタッ
食蜂「えっ……」
打ち止め「カナミンの始まる時間だし」
打ち止め「ミサカもう帰るねってミサカはミサカは可愛らしく手を振ってみたり」バイバイ
打ち止め「じゃあねー」タッタッ
食蜂(……)
彼女は幸福に満たされていた。
超能力者という、少女には大きすぎた称号。
思い出したくもない過去。
それらを全てを忘れてしまうほど、
彼女は今、幸せだった。
太陽が晒しだされた肌を焼き付ける。
ゆっくりと息を吐き、 そしてまたゆっくりと息を吸った。
食蜂(これが……放置プレイっ)ゾクゾクッ
- 38 : ◆K3L8qfcNRE[saga]:2011/06/05(日) 21:38:34.11 ID:LBUponUM0
-
タッタッタッ
打ち止め(そもそも何でこんなことになったんだっけ?)
打ち止め(みさきがあの人に能力を使って)
打ち止め(反射して)
打ち止め「最初にみた人の奴隷になるかぁ……ってミサカはミサカは呟いてみる」
打ち止め(まぁいいや)
打ち止め(カナミンカナミンっと)フンフン
おわり - 39 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2011/06/05(日) 21:38:53.07 ID:JkFW9i/F0
- 変態ばっかだなwwww
- 40 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[sage]:2011/06/05(日) 21:39:41.12 ID:+2Z24zHAo
- 変態食蜂さんなんて俺得
- 41 : ◆K3L8qfcNRE[saga]:2011/06/05(日) 21:40:05.78 ID:LBUponUM0
-
第五話 一方通行「……泣きてェ」
- 42 : ◆K3L8qfcNRE[saga]:2011/06/05(日) 21:41:02.14 ID:LBUponUM0
-
セーラー衿を翻しながら、 笑い声を空に響かせる。
憎らしいまでに澄みきった青空。
どこまでも爽やかで、
これから夏が来るということを示しているようであった。
佐天「ねぇ昨日は何回オナニーした?」
初春「昨日は一回しか……」
佐天「えーだめじゃん初春、最低でも五回はしなきゃっ」
初春「そうですよねぇ……」ハァ
初春「でも良いオカズが中々見つからないんですよ」
初春「なんか良いオカズとか知りません?」
佐天「うーん、手っ取り早く玩具とかは?」
初春「……玩具ですかぁ」ウーン
佐天「うん、ちょっと待ってね」ゴソゴソ
- 43 : ◆K3L8qfcNRE[saga]:2011/06/05(日) 21:42:19.91 ID:LBUponUM0
-
佐天「ジャッジャーン!」ハイ
初春「これは、スイッチ?
まさかまた佐天さん……っ」
佐天「いやいやいや、そうじゃなくてね」
初春「……ポチっとな」カチ
佐天「あっひゃあああああああああんっ」ブルブル
初春「……」
佐天「んっあっあああああっ」
佐天「とめぇてぇ!
やっはあっうんっ」
初春「……」カチ
佐天「ハァハァ……な、なにするのさ初春!」
初春「やっぱり今も付けてるんじゃないですか!」
佐天「あ、……えへ」
- 44 : ◆K3L8qfcNRE[saga]:2011/06/05(日) 21:43:04.55 ID:LBUponUM0
-
佐天「じゃなくて!」
佐天「オカズの話でしょ……もう」
佐天「えっとね、背徳的っていうかさ、私のオナニーはもっぱらこれかな」
佐天「付けながら外を歩くのが堪んないんだよね」アハハ
初春(確かに凄いよがりっぷりでした……)ゴクリ
初春「でも私はそういう趣味はちょっと」
佐天「なによー、私がアブノーマルとでも?」
初春「あは、は……」
佐天「まぁ人それぞれだもんね」シカタナイカ
佐天「スイッチ返してもらえる?」
初春「……」
佐天「……初春?」
初春「……い、やです」
佐天「え?」
- 45 : ◆K3L8qfcNRE[saga]:2011/06/05(日) 21:43:37.77 ID:LBUponUM0
-
初春「実は私興奮したんです」
初春「玩具ではなくて」
初春「私の手で間接的にでもよがる佐天さんに」
初春「……ふふ」ニコ
佐天「」
初春「えい」カチ
佐天「あっあっらめええええええっ」
初春(やっぱ可愛い///)ジュンッ
佐天「んっあっひやあ」
佐天「あんっやだっもうっああああああああんっ」
初春「はぁ、はぁ……佐天さん、楽しみましょう?」
佐天「や、あっあんっ」ビクンビクン
ぴちゃり、
地面に染みが広がっていく。
- 46 : ◆K3L8qfcNRE[saga]:2011/06/05(日) 21:44:43.61 ID:LBUponUM0
-
少女たちは親友であった。
心の弱さゆえ、 二人の間に溝ができることもあった。
しかし、 今、
少女たちの間に隔てる壁など 存在しない。
少女は成長を遂げる。
さながら蛹から蝶に変態するかのごとく。
「待て」
一方通行「それはオナニーじゃねェ……セックスの一環だァ!」
少女たちは気づかない。
一方通行「……それはオナニーじゃねェ!」
少女たちは気づかない。
彼女たちの中では、
もはや周りの景色など溶け出していた。
少年の、
熱い魂も、
悲痛な叫びも、
届くことはなかった。
おわり
- 47 : ◆K3L8qfcNRE[saga]:2011/06/05(日) 21:51:00.42 ID:LBUponUM0
- <現時点での登場人物紹介>
一方通行…生粋のオナニスト
ブリッジオナニーが基本
上条当麻…一般人だったが、周りに感化され始める
この先どうなるかは分からない
一方通行に、スーパーオナニー戦士になれる才能を見いだされる
禁書目録…可愛い
姫神秋沙…上条当麻が好き
上条当麻の靴下を常にパンツの内側に仕込む
月詠小萌…生徒たちの精液や愛液を身体に塗ることで、若さを保っている
- 48 : ◆K3L8qfcNRE[saga]:2011/06/05(日) 21:55:52.36 ID:LBUponUM0
-
結標淡希…一方通行が好き
空回り気味
食蜂操祈…打ち止めの奴隷
ドM
打ち止めに好かれている一方通行になりたい
打ち止め…食蜂操祈のご主人様
カナミンが好き
佐天涙子…大人の玩具を常に持ち歩く
初春飾利の親友
初春飾利…Sに目覚めそう
佐天涙子の親友
- 50 : ◆K3L8qfcNRE[saga]:2011/06/05(日) 22:02:41.65 ID:LBUponUM0
-
今回の投下はここまで
ハートフルなSSを目指して投下していきます
出して欲しいキャラがいたら、
俺の理性が咎めない範囲なら出すかもしれないんで
書いてくれると嬉しい
次回はムラムラしたら投下しにきます
- 54 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2011/06/05(日) 23:00:35.26 ID:0EY2cP7wo
- ついにスレ立てかwwwwww
インデックスしか癒しがいねぇ……ww - 55 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海・関東)[sage]:2011/06/05(日) 23:03:20.82 ID:/RG7DxjAO
- これをハートフルと言い切る>>1が怖い
- 68 : ◆K3L8qfcNRE[saga]:2011/06/06(月) 21:45:29.09 ID:NuUwwQe70
-
第六話 黒子「そんな簡単に崩れてしまうような絆だと思いまして?」
- 69 : ◆K3L8qfcNRE[saga]:2011/06/06(月) 21:46:02.31 ID:NuUwwQe70
-
尊敬しております。
敬愛しております。
お姉さま。
人はこれを若いが故の盲信と言うだろうか。
けれど
この気持ちは決して、揺らぐことはない。
例え、類人猿に思慕を寄せようとも
例え、自販機を蹴る姿を拝見しても
例え、いくら注意したって直してくださらなかったとしても
そう思っていた。
少なくとも、そのときまでは。
風紀委員から帰ってきた少女は、ある悪戯を思いつく。
それは普段の少女を知るものにとっては、
悪意のない、
無邪気といってもいいほどの、
ささいな悪戯だった。
- 70 : ◆K3L8qfcNRE[saga]:2011/06/06(月) 21:47:14.75 ID:NuUwwQe70
-
黒子(ふっふっふ)
黒子(隠れてお姉様を驚かせる作戦ですの)
黒子(お姉様は一体どんな嬌声……もとい、喚声、いや高声をあげるのか)
黒子(それを考えただけで、黒子は……っ黒子は!)
黒子(あふぅ)
黒子(興奮して涎が止まりませんの)ボタボタ
黒子(もちろん下のお口ですの)ボタボタ
黒子「しかし」ボソッ
黒子(お姉様は先ほどから何をやってらっしゃるのでしょうか)
黒子(……)ブルッ
黒子(ちょっと寒くなってきましたわ)
黒子(……夏だというのに、冷房の効きすぎではありませんの?)
黒子(あとでお姉様に注意しなくては)
美琴「……」
美琴「……」
美琴「……」
美琴「うふ」
- 71 : ◆K3L8qfcNRE[saga]:2011/06/06(月) 21:47:43.66 ID:NuUwwQe70
-
黒子(? 何ですの? しばらく鞄の中を覗き込んでぼーっとしたかと思えば)
美琴「うふふふふふふふふ」
黒子(そんな可愛らしい笑みまで浮かべて)
黒子(もしや類人猿関連では……?)
黒子(……いえ、今日はお姉様はすぐに寮に帰ったはず)
黒子(……どういうことでしょう)
美琴「えへへ」ゴソ
黒子「?」
美琴「えへへへへ」キュポン
黒子(あれは……小瓶ですの? あの黄色い液体は一体……)
美琴「……」スンスン
美琴「……あへえ」ポワー
美琴「んっふ……」ピチャ
黒子(少し液体を手に出して……)
美琴「えへ」
ベチャ
黒子「」
- 72 : ◆K3L8qfcNRE[saga]:2011/06/06(月) 21:48:27.39 ID:NuUwwQe70
-
黒子(顔に、かけた……?)
- 73 : ◆K3L8qfcNRE[saga]:2011/06/06(月) 21:49:14.01 ID:NuUwwQe70
-
美琴「ん」ペロ
美琴「おいし……」ペロペロ
美琴「……」ペロペロペロ
黒子(先ほどから一心不乱に液体を舐めまくってますの)
黒子(時折身体も震えて)
黒子(あれは絶頂)
黒子(わたくしのお姉様アイズに間違いなどありませんの)
黒子(いったい、どういうことですの……?)
美琴「んっしょ」ヌギヌギ
美琴「脱いじゃった」
美琴「脱いじゃった、よ」
美琴「下半身だけ裸」
美琴「恥ずかしい私」
美琴「恥ずかしいところを、さらけだしてる」
美琴「いつ黒子が帰ってくるかもわからないのに」ジュン
美琴「……えへへへへ」ニマニマ
- 74 : ◆K3L8qfcNRE[saga]:2011/06/06(月) 21:50:04.89 ID:NuUwwQe70
-
美琴(まだけっこう残ってる……)チラッ
美琴(もったいないかな)
美琴「……ちょっとだけ」コクリ
美琴「んっふっああああんっ」ビクンビクン
美琴「……んっ」ビク
美琴「おいし」エヘ
美琴「……」
美琴「んっ」ブルッ
黒子(……ほ、放心状態でしたの)ハッ
美琴「そろそろイケそうかしら」コトッ
黒子(小瓶を床に置いた?)
美琴「ふっあっ」
美琴「ああああああああああああああああああっ」
ピシャアアアアアアアアッ
- 75 : ◆K3L8qfcNRE[saga]:2011/06/06(月) 21:50:30.22 ID:NuUwwQe70
-
彼女は身を震わせると、勢い良く仰け反った。
潤んだ瞳。
桃色に染まった頬。
そこにいたのは、
いつも見ていた凛とした彼女ではなかった。
白井黒子は目を見張る。
彼女の尿道から放たれた尿は、まさに熟練の業と言うべきか。
美しい放射線を描き、
小瓶の口に吸い込まれていった。
ぶるり、
彼女がもう一度身を震わせる。
美琴「……ん、こんなもんかな」
美琴「うふふふふ」コトッ
美琴「アイツの尿と私の尿が混ざって……」
美琴(アイツと一体になったみたい)
美琴「なっなんちゃって! ね!」
- 76 : ◆K3L8qfcNRE[saga]:2011/06/06(月) 21:50:58.57 ID:NuUwwQe70
-
美琴「……えへ」
美琴(アイツのトイレに仕掛けてもらった機械……)
美琴(……思い切って頼んで良かったわ)
美琴「お礼、言わないとね」
彼女は丁寧に小瓶に蓋を閉めると、
まるで大切なものを扱うかのように慎重にベッドの下に仕舞い込んだ。
口笛混じりに下着とスカートを履き直すと、
へにゃりと頬を弛める。
そのまま軽やかな足取りで、部屋の扉を開け、
彼女は去っていった。
白井黒子に気がつかないまま。 - 77 : ◆K3L8qfcNRE[saga]:2011/06/06(月) 21:51:37.81 ID:NuUwwQe70
-
カチャリ
重い足取りで、ふらりとクローゼットの中から姿を現す。
少女は、困惑していた。
彼女の姿は、少女が思い慕っていたはずの彼女とあまりにも異なっていた。
しかし、
少女は気がつく。
(さっきよりも……濡れてますの?)
太腿まで垂れた自分の愛液。
触るとヌルリとした感覚が手に伝わった。
(……そうですの)
かぶりを振る。
迷いを捨てきるかのように。
自分は、彼女の何に惹かれたのか。
それを、思い出すかのように。
- 78 : ◆K3L8qfcNRE[saga]:2011/06/06(月) 21:52:11.10 ID:NuUwwQe70
-
黒子「黒子は挫けませんの。ずっとお姉様のお傍に居ますのよ」
自らの一糸も纏わぬ肢体を見下ろす。
そう言った少女の瞳には、光が灯っていた。
少女は、
この時から以後、迷うことはなかった。
おわり - 80 : ◆K3L8qfcNRE[saga]:2011/06/06(月) 21:56:53.32 ID:NuUwwQe70
- 今回の投下はここまで
最後の台詞は、黒子の好きな台詞です
黒子も美琴もあまり変態じゃなかったですね
次回もまたムラムラしたら投下しにきます
- 81 : ◆K3L8qfcNRE[saga]:2011/06/06(月) 22:01:46.61 ID:NuUwwQe70
- <現時点での登場人物紹介>
一方通行…生粋のオナニスト
ブリッジオナニーが基本
上条当麻…一般人だったが、周りに感化され始める
この先どうなるかは分からない
一方通行に、スーパーオナニー戦士になれる才能を見いだされる
禁書目録…可愛い
姫神秋沙…上条当麻が好き
上条当麻の靴下を常にパンツの内側に仕込む
月詠小萌…生徒たちの精液や愛液を身体に塗ることで、若さを保っている
結標淡希…一方通行が好き
空回り気味
食蜂操祈…打ち止めの奴隷
ドM
打ち止めに好かれている一方通行になりたい
打ち止め…食蜂操祈のご主人様
カナミンが好き
佐天涙子…大人の玩具を常に持ち歩く
初春飾利の親友
初春飾利…Sに目覚めそう
佐天涙子の親友
NEW白井黒子…御坂美琴に心酔している
部屋では基本的に全裸
NEW御坂美琴…上条当麻が好き
上条当麻の尿が好き
- 82 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2011/06/06(月) 22:47:47.56 ID:LMjYK4Sh0
- このスレを見て、なぜあわきんと黒子がLevel4止まりなのか解ったような気がする
最もLevel5に近い女、滝壺さんマーダー - 87 : ◆K3L8qfcNRE[saga]:2011/06/07(火) 20:33:35.72 ID:IVjO8MbG0
-
第七話 美琴「素直になれない」
- 88 : ◆K3L8qfcNRE[saga]:2011/06/07(火) 20:34:11.38 ID:IVjO8MbG0
-
肌にまとわりつく湿気は、
まるでぬるま湯に浸かっているかのようだと錯覚する。
強風が、木々の枝を掻き鳴らした。
公園のベンチでは、
一人の少年が汗を肌に浮かび上がらせながら、
ぐだりと、背もたれに体重を預けていた。
上条(……暑い)
上条(無理です無理)
上条(もう歩けないでせうよ)
上条(……はぁ)
上条(昨日はインデックスが小萌先生の家に泊まりに行ったおかげで)
上条(久々にオナニーしまくったからな……)
上条(ねむ……)フワア
上条(……)スピー
少年は、無防備だった。
公園のベンチで寝るなんて、何が起きたって文句は言えない。
そう、文句など言えるはずがない。
「……当麻?」コソッ
彼は気付いていなかった。
公園に入ってからずっと、
彼を見つめる目があったことに。
- 89 : ◆K3L8qfcNRE[saga]:2011/06/07(火) 20:34:40.33 ID:IVjO8MbG0
-
美琴「えへ」ヒョコ
美琴「……寝てるわよね?」
美琴「……」
美琴「おーい」
上条「……」スースー
美琴「……よし」
美琴(これは千載一遇のチャンス……っ)
美琴(……この間はしばらく時間が経ってからの尿だったからね)
美琴(今度は、直接……っ)
美琴(///)カァアアア
美琴(べっ別にコイツのことが好きなわけじゃないんだからねっ)
美琴(って誰に言い訳してるのよ……はぁ)
- 90 : ◆K3L8qfcNRE[saga]:2011/06/07(火) 20:35:07.39 ID:IVjO8MbG0
-
美琴「ま、まぁとりあえずズボン脱がさないとね」ヌガシヌガシ
ボロン
美琴「」
美琴「な、なんでパンツ履いてないのよっ!!!!」
上条「ん、う……」
美琴(あっやば!)
美琴「……」ドキドキ
上条「んー……」スースー
美琴(良かったあ)ホッ
- 91 : ◆K3L8qfcNRE[saga]:2011/06/07(火) 20:35:36.11 ID:IVjO8MbG0
-
美琴(それにしても……)クン
美琴「……」ゴクリ
美琴「良いにおい……」
美琴(おしっこを完璧に飛ばしきってないのかしら?)
美琴(……)スンスン
美琴「ふへ」ニヘラ
美琴「な、舐めてみてもいいかしら?」
美琴「……」ペロ
美琴「んっんんんんっ」ビクンビクン
美琴(はにゃあああああああああっ)
美琴(なにこれなにこれ!)
美琴(しゅ、しゅごいよおおおおおおおおおおっ)
美琴(んああああああああああああああああああっ)アヘアヘ
ビシャアアアアアアアアアッ
美琴「」ハァハァ
美琴(……一舐めしただけなのに、イッちゃった……)ポー
美琴(直呑みしたら、どれだけ……)ゴクリ
- 92 : ◆K3L8qfcNRE[saga]:2011/06/07(火) 20:36:12.99 ID:IVjO8MbG0
-
―――――――――――――――――――――――――
――――――――――
冥土「尿を強制的に出させる薬?」
冥土「ふむ……作ったことはないね」
冥土「じゃあやっぱり作れないかって?」
冥土「―――僕を誰だと思っている?」
――――――――――
―――――――――――――――――――――――――
- 93 : ◆K3L8qfcNRE[saga]:2011/06/07(火) 20:36:42.43 ID:IVjO8MbG0
-
美琴「この薬が今こそ役に立つときが……っ」ジャーン
美琴「でもどうやって呑ませればいいのかしら?」
美琴(寝てる人間に呑ませるってのは……)
美琴(……っ)ピーン
美琴(そ、そんな口移しなんて///)
美琴(いやでもやるしかないのよね)ゴクリ
美琴(飲み物は……さっき私が洩らしちゃった尿でいいわね)
美琴「ん……」クチニフクム
上条「……」スースー
美琴「」チュ
上条「ん……うあ……」ゴクゴク
美琴「……ぷはっ」
美琴「ど、どうかしら?」
- 94 : ◆K3L8qfcNRE[saga]:2011/06/07(火) 20:37:17.97 ID:IVjO8MbG0
-
美琴(……わかんないわね)
美琴(そういえばどのくらいで薬が効き始めるのか聞いてなかったわ)
美琴(即効性とは言ってたけど……)
美琴「うーん」
美琴「とりあえず咥えておきましょう」
上条「」ボロン
美琴「……」ゴクリ
美琴(こう改めて咥えるとなると、照れるかも///)
美琴(でもっ)
美琴(そう、仕方ないことなんだから!)
美琴(……よしっ
美琴「んうっ」パク
上条「……なにやってんだ?」
美琴(へ?)アグアグ
- 95 : ◆K3L8qfcNRE[saga]:2011/06/07(火) 20:37:51.47 ID:IVjO8MbG0
-
強烈なアンモニア臭が鼻を刺激して、目を覚ました。
不快さに眉を顰めるが、
あることに気がつく。
上条(……なんか股間が温かい?)
なぜだろうか。
不思議に思って股間を見下ろすと、そこには可愛らしい少女が、
自分のナニを咥えている姿が目に映った。
上条(ぅえええええええええええええええええっ?!)
上条(冷静になれ)
上条(冷静になれ俺!)
上条(クールだぜ!)
上条(誰かラジカセ持ってきて!)
そんな内面の混乱を隠すかのように、
極めて冷静を装って、少年は彼女に真義を聞くことになる。
- 96 : ◆K3L8qfcNRE[saga]:2011/06/07(火) 20:38:19.66 ID:IVjO8MbG0
-
美琴(ふぇっ!? あ、あんた起きてたの?!)フガフガ
上条「ちょ、ちょっとおい待て! 離してくれ!」
美琴(えっえっ)フガフガ
上条(っていうか、何か知らんが尿意がこみ上げてきた!)
美琴(ど、どうしたら!)フガフガ
上条「なんか、ほんと!」
上条「漏れそうなんだよ!」
美琴(……)ピクッ
上条「おい本当に離してくれ!」
美琴(……)
美琴「」アム
美琴「」アムアムアムアムアムアムアム!
上条「なっ何で刺激するんだよってあ、あ、やっやばっ」
上条「~~~~~~っ!」
ジョロロロロロロロロロ
美琴「」ゴクン
- 97 : ◆K3L8qfcNRE[saga]:2011/06/07(火) 20:38:50.83 ID:IVjO8MbG0
-
少年が、少女の本心を知ることは永遠にないだろう。
けれど、
今、
少女が、
激しく身体を捩らせながら――痙攣を起こしながら――、
白目を剥いて、
放尿をして気持ちよくなっているということは、
いくら鈍感と言われる上条当麻であっても理解できた。
雲間から光が差し、
少年と少女を照らし出す。
蝉が一斉に鳴き出した。
もうすぐ、夏がやってくる。
おわり
- 98 : ◆K3L8qfcNRE[saga]:2011/06/07(火) 20:39:19.19 ID:IVjO8MbG0
-
<現時点での登場人物紹介>
一方通行…生粋のオナニスト
ブリッジオナニーが基本
NEW上条当麻…一般人だったが、周りに感化され始める
この先どうなるかは分からない
一方通行に、スーパーオナニー戦士になれる才能を見いだされる
最近、制服の下にパンツを履くことを止めた
禁書目録…可愛い
姫神秋沙…上条当麻が好き
上条当麻の靴下を常にパンツの内側に仕込む
月詠小萌…生徒たちの精液や愛液を身体に塗ることで、若さを保っている
結標淡希…一方通行が好き
空回り気味
食蜂操祈…打ち止めの奴隷
ドM
打ち止めに好かれている一方通行になりたい
打ち止め…食蜂操祈のご主人様
カナミンが好き
佐天涙子…大人の玩具を常に持ち歩く
初春飾利の親友
初春飾利…Sに目覚めそう
佐天涙子の親友
白井黒子…御坂美琴に心酔している
部屋では基本的に全裸
NEW御坂美琴…上条当麻が好き
上条当麻の尿が好き
直に上尿を飲むことに成功した
NEW冥土帰し…変態たちの味方
「必要とあらばどんなものでも用意するよ?」
- 99 : ◆K3L8qfcNRE[saga]:2011/06/07(火) 20:49:02.52 ID:IVjO8MbG0
- 今回の投下はここまで
どうにかして一方通行さんにランドセルを背負わせたいです
次回の更新はむらむらしたときに投下しにきます - 102 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage]:2011/06/07(火) 22:17:12.72 ID:V9aVc9ga0
- 冥土返しマジ紳士wwwwww
- 103 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[sage]:2011/06/07(火) 22:27:38.74 ID:5K5nQ5fco
- 一方通行小学生説か……アリだな。
でも、ランドセル着せて何するつもりだよww - 108 : ◆K3L8qfcNRE[saga]:2011/06/08(水) 21:50:52.54 ID:7RJ+6IRB0
- 今回は閑話休題
このままだと黄泉川が18禁になりそうなので、自分を落ち着かせるためにも。
>>101涅槃送りwwww
では、ゆっくりと投下します - 109 : ◆K3L8qfcNRE[saga]:2011/06/08(水) 21:51:26.41 ID:7RJ+6IRB0
-
第八話 一方通行「男たちの」 上条「トレーニング!」浜面「……へ?」
- 110 : ◆K3L8qfcNRE[saga]:2011/06/08(水) 22:02:31.15 ID:7RJ+6IRB0
-
「よし、始めるか」
珈琲を一口喉に流し込むと、一方通行は口を開いた。
趣味の良いジャズが店内を流れた。
白髭を生やし、昔何処かで給仕でもしていたのではないかと疑うほど、
上品な初老の男性が営んでいる街角の小さな喫茶店だ。
一方通行
上条当麻
浜面仕上
全く性質も違う三人が、何故ここに集まっているのか。
知っている者が見たら驚くだろう。
っていうか仲良くないだろ、特に。お前ら。
理由は単純なものであった。
少年達には目的があった。
そしてその目的というのが、彼らにとって大切なものだったからにたがわない。
カランと氷の溶け落ちる音が鳴った。
- 111 : ◆K3L8qfcNRE[saga]:2011/06/08(水) 22:07:08.08 ID:7RJ+6IRB0
-
上条「とうとう、か……」
一方通行「あァ」
浜面「……」
浜面(重大なことがあると言われて呼び出されたが……)
浜面(この張り詰められた雰囲気……くそっ何が起こっているっていうんだよっ)
バンッ
上条「……」ゴクリッ
浜面「……っ」ゴクリ
一方通行「第八十七回 オナニー談義ィいいいいいいい!!」
上条「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおっ!!!」
浜面「」
- 112 : ◆K3L8qfcNRE[saga]:2011/06/08(水) 22:08:03.41 ID:7RJ+6IRB0
-
浜面「いや、いやいやいや! どういうことだよお前ら!」
上条「何って……オナニー談義だろ?」
一方通行「なンだなンだよなンですかァ?」
一方通行「馬面くンはオナニーもやらないような清廉潔白な男なンですかァ?」
浜面「するけどよぉ?!」
一方通行「オマエは彼女がいンのにオナニーするような男なンですかァ?!」
浜面「何なんだよオマエ! 女みたいなこと言うなよ! するだろ普通!」
一方通行「……今の滝壺に伝えンぞ」
浜面「はぁ?! どうやってだよ!」
一方通行「メールでェ」ケイタイカチカチ
浜面「えっちょっと!」
一方通行「あァ? 電話の方がいいかァ?」
浜面「止めて! っていうかいつのまにお前人の彼女の連絡先ゲットしてんの?!」
一方通行「実は週一ぐらいの頻度でダべってる」
浜面「仲良すぎだろ?!」
- 113 : ◆K3L8qfcNRE[saga]:2011/06/08(水) 22:08:31.64 ID:7RJ+6IRB0
-
浜面「おいお前も何か言ってくれよ」
上条「……爆発しろ」
浜面「は?」
上条「彼女いるリア充は爆発しろっ!!!!」ガーッ
浜面「」
浜面「ってお前に言われたくねーよ!!!!」
一方通行「まァその辺りは同意」ウン
上条「へ?」
- 114 : ◆K3L8qfcNRE[saga]:2011/06/08(水) 22:11:25.98 ID:7RJ+6IRB0
-
一方通行「まァ猿みてェにオナニーしてるだろうバカは放っておいて、始めるぞ」
上条「ああ……浜面爆発しろ」ボソッ
浜面「」
上条「爆発しねぇかなー」
上条「爆発ー爆発ー、主に巨乳の彼女いるやつとかー」
浜面「」
一方通行「おい」
上条「悪い……でもどうしても耐えきれなくて」
一方通行「いや、オマエは悪くねェよ」
浜面「……泣いてもいい?」
上条通行「「どうぞどうぞどうぞ」」
浜面「何なんだよ……もう」グスッ
- 115 : ◆K3L8qfcNRE[saga]:2011/06/08(水) 22:15:25.67 ID:7RJ+6IRB0
-
上条「とりあえず近況報告だな」
上条「俺は前回アドバイスされた通り、パンツを履くことを止めてみた」
上条「最初は戸惑ったけどな」
上条「毛を間違えて挟んで大惨事ってこともあったし」
上条「けどよ、そのスリルも段々快感に変わってきた」
上条「これの良いところは」
上条「常に緊張している状態でいられるってとこだな」
上条「さっき言ったみたいなスリルだってあるが」
上条「一番はバレるんじゃないかというドキドキ感」
上条「正直に言おう」
上条「最近はずっと勃起してる」キリッ
浜面「」
- 116 : ◆K3L8qfcNRE[saga]:2011/06/08(水) 22:18:24.79 ID:7RJ+6IRB0
-
パチパチパチ
一方通行「第一ステップ突破だなァ」
上条「ああ、お前のおかげだよ」
上条「ありがとな」
一方通行「ふン」
浜面「え、今も履いてないの? え?」
上条「……ただ、御坂にバレちまってさ」
一方通行「……オリジナルか」
浜面(スルーか、スルーですか……ハハ)
上条「あぁ……」
一方通行「……」
上条「まぁ月一で直接飲尿させるってことで話はまとまったんだけどな」
一方通行「……そォか」ホッ
上条「ああ!」ニカッ
浜面(なにこれおかしい)
- 117 : ◆K3L8qfcNRE[saga]:2011/06/08(水) 22:19:45.35 ID:7RJ+6IRB0
-
一方通行「じゃあ、次はオマエの番だな」
浜面「へ?」
上条「早くしろよ」チッ
浜面「なんでさっきから辛辣なんだよ?!」
浜面「……まぁいいか」
浜面「俺の場合は――」
(省略)
浜面「――だよ」 - 118 : ◆K3L8qfcNRE[saga]:2011/06/08(水) 22:23:14.86 ID:7RJ+6IRB0
-
浜面「と、まぁこんなところd」
一方通行「ンでこの前よォ」
上条「へえ……なぁちょっと紹介してくれよ」
一方通行「あァ? オマエ年下でもいいのか?」
上条「いやそういう訳じゃないけどさ。この子大人っぽいし」
一方通行「まァ中学生には見えねェな……とくに」
上条「胸とか」
一方通行「……」ウン
一方通行「でもコイツはなァ」
上条「なんだよ、紹介出来ない理由でもあんのか?」
一方通行「クソガキがァ――」
浜面「聞いてねぇええええええええええええええええええええええええええっ」ガビーン
浜面「いや聞いて欲しかったわけじゃないけどよ! でもよ?!」
一方通行「うっせェぞはーまづらァ?」
上条「」チッ
浜面「」
- 119 : ◆K3L8qfcNRE[saga]:2011/06/08(水) 22:27:32.00 ID:7RJ+6IRB0
-
一方通行「じゃァま、俺の番だな」
上条「よっ待ってました!」
浜面「……待ってましたー」
一方通行「先週また滝壺と遭ったンだけどな」
一方通行「そのときの話だ」
浜面(……え?)
一方通行「そうあれは――――――」
――――――――――――――――――――――――
――――――――――――
――――――
一方通行「おォ、待たせたな」
滝壺「ううん、大丈夫だよ」
つづく
- 120 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage]:2011/06/08(水) 22:29:25.57 ID:sko0Ac8m0
- ちょwwwwww
- 121 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[sage]:2011/06/08(水) 22:30:06.85 ID:UtFdjeaHo
- 浜面扱い悪いなwwwwwwwwww
ま、浜面だし、仕方がないか。 - 122 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2011/06/08(水) 22:31:51.80 ID:JZYGvstGo
- そこで切るのかwwwwww
滝壺の[田島「チ○コ破裂するっ!」]とか期待しすぎて胸が熱暴走 - 123 : ◆K3L8qfcNRE[saga]:2011/06/08(水) 22:34:16.45 ID:7RJ+6IRB0
- 今回の投下はここまで
長くなりそうだったので2話分に。
もう一つのスレの書きためが中々進まないorz
なので1クール分の話をやったら終了です
五和可愛い
次回の更新はムラムラしたときにでも - 126 : ◆K3L8qfcNRE[saga]:2011/06/09(木) 20:58:31.31 ID:FkQ9gEWX0
-
第九話 滝壺「きっと守ってみせる」
- 127 : ◆K3L8qfcNRE[saga]:2011/06/09(木) 20:59:06.24 ID:FkQ9gEWX0
-
滝壺「あくせられーたは、一回の射精量が凄いんだってね」
滝壺「それに、コントロールが抜群」
滝壺「きぬはたに聞いたよ」
滝壺「あくせられーたのオナニーは超凄いんですって」
一方通行「……AIM拡散力場オナニーをするオマエには敵わねェよ」
滝壺「最近は、してないもん」
一方通行「……あァ、アイツか」
滝壺「うん」
滝壺「でも裸だと、はまづら鼻血吹いちゃうから」
滝壺「着衣プレイしかやったことはないよ」
一方通行(……逆にマニアックだなァ)
滝壺「それで、あくせられーたは聞きたいことがあるんだっけ?」
一方通行「おォ。正直最近はブリッジオナニーも飽きてきてな」
一方通行「なンか新しい刺激が欲しいンだが」
滝壺「きぬはたとかに手伝ってもらうのは駄目なの?」
一方通行「俺は、あくまでもオナニーがしたいからな」
滝壺「……」
一方通行「なンだよ」
滝壺「大丈夫だよ、あくせられーた。私はそんな一生童貞だろうあくせられーたを応援してる」
一方通行「……」
一方通行「あンがとよ」ハァ
- 128 : ◆K3L8qfcNRE[saga]:2011/06/09(木) 20:59:32.89 ID:FkQ9gEWX0
-
滝壺「でも、あくせられーたは私が昔やってきたオナニーは出来ないだろうし」
一方通行「あれはオマエだから出来る業だよなァ」
滝壺「気持ちいいんだよ?」
滝壺「オナニーの範囲の中で」
滝壺「輪姦されているみたいになれるから」
滝壺「感覚的すぎて、伝えづらいけど」
滝壺「多重能力者がオナニーしたら、こんな感じだと思う」
一方通行「……羨ましいぜ、正直」
滝壺「あくせられーたに、そういうこと言われるとちょっと嬉しい」エヘ
一方通行「……」
一方通行(これは浜面爆発するべきだろ)
滝壺「それはともかく」
滝壺「あくせられーたが出来そうなオナニーだと……」
滝壺「うーん」
滝壺「私たちがやっているプレイはオナニーにも応用できるかもしれない」
一方通行「着衣プレイかァ?」
滝壺「うん。正確にはコスプレ」
一方通行「……なるほどな」
滝壺「最初だから、今日はいろいろ教えてあげるよ」
一方通行「助かる」
滝壺「じゃあまずは……」ゴソゴソ
一方通行「あ、そォだ」
一方通行「そのデカイ袋に何が入ってンのかと思ってたンだよ」
滝壺「んっしょ」ドサッ
滝壺「これ、持ってきてみた」
ランドセル<コンニチハ
一方通行「……おォう」
- 129 : ◆K3L8qfcNRE[saga]:2011/06/09(木) 21:00:37.47 ID:FkQ9gEWX0
-
一方通行「これ、かァ……?」
滝壺「うん。今回は一番最初だから初級編にしてみた」
一方通行「ランドセルなァ……」
滝壺「……何か駄目なところとかあった?」
一方通行「いや、そういうわけじゃないンだが……コスプレじゃなくてガチになる可能性が……」
滝壺「!」ピン
滝壺「もしかして、あくせられーた」
一方通行「悪ィ、すとっぷ」フサギ
滝壺「」モガモガ
一方通行「年齢不詳キャラなンで一応」
滝壺「」モガモガ
一方通行「……」ハナシテミル
滝壺「」プハッ
滝壺「ハァハァ……わかった」
滝壺「けどあくせられーたは●●生じゃないと思うよ」
一方通行「そォだよ、なァ」
一方通行「悪かった、続けてくれ」
滝壺「うん」
滝壺「でも実践が一番かな。ちょっとあくせられーたの部屋に行ってもいい?」
一方通行(……同居人もいるし大丈夫か)
一方通行「ン」コクン
- 130 : ◆K3L8qfcNRE[saga]:2011/06/09(木) 21:01:54.39 ID:FkQ9gEWX0
-
ドンッ
一方通行「ってことで、着いたぞォ」
滝壺「あくせられーたは誰に説明してるの?」
一方通行「……芳川いるのか?」
滝壺(スルー……)
一方通行「おーい」
<オカエリナサーイ
一方通行「いるみたいだな」
滝壺「挨拶とかした方がいい?」
一方通行「あー、別にいいだろ」
一方通行(たぶンアイツ今全裸だろうしなァ)
一方通行(女の場合は知らねェが)
一方通行(オナニーを見られて喜ぶ性的嗜好を持ってるわけでもねェだろうしな)
滝壺「わかった」ウン
一方通行「じゃ、えっとォ」
一方通行(ン……? 何をすればいいンだ)チラッ
滝壺「じゃあ」
滝壺「まずは服を脱いで」
一方通行「わォ」
- 131 : ◆K3L8qfcNRE[saga]:2011/06/09(木) 21:02:21.87 ID:FkQ9gEWX0
-
一方通行「……え、ここでかァ?」
滝壺「うん」
一方通行「……」
滝壺「オナニーマスターになるんじゃないの?」
一方通行「……そォだけどよ」
滝壺「……あくせられーた。私はそんな夢に向かって躊躇うあくせられーたを応援できない」
滝壺「あくせられーたの夢は、その程度だったの?」
滝壺「わたしは大丈夫。男根ははまづらので見慣れてるから」
滝壺「それとも、恥ずかしいだけなの?」
滝壺「それだったら、やっぱり私は応援できないよ」
- 132 : ◆K3L8qfcNRE[saga]:2011/06/09(木) 21:02:48.78 ID:FkQ9gEWX0
-
滝壺「あくせられーた」
- 133 : ◆K3L8qfcNRE[saga]:2011/06/09(木) 21:03:16.66 ID:FkQ9gEWX0
-
彼女の真剣な瞳が彼を射貫いた。
そうだ。
自分は一体何を悩んでいるのか。
打ち止めを守りたい。
一緒に生きて行きたい。
そう考えて。
――オナニーマスターになると誓ったのではなかったのか。
一方通行は自分を叱咤する。
自分はいつまでも、意気地のないままだ。
拳をギリと強く握った。
爪が肌に食い込む。
一方通行「……滝壺」
一方通行「わかった」
滝壺「あくせられーた……っ」
一方通行「俺はもう戸惑わねェ」
一方通行「全裸になってやンぜェえええええええええええええええ!!」
滝壺「その意気だよ、あくせられーた」パチパチ
つづく - 134 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2011/06/09(木) 21:04:18.50 ID:xsVpOWuYo
- >打ち止めを守りたい。
>一緒に生きて行きたい。
>そう考えて。
>――[田島「チ○コ破裂するっ!」]マスターになると誓ったのではなかったのか。
いやその流れはおかしい - 135 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)[sage]:2011/06/09(木) 21:07:07.31 ID:txPyY6auo
- !?
!? - 136 : ◆K3L8qfcNRE[saga]:2011/06/09(木) 21:09:49.15 ID:FkQ9gEWX0
- 今回の投下はここまで
一方通行はまだ知り合いの彼女の前で全裸にならない程度の常識は持っていました
書きため無しなので、実のところまだ展開は決まってません
次回の投下はムラムラしたときにでも - 137 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2011/06/09(木) 21:21:55.06 ID:gBrvz2dDO
- ランドセルって浜面ェ
やはり奴も変態かァ - 144 : ◆K3L8qfcNRE[saga]:2011/06/10(金) 18:52:32.04 ID:vC3HxDJn0
-
第十話 ステイル「君のために生きて死ぬ」
- 145 : ◆K3L8qfcNRE[saga]:2011/06/10(金) 18:53:13.98 ID:vC3HxDJn0
-
一方通行が滝壺理后とコスチュームプレイについて語り合っているころ。
人間とは、常に進化し続ける生き物である。
そう言ったのは誰だったか。
一人の少年が、
今
まさに!
進化しようとしていた。
ステイル「やはり……」
ステイル「何度見ても美しい」
ステイル「この丸みを帯びたライン」
ステイル「……」ハァハァ
赤い髪をした長身の少年は、一人暗闇の中で呟いていた。
誰かから隠れるように。
視線から逃れるかのように。
彼の名前はステイル=マグヌス。
彼のことを一言で表すとすれば、そう。
――思春期である。
何度でも繰り返そう。
ステイル=マグヌスは、思春期の少年であった。
- 146 : ◆K3L8qfcNRE[saga]:2011/06/10(金) 18:53:41.62 ID:vC3HxDJn0
-
ステイル「実にこれは、芸術品だよ」
ステイル「炎の魔術を使う者としては、感心せざるを得ないな」
ステイル「……あの子は、これが好きだったな」
牛乳瓶<カナシイカオ シチャダメナンダヨ!
ステイル「……僕は、疲れているのかな」
ステイル「あの子の声がコレから聞こえた気がした」
ステイル「そんなこと、あるはずがないのに」
ステイル「……はぁ」
ステイル「ミルクってのは、どうして白いんだろうな」
ステイル「白い、液体……か」
ステイル「……」ゴクリ
ステイル「いや、考え直せステイル=マグヌス」
ステイル(しかし試す程度なら……)
ステイル(いやいやいやいや)
ステイル「……」
ステイル「試すだけ、試すだけだ。うん。これでルーン魔術強化ができるかもしれないし、うん」
- 147 : ◆K3L8qfcNRE[saga]:2011/06/10(金) 18:56:07.43 ID:vC3HxDJn0
-
年齢には似つかわしくない、長いペニスをゆっくりと取り出す。
わずかな明かりに浮き出されたソレは、
いっそ神秘的と言っても良いほどであった。
金色の陰毛がふさりと揺れる。
ステイル「そっと、そっと……」
ヌルッ
ステイル「うっ」ズボッ
ステイル(何とか入ったか……)
最初はゆっくりと、
しかし段々と激しく、
牛乳瓶を掴んだ手を早くしていく。
ステイル「……くっ」ヌポッヌポッ
牛乳瓶<ダイスキダヨ ステイル
ステイル「……っ」
ステイル(これは、あの子の口なのか……?)
ステイル(もう、駄目だ!)
ステイル(気温で温められたぬるい牛乳が当たって……っ)
ステイル(まるで口内のようだっ)ヌポッヌポッ
ステイル(うっ)
ステイル「あっああああああああああああっ」
ドピュッ
ステイル「……はぁ、はぁ」トリダシ
- 148 : ◆K3L8qfcNRE[saga]:2011/06/10(金) 18:56:43.32 ID:vC3HxDJn0
-
チャポン
ステイル「……ここに、僕のも混ざっているわけか」
ステイル「……」ムクムク
ステイル「……」
ステイル「……溢れそうだな」ジーッ
ステイル「あぁ、このままだと溢れるだろうな」
ステイル「それはいけない」
ステイル「……よし」
ステイル「ん……ぐ」ゴクゴク
ステイル「ぷはっ」ドピュッ
ステイル「この臭み」
ステイル「この喉に粘つく触感」
ステイル(……癖になりそうだ)
- 149 : ◆K3L8qfcNRE[saga]:2011/06/10(金) 18:58:31.66 ID:vC3HxDJn0
-
牛乳瓶<オツカレサマナンダヨ
ステイル「いや、君のおかげだよ」
牛乳瓶<デモステイルノ イデンシ イッパイシンジャッタネ
ステイル「……僕は」
ステイル「誓ったんだ」
ステイル「それに、君のせいじゃないさ」
微笑む少年の顔は、どこか泣きそうに見えた。
- 150 : ◆K3L8qfcNRE[saga]:2011/06/10(金) 18:59:13.55 ID:vC3HxDJn0
-
ステイル「……」時計ヲミル
ステイル「もう、こんな時間か」
ステイル「やばいな」
ステイル(……早く行かないとおしぼりが作られてしまう)
ステイル(最近あれを止めるのは僕の役目になっているんじゃないか?)
ステイル「ま、しかたない」ハァ
ステイル(さすがに僕は人の愛液で手を拭う趣味はないからな)
ステイル「全く……女性の考えることはわからないよ」
頭の中で二重まぶたが印象的な少女を思い浮かべながら、溜め息を吐く。
牛乳瓶にキャップを閉めると、
懐に抱えゆっくりと立ち上がった。
カチッ
シュボッ
ステイル「……」スパー
ステイル「僕は……」
漂う紫煙が、自身の揺れる心を洗わしているかのようだと思う。
ひゅうっと風が吹き込んできた。
煙草の灰が飛び散る。
ちゃぷりと、白の液体が硝子の中で揺れた。
おわり
- 151 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2011/06/10(金) 19:08:25.07 ID:WtaLCZnjo
- 飲wwwwwwみwwwwwwやwwwwwwがwwwwwwったwwwwww
- 152 : ◆K3L8qfcNRE[saga]:2011/06/10(金) 19:11:03.22 ID:vC3HxDJn0
-
<現時点での登場人物紹介>
NEW一方通行…生粋のオナニスト
ブリッジオナニーが基本だったが、刺激を求め滝壺にアドバイスを受けることになる
上条当麻…一般人だったが、周りに感化され始める
この先どうなるかは分からない
一方通行に、スーパーオナニー戦士になれる才能を見いだされる
最近、制服の下にパンツを履くことを止めた
禁書目録…可愛い
姫神秋沙…上条当麻が好き
上条当麻の靴下を常にパンツの内側に仕込む
月詠小萌…生徒たちの精液や愛液を身体に塗ることで、若さを保っている
結標淡希…一方通行が好き
空回り気味
食蜂操祈…打ち止めの奴隷
ドM
打ち止めに好かれている一方通行になりたい
打ち止め…食蜂操祈のご主人様
カナミンが好き
佐天涙子…大人の玩具を常に持ち歩く
初春飾利の親友
初春飾利…Sに目覚めそう
佐天涙子の親友
白井黒子…御坂美琴に心酔している
部屋では基本的に全裸
御坂美琴…上条当麻が好き
上条当麻の尿が好き
直に上尿を飲むことに成功した
冥土帰し…変態たちの味方
「必要とあらばどんなものでも用意するよ?」
NEW浜面仕上…爆発しろ
NEW滝壺理后…浜面の嫁
隠れ巨乳であり、AIM拡散力場オナニーを浜面と付き合う前まではしていた
NEWステイル=マグヌス…魔術サイド
将来有望のオナニストだが、それは若さ故か?
陰毛は染めてません
NEW五和…「おしぼりって濡れてるけど何で?」「私の愛液で濡らしておきました」そんな人。
隠れ巨乳
- 153 : ◆K3L8qfcNRE[saga]:2011/06/10(金) 19:11:34.16 ID:vC3HxDJn0
- 今回の投下はここまで
五和をどう出そうかと迷った結果、こうなりました
牛乳瓶は性的ですよね、瓶口とか特に
次回の投下はムラムラしたときにでも - 154 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[sage]:2011/06/10(金) 19:38:43.57 ID:HV35vpJeo
- う、ウワー!
- 155 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[sage]:2011/06/10(金) 19:39:49.60 ID:KPnoIsrxo
- >>1はムラムラしすぎだろwwwwww乙
- 156 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越)[sage]:2011/06/10(金) 20:11:48.59 ID:8hWPgHwAO
- 俺は心の底から>>1を尊敬する
乙 - 159 : ◆K3L8qfcNRE[saga]:2011/06/10(金) 23:39:19.65 ID:vC3HxDJn0
-
第十一話 一方通行「どォやら俺は、この期に及ンでまだ救いが欲しいみてェだぜ」
- 160 : ◆K3L8qfcNRE[saga]:2011/06/10(金) 23:39:59.78 ID:vC3HxDJn0
-
芳川「まったく困ったものね」
芳川「愛穂ったら、もう」クンクン
芳川「……自分でも匂うわね」
芳川(“生理中に洗われてない女性器の匂いに興奮する”)
芳川(そう言われたときは、ちょっと驚いたわ)
芳川(まぁ月一だから全然構わないんだけど)
芳川「それに嗅がせるのも……」
芳川「……興奮するのよね」ジュルッ
芳川「途中から愛液と経血が混ざってきちゃうもの」
芳川「明日で生理が終わるから……」
芳川「ふふ……楽しみだわ」ゾクウッ
バタバタ
芳川「それにしてもあの子たち、何をやっているのかしら?」
- 161 : ◆K3L8qfcNRE[saga]:2011/06/10(金) 23:40:38.97 ID:vC3HxDJn0
-
滝壺「それにしても……」
全裸通行「……」
滝壺「白い、ね」
滝壺(……もやし?)ジー
全裸通行「能力の弊害だからなァ」
滝壺(……もやしなのも?)ジー
全裸通行「何考えてンのか知らねェが、能力の弊害だ」
全裸通行「誰が何と言おうが」
全裸能力「能力のせいにする」
滝壺「それが」
全裸通行「第一位クオリティ!」キリッ
滝壺「あっちゃんかっこいい!」
全裸通行「……古くねェ?」
滝壺「……」
全裸通行「……」
滝壺「……」
全裸通行「ごめン」
滝壺「大丈夫」
- 162 : ◆K3L8qfcNRE[saga]:2011/06/10(金) 23:41:06.55 ID:vC3HxDJn0
-
滝壺「じゃあとりあえず、ランドセルを背負って」
全裸通行「……え?」
全裸通行「このまま?」
全裸通行「え? まじで?」
滝壺「?」
滝壺「靴下だけなら履いてもいいよ?」
全裸通行「あ、じゃァ遠慮なくゥ」ハキハキ
滝壺「似合うよ、あくせられーた」
全裸通行「おォサンキュ……じゃなくてェえええええええええええっ!!」
滝壺「どうしたの?」
全裸通行「おォう。そんな純粋にわかンねェみたいな顔されるとは思ってなかったぜ……」
全裸通行「いや、俺は正直小学生らしい服を着せられるのかと思ってたンだが」
滝壺「??」
滝壺「ちょっと意味がわからない」
滝壺「そんな全裸なあくせられーたを、私は応援してる」
全裸通行「……」
全裸通行「……背負いまァす」ヨイショ
滝壺「うん?」
- 163 : ◆K3L8qfcNRE[saga]:2011/06/10(金) 23:41:34.58 ID:vC3HxDJn0
-
一方通行はどういった人物なのか?
傍若無人、無関心、残虐、など色々あるが、
今回は外見に限って記述させてもらう。
白く、細い。
華奢と言えば良いが、ガリガリの身体。
筋肉があまり付いていないのが、よく分かる。
あるミサカは言う。
「折っれーろっ折っれーろっとミサカは内心思っていることを隠します」
「口に出してるからな?」
あるミサカは言う。
「ミサカより細いんですね……一方通行さんとミサカはダイエットをここに宣言します!」
「あ、あァ……でもオマエはそのぐらいが一番可愛いと思うぜ?」
「ふ、ふにゃあああああああああああっ///」
あるミサカは言う。
「踏んでください! なじって下さい! とミサカはあなたの足にしがみつきます!」
「やめろォおおおおおおおおおっ」
「あっその顔もっとお願いします」ハァハァ
「もうやだァああああああああああああっ」ウワアアアン
あるミサカは言う。
「白いセロリたん……うへ、うへへh」
「あ、オマエは想定内だったンで、もォいいですゥ」
「酷いですよセロリたぁあああああん! でもそこに痺れる憧れるぅ! とミサカは身を捩らせます」ビクンビクン
(……うわァ)
- 164 : ◆K3L8qfcNRE[saga]:2011/06/10(金) 23:42:13.43 ID:vC3HxDJn0
-
白の靴下を履いているものの、その他の衣服は何も身に纏っていない。
それが、また、目を惹いた。
そしてそれだけではない。
彼は、真っ赤なランドセルを背負っていた。
赤い瞳に赤いランドセル。
白く、赤い。
学園都市最強の男は、今、ここに自身の存在を強烈に示していた。
一方通行「……」
滝壺「かっこいいよ、あくせられーた」
一方通行「本当かァ?」
滝壺「うん」
一方通行「……それならいいけどよ」
滝壺(耳まで真っ赤になってる)
滝壺(照れてるのかな?)
一方通行(……恥ずかしくて死にそうだぜェ)ズーン
一方通行(いやだって俺オナニストだけどよォ)
一方通行(全裸も慣れてるけどさァ)
一方通行(……)
一方通行(……あれ? なンか気持ちよくなってきた)
- 165 : ◆K3L8qfcNRE[saga]:2011/06/10(金) 23:42:41.18 ID:vC3HxDJn0
-
滝壺「じゃあ、外に出ようか」
一方通行「アウトォオオオオオオオオオオオ!」
一方通行(やっべェ、開いちゃいけねェ扉が開きそうだった)
滝壺「どうしたの、いきなり叫んで」
一方通行「いや俺Mの素質はねェし、それはちょっと……」
一方通行(土御門とかに見られたら死ねる気がする)
滝壺「……あくせられーたは、自分の可能性を自ら否定するの?」
滝壺「あくせられーたの、さっきの言葉は嘘だったの?」
滝壺「あくせられーた」
滝壺「あきらめたらそこで試合終了だよ」
一方通行「滝壺先生……」
滝壺「……」
一方通行「……」
滝壺「……あくせられーた?」
一方通行「……せめて、上に何か着てもいいか?」ハイ
滝壺「しかたないね」
- 166 : ◆K3L8qfcNRE[saga]:2011/06/10(金) 23:43:09.74 ID:vC3HxDJn0
-
ザワザワザワザワ
滝壺「どう? あくせられーた」
一方通行「正直、興奮するどころじゃない」
滝壺「……」
一方通行「……いや、まだわかンねェよ。うン」
滝壺「そうだね」ニヘ
一方通行「おォ」
「あれ? 超一方通行ですか?」
一方通行「え?」
滝壺「きぬはた、どうしたの?」
絹旗「いや映画の帰りなんですけど……二人は超ナニしてるんですか?」
絹旗「すいません超間違えました」
絹旗「二人は、超何してるんですか?」
滝壺「何が違うの?」
絹旗「超気にしないでください」
滝壺「?」
一方通行「……」
一方通行(……助けてヒーロー)
- 167 : ◆K3L8qfcNRE[saga]:2011/06/10(金) 23:43:41.91 ID:vC3HxDJn0
-
絹旗「ところで一方通行」
一方通行「あァ?」
絹旗「もうすぐ夏だというのに、トレンチコートは超暑くないですか?」
絹旗「あと背中が超膨らんでるみたいですが……」
滝壺「それはn」
一方通行「おォとォおおおおっ!」
絹旗「ぉおう。超いきなり叫んで、どうしたんですか」
一方通行「……オマエ、アイス食べたくないか?」
絹旗「え?」
一方通行「奢ってやるって言ってンだよ」
絹旗「えっまじですか! うひょおおおおおおおおおおおおう! 超太っ腹ですね!」
滝壺「私は?」
一方通行「……オマエも奢ってやる」
滝壺「やった」
絹旗「じゃあ一方通行の気が変わらないうちに行きましょう、超行きましょう!」グイグイ
一方通行「あっおい引っ張ンな!」
ビュオオオオオオウ
突如、風が吹き、落葉を巻き上げた。
油断をしていた一方通行のトレンチコートに、それは容赦なく襲いかかった。
白い肌を舐めるかのように、下から吹き上げる。
期待に満ちた少女たちの見ている、目の前で。
その悲劇は起こった。
ヒラリッ
一方通行「」
絹旗「」
滝壺(……あれ? 勃起してない)
- 168 : ◆K3L8qfcNRE[saga]:2011/06/10(金) 23:44:09.43 ID:vC3HxDJn0
-
もう夕方だというのに明かりも点けず、彼らは部屋の真ん中で正座をしていた。
いや、正確に記述しよう。
正座をしているのは――二人。
そしてその二人の前に仁王立ちをしている少女。
重い空気に耐えられなくなったのか、見下ろされている少女は口を開く。
滝壺「きぬはた……、足がビリビリしてきた」
絹旗「超我慢してください」
一方通行「……」ビリビリ
一方通行「……」ビリビリビリ
絹旗「……すいません。一方通行が超耐えきれなくて涙目なので、直して構いませんよ」
滝壺「ありがとう」ヨイショ
一方通行「……おォ」ヨイショ
一方通行(……無理、感覚ねェ)
滝壺(……つっつきたいけど、今は駄目だよね)クウキヨム
- 169 : ◆K3L8qfcNRE[saga]:2011/06/10(金) 23:58:00.03 ID:vC3HxDJn0
-
絹旗「……一方通行は、あんな格好で超何をしていたんですか?」
一方通行「いや、そのォ……」
滝壺「新しい、オナニーの探求だよ」
絹旗「……そうなんですか?」ジー
一方通行「……はい」
絹旗「……」
絹旗「滝壺さん」
滝壺「なあに?」
絹旗「一方通行は、超オナニストです」
絹旗「……変態です」
絹旗「でも、露出の性的嗜好は超ありません」
絹旗「合わないものを、無理にさせても」
絹旗「オナニーマスターに超なれるとは思いません!」ドンッ
滝壺「……きぬはた」ハッ
一方通行(俺置いてきぼりなンだけど)
- 170 : ◆K3L8qfcNRE[saga]:2011/06/10(金) 23:58:30.43 ID:vC3HxDJn0
-
落ちかけた太陽が、
部屋をほんのりと赤く染めあげた。
彼らの影が黒く、黒く伸びていく。
少年たちは、未来へ向かって進んでいく。
時には道を誤ることもあるだろう。
後悔することもあるだろう。
それでも、彼らは進むしかないのだ。
前へ。
前へ。
やり直すことなど、出来るはずがないのだから。
滝壺「……私は、どうしたら良かったのかな」
絹旗「滝壺さん」
滝壺「きぬはた……?」
絹旗「諦めたら、超試合終了でしょう?」ニコッ
絹旗「一方通行、私も超手伝いますよ」
少女は少年に手を伸ばす。
「オナニーマスターへの道を、一緒に超進んでいきましょう」
それは、まるで光への道のように見えた。
少年はゆっくりと立ち上がる。
足の痺れは、もうすっかりと消えていた。
少女の瞳と、真っ直ぐと向き合う。
しっかりと、自分の言葉で、応えるために。
一方通行「いや、俺はあくまでもオナニーをしたいンで」
- 171 : ◆K3L8qfcNRE[saga]:2011/06/11(土) 00:01:31.85 ID:3q7/a06l0
-
――――――――――――――――――――――――――――
――――――――
一方通行「ってわけだ」
上条「……長かったな」
浜面「」
一方通行「悪い」
上条「いや、いいよ」
上条「けど勿体無いな。その絹旗って子、結構可愛いじゃねぇか」
浜面「」
一方通行「俺はオナニーをしたいンだよ」
上条「厳しいな」
一方通行「それが俺だからなァ」
上条「……ははっ」
一方通行「くっくく」
爽やかな笑い声が店内に響く。
アイスティーの グラスの中の氷がカランと音をたてた。
窓に掛けられた風鈴が凜と涼しげな音を鳴らす。
こうして、
――少年たちの日常は過ぎていくのだ。
浜面(……何だよこれ……)
おわり
- 172 : ◆K3L8qfcNRE[saga]:2011/06/11(土) 00:02:05.58 ID:3q7/a06l0
-
<現時点での登場人物紹介>
NEW一方通行…生粋のオナニスト
ブリッジオナニーが基本だったが、刺激を求め滝壺にアドバイスを受けることになる
Mではなかった
上条当麻…一般人だったが、周りに感化され始める
この先どうなるかは分からない
一方通行に、スーパーオナニー戦士になれる才能を見いだされる
最近、制服の下にパンツを履くことを止めた
禁書目録…可愛い
姫神秋沙…上条当麻が好き
上条当麻の靴下を常にパンツの内側に仕込む
月詠小萌…生徒たちの精液や愛液を身体に塗ることで、若さを保っている
結標淡希…一方通行が好き
空回り気味
食蜂操祈…打ち止めの奴隷
ドM
打ち止めに好かれている一方通行になりたい
打ち止め…食蜂操祈のご主人様
カナミンが好き
佐天涙子…大人の玩具を常に持ち歩く
初春飾利の親友
初春飾利…Sに目覚めそう
佐天涙子の親友
白井黒子…御坂美琴に心酔している
部屋では基本的に全裸
御坂美琴…上条当麻が好き
上条当麻の尿が好き
直に上尿を飲むことに成功した
冥土帰し…変態たちの味方
「必要とあらばどんなものでも用意するよ?」
浜面仕上…爆発しろ
NEW滝壺理后…浜面の嫁
隠れ巨乳であり、AIM拡散力場オナニーを浜面と付き合う前まではしていた
絹旗に大切なことを気付かされた
ステイル=マグヌス…魔術サイド
将来有望のオナニストだが、それは若さ故か?
陰毛は染めてません
五和…「おしぼりって濡れてるけど何で?」「私の愛液で濡らしておきました」そんな人。
隠れ巨乳
NEW絹旗最愛…可愛い
- 173 : ◆K3L8qfcNRE[saga]:2011/06/11(土) 00:05:44.95 ID:3q7/a06l0
- 滝壺編が思いの外長くなりそうだったため、駆け足で終わらせてしまいました。
次回で最終話です。最終回ではありませんが。
では、次回の投下はまたムラムラしたときにでも。
- 174 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[sage]:2011/06/11(土) 00:10:02.27 ID:WRc4qIkb0
- >>172
乙!
ただこの流れで絹旗可愛いはおかしいと思う - 175 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県)[sage]:2011/06/11(土) 00:18:45.78 ID:1MsfCLVLo
- 先生!登場人物紹介に出ている全員分のエピソードは当然これからやっていく予定なんですね!!(確定)
- 180 : ◆K3L8qfcNRE[saga]:2011/06/11(土) 15:12:14.48 ID:3q7/a06l0
-
第十二話 アレイスター「これで更なるプランの短縮が可能だ」
- 181 : ◆K3L8qfcNRE[saga]:2011/06/11(土) 15:12:42.03 ID:3q7/a06l0
-
今まで何の関連性も考えられていなかったものが、
演算力の向上に繋がることが発見された。
当然人々は驚いた。
まさか、
日々普通に行ってきたものが、能力に関係するとは思っていなかったからだ。
しかし、そこはさすが学園都市。
迅速な対応で、学園都市中の学校のカリキュラムに組み込まれていく。
とある学校では、
ピンク髪をしたロリ教師が、教壇の上で黒板に大きな文字を書いていた。
小萌「はーい、これは何て書いてあるかわかりますかー?」
小萌「えっとー、上条ちゃん!」
上条「うぇええ?! えっと、自慰です……ね」
小萌「はいそうですねー」
小萌「昨日のニュースを見た子も多いかもしれません」
小萌「自慰によって、演算能力が向上することが発表されましたー」
上条(……えぇー)ボソボソ
青ピ(上やん、昨日のニュース見なかったん?)ボソボソ
土御門(だめだめだにゃー)ボソボソ
小萌「ってことでー、宿題なのですよー」
小萌「詳しくはプリントに書きましたのでー、きちんと目を通してください」
小萌「レポートにまとめて提出でーす」
小萌「……」
小萌「あとこれはこのクラスだけの課題なんですが……」
小萌「出た精液と愛液は小瓶に詰めて提出なのです」キリッ
- 182 : ◆K3L8qfcNRE[saga]:2011/06/11(土) 15:13:09.93 ID:3q7/a06l0
-
ロリ教師は私物だという小瓶をクラス全員に配り終え、
満足そうに微笑みながら教室を出て行った。
ガタリ、
と扉の閉まる音がした。
少年、少女たちは顔を見合わせる。
一気に、
――喚声を沸き上がらせた。
数秒遅れて他の教室からも同じような喚声が聞こえる。
プリントにはいくつかの事項が記されていたが、
特に目を惹いた欄を抜き出そうと思う。
1に、最低2人以上で行うこと
2に、演算能力がより上がると思われるオナニーを考案すること
3に、この課題は同日、学園都市中の学校で出されていること
(今までの俺だったら、不幸だと言っていたかもしれねぇな)
少年は思う。
しかし、今の自分は昔とは違う。
ジュクリと、先走りがズボンに染みを作った。
- 183 : ◆K3L8qfcNRE[saga]:2011/06/11(土) 15:13:38.25 ID:3q7/a06l0
-
――――――――――――――――――――――――――――
――――――――
姫神「上条くん。このあと暇?」
姫神「もし。よかったらなんだけど」
姫神「一緒に課題しない?」
姫神「昨日からそれを考えて。パンツの靴下を何回も取り替えたの」
姫神「あれ?」
土御門「上やんならもう帰ったぜい」
姫神「……」シュン
姫神(仕方がないから。上条くんの体育着を借りていこう)ゴソゴソ
姫神(あれ。もうない?)
青ピ(上やんは大人気やなぁ)
青ピ「ボクはどないしようかなぁ……」チラッ
土御門「ちなみに、俺は舞夏とやるからにゃー」
青ピ「」
吹寄「姫神さん、あたしと一緒にヤらない?」
吹寄「運良く上条当麻の靴下も手に入れられたし」
姫神「ありがとう。嬉しい」
青ピ「」
青ピ(……いや、課題ができなかったら『個別レッスンですよー』が受けられるかもしれへん!)
青ピ(そうや、寂しくなんかあらへんよ……)グスッ
- 184 : ◆K3L8qfcNRE[saga]:2011/06/11(土) 15:14:04.54 ID:3q7/a06l0
-
一方通行「……それで、俺を呼び出したってわけかァ」
上条「あぁ」
上条「頼む、お前しかいないんだ」
一方通行「……」
一方通行「ま、そこまで言われたら仕方ねェ」
一方通行「けど俺は先に約束しちまった奴がいるからなァ」
上条「そんな!」
一方通行「まァ落ち着け」
一方通行「代わりにアドバイスを出してやンよ」
一方通行「オマエの近くには誰がいる?」
- 185 : ◆K3L8qfcNRE[saga]:2011/06/11(土) 15:14:31.73 ID:3q7/a06l0
-
上条「え……?」
一方通行「……ったくオマエも鈍いな」
上条「……すまん」
一方通行「考えてみろよ、三下ァ」
一方通行「今までオナニーをしたことのない奴がいたとする」
一方通行「そいつをオナニストにできたら」
一方通行「それはどンだけの偉業だ?」
上条「そう、か……っ」ハッ
一方通行「よォやくわかったか」
上条「あぁ、ありがとな!」
一方通行「おォ、じゃァな」
上条「今度何かお礼でもするよ!」タタタッ
少年の背中がどんどんと小さくなり、やがて人混みに隠れ見えなくなった。
彼は飲み終わった缶コーヒーを投げる。
それは綺麗な円を描いて、ダストボックスの口に吸い込まれていった。
一方通行「……」
一方通行「……はァ」
一方通行「頑張れよ、未来のスーパーオナニー戦士」
一方通行(さて、俺もそろそろ向かうか……)
- 186 : ◆K3L8qfcNRE[saga]:2011/06/11(土) 15:14:58.23 ID:3q7/a06l0
-
上条当麻は走っていた。
心臓の音が五月蠅い。
ドクン、ドクン。
酸素が足りなくて、脳みそが一気に重さを増したようだ。
彼にはもはや周りの景色など見えていなかった。
恍惚とした表情の、電気を回りに纏った少女が視界の端に入った気がしたが。
それすらも、彼の頭の中からすぐに追い出されてしまった。
彼は思う。
彼女のことを。
彼は、想う。
銀色の髪をした、透き通った笑みを浮かべる少女のことを。
(「とうま」)
(「お腹減ったんだよ?」)
彼のペニスの質量が一層増したような感覚を覚える。
バンッ
「うわわ、吃驚したんだよ。どうしたの? とうま」
少女の問いに、少年は答えた。
「旨いもんを、教えてやろうと思ってさ」
「――インデックス」
つづく
- 187 : ◆K3L8qfcNRE[saga]:2011/06/11(土) 15:19:12.89 ID:3q7/a06l0
- 今回の投下はここまで
このまま上イン展開なのか、美琴はどうなるのか
シリアスな恋愛ものというカテゴリーで捉えていただければ幸いです
では次回の投下はムラムラしたときにでも - 188 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[sage]:2011/06/11(土) 15:20:42.22 ID:kjTYFD8jo
- 尻assな恋愛ものか…股間が熱くなるな
- 189 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[sage]:2011/06/11(土) 15:22:59.81 ID:snvtiApgo
- インデックスが壊されるということだけはよくわかります
- 190 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(河口湖)[sage]:2011/06/11(土) 17:41:21.07 ID:meQBiByI0
- 変態なインデックス・・・・・ゴクリ・・・・
- 194 : ◆K3L8qfcNRE[saga]:2011/06/12(日) 16:54:56.11 ID:Twxj/pqP0
-
第十三話 上条「一方通行、お前はヒーローだよ」
- 195 : ◆K3L8qfcNRE[saga]:2011/06/12(日) 16:55:23.86 ID:Twxj/pqP0
-
インデックスの着けた修道服の手触りに、彼の指は熱中した。
ハラリと脱げ落ちた自分の眼前には、
胸の雪にも似た白い広がりが横たわり、
その愛らしい二つの突起までもがさまざまと間近に見えたのである!
インデックスは突然のことに対応しきれないのか、
硬直したまま、
しかし恥ずかしいのであろう。困ったように眉尻を下げると顔を赤らめていた。
何故インデックスが抵抗をしないのか、
深く考えることも彼女に注意を払う余裕もなく、
彼はその愛おしい未成熟の胸のふくらみに釘付けになっていた。
彼女の細い腰を引き寄せると、
震えるその肌に唇を押しつけ、狂おしげに口づけをした。
くびれたその部分を上へ下へ愛撫し、脇の下辺りに達すると、
やさしくくすぐった。
彼女は「はふぅ……」と小さく息を吐きながら身を捩らせる。
あえぎ波打つ胸の一変が、
彼をまた興奮させたのは言うまでもない。
そっと手を離し、
我慢のならなくなった自身を解放させる。
- 196 : ◆K3L8qfcNRE[saga]:2011/06/12(日) 16:55:52.14 ID:Twxj/pqP0
-
彼女は痛ましげに顔を赤らめると、両手で顔を隠した。
彼はかがみ込んで彼女の肩を掴むと、
ベッドの上に押し倒す。
何の偶然か。
彼は「幸せだ」と小さく声を漏らす。
目の前に臀部が展開する壮麗な光景を、誰が想像できただろうか。
大きく開かれた太腿の間に、白く、何も生えていない双丘が見て取れた。
幾たびの修羅場を潜っただろう右手は、
その滑らかな肉の塊を
つねり、
叩き、
撫で、
さすり、
熱中しながらさまよった。
そのたびに何度インデックスは身をよじらせ、くねらせたことか!
- 197 : ◆K3L8qfcNRE[saga]:2011/06/12(日) 16:56:17.96 ID:Twxj/pqP0
-
いよいよ双丘に触れようとしたとき、
一人の男の声が頭の中で蘇った。
『オナニーと、セックスは違ェ』
彼の指は止まる。
それに彼女は疑問に思ったようだったが、
一度考え始めた思考は止まらなかった。
自分は、何をしようとしていた?
オナニー?
これはレイプなのではないのか?
自分は守りたいと誓った少女に、何をしようとしていたのか。
「ごめん、インデックス」
「俺、取り返しの付かないことをしようとしてた」
- 198 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2011/06/12(日) 16:56:24.39 ID:LJ0dl2kc0
- そういえばインデックスは16巻の挿絵を見る限り巨乳なんだよな・・・・
- 199 : ◆K3L8qfcNRE[saga]:2011/06/12(日) 16:56:38.93 ID:Twxj/pqP0
-
少年は脱がした修道服を、そっと彼女の背中に掛けてやった。
いきりたっていた自分の息子も、今は落ち着いている。
(感謝するぜ、一方通行)
少女は服を身に纏いながら思う。
少しだけ、残念そうな面持ちで。
(ちょっとだけ、期待してたなんて言えないんだよ……)
- 200 : ◆K3L8qfcNRE[saga]:2011/06/12(日) 16:57:04.69 ID:Twxj/pqP0
-
禁書「それにしても、何なのかな?」
上条「あぁ、そうそう」
上条「お前さ、オナニーって興味あるだろ?」
禁書「へ?」
上条「シスターさんって言っても劣情を催さないなんてことはないだろうしな」
上条「それで思ったんだが」
上条「お前って多分喉が性感帯だと思うんだよ」
上条「知ってるんだぞ? お前が最近ナタデココとかを食べる度に頬を赤らめていたのは」
上条「自覚はしていないのかもしれないが」
上条「お前にはイマラチオの才能があるんだよ」
禁書(とうまは頭が可笑しくなっちゃったのかな)
- 201 : ◆K3L8qfcNRE[saga]:2011/06/12(日) 16:57:32.87 ID:Twxj/pqP0
-
何故そのようなことを思ったのか、彼にはよくわかっていなかった。
それでも自信満々に言えるのは、彼の性格としか言いようがない。
根拠も無しに言えるのは、全く馬鹿のやることだ。
いや、少し待って欲しい。
もし、彼にそう言いきれるだけの、
――根拠があったのだとしたら?
実際、彼女にはイマラチオの才能があったといえよう。
なぜなら、
彼女は彼、上条当麻に喉に手を突っ込まれた経験があり、
それをきっかけとして、
喉が性感帯となっていたからである。
しかし彼はその時の記憶を無くしているはずだ。
では、
何故?
彼がそれを思いつくことができたのか。
何が彼に覚えさせていたのだろう。
きっと彼はそれにこう応えるのだろう。
「―――――――心に、じゃないですか。」
つづく
- 203 : ◆K3L8qfcNRE[saga]:2011/06/12(日) 16:59:43.06 ID:Twxj/pqP0
- 今回の投下はここまで
あんなに注意書きをしたくせに、エロさが少なくてすいません。
延々とエロ描写をしそうで、どこで切ろうかと迷いましたが、
一方さんまじヒーロー
インデックスたんは天使です
では次回の投下はまたムラムラしたときにでも - 206 : ◆K3L8qfcNRE[saga sage]:2011/06/12(日) 17:11:55.98 ID:Twxj/pqP0
- 訂正
>>200-201
イマラチオ→イラマチオ
最新式のイラマチオってことに…ならないですよねー
すいません脳内訂正しといて下さい - 212 : ◆K3L8qfcNRE[saga ]:2011/06/12(日) 19:39:01.62 ID:Twxj/pqP0
-
第十四話 「同時刻に。起こったこと」
- 213 : ◆K3L8qfcNRE[saga ]:2011/06/12(日) 19:39:42.67 ID:Twxj/pqP0
-
禁書「ただナタデココを食べるだけでイラマチオって言われるのは心外かも」
上条「えー、でもお前」
禁書「あれは咽せてただけだよ」
禁書「それに最近よく食べるって言ったって、とうまが買ってきたんじゃない」
上条「あー、昨日も買ってきたな」
禁書「ナタデココ入りヨーグルトね」
禁書「あれを食べて、間違えて喉に詰まっちゃった時があったんだけどね」
上条「あれ、辛いよなー」
禁書「最初は辛かったんだけど、無事飲み込めたとき、ちょっと快感だったかも!」
上条「……え、やっぱりじゃあ」
禁書「他にもうどんとか長いものを食べるとき、間違えて気管に入っちゃったりするよね?」
禁書「まぁご飯とかでもそうなんだけど」
禁書「涙が出るけど、何となくそれが気持ちよかったりするんだよ!」
上条「んー……わからなくも、ない」
禁書「まぁそれが性的快感かって言われると微妙かもしれないんだよ」
禁書「だからイラマチオの才能って言われても……」
上条「うーん……」
上条「けどそれが上条さんの腕の見せ所ですよ」
禁書「まぁ、そこまで言うならノってあげてもいいかも……」ハァ
- 214 : ◆K3L8qfcNRE[saga ]:2011/06/12(日) 19:40:24.67 ID:Twxj/pqP0
-
▽
絹旗「超遅いですよ一方通行!」
一方通行「あァー、悪かった」
絹旗「私の演算力向上の手助けをしてくれるって言ったのは超一方通行じゃないですか」
一方通行「ン、悪かったって」
絹旗「もう……それより、超後ろにいる方はどちらですか?」オソルオソル
食蜂「はじめまして、食蜂操祈です☆」
一方通行「オマエ本当にガキの前と態度ちげェのな」オォ
食蜂「あの子の前だと別物なのよ」ニコ
絹旗(なんかキラキラしてますね……超おっぱいでけぇ)
食蜂「それよりも、私の能力でこの子のオナニーを手伝うんでしょ?」
絹旗「へ?」
一方通行「おォ、よろしく頼む」
食蜂「あの子の口の付けたコップをくれるの忘れないでね☆」
一方通行「わァってるって」
絹旗「ちょっちょっと! 一方通行が超手伝ってくれるんじゃないんですか?!」
一方通行「あァ? こいつでも別に変わンねェだろ」
絹旗「わ、私は一方通行に……っ」
一方通行「……?」
絹旗「……超何でもないです」
食蜂(……ふーん)
- 215 : ◆K3L8qfcNRE[saga ]:2011/06/12(日) 19:40:54.28 ID:Twxj/pqP0
-
一方通行「……? じゃァ俺は行くぞ」
絹旗「はい……」
食蜂(あなたの精神、操っちゃうぞ☆)ビビー
絹旗「……」ピキーン
一方通行「ン、オイどうしたオマエ」
絹旗「……駄目です」
一方通行「あァ?」
絹旗「超駄目です、嫌です、行かないでください!」
絹旗「私は超一方通行に手伝って欲しいんです!」
絹旗「一方通行に私のオナニーを超見守っててほしいんです!」
一方通行「」
絹旗「私は……っ」
絹旗「超一方通行のことが……」
絹旗「す、す……すk「はいストップゥ」え」
一方通行「おい第五位、オマエの仕業だろコレ」
食蜂「あっらぁん☆ バレちゃった?」
一方通行「バレバレだ、オイ解いてやれ」
食蜂「仕方ないなぁ」ビビー
絹旗「」ハッ
絹旗「……っ///」カァアアアアアアアア
一方通行「オイあンま気にすンな」
一方通行「コイツの能力の仕業だ」
一方通行「俺も気にしてねェからよ」
絹旗「えっ……あ、はい……」シュン
一方通行(何そンな落ちこンでンだ?)
食蜂(素直になるってぐらいしか、精神干渉してないんだけどな☆)
- 216 : ◆K3L8qfcNRE[saga ]:2011/06/12(日) 19:41:21.53 ID:Twxj/pqP0
-
一方通行「まァ仕方ねェ」
一方通行「俺も手伝ってやンよ。よく考えるとオマエの場合は俺がいた方がいいかもしンねェしな」
絹旗「……っは、はい!」パァ
一方通行「ただもう一人だけ連れてきてもいいか?」
一方通行「ソイツとも約束してたンだが」
一方通行「ま、一緒でも文句はねェだろ」
食蜂「それってあの女の子? あなたが精液を提供してるっていう」
絹旗「は?! それって超どういうことですか?!」
一方通行「只のオナニー仲間だよ」
絹旗(……本当に?)
食蜂(微妙なところかも☆)
絹旗(へ? な、なにこれ?!)
食蜂(あなたの精神に直接語りかけてるの)
絹旗(……食蜂さん、ですか?)
食蜂(正解☆)
絹旗(超プライバシーも何もあったもんじゃないですね)
食蜂(えへ☆ ま、それより……相手は一方通行に好意を持ってるみたいよ?)
絹旗(……詳しく超お願いします)
食蜂「まぁこれから来るらしいから、そのときに見ればわかると思うよ☆」
一方通行「なンの話だァ?」
絹旗「っ超何でもありません!」
- 217 : ◆K3L8qfcNRE[saga ]:2011/06/12(日) 19:41:55.09 ID:Twxj/pqP0
-
一方通行「ふーン……まァ今メールしたから、もう来ると思うぜェ?」
絹旗「それって」
結標「お、お待たせ一方通行!!」ヒュンッ
一方通行「……本当にオマエって自分も転移できる用になったンだなァ」
結標「えぇ……一方通行の精液を身体に塗り始めたら、トラウマも克服されたみたいで」モジモジ
一方通行「俺の精液すげェ」
絹旗「わ、私も演算能力が超上がる気がするので後で下さい!」ハイ
一方通行「俺の精液マジやべェ」
食蜂「とりあえずホテルに入らない?」
食蜂「混むと思って予約しといたんだから☆」
絹旗「わかりました、超急ぎましょう!」グイグイ
結標「そ、そうね……急ぎましょう一方通行」グイグイ
一方通行「わかったから、引っ張ンな」ハァ
- 218 : ◆K3L8qfcNRE[saga ]:2011/06/12(日) 19:42:21.15 ID:Twxj/pqP0
-
▽
ステイル「何でここまで来てしまったんだろうか……」
ステイル「いや牛乳瓶が僕を応援づけてくれたんだ」
牛乳瓶<アナタノユウキナンダヨ
ステイル「牛乳瓶……」
ステイル「感謝、するよ」
ステイル「しかし」
ステイル「何故だか知らないが、容易に入ることもできたな」
ステイル「インデックス……」
ステイル「今、君は、何をしているんだ?」
ドンッ
ステイル「うわっ」
佐天「わっわっすいません!」
ステイル「いや、構わないよ」
ステイル「こちらこそすまなかった」
佐天「い、いえ……っ」
佐天(うわぁおっきー……ってあうっ)ビクンッ
ステイル「君? どうしたんだ?」
佐天「ひ、ひえ……にゃんでもにゃいでしゅよふ」ブルブル
佐天(ど、どうしよう……ぶつかった衝撃でバイブのスイッチが入っちゃったよぉ)
佐天(初春のばかぁ)
- 219 : ◆K3L8qfcNRE[saga ]:2011/06/12(日) 19:42:47.92 ID:Twxj/pqP0
-
『今日は衝撃でスイッチが入るバイブを入れておきましょうか』
『それを今日出た課題のレポートにしましょうよ』
『私は遠くから見てオナニーしてますんで』
佐天「……あうっ」ビクッ
ステイル「本当に大丈夫かい?!」
佐天「だ、だいじゅうびゅ……あひゃあああんっ」ビクンビクン
ステイル「」
佐天「ふ、ふにゃあああああ」バタン
ステイル「えっ、ちょ、ちょっと君!」
―――――――――――――――――――――――――――
―――――――――
支部
初春「……佐天さんが外人さんに連れ去られて行きました……」
初春「……」
初春「とりあえずオナニーをしながら監視を続けましょう」クチュクチュ
初春「……それにしても白井さん遅いなぁ」クチュクチュ
- 220 : ◆K3L8qfcNRE[saga ]:2011/06/12(日) 19:43:15.14 ID:Twxj/pqP0
-
▽
美琴「アイツに気付いても貰えなかった……」ズーン
黒子「だ、大丈夫ですのお姉様! 何か大事な用事でもあったのかもしれませんし」
美琴「でも……」グスン
黒子「今回はわたくしとの共同オナニーで我慢してくださいな」
美琴「うん……ありがとう、黒子」
美琴「じゃ、じゃあ下半身脱ぐ、からね……?」ドキドキ
黒子「はいですの」コクリ
黒子(うひょおおおおおおおおおおおおおおおおうっ!)
黒子(夢にまで見たお姉様の生オメコですのおおおおおおおっ!!)
黒子(あっやべっ愛液が垂れましたの)ジュン
美琴「ん……」パサ
黒子「」ゴクリ
美琴「……」シュルシュル
美琴「ど、どうかな?」サラケダシ
黒子「」
- 221 : ◆K3L8qfcNRE[saga ]:2011/06/12(日) 19:43:46.42 ID:Twxj/pqP0
-
美琴「黒子?」
黒子(……っくさあああああああああああああああああっ! 臭いですの!)
黒子(多分トイレに行ったときに一切拭いていないのでしょう)
黒子(アンモニアの匂いが鼻にツーンと……)
黒子(お姉様のじゃなかったらゲロを吐いてましたわ)
黒子(けれど)
黒子「たまりませんの」キリッ
美琴「えっ///」
黒子「素敵ですわお姉様!」
黒子(お姉様のものと思えばどんなものでも芳しく思えますの!)
美琴「恥ずかしいなぁもう……じゃ、じゃあもうちょっと近くで見てもいいのよ?」
黒子「えっ」
美琴「ほら、遠慮しないで」ズイズイ
黒子「ちょっちょっと待ってくださいの」
黒子「心の準備が……えぇ、心の準備ですの」
美琴「もう/// そんな照れなくてもいいってば」ズイズイ
黒子「」
美琴「あれ? 黒子?」
黒子「」
美琴「黒子?」
つづく
- 222 : ◆K3L8qfcNRE[saga ]:2011/06/12(日) 19:47:03.75 ID:Twxj/pqP0
- 今回の投下はここまで
>>211ありがとう!本当にありがとう!
何故か一方さんがハーレム展開になりそうなんで、次回どうするか迷っています
美琴は可愛いと思います
それでは次回の投下はムラムラしたときにでも - 223 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage]:2011/06/12(日) 19:49:29.30 ID:kE+vbbZt0
- ひどすぎる…しかし…好きだ!
- 224 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[sage]:2011/06/12(日) 20:38:07.38 ID:L1LWxaLdo
- 拭けよ…
- 228 : ◆K3L8qfcNRE[saga ]:2011/06/13(月) 17:54:29.96 ID:1vpO9UmN0
-
第十五話 上条「そんなに重たい衝撃は、誰かに押し付けちゃいけないものなんだ」
- 229 : ◆K3L8qfcNRE[saga ]:2011/06/13(月) 17:55:10.13 ID:1vpO9UmN0
-
上条「とりあえず、これとかどうだ?」
禁書「なにこれ?」
上条「麩菓子ってやつだな」
禁書「ふーん……美味しそうかも!」キラキラ
上条「だろ?」
上条「これをな」
上条「ほらインデックス、口を開けてみろ」
禁書「わかったんだよ! あーぅ」
上条(よしっ)
禁書「んうんー?(まだなのかな?)」
上条「ちょっと待ってろよー……っと!!」
ズボッ
禁書「んむ! んんん!?」
上条「これをー」
ヌルー
禁書「んううっ?!」
上条「ゆっくりストロークさせましてー」
ズボッ
上条「時には激しく!!」
ズヌッズヌッ
禁書「んんんんんんう?!」
ヌポッヌポッ
上条「時にはゆっくりと!!」
禁書「んんーーーーっ」
上条(おおう、勃ってきた……)ゴクリ
- 230 : ◆K3L8qfcNRE[saga ]:2011/06/13(月) 17:55:50.52 ID:1vpO9UmN0
-
ヌプッヌプッ
禁書「んんうっうううっ」ナミダメ
上条(……ふむ)
禁書「んっんうっ」
上条(……)
禁書「んんぅー、あぐっ」パクッ
ブチン
上条「」
禁書「……」フンス
上条「たっ食べられたああああああああああああああああああっ!!」ゴロンゴロン
禁書「はぁっはぁっ、まっ……たく苦しいんだよとうま!」プンプン
禁書「……って、何蹲ってるのかな?」
上条「男の子の事情って奴です……」グスッ
禁書「とうまが涙目でも全然可愛くないかも」
- 231 : ◆K3L8qfcNRE[saga ]:2011/06/13(月) 17:56:20.49 ID:1vpO9UmN0
-
上条「うう……それより、インデックスどうだった?」
禁書「どういうことかな?」
上条「その……気持ちよかったろ?」
禁書「し、シスターに何てことを言っているのかな?!」
上条「わっ悪い! でも、よ」
上条「正直なところ、どうだったんだ?」
禁書「……」
上条「……」
禁書「……ちょ、ちょっとだk「貴様!! 何をやっているんだ!!」
ステイル「貴様にこの子を任せたのが間違いだったのかもしれんな!」バーン
上条「す、ステイル?!」
佐天「あたしもいますよ!!」ババーン
上条「誰だよ?!」
佐天「……あふっ」ビクン
ステイル「君、本当に大丈夫かい?!」
佐天「やぁあんっ」ビクンビクン
ステイル「っまた倒れるんじゃないだろうね?」
佐天「だ、大丈夫れす……今の衝撃でまたスイッチが入っただけなので……」ブルブル
ステイル「そうか、それならいいんだが……」ウン
- 232 : ◆K3L8qfcNRE[saga ]:2011/06/13(月) 17:57:02.06 ID:1vpO9UmN0
-
上条「いやだからお前は何で来たんだ……っ何か、あったのか?」
ステイル「……」
上条「ステイル!!」
ステイル「……牛乳瓶が、導いてくれたんだ」
上条「」
禁書(どうしよう……股間が痒いんだよ)ムズムズ
ステイル「それで途中で会って具合の悪そうだった彼女を休ませようと思ってここに来たんだけどね」
上条「あ……なるほどな」
上条「それがこの子ってわけか」
佐天「そういうわけでs……あふんっ」ビクンビクン
上条「」
ステイル「しかし本当に君は何をやっていたんだい?」ギロリ
上条「え、いやその……」
上条(い、言えねええええええええええっ)
上条(インデックスの喉を開発させて、課題を終わらせようなんて……っ)
上条(知られたら、殺される……っ)ゴクリ
禁書「喉を性感帯にするための特訓かも……」
上条「インデックスさんんんんん?!」
- 233 : ◆K3L8qfcNRE[saga ]:2011/06/13(月) 17:57:52.96 ID:1vpO9UmN0
-
ステイル「ほう……貴様」
上条「あ、はははははははははは」
ステイル「覚悟は出来ているんだろうね?」
上条(ふ、ふ、ふ)
上条「不幸だああああああ「ふぅ……待ってください」ああ……え?」
ステイル「どうして止めるんだ!!」
佐天「よく考えてみてくださいよ……」
ステイル「何だと?」
佐天「喉が性感帯とか、最高じゃないですか!!」バーン
佐天「食べ物を食べるとき」
佐天「飲み物を飲むとき」
佐天「いつでもおまんこはグチュグチュですよ!」ドーンッ
佐天「それにそれは……牛乳でも同じことです」
ステイル「!」
佐天「私もここに連れてきてくれるとき、語ってくれたじゃないですか」
佐天「――牛乳瓶への、愛を」
ステイル「……そうか」
ステイル「すまなかった、上条当麻」
ステイル「僕は思い違いをしていたようだ……」
上条「あ、はい」
ステイル「インデックス」
禁書「な、何なのかな……?」ハァハァ
ステイル「君の、愛液を、くれないか?」キリッ
- 234 : ◆K3L8qfcNRE[saga ]:2011/06/13(月) 17:58:42.80 ID:1vpO9UmN0
-
禁書「……」
禁書「……わかったんだよ」
ステイル「! 本当かい?!」パアア
禁書「シスターさんは、嘘を吐かないかも……」ハァハァ
禁書「それに、私も我慢が出来なくなってきたんだよ……」ハァハァ
佐天「よし、じゃああたしの出番ですね!」
ステイル「お願いするよ」
佐天「はいっ! じゃあインデックスさん?」
禁書「ん……」
佐天「おまたを見せてくださいねーっと」
バサリと布を上げると、白く滑らかな肌を半透明な液体が伝っている。
ゴクリと彼女は生唾を飲み込んだ。
そっと、太腿の付け根を指でなぞる。
ビクリと、彼女は身体を捩らせた。
「よし……」
慎重に、
零さないようにステイルから受け取った牛乳瓶の中に液体を入れていく。
元からそこがあるべき場所だったのだと言わんばかりに、
するりと液体は入っていった。
- 235 : ◆K3L8qfcNRE[saga ]:2011/06/13(月) 18:00:13.39 ID:1vpO9UmN0
-
その牛乳瓶を見ながらステイルは思う。
もう一緒にいることは出来ないと思っていた。
自分を彼に重ね見ることもあった。
(彼女と、僕が牛乳瓶の中で一つになっている)
頬に何かが伝った。
生暖かいそれは、少しだけしょっぱくて。
(――僕は、泣いているのか?)
彼を見つめるインデックスの瞳は――
とても、優しいものであった。
つづく
- 236 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2011/06/13(月) 18:01:51.95 ID:0aLZfUxzo
- インなんとかさんもついに踏み外してしまったか……
- 237 : ◆K3L8qfcNRE[saga ]:2011/06/13(月) 18:02:29.88 ID:1vpO9UmN0
- 今回の投下はここまで
>>1はステイルが好きですし、佐天さんも好きです
終盤も近づいてきました
では、次回の投下はまたムラムラしたときにでも - 238 : ◆K3L8qfcNRE2011/06/13(月) 18:27:27.41 ID:GSbgGavDO
- 訂正
>>233
佐天「私も→佐天「あたしを
すいません、脳内修正お願いします - 239 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[sage]:2011/06/13(月) 19:31:08.34 ID:/gvEXE4J0
- 最後の砦が崩れたwwww
もうだめぽ - 244 : ◆K3L8qfcNRE[saga ]:2011/06/15(水) 01:41:58.26 ID:HBJiv4Od0
-
第十六話 上条「俺は今、世界で一番『幸せ』なんだ!」」
- 245 : ◆K3L8qfcNRE[saga ]:2011/06/15(水) 01:42:39.24 ID:HBJiv4Od0
-
地鳴りが響いた。
激しいオナニーによる腰の動き、それが大地を揺るがしたのである。
そんなことあり得るはずがない?
果たしてそう断言できるだろうか。
学園都市の総人口は230万。
その全員が一斉に、オナニーを行ったとしたら?
「俺も、負けられねぇな」
牛乳瓶にペニスを突っ込み前後運動を始めた少年。
残っていた麩菓子を喉に激しく突き立てる少女。
一人よがり始める少女。
一人その光景に呆気にとられていたぶんの遅れを取り戻すかのごとく、
少年は激しく、腰を振り始めた。
布の隔たりなど、そこではもはや問題ではなかった。
「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおッ」
強く、
自身の想いを込め、
右手で扱いていく姿は、まさにヒーローと言えた。
- 246 : ◆K3L8qfcNRE[saga ]:2011/06/15(水) 01:43:11.54 ID:HBJiv4Od0
-
幻想殺しと言われたその右手は、
いったい、
何の幻想を殺しているというのか。
彼の右手が光る。
そしてその光は彼のペニスにまで侵食、
いや違う。
彼のペニスがその光自身となるかのように変化していく。
ドクリ、と光が波打った。
「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおッ イクウゥウウウウウウウ!!!!!」
彼は、まさに、
自身の内から湧く感情に従って真っ直ぐに進もうとする者であった。
白い液体が発射される。
それは勢いが落ちることなく、高く、高く、空に向かっていく。
「ドラゴン……?」
そう呟いたのは誰であったか。
彼の精液は、うねる竜となり、
空へ駈けていく。
- 247 : ◆K3L8qfcNRE[saga ]:2011/06/15(水) 01:43:50.51 ID:HBJiv4Od0
-
その空の下、
もう一人の主人公は白く荘厳な羽を身に纏いながら、
小さく呟いた。
一緒にいた少女たちに聞こえないほどの小さな声であったが、
その嬉しそうな表情は、
少女たちを見惚れさせ、また一層オナニーを激しくさせたということは言うまでもない。
――ちなみに、
もう一人の主人公はと言うと、愛しい少女とのセックスに励んでいた。
- 248 : ◆K3L8qfcNRE[saga ]:2011/06/15(水) 01:44:17.12 ID:HBJiv4Od0
-
高く、
雲を超え、
太陽に近づいたと思ったそのとき、
竜は弾け、光が学園都市に広がっていく。
パキンと、音が、聞こえた。
学園都市とは何の目的で作られたのか
神様の答えにたどりつくため?
それとも他に?
誰かを犠牲にするプランなど
馬鹿げた幻想である。
少年は叫ぶ。
力強く。
全てを振り切るかのように、ペニスを高々と挙げて――。
「まずはその、ふざけた幻想を――」
ぶ ち 殺 す ! ! ! ! !
- 249 : ◆K3L8qfcNRE[saga ]:2011/06/15(水) 01:45:50.26 ID:HBJiv4Od0
-
――眩いほどの光が、学園都市を包み込んだ。
- 250 : ◆K3L8qfcNRE[saga ]:2011/06/15(水) 01:46:40.00 ID:HBJiv4Od0
-
▽
一方通行「あれから、一ヶ月……か」
上条「……」
一方通行「すっかりこの学園都市も平和になっちまったな」
上条「……あぁ」
一方通行「最近どうなんだ? あのシスターとはよ」
上条「上手くいってるよ。すっかりイラマチオが板についてるしな」
一方通行「そうか……オリジナルは?」
上条「飲尿だったらまだ続けてる……「まだ諦めないわよ」とかブツブツ言ってるが、よく分からん」
一方通行「……へェ」
一方通行(さすがオリジナルだなァ……あンま感心はできねェが)
上条「あぁ。一方通行はどうなんだよ」
一方通行「あァ?」
上条「しらばっくれんなって。何だっけ? 女の子二人に囲まれてんじゃねーか」
一方通行「……あァ、絹旗と結標な。アイツらはそンなンじゃねーよ」
上条「二人のオナニーを手伝っておいて、今更何言ってんだよ」
一方通行「……ふン」
上条「……」
- 251 : ◆K3L8qfcNRE[saga ]:2011/06/15(水) 01:47:12.41 ID:HBJiv4Od0
-
一方通行「……」
上条「……」
一方通行「打ち止めがよォ」
上条「ん?」
一方通行「すっかりドSになっちまって……最近は食蜂だけじゃなくて俺にまでプレイを要求しやがる」チッ
上条「うわー」
一方通行「他人事だなァ」
上条「ま、そりゃ他人事ですから」
一方通行「……ヒーローさんにも興味があるのってミサカはミサカは、なンてほざいてやがったけどなァ」ハッ
上条「」
一方通行「そういやアイツらはどうなったンだ?」
上条「うわー……上条さんは打ち止めの顔が今度から見れないですよって、アイツら?」
上条「佐天さんとステイルのことか?」
一方通行「あァ、この間話を聞いたときから気になっててよ」
上条「あー、二人なら付き合いましたよ」
一方通行「はァ?!」
- 252 : ◆K3L8qfcNRE[saga ]:2011/06/15(水) 01:48:07.32 ID:HBJiv4Od0
-
上条「なんか、失恋の傷を癒すー? とか何とか。よくわかりませんけどねー」
一方通行「……鈍感だなァ、オマエ」ボソッ
上条「へ?」
一方通行「いやなンでもない」
上条「そうか?」
一方通行「あァ」
時は流れていく。
二人の少年の間に、風が吹いた。
全ては、終わった。
守るべき少女たちが危険に冒されることも、もう無いだろう。
諸悪の根源と言える者も消えた。
遠くから、キャッキャッと子ども達がオナニーに励む声が聞こえる。
それこそが平和の証とも言えた。
少年は立ち上がる。
「じゃ、俺はもォ行くな」
「あぁ……」
上条当麻は、公園で一方通行と出会ったときのことを思い出す。
あのときも、
今と同じような状況であった。
しかし、そのときとは決定的に違うことがあった。
- 253 : ◆K3L8qfcNRE[saga ]:2011/06/15(水) 01:48:42.53 ID:HBJiv4Od0
-
彼は白い少年に話しかける。
「なぁ」
「ン?」
「俺は、あのときと変わったのかな?」
少年は笑う。
「当たり前だろォが」
「スーパーオナニー戦士さンよォ」
おわり
- 254 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(香川県)[sage]:2011/06/15(水) 01:56:28.99 ID:PDcRCzyc0
- ( ;∀;)イイハナシダッタナー
- 255 : ◆K3L8qfcNRE[saga ]:2011/06/15(水) 01:58:55.33 ID:HBJiv4Od0
- 終わりました。
スレ立てしてから約10日間、無事完結することができました。
ハートフルな友情物語として終われたでしょうか?
また、黒子と美琴は美しい絆で結ばれていることでしょう。
ひとまず本編終了ということですが、番外編として一方通行側を後日投下するかもしれません。
打ち止めと食蜂さんかもしれません。
無事俺の気が済みましたら、報告後HTML化依頼をさせていただきます。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。 - 256 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[sage]:2011/06/15(水) 02:21:31.39 ID:m8H71yKF0
- 上条さんも一方さんも格好いい!
熱い展開過ぎるだろ!
マジ>>1乙! - 259 : ◆K3L8qfcNRE[saga ]:2011/06/15(水) 19:07:40.10 ID:HBJiv4Od0
- ゴールデンタイムです。
ということで、健全な番外編になります。
それでは、投下します。 - 260 : ◆K3L8qfcNRE[saga ]:2011/06/15(水) 19:08:07.49 ID:HBJiv4Od0
-
番外編1 初春「親友とプレイ中に親友に彼氏ができた件について……っと」
- 261 : ◆K3L8qfcNRE[saga ]:2011/06/15(水) 19:08:40.56 ID:HBJiv4Od0
-
>じゃあ俺と付き合おうぜ!
>何故そうなったwwww
>前から言ってるだろ
>え? マジレス?
>……ばーか! ばーか!
>ツンデレとかwwwwww え? 本気ですか?
>……
>私チャットで苛めてた覚えしかありませんよ?
>俺M気味だし
>あ、そのカミングアウトはいらないです
>ちくしょう
>えー、えー
>……別にここで返事しなくていいから
>……
>つーかチャットで告白ってのも嫌だし
>……
>直接会って、話がしたい
>……わかり、ました
>じゃあ明日、×××に1時……大丈夫か?
>……はい
>絶対来いよ!!
――teitoucoがログアウトしました
- 262 : ◆K3L8qfcNRE[saga ]:2011/06/15(水) 19:09:06.96 ID:HBJiv4Od0
-
>わかりましたよ!
>って言い逃げですか……
>もう
>ばーか
――uiharuがログアウトしました
初春「……どうしましょう」
初春「……///」カァアア
初春「と、とりあえず男性用の玩具を持っていきましょう」
初春「えっえっと何があったかな」ゴソゴソ
初春(潤滑油は……)
初春(……Mなら大丈夫でしょうか)
初春(……)
初春(……本当に、平和になりましたね)
初春(謝られて、結局は許しちゃった私も私ですが)
初春(……ふふっ)
初春「明日が、楽しみだなぁ」
- 263 : ◆K3L8qfcNRE[saga ]:2011/06/15(水) 19:09:32.70 ID:HBJiv4Od0
-
▽
初春「これはどうでしょうか」
初春「電動アナルパールって言うんですけど、あっあとピンチコークって言うのがあってですね! あとあと」
垣根「ちょっと待ってくれ」
初春「ふえ?」
垣根「正直そこまでディープなのは想像してなかった」
垣根(つーか告白してOK貰った数秒後にその話になるとか想像できなかったんだが)
垣根(雰囲気とか、俺だけ? 気にしてるの俺だけ?)
初春「そう、ですか……」シュン
初春「すいません……私だけ突っ走っちゃって」シューン
垣根「あっでもイけるかもしれないぜ?」アワアワ
初春「本当ですか?!」キラキラ
垣根「おお!」
垣根「……あれ?」
初春「あ、でも全部自分でやってくださいね? 私見る専なんで」
垣根「あれ?」
おわり
- 264 : ◆K3L8qfcNRE[saga ]:2011/06/15(水) 19:09:59.29 ID:HBJiv4Od0
-
番外編2 食蜂「私の改竄力で、どうにでもなる……わよね?」
- 265 : ◆K3L8qfcNRE[saga ]:2011/06/15(水) 19:10:25.38 ID:HBJiv4Od0
-
食蜂「まだ来ないのかしら」
食蜂「……ご主人さま」
食蜂(この時間で良かったはずなんだけど……)
食蜂(……間違ったかしら?)
食蜂「うーん……」
食蜂(コンビニの前って言っても)
食蜂(……ノーパンは少し恥ずかしいわ)
食蜂(けどご主人さまに命令されていると思うと……)
食蜂(……)ジュクン
食蜂(……やっばぁい☆ 汁が太腿に垂れてきちゃう)
食蜂(……)
食蜂(見られて、る?)
ザワザワ
食蜂(……気付かれて、ないわよね?)
食蜂(……)ゾクゥ
食蜂(大丈夫よ、いざとなれば私の改竄力で……)
食蜂(……なる、わよね?)
食蜂「……不安になってきちゃった」
食蜂「早くこないかなぁ、ご主人さま」ボソッ
打ち止め(待ちぼうけを食らってるみさき可愛いかもって
ミサカはミサカは電柱に隠れながらニヤニヤ待機してみたり)ニヤニヤ
おわり
- 266 : ◆K3L8qfcNRE[saga ]:2011/06/15(水) 19:10:57.13 ID:HBJiv4Od0
-
番外編3 打ち止め「NTRも有りかなってミサカはミサカはほくそ笑んでみる」
- 267 : ◆K3L8qfcNRE[saga ]:2011/06/15(水) 19:11:23.73 ID:HBJiv4Od0
-
番外個体「……どうなってるのさ、これ」
一方通行「あァ? 調整は終わったのか?」
番外個体「終わったよ、まさか2ヶ月近く病院に缶詰だとは思わなかったけどね」
一方通行「……調子は、いいのか」
番外個体「あなたに心配されるとか、気持ち悪くてミサカ鳥肌立っちゃうよ☆」
一方通行「……」
番外個体「……調子狂うなぁ。ま、見ての通りピンピンしてるよ」
一方通行「そォか……」
番外個体「それよりさ、あれ、どうなってんのさ」
一方通行「ガキがガキを調教してンだよ」
一方通行「見てわかンねェか?」
番外個体「あんまわかりたくなかったかな」
<ソンナコトモガマンデキナイノ?ッテミサカミサカ
<アフゥ ゴシュジンシャマァ
番外個体「……何か戻ってきてからさ」
一方通行「おォ」
番外個体「ミサカ達の負の感情が少なくなってたんだよね」
番外個体「……あなた、何かしたの?」
一方通行「……俺は何もしてねェよ」
番外個体「ふぅん……そっか」
一方通行「……」
番外個体「……」
- 268 : ◆K3L8qfcNRE[saga ]:2011/06/15(水) 19:12:19.56 ID:HBJiv4Od0
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番外個体「それはともかくさ」
一方通行「あァ?」
番外個体「久しぶりだからミサカ我慢出来ないんだよね」ウズウズ
番外個体「いつもは洗濯に出されてたもので我慢してたけど……」ウズウズウズ
番外個体「パンツから摂取するのも量が限られるっていうか」ウズウズ
番外個体「つまりさ」
番外個体「第一位のくっせぇチンカスをミサカが食べてあげるよ☆」
一方通行「え」
番外個体「さぁさぁさぁ遠慮しないでよ第一位!!」グイグイ
一方通行「オマ、目がイッてンぞ?!」
番外個体「二ヶ月もあなたのチンカス食べてないんだよ?!」
番外個体「それをミサカに我慢しろっていうの?!」グイグイ
一方通行「ヤメロ脱がすな!!」
番外個体「遠慮しないでミサカに任せて!!」グイグイ
一方通行「涎を垂らすなホントヤメロ!! それレイプだかンなってオイちょっと誰か助けて!!」
番外個体「えいっ」
ズポッ
一方通行「」
番外個体「……あひゃ」ジュル
一方通行「」
おわり
- 269 : ◆K3L8qfcNRE[saga ]:2011/06/15(水) 19:13:15.78 ID:HBJiv4Od0
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番外編4 禁書「私はきっとそんなとうまを受け入れてまた一つ大きくなってみせるから」
- 270 : ◆K3L8qfcNRE[saga ]:2011/06/15(水) 19:13:42.61 ID:HBJiv4Od0
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禁書「まったくとうまの周りは変態ばっかなんだよ!」
上条「変態?」
禁書「そうなんだよ」
禁書「だって私が会う人みんな、変な性的嗜好を持っているかも」
上条「んー、変態なぁ」
上条「でもそれを言ったらインデックスもじゃないか?」
禁書「わっ私は違うかも!」
上条「だってほら麩菓子」ハイ
禁書「あっ」ジュン
上条「麩菓子見ただけで興奮するとか、上条さんには変態にしか見えませんけどねー」
禁書「うぅうううううううっ」
上条「あ、あれ……?」
禁書「私はシスターさんなんだよ……なのにこんな風にしたのは誰だと思ってるのかな?」ガチンガチン
上条「え……あ……」
禁書「と、とうまの……」
上条「ちょっとその歯は一体何なんでせうか……?」
禁書「ば、ばかあああああああああああああああああああああああっ」
ガブウウウウウウッ
上条「ふ、ふ、」
上条「不幸だああああああああああああああああああああああああああっ」
おわり
- 271 : ◆K3L8qfcNRE[saga ]:2011/06/15(水) 19:17:39.87 ID:HBJiv4Od0
- これで、本当におしまい
スレタイ回収忘れてたので、番外編にて回収しました
実はこれが目的でした
しばらくしたらHTML依頼出してきます
では、ありがとうございました - 272 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[sage]:2011/06/15(水) 20:24:36.62 ID:e4kBcbLL0
- >>1乙!
10年に一人の逸材だ - 273 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(静岡県)[sage]:2011/06/15(水) 22:12:40.77 ID:kutXlI+H0
- 最初から最後までブッ飛んでて最高だわwwww
- 274 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[sage]:2011/06/15(水) 22:37:32.68 ID:kBlINmFYo
- 美琴さんがいないぞ
- 281 : ◆K3L8qfcNRE[saga ]:2011/06/16(木) 21:05:55.42 ID:fna8FPz80
-
番外編5 一方通行「学園都市第一位の能力を舐めンなよ?」
- 282 : ◆K3L8qfcNRE[saga ]:2011/06/16(木) 21:06:38.68 ID:fna8FPz80
-
美琴「……ふむ」ペラ
美琴「ふむふむ」ペラ
美琴「……んー?」
美琴「……」
美琴「よし」パタン
黒子「お姉さま? 何を読んでいるんですの?」
美琴「アイツの排尿写真だけど」
黒子「」
美琴「あっ 見せないわよ?///」
黒子(見ませんの……誰も見たくはありませんの!!)
黒子(あっでもお姉さまのなら……)ポー
美琴「んー、じゃあ出かけようかな」
黒子「お出かけですの?」
美琴「えぇ、ちょっとね」ヨイショ
黒子「……くぅーっ、風紀委員が無ければついていきますのに!!」シクシク
美琴「あ、はは……ごめんねー」ヒキ
美琴(相変わらずねーこの子)
美琴(私みたいに普通になってほしいわ)ハァ
美琴(……ま、この子の全裸に慣れちゃった私も私だけど)
美琴「じゃ、そんな遅くはならないと思うから。じゃね」バイバイ
黒子「お姉さまぁ……」シクシク
- 283 : ◆K3L8qfcNRE[saga ]:2011/06/16(木) 21:07:09.00 ID:fna8FPz80
-
▽
美琴「ということで」
美琴「着きました!」
禁書「いやいやいやいや、何でここにいるのかな?」
美琴「うるさいわねぇ。アイツに逢いきたに決まってるじゃない」
禁書「何を当たり前みたいにいってるの?」
美琴「あ、ついでに洗濯前のパンツとかってどこにあるのかアンタ知ってる?」
禁書「……短髪」
禁書「それは犯罪なn「やっぱり自分で捜すからいいわ」」
禁書(短髪、あいさより話を聞かないかも……)
美琴「っていうか、アイツまだなの?」
禁書「……もうすぐだと思うんだよ」
ガチャ
上条「ただいまー、今日はお客さんが来てますよー」
一方通行「おォ……邪魔すンぜ」
美琴「」
禁書「あっ、白い人なんだよ!」ワァ
- 284 : ◆K3L8qfcNRE[saga ]:2011/06/16(木) 21:07:37.08 ID:fna8FPz80
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一方通行「」
美琴「」
上条「えーっと……二人が固まってしまったわけですが」
禁書「気まずいんだよ……」
上条「……とりあえず飯作るか」ボソボソ
禁書「あっとうまだけ逃げるつもり?!」ボソボソ
上条「じゃあインデックスも手伝えよ」ボソボソ
禁書「うー、頑張るかも」ボソボソ
上条「麩菓子あるぞ?」ボソボソ
禁書「……頑張るんだよ」キリッ
トタトタ
美琴「……何で、アンタがここにいんのよ」
一方通行「悪かったなァ」
美琴「ふん……」
美琴(……どうしよう)
美琴(実はもう随分前打ち止めとかから話は聞いてるのよね)
美琴(許せた……ってわけじゃないけど)
美琴(自分の中で整理は付いてる)
美琴(肝心の妹達が許していて、姉の私だけつっけんどんってのも……)
美琴(わざわざ意味のない)
美琴(しかも勝ち目のない喧嘩をしたいわけじゃないもの)
美琴(……そもそも打ち止めが言うには、コイツはもう私に攻撃はしてこないって言うし)
美琴(……)
美琴(けどね)
美琴(今更)
美琴(どういう風に話せっていうのよもぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!)ウガーッ
一方通行「」ビクッ
- 285 : ◆K3L8qfcNRE[saga ]:2011/06/16(木) 21:08:05.40 ID:fna8FPz80
-
美琴(あーどうしようどうしよう、当麻の尿舐めたいどうしようストックの尿持ってくればよかった)モンモン
一方通行「……オリジナル」
美琴「ふぇ?!」
一方通行「俺は、もうオマエたちには危害は加えねェ」
一方通行「信じられねェかもしれないが」
一方通行「……信じなくても別にいいが」
一方通行「……」
美琴「……」
一方通行「だから」
美琴「……」
一方通行「あァーっと、その、だなァ」ガシガシ
美琴「いいわ、信じるわよ」
一方通行「あァ?!」
美琴「信じるって言ってんの!」
一方通行「……」ポカーン
美琴「何よその顔……」
美琴「……ふんだ」
一方通行「……」
美琴「……信じるって言ってんのに、何か不満でもあるの?」ジトー
一方通行「いや……」
一方通行「ありがと、なァ」
- 286 : ◆K3L8qfcNRE[saga ]:2011/06/16(木) 21:08:42.36 ID:fna8FPz80
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上条「えーっと仲直りしたんでせうか」コソッ
禁書「んぐんぐ」
上条「おいインデックスちょっと麩菓子咥えるのヤメロ」グイ
禁書「んぅーっ?!」
ズポッ
上条「うわベトベト」ヌルーッ
禁書「酷いんだよとうま! もう少しでイケそうだったのに」ムー
上条「あー、ホントにビショビショだな」ペラッ
禁書「ちょ、ちょっととうま!///」
一方通行「はいストップゥー」
- 287 : ◆K3L8qfcNRE[saga ]:2011/06/16(木) 21:09:57.42 ID:fna8FPz80
-
一方通行「ったくイチャイチャしてンなよ」ゴツン
上条「痛! ……くない!」
一方通行「うっせェよこの石頭がァ!!」ウガァ
美琴「そうよ、私との約束忘れちゃったの?」
美琴「今日は飲尿の日でしょ?」
上条「あ」
美琴「まさか……忘れてたとか言わないでしょうねぇ?」ビリビリ
美琴(ただでさえイチャつかれてるのを見てイライラしてるって言うのに)ビリビリ
上条「いや待て覚えてた、覚えてたって!!」
美琴「本当でしょうねぇ?」
上条「マジですっ!!」
美琴「……ふぅん」
美琴「じゃあ早速、出しなさいよ」
上条「え」
上条「いやでも上条さん全然尿意を催していないと言いますか」
美琴「大丈夫よ」
上条「御坂……っ」パァ
美琴「電気で無理矢理出させてあげるから」ニコ
上条「」
美琴「チャック下ろすわよー」ジー
上条「」
・
・
・
一方通行「あンま同情できねェなァ」
禁書「とうまの場合自業自得かも」アグアグ
一方通行「……オイ、シスター」
禁書「何かな?」アグアグ
一方通行「それ、手伝ってやろォか」
禁書「ほぇ?」アグアグ
- 288 : ◆K3L8qfcNRE[saga ]:2011/06/16(木) 21:10:23.59 ID:fna8FPz80
-
――その日、上条当麻の部屋では
嬌声や悲鳴が飛び交ったという。
「あふぅ!! しゅ、しゅごいんだよ!!」
「ベクトル操作ァってなァ!」
「んうっあっはあ!!」
「んっんっ、おいひっ」
「も、もぉ出ないれすぅうううううう!!」
「まだまだ出るんでしょ? んぅっ」
「あっあっ」
「んぅーっ」
「「「ああああああああああああああああああああああああああああああああああああっ」」」
おわり
- 289 : ◆K3L8qfcNRE[saga ]:2011/06/16(木) 21:20:58.55 ID:fna8FPz80
- 投下終了
女の子を可愛く書くのって難しいですね
次回は普通の爽やかカップルの予定
では - 290 : ◆K3L8qfcNRE[saga ]:2011/06/16(木) 22:20:57.01 ID:fna8FPz80
-
超番外編 佐天「あなたとあたしを繋ぐもの」
- 291 : ◆K3L8qfcNRE[saga ]:2011/06/16(木) 22:21:23.72 ID:fna8FPz80
-
佐天「調子に乗った……」
佐天「全然思いついてないよ、もう」
佐天「んー」
佐天「ていうかステイルさんイギリスに帰っちゃったんだよね」
佐天「テレフォンセックスぐらいしか出来ないし」
佐天「んー……」
佐天「どうしよっかなー」
佐天「一応バイブのリモコンは渡したけど……」
佐天(そういえば、さすが学園都市製だよなぁ)
佐天(地球上ならどこでも通じてるとか)
佐天(んー…いいや、もう寝よ)ゴロン
佐天「……あふっ」ビクン
佐天「ふぇ?! な、何?!」ブルブル
佐天「あ……今頃あっちって夕方か……あひっ」
佐天「んっああんっふっ」ビクンビクン
佐天「やっああああああっ」プシャアアアアアアアア
佐天「……はぁ、はぁ」
佐天「……ふへ」バタン
- 292 : ◆K3L8qfcNRE[saga ]:2011/06/16(木) 22:21:57.43 ID:fna8FPz80
-
▽
ローラ「中々面白いものを持っていたりけるのね、ステイル」
ステイル「ちょ、ちょっと止めてください!」
ローラ「学園都市から帰ってきて、変わった道具を持っていたら誰だって気になりけるのよ」ニヤニヤ
ステイル「……何でもありませんよ」フイ
ローラ「ここを押せばいいのかしら?」ポチットナ
ステイル「えっ」
ローラ「っとー、押したと思うて?」ニヤニヤ
ステイル(こっこの女狐め……っ)
ローラ「……あら?」
ステイル「え?」
ローラ「……」
ステイル「まさか……」
ローラ「スイッチ押したりけるの……てへ☆」
ステイル「」
おわり
- 293 : ◆K3L8qfcNRE[saga ]:2011/06/16(木) 22:28:22.81 ID:fna8FPz80
- 今度こそ本当に終わり
しばらくしたらhtml依頼出してきます
では - 294 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage ]:2011/06/16(木) 22:59:57.96 ID:ymUXMZrh0
- いちおつ!!ポチットナ
- 295 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2011/06/16(木) 23:48:50.98 ID:PN1AIynyo
- 乙
おやこんなところにリモコンが(ポチットナ
2013年8月4日日曜日
上条「変態?」禁書「私は違うかも!」
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