2014年3月26日水曜日

絹旗「どいてください!超邪魔です!」上条「な、なんだぁ?」 2

507VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/06/27(日) 12:14:41.91 ID:94BpOS20
さ、やるかな・・・敵1の強さみせてやるぜ。

敵1「ああ?・・・・何しやがったんだ?」

敵2「高温の・・・ナニカ、」

垣根はにやり、と笑い、少しうろたえる敵を見て言った。

垣根「ヒント、俺の未元物質は、何かしらの法則を捻じ曲げれる。」

敵2は、はっ!として、

敵2「闇に、熱を、持たした、?、」

垣根はにやり、と笑い、

垣根「ご名答!!」

ヒュバ!という音を立て、「熱をもった闇」は敵に向かって行った。

509 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/06/27(日) 12:30:52.56 ID:94BpOS20
敵1は、にたりと笑った、

敵1「なら、これでいんじゃねえ!?」

バヒュウン、

熱をもった闇が消えうせる。

垣根「なっ・・・?」

垣根は驚きを隠せない。

絹旗「な、何をしたんです!?」

敵1はにたりと笑った。

敵1「ああ、俺の能力は、倍にする能力・・・・だが、


倍に下げることもできんだよ!」

垣根「!!」

敵は続けて言う。

敵1「そんで・・・・そこの第一位さんと同じに、「触れたら4倍温度を下げる」膜を張ったんだ。」

絹旗「それって・・・・!!」

一方「っ・・・・!」

敵1「ああ・・・・」




「おれも、「暗闇の五月計画」のモルモットだ!!」
514 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/06/27(日) 13:48:11.03 ID:94BpOS20
絹旗は驚きを隠せないようだ。

麦野「・・・・なに、それ?」

一方「前に話したろォ?、チビ旗がなンとやらだァ」

麦野「ああ、あれ・・・ってじゃああいつも?」

一方「ああ、そうらしい。」

イン「詳しくは>>314なんだよ!!」

515 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/06/27(日) 14:06:52.87 ID:94BpOS20
敵1「いやあ、マジ感謝だぜこの力はァ!!」

敵2「・・・・」

敵1がふてぶてしく言った。

絹旗「く、結構やばくないですか?」

続けて一方が言う。

一方「あァ、負けることはねェ、だがなんにでも対策を練られちまう。」

上条「・・・!!」

皆が上条を凝視した。
516 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/06/27(日) 15:36:28.69 ID:94BpOS20
上条はあわてて眼をそらす。

一方通行はしびれを切らすように、

一方「垣根ェ!!」

垣根「なんだ一位!!」

一方「おれの事はおぼえてる見てェだなァ」

一方「たたみかけんぞォ!!」

垣根「命令すんなあ!!」

絹旗「私も手伝います!!」

と、戦闘可能な者たちは、一目散に敵へと突っ込んだ。

ここにいる、現実逃避の天才を除いては・・・

上条(なんだよ!やっぱりじゃねえか!!・・・やっぱり皆、俺の事を「上条当麻」じゃな

く、「幻想殺し」としか見てねえじゃねえか・・・」

上条はそう確信できる自分が悲しかった。
517 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/06/27(日) 15:44:29.13 ID:94BpOS20
敵と一方らとの激戦が続く中、

ふと、上条は、右手に目線をやる、

上条「イマジン・・・ブレイカ―、」

俺の、「価値」であり「意味」・・・・・

上条は、どうしようもない、そう思った。

すると、絹旗が帰ってくる。

絹旗「フレンダをお願いします!!」

それだけ言うと、また敵に飛んで行った。
518 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/06/27(日) 16:07:02.01 ID:94BpOS20
上条「フレンダ!だいじょぶか!?」

フレ「う・・・ん、それより、かき、ねんは?」

上条はフレンダへ問う。

上条「オマエ、自分よりも垣根のしんp・・・」

上条は問いの途中で、気付く、

上条「なんでだ・・・・」

フレ「・・・?」

上条「なんで、武器一つ持たずに突っ込んだんだ!!」

フレンダの服は、いつもの服の下に着ていたワンピースのような服と、ホットパンツという

武器など、どこにも隠せない、軽装中の軽装だった。

フレ「だっ・・・て」

フレ「心配・・だったから、カキネンが・・!」
519 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/06/27(日) 16:24:26.81 ID:94BpOS20
ごめん言ってなかった、敵2は女の子です

上条「・・・!!」

絹旗「あぐゥっ、あああ!!!」

絹旗が、敵1に掴まれた。

一方「てめェァ!!」

一方通行は、周りにある家具を吹き飛ばす。

敵1「まかしたぜ?」

敵1は敵2のうでを掴む

敵2「う、あ、あ」

敵2が悶える。

すると敵2の動きが止まる。

敵2は唐突にタンスを掴んだ。

メキ、なんと言う事だ




タンスが持ち上がった。
520 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/06/27(日) 16:39:16.15 ID:94BpOS20
一方「っちィ、筋力を」

敵1「ははは!大正解!!」

敵1は右手にぐっと、力を入れる。

グキッ、



嫌な音とともに、だらん、と絹旗の首が垂れる。

絹旗「っ・・・・・・・・・・・」

一方通行が、目を見開く。

一方「おい・・・・おい?・・・きぬは・・・た・・?」

垣根「・・・っ」

絹旗の眼は虚空を向き、口からは唾液が流れ落ちている。

上条はそれを目の当たりにし、

上条「なにやってんだよ俺は・・・・・・・・・・・・・・・

俺は、俺は、・・俺は俺は俺は俺は俺は俺は!!!!!」

その時________
521 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/06/27(日) 16:47:37.91 ID:94BpOS20
右手が、黒く、邪悪な、漆黒に染まった。

「黒」それ以外に説明しようもない、純粋な「黒」。

一方通行が上条の異変に気づく。

一方「ヒー・・ロー?」

上条は気が狂ったように笑い叫ぶ。

上条「ふふふふふっふうふふふふふふふふふふふふぬjっふふふふふh・・・・・・・・

   聞こえる、きこえる、キコエル、サイアイノサケビゴェガ、」

麦野「どうし・・・たの?」

上条「オマエヲコロセッテなァ!!!!!!!!!!!!!!!!」

「黒い右手」は黒く光り、竜の形をなす、

前に倒した、錬金術師の時のように・・・・・
525 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/06/28(月) 00:16:00.60 ID:vbu7LgE0
突如、

「Salvare000!!!!」「Fortis931。」

叫ぶような声と、平坦な声が上がった。

「___________唯閃!!」

バジュ!という音とともに上条の右手の竜が、泣き別れになる。

上条「ゥアア!!」

敵1「なんだ!!?」

「灰は灰に__塵は塵に__吸血殺しの__紅十字!!」

炎剣は敵の方に向かう。

敵2「う、ああ!!」

「Fallere825!!」





土御「頼むぞ_____神の残光(フラッセム)!!」
526 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/06/28(月) 00:36:28.40 ID:vbu7LgE0
あっという間に、土御門の周りが、垣根が顕現した「白い闇」に覆われる。


上条の右手は黒く変色したまま、元に戻っていく、


上条「ゥ、アア、ァあ、ああ?_________」

上条は「白い闇」の中で、土御門を見上げた。

上条「_____土・・・御門・・?」


土御「よお、かみやん。元気そうで何よりだぜい・・・」

その時、土御門の口から、まるで蛇口をひねったように血が噴き出した。


土御「ぐあ・・・っく」

ステイルが叫ぶ。

ステ「もう限界だ!!、術式を解け!!!」

忠告を無視し、土御門は言う。

土御「絹旗とフレンダをこっちへ!!」

一方「!!」

瞬間、一方通行は敵1の、腕から絹旗を引きはがし、土御門のもとへ能力で投げた。

敵1「っち、しまった!」

一方「おらァ!!」

垣根は全速力でフレンダのもとへ、そして「白い闇」の中へとそっと置いた。
527 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/06/28(月) 00:51:56.01 ID:vbu7LgE0
寝れんからちょっと書く

絹旗「・・・・・・う・・・ん・・・?」

フレ「ふう、楽になった訳よ。」

絹旗、フレンダの両者ともに、意識を取り戻した。

土御門はそれだけ見ると、その場に倒れ伏した。

上条「土御門ォ!!、最愛!!」

敵1「テメエ、このままで済むと・・・・」

敵1の言葉が途切れる、なぜなら、

目の前に、真紅の炎の巨人がいたから、

ステ「この先は僕が相手になるけど?」

敵1は慌てふためき、こう言った。

敵1「い、いったん逃げんぞ!!」

敵2「わかった」

敵2が肯定すると、蜘蛛の子散らすように逃げて行った。

一方「逃がすかよォ!!」

一方通行が追いかけようとした時、

ステ「待て、今はけが人が最優先だ」

ステイルが一方通行の眼を見て言う。

一方通行は眼をそらし、舌打ちし、

一方「チッ、わァったよ」
528 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/06/28(月) 01:15:55.64 ID:vbu7LgE0
~~~~~~~~~~~~~

一方「でェ何だったンだァ?ヒーローのアレはァ。」

上条は首をかしげる。

上条「アレ?」

麦野「覚えてないの?」

フレ「私も見てたわけよ!」

絹旗「アレ?」

垣根「アレだな」

一方「いいですかァ?」

一方通行は絹旗と上条にいきさつを説明した。

絹旗「そんなことが・・・・」

上条「マジか・・・」

上条は右手を凝視する。

ここで、神裂が土御門の世話をステイルに任せ、こちらに来た。

神裂「それが、「神の残光」の副作用なのです。」

垣根「「神の残光」?」

一方「魔術ってヤツだァ」

絹旗「まじゅつ・・・ですか・・」

フレ「ちょっとオカルトっぽいけど、あんなの見せられちゃ真実としか言えないでしょ。」

神裂「ありがとうございます。・・話の続きですが、「神の残光」という魔術は、上条当麻

にもいいましたが、「人間離れ」したものを「人間」に戻す魔術です。」
529 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/06/28(月) 01:26:42.27 ID:vbu7LgE0
神裂は話を続ける。

神裂「「人間」というのは、「健全な人間」という意味で、ケガの治癒もできます。」

フレ「だから私たちの怪我もなおったわけね。」

神裂「ええ、そうです。そして「人間離れ」というのは、上条当麻のような事を言います。」

一同はこぞって、上条を見る。

上条「・・・俺が人間離れ・・・?」

神裂「今更驚く事もないでしょう、あなたの「幻想殺し」の事です。」

上条「・・・・」

またこいつか、上条はそう思った。

神裂「そして、それを直そうとした、「神の残光」と異能を打ち消そうとする「幻想殺し」

   が互いにせめぎあい、そうなっているのです。」

上条は再度、右手を見る。
530 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/06/28(月) 01:37:19.42 ID:vbu7LgE0
神裂「そして、ここからです。」

神裂がまとめるような口調で言う。

神裂「一度、「神の残光」に入ったものは、「人間離れ」しやすくなるのです。」

一方「なるほどなァ、だからさっきの状態になっちまったってわけかァ」

フレ「でもさ、てことは私たちもああなる事があるって訳?」

神裂は冷静にこたえる。

神裂「いえ、それはありません」

麦野「どうして?」

神裂は間をあけて答える。

神裂「アレはきっと、「幻想殺し」に封じられた力だからです。」
531 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/06/28(月) 02:48:22.87 ID:vbu7LgE0
皆「幻想殺しに封じられた?」

神裂「まあ、今のは私の推測です、忘れてください。」

ここで、一方通行が問う。

一方「じゃァ何か?ヒーローが今後、あの状態になる事があるっつうのか?」

神裂「ええ、きっと」

絹旗「見てみたい気もしませんが・・・」

フレ「やめときなって、怖いよ?」

垣根「、きこえるキコエル、サイアイノナントヤラァ!!(めいっぱい低い声)

   とかいってたしな」

フレ「そうそう、おまえをころせってなあ!!とか」(めいっぱい低いけど、逆に高い声)

一方「お前マジで記憶ねェのか?」
533 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/06/28(月) 02:56:58.92 ID:vbu7LgE0
一方「ったく・・・・そういやテメエ、まだ鮭の件が残ってたなァ・・・」

麦野「そうね・・・白黒はっきりつけましょう。」

そう言って、二人はまた戦場(食堂)へ向かって行った。

絹旗「はあもう超疲れちゃいました、お風呂行ってきまーす」

フレ「わたしもー!」

上条「俺も行くかな・・・」

垣根「俺も行くぞ、体中血でベトベトだ。」

上条「洗ってから入れよ。」

神裂「私も行ってきます。」

ステ「ボクは土御門を見ている、ゆっくり入ってくるといい。」

そう言って、一向は風呂へ向かった。
535 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/06/28(月) 03:08:01.10 ID:vbu7LgE0
~~~~~~~~~
脱衣所

上条「あれー?右手動かねえや。」

垣根「まあ、固まってっからな。」

上条「・・・おまえさ、どんぐらいまで記憶あんの?」

垣根「んー、負けて、病院で調子こいて、誤ったぐらいまでか?」

上条「アラー、ほんとギリギリでフレンダの記憶ねぇなぁ。」

垣根「でもまあ、なんかあいつが傷つけられると胸くそ悪ィっつうか、なんつうか・・。」

上条「まあそんなもんさ、俺もそんな記憶あるし、今は気持ち良く風呂は入れてればそれでいいだろ。」

垣根「ふっ、違いねえ。」

ガラガラ

絹旗「きゃあ、とうまぁ!?」

フレ「か、カキネぇン!?」

神裂「上条当麻!?」

上・垣「混浴・・・だと・・?」
538 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/06/28(月) 03:25:11.88 ID:vbu7LgE0
(温泉につきものの、岩を挟んで両側に分かれた)



上条「落ちつけ!!今あった事をありのままにはなすぜ・・・?」

垣根「お前が落ちつけ。」

上条「なんでそんな落ちついてんの?逆に上条さんが知りたいですよ!」

垣根「女なんてなぁ慣れてっからな。」

上条「死ね!男の敵め!!」
539 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/06/28(月) 03:29:42.98 ID:vbu7LgE0


絹旗「どどどどどうしましょう!?まず当麻のはだかをプリントアウトして・・・」

フレ「おおおおおお落ちついて絹旗!まず、背中の流しっこから・・・」

神裂「あの・・・落ちつきましょうよ?」

絹フレ「なんでおちついてられんの!?」

神裂「意中の男の差・・・じゃないですか?」
540 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/06/28(月) 03:39:13.89 ID:vbu7LgE0
絹旗「とりあえず、体洗いません?唐突過ぎて、湯船はいっちゃいましたけど。」

フレ「そーね」

神裂「ええ。・・・ん?何でしょう赤い液体が・・・」



上条「おまえ!血しみだしてんじゃねえか!!」

垣根「ああ、これ洗うの目的だったしな。」

上条「きったねええええええええ!!」

垣根「やめろ!!軽く傷つくだろうが!!」
541 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/06/28(月) 03:51:22.76 ID:vbu7LgE0


絹旗「そんな都合よくあっちも出てくるわけありませんし」

フレ「まあそうだよね」

神裂「そう願います」

ザバ



上条「いったん洗ってこいっつの!」

垣根「ちっ、しゃあねえなあ」

上条「なんでエラそうなんだよ!!」

ザバッ

            中央

         上条「あっ」旗絹
542 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/06/28(月) 04:00:37.54 ID:vbu7LgE0
上条「・・・・・・・・」

絹旗「・・・・・・・・」

上条「・・・・け・・・」

絹旗「・・・・・・?・」

上条「けいおん!の二期って思ったほどじゃ無かったよね・・」

絹旗「」
543 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/06/28(月) 04:05:23.63 ID:vbu7LgE0
フレ「じゃ・・なくってえ・・カキネ・・ン・」

垣根「?」

フレ「・・・かくそう・・よお」ブパッ

垣根「ああ、ワリ」

絹旗「当麻も隠してください!」

当麻「おお、悪い」

神裂「///////////////////

っせん・・・」

皆「へ?」

神裂「唯っせぇん!!!!」ヒュババ!!

皆「ちょ」
544 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/06/28(月) 04:13:46.09 ID:vbu7LgE0
~~~~~~~~~~
和解、流しっこ

絹旗「タオルで隠してれば、みずぎとかわんないですよ」ゴシゴシ

上条「駄目だな、最愛は。その下は男のオアシスですよ?」

絹旗「そーいうもんですか?」ゴシゴシ

上条「そーいうもんです。」

~~~~~

フレ「ねえ、カキネン?」ゴシゴシ

垣根「ああ?」

フレ「私の事覚えてないんだよね?」ゴシゴシ

垣根「そうだな、半分そんなとこか」

フレ「半分?」ゴシゴシ

垣根「さっき、お前が刺された時、ちょっと記憶が出てきてな、まあまだわからんが」

フレ「そっか刺されればいいのか・・・」ゴシゴシ

垣根「頼むからはやまんなよ?」

~~~~~

神裂「さみしくなんか、ありません」ゴシゴシ
548 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/06/28(月) 18:24:29.97 ID:vbu7LgE0
~~~~~~~~~
マッサージチェアー


絹旗「ひゅい~~、サッパリしましたぁ~~」

ブルブルブル

フレ「うん~~そだね~~」

ブルブル

神裂「そうれふねえ~~~~」

ブル

上条「なんか、ばばくせえ一面を見たような・・・」

垣根「安心しろ、女なんて皆あんなさ。」

絹旗「あ~・・・と~ま~・・いちごぎゅうにゅう~、おねがいしま~す。」

ブルブルブル

フレ「カキネ~ん・・ふるーつぎゅう~にゅう~、かってえ~?」

ブルブルブル

上条「なんかあのままでもいい気がしてきた俺は、おかしいか?」

垣根「奇遇だな、俺もそんな感じだ」

神裂「・・・・」

上条「神裂はなにがいい?」

神裂「・・!!」パァアア!!
549 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/06/28(月) 18:27:08.74 ID:vbu7LgE0
上条「まさにはじけるような、笑顔だったな。」

垣根「ああ、不覚にも惚れかかったぜ。」

ピッ

ゴトン
550 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/06/28(月) 18:39:10.16 ID:vbu7LgE0
絹旗「あ~おいし~です~・・・」ごく

ブルブルブル

フレ「あ~りがと~、かっきねん♡」ごく

ブルブル

神裂「ありがとございま・・ごっほごほ!?」

上条「ああ!マッサージチェアーに乗りながら飲むから・・・」

ふきふき

神裂「ありがとう・・ございます、すいません・・・」

上条「気にすんな、一方通行の話だと、ずいぶん世話になったみたいだし・・」

神裂「いえ・・・そんな・・」

上条「それに、最近助けてもらってばっかだからな、感謝してるよ、マジで」

神裂「・・・!!」

神裂は本日二回目の、はじけるような笑顔をした。







絹旗「・・・・・」ムスッ
551 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/06/28(月) 18:48:36.10 ID:vbu7LgE0
~~~~~~~~~

>>546
麦野「べんめーありがとー♪」

一方「誰に言ってんだァ?」

麦野「いや別に?」

一方「パッパと風呂入って、パッパとでンぞ。」

麦野「そーね、まだ戦いは終わってないわ!!」

一方・麦野「どっちが早く出るか、勝負だァ!!」

脱ぎ脱ぎ

脱ぎ脱ぎ

               ガラガラ

             



            一方「あっ?」野麦

              バッタリ
557 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/06/29(火) 03:56:31.78 ID:yjjHPPc0
~~~~~~~~~~~~~~~

一方「・・・・」

麦野「・・・・」

麦野「・・・かも」

一方「・・あァ?」

麦野「・・男の人に、からだ見られたの、はじめてかも・・・//」


一方「!・・・・く、くっだらねェ」

ザバ

麦野「どこ・・・行くの?」

一方「・・・・」

一方「でる」

麦野「え、?ちょ、待って、体洗ってないでしょ?」

一方「じゃァ後で入る」

麦野「そんな気にしないでも・・・」

一方「・・・・女らしいとこもあるとはなァ」ボソッ

麦野「なんか言った?」

一方「なんでもねェ」
558 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/06/29(火) 04:39:17.73 ID:yjjHPPc0
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ベット

上条「さ!どこでねる?」

垣根「俺らの部屋、ぐちゃぐちゃだしな。」

一方「どこかの誰かさンが、愉快に素敵にベット投げちまいやがったからなァ」

絹旗「超恐縮です!!」

一方「褒めてねェよ」

麦野「男部屋は完全壊滅ね」

神裂「因みに、魔術師部屋も全部埋まってますよ」

上条「困った、」

フレ「じゃあ、じゃんけんで負けた人は一緒に寝かせるっていうのは?」

上条「それじゃあ、分けた意m「はいはいはい!!それ超いいと思います!!」

神裂「魔術もですか?」

フレ「当たり前ってわけよ」
559 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/06/29(火) 04:42:50.32 ID:yjjHPPc0
絹旗「じゃーん(当麻と寝るチャンス!!)

フレ「けーん(カキネン!)

麦野「ぽん」

振り分け

当麻・神裂

絹旗・垣根

フレ

麦野・一方
563 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/06/29(火) 17:37:25.03 ID:yjjHPPc0


垣根「じゃ、よろしくな、絹旗。」

絹旗「」

垣根「ん?おい?」

絹旗「」

垣根「動かなくなっちまった。」

上条「わ、悪いな、神裂。」

神裂「い、いえ、き、決まった事ですし。」

一方「・・・」

麦野「・・・」

一方「・・・鮭ついて、語り明かすかァ?」

麦野「・・・そうね!」

フレ「・・・・さみしい訳よ・・・・」

上条「そういや、インデックスとかは?」

一方「二人で、早くに寝ちまったよ。」
564 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/06/29(火) 17:48:45.61 ID:yjjHPPc0
~~~~~~~~

べっと!

上条「最後に聞くぞ?いいんだな?」

神裂「い、今更言われましても・・・」

上条「ここは幸いにも個室バスルームがある、お前が望めば一緒に寝なくてももいいが?」

神裂「・・・・・・・はい?」

上条「?、だから、風呂で寝るっていったんだが?」

神裂「そんな・・当たり前みたいに・・・」

上条「え?、普通じゃないのか?」

神裂「・・・・寝ましょう!一緒に!」ブワッ

上条「?、なんだ?」
565 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/06/29(火) 18:17:24.91 ID:yjjHPPc0
~~~~~~~

フレ「ああ~ひま、ふま、へま、なわけよ~・・・・」

フレ「カキネン・・・」

フレ「・・・・いつからだろ・・・自分でも判んない・・・」

フレ「でも・・・これ・・・”恋”だよね・・・?今更ながら・・・」

フレ「・・・・・」

フレ「・・いいや!考えんのやーめたっと・・・」

フレ「絹旗に・・・手は出さないでね・・かき・・・ね・・・n」

すやすや

~~~~~~~~~
絹旗「超近いです!!もっとあっち行って!」

垣根「てめえ!!、ベットの端までの距離、あと2センチだぞ!!」

絹旗「そのまま落ちて、その場で寝ればいいです!!」

垣根「くっ、ベットの端をここまで脅威に感じる日が来ようとはっ!!」

絹旗「落っこった時に、打ちどころ悪くて、どうにかなればいいんです!!」

垣根「貴様!!俺に遠まわしに死ねと言うのか!!」

絹旗「はい!!」

垣根「くそっ、ベットの端に命の危険を感じる日が来るとはっ・・世も末だな・・」

絹旗「早く落ちてください!!」ゲシッ

垣根「ぐおっ、いい蹴りだ!!だがやらせはせん、やらせはせんぞ!!」ゲシゲシ(絹旗が

垣根「学園都市第2位の栄光!!貴様ごときにやらせはせぬわァ!!」ゲシゲシ(絹旗が

絹旗「えい!!!!!!!!!!!!!!!!!!」ドンっ

垣根「マチルダさァァアアアアン」どさあ

絹旗「あははは!!」
566 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/06/29(火) 18:50:36.76 ID:yjjHPPc0
~~~~~~~~~~~~~~~
一方「だから鮭っつゥのは」

麦野「ふみゅ~ん・・・ねむ~」

一方「勝ったぜ!」

麦野「なっ・・・今の無し!!眠くなんて全然ないんだから!!」

一方「ほォ~う?じゃァ鮭ッつゥのは・・ペラペラペラペラ」

麦野「ふみゅ_____ん」ウトウト

麦野「Zzz・・・」スヤスヤ

一方「・・・寝ちまいやがったかァ・・・」

一方「はッ!すっげえバカ面!!」

一方「・・・・・」

一方「ったく・・・・オマエ見てっと、俺見てる感じになっから、ほっとけねェンだよな・・・」

一方「悪くて、ヒーローに殴られ、改心して、誰か守るために怪我して、今こうやってここにいる」

一方「ヒーローにゃ感謝しねェとな。お互い。」

一方「じゃァ、オヤスミってとこか」

一方「Zzz....」





麦野「・・・・わかってるわよ」ボソッ
567 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/06/29(火) 19:00:44.44 ID:yjjHPPc0
ステ「はあ、やっと治ったか・・・」

土御「わるいにゃー、慣れない治癒魔法までつかわせちゃって」

ステ「・・・まったくだね。罰として、今から遅い夕食をおごるべき・・・じゃないかな?」

土御「ふっ、今回ばかりはなんにもいえないな、いいぜい!、来る途中によさげなとこがあったからにゃー!」

ステ「じゃあ行きますか、」

男ふたりは、少し友情を深めながら、ホテルの外へ出ていった________________。

570 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/06/30(水) 05:34:39.49 ID:B9MpcK20


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
朝、チュンチュン

神裂「・・・・・・・ん・・・ん~っっっ・・・はぁ」伸びー

神裂「・・・・ん?・・・・!!!!」ガバッ

神裂「そうだ・・・一緒に寝てたんだ・・・・」

神裂「・・・//////////」

神裂「は、早く着替えましょう。」

~~~~~~~~~~~~~

垣根「結局、あのまま」

絹旗「寝られませんでしたね」

垣絹「はあ・・・」

~~~~~~~~~~~~~~

一方「Zzz・・・」

麦野「・・・・んう?」

麦野「朝・・・・」ボー

麦野「第一位・・・・そっか・・・寝てたんだっけ・・・・」ポヤー

麦野「あったかい・・・・」ぎゅう

麦野「二度寝しょーと・・・Zzz」

~~~~~~~~~~~~~~~

ステ「楽しかったな」

土御「朝帰りだけどニャー」

ステ・土御「まあ、いいよ」ニカッ

~~~~~~~~~~

イン「おなか・・・・」

打ち「・・・へった~ってミサカはミサカは報告して見たり・・・」
571 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/06/30(水) 05:51:23.11 ID:B9MpcK20
~~~~~~~~~~~~~
神裂「・・・・・・・・」

上条「Zzz・・・・」

神裂「か、上条当麻?、あさですよ?」ユサユサ

上条「ん~・・・・Zzz・・」

神裂「・・・・あさ・・ですよ・・・と、・・・当麻////」

上条「んん~・・・Zzz・・」

神裂「は、早く起きないと、k「とーまー!!!!!!おなかへったんだよぉー!!!!!」

神裂「」

上条「インデックス!?」ガバッ

神裂「・・・・」グスっ
572 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/06/30(水) 05:55:17.94 ID:B9MpcK20
~~~~~~~~~~~~
一方「・・・・・ン?」

一方「・・・・・・・ゥオァ!!??」ガッチリ

麦野「Zzz・・・」

一方「・・・・なんで抱きついてンだァ?、寝ぼけてンのか?」

麦野「Zzz・・・・あったか~い・・・」むにゃむにゃ

一方「・・・・・・」

一方「しゃァ・・・・ねェ・・・・のか・・・?」

麦野「Zzz・・・・」
573 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/06/30(水) 06:03:02.91 ID:B9MpcK20
~~~~~~~~~~~
絹旗「どうしましょうか・・?」

垣根「ああ、なんか眠いな・・・」

絹旗「2時間ぐらい寝ます?」

垣根「俺はいいよ・・・慣れてっからな」

絹旗「なんか、やらしいですね」

垣根「まあ、想像に任せる。」

絹旗「じゃあ、私寝ますから」

垣根「おう、じゃあ俺は起きる。」

垣根「独眼竜は・・・」

絹旗「伊達じゃねえ!」

垣絹「OK?」
576 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/06/30(水) 17:37:45.57 ID:B9MpcK20
~~~~~~~~~~~~~
食堂

上条「ふう、なんか旅館の朝飯って違うよな、」

イン「そうなんだよ!!」がつがつがつ

垣根「はあ、24時間営業は辛いな・・・・」

おば「昨日はさぞお楽しみだったようで・・・」クスクス

上条「聞こえる、きこえる、キコエル」

垣根「待て!!、誤解だ・・・・ちょマジでストップ!!!!」

神裂「・・・」くす
578 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/06/30(水) 17:45:41.67 ID:B9MpcK20
いいわすれたけどだたいま
~~~~~~~
打ち「あのさ、あの人は?ってミサカはミサカは聞いてみたり」

上条「あと、そういや、最愛は?」

垣根「絹旗ならまだ寝てるぜ・・・・・昨日は激しかったからな・・・」

上条「オマエヲコロセってなあ!!!!!」

垣根「冗談っす、ジャパニーズジョーク?っす!!」

~~~~~~~~~~

垣根「あとフレンダは?・・・・まあどっちでもいいが・・・」

「「「「起こしに行くか・・(ってミサ(ry)
579 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/06/30(水) 17:53:54.18 ID:B9MpcK20


麦野「~ぅ~ん・・・たらいま~」

一方「寝言かァ?」

一方「っれにしてもどうすっかなァ?、2時間たっちまったぞォ?」

バタバタバタ

一方「ほンとに・・・つかれちま・・」

打ち「おはよ~ってミサカはみs・・・・・・」

麦野「ん~ぅ~」ぎゅう

一方「ち、ちげェぞ?やらかした訳j」

打ち「男の子だもんね?しょうがないよね?」フルフル

打ち「ごゆっくりィ~」うわああああん

ばたばた

一方「おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおい!!!!!」

麦野「・・・どしたの~?」

一方「なンでもねェ、なンでもねェんだ・・・!」

麦野「?」
580 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/06/30(水) 18:15:02.39 ID:B9MpcK20
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

上条「なあ?」

垣根「ん?」

上条「トイレいってくっから最愛も起こしといてくんねえ?」

垣根「いいぜ、」

上条「まかしたー」

たったった

~~~~~~~~~~~~~
べっど!

垣根「先に絹旗か・・・・」


垣根「おきろ、おい」

絹旗「んん~・・とうま~」

垣根「寝ぼけてねぇでさっさと起きろ。」

絹旗「んん~」がばっ

垣根「うおっ」

ぶちゅ~

絹旗「・・・・・・・・ん?」

フレ「ふぁ~あ、よく寝たわけよ・・・・・」

垣根「!・・・!!」

絹旗「なn・・・ゥオアアアアアア嗚呼ええええええええええええええええええええええええェアアアアアアアアアアあああうえええええええええええええええんおェええええええええええええええええ!!」

垣根「ごほっごほ!!・・・フレn」

フレ「そっか・・・カキネンも絹旗が好きだったんだ・・・・」ふるふる

垣根「ばっ、ちが・・・」

フレ「さよなら!!!」だっ

垣根「誤解だぁああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!」
582 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/06/30(水) 19:13:39.28 ID:B9MpcK20
~~~~~~~~~~~~~~~~~
浜面「よお!きたぜ!」

滝壺「こんにちわ・・・」

「よお・・・」

「チッ、見せつけやがって・・・」

「おなかすいたんだよ・・」

「セカンドキスを・・・・」

「ふふ、ふふh」

「元気出せよ・・・最愛・・・」

「そっか、みんな絹旗が・・・・」

「ふふふふふh」

「誤解だって」

「なんのこと?」

「へ?」

「”第2位”」

「・・・・・」

麦野「おっは!はーまづらあ!」

浜滝「・・・」
583 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/06/30(水) 19:25:00.42 ID:B9MpcK20
麦野「?どしたの?」

浜面「なんでこんなにヘビーな空気なんですかね?」

麦野「さあ?色々あったのよきっと。」

滝壺「・・・・・」

麦野「ほっとけばなおるんじゃないのかにゃーん?」

浜面「そんなかんたんに・・・」

麦野「あ、あと、かくかくじかじかだから、いつ敵来てもおかしくないから。」

浜面「」ガクガク

滝壺「そっか」
592 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/07/01(木) 05:07:58.72 ID:ijWPBfo0

~~~~~~~~~~~~~~
京都向かうバス

麦野「皆ありがとね~」

浜面「誰に言ってんだ?」

麦野「別に?」

イン「どうしたの?とーま?」

上条「いや、俺は大丈夫なんだが・・・」

絹旗「・・・セ・・ン・・ス・・と・・がいに・・」ぶつぶつ

上条「元気出せよ、ってかオマエが寝ぼけてやったんだろ?」

絹旗「・・・・そこが・・・超嫌なんじゃないですか・・・・だから・・上条なんです

よ・・・」ぶつぶつ

上条「悪口ははっきり言うのな。」
594 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/07/01(木) 05:14:55.78 ID:ijWPBfo0
~~~~~~~~~~~~~~~~
垣根「・・・・おい?フレンダ?」

フレ「なあに?”第2位”?」

垣根「ぐっ・・・」

フレ「ようがないなら話しかけないでくれる?」ニコッ

垣根「そ、そうじゃなくてだな・・・」

フレ「は・な・し・か・け・な・い・で・く・れ・る?」ニコッ

垣根「やべえ・・・目頭に熱いモノが・・・」

~~~~~~~~~~~

一方「な、なァ?打ち止めァ?」

打ち「・・・・」

一方「今朝は悪かったって・・」

打ち「・・・・・」

一方「なァうちd「うるさい」

打ち止め「・・・・・」

一方「アレェ?目からなンか・・・」
595 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/07/01(木) 05:27:30.68 ID:ijWPBfo0
土御「今日は大丈夫なのかにゃー?ステイル?」

ステ「ああ、酔い止めは偉大だね。バスで酔ってたなんて嘘のようだ。」

土御「それはよかったにゃー」

土御「あら?そういやいつも以上にねーちんが静かだにゃー?」

神裂「Zzz・・・・・・」

ステ「寝ているよ」

土御「ぐっすりだにゃー」

神裂「Zzz・・んん・・」

槌御「ん?寝言か?」

神裂「上条・・・当麻・・・」

ステ・土「!!!!!!!」

土御「・・・ここにも一人、ヒロインが」

ステ「まさかだね・・」

土御「まあ、及ばずながら応援・・・」

神裂「Zzz・・・・・唯閃!!!!!!!!」

ステ・土「あ、違かったっぽい」
597 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/07/01(木) 07:14:12.40 ID:ijWPBfo0
~~~~~~~~~~~~~~~

京都ッス

上条「さ、さあ、行こうか最愛」

絹旗「・・・ぅん」

上条「(下がっとるな~)」

垣根「なあフレn」

フレ「ねえ!上条君!私も連れてって!」

上条「ええ?」

フレ「駄目?」じわ・・

上条「といってもな」ちら

垣根「・・・」ズ―ン

垣根「いけよ・・・フレンダもそっちのが幸せだろー?・・・俺はちょっとこの意味ない世

界に終止符を・・・」

上条「おーーーーい!!!!!」
598 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/07/01(木) 07:21:14.45 ID:ijWPBfo0
上条「そ・そうだ!!、午前は男、女で回ろうぜ!!」

ステ「いいよぼくは」

土御「それもいいにゃー」

一方「なンでもいいぜェ・・・・」

垣根「同上・・・・・・・」

浜面「俺一人反対したってな」

絹旗「ぃぃですょ・・・なんでも・・・・」

フレ「いいよ!」

麦野「いいけど?」

打ち「聞きたい事もあるしね・・・ってミサ(ry」

イン「いいんだよ!」

滝壺「わたしはべつに・・・」

上条「はい!それではね・・・聞かれたら聞き返し、相談されたら乗ってやってください。

それでは解散!!」
602 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/07/01(木) 16:53:27.82 ID:ijWPBfo0
ただいま、頭いて―

垣根「ほんとにな・・・嫌になるよな」

一方「そォだな・・・・」

上条「も、盛り上がろうぜ!」

土御「そ、そうだぜい。折角来たんだからにゃー」

垣根「そ、そうだな・・・」

一方「おォ・・・」
~~~~~~~~~~~~~~~~

ステ「・・・アレが北野天満宮かい?」

土御「・・あ、ああ入ろうかにゃー!」

ステ「いや・・・宗教がら、入れないんだよ・・・」

「「「「「・・・・・・・・・・・・・・」」」」」
603 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/07/01(木) 17:02:57.59 ID:ijWPBfo0
~~~~~~~~~~~~~~
女サイド
ただの公園

「「「「「・・・・・・・・・・・」」」」」

麦野「・・・皆何なの?人気のないとこ行きたいって・・」

絹旗「ふっ・・・・・」

フレ「うっ・・・・・」

打ち「うえ・・・・・」

イン「お・・・・・・」

麦野「・・・?」


絹旗「ふぇええええぇぇん!!!」

フレ「うっ・・・ヒック・・ううう・・・」

打ち「うああああああああん!!!!」

イン「おなかすいたんだよおおおおおおおおおおおおお!!」

麦野「あんたは違うでしょうが!!!!!」

イン「ひっ」
604 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/07/01(木) 17:06:59.82 ID:ijWPBfo0
麦野「ホラ!皆!!落ちついて!!!」

絹旗「ふぁい・・・ひっく」

フレ「うぅん・・・っく・・ひっく」

打ち「わか・・ひっく・・た・・・ひっく」

麦野「まず絹旗から何があったか話してみな?(何こいつら・・・カワイイ♡)」
607 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/07/01(木) 17:45:00.65 ID:ijWPBfo0
絹旗「な!!あの人何ですか!!」

フレ「絹旗、縦 読 み な訳よ?」

絹旗「たて?・・・・」

絹旗「・・・・・・お疲れです!!(`・ω・´)キリッ」

フレ「開き直った訳よ・・」


ちょっと待って、展開が展開なだけに妄想猶予をください。
608 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/07/01(木) 18:28:15.69 ID:ijWPBfo0
最初の絹旗、キャラ崩壊どころかキャラ爆発するからwwwww


絹旗「あのね・・ひっく・・第2位にね・・ふっく・・うう」

麦野「ふんふん」

絹旗「せかんどきす・・・ひっく・・あげちゃったの」

麦野「あげた?」

フレ「え?・・・とられたんじゃ・・ひっく・・無いの?」

絹旗「自分から、寝ぼけて・・やっちゃったっ・・・もんっ・・ひっく」

麦野「あっちゃー」

フレ「!!!!」

麦野「フレンダは?」

フレ「わたし・・ひっく・・いい、あとで謝んなきゃ・・」

麦野「?・・そう?じゃ、打ち止めチャンは?」

打ち「あなたがっ・・あの人・・取ったからっ・・ヒック」

麦野「はあ?」
609 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/07/01(木) 18:37:54.06 ID:ijWPBfo0
打ち「昨日・・ひっく・・一緒に・・」

麦野「あ、アレは違うわよ?ほ、ホラあれよ・・・第一位が寝るとこなかったから・・」

打ち「え?・・・」

麦野「仕方なくよ仕方なく!」

打ち「ほん・・とぉ?」

麦野「ほんとよ、鮭弁にちかうわ!」

打ち「そっか・・・」

麦野「はあ・・・」

麦野「あと、あんた」

イン「はい?」

麦野「後皆も・・・昼飯、おごってやるから元気だしな?」

絹旗「むぎ・・・のぉ・・・ひっく」

麦野「ほら、涙吹いて、いくわよ、何食べたい?」
610 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/07/01(木) 18:41:29.55 ID:ijWPBfo0
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
かっ○寿司

店員「125000円になりまーす♪」

皆「」

麦野「はい、カード」

店員「はい」ぴっ

店員「ありがとうございました♪」

皆「男前・・・!」
616 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/07/02(金) 05:18:37.26 ID:2en.btA0
寝坊ましたスマソ。斜め読み・・・ツンデレ?

絹旗「な!!あの人何ですか!!」

フレ「絹旗、斜 め 読 み な訳よ?」

絹旗「ななめ?・・・・」

絹旗「・・・・・・酸素カレー夏ーです!!(`・ω・´)キリッ」

フレ「開き直った訳よ・・」

~~~~~~~~
はまじゅらサイド

浜面「ここまで来ても二人か・・・」

滝壺「・・・いや?」

浜面「そんなわけないだろ?むしろ・・」

浜面「むしろ・・・//」

滝壺「言わなくても、いいよ」くす

浜面「そう、か」

滝壺「竜安寺はむこうだよ?」

浜面「おう、いくか」

617 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/07/02(金) 05:30:22.31 ID:2en.btA0
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
男サイド、豆腐屋 北野天満宮前

上条「うまっ!!」

垣根「すげえな、ここまでの豆腐とは」

一方「いくつか買ってかえるかァ」

ステ「オーウコレガトウフデスカー?」

土御「普通に喋れニャー」

上条「もう12時だ、集合場所っつうか、鹿苑寺行くか」

皆「あいよ」

~~~~~~~

女サイド

麦野「ホラ行くわよ?」

皆(インなんちゃら除く)「食べ過ぎた―」

イン「だらしないんだよ!!」

麦野「オマエはたくましすぎだから」
625 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/07/02(金) 18:06:13.59 ID:2en.btA0
鹿苑寺

上条「おっせえな・・・」

一方「来たぞォ・・・・」

垣根「「来ちゃった」・・だろ・・?」

浜面「どんだけだよ!」

ステ「ふむ、来たね・・・」

土御「1時間のおくれだにゃー」

ステ「正直、もう足が・・・」がくがく

土御「おれもだ」がくがく

浜面「確かに・・」がくがく

滝壺「うん」かくかく

たたたたたた
(打ち止めが一方通行に向かってくる)

一方「うォ・・・・!」

たたたたたた

一方「わ、わわ」

一方「わ、悪かった 打ちd」

打ち「ったっだいまーっそしてごっめーんってミサカはミサカは謝罪とただいまをいっしょ

につげてみるー♪」

一方「ふぇ?」

突然の事に、予期せぬところから声が出る。

打ち「ぷぷ、何それ可愛いってミサカはミサカは感情を率直に述べてみる♪」

一方通行はたまらず問いかける。

一方「お、おこってねェの?」

打ち「ふふ♪、大丈夫、怒ってないよ?ってミサカはミサカは怯えるあなたを安心させてみ

る!」
626 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/07/02(金) 18:23:48.97 ID:2en.btA0
ただいま。ぶっちゃけ熱あんのよね、今

一方「き、聞いたのかァ?」

打ち「うん♪」

一方「そ、そォか・・」

麦野「言ってくれれば、いつでも弁明したのに・・・」

一方「いや・・・」

麦野「?」

一方「オマエも・・まあ美女っちゃァ美女?、だし・・失礼だろォ?」

麦野「・・・っ、変な気使って使ってんじゃないわよ!//」

打ち「・・・」じい~

一方「!・・いや違」

打ち「いいよ?その人なら。」

麦一「へ?」

打ち「んふふ・・・」

~~~~~~~~~~~~

垣根「・・・」

フレ「・・・・・・・」
629 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/07/02(金) 18:56:38.82 ID:2en.btA0
垣根「お、・・」

フレ「ご、ごめんなさいっ」うるうる

垣根「・・・え?」

フレ「絹旗に全部聞いたの!!、だから勘違いしてごめんなさいっ」ぐす

垣根「・・・」

フレ「・・・・」

垣根「駄目だな」

フレ「・・・!!!」

垣根「涙なんて流すなっつの・・・!折角のベッピンが台無しだぜ?」

フレ「!!!!」///

垣根「俺も悪かったさ、」

フレ「ううん!私が悪いの!!・・・カキネンは悪くないの・・何も・・」

垣根「・・・・・・・・・」

垣根「しゃァねえなあ・・・じゃあ”また”カラオケに行くっつうので手ェ打ってやる」


フレ「・・・・・・・・!!!!」

フレ「カキネン!?記憶が!?」

垣根は人差し指をフレンダの唇にあてがった。

そして くす、と一笑し、言った

垣根「さあて、どうでしょうねえ?」
630 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/07/02(金) 19:10:17.94 ID:2en.btA0

~~~~~~~~~~~~~~~~

絹旗「うええええん、とうまー!!」

上条「まだ泣いてんのかよ、最愛」

絹旗「!!!・・・当麻はいやじゃないんですか!?悲しくないんですか!?」

上条「別に?」

絹旗「!!!!!!!!・・・なn」

上条「だって、そんぐらいで俺はお前を嫌いになんないもん。」

絹旗「・・・・・!!」

上条「お前は・・・どうだ?」


絹旗「・・・・・」じわあ

絹旗「はい!わたしもです!!!」ニコォ
631 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/07/02(金) 19:17:16.18 ID:2en.btA0
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
浜面「仲直り・・・したのか?」

皆「まあ」

滝壺「うん、よかった」

フレ「帰ろうか、つかれちったよ」

上条「そーだな」

~~~~~~~~~~~~~~~
632 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/07/02(金) 19:23:41.18 ID:2en.btA0
~~~~~~~~~~~~~~
旅館跡 焼かれた後

フレ「あれ?・・・・」

絹旗「まえと同じパターン?・・・」

垣根「敵・・・は、いねえな」

一方「チッ、帰って来いっつゥ事か・・・」

ステ「ふん・・・」

土御「狡いな、アレイスター・・・」

浜面「え?来て1日目だぜ?」

滝壺「大丈夫、そんなはまづらを応援してる」
633 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/07/02(金) 19:59:20.98 ID:2en.btA0
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
バス

ピリピリ、今にも聞こえてきそうな空気だった。

垣根「・・・・・」

フレ「・・・・・」ガシャコン

フレンダが、拳銃に弾を込める、臨戦態勢というやつだ。

上条「あの・・・みなさん?」

浜面「なんでそんなにピリピリしてんの・・?」

一方「ばかかァ?テメエらはァ?」

一方「大体、あんな露骨に帰って来いっつゥ態度取られたら、何かあると思うのが普通だろ

   ォが。」

上条「ドッキリとか?」

一方「死ねェ」
634 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/07/02(金) 22:04:01.95 ID:2en.btA0
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

学園都市入り口


役員「早かったわね」

~~~~~~~~~~~~
学園都市

上条「なんかあんまかわりねえぞ?」

一方「目に見えて変わったら怖すぎンだろォ」

垣根「まあそうだよな」

浜面「ふむ」

絹旗「でもそれはそれで・・」

フレ「目に見えないとねぇ」

滝壺「そうだね」

麦野「義足疲れる~」

ステ「それ義足かい!?」

土御「きづかなかったにゃー!」

麦野「学園都市製だからかな?」

神裂「それは・・・関係ないと思います。」

上条「緊張感ねえな・・・ん?ビリビリが走ってくる?」
635 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/07/02(金) 22:09:03.48 ID:2en.btA0
~~~~~~~~~~~~
美琴「あ、あんたたちぃ!!どこ行ってたのよ!!??」

上条「ん?京都だが?」

美琴「京都だが?じゃないわよ!?」

上条「何かあったのか?」

美琴「あるも何も大有りよ!!」

上条「なにがあった!!??」

美琴「・・・・あたし、・・・・第一位になっちゃったのよ!!」

一方「あァ?」
636 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/07/02(金) 22:20:23.20 ID:2en.btA0
本編の残り妄想ストック数が少なくなってまいりましたー

ここで番外やると駄目かな・・・

まあどっちにしろ本編は浮かんでくるまでお休みします。

誰か書いてもいいよ。

因みに自分はこの後も基本いるのでなんかネタ、要望などがあったらかいてくらさい。

絹旗「ちょーーーう、よろしくおねが、ガリっ いへえ、噛んだ~」
654 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/07/03(土) 18:35:23.59 ID:6g49CJM0
帰ってきた。

一方「どォいうこった?」

美琴「今、あんたたち第一、二、四位の奴らは、・・・簡単に言うと死んだ事になってる

の!!」

はああ!!??青空に、叫びにも似た大声が上がる。

美琴「で、順位が繰り上がって・・・・」

麦野「待ちなさいよ!!、なんで死んだ事になってるの!!??」

麦野の問いに、美琴は眉をひそめて言った。

美琴「それは・・・わかんないけど。」

その問いの答えに、麦野が激昂した。

麦野「はあ!?ちょ、あんたねぇ!!」

ここで、一方通行が割り込んだ。

一方「大体わかんだろォ」

予想外の答えに、皆の視線を一挙に集めた。

一方「かンがえても見ろ、俺らはなンでこいつらと一緒にいる?」

垣根「・・・・殺そうとしたんじゃなかったっけ?」

フレ「・・・・・・・・・」

一方「あァ、正解だ・・じゃァ、その抹殺対象がいなくてェ?、その抹殺施行者もいなかっ

たらァ?・・・普通はどンな判断をする?」
655 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/07/03(土) 18:49:58.98 ID:6g49CJM0
一方通行は皆を合点させるように言った。

垣根「共倒れ・・・・ってか?」

一方「あァ、大正解だ。」

絹旗「まってください!!じゃあ、あの刺客たちは・・・・・?」

絹旗がさえぎるように言った。

一方「アレイスターが本当にそう思うと思ってんのかァ?」

絹旗の問いにあきれるように答えた。

絹旗「・・・?」

一方「ここまで言うつもりはなかったんだがなァ・・・・・」

一方通行は少しためて言った。

一方「・・・たぶンヤツは、生存を確認したンだろ・・・能力感知型をつかってなァ」

絹旗は小首をかしげる。

一方「そンでどうにか確認して、あいつらを送ったンだろォ・・・さァて?ここで問題です。」

上条「なんだ?」

一方「能力感知型で、俺ら全員の能力をわかってるヤツはだ~れだァ?」

一方通行は目星の付いたヤツを凝視しながら続ける。

絹旗「・・・・・・・・!!!」

フレ「・・・・・え?」

皆が一斉に、”その人”に目線をやる。

一方「なァ?・・・・・・







滝壺ちゃんよォ?」
661 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/07/03(土) 21:21:35.77 ID:6g49CJM0
滝壺「・・・・っ」

浜面「・・・・・」

絹旗「・・・マジ・・・です・・・か?」

フレ「うそ・・・でしょ・・・?」

麦野「そんな・・・ヤツじゃないって信じてたのに!!」

垣根「テメエ・・・!!」

上条「みんなちょっと、まてって!!、なんか理由があるに決まってんだろ!?」

滝壺「・・・・・・・・!、」

上条「話して・・・くれないか?」

滝壺「上条・・・くん・・」
664 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/07/03(土) 21:47:56.01 ID:6g49CJM0
滝壺は、少し溜めて語り始めた。

滝壺「みんなを、自由にしたかったの・・・・」

一方「あァ?自由だァ?」

滝壺「うん・・・」

上条「どういうことだ?」

滝壺「うん、アレイスターさんがね、見つけてくれたら皆の罪も許すし、実験にも今後参加させないって言うから・・」

垣根「・・・・ちっ余計なk」

フレ「カキネン!!」

フレンダはうるんだ目で垣根を睨む。

フレ「滝壺は、皆のためを思ってやったんだよ!!??」

垣根「へっ、どうだか」

フレ「・・・・・っ」

パチン、大きくて甲高い音が、垣根の頬を襲った。

垣根「・・・・っ!?」

フレ「っ・・・・・馬鹿、ばか、バカ、大馬鹿ーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!」

フレンダは路地裏に走って言って見えなくなった。
665 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/07/03(土) 22:13:04.99 ID:6g49CJM0
垣根「おい・・・・!」

滝壺「ごめん・・・・」

上条「今のは垣根だろ」

垣根「・・・・わりい、頭イってたわ・・・・」

一方「追ェ、チィ、めんどくせェことばっかしやがってェ」

垣根「・・・・・・わりィ」

上条「早く行ってこいよ」

垣根「ああ、行ってくる、」
666 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/07/03(土) 22:22:07.85 ID:6g49CJM0
たったったったカキネダーッシュ

上条「とりあえず、俺の家で話し合うか、」

一方「あァ」

イン「久しぶりなんだよ!」

絹旗「私もですー!」

美琴「・・・・」
667 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/07/03(土) 22:55:25.62 ID:6g49CJM0
・・・・…・・…・…・・…・…・・…・…・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・浮かんでこない

おい風邪の時の俺。どうしてくれる。
668 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/07/03(土) 23:07:43.96 ID:6g49CJM0
番外・・・・・・っていうか別の事やっていい?すぐおわらすからっさ
669 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/07/03(土) 23:08:41.35 ID:6mTZ50ko
お前のスレだから
好きにやれ
688 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/07/04(日) 00:36:37.67 ID:9P.w3920
いつからかな、

人を何人殺しても、

何も感じなくなったのは_________________________




ブロロロロロ・・・

黒いワゴン車が、排気ガスを放ちながら「目的地」に向かう。

絹旗「フレンダ?どうしました?」

フレ「ん?・・ああ、最近睡眠時間足んなくってさー」

他愛も無い話をしながら、仕事の・・・・「目的地」へ向かっている。

絹旗「今日こそ!あそこのパフェ!!全部いきますよ!」

絹旗はいつも通り、終わった後の事を考えている。

フレ「いいねえ!でもサバ缶も外せない訳よ!!」

フレンダも負けずに答える。

浜面「おまえら・・・あんま油断してっといたいめみんぞ?」

二人は一斉に答える。

「「そんなこと言うのはどの口だ―!!!」」


この時二人は、その言葉が現実になるとは夢にも思ってなかった。
693 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/07/04(日) 01:03:32.30 ID:9P.w3920
キキッ、小気味のいい音が路地裏に響き渡る。

フレ「えっとお?今日は?・・・・・」

浜面「違う部署のまわし者の抹殺、因みに相手はレベル4が二人。どっちもつわものだと

よ」

フレ「あいよっ!!」

絹旗「まかされました!!」

因みに、麦野と滝壺は別任務である。忘れてたとかでは決して、ない

浜面「あっちに一人、こっちに一人・・・・どうする?」

フレ「私はこっちに行く訳よ!!そっち任したよ?」

絹旗「とーぜんです!!早く終わらしてパフェなんですよ!!!」

絹旗とフレンダは二手に分かれた。浜面は現場待機、俺って頼りになんねえな・・・とか思

いながら待っている。

フレンダは少し歩いた所で敵を見つける。

フレ「いた!」

敵はこちらをちらりと見て、にやり、といやな笑いを浮かべた。
694 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/07/04(日) 01:13:11.05 ID:9P.w3920
敵1「よお?どこかで会ったことあったけか?」

フレ「さあ?気のせいじゃないっ・・・・のお?」

言うと同時にフレンダは愛らしいクマさん人形を投げ飛ばす。

敵1「ああ?人形さん遊びはうけつけてねえz」

ドガン、という音で敵の言葉はさえぎられた。

フレ「お人形さん遊びもなかなか楽しいよ?」

フレンダは満足そうにそういうと、そのままそこを後にした。







敵1「ああ、予想外にエキサイティングしたぜ・・・」
695 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/07/04(日) 01:21:13.72 ID:9P.w3920
ばっ!とフレンダは焦ったように振り向く。

フレ「なっ・・・?」

敵1「なかなかビビれるな・・これ」

にやあっと敵は笑う。

フレ「何したの!?」

敵1「爆発を4倍減にしたんだが?」

フレ「・・・・!!」

この時ほど、能力を良く聞いとけばよかったと思った時はない。

フレ「かくなるうえは・・・・・!」

敵1「まだなんかあんのか?」

フレンダ「にっげろおおおおおおおおお!!!!!」

言うと同時に、バレエの選手もびっくりな回転で後ろに振り向き、ダッシュで駆け抜けていった。

敵1「・・・・・・・・・ま、まちやがれえええ!!!」
701 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/07/04(日) 10:01:29.05 ID:9P.w3920
フレンダには策があった。今のフレンダは何も持っていない、しかし絹旗に頼るのは状況を悪化させるだけだ。

浜面なんてもってのほかだ、あいつは事前に敵を知っとかないとだめなタイプだから。

携帯をいじりながら、ダッシュで爆走する中、フレンダが呟く。

フレ「もう少しで、外!」

ここで敵1が違和感に気づく、

敵1「・・・・テメエ・・!!」

そう、フレンダは路地裏の外、街に逃げているのだ。

フレンダの策、それは簡単に言うと時間稼ぎなのである。

まず街中に逃げ込めば、敵1も簡単には手出ししてこないので、そこで絹旗がもう一人の敵を倒すまで時間を稼ごう

というわけだ。もう連絡は取ってある。「もう少しです♪待っててください!!」という返信が返ってきた。
702 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/07/04(日) 10:12:13.74 ID:9P.w3920
フレ「ラスト20m!!!!!」

敵1は、ばつの悪そうなツラをした後に、諦めたように言った。

敵1「っち・・・これだけは・・・やりたくなかったんだが・・」

ドズン、言い終わるや否や、フレンダの目の前に大きな巨人が降ってきた。

フレ「きゃ・・・・!!??」

動揺するフレンダを見て、敵は大きく口をゆがめる。

敵1「よう、さっきぶりだな。」

巨人はフレンダの前に立ち、フレンダをこれ以上前に行けなくしている。

ここで、フレンダの思考は答えを出す。

詰んだ。
703 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/07/04(日) 10:25:25.96 ID:9P.w3920
敵1「じゃあなぁ、あっちも気になるからさあ。」

冷淡な口調ではっきりそう言うと、敵1は右手を、ギリギリ、と音が出るほど握り

そのまま、フレンダへ振りおろした。

フレ「・・・・・次、生まれてくる時は、動物園のうさぎさんがいいな・・・」

フレンダは、辞世の願いを込めて死を覚悟した。

これはきっと、神様が施した”運命”というやつなのであろう。

”運命”には基本的には逆らえない、フレンダもその一人にすぎない。

だが

”そうでない者”もいるのである。

今、街からここまで、20m弱の距離にある。

街からは薄暗くて”見える”か”見えないか”ぐらい、




そこに、”見える”少年がいた。







「おい!!!おまえ!!!なにしてやがる!!??」
704 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/07/04(日) 10:33:33.75 ID:9P.w3920
「そいつから離れろ!!」

フレ「へ?」

あまりの事に、喉から変な声が出る。

敵1「あぁ?」

敵1も振りおろすのをやめ、そちらを見る。


そこには、”ツンツン頭のなんの変哲のないただの高校生”が立っていた。

ここにいる二人はこの者が、さっきの”運命”の話の後者の方だとは、誰も思わないだろう。

上条「そいつから離れろって言ってんだ!!デカブツ!!!」
707 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/07/04(日) 11:14:54.32 ID:9P.w3920
少年は踏み出す。

敵1も踏み出す。

一歩、一歩と両者は踏み出す。

両者は1m感覚で止まる。

敵1「はあ?何だテメエ?」

敵1はニヤニヤしながら言う。

少年は鋭い眼光で言った。

上条「とおりすがりの無能力者だ!!」

敵1は盛大に吹きだした。

敵1「げえっはっはっはっは!!!む、無能力ゥ!?こりゃあ大爆笑とおりこしてんぜ!!」

フレンダもたまらず言う。

フレ「きみ!!逃げなよ!!無能力じゃ勝てっこないって!!!!!」

少年は言う。

上条「じゃあ・・・俺が逃げたらオマエはどうなるんだよ?」

フレ「人の事なんて気にしないで逃げなって!!!」

フレンダは久しぶりに人間に気を使った。

「アイテム」以外と喋るのだって久しぶりだった。
708 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/07/04(日) 11:25:42.53 ID:9P.w3920
少年は叫ぶように言った。

上条「目の前で女の子が傷つけられるのに、黙ってられっか!!!!!!!!!!!!」



フレ「!?」

これも久しぶりの「女の子扱い」だった。

少年は敵1へ向かう。

「いいぜ・・・」

敵1「無能力者の分際でェ!!」

敵1は大きく体を反る。

敵1「生意気なんだよォ!!!!」

巨大な右手が上条を襲った。

が、

上条が右手で触ると敵1は元のサイズに戻る。

敵1「テメエ何し、」

上条「おまえがあの子を傷つけるって言うなら・・・・」

敵曰く、この時の上条は2倍大きく見えた、という。

上条「まずは・・・・・・その幻想をぶち殺ォす!!!!!!」
709 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/07/04(日) 11:35:19.50 ID:9P.w3920
ちょっと野暮用で、12時15分ごろやるからちょっとまってて下し。

ゴガン、快音をたて、敵1はコンクリートの地面と仲良しになった。

フレ「すご・・・・・・」

フレンダは目の前の出来事に、言葉を失くした。

そこへ少年が優しく語りかける。

上条「よお、大丈夫か?」

フレンダは色々クエスチョンマークがいくつか上がった。

あの能力は何なのか、なんで助けてくれたのか、

でも、フレンダに残されたわずかな人間性が次の言葉を促した。

フレ「あ、ありがとう・・・ご、ざいます。」
714 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/07/04(日) 12:33:20.23 ID:9P.w3920
フレ「えっと・・・?」

上条「よし、大丈夫そうだな」

少年はにっこり笑うと、くるりと反転し、何事もなかったかのように帰ろうとした。

フレ「ちょ、ちょっと待って!!」

少年は振り向く、

フレ「え・・・あの、お名前は?」

少年はふふっと笑ってこう答えた。

上条「いえいえ、名乗るほどの者じゃあございません。強いて言えば、通りすがりの無能力者ですよ」

そう言って少年は、なぜか小走りで路地裏から消えていった。

フレンダはそれをじいっと眺めていた。__________

フレ「・・・・結局、何な訳?」
715 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/07/04(日) 12:48:17.85 ID:9P.w3920
絹旗「フレンデャー!!!」

絹旗が奇声に近い声を上げながら飛んでくる。

絹旗「大丈夫ですか!?」

フレンダはにこやかに言う

フレ「うん、なんとか、ね」

フレ「ちょっとさ、今あった事を話したいからどこか・・・・・」

絹旗「ファミレスいきましょう!!」

絹旗が目を輝かせて言う。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

ファミレス

フレ「てな訳なんだけど・・・」

絹旗はパフェを口いっぱいに頬張りながら答えた。

絹旗「ひょえあふおいはいへんをひあひはへえ」

浜面「飲み込んでからにしろ」
717 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/07/04(日) 13:24:01.19 ID:9P.w3920
絹旗「それはすごい体験をしましたね☆」

フレ「いや、まあ・・」

浜面「・・・・」

浜面「なかなか、あり得ない話だけどな。」

フレ「・・・・・・・」

フレンダが不意に窓の外に目をやる。

フレ「!!!!!!!!」

ガタン、と音をたてフレンダは立ち上がった。

絹旗「?・・どうしました?」

フレ「いた・・・」

絹浜「へ?」

フレ「あの人!!!!!!」

718 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/07/04(日) 13:37:41.76 ID:9P.w3920
だっ、とフレンダは高速でファミレスを出る。

その際に物騒なものがいくつか落っこちたが、浜面のファインプレーにより難を逃れた。

バン!

フレ「・・・・あのっ!!」

上条「ん?」

青ピ「なんやかみやーん?また女の子連れてきてェ?」

土御「いつもいつもうらやまし・・・・・」

土御門は知っている。その女がどんな女かを、そして

かみやん病はこんなところにまで・・・っ、学園都市がヤバイ!!とも思った。
721 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/07/04(日) 15:08:07.15 ID:9P.w3920
フレ「その・・・さっきはありがとうってのを伝えに来た訳なんだけど」

上条「おお!さっきの子か!!いやいや、いいですよ。上条さんにとっては日常茶飯事ですから。

それより、あの状況はなんだったんだ?」

フレ「えと・・・その・・」

ヤバイ、考えてなかった。フレンダは混乱した。

ここでまさかの助け船がでかかった。

浜面「絡まれてたんで・・・・・」

上条「」

浜上「「お、おまえェ!?」」

フレ「知り・・・合い?」
730 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/07/05(月) 04:57:45.64 ID:w/jD21U0
ちょっと書いてく、もうね、軽いストレス発散だからねコレ。

二人「「・・・・・・・・・・・・・・」」

浜面「・・・・・まあ、あの時はお世話になりました」

上条「いえいえ、こちらこそ」

二人がへコヘコしてるのを見ながら、

フレ「(後で何があったか、浜面に教えてもーらおっと)」

などと思った。

因みに、絹旗はパフェを一気に三つも頼んだので、まだ店の中にいるのがわかる。

浜面「まあ・・立ち話もなんだし、店入んねえ?」

フレ「え?」

予想斜め上、そして、その手があったか!などの単語がフレンダの頭に浮かんできた。
746 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/07/06(火) 14:23:59.36 ID:MkezuTU0
へい!!おやびん!!

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

上条  「そうかー!絡まれてただけだったのかー!」

浜面の情報操作能力も侮れないな、とフレンダは心の中で呟いた。

青髪  「なぁなぁ!?そこにおる、これまたプリティな女の子もかみやんの知り合いなぁん?」

上条  「いや・・・・・その子は知らないな。」

絹旗  「ええ、超知りませんよ。」

言い終わると同時に、またパフェをほおばる。

青髪  「なぁ?お名前はなんて言うん?」

絹旗  「ひぬはらはいあいれふ。」

青髪  「全然言えて変とこもかわええなあ♪」

上条  「浜面・・・・気をつけろ。」

浜面  「大丈夫だ・・・自分の身くらいちゃんと守れるやつだ・・・・・・たぶん・・・」

ひぬはら「?」

不穏な空気が漂ったが、ここでフレンダが切りこんだ。

フレンダ「改めて、さっきはありがとうな訳よ。」
748 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/07/06(火) 14:40:27.05 ID:MkezuTU0
上条「いやいや、お礼を言われるほどの事はしてませんって」

フレ「ううん、してる」

上条「いやいや、俺は当然の事をしたまでで・・・」

フレ「私にとっては「当然の事」じゃなかった訳!」

上条「もっと言っちゃうと、内から出る感情の処理をしたかったからしただけで・・・」

フレ「私も内から出てくる感情の処理をしてるだけな訳よ。」

上条「・・・・・・・・」

青髪が歓声を上げた。

青髪「おお!かみやんを論争で打ち負かした子が出よったでー!!」

土御「その子には、お得意の説教も利かないかもにゃー♪」

上条「説教ってなんだよ、説教って」

土御「あれ?違うか?、「お前らだって待ってたんだろ!!誰もが(ry」

上条「?それのどこが説教なんだ?」

絹旗「・・・・ちょっと引きますね」

上条「冷静に批判された!?」
751 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/07/06(火) 14:57:57.20 ID:MkezuTU0
上条「説教・・・・かな?」

青髪「最近、学校内でも噂になっとるで?あいつに喧嘩売ると説教されるって、」

土御「ついたあだ名が「歩く松岡修造」だぜい?」

上条「松岡修造歩くだろうが!!」

フレ「ぷふ・・・」

この人たち愉快だな、私たちとは縁のない世界に住んでんだろうな、と思った。

上条「えっと・・・フレンダさん?だっけ?、見たところ高校生ぐらいだけど、どこ通ってんの?」

フレ「え゛?」

やばし!!行ってないって言ったらなんかイメージ悪いし、だからといって、暗部だからいいんだよ?☆

ともいえないし!!
752 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/07/06(火) 15:49:49.67 ID:MkezuTU0
mr,助け舟がまたしてもファインセーブを見せる。

浜面「今ね、廃校になっちゃって困ってるんだよ。」

上条「へー・・大変だなあ」

絹旗「?・・・フレンダ学校なんt」フレ「そーな訳よ。大変な訳よ~」

あっぶね、と心の中で思ったが、絹旗は眉毛は八の字、口はへの字という奇妙な顔をしてい

る。

ほんとにもう、あぶなかった訳よ。

と思った。が

ここで違和感に気づく、



・・・・・・あれ?なんでイメージなんて、気にしてんの?私?


753 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/07/06(火) 16:16:58.64 ID:MkezuTU0
Why?What?何故?

てかなんでさっき声かけたんだっけ?

お礼?・・・・・・ほんとに?

お礼いうくらいでファミレスから飛び出したの?私?

物騒なモン落としながら?

え?

じゃあ私ただのバカじゃん?

いや・・その前に理由・・・・

・・・え?

理由もないのにファミレス飛び出して

挙句の果てにはイメージまで気にしてる?

それじゃあまるで・・・・・・・・・・・・

フレ「恋してるみたいじゃん・・・・」
756 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/07/06(火) 17:57:13.20 ID:MkezuTU0
浜面「なんか言ったか?」

絹旗「そんなの関係ないですよ。」

フレ「別に・・・・」

絹旗「沢尻エ○カは古いですよ!」

あんたのもね・・・・

上条「お!もうちょいでタイムセールの時間だ、そろそろ暇させてもらおうかな」

土御「俺もご一緒させてもらうぜい。」

上条「珍しいな、お前もか」

土御「俺だってレベル0なんだぜい?かみやん」

青ピ「じゃあボクはもうちょっと最愛ちゃんと・・・」

土上「「いいからいこうな?」」

青ピ「ええ?、僕そんな困ってないのに―!!」

あ、いっちゃうんだ。

上条「じゃあな浜面。」

浜面「おお。」

上条「フレンダさんも」

フレ「うん。」

ふつう私からじゃない?

上条「じゃあn青ピ「じゃあなー!さいあいちゃーん!!」

絹旗「・・・・はようなら」ふりふり
(ひぬはらモード)
759 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/07/06(火) 21:54:02.32 ID:MkezuTU0
カキタメコワイ(((>_<)))ガクブルガクブル

ソノウチヤルケド、キタイスンナヨ!!

絹旗(本編) 「期待はしないで超待っててください!!」

チビ旗    「きたいはしないでちょーまっててください!!」

絹旗(フレ編)「・・超期待はしないでまっててくださーい。」

ひぬはらモード「・・ひょうひはいはひないれまっへへふらはーい。」

フレ(本編) 「期待はしないで待っててほしいわけよー★」

フレ(フレ編)「期待?・・・しない方がいいよ?」

一方     「期待すンな」

垣根     「期待しない?・・・いいぜオマエがどうしても(ry」

上条     「俺の台詞をとんなぁ!!!」

麦野     「期待はしないで待っててねぇ?・・・フレ編にもでっかもよ?・・・・も

        ちろん・・・・て・き・や・く・で(泣)」

神裂     「・・・・期待は・・・・しない方が・・・いいんじゃないですか?」

イン     「おなかすいたんだよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
770 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/07/07(水) 19:27:17.81 ID:pNtCkTk0
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
超アジトですよ!

麦野「ふ~ん、そんなことがあったのねぇ」

絹旗「ええ、超うるさかったですよ、あの青いヤツ。」

滝壺「二人でパフェ食べたの?」

フレ「そっち!?」

浜面「はは・・・・・」

PIPIPI

浜面「ん?・・・電話か・・」

浜面「ふんふん、ええ!?・・・はい・・・はい。」

絹旗「何ですかねぇ?」

フレ「さあ?」

浜面「はい、はあ、ええ?大丈夫ですかね?」

浜面「はーい・・・」ピッ

浜面「フレンダ、仕事だ。」

フレ「へ?・・・私だけ?」

絹旗「おお!ご指名ですね。」

フレ「めんどくさ・・・・」

浜面「いや・・今回は、[ピーーー]関係じゃないってさ。」

フレ「なに?」

浜面「○○高校に潜入捜査して来い、だとさ。」

フレ「(めんどくさー・・・・)」
771 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/07/07(水) 19:32:54.83 ID:pNtCkTk0
フレ「なんでな訳?」

浜面「なんでも、土御門?ってヤツがスパイの疑いで、怪しいんだとよ」

フレ「ふーん・・・」

絹旗「でもフレンダ社交性ゼロですよ?」

フレ「そんなことはないっての!!」

絹旗「ほんとですかあ?」

フレ「ほんとよ!!」

絹旗「じゃあ、潜入捜査してる間、友達関係を5人は作ってくださいよ?」

フレ「・・よ、よゆーなわけよ!」フン
775 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/07/07(水) 21:26:48.66 ID:pNtCkTk0
~~~~~~~~~~~~~~

小萌「じゃあ、言ったら入ってきてくださいね。」

フレ「は、はい」

がら

フレ「け、結構緊張する訳よ」

ハイッテキテクダサーイ♪

フレ「は、はい」

がら

「おお?・・・・フレンダさん!?」

フレ「え?」

青ピ「おおー!この前の娘かー!!」

土御「・・・・・」

上条「よお!フレンダさん」

フレ「こん・・・ちわ」
777 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/07/07(水) 22:43:09.42 ID:pNtCkTk0
めんご、ブラックロッ○シューター聞いてた。因みに解説の文字がないのは、仕様です。

小萌「は~い静かにしてくださ~い」

小萌「はい!じゃあ気を取り直して自己紹介お願いしま~す。」

フレ「ふ、フレンダです、よろしく・・」

キンパダゼー、アシキレーイガヤガヤ

青ピ「やっぱあの子もかわええな~」

小萌「は~いしずかに~」

小萌「じゃあ、上条ちゃんと面識があるようなので、上条ちゃんの隣の席でどうぞ♪」

フレ「・・・・はい」

上条「よお」

フレ「うん」

上条「ここにしたのか?」

フレ「一応、ね」

上条「そうか、よろしくな」

フレ「うん////」
778 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/07/07(水) 22:53:29.77 ID:pNtCkTk0
ていうか眠い。これ書いたらねるぜ

キーンコーンカーンコーン

フレ「ふう、勉強なんて久しぶりな訳よ。」

男1「ねえ、俺らと帰らねえ?」

男2「楽しい事しようぜwwwwwwww」

男3「やめとけって・・・」

フレ「・・・・・・」

上条「フレンダさーん帰ろうぜ~」

青ピ「かえろーでー」

土御「そうだな・・・」

フレ「うん、いいよ」たたた

男1「げ、青ピに土御門に、歩く松岡じゃん」

男2「歩く松岡もやべえけどあの2人もやべえよ?」

男3「おまえら松岡修造何だと思ってんの?」

「「「あきらめっか」」」
781 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/07/08(木) 07:21:32.22 ID:vb9DhVo0
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
帰り道

青ピ「帰りゲーセン寄っていかへん?」

上条「久しぶりにいいな、なあ土御門?」

土御「ああ、いいんじゃないかにゃ・・・」

上条「?・・・・どうした?さっきから元気ねえな?」

土御「なんでもないぜよ」

フレ「げーせん・・・いい、よ」

(聞いたことあるけど言ったことないんだよねえ♪)
 
783 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/07/08(木) 14:25:57.30 ID:vb9DhVo0
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
げーせん、

青ピ「へっへーん♪、景品5つめや♪」

上条「すげえな、500円で5つか・・・」

土御「いつも通りだにゃ、青髪ピアス」

上条「あれ?フレンダさんは?」

フレ「・・・・・・」

フレンダが興味深そうに、格ゲ―を眺めている。

上条「フレンダさん?」

フレ「にょっ!?」

上条「にょっ!?って・・・じゃなくて、やりたいのか?」

フレンダは恥ずかしそうに何か言いかけ、そのあとぼそりと言った。

フレ「・・・・・・うん。」

上条「よし!じゃあ対戦すっか!」

フレ「タイ戦?」

上条「サッカーかよ!・・・じゃなくて対戦だって対戦!」

フレ「ああ、対戦ね!」
 
785 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/07/08(木) 14:38:45.26 ID:vb9DhVo0
レディ・・・・・

ファイ!!

スピニングバードキーック×8

k,o

上条「ああっ、上条さんのサガットが・・・」

フレ「勝ったの?気付かなかったよ」

上条「うわっ、言われて一番傷つく言葉をこんなにさらりと!」

青ピ「よーしフレンダちゃん!次はワイや!!」

ズドドドド

k,o

フレ「思ったほどじゃないね!」

青ピ「むはああああ!!快感やあァ」

上条「オマエわざと負けただろう?
 
787 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/07/08(木) 14:49:28.47 ID:vb9DhVo0
上条「くっそ~、つええな~ほんとに初めて?」

フレ「うん!初めてだよ!!」

青ピ「なあなあ!わいどうやった?」

フレ「一番弱かった訳よ!!」

青ピ「むっはあああああ!!!!」

上条「やめとけっての」

「おい、終わったンならどいてくンねェか?」

上条「ああ、すんませ・・・・」

一方・上条「あ?」
788 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/07/08(木) 15:12:17.25 ID:vb9DhVo0
一方「・・・・・・・・」

上条「あ、あの・・・・・」

一方「・・・・」

一方「くかき・・・・」カチ

一方「くかきけこかきくけかきくけ・・・くかかかかかーーーー!!!!!!」

上条「スト――――――――ーップ!!!!!!!!」

上条「今日はゲームしに来ただけだって!!戦う気皆無ですって!!!」

一方「あァ?関係ないねェ!?俺はテメエと戦う気満々だぜェ?」

上条「ふ、不幸だ―――――ーーーー!!!!!」

打ち「すとっぷーーー!!!ってミサカはミサカは全力で制止してみるーー!!」

一方「あァ?」
789 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/07/08(木) 16:05:09.26 ID:vb9DhVo0
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
打ち「そこになおりなさい!!ってミサカはミサカはテレビのまねgおっと口が滑りそうになっちゃったってミサカはミサ(ry」

一方「チッ」

上条「はは・・・・」

打ち「もう!!駄目だよ!!他人に迷惑かけちゃあ!!ってミサカはミサ(ry」

フレ「(幼女に怒られる第一位・・・・・)」

青ピ「ええなあ・・・・変わってほしいでェ・・・」

フレ「!?」ビクッ

土御「・・・・・・・」

土御「・・・・・」ちょいちょい

一方「ン?」

土御「わるいにゃあ、かみやん。ちょっとトイレいってくるぜい」

上条「おお・・・」

一方「チッ・・俺もだ・・」

上条「おお?・・」

フレ「・・・」じい

土御「・・・・」

打ち「ねえねえおねえちゃん!私と対戦しようってミサカはミサカは及ばずながらも挑戦してみる。」

フレ「へ!?・・・ああ、いいよ」

~~~~~~~~~~~~~~

打ち止め「お姉ちゃん強いーってミサ」

土御「ただいまだぜい」

一方「・・・・・」

フレ「・・・・・・」

上条「おお!っこんな時間か?・・・」

青ピ「そろそろお開きにしよか」
790 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/07/08(木) 16:22:39.86 ID:vb9DhVo0
~~~~~~~~~~~~~~~

土・青「「じゃあなーフレンダちゃんとかみやーん」」

上条「おおーー!また明日なぁ!!!」

フレ「じゃあね・・」

上条「じゃあ送ってくよ。」

フレ「ううん、もうそこだから」

上条「そうか・・・・・・フレンダさん。」

フレ「うん?」

上条「今日は楽しかった?」

フレ「え?」

上条「いや、あんまし楽しそうな顔してなかったから・・・」

フレ「・・・ううん、楽しかった訳よ?」

上条「・・・・・・そうか、じゃあよかった!!」ニコ

フレ「・・・」

上条「じゃあ次行く時は楽しそうな顔、見せてくれよ?」

フレ「・・・・・!!・・・うん」

上条「じゃあな!!また明日!!!」

フレ「また・・・あした」

フレ(また明日・・・・か・・・・・)

~~~~~~~~~~~~~~~~~

絹旗「どーでした?学校は」

フレ「全然余裕だった訳よ!もう友達5人なんて余裕中の余裕な訳よ」

絹旗「なん・・・ですって!?」

~~~~~~~~~~~~~

一方「転校してきた鈴科でェす・・よろしくお願いしますゥ・・・」

上条「どうしてこうなった?」
791 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/07/08(木) 16:28:51.37 ID:vb9DhVo0
小萌「じゃあまた上条ちゃんと面識があるみたいなので隣で・・」

がたっ 

上条「先生。」

小萌「はい?」

上条「両親への電話、そして遺書、並びに決別の時間をください」

一方「落ちつけェ糞野郎、別に殺しに来たわけじゃねェっつの。」

上条「ほんとか?」

一方「半分嘘」

上条「先生、両親への・・・」

一方「冗談だっつの」
792 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/07/08(木) 16:57:14.71 ID:vb9DhVo0
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

きんこんかんこん!!!!

青ピ「おお、一か月に一度の高速チャイムや」

土御「ラッキーだにゃー」

一方「めンどくせェな学校っつゥのは」

フレ「・・・・・・・・」

上条「で、今日もどっか行くか?」

土御「わるいにゃー俺は今日無理なんだ。」

上条「ほお、珍しいな。」

土御「代わりに一方通行が行くから。」

一方「あァ!?」

土御「・・・」ボソボソ

一方「・・・チッ、わァったよ」

土御「じゃあなー!!」
793 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/07/08(木) 17:06:43.70 ID:vb9DhVo0
~~~~~~~~~~~~~~~~~
上条「で?希望はあるか?」

青ピ「ポルノショップ?」

上条「あほか!!次!」

一方「コーヒー?」

上条「第一候補でました!!次!」

フレ「ゲーセン?」

上条「懐が・・・・次!」

絹旗「えいがかんでどうです?」

上条「映画館か・・・・・」







「「「「「!!!!!!!!!!!!!??????????????????」」」」
794 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/07/08(木) 17:21:00.06 ID:vb9DhVo0
フレ「絹旗ぁ!?」

絹旗「ご無沙汰です」

一方「すいィませェーン!・・・迷子がいるンですけど心あたる方は・・・」

絹旗「超迷子じゃないです!!」

上条「浜面ァーー?」

絹旗「ほんとに来るからやめてください!!」

青ピ「また会えたなぁ・・・・・最愛ちゃ―――ん!!!!!!!!!♪」がば

絹旗「や、やめてください」

フレ「で、どうしてここにいる訳?」

絹旗「いえ?別に深い意味はありませんけど?」

フレ「はあ?」

絹旗「フレンダがちゃんと学校生活できてるかなあって思って見に来たんです。」

上条「先輩思いのいい子じゃないか・・・」じーん

フレ「どーだか・・・どーせ「暇ですーぷらぷらしましょー」から始まって・・・」

絹旗「!!」ビクッ

フレ「「映画いいの無いですね―・・・あ、フレンダだー」みたいな感じでしょ?」

絹旗「なななな、何を言ってるんですかー?も、もう、そんなこと、ああああある訳ないじゃないですかあ。」

フレ「ほーらね、」
795 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/07/08(木) 17:34:32.32 ID:vb9DhVo0
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
コーヒー屋

一方「やっぱ、ここのが一番だな」

上条「(中2病・・・・)」

フレ「(大人ぶってる・・・)」

青ピ「(患者「先生!!僕の病気は・・・」医者「いいですか?落ちついて聞いてください

   ・・・・・これは、末期の中2病ですね」患者「!!!!!・・・・そ、そん      
   な・・・な、治す方法は・・・?」医者「・・・・・」首を横に振る 患者「・・・   
   く・・くそおおおおおおおおお!!!!!!」)」

絹旗「(アイスカフェラテと、コールドカフェラテ?・・・・・・何が違うんでしょ

   う・・・・これは冒険が必要ですね!)」
796 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/07/08(木) 17:46:45.56 ID:vb9DhVo0
上条「てかさ、前から聞きたかったんだけど、オマエと土御門って知り合いなのか?」

一方「聞ィてねェの?」

上条「ああ。」

一方「・・・・・・そうだなァ・・・・


  まァ知り合いっちゃ知り合いだ」

上条「へー、土御門の意外な人脈発見。」

一方「まァ、深く考えンな」

上条「ああ、」

フレ「ちょっと頼んでくるね!」

上条「ああ。」

一方「・・・」ゴクゴクゴクゴkゲッホゲッホ

一方「お゛れ゛も゛だ の゛ん゛で ぐ る゛」

上条「!?」

~~~~~~~~~~~~~~~~

一方「おいちっと来い」

フレ「・・・・・・・」

~~~~~~~~~~
おなじみだね!路地裏

一方「テメエ・・・・何が目的でここにいンだ?」

フレンダは諦めるように呟いた

フレ「やっぱそれ聞く?・・・・」

一方「
797 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/07/08(木) 17:57:00.85 ID:vb9DhVo0
一方「決まってンだろォ?」

フレ「だよね、あなたが来たのもそのためだもんね。」

一方通行は眉をひそめる

一方「まァ・・・気づくよなァ」

フレ「うん。」

一方「で?・・・・・なンなンだ?」

フレ「・・・・言えない。」

一方「ほォ・・・いい度胸だなァ?」

にやり、と見るからにつくり笑いの恐ろしい笑顔を広げる。

フレンダ「だって、どっちにしろ、殺される気がするもん」

一方通行は大体理解した。

一方「チッ」

一方通行は舌打ちすると言い放った。

一方「早くいかねェと探しにくンぞ?」

フレ「見逃して・・・くれるの?」

一方通行はにやりと笑った。

一方「何の、話だァ?」
798 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/07/08(木) 18:32:04.59 ID:vb9DhVo0
一方「何だァ?俺に気づかれてないとでも思ってたのかァ?、自意識過剰にもほどがあンだろォ。」

フレ「っ・・・・・」

一方「大体わかってンだよ、テメエのいつもの目線の向きから言うと土御門の奴か、三下だァ・・」

フレ「へ?」

一方「三下は裏じゃねェ・・・・てことはァ・・あの猫男の事を疑ってンだろ?」

フレ「・・・・・・・・・ちょっと待って?猫男と?」

一方「あァ?三下の事いっつも見てンだろォ?気づいてねェとでも思ってたのかァ?」

フレ「え・・・・・・・?」

フレ「見てる?・・・私が?」

一方「ほとンど、ガン見だろォが!!!!」

フレ「え?」




フレ「えぇ~~!!??」
799 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/07/08(木) 19:01:12.10 ID:vb9DhVo0
フレ「し、知らんかった////」

一方「はァ?オマエの事だろォ?」

フレ「だ、誰にも言わないでね?」

一方「あァ?」

_______________________________

一方「ふゥン、で、恋をしてるみてェって思った訳か」

フレ「うん・・・・」

一方「で、潜入したはいいが、そっちが気になって無理だっつンだな?」

フレ「・・・でも・・・この気持ちが恋なのかどうかわかんない訳・・・・」

一方「たぶン恋ってヤツじゃねェか?」

フレ「そう・・・・・かな?」

一方「そンぐらいしかうかンでこねェしな」

フレ「・・・・・・・」

一方「ま、応援はしてやれねェ」

フレ「なんで?」

一方「あァ・・・恋がしたかったら、2次元に逃げるか、

   裏を抜けるかだな」

フレンダは、はあ、とため息をつく。

フレ「・・・・だよね」
800 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/07/08(木) 19:13:54.19 ID:vb9DhVo0
~~~~~~~~~~~~~~~~^

上条「おお、おそかったな」

一方「マアな」

上条「?・・・・帰るのか?」

一方「あァ、野暮用思い出してなァ」

上条「じゃあ俺たちも・・・あれ?フレンダさんは?」

一方「あァ、そういやオマエあっちで卵の半額セールやってたぞォ」

上条「マジかァ!!??」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~
あっち

上条「卵ォ~~」

上条はダッシュで一方通行が指さした方へ向かった。

上条「・・・・・・売り・・・切れ」

無念、この一言だった。

上条「はあ、・・・・・」

不幸だ、と喉の手前までとびだしかけたが、違う声に阻まれた。

フレ「上条君♪」

上条は、はっとしてフレンダを見る。右手には袋がかかっている。

上条「おお、ふれn」

言いかけるや否や、がさっとフレンダは手に掛けてある袋から卵を取り出す

フレ「はい!買っといたよ♪」

上条は歓喜の声を喉からひり出した。

上条「おお~・・・ありがとう!!いくらだった?」

フレ「いいよ、それおごりっ♪」

上条「いやそういうわけには・・・・」

フレ「助けてくれたお礼、それで許して?」
801 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/07/08(木) 19:27:07.90 ID:vb9DhVo0
上条「・・・・ありがとう!!」

フレ「ううん、いいよ、あと、今日も送ってくれる?」

上条「・・おう!!喜んで!!」

二人は歩きながら色々喋っていた。

すると、

冒頭で助けてもらった路地裏に通りかかる。

フレ「ここ・・・・」

上条「おお、ここか」

二人は立ち止まって見た。

上条「あいつ何だったんだろうな?でっかくなってたみたいだけど・・」

上条の笑い話を、真剣な声でさえぎる。

フレ「ねえ・・・・あの時は、さ・・・どうして追われてるってわかったの?」

上条「ん・・・・?」

上条は何か考える仕草をし、答えた。

上条「なんでだろうな・・・でも、呼ばれてる?っていうか・・・そんな気がしたんだ。」

フレ「呼ばれてる・・・・・か」

上条「まあそんな感じだ。」

フレ「・・・・じゃあさ、なんで助けてくれたの?」
802 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/07/08(木) 19:35:34.94 ID:vb9DhVo0
上条は眼を丸くした

フレ「だって、殺されてもおかしくないんだよ?・・・・・・なのに」

上条は、はァ?といった表情でこう言う、それは彼だから出せる答えだ。


上条「なんでって・・・・・殺されてもその子守れればよくないか?」

フレンダは心からこう思った。

ああ、わかった。

わかったよ、なんでこんなに心惹かれるか

こんなに、   まっすぐだからだ。




ありがとう、気付かせてくれて________________


ああ




だめだ。




抑えられない



伝えたい、伝えたいよ


この思いを_______________
803 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/07/08(木) 19:43:21.37 ID:vb9DhVo0
「あの、上条君」


だめ



言ったら戻れなくなる。


上条「ん?」


「私・・・・」


おさえて・・・・・お願い


だめ、だめなの


「あなたの事が・・・・・・」


もう、戻れなくなる。

私の「場所」が・・・・

振られたとしても・・・・聞かれたら終わる。

いい事一つもないのに・・・・・

「す」

だめだ



抑えられないや。

フレ「好きです」

フレンダの一生すべてをはせた願いが学園都市の夕闇に響いた。
804 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/07/08(木) 19:48:37.40 ID:vb9DhVo0
上条「・・・・・・・・・・・・・」

上条はあっけにとられた、そんな顔をした。

上条「あ、」

上条に口が開く。

フレンダの体がビクッっと震える。

上条「おれ・・・・・うそついてたわ」

フレ「へ?」

上条「さっき、殺されてもその子守れればよくないか?っていったよな?」

フレ「うん・・・・」

上条「あれ・・・・」


上条「フレンダさんだから・・・なんだ。」

フレ「・・・・ふぇ?」
805 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/07/08(木) 19:53:44.60 ID:vb9DhVo0
上条「最初見た時思ったんだ、ああ、こいつのためだったら死んだっていいやって思えるなって。」

フレ「え? え?」

上条「おれも・・・好きでした・・・フレンダ・・・!!」

フレ「・・・・上条…君」

二人は抱き合った

人目?

気にしない、いや・・・できないよ

だってこんなに・・・・幸せで前が見えないんだもん

まだ・・・問題はたくさん残ってる・・・でも








乗り越えれるよ、当麻となら、二人でなら。




FIN
 
809 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/07/08(木) 20:19:46.12 ID:vb9DhVo0
予告

上条家で話し合われるこれからの事!!

追いつめられる垣根、はたして運命はいかに

次回,ぶち殺戦記muginonmuginon

「オマエ、もしかして・・・・」

この次も超サービスサービスゥ!!

ねる
814 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/07/09(金) 01:15:47.49 ID:ZXlV06w0
最後ちょっと無理槍っぽくて、すいません、

ついでに、次書くヤツなんすけど

1、本編

2、フレ

3、また別の何か(これだった場合、2スレ目が決まります。)


記号でお答えください。

多数決です。
818 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/07/09(金) 01:38:19.55 ID:ZXlV06w0
3三つ入りましたどうぞ!!

皆ありがとね・・・・・

1・・・0

2・・・0

3・・・3
819 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/07/09(金) 01:39:38.57 ID:ZXlV06w0
じゃあ、締め切りは1時45分までで、

3で決まったら

ネタ頂戴ください

831 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/07/09(金) 02:17:17.90 ID:ZXlV06w0
試作6連発~(ただし浜面てめえは駄目だ)

麦野「とうま?あしたさ~」

上条「あっ・・・わりい明日用事あるんだ・・・」

麦野「まあ・・・いいけど」

上条「悪い、この埋め合わせは・・・・」

麦野「いいわ・・・でも・・・・あんまりほったらかしたら、ブ・チ・コ・ロ・シ確定だからね?」ムスッ

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
一方さん

麦野「ねえ明日・・・・」

一方「あァ、無理だわ」

麦野「・・・・いついける?」

一方「さァな?」

麦野「連れてく気は?」

一方「さァな?」

麦野「ブ・チ・コ・ロ・シ確定ね」ムスッ
846 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/07/09(金) 03:34:21.57 ID:ZXlV06w0
じゃあ、まあむぎのんはつっちーと

フレンダ形式ね?
847 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/07/09(金) 04:29:25.87 ID:ZXlV06w0
出だし書いとくわ、リクエスト、要望何でも言ってね。

848 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/07/09(金) 04:34:37.76 ID:ZXlV06w0
              最初にあいつを見たのは、

           
              仕事の時だった。
              
              
              その時は別に気になんなかったし、逆にレベル0と聞いて少し距離を置いていた。

               
              次に見たのは街中だった。


              前となんら変わらない”彼”だったが、


              表の人間とつるんでいた。


              何故だかすごく輝いて見えた__________________







絹旗「麦野?」
850 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/07/09(金) 05:19:08.28 ID:ZXlV06w0
麦野「ん?」

絹旗「何ボーっとしてるんですか?、着きましたよ?」

麦野「あぁ・・・悪いわね」

今「アイテム」は能力者の脱走を食い止めるべく、南門に配置されている。

そして、南門の前につき、黒いワゴン車が、排気ガスを上げながら停車している。

駄目だ、離れない。

麦野は呟く。

いくら別の事を考えても、なぜか着いてくる。

今だって、少し前までは一一、一の事と、鮭弁の事を考えていたはずだったのだ。

それがなぜかもう、変わっている。

この気持ちは何なんだろう?

絹旗「麦野ー?敵さん来ちゃいますよー?」

麦野「あっ・・・ごめん」

麦野は静かに、車を降りた。
851 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/07/09(金) 05:46:07.56 ID:ZXlV06w0
フレンダ「来た来たっ♪」

人がちらほら飛んでくるのがわかる。

そもそもなぜこんなことになったかというと、アンチスキルの中に反逆者がでて、

牢屋の三割のカギを開けてしまったためなのだ。

それを公にしたくないため、暗部に任せた、という事だ。

麦野「ほんと・・・[ピーーー]な・・・とかね・・・・」

フレ「何人か殺してもばれないんじゃん?」

麦野「無理でしょ、また怒鳴られるわよ?」

フレ「あのおばさんなっがいからなー☆」

絹旗「来ましたよ!!」

854 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/07/09(金) 06:16:43.70 ID:ZXlV06w0
敵3女、栗色のポニーテール。

「操縦人形」(ボディ・フリッパー)

触れた相手を20m以内なら自在に操れる。30分が限度 レベル4

敵4男

「濃密圧縮」(コンプレッション)

手のひらから、自分を除く、1m50cm程度を円形に圧縮できる。

圧縮する物質を演算すれば、圧縮する物を選べる。

レベル3

物語中で説明めんどいから、ここでする。
855 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/07/09(金) 06:27:31.25 ID:ZXlV06w0
麦野「ふう、終わったわね。」

フレ「雑魚っぽかったね」

たわいもない話をしながら、

勝利の余韻に浸っていると、

ここで連絡が入る。

西門が突破されそう、という事だった。

フレンダは驚きの声を上げる。

フレ「ええ?確か西門には・・・・」

絹旗「第一位がいるって・・・・・」

そう「アイテム」と同じく、「グループ」も派遣されている。

それほどに、能力者が学園都市の外に出るという事は、重要な案件なのだ。

麦野「救援に・・・?」

女 「ええ、そうよ。」

絹旗「えー?ちょーめんどいです―。」

フレ「右に同じな訳―。」

二人はもう帰りたい、といった感じで答える。

暗部の女も、しょうがないか・・・と考えていた。

こいつのこの言葉を聞くまでは・・・・・

麦野「しょ、しょうがないわねー。」

フレ「」

絹旗「」

女 「」
858 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/07/09(金) 17:33:06.66 ID:ZXlV06w0
~~~~~~~~~~~~~~
フレ「なんで~♪」

絹旗「こうなるんですか~♪」

絹フ「ねえ、麦野~?♪」

麦野「う、うっさいわね!!」

オペラ歌手ごっこをしながら、しぶしぶ救援に向かう。

麦野「ホラ!着いたわよ!」

揺らめきながら踊る、黒煙をバックに、西門は炎に包まれている。


ガキン、キィン

フレ「多っ!!!」

絹旗「めっちゃいますよ!!」

麦野「私たちンとこの2倍ぐらい居るわね・・・」

ばたばた

フレ「いってみよーか?絹旗?」ニヤ

絹旗「はい!!」

だだだだだ

麦野「あっ・・・ちょ・・・」

麦野「もう・・・・・」




麦野「私はあっち行ってこようかしら・・・・」
859 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/07/09(金) 17:38:43.33 ID:ZXlV06w0
~~~~~~~~~~~~~~~

麦野「うわ・・・・死んでるじゃん・・・・命令ガン無視?」

麦野が周りを見ながら歩いている。

麦野「私も殺しときゃあ良かったかな・・・・」




「勘弁してやってくれ、あいつの能力は半殺し、なんて器用なまねはできないいんだ。」

麦野「・・・・・あ、あんた」

土御「よう、救援に来てくれたのか?」
865 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/07/10(土) 18:07:03.19 ID:khk7LQ.0
麦野「え?・・・・ええ、まあ。」

土御「生憎、もうそろそろ終わるんでな、帰っても構わないぞ?」

土御門は少し挙動不審な麦野を横目に、淡々とした口調で話す。

麦野「はあ?、あんなに居るじゃない?」

麦野はもっともな意見を言うが、土御門はにやり、としてこう言った。

土御「できるんだよ、頭、そして、地形を使えば、な」
870 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/07/10(土) 22:14:54.29 ID:khk7LQ.0
麦野「はあ?」

麦野は小首をかしげる。

土御「時間だな・・・・」

バガン、唐突に無人のビルが、空中にそのまま浮いた。

麦野「な・・・・?」

土御「ふふん」

土御門は得意げに笑う。

土御「業者に頼んどいたんだ・・・・、よく浮くなぁ」

麦野「よく浮くなぁって、ええ!?」

麦野は状況を飲み込めない。

土御門はそれを横目に語る。

土御「「一方通行」というのは、向き(ベクトル)があるものなら、なんでも操れる。なんでも、だ」

麦野「それがどうしたのよ!?」

土御「「ビル」には向き(ベクトル)はない・・・立っている、動かないからな・・・」

土御「じゃあ、「ビル」が浮いたら?・・・・それが落ちる際に、」

言うと同時にビルが落ちる。

麦野がポカンと口をあける。

土御「向き(ベクトル)ができる事にならないか?」
871 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/07/10(土) 22:35:43.08 ID:khk7LQ.0
バガン、バガン、・・・ビルが次々と持ち上がる、

そして持ち上がるごとに、飛んでいく、きっと敵に飛んでいるんだろう。

土御「作戦大成功、ってな?」

土御門は得意げに手をたたいた。

麦野「あ、あんた何もしてないじゃない!!」

土御「いーや?そんなこともないぜよ?」

土御門はいつものふざけ口調に戻っていた。

土御「作戦立案、業者への依頼、一方通行の説得、これらはぜーんぶ俺がやったんだぜ     
   い?」

麦野「・・・え?」

麦野の中に、色々な言葉が回った。

最初に出てきたのはこれだった。

麦野「へ、へえ?」

直後のこう思う、

会話切ったーーーーーー!!!!!

何やってんの?、ねえ何やってんの私?

そこはほめるなり、認めるなりすればいいじゃない?

なんで?調子おかしすぎでしょ私!!
872 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/07/10(土) 22:46:47.53 ID:khk7LQ.0
土御「ふ、手厳しいにゃー・・・」

土御門は苦笑しながら去ろうとする。

麦野「ま、待って!!!」

麦野が、大声で制止する。

麦野「な・・・・・・・・」

土御「な?」

麦野「なかなか・・・・やるじゃない・・・」

土御門は軽く含み笑いし、

土御「ふふ、そりゃどうも」

といって、路地裏に消えていった。
873 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/07/10(土) 22:59:52.88 ID:khk7LQ.0
>>869あいあいさ!
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
毎度あざっす、ファミレス

絹旗「もう超すごかったんですよ!!!ビルが超ブァ~~~~~~って!!!!」

滝壺「私も見たかったな」

浜面「そんなの見たら夢に出そうだな」

フレ「私なんて、乗ってたビルが浮いたから、死ぬかと思った訳よ・・・ちょっとトラウマな訳よ・・」フルフル

麦野「・・・・・・・・」

絹旗「麦野?」

麦野「ん?」

絹旗「どうしました?さっきからニヤニヤして?」

麦野「え?・・・ニヤニヤなんてしてないわよ?」

絹旗「してますよ・・・ほら」

絹旗が、ヘアメイク用の鏡を見せる。

そこには、口角がいつもより1cm上がった自分がいた。

麦野「ほんとだ・・・・」
874 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/07/10(土) 23:13:25.92 ID:khk7LQ.0
絹旗「窓見ながらニヤニヤするって、浜面並なキモさですよ?」

麦野「そうよねえ・・・」

浜面「比喩!比喩!」

麦野「どうでもいいじゃない・・・・あ、浜面、飲みもん取ってきて」

絹旗「あ、私のもお願いしまーす」

浜面「くそっ・・・・」

浜面はしぶしぶ、とりに行く

麦野「はあ・・」

麦野はため息をついた。

今、麦野の頭は一つにシーンで埋まっていた。

そのシーンとは・・・・・・

「ふふ、そりゃどうも、___も_______も____________も(エコー)」

これだけである。

若干、美化補正がかかっているが、ずっとこれだけ。

あと、さっきからこんな事を考えている。

はあ・・・あのとき違う事言えば、もっと言ってくれたかな?


875 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/07/10(土) 23:25:46.68 ID:khk7LQ.0
「そりゃどうも、ありがとな」



「そりゃどうも、お嬢さん」



「そりゃどうも、かわいいな」



「そりゃどうも、あいしてるZE☆」


麦野「んふふ・・・・んふふふ・・・」

絹旗「麦野から・・・・・超、駄目な香りがします」

フレ「いや、駄目ってか、やばいでしょ?」

浜面「のみもん取ってきたぞ~」

絹旗「よくやりました~」

麦野「サンキュ~」ゴクッゴクッ

ダン!!

麦野「もっかい行ってきて~」

浜面「・・・・・・理不尽だ・・・・」
882 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/07/11(日) 16:18:31.22 ID:zLkclNw0
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
3日後、朝

PIPIPI、PIPIPI

小気味のいい音が、麦野を起こす

麦野「ふぁい?」

フレ「しーご・と、だってさ。」

麦野「まだ7時よぉ?」

フレ「仕事は待ってくんないからね。」

麦野「そ~よね~・・・Zzz」

フレ「お~い!」

麦野「はっ!!駄目ね・・・起きなきゃ・・・」

フレ「迎えに行くから準備しといて。お願いね、じゃ。」ブツ

麦野「ふあ~あ・・・・」

麦野「なんか目ェ覚めることないかしら」

麦野が着替え終わった直後、外でエンジン音がした。

麦野「来たわね・・・・ふあ~あ」
883 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/07/11(日) 16:25:07.23 ID:zLkclNw0
麦野「はれ・・・・?」

麦野は目を丸くした。

なぜなら、迎えの車が、

麦野「バス・・・?」

だったからだ。

バスのドアが開く。

予想外の人物のお出迎えに、麦野の眼は完っ全に覚めた。

土御「よお、よく会うな。」

麦野「はあ!?なんで!?」

一方「っせェよババア、早く乗れェ!!」

奥から罵声が聞こえる。

どうやら、合同でのミッションのようだ。
884 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/07/11(日) 16:39:51.96 ID:zLkclNw0
~~~~~~~~~~~~~~~~
IN バス

土御「それじゃあ、今回のミッションを説明する。一回しか言わないからな?」

フレ「わかってる訳よ!」

絹旗「超バカにしないでください!」

土御「おおっと、風当たりが強いな」

土御「それでは、まず今回の敵だが、レベル4が3人、レベル3が一人」

一方「あァ?そんなクズ共を倒すためだけに、俺らは集められたってのかァ?」

土御「いや、このメンバーは一人ひとりの力はたいしたことはない、が、集まれば、レベル5にも敵う猛者たちだ、

  万全には万全に、ってことだろう。」

一方「チッ」

土御「まあ、あまり意味はないと思うが、作戦を説明しよう。」

土御「この敵の位置は、ビルを挟んで両側に別れさすように頼んである。」

土御「まず、「グループ」の俺を除く3人がビルから右への攻めをやってもらう。」

一方「あァ」

結標「わかったわ」

海原「ええ」
885 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/07/11(日) 16:49:10.70 ID:zLkclNw0
土御「それで、「アイテム」の絹旗、麦野は左への攻め、」

絹旗「任せてください。」

麦野「わ、わかった、わ」

若干キョドりながら麦野が答える。

フレ「わたしは?」

フレンダが疑問そうな顔で聞く。

土御門「俺と、滝壺の警護だ、任せたぞ?」

ニカッと笑いながら、フレンダに言う。

フレ「わかった訳よ。」

少し不満そうに言うフレンダの後ろで、麦野は

全力で羨ましがっていた。

麦野「(いいなぁ、いいなあ・・・)」

麦野「(だって何もしないで一緒にいられるんでしょ?・・・・いいなあフレンダ)」
887 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/07/11(日) 17:10:59.45 ID:zLkclNw0
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
到着

土御「じゃあ、各自、任した。」

この一言で皆、各々の持ち場に向かった。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


絹旗「麦野!!居ました!!」

麦野「ええ!、早く終わらせて帰るわよぉ!」

敵3「キタよ?敵4?」

敵4「うわあ?、敵?敵なんですか?」

絹旗「悪いですけど・・・死んでもらいますよぉ!!」

言うより早く、

絹旗がそばにあった、ドラム缶を投げる。

敵4「うわあ!?」

敵4が咄嗟に右手をかざすと、突如ドラム缶が歪み、ドラム缶は黒いスーパーボール状にまとまった。

敵4「うわあ・・危ない・・・」

絹旗「怯える割には超やりますね・・・・」

麦野「めんどくさ・・・・」

ギュウウウン、麦野の左手に光がたまっていく。

麦野「はいよ、お・わ・り」

ビュウウウウゥン、光の光線は大きい光線ではなく、しかし

何百、何千という量が敵に向かう。
888 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/07/11(日) 17:22:08.60 ID:zLkclNw0
敵への閃光は無数にコンクリートを貫き、白煙をあげた。

麦野「おわった~、かにゃ?」

麦野はおちゃらけながら言う。

絹旗「うっひゃー、超ひっでー」

しかし、煙の中で、もぞり、と動いた。

麦野「ほ~ん?生きてんだ?」

パラパラ、瓦礫とコンクリートの煙から4、5人の人影が出た

絹旗「・・・・っ!!!!!!!!」

それは、もはや人とは呼べない、穴だらけの男たちだった、

来ている服装から、アンチスキルだというのがわかる。

追っている時に、操られたのだろうか。

敵4「ごめんなさい、ごめんなさい!」

敵3「もう死んでるから無駄だってばさ。」

麦野「へえ?やるわねえ。」
889 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/07/11(日) 17:42:01.97 ID:zLkclNw0
敵3「ごにょごにょ・・・」

敵4「ほんとにやるんですか?」

敵3「とーぜん!」

敵4は突然、麦野に特攻した。

麦野「はあ?あんたもしかしてアホォ?」

麦野も今度は巨大な光線を放つ。

敵4「う、うああ!」

敵4が手をかざすと、光線が黒いスーパ-ボールに変わった。

麦野「!!・・・・私のもできんの?」

絹旗「麦野!!」

絹旗が麦野を気にした瞬間だった。

絹旗は悲鳴を上げる。

無理もない、

あの、人とは呼べない男たちが降ってきたのだから。

絹旗「うわあああああ!?」

その中に、敵3がいるのを、振ってきてから気づいた。

あまりのショックに演算が働かない。

トン、

絹旗に敵3の手が触れる。

敵3「とーった♪」
890 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/07/11(日) 17:53:35.11 ID:zLkclNw0
絹旗「ふう!?」

ドクン、絹旗にはわかった。

自分の体が、自分でないモノに犯されていく事が。

敵3「”突きつけろ”」

絹旗「うあ・・・あ?」

気づけば自分は敵3からナイフを受け取り、喉元に近づけている。

敵3「わたしさあ、人質とかやる人の神経がわかんないんだよねェ、だって一歩間違えたら

   さ、状況ひっくり返っちゃうかもしんないんだよ?・・・そうなるよりさあ・・・」

敵3がにやりと笑う。

絹旗「うわあ・・うあ・・た、助・・」

敵3「まず一人ってね・・・・・”刺せ”」

ドズッ、
891 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/07/11(日) 18:23:24.21 ID:zLkclNw0
麦野「絹旗ぁ!!!!」

鈍い音で刺さったのは、絹旗の首ではなかった。

フレ「痛っう・・・・・」

絹旗「フレ・・・ンダぁ?・・・なんで?」

見ると、フレンダの下腕部にナイフが刺さっている。

フレ「おっそいから、きてあげた訳よ」

フレ「でもよかった訳よ、絹旗が無事d」「”刺せ”」

ドス

フレンダの腹部に小さな穴が開く

そこから、じわっと血が染み出す。

敵3「ぷふっ、なぁ~に友情ごっこしてんのさぁ?、ここ戦場だよォ?」

フレ「くふっ・・・あ」

絹旗「フレンダぁああ!!!」

敵3「”刺せ”」

敵3の一言に、絹旗の手は指示通り動く。

ザシュ

フレ「あっふうう!!」

絹旗「いやあ!!フレンダぁ!!」

敵3「くっふふ、”刺せ”」

ゾブッ

フレ「うあっ・・・あ」

絹旗「やめてえ、やめてよお!!」

敵3「くふっふっふふふっ”刺せ””刺せ””刺せ””刺せ””刺せ””刺せ”ェ!!!!!」ゾクゾクゾク

ズン、ブズ、ブシュ、ズン、グシュ、ズバッ

絹旗「やだああああああああ!!!」

フレ「うああ!!・・ああ!!・・う・・く・・あ・・・・」
892 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/07/11(日) 18:34:58.24 ID:zLkclNw0
絹旗「・・・・ふれ・・んだ?」

絹旗「フレンダ?フレンダ?・・・フレンダぁ!?」

フレンダからの応答はない。

絹旗「フレ・・そんな・・嫌・・・・」

敵3の興奮は限界を超えたようだ。

敵3「ふ・・ふふふふ、も・う・い・っか・い」

絹旗「いや・・・・いやですぅ!!」

敵3「ああ、その顔、そそってくれるわあァ!!」

敵3「”刺せぇぇ”!!!」

絹旗「や、やだ!!!」

ピイン、

突然、絹旗のナイフが柄から上が飛んだ。

絹旗「へ?・・・・・」

敵3「はあ?」

敵3がそれが飛んできた方を見る

敵3「!!!!・・・」

かつての相棒は、下半身から上がない状態だった。

敵3「やられちゃた・・・ま、いっか」

麦野「・・・・・・ナヨ・・・・・・」

敵3「なによ!?聞こえないんだけどお?」

プツン、

小気味のいい音がした。

麦野「ふっっざけんなって聞いてんだよこのビチ糞下痢売女ああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
893 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/07/11(日) 18:46:14.46 ID:zLkclNw0
敵3「・・・・・・あ、あはは何言って・・・」

麦野「おおおおおおおおお、らあああああああああああ!!!!!!!!」

麦野は大型のビルほどの光線を放つ。

敵3「っふふっふふ・・・・・・あはははは!!」

敵3は突然笑い出す。

麦野「どうしたあ!?ビチ糞ォ!?死ぬとわかっておかしくなったかァ!?」

敵3「そうねェ・・・これはよけランないわねえ」

敵3「じゃあ・・その代わりに・・・・」

麦野「・・・・・・・・・・・?」

敵3「あんたの大切なものも持っていくからぁ!!!!!」

麦野「!!!!・・・おまえ!!!ふざけ・・・」

敵3「”担いでおいで”」

麦野「てめええええええ!!!!!」

絹旗「麦・・・・野」

麦野は必死に抵抗する

麦野「止まれえ!!とまれよおおおおおお!!!!!!」

敵3「あは、あはは」

ばぎゅうううううん!!!

原子崩しは、すべてを貫いた、”敵”も”場所”も____________________
899 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/07/11(日) 22:16:00.89 ID:zLkclNw0
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
事後処理

「ほれ、とっとと死体運べ!!」

「うっへえ骨まで溶けてら・・・・」

「うええ、いろんな肉が絡まりあって・・・おえェ」

麦野「・・・・・・」

係の人から声が上がるたびに、麦野は、小刻みに震えている。

ザッ

土御「・・・・・」

結標「その・・・お気の毒です」

一方「・・・・・・・」

滝壺「しずりの・・・・せいじゃないよ」

海原「・・・・・」

海原は皆の気をよそに、言い放った。

海原「バカじゃないんですか?あなた?」

麦野「・・・・・・・!」

海原「殺した、それだけじゃないですか」

麦野「・・・え・・・?」

海原「あなたが今まで殺してきた、何十人と同じ、殺した、それだけですよ。」

海原「それをそんなにセンチにとるなんて頭の検査いった方がいいんじゃないですか?」

結標「っ・・・そんな言い方・・」
900 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/07/11(日) 22:22:03.06 ID:zLkclNw0
ボグッ

海原の体が宙を舞った。

海原「な、なにを・・・」

そこには、激昂した白い悪魔がいた。

一方「テメエ・・・・そんな気持ちで人殺してやがったのかァ・・・?」

一方「いいかァ?[ピーーー]ってのはなァ、命を奪う事なンだぞォ!?」

一方「その命を奪った奴がのうのうと、へらへら生きてていい訳がねェだろうが!?」

一方「殺した奴ァ、それを背負いながら生きなくちゃなんねェんだ・・・一生なァ!!」

一方「それが、どンな理由でもだ・・・だれも殺されていい事にはならねェンだからなァ!!」

麦野「・・・・・・いち、い」

一方「チッ」

舌打ちだけすると、一方通行はどこかへ行ってしまった。

海原「いきなりなんですか・・・・」

土御門「多めに見てやってくれ・・・・あいつが一番、人を[ピーーー]辛さと悲しさを知っているんだろうから・・。」

麦野「・・・・・」
902 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/07/11(日) 22:33:12.89 ID:zLkclNw0
~~~~~~~~~~~~~~~~~
3日後、絹旗が生きてる事がわかった。

自動防御が働き、ギリギリ生命の危機を逃れた・・・らしい。

私は病院に急いだ。

麦野「き、絹旗は?」

医者「身体的には無事さ」

麦野「・・・・身体的には?」

医者「会ってみればわかるんだね」

ガラ

そこにはいつもとそう変わらない絹旗の姿があった。

麦野「き、きぬh」

絹旗「うhjlkppひぃghjぃkじょh;じょlk;lk?」

麦野「・・・・へ?」

医者「自動防御の過剰演算による言語機能の低下、ならびに、計算機能の低下、そして

   右目失明、そして、記憶喪失、そして極度のトラウマによる幼児退行、・・・・

   君の知っている絹旗君は外見だけ・・・といっても過言じゃあないね」

麦野「そん、な」
903 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/07/11(日) 22:39:28.54 ID:zLkclNw0
~~~~~~~~~~~~~~~~~
病院、外

麦野「・・・・」

土御「どうだった?」

麦野「・・・・・・」

麦野は無言で首を横に振る。

土御「そうか・・・・それは残念だったな・・・」

麦野「・・・・・・」

土御「送ろう、家h」

麦野「もう家なんてない・・・」

土御「・・・・そう、だったな」

そう、「アイテム」は解散してしまったのである。

土御「・・・・家を建てるまで、うちにこないか?」

麦野「ほっといて・・・」

土御「・・・・・・」

麦野はすたすたといってしまった。
904 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/07/11(日) 22:49:40.31 ID:zLkclNw0
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

4日後

私はレベル0になった

理由はわからない

突然演算できなくなった。

それだけ

___________________
私は今、公園で暮らしている、

でも思ったほど苦しくない、報いだと思えば・・・・


レベル0になってから、私の周りは消えていった。

皆、皆・・・・・・・・

ただ一人を除いては



土御「よう、メシ買ってきてやったぜい?」

麦野「・・・・・・・・・・」

土御「ふーん、つれないにゃー」

麦野「いらない、帰って」

今の麦野は前とは面影がなくなるほど、やつれている、

レベル0になり1カ月食べ物を口にしてないらしい。
905 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/07/11(日) 22:58:27.75 ID:zLkclNw0
土御「じゃあな、おいとくからくうんだぜい?」

そう言って行ってしまった。

いらないわよ。

_________________

AM12;30

麦野「・・・・・・・・」

がさがさ

麦野「だれ!?」

悪1「いるいる。」

悪2「べっぴんさんだな」

悪3「大人って感じだな、ホームレスだけどwwwwwwwwww」

麦野「なんなのあんたt」

言うのが早いか、麦野は男の一人に叩き伏せられた。

麦野「い痛・・・・こ・・・のっ」

麦野は抵抗するが、さすがにいまの状態では力が入らない。

悪1「ま~ずは♪」

ビリビリ、

麦野の胸が無残にもあらわになる。

もう声すら出ない

悪2「うひょー!!もうがまんできねえや!!」

(たすけて・・・だれ、か)

バキ

悪3「ぐああ」
906 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/07/11(日) 23:06:16.78 ID:zLkclNw0
悪1「だれだてめえ!!」

土御「・・・・・・・・」

麦野「あんた・・・なんで?」

悪2「てめえ!!」

悪2は土御門に殴りかかるが腕を掴まれ伏せられた。

悪2「いてて!!」

皆「やべえ!!あいつやべえ!!ずらかんぞ!!!!」

と、みんなが、思い思いのこといいながら、にげていった。。

土御「その下卑た腕で二度とさわんじゃねえぞ!!」

麦野「・・・・・・・・・」

土御門は先ほどとは打って変わり、麦野に優しく微笑むと

土御「俺の家に来い、着替えくらいだすぜい?」

麦野「・・・・・・・・・・」

とりあえずここは、従う事にした
911 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/07/12(月) 11:11:39.09 ID:Y33WGXE0
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
土御門宅、浴場

麦野は今、土御門の家で約一カ月ぶりの、湯浴みをした。

麦野「私・・・・・臭い・・・・」

改めて、気付かされる、一か月間の「ホームレス生活」の厳しさ。

土御「着替え、俺のだけどおいとくからな。」

麦野「・・・・・・・・・うん。」

キュッ

蛇口を閉め、風呂を出た。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

土御「どうだ?すっきりしたか?」

麦野「・・・・・・・・」コク

麦野は小さくうなずく。

土御「オマエの服、洗っといたからな、今日は泊まってけ」

土御「そこのベットも使ってくれ、俺はソファで寝r」

麦野はか細い声で、土御門の声をさえぎった。

麦野「なんで?」

土御「ん?」

麦野「なんで、あんたは私に優しくしてくれるの?・・・・」

土御「なーんかほっとけないからにゃー」

土御門がおちゃらけながら言う。

麦野「・・・・・・私には、優しくされる理由なんてないのよ・・・・?」
912 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/07/12(月) 11:29:29.63 ID:Y33WGXE0
土御「そーんなこt」

麦野「ある、わよ」

さっきより、いくらか大きい声でさえぎった。

麦野「私は、どんな理由であれ、殺したの・・・仲間を」

土御「そんな事を気にするヤツじゃなかったと聞いたんだが?」

麦野「前は、ね・・・」

土御「・・・・・前は?」

麦野「・・・・・・・二か月前、私の誕生日だったの」

麦野「生まれてこのかた、誕生日を祝ってもらった事なんてなかった・・・」

麦野「どうせ、また一人で居るんだから、いいかって・・・思ってたの」

土御「・・・・・・・・」

麦野「その日、アジトに帰ったら、・・・・皆で、祝ってくれたの・・・・」

麦野「絹旗が企画してくれて・・・・・後は皆で・・・用意してくれたんだって」

土御「・・・・・・・・・・・・麦野」

麦野「その時、絹旗なんて言ったと思う・・・?」

ぽろぽろと麦野の眼から、大粒の雫が零れる。

麦野「”何があっても、麦野は仲間ですから”って・・・・っ・・」」

土御「っ・・・・・・もういい・・・」

ギュっと土御門が麦野を抱きしめた。

麦野「う、うう・・・うえ・・・」

土御「・・・オマエがどうしても背負いきれないなら、俺が半分持ってやる。」

麦野「・・・・・・」

土御「それに、そいつらが今のオマエのその姿を見て喜ぶのか?」

麦野「・・・・・!」

土御「俺は、喜ばないと、おもうぜい?」

ニコっと土御門は優しく麦野に笑いかけた。
913 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/07/12(月) 11:40:49.27 ID:Y33WGXE0
麦野「・・・・!・・・・あんた・・・・」

土御「土御門、だ」

麦野「土、御門・・・」

麦野「・・・・・・・・・・・・・・・・」

麦野「・・・・・・ねえ、なんで、優しくしてくれるの?」

土御「・・・・・・・」

麦野「そんなに、甘くしないでよ、」

麦野「勘違い、しちゃうじゃないっ・・・・」

土御「勘違い、じゃ、ないぜ?」

予想外の、いや、うすうす気づいていた。

同情ぐらいで、あんなに優しくしてくれるわけない。

麦野は目を丸くする。

土御「俺は結構、裏と表を行き来している。」

土御「結構、いろんな人間を見てきたつもりだ。・・・・・・・

オマエだって、最初の印象は「アイテムのレベル5」だ

でも

その中で、いつしか、

「アイテムのレベル5」ではなく

「麦野沈利」に心をひかれる自分がいた」

麦野「・・・・・・・」
914 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/07/12(月) 11:51:00.54 ID:Y33WGXE0
麦野「違うわ、私は」

土御「なぜかって言うとな」

麦野の言葉をさえぎりながら、続ける。

土御「仲間のために、一か月も自分に罰を与えられるなんて、人間の鏡じゃないか。」

麦野から再度、大粒の涙が零れる。

麦野「・・・・ひっく・・・ふえ」

この涙は悲しくて、流れているのではない。

土御「なぁ・・・・麦野」

嬉しいのだ、自分を見てくれている人がいてくれている事が、

麦野「・・・・うう・・」

それ以上に支えてくれる人がいてくれた事が。

土御「おまえがどうしても一人じゃ駄目だって言うなら、俺が支える。」

麦野「・・ひっく・・・・・うええ・・」

土御「だから・・・・

   もう一度、頑張ってみないか?」

麦野「ひっく・・・うう・・・はいぃ・・・」

麦野は、心に決めた。もう一度

取り戻す事を、

あの場所を_______________
915 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/07/12(月) 12:19:56.88 ID:Y33WGXE0
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
半年後

麦野はレベル5に戻った

理由

突然演算できるようになった、それだけ


しかも

土御「おう、沈利、実験はおわったか?」

麦野「あ、元春、うん、今」

土御「なんか食ってくか?」

麦野「節約しなきゃ・・・・」

土御「ああ・・そうだったな」

麦野は今奨学金のほぼすべてを、絹旗の治療に回している。

実質使えるのは、一般人の少し下ぐらいだ。

土御門「じゃあまたこんど、」

麦野「うん」
916 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/07/12(月) 12:27:57.27 ID:Y33WGXE0
土御門「やっぱり大変だな、”第2位”様は」

麦野「嫌味ったらしいわね」

そう、原子崩しは、第2位を超えるほどに進化して、戻ってきたのだ。

麦野「じゃーね」

土御「ああ」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
マンション

ピピピ

麦野の携帯が鳴った。

麦野「はァい?」

医者「ぼくだね」

麦野「あ!お世話になってます。」

医者「見てもらいたいものがあるから、来てくれないかね」プツ

麦野「あっ、ちょ・・・・・・もう」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
病院

麦野「なんですか?」

医者「きたね、こっちだ」
917 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/07/12(月) 12:32:24.54 ID:Y33WGXE0
麦野「はい?」

麦野は導かれるまま、進む

医者「きたよ!」

医者は”誰か”に話しかける、

”誰か”はこちらに走ってくる。

麦野はそれを見て、目が飛び出そうになる。

”誰か”は麦野にこう言った。







絹旗「麦野!!、迎えに来るのが遅いですよ!!」
918 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/07/12(月) 12:43:10.28 ID:Y33WGXE0
麦野「・・・!・・・」

麦野はふらふらと絹旗に向かう

麦野はそのまま、絹旗を抱きしめる

麦野「本物、だ」

麦野の眼から、涙が一滴零れ落ちた。

絹旗「・・・・・麦、野・・・」

医者「別に、脳細胞自体に傷がある訳じゃないからね、戻すのは、器具さえあれば

   たやすいのさ、少々値が張るので、手に入らなかったが、ね」

麦野「ありがとうございます!!」

医者「あと、記憶はすべて戻ってるからね、もちろん・・・」

絹旗「ええ、フレンダの事も、覚えてますよ・・・・」

麦野「!!・・・・・・・」

絹旗は顔を上げて言う。

絹旗「でも、フレンダなら「死んだ人の事なら気にすんな!」とか言ってそうですし、

   大丈夫ですよ!」

その眼には涙がたまっていた。

麦野「そっか・・・・」

ギュウ、と二人は小一時間抱き合った。
919 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/07/12(月) 12:55:17.82 ID:Y33WGXE0
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病院外

絹旗「ねえ、麦野?」

麦野「ん?」

絹旗「私たち、ずっと仲間ですからね?」

麦野「・・・・うん、わかってるわよ」

麦野「ねえ、絹旗、」

絹旗「はい?」

麦野「今度、浜面とか、皆呼んで、パーティしようか?」

絹旗「いいですね!!」

麦野「うん」

麦野「後私、彼氏できたの!」

絹旗「へえ、どんな趣味の悪い人か、見てみたいですね」

麦野「この~!!」

絹旗「冗談ですよ!!きゃははは、ちょ、くすぐらないで」

麦野「やーよ!!」

絹旗「きゃははは」



ああ___帰ってきた___この場所に________

一人じゃ何もできなかった、でも、支えてくれる人がいた。

確かに、一人足りないけど、

フレンダの分も生きなきゃ、そうじゃなきゃ、恰好がつかないもん

私はもう一人じゃない、支えてくれる人がいる。

最後に___支えてくれた皆に___________

ありがとう。


FIN

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